最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
<白>
Adamant Will 不屈の意志 (1)(W) C インスタント 対象のクリーチャーは、ターン終了時まで+2/+2の修正を受けるとともに破壊不能を得る。 まずこのカード名を見て、「あ、FFとかで出てきたアダマンタイトってこの単語だったんだ……」って初めて知った。ちなみにこれ以外のMagicのカードでこの単語が登場したのは「Daghatar the Adamant/不屈のダガタール」のみである。さておき、このブロックの基本となる白トリック。イクサランでは+2するのに1マナで済んだが今回は2マナ。そのぶん破壊不能という特大のボーナスがつき、いざとなったら除去に対するカウンターとしても使っていけるようになった。これだけ効果が大きければより一層投入することにためらいがなくなるので、今後のリミテッドでは確実に吹き荒れる呪文になるのは間違いない。相手が平地を立てていたらまずこれの存在を疑うことから始めよう。まぁ、大体は疑ったところでどうしようもないんだけども。
Aven Sentry エイヴンの歩哨 (3)(W) C クリーチャー・鳥、兵士 3/2 飛行 「突撃するグリフィン」の種族変更版。別にドミナリアにグリフィンがいても何もおかしくないのだが、今回は少しでも「歴史的な」匂いを感じさせるカードが必要なので、単なるその辺のグリフィンではなく、一応どこぞの国(べナリア)の兵士ということにした方が色々と描けるものがあるということだろう。何はともあれ、リミテッドではお世話になるカードだ。今回の部族シナジーが兵士じゃなくて騎士なのは生まれた時代を呪うしかない。
Baird, Steward of Argive アルガイヴ国家執事、ベイルド (2)(W)(W) U 伝説のクリーチャー・人間、兵士 2/4 警戒 あなたやあなたのコントロールするPWを攻撃するクリーチャー1体につき、そのコントローラーが(1)を支払わない限り、それらは攻撃できない。 カードナンバーのトップを飾るレジェンドは、新時代の「風生まれの詩神」。カード名に出てくる「アルガイヴ」という国名には覚えがなかったのだが、英語を見て「あ、これってアーギヴィーアか」ということに気づいた。現在スタンダードでも活躍中の「復元」の大先輩にあたる「アーギヴィーアの修復術」に用いられている「Argivian」という単語は、「Argive」という地名の所有格、つまり「アルガイヴの」という意味の単語であり、おそらく過去のカード名を「アルガイヴィアン」と発音するのが正しかったということなんだろう。ただ、Wikiを調べると「Argive/アルガイヴ」はアイスエイジ以降、新たに「Argivia/アーギヴィア」と名前を変えているという事情もあるので、結局何が正しいのかはよくわからん。さておき、戦闘抑止のために要求するコストが「亡霊の牢獄」などの2マナから1マナへと緩和されいくらか優しさも芽生えたが、クリーチャーを並べるデッキにとって死活問題であることは変わらないので、やっぱり鬼畜能力である。「詩神」よりもタフネスが上がっているのでクリーチャーとして存命しやすくなり、ただひたすら脳筋なデッキ相手ならば強力な牽制になるだろう。レジェンドだから複数枚並ばないのが救いか。
Benalish Honor Guard べナリアの儀仗兵 (1)(W) クリーチャー・人間、騎士 2/2 〜はあなたのコントロールする伝説のクリーチャー1体につき+1/+0の修正を受ける。 脇にレジェンドがいるだけで気が大きくなっちゃう系の取り巻き。熊ステータスなので最低限の役目を果たしつつ、この世界ならそこそこの頻度で3/2、あわよくば4/2くらいを狙っちゃおうという出世欲の塊だ。4/2まで成長することが期待できれば確かに強烈ではあるが、どうせタフネスは上がらないから大体同じマナ域のカードと相打ちすることになる。サイズアップの旨味が活かせるのは実はブロッカーになった時じゃないか、という気もする。「不同の力線」を張っておくと超格好良くなるが、この2枚が並ぶチャンスは今後の地球上に存在するだろうか。
Benalish Marshal べナリアの軍司令 (W)(W)(W) R クリーチャー・人間、騎士 3/3 あなたがコントロールしている他のクリーチャーは+1/+1の修正を受ける。 各色のレアに与えられたトリプルシンボルサイクルの白。このサイクルは全て3マナで、トリプルシンボルを出したくなるくらいのミラクルをしっかり実現しているのという部分だけが共通要素。つまり、とにかく強い。そんな強いけど出しにくいカードの白は、何とその身に「栄光の頌歌」をぶち込んだ骨太騎士。コストは据え置きの3マナでそこに3/3の充分サイズがおまけってんだから、全体増強もお安くなったもんである。まぁ、直近のセットにも「マーフォークの霧縛り」みたいな連中がいるんだから、これくらいは余裕なのかも。「栄光の唱歌」と違ってありとあらゆるデッキで対処可能なクリーチャーなわけだしね。ちなみにこのサイクルはレジェンドでもなんでもないので複数展開が可能。こいつが4枚並ぶだけで全員6/6。
Blessed Light 祝福の光 (4)(W) C インスタント 対象のクリーチャーかエンチャントを追放する。 「天使の布告」がインスタントになった純正アップグレード。こうしてリミテッド向けのコモン除去が完全な状態で上位互換を作るのは最近だと割と珍しい気がする。元々の呪文でも充分使用に耐えうるものだったのだから、リミテッドならばエース級の1枚。5マナとは言え、白の完全除去がこんな形で提供されるのを見ると「ホント白って節操ないよな」という怒りがふつふつと。ちなみに、この光がどのようにして降り注いでいるかというと、なんとべナリアの教会のガラスを通しただけの太陽光らしい。全自動魔物除去マシンとなったガラス、強い。 PR
<無色・その他>
Awakened Amalgamation 覚醒した融合体 (4) R アーティファクトクリーチャー・ゴーレム */* 〜のパワーとタフネスは、それぞれあなたのコントロールする異なる名前の土地の種類に等しい。 まるでゼンディカーから駆り出されたような、なんとも珍妙なゴーレムである。違う名前の土地を参照するということは、基本土地だけなら最大5/5。まるで「版図」能力だが、もちろん5色デッキで使え、なんてカードではないので、勝負はノンベーシックランドにかかっている。試しに調べてみると、某所に上がっているスターンダードデッキを見た時に、ティムールエネルギーなら入っている土地は7〜8種類、4色エネルギーでも9〜10種類、ラムナプレッドなら4種類だ。当然多色デッキの方が夢は広がるが、ノンベーシックランドは最大でも4枚までしか入っていないわけで、引けたとしても1つの試合で巡り会う土地はせいぜい4〜5種類といったところか。そこまで大した戦力ではない。むしろフェッチをフル活用できる下の環境の方がサイズは期待できるのだが、下の環境で4マナのバニラが欲しいかと言われると……。当然リミテでは2/2とか3/3が関の山(今回収録されているコモン土地はよりにもよって「進化する未開地」である)。一体どの環境で活躍して欲しいのかがよくわからないカードである。
Azor’s Gateway アゾールの門口 (2) M 伝説のアーティファクト (1)(T):カードを1枚引き、その後手札からカードを1枚追放する。〜によって、点数で見たマナコストが異なる5枚以上のカードが追放されているなら、あなたは5点のライフを得て、〜をアンタップして返信させる。 ↓ Sanctum of the Sun 太陽の聖域 伝説の土地 (T):あなたのマナプールに、好きな色のマナをX点加える。Xはあなたのライフの総量である。 アゾールさんが解放した、訳のわからない規模のマナチャンバー。さすがに見たことねぇよ。なんだ、ライフと同じだけのマナって。そんなんやられても逆に困るわ。マナバーンで死ぬわ(死にません)。さておき、これだけ莫大なマナを手に入れられるってんだから探索にも力が入るというものだが、残念ながらこの地へ至るまでの試練は並大抵のものではない。何しろ普通にやろうとしたら通常5ターンがかかる。そうして5ターンかけて、たまたまマナコストの違うカードが5枚追放されていれば、その時点でようやく入店可能。アゾールさん、一体どんな性癖をこじらせたらこんな面倒な入場規制を思いつくんだろうか。仮に達成したとして、じっくり育てた5ターンの間に相手はどれだけ充実した盤面を作っているか。やれることと言ったら大量のマナからX火力でワンチャン狙うくらいしか……いや、でもその時点でもうライフが残ってない気もする……。まぁ、なんだ、統率者戦とかで超絶ファンデッキを作ればいいと思う。
Captain’s Hook 船長の鉤 (3) R アーティファクト・装備品 装備したクリーチャーは+2/+0の修正を受けるとともに威迫を持ち、本来のクリーチャー・タイプに加えて海賊でもある。 〜がパーマネントから外されたとき、そのパーマネントを破壊する。 装備(1) 海賊がフックをつける文化って、どこ発祥なんでしょうかね? メジャーにしたのはもちろん「ピーターパン」におけるフック船長だと思うのだが、彼が始まりでいいのかな? まぁ、危険な海上での荒事を商売にしてる連中なので、片手を失うなんてことも割とありそうな話ではあるが。とにかく、「海賊といえばやっぱりフック」というのでフレーバー優先の装備品として登場。かつて忍者が登場した時に「手裏剣(BOK)」もありましたしね。このカードを見ていると「海賊だからフックをしている」のか、「フックをしたら海賊になる」のかがわからなくなってくるのが難点だが、とにかくフックがあれば、「あぁ、あいつは海賊なんだな」って誰でも分かってくれるのだ。普通に考えればどっちかというと日常生活での利便性を考えたツールだと思うのだが、バッチリ戦闘性能がアップして+2と威迫という攻撃的なボーナスがもらえる。これがわずか1マナで装備できるのだから大したもんだが、残念ながら「生体融合外骨格(SOM)」などと同じように一度外れると宿主が死んでしまうというとんでもない代償も。ファイレクシア製のインプラント技術と同じレベルで同化するって、どんだけやばいフックなんだ。アタッチメント式にしとけよ。これでもう1マナ設置コストが軽ければ結構ヤバ目の装備品になったのかもしれないが、3マナだと割と現実的なレベルで収まってるかな。いや、リミテッドで出されるとやっぱりシャレにならんのだが。
Gleaming Barrier 煌めく障壁 (2) C アーティファクトクリーチャー・壁 0/4 防衛 〜が死亡した時、【宝物トークン】を1つ生成する。 そこそこの歴史がある「0/4のアーティファクト壁」族の新作。一番シンプルだったのは「鋼の壁(MRD)」で大した印象もないのだが、ここ最近はアーテュファクトカウントを増やしながら序盤をがっちり守ってくれた「領事府の空船口(KLD)」、その1枚で勝負を決めてくれた「忘れられた王族の壁(HOU)」など、リミテッドでのヒット作が多い。今回はゲームを決めるような才能は持ち合わせていないが、やはりタフネス4の壁は充分に高く、最終的に破壊されてもその下から掘り出されたお宝が次なる展開をサポートしてくれる。破壊されるとしたら相手ターン中が多いわけで、明けた次のターンで1手多く動けるというタイミングはありがたいものだ。とにかくパーマネントの数を稼ぎたいという承認狙いのデッキならば、確定したパーマネントカウントとゲームメイクのための壁役として重宝するのではなかろうか。
Golden Guardian 黄金の守護者 (4) R アーティファクトクリーチャー・ゴーレム 4/4 防衛 (2):〜は対象の、あなたのコントロールする他のクリーチャーと格闘する。〜がこのターンに死亡したなら、それをあなたのコントロール下で変身した状態で戦場に戻す。 ↓ Gold-Forge Garrison 黄金炉の駐屯所 土地 (T):あなたのマナプールに好きな色のマナを1つ加える。 (4)(T):4/4で無色の、ゴーレム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。 なんと、味方と格闘するという新コンセプトのクリーチャー。クリーチャーっていうか、なんらかのクエストを無理やりカード化したもの。4/4のこいつを調伏するためにはそれなりに手間暇が必要だろう。普通に考えたらパワー4以上のクリーチャーが1体必要なわけで、4マナでこいつを出し、それなりのクリーチャーを1体差し出し、さらに裏返ったら4マナかけてようやくトークンジェネレーターとして動き始める。そりゃぁ裏面の能力はハイパーであるが、思った以上に手間暇のかかるカードである。そこでオススメなのが協力プレイだ。つまり、こいつを倒すのに対戦相手にも協力してもらうのだ。変身条件は、「格闘の後、このターンに死んだら」なので全てのダメージをこちらで与えてやる必要はない。例えば相手のパワー2くらいのクリーチャーをブロックしたあとなら、こちらはパワー2のクリーチャーと格闘して条件をクリアできる。他にも火力との組み合わせとか、とにかく何とかして門番を倒す結果に結びつけばいい。まぁ、やっぱり大変なんだけどね……。ちなみにアモンケット産の神様軍団を使うと割とあっさり達成できるっていう裏技があるらしい。ついでにこいつが立ってるだけでもロナスさんが元気になるので、なんかもう、ロナス専属のボディガードとして雇っておくのもあり(オケチラさんだと優しいので殴り倒してくれない)。
The Immortal Sun 不滅の太陽 (6) M 伝説のアーティファクト プレイヤーは、プレインズウォーカーの忠誠能力を起動できない。 あなたのドロー・ステップの開始時に、追加でカードを1枚引く。 あなたの唱える呪文のコストは(1)少なくなる。 あなたのコントロールするクリーチャーは+1/+1の修正を受ける。 なんかもう、いろいろ大変。そう、こんなとんでもないものがオラーズカの奥地に眠っていたために、イクサランを訪れたプレインズウォーカー達は他の次元へとプレインズウォークすることができなかったわけですね。そしてボーラス様が欲しがっているブツもおそらくこれだろう。いかにもそれっぽいヤバさがあるしな。かつてはメルカディア次元に「パワー・マトリックス(MMQ)」というキーアイテムが眠っていたりもしたが、もうそんなレベルの話じゃないのである。毎ターン追加ドローは「風見の本殿(CHK)」相当なので大体5マナ。呪文が全部軽くなるなんてカードは聞いたこともないが、各種メダリオンよりも強いのだから最低3マナ。そしてクリーチャー全部に修正を与える効果は「栄光の頌歌」で3マナ。これらが無色になり、1枚のカードに凝縮されてお値段据え置き6マナぽっきり。さすがにこれは大サービスがすぎる。「エルドラージの碑(ZEN)」を初めて見たときと同じヤバ味を感じる。幸いにして伝説のカードなので重ね置きは出来ないのだが……いや、1枚で充分やろ……。どんなデッキが使いこなせるかなぁ。
Orazca Relic オラーズカの秘宝 (3) C アーティファクト 昇殿 (T):あなたのマナプールに(C)を加える。 【承認条件】(T)、〜を生贄に捧げる:あなたは3点のライフを得てカードを1枚引く。 どう見ても単なる恐竜の頭蓋骨なんだが、なんらかの金属製のようにも見えるし、案外オーパーツ的なやつなのかも。まぁ、この次元における技術力がどんなものなのかは知らんけども。出しただけだと単なるマナソースなので「秘技司祭の杯」にすら劣るカード。しかし今回は昇殿という明確な目的もあるので、単なるマナソースだろうがなんだろうが、パーマネントが増えるのはもしかしたら意味があるかもしれない。3マナから5マナへのステップアップを果たし、そこからさらに展開力を上げていけばいつかは昇殿に到達。そうなればもうこのカードは用済みになるので、めでたく次のリソースへと転身しつつちょっとだけライフも置いていってくれる。こうしてみると、なるほど昇殿狙いのデッキが欲しいものは的確にフォローしてくれているカードだ。となると、しっかりゴールにたどり着けるかどうかで評価も変わってくるわけだが……。どうなんでしょうね、こればっかりは本当にトライしてみないとわからないからなぁ。
Silent Gravestone 沈黙の墓石 (1) R アーティファクト 墓地にあるカードは、呪文や能力の対象にならない。 (4)(T):〜と全ての墓地にあるカードを追放する。カードを1枚引く。 毎回ちょこちょこ手を替え品を替え作り続けられる、墓地関連の対策カード。最近だと「没収の曲杖」が登場したし、アーティファクトではないが「穢れを灰に」も似たような墓地牽制カードの新作として作られている。まぁ、ぶっちゃけこれらは大して使われている気配はなく、下の環境でもこれまで活躍し続けているベテラン勢だけで足りているようなのだが、さて、今回はどうだろう。こちらのカードが担当するのは、墓地のカードを対象に取らせないという墓地ガード。先輩カードで言えば「地の封印(ODY)」と同じ効果だが、補填契約であるドローのタイミングが異なっており、このカードなら窮余の一策として墓地掃除の任もこなせるオールマイティさが売りである。まぁ、すごく簡単に翻訳すると「スカラベいい加減にしろ」と書いてある。他にもちょこちょこリアニ系のカードの邪魔はする。良くも悪くもイクサラン環境ではほとんど影響力もないカードだが、今後のMagicの歴史の中で末長く愛されるカードになるのか、すぐさま忘れられてクズレアの烙印を押されるのか。それはだれにもわからない。なお、今回神話で収録されてるフェニックスから「何してくれてんねん」というお叱りのお便りが(わざわざサイドインしねーよ)。
「Strider Harness/闊歩する装具(OGW)」 C 「ゲートウォッチの誓い」に続いて2度目の再録を成し遂げた、元々はミラディン産の装備品。装備品の中でも速攻を付与するカードというのは独特の立ち位置にあり、次々と装着者を変えることで自軍のすべてのクリーチャーがあたかも速攻持ちであるかのように働く。一度設置してしまえばダメージ効率が大きく向上する1枚。過去に収録されていた2つのセットではどちらもそこそこの活躍を見せたので、今回だってそれなりにニーズはあるだろう。「海賊のカットラス」と「もぎ取り刃」という2枚の装備品の数が減る今後の環境では、一番注意すべきはこのカードということになるな。それにしても、恐竜用のパワーアーム(レッグ?)なんて誰がどんな技術で作ったものなのだろうか。オラーズカの中に眠ってた秘宝なのかしら。
「Traveler’s Amulet/旅行者の護符(HOU)」 C こちらは「破滅の刻」にも収録されていたので別に懐かしくないな。アモンケット環境でも特にシナジーらしい働きは見せなかったが、今回イクサランでもあまりシナジーらしい特別な仕事はない。とりあえずコモンにこれと「進化する未開地」という馴染みのある環境なので、多色へ広げたい時のピックの順目は大体把握できるんじゃなかろうか。
Arch of Orazca オラーズカの拱門 R 土地 昇殿 (T):あなたのマナプールに(C)を加える。 【承認条件】(5)(T):カードを1枚引く。 Magicやってると英語の勉強になるだけじゃなく、知らない日本語もどんどん学べますよね。「拱門」なんて日本語は初めて見たし、そもそも「拱」なんて漢字も初見かもしれない。意味としては「アーチ状になった門」だそうです。うーむ、使うチャンスがない言葉だ……。さておき、そんな難しい土地だけど効果は簡単。とにかく昇殿させて、あとはガンガンカードを引いてください、ということである。昇殿を達成させるためには土地を並べるのが一番確実なんだから、その土地に昇殿がついてればより確実……かどうかは知らんけど。とりあえずアンタップインでマナも普通に出るので、色バランスを考えなくていいデッキ(単色デッキ)ならデッキに入れて置くとたまにカードが引けるかもしれない。まぁ、単色デッキって速いことが多いからチャンスはなさそうだけども。むしろ乱戦が多くなって自然にマナが伸びやすいリミテッドの方が活躍のチャンスはあるカードなのかも。
いつもの。
「Forsaken Sanctuary/放棄された聖域(SOI)」 U 「Foul Orchard/汚れた果樹園(SOI)」 「Highland Lake/高地の湖(SOI)」 「Stone Quarry/採石場(SOI)」 「Woodland Stream/森林地の小川(SOI)」 「イニストラードを覆う影」で初登場した、最もプレーンな形の対抗色タップインランド。今回のセットではアンコモンの枠でこれが収録されているので、相対的に対抗色のデッキの方が組みやすくなっている。まぁ、4つある種族のうち2つが完全対抗色なのだからこの措置は当然と言えるだろう。おかげで同じ恐竜デッキの中でもボロスがやや有利になり、海賊の中でもイゼットが有利に。赤をやる場合はこのあたりの土地の流れも見つつ立ち回れば、ある程度事故が軽減できるかもしれない。また、白黒や青緑の土地は存在を記憶しておけば、卓にマーフォークや吸血鬼がどれくらいいるかを図る指針にもなる。些細な1枚ではあるが、登場する枚数がそこそこ多いので、リミテッドに与える影響は馬鹿にできないのである。
以下、PWデッキ用。
Vrasuka, Scheming Gorgon ゴルゴンの陰謀家、ヴラスカ (4)(B)(B) M 伝説のプレインズウォーカー・ヴラスカ <+2>: あなたのコントロールするクリーチャーは、ターン終了時までブレスの修正を受ける。 <-3>: 対象のクリーチャーを破壊する。 <-10>: ターン終了時まで、あなたのコントロールするクリーチャーは接死を得るとともに「このクリーチャーが対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーはゲームに敗北する」を持つ。 【5】 史上初の黒単色ヴラスカである。奥義が初代ブラスカのダイナミックな焼き直しだが、やっぱり彼女はラヴニカでもイクサランでもこれだけ部下を操ってるんだから人望があるってことなんでしょうかね?
Vampire Champion 吸血鬼の勇者 (3)(B) C クリーチャー・吸血鬼、兵士 3/3 接死 堅実で悪くない。なんでヴラスカが吸血鬼を率いているのだろう。
Vraska’s Conquistador ヴラスカの征服者 (1)(B) U クリーチャー・吸血鬼、兵士 2/1 〜が攻撃かブロックするたび、あなたがブラスか・プレインズウォーカーをコントロールしているなら、対象の対戦相手は2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。 吸血鬼がヴラスカに従っている理由の解答がこちらのフレーバーに。しかし6マナのPWを前提に2マナクリーチャー作られてもなぁ。
Vraska’s Scorn ヴラスカの嘲笑 (2)(B)(B) R ソーサリー 対象の対戦相手は4点のライフを失う。あなたは自分のライブラリや墓地から「ゴルゴンの陰謀家、ヴラスカ」という名前のカード1枚を探し、それを公開して手札に加えても良い。その後、あなたのライブラリを切り直す。 もうちょっと、こう……。
Angrath, Minotaur Pirate ミノタウルスの海賊、アングラス (4)(B)(R) M 伝説のプレインズウォーカー・アングラス <+2>: 〜は対象の対戦相手と、そのプレイヤーがコントロールする各クリーチャーに1点のダメージを与える。 <-3>: 対象の、あなたの墓地にある海賊・カードを戦場に戻す。 <-11>: 対象の対戦相手のコントロールするすべてのクリーチャーを破壊する。〜は、そのプレイヤーにこれらのクリーチャーのパワーの総数に等しい値のダメージを与える。 【5】 奥義がド派手なのはちょっとワクワクするかも。
Angrath’s Ambusher アングラスの伏兵 (2)(B) U クリーチャー・オーク、海賊 2/3 〜はあなたがアングラス・プレインズウォーカーをコントロールしている限り+2/+0の修正を受ける。 6マナのPWを前提に(略)
Swab Goblin 船方ゴブリン (1)(R) C クリーチャー・ゴブリン、海賊 2/2 あれ? ひょっとして熊ステータスのゴブリンって初?!
Angrath’s Fury アングラスの憤怒 (3)(B)(R) R ソーサリー 対象のクリーチャーを破壊する。〜は対象のプレイヤーに3点のダメージを与える。あなたは自分のライブラリや墓地から「ミノタウルスの海賊、アングラス」という名前のカード1枚を探し、それを公開して手札に加えても良い。その後、あなたのライブラリを切り直す。 これくらいなら、まぁ。一応5マナ→6マナっていう接続がスムーズ。
○「アトム ザ ビギニング」 5 鼻をつまみ合う野郎2人って、絶対気持ち悪いよな……まぁ、実は天馬博士もけっこう鼻には特徴あるから、ひょっとしたら若いころにつまみ過ぎたせいでお互いにああなった可能性はあるな。 原作未読。連載が始まった頃にちょっと話題になったのは見たけど、掲載誌に興味無かったし、そもそもこういうスピンオフ(?)な懐古作品って外すことも多いし、別に読もうとは思わなかった。しかしまぁ、こうしてアニメ化までこぎ着けたのだから、それなりに話題性のある作品になったってことなんでしょうかね。 とりあえず「A106」が将来的に「ア・ト・ム」になることだけは分かったが、そもそもアトムって確か天馬博士が息子を失ったショックからその代替物を生み出そうとして出来たものなんだよね。この作品はそのゴールに向かうものなのか、それとも全然違うアトムになるのかはよく分からない。他にも「大災害」っていう設定も元のアトムで聞いたことないな。実家にアトムの愛蔵版があってそれなりに読んでいたはずなのだが、記憶はおぼろなのでどこまでが原作準拠で、どこからがオリジナルなのかはちょっと分からない。まぁ、現代風にリビルドすることは悪いことではないんだけど。単に手塚作品の知名度におんぶにだっこするだけの作品っていうなら嫌だな、という。でもまぁ、「ヤング・ブラックジャック」は面白かったしな。今作はどこまで手塚作品の世界に肉薄出来るものか、見ものですよ。 個人的に一番笑ったのは天馬博士のキャラクターだ。こんな奴だったのかよ。原作では多分こんな要素は無かったと思うのだが……天馬博士とカラ松が紙一重ってのは笑うわ。お茶の水博士はまぁ、こんな感じかな。何かいまいち印象が固まらないな、と思ったら、多分私の中でお茶の水博士がDr.ライトとイメージ被っちゃったんだ。そうなると天馬博士はワイリーと……被らないけど、だいぶ昔の記憶だから色々と曖昧になっちゃってるな。1話目では原作知ってたらニヤッと出来る要素とかは隠れてたんでしょうかね。「ヤングブラックジャック」のキリコネタみたいなのが出てくるとちょっと嬉しいかも。 普通に考えたら、「アトムの前日譚」なんてものを後付けで作れるわけがないのだから、そんな無茶をどこまで許容出来るレベルで仕上げてくるかは正直楽しみなところ。如何せん原作もまだ大した巻数を重ねているわけでもないし、アニメだけでは完結しない作品だろうが、上手いこと面白い作品になってくれたらそこから原作も追いかけてみようとは思う。1話目時点で天馬博士がぶっ飛んでたおかげで、「原作とイメージ違う」みたいな些細な文句は今後どうでも良くなるだろうし、いっそのこと弾ける方向で現代版のロボット活劇を見せてくれればそれでいいや。まぁ、どう考えても今回見えた技術水準の世界からアトムは生まれないと思うんだけども……やっぱこの頭身のキャラでアトムやるのは無理があるよなぁ。どこまで無理を通せるかなぁ。 というわけで個人的には「中村頑張れ」というのが最大の結論です。「お茶の水博士の妹」という謎ポジションの幼女もちょっと注目。 ○「トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド」 4 こっちはしばらく観てみようかな……。自分でも規準が分からへん。 いや、別に面白くはないんだ。むしろ、個人的には好きじゃない部類の作品で、作画も大して力が入ってないし、メインプロットも面白いとは思えないけども……まぁ、こっちはちゃんとストーリーものとして完結してるからな。正直言うと「ジャイロゼッター」くらいのレベルならまぁいいかな、っていう気分。 こうしてみると、子供向けのアニメってのは深夜アニメと違って、とにかく「何が起こっているのか」を伝えることに比重を置いていることがよく分かる。いや、当たり前の話なんだけどね。子供相手に抽象度を上げて演出で見せようとしたって訳が分からなくて投げ捨てられるだけだし。今作も「スーパーカーの登場でなんか悪い奴がやっつけられたり、危機に陥った人を救出できる」っていうコンセプトが1話目で余すことなく伝わってくる。お子さんに観てもらうためにはそれで充分なのだ。ただ、私のように無駄に歳を食った人間は単にそれだけではなく、「アニメならではのプラス」を求めてしまうせいで、こういう作品はどうしたって退屈に見えてしまう。いや、別にプリキュアだって戦隊だってその規準で言えば「つまらない」ジャンルになる可能性はあるんだけども……画面の作り方が違うんだよな。そこはやっぱり東映なりの戦略性ってもんじゃないかね。 でもまぁ、そうしてストレートに作ってるからこその味ってのも、ひょっとしたらあるかもしれない。今作のキャラクターデザインは何か微妙なんだけど、ひょっとしたらこれも慣れてくれば面白い味になるかもしれないし。あとまぁ、小清水ボイスの先生の声が毎週聴けるし……うん、そうだな、そこがメインのモチベーションだな。あ、ほら、藤原夏海が順調に少年役の主人公ポジションを固めているのも温かく見守るよ。 ○「100%パスカル先生&プリプリちぃちゃん!!」 ー あぁ、これはコロコロだ……ヘボットみたいなのが出てきたらどうしようと思ってたけど、流石にヘボットが2つも現れるほど危険な国ではないようだな。 ただ、残念ながら私も少しずつアニメのチェック本数は減らす方向に努力しているので、コレは……いいかな……。まぁ、元々あんまり朝アニメってチェックしない方なんだけどさ。「カミワザワンダ」はそれなりにペイした作品だったけど、この15分枠をわざわざ録画するのは面倒だし、週末はただでさえ本数が多いから、録画したとしても多分ろくにチェックしないと思うわ。それならすっぱり切った方がいいよね。 ……アニメの中身にさっぱり触れてないけど、だって何に触れていいか分からないんだもん……。そうそう、朝アニメって何故かキャストが独特だよね。ベイブレードとかデュエルマスターズとか、そういう番組ではお馴染み、みたいなキャストが割といるみたいで、今作に居並ぶキャスト陣も割と見慣れない名前が多い(「プリプリちぃちゃん」の方はそうでもないが)。変な生物を演じるそんせん先生は気にならないわけではないのだが……「えとたま」で代用しよう。これ、日5枠が無くなってこっちに移動してきたっていう設定らしいんだけど、誰か得する人間いるのかなぁ。正しいお客さんであるお子様はコロコロアニメの枠が増えて嬉しいのかもしれんね。MBS制作のアニメってことで応援したい気もするのだが……すまんな。 第2章も舞台挨拶があったのでさっさと行くズラ。「何故ゆーみんが来るんだろう」とかいう細かい疑問は置いといて、というかむしろゆーみんが来るなら観に行きたいから。これで「生涯で生で見ることが出来た声優カウンター」が回るかと思いきや、考えてみたら以前「まよデリ」の公録で一回観てるな、生ゆーみん。今回は春めいた黄色基調のワンピースがおしゃれでした。誰よりも深々と丁寧なお辞儀をするゆーみんはいつ見ても素敵です。
(もうネタバレとかあんまり関係無いけどやっぱり今回は大事だから一応未視聴注意)
○「ソード・オラトリア」 4 もう長すぎるからサブタイトル省略しましたよ。一応確認しておくと「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝」ね。 「ダンまち」といえば1期目の放送が2015年だったので2年前の作品。当時はそれなりに楽しんで観ており、「紐神様」ことヘスティア様はグランプリの選出キャラクターにもなっている。わずかにヒモ一本で業界を賑わせた潔さは大したものだった。そしてそんなヘスティア様がベル君と2人で作り上げたストーリーも、まぁ悪くはなかっただろう。 しかし、今作はそんなヘスティア様の影も形も無い。ヒモの切れ端すら落ちていない。最大の誘致要因、最高の女神であるヘスティア様を失い、今作は一体何がやりたいのだろうか。中心に置かれているのはベルの憧れていた女騎士・アイズ・ヴァレンシュタインらしいのだが、あいつ、1期の頃にそんなに人気のあるキャラだったか? ぶっちゃけあんまり印象がなくて、名前だってヘスティア様に呼ばれていた「ヴァレンなにがし」っていうフレーズが一番印象に残っている。正直、あいつの生態にあんまり興味はないんだ。本作では更に、そんなヴァレン某に憧れる未熟なエルフ娘を中心に物語が始まったのだが、何でまたヴァレン某に憧れる弱虫の話を見直さなければいけないのだろう。何でわざわざ同じ視点をもう1つ用意したんだろう。今後の展開がエルフ娘中心なのか、それともヴァレン某中心になるのかは分からないが、結局エルフ娘は勇気を持てなかったし、メインの女騎士も特にキャラクターの魅力を見せてくれたわけでもないし、何がやりたくてこんなスピンオフが作られたのかはさっぱり分からない。まぁ、まだ1話目だから分からないのはしょうがないのだが……。 筋立てに関しては、他にもよく分からない部分が多い。一番疑問なのは最大の見せ場となったイモムシモンスターとの戦いで、たとえばキャンプが襲われてる間肝心のヴァレン某はどこに行っていたのか。あいつが最初から出てくればもっと被害は少なくて済んだはずなのに、途中まで誰も言及してないんだ。そして、他のパーティメンバーも途中まで本気で戦っていなかったように見えるのも違和感がある。ヴァレン某が登場した後に「負けてられねぇな!」ってんでいきなりモンスターを屠り始めたのだが、それが出来るならもっと迷惑かからないうちにやっとけよ。結局あのイモムシは強かったのか弱かったのか。まさかパーティ全員がエルフ娘の成長のために一芝居打っていたわけでもなかろうし、もしそうだとしても、周りの人間に迷惑がかかるような様子見をしてる時点で主人公パーティを名乗る権利はなかろう。なんだか、展開が行き当たりばったりで、何がしたい話なのかが見えてこないのである。 一番見たかった要素を削られ、よく分からない話を見せられる。この1話目はちょっとエンジンかかりませんね。先週やってた紐神様温泉話の方がよほど滾るものがある。「何故こいつが中心のスピンオフが作られたのか」っていう謎が、観ているうちに解けることを祈っておこう。 ○「sin 七つの大罪」 4 この紛らわしいタイトルな。まぁ、一般性の高いタイトルをつける方が悪い。 久しぶりだなこの感じ! って思ったけど、割と最近も「ビキニウォリアーズ」があったな。一応調べたんだが、「ビキニウォリアーズ」は「ホビージャパンによるフィギュアを中心としたメディアミックス作品」。そして本作は、「ホビージャパンによるメディアミックス作品」。……同じやんけ! こんなんばっかりか! 一応製作スタッフなんかは全然違うけどさぁ、まぁ、よしもときんじ監督作品ってことで、遡ると「クイーンズブレイド」と同じ系譜だよな。あれもホビージャパンによる(略) 私はワンランク上のアニメチャンネルで視聴しているため、小耳に挟んだ修正などが一切入っていない状態での視聴だ(ドヤァ)。おかげで丁寧な作画の乳首なんかもよく見えて、「聖痕のクェイサー」以来の乳首作画をじっくり堪能することが出来た。いや、してしまった。大変頑張ってらっしゃるし、女の子のアップの表情作画なんかも丁寧で、可愛くエロく作り込もうという姿勢は買えるのだが……これ、1話目で出したものが全てなのでは? ここからルシファーが地獄統一大作戦にでも打って出るんだろうか? でも、後は各魔王に今回やらかしたような辱めを与え続けるだけの作品だよね。別に面白くなるとは思えないんだけど……。この手の作品に何の面白さを求めるものか、という気もするんだが、「クェイサー」なんかは馬鹿が振り切れて斬新さにつながっていたわけじゃないですか。今作はエロについても極々普通の展開なので、ここから奇抜な映像が出てくるって期待感はあまりないんだよなぁ。いや、奇抜なエロが見たいのか、っていうのもそもそもの疑問ですけどね。 気になるのは、なんだか展開がやけにもっさりしていたこと。1話目はルシファー堕天から大罪によってたかってボコられるまでの展開だが、途中のやりとりも随分ゆっくりしていて、1つ1つの対話のテンポが悪い。映像面でのエロさを打ち出し、画面を見てほしいが故の台詞の緩慢さというなら理解も出来るのだが、別にそこまで映像がエロ連打ってわけでもないし、「単に間延びした会話」なんだよね。そういう面から見ても、あんまりこの先面白くなる予感はしない。まぁ、エロくなる可能性はあるけどさ。 あとは楽しむとしたら中の人要素しかないんだよね。案の定「ビキニウォリアーズ」からも多くのキャストが出張しており、とにかく喘がせれば何でもネタにしてくれる日笠大先生、若手でこんな仕事ばかりでいいのか加隈亜衣、もう実写で出演させればいいじゃんたかはし千秋など、安定した仕事と喜んで良いのか悪いのか。そして、本気で喘げと言われればやる気満々と思われる伊藤静がこの先の趨勢を握っているといっても過言ではない。こういう作品が本当に楽しそうなアラフォー人妻声優素敵ですよね。そんな中で主役のキタエリは……なにすんだろ。ドロンジョ様が痛めつけられる方で終わるわけにはいきませんけども。なんか、現場は楽しそうでいいよね。戸田めぐみが喘ぐ展開になったら起こして。 ○「覆面系ノイズ」 6 「TARI TARI」! 「TARI TARI」じゃないか! もう、それだけで充分! やぁ、何故か「花とゆめ」原作アニメとは相性が良いおじさんだよ。なんでなんだろね、作品によってデザインも製作陣も全然違うのに、何故か「花とゆめ」誌上に連載している作品がアニメ化すると大体面白いっていう。雑誌のコンセプトが肌に合うんでしょうかね。まぁ、読んだことないから知りませんけどね。 今作は、ストーリーがどうとかそういう以前に、とにかく中の人フィーバーを起こしてしまっているので1話目から割と冷静な判断力を持っていかれてしまった。何しろメインヒロインに早見沙織を起用し、これが圧倒的歌キャスである。つい最近までも「風夏」でアイドル歌唱していたわけだが、今回は軽音楽部のボーカルとして、割とロックな歌を聞かせてくれる。みさおのこういう曲調はあまり聴く機会がないだけに、それだけでちょっとテンションが上がる。そして、そんな主人公が奪い取る形になった軽音楽部のメインボーカルは高垣彩陽である。彩陽&みさおの歌キャス作品。それつまり「TARI TARI」なのである。いっそここから来夏さんも連れてきて! 2人の歌が聴けるというだけでも充分満足で、今後もこの「歌」を中心に物語が回っていきそうなので、ひょっとしたら「風夏」以上に歌唱部分で楽しめる作品になるかもしれない。そして幸いなことに、それ以外の部分でも特に不満は無い作品なのだ。少女漫画なので恋愛中心なのは当然だが、野郎が2人、それにヒロインも2人。ここからどういう風に話がこじれていくのかは分からないが、少なくとも1話目の時点でメインヒロインは面白そうな印象である。マスクを常備しているあたりが「覆面系」なのか、もうちょっと深い意味があるのかはもう少し見てみないと分からないが、鋭角的なキャラクターデザインも嫌味にならない程度に個性が出ており、あんまり可愛くない気がするけどどこか愛嬌もある。少女漫画的なお約束デザインいから一歩ずれてるような、そんな感覚である。強いて難をあげるなら、歌っているときの口元の描き方がなんだかただ叫んでるだけに見えるのが不満ではあるのだが、1話目はマジで叫んでる状態になっていたようだし、ひょっとしたら明確な演出意図があってのことなのかもしれない。今後は心を込めて優しく歌うヒロインの顔を見ることが出来るんでしょうか。 みさおが歌い、彩陽が歌うアニメ。改めてその尊さを確認する良い機会になると思いますよ。待ちきれない人は「TARI TARI」を観ればいいじゃない。 |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(05/28)
(05/27)
(05/26)
(05/25)
(05/24)
(05/24)
(05/21)
(05/20)
(05/19)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|