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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ロリ麗奈さん! 第11話。全く面影の変わらない麗奈フェイスに学帽、そしてランドセル。ヤバめの破壊力がヤバい。なんかもう、ヤバい。語彙が無くなるくらいヤバい。

 いや、今回はそんなところは些事になるようなエピソードなのだけども。コンテは藤田春香。そして、彼女のコンテでの「第2回大吉山登山」と相成った。鎧塚先輩&希美、姉の麻美子、そしてラスボス田中あすかと、ことごとく強敵を打ち破ってきた(?!)久美子の前に立ちはだかるのは、彼女のオリジンにして最大の怨敵、高坂麗奈嬢その人である。いや、別に立ちはだかってないけどね。すたすた歩いて行っちゃうけどね。部活には他の憂いが何も無くなったこのタイミングで、麗奈はようやく仕掛けてきた。彼女は怒っている。もちろん、滝センの真実を知っていながら教えてくれなかった久美子に対して。久美子の性格の悪いところは、この失態を全くもって自覚していなかったところ。登山道での問答でも、心当たりも無いのに「なんとな〜く」とか適当なことを言ってお茶を濁そうとするあたりは流石の黄前さんだ。事なかれを貫く、波風は立てない。相手を過剰に反応させない。それが久美子流処世術。いや、前回あすか先輩を打破したあの感情の爆発は何だったんだよ、って話だけども。しょうがない、麗奈はすでに警戒すべき相手ではないのだし、ある意味で持ち前の「性格の悪さ」を一番発揮しやすい対象でもあるのだから。

 今回は記念すべき2度目の大吉山ということで、1期8話のように劇的な破壊力を持つエピソードになるかと思われたが、なんかもう、いちいち麗奈と久美子の言動が地雷過ぎて、どっちかというと笑ってしまう展開の方が多かった気がする。誓いを立てたあの場所が、2人が始めて音を合わせたあの場所が、単なる痴話喧嘩の舞台になってしまったのだから。まぁ、実をいうと高坂さんの言ってることも割と無茶で、久美子が「事実」を知ったからといってそれを連絡する義務は当然無いのだし、「麗奈を思って」という理由だって理解出来ないわけではないだろう。そもそも、滝センがバツイチだという事実が、たかだか高校2年生の小娘の感情にどの程度の影響を与えるのかもよく分からないのだ。しかし、やっぱり高坂さんにとってはこの事実は特別な意味があったようで。「教えて欲しかった」と悔しがりもするし、どうしていいか分からずにこれまで見せたこともないような表情で取り乱しもする。ここまで感情的な麗奈というのは、おそらく中学の最後のコンクール以来ではなかろうか。

 「滝センの奥さん」というたった1つの事実に揺らぐ麗奈と、その事実の重さは認識していたはずなのに、麗奈の反応が予想以上にでかくて戸惑う久美子。麗奈という少女は常に全力、直球以外の選択肢が無い不器用の塊みたいな存在。それがここまで取り乱し、悔しがっているのを見て、久美子はようやく自分の背信の重さを知る。知るのだが……だからといって久美子に何ができるわけでもないというのは、毎度のこと。先週のあすか先輩の言葉を借りれば、「黄前ちゃんは安全なところから見ているだけ」なのである。じゃぁ、麗奈にどんな言葉をかけてやるべきかというと……「もう、奥さんはいないんだよ」って。

 いやいやいやいや。まぁ、そらそうだけども。今ここでいう台詞がそれか?! すげぇ、性格が悪いとか、空気が読めないとか、そういうレベルじゃないな。言いたいことは分かるが、もうちょっと何かないんか。……ないのかな……。この2人の間に、余計なオブラートは存在しないのかな。久美子の言葉を要約すれば、「奥さんの亡霊を蹴散らして滝センに立ち向かえ」である。そして、久美子からこんな事を言われた麗奈さんは、改めて思い悩むことになる。

 トランペットの音も弱まるほどに麗奈が悩む。今まで見せたことのない弱みを部活の仲間達にまで見せてしまう。当然、こういう窮状に駆けつけてくれるのは吹部一の人格者との呼び声高いデカリボン先輩。優子さん、もうツンデレのツンの要素ほとんど残ってないじゃないですか! 単なる神じゃないですか! この人、来年3年生だよね。部長はこの人で決まりだな!! まぁ、麗奈は残念ながら優子さんにはあまり興味がなかったみたいですけどね。それでも周りの人間に心配されていることは分かるわけで、そこまで気にされたら彼女に出来ることは…………直球を投げることだ。そう、160㎞オーバーの豪速球を、滝セン本人に投げ込んだ。これ以上無いノビのあるストレート。滝センも最初は何とか捌こうとしていたが、あまりの連投に回避を断念。正面から受け止め、教師と生徒にあるまじき過去の打ち明け話を展開。まぁ、誰もいない夜の職員室だからこそ出来たお話なのかもしれません。

 聞くまでもなかったのだろうが、聞いてみて改めて分かる、滝昇と死んだ奥さんの関係性。それを見て膝をつくようなら、高坂麗奈は今まで麗奈として生きてはいまい。色々と対処法を考えた挙げ句に選んだのは、「元奥さんを乗り越える」ことである。殊勝な顔での墓参り。それは祈念のようにも見えたが、ハタから見たらどう考えても宣戦布告。麗奈なりの筋の通し方で奥さんに挨拶をし、彼女自身の手で吹部を金賞まで持っていくことで、滝センにこびりついた過去の因縁をむしり取ろうという魂胆ではなかろうか。まぁ、そこまで殺伐とした感情では無いだろうが、少なくとも「おとなしく身を引く」なんて選択肢は彼女には無いのだ。何しろ、久美子が恋人繋ぎで手を握った上で応援したのだから。墓参りに久美子を連れいていったことに関しては、「久美子に見せる」というのが1つの通過儀礼として機能したということなのだろう。自分の戦う意志を、他人に見てもらうという目的が1つ。そして、なんだかんだ言っても1人では決心がつかないから久美子についてきてもらうというお友達感覚もあったのかも。隣に久美子を置いておけば、麗奈は「特別」になれるのだから。

 目的はどうあれ、高坂麗奈はリブートし、新たな決意を胸にむしろレベルアップ。これで最終ステージへの準備は整った。なお、滝センに「黄前さんに聞いたんですか」と確認された時に「ハイ」って答えたのは、多分彼女なりの意趣返しだろう。どう考えても滝センから見たら「久美子この野郎」だからね。その辺の対応は抜け目ない麗奈さんなのです。まぁ、悪いのは久美子っていうよりも橋本の野郎だった気もするのだが……。

 最終回へ向けて、個人的には、今回処理出来た麗奈のモチベーションより、沸々と湧き上がっているであろう、あすか先輩の気概の方が気になるトピックかな。ブランクが空いてしまったせいで技術の低下を痛感するあすか先輩は、中川先輩と親しげに話をしていた。そして、その手に渡されるのは1期で彼女の「仮面」を表すために使われたキーアイテム、ペットボトルである。「冷たさ」の象徴だったペットボトルの水だったが、今回は中川先輩が大事そうに両手で抱えているし、冬の寒さの中で、露もつかずに「冷たさ」の表現になっていない。むしろ、2人の手を介することで「繋がる」アイテムとして機能しているあたり、やっぱり卒のないコンテ作りである。「こんな姿を見られるのは今日だけだから」っていうあすか先輩の台詞、彼女じゃなきゃ絶対に言えない、めちゃめちゃ格好良い台詞でしたよ。

 そして、次の曲が始まるのです。

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 そして振り出しに戻る、第11話。予定されていたこの地点まで戻ってくるのに、結構な時間がかかりましたな。

 闇の女王との対決だぜ! と思っていたのに、突如シリアスなナレーションからスタートしたのは、まさかの闇の女王の回想。こうして過去話にスポットが当たったってことは、闇の女王本人も決して根っからの悪人ってわけじゃなかったのね。「過去に可哀相な事件があった」=「そこさえ解消すれば改心する」だからね。そして、女王・ヴィクトリアスの過去は割と分かりやすい非劇だった。いや、彼女の生まれ故郷の星の習わしはよくわからんものだったんだけど、まぁ、とにかくそういう「手っ取り早い窮地」で「手っ取り早く裏切られた」というトラウマがあるってことだ。相方だった彼女はあのまま死んでしまってるんでしょうかね。もし人の命が失われているのだとしたら、あんまり簡単に改心するのも困りものなのだけど。

 とりあえず、なんかよく分からない星で何かよく分からない方法を使って覚醒しちゃった闇の女王。彼女の目的は宇宙征服であり、今回シアンたちのいるミディシティに狙いを定めたのも割と適当に。まぁ、そのうち来る事になってたんだから早い方がいいよね(?)。最大の謎は、女王目線で「この星では音楽によってメロディシアンを育んでいる」って言ってたこと。確かに惑星ぴゅるにはバンドがなかったり、どうもこの宇宙全てが音楽でみたされているわけではないようなのだが、じゃぁ「メロディ」シアンって名前はどこから来たんだよ、っていう。てっきり音楽によって膨らむエネルギー体なのだと思っていたのだが……他の星では他の方法で盛り上げるんですかね? たまたまシアンが転移した世界は、音楽優先の世界だったと。そう考えるとシアンはかなりラッキーだったのかも。リンボーダンスで栄える星とかに飛ばされてたらエラいことになってた。ベリーさんグッジョブですよ。

 とにもかくにも、指定された日に女王が攻めてくるのは確定事項(視聴者目線からも、1話で宣言されているので確定事項)。そんな対決に向けて、この星の住民は……特になにもしてねぇな。この世界ってバンドマン以外の人間は全員豚野郎なんでしょうかね。特に緊張感もなく、ぴゅ〜るランドの開園を楽しんでいました。ひょっとして、女王の存在については箝口令でもしかれていたのかしら。それじゃ、誰が女王対策をするかってぇと、そりゃもちろん楽器が使える人間全部である。ベリーさんの檄を受け、シアンたちを中心にプラズマジカ・シンガンさん・クリクリ・トライクロニカなどが力を合わせ、なんと1つの曲作り。なるほど、プラズマジカが揉めるお話はここに繋がってくるわけね。まぁ、あいつらが集まったところで統制の取れた作業が出来るとも思えないのだが……プラズマジカとクリクリが各々パートごとに相談してるシーンはレアでいい感じだった。野郎共の方は知らん。シュウがいる時点でクロウが役に立たないですね。一応、遠いどこかの地で夢幻庵の人たちも反応していました。そして、謎の山男も出現してましたね。結局、あいつら何だったんだ……。

 さぁ、必殺技代わりの新曲も出来て、万全の状態で女王と勝負! と思いきや、そもそも身体の自由が利かないから演奏出来ないっていう……なにそれ、音楽アニメにあるまじき所業だな。マズイやん、ベリーさんも大して役に立ってないやん。「よぅし、ここはいよいよ夢幻庵の力で……」と思いきや、なんとラストを飾ったのはメイプル社長&モアのお父さんというタマゴブラザーズによる、謎の巨大ロボだった。…………誰だ、この脚本考えた奴。いや、面白いからそれはそれでOKだが……もう、下準備もお約束もあったもんじゃないな。ここで社長のターンって……まぁ、来週瞬殺されそうな気もしますがね……。本気を出した沢城キャラに、他の連中が束になってかかっても勝てる気がしないよ。

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 カテゴライズするなら確実に「里見回」だ、第10話。いやさぁ、そうじゃなくてさぁ、もっとこう、かわいい女の子の苦悶に歪む表情とかさぁ……。別にトチ狂ったあんちゃんのどアップをそんなに立て続けに見たいわけではないのだが……いや、おもろいけどね。顔としてはね。

 もう、完全にブックメーカーの1人勝ち。彼が楽しむためにセレクターバトルがあり、彼を中心にバトルは回っている。前作のセレクターバトルにおいてその頂上に君臨していたのは繭であるが、彼女とてバトルの全てをコントロール出来ていたわけではなく、何より、バトルのシステム自体が決して彼女を幸せにし、満たす存在ではなかった。取り仕切る側も、巻き込まれる側も、何かしら悩みを抱えての戦いだったのだ。しかし、里見の野郎はどうやら今回のセレクターバトルが完全にツボ。もう、戦ってるのを見て、いじって、潰すのが最高に楽しい様子。今回は彼の絶頂感を何度もアピールしており、誰がなにをしようと、彼の思い通りにコントロールされていることが分かる。

 現在彼が専ら夢中なのは、表面だけは強気を繕っているくせに、実体はどう見てもヘタレ受けな千夏ちゃん。彼女の跳ねっ返りな性格を上手いことおちょくってコントロールすることで、彼女の周りにもさっさと絶望の種をまき、収穫を楽しんでいる。これまではただバトルをさせてきただけだったが、そろそろ頃合いってんで関係者同士のぶつかり合いが加速。ついにしょうちゃんが犠牲になってしまった。しかも単に実力で叩きのめすだけでなく、元々戦闘を忌避していた彼の性根の弱さを的確に突き、幼女とのバトルで自滅させるという念の入れよう。この世界の野郎共はロリっ子に弱すぎるだろ。

 里見の狙いはあくまで千夏なのでしょうちゃんがどうなろうと知ったこっちゃなかったのだろうが、とにかく結末は彼の予定通り。この後で千夏がどう動くのかは見ものである。ただ、ぶっちゃけ今更千夏ごときが里見に反目したところで、何かできるとも思えないのだが。唯一、今作で里見に対抗出来ると思われいてたのは、彼と同じ「ルリグ上がり」の経験を持つ元ピルルクたんこと清衣である。ついに里見の存在を突き止めて直接対決へと持ち込んだ清衣さん。ただ、里見の方もあっさりと挑戦を受けたコトからも分かる通り、素で戦ったらチートクラスに強い模様。うーむ、WIXOSSのルールが分からんのでどの辺がどう強いのかさっぱりだが、なかなか理不尽である。繭さんはゲームで叩きのめしにはこなかったからなぁ(まぁ、だからかえって質が悪かったんだけど)。正義感に燃えた清衣の攻撃も里見には届かず、彼に土を付けることは出来なかった。いや、あそこでコイン1枚を叩いたところで里見がどうなるもんでもなかろうが。そして、複雑な過去を持つ清衣についても、どうやら里見は色々と知っていた様子。「前回のバトル」とはっきり言っていたので、里見はもちろん繭の乱を知っているということだろう。ひょっとして、清衣と同じリピーターなのだろうか。「彼」は、元々なんというルリグだったのだろうか。まぁ、前作に絡んでいて「性格の悪い最悪のルリグ」ってウリスしか思いつかないんだが、あいつは次元の狭間に消し飛んじゃったしなぁ。ラスト近くになってウリスちゃん大復活展開だったら手のひら返して盛り上がる準備はしておこう。一応、里見のルリグのアスミスも仮面キャラなのであそこになんか仕込まれている可能性もゼロではないし。でも、るう子もタマもいない現状、そこまで旧作に絡めてくる感じではなさそうだよなぁ。

 となると、里見の正体は「なんかその辺のよく分からない悪いルリグ」である。うーむ、やっぱりボスキャラとしてピンと来ないな。今回の1話ですっかり「里見」という人間のどす黒さが定着したので、もう余計な設定は無しで「とにかく性格がクッソムカつく奴」というだけで走りきってしまった方がいいのかも。どうやって片付けるんだろ、このアニメ。今更すず子がでしゃばるのもなぁ……。

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12月11日 ドラフト模様(KLD×3

ピック順 【Alessi】→【Thraxi】→【Sea-chicken】→【Metallica】→【Serra】→【Mei】→

 

 このブログ記事を読んでいる人たちがどんな層なのか詳しくは分からぬが、こんな経験がある人はどれくらいいるだろう。「土曜の夜にドラフトが終わってほどよい倦怠感に包まれているところに、『ドラフトお疲れ様です、ところで、明日ドラフトやりませんか?』というメールが来る」。我々は、そんな経験がある。つまり、この日だ。突如訪れる阿呆のために、我々はよもやの2日連続ドラフト勝負と相成った。とはいえ、実はここ最近ではこの不測の事態もちょくちょく発生していたのである。まぁ、流石に疲労が重なるし時間もないので、そういうイレギュラーな日程の通信なんて書かないのだけどね。ピック表を付けないだけでもドラフトのスピードが上がるから多少楽になるし。しかし、今回は信じられないことに、こんな会話があったのだ。

 

??「ピック表つけないんですか?」

オレ「いっつも書かへんって言ってるやん、通信2本も書いてられるか」

??「せっかく来たんだから、書いて下さいよ」

オレ「原稿料払えば考えたる(ニヤリ)」

??「いくら出せばいいんです?」

オレ「そうやなぁ、5000円くらいかな」

??「じゃ、それで(即答)」

オレ「ファッ?!」

 

 ……というわけで、当記事は、5年以上の歴史をドラフト通信とともに刻んできたこのブログにおいて、史上初めて「原稿料が発生し、スポンサードされたドラフト通信」になります。うかつだった。金の使い道に困ってソシャゲに突っ込んでカード止められるようなヤツに軽々しく金の話をふっかけるべきではなかったのだ。あと、ふっかけるなら倍ぐらいの値段にしておけばよかったのだ(下手したら倍額でOKされてたかもしれんしな!)。

 こうして私はついに、このブログ記事を収入に繋げることに成功したのです。1円ライターが話題になっているこのご時世、1記事で5000円って破格の収入ですよ。全部のエントリーに同額の収入が発生するなら、ボクは間違いなくブログだけで食っていけますよ(たとえば今年9月なら87記事なので月収が43万)。……引き続き、お仕事募集中です。まぁ、お金もらうシステムしらないけど。

 ちなみに、当記事は奇しくも、「Magic」カテゴリの記事としては666本目です。なんかもう、邪念しか渦巻いてない。

 

 


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 エンディングに早人としのぶも追加、第37話。これで最終バージョンですかね。

 さぁ、エンディングもにぎやかになったということは、本編の方も最終章だ。オープニングは前回と同じバイツァダストバージョンでお届け。あまりの強さにテンション上がりまくっちゃう吉良からスタート。早人の劇画タッチの表情はこれまで散々文句を言われ続けた作画崩れの汚名を返上するかのように気合いの入ったものだったが、小学生の表情としては怖すぎるような気もする。まぁ、すでにアイツは小学生だとは思われてない節があるからね。「マジに小学生かよ」ですわ。吉良吉影の不運も色々とあったわけだが、一番の不幸は、たまたま成り変わった会社員の家にやたら察しの良いガキがいたことだったんじゃないでしょうか。

 伏線の回収、前回実はBGMに紛れてこっそりコールしていたわけなんですね。しかも電話が鳴り、間違い電話に断りを入れるタイミングでさりげなく。早人は事前に仗助たちの名前を聞いていたために電話帳で調べることが出来たし、その時間も充分にあったのだ。まぁ、杜王町の中に東方姓の家が1つだけだったのかよ、って気もするが(電話帳に掲載されてるなら朋子か良平名義だろうし)。ひょっとしたら早人は町中の東方姓の家に片っ端から悪戯電話をかけ続けていたのかもしれません。携帯電話ではなく、固定電話がまだまだ主流で電話帳が現役だった前世紀だったからこその一発逆転劇でした。ちなみに、1999年といえばまさに携帯電話への移行が進行している過渡期であり、作品が執筆されたその数年前は、まだまだ携帯電話は普及したとは言い難い高級品。康一が由花子からのヘルプを発信したのが公衆電話、ハイウェイスターの時に仗助が使い潰したのが携帯、ということでいくつかのスタイルが混ざり合っていることが分かる。そして、この携帯電話が……ね(以下次回)。

 ついに判明した敵の正体。そして、クライマックスということで改めて確認される「仗助の主人公性」。彼の能力は「直す」能力であり、よく「チート過ぎる」という文脈で語れることが多い。実際、今回のバトルでも様々な形で「直す」効果を活用しており、歴代主人公の能力の中でも屈指の利便性を誇っている。しかし、あくまでもその性格は単純明快、ちょっとお馬鹿な仗助のスタンドであり、強さの根源はスタープラチナと同じく「速さ」なのである。もちろん拳の速さもそうだが、「直す」速さこそがCダイヤモンドの武器。吉良の「慎重を極めた確実な破壊」と仗助の「速さが売りの勢い任せの修復」。3部の主人公とボスキャラは「同じタイプのスタンド」だったわけだが、今回のラストマッチは「全く逆のスタンド」の対戦ということになる。ヤンキー高校生とエリートサラリーマンの対決というのも、考えてみりゃ面白い構図だ(ジャンプ漫画としては王道の1つかもしれないが)。

 吉良の「確実な破壊」は、手塩に掛けて育てた猫草によって更なる進化を果たす。猫草を手に入れたのは早人の作戦からの棚ぼた展開だが、最大級に力が強まった吉良と対峙することが運命的に決まっていたのだろう。やはりラスボスは2段3段と変身を残しているものである。まぁ、ぶっちゃけ「腹部にストレイキャットを収納する」という行為はこれまでのスタンドの概念には無かった無茶苦茶なもので、冷静に考えると意味が分からないのだが(猫草は実体なわけで、あれって早人からはどう見えてるんだろう)、連載当時も、今回のアニメも、そうした細かい部分は全然気にならずに「うわー! ラスボスがさらに強くなったー!」という衝撃が勝る。スタンドにスタンドを加えて強くなる、という進化の形式は一応今後のシリーズの広がりに活かされているといえるのかな?(6部のDISCの概念なんかは割と近いか)。 猫草のポイントは、元が猫なので本人(本猫)の意志にあまりこだわらずに吉良の武器として使えること。元々吉良は「誰も信用せずに1人きりで生きていく」人間であり、父親以外の協力者を想定することが出来ない孤独な殺人鬼だったわけだが、最終戦でコンビを組むに当たって、「人格」を持たずに「能力」だけを与える存在として「猫」が出てくるってのは考えてみればすげぇぶっ飛んだアイディアである。案外、「猫は吉良吉影が好き」なのと同様に、「吉良吉影は猫が好き」なのかもしれませんね。やたら猫の生態に詳しかったしな。

 こうして手に入れた「空気弾」により、油断ぶっこいた億泰が致命傷。さらに能力のディティールを計る段階で仗助も負傷し、吉良に奸計を弄する隙を与えてしまう。「億泰爆弾」のくだりの絶妙なところは、少年漫画で分かりやすい「究極の二択」の緊迫感を出しながら、早人の目線を通じて事細かに吉良の新能力の説明を書ききっていること。荒木先生はこうした「スタンドのルール」には厳格で、ちゃんと「ルールの範囲内」でのバトルを見せようとする意識が強い(まぁ、訳が分からん事も多いんだけど)。だからこそバトルがいちいち面白くなるわけだが、こんな状況で吉良がいちいち新しい能力を口で説明してくれるはずもない。そこを、こうしてたった1つのミッションを加えることで「吉良が独白で説明する」「早人が推察し、攻略する」という二段構えで解説し、一山作ってしまえるのだ。何度も繰り返しているが、やっぱりこのラストバトルの展開はいちいち神がかっている。そして、早人の行動も神がかっている。グレートだぜ、川尻早人。彼の行動の根源に、「母親を守る」という意志があることがなんだかとても尊く思える。あれだけ冷遇されて、冷え切った家庭のように見えたのに、この小さな男の子にはやっぱり家族愛があるのだ。父親が殺されてしまったことを突きつけられているだけに、残ったしのぶのことを何とか守りたいという願いは切実なのかもしれない。

 早人の意志、仗助の能力。町を守るための2つの力が、たった1人の殺人鬼と相対する。一方その頃露伴先生と承太郎は待ちぼうけを食らってぼんやりしている。承太郎さん、こんなところで突然鈍感にならなくても……。間の悪いことに、最初に吉良がダッシュで逃げたタイミングでバトル組のロケーションは承太郎たちからどんどん離れていってるらしい(この辺の状況は原作でもよく分からなかったが、アニメでもやっぱりよく分からんかった)。最終戦は、吉良VS仗助・早人連合軍だ。クライマックスはぶっちゃけジョジョシリーズでも一番地味な、不可思議な試合になるのだが……アニメではどんな風に盛り上げてくれますかね。次週のキーワードは、パンティ!

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12月10日 ドラフト模様(KLD×3

ピック順 【Thraxi】→【Chrolony】→【Sangriter】→【Serra】→【Sea-chicken】→【Mei】→【Alessi】→

 

 今週こそはスタンダード・ショーダウンに出ようかと思ってたんだけど、金曜日の夜に辞書をめくりに来る奴が何故か毎週九州から出てくるもんだから、なかなか参加出来ない。来週がラストチャンスなのだが……。

 まぁ、もう後輩にスタンダードのデッキ云々は託してしまいましたしね。というわけで、Magic歴数ヶ月の某氏が、今週末いよいよスタンダードデビュー。我々のコミュニティ、こんだけパックを剥いているにも関わらず、私ともう1名がちょこちょこプレリに顔を出す程度で、ほとんど公式戦に手を出していないのです。そこで、最年少の新鋭がいよいよ外界に飛び出したわけだ。これを書いている時点では結果は分からないが、正直、最初の1戦なので「勝てればいいなぁ」よりも「親切な人と対戦出来るといいなぁ」の方が強いですね。私も公式戦では親切にしてもらった記憶、マナーの悪い相手に辟易した記憶、色々ありますので。せめて自分くらいはマナーの良いプレイヤーでありたいものです。まぁ、コミュ障なので知らない人と会話すると必要以上に下手に出ちゃうんですけどね。

 

 


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 残した者、残された者、第11話。図らずも人気キャラ大集合みたいなお話になりました。

 クラムベリーの過去回想からスタートした今回。過去エピソードが語られるということは、それ即ち死亡フラグということでもある。彼女はこの手のデスゲームものでは割と定番になってきた「前回の生き残り」だ。運営側はこれまでもこの性悪なゲームをそこかしこで続けてきたようで、人材育成を謳いながら、その実単なる殺戮ゲームを繰り返し楽しんでいるだけの様子。前回は今回のような殺し合いを楽しむタイプのミッションではなく、無力な魔法少女に化け物をけしかけて一方的に惨殺するタイプのお遊戯。どこからどう見ても「調子に乗った音速丸」にしか見えないような化け物を相手に、「戦闘狂」クラムベリーが孵化する様子が描かれていた。

 「前回」で生き残ったクラムベリーは自動的にそのランクを「マスター」へと昇格。マスターは運営側との接続が認められ、各種情報提供を受けられるというメリットがあり、当然その情報の中には運営のどす黒い真意も含まれている。それを理解した上でクソみたいな役職を受諾するかどうかは完全に個人に任されているのだと思われるが、大量の仲間の死を目にしたクラムベリーさんは、どうやらアカン方向に花開いた様子。戦いを求めての要職受諾。そして今回のバトルの「マスター」へ。実際に「経験者」としての彼女の実力は圧倒的なもので、死地をくぐり抜けたが故の肝の太さは、前回のバトルで見せつけた通りだ。

 そんなクラムベリーにとっても最大の難敵であると思われたスイムスイム。直接対決は突然訪れたが、すでにファヴから情報を受け取っていたクラムベリーは、当然対策を講じている。全てを無効化すると思われていたスイムスイムの液態化能力であったが、「見えるということは」光を反射し、光を吸収しているということ。「聞こえているということは」音を受信し、空気の振動の影響を受けるということ。水VS音の対決は、音を司るクラムベリーに軍配が上がった。なるほど、この辺りの強弱の構図は理にかなっていて、なかなか卒のない脚本である。

 しかし、吹き飛んだスイムスイムにとどめを刺すために一瞬気が緩んでしまうクラムベリー。まさか最大の難敵を打倒した後に、文字通りの「落とし穴」が待っているとは思わなかっただろう。ただの雑魚だと思われていたたまによる、乾坤一擲、蜂の一刺しとなる一撃。彼女の能力「穴をあける」は人体にも有効だったらしく、かすり傷でも致命傷となる。もちろん、普段の彼女ならそんな残虐なことは命令されても出来なかっただろうが、スイムスイムのピンチを見て、彼女も最後の勇気を奮い立たせた。ふいの一撃に倒れるクラムベリー。悪の頂上決戦は、「仲間」を大切に守り続けたスイムスイムに軍配が上がった。

 これにて人数は規定の4人。形はどうあれ大団円に……なるわけがない。仲間を守るという教え、敵を制するという教え。全ての教えはルーラの手による。そして、「魔法少女は正体を知られてはいけない」という教え。そりゃまぁ、いい歳したOLがフリフリ着てはしゃぎ回っていたルーラさんはその教えを遵守しなければ生きていけなかっただろう。しかし、本来の意味での「少女」であるスイムスイムにとって、その教えはそこまで重要じゃない。気にしなくてもいいレベルの条文だったはず。しかし、彼女にはそうした部分の思考力はない。ただ与えられた規律を、「rule」を守るため、最後の「部下」であるたまを生かすわけにはいかなかった。部下がいなければ成り立たないと言われたruler。その部下を殺すことを義務づけるrule。すでに彼女の行動原理は矛盾だらけである。しかし、幼い彼女はまだそのことに気付いていない。

 残った命は3つ。ラピュセル・ハードゴアアリスを背負ったSWは、未だ戦うことに理由を見出せない。「WIXOSS」でのるう子のように、どれだけ回りが不幸になっても、どれだけ自分がせき立てられても、戦うこと、殺すことに正当性を見出さない。これも1つの選択ではある。対して、トップスピードという盟友を背負ったリップルは、ゲームのルールを超えた復讐を誓う。事ここに及んでの復讐の誓いは、「復讐は何も生み出さない」というはるか昔から語り継がれた文言を体現したかのような振る舞いであるが、彼女の反応もまた一つの道理である。これだけの暴虐を重ねられて、なお命の重さを選択するSWの方が、この状況では異端なのである。奪われた友の命にけじめを付けるため、リップルはこのゲームで唯一、純粋な殺意を持って最後の敵に当たる。迎え撃つスイムスイムはマスターとしての権利を手に入れたが、彼女の主人はファヴでも運営でも、自分自身ですらなく、彼女の中に生き続けるルーラである。思い返せば、彼女はねむりんの言葉に心を動かされ、信頼すべきルーラを打ち倒すことを選択した。ルーラに相応しいのはルーラではないと拒絶し、自身を更なる偶像へと昇華することを選んだ。しかし、彼女の中で生き続けているのは、変わらずに「生前のルーラ」である。どこまで行っても堂々巡り。子供であるが故の純粋さから、彼女は前に進めない。リップルは、彼女を止める事が出来るのだろうか。

 トップスピード、そしてルーラ。すでに退場した人々だけが、今の状況を回している。ルーラの善意が、トップスピードの博愛が、最後の殺意をけしかける。この状況に、SWはどう立ち向かうのか。最後のステージは……Not Found

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 なんでこっそり「グラップラー刃牙」って言ったの!? 第9話。まぁ、原作にそう書かれてるんだろうが……謎のコラボレーションやめろや。

 何とも不可思議な味わいのお話になった。一応零の人となりを表すエピソードとしては予想外の角度から掘り下げられもしたのでなかなか面白い絡みになったが、今回のお話は零や香子の内面を描く本筋とはちょっと逸れて、「将棋に関わる色んな人生」の1ページを切り取ったお話、と見た方がいいのかもしれない。これもまた将棋アニメの1側面ってことですわね。

 前回、香子が色々と含みを持たせた言い方でチクチク刺していった零の対戦相手、松永氏。先週までの情報だけなら「勝ち負けに関係無く、ただひたすら将棋にしがみつき、戦い続けた老兵」みたいなイメージが構築されており、実際、零もそのつもりで最初に彼の背中を追いかけたのだろうが……。まー随分濃いお人だったようで……。でもさ、凡人にとっての「戦い」って、こんなもんだよね。零のように天才肌の人間が、同じように選ばれた人間とだけ戦っていたのでは決して見られない景色が、そこには広がっている。いや、おそらく零だってこれまで数々の相手を打ち倒してきたのだから、松永と同じように「弱くて」「それでも諸事情で戦い続けている」人間とは対戦したこともあるのだろうが、おそらく零は、そうした対戦相手のバックグラウンドなど気にしている余裕が無かったはずだ。なにしろ自分が将棋を指す理由すら定かでない状況なのだから、相手の事情まで気にしていられないだろう。今回、そんな零がたまたま相手の人生の後ろ側を覗いてしまったのは、香子のちょっかいがあってこそである。

 「凡人」の中でも随分極端なキャラクターの松永氏。零から見たら異星人のごとき存在で、将棋の「弱さ」にも様々な見どころがあることを教えてくれる。「わざと負けようにも難しい」という零の泣き言が全てを物語っており、人間、長く続けたからって誰もが偉いわけでも、尊いわけでもないのだ。弱いなりに戦う理由があるってことは、弱いなりの戦い方も、どれだけみっともなくてもどこかにきっとあるのだ。ただ、残念ながらそれは零のいる世界とはちょっと違う世界の理の中にあるというだけなのである。

 結局、零は松永という人間を理解することは出来なかったのだと思う。理解を阻むのは年代の壁であるし、経験の壁であるし、実力の壁、そして将棋への執念の壁。文字通りに生き死にを将棋に賭けてしまった零は、松永のところまで「降りていく」ことは決して無い。それでも、(望まなかったとはいえ)彼と膝を突き合わせて色々と話を聞くことで、これまで見たこともなかったような将棋の世界が垣間見えた、それはもしかしたら、彼の人生にとっては幾らかのプラスになったのかもしれない。……かな? どうなんでしょうね。

 それにしても羽海野チカという人はこうした「才能が無い人間の嫉妬」みたいなテーマに何かこだわりがあるのだろうか。「ハチミツとクローバー」の時にも、こうして「天才」と「凡人」が交わり、その中で何かがぶつかったり、壊れたりする様子を、どこか残酷に描いていたように思う。彼女の書く「凡人の嘆き」は、何とも切実で、身につまされるものがある。松永さんのようになりたいとは思わないが、彼の気持ちもなんだか分かる気がするのは、同情なのか、共感なのか。歳の取り方、、考えて今後も生きていきたいですね。

 なお、今回何の脈絡もなく挿入されたことで「ニャー将棋音頭」は無事に完結。毎週エンディングで流してくれてもええねんで。

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「ハイキュー!! 烏野高校VS白鳥沢学園高校」 5→7

 今期最初のゴールインを果たしたのはこちらの作品。まぁ、細かく切り分けたために10話だけになっちゃったので、これは致し方ない。ダラダラ伸ばさずスパッとこの話数でやってくれたのは正しいディレクションだろう。

 「ダラダラ伸ばさず」とは言ったものの、むしろこうしたスポ根漫画でシリーズタイトルにわずか1試合だけの名前を冠するというのは非常に珍しい。「おおきく振りかぶって」は「夏の大会編」っていうシリーズならあったけど、流石に一試合だけ、ってのは過去のアニメ作品にもなかなか例がないのではなかろうか。1試合で1クール弱と考えれば、むしろかなり贅沢な尺の使い方なのである。

 そして本作のすごいところは、そうした贅沢な尺の中で、一切間延びを感じさせないだけの中身が詰まっていたところ。地区大会決勝、烏野にとっては歴史的な試合になったわけだが、その大願の持つ熱量が余すことなく画面に詰め込まれている。日向を中心に影山や月島、その他全てのメンバーに活躍の機会が与えられ、次々にドラマが展開していく。敵役の白鳥沢の存在感も素晴らしく、圧倒的な強さを揺るがせず、主役を食ってしまう程の魅力が込められている。巨大な壁として立ちはだかる牛若はもちろんだが、個人的には名脇役として活躍した天童のキャラクターが特に目を引いた。原作で読んだ時はこんな面白いキャラだと思ってなかったのだが、木村昴の好演も相まって、ひょっとしたら一番烏野を苦しめたキャラになったかもしれない。

 I.G.による本作の動画が素晴らしいことはこれまでのシリーズでも嫌というほど見せつけられて来たが、今期はほぼ全ての話数が試合の描写になることもあって、一切休むことが出来ない強行軍。これを最後まで完璧に作り上げることが出来るというだけでもとんでもないこと。そして、毎回がクライマックスのごとき盛り上がりを見せていれば普通は食傷気味になってしまうはずなのだが、ゴリゴリの暑苦しい展開が続いても一切飽きを感じさせることなく、毎回視点を変えて「それぞれの熱量」を見せてくれる構成も実にお見事。この辺りの構成の妙は原作時点での上手さもあるのだろうが、今作の場合、満仲監督を筆頭に全てのスタッフが「面白いハイキュー」を追求して一切妥協せずに作り込んでくれた功績が大きい。試合結果は全て分かっている。次に何が起こるかも知っているはずなのに、いちいち手に汗握って見入ってしまうのは、まさに「幸せなアニメ作品」である。今期は図らずも多数のスポーツアニメがしのぎを削る面白いシーズンだったのだが(「DAYS」「卓球娘」「ALL OUT」「ユーリ」「ViVid Strike」、あと一応「競女」?)、「スポーツのアツさ」を見せてくれた作品としては、今作の完成度が最も高かっただろう。

 素晴らしい作品だったが、残念な点が2つだけ。1つは、流石に原作に追いついて来ちゃったのでしばらくは続編が期待できないこと。まぁ、ここはじっくり原作を溜めてもらって、また素晴らしいシリーズ作品を繋いで欲しいところ。安易にOVAとかでお茶を濁してくれるなよ。そしてもう1つは、こうして長期にわたって一致団結して作品を作り上げてきたスタッフたちの中から、田中一成氏の名前が欠けてしまったこと。コーチにはせめて、烏野の優勝を見届けて欲しかったものだが……改めて、ご冥福をお祈りいたします。

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