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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
叫び声がほんとしゅごい、第6話。ものすごい声量とものすごい安定感で、ひょっとしたら途中でサンプリングして引き延ばししてるのかなぁ、とも思ったが、水瀬いのりだったらこれくらいの荒技は可能かもしれん。絶唱経験者ですしね。世界を壊す声がある。 それにしても、なかなかタイトル通りに「キノが旅」してくれないアニメである。まぁ、誰が旅したっていいんだけどさ。いや、今回の話に至っては誰も旅してねぇな。「フォトの罪」とか、そういうタイトルなんだろうか。最終的な結末だけを見れば「清廉正直を信条としていたか弱い少女がすったもんだの末に幸せになる話」なのだからハッピーエンドといえばハッピーエンド。その過程でクソみたいな連中もみんなして最悪の死に方をしているのでさらにメシウマ度合いも高いのだが、その筋立てはペロリと飲み込んでしまうのが案外難しい。結局、このお話は少女のどんな側面を描きたかった話だったのだろうか。 単純に「正直者は最後に報われるというお話」であるという結論に対しては、基本的に反論する根拠はない。そのように読んだとしても大きな問題はないのである。ただ、これまでの数話を見ている限り、そんな日本昔話みたいな教訓話をわざわざこんなところでやる必要がないというのが一番の違和感。そして、細かく見ていくと多少なりともそうした寓話としてはいびつなところもあるのだ。一番気になるのは、商人家族の連中が毒を食ったあたりの一連の描写だろうか。少女は毒に気づいたあと、まだ止められるタイミングで一瞬の戸惑いを見せ、まだ連中が助かりそうなタイミングでも結局言葉を飲み込み、毒杯をあおろうとしていた。それがガキに邪魔され、そのガキが「もっと食べたい」と言った時点で初めて毒のことを進言。それを黙らされた結果、家族は死ぬことになった。その後のクライマックスとなる慟哭のシーンについても、何故彼女の叫びに呼応するように毒が効果を発揮した(ように見えた)のかというのも疑問の残る部分だ。もっと端的な問題としては、最後の猟銃のおっちゃんが何故自殺したのか、なんてのも問題ではある(まぁ、安楽死でいいんだけども)。 基本的に、少女は「善」であった。そのことは、堂々としたハッピーエンドを享受していることで逆説的に証明されるだろう。彼女が嘘偽りなくクソ家族の心配をし、「殺して」しまった後に悔悟し、後を追おうとしたその気持ちもおそらく本物なのであろう。しかし、やはり人間は完全な善性などというもので一言で説明できるようなものではなく、正しく生きる人間の中にも泥シミのように滲んだ「何か」があるということを、この物語はほのめかしているのではなかろうか。彼女が最初に一瞬の躊躇いを覚え、一同に一口めを食べさせてしまったところがそんな「滲み」の1つ。彼女はのちに語っていた通り、その光景を見て「自分も死のう」と考えた。しかし、この行動はつまりは彼女が「人を恨み、傷つけ、殺した」ことを認めた表れである。まず、この時点で彼女は「奴隷」から「人」へと近づいた。 そんな彼女の「帳尻合わせ」の自害をくそガキが阻止する。ここで彼女はわがまま勝手で人の心を持たぬくそガキを見てますます殺意を高めるかと思いきや、今度ははっきりと毒の存在を告げて制止を試みる。この彼女の行動が一番謎めいているのだが……うがった見方をするなら「どうせ何を言っても止まるわけがない」「逆に自分が騒いだ方が連中の食が進む」とかいう考えがあった……かどうかはわからない。ただ、なんにせよ「さっき止めなかったのに今度は止めた」ことの不自然さは説明されなければならない部分なのだが、それが宙ぶらりんのままに彼女は気絶する。 そして、すっかり完食した連中を前にして、彼女は最後の仕上げの慟哭の声をあげる。もちろん、その声に呼応するようにして次々に人が死んだのは偶然以外の何物でもなかろうが、少なくとも、あれだけの数の人間の死を目の当たりにした彼女にとって、それは自分の罪を見せられたことになるはずだ。「気絶している間に全滅」ではなく、しっかりと「自分の選択で人が死んだ」ことを示すために、彼女の意識がある中で、彼女の声をきっかけに、死がスタートするのである。彼女はここで初めて、はっきりとこれまでの信条に反する事実(自分は人を恨み、殺した)を突きつけられる。さらに、次に出てきたおっさんがわざわざ少女の手を借りて自害したのも、よりはっきりと「彼女が人を殺したのだ」という事実を突きつけるための存在であろう。形はどうあれ、あのおっさんにとどめを刺したのは彼女である。彼女はこれにより、どうあがいても「人を殺した自分」を直接的に受け入れる以外の生きる道がなくなった。あのおっさん自身が彼女にそうした意識を植え付けようとした訳ではないだろう。おっさんは冒頭のクソみたいな議論の時も割とニュートラルな視点に立って発言しており、少なくとも彼女にとって「敵っぽくはない」人だったが、特に味方というわけでもない。彼女に明らかな殺意を見せたくそガキを含め、完全な「敵」である一同を殺す。そして敵っぽくはないおっさんも殺す。こうして彼女は完全なる「罪」を手に入れた。 しかし、これまで狭い世間で生きてきた彼女は、本当に外の世界を何も知らない。突如現れたモトラドは、そんな彼女の「自分も死ぬしかない」という観念をあっさりと打ち崩す。まぁ、これまでろくな根拠もなしに他人に植え付けられた信条を抱えて生きてきた彼女のことであるから、ショッキングな体験をして世界が姿を変えたところに、新たな常識を与えてやるのもさほど難しくはないということだろう。ここで興味深いのは、彼女がモトラドによって塗り替えられた「常識」というのが、「人を恨んでもいいんだよ」というだけではないというところ。単にお外で遊びたかったお調子者のモトラドの言葉を全て間に受けて飲み込んでしまえば、彼女は目の前で起こった全ての出来事を「飲み込む」ことになる。つまり、「人を恨む自分」と、「人を殺した自分」である。おそらくこのあたりの「常識の反転」を実現させるために、彼女はことさらに「自分が人を殺した」という事実を突きつけられたのではなかろうか。単に「事故で死んだ人たちを見ていた」というだけでは、彼女の信条がこの先の人生でガラリと変わることはなかったかもしれない。「自分は人を恨んだし、傷つけたし、殺した」というコンプリート状態を「それでも生きろ」と丸め込まれた時点で、ようやく彼女は人並みの人生なのである。 別に「人を殺してもいいんだぞ」というお話ではなかろうが、今回のお話はこうして1人の少女が「自分に人の心があることを知る」という物語だったんじゃなかろうか。善だろうが悪だろうが、そこにあることがわからないと、疑ったり変えたり、そうした対処ができないですからね。キノも言ってたじゃないですか、「知ってないとどうしようもない」って。 PR このアニメのタイトルこそ「妹さえいればいい」だよね、第5話。まぁ、全てのリンクがつながった結果女の子が全員妹だったことが判明し、どっちかっていうと「妹しかいない街」みたいになってるけども。 前回決定した出張の話がまさかの続き物で今回まで引っ張られた。1期から通してこういう話の組み立ては初めてな気がするが、2期に入ってからは割とオムニバスというよりも一本のストーリーがつながってるような感じはありますね。2週間程度の出張、と言われてうまるも「なーんだ、その程度か」と胸を撫で下ろしていたわけだが、これまでの人生をずっとべったりで生きてきた兄妹には、たったの2週間でも随分な長さに感じるわけで。しかも「妹さえいればいい」兄と「お兄ちゃんさえいればいい」妹のコンビのこと。なかなか穏当には終わらせてくれない。というか、そもそも出張が始まっても別れさせてもくれない。ボンバのおかげで2万円ももらえて浮かれていたうまるだったが、突発的に思いついた新幹線での尾行(往復)でそのうち半分以上は消えてしまったのではなかろうか。ちゃんと2週間過ごすことができたんでしょうかね(まぁ、お兄ちゃんが立て替えてくれてそうな気はするが)。 基本属性がインドアのうまるのこと、ウナギにつられて尾行は決意したものの、途中で面倒臭くなって中止も検討した。しかし、お兄ちゃんが駅で上司の叶と会話しているのを見て、なんとも言えないモヤっとした感情が心の奥底から湧き出てきた様子。この絶妙な嫉妬具合がえも言われぬ「兄妹感」を醸し出していてなかなかのバランス感覚である。旅先で触れた「いかにもカップルがさわりそうな像」の時にも、「こういうのはカップルでやるものじゃないの?」と素直な疑問を呈するだけで、2人とも顔を赤らめたり意識したりなんてことはないのだ。そうそう、血の繋がった兄妹ってのはこんなもんなんだよ。お互いに「好き」「嫌い」で言えば文句なしで「好き」でいいんだろうけど、それは恋愛とは別次元の感情なんだ。うまるはお兄ちゃんを別な女に取られたらイラっとするし、いなくなったら泣いちゃうくらいに寂しくもなるが、それはLOVEではない。この「健全なイチャイチャ」が土間家の良いところなんじゃなかろうか。 そしてその他にも存在していた兄妹関係。満を辞しての登場となった「海老名兄」。過去に家を出てしまった、なんて話を聞くとその家庭環境をちょっと想像してしまうな。考えてみりゃ海老名ちゃんが単身上京してるのも不思議といえば不思議だし。でも、彼女の性格を見てると別に親が問題を抱えてるわけでもなさそうだが……料理人になりたいっていう夢を反対されたとかでしょうかね。結局、この兄の存在が判明したことで海老名ちゃんも「妹」属性が非常に高かったことが判明。他にも切絵ちゃん、そしてシルフィンと、今回はお兄ちゃんが「一緒に出張に行った連中の家に全く必要ないお土産を届ける」という謎イベントを敢行。それでも矛盾が生じずになんとなくスルーできちゃうあたり、シルフィンの強さだよな。それにしても、みんなしてうなぎパイ以外に買っていくものはないのか……。 リハビリ、もしくはメンタルヘルスのためのたほいや本番。「本番」という言葉を聞きつけて何故かお忙しいもう一匹の社畜がなんの前触れもなく出現するなどのミラクル(という名の日常)が発生し、結局今宵も八人戦。ひと回しに3時間以上かかるイベントなのに、開始時から自然に2セット以上回す前提で話するのやめーや。というか、セット制ってなんだよ。 ぶっちゃけ、私もかなり身体の状態が怪しかったので記憶も曖昧だったり、ゲーム中にあまり考えずに流していた部分も多い。一応回答用紙の記述も手掛かりにしつつ、覚えている範囲で記録を残しておく。なお、「全部一気に見ていくのはしんどい」というこちらの都合と、「早くあげないと怒られそう」という要素の折衷案として、2セットを分割して仕上げていくことにする。出し惜しみともいう。まずは1セット目の純正八人戦から。だいたいいつもの8人だが、いつも通りなふりして実は半年ぶり、とかいうのもいる。
おお、WUGよ、死んでしまうとは情けない……第5話。前回の作画停止(作画崩壊のCGバージョン)は1話分を犠牲にした結果だと信じたかったのだが、残念ながら崩壊の序曲に過ぎなかったようである。 作画云々に文句を言うだけなら簡単だが、文句を言うことに意味はない。誰が見たってダメなもんはダメなわけだし、こんなところで愚痴を垂れ流したからって改善されるものでもないのだから。でも、やっぱりこれは苦言を漏らしたくもなる状態である。いや、逆に今回の場合は番組として曲がりなりにも成立させて放送に至った、監督の画面構成術を褒めるべきなのかもしれないが……。だって、どう考えたって30分アニメを一本成立させるための素材は足りてないのだから。とにかく数少ない素材を引き延ばして引き延ばして、水のようなカルピスを飲んでいる気分になる希釈映像である。もう、「Wake Up Girls」というよりも「Wake Up 事務所の外壁」である。これじゃドラマCDと変わらないよなぁ。 勝手な想像にはなるが、おそらく放送に至るために、デッドエンドになる要素ってのは順番があって、音素材の録音(つまりアフレコ)は、デッドラインよりもかなり先に収録されているものと思われる。そして、残った素材である映像部分は、それをフォローするような形で後から肉付けされていくのだ(昔ながらのアニメだったらそれは当然逆の順番になる。だからこその「アフターレコーディング」なのだ)。しかし、スタジオの確保、キャスト陣のスケジュール確保の関係上、画ができてない段階でアフレコをこなさなきゃいけないなんてのは昨今のアニメ業界ではすっかり常識になった。そうして出来上がった音素材をなんとか成立させるために、今作はモーションキャプチャーと言ってるくせに一切モーションがない残念素材で画面を構成せざるを得なくなっている。冒頭、久しぶりにIー1側にも見せ場があるかと思ったら、なんとライブシーンが「かまいたちの夜」ばりのシルエット映像と止め絵オンリーという残念ライブ。アイドルアニメでそこを失ってしまってはどうしようもないだろうに……。直後に流れるオープニングはシャキシャキ動くために対比が痛々しい。そして、それに続く本編でも遠景の長回しが多く、キャラに近づいた場面でも極力「発話している人間」の顔が映らないカットばかりでつないでいく。音との齟齬を回避するための苦肉の策である。そして最終的には「エンドレス事務所の壁」「エンドレス撮影スタッフの顔」というお粗末な接続。流石にこれじゃぁアニメの中身に集中することなどできない。話がサクサク進んでいるだけに、この映像は本当に無念である。 今回唯一と言っていい「画面がそれなりに動いて説得力を持っていた」シーンは、未夕たちのドラマ撮影のラスト部分、志保がクライマックスでアドリブまでぶち込んで、ドラマが最高に盛り上がる出来になったであろうことを感じさせるところ。志保の万感の涙やそれを受ける未夕の感情は、2人の確執が完全に終わりを告げ、新たなI−1clubへと生まれ変わる予兆を感じさせる劇的なシーンである。最低限、そこだけでもなんとかアニメーションとして成立させたのは、監督のギリギリの矜持だろうか。もちろんそこ以外のシーンが駄目駄目になってしまっているのだから作品としては不合格ではあるのだが……一応、今後の展開でどこが重要な要素になっているかが分かるだけでも救われたと……言えないよなぁ。次週はどうなるかなぁ。 一応シナリオラインで気になるポイントと言えば、早坂さんがライバルコンテンツであるバーチャルアイドルの方にも手を貸している様子が確認できること。この人は根本的なところではWUGに肩入れしてくれる「いい人」サイドの人だったのだが、I−1の凋落が始まったタイミングでそれを食うコンテンツに肩入れしており、少しずつ力をつけてきたWUGにはどのように関与してくるかが気になるところ。これも彼なりの「試練」の1つなのだろうか。それとも、ライバルコンテンツの屋台骨としてWUGの前に立ちはだかることになるのか……まぁ、当の本人たちはバスツアー敢行で随分お気楽テンションでしたけどね。いくらかかるツアーなのかはわからんが、WUGの7人が全員帯同してくれるなら割とサービスの良い企画だよな。 えぇー、やっぱり俺は虎よりも猿の方がいいなぁ、第6話。残り5人になったけど、基本的に応援したくなるようなキャラがいないっていう……いや、猿が応援したいキャラだったとも思えないけども。一番頑張って欲しかったのは……イノシシのおばちゃんかな……。 ここ数回サボってきたノルマを一気に吐き出して帳尻を合わせてきた回。死ぬかと思われつつ生き残ったのだから何かそこに引っ張る理由があるのかと思いきや、特にそんなこともなくあっさりと殺されてしまたお猿さん。一応死ぬ間際にウサギが使ったトリックはそれなりの説得力があるものだが、あのロケーションにうまいこと誘い出して猿に油断させる作戦だったのだとしたら、誘導できた時点で結構な実力だったということになるのでは。まぁ、鳥さんからもらった大量の鳥爆弾をフルスペックで操るっていうチートがあったからこその荒技ではあるのだが。ネクロマンチストとやらが能力に使用制限を持たないのだとしたらチートのレベルを超えてる気もする。蛇が動いてるのはセミオートみたいだから、気が向いた時だけマニュアルに変更できる設定なのだろうか。これ、猿まで仲間入りしたらいよいよ止められなくなる気がする。 猿のおねーさん、結局色々考えた挙句にすげぇあっけない殺され方になってしまったのは残念至極。まぁ、これまでの犠牲者と大して変わらないレベルではあるのだが、ここまで一応ルールに抗って生き残ったりしていたのだから、もう少し爪痕を残して行くのだと思っていたが……強いて良かった点をあげるとすれば、「綺麗におっぱいを正面から貫かれて死ぬ」っていうのが多少なりともエロティックに見えないこともなかったこと。いや、でも俺そんな猟奇的な趣味ねぇしなぁ。今後死体が蹂躙されたらイノシシおばちゃんよりも興奮するかもしれませんね。 羊の爺さんは……もう、あまりにも予定通りすぎるのでマジでいうことがないな。一応牛さんをちょっと誤魔化すための策は打っておいたよ、くらいがギリギリ老獪さを感じさせる部分か。結局彼が握っていた必殺爆弾ってなんだったんでしょうね。死んだ後に手からこぼれてた奴なのかな? でも、実力で劣ると思っていた虎相手に奥の手は出さないか? あれだけドヤ顔で説明してたのだから、今後何かで絡んでくる可能性はあるのだが……問題は倒したのが一番頭が悪そうな虎だから、爺さんの爆弾を再利用しようなんて発想が絶対浮かばないところなんだよな。あいつ、マジで「酔拳で超強い」だけのキャラなんだろうか。まぁ、純正武力で牛と渡り合えるなら今後の試合展開に多少は見どころを添えてくれるかもしれないけども。 そして、今回めでたくタイトルクレジットをもらって一番登場時間が長かったのが、我らがチキンボーイ(馬なのに!)、馬さんである。回想シーンでの戦闘シーンがやたらシャキシャキしてて見応えがあった、なんてサービスはありつつ、その後はバランスを取るかのように狭い室内でただただ間抜けに驚き続けるだけのかわいそうな人。努力型だし、色々考えてはいたし、「いっそ負けないほうがいい」という発想はこの手のバトルロイヤルでは必ず登場してそこそこの勝率を稼ぎ出す陣営ではあるのだが……疫病神のネズミにたかられてしまったせいで、結局一番無残な死に方になってしまった。蛇さんは振動か何かで索敵しているようなのだが、殺したのが馬さんだってことは認識してるのかな? そもそも殺したとかいう意識があるのかもわからないけどさ。あと、ネズミが密室に侵入した方法もまだ闇の中。最終的に一番のキーパーソンはネズミに決まってるわけで、まだしばらく彼の能力は明かされぬままか。一人で頑張ってたお猿さんを馬鹿にしてたので素直にイラっとしましたけどね。 次回、これまで一切活躍してない辰の戦士がようやく登場。……今更新しいパーソナリティとかあるんですかね。また思い入れがさっぱりない回想シーン流すのは勘弁やで。 SとMの精神性な、第5話。よく言われるやつだ。真性のMってのは、結局相手になんらかの行為を強いて自分を満足させたい奴だから本質はSっていうやつ。まぁ、それを言い出したらきりがないのだが。 本作は「すげぇ面白い」っていう作品ではなくて、毎回「次は感想書かなくてもいいんじゃないかな」って思うんだけど、何故か当落線上ギリギリでずるいところを突いてくる。今回だって、筑波の顛末が収束することはわかっていたのだし、いつも通りに「なんとなく乗ったら解決」という展開に変化はないのだからしょうもない内容のはずなのだが、その中で描かれるコンビの関係性が、絶妙に「ウムゥ、百合……であるか……」という代物なのである。難しい。 ドライバーがS、パッセンジャーがM。全てのチームがそうじゃなかろうし、そもそもそんな役割分担なんてなさそうだが、少なくとも筑波の場合はそう思われていた。幼い頃から常に上にいたいずみと、それにずっと従ってきたなぎさ。誰がどうみても、いずみがSでなぎさがMだ。しかし、果たしてその関係性は本物なの? というお話。前回に引き続き今回も似たような内容の淫夢からスタートしており、しかも今回は夢を見ていたのがいずみの方。結局、2人して精神の奥底では同じような絵図を描きながら感応しているのである。 前回のラストでいずみが突然キレた理由は今ひとつ分からなかった。まぁ、「他の女といいタイム出しやがって」という嫉妬で問題ないと思うのだが、なぎさの謝罪をあっさりと受け入れて再び同乗しているので、あんまり本気でキレてたというわけでもなく、単なるヒステリーだったということか。どうもなぎさの対応からするとよくあることなのかもしれない。今回はゆり達に背中を押されて多少積極的な「ガツン」になぎさが動いたため、関係修復も早かったのだろう。 結局、周りのチームもなぎさの決意も、特に二人の関係性を動かすには至らなかったのである。しかし、世界が変わったのはちょっとした偶然から起こった事故の後である。バイクなんかと同じでバードストライクが命に関わりかねないこの世界、不慮の事故でいずみが初めて気づいていしまったのは、「実は自分の命がなぎさに握られているのだ」という当たり前の事実。サイドカーに乗ってる人間だったらそれくらいは最初に覚えそうなものだが(実際、ゆり達はそのことをコーチに教え込まれていたのだし)、これまでそうした認識がなかったのは本当になぎさが諾々といずみに従っていたためだろうか。とにかく全てを決定するのはいずみの方。そこに紛れが起こらなければ、あらゆる決定は「いずみが正しい」前提で進むわけで、あらゆる決定権は彼女が握っていると思っていてもおかしくはない。 しかし、事故によって命の危機を実感し、それを回避できたのは明らかになぎさのおかげ。つまり、なぎさがヘマをしていたら、もしくは命を投げ出してやろうと一瞬でも考えていたら、いずみはもう車どころじゃない身体にされていたのかもしれないのだ。そのことに気づき、後ろにいる人間が下僕じゃなくて「命綱」だと気づいた時、いずみの中での優位性は終わりを告げた。そして、彼女のドライビングからなぎさが感じ取るのは、いよいよいずみが自分の存在を認識し、主導権を譲り渡したという実感である。表面は変わらずとも、運転中に限っては、その主従は逆転する。そのどうしようもないトランスに、なぎさは異様な興奮を覚え、極まってしまうのである。いずみに出来ることと言ったら、車を停止させた後に精一杯の強がりをぶつけるくらい。今後、この2人はどんな距離感で日常生活を過ごすことになるんだろうな……。まぁ、あの淫夢から察するに、いずみさんの方も薄々わかってはいたんでしょうね。これもまた、1つの友情なのかもしれない。 それにしても……あのズカコンビは結局幕間のギャグ担当で終わりそうだな。いや、今更オリジナルのシリアスエピソードとか持ってこられてもどうしようもないけど。お客さん、バーカウンターでESPカードはやめてください。 心を病んだかわいそうな社畜が突如流れてきて起こった4人戦。あくまでリハビリ、翌日以降の本番前の肩慣らしだから……。たほいやのリハビリって、どうやったらいいいんでしょうね。参加メンバーはご想像にお任せしますが、大体の場合は純正の2択(以下)になります。
Round1・「りょうとうのいのこ」 1、宮本武蔵の奥義。『五輪書』に記述が確認できるが、詳細は不明。牛針とも。 2、世間ではありふれていることを知らずに自分一人が得意になることのたとえ。 3、(主に東北地方で)寒干餅のこと。 4、坂本龍馬とその愛妾、ウノ井泥四(どろしい)の子。 「リハビリなのにいきなり長いのはきつい」って言ってました。 ①「この牛針って何」「ゾロの必殺技だよ!」いや、そんな「当たり前じゃん」みたいなテンションで言われても……。 ②こちらの説明を見て「はくちょうはんこく」を思い出す。 ④「リョウとウノイの子」。だからどうしてそんな無茶な切り方を……。ウノ井などという無茶な名字を生み出した挙句に「ウノだからドローフォーです」とのこと。ゴッドファーザーになってくれ。
Round2・「ほのおのひと」 1、(新潟県で)末子のこと。 2、ラマーズ・リオによる青春小説。時の為政者ヒッチ王女と獄中のジルの悲愛を描く。 3、ロシアの職業軍人、イリノイ・ピエール・コパンの異名。全身に真紅の蟹殻を纏い、銃火器を重装していたことから。 4、三好十郎作の戯曲。ゴッホの半生を描く。 後から思い出して知ってた人もいたような案件ですが、回答の際には思い出せず、まさかの4人戦で全外しという超絶接待プレイを繰り広げてしまった。全部で40点しか点数が無いのに、最終所持点数が29点だったという(なお、俺も14点持ってたからどう考えても計算は合わない)。 ①回答用紙には「穂の尾の人」と書かれているが、詳細は不明。 ②もうファイアマリオしか浮かばなかったので、「マリオブラザーズ」のアナグラムとか、そんなの。 ③回答提出時に「お前にしては普通だな」って言ってたくせして読み上げたらこれ。真っ赤な装飾に加えて「火器」と、徹底的に炎をフィーチャーしたゆるキャラみたいな人。「かにのふんどし」は赤くないからつけられないですかね。
Round3・「ごはいふ」 1、数占で吉兆を表す数。 2、中国の軍人。山東の人。1926年春以来張作霖と提携、蒋介石の北伐に抵抗して敗北。 3、牛の遺骨を包む布。 4、日本初の電動式炊飯ジャー「煉獄」のキャッチコピーで、その火力をうたったもの。「ごはん炊くならイフリート」の略。 シンキングタイムに「え〜と、ゴッドが……」とか漏らしたら「うわっ、被った!」とかいう声が聞こえる地獄絵図。 ①「5812」の記述が。村上春樹みたいやな。 ③「牛灰布」。 ④久しぶりに提出時に目を疑った回答で、書記係はあまりのことに卒倒。「腹筋じゃなくて肺に来るヤバさ」という名言を残している。死の際で彼が漏らした言葉は「だったらイフリートって商品名にしろよ!」だったが、問題はそこ(だけ)ではない。
Round4・「むけせっく」 1、東日本で、六月一日をいう。歯固め餅や麺類を食べる風習がある。蛇または人が皮を脱ぐ日だから桑畑に行ってはならぬなどという。 2、→エックスメン。 3、(日へ面を上げよ、の意)励ましの言葉。 4、矛などの武器で石材を加工する職人。 とりあえず「男児のちんこを剥く日」っていう回答は潰しておいてからの挑戦。 ①意味はわからないが、わからないからこそ広辞苑なのである。詳細はこの辺参照だが、よく読むと「蛇は脱皮王と見なされてきた」などのパワーワードがある。僕の名は脱皮王。 ②一発でヤツの回答とわかるこの駄目さ加減。「なんでこんなこと書いたの?」「アナグラムすると大体X-MENになるんです」。 ③完全にスルーされたがこれも意味わからねぇな。 ④「矛戈石工」とのこと。 たった1つの悪意の果て、第5話。ついに今作にも「純粋な悪人」が現れてしまったか。もちろん、これだけ万能な魔法の力が存在するなら悪用する人間が出てくるのも当たり前なのだが。 猫の里の冒険、後編。まずはスレイベガという存在をめぐって、乱入者の2人(男の方がミハイル、ナイフのおねーちゃんがアリス)とチセが対峙する。衝撃の真実を知らされたチセであったが、ぶっちゃけ、前回の分析通りに彼女にとって「死」はそこまで重要な問題ではなかった。ただ、それでも彼女が無条件にエリアスに身を寄せたことは意外ではあったか。これまで一度たりとも求められなかったという彼女の人生。金で買おうが嘘八百だろうが、とにかくはっきりと彼女が必要だと求め、居場所を与えてくれた人間(?)はエリアスが初めてだったという。その先に何が待つのかは分からないし、本当に数年以内に死んでしまうのかもしれないが、それでも今は、エリアスに付き従うのみだという。 この割り切り方はチセの強さとみるべきなのか、それとも命に拘泥しない彼女の短所とみるべきなのか。普通の人間ならば「命を握られている」と思えばそこに不信感や恐怖感があるだろう。実際、チセがエリアスの下に来てからも何度か「魔力によるダメージ」と思しき現象が発生しており、そのことについてエリアスが何も言わなかったのも事実。彼の誠意を疑おうと思えばいくらでも疑うことはできる。しかし、彼女はそうした他者との関係性に慣れていないということもあるのだろう。そもそもこれまで「他者を信じた」経験が無いと思われるわけで、その前提をクリアした上で「疑うかどうか」という俎上に上がったのがエリアスで1人目なのだ。それなら、どうせ最初からなかった人間関係。ダメだったとしても最悪死ぬだけだし、その時に支払われた金の分だけでも彼女がエリアスの役に立ったのなら、それはそれで取引としてはイーブンなのである。人身売買と言われた時点で、あらゆる不遇を想定して彼女はやって来たはずなのだ。今更命がどうこう言われたところで、つかの間のプラスがゼロに戻るだけ。それならば、これまでのほんの短い間の接触で自分がエリアスに感じた信頼に、今は賭けてもてもいいはずなのだ。 チセがそこまで刹那的な考えを持っていたのかどうかは定かでないが、少なくともぽっと出の怪しげなコンビよりは、(まぁ、こっちも怪しいけど)いくらか気心の知れたエリアスを信じる。彼がここ数日で彼女に与えてくれたものを信じる。そうして、彼女はエリアスと意思をつないでいくのである。これまで散々な人生を歩んで来たチセなりの、一種の「処世術」だったのかも知れない。 こうして、結局「澱み」のお祓い任務を続けることになったチセ。彼女が見せられた過去の記憶は、前回の猫たちの話から想像できる範疇のものだったのでそこまで大きな驚きは無いのだが、そこにポツンと小さな、根深い悪意が紛れていたことには注意が必要だ。「魔法使い」と「魔術師」。なんでそんな半端な言葉で区別するのだろうと思っていたが、なるほど、エリアスと「こいつ」を一緒くたにするのは抵抗があるか。人の心を持たずただ魔力のみを行使する悪魔のような存在。そんなものに関わってしまったが故に、1組の哀れな夫婦が永劫の闇に囚われてしまったのである。そして、その闇の中に、この村の猫たちも長年縛られ続けているのだ。これを解放してやるのが、スレイベガとしての大きな大きな第一歩。 最終的にどこがどういう理屈でミナたちが救われたのかもよく分からなかったのだが、とにかく「精霊たちと尋常じゃなく仲良くできる」というチセの能力が見事に噛み合った結果らしい。もともとミナもマシューも悪人ではないただの被害者なのであるから、こういう形で救われるのはありがたい話である。多くの仲間を犠牲にしてしまった猫チームからはそれでいいのかという声も上がるかもしれないが、チセの機転により女王が生きながらえることができたのだから、ここはWIN-WINだったということで手を打とうではないか(猫の手をね!)。かくして、村には平和が訪れたのであった。 これで全てが片付いて一件落着……というわけにもいかない。ミハイルたちが残した「スレイベガの余命」問題は残されているのだ。エリアスは「手を打とうとしている」と言っていたが、さて、チセは今後どのように自分の力を使役することになるのか……次回、なんかすげぇ魔女っぽい声の妖精の女王が登場するぞ。 11月4日 ドラフト模様(XLN×3) ピック順 【Chrolony】→【Mei】→【Alessi】→【Sea-chcken】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Serra】
最近気づいたんだけど、この記事って時間が経てば経つほどにどんどん書くモチベーションが下がっていくな(当たり前だけど)。週末に色々イベントが立て込んでて(あと面白いアニメが多くて)後回しにしてると、マジで書き始めるのが大変になってくる。もう、書かなくてもいい気がする。
次週(今週)はすでに欠席者が1名出ていますので、キャンセルの方はお早めに連絡お願いします。また、明けて翌週は「アイコニックマスターズ」の発売日だったりします。やるかどうかはまだ未定ですが、モダマスなんかと違って開封時の当たりくじがあんまり無いので、各人のモチベーションやパックの値段次第ではスルーでいいかもしれません。一応今週相談するけども。現時点で一番欲しいカードはアンコの「ミシュラのガラクタ」です。
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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