最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
7人戦×3とか、鬼畜の所業ですわ。1戦目はワシ参戦してないし、もう眠いし、分量多いし、面倒になったので今回はほとんど原文ままで投げ捨てていく。考えてみりゃ、東の国の人はそれで充分満足してくれるんだよな。ちなみに今回はいつもの面子に加えてえびふらい先生が出たり入ったりしています。
PR VS田中あすか編決着、第10話。ラスボスとの対決は、抜き身の刀での壮絶な斬り合いであった。 前回のお話であすか先輩編はほぼ片がついたと思っていたが、流石のラスボス、変身しての最終形態を残していた。まぁ、確かに考えてみりゃ前回のお話では先輩サイドが一方的に門戸を開いただけであって、そこに久美子が踏み込むところまでは行ってなかったのだ。「起承転結」の「転」までは進んだが「結」に到っていない、と前回書いたわけだが、今回はその「結」の部分である。 久美子のお宅訪問は、弱っていたあすか先輩の内情を引き出すところまでは行ったが、最後の一押しが足りない。というか、先輩サイドも自陣に久美子を引き入れるに当たって、むしろ「自分の置かれた状況を理解させ、仲介役の久美子を諦めさせることで吹部全体を大人しくさせよう」みたいな意図があったのかもしれない。実際、久美子がお宅訪問したにも関わらず変化が起こらなかったことに対し、他の部員たちも多少がっかりした部分はあったようだ。何事もなければ、このまま田中あすかは表舞台から退場し、吹部は中川先輩を引き連れてちょっと寂しい全国大会に挑んでいた可能性もあった。 しかしそこは運命の悪戯。折悪しく(折良く?)、黄前家でも一つの問題が自然解消しようとしていた。久美子の姉・麻美子の突然のわがままは、結局一言でまとめれば「遅れてきた反抗期」だった。「何もそんなタイミングで大学やめんでも」とは思うのだが、これまでの二十年の人生に、彼女も思うところがあったのだろう。円満解決とまではいかずとも、両親には何とか自分の気持ちを伝え、自分の道を進むことを決意したようである。姉の旅立ちを最後に後押ししたのは、図らずも「羨ましかった」とぼやかれた妹の存在。自分がきっかけで妹が始めたユーフォ、その音があまりに真っ直ぐで、妹は自分が出来なかった「やりたいこと」をやっていることを痛感した麻美子は、遅ればせながら自分も夢を取り戻す決心を固めたという。彼女の人生にとってこれがプラスなのかどうかは今の時点で判断出来ないことだが、少なくとも、お互いの心情を吐露し、わだかまり無く人生を進み始めた姉妹の関係性においてはプラスだったようである。姉の言い残した言葉を噛みしめ、久美子は一人、涙した。 そうして青春の在り方を考えさせられた久美子が、相変わらずの家政婦気質で見聞きしてしまったのが、三年生首脳陣によるごたごた。中瀬古先輩は基本的にぽやっとした人なので「繰り返し説得すればあすかも折れてくれるかもしれない」という期待があったようだが、付き合いが長く、メンタリティを理解している部長先輩は諦めムード、というか、「あすかならしょうがない」という理解があった。「憤りというよりは失望」と彼女は言っていたが、何でも出来る完璧超人田中あすかという偶像は自分たちが勝手に作り上げたものだということも理解しており、そうしてなにもかもをあすかに押しつけてきたことの後ろめたさもあって、彼女はあまり積極的にあすか先輩を押すことも出来ない様子。何より、そうした「完璧超人」が本気で「部活に加わらない」と決意して防護を固めてしまえば、自分たちがどれだけ抗っても無意味であるということも、彼女は分かっているのだ。結局外堀は少しずつ埋められており、「全国大会にあすかは出ない」ということが決定事項に。 これまでなら、そこで終わりだったはずのエピソード。しかし、今の久美子はそこからのもう一歩があった。決意を固めて挑んだ最終決戦。相変わらず、彼女には策略も武器もなく、ただ思ったことを口にするだけ。そして、そんな生中な説得に応じるくらいなら、問題はそこまでこじれていない。改めて、田中あすかが恐ろしい人間であることを認識させられる。2人きりの自宅であそこまで開けっぴろげに自分をさらけ出しておきながら、いざ「部活に復帰するかどうか」という具体的な問題になると、彼女は再び仮面を被り、徹底して理詰めで防御を固める。「自分は吹部に戻ってはいけない」という理由をそこかしこから選び出し、隙を作らない。ここで以前の希美復帰問題を引っ張り出してくるあたりは実に周到。彼女は、「久美子が諦めざるを得ない」言葉を的確に繰り出し、撃破しようとするのだ。そんな彼女が最後に取り出したのは、久美子の内面性に関わる決定的な一言。つまり、彼女の「性格の悪さ」。家政婦体質で首を突っ込むが、常に一線を引いた久美子のスタンス。希美事件の時に結局関われなかったことは事実であるし、事なかれ主義を標榜し、他人の強い感情からは目を逸らす、それが久美子の生き方だったのだ。当然、これまで散々茶化していたあすかはそのことを熟知しており、最後にとどめを刺すつもりで、一番言いにくいそのことを引っ張り出してきたのだろう。どこまでも残酷で、冷徹な女である。 しかし、この攻撃が今の久美子をかえってかき立てることになった。姉との一件を通して、自分の生き方を思い悩んだ久美子。彼女の脳内を「自分」「他人」「大人」「子供」といった様々なタームがかき回したことだろう。そして、全てが吹き飛んだ後に残された行動は、ただ感情のままに、わがままをぶつけるだけの久美子だった。姉が成し得なかったという、「子供らしい高校生」の振る舞いだった。ハタからみれば単なるわがまま。理屈も何もあったもんじゃない言葉の数々。しかし、それは未だかつてあすかが受けたことのないものだった。「特別」であり続けたあすかは、久美子を揶揄して逃げおおせたと思っていたものの、実際には、突き刺した言葉が己に帰ってくることを想定していなかったのだ。一歩引いて物事を見る生き方。自分はあくまで観察し、客観を尽くす。そうした生き方を続けてきた「良い子」は、何も久美子だけではない。あすか自身、そうした生き方を強いられ、そうした生き方しかできなかった人間だった。そのことを、一歩先へと進んだ久美子にぶつけられ、彼女は揺らぐ。今まで受けたことのない生の感情を叩きつけられ、みっともなく狼狽する。前回見せた彼女の「生の笑顔」が起承転結の「転」であるなら、今回彼女が「見せなかった」表情こそが、「結」である。久美子が全身全霊でもってたたき落とした彼女の仮面。その奥にどんな表情があるのか。画で見せられずとも、それは明らかであろう。かくして、ラスボスは打倒されたのである。 ラストシーン、全く同じ構図で並ぶ2本のユーフォニアムが、今回の顛末を象徴している。もう、田中あすかは仮面を被る必要はないはずだ。「自分のための演奏」を好きなだけ追求し、わがままを言える関係性になったはずだ。万難は排された。 ……はずだったのだが…………あれ? 高坂さん? 麗奈さん? どうされました?? ……あの写真のことがなぁ……まさか久美子の方にもなぁ……。田中あすかはラスボス、それは間違いないのですが、最近のゲームって、ラスボスの後にもっと強い隠しボスが必ずいるよね……。 そして、次の曲が始まるのです。 なんて話だ、第10話。ダガーさんとの一大決戦が待ち構えているのかと思っていたら、予想とは全然違う方向のお話だった……。 正直、びびった。想像もしてなかった。そして何より一番驚いたのは、一切想定していなかった自分自身だ。いや、でもさ、想像するか? あそこの兄妹関係なんて……。振り返ってみれば手掛かりはたくさんあった。いや、手掛かりっつうか、もう答えみたいなもんだった。アイオーンとアイレーン。そりゃ血縁があるに決まってる名前だ。確認したらどちらもライオン族だそうな。パートも同じギターだし、厨二病気味の立ち振る舞いだってキャラが被っている。もう、どう見ても確定じゃん。 ……でも、考えもしなかった。考える必要がなかったというか、同じ世界にいるキャラのはずなのに、この2人に一切接点を持たせようっていう発想が浮かばなかった。アイオーンはお笑い集団の1パーツで、アルカレとの対バンが終わったらシンガンさん自体がお役ご免。非劇のヒロイン・アイレーンは前シリーズのロージアと同じポジションで、いざとなったら闇の女王に支配されて対立するラスボス。そう考えていたら、この2人を結びつけることが出来なかった。結びつける必要が無かった。おかげで、わざわざそんな関係性を掘り下げて1エピソードを作られた時に、度肝を抜かれる結果となったのだ。いや、まぁ、この2人が兄妹だからってこれまでの構図が何か変わるかと言われたら、別に何も変わらないのだが……うーむ、びっくりである。 で、実際にこのタイミングで2人のエピソードが挟まっても、ぶっちゃけ「なんで脇道に逸れたんだよ」くらいの印象なわけだ。ダガーさんがブチ切れ本気モードに突入し、アイレーンが捕らわれる構図は前作と全く同じ。後はロージアやシアンが愛を歌ってダガーから彼女を取り戻すミッションが行われ、解決後に今度は闇の女王が覚醒、そのあたりで夢幻庵が帰還し、みんなで力を合わせて闇の女王を倒す、そういうシナリオだろうと踏んでいたわけだ。しかし、なんとダガーさんは開始2分でKO。これまで散々溜めていた鬱憤を一切晴らすことなくミニマムモードに戻ってしまい、悪の親玉としての立つ瀬は無い。まぁ、前作で負けた時点で立つ瀬も何も無いのだが……。ダガーによるダークメロディシアンは闇の女王の覚醒キーとして活用され、沢城先生の長い長い高笑いとともに復活ののろしを上げた。ここで一気に全面対決になるかと思いきや、何故か女王は一呼吸置き、盛り上がりが最高潮になるお祭り当日を狙い打つと宣言して去っていったのである。なんか、優しいな。これ、もし女王を警戒してフェス自体が中止になったらどうしてたんだろうな。 そして、デッドエンドまで期日が設けられたおかげで、その間にやることと言えば兄と妹の思い出話なのである。うーむ、普通の過去だな……。御曹司の進路の話、最近うたプリでも見たな……。まー、こういう重たい過去をアイオーンが引きずっていた時点でギャグにしかならんのだがね。シンガンさんはすでにロム兄さんが過去話をいっぺんやってるし、さらに重ねられても「ふーん」くらいのもので。こいつら、他のメンバーの過去の話とか一切興味ねーのな。今まで誰もそういう話題に触れてこなかったのかよ。まぁ、それだけ信頼関係が厚いとも言えるのだけど。結局、なんだかよく分からないままに兄妹は和解して笑顔になれたわけだが、これでアイレーンの出番が終わりとかだったら残念極まりないな。まぁ、流石に最終決戦には駆けつけてくれると信じたいが……今回はBVLの曲がサブタイトルになってるのにライブシーンがなかったんだよなぁ。 とにかく、予想と違って「ダガーとの前哨戦」はなくなってしまったが、みんなで力を合わせて女王を倒しましょう、という部分については変わらないはず。仕切り直した面々がどれくらい活躍の場をもらえるだろうか。最終決戦で楽しみなのは、ダル太夫さんの訳の分からないアクションです。はよ帰ってこい。 オープニング最高かよ、第36話。いやー、3部の時のこともあるから何かしてくれるかも、っていう期待はあったのだが、今回は曲の使い方が最高だな。元々今回の「Great Days」はお気に入りなんだけど、曲中に入るヒョ〜ンみたいなヘンテコな間奏がすごく不思議でしょうがなかったんだ。なるほど、あそこでああいう使い方になるのか……。映像演出としてはぶっちゃけキンクリに近い気もするのだが、逆再生でバシッと見せられて、ループもののニュアンスも込められて、挙げ句にラストカットがアレ。完璧に計算し尽くされた映像だったわけだ。これまで散々作画について文句は言ってきたが、今回のオープニングは文句無しでグッジョブ。こりゃぁ5部のアニメも期待が高まるぜ。……まぁ、5部の場合はラスボスの能力が明らかになるのがストーリー中盤だからクライマックスには持ってこられないんだけどね(ラス前でオープニングに特殊演出を入れるとしたら「あっちの」能力になるんですかね)。 閑話休題、息つく間もなくバイツァダスト。期待通りの早人オンステージである。佐藤利奈が焦って叫んでハァハァしてるのをたっぷり30分聞けるだけでも私からしたら極上のご褒美なわけですよ。ジョジョ特有の台詞回しで感情全振りってかなりハードルの高い内容なんだけど、早人に関しては流石の一言ですわ。この1,2話で急激に成長している彼の存在は、本当にこの作品では大きなものです。 で、そんな早人が体験している不幸のどん底体験だが、「察しの良いガキ」であるが故に色々と手を尽くし、その上でどうしようもないという絶望感がある。「自分のせいで露伴が死んだ」→「露伴に近づかなければいい」くらいなら思いつくだろうが、当然その上を行くバイツァダスト。「運命の力」というフレーズもジョジョではお馴染みのものですね。これのレベルが格段に上がると「暗殺風水に失敗はネェのじゃぁ〜!」になります(なりません)。吉良も吉良で僅か1日で自分の能力を100%理解しており、たかだかガキ1人相手に何も臆することなど無いってんで余裕の表情。素直に人生を謳歌している吉良吉影の楽しげな様子が拝めるのも、このパートの楽しみの1つですね。次週、さらに調子に乗って愉快な姿を見せてくれます。まぁ、こんだけチート級の能力をもらったら浮かれるのもしょうがないですけど。 露伴の死に続いて、今度は集合場所に図ったように遅刻しまくって集まる残りの4人。康一君、その辺歩いてる小学生にいきなり道を尋ねるのはどうなのよ。時計が無いのはしょうがないけど、小学生だってあんまり時計はしてないと思うぞ。っつうか承太郎は流石に時計持ってるだろ。頼りない大人達ばっかりで申し訳ないなぁ。サラッと流しているが、実はあの場所に集まった理由もよく分かってない。まぁ、おそらく早人の通学路であるという認識があったのだろうが(杜王駅と学校の間とかかな?)、早人に話を聞く目的であそこに集まったのだとしたら、顔を見てパッと認識出来ない康一や億泰はなかなかの阿呆である。露伴先生なんてわざわざ自家用車をあそこに停めて待ち合わせしてたんだよね。彼の移動手段がバスなのかバイクなのか車なのか、その辺もよく分からん。あのシーンで露伴が車に乗ってる意味ってあんまり無いんだよな……つまり、「単に荒木先生が露伴の車を描きたかったから」というのが結論だと思います。 こうして集まった4人から逃れるために手を尽くす早人だったが、余計なお世話を重ねられてゲームオーバー。まぁ、いくら何でもバイツァダストのチート能力を初対面の仗助たちが察することなんて、どれだけ洞察力の高い人間が多いジョジョ世界でも不可能である。承太郎が「質問されること自体が問題なんじゃないか」って気付いたのは流石だが、そこで出てきた台詞が「質問されること自体に問題があるのか?」っていう質問だったのが草。いや、しょうがないですけどね。絶望的な状態で、文字通り決死の覚悟で4人を守ろうとした早人だったが、そんなところも全て盤石のフォローを見せるキラークイーン。もう、一体どういう能力なんだか分かりませんね。あれってカッターナイフ程度だから自動操縦で守れたかもしれないが、もっと大きな危機が迫ってたらどうなったんでしょうね。トラックに突っ込むとか、屋上から飛び降りるとか。流石にそこまでフォローしきれないと思うので、早人がダイナミックな方法で自殺してればひょっとしたら4人の死は防げたかもしれない。いや、どう考えてもそっちの方がバットエンドだけどさ。もしバイツァダストの自動防護が完璧なのだとしたら、吉良は誰か協力できる仲間を見つければ、そいつを防護しながら戦う無敵の盾役になれたのかもしれませんね。まぁ、吉良吉影が他人に心を許すことは絶対に無いので実現しない想像でしかないけど。ひょっとして、この「誰かを守る吉良吉影」を実現させたのがジョジョリオンなのかね? だとしたら面白いな。 結局、早人の2+α回目の朝は、被害人数が1人から5人へと一気に拡大。吉良からすれば最大級の釣果を得ての帰還である。普通の小学生ならここで心が折れるところだが、何の変哲もないサラリーマンの息子・川尻早人は黄金の心を持つ少年だった。小学生でも大人を殺害できる方法に気がつき、限られた朝の時間帯で出来る限りのことをやりきるために走り回る。猫草の変異についての説明はカットされていたが、「猫」というモチーフ(というか原料)からキラークイーンに面影が似通っているところはなかなか暗示的。一応吉良には懐いてる設定だったんだけど、そのあたりは都合により無かったことに。なりふり構わない発射台としての再登場である。 そして、既知の視聴者にとってはある意味クライマックスといえるだろう、朝の風景の「あの描写」。これは素直に上手いと感心した。BGMに紛れて「あの音」が絶妙に聞こえたり、聞こえなかったりするんだよね。早人の立ち回りも非常に自然に見えて、漫画ではコマとコマの間に隠されてしまっていた「伏線」が見事にアニメの中で再現されている。このあたりの工夫は、アニメ化されて良かった、と素直に思える部分だ。来週の回収が楽しみですね。 そこからさらに運命の悪戯を巡る静かなバトルが続く。カップが割れることを知っていたためにささやかな復讐を試みた早人。彼なりの宣戦布告があの攻撃に現れており、その時の彼の表情を、吉良は「仗助や康一たちと同じ目」と評している。しかし、そんな「ループしたが故のアドバンテージ」を活かした早人の攻撃は、なんと次のステップで彼自身を苛むことに。吉良も吉良で「何かがおかしい」と警戒して歩みを止める慎重さがあり、一筋縄ではいかない敵。幸い、小学生の素の反応を見てギリギリのタイミングで警戒を解いた(この「数秒の遅れ」が、さらに後の展開に影響するという周到さだ)。早人の秘策、猫草は見事に炸裂し、吉良を討ち取ったかに見えたが、なんと「前回まではそこになかった」はずの腕時計が彼の目論見を阻む。知っている事の強みが、「知らないこと」を産みだしてしまうという不幸。当然、ここで使われた猫草だって、こんな単発の能力だけで終わるツールではない。二重三重に、全ての要素はフィナーレに向けて繋がっていくのである。 やっぱり何度見ても痺れる構成だ。さぁ、次回以降もクライマックスしかないぞ。 12月3日 ドラフト模様(KLD×3) ピック順 【Alessi】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Mei】→【Serra】→【Chrolony】→【Sea-chicken】→
あ、特に書くこと無いです。たほいやのせいでドラフトの記憶もおぼろだし。やっぱただでさえアニメラッシュでキツい週末にドラフト&たほいやとか入れるもんじゃねぇな。
命がゴミのようだ! 第10話。最終回も見えてきたし、サクサク減らしていくんだポン。 まぁ、前回に比べりゃまだ減る人数は多くないけども、すでに7人しかいない状態から間引くんだから、4人も5人も減っちゃぁ困るわな。残った面子は主人公補正最強のSW、フィジカル最強HA,友情パワーを抱えて戦えリップル、実はラスボル候補だったスイムスイム、復讐の悪鬼ミナエル、なんで生きてるんだたま、そしてイベントマスターのクラムベリー。この中から誰を間引いていくかと言われたらなかなか難しいところだ。 とっかかりは、前回のラストシーンにあった。ミナエルが辿り付いた策は、「魔法少女が最強なら変身前に叩け」という非常にシンプルなものだった。前回のぬいぐるみの諸々のシーンはそういう意味だったわけね。まぁ、何でHAの正体を突き止めた時点ですぐに襲わなかったのかがちょっと疑問なのだが、「変身前を襲う」というのは一種の禁じ手であり、奇襲である。万が一失敗したら相手は常に変身前にも警戒するようになるだろう。唯一のチャンスをものにするため、戦闘力の高いスイムスイムに実行役を任せたと考えるのが自然か。しかし、「正体がばれた魔法少女は云々」っていうルールは事前に説明してたんだっけ? あんだけ大手を振って慈善活動してる連中ばっかりだったもんだから忘れてたわ。先に変身して人ごみの中で待ち構えておけば相手だけ変身出来ないから嬲り殺せる、ってのは、シンプルなようでなかなかエグい作戦。ある意味、一般人を無差別に巻き込んだメアリと大差無い思考回路だよな。 こうして、スイムスイムの奸計に落ちたHAは、憐れ対抗の手も無く惨殺された。こうしてみると、スイムスイムは最初に自分の手を染めたルーラ殺害の時から、他人の命を奪うことに対して一切の躊躇いがないのだよな。クラムベリーさんまでが「自分に似ている」と太鼓判を押すそのメンタリティは、気付けばラストステージまで生き残っての優勝候補に。しかし、それでも彼女のモチベーションはあくまでも「ルーラになる」ことなのが悩ましい。弱き者、愚かな者を統べるリーダーとして存在するべきルーラは、もし周りに誰もいなくなったとして、存在することが許されるのだろうか。スイムスイム自身、自分の歩んでいる道の先を、どれほど認識出来ているのだろうか。 ちなみに、HAは為す術もなく殺されてしまったわけだが、彼女は事前にSWに投げかえされたラッキーアイテム「うさぎの尻尾」を所持していた。それでもスイムスイムに対して手がでなかったことを考えると、あのアイテム類は魔法少女に変身していないと効果を発揮しないってことなんでしょうね。まぁ、他のアイテムも日常的に使えたら割とチートだしな。 残り6人。ここでいよいよスイムスイムは最後のヤマであるド本命のクラムベリー討伐へと乗り出す。どれだけ察しの悪い連中でも、クラムベリーがこのイベントでは特権的な立場にあることくらいは薄々気付いた頃だろう。彼女は相変わらずファヴを通して様々な情報を得ており、今回もスイムスイムについての細かい近況を知ったり、ルール無用のやりたい放題。まぁ、ファヴに「マスター」って言われてる時点でルールを気にする気配は一切無いしな。 いよいよ始まるチームルーラVSクラムベリーの生き残り競争。クラムベリーの能力は「音を自由自在に操ることができるよ」だが、それ以外にも超人的な聴力というサブ能力を持っているらしく、これまで幾度となく暗殺を企ててきたチームの思惑をも手玉に取る。ドーピングにより加速していた3人の連携にも臆することなく、逆に臆病なたまを牽制して遠ざけると、その隙にミナエルを瞬殺。双子天使さん、めでたくセットでリタイアです。わざわざ過去エピソードを挟んだというのに(むしろ挟んだせいで)あまりにもあっけない最期であるが、悪辣な雑魚にはお似合いの最期だったのかもしれない。それにしても、確かミナエルの能力って物質の材質も再現出来るはずなのだが(でないと斧になったときに頭に刺さらないしね)、クラムベリーは岩に擬態したミナエルを容赦無く拳で貫いたんだよな。強化されすぎじゃないですかね。 こうなると分が悪いのはスイムスイム側だが、彼女には液態化という絶対的防御性能がある。どちらがどのように出し抜くか、次回が決戦ということになるか。ここでノイズ程度の存在であるたまがどう効いてくるかだが……なんか、「最終的に部下を守るために自己犠牲にしちゃうスイムスイム」みたいな未来が見えるような。 蚊帳の外にはSWとリップル。この2人も互いにどう処理し合ったらいいのか、今のところは見えてない。まぁ、ファヴの言った通りに最終定員が4人だったら、もうセーフですもんね(ニッコリ)。 2週跨ぎでニャー将棋、第8話。これ、歌はまだ終わってないよね。どっかで3番を披露する機会があるんでしょうか。 Aパート、引き続き川本家で将棋の普及に務める二階堂君。なんと自費出版の超豪華絵本だったらしく、彼の才能が優しく素敵な方向に余すことなく発揮されている。どんだけ良い奴なんだ、二階堂。まぁ、どれだけ優しく教えてもモモちゃんにはまだちょっと難しいかもしれませんが。ひなたちゃんが将棋を覚えたら、零を見る目もまた変わってくるんでしょうかね。2週間ぶりに見るあかりさんは相変わらず圧倒的な包容力。「ニャー将棋音頭」も歌ってくれているので、短い時間でかやのん成分をフル充填出来る素敵な作品なのです。ちなみに、「ニャー将棋音頭」は一応川本三姉妹の歌ってことになっているのだが、モモちゃん(というか久野ちゃん)は台詞以外のソロパートねぇのな。歌わせてあげたら……どうなるんだろ。そういや久野ちゃんのソロ歌唱って聞いたことないや。某所でアイドルやってるんだから出来るとは思うのだが、モモちゃんのキャラのままで歌うような曲じゃないってことなのかね。 Aパートはほのぼので良かったのだが、一転、Bパートはなんだかクールな展開。一人、幸田家から逃げ出した零にはもう関わらないだろうと思っていた「姉」である香子が、突然彼の家に押しかけてきたのだ。今作の特徴でもある、光源を押さえた夜景中心の風景の中に、金色に染めた彼女の髪が流れる様子がなんだか印象的。当然、零からしたらあまり顔を合わせたくない相手なのだろうが、香子はお構いなしで彼の家へと上がり込む。 「零→香子」という方向での感情はこれまでモノローグを重ねてきたおかげでイメージしやすいのだが、今回フィーチャーされるべきは、「香子→零」という方向での感情である。彼女は、自分の人生を滅茶苦茶にした(と少なくとも彼女目線では思える)「弟」に対し、現在はどんな感情を持っているのだろうか。香子自身はすでに将棋からは足を洗い、将棋が全てである幸田家の中では事実上のドロップアウト。つまり、今となっては直接零を恨み続ける因縁は無いとも言えるわけだが、なかなか簡単に割り切れるものではない。では、彼女はただ恨み骨髄で零をにらみつけるばかりかというと、どうやらそうでもないらしい。なんだかんだ言いながらも「姉弟」の関係であり、零は自分がドロップアウトしてしまった将棋の道でタフに生き続ける「巧者」でもある。父のお気に入りであることは疎ましいが、父が認める人間であると思えばこそ、彼女も零を無下に扱うわけにもいかないのかもしれない。 そうした香子の複雑な感情が、今回の押しかけ劇に表れているようである。好き放題にわがままを言うのは姉の特権。家に転がり込んで突然の宿泊。やっていることは二階堂と同じだが、二階堂は本当に善意(というか友達感覚)でやっているのに対し、香子は確実に「零が嫌がる」ことが分かって泊まり込むことにしている。そのあたりは確実に性格の悪さが出ている部分だろう。しかし、ただ零を困らせることだけが目的かというとそういうわけでもないらしく、一人で味も素っ気も無い部屋に住まい続ける弟の行く末を気にしているようにも見受けられる。零が将棋に対してどんな感情を持っているのか、その全てを理解しているのは二階堂には無い香子だけのアドバンテージで、零だって、そうした自分の丸裸の本音を見透かされていればこそ、余計な気遣い無く香子に接することも出来るのかもしれない。長年一緒に暮らしたが故の不自然な近さと、どこまでも相容れない精神的な距離、何とも不可解な2人の繋がり。 次の対戦について、相変わらず余計なことをチクリと刺してから出ていく香子。確かに「余計な一言」なのだが、捉えようによっては、「同情から負けたりするんじゃねぇぞ」という激励の言葉とも取れる。ひどく歪だが、どこか通じている気持ちを窺えるような、不思議な姉弟関係であった。彼女の現在の最大の難点は「暴力を振るうようなろくでもない男と暮らしている」という部分だが、それだって、将棋以外のものさしで自分を見てくれる他人を求めての結果だろうしなぁ。誰が悪いと一言で片付けられないだけに、この家族の問題もまだまだ根深そうである。 零が次の対局で勝つのかどうか(勝てるのかどうか)、そのあたりで、また香子の存在意義というのも変わってくるのかもしれない。 遠方から予約していた人が今月初めての来訪。久しぶり!(2週間ぶり)というわけでたほいやですが、夕方の部、深夜の部と二本立てになっています。とりあえず眠いので夕方の部だけアップ。こちらは人数が集まらずに4人戦×2で回しています(出題者もダミー解を用意するパターン)。こちらは割とまともな解答が多いステージです。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |