忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[662] [663] [664] [665] [666] [667] [668] [669] [670] [671] [672]

「牙狼 -VANISHING LINE-」 5→5

 オチわろた。まぁ、これでこそソードだな、って感じですけどね。割とあっけらかんとして見ていられる作品のテイストは、ソードの性格に依るところが大きかったのでありがたかったです。どうしても薄暗い画面の中でズブズブ沈んで行きやすいシリーズなのでね。

 ぼんやりとみてるだけの人間としては、これまで放送されてきたシリーズの中では一番好きだったかもしれない。毎度毎度同じ牙狼をテーマにしながらよくこれだけテイストの違う作品になるな、と感心するが、設定をひねっていた第2作から翻ってシンプルになった部分と、裏側で余計にややこしくした部分の二面性があり、ハリウッド大作的なアメリカンな味は分かりやすく、最終的に電脳世界のお話が絡んでくる部分はきっちり表現しようとすると案外難しい。この2つのテイストを、MAPPAの誇るCGワークで強引にまとめあげてしまおう、という方向性は割と効果を発揮していたのではなかろうか。

 まぁ、「電脳もの」としては流石に陳腐な部分が多いのでそこまで盛り上がりがあったというわけでもないのだが、結局王道ストーリーにまとまっていくのは作品の性質上しょうがないところだろう。クライマックスあたりはもうお話がどうこうよりも気合の入った作画部分でのアクの強さを楽しむ作品だと割り切ったほうがいい。最近はああいった「ラフに見せた入魂作」みたいな演出方向も各スタジオが作れるようになってきているが、あれだけの長回しで大見得を切って大胆に見せられるのは、やはり特撮畑との接点がある今作ならではと言える。別に毎年見たいってわけでもないが、数年に一度、こうして「今回はこのあたりの技術が進歩してますよ」というのを見せてくれる作品としてはちょうどいいかもしれない。

 また、もう1つのこだわりであるキャスト面での手心もシリーズファンには心憎い。特に今回はレギュラーメンバー(?)が全員敵サイドに回って癖の強い立ち回りを見せてくれるのが楽しい。個人的には業界一の愛されキャラ、賢雄さんの飄々としたキャラ作りは敵でも味方でもやっぱり頼もしくて好きですね。他にも朴璐美姉さんの謎の二役とかね。「今回はレギュラーの人たちが敵サイドに回るので敵でお願いします。それはそれとして、せっかく釘宮ボイスの妹がいるんだからそのお兄さんもお願いします」みたいにして謎の錬金術つながりで二役を任された可能性がありますね。とりあえず、これで次のシリーズには敵キャラのくぎゅが見られるようになるかもしれません。そんなルールあるかどうかは知らんが。

拍手

PR

「メルヘン・メドヘン」 4→2

 「放送は今回で終了します」じゃないが。「ご視聴ありがとうございました」じゃないが。

 もう、作品の中身云々以前の問題であろう。最近は2クールに1本(下手したら1クールに1本)ペースで産出されるようになってしまった、いわゆる「万策尽きアニメ」だが、近年の事例の中でもなかなかパワフルな結果になった。ここまでの展開となると、例外的存在となった「レガリア」なんかと比べても、歴代上位に食い込む壊滅ぶりであろう。

 もう、最近の基準で言えば「放送を落とした」というくらいならばそこまで驚かなくなってきている。本作の凄まじいところは、落とさなかった話数も後半になればなるほど全て品質が壊滅していたということ。萌え路線で勝負を挑む深夜アニメから作画という衣装を剥ぎ取ってしまったら、後に何が残るというのか。シナリオがどんどんシリアスさを増して緊迫感のあるシーンになっているはずなのにそれを一切感じさせず、おそらく全てがコンテ撮、線画撮で処理されたと思われるキャスト陣の涙ぐましい熱演がかえって悲しさを際立たせる。表情どころか口元すら動いていない止め絵なのに魂のこもった絶叫をするキャラとか、もういっそドラマCDで配信していた方が良かったんじゃなかろうか。

 そして、そんな絶望的な土壌で育てているシナリオラインも程度の知れたものである。「おとぎ話」「変身魔法少女」という発想の起点としては悪くない要素を使っているはずなのに、何故か打ち切りを迫られたジャンプ漫画のようにトーナメント戦設定が持ち込まれて全ての尺度が武力に還元されるようになり、そこに全力を注ぐのかと思いきや、その試合自体が辞退者の続出でほとんど成立しないというちゃぶ台返し。「ハリーポッターみたいな話になると思った? 嘘やで、最強決定トーナメントするで」→「特殊能力バリバリでぶつかり合うスタンドバトルすると思った? 嘘やで、スタンド無効化で情に訴えかける試合になるで」→「友情物語をベースに女の子たちの交流を描くと思った? 嘘やで、試合前に暗躍してそもそも試合会場にすら出てこられないで」という、なんかもう、迷走どころか明後日に爆走し続けている。中盤以降は、かえって面白くなってきたぞ。本当に誰が責任を取るんだろうか。

 まぁ、まだ2話残ってるからな。まどマギだってガルパンだって、2話分の放送は延期した上で神がかった結果を残せたんだから、今作だって大逆転の目はあるんじゃないかな! 俺、放送日に覚えてるといいな!

拍手

「博多豚骨ラーメンズ」 5→4

 殺し屋たちがこぞって、明日の明太子を手に入れるために逆転ホームランを打つアニメ。訳わからんと思うが、何一つ嘘は書いてない。野球回があるアニメは名作らしいが、この作品の場合はどう処理したらいいんでしょうね。

 設定が破天荒な割に、何だか大した印象もなく終わってしまった作品である。結局、なぜこの「なんちゃって博多」でこれがやりたかったのかもよくわからんしなぁ。いや、違うな、博多でやりたかった意味はわかる。多分、ありえない世界観に「そこは現実要素がねじ込まれるのかよ!」みたいなリアルとファンタジーのギャップを見せるためにわざわざ「現実の博多」を舞台にしている。もちろん「修羅の街」として有名な物騒シティをネタにするところが発想のとっかかりなんだろうが、ネタを本気で1つの作品世界として成立させようとしたのがこの作品なのだ。

 そうした狙いは分かる。分かるんだけど、残念ながらあまり効果的に機能していたとはいえないのが残念である。結局、メインのストーリー部分があんまり面白くないのだ。「人口の3%が殺し屋の街」の時点で既に相当突飛なファンタジー要素(それこそ異世界要素か)を導入しないと世界自体が成立しないにも関わらず、そのあたりを「現実世界とのリンク」という当初の思いつきでぼかしてしまい、世界観がガチャガチャになって成立しなくなってしまった。こんだけ殺し屋が堂々と暗躍して毎日のように不審死が続く街で一般市民が平穏に暮らしている意味がわからないし、そんな街に住んでいるというのに命を狙われそうなお偉いさんの警護がガタガタだったり、日本という国が存在していて途中で東京から殺し屋が派遣されてきたりするのに何故か殺し屋人口が取りざたされるのが博多だけだったり、なんかもう、とっ散らかり過ぎである。「博多あるある」に寄せたいのだったらもう少し説得力のある現実設定にとどめるべきだろうし、「殺し屋ファンタジー」で遊びたいなら大人しく「アナザー日本」を作るべきだっただろう。そのあたりで思い切れなかったので、どっちつかずの印象が強い。

 そして、ストーリーの骨格も今ひとつ。結局、これだけ「殺し殺され」が日常の風景になってしまった世界では、人命をめぐるドラマが説得力を失ってしまう。どれだけ劇的に生きることを描こうとも、「いや、でもお前ら何十人も殺してるんだし……」ということに気づくと興ざめだ。殺し屋の物語を盛り上げたいのに、登場人物全員が殺し屋だったら際立ちもなくなってしまうだろう。群像劇としての側面もあるが、個人的には「デュラララ」という傑作の存在を知っているだけに、今作の「何となく必要な要素だけをキャラとして立てて、必要な時に助っ人として呼ぶ程度」という絡みを群像劇とは呼びたくはない。中心になるリンと馬場の物語以外の部分は、総じて「モブ」レベルである。もうちょっと一人一人を掘り下げられる時間的余裕とストーリーの絡みがあればよかったのだが。

 全体的に、「やりたいことは分かるし、何となく面白そうな要素は伝わってくるんだけど、どれも不完全燃焼」という残念な結果に終わってしまった。ということは、今回のお話を「顔見せの導入」程度に設定しておいて、今後シリーズとして「殺し屋さんたちの愉快な殺伐日常もの」っていう形で各キャラが展開していけば、もしかしたら何か面白いものが出てくるかもしれない。いや、そんなジャンル知らんけども。それにしても小野Dの方言キャラの安定感な。

拍手

「妖怪ウォッチ」 ー→6

 終わり……なんだろうか……。このアニメのことだから、2週間後からのシャドウサイドもすぐに「なーんちゃって」で元に戻す気がするんだよな……よりによって最後に登場した妖怪が一旦ゴメンだしな……どう考えてもシャドウサイドにニーズないしな……。最終話もそこまで最終話っぽくなかったしな……。というわけで、一応最終回ってことにしておくけど保留。シャドウサイドになったら追いかける自信ないぞ。

拍手

「リルリルフェアリル〜魔法の鏡〜」 ー→ー

 ひとまず2年間お疲れ様でした。観てたんやで、一応。

 スタート時の評点が適当だったのはなんか開始時期が微妙だった(地上波放送見逃してCSで拾った)せいなんだけど、流石に2年間真面目に観ていたとは言えないので評価は避ける。大体はBGMとして何となく流してただけだし。そんな怠けた視聴姿勢でいいのか、という内省はあるのだが、どうしてもそういう作品が出てくるのはご容赦願いたい。でも、途中で切らなかったってことは、やっぱり観ていたい作品だったんだろう。まぁ、正確には「聞いていたい」かもしれないけども。

 この作品を観ていて度々脳裏をよぎっていたのは、「多分、マイリトルポニーって日本で作ったらこんな感じだったんだろうな……」っていうこと。ファンタジー世界を舞台にした子供向けのキャラクター販促アニメであり、魔法やら歌やら、そういうふわっとしたテーマから女の子のハートを捕まえるのがテーマである。現代日本はプリキュアという特異点があるが、それ以外ならやっぱりサンリオ系キャラは永遠の憧れだろう。フェアリルたちはそんなサンリオの歴史の中でしっかりと足跡を残すことが出来ただろうか。

 個人的には、ちゃんとその任を果たしていたと信じたい。放送枠の関係もあるし、すげぇ雑多な世界なのでキティちゃんのように世代を超えて長年愛される存在になるかどうかは微妙だが、おそらく年代がストライクだった女の子は楽しんで観られたんじゃなかろうか。非常に素直な「妖精」観をベースにして愛情と友情を描くのと同時に、ところどころアクの強いキャラが出てきて引っ掻き回すデザインは二年という長丁場を維持するのに最適なものであったし、商品展開にも過不足ない。今後も、そんな「フェアリル好き」の女の子たちによって、末長く愛されるコンテンツになるといいですね。

 個人的にはそうした純粋な目線は一切ないので「中の人ボンバー」という毎度おなじみの分かりやすい評点が中心となっている。二年前に花守ゆみりを抜擢したキャスティングは、今になって思えばかなり先見の明があったと言えるのかも。作中でも「ゆみりちゃん」としてアイドル活動を続けるなど、本当に彼女の声優人生の基盤を作った作品と言えるのではなかろうか。サブを支える面々としてはうっちーと里菜ちゃんはいいとして、出来ることならくっすんもちゃんと仕事が続けられればいいな、と思う。ラブライブ当時は下手な方代表と言われていたくっすんだが、今作ではたくさんの兼ね役を無茶振りされたりして順当に成長していたと思います。多分素直な目線で見るとメインのフェアリルで一番好きだったのはローズだと思うよ。

 とはいえ、それはあくまで1期の話である。2期「魔法の鏡」に入ってからというもの、佐藤聡美・能登麻美子という対俺用の蹂躙機械が導入され、毎週散々に踏み潰していきやがった。やめてくれ、そのキャスティングは俺に効く。しかもこの二人も容赦なく兼ね役を振られるせいで世界中のそこらにしゅが美ボイスが溢れかえるというカオスワールドに。いや、多分久野ちゃんボイスが溢れてたことの方がカオス度合いは高かったけども。幼い子供達が、幼少期から能登トランスしゅが美トリップを覚えたら将来が心配だ。罪作りな作品である(杞憂)。

 兎にも角にも、2年間お疲れ様でした。こういう作品の喪失が、案外後になって心にずしっと来るんだよなぁ……。

拍手

「スロウスタート」 5→6

 結局言わんのかーい。まぁ、原作はまだまだ続いているわけで、もっと大切な局面になってから切り出すことになるんでしょうけどね。そもそも大切な局面って何だよ。そんなご大層な秘密でもないよ。

 初見では「中学浪人がテーマって、どう考えても雰囲気は微妙になるだろうし、そもそも長く引っ張れるテーマでもなかろうし、面白くなるもんかね?」と思っていた作品だったのだが、どうやらこの時の私は致命的な要素を1つ軽視していたようである。そう、これは篤見唯子作品なのである。理由は分からぬが、私は篤見唯子絵が大好きなのだ。いや、正確に言えば「瓶詰妖精」が大好きだったのだ。当時は全力でらんらんらーしていたし、気づけばDVDセットを購入する程度には好き。さらに「マジキュー」を購入したりもしていた。それだけ致命的な要素だというのに、1話目の時には何も気づいていなかった。歳を重ねて趣味嗜好が変わってしまったという可能性もあるのだが、視聴を続けるうちに、「あれ、これ、ヤバくね?」というふうに少しずつ篤見成分が浸透。気づけば全身への血流に乗せて萌え成分が万遍なく行きわたるようになっていた。ずるいやん、全部のキャラ可愛いやん。

 篤見絵の特徴として、ちまっこいキャラの方がよりその特性を発揮しやすいという傾向があるが、今作の場合、メインキャラ4名のうち3人がちまっこいという反則じみた設計になっている。ハナちゃん可愛い、カムリ可愛い、そしてたまちゃん可愛い。うわぁ、たまちゃんだぁ。何で初見でさっぱり気づいてなかったんだろ。これって「世代を超え、CVがモモーイから有咲に入れ替わった新たなたまちゃん」なんじゃないですか。もう、当時応援ソングを歌っていた記憶なんかが一気にフラッシュバックしましたよ。たまちゃん、時を超えても特に変わってないね……。そして、そんな可愛いの洪水に飲まれていく僕も基本的に変わってないね……スロウスタートどころかこの十数年間一歩も進まなかったんだな。北はハナちゃんから南は万年さんまでとにかく全員かわいい。万年さんは真礼ボイスのスマッシュ具合がなかなかずるい。「可愛いは正義」なのだから、きらら系作品としてこれ以上正しい姿勢もなかろう。

 普段から「きらら系の日常作品はあんまりハマることはない」と言っているのだが、篤見成分だけは例外扱いさせてください。まぁ、そもそも「ごちうさ」の橋本監督が担当しているのだから采配にハズレはないんだよな。OP映像からすでにわかるように、デフォルメの施し方などで退屈させない画面作りが周到で、全カットがもれなくかわいい。まぁ、個人的に一番好きなのは提クレバックの1枚絵だったりするのだが、それ以外の部分でも篤見成分はかなり忠実に再現されていたのではなかろうか。

 そして、唯一「ちまっこい」補正を受けにくいのがエーコだったわけだが、なぜかここだけは先生とのド直球百合勝負という異次元の存在になっているのが本当に謎。普段は「こいつら絶対高校生じゃないやん」っていう幼女みたいな存在を愛でているにもかかわらず、シーンや話数が変わると突然腹の探り合いから熾烈な戦いを広げる百合・コミュニケーションが展開されるのマジ勘弁してほしい。そうかぁ、これが生徒×教師のカップリングかぁ。これはこれで実に……。

 ハッ、これってもしかして、時代を超えた「教えてせんせいさん」なのでは……(永劫のフェイドアウト)。

拍手

「恋は雨上がりのように」 6→5

 結論としては、「女子高生と恋愛するよりもファミレスのパフェつくる方がよっぽど難しい」という。さすがに何日も講習かよってさっぱり出来ないのは問題だと思いますが。

 なんともふわっとした終わり方ではあるが、1つの「恋愛物語」の終幕としては真っ当な幕引き。そりゃね、2人が正面から「じゃぁ、付き合うか」っていう展開になっても困るからね。奇しくも、中盤で二人が言っていたように「友達として」っていうのが一番的を射た関係性になった気がする。いや、あきらちゃんは一切店長のことを諦めたわけじゃないとは思うけどね。

 1つ1つの心情描写が非常に丁寧な作品で、あきらちゃんが青臭く猪突猛進で店長にベタ惚れしている様子が本当に過激でおっさん連中の心臓に悪い。こんな女子高生が現実にいたらすげぇ嬉しいかすげぇ怖いかのどっちかだと思うのだが、これが不思議なことに店長はどちらでもない。悪い気はしてないみたいだけど、結局「自分なんかが本気で惚れられるのはどうなんだよ」っていう守りの姿勢を崩さず、気づけば最後までこのディフェンスを守り抜いたのである。「女子高生の恋愛なんてはしかみたいなもんだし」ということを理解した上での適切な判断といえばそうかもしれないが、同時にあきらのことを一人の人間として受け止めきれていないということにもなり、この「うやむや」感はちょっと店長の株を下げる結果にもなってしまった気がする。最後に評点をちょっと下げたのは、「できれば潔く中年の星として輝いて欲しかった」っていう勝手な願望のためだ。社会的に(そして物語的に)店長の判断は正しかったと思うし、これがベターなエンディングな気はするのだが。

 まぁ、あきらちゃんが部活に戻った後も店長の家に行かない保証はないからな。二人の「友達」が将来の約束をしたのだから、今後陸上競技でいい成績を弾き出したらあきらが店長の家に押しかける可能性も充分ある。というか、彼女の性格からして、部活を再開したらそれくらいのバイタリティが復活しそうな気もする。いや、逆に運動したらムラムラしてた部分が発散されるのかな。どうなんだろう。もう、恋愛要素はバイト仲間の他の二人に全部任せちまおう、とか考えそうな気もするな。うーむ、若い子はそれだけで人生の選択肢が多くて羨ましいわぁ。

 アニメーションとしては、本当に1つ1つの描写にこだわりがあり、特にタイトルからの縛りプレイで多くの要素を「雨」「水滴」がらみの演出に転換させていたのは面白かった部分。まぁ、そのぶん似たような演出方向が重なって終盤はマンネリ化していた気もするのだが。雨を表現するために足元の水たまりが映るシーンが多く、その度にあきらちゃんの真っ白なソックスとローファーが映るのがなんだかフェチ心を刺激されて大変良かったです。なんだそのニッチな感想は。この気持ちが伝わる人間が一人でもいれば僕は本望ですが、この作品見て最後に出てくる感想がそれかよ。

拍手

「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」 4→3

 どんどん迷子になる作品。作品自体の方向性がよくわからなくなり、視聴者も途方に暮れてしまう。「異世界スマホ」に比べて作画部分では一定の安定感があったものの、そのせいでかえってネタアニメとしても処理しきれないという嫌なジレンマ(?)を抱えてしまう。

 もう異世界モノには飽き飽きで、チートで並み居る強敵をガンガン倒して世界を救うような話は見たくない! というニーズに応えるため……なのかどうかは定かでないが、今作は「じゃぁ、いわゆるバトル部分でのチートだけにとどまらない、本物の異世界チートをお持ちしますよ」ってんで、なんと日常生活のありとあらゆる要素を全てスキル値で規定し、どんな些細なことでもチート設定にしてしまおうというわけのわからないブレイクスルーを図った(まぁ、スマホの場合はそれがなんの説明もなしに行われたのがすごかったのだが)。これによりバトル以外の部分でも異世界チートを楽しむことが可能になり、「ポーカーフェイス」なんて部分まで全部能力で処理できるという、もう人格も何もない状態に突入。主人公じゃなくてボットでもいいなこれ。おかげでますますストレスフリーだね!!

 ……すげぇよ、あらゆる楽しい要素を剥ぎ取っている印象のある異世界転生から、さらに「冒険譚」という縦軸も捨て去ったことで、一体何を目的にこの世界で生きているのかすら分からなくなった。当人たちは善行を重ねながら漫遊していると言っているが、物語というのは緩急があるから面白いのであって、あらゆるものに対して全てスキル割り振りを垂れ流すだけで前に進める状態のことを「物語」と呼んでいいものか。ある意味で最上級者向けの異世界物語と言えるかもしれない。これを楽しめるようなら、もう何を見ても楽しい気がする。多分、ゲームの攻略本買ってきてスキル一覧とかイベントの分岐一覧を見てる方が有益だとは思うが(オススメはパワプロのクッソ分厚い完全版マニュアル)。

 正直、スマホと同じ点数にしてもいいとは思うのだが、一応映像部分での成立を考えてなんとなく差をつけてみた。一応それなりにちゃんとしたスタッフが制作を担当しているはずなのに。はずなのに……。まぁ、パワプロやるよりは短時間で済む娯楽だからね(比較がおかしい)。

拍手

「伊藤潤二『コレクション』」 4→4

 色々とお勉強になる作品だった。「あ、これ、原作ここにあったんだ」っていう気づきが本当に至るところに。そう考えると、現代文化の絶妙なところに影響を与えている作品群なのは間違いない。

 でもまぁ、そうして「あ、これ見たことある!」っていう気づき以外で大きな楽しみがあったかというと、別にそんなこたぁ無いんだ。つまらなくは無い。やっぱり突飛なアイディアが出てくると「おっ」ってなるし、例えば「道のない街」みたいな話なら、「オォ、こういう不気味さがナチュラルにアニメになると雰囲気でるなぁ」という楽しみもあった。原作を知らないので勝手な推測でしかないが、原作漫画の再現性でいうなら割と質の高いアニメ化だったんじゃなかろうか。そして、それが現代アニメとして求められているものかどうかはよく分からない。

 多分、このまんまのクオリティのアニメ化ってやろうと思えば10年前でも出来たよね。なんでこのご時世に突然出てきたのかがよくわからん。結構有名どころの製作陣が作品作りに携わっているので決して下手なものが出てくるわけじゃないが、何か目を引くかと言われると困ってしまう。満足度でいうなら「世界の闇図鑑」とか「闇芝居」とあんまり変わらんのだよな……。うーむ、「原作ファンじゃ無いからよくわからねぇや」って言えばおしまいなのだが、原作ファンにとって嬉しかったのかどうか。あ、でもやっぱり単純に「アニメになってあのヘンテコ物体が動いた」っていうだけでも面白いのかも。淵さんがここにいるっていう事実のおかげで、何十年単位でハンターハンターの元ネタを知ることができたっていうのが最大の収穫。

 あと、毎回豪華なキャスト陣を使い倒すというのも現代らしい楽しみといえるかもしれない。個人的にはレギュラー出演の細谷佳正の活躍が印象的。いろんな細谷が楽しめるアニメなので、ファンは要チェックだ。そして、看板キャラクターとなった双一役の三ツ矢雄二だよね。グレーゾーンな不気味さ。これと「ルパンレンジャー」を一緒に見せたらお子さんは泣くかもしれません。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2026/04 05
S M T W T F S
2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
バーコード