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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 そんでこのサブタイトルよ、第19話。最大規模の殉職者を出しておきながら、このサブタイをラストに出して締めるスタッフの底意地の悪さな。

 最強ラスボス・アルタイルさん攻略戦。しかし、その前には「なんでお前今更出てきてごちゃごちゃ言うてんねん」という感想しか出てこない、セレジアの彼氏・カロンが立ちはだかる。そりゃね、弥勒寺さんとこの翔くんも同じように騙されてたし、ブリッツさんだって賢そうなふりして結局は同じ欺瞞にやられてたわけで、カロンだけを馬鹿野郎と責めるのも酷だが……流石にセレジアがあんだけ頑張って訴えてるんだからさ、せめて一旦マシンからおりて話し合うとかいう選択肢はなかったのかよ。どんだけ不器用肉体派カップルなのよ。セレジアさんはもうちょっと賢いイメージだったのになぁ。

 結局、おせっかい彼氏のカロンが暴れるもんだから当初決戦兵器として予定していたフォーゲルシュバリエ・ギガスマキナという2大ロボはカロンの相手をしなければならず、その間、上空高くに控えるアルタイルさんを攻略できるのはアリスちゃんただ1人。渾身の一撃を叩き込み見事まみかの仇を打ったかに思われたアリスちゃんだったが、例によってアルタイルのチート能力によってカウンターをくらい、自らの渾身の一撃をその身に受けて死亡。なんとまみかに続いての無念の退場となってしまった。

 今回のバトルでは、アルタイルさんの挑発を中心に「主人公」というワードが頻出し、世界に顕現した被造物たちの存在意義を問う展開となった。アリスちゃんは主人公だったはずだが、「この世界では脇役にすぎない」と一蹴されて撃沈。対して鹿屋はカロンとの対決で「自分も主人公なのだ」と発奮して善戦。これまであまりぱっとしたところがないスケベ小僧だったが、ここにきて「セレジアの説得」「カロンの制圧」と大きな活躍を見せた。なんだ、鹿屋くんもちゃんと主人公できるんじゃないか。あとはまぁ、ひかゆさんは……そのキャラクター造形は問題があるってアルタイルさんに指摘されてましたね。たぶん、視聴者の多くもそう思ってるんじゃないかな。まぁ、強引に作られたギャグキャラみたいなもんだからしょうがない。

 そして、そんな「主人公」たちが超えなければならないのは物語の壁。そして、それを生み出す創造主そのもの。アリスちゃんは、創造主と一緒に編み出した必殺技を繰り出し、二人三脚での現状打破を目論んだが失敗。高良田さんは自分の娘であり、盟友であるアリスが自分の思い描いた通りのヒーローになれなかったことに自らの不甲斐なさを痛感し、涙した。せっかく分かり合えた「神」と被造物だったが、アルタイルの力はそれを超えるだけの「現実」だったのである。そして、カロンは顕現した時点で創造主の思惑を超え、自分だけの新たな物語を築き始めたという。こうして、作中のキャラが作者の手を離れ、新たな物語を紡いで作者へ一矢報いるというのも、「Re:CREATORS」というタイトルの由縁であるのかもしれない。そして、そんな「新たな創造者」として独り歩きを始めたカロンに対し、作者との共存を果たしたセレジアもまた、「神」の手を離れて自らの物語を紡ぐのである。

 この世界に顕現した時点で、それはキャラではなくて1人の人間、1つの世界。であるならば、彼らにもまた、物語を生み出す「神」の資格があるのだろう。創造物に依るさらなる創造。その繰り返しこそが「Re:CREAOTRS」。創造の軛を超えたアルタイルには、果たしておわりがくるのだろうか。

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 そりゃ緒川さんには自重しろとは思うけども……第9話。「思わず空蝉を使ってしまいました」じゃねぇよ。そりゃ翼さんじゃなくても待遇改善を要求するわ。

 ユニゾン修行第2部。前回は重たい過去を抱えていた責任感に押しつぶされそうチームがイケメンのステファンの活躍により見事に過去のトラウマから脱却、綺麗なコンビ芸を見せてくれたわけだが、今回はなかなか接点を見出しにくい調×翼という不思議なコンビがメインになっている。この2人の共通点を探すのはなかなか難しいのだが……なるほど、心理面では「心の壁」をキーワードに、そして実際の戦闘スキルでは「高機動」というつながりでまとめてきたか。3期の頃の個人エピソードって本当にしょうもないのが多くてテンションが下がり気味だったのだが、今期は各々のキャラの掘り下げもしっかりできていて(あと何よりも作画状態が安定していて)、きちんと「ファンが見たかったシンフォギア」になっているのが嬉しいところ。まぁ、もっと欲を言えば今回みたいな個人エピソードを戦闘に絡まない完全な日常回とかでも見てみたかったところだが……そっちはソシャゲに任せるしかないな。ちなみに、今回もマリアさんがなんとなく将棋やチェスっぽい台詞を言う、って言うところにソシャゲからの逆輸入が活かされています。

 調を構成する要素の1つ目が「心の壁」。今回のエピソードを見て初めて認識したのだが、そういえば、2期の最終盤を除けば、調(あと切歌も)の個人を掘り下げたエピソードって今まで存在してなかったんだな。毎回シラキリコンビでセット販売だったもんだから、「月読調」単体でのキャラってあまり認識したことがなかった。そりゃ、もちろん性格なんかは把握しているはずなのだが、あくまでもそれらは切歌との関係性の中で成立するレベルで、「調単体ではどんな子なんだろう」って、考えなかったね。切ちゃんはあの通りのちょっと足りない性格がかえって功を奏し、どんな相手とでもある程度チームは形成できる。考えてみれば今やすっかり懐いているクリス先輩とだって、切歌が率先して関係性を築いたからこその今の3人組になっているのだろう。対人関係においては、そんな「陽」の切歌の影に隠れて、調は目立つことがなかった。だからこそ司令には「盲点だった」と言われてしまうようなユニゾン率に止まってしまったのだろう。なんか分かるよね。みんなでいる時なら「友達」なんだけど、いざ2人きりになってしまうと「あれ、俺とこいつ、あんまり話すことないぞ」みたいな関係性な。調は常に切歌フィルターを通したコミュニケーションだったから、どうやらマリア以外の面々とはそういう距離感だったらしい。

 意外な難問を突きつけられ、調は1人思い悩むわけだが、なんだかやけにキャラの立っている神社の宮司のおかげで(あと翼先輩のおかげで)その辺りはあっさりと飲み込む。まぁ、先輩もその辺りの距離感についてはだいぶ拗らせてましたからね。1期の頃の尖っていた翼さんの様子とか、知らない連中に見せてやりたいわ。それだけ奏の存在が大きかったからしょうがないのだが……(なお、奏との関係性については、ソシャゲでどうしたらいいかわからないレベルで引っ搔き回された模様)。とにかく、あれだけ不器用だった翼でも気づいたらツーカーの仲になったんだから、調だって大丈夫だよ! というアドバイスであっさりお悩み解決。まぁ、これまで形成してきた関係性もありますしね。決して「心の壁が万里の長城」ではなかったのですよ。ほんのちょっとのきっかけがあればそれで解決できる問題なのさ。

 そうして、高機動2人組が力を合わせることによって首都高をガンガン攻めるチームが結成。画面としては「けん玉とバイクとノコギリが夜の高速道路を激走する」というわけの分からないものになっているのだが、これこそがギアの無茶苦茶さよ。もともと「ノコギリで疾走」の時点で意味わからんからな。合体技は前回マリア×クリスで見せたものと大差ないのであんまり衝撃はなかったが、とりあえず調がようやく切歌以外の人間とでもコンビを組めたことを嬉しく思いましょう。オチとしては、「ツキ」と読む神社の名前が「調」でした、ってんで、調の名前の由来がわかったというお話。「ツキって読む調って書かれたお守りを持っていたからツクヨミシラベ」って、どんだけ安易なネーミングセンスなんだよF.I.S.の連中め。しかし、たまたまそういう所持品を持ってたってことは、調は元は埼玉県民だったんだろうか……。あの宮司さんのお孫さんって……。

 で、無事にコンビ結成を達成したことは喜ばしく思うわけだが、その陰では、コンビ結成どころかどんどん人員が減っている悲しい三幹部の物語があるわけだ。「素敵オカマ」ことカリオストロを失ってしまい義憤に燃えたプレラーティだったが、直接アダムのところに殴り込みに行くのは幾ら何でも相手が悪かった。前を隠さないタイプの全裸に一蹴され、「アダムはマズい」という周知の事実をわざわざ伝えるためにサンジェルマンのところを目指すことになる。彼女があんなに必死でけん玉疾走する必要性はあまりなかったと思うのでその辺の齟齬はちょっと気になるのだが、彼女の仲間思いな必死の頑張りはなんとも哀愁を誘う。調たちのことを考えれば申し訳ないのだが、どっちかっていうとプレラーティびいきで応援したくなってしまうような状況。こうなってくると、やっぱりアダムというラスボスを相手取ってギア奏者&錬金術師の結束がみたくなるんだけどなぁ……。哀れ、けん玉は夜のハイウェイの塵と消えたのである。けん玉型のファウストローブ、面白かったからもっといろんなギミックが見たかったんだけどなぁ。マジで復活してくれないかなぁ。

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 墓地が7枚で第8話。スレッショルドって言葉はMagic以外の文脈でなかなか聞かないんだけど、元々の意味は「閾値」とかそういうやつね。

 それにしても毎回毎回凄まじい作品である。これだけ無茶苦茶やってるんだからもう少し話題になってもいい気がするんだけども……まぁ、ニッチな作品になってるってことなんかなぁ。前回の「ソシテダレモイナイ」もものすごいデザインが目を引く作品になっていて、一体誰の仕業かと思ったら千明孝一氏だったんだ。そして今回の監督は石山タカ明。あんまりGONZOの印象は無い人だったんだけど、今作の監督は希望者が参加してるっていう形なのかしら。

 今回は「聾」という難度の高いテーマを掲げた世界になっており、「聞こえる世界」と「聞こえない世界」の2種類の魔女による世界が描かれる。そして「聞こえない」表現が割とダイレクトに描かれているのだが、気をつけてみると(聞くと)BGMも含めて色々と音響面でも気を遣っていることがわかる。普段だったらあまり見かけない音の少なさは、今作が「聾者でも見られるアニメ」として成立させようという意図で作られていたためだ。まぁ、字幕をつければそれでいいじゃないか、という意見もあるわけだが、それだけだとどうしたってアニメの画と音が分離してしまうことになる。我々も海外のドラマなんかを観る時は字幕のお世話になるわけだが、あれって、耳の聞こえる人間からするとちゃんと元の役者が喋っているタイミングが「音として」聞こえているからこそ字幕で補完することができるんだよね。どのタイミングで喋っているかがわからなかったら、まずは唇を追って「話者」を認識してから字幕を追うという手順が必要になる。普段そんなことを考えたこともないが、おそらく耳の不自由な人はそうしたコミュニケーションを日常的にこなしているのだ。

 そして、そんな人たちにもなるべく自然に「世界」を受け入れてもらおうというのが今回のヘンテコアニメ。まぁ、別に最大目的がそこにあったわけではなくて、あくまでも「聾の魔女」という話を描くための装飾の一部ではあるが、聞こえたり、聞こえなかったりする様々な音を画面の中で「目で追う」必要がある作劇は新鮮だった。ちゃんと言葉にならないニュアンス(「?」とか)まで文字として現れるのが普通の字幕とは異なるところよね。

 まぁ、そうして描かれたストーリーが面白かったかどうかは定かでないがとにかく「見たことがない」ものだったのは事実。なんともストイックにオリジナル路線を貫き続けるアニメだなぁ。

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PCクラッシュの影響でしばらく更新を停止します。


(08/28 追記)
大体環境が復旧したので溜まってた分を一気にあげます。

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 社長という役職の軽さよ、第7話。部活のキャプテンを入れ替えるみたいにホイホイ首がすげ変わってて流石に草。あんなとこで燻ってたおねーちゃんがこれから社長業を全うすることが出来るんでしょうかね。

 スパイのはずなのに忍んだり隠れたりという概念が一切無い連中のお話。いや、ちゃんと正体は隠して潜入していたが……お姫様の無茶苦茶な行動はどうしたって目立ちまくり。普通に考えればあんなとんでもないことやらかしたら巷で噂にならないはずも無いのだけどね。一応本当の業務(通り魔の捕獲)と洗濯工場の再建は全然関係無い案件だから構わないって判断なんでしょうかね。この調子でいくとどんどん色んなところに面が割れて後々の行動に支障を来す気がするのだが……ロンドンの街って絶対にそんなに広くないだろ。そりゃ上層部も顔をしかめるわけだ。

 とりあえず、ふらりとやってきた謎の一段がうらぶれた町の工場を再興して煙のように消えてしまうという、ある意味では王道展開のお話。今回は悪人らしい悪人もほとんどおらず、前回までのエピソードに比べれば大層なハッピーエンドであった。ちせの健闘も一応は報われたってことになるのかな。他の面々も実務のアンジュ、出資の姫、対人交渉のドロシーに機械専門のベアトリス、そして荒事担当のちせという分業がきれいに出来ていて、チームのバランスの良さが窺えるお話である。ベアトは前回のお話でピッキング技術が無いことが判明しているのだが、それでも機械全般については一応専門家っていう立ち位置でいいんでしょうかね。まぁ、細かい作業が出来るかどうかよりも機械の運用についての知識があるかどうかの問題だからな。

 ちなみに今回のナンバリングはcase16。前回のドロシー鬱話がcase19で、あっちでも登場したニセ広川太一郎の借金取りが今回も登場。前回が初対面なのかと思っていたが、一応ドロシーたちは一方的に面識はあったってことなんだね。今回直接彼と顔を合わせたのは姫とアンジェだけなので、前回出会った2人は借金取り側からすれば一応初対面か。こうして脇のキャラとの絡みも少しずつ話数シャッフルの中に組み込まれていくと興味は湧くね。case16ともなるとちせとの関係性もすっかり馴染んでおり、チームのメンバーは全員ツーカーである。ただ、相変わらず姫の行動だけはぶっ飛んでおり、従者達は色々と手を焼いている様子だけは最初から変わらない。今回暗殺者がちせと一戦交えている時に姫はこともあろうにデッキブラシで助太刀に行こうと息巻いていたが、流石にそれはアンジェに止められましたね。あのシーン、アンジェはちせが1対1でも絶対に負けないって確信してたから姫を逃がすことだけを考えていたんだよね。まー、それなりに実績のある殺人鬼にアイロンで立ち向かう人間に心配してもしょうがないか。

 今作の興味深いところは、そうしたお約束ストーリーの中に近世イギリスの文化が垣間見えるところ。いや、重力が無視出来る壁ありロンドンはどう考えても「なんちゃってブリテン」でしかないのだが、洗濯工場という職種がおそらくはこの時代に賑わっていただろうという部分と、工場制の労働形態が固まっているはずなんだけど、まだ色々と技術面が荒いところなんかが興味深い。一応軽く調べてみたんだが、残念ながらクリーニング業という業種がこの時代にどの程度のニーズで、どの程度の規模で行われていたのかは良く分からなかった。今回観たように女工さんが歌を歌いながら作業してたっていうのが史実なんでしょうかね。流石にあんな幼い女の子ばっかりで、現場監督まで若い女性ってことはないと思うけども……いい職場ですね。

 今回登場した工場内の女の子たちは全員割とキャラが立っていたし、チームとの絡みも自然で良いシーンが多かった。スパイ云々抜きでも割と真っ当な萌え路線で見られるのはありがたいですね。さて、あと数話で一体どういうお話の展開になるやら。

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 僕の好きなピンクはタイムピンクとボウケンピンクですよ、第6話。しょっちゅう言ってるけど、やっぱり気の強いお姉さんタイプのピンクが好きです。最近だとキョウリュウピンクも大好きですけど(エロいから)。

 追加戦士加入の後にピンクが入ってくるというのはかなりイレギュラーな展開だが、純正戦隊ものじゃないなら仕方ない。まぁ、ブルーは追加戦士って感じでもなかったから普通に「赤+黄+緑」のところに青とピンクが後から加わる形なんですかね。ゴーオンジャーみたいなデザインかな。

 さて、無事に戦隊らしい5人組が揃い、敵幹部も複数名で出揃った。従来の意味での追加戦士が存在しないとするなら、ここからがようやく本格始動といったところ。戦隊ならどれだけ遅くとも10話以内にはこのあたりの段階になるだろう(戦隊ものの場合は1回目の合体ロボ完成形もこのあたりか)。このアニメの場合はこれがちょうど半分の6話目だ。今後は一体どんな展開になっていくのだろう。ご当地ヒロインをやっていく上での生臭い問題はまだまだ色々あるんだろうなぁ。とりあえず次回は脚本のことで悩むみたいだが、その他の問題ってどんなのがあるでしょうね。権利関係を乗り越えたチアフルーツに敵は無いのだ。

 それにしても、今回メインだったはつりちゃんも相変わらずキャラがぶっ飛んでいる。今回キャップとロコが廃電車の客車シートで普通に対話してるシーンがあって「どんな絵面やねん」と笑ってしまうが、はつりちゃんは負けじとショベルの中に引きこもる。生まれながらにして採石場の似合うキャラってどういうことやねん。一応確認したけど、危険物取り扱いの資格ってマジで年齢問わずで誰でも取れるのね。もちろんしっかり勉強しなきゃ取れないのだろうから、はつりちゃんはお勉強もちゃんと出来る優秀な子なのだろう。もしくはあの通りの家庭に生まれ育ったせいで土建屋のプロフェッショナルとして英才教育を施されており、他のことはからっきしという可能性もあるが、彼女の場合はそれ以外にも「演技派女優」っていうスキルも持っているので、おそらく土建スキル一辺倒ということもないだろう。割と普通に青春もエンジョイしているのだし(?)、見た目には普通の女の子。ただちょっとだけ、チアフルーツにとって都合がいいスキルを全部乗せで持っていただけだ。このくらいのご都合展開になるとむしろギャグとして引き立つよな。元々キャップが地元の名士の娘っていうところから企画が始まっているわけで、多少コネクションが優秀でも不自然ではないのだ。癒着ではないのだ。

 そんなはつりちゃんがメインになったおかげで、史上最もクレーンが格好良く活躍する謎アニメになった。ぶちギレ金剛じゃねぇぞ。そしていかにして発破を使いこなすかという、これまでありそうで無かったテーマを真面目に検討するという、本当に「ホームメイド戦隊ショー」アニメとして真っ当な手順。いや、火薬取り扱いキャラがチートなのでやってることは相変わらず無茶苦茶なのだが、確かにこれまで裏方さんがどうやって火薬を扱ってるかなんて考えたことなかったしな。まぁ、「ご当地ヒーローアニメ」自体にほとんど前例がないのだけど……。とりあえず、これでおおっぴらに特殊効果まで使えるようになったチアフルーツ。あとはショーに足りない要素って……なんかあるかなぁ。

 相変わらずギリギリのネタを放り込んでくる本作だが、今回ついにキャップの口から「9人の救世主」って言わせてしまった。流石に今いうのは早過ぎないか? キャップ(の中の人)はその一員なんだけど、いいのか? いいんだろうなぁ。なお、荒川さんはちゃんと脚本で参加してました。これ、マジで許可取ってやってる奴だな。

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 観てきましたよ。まだ夏休み中で劇場もそこそこ混んでたんですが、どうにも周りの環境に観てる人間が多くなってきて、耳をふさいでも色んな感想が聞こえてきそうだったので、余計な先入観をなるべく持たないうちにいかなきゃ、っていう気になった。まぁ、これでも一応シャフトファンですからね。そりゃ観に行きますよ。

 

 

 

(以下、ネタバレとか、なんかそういうの注意)

 


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 英雄故事の許諾くらい取れ、第8話。いや、取ってるけどね。前にライブで使ってたけどね。

 前回三幹部の襲撃で「こいつは難航しそうだぜ!」と思っていた愚者の石発見イベントはキリちゃんのラッキーによって秒で解決。こう言うときに思わぬ結果を出すあたりがキリちゃん体質(でもフィーネではない)。すぐさまエルフナインが作業に取りかかり、こちらも一瞬で問題解決。あれだけリンカー云々を引きずり続けていた駄目なエルフナインはどこへ行ってしまったのだろうか。まぁ、それだけリンカーの問題が難題だった(そしてウェルが優秀だった)ということなのかもしれないが。

 エルフナインの作業中は暇になるかと思いきや、ソシャゲ勢にはお馴染みのシミュレータ、トレーニングルームでの修行パートが挟まる。突如出現したOTONAフィーバーにより、この世界における「人間」とは一体何なのかを考えさせられる。いや、響がガチンコでぶつかっていく図はまだ理解出来るんだけどさ、流石に日本刀とか銃器を振り回す人間が生身の人間と戦うのはマズいだろ……と思ったら歯牙にもかけないのかよ。マジでノイズさんっていうシンフォギアのために存在してる敵キャラさえいなければこの作品は間違いなく「社会の厳しさ絶唱オトナギア」とかいう作品になってただろうな。多分おっさんとNINJAがいるだけで大概の国際問題は処理出来るはず。錬金術師相手ならもう司令が突っ込んだ方が早いのでは。

 まぁ、一応そんなOTONAの指導は、今後を見据えた「新たなユニット形成」のための準備であった。なるほどね。アイドルアニメなら2期3期と話が進めば新しいユニット形成はお約束ですからね。合宿して新たなカップリングを試してみよう、という展開。新たなコラボ曲も増えそうだし、ファンとしては嬉しいセールス展開ですよね(ソシャゲの方でもそれっぽいシナリオ運びはちょこちょこあるけど)。アイドルアニメだと9人とか10人くらいが多いので組み合わせは無限大だが、今作の場合はメンバーは6人限定。うち2人は確実にユニット扱いだし、3対3の分け方も定番なので、今回は今まで経験してこなかった2×3の組み合わせ。つまり元祖側とF.I.S.チームの組み合わせ。口火を切るのはクリス&マリアだ。この2人の特性ってどういう組み合わせになるのかな。「成績は優秀で頭はいいはずなのに馬鹿」かな……まぁ、6人全員馬鹿なんだけどさ。マリアさんは前回まででたっぷりお当番回があったので今回はユニットとはいえ出番は控えめね。クリスちゃんがバルベルデ関係のイベントをさっさと片付け、2人を繋いだキーワードは「CHANGE THE FUTURE」。なるほど、過去のしがらみに引きずられていたコンビだったわけだね。一足先に覚醒していたマリアさんが「良い顔してるから許す!」っていうの、年長者としての素敵さが溢れまくりです。

 こうして出来た新生コンビの相手をするのは、仲間想いの熱きオカマ、カリオストロさんである。「見た目ほどチャラくないのね!」とばかりに実はとてもいい奴なカリオストロさん。今回は苦しむサンジェルマンを慮って決意の単騎出動。やってることはそこそこゲスいのだが、彼にだって仲間のために譲れない一線があるのだ。いつも通りのノイズ作戦で急襲するも、実はその正体は「まさかの肉弾戦!」。純正のボクシングスタイルは一体どこで身につけたものだろうか。オープニング映像でNINJA相手にシャドーやってたマリアさんを一方的にひっぱたく強さを見せる。まぁ、マリアさんのボクシングの実力がどの程度かは定かじゃないけども。更に自爆覚悟の特攻で命を燃やし、新たなコンビ技の生け贄としては存分な働きを見せたアツいオカマ。最後は完全に性別がもとに戻ってた気もするけど、それだけ全力で散っていったということだろう。惜しいヤツを亡くしたものである。今の三幹部の様子を見るに、状況次第では割と良い仲間になれた気もするのだが……というか、三幹部がここで退場してしまうということは、5期目はまた別な敵が出てくるってことなのね。サンジェルマンだけでも生き残って仲間にならないもんかなぁ。

 小ネタとしては、相変わらずちょいちょい強引に持ち歌をぶっ込んでくる台詞回しが本当に好き。マリアさんの「泥にまみれた奇跡」とか、このための歌詞だったんじゃないかって思わせるような使い方がいいよね。あと、当然気になるのはいちいち思い詰めたような調の表情である。次のお当番は調ってことなんだろうが、彼女が辛くなるようなトラブルって今のところ思いつかないのだが……「切歌が他の女に取られた」とかかな。あれだけ敵に警戒されていたユニゾン技っていう特権が奪われてしまったからなぁ。

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 目の星と前歯が何とかならんか? OVA。うーむ、シリーズ放送中もこのキャラデザだったかどうかをサッパリ思い出せないので、やっぱり全然真面目に視聴してなかったんだな……。

 何故か突発的にOVAが放送されるという謎イベント。しかもこれ、製品版のガチのやつで、リリース直後にいきなり地上波放送してしまってセールスがついてくるのかどうかと不安になってしまう奴。まぁ、制作側も考えがあってこういう形態で放送しているのだろうけども。

 アニメシリーズはろくすっぽ観てなかったくせして何故突然OVAの放送はチェックしたかというと、アニメ放送後にゲームの方を始めたからなんですね。知り合いに勧められて放送中にもインストールはしてたのだが、真面目にやる気が起きずに放置しており、何故か放送終了後にボチボチやり始めて、今は毎度のイベントである程度周回する程度のプレイヤーにはなっている。だからこそ今回のOVAのシナリオが直近2つのイベントのシナリオを足して割ったようなものだ、っていうことも分かるのです。ゲームでプレイしてキャラに馴染んだ後に見れば、またアニメも違う評価が出るのではないかと思いましてな。

 …………いやぁ、やっぱり駄目じゃねぇか。ちょっとまて、OVAとして発売するのにこの作画クオリティで大丈夫なのか。うーむ、まぁ、ファンの目線からしたら水着の香澄たちがきゃっきゃうふふしてる状態で動けばそれだけでも満足なのかもしれんが……そして実際私もアニメで動いてるリサ姉が観られただけでも若干満足してる部分はあるのだが……でもさぁ、これちゃんと作画をブラッシュアップして他のアイドルアニメ(ラブライブとかその辺)と同じクオリティまで押し上げれば、もうちょっと新規のファンが付きそうな気がするんですが。今回のシナリオなんて、何の悩みもなしにとにかく女の子が海ではしゃぐというお手本のような頭空っぽ脚本だが、それぞれのバンドメンバーの関係性を把握した上で見ればこれはこれでいいんだよ。ニーズがちゃんとあるんだよ。個人的にはテレビシリーズの時から「こいつちょっとおかしくない?」っていう小さな違和感程度だったおたえのキチ○イっぷりが相変わらず研ぎ澄まされているところなんかは好きだし、おたえや香澄のポンコツっぷりに引きずられるようにして壊れていく友希那さんと紗夜さんも面白かったし。まぁ、ロゼリアの連中って実はポピパに負けず劣らずほにゃらら揃いではあるのだが……。ゲームの方だとやや遠慮がちに2人に接していたリサ姉が、アニメだともう完全に飼育係みたいになって好き放題にコントロールしてる様子がとても良いですね。おすまし顔の紗夜さんがヘタレ作画のせいでより一層情けなく見えるのもこれはこれで味がある。 

 トータルで見ると、「まぁ、こういうノリもいいかな」っていう程度で受け入れられるものなんだけど、やっぱりせっかくの看板なんだからもうちょっと頑張ろうよ。普通、アイドルアニメって「CGパートがどうしてもちょっと浮くよな」とかいう文句が出るものだけど、今作の場合はCGのライブパートの方がはるかに安定してるせいでそっちの方が受け入れやすいんだよ。あ、でも「下はいてないおたえ」のシーンは評価する。

 とりあえず今回はロゼリアの皆さんがアニメで盛大に動いたという部分だけ評価して、次弾を待つことにしましょう。各バンド25人のキャラは嫌というほど立っている作品なんだから、これまでゲームで実装してきたシナリオとかバンドストーリーをそのまま(クオリティを上げて)アニメにするだけでもそれなりに見られるものになると思うんだけどなぁ。それが難しいんですかねぇ……。早く暴れるハロハピが観たいものです。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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