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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「魔法使いプリキュア!」 5→6

 1年間お疲れ様でございました。もう、この時期のプリキュア・戦隊終わりの喪失感ってどうしようもないよね。

 ぶっちゃけると、過去のプリキュアヒストリーで言うなら個人的には「優良可」の「良」くらいの位置で、昨年のプリプリよりは下に置く作品。でもまぁ、ラスト2話を見せられたらやっぱり評点は上げずにはいられないんだけど。そこはリアルタイム補正ってことでいいんじゃないでしょうか。まさかのブリッジ回が設けられるとは思ってなかったが……まぁ、尺に余裕があるのはいいことだ。そして、放送開始時にあれだけ違和感まみれだった「キュアップ・ラパパ」がこんなにも勇気をくれる魔法になろうとは。

 「優良可」で「優」になりきらなかった理由を色々と考えていたのだが、多分「遊びの部分の少なさ」かなぁ、と思う。個人的に好きだったプリプリに比べると、今作はみらい&リコという2人の関係性で完璧に収束しているため、1から10までその中でお話が回ることになる。もちろんはーちゃんが加わったり、それ以外のキャラもいるにはいるのだが、流石にはる×みな・はる×きら・きら×トワなどの変幻自在のカップリングが全て主力級の破壊力を持った前作ほどのバリエーションは期待するものではない。じっくりと2人の関係構築を楽しむデザインなのだからそこを重点的に観られれば評価も変わるのかもしれないが、個人的にはもうちょっと周りを賑やかにしてもらっても良かったかな、と。言い換えると「せっかく加わったはーちゃんの立ち位置がちょっと損してない?」という気持ちなんだけども。最終的に概念になってるし。いっそのこと初代みたいに2人で1年、3人でもう1年っていう枠組みにしてくれれば骨の髄までしゃぶれたんだろうに。

 メインの構成は「スマプリ」なんかと同じ2部構成になっており、ドクロクシー編とデウスマスト編に分かれていたわけだが、2部になってからやたらとダレてテンションが下がってしまったスマプリと違い、今作はデウスマスト編でのシナリオの回し方も刺激が多かったので退屈しなかったのは良い部分。尺を気にせず贅沢に4人もの幹部を半年でぶっ込み、いっそ使い捨てレベルでガンガン回していったのは英断といえるだろう。途中で旧幹部絡みの話なんかも出てきたおかげで新キャラの方の影がやや薄くなってしまったが、個人的にはガメッツさんたちの復活は嬉しかったし、こういう構成にした方がクシーとデウスマストの差が出せるので結果オーライだろうか(最終話のヤモーさんのオボエテーロは最高だと思います)。デウスマストの最期については……まぁ、エピローグを長めにとるためだからあっけないのはしゃーない(そうか?)。こうして全体を見ると、やっぱりバトル云々を優先させるより、とにかく「友情」を前面に押し出し、その部分まで含めて完璧に風呂敷をたたもうとした狙いはオリジナリティがあり、興味深い構成だったのではなかろうか。ドンパチ好きな身としては惜しい気もするのだが、多分、今作はこれがベストだったはずだ。

 あとはまぁ、全体を彩る雰囲気の変化はありますかね。次作の展開も考えると、やっぱりプリキュア文化全体の変化として、あんまりゴリゴリに汗臭く殴り合うのは世間的に歓迎されていない様子。「魔法」というオブラートに包みながらその実肉体言語でしか語らないのはいつも通りではあるが、それでも今作はアクション部分を活かしながらも、少しずつスピリット方向、ファンシー方向での解決に重きを置くようにシフトしている様子が窺える(格闘部分は劇場版でたっぷり詰め込まれてたからよしとする)。この流れが次作でどのように結実するのかは今から気になるところだ。

 最後に中の人のお話。まぁ、鉄板キャストだったので特に語るべきもないが、1年間座長を務めた高橋李依・堀江由衣の両名にはとりあえずのお疲れ様。りえりーの持つエネルギーが本当に「ニチアサ」向きで、理屈抜きで元気になれるのはありがたかったです。17歳の人については、まぁ、いつも通りに。後半戦になってアツいアツい17歳決戦になったのはちょっと笑った。次作のメインキャストにリアルで17歳くらいの子がいるんですってよ。どうしたらいいかしらね。

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1月28日 ドラフト模様(AER×2 KLD

ピック順 【Sea-chicken】→【Chrolony】→【Sangriter】→【Mei】→【Alessi】→【Thraxi】→

 

 霊気紛争2戦目。混沌渦巻くこの世界ですが、残念ながら我々は今回も6人戦。今後最大人数の7人戦が開催出来る可能性がどんどん低くなっており、時代の移り変わりを感じます。まぁ、そりゃ長い歴史を遡れば6人戦どころか5人戦でも苦しかった時代もあるわけだが。……新しいメンバー探すかぁ(一人あまりにチョロいのが釣れたおかげで安易に考え始める)。

 さておき、新人よりも新環境。世界的には環境分析は進んでいるのでしょうか。我々は当然さっぱりです。一応オンライン組はそれなりに機先を制しているはずなのだが、成績に表れるほどの優位を保つことは出来ない。そもそも環境理解って卓の全員が共通認識を持って戦わないとあんまり訳に立たないんだよね。確実に前作よりもアーキタイプ環境に寄っており、手なりでどうにかなる世界じゃない。いち早くこの世界の羅針盤を手に入れるのは一体誰になるのだろうか。そんな中、最年長のあの人がピック中に突如ひらめいて叫ぶ。

「この環境、分かった!」

固唾を飲んで見守る一同。

「難しいなッ!!!」

 

 


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 寿限無タイフーン、第4話。もう、一生分の寿限無を聞かされた気分。

 今回は今作には非常に珍しいエピソードになっている。まずもってオープニングとエンディングがちゃんとついていたというだけで珍しいんだけど、それだけ頭と尻がはっきり前後から切り取れるような内容だったと言えるのかもしれない。それにしても、4話目にして初めてのエンディングテーマだったわけだが……映像が謎過ぎてびっくりするな。「心中」のイメージからはかけ離れた映像で、すくすくと伸びゆく竹のイメージが表のテーマなのだが、そこから何故か無人の高座をイメージさせるパーツだけが舞い落ちるという。結局一周して怖いやつじゃん。「助六の落語」のあけすけな勢いを見せながら、最終的に「心中」のもの悲しいイメージに着地する、曲芸みたいな映像である。当然作劇は畠山監督本人が担当している。なんなんだろ、この人。

 そして、オープニングやエンディングの有無以外にも今回は割と特徴的なお話で、なんと、表立って悲しかったり、苦しかったり、思い悩むような要素が作中に(ほとんど)出てこない回なのである。前回からいきなり時代がすっ飛び、息子の信乃助の年齢からすると大体4〜5年後くらいだろうか。かつては真打ち昇進とともに芸の壁にぶち当たった与太郎だったが、周りからの激励の効果もあって無事にブレイクスルーを果たしたらしく、スキャンダルによる風評被害もどこ吹く風。再びあの当時の勢いを取り戻し、「助六の落語」にも身が入る。これだけの大人気になったのだから天狗になって芸をおろそかにしそうなものだが、根っから自分の「馬鹿さ加減」を理解している与太は決して今の自分に慢心することなく、テレビに出ながらもきちんと演芸場に顔を出し、忙しい日々の合間を縫って夜間の居残り練習まで欠かさないという。こうした彼の落語に対する真摯な姿勢が、新しい「助六の落語」を産みだすに到ったのだろう。

 また、この数年で小夏が楽屋に入るようになったのも大きな変化。ヤクザの親分との一件で無事に与太との間にあった壁がなくなり、「夫婦」になったのかどうかは定かじゃないが、少なくともわだかまり無く接することが出来る関係にはなったみたいだ。実の父、母、そして憎らしい八雲じいさんを育てた寄席の中に身を置き、彼女は何とか新しい生き方を見つけようと努力している。もちろん、落語が好きなことは変わらないのだし、一番近いところで与太郎を「見守って」「見張って」いられるポジションが色々と丁度良いのだろう。唯一の懸念材料は菊さんがチクチク小言を言ってくることくらいだが、まぁ、そこはしょうがない。信乃助の存在はまさに「子はかすがい」ならぬ「孫は接着剤」みたいなもんで、鉄面皮の菊さんだって、調子の良い信乃助の振る舞いには相好を崩さざるを得ない。

 今回1つ目の名シーンはやはりこの楽屋のシーンだろう。「寿限無が出来るんだ」と言ってまさかの一席を始めてしまう信乃助。それを見て与太が盛り上がるのは分かるのだが、なんとまぁ、小夏さんまで親馬鹿をフルに発揮して顔を上気させていた。今回は小夏が主人公のお話なのでとりわけ彼女の表情が細かく表現されており、すげぇ分かりやすい表現を使うなら「めっちゃ可愛い」です。この時のテンション上がった小夏さんも実に愛らしい。そして、そんな馬鹿親子のテンションが上がっているところにチクチクやりに来る因業なジジイ。こりゃぁまたピリピリしちゃうか、と思いきや。このじいさんも可愛い孫(?)にコロッとやられてしまうのである。菊さんの人生においては「子供」という対象とふれあう機会も他になかったが、やっぱり信乃助のことは大事に思っているんだろうか。なんか、信乃助の顔って小夏以上に助六に似てるんだよなぁ。ただ、流石にそれで年端もいかぬガキに負けてちゃ癪だってんで、高座に上がって「明烏」をかけるあたりが菊さん流。まぁ、流石にトリを務める大看板が前座話の寿限無ってわけにはいかないものね。正直、菊さんの得意分野ど真ん中であろう明烏は長めに聞いてみたかったところなんだけど。

 そして、団欒睦まじい与太のご家庭に更なるご褒美を提供するのが幼稚園での落語会だった。「園児が全員寿限無を唱えられる幼稚園」とか一周回ってホラーみたいな映像にもなっていたのだが、まぁ、子供っていこういう「意味の無いもの」を覚えるのが好きだからね。「スリジャヤワルダナプラコッテ」とかね。そして、子供だらけで礼節もしきたりも気にしなくて良いボランティアの落語会ってんなら、与太だって多少の無茶は許される場。千載一遇のチャンスで狙ったのは、なんと小夏を高座に上げてしまうことだった。なるほど、こりゃぁ他の場所では出来ないし、これだけお膳立てがあれば、小夏がはるか昔、楽しげに「助六の落語」をそらんじていたあの時代が再び戻ってくるには充分な場所だ。腹をくくって噺を始める小夏。その堂に入った仕事ぶりは流石の血筋である。最後には園児たちとのコール&レスポンスまでばっちり決めて、落語の楽しさに感無量。このシーンの真っ赤になった小夏さんもやたらに可愛いんです。もう、とにかく今週は色んな小夏姐さんが可愛いんです。画伯ボイスのキャラでこれだけの愛嬌を発揮したキャラって初めて見たかもしれないな。

 そして、この顛末が「女を高座に上げちまった事件」とかで後に尾を引く展開になるのかと思いきや、そこはきっちりわきまえている小夏さん。高座に上がったのはあくまでイレギュラーな場と割り切り、そこからの無理はしない。今後の憂いもなく、ただ小夏さんがちょっと幸せになれるだけのお話でした。たまにはこういうお話があってもいいよね。

 これだけで終わるなら本当にハッピーなお話だが……まぁ、流石に八雲パートもちょこちょこと。今週一番の緊張感があったのは菊さんと樋口先生のタクシーでの一連のシーン。菊さんは先生のことを評して「違和感」という言葉を使っていたが、それは彼の思う落語についての違和感なのか、それとも先生の言動と内実に関する違和感なのか。まぁ、控えめに言っても割と不躾な人なのは間違いないので、菊さんが警戒するのも致し方ないところなのかもしれないが、別に樋口先生の信念自体は今のところ間違ったものではないだろう。「自分の見てきた落語は自分と一緒に終わらせる」という菊さんの信念も個人の自由なので邪魔出来るものではなかろうが、樋口先生の「生き残る落語」の話だって至極まっとうな意見である。この対立はおそらく本質的に埋まることのないものだろう。どれだけ先生が歩み寄ったところで、菊さんの刻んできた歴史を完全に理解することなど出来ないのだから。しかし、菊さんが破り捨てた原稿用紙はあくまで「自分は落語に新しい命の可能性など見出さぬ」という決意表明であり、それは決して先生の野望を邪魔するという意味でもない。今後、先生は菊さんの人生観を変えて、協力を仰ぐことが出来るのだろうか。

 そしてラストシーンは助六の名を刻んだ扇子をじっと見つめる菊さん。パチンと閉じて後は暗闇。助六は、この世に求められている存在なのか、それとも菊さんの思い出の中だけにあり、闇に葬るべき代物なのか。答えはまだ出そうもない。

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 抜き身の感情で容赦無く斬りつけてくるのマジ勘弁して、第3話。もう、どこを切り取っても超濃い味しかないんだけど、片や砂糖菓子みたいなだだ甘いシーンで、片や豚骨ラーメンみたいなギトギトの油分で。満干全席に殺される。

 まずは砂糖パート。前回衝撃の引きを見せたえっちゃんこと絵鳩早苗ちゃん。彼女と花火の馴れ初めが語られ、彼女の切実な想いも明らかになった。どうやら花火は持ち前の我の強さがプラスに働いたらしく、えっちゃんの中では救世主的な存在。ついでに花火の場合は割と見た目もよさげなので、元々そっちの素質があったえっちゃんはコロッと落ちてしまったということなのだろう。しかしまぁ、そんな秘めたる思いの桜Trickならずっと秘めたままで終わらせても良かったのだろうが、熱視線を送っているうちに気がついてしまった花火の「違和感」は、どうしても無視出来るものではなかった。花火と麦の間の「恋人」関係に疑念を持ったえっちゃんは、ブレーキをかけなければいけないとは分かりつつも、同じ布団の中、辛抱たまらず暴走モードへ。でもまぁ、この状況で我慢出来なくなるのはしょうがないだろう。相手が無意識なのも本当にたちの悪いことで。

 今回の暴走について、えっちゃんは自身で「賭け」と評している。麦との関係が「怪しい」というその一点のみを理由に、もしそれが例えば「麦と嫌々付き合わされている」みたいな状況であれば、自分が花火の助けになり、そのまま「おいしい」ポジションに入り込むことも不可能ではないかもしれないのだ。もちろん全て打算で動いたわけでもなかろうが、えっちゃんにはそうした希望があった。何しろ「ピュアな」花火なのだ。彼女が好きでもない人間と付き合っているなら、きっとそこには「花火の悩み」の本質が隠されているに違いない。

 しかし残念ながら、花火の悩みはえっちゃんの想像の斜め上を行くものだった。彼女の本質はピュアはピュアでも純正の「クズ」。麦との関係性は納得づくのもので、そこにえっちゃんの立ち入る隙間はなかったのだ。結局、感情を吐露するだけで終わってしまったえっちゃんの暴れ損。花火からすれば新たに「好意」が自分に叩きつけられたことで、その重さを初めて認識し、悩まされることになる。「興味のない他人からの好意は害悪」と以前言い切っていた彼女。そこに、「恋愛対象になるとも思っていなかった友人」という領域外からの刃が突き刺さり、さらにモカからの悲痛な懇願を叩きつけられることで、自身がこれまで唾棄すべきだと思っていた存在と大差無かったという事実を叩きつけられる。好きという感情は圧倒的な熱量を持った「情」であり、それを無下に蹴ることも出来ないという窮地。そして、自分はそんな感情を抱えながら、それを本来の対象にぶつけずに、麦という代替物でまかなっていたのだ。感情をぶつけられる麦のことを考えれば、改めて自身の「クズ」っぷりを認識せざるを得ない。

 えっちゃんとの関係性がこの先どうなるかはまだ分からない。しかし、改めて麦との関係性を考え直すことは迫られたのだ。そして、麦の部屋にシーンを移し、今度は砂糖から一転して「油分」のパートである。過去の火遊びの記憶を夢に見て身体の一部が元気になってしまった麦と、たまたまその現場に居合わせて男の何たるかを見せつけられる花火。興味が無いわけではないし、むしろここで麦が襲い掛かってくるような人間だったら話は簡単。麦に主導権を握られたことにして、あとはズルズルと「駄目な」関係を深めていけば良かったのだろう。しかし麦は未だブロックを崩さない。花火が「楽になりたくて」布団に潜り込んで接近を試みたというのに、この圧倒的物量の据え膳をも、彼はギリギリのところで食わぬ選択に至ったのである。条約通りの清い(?)関係性。しかしそれは、「楽だった」はずの麦との関係性において、初めて非対称を成した歪みでもある。「好きになれば楽になれる」と歩を進める花火に対し、「恋は盲目」の麦は全く動かない。そして、精神的にも肉体的にも、自分と麦は違うのだということを見せつけられて花火は窮するばかり。このまま麦との歪な関係を続けることは、親友であるえっちゃんの訴えを無視することにつながってしまうのだ。

 そして、そんな悩みを抱えたある夜に訪れる3つ目の味わい。酸味か、えぐみか。関係性の渦中にある麦の憧れの人、茜先生の「真実」の暴露。そりゃまぁ、花火たちだって人のことを言えた義理でもなかろうが、彼女は思った以上にアレな人。まぁ、男をどう転がそうと彼女の人生なのだから自由には違いない。元々麦だって中学生男子の青い恋心をこじらせただけの関係性であり、現在見える茜の「真の姿」とは別次元に憧れが存在していたのだ。しかし、そうして「見えない」「見ない」麦と違って、花火は同性のよしみもあり、茜の姿がどこまでもくっきりと見えている。あけすけな彼女の、自分とはまた違った人生観を見せつけられる。花火は茜に対する感情を「嫌悪」と表したが、さて、彼女が「嫌う」のは茜のどんな部分なのだろうか。2人の男の間で飛び回る彼女を「嫌う」権利は花火にはない。自分だって、思い人とは別の男に肉体関係を強要する「クズ」であるのだ。しかし、それでも彼女は嫌わずにいられない。そんな関係を謳歌している茜を。そして、麦の気持ちに気付いているだろうに、それを弄び一瞥に付さない彼女のコトを。この怒りは、自分のためか、麦のためか。

 グルグル回る花火の気持ち。そしてそれを取り巻く数々の情念。一筋縄ではいかぬ世界。そろそろ胃もたれも限界レベルだぞ。

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 最近はコンスタントに2週に1回ペースを守っている気がする。守るな守るな。

 今週の試合は、人数がコロコロ変わる変則戦。本当はチップを賭けて戦う取り合いゲームなんだから途中参加とか駄目なはずなんだが、もう、その辺はグダグダやな。初期面子は重傷患者4人+こないだからちょこちょこ参戦している新人+今回突如参加することになった新人。若手育成に余念が無い素晴らしいコミュニティやで!

 


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 とにかくカンナが可愛い、第3話。もう、ドラゴンが云々とかいう要素はほぼ残っておらず、単なる幼女としての愛らしさである。お気に入りは引っ越し準備の時の段ボール被ってるカンナです。ちなみにトールのチャームポイントは、どれだけ可愛い顔になっても譲らないは虫類な眼球。

 いきなりの引っ越し決意。すし詰め状態で窮屈な中にもその近さがスキンシップとなって楽しい部分もあると思うんだけど、まぁ、実生活の中でそんなことはなかなかありがたみには感じられないかな。インドア派っぽい割には引っ越しと決めたらすぐに決断して動けるあたり、小林も案外アクティブ。思い立った時にすぐに今よりでかい家に住み替えるくらいの甲斐性はあるし、それを実行してメイドとロリを引っ張れるリーダーシップがある。毎回、何故か小林の人間力の確かさを確認させられるエピソードが多いな。この人、コミュ障だの何だの言ってる割には、度胸も愛嬌もあるし、余計な気を遣わない割には肝心なところでちゃんとトールのことを考えてあげているので、本当に良い「御主人」なのよね。

 トールはそんな小林についていけばちゃんと幸せが約束されている。従順な「メイド」としての生を全うするだけかと思いきや、人間嫌いのくせに何故か小林に対してだけは性的欲求に近い感情を抱いているのが困りもの。幼少期の小林のアルバムを見つけたときのマニアックな食いつき方は……なんで人類種の上に立つはずのドラゴンが人間の「死んだ魚のような目」にビンビンくるんでしょうね。暴君なのに偏食なんでしょうかね。ひょっとしたら「人間味のない人間」の方が好みとか? だとすると、今後のトールの周りには厄介なのしか集まってこないことになるが……。

 実際、引っ越しを終えて最初のご近所コミュニケーションではばっちり厄介な奴が集まった。集合住宅における近所付き合いの面倒さは小林でなくとも辟易する部分だが、トールは割とざっくばらんにそのあたりの問題にあたっている。一瞬のメタモルフォーゼから殺意を見せたりもしたけど、一応小林の言うことを聞いて穏便に済ませようとはしているみたいだし、周りの連中も明らかにおかしい尻尾メイドのことも特に色眼鏡で見ている様子もない。まー、謎の料理主婦にデスメタルミュージシャン、それにマンションでドリルを使うはた迷惑なクリエイターという変人の集まりだし、そのあたりは寛容な連中なのかも(商店街の人らもあんまり気にしてなかったけど)。そして、そんな面倒な連中をとりまとめるのも何故か小林の役目。引っ越してきた直後の住人のくせに、先人たちのご近所トラブルを処理してしまえるあたりは流石だ。いやぁ、でも流石にドリルやらバンド音楽の騒音は譲歩じゃなくて禁止でもいいような……。

 そして、広いおうちを手に入れたことで実現したのが人間と竜が入り乱れてのホームパーティであった。突然トールが呼び出したのは、これまで電話相談に応えてくれていた仲良し2人、ファフニールさんとケツァルコアトルさん。個人的に構成されたファフニールのイメージって「邪竜」とか「毒竜」のイメージなんだけど、こちらの世界では黒執事のようです。最初のお宅訪問時はどっちかっていうとデビルみたいな格好でしたけど。トールの呼び出しとはいえ、よく暴れずに下界まで下りてこられたもんだな。道すがら国の1つも滅ぼしかねない勢いだったけども。そしてケツァルコアトルさん(ルコアさん)は、以前電話で話した時と同様、話の分かるおねーさん。ただし巨乳で痴女で、酒に異常な警戒心を示すだけ。小林さん、別にドラゴンが全員巨乳なわけじゃないよ。カンナがいるから元気出せ。こうしていつの間にか仲良くなってる竜と人間の関係性を見ていると、竜は何で人間界まで出てこないのか、ってのが不思議になりますね。まぁ、トールが言っていたように、人間サイズにあわせると窮屈でしょうがないんだろうけども。

 そんなときは屋上で洗車ならぬ洗竜すればええんやで。いやぁ、でもあのサイズは車ってレベルじゃない、小型ジェット機よりもでかい。全部洗おうと思ったらマジで1日仕事になるな……。もう、小林もトールのことべろべろ舐めたらいいじゃん(いいじゃん)。

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 馬鹿王子の一発でそれと分かる馬鹿王子感、第3話。ちょっと油断すると銀河で美少年な感じだ。そりゃぁ国も傾くわなぁ。

 相変わらず、本当に静かで静かなアニメ。ひょっとして、このままのテンションで最後まで走り抜けるのだろうか。まぁ、過去のオノナツメ作品を見ていればそれでも驚かないけども。今週はただひたすらにお城のパーティ。そこら中に火種が燻っているように見えるのでどこかでドンパチでも起こるのかと期待していたら、マジでパーティーだけ開いて終わったっていう。逆にすごいよな。これで30分をきっちり消化出来る作風ってのもな。

 国の上層部、5長官を中心に色々な思惑が渦巻き続けている。一番の懸念材料は、国の安定が揺らぐ即位のタイミングを見計らってのクーデター。先週明かされた通り、この国は一見すると平和なのだが、実はいざこざが片付いたのは案外最近のこと。たくさんの国が寄せ集めで1つの大国を形作っている状態なので、ちょっとでも問題が起こればまた空中分解してしまう可能性はあり、今の王の御代が終わってしまえば、きっかけとしては丁度良い。問題は、誰がそんな物騒なことを望んでいるのかということだ。これまでACCA内部でも怪しまれていたのはジーンだったわけだが、これはあくまで「いつでも各地方を飛び回っているために国中に散っていると思われるクーデター派の連絡役をやっているのではないか」という実利的な側面からの疑惑だった。そして、それを下支えしていたのが諏訪部ボイスの5長官の1人、グロッシュラー。彼は1話で監察課の廃止を目論んだ男だったのだが、簡単にその提案を翻した背景には、もっとでかい野望が息づいているという。「王権ではなくACCAによる中央集権」というのが狙いのようで、そのためには王室が邪魔。あと、多分組織の内部で自浄作用を司る監察課も邪魔。そりゃ「平和の象徴」であるACCAが率先してクーデターを狙ってました、なんてのは査察が入ればどっかでバレるおそれはあるわけでね。そこでグロッシュラーは、ジーンに濡れ衣を着せることで、監察課の追い出しと自分からの容疑の目を逸らすことの一石二鳥の作戦に出た。

 と、もう1人の5長官である遊佐ボイスのリーリウムが言っています。ぶっちゃけ、前回のニーノのこともあるせいで、現時点で誰が味方で誰が敵なのかも定かじゃないんだよな……。まぁ、描写の感じからしてこの男は味方っぽいのだが……。「ACCA内部にクーデター派が紛れ込んで根を張っている」というのはおそらく本当のことだろうが、現時点でそれをグロッシュラーだと断定するだけの材料はない。ジーンの扱いも、今のところどこまでが本心でどこまでが打算なのかも見えてきていない。予想外の変なとこから裏切り者が出てきてもおかしくない状況であり、当のジーンが全く緊張感のない様子なので、全然その辺の調査が進んでいないのだ。多分、現時点で味方だと確信できるのはエロい本部長くらいのものではなかろうか。あれで本部長が実は悪い奴だったらジーンもチョロすぎるしな。

 結局「何も分かってない」という状態で、淡々と進行する「何か」の探り合い。この空気に果たしてどこまで耐えられるものか……。

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 「くっころ!」って言わせるだけのために茅野愛衣を現場に呼ぶ鬼畜作品、第2話。かやのん、こんだけのためにキープが発生してギャラもらえるのか……いいんだか悪いんだか……。

 さて、そんなダクネスさんは領主のところに出向してしまっているのでほぼ出番無し。ということは残りの連中に多めに仕事が回ってくる。今回のタイトルはめぐみん押しですが、それだけじゃ終わりません。前回の騒動の後始末を名目として、残されたパーティ3人にお目付役のセナさんも含めてのカエル退治からお話はスタートする。なんかもう、このパーティはどこまでいってもカエルがライバルなんだよな……。グリムガルにおけるゴブリンみてぇな立ち位置だな。いや、でも流石にカエルともこれだけ戦えば経験値は少しばかり上がっているはず……なんだけど、何故かいつでも悪戦苦闘。おかしいよねー、初対面の時はあれだけ強気だったアクアなんてひたすら逃げ続けてるだけだもんねー。いや、初対面の時も全く歯が立たなかったんだから、逃げられるようになっただけでもレベルアップなのかもしれないけどさ。どうもこの女神、カエル相手には完全にトラウマが出来てしまっているらしくてな。

 それに対してめぐみんの冷静なこと。「食われ慣れる」という時点でアウトだし、その状態でキープしてくれるカエルさんの優しさ頼みってのもどうかと思うが。そして当然のように飲み込まれるお目付役のセナさん。この人、前回の時点ですでにほころびは見えていたが、もうこうなったら単なる愉快なおばちゃんじゃないか……。なんか、中の人の影響もあって「敵だったら最強なのに仲間になるとギャグキャラ」っていうバゼットさんを思い出すな。結局、みんなで仲良く粘液まみれ。必ず頭から食われて足だけ出すポーズになるのもこだわりの表れですかね。こういう伝統芸って大事。

 そして、そんなパーティーのピンチに颯爽と(?)現れるめぐみんの旧友(?)、ゆんゆん。CVは豊崎愛生で、アクアさんの中の人からすると事務所の先輩である。紅魔の娘ってことで魔力は素晴らしいのだろうが、こちらも当然難ありの人物。この世界には敵味方を引っくるめてまともな人間などいないと思った方がいいな。そもそもあのめぐみんをまともにライバル視してる時点で駄目なことは確定しており、ぼっち属性とかアホの子属性とか、色々と供給過多である。そしてめぐみんはこの子の前でだけは普段以上の下衆精神を発揮するのな。元々精神的にも最低の奴なのだが、それ以上の下衆であるカズマやアクアに隠れて目立たなかった部分が、旧友との再会で噴き出してきた感じか。子供扱いされることを嫌う性格も「より子供」なライバルとの関係で自我の肥大化を招いたもののようで、初戦でゆんゆんを押し倒した時の「今日も勝ちッッ」というドスの聞いた雄叫びは普段のめぐみんよりも更にひでえ台詞になっていました。前回のダクネスの「ブッコロシテヤル!」もそうだけど、今作のヒロインはたまにどっから出してるのか分からないようなぶっ飛んだ声が出てくるのでそれだけで楽しい。

 Bパートは、カズマとめぐみんのドキドキお風呂タイム。すげぇなカズマさん、完全にメタを読み切って事前にパターンを潰しておく主人公の鑑ですわ。一応確認したらカズマが高校生だから1617才くらいで、めぐみんは1314才くらいらしい。うーむ、それならまぁ、欲情しないのもギリギリ分かる……か? いや、でも高校生くらいだったら中学生女子だって常識的に対象になるよなぁ。ロリコンではなかろうよ。それでも頑なに平静を主張しているカズマさんは、実はものすごい紳士なのか、単に嗜好が偏ってるだけなのか。まぁ、確実に後者だけど。カズマの場合はアクアやダクネスもスルーだから、純粋に人間関係の問題だとは思うけどね。「ヒロインとのお風呂」というアニメキャラにとっては一大イベントになるはずのシーンも、サラリと片付けて余裕のカズマ。流石に以前ダクネスに風呂場で奉仕させた豪の者は度胸が違うわ。そのまま冷静にならず、毎週めぐみんとのお風呂シーンがあるアニメになってもよかったのに……。オチは割と普通でしたロリニート。ちなみに、個人的にはカズマたちを探している時のアクアの「おかえりって言ってよ〜」が好き。もう、完全に家族なんだよな。

 そしてラストはめぐみんVSゆんゆんの2戦目。そこで明かされる、想像以上に野生だっためぐみんの過去。ウィザードのくせに最低限の近接戦闘もこなせるくらいのスペックはあるんだな。めぐみんの出生って未だよく分かってないが、冷静に考えると食うや食わずの結構苦しい幼少期だったってことか? だったら発育の悪さも笑っちゃ駄目よね……。まぁ、でも妹みたいな子もあわせてとても元気そうでしたけどね。紅魔族って、一体どんな生活スタイルの一族なんだろうな。結局、最後はめぐみんの策謀でもって逆転勝利。「今日も勝ちッ!」なめぐみん。わざわざ戦績表を付けてるってことは、やっぱり勝ち負けにはこだわるタイプだ。薄い本では、大体カズマの挑発にのって無理しちゃう展開になるやつだ。いいんじゃないでしょうか。それはそれで素晴らしい世界でしょうか。

 以上です。

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 ヴィーシャちゃんの中の人のお下がりをターニャちゃんの中の人に預けたらどうなるんでしょうね、第3話。中の人も育ち盛りだから……。ただ、お胸に関しては実はおいちゃんの方があるっていう噂も。

 3話続けて爆笑しながら見せてもらってるし、本当に楽しいんだけど、突き詰めていくと最終的に「ターニャ隊長可愛いです」しか出てこない気がしてちょっと困ってしまう。毎回彼女のピン芸を見せてもらってる状態だからな。今回もわずか30分の間に上げて落として上げて落としてを延々繰り返すという、笑いの基本に忠実な仕上がり。爆発オチも天丼で見せてくれるあたり、ぬかりなし。彼女が「上手くいっている」と思って口角を上げれば上げるほど、その後のオチが楽しみでしょうがなくなる。ホント、表情がいいんだなぁ、ターニャさん。圧倒的存在感を放つお目々の愛らしさと、歪んだ造形がメインの口元のアンバランスさが最大のチャームポイント。表の声と裏の声の一人漫才が合わさることで、彼女は世界にたった1人だけの幼女ヒロインになり得るのです。画面だけを見てると「幼女の日常を延々追いかけてるだけ」というとんでもない作品なんですが、それを合法的に動機付け出来てるのがいいところですね。ビバ、合法ロリ(中の人公認)。

 とはいえ、一応お話の方も進んでいるといえば進んでいるか。ほとんどダイジェストみたいにして彼女の気苦労が描かれるばかりなので背景世界についての理解は未だに追いついてない(というかろくに描かれてない)部分はあるのだが、今作の場合はそこはあまり大きな問題ではない。「魔法とは何か」とか「戦況はどうか」なんてのは、ひたすらターニャを苦しめるためだけに用意されたこの世界では些末な問題なのだろう。その辺は「終末のイゼッタ」と全く違う部分である。たとえ戦況が優勢になろうとも、どうせ存在Xの野郎の気分次第でいくらでもひっくり返るわけだし。適度にラッキー、そして圧倒的にアンラッキーなのがターニャちゃん。周りの人間達から見たら不承不承ながらも「神のご加護」で出世街道を駆け上がっていくターニャはラッキーマンとかワンパンマンみたいな不本意ヒーローに見えるのだろうが、ターニャ側からはそれが一切ラッキーに見えてないというのが面白いところだ。いや、汽車での旅路でのコーヒータイムは幸せそうではあったけど。この世界で10年生きていても、多分ターニャの求める平穏ライフって現代日本のそれがベースになってるよね。

 存在Xとの関係性は今回大きく進展した。というか、正直あんなにダイレクトに絡んでくるとは思わなかったのでびっくりした。存在X側からしたら、ターニャをこの荒れ果てた戦場に送り込んだ時点で割と満足出来るだろうと思ったのだが……元々「信仰の無さ」に対する罰則としての転生だったので、どうやら「信仰の芽生え」が訪れるまでは監視対象とされているらしい。神(仮)も案外暇だな。しかし、事なかれを望み、平穏な生活を送ることを望むターニャも、何故か信仰の話、存在Xとの対話となると頑なになる。そこは口先だけでも折れておけばいい気もするのだが、流石にこんなとんでもない人生を押しつけてきた元凶を許すことは出来ないってことだろうか。喧嘩を売るにはあまりに大きな存在なのだが、彼女の人生観に未だ神の居場所はない。業を煮やした存在Xは、もう面倒になったので「自動お祈り装置」を開発。飛田ボイスのマッドな博士の脳内を経由してターニャに押しつけた。これで半自動でお祈りタイムが訪れ、無信心のターニャも神にすがらずにはいられない……って、そんなんでいいんかい。やっぱり口先だけでどうとでもなるじゃねぇか。思いの外ユルいぞ、存在Xさん。

 ま、何事も形から、っていう考え方もありますからな。やってみることが大事、そして幼女であることが大事。結論:悠木碧は正義。すでに神になったことがあるおいちゃんが、神とこんだけ大喧嘩するのもどうなんでしょうね。

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