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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 てるてる坊主に紛れてノーバ作ってくる特撮オタの鑑、第8話。円盤生物に晴れを願う効果はあるのだろうか……。

 タイトルからすれば青山妹回なのだが、今一度チアフルーツの強みを確認するための溜めの回の印象だろうか。「演出がいいか悪いか」ってなかなか完成品だけ見てもわかりにくいところなんだけど、今回の演出特訓回を見れば、その良し悪しが……いや、よく分かんないけども。どう考えても青山妹が無茶振り連発してカオスになっていくシーンは失敗フラグにしか見えなかったのに、終わってみたら「意味のわからない特訓でも、後になってその意義が理解できる」みたいないい話になっていたのは謎だよな。まぁ、王道ではあるんだけどさ。

 前回みかんちゃんが覚醒して脚本はしっかり用意できるようになり、その効果もあってか集客は上々。駅の利用者数が2倍やら3倍やらって、まぁ、今までやってなかった催し物を駅の中でやってるんだから、そりゃ嫌でも利用者は増えるだろうけども。今までどれくらい少なかったんだろうな。序盤のカミダイオーパクリやってる時代にすでにグッズの売り上げが100万単位に到達していたことを考えると、ヒナネクターの売り上げも同じくらいの規模を想定していいのかな。もう女子高生が片手間でやってるボランティアでは終わらないレベルだよな。そういやキャップ以外のメンバーってあれだけ全力で仕事に打ち込んでちゃんと給金は支払われているのだろうか。どこぞのろこどるは公務員だったから完全時給制だったが、こっちは夜中まで稽古やって、家では脚本やら演出やらの宿題までやって……これで全員ボランティアだとしたらちょっとヤバいかもしれない(緑だけはしっかり稼いでそう)。

 さて、青山妹の演出論だが、一人だけ舞台に上がりようがないメンバーということで、割と客観的な視点は持ち合わせているようで、その辺りの「冷静な意見」は純粋にプラスになっているはず。アイディアマンとしても有能で、基本がアホの子ばかりのチアフルーツの中ではまさに博士ポジションと言える。ただ……多分この子も特撮好きなんだよな。妄想の中で展開していたワイヤーアクションの登場シーン、100%でジェットマンの再現だったしな(まぁ、脚本家のせいだが)。この世界はキャップの叔母さんまで特撮脳(あしたへ向かってダッシュ)なので、もう人類総特撮脳だと思った方がいいのかもしれません。

 しかし、クールが売りだったはずの妹さんが何故か演出家に任命されるとよくわからない壊れ方になり、大量の灰皿が飛翔する愉快なステージに。何故か杏にだけ大量にぶん投げてましたけどね(避けるあたりが流石である)。「カミダイオーのパロディに終わるな」っていうのは的確なアドバイスだし、他にも「観客が設定を忘れたとしても、キャラを演じる自分だけはその気持ちを守っていけ」っていうのは意義のありそうなアドバイスだとは思うのだが、尻相撲や滝行はさすがに意味ないと思われる。単に見たかったから……かな。みかんとはつりで尻の大きさが全然違うというのは非常に重要なポイントですね。そして、ロコ先輩に対する無茶振りはなんとキャップの誘惑。完璧超人だと思われていたロコ先輩だったが、こうして正面から願望が成就しそうになると突然ポンコツ化。案外そういう押しに弱い性格だったのか……完全にギャグになってしまった悩殺シーンは、中の人の顔がちらついてちょっと笑ってしまう。

 こうして準備が整い、あとは本番を迎えるだけ。色々とやりすぎた感のある青山妹だったが、最後は姉からのフォローも入り、姉妹愛を確認するエピソードとしてもしっかり機能していました。ロリ時代の姉妹は可愛らしくて良いですね。さて、これだけしっかり準備した特別公演、成功するのか否か。

 あ、ムラムラちゃんはそのままで。下着姿でテーブルに登るのはお嬢様らしさがなくてよ。

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 もうちょっとセレジアさんの死を悼む時間があってもよかったのではないかな、第20話。そりゃ、そんなことしてる場合じゃないだろうけどさ。一応さ、メインヒロインっぽい扱いだったんだからさ。被造物の死については割り切ったところの多い作品である。まぁ、なんか復活しそうな雰囲気あるけどさ。

 対アルタイル戦が激化。これがラストバトルなのだからやれることは全部やるのが正しいわけだが、チームメテオラはこれまで必死に松原さんたちが組み上げてきたプランを実行に移す以外に選択肢はなく、ある程度は下準備から出方が想定できる分、アルタイルさんは余裕なのである。元々チート能力の多いキャラではあるが、こと「被造物」という存在に関して、彼女はその承認力の扱いに一日の長がある。結局、創造主などと偉そうなことを言っても、こっちの世界の人間は「なんでそんなことが起こってるのかよくわからない」状態で必死に現状に抗っているわけで、承認力の申し子たるアルタイルさんが本気を出せば、そのあたりのコントロールは上をいかれてしまう。

 せっかく「観客に見せて承認力を稼ぐ」という大胆な作戦を実行した鳥籠内部だったが、それだってアルタイルさんがいいようにやられてくれればこそ成立するわけで、彼女が抗い、好き放題に自分の狙いを開示していけば、当然そっちに引っ張られる客だって多い。彼女の強さが「数多の人間の思いの結合体そのもの」であり、知名度の面で他の被造物に負けないのであれば、ひょっとしたら一番承認力を得やすいのはアルタイルなのかもしれないのだから。

 そして、セレジアの消滅をきっかけに、ついに松原さんたちチーム大人の最終兵器が飛び出した。その名もシリウス。「アルタイル」同様に、非常に大きく鮮烈な光を放つ一等星。その存在意義はどうやら「アルタイルの模倣」であるらしく、マジで作中にどうやってそんな「伏線」を張ったのかを是非読んでみたいものだが、松原・中乃鐘・大西あたりは渾身のシナリオ構成でそういう「前振り」を作中に仕込んでいたらしい。……どういうことなんだろ? 作中にアルタイルも登場させたってことなのかな? でもそれだとおそらくアルタイル本人も影響を受けて気付いていただろうから、「アルタイルの模倣」と明示せずに、なんとなく「あれあれ、ほら、あのボカロ曲で有名な軍服のあの子、あの子に似てる」みたいな書き方になったのかな……(下手すぎる)。まぁ、実際はなんらかの「自由なイメージが付与できる不確定存在の少女」くらいの仕込みだったとは思うのだが。それでもなんとか、わざわざ鳥かごを用意してまで作り上げたこの空間でシリウスの顕現に成功。狙い通りにアルタイルを「取り込む」ことに成功したが……まー、その流れはダメだ。だって、普通に考えて「強いやつの技をそのままコピーした最終兵器を用意する」って、どう考えても正義サイドのやることじゃないもん。アトムにしろロックマンにしろ、絶対敵サイドがやるやつだもん。そんなものをアルタイルの前にさらけ出しても、観客たちは「このシリウスで正義が勝つんだ!」とは思えないだろうよ。実際にアルタイルさんはスルリと抜け道を抜けてあっさりシリウスを打開。これによって人間サイドには何一つ選択肢がなくなり、ひかゆちゃんは女子高生のまま、そして弥勒寺は剣山のごとき惨めな姿、翔に至っては「設定キャンセル」とかいう身もふたもない技でボコボコに。なぜか最後に残されたのがブリッツさんというなんとも座りの悪い状況に。そうそう、こういう絶望的な状況からひっくり返すのが「正義展開」なんや。アルタイルさんも完璧に悪役を演じてくれているし、さぁ、(アニメや漫画ではお約束の実に都合のいい)最後の一手が繰り出されるぞ!

 ということで、最後は颯太が考えた「最終兵器」の投入。まぁ、その人を出すしかないですよね。さすがにアルタイル戦で役に立つパーツって言ったらそれしか残ってないもの。薄々予想はついていた。しかし、そんな「彼女」の顕現のためには承認力が足りない(当たり前)ということで、最後の一発逆転はいい人になっちゃった真鍳ちゃんの格好いい見せ場。あれだけトリックメイカーとして引っ掻き回した傍迷惑なやつなのに、最後の最後で格好いいのはずるいよな。

 さて、戦うべき最大の理由が目の前に現れてしまったアルタイルさんは一体どうなるのか。もう、今回の展開で完全にアルタイルさんが主人公で他の連中は彼女の夢を邪魔する悪者みたいになっているのだが……なんか、幸せな顔で成仏しそう。

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Shield of the Realm 世界の盾 (2) U

アーティファクト・装備品

いずれかの発生源が装備したクリーチャーにダメージを与えるなら、そのダメージを2点軽減する。

装備(1)

 名前に「世界」とか書いてあるくせにそこそこ堅実な防御性能なのがなんだかいやらしい盾。普通、装備品の盾といったらタフネスをあげる効果が一般的だが、このカードはダメージそのものを軽減する。過去の類例は「化身の盾」くらいか。発生源の数×2点を軽減するので合体ブロックを相手にした時に強さを発揮し、ファッティが装備すれば相手の小兵複数体にブロックされて相打ちになる可能性が大きく低減する。そうでなくても実質タフネス2点分のプラスで、このコストならそこそこ現実的だろう。こういう堅実で手軽な装備品が一番いやらしいんだよな。

 

Short Sword 小剣 (1) C

アーティファクト・装備品

装備したクリーチャーは+1/+1の修正を受ける。

装備(1)

 レオニンの円月刀」並びに「研ぎ澄まされたコペシュ」の完全同型再版。次元が変わるたびにいちいち名前を変えて登場しているわけだが、最初からこうして「どんな世界観でも大体問題ない」カードを作っておけばよかったんじゃなかろうか。まぁ、装備品がこれとか「カイトシールド」とか「大剣」みたいな名前だけだとやっぱり味気なくてすぐに飽きそうであるが。フレーバーってのは存外大事なものなのである。とりあえず、どんな次元でも確実な実績がある手頃で堅実なナイスサポート。アーティファクトカウントの水増しにも最適だし、まとめて展開しても装備コストが大してかからずに自由自在に受け渡しができるのは魅力。レジェンドたちは筆を選ばず。

 

Skittering Surveyor 這い回る偵察機 (3) C

アーティファクトクリーチャー・構築物

1/2

〜が戦場に出た時、あなたはライブラリから基本土地カードを1枚探し、それを公開して手札に加えても良い。その後、あなたのライブラリを切り直す。

 歩く「巡礼者の目」。いや、もしかしたら元のカードも歩けたかもしれないけど。タフネスが1増えたが、その代償として飛行を失ってしまったのはなんとも悩ましい。まぁ、別にアタック要員として「巡礼者の目」が使われることはほとんどないわけだが、たった1点でもクロックはクロックだし、何よりも「フライヤーをブロックできる」というのは馬鹿にできない長所だった。流石にあれではコモンには強すぎるという判断なのかと思ったが、「目」も初登場時はコモンだったんだよなぁ。ま、何はともあれ色事故防止、アドバンテージソース、そして歴史カウント要員。どんなデッキでも手軽に使える万能リソースである。結局人気カードになるんだ。

 

Sorcerer’s Wand 呪術師のワンド (1) U

アーティファクト・装備品

装備したクリーチャーは「(T):このクリーチャーは対象のプレイヤーかPWに1点のダメージを与える。このクリーチャーがウィザードであるなら、代わりにこれは2点のダメージを与える」を持つ。

装備(3)

 装備品5枚目。やっぱり多いな。そして、このカードを見てニヤリと出来たあなたは確実に私たちと同等かそれ以上のベテランプレイヤー。「クリーチャーに1点飛ばせるようになるけど、ウィザードなら魔術の扱いが上手いから2点になるよ!」という能力は、ウィザードという部族が重要だったオンスロートに登場した「溶岩使いの技」のリメイクである。当時はまだ装備品がなかったからオーラだったけども。「溶岩使いの技」の恐ろしさは、当時のリミテッドを経験した人間なら印象に残っているだろう。2点飛ばせるティムなんて、リミテッドで存在したらゲームが成立するわけがないのだ。今回はそんなとんでもないカードがまさかの装備品で!!……と思ってハイテンションでプレビュー書いたんだけど、実際にはプレイヤー(かPW)にしか飛びませんでした。これによって、このカードは割とどうでもいい装備品になったのでした。めでたしめでたし。

 

Sparring Construct 演習用模型 (1) C

アーティファクトクリーチャー・構築物

1/1

〜が死亡した時、対象の、あなたのコントロールするクリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。

 名前からすると、演習(スパーリング)の相手用に作られた木偶人形。木人みたいなもんだろうか。これを相手にまずは肩慣らしをし、ぶっ壊れるくらいまでトレーニングできたらちょっと成長するのでカウンターが乗るという仕組み。それなら戦闘でぶつかった相手の方にカウンターが乗るのが正しいんじゃねぇか、という気もするが、まぁ、そこは勢いだな。1マナ1/1と最低限の仕事をしつつ、「獰猛器具」と同程度の効果を色マナなしでこなせるのだから決して悪くない性能。出た直後に除去されるリスクを考えると誰もいない1ターン目に出しておくのはためらわれるが、他のクリーチャーが1体でもいるなら、チャンプブロッカーとして気楽に構えておける。また、この環境は「歴史的」トリガーがあるのでアーティファクトを一定以上保持したいというニーズもあるだろう。こうしてみると、なんかアーティファクトが重用されるセットのサイクルが早くないですかね。秋にはカラデシュがスタン落ちするから半年だけの共存だけども。

 

Thran Temporal Gateway スランの経時門 (4) R

伝説のアーティファクト

(4)(T):あなたの手札にある歴史的なパーマネント・カード1枚を戦場に出しても良い。

 元ネタになったと思われるのは「流転の護符」。どんなクリーチャーでも4マナの固定で、インスタントタイミングで繰り出せることができる秘密の射出ポッドだ。今回はそれを伝説レベルにまで格上げし、なんとアーティファクトとPWは全部OK、さらに伝説のクリーチャーにまで使えるというとんでもない受けの広さでパワーアップして登場した。伝説のクリーチャーってことは、当然ジェイスがお茶を出そうとしていたあいつだって、出てきた瞬間にリリアナに瞬殺されたあいつだって出し放題。設置したターンならトータル8マナは無茶だが、専用のデッキなら4ターン目には起動できるようになっているだろう。壊されそうになった時に対応して「ダークスティールの溶鉱炉」を設置してやるなんてのも愉快かもしれない。夢が広がりまくるカード。本気か冗談かはあなたが決める。さぁ、デッキを作ってみよう。

 


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9月2日 ドラフト模様(HOU×2 AKH

ピック順 【Chrolony】→【Thraxi】→【Alessi】→【Sangriter】→【Serra】→【Sea-chcken】→【Mei

 

 次の環境まで残り1ヶ月を切り、そろそろ終幕が見えてきたこの環境。世間的には少しずつイクサランの気配も見え始め、環境が終わったっていうか、消し飛んだジェイスの惨状ばかりが笑いを誘っております。ここからしばらくは「駄目ジェイスが描かれたイクサラン」→「やさぐれリリアナが描かれたドミナリア」みたいに繋げていけばサゲサゲなプレインズウォークが楽しめそう。ちなみに、統率者デッキは買えませんでしたが、今後、年内の予定としては11月に詳細全く不明の「アイコニックマスターズ」、そして12月には待望の(?)アンシリーズ3作目となる「Unstable」が発売される。そのあたりに乗っていくかどうか……どうしましょうね。アイマスはさておき、アンスタブルは正直欲しいんですけどね。イクサランが面白い環境になった場合、「他のセットとかどうでもいいからドラフトしようぜ」になりそうだなぁ。みんなでからくり組み立てようぜ。

 なお、今回のドラフトはマスターピースが同時に2枚出現するとかいう謎の現象が発生しましたが、特に注目に値するカードでもなかったので大勢に影響はありません。

 次回はすでに欠席報告が1名入っています。その他の連絡がある場合はお早めに。あと、前に言ったはずなんだけどあまり徹底されてないから確認しておくけど、欠席連絡とかは基本的に俺だけじゃなくて全員に回してください。

 


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 1ヶ月半空いてしまってるじゃないですか。ゆゆ式事態ですね、これは。まさにセプッテンバー。参考までに昨年度がどの程度のペースで開催されていたのかを確認すると、春先のプレイ以降、実は4月から8月末まで1度もプレイされずに時が流れ、8月末に久しぶりの試合が行われると、その後8月末〜9月の間に10試合以上が行われる地獄に転じます。奇しくも、禁断の遊戯である「あほいや」に手を染めたのが昨年の9月3日の試合の日。どうやら去年の晩夏はたほいや文化の爛熟期、というか頽廃期だったようです。今年は今のところそうした予定はなく、今回もなんとか開催せねばなるまいというので、参加者全員の献身的な努力によって、ギリギリ成立するくらいのレベルでした。もう、我々のたほいや文化は駄目なのかもしれませんね……。

 一応遠方組のために状況を簡単にまとめておくと、最近は土曜の昼にドラフトが開催されるのが通例で、終了が夜7時頃。この時点で私なんかは脳がすでに限界に近いのだが、今回開催を熱望して参加者を募っていた小タイラントがバイトを終えるのが23時頃ってことで、そこまでなんとか面子をキープするため、シーチキン先生にはお願いして残ってもらうことに(4時間は麻雀で潰した)。水鏡先生が参加できないのが辛いよな。

 最終的に、23時開始の初戦のメンバーは、タイラント・私・豚骨・シーチキン・小タイラントの5名(出題順)。なぁ、考えてみろよ、この面子でゲームが成立するかどうかをさぁ……。先にネタバレしとくと、5戦中全員当てが2回、3人当てが2回だ。ダミー解の存在意義とは。

 


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 千秋の私服が扇情的で良い、第8話。ダイレクトに乳を強調するデザインはある意味「○○を殺す服」シリーズなのではないかという気もする。

 今回はAパートとBパートが分かれたオムニバス形式で、メインシナリオが進んでいるのはBパートの方。対するAパートはまたまたずいぶん強烈な新キャラが登場したが、なんとこれが千秋の妹さんであった。いっつも思うのだが、学園アニメの世界線における生徒会長ってどういう存在なんだろう。自分の過去を振り返ると、生徒会の役職なんざ面倒なだけで務め上げたからって何かご褒美があるわけでもなし、絶対にやりたくない罰ゲームみたいなポジションだった気がするのだが……だいたい漫画・アニメの世界だと絶対権力を保持する憧れの的になってるよね。よっぽど内申点でも上がるんでしょうかね。それとも、在学中に好き放題何かできるんでしょうかね。とりあえず、今回登場した心春ちゃんの場合、「目立たない自分が初めて主人公になれた輝かしいステータス」として受け取っているようですけども。ただ、問題はそんなステータスを持っている子の唯一の趣味がエロゲーだったことなのだが……。

 こちらも不思議に思うことが多いのだが、女性のエロゲプレイヤーってのは一体何をモチベーションにゲームをするのだろう。まぁ、男にだって純粋にノベルゲーとしてプレイするだけで一切欲情しませんとか、そもそもエロゲを銘打っているのにあんまりそういうシーンはありません、っていうゲームもあるらしいのだが、やっぱり「ギャルゲー」と「エロゲー」の差って、そういうシーンがあるかないかなわけよね。わざわざエロゲーとして販売しているからには、そうして「使える」要素が大きくなるわけで、それってつまり男性専用ということになってしまうはずなのだが……、いや、こういう考え方自体が差別的なんですかね。LGBTの団体から怒られたりするんですかね。「女性だってエロゲーを楽しめるんだ」っていう。まぁ、心春ちゃんの場合はそういう問題を別にして単に年齢的にアウトなんですけどね。堂々と条例違反の生徒会長が描かれるのはどうかと思う。まぁ、世の中には高坂さん家の妹さんみたいな例もありますからね。飲酒喫煙と違って、未成年のエロゲプレイ描写はアニメで規制されないんだよな。

 で、そんな心春ちゃんがこれまた運命のいたずらでクソKYの景太に転がされてしまうというお話だが……まぁ、まだその先がないからこじれるかどうかは分からない。景太は相変わらずナチュラルジゴロっぷりを披露してるわけだが、これってどっちかっていうと景太が悪いんじゃなくて、周りにいる女性陣が特殊性癖すぎるっていだけなのかもしれない。今回のくだりだって、あまりにピンポイントで承認欲求を刺激しすぎだし。普通に考えたらショップ店内で高らかにあんな演説ぶってる奴がいたらひくわ。あと、「オススメのゲーム」ってんならわざわざワゴンから引っ張り出さないで自分が持ってるやつを貸してあげればいいのでは、って思うんだけど、景太はゲームソフトの貸し借りを絶対認めないタイプなんでしょうかね。

 とりあえず妹さんは置いといて、本編となるBパート。相変わらずの軍師っぷりを発揮した上原さんの手により、こじらせコントの集大成みたいなステージが用意されました。あのゲーム、絶対に子供とプレイできないヤツだけど、大人が集まってプレイして面白いんですかね。まぁ、この5人ならそりゃ面白いどころではないが。上原さんの妄想劇場が王道NTR展開で、ウェディングドレスの亜玖璃を見るだけでもちょっと萌えますね。あと、作業服が似合う千秋、白目が似合う天道さんという黄金の布陣。そっち方面にネタが加速してもちょっと頬を赤らめるくらいで割とズバズバ景太に突っ込みを入れていく亜玖璃さんの強さ。そんなものを見せられてどんどん職人芸が鋭くなる上原さん。うーむ、良いコンビネーションだ……。

 せっかく集まったのに結局このままなんの解決も見ないままで泥沼が続くのかと思いきや、一番簡単に解決できそうだった上原・亜玖璃間の問題がまずは雪解けの兆し。この2人がお互いに報告し合うのが一番手っ取り早いんだよな。ここの誤解は完全に解けたってことでいいのかしら。ちゃんと上原さんは亜玖璃のことを「彼女」って言ってくれてますし。今回亜玖璃が引き当てた「愛は微塵も揺るがない」っていうマス、案外上原との関係性における彼女の立ち位置を表したものだったのかも。

 こうして2人がよりを戻すことに成功すると、あとは景太ハーレムに残されるのは2人。天道さんが巻き返しを図るかと思われたところで、流石の景太が最大級の爆弾を投下。うっかり上原さんが自分の幸せに気を緩めた瞬間の出来事であった。これ、蛇蝎のごとく景太を嫌っていた千秋は一体どう思うのだろうか。しばらくはオーバーヒートしていて判断ができないとは思うのだが……自分の正体を明かしたら景太の対応が変わることも予想されるわけで、実に悩ましい乙女の葛藤が待ち構えている。そして、そんな乙女の葛藤を外からでも唯一認識できる上原さんのモヤモヤも加速しそう。もう、天道さんはそのまま放置しておいた方が美しいのではないかしら。

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 確認したらなんと1年2ヶ月ぶりだってさ……。どれだけ開封されていなかったのか、箱の中にはカビのような汚れがいくらか付着しており、我々がどれだけ世界を放置していのかと恨み言を漏らしているかのようだった。しょうがないじゃん、なかなか準備が揃わねぇんだからよ。「何かして遊びたい」と集まった4人で、何故か突然意見が一致し、再び世界を救うための開封の儀。奇しくも、1年2ヶ月前にプレイしたのと全く同じ4人だったのは、もう他の人間じゃプレイできないということなのか……。

 

 

<以下、一応ネタバレ要素が含まれるので未プレイの人は注意>

 


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 大人が寄ってたかって女子中学生を嬲りものにするアニメ、第22話。嫌がる少女の衣類を脱がせて(事実)、身体的な快楽を与えようと無理強いする(事実)とか、薄い本よりもあつい展開ですね。

 エリカ編の後編。前回分はPCクラッシュの合間だったせいで感想書いてねぇな。とりあえず、久しく忘れいていた「間野山ってクソだわ」という感情をはっきりと表してくれるエリカちゃんが、数の暴力や乳の暴力にも負けずに戦い続けるというアツい展開です(嘘)。彼女が訴える「間野山ってクソだわ」は、大きくまとめるとやっぱり子供のたわ言というか、思春期の青臭いわがままの1つではあるのだけど、周りの大人たちが無気力に見えるのは事実であり、エリカちゃんがこんな風になってしまうのもしょうがないかな、という気がする。そして当然、こういう展開から広がるお話は「間野山だって案外悪くないところなんやで」というフォローになるわけだ。それを代表するのがしおりさんであるが、彼女は前回エリカに突っ込まれた時に「あれ、私ってなんで間野山に残ることをよしとしたんだろう?」って揺るがせられていたので、実はこれまでの人生であんまり不自由がなかっただけなのだ、ということが明らかになっている。まぁ、四ノ宮家は割と幸せそうなご家庭でしたもんね。母子家庭で色々と複雑そうなアンジェリカさん家や、はねっかえり娘が生まれる緑川家とも違う環境だったのは間違いないだろう。それでも、今回のお話でたまたま(本当にたまたま)「間野山だって捨てたもんじゃないんやで」という要素が各所から出てきたおかげで、結局しおりさんは「やっぱり間野山でいいじゃん」という進歩的な停滞を選択するに至った。まぁ、普通に考えればどんな田舎町だろうと外に出て行く若者ばっかりじゃなくて、一定数の人間は町に残ることになるわけでね。

 ただ、そうしてしおりさんが残ることを選んだのはいいとして、その後ろ盾要員に、例えばこれまでやる気がなさそうに見えていた書店員・野毛が実は積極的に書店経営に力を入れたかったとか、そういう「頑張ってる大人もいる」要素が後出し的に出てきたのはちょっとモヤっとする部分だった。野毛さんなんて、最初に由乃が商店街回った時には「無気力で非協力的な大人」の代表選手みたいな存在だったのにな。宝探しゲームのおかげで多少気持ちが若返って、青臭かった頃の熱意を思い出したのかしら。まぁ、そうでもなければあんだけぼんやりした情報の中でわざわざ金色の龍を探すなんて面倒なミッションの手伝いをしてくれたとも思えないしな。やっぱり重要なのは「長年住んでいた」という蓄積なのかもしれない。どれだけ無気力に見える住民でも、別に間野山が嫌いなわけじゃないんだろうし。

 「間野山が悪くない」かどうかは結論の出るところではないが、少なくとも「エリカちゃんには東京進出はまだまだ早い」ということだけは間違いない事実。せっかく一念発起して家出してきたのに、このタイミングで畳み掛けるようにして「お前まだ子供だから」という情報がラッシュで叩き込まれる可哀想な子。ただでさえ背伸びしたがってることは見りゃわかるのに、見せつけるかのように「小児用の薬じゃないとダメだよ!」とか言っちゃうお姉さん方はマジで鬼畜。ファラオ寝袋とか買ってるくせに。というか、難しい年頃の女の子を抱えてるっていうのに、しおり以外の連中はその扱いに全然頓着してないのな。真希にいたっては「あー、あたしとおんなじやなー」くらいの気持ちで完全に上から目線だからな。そりゃ反抗期の生意気な子はますます反抗的になると思うで。「弟」っていうミラクル兵器があったおかげでエリカちゃんもなんとか激情を鞘に収めてくれたが、これでまたいつ爆発するかは定かじゃないな。まぁ、わがままなままでも多少我が強い方が、何かをぶっ壊してくれるかもしれないよ。当時の千登勢さんみたいにね。まぁ、エリカの場合は一緒に町を抜け出す友達もいない気がするが……。

 ところで、公園でフラフラしているショタっ子を勝手に連れ出してくるサンダルさん、完全に不審者ですよね(元から)。

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 圧倒的黄色回、第7話。そして唐突な温泉回でもある。特撮のお約束エピソードをこなしながら、きちんと萌えアニメのお約束も消化するという卒の無い脚本だな(?)。

 戦隊でもライダーでも、やっぱり欠かすことができないのは特訓エピソードだろう。戦隊で特訓といっても割とバリエーションがあり、例えばメインとなるレッドだけがなんらかの特訓をして新たなフォームを手に入れたりするが(最近はこれが多いが)、その他にも、実は黄色も特訓のイメージが結構あるのだ。まぁ、個人的に印象深いゴーゴーファイブのイエロー修行回のおかげかもしれないけども(ダイナマンの黄色も特訓で苦労してたっけ)。最近だとキニンジャーなんかもそっち方向のイメージかな。あと、「自分はひょっとしてチームに必要ないんじゃないか」って思い詰めてしまって戦隊を抜けようとするのも定番エピソードの1つと言える。個人的にはシルバー加入後にグリーンがいじけてしまったゴーカイジャーが印象深い。とにかく、今回の展開のベースはバッチリ戦隊ものなのであるが、それを温泉宿に行くことで解決するあたりが「チアフルーツ」なのだよな。まぁ、サブタイトルだけ見たらロボコンだしな。

 前回ピンクが加入したばかりということで、これが1年スパンの戦隊モノだったらたっぷり時間をとって「さぁ、ピンクはこんな子なんだぞ」っていうのを放送するものだが、1クールのアニメではそんなことやってる余裕はないし、前回の1本だけではつりちゃんがやばいことは充分に伝わった。そこで、あとはこれまであまりスポットが当たっていないメンバーに光をあてるということで選ばれたのがみかんだったのだ。冷静に考えて、脚本担当ってメンバーの中でも相当重要なポジションだからな。そして、ある程度ショーの方向性が固まり、回数が重なることで行き詰まっちゃうのも脚本担当の宿命。アクターもこなしながら脚本を一人で執筆するって、並大抵の苦労じゃないぞ。メンバーの中でもそこまでモチベーションが高くない気がするみかんがここまで頑張れたのは、ひとえに彼女が良い子だからなのだろう。

 限界がきたみかんに対しても、キャップは実に冷静にリテイクを出す。これも実は並大抵のことではない。普通、高校生が自分たちと同い年くらいの人間の出してきた「原稿」の良し悪しを判断するというだけでも難しいのに、それを「リテイク」といってしまえる胆力が凄まじい。遠慮していたら良いものはできない、という信念があるのだ。そして、そんなキャップを一切傲慢に感じさせないのは、今回特に彼女自身の苦労も掘り下げられたため。このお嬢様、チームの運営について一切他者のサポートを受けていないのね。家人に頼めばサポートするマネージャーの一人くらい派遣してもらえそうなものなのに。「脚本とアクターの2足のわらじが大変」と書いたが、キャップの場合はシナリオ監修、舞台監督、営業担当に経理、総務の全てを一人でまかなっている。途中からロコに手伝ってもらえていたみたいだが、2人でやったってしんどい業務には違いない。実はチアフルーツってのは裏方に超人が多いのである(まぁ、舞台役者も相当なもんだが)。

 そんなスーパー経営者のキャップに刺激を受けたのか、みかんもただ折れるのではなく、突如合宿を申し出て自分の脚本の肥やしを作るという斜め上のブレイクスルー。その発想が出てくるだけでも職人気質だよ。見事、素敵なトラブルもあってこれが仕事の成果に繋がってるんだからな。最後に背中を押してくれたのは青山(妹)。ちゃんと双子の入れ替わりトリックがみかんの発奮材料につながっているというのがニクい構成である。あと、殊更に見せつけない温泉シーンのナチュラルエロも高得点ですね。青山(妹)の設定のおかげで、裸体でベタベタくっついても何も不自然じゃない姉妹愛な!

 最後の早口言葉は正直意味がわからんが、とにかく脚本家も無事にトンネルを抜けた様子。次のエピソードは……演出かぁ。演出家のアレコレってドラマにするの難しそうだけど、どんな話になるんでしょうね。

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