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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 夏の休暇の前に、命懸けのオールナイトたほいや。「もう3週間もやってない」という可哀相な禁断症状の徒を向かえての熱帯夜の3連戦。地獄をみた者、天国をみた者。それぞれに。どうも我々、極度に飢えている人間には接待プレイをしてしまう傾向があるようだな。


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 おい、ついにあさみちゃんの霊圧が消えたぞ、第5話。今やその名残をCMソングの背後に残すのみ。あさみちゃんの出番を誰が奪ったんだ、と思ったら前回復帰したはずのミュトスの出番もほとんど無いでやがんの。変な作品。

 今回のメインは誰かと言われると……シナリオ的には稲城都知事、ネタ的には瀬名さんってところだろうか。1期の頃から何となく妙なキャラで危険な匂いがするなぁ、と思っていた稲城さんが、いよいよもってそのエンジンをかけ始めたところだろうか。まぁ、1期時点で危険な匂いがする気がしたのは完全にCVの影響なんですけどね。元々、黒騎がガキだった頃から完全に飼い慣らしてしまうようなデンジャラスな人物で、現在は元都知事の下について働いてた影響なんかもあってかかなり丸くなっていたようなのだが、先のミュトス事変のごたごたでついに実利を伴うポジションに就任、いよいよその不可解な信条に基づいた行動を開始したのだろう。もちろん、彼は単純なワルモノではなさそうだ。私利私欲のために立場を利用し、ダイハチもろともに東京を、日本を掌握しようなんてことを考えているキャラではなさそう。しかし、幼い日の黒騎に訪ねた「お前はどちら側の人間だ」という際だった二元論的思想は、自身の正義を貫く為には最大の武器になるものの、相手を悪と断じてしまった時には容赦無い冷酷さになり得るもの。彼の正義は、このまま黒騎たちダイハチのそれと信念をともにすることが出来るのだろうか。まぁ、今回の事件では特に足並みが乱れるという印象もなかったし、これまでの関係性を見るにつけ、別にかたっ苦しい人間という印象もなかったのだが……今回ダイハチの申請を却下したことについて、彼は「忙しくてチェックの目が行き届かなかった」と謝罪し、室長も都知事の権力におんぶにだっこの現状を反省し、特にわだかまりもなしに解決しているように見える。もし、彼の言う申請却下の理由が嘘っぱちの発言で、徐々に自分の目指す「正義」のためにダイハチを締め上げる準備段階だとすると……。

 もう1つの懸念は、日本に帰国したバードが過去の事件で人格の上書き能力に関与していたこと。実際、黒騎もそれによって人格を揺さぶられた形跡があるし、あの手この手で上層部に潜り込み、都知事の信念を書き換えたり、いっそバード本人の人格でのっとってしまうという可能性も否定は出来ない。バードの目的が未だ判然としないので単なる妄想であるが、そのあたりの作戦も「何でもあり」のこの世界は怖いかもしれない。まぁ、ダイハチにとって一番怖いのは、バードとの対決が本格化したときに突然稲城さんに裏切られるっていう挟み撃ちの構図だろうなぁ。

 さておき、そんなジワジワ迫る危機とは対照的に、今回メインの事件は非常に分かりやすい「何となく多発事件」。一応地下アイドルのプロデューサーが仕掛けており、それをファンが支えていたと言う構図はいかにも今作らしいこすっからい設定だが、各方面からダイハチの限界を探っているかのようで気持ち悪い手管である。そりゃま、ウィルウェア犯罪が東京各所で同時多発的に起こったら対応しきれないのは確認するまでもなく明らかだよな。前回のバイク単体でも処理しきれてないんだから。さらに今回は多数のウェアを同時にばら撒き、これだけの備えがあるぞ、ということを見せつける示威行為としての意味合いも強かったのかな。まぁ、これまでの事件はどれもそうした性格が強い劇場型の愉快犯ばかりなのだが。なかなか上手いのは、そうした愉快犯を仕立て上げるにしても、個々の実行犯の欲求を刺激し、抵抗なく犯罪へと駆り立てているところだろうか。本気を出せば人心なんてこんなもん、という黒幕の意図が透けて見えるようである。いや、やってることはしょぼいんだけどね。

 しかし、そんなショボい事件の1つである「ゴミ散乱事件」が運悪く睡眠不足の瀬名さんの逆鱗に触れた。瀬名さんの几帳面すぎる性格、鬱憤を溜めたのは6割くらいは黒騎の責任なんだけどな……。普段からきちっとしてる人間ほど、キレると怖いという分かりやすい事例でしたとさ。なんかこち亀の中川みたいなイメージだよな。副社長がいてくれてバランスが取れてる会社……なのかなぁ。あれもどう考えても頭痛の種だよな……どうなってるんだ、あの会社。

 そして、今回登場した謎のスナッフ系地下アイドルは、これでもかというくらいにはまっているCV内田真礼。真礼ボイスは厨二ボイス。邪王心眼は不滅である。ラスト、なんだか良い話っぽくまとめてハトまで飛ばしていたが、別にあの娘とプロデューサーの間に何一ついい関係残ってねぇからな。まぁ、今作は巻き込まれた人間が容赦無く死んでる事件なんかも多いので、ちょっとした挫折程度で済んだ彼女はまだ運が良い方なのは間違いないけどね。

 さて、アイドルの話も終わったのでそろそろ僕らのアイドルあさみちゃんをだな……。

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 今週手掛かり多すぎて辛い、第5話。徹夜越しのどんよりした頭で観ても全然処理しきれねぇや。

 今週の中心は一応「例の3人組」の方。「絶望編」でもスポットが当たった忌村・流流歌・十六夜の3人だが、今回は未来編でもばっちりその顛末が語られている。学園時代のお話は「絶望編」で語られた通りだが、そこにいたるまでの幼少期・思春期の物語が補完され、一気に3人のキャラに厚みが増した。単に便利な忌村をいいように利用していると思われていた流流歌だったが、彼女にも彼女なりの悩みがあり、それ故に時を重ねるごとに2人の間に軋轢が生まれてしまったことが語られている。どうやら忌村は生まれ持った体質のせいで糖質が制限されているらしく、言ってしまえば「超高校級の菓子職人」である流流歌とは全く相容れない存在なのだ。それでも二人は出会いの奇縁から「友達」としてスタートし、少しずつ少しずつ離れていくという残念な関係性を維持し続ける。2人とも「超高校級の希望」でありながら、流流歌が一方的にその「希望」の恩恵を享受する形になってしまい、忌村が流流歌から得られるものが無い。いや、本当は有った。忌村は流流歌から頼られるだけでも充分に幸せであり、彼女が「友達」でいてくれるのなら、「利用される」ような関係性でも問題無いはずだったのだ。しかし、才能を光らせることが大命題である希望ヶ峰学園において、一方の才能を一方がただ甘受するだけの関係性は、流流歌自身にとって許されないことだったのだろう。どれだけ訴えても「おいちい」お菓子を食べてくれない忌村を前に、流流歌はいつしかその関係性を歪めてしまった。

 そうして歪んだ2人の関係性に、狛枝が終止符を打ったのはご存じの通り。決裂した人間関係は修復されることなく、この絶望遊戯という最悪の場で再会を果たすことになる。流流歌は十六夜と2人で支え合った状態で、忌村は宗方という強烈な光に吸い寄せられた状態で。本当に些細なすれ違いから生まれた溝は絶望の力によって急激にその幅を広げ、気付けば命のやりとりをするまでに。結局、忌村はその願いを流流歌に届けることなく、2度目の襲撃者の手に堕ちることになってしまったようだ。まぁ、あの死体(?)が忌村のものかどうかすらまだはっきりしていないが……流石に死体の誤認ドッキリは2回続けてやらないだろう。二人目の犠牲者は忌村で間違いないと思われる。つまり、宗方の心配を他所に、襲撃者はしっかりと2度目のアクションを起こしてくれたわけだね。

 しかし、そんな流流歌達の顛末よりもよっぽど謎めいていたのが、伏せ字だらけの宗方VS天願の対決。てっきり前回のバトルで宗方が爺さんの思想に理解を示してエンドだと思っていたのだが、今回それがこじれにこじれて、もう我々視聴者にはついていけない次元へ。いや、ひょっとしたら真面目に見返して考察すれば推理出来る部分もあるのかもしれないが……少なくとも現時点でそれをやろうとは思わないや。もう、宗方の言動については今後を見守っていくしかない。とりあえず、天願会長のNG行動は「質問に嘘で答える」が確定。彼がいちいち「質問か?」と確認していたのはそのためである。まぁ「質問に無回答」ならOKな気はするのだが、じいさんは意図的にそれをやらなかったように見える。自分のNG行動が嘘を制限するものであることを利用し、自分の発言が嘘でないことの証明に利用していた。これは重要な選択で、人狼ゲームにおいて「絶対に嘘をついていないと分かる人間」は強力な武器になる(もちろん、会長のNG行動まで全部が絶望側のしかけたペテンである可能性もゼロではないが、そこまで勘ぐる意味も無いだろう)。会長はそのことを利用し、宗方に「何らかの衝撃的な事実」を告げた。それは、会長が何らかの真実を知っていることの告白だったように思われる。そして、その真実は、宗方が「揺らぐ」可能性のある事実。一体それは何なのか。すげぇ安易に考えるなら、やっぱり「裏切り者は雪染」なんだろうけども。流石に現時点の状況から雪染先生を利用するのは無理だろうなぁ。他にも「宗像は何故じいさんを襲撃者だと断定したのか」とか、「告白を受けてなおじいさんを斬りつけたのか」とか、2人のやりとりについては何一つ解決する部分がない。果たして今後の展開からこの2人のやりとりの内実が明かされることはあるのだろうか。一応「襲撃者は無意識の宗方自身」っていううさん臭ぇネタも思いつくが(爺さんの台詞に対し、宗方が「お前は俺を分かっていない」と答えているのもなんかそんな雰囲気)、まぁ、そこまで気にし始めたらキリがないわなぁ。

 その他の謎やらなんやらを1人ずつ列挙していくと、まず、謎の扉を見つけた十六夜は何をやっているのか。「鍛冶としての尊厳」を無くして機関銃のような武器を選択したり、モノクマ印の隠し扉を見つけたり。いや、隠し扉ってなぁ……あそこって未来機関の施設なんだろ。あんな内装まで仕込まれてたって、完全に敵の手に陥落してた証拠じゃねぇかよ。

 逆蔵さんは今回の一件でほぼNG行動が「パンチする」で確定。ある意味朝日奈さんとは狙ったようなマッチメイクだが、残念ながら朝日奈さんはキックを食らうのも駄目なんだよなぁ。相変わらず逆蔵さんは裏に何にも無さそうで残念無念。パンチ封じられただけで想像以上に色んなヤツからボコられるボクサー可哀相。黄桜についても相変わらず謎のまま、さらに今回しゃべることすらなかった御手洗については触れるチャンスすらない。一番の不安要素なのに、御手洗情報プリーズ。

 先週話題をかっさらった月光ヶ原さん改め塔和モナカについても、新たな情報は特にない。彼女はみんなが眠るスリープタイムに寝てるのかどうかが分からないんだよな。普通に考えたらロボなんだから寝てるはずないし、やりたい放題だと思うのだが……。でも、彼女が襲撃者ってオチでもなさそうなんだよねぇ。やっぱり第3勢力で、人狼ゲームにおける狐とか、そういうスタンスなのかしらね。あと、相変わらず個人的に無視できないのは外で意味も無く暴れ続けている葉隠の存在。ホント、あいつは全く描かれる必要がないキャラなのだが、何故かしつこく「外」の様子が描かれ続けている。一体何の意図があるのやら……。

 爺さん・忌村が消え、残ったコマは宗方・黄桜・逆蔵・(月光ヶ原)・流流歌・十六夜・御手洗・朝日奈・霧切・苗木の10(9)名。シロ確定といえるのはおそらく苗木・霧切くらいだろう(実はまだ朝日奈さんについては消しきれないのが怖い。1件目の事件のアレが、彼女の返り血をごまかす手段だ、という意見を否定しきれないせいだ)。まぁ「襲撃者」の正体が明かされても、宗方や忌村のキリングマシーンっぷりが際だっちゃったせいでいまいち迫力がない気もするのだが……。

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 2話連続で第18,19話。関西は放送スケジュールの関係で一週休みで2話一挙放送。ま、わざわざ2つに分ける必要も無いのでまとめていきましょう。これでもし2話またぎの後編→前編みたいな構成だったら面倒なところだったぞ。

 ある意味で4部の立役者と言えなくもない重ちーの登場回。彼がいなければこの町の殺人鬼は決して退治されることはなかったわけで、言わば町の英雄とも言える存在だ。まぁ、登場1話目を見る限りでは全くそんな風には見えないけどな……。気にしていたCVはめでたくゲーム版からそのままの山口勝平。これで一応、彼はストレングスのフォーエバーに続いて2人目(?)のスタンド使い。公式のアニメシリーズでスタンド使いを2人掛け持ちしたのってこれが初めてじゃないですかね? まぁ、あの猿については「役をやった」と言えるのかどうか微妙なところではあるのだが……。億泰役の髙木渉に続いて2人目の続投ということで、重ちーと勝平ちゃんがどれだけはまっていたかがよく分かると言うもんだ。まぁ、こんだけ小猿じみた中学生を(しかもこんなクッソきもくて憎たらしい小僧を)完璧に再現出来るおっさんなんて、声優業界広しと言えども男・勝平くらいのものだろう。

 今回のテーマは友情と打算(?)。そして、今回展開される友情物語のどす黒くて汚ねーこと。1部、2部、3部と見事な男同士の友情を描いた生粋の「少年漫画的」作品であるジョジョだが、事ここに至って、高校生と中学生の、金の力だけで結びついた薄汚い友情物語は乾いた笑いを引き起こす。まー、基本的に重ちーがあまりにダークサイドなせいだが。原作版でも充分に「こいつムカつくな」っていう雰囲気は出ていたのだが、アニメ版ではなんだか執拗にキモさが増していたのでムカつき度合いも3割増し。やっぱりあの頭の突起物はアニメで実際に見せられると違和感以外の何ものでもないな。だらしない口元の感じなんかも「馬鹿だけど小狡い」という、荒木作品の悪役としては実は珍しいタイプの造形がよく出ており、たっぷり2話を使ってボコボコにする展開は爽快そのもの……でもないんだよな。結局「高校生がよってたかって中学生をぶん殴る図」だからな。重ちーが悪役に徹して本当にムカつくキャラになってくれたおかげで成立しているお話である。まぁ、こんだけ貶めてはいるけども、ちゃんと次の登場では重ちーも「格好良い少年」になれるあたりがすごいところだけどね。そう考えると、玉美や間田みたいな単なる小者キャラで終わらずに活躍してみせた重ちーって異端なキャラなのかもしれない。

 ついでに異端といえば、彼の持つスタンドであるハーヴェストもかなり独特。「群体」のスタンドは「バッド・カンパニー」を皮切りにここから色々と登場することになるが、数多ある「群体」のなかでも一つの完成形といえるのがこのハーヴェストなのではなかろうか。バッドカンパニーは群れとは言ってもあくまで「軍隊」という1つの概念の具現化であり、1つ1つの歩兵にそこまで存在感があるわけではなかった。その後ろにある「司令官」形兆の1つの人格が軍全体を統制していたわけだし。その他にも、例えば「メタリカ」なんかも群体には違いないのだがあまり「数が多い」ことには着目されなかったし、「パールジャム」に至っては何がどうなってるのかもよく分かってない。そんな中、ちゃんと1体1体が生きている(?)実感を持ち、さらに「数が多い」というその1点だけを武器にして戦えるというハーヴェストは非常に面白い素材である。量の多さを使っての攻撃、移動、そして集金。こうしたアイディアがあって初めて活躍出来るのだから、本当にアイディア次第でいくらでもデザイン出来るスタンドという存在そのものの可能性を見せているとも言える。

 だってさ、作中で仗助も言ってたけど、普通はこんなこと考えないでしょ。確かに「世界中の人間から1円ずつもらえば……」みたいな空想ってのはよく聞くし、ひょっとしたら「世界中の自販機の下の金を集めれば……」っていう考えだって多少妄想することはあるかもしれないが、それを、漫画のネタにして能力として描くなんて、普通の発想では出てこない。絶対に形にしようと思わない。しかし、それを面白おかしく描いてしまうからこそのジョジョである。こうした「日常の本当にどうでもいいこと」を大げさに仕立て上げる技量も、4部という「日常編」を盛り上げたポイントの1つと言えるだろう。同じようなことは終盤のスタンドラッシュにも表れており、「鉄塔ってなんかアスレチックみたいで楽しそうだよな」という男の子の空想から生まれたスーパーフライ、「今日は一日背中を見られないように生活しなきゃ死ぬ」という、横断歩道の白黒渡りみたいなルールを実現させたチープトリックなど、「よくそんなもんで少年漫画が描けるな」という感心は4部の真骨頂といえる。

 そんな珍妙な相手を前にして正々堂々(?)戦うのが仗助と億泰の2人なわけだが、今回のエピソード、この2人の謎の連帯感というか、完璧なコンビネーションを見せるお話としてもなかなか魅力的。ぶっちゃけ、原作を読んでるときはあんまりそういう視点は無かったのだが、アニメではいちいち仗助が億泰の傷を治す描写が入っていたりして、「こいつら、仲良すぎるだろ」という印象がかなり強まった。考えてみりゃジョジョってのは友情物語が不可欠の漫画だけど、命懸けのバトルが少ないこの4部においては、仗助にとって億泰って本当に貴重な戦友なんだよなぁ。お互いに相手のいいところ、悪いところも全部知ってるし、「田舎の高校生らしい」目線での不可思議な友情形成はどこか異質なんだけどすごく身近で、何とも可愛らしい。仗助って別に頭の良いキャラじゃないんだけど、億泰が自他共に認める馬鹿だから上下関係無しに互いをリスペクト出来る関係性になってるのが良いよね。ここで友情パワーを溜めておくことで、ラストバトルのあのシーンも際だつことになるしね。

 さて、一応ちょっとした要素ではあるが、今週、康一が億泰に声をかけようとしてやめる、という描写があり、次回のエピソードへの伏線(?)となっている。まだストーキングしてますよ、由花子さん。次回は4部では(というか6部を除くジョジョという作品全体においては)非常に貴重な、女と女の対決になります。能登ボイスの由花子に対抗出来る辻綾は、果たして誰が出てくるでしょう。

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8月5日 ドラフト模様(EMN×2 SOI

ピック順 【Serra】→【Mei】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Sea-chicken】→【Alessi】→

 

 「異界月」環境第3回。世間ではプロツアーで随分盛り上がっているようで、新たな環境の新たなデッキの出現に、サイクルの回転の早さが如実に表れているように感じる。半年に1回のローテになると、どんだけ1つのデッキがのさばっても大した期間にはならないのであんまり気にならないな。見てる側からすると変化に富んでいて楽しいけど、年中無休で調整しなきゃいけないプロプレイヤーはマジで大変だろうな。

 我々素人集団も、何とかリミテッド環境に調整を合わせていかなきゃいけませんが、しょせん週に1回の適当ドラフトでは環境なんて見えるわけないんだけどね。さらに、お盆休みに入るためにここから2週間は連休です。かてて加えて、2週間休むと次の開催日が8/26で、この日って「コンスピラシー2」の発売日なんだけどな……我々の中ではあんまりコンスピラシーは興味を持たれないセットなので(多人数戦だからデッキ組んでも1試合2試合で終わっちゃうからねぇ)、今回は流石に箱で買うことはしませんが、まぁ、様子見てパックは買ってみたいですけど。また当日が近づいたら相談します。カードリスト見てからでも間に合うやろ。

 

 


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 狛枝ァァァァァアア!!! 第4話! やっぱお前か! やっぱお前なのか!

 サブタイトルで笑ってしまったが、実際にそうなっちゃったから何一つ嘘は言ってない。やっぱりこの世界の中心にはヤツがいたのである。ま、ぶっちゃけゲームの1,2をプレイしただけの人間からすれば狛枝もあくまでパーツの1つでしかないみたいな認識ではあるのだが、「未来編」の塔和モナカが出てきた関係で「絶対絶望少女」のあらすじなんかを見てると、どうやら狛枝さんはそっちの方でもラスボス級の活躍をされてるようなのよね。こっちのシナリオで狛枝が好き勝手にやってるのも、ある意味当然といえるわけだ。考えてみりゃ、アイツの持ってる能力って江ノ島なんかよりもよっぽどヤバいわけだしなぁ。

 というわけで、彼が自分の「幸運」のために世界を動かそうとすると、必ず周りの人間に迷惑がかかるという非常に分かりやすいパターンがこちら。前回引き起こされた「トワイライト」事件のために、1−Bのみんなは元気が無い。そんな折に実技試験が開かれるという予定を聞き、狛枝君も思案のしどころ。何しろ彼ったらあまりにも好きすぎて目的が裏返っちゃうくらいの「希望」フェチ。せっかくの機会だというのに、愛すべきクラスメイトたちが余計な心労でフルスペックを発揮出来ないなんて哀しい状況を見過ごすことは出来ないのである。彼の目的はただ1つ「実技試験を延期してもらう」ことだけ。当然雪染先生に直談判に行くという穏当な手段もとるが(この辺が狛枝らしい)、それと全く同じウェイトでもって、薬物や爆弾といった強硬手段も一切の躊躇無しで選択出来る。薬物の入手経路が花村→忌村というのも天の配剤で、以前忌村がドーピングした際に「ドーピングコーンスープが完成していたのか」とか適当なことを書いたのだが、マジで忌村ー花村ラインは繋がっていたのだね。1話のアレは単なるおちゃらけシーンではなく、しっかりと伏線になっていたわけだ。ついでに今回花村に渡す賄賂にはあの舞園さやかの写真集を使用。レアものだったようだが、狛枝のことだからマジでそこらへんで拾ったんだろうな。

 さぁ、そんなわけで「未来編」ではなくこちらで語られることになった、忌村と流流歌の関係性。なるほど、「未来編」の直前のエピソードで退学についての因縁を匂わせておき、こちらでその顛末を回収するわけか。過去と未来に分かれた2部構成を上手く活かしたシナリオの組み方。2つのパートがBDなんかの商品でもセット販売されているのも頷ける。これ、片方だけ見ててもよく分からない部分は多そうだからね。忌村・流流歌・十六夜の退学の理由について、一言でまとめてしまうなら「全部狛枝のせい」。流石の狛枝さん、別に悪気があったわけでもないのにちょちょっと絡んだだけで面白いように関係者の人生をボロボロにしていく。その結果として彼の望んだ「実技試験を延期にする」という目的は見事に果たされたわけで、彼の言葉を借りるなら「いつも通り」である。その過程で忌村たちの人生がどうなろうと知ったこっちゃないし、窮状に追い込まれることで3つもの「希望」がゆがみ、輝くのならば狛枝にとっては願ったりかなったりだろう。さらに数年後にはこの時の因縁が理由で3人はあんな泥沼の戦闘状態になっており、さらに希望を絶望化させるのに一役買っているわけで、狛枝の意思が(遺志が?)ここまでのことを望んで実現させたのだとしたら、本当に大した男である。

 結果的には、狛枝のやりたい放題は当初の目的を叶えたが、その副産物として「自身の無期停学」と「黄桜の謹慎」、さらに「雪染の転属」をもたらした。このうち、「消失」である狛枝の停学は置いとくとして、雪染先生の転属はなかなかの影響。せっかく先生の下で団結していた1−Bだったのに、これを機にまた野放図なわがまま集団に戻ってしまうのか、それとも七海が学級委員として何とかしていくのか。まぁ、タイトルは「絶望編」だけどね……七海の隣にはもう日向もいないしなぁ。そしてもう1人、黄桜の存在もそろそろ気になってくるところではある。これまで、要所で2つのシナリオに登場しながらも特になにもしていない黄桜という怪しげな男。これで彼は、狛枝との関わりを持つことになったわけだ(雪染に比べれば随分軽い接点だが)。一応流流歌たちの騒動にも関わったということになるわけで……この先どういう風に絡んでくるんだろうか。

 それにしても、超高校級の薬剤師はマジで凄まじいな。犬がサダハルみたいになったのは薬剤ってレベルじゃねーぞ。流石に流流歌が薬を取り違えたことくらいは気付いても良かった気がするのだが……まぁ、狛枝絡みの案件に何を言っても無駄だよな。彼女たちの中では、数年越しで「裏切り者」の問題が燻っていたわけで、素直に見るなら「未来編」の事件そのものとは全く関係無い「どうでもいい事件」ではあるが……結局ろくすっぽ動いていない十六夜も、今後何か動きがあるかなぁ。

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 ロリ上ロリを架す作品、第5話。これ以上ロリにロリの世話をさせてどうしようというのだ。世間では高齢化社会が進行して老老介護が問題になっているというのに、その真逆を行く今作はひょっとして現代日本社会へのアンチテーゼなのかもしれない(ない)。

 イリヤの回りには問題児しか集まってこない。それはこの、他に人間が見あたらないような他次元でも同様。また新しい尻、違う、女の子がわざわざイリヤを目当てに「襲来」し、彼女はさらに手のかかる娘を1人抱えることになってしまった。すでに田中という最大級の問題児を抱えて「どう見ても年上の手のかかる子」を押しつけられていたイリヤだったが、それだけでは流石にストレスも溜まるだろうし、絵面もなんだかデンジャラスなものになってしまう可能性があるため、そこには新たに純正ロリを投入。イリヤが小学5年生の設定なので、今回登場したエリカはそれよりもさらに下。見たところ小学校低学年くらいだが、シモの面倒が見られないところを見るとひょっとしたらそれ以下の可能性すらあるな。彼女に「お姉ちゃん」と呼んでもらうことで、気苦労の絶えなかったイリヤに少しでも心の平静を保ってもらおうという、制作側の親心である。いや、違うけども。

 頑なでわがままな幼女との交流で、イリヤも多少は癒しを得たわけだが、残念ながらここはそんなハートウォーミングな世界ではない。田中が普段は見せないような敵意むき出しの警戒状態だったことからも分かる通り、エリカは敵サイド、よりにもよって敵の親玉アインズワースの娘だったようだ。何でそんな女の子が駆り出されて学校に侵入してきたのか、その真意はよく分からないが、父娘の会話からすると、彼女は親に仇なそうとするイリヤたち勢力の敵情調査が目的だったということになるのか。でも、その割にはバゼットさんの警報がエリカ相手には機能してないんだよな。娘の方は別に「悪」ではないっていう判断なのかな。まぁ、確かに悪いことはしてないし、特に怖そうな描写もなかったし。ただでさえ凶暴な女の子が多いアインズワースの邸内で、エリカがどんな立ち位置になっているのか、今後が気になるところです。

 それ以外だと、一応今回は温泉回ではあったのだが……前回見たいものを全部見せてもらっちゃったせいで、そこまでのサービス感はなかったかな。あ、でもバゼットさんのグラマラスバディは良かったかも。イリヤとクロの絡みを聞いてドン引きした上でに教育上の悪影響を警戒までしてたけど、バゼットさんって性的なことはどのくらいまで許してくれる人なんでしょうね。

 ちなみに、エリカの中の人はもうロリではないけど若手の諸星すみれちゃん。ママ友会議みたいなキャストの今作に、リアル娘でも(そこまで)おかしくない年齢の子が飛び込んできたぞ。

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 大天使爆誕の歴史的瞬間、第18話。全てを消し炭と化す圧倒的殲滅力を誇るレムの前に、森羅万象はただただ傅くことしかできない。

 もう、特に説明することもない「ヒロイン回」。英雄が生まれる理由はいつだってその傍らの女の子だ。底の底の底の底まで堕ちたスバルを英雄に仕立て上げるのは、傍らで常に見守り続けたレムの存在であった。彼女の真っ直ぐな憧れの気持ちが、わずかな時間でスバルを英雄にまで引き上げた。その手練手管の恐ろしさを体感せよ。

 改めて理屈ばかりで考えれば、今回の対話はこれまでと大きく変化した部分は無いはずなのだ。スバルはいつも通りに駄目なのだし、レムはそんなスバルの悩みについて、何一つ真意は分からない。そんな状況でお互いが言いたいことを好き勝手に言い放っているだけなのだから、ただすれ違って滑稽に見えることだってあっただろう。しかし、そんな「無茶」をまかり通らせることになったのがレムという最終兵器の持つポテンシャルだ。彼女の誠意には、もう理屈を超えた純粋な「救い」のみが搭載されている。彼女は自分がスバルに惚れた理由を並べ立てて見せたが、そんなことは全て理屈だ。小理屈だ。屁理屈だ。しかし、理由はどうでもいい。レムの中にある「英雄スバル」は彼女の中で真理であり、彼女が信じ続ける思いの強さがあれば、彼女の中ではその一点が揺るぐことはない。傍から見れば、幼い少女のひどく馬鹿げた、あまりに狭量な盲目の成せる愚行。彼女に「目を覚ませ」と言ってあげるのが大人の親切なのかもしれない。しかし、彼女は強い。目の前の駄目人間を見ても、その盲信は揺らぐことなく、最終的には、その盲信の方を現実に取って代わらせた。もう、この世界はレムが作ってしまったと言ってもいいだろう。

 一方、スバルの側から見たときに世界はどう変わったか。彼は言った、「諦めることは楽なんかじゃない」と。この言葉も彼の中の真実であり、これまでせいぜい虚勢を張って、何とか目的を達成しようと暴れ回った。しかし、これは崇高な使命感からなどではなく、あくまでも「みっともない自分を認めたくない」という理由がその根底にあった。エミリアに邪険にされたこと、たくさんの王選候補者に完膚無きまでに自己否定されたこと。その弱さを認めたくない一心で、彼は無駄と分かって世界に抗い、全ての世界で最悪の結果を向かえた。しかしことここに至って、彼は自分の弱さを認め、身の丈にあった選択、つまり、最低最悪の下衆な選択である「逃避」を選択した。この選択は文字通りの「逃げ」ではない。自分の弱さを認めて得られた最適解として、恥を忍んでレムに告げた彼なりの「誠意」である。これまでの3度の死を振り返って、とてもじゃないが正解ルートがあるとは思えない無理ゲーと対面することに限界を感じ、いよいよもって負けを宣言した彼のことを、流石に弱者と責めることは出来ないだろう。

 2人の中の世界は異なっている。その事実は変わらない。レムの語った「未来予想図」の中では、「同じ時間を過ごす」というフレーズが登場するのが何とも皮肉である。2人はこれまでも、これからも、「同じ世界」を歩くことは決して無い。しかし、そんな互いの内にある「違った世界」の存在を認めることは可能なのである。レムはすでにその境地に辿り付いており、どれだけスバルからあしざまに罵られようと、彼の中の「違う世界」を認めてしまえば、そんなスバルの苦悩を理解することこそ出来ずとも、想像することは出来る。許容することは出来る。あとは、同じようにして生まれた「レムの中のスバル」の存在を、スバルが認め、想像すれば良い。そのために、レムは今回あのような長口上で彼を「籠絡」したのである。見事、情けない男の心は陥落し、「レムの世界」に取り込まれてしまった。スバルは英雄に「させられた」。元々スバルという人間の中に存在すらしていなかったものを、ここで足がかりとされた。それこそが「ゼロから」である。

 この流れのオチとして「エミリアが好きだ」と言い放てるスバルの胆力も大したものだが、これだって、「レムの中のスバル」はあくまでそういう「キャラ」だからこその発言とも言える。エミリアのためにかけずり回って、格好悪く抗うスバルこそ、レムの中の英雄に相応しい。世界を作った大英雄・レムは、今後も「特等席」で、この世界を見守っていくに違いない。

 あ、個人的にはやっぱり全能感溢れるパックさんも捨てがたいです。ゆーみんに冷たく「死ね」って言われたい人生です。

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 毎回CMのあさみちゃんソングが一番の楽しみです、第4話。今週は女の子の活躍シーンが少なかったなぁ。

 もう、大体サブタイトルで全部言ってるお話。ミュトスさんにスポットが当たり、彼との心の交流、そして解放まで。もうちょっとややこしい取り引きがあるかと思ったら、そこは黒騎の勢いで何とかしてしまったな。個人的には、解放されたミュトスが前期と同じくらいに暴れ回る展開も見てみたかったのだが、今回のエピソードを見る限りでは流石にここからもう一回巨悪に転換する方針はなさそうね。まぁ、元々やたらにふわっとした動機で犯行に臨んでいたやつだからなぁ。ライバルのバードを大ボスに据えて、ミュトスとは自然に共闘の流れを作ったのは悪くない展開なのかもしれない。ただ、この子はスペックがチートクラスなので、油断するとどんな事件も雑魚っぽくなってしまいそう。取り扱いには充分な注意が必要だ。上手いこと「すげぇ頭が良い奴がすげぇ頭が良い敵と戦っている」感が出せればいいのだけども。そういう見方からすると、今回のバイク事件はまぁ悪くなかっただろうか。「交通量データそのものを書き換える」というコロンブスの卵的な発想は充分説得力があったし、ミュトスがすぐさまそこに辿り着けるのも、これまでの活動を考えれば納得の行く部分。流石に「一方通行を逆走」→「文字を逆から読め」→「ラテン語でした」は無茶だとは思うけど。まー、こういう謎ってのは別に視聴者に解かれるレベルに設定する必要はないからね。多少無茶苦茶でもミュトスさんが勢いで乗り越えてくれればそれでいいや。

 そして、今回もう1つ注目すべきは黒騎の立ち位置である。いよいよ室長代理という大きな役割を任された黒騎。普通、こういう展開だと彼が手痛い失敗をしてここまでの慢心をへし折られるというのがお約束のパターンだと思うのだが、(私生活のだらしなさはさておくとして)なんと彼はミッションを滞りなく成功させてしまったのである。功績のほとんどはミュトスにあるわけだが、そのミュトスとのラインを繋ぎ、彼に協力させたのは紛れもない黒騎の功績。さらに、粗暴に見えながらちゃんと夜通し仕事をやり通したり、まりもちゃんに成長を促したり、上に立つ者の責任もまっとうしている。ひょっとして黒騎ってもっと上のポジションまで上がっていくんでしょうかね? 前々回の人格乗っ取りの伏線はどこで影響してくるんだろうか。

 ただ、そんな黒騎のめざましい活躍の中で1つだけ引っかかったのは瀬名との喧嘩シーン。あれは黒騎が調子に乗っていたというシーンだったのか、それとも腑抜けた瀬名に渇を入れるシーンだったのか。よく分からんが、基本的には黒騎がちょっかいかけてるだけで、別に瀬名の人生に恥じるような部分は1つもないんだよな。警察と民間、どちらの道を歩もうと自由だとは思うのだが……多分、黒騎もいじれる相棒がいないと寂しいってことなんだろうなぁ。素直に「帰ってきて欲しい」とも言えないし、ああいう形になってしまうんじゃなかろうか。残念ながら当の瀬名さんは真面目なので額面通りにしか黒騎の言葉を受け取れないんだけどさ。

 とりあえず、今回の一件で黒騎にはミュトスという新しい相棒(弟)が出来てしまった。これによって瀬名・黒騎の関係がどのように変わっていくのか。また、ミュトス改め次郎はここから素直に警察に協力してくれる存在になるのか。そして、バードとの全面対決はどのような顛末を向かえるのか。ボチボチ本格始動ってこところですかね。

 それはそれとしてあさみちゃん帰ってきて。

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