最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
命がゴミのようだ! 第10話。最終回も見えてきたし、サクサク減らしていくんだポン。 まぁ、前回に比べりゃまだ減る人数は多くないけども、すでに7人しかいない状態から間引くんだから、4人も5人も減っちゃぁ困るわな。残った面子は主人公補正最強のSW、フィジカル最強HA,友情パワーを抱えて戦えリップル、実はラスボル候補だったスイムスイム、復讐の悪鬼ミナエル、なんで生きてるんだたま、そしてイベントマスターのクラムベリー。この中から誰を間引いていくかと言われたらなかなか難しいところだ。 とっかかりは、前回のラストシーンにあった。ミナエルが辿り付いた策は、「魔法少女が最強なら変身前に叩け」という非常にシンプルなものだった。前回のぬいぐるみの諸々のシーンはそういう意味だったわけね。まぁ、何でHAの正体を突き止めた時点ですぐに襲わなかったのかがちょっと疑問なのだが、「変身前を襲う」というのは一種の禁じ手であり、奇襲である。万が一失敗したら相手は常に変身前にも警戒するようになるだろう。唯一のチャンスをものにするため、戦闘力の高いスイムスイムに実行役を任せたと考えるのが自然か。しかし、「正体がばれた魔法少女は云々」っていうルールは事前に説明してたんだっけ? あんだけ大手を振って慈善活動してる連中ばっかりだったもんだから忘れてたわ。先に変身して人ごみの中で待ち構えておけば相手だけ変身出来ないから嬲り殺せる、ってのは、シンプルなようでなかなかエグい作戦。ある意味、一般人を無差別に巻き込んだメアリと大差無い思考回路だよな。 こうして、スイムスイムの奸計に落ちたHAは、憐れ対抗の手も無く惨殺された。こうしてみると、スイムスイムは最初に自分の手を染めたルーラ殺害の時から、他人の命を奪うことに対して一切の躊躇いがないのだよな。クラムベリーさんまでが「自分に似ている」と太鼓判を押すそのメンタリティは、気付けばラストステージまで生き残っての優勝候補に。しかし、それでも彼女のモチベーションはあくまでも「ルーラになる」ことなのが悩ましい。弱き者、愚かな者を統べるリーダーとして存在するべきルーラは、もし周りに誰もいなくなったとして、存在することが許されるのだろうか。スイムスイム自身、自分の歩んでいる道の先を、どれほど認識出来ているのだろうか。 ちなみに、HAは為す術もなく殺されてしまったわけだが、彼女は事前にSWに投げかえされたラッキーアイテム「うさぎの尻尾」を所持していた。それでもスイムスイムに対して手がでなかったことを考えると、あのアイテム類は魔法少女に変身していないと効果を発揮しないってことなんでしょうね。まぁ、他のアイテムも日常的に使えたら割とチートだしな。 残り6人。ここでいよいよスイムスイムは最後のヤマであるド本命のクラムベリー討伐へと乗り出す。どれだけ察しの悪い連中でも、クラムベリーがこのイベントでは特権的な立場にあることくらいは薄々気付いた頃だろう。彼女は相変わらずファヴを通して様々な情報を得ており、今回もスイムスイムについての細かい近況を知ったり、ルール無用のやりたい放題。まぁ、ファヴに「マスター」って言われてる時点でルールを気にする気配は一切無いしな。 いよいよ始まるチームルーラVSクラムベリーの生き残り競争。クラムベリーの能力は「音を自由自在に操ることができるよ」だが、それ以外にも超人的な聴力というサブ能力を持っているらしく、これまで幾度となく暗殺を企ててきたチームの思惑をも手玉に取る。ドーピングにより加速していた3人の連携にも臆することなく、逆に臆病なたまを牽制して遠ざけると、その隙にミナエルを瞬殺。双子天使さん、めでたくセットでリタイアです。わざわざ過去エピソードを挟んだというのに(むしろ挟んだせいで)あまりにもあっけない最期であるが、悪辣な雑魚にはお似合いの最期だったのかもしれない。それにしても、確かミナエルの能力って物質の材質も再現出来るはずなのだが(でないと斧になったときに頭に刺さらないしね)、クラムベリーは岩に擬態したミナエルを容赦無く拳で貫いたんだよな。強化されすぎじゃないですかね。 こうなると分が悪いのはスイムスイム側だが、彼女には液態化という絶対的防御性能がある。どちらがどのように出し抜くか、次回が決戦ということになるか。ここでノイズ程度の存在であるたまがどう効いてくるかだが……なんか、「最終的に部下を守るために自己犠牲にしちゃうスイムスイム」みたいな未来が見えるような。 蚊帳の外にはSWとリップル。この2人も互いにどう処理し合ったらいいのか、今のところは見えてない。まぁ、ファヴの言った通りに最終定員が4人だったら、もうセーフですもんね(ニッコリ)。 PR 2週跨ぎでニャー将棋、第8話。これ、歌はまだ終わってないよね。どっかで3番を披露する機会があるんでしょうか。 Aパート、引き続き川本家で将棋の普及に務める二階堂君。なんと自費出版の超豪華絵本だったらしく、彼の才能が優しく素敵な方向に余すことなく発揮されている。どんだけ良い奴なんだ、二階堂。まぁ、どれだけ優しく教えてもモモちゃんにはまだちょっと難しいかもしれませんが。ひなたちゃんが将棋を覚えたら、零を見る目もまた変わってくるんでしょうかね。2週間ぶりに見るあかりさんは相変わらず圧倒的な包容力。「ニャー将棋音頭」も歌ってくれているので、短い時間でかやのん成分をフル充填出来る素敵な作品なのです。ちなみに、「ニャー将棋音頭」は一応川本三姉妹の歌ってことになっているのだが、モモちゃん(というか久野ちゃん)は台詞以外のソロパートねぇのな。歌わせてあげたら……どうなるんだろ。そういや久野ちゃんのソロ歌唱って聞いたことないや。某所でアイドルやってるんだから出来るとは思うのだが、モモちゃんのキャラのままで歌うような曲じゃないってことなのかね。 Aパートはほのぼので良かったのだが、一転、Bパートはなんだかクールな展開。一人、幸田家から逃げ出した零にはもう関わらないだろうと思っていた「姉」である香子が、突然彼の家に押しかけてきたのだ。今作の特徴でもある、光源を押さえた夜景中心の風景の中に、金色に染めた彼女の髪が流れる様子がなんだか印象的。当然、零からしたらあまり顔を合わせたくない相手なのだろうが、香子はお構いなしで彼の家へと上がり込む。 「零→香子」という方向での感情はこれまでモノローグを重ねてきたおかげでイメージしやすいのだが、今回フィーチャーされるべきは、「香子→零」という方向での感情である。彼女は、自分の人生を滅茶苦茶にした(と少なくとも彼女目線では思える)「弟」に対し、現在はどんな感情を持っているのだろうか。香子自身はすでに将棋からは足を洗い、将棋が全てである幸田家の中では事実上のドロップアウト。つまり、今となっては直接零を恨み続ける因縁は無いとも言えるわけだが、なかなか簡単に割り切れるものではない。では、彼女はただ恨み骨髄で零をにらみつけるばかりかというと、どうやらそうでもないらしい。なんだかんだ言いながらも「姉弟」の関係であり、零は自分がドロップアウトしてしまった将棋の道でタフに生き続ける「巧者」でもある。父のお気に入りであることは疎ましいが、父が認める人間であると思えばこそ、彼女も零を無下に扱うわけにもいかないのかもしれない。 そうした香子の複雑な感情が、今回の押しかけ劇に表れているようである。好き放題にわがままを言うのは姉の特権。家に転がり込んで突然の宿泊。やっていることは二階堂と同じだが、二階堂は本当に善意(というか友達感覚)でやっているのに対し、香子は確実に「零が嫌がる」ことが分かって泊まり込むことにしている。そのあたりは確実に性格の悪さが出ている部分だろう。しかし、ただ零を困らせることだけが目的かというとそういうわけでもないらしく、一人で味も素っ気も無い部屋に住まい続ける弟の行く末を気にしているようにも見受けられる。零が将棋に対してどんな感情を持っているのか、その全てを理解しているのは二階堂には無い香子だけのアドバンテージで、零だって、そうした自分の丸裸の本音を見透かされていればこそ、余計な気遣い無く香子に接することも出来るのかもしれない。長年一緒に暮らしたが故の不自然な近さと、どこまでも相容れない精神的な距離、何とも不可解な2人の繋がり。 次の対戦について、相変わらず余計なことをチクリと刺してから出ていく香子。確かに「余計な一言」なのだが、捉えようによっては、「同情から負けたりするんじゃねぇぞ」という激励の言葉とも取れる。ひどく歪だが、どこか通じている気持ちを窺えるような、不思議な姉弟関係であった。彼女の現在の最大の難点は「暴力を振るうようなろくでもない男と暮らしている」という部分だが、それだって、将棋以外のものさしで自分を見てくれる他人を求めての結果だろうしなぁ。誰が悪いと一言で片付けられないだけに、この家族の問題もまだまだ根深そうである。 零が次の対局で勝つのかどうか(勝てるのかどうか)、そのあたりで、また香子の存在意義というのも変わってくるのかもしれない。 遠方から予約していた人が今月初めての来訪。久しぶり!(2週間ぶり)というわけでたほいやですが、夕方の部、深夜の部と二本立てになっています。とりあえず眠いので夕方の部だけアップ。こちらは人数が集まらずに4人戦×2で回しています(出題者もダミー解を用意するパターン)。こちらは割とまともな解答が多いステージです。 ハイ、予定通りに観てきましたよ。今週はちゃんと計画立てて、事前に上映時間と上映場所もチェックしていったからばっちりだったぜ。まぁ、視聴後に帰ろうと思ったら広大なイオンモールで迷子になりかけたりしたのだけども……広いイオンの片隅で。
(以下、ネタバレ的な事もあるかもしれないので注意。まぁ、問題ないだろうが)
サブタイトルドン、第9話。こんな半端なところでタイトル回が来るのかよ、って思ったが、どうしてどうして、それに相応しい重厚な一本になりました。 今回はとにかく「ラスボス」田中あすかの攻略という焦点にほぼ絞られるお話。そのために黄前家の乱は一時棚上げ(ご丁寧にお姉ちゃん外出中だと明示)、あと高坂さんが気付いちゃいけないことに気付くなんていう大事な展開もあったんですが、高坂さんのコーナーはこの文章では最後に回させて頂きます。ご丁寧にAパートラストの2人してため息吐くカットでは、2人とも画面から見切れた状態で「各々の嘆息」を漏らす演出になっており、高坂さんの問題は一旦ここで切れることが暗示されています。 今回のコンテは石立さん。つまりは京アニの本気の一部ということだが、田中あすかという怪物がいよいよそのベールを剥がされるお話ということで、とにかく微に入り細を穿ち、入念なコンテでもって彼女の「変化」が描かれている。ぶっちゃけると、田中あすかという怪物は、本作においてその存在感が大きくなりすぎているきらいがある。これだけ大迫力でお腹いっぱいになるアニメで、2クールもの間視聴者をその気にさせてグイグイ引っ張ってきたのだ、そりゃぁもう周りからの期待も畏敬も大きくなり過ぎて、なかなか普通には処理出来ないレベルの存在にまで昇華している。今期のお話は、そんな天上の存在だった田中あすかを、久美子達と同じ「人」のラインまで引きずり下ろそうというお話なのだから、並大抵の仕事ではない。「人が神へと昇る」カタルシスはお話も作りやすく、描出の仕方もあれこれ考えられるだろうが、「神が人へと下る」物語を、そこに何らかの高揚を籠めて紡ぐのはなかなかに難儀である。 そこで今回のお話は、大きく分けて3つの段階を経ている。1つ目は、あすか先輩が登場せず、周りの人間があおり立てるだけの段階。具体的には中川先輩の献身や、そこに集まってくる希美・鎧塚先輩。中瀬古先輩の秘策もあったし、あの高坂麗奈も戦地に赴く久美子に激励の言葉を向ける。外堀から埋め、人々の目線から対象となる田中あすかを語らせることで、神の座にある彼女の存在を補強するパートである。中川先輩の献身は今回の見どころの1つで、本当に素敵な彼女の人柄がうかがい知れるし、実は案外珍しい、彼女が久美子と2人きりで本音を話すシーンだったのだが、今回は申し訳ないが、その陰、いや、その上に立ちはだかる田中あすかの大きさを語る「語り部」としての役割が大きかった。 2つ目の段階は、起承転結で言えば「承」にあたるだろうか。ここまで語られ、見せつけられてきたあすか先輩が、実際にその大きさを見せつける段階。昇降口で待ち合わせたあすか先輩は、ずっと部活をサボっていた(?)にも関わらず悪びれる様子もなく普通に久美子に接し、相変わらず得体の知れない存在として描かれる。そして、今回一番びびったシーンは、何と言っても中瀬古先輩とのやりとりだろう。靴紐を結ぶ香織先輩と、それを見下ろすあすか。逆光で彼女の表情は読み取れないが、明らかに威圧的で、ステージが違うことを示す演出になっている。正直、ちびりそうなくらいに怖い。彼女が中瀬古先輩に対して悪意や敵意を持っているという意味でないのは間違いなかろうが、やはり彼女はどこか同輩と一線引いていることがここで示されている(その「一線」の正体は、この後の展開で紐解かれることになるわけだ)。突き放したような表情、どこまでも自分を崩さない鉄面皮。これこそが「神」たる田中あすかの姿である。 そこから勉強会を経て、「ちょっと休憩」するまでのあれこれでは、やたらと足元のカットが増える。二人が正座しながら語らうシーンも、お茶を探すシーンも、何故か表情が描かれず、まるで足がしゃべっているかのような、言ってしまえば「妙な」構図が続く。勝手な読み解きであるが、おそらく、今回はあまり「田中あすかの顔」を描くことが出来ないという事情があったのではなかろうか。もちろん、彼女の表情は要所でちゃんと示されているし、別段隠されているという印象でもないのだが、度々登場する足のカットは、「この時の彼女は一体表情をしているのか」と視聴者に想像させる効果がある。彼女の鉄面皮はそのままなのか、久美子との他愛のない会話は本心なのか。そこを表情から読み取らせず、移ろいゆく彼女の「地位」を、あれこれ推測する余地を与える揺らぎの演出だ。 そしていよいよ第3の段階。身の上話が始まり、彼女は「地に降り」始める。父親のこと、母親のこと、ユーフォのこと、自分のこと。同じ学年の友人達に、どれくらい話したことがあった内容なのだろうか。これまで組み上げられてきた「神」としての彼女の地位を、自ら少しずつ崩していくあすか。別に、父親が誰であろうと、動機が何であろうと、彼女がユーフォに向かう姿勢が間違ったものだったわけでもないし、彼女の実力に疑いようはない。ただ吹ける環境さえあればそれで全てが解決するわけで、彼女は大きく影を落とすような問題を起こしてもいない。しかし、彼女にとって、これまで吹部のメンバーに対してとり続けてきた態度は、どうやら「不実」であり、「エゴ」であると認識されているようだ。確かに、母親の一件について「みんなに迷惑は掛けない」と言い続けて仕事(彼女にとっての部活は仕事と称して問題無いだろう)とプライベートははっきり区別してきたはずなのに、その部活を支え続けたモチベーションが、実は離れ離れになった父親だった。彼女にとって、これは許されざる背信であり、言い訳の出来ない瑕疵なのである。彼女を神の座に座らせていたものは、最も神の存在から縁遠い、身勝手で、個人的な動機だったのだ。 もちろん、これはあくまでも真面目過ぎるあすか自身の考え方である。周りの人間から見て、それが不実であるかはまた別問題であろうし、実際、目の前にいた久美子にとって、これは隔絶のきっかけなどにはならず、田中あすかを自分の隣に引きずり下ろす絶好の機会である。彼女たちのゴールが、OP映像のラストカットの笑顔であることは、おそらく視聴者ならば全員承知のこと。「性格の悪い」黄前久美子は、目の前で神が自らを裁こうとしているところに、空気を読まずに入り込む。これまで様々なシーンで家政婦体質を見せつけてきた「目撃者」の久美子であったが、ここに来て最大限にその「性格の悪さ」を発揮。他人では踏み込まないところに、グッと歩を進めて立ち入る力。嘘がつけない馬鹿な性質のために、田中あすかを動かすことが出来る言葉の力。なるほど、彼女は間違いなく、主人公だ。「本当は母親のことが嫌いなんですよね」とか、普通は切り込めない、そもそも「元・父親」のところで窮する人間だって多いはず。久美子は特に中瀬古先輩たちからの指令を意識していたわけでもないのだろうが、持って生まれた才能だけで、あすか先輩の深淵に切り込んだ。これこそが、高坂麗奈の見出した、久美子の「特別」なのだろう。そして、田中あすかが隙を見せてしまった最大の要因なのだろう。 降りてきた「神」は、あとは「人」としての安住の地を定めるのみ。二人を繋ぐ架け橋はサブタイトルの通り。ユーフォを掴み、音を奏でることで距離を縮めていく2人。これまでならば絶対に歩み寄ることが無かった田中あすかが、久美子の言葉に素直に手を差し出し、最後のカットでは久美子ですら嘆息するような笑顔を見せる。ここでついに、田中あすかの「顔」が(おそらくシリーズを通して初めて)見えたのである。もう、事実上のクライマックスと言っていいのではないだろうか。これだけの画を組み上げられては、田中あすかという存在が「降りてきてしまった」ことへの悔しさなど吹き飛んでしまう。「落とされた」のではない、「降りてきた」のだ。もう、それでいいではないか。一応、今回の演出は「3つの段階」があり、実は起承転結の「結」の部分は不完全である。田中あすかが「転」じて神から人になった。あとは、彼女が家庭の問題を解決し、吹部の一員として席に着くことが出来れば「結」だ。そして、その未来はきっと遠くないだろう。二人の笑顔が重なる日が楽しみである。 で、最後は「今週の高坂さん」のコーナーです。なんか、こんだけ書いてくると蛇足っぽくもなっちゃうけど、これが蛇足じゃないんですね。むしろこっちも本編ですからね。久美子の愚痴に対して、過去の思い出を引きずり出して正面から殴りつける麗奈。この時のちょっと後ろにステップする女の子らしいモーションがずるいくらいに可愛い。そしてそこから「近すぎィ!」な直接攻撃を繰り出し、久美子との関係はお腹いっぱい。そして、返す刀で滝センのところへ向かい、なんとまぁ、あまりに古典的な「天にも昇る」モーション演出。まるでディズニーみたいやな。流石に笑ってしまったが、あれだけ久美子に顔を接近させるのに滝センに手を触れられるだけでつま先飛んじゃう麗奈さん最高ですね。それだけに、写真を見つけちゃった衝撃も……。あんなとこに堂々と置いてあったのに今まで鍵を借りるときに気付かなかったんかな。まぁ、普段は滝センの顔ばっかり見てたせいかもしれんが……。こっちのお悩みは、誰が解決してくれるんでしょうかね……。 陥落早過ぎィ! 第9話。あと何話あるのよ。確かにまだラスボスがいるのは分かってるからBVLが負ける展開が準備段階なのは分かってるけど、いくらなんでももう1話くらい引っ張っても良かったのでは。 前回がアルカレ討伐、そしていよいよ本命のBVL戦ということで期待していたのだが、なんか、下手したら直接的な対立構図はアルカレよりも少なかった気も。あんまりBVLを売ってくつもりはないんだろうか。 どっちかというと、BVLとはっきり対立意志を表したのはプラズマジカではなくクリクリ、というかロージアである。彼女がパフォーマンス前に頭を抱えているBVLの手下2人に直談判にいったおかげで、アイレーンたちはフルスペックを発揮することなく対バンに敗れていった。つまり、卑怯な手を使おうとも一度は勝利していたアルカレさんたちと違い、BVLは公式には一つの勝ちも無いまま、うやむやでプラズマジカに負けてしまったことになる。これでは、「巨大な敵」とか「因縁のライバル」って感じも特に出てないし、シアンが必死になって新曲作ったことによる効果がどれほど大きなものだったのかもピンと来ないものに(今回新曲の演奏シーンも途中でぶつ切れだったし)。前作もラストの展開は割となおざりではあったのだが、今回はその前段階の因縁作りの部分で消化不良なままで終わってしまった感がある。ここから盛り上げてくれるのだろうか。でも、今更BVLが演奏する意味ってあんまり残ってないんだよね。どうせダガーや闇の女王が彼女の魂を乗っ取って云々になるのだろうが、そうなるとすでに対バンじゃなくて謎のエネルギー能力バトルになるだけだし。出来ればもう少し演奏で見せて欲しかったなぁ。 一応、そんなメインバトルを横目に夢幻庵さんたちの山登りがボチボチエンディングを迎えつつある、というのは進展といえば進展なんだろうか。いや、目的が何なのかすらよく分かってないんだけども。今回流れた阿吽の出会いの回想とか、一応「しょ〜と」のときの記録も意味があるって事なのね。今回の意味深な発言のおかげで、ダル太夫さんの謎キャラっぷりにさらに磨きがかかった。彼女、一体いつからこの星に生きている生命体なんでしょうね……。まぁ、妖怪だったら定命ですらないのだし、ダガーとかベリーさんと同じ概念存在だとすれば納得はできるか。今一度、夢幻庵の活躍シーンが出てくることだけは期待しておこう。 しかし、オガサワラさんはどこで何をやっているやら……。 アニメ史上初、野郎VS野郎のセレクターバトル勃発、第8話。いや、なんも嬉しくないのだが。かたや本当に野郎なのかどうかもよく分からなくなってきたしな。 今回は割と動きがありました。主にブックメーカーさんの気持ち悪さを加速させる方向で。まず、これまでずっと「どんだけラスボス面してもセレクターでもないヤツが偉そうな顔してるのはどうなのよ」と思っていたが、ブックメーカーさんはセレクターでした。これでノルマは一つクリア出来たと言っていいだろうか。セレクターなのだったら千夏を含めて他の人間に感知されるはずなのだが、一切そんなそぶりがなかったのは謎だが、ひょっとしてルリグたちがセレクターを感知してたのって、ルリグカードを持ち歩いているかどうかによるのかな。だとしたら、相方を家に置きっぱなしにしていた彼がセレクターだと認識されなかったことに一応の説明はつくけども。そして、このブックメーカーのルリグがなかなかエキサイティン。なにしろCV・アスミスである。こういう年齢高めの胡散臭いアスミスボイスもなかなかイイネ。今期だと「レガリア」の後半でも悪役寄りのアスミスボイスが聞けたけど、歳を重ねてぼちぼち色んな役が回ってくるようになったのは見ていて頼もしい。まさか中村とのコンビ役になるとは思ってなかったけども。 そんな2人がターゲットにしたのは、可哀相な鳴海お兄ちゃん。彼の妹にとどめを刺したのはブックメーカー(達)であるらしく、その話を餌にしてお兄ちゃんをボッコボコに。どうやら普通に強い、というかコイン技まで含めると「チート」らしい。まぁ、よっぽど強くないとコイン1枚の状態であんなに悠長にしてられないしな。どうなんだろ、ブックメーカーもコインが消えると記憶を失うリスクは負ってるんだろうか。元々ルリグ出身だとしたら、失うべき記憶も持ち合わせてない気がするんだが(前のプレイヤーからのコピーのヤツなのか、それとも、今回のルリグもやはり生前に人間だった経歴があるのか)。ブックメーカーのコインが1枚こっきりだったのはあまりバトルもせずにダラダラしていたせいだと思うのだが、あの状況で余裕ぶっこいてるあたり、バトルのシステムを大体掌握している感じはするな。「元ルリグ」が新たにルリグと手を組んで活動するのは前作では伊緒奈チームが最初に登場した組み合わせだったが、今回は伊緒奈さんのように戦闘を楽しみたい人ではなく、ルリグサイドが人間サイドに腹いせするのが目的らしい。この世界のルリグの出自が判明しないことには全容も見えてこないのだが、最終的な落とし前はどうやって付けていくんだろうね。 一方、同じ時期にバトルを展開していたもう1人の人物は、なんと清衣さん。はんなさんとぶつかって思わせぶりな台詞を連発しながらも圧倒していたが、どうやら、こちらは本当に年の功での強みがある様子。現時点ではかつてのバトルに参戦していたピルルクたんと同じ存在なのかどうかは確認出来ないが、ルリグの能力がピーピングである部分など、共通点は多い。単なるスターシステムではなく、きちんと「過去に命懸けのセレクターバトルを戦い抜いた歴戦の猛者」であるのは間違いないようだ。だとすると、この世界ってあの繭の事件があった世界の後の時間軸ってことになるんだよね。世界のどこかにタマとかるう子もいるってことになるんだよな。しかも清衣がすず子達と同じ町に住んでるなら、かなり近くに。今後、他のレジェンドキャラの登場もあるのでしょうかね? そして、はんなと特訓を続けることで前を向き、強くなっていくすず子。今回は無事にバトルにも勝利し、積極的に戦いを挑もうとする姿勢も盤石になってきた。ひたすらバトルを拒否し続けた前作主人公とは随分な違いだが、まぁ、こっちの方が分かりやすくていいかな? その前向きな姿勢を見て、千夏さんがさっさと光落ちフラグをばらまいているのは「もうちょっと粘れよ」と思わないでもない。まぁ、分かりきってる行程だからもったいぶってもしょうがないんだけどさ。千夏さんがほだされると、適宜メルさんがちょっかい出して気分をささくれ立たせてくれるあたりは、今作では見えにくいルリグの闇の側面が見えて良いところですね。まぁ、何をされても「千夏さん、ほんとチョロいな」っていう印象しかないんですけども。自分を取り戻すとか言ってるくせに、ホント主体性のないやつだ。是非ともどこからともなく現れたるう子先輩や蒼井晶大先生にグーパンされて正気に戻って欲しい。まぁ、あきらっきーの場合はグーパンじゃなくてナイフをえぐり込んでくる可能性もあるけども……。 Re:ゼロから始めたくもない爆弾生活、第35話。さぁて最終決戦。これをガッツリ描くために前のパートを端折ったんだよな。そう信じてますんでね。実際、今回は色んなところでガンガン濃い作画も出てきたしな。 長い歴史を持つジョジョ史上でも最も議論されてきたと言っても過言ではないスタンド、それがバイツァダスト。いや、議論だけならキンクリやレクイエム、ホワイトスネイクの方がイカレてるし訳が分からないのだが、バイツァダストの場合、とにかくその能力の使い方、描き方があまりに秀逸で先駆的であったが故に、未だに語りぐさになっている恐ろしい能力、恐ろしい漫画だったのだ。今となってはチープとさえ言われかねないループもの設定だが、これを20年前に描き、しかもその中に本当に見事なギミックがこれでもかと詰め込まれている。下手したらジャンプの正しい読者層では理解出来ないような数々のギミックは、私も実は大学に入ってからもの好きな連中で議論を重ね、その末に「やっぱ荒木先生すげぇな」って結論になったのである。改めて書いておこう、荒木先生すげぇな。 まぁ、そうしたギミックの妙味は今後の天才少年早人の活躍パートにまわすとして、今回はとにかくこの難解なバイツァダストという能力の理解に全神経を注がねばならない。ただでさえ化け物じみた性能で、シアーハートアタックというおまけ能力まで持っていた吉良が、ここで更なる能力を追加。このパワーアップには「矢の意志」が関与しており、この「矢による進化」ギミックは後の5部に受け継がれていく。つまり、作中で最初に「2度目の矢」をくらったのは吉良吉影その人である。何故吉良が矢に「選ばれた」のかという問いに答えはないが、やはり矢は精神のエネルギーに感応する存在であると考えるのが自然だろう。つまり、善であろうが悪であろうが、圧倒的に魂の「強さ」を持つ人間こそが矢に選ばれる。アンジェロの時に形兆も似たようなこと言ってましたかね。吉良吉影という男は、とにかく圧倒的な魂のエネルギーを持つのは間違いのない事実だったのだ。そのモチベーションは「魂の平穏」。純粋に天国を目指したプッチ神父も近いタイプの人間かもしれませんね。「平穏」を求めた吉良の願いに応えるように、矢が与えた能力は「自動で脅威を排除し、危機が有ったこと自体をキャンセルする」という特上の能力。キラークイーンにはそれだけの魂のキャパがあったってことなんだろうなぁ。 もちろん、圧倒的な能力であるが故に欠点もあり、遠隔自動操縦に分類されるせいで小回りが効かず、SHAの時と同様にスタンドのまわりで何が起こっているのかを吉良自身が知覚できない。ただ、完璧な性能を持つバイツァダストの場合、このリスクは非常に小さなものだ。漫画に対して「たられば」を言うのも無粋で間抜けな話だが、器になったのが天才少年早人でなければ、吉良は承太郎たちに完勝していたことだろう。それくらいに、チートクラスの能力なのだ。だって、スタープラチナやザワールドが数秒時を止めたり、キングクリムゾン(あとマンダム)が数秒の時間を操作するのに全てのエネルギーを注いでるってのに、この能力は平気で1時間とか飛ばしますからね。時間の絶対量にエネルギーがあるのかどうかは分からないが、桁違いなのは間違いないだろう。 さて、ここから先は通過してきた人には耳タコなありがちな話ばかりになるがやっぱり今回放送された部分だけでも「バイツァダストの謎」を確認しておかなければなるまい。端的な言い方をすれば「シナリオの矛盾点」の話だ。荒木先生のとても良くて、その分悪いところは、とにかく漫画としても見えを最優先にするため、時としてよく分からない破綻が起こってしまうことがある。「大人は間違いをするだけ」なのでそのことは別にいいのだが、バイツァダストはただでさえややこしい能力なので、どのあたりまでが「筆が滑った」ミスなのかが分かりにくいのが悩ましい。今回の「ループ1」の謎は、「何故、早人は1周目ですでに未来の知識を持っていたのか」という部分。これ、普通に読んだら完全に矛盾なのよね。「1周目の早人」が露伴の死を知っているわけがないのだから。で、「作中に時系列のシャッフル(ややこしい概念だが、早人視点での体感時間の前後)が存在しない」と仮定してこの謎に説明をつけるなら、「今回早人が体験した朝は、実は1回目ではない」というのが端的な答えになる。荒木先生がそれを意図して描いたのかどうかも定かでないが、一応、それしか説明を付ける方法がないのだからそれで正解だろう。 つまり、今回早人が体験していたのは「2周目以降の世界」であった。そして、1周目で早人は誰かを殺して戻ってきたが、その記憶が何らかの理由で消えており、あたかも初めて体験するかのように描かれ、本人もそう感じていたのである。この説における疑問は大きく2つ。Q1「1周目では誰を殺して戻ってきたのか?」。この答えは簡単、A「1周目も露伴」である。だって早人の記憶にそう書いてあったんだから。バイツァダストは人を殺したら戻ってくる能力なのだから、1周目で露伴を殺して戻ってきた、これは確定。それではQ2,「何故、その記憶が早人自身に認識されていないのか」。これは明確な答えがない問題だが、まぁ、普通に考えたら「あまりに突飛で認識しきれていなかった」というのが考えられる答えだろうか。現に戻ってきた早人は「夢か」という台詞を漏らしており、真の1週目から戻ってきたときにも、自分が経験した「未来の世界」が認識出来ていなくとも不思議ではない。その上で、深層心理には間違いなく忌まわしい記憶が刻まれていたが故に、露伴のヘヴンズドアーでは読めるという妙な状態になってしまったのだ。なお、その記憶が「読んじゃいけない」注釈文を付け加えた理由は謎のまま(筆が滑った部類だ)。まぁ、早人も「黄金の魂」を持つ超ツエー人間の1人なのは間違いないので、精神の力で精一杯露伴に警告したいという意志が本になって現れたのかもしれない。早人を矢で射るとどんなスタンドが出てくるんでしょうね。 まとめると、「今回描かれた早人の『1周目』と思われた世界は、実は2周目以後である」「早人はその認識が薄く、気付かずに(おそらく全く同じ行程を経て)露伴を2度殺してしまった」というのが正解だろう。つまり、バイツァダストは同じようにして、同じ人物を殺し続ければ何度でも同じ時間を繰り返すことが可能ということだ。まぁ、それって結局早人からしたらしんどいだけなんだけども。ぶっちゃけこの辺のディティールはあんまり気にせずとも続きは見られるんだけどね。ここから先もナイスな「ループギミック」の活かし方がいくつか登場し、5部へと繋がる二転三転大逆転のバトル展開のギミックが楽しめるようになっているのでお楽しみに。そのあたりはちゃんと全部やってくれるでしょうよ。あ、ちなみに今回最大のお楽しみポイントは、本邦初公開、吉良の髪型が変わった決定的瞬間でした。あれ、浮かれまくってることの表れなんだろうけど、川尻の会社の人たちはイメチェンした同僚を見てどうおもうんだろうな。なお、次回のお楽しみポイントは、「早人が出てくるのを楽しみにしながらドアの陰で帽子を持って待ってる吉良さん」です。早人相手だとかなりお茶目な吉良さん。実は子供好きで、家庭を持ったらイイお父さんになったんじゃないか疑惑が。まぁ、家庭環境自体は恵まれた子だったわけだし、親の愛情は(過剰なまでに)受けて育ってるんだしなぁ……。 |
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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