最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ガルパンのドラマCD聞いたら、想像以上にローズヒップさんが宮野さんだった、第9話。今週は宮野さんが出てこないから、その悔しさを一文目に込めてみました。この世界でアクティブなのって宮野さんだけだよな。 いやさ、そんな宮野さんが登場しない残念な話数なのに、今回は(も)かなりの癒し成分が詰め込まれた屈指の良エピソードと言ってしまって良いのではないでしょうか。もう、とにかく妹ちゃんズが可愛いのである。今作の女の子は全員可愛いわけだが、今週はワック店員の西園寺さん、そして太田の妹の早夜ちゃんと、一気の女性の新キャラが2人も追加されて一気に賑々しくなった。当然、そのどちらも可愛い。アイキャッチの動物パーカーとか殺人的である。キャスト面で見ると莉乃役にあおちゃん、早夜役には奈央ぼう、そして西園寺さんはりえしょんという布陣。このあたりの世代も花盛りだなぁ。91年組の妹感は異常。 さておき、まずはAパートから、ワックという名のマクドに行こう。フィクション世界のマクドは大体ワクドナルドになるよな。今回ワックに入る動機となったのは、太田のスイーツ愛から。女の子でもおいそれと入れないくらいの高級マカロン店から、低価格の代表であるワックの新作まで、太田の甘味アンテナの幅広さはなかなかのもの。どう考えてもマクドの新商品なんて大してうまいもんでも無いだろうが、やはり新商品と言われたら1度は食べたくなるものである。ツレの田中は残念ながらファストフード店に入ることには後ろ向き。なるほど、確かに「fast」と名のつく店は田中には向かない。乗りの悪い相方に一度は諦めかけた太田だったが、何故かハッピーセットのルンバ(割と高性能)によって田中に待ったがかかった。すったもんだの末シェイク一つで落ち着いた田中だったが、このシェイクってのもなかなかの曲者でね。あれ、何でたまに親の仇みたいに頑健な時があるんだろうな。提供時に温度管理されてると思うんだけども。田中が飲食物にあれだけカロリーを使うというのも希有な事件である。結果的には案外相性の良かった田中とワック。スイーツが食べられた太田もご満悦だったのだが、何故か1人で戦慄する西園寺さん。お客の細かいところまで気がつく、ファストフード店に置いておくには勿体ないくらいよく出来たバイトさんである。田中も思わず退店時にお礼を言ってしまうレベル。なかなかマクドとかで店員さんにお礼いう機会ってないよなぁ。まして太田みたいに「美味しかったです」とかなかなか言えない。まぁ、実際そこまで美味しくはないからだが……。お客も店員も幸せになれる、良いお店なんじゃないでしょうか。なんだこれ、マクドのステマアニメか(行きたくなるとは言っていない)。 そして、このAパートはあくまで布石。田中がルンバを手に入れることができたBパートからが今回の本番である。満を持して現れた太田妹・早夜ちゃん。なるほど確かに似ていない。似ていたのは田中兄妹を目撃したときの反応くらいだ。まぁ、多分あの通りの性格だけど太田同様によく気がつく優しい子なのだろう。ちょっとあたりの強そうな莉乃ちゃんともうまくやってるみたいだし、初対面の田中と何とかコミュニケーションが取れているのも気遣いさんである。多分、太田家ってのは生まれながらに奉仕の精神を持つ素晴らしい血族なのだ。まごまごしている早夜ちゃんも可愛いが、偶然帰り道で兄(しかも太田無し)に出会えた莉乃ちゃんのテンションもまた格別。表に出さない分、かなり根深いお兄ちゃんラブは非実在妹としては満点の存在感ですね。そんな莉乃ちゃんの秘めたる熱情について、早夜ちゃんが何となく察しているあたりもとても良い。なんかこのアニメ、百合成分というか女の子どうしの友情もとても良いものです。「How ゴリラ」という謎のパラメーターが生み出され、太田は3ゴリってることも報告されたが、まぁ、年頃の妹からみたら兄なんてのは大抵がさつで荒っぽく見えるもので。でも、太田は家の中でも太田だろうし、妹との関係が悪いということもなかったので、純粋に身体のでかさのことを言っていたのかな。早夜ちゃんもそこそこ身長高そうだけど、隣にいるのがちんちくりんの莉乃だったのでいまいち尺が分かりにくかったな。 当然最後に訪れるのは太田と莉乃ちゃんの邂逅。すぐさま不機嫌になる莉乃ちゃんの分かりやすさも良いし、家の外で兄弟と会っちゃったときの何となく流れる不可思議な空気がとてもそれっぽい。早夜ちゃんの方がまごまごしてるのに太田があっけらかんとしているのは、お兄ちゃんにとっての自慢の妹ですよ、っていうことの表れなのかも。外に出しても恥ずかしくない兄弟って、とてもいいですよね。今何となく思った設定だけど、あれだけ引っ込み思案で地味っ子っぽい早夜ちゃんがわざわざ茶(金?)髪にしてるのって、少なからずお兄ちゃんに憧れてる部分があるからなのかも(まぁ、漫画的設定なので、実際に何色のイメージなのかはわからないけど)。 ラストはそれぞれの家庭の団欒で締め。たまたま兄同士、妹同士が友達だったという偶然の田中家・太田家は、そのどちらもが両親不在で兄と妹の食卓というのも偶然。2つのご家庭の夕食の献立が全然違うイメージなのもポイントだ。っつうか、早夜ちゃん、その晩ご飯が手作りって凄いな。お兄ちゃん連中は2人とも幸せ者だよ。太田家は2人ともしっかりしてる感じなので将来が楽しみです。田中家は……莉乃ちゃんがちゃんと介護出来る未来が楽しみです。今週のラストカットは莉乃ちゃんの顔でした。良い週末です。 次回予告、ついに田中の野郎が漢字を間違いやがった。そして、小さなテレビ画面からあふれ出す宮野さんのやかましい声。今週出てこなかった分、来週はフル回転を期待しよう(何故か宮野さんで始まり宮野さんで締め)。 PR 颯人のとこのババアの顔が怖すぎるんですが、第9話。私、最近は(冒頭の注意テロップを無視して)部屋を暗くしてアニメ観ることが多いので、正直マジでトラウマものの怖さでした。時宗とかトーマスみたいにもうちょっとファンシーなノリを残した状態で出てきてくれよ。 混迷極める展開が続く。残念ながらアニメーションとしての作画の質がどんどん下がってきてる感じがあるのでいまいち真に迫って入り込むことが出来ないのだが、映像が追いついてないのは色々と詰め込みまくって演出が処理し切れてないってのもあるんだろう。本当に莫大な人材と予算をつぎ込むことが出来れば、1つ1つの心情面でもう少しキャラに寄せることも出来てるのだろうが……まぁ、ここは開き直って「こういう企画の設計図」としてこの作品を追いかけて行くしかない。話だけ見てればやっぱり気になるのは事実だし。 話は絞り込まれており、今回は美影軍団がほとんど登場せず、クライマックスに向けての中心人物は選別された感がある。まず、当然中心となっているのは光宗と真咲のカップル(仮)に颯人を加えた、いかにもアニメの主人公チーム然とした3人。最初はそこに運転手もセットだったのだが、あっという間に煙のように消え失せてしまった。今回一番違和感があったのはトンネルを巡るあれこれだ。ここまで何度となく登場した「トンネル」だが、あれって納鳴村には複数存在していると考えた方がいいのだろうか。それとも、今回バスが突っ込んだトンネルと最後にナンコたちが入ろうとしたトンネルは全部同じものなのだろうか。確か最初に山歩きチームが化け物パニックになったトンネルって線路が敷かれてたような気がするので、どうやら複数個のトンネルが口を開けているようなのだが。山歩きの時は色んなところを巡り巡って疲弊した状態でトンネルまで辿り付いていたけど、今回ナンコは散歩気分で雑談しながらあっという間にトンネルについていたし、バスで向かったトンネルに至っては、あの場に同行していなかったはずの運転手が独断で向かえことを考えると、「彼が村までバスを引っ張り込む時に認識した」と考えるのが自然な気がする。まぁ、おそらく納鳴村と外界の境界ってのは非常に曖昧な領域になっていると思われるので、複数のトンネルが現出するのも1つの現象と処理してしまってもいいのかもしれない。とりあえず、「中では必ず現象に出会える」ってのは共通認識のようだけど。 実際、バスが激走しているトンネル内で光宗は時宗を、そして颯人はババアを目撃している。それでは運転手はどうかというと、彼は死んだ娘を見ている。以前の考察で「運転手の見ている娘は、『現象』とは異なる事象だ」という判断になったのだが(主にホラー要素が介在していないため)、結局あれも現象の一部なのだろうか。あまりにも他の連中とテイストが違い過ぎるんだけども。とにかく、トンネル内部でのごたごたのために、あっという間にパーティーは解散だ。「窓の外からババアが迫ってくる」という状況で颯人が「このバスから出してくれ」と言い出すのはどう考えても違和感しかないのだが、まぁ、あそこは「運転手と他の3人を引き離すための段取り」として不自然なのはしょうがないのだろう。結局、無事にトンネルを抜けられたのは3人。そしてそこにはレイジのものとおぼしきメッセージも刻まれている。「ナナキを受け入れろ」の「ナナキ」は、素直に考えるならば一連の「現象」のことだろう。ここからは勝手な推測だが、「ナナキ」とは例えば「戦慄く(わななく)」とか「嘶く(いななく)」みたいな語からの派生じゃないかね。まぁ「わ - ななく」と分解するのはおかしいのだが、一応「いななく」の語源を調べると「イ」が馬のことであるとされているので、「ナナク」の部分に「震える」「恐れる」みたいな意味を当てはめるのはあながちでたらめとも言えない。とにかくそんな「トラウマ」のことを「ナナキ」と言ってるんじゃなかろうか。 さておき、こんな伝言が掘ってあるということは、残念ながらトンネルを抜けてもそこはまだ納鳴村の一部だったということ。てっきり「トンネルを抜ければ外」だとばっかり思っていたので、さらに「もう1つの納鳴村」に続いているのは意外だった。村の構造は最初のものとさほど変わらないが、大きな工場跡地があるなど、多少の差は見られるか。レイジのメッセージを素直に受け入れるなら、こちらのフィールドの方がステージ2というとらえ方も出来そう。未だ言ってることが要領を得ない真咲はやはり隠し事があるらしく、ここで露骨に光宗とは別行動に。直前になんだかラブっぽい展開を見せていただけに、「それでもやっぱり裏切るんやな」というあたりはなかなか容赦無い。結果的に2人きりで残ってしまった光宗と颯人はここで関係性に1つのけじめを付けることになり、颯人さんは遅ればせながらのトラウマカミングアウト。まぁ、分かりやすい親子関係のトラブルやな。既に面倒の極みである光宗の事例が出てきているので大したインパクトはないが、中高生の人生の悩みなんて言ったら大体は家族関係よね。村に来てからは終始テンパり気味だった颯人はあまりの状況に判断力が落ちていたのか、まさかの「隷属対象」である光宗の前で全てをカミングアウトしてしまい、無茶な関係性だと分かっていながらも「これからも俺に従順でいろ」とあり得ない申し出。トラウマ絡みで色々溜まっていた光宗には当然のNOを突きつけられ、颯人さんは依って立つところを失ってガタガタに。やっぱ基本的に駄目なやつだよな。 すがりつく颯人を振り払って真咲捜索に繰り出した光宗だったが(それまで忘れてたのもひどいが)、霧深い町中で出会ったのはまさかのヴァルカナさん。彼の「化け物に遭ったけど思ったより勢いが無かったから逃げ切れた」という発言は彼岸島みたいなシュールな趣がある。まぁ、後でナンコさんが言ってたように、各々の中でトラウマの処理が進んでいるという証拠なのだろう。ちなみに、ヴァルカナさんは「ケツさんに支持を出していたヤツを追いかけてここまで来た」と言っていたわけだが、その途中でトンネルを抜けてきたのかどうかが定かじゃない。何せ、トンネルの出口にはバスが停車していたはずで、決して馬鹿ではないヴァルカナさんなら、あのバスを見て近くに光宗たちがいることは予期できたはずなのだ。しかし実際にはかなり面食らった様子だったことから、彼はバスを見ていない可能性が高い。つまり、やっぱりあのトンネルは通っていないのだ。トンネルが複数個あることの証左である。そんなヴァルカナさんは「会議室の机の木目」という何ともニッチな部分からのトラウマ発現だが、まぁ、何に嫌気がさすかなんて人それぞれですからね。幸いにも「思ったより勢いが無くなった」現象を相手に、ヴァルカナさんは何とか勝利。光宗は勝利どころかペンギンの後を追いかけて三途リバーみたいなところを渡っちゃう始末。ホント、みんなして極限状態で散り散りになるの好きだよな。光宗はみまかってしまうのだろうか そして、最後にもう1つの動きを見せたのがナンコさん率いるリオン、マイマイの3人組。「トラウマを解消すれば村を脱出できる」理論を独自に展開するナンコさんは、さらに「推理」でもって各々のトラウマが力を弱めているところまで洞察する。そして、トンネルにみんなで飛び込んで荒療治を行うというプランを立案。マイマイは完全に巻き込まれた形だが、確かに彼女が目撃したという「でっかい光宗もどき」が現象の中では一番ショボそうだし、最悪でも死にはしないだろう、くらいの計算もあったのかも。しかし、トンネルに飛び込む前に再びの石矢。今回の狙撃手はなんとあのジャックだ。おぅ、生きとったんかワレ。いや、生きてるとは思ってたけどさ。ケツさん同様の武器で狙撃してくる様子を見ると、彼らに指示を出しているのは同一の存在である。最初はてっきりジャックがケツさんを脅して狙撃をさせているのだと思っていたのだが、ケツさんはジャックの言うことを素直に聞くとも思えないし、「あの人」みたいな言い方はしないよな。ジャックもケツさんも、山の中で路頭に迷っているところを何者かに保護され、村を出ようとする者、もしくは村以外の何か重要な施設に近づこうとする者を狙撃するように命じられていたのだろう。そしてそれが誰なのかと言われれば、まぁ、最後に登場したレイジが一番可能性は高いわけだ。もしくは真逆で、レイジはそうした「何者かを守らんとする勢力」に対してはレジスタンスとも考えられるが。とりあえず、これでようやく「メンバー以外にも事態に関わる人間」が明示的に登場したことになる。先週登場した神山の存在も考えれば、そろそろ「村の意味」の説明がなされてもいい頃合いなのかな? 本作も既に9話目ということで、そろそろゴールを考える時期に来ている。軽々しく「ゴール」という言葉を使ってみたが、今作におけるゴールが何であるかは案外難しい問題だ。単に村を脱出するだけでは意味が無い。そもそも世を捨ててやってきた連中なわけで、脱出を望まない人間もいるのだろうし。ここではやはり「旅の目的地」が必要なのだ。それは光宗たちにとってもそうだし、我々視聴者が見届ける物語としての「目的」地も必要だ。納鳴村とは何だったのか、そして彼らはそこで何をなし得たのか。それらが紐解かれて初めて、この物語はゴールに辿り着ける。果たして、そこに望まれた姿はあるのか。ドキドキしてくるよなぁ。 今期は「くまみこ」と「くままじょ」が放送されているよ、第7話。いや、正確には「ねこまじょ」かな……。なにそれすごく観たい。 今回もチトさん明けでオープニングでしたよ。そういや今期は猫アニメも多い気がしますね。「三者三葉」とか「ハイフリ」とか。そんな中でもトップレベルに可愛い猫を叩きつけてくるのが今作。もー、チトさんの愛嬌がたまりませんね。今回突然彼女のプロフィールが明かされ、なんと御年17歳のおばあ(コンプラ)。真琴たちはまだ高校1年生なので、なんと実年齢でもチトさんが最高齢。そりゃそんな人生(猫生?)の先輩に失礼があっちゃいけませんよね。17歳といえば人間で言えば文句無しの女子高生ですので、体重のこととか禁句も禁句。不機嫌になったチトさんは肩の上から尻尾でペチペチ。あれいいな! ボクもやられたいな! またこれがいい音たてるんですよ。ダイエットのために山奥まで繰り出すチトさんも健気で可愛いし、最近は一切しゃべらないのにCV茅野愛衣に設定された意味が何となく分かってきたぞ。うにゃうにゃ言ってるだけでも、これだけの破壊力があるんだからしょうがないや。ちなみに、Bパートで見せたチトさんの寝相は……これ、猫のとるポーズじゃないよね……。 そんなわけで、Aパートはなんと1話目に続いて飯テロ回。正直言うとこごみってなかなか食べる機会が無いからそこまでピンとこないのだけど、今作の山菜は全部美味そうに見えるのがなぁ。森の中の風景も緑が実に鮮やかでマイナスイオンに満ち満ちている。同じ森の中でも「迷家」とはエラい違いである。近い映像美術だと「櫻子さん」の山も綺麗だったなぁ。そんなキラキラと自然の輝く森で採れる山菜がまずいはずもない。熊だって山菜採りに来てたのかもしれないぞ。そこそこ近くに熊が出没してるのにのほほんとしてる面々は本当に肝が据わっておるわ。しょうがない、魔女だもの。多分熊が出てきても一緒にヴィレヴァンに行けば仲良くなれるんじゃないかな。 Bパートは新たな舞台である喫茶店のお話。昼間から飲んだくれている不良姉の紹介で趣く「コンクルシオ」。そこは立派な廃墟でありまして、こちらも美術設定の凝りようが相当なもの。確かにありゃぁ近づきたくないが、弘前ってちょっと山に登ったくらいであんな立派な廃墟がゴロゴロしてるような殺伐とした町なんだろうか……いや、正確にはちゃんとした店構えだったわけだけど。この世界の魔法が取り扱える規模はさっぱり分からんな。あれだけ大きな幻術が使えるということは、やはり人智を越えた恐ろしい存在であるはずなのだが……一切緊張感が無いのは今作の美徳なのかも。きっとこの世界の魔女は、能力が高ければ高いほどに茜姉ぇみたいにぐうたらになるか、真琴みたいにポンコツになるんだろう。悪用を考えてるのなんて、今のところ千夏ちゃんくらいのものだ。 店内ではついに「幽霊」が登場。「ついに」とは言ってもオープニングでずっと映ってたからいつか出てくるとは思ってたけども。チトさんのお歳もなかなかだが、こちらは明治生まれの生粋のおばあちゃんのはず。それでも享年が早かったんでしょうか。こちらも可愛らしさは負けず劣らずですね。今回ほとんどしゃべってくれなかったけどもCVは金元寿子のようです。多分、今後も出てくるキャラになるだろうし、ますますのんびりした雰囲気になりそうである。そのたびにお菓子で飯テロ仕掛けてくるのは勘弁して欲しいけどな……。 わー、コンテが上坪さんやー、第9話。いや、正直観てても気付かなかったんだけどさ。っつうか、そもそも今回画面が全体的に暗いシーンが続いたせいで後半はディティールがよくわからんかったわ。 これまでのループとガラッと変わって展開が劇的にファンタジー。この作品、アイディアの素晴らしさは間違いなくオリジナルなんだけど、こうしてループを一回しするごとにちょこちょこと「先にそれは言っとけよ」っていうお約束のファンタジー属性が軽々しく入ってくるのはちょっと悩みどころ。前回のエピソードでは「呪術」という存在がいきなりベア子によって導入され、しかもやたらと便利な代物だったので「設定のための設定」臭が強くてちょっと受け入れがたかった。呪術って普通に考えたら相手に手を下さずに陥れるための道具立てであって、「相手との接触」が条件になっているのも違和感があるし、施行されたらほぼガード不可の致死技っていうのもいくらなんでも。そんなヤバい存在だったら前回のループのときにロズワールやベアトリスがレムの容態について警戒しててしかるべきだと思うんだけどね。結局、前回のループはスバルの動向を全く無視したとしても「ロズワール邸が外敵に侵略されて使用人が殺された」っていう純粋な落ち度だったわけだし。設定が追加されると今まで見えてた構図が歪んじゃうのはちょっとなぁ。 今回導入された新たな概念は「魔獣」。どうやらこの世界における魔女って存在は全人類を脅かす絶対的な悪の存在として定義されていたようで、その魔女の悪意を体現しているのが魔獣ということだろうか。これまで何でそんな重要な要素にスバルがノータッチだったのかは気になるところだが、まぁ、一応1つ目のミッションは街中だったし、今回もロズワール邸にずっと囲われていたために知らなかったのはしょうがないところか。流石に「村が魔獣に襲われないのは結界があるおかげ」とかは知っておくべきだったと思うけども。もしこの世界のフィールドが魔獣に溢れてるなら、3週目のループで無事にレムから逃げおおせても、結局のたれ死んでいたってことだろうしなぁ。スバルが全然この世界の知識を摂取しようとしないのは困りものだ。 まぁ、そんな設定云々はさておき、スバルの乾坤一擲、村への出張から呪術をその身に受ける「囮作戦」は成功。ベアトリスに解呪してもらうところまでは織り込み済みだったわけで、このスバルの行動は間違っちゃいない。ただ、残念ながら今回のエピソードでさらに明らかになったことには、呪術って別に1人に対してしかかけられないものじゃないんだよね。お前がターゲットになったからって、レムの被害を回避出来る保証は無いのだけど……一応レムが他の村人に触られないように警戒していたってことなんだろうけど。さらに一連のスバルの動きが影響を与えたらしく、ロズワールがお外に呼び出されるという変化も起こった。どこがどういう風にバタフライエフェクトしたのかは現状では定かじゃないが、この辺りは今後説明してもらえるのかしら。とにかく、これまでのループとは随分毛色の違う展開。 解呪に成功し、さらに呪術師の正体も判明したことで今度は攻めに転じるスバル。「村が危ない」というのが最大のモチベーションであり、ひたすら逃げ回っていた前回のループとはエラい違いだが、色々な事情が判明したことで義侠心に火がついたのだろうか。一度は自分の命を奪ったレムとの二人旅はどう考えても肝が冷えるが、鉄球を見ても逃げ出さないのは本当に偉いな。対決する「魔獣」は「魔」とは言っても割と普通の獣。いや、普通の獣でも生身の人間とタイマンだったらどう考えても勝てないレベルなんだけど、スバルは何故か根性で勝ってしまう。狼退治出来る時点で既にこいつチートじゃんね。まぁ、そんな簡単に終わっちゃつまらないってんで、さらに獣は大群を追加。一応、あの子犬がボス格で群れをコントロールしている設定のようだ。子供たちのためにその身を投げ出したスバルが再び命を諦めかけたところに、今度はレムが駆けつける。自分の命を奪った鉄球が今度は救いの神になるという、何とも皮肉なセッティングだが、暗い森の中というシチュエーションも相まって、あの時とは真逆の関係性が逆説的に今のスバルとレムの仲を示している。度重なるピンチを乗り越え、命を賭してスバルを救ったレムはなんかタガが外れて「青鬼」として覚醒。さらに、今度はその青鬼を助けるためにスバルが命を投げ出し、これで二人の間には友情タッグが無事に成立だ。正直、このループでレムの信用を勝ち取るってのはどうやったらいいんだと心配していたのだが、流石に命懸けで守ってくれた恩人は殺せないかな。既に色々と余計なことをしゃべってしまっているスバルはこの後全てが解決したとしても事情の説明がすげぇ大変だと思うのだが(ループに触れずに自分の立場を説明することって出来るのかしら)、ひとまずは目の前の脅威の対処だ。このまま2人で逃げ切れるのか、それとも助けが駆けつけるのか。夜中だからパックさんが使えないのがなぁ。せっかく可愛いのになぁ。 ちっちゃいアスミスはやっぱり天才だった、第8話。伊達にちっちゃくないよ! さて、今回でバックグラウンドのネタは割れたことになる。ネズミ病原菌の具体的な説明があり、どのような症状が、どのような感染経路で伝染するかが報告されたことに加え、どのような出自でそんなヘンテコウィルスが生産されたのかも、(割と適当ではあるが)説明されている。飛行機も作れないへなちょこ科学力の世界だが、遺伝子工学については現実世界の一歩も二歩も先を進んでいたようだ。現状、これで納得できた部分と、微妙な部分、そして納得出来ない部分に仕分けられるので、1つずつ確認していこう。 まず、納得出来るようになった部分はネズミが宇宙人とかじゃなくて純粋に「人の手による」ものだということが明かされ、さらにその発生は半ば事故であり、特に目的意識を持ったものではなかったという事実。このことにより、今作のトラブル全般において何者の悪意も想定する必要が無くなった。てっきり宇宙からきたエイリアンネズミが人類を狂わせて破壊の限りを尽くそうとしているものとばかり思っていたが、そうではなく、「何となく出来ちゃった生体電流操作ネズミが、何となく凶暴化させる方向で人間を狂わせてしまった」というだけだったのである。また、「群体化」という興味深い現象も取り上げられており、単に個人がバーサークするのではなく、何らかの統一的な意思存在によって行動原理が与えられるようになる。猿島の混乱を見るにつけ、とてもじゃないが「クルー全体がバーサークした結果」には見えなかったわけだが、一応、何らかの敵対意識が外部に向けられ、そこにクルー全体の意識が集中するという現象が起こったと仮定すれば、晴風が狙撃されたことにも納得はいく。その後猿島が「晴風が反逆した」という打電を本部に送ったあたりはかなりしたたかな「狂い方」なのでちょっと違和感があるが……まぁ、元々ブルーマーメイドの上官であるし、「敵が困ること」を最優先でやったと考えれば一応説明はつくだろうか。単なる発狂でなしに「敵意の生成」だとするなら、非常に面倒な効果といえるだろう。 納得出来るか出来ないか微妙な部分としては、そうした現象を引き起こすウィルスの存在を認めたとして、その「中核意思」を持つ存在が何であるか、という点があげられる。「群体として統一した意思を持つ」という効果は分かったが、何故それが「敵意」になるのかがよく分からない。まぁ、「そういうウィルスなんです」と言われたらそれまでだが、もし今回タブレットで表示されたように感染が子を通じて孫へと広がっていく一方的なものであるなら、どれだけウィルスが拡散しようとも、その中核は「たった1つの意思」であるべきだ。そうなると、現状のように感染したとおぼしき艦が散り散りになって世界中で行方不明になっているのは謎である。今回の比叡、そして武蔵など、それぞれの艦が別個に「中核意思」を持つという状況は流石にご都合主義過ぎるだろう。感染した艦全てが統一意思を共有するなら、散り散りになって好き放題に感染ルートを広げているのは不自然である。まぁ、その「統一意思」というのがウィルスそのものの意思であり、生存本能から世界中に広がるように行動させているという可能性もあるが。また、もう1つ微妙な問題として、こうして広がっているウィルスが何故晴風に対して最小限の被害しか与えなかったのか、という疑問もある。1人は確実に感染しており、他の艦の惨状を考えるなら、その瞬間、晴風全体がアウトになっているはずだ。にも関わらず、晴風は抗体を作る猶予があり、結果的には独立部隊として特権的な立場を得ている。この状況について、何かこれまで説明があっただろうか。一応、先週「時間の無駄遣いじゃね?」とくさした水不足問題の描写のところ、あそこで「海水の風呂」に浸かったことがウィルス撃退の役割を果たしたということは伏線として考えられる(ウィルスは初期症状なら海水が効果的だという解析結果が出ている)が……タイミングが遅すぎるなぁ。あれ以前にクルー全員が海水を浴びるようなシーンってあったっけ? そして、一番納得出来ない疑問は、現時点でのウィルス対策の状況である。例えば晴風が感染するきっかけとなったのは漂着物にネズミが乗っていたことからだったと思うが、あのネズミが流れてきたのは確かトイレットペーパーの時に寄港した港付近の漂流物からだったはず。その時点で複数のクルーに感染、潜伏していた可能性があり、その後も救援にきた別部隊の人間に接触している。どう考えてもあの港一帯はアウトだ。さらに、ウィルス説が唱えられる以前に猿島は救援されており、その時の救援部隊はおそらくウィルス対策は講じていなかったと思われる。古庄教官が収容された病院なんかも一発アウトだと思うのだが、ウィルスは体内で消滅する性質でもあるのだろうか。だとしたら、しばらく放っておけばそのうち武蔵も回復することになってしまうのだけど。今回晴風は必死になって比叡が人口密集地へ向かうのを阻止したわけだが、世界中に同様の艦が多数存在していることに加え、既に多くの人員が晴風などを通してウィルスを陸に持ち込んでいるはず。既に人類は詰んでいるはずなのだ。何故現状でそうなっていないのかは、全くの謎である。 とまぁ、相変わらず設定面に気になることが多すぎるが、今回はようやく、1本のエピソードとしてまとまりのあるお話が見られたような気もする。VS比叡という分かりやすい目標に向かって、晴風クルーが一致団結、小さな艦が知恵を使って大型艦を出し抜くという展開は、「これ、もうちょっと早く見せておけば戦艦アニメとして成立してたのに」と惜しい気持ちでいっぱいだ。相変わらず何がどうなって作戦が成功したのかが分かりにくいが(何故か艦長はあれだけ信頼云々を口にしていたのに最後まで潮汐についてのアイディアを誰にも言わないのである)、一応「若輩クルーたちの成長絵巻」として見ることは出来るだろう。それだけに、途中で何故か猫のトイレの話を挟んだり、最後に謎の尻揉み姉が出てきて空気をぶち壊したり、変なところでの浮き方が鼻についてしまうのであるが……。マジでラストの姉のところ、何の意味があったんだろう。来週以降にあのキャラが活躍するのかね。この期に及んでキャラの数増やすとか、マジ勘弁してほしい。 後輩の名字が中野なのかよ、第9話。流石にそこはどう考えても……いや、今更どうでもいいけどね。ちなみに今週のけいおんは当然「新入部員!」でしたよ。 後輩入学エピソード。そしてその後輩ちゃんはツインテ、ロリ、さらにジト目でのツッコミ役と、何一つ隠し立てすることのない完全な「中野」キャラである。「ここまでやってええんかい」と思ったが、最後の最後にキャラがぶっ壊れて明後日の方向にいってしまった。まぁ、基本的に今作のキャラってキチガイばっかりだからな。無事に世界の正しい位置に落ち着くことが出来ました。そうなると今度は未だにタガの外れていない妹ちゃんの存在が気になるが……将来的には彼女が姉の変装をしてレースに出場したりするんでしょうかね。 Aパートは入試の様子と来夢先輩を巡るあれこれのお話。今作が「けいおん」と一番違っているのは、バイクの妖精・来夢先輩の存在である。進級という時代が進むイベントが発生してしまうと、どうしたって彼女の超越性にスポットがあたる。校長の当時の同級生がなんと後輩ちゃんの母親だということが判明し、校長は最低でも18+16歳だから34。実際はそれ以上か。そして、来夢先輩はさらにそれ以上である。まぁ、彼女の場合は年齢云々について何を言ってもしょうがないのだけど。彼女は学校側からはどういう扱いを受けているんだろう。現在の校長なら来夢先輩に直接の繋がりがあるから留年だろうが何だろうが適当に処理出来そうだが、それ以前の時代には来夢先輩は誰にコネを作って諸々をごまかしていたんだろう。いや、そもそも来夢先輩って学校に通っているんだろうか。年賀状も部室から来るらしいので部室に住んでいるのは間違いないが、そこからどこかの教室に通学(?)する様子って描かれていないような……ひょっとして、「先輩」でも「女子高生」でも何でもなく、単に「部室に延々住み続けている不審者」なだけでは……。結局、今回も無事に「留年」の御旗を掲げ、そのうち来夢先輩は来夢同学年になり、最終的に来夢在校生として取り残されていくことになるんでしょうね。なんだろ、無性に寂しい気がしてきたぞ。 そして、進級すれば当然下からは新しい人材が上がってくるわけで、後輩ちゃんは羽音のサブリミナル妨害を乗り越えて無事に入学。彼女のキャラは特定のメーカーへの依存とかではなく、「レース仕様のバイク」という個性を持つのかな。まぁ、何が違うのかはよく分かんないけど。ふざけた様子のバイク部に最初は反感を持っていたが、気付けば入部しているっていうのもまさにどこかの中野さんと同じ。ただ、あっちは嫌々だった上に常識人ポジションを維持しながらの入部だったのに対し、こちらは登場1話目で既に壊れ気味。この後輩、部員として欲しいかな……確実にある側面においてはどの部員よりも一番壊れてると思うんだが。ま、ステージ上でのパフォーマンスは今作でお約束の「なんか変な下ネタ」だと思って処理しましょう。大丈夫、校長の中の人がやってた軽音部員はステージ上でパンツ見せてるから。頑なにパンチラ拒否してる分だけこっちの方が常識的だ(そうか?)。今後は先輩との関係構築がどうなっていくかが見ものですね。 キャラが増えたことで既存の連中の影が若干薄くなっている気もするのだが、そんな中でも羽音はナチュラル壊れ風味を維持している。入試の時のサブリミナルエンジン音とか、そりゃ見知らぬ後輩に「大丈夫?」って心配されてもしょうがないレベル。ほら、中の人も同じように見ていて心配になることがあるから、同じようなもんよ。 麻美子を汚してはいけない(戒め)、第9話。まぁ、流石にこんだけキャリアが長いので色んなところで色んなヨゴレはやってますのでね。何をやっても尊い存在であり続けるからこその能登麻美子なのです。いや、でも流石に「チンポコ」は初めてじゃねぇかなぁ。 先週、能登由花子についてのあれこれは全部書いちゃったので、正直今週は特にありません。他に書く事ねぇのかよ、って話だけど、今週は正直キャラ作画が微妙だったから個人的にはあんまり盛り上がってないのよね。クライマックスは……「波の音、公衆電話……ここしかねぇ!」っていうよく分からない超推理を見せた仗助かな……いや、流石に無理だろ。事前に「人のいない空き家に拉致されてる可能性が高い」というところまでは限定してたかもしれないけど、普通に市外や県外に逃げてる可能性も否定出来ないわけで、一発であたりが引けたのはかなり運が良かっただけやぞ。まぁ、最終的に2人とも何もしてないから結果は同じなんだけどさ。 これまでのシリーズでは珍しい、「成長」をテーマにしたスタンド・エコーズ。ACT1が登場してわずか3週で早くもACT2へと進化を遂げた。いくらなんでもACT1の時代が短すぎて、リアルタイムで連載読んでた時には「荒木先生もACT1だけじゃ弱すぎて使いこなせなかったのかな」って思ったけど、今になって思えばわずかこれだけの時期でさっさとモデルチェンジさせたってことは、当初から「進化するスタンド」っていうデザインは決まってたってことなんだよね。むしろそのために1つ目の能力は弱めに設定してたって感じかな(まぁ、その割にACT3の能力が微妙過ぎる気もするのだが……)。今回の進化によって、無事にエコーズも直接的なダメージ能力を手に入れてバトルに参戦出来るようになった。ただ、実際はこの後の康一ってほとんどバトルに関与しなくなっちゃうから能力が強かろうが弱かろうがあまり関係無いんだけどな。こっから先、康一がACT1か2を使うチャンスってどれくらいあったっけ……ひょっとして「ドジュウ」以外の文字って使ってないのでは? まぁ、とにかく少年漫画の王道ですよ、成長物語。ただ、問題なのは王道的展開だけど戦ってるのがサイコヒス女だってことなんですけどね。前回は素敵なクイズボックスや単語帳料理で器用さを発揮してくれた由花子だが、今回は電気椅子の製造でまさかの電気技師能力まで保有していることが判明。流石に素人の手に余る作品だと思われるので、かなりマジで色々なことを勉強しているのだと思われる。どう考えても「大好きな康一君のために自分を磨かなきゃ♡」っていうモチベーションで機械工作のスキルは学ばないと思うんだけど、まぁ、「デュラララ」の張間美香みたいにストーカー気質が極まってくればあらゆる面から男に好かれようと身を粉にして努力するため、色んなところで強くなっていくんだろう。ひょっとしたら過去の彼氏(ターゲット?)の趣味とかに関係があったのかもしれませんね。 しかし、そんな由花子の甲斐甲斐しい努力も、互いの想いが通じ合わないことには宝の持ち腐れ。時代は1999年、未だ町には公衆電話が溢れていた時代である。たった1本の電話、そしてプッシュ回線はボタンを押さずとも入力信号さえ発信できれば伝わるという豆知識をたまたま康一が知っていたことから、二人の蜜月はあっという間に終わりを告げてしまった。この辺りの設定、公衆電話が文化として廃れて久しい今の御時世、若い人には伝わるんでしょうかね。私個人の記憶を遡ると、この「音さえ鳴れば電話は繋がる」っていう知識は確かジョジョを読む前に一応知っていたとは思うんだ。ここで初めて見たっていう感じじゃなかったし。それなりに有名だったのかなぁ。なんかのトリビアで見たんだと思うけども。ちなみに、作中では99年だが、実際に連載されていた時期でいえば92年〜95年。この時代は電話という機械の過渡期であり、爆発的に携帯電話が普及し始めたのがジャストで前世紀末くらいだ。95年時点ではまだそこまでメジャーな存在ではなかったのだが、このしばらく後のハイウェイスター戦、さらにラストのボス戦でも携帯電話は非常に重要な役割を果たすことになり、荒木先生の時代に対する鋭敏な感覚が見て取れる。なお、時代が進んだ別世界線の杜王町では現在スマホが活躍中。 閑話休題、そんなこんなでエコーズの「音」の能力を有効利用した後は、由花子との直接対決。一応ACT1も「大嫌いだ」を叩きつけるという活躍(?)は見せたものの、文字通りの「聞く耳持たぬ」人間には蛙の面に何とやら。まさしくスタンドバトルが「精神力の戦い」であることが分かるシーン。ジョジョって作品はあまりにも人の話を聞かない連中が多すぎやしないかという気もするが、これも仕様なのでしょうがない。圧倒的恐怖体験に康一のエコーズも進化するが、それを見て激昂した由花子もスタンドフルパワーで大成長。4部では貴重な圧倒的パワータイプのスタンドなうえに、1本1本のパワーが高い髪の毛の集合体というデザインなので、実は正面から由花子とバトルして勝てるスタンドって案外少ないんじゃなかろうか。ザハンドならまだしも、Cダイヤモンドが直接ぶつかってたら負けてた可能性もあるよな。ただ、残念ながらACT2は物理的接触を必要とする相手には滅法強かった。哀れ白髪となってしまった由花子は、最後に記念すべきゲロ台詞を残し、ボヨヨンと退場してしまうのである。あんな危険な場所、ちゃんと行政側で柵を作るなりなんなりして対処しておけよなぁ。 改めて考えると、杜王町が舞台だと「海」というロケーションは本当に大活躍するね。現在進行形の「ジョジョリオン」でも船の上のバトルが繰り広げられたばかりだし、他にも密漁したり岩人間沈めたり、海を舞台にした話が多い。そういや他の部でも海が登場しないパートって1つもないな(7部は微妙?)。荒木先生が好きなんでしょうね。 さぁ、そして荒木先生が何よりも大好きなものといえば、次週、「イタリア料理を食べに行こう」。ついに「少し不思議ストーリー」としての4部の本領発揮だ。億泰大活躍だぜ。あと、「とりあえず犬は殺す」でお馴染みの荒木先生が唯一(?)殺さなかった犬も登場するので犬好きの人もお楽しみに(大嘘)。 夕暮れの絶妙な時間帯の背景映像がめっちゃ綺麗じゃなかった? 第8話。あんまりそういうところを見る作品でもないのかもしれないけど、そもそも画に動きが少ないから、1枚絵で見せられる部分に気合いが入ってるのは大事な要素だと思うの。 などと内容と全く関係無い話から入ってみたが、まぁ、いつも通りだ。サブタイトルでついに「太田くん」がフィーチャーされたにも関わらず、冷静に考えれば太田の「受難」なんていつものことなんだから、特別事件が起こるわけではないんだよな。 Aパート、太田回っていうかどっちかっつーと越前回。僕も女子高生に頭突きしてもらえるような生き方がしたかったです。だって、頭突きだよ? なんで越前さんがよりにもよって頭突きを繰り出したのかは分からないが、ヤンキーっぽいイメージがあるんだろうか。顔と顔が必要以上に近づくなかなかの萌えシチュエーションだと思うのだが、残念ながら相手が田中じゃぁそれ以上の発展もないんだよな。発展されても困るけども。越前さんは前回のプロポーズ騒動のときにも色恋沙汰でワタワタしてたけど、今回は完全に「太田に気がある娘」になってしまっていた。あれも単なる親切心の表れなんだろうけど……。あくまで本命は宮野さん。そう思っていた方がボクは幸せ。そんな奇妙な恋愛観の越前さんとツーショットで帰宅するのが何故か田中という理不尽。普通ならドキドキイベントのはずなのになぁ。なんでこうなるかなぁ。むしろ到着した目的地の太田の方が田中に大してキュンキュンしてたしなぁ。そりゃ、息子の成長を見守るおかーさんみたいな気持ちなんだからお使い成功は嬉しいと思うけどね。それにしても、こないだけいおんでも似たようなシチュエーションがあったけど、今時の高校で「休んだ人にプリント届けてあげて」なんて展開はあるんですかね? あまりに昔のことなので高校時代ってのがどんな連絡手段だったのか全く覚えてないわ。小学生ならまだしも、高校生にもなってわざわざプリント届けさせるシステムなんてもう無くなってるんじゃなかろうか。 Bパート。怪我をした太田と、自分なりに奮戦する田中。一応、「普段世話にになっている太田のために」というので発憤する田中はなかなか偉いのだが、サポート役の太田が欠けるだけでも想像以上に根深いダメージを刻んでいたことが分かった。中でも「お使い途中でパンを食う」は、普段そこまで食い意地が張っているわけでもない田中のジャッジとして流石におかしすぎる失態である。そこはサンドイッチ食えばいいじゃんね。幸い、そんな田中のポンコツのおかげで越前さんの気遣いが活きるチャンスが出来たので結果オーライだけども。最近流行ってるのかな、いちごメロンパン。甘い匂いがするモフ〜。 避難訓練のシーンでは、貴重な「スカートで体育座りしてる宮野さんや白石さん」を楽しむことが出来ます。いや、そこがメインかよ、って話だけども。それにしても、よりによって自習で生徒しかいないタイミングで実施される避難訓練っておかしくね? 流石にそこは監督役の先生がいる状態でやるだろ。クラス委員の白石さんはどれだけ信用されてるってんだ。実際にクラスから1人逃げ遅れたヤツが出てしまったわけで、こんな適当な訓練してるようじゃ学校側の責任問題になるぞ。いや、どう考えても普段生活している校内で迷う方がおかしいのだが。いっつも思うんだけど、この作品の学校って無闇にデザイン性に富んでいておしゃれよね。今時の高校ってあんなデザインが多かったりするのかな。意外に動く廊下やエスカレーターも夢じゃなかったりしてな。 次回予告では、前回ほぼ何も書かずにリタイアしたことに反省したのか、今回田中はほぼ最後までタイトルを書ききることが出来た。そして予告画面では再び莉乃ちゃんの姿も確認出来る。結局出てくるかと思っていた太田の妹は今回出てこなかったので、次回に期待したいところだ。 5月27日 ドラフト模様(SOI×3) ピック順 【Alessi】→【Sangriter】→【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Mei】→【Serra】→
土曜日遊びほうけてたのでちょっと更新遅れました(そして2日あけてから書いてるので記憶も薄れました)。あと、事前に連絡した通り、当日報告した順位が誤りだったのでここで訂正しときます。単に数かぞえ間違えただけなんだけどね。ちなみにピック表を書いた後にその事実に気付いたので、ピック表のフォーマット(毎回優勝者が一番左に来るようになっている)は修正してません。 地獄絵図と化している今環境のドラフトだが、新しい風を吹き込むために我々が考えなきゃいけないのは「エタマスのドラフトはいくらまでなら出せる?」ってことではなかろうか。箱では買えないけど1人3パックずつなら俺が多少自腹切ればワンチャンあるのでは? まぁ、店頭に出回るパックの値段次第なんだけどさ。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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