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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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11月12日 ドラフト模様(KLD×3

ピック順 【Thraxi】→【Sangriter】→【Alessi】→【Mei】→【Serra】→【Sea-chicken】→【Chrolony】→

 

 土曜日夕方開催の2回目。集合時間も決定したというのに、ナチュラルに30分遅れで始まるのはどういうことなのだ。まー金曜夜は適当に集まってたから集合時間に1,2時間開きがあるのもザラだったしなぁ……。終電に間に合ってすんなり解散出来れば結果オーライですけどね。

 さて、すでに馴染み始めている7人戦という絶妙に微妙な人数配置。やっぱりピックの時の自由度、そして遅くまでたまったもんじゃないカードが流れてくる絶望度は何割か増し増しですね。確かにこうなってくると、8人戦にもなれば棲み分けやら色主張やらが重要になるという意味もより身に染みて分かってくる。いままでの5人戦、6人戦だったら運の要素がかなり関係してたから当てもんみたいな進行だったわけでね……。いや、どうせまた間もなく6人戦に戻るんだろうけども。っつうか、このくらいの季節だから毎年のことなので書いておくけど、来年もドラフト出来るかどうかはわからんからな!?

 

 次週は諸々の事情で一応お休みとします。まぁ、みんな忙しそうだし、一週間はドラフトのことを忘れて過ごせばいいじゃない。俺、土曜は声優イベントあるし。

 

 


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 今更そのタイトルなのかよ、第19話。まぁ、今回のお話に相応しくはあるのだが……これまで正面から対話しているようで全然向き合ってなかったんだな、この兄妹。

 一応名目としては薫子救出戦ということになるのだろうか。ただ、最も警戒すべき敵キャラであるはずのギーさんがなにやら楽しげにアズマの手助けをしており、今回の救出劇も仕組まれてるんじゃないかっていう出だしになっているせいであんまり爽快感が無いのが残念。未だにギーが何を狙っているのかが今ひとつわからんのだよなぁ。前回絶美さんに全部を任せたのも純粋にボーンヘッドだったのか、策略のうちなのかも謎のままだし。流石に今回のアズマへの対応を見ると、全部が全部彼の思惑の中だと考えた方が自然なのだよね。ただ、そうなると劇的な兄妹の再会シーンにしても、颯爽と現れた新走さんの登場シーンにしても、「まぁ、ギーは全部承知の上なんだけどね」って思うと興が冷めてしまうのである。そのあたりの設定がふわっとしたアニメだ。

 とりあえず、今回も緊迫したブランキ戦が2局展開されている。1つは、お留守番してる「心臓以外の人々」による礼央子防衛戦。心臓が単体で行動してしまうという、チーム王舞としては信じられない状況なのだが、残りの4人は誰もアズマの身勝手な行動に対して文句は言わない。そこまで織り込み済みでつきあえるくらいの関係性になったということだろう(どうせ止めても聞かないし)。まぁ、的場井さんたちがあんまり戦えないと言っている現状、流石に礼央子を放っておくわけにもいかず、アズマとしても苦肉の策ではあるのだが。

 しかし、そんな窮状に敵も黙っちゃいない。「何故か礼央子にご執心」らしいギーさんは追っ手を差し向けており、現れたのはかつて薫子にブランキをレンタルしていたチームのようである。ブランキVS単なるブブキ×4(+石蕗さん)普通に考えたらワンサイドゲームなはずなのだが、優しい石蕗先生のブブキレッスンにより、柊たちのパワーが強化された。まぁ、戦い方を変えたというだけでトータルの戦闘力は変動していない可能性もあるが、とりあえずデカブツ相手に生身で立ち向かう手段は手に入れた。イワトオシと柊はあんな感じだったけど、黄金ちゃんと右手ちゃんのチームとか、どういう融合を見せるんでしょうね。全員が心臓をフルオープンにしているってのもなかなかリスキーな状況だろうが。あと、石蕗さんがそれなりに戦力にカウントされてたけど的場井さんが単なるビビリ役になっちゃってるのがちょっと寂しい。黄金ちゃんに理不尽な「殺すぞ!」をぶつけられるおじちゃん可哀相。最後にもう一度、的場井さんの凛々しい姿が見たいですね。まぁ、炎帝復活は予定調和だから、そのうち完全体・チーム礼央子を見せてくれることを期待しておこう。

 そんなチーム礼央子の残りの2人は薫子のところへ。絶美「さん」と一緒に逃走していた薫子は無事にアズマと合流。すったもんだあったけど、まぁ、何となくわだかまりも解消して仲直り出来た……かな? 心臓が2人揃っても戦えないやんけ!ってところにレティシアちゃんが強襲してきたのでピンチかと思われたが、ピンチになったら最後のカード、新走さんを切ればいいだけの話である。以前的場井さんが「宗也は宗也で別なことをやっている」と言っていたが、彼が担当していたのはまさかのザンパザ強奪。えー、一体どんだけ中枢に潜り込んでたのよ。ロシアチームを虐殺してまでして確立させたオートメーションザンパザって、ギーさんの戦力の中でもかなり重要な一品だったのでは……。それをあっさりシステムの秘密ごと強奪してくる新走さん、すげぇ。そして、ザンパザの操縦云々に関して絶美さんがなんも知らない様子だったのが意外。あんた、あれだけ長いことギーの隣にいたくせに、そっちの進展具合は全然聞いてないんだっけ? とりあえず、新たなブランキを入手し、心臓だけで動かせるご都合システムも確率。とどのつまりは薫子の真骨頂ということである。一時は落ち込んでしおらしくなっていた薫子だったが、活躍の場と聞けば持ち前の顕示欲が黙っちゃいない。さぁ、「どこをどう見ても実の兄妹とは思えない2人」の共闘、ここからがクライマックスだ。

 なお、チームアメリカは相変わらず元気です。まる。

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 今週は新たな犠牲者が出なくて良かったポン、第7話。まぁ、作中でも屈指のグロ描写はあった気がしますが……。死んでないならオールオッケー。

 とんとん拍子で進んでいく大変快適なアニメですね(?)。前回2人死んでたおかげで今週は一応犠牲者無し。その分、対立構図は少しずつ濃縮されており、確実に終局に向けて加速していることが分かる。大きく分けると、現在形成されているグループは3つ。今回大きく動いたのはそのうち1つ、シスターナナのグループだ。彼女は元々WPと共に魔法少女友好機構の設立に奮戦していたが、恩師(?)であるマジカロイドを失ったことでそのお花畑な平和主義はさらに強固なものに。WPとともに片っ端から魔法少女に連絡し、改めて同盟関係を強める腹づもりだ。どうも彼女の言動を見ていると、「マジカロイドが通り魔に襲われて」はそのまんまの意味で解釈してるみたいなんだよな。どんだけぱっぱらぱーなんだ、コイツ。その隣にいるWPは流石に運営側の動きに気付いているはずなのだが、あくまでもシスターの意向を尊重する構えを崩さず、彼女のお花畑計画を守護するナイトとして動いている。現時点ではどうせ大したチームも形成出来ないだろうし、それでいいと考えているのだろうか。それとも、この子もやっぱり馬鹿なのだろうか。

 そんなシスターに誘われ、親友を失った悲しみにつけ込まれた感があるのが我らがSW。前回、とんでもない状況から一命を取り留めた上に、なんか知らないヤンデレを押しつけられて全く状況が見えていない。精神崩壊しちゃえば楽なのに、とか思ってるところにファヴがやってきて、魔法少女は肉体だけじゃなく精神も強化されてるから、そんなリタイアは認めねぇよ、という安心の太鼓判。なにそれすごい。良かったじゃん、美木さやか嬢みたいに「アタシってホント馬鹿」から魔女化しないで済むってことじゃん。ラッキー。いや、普通の精神力の人間からしたら地獄なんだろうけども。藁にもすがる思いでシスターのところへ出向くも、そこで待ち構えていたのは諸悪の根源HA。シスターが仲を取り持ってくれるかと思いきや、この女ホントに役にたたねぇ。「協力してくれるの? サンキュー! じゃ、次のアポがあるから」という訳の分からない立ち回りで後は若い2人でのご歓談。ひょっとしたら正面から会話したら案外誠意が伝わるかも、とか思ったが、やっぱりコワレだったよHAさん。確かうさぎの足もかなりのコストがかかるマジックアイテムだった気がするのだが、それをひょいとSWに押しつけ、特に理由も説明してくれないコミュ障設定。うーむ、ありがたいのは間違いないんだろうけど、動機が理解出来ない施しって、受ける側からしたら怖いだけなんだよなぁ。突然ちゃぶ台をひっくり返されるかもしれないしなぁ。ビクビクしながらも、とりあえずシスターチームは現在4名。このチーム、万一8人を超えたらどうするつもりなんだろうな……。

 そして、そんなシスターの動きを牽制するもう1つのチームが、2代目チームルーラ。今回のアイキャッチでピーキーツインズの能力が明かされたが、うん、まぁ、あんまり使えないっぽい。いや、使い方次第じゃ謀殺には有効そうなんだが、いかんせん使い手の頭が悪い。ルーラがいてくれればまだ戦略の立てようもあったのかもしれないけど、現在の妄想系リーダーではあの双子も先が長くないような。そんな2代目ルーラ、スイムスイムさんは、もう片方のチームのリーダーであるシスターとの会談に応じる形で呼び出しをかけた様子。「まともに戦えない相手には、まともに接しなければいい」と、すでに裏道からの勝負を宣言している彼女。持っている武器は一体何の役に立つだろうか。一応、正面切っての対立は次週のこの2人の動きが焦点になるだろうか。

 そして、最後の1つはチームとは言えないかもしれないが、相変わらずお気楽なTSさんによる、リップルとのタッグチーム。今回はついにリップルの日常面が明かされ、魔法少女軍団の中でもトップレベルの不憫さをうかがうことが出来る。ルーラとかリップルを見てると闇の深そうな人間ばかりが魔法少女になっているようにも見えるが、SWとかねむりんを見てると別にそれだけってわけでもないんだよな。あまりにテンプレなひどい家庭で育ったリップル。今週のエピソードを見ても「薄い本が捗るなぁ」という印象しかないくらいに適当な家庭だったが、ささくれだった彼女の心にTSさんがどの程度寄り添えるか、という今後の課題の難度設定は理解出来るようになっただろう。そして、そのTSさんは未だバックグラウンドが明かされていない。執拗に繰り返す「あと半年」の文言、そして年齢は自称19歳で、「昔はお前みたいに荒れてたよ」という、荒れてる側からしたらどうでもいい自分語り。なんか、TSが何をしゃべってもせっせとフラグを立てているようにしかみないのが怖い。流石にリップルが先にやられる展開はなさそうだし、TSさんのリアル側のお話が語られたらお通夜の準備やろなぁ。

 そんなリップルのチームに接触をもったのは、メンバー1の危険物、カラミティメアリ。マジカロイドのことなんて何とも思っていないように見えていた彼女だが、流石に自分の駒をあっさりと潰されたことにはご機嫌斜め。まぁ、自身で口にしていたように、「面子を潰された」っていう怒りが大きかったのだろうが、マジカロイドの退場を確認したことで、「運営側が自分の与り知らぬところで何かを企んでいる」ことが確定し、そのことについてファヴにふっかける意味もあったのだろう。前回あれだけクラムベリーに情報をおもらししておきながら「贔屓は出来ないポン」とのたまうファヴに高圧外交を持ちかけ、無事にHAの情報を入手(本当に口の軽い運営である)。持ち前の高火力で不気味な新入りを圧倒するも、単なる高火力VS亜人では、後者の方に軍配が上がることは佐藤さんが証明済みである。普通なら「亜人対策」っていうテーマで1話くらいたっぷり使ってもいいくらいの難局なのだが、今作のすげぇところは、「狙撃」→「ショットガンでぶちまける」→「マシンガンでさらに粉微塵」→「手榴弾で消し飛ばす」→「薬物はどうだ?」→「燃やしちゃえば!」→「さらにセメント漬けで東京湾ぞ!?」までを僅か数分でやっちゃうところ。どんだけ準備してきたんだよ、っていう突っ込み待ちだが、まぁ、暁美ほむらさんだってヤクザの事務所から色々と物資を輸入してましたし、魔法少女のたしなみですよね。普通ならもっと大仰に描いてもいいはずのエグい展開も、「まぁ、すでに魔法少女デスゲームはテンプレの1つだから」ってんでスピーディーに描いてくれる演出方向、私は好きです。まぁ、それにしたっておばちゃん暴れすぎだとは思うけど。

 結局、全身全霊を持って排除しようとしても殺しきれなかったHAの完全無欠の不死性。これが一介の亜人だったら「無力化する方法はいくらでもある」って言えるんだろうけど、相手は肉体的にも精神的にも強化されている魔法少女である。正面から彼女を打ち崩すのは事実上不可能と見るしかない。つまり、HAを排除しようとするなら、真っ向からキャンディ勝負を挑んで最下位まで落とし込む必要がある……って、それでよくね? 今更だけど初心に戻って、彼女のデバイスからキャンディを移し変えれば勝てるんだよな。案外メアリがリップルに相談を持ちかけたいのも、そのあたりのHA対策のお話なのかしら。

 さて、こうして大きく3チームに分かれたのが今回の顛末。唯一のジョーカーであるクラムベリーさんは今回は見に回ってますかね。元々「オレより強いヤツに会いに行く」がモチベーションの人だったので、次に狙うとしたらリップルかWPあたりになるのかしら。残り12人。つまりあと犠牲者はあと4人。誰を殺すのが一番平和的かねぇ。

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 「どれだけ寝ても眠い」、ワシもやで零クン! 第6話。もう、いちいち零の言ってることがハートの深奥に刺さって、抜けなくて、辛い。

 最大の問題は、零はまだまだお若い高校生で「辿り着ける安寧」に行き着いてしまい、そこから動く動機を失ったということ。なおワシ(略)。しょうがないやん、ぬるま湯の中で生きていけるようになってしまったら、人間は努力もせんし、変化なんて求めないんや。零君は学校と対局以外は寝る。私はアニメと食事以外は寝る。つまり、挟み撃ちの形になるな。来るな社会、見ないぞ現実。戦え世界のニートたち。

 冗談はさておき(?)、前回判明した零の過去から、現在に繋がるまでの彼の「生き方」を確認したお話。でも、上では冗談めかして書いたことだが、彼の生きる指針の問題ってけっこう重大なことなのである。私は知りたい、世の中の多くの人たちは、何故今を生きているのかと。死にたくないから生きているのか、守るべき家族のために生きているのか、明日食べるご飯が美味しそうだから生きているのか。私の場合は明日やるアニメが面白そうだったり、明日新たに現れる声優が楽しみで生きている節はあるわけですが、残念ながら幼少期からハードモードの人生を生きることになった零にはそうしたモチベーションがほとんど無い。家族の葬儀の際には、生きることに必死になって何とか幸田家にすがりつくことで、「桐山零の人生」を選択することが出来た。あの時の「生きる」は、ただひたすら、家族3人の「死」という現実から目を背けるため、やぶれかぶれで選んだ道だ。そして、あの時ついてしまった「生きるための嘘」は、結果的に幸田家の姉弟2人の人生を歪めることになってしまった。カッコウの托卵に喩えられた彼の「生き方」は、ただ自分が生きれば良しというものではない。「他人の人生を台無しにしてまで、自分が生きるべきなのか」という問いになってしまっていた。そんな問題にまだまだ若僧の中学生が答えを出せるはずもなく、彼は家を飛び出して「何故そうしているかも分からない」生活へと転がり込んでしまう。寝て、起きて、将棋を指して。それでも世界は動いている。彼のまわりだけで何かが止まっているかのように。

 しかし、そんな零の生活にも何とか変化を与えようとしてくれる人間はちゃんと存在していた。今回登場した林田先生もその一人。幸運にも将棋好きで、プロ棋士としての零の立場にも理解を示してくれる上に、歯に衣(オブラート)着せぬ物言いでずけずけと大胆に零と接してくれる(多分)いい人。なんとも歪な零の高校生活も、理解のある教員のおかげで何とかやっていけているようだ。それにしても、ちょっとでも手を抜いた将棋を指したら「なんです、これは?」とか言って叩きつけてきそうな声の先生である。櫻井は今期も大忙しだなー。滝センは結婚経験があったが、こちらの林先生はどうなんでしょうね。声優界でも名うての独身貴族・櫻井孝宏が立派な大人の役をやっているのを何とも微妙な距離感で見守ってしまうな。

 さておき、そうは言っても遠巻きに気にかけてくれる教師1人だけでは、零の世界は大きく変わることもない。やはり最大の要因となりうるのは、川本家の人々ということになる。「どこへ行きたい?」の問いに答えたあかり姉さんの南国リゾートのイメージがやたらと具体的だったんだけど、この貧乏家族が南国リゾートとか行ったことあるんですかね? それとも、単にあかりさんのおっぱいが出したかったからああいう映像になったんですかね?(だとしたらありがとうございます) 「黙っててもご飯が出てくるところに行きたい」は普段から家事をしている人間なら定番のお願いですなぁ。

 そして、その妹のひなたも絶賛青春中。百円のマックシェイクに頭と懐を悩ませるのはいかにも中学生であるが、あれだけ真剣にやりくりを考えてるところにあっさりおごっちゃうのもどうなんでしょうね。ご飯の前に甘いものいっぱいとるとお母さん(仮)に怒られたりしないかしら。まぁ、その辺はあまり頓着せずにサラッと思いつきでお金出しちゃうあたりが零なんだろうけど。このまま良い雰囲気になる展開なのかと思いきや、なんと2人の前に現れたのは以前ひなたがお弁当を渡しそこねたあの野球イケメンではありませんか。ナニコレ、一体ここからどういう展開になるっていうのさ。この作品、あんまり色恋の話題は出てこないと思ってたんだけど、これってひなたと零で何か関係性が作られたりするんかなぁ。

 ちなみに、今回の作劇は相変わらず零の精神性を構築する深いところのお話ということで、もったいぶった抽象表現も多く用いられた画面構成だったが、ちょっと間を持たせすぎていてあんまり好きじゃないタイプだったのが残念。いや、原作でそういう演出になってるなら別にいいんだけど、流石に零が泳ぐシーンは尺取りすぎだった気がするんだよね。太陽のカットもやたら長かったし。本作は「シャフトらしいがシャフトなだけじゃない」作品作りが楽しいので、くどさも出しつつ、見やすい画作りを今後も続けてほしいもんである。

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 実は2期目からかなり楽しんでいたりするよ、第19話。ホントは先週時点で感想記録しておきたかったんだけど、今期の週末は本当にバタバタしててなかなか記録が残せないのよね。

 前回、そして今回の共通点といえば、もちろん下村さんの大活躍である。いや、戸崎が捕まっちゃってるんだから活躍っていうのもおかしな話なのだが、先週は特に「外野から付き合ってるとか言われてマジで変な声が出ちゃう下村ちゃん」がすげぇ可愛くてキュンキュンしてしまった。今作はただでさえ女っ気が少ないので、彼女の持つ圧倒的ヒロイン力、戸崎への献身は素晴らしき清涼剤として機能しています。ポリゴンピクチュアズ作画なので萌え度数は低いはずなんだけど、回を重ねるごとにどんどん可愛くなってきてる気がするなぁ。おっぱい立派だしなぁ。

 今回はついに、戸崎と下村さんの出会いのエピソードが明かされ、彼女の忠誠の理由がほんの少しだけ垣間見えた。今回のお話だけで彼女が戸崎に絶対服従する理由になるとは思わないが(やろうと思えば戸崎をぶっ殺して逃げることは簡単なわけだし)、亜人の秘密とか、拾われた恩義とか、そういうものを超えて純粋に人間としての戸崎に惚れちゃってるんだろうねぇ。まぁ、性格は最悪だけど賢いしエリートなのは間違いないしな。最近の状況だけを見てたら不器用でどんどんピンチになっていく情けなさばかりが際だってる気もするけども……こればっかりは戸崎のせいじゃなくて理不尽過ぎる仕事が悪いわけだしな。下村さんは、自分はあまり頭がよくないことを知っていて、戸崎が自分の能力を一番有効に使ってくれる事を知っている。扱いはぞんざいだが、その裏でしっかりと信頼してくれていることも知っている。この度登場したアメリカチームが完全に主従関係だけで繋がった残念なコンビなのが分かりやすい対比になっており、パツキン美人に罵声が浴びせられるほどに、下村さんの扱いの良さ、幸せな人間関係が確認出来るのである。圭がどれだけクレバーにベストの判断を下し、下村さん自身も圭のいい分が正しいことは理解しながらも、彼女は戸崎を放っておけない。だって、馬鹿なんだもん。そして、そんな真っ直ぐな不器用さが彼女の魅力なんだもの。最後には、どうあがいてもブレない下村さんの決意に圭も折れるしかなかった様子。まぁ、貴重な戦力である下村さんが今後欠けてしまうことを考えれば、多少リスクが高くても戸崎は拾っておいた方が良いっていう打算的な部分もあるんだろうけども。

 2期に入ってからの「決死のアクション」ならぬ「死んでもいいアクション」は、必要以上に「死ぬシーン」を大仰にせず、それこそ死ぬほどあっさりと死んでは生き返る戦い方が随分馴染んできて、「ならでは」の魅力になっている。CGワークの生きる派手なドンパチも健在だし、最初は違和感だらけだったこの絵面も、しっかり馴染んでしまったものだなぁ。

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 オープニングがカラフルに、第6話。これまでモノクロだった画面に色がつく、ってのはある程度予想出来ていたことだが、地区大会突破記念で色がつくってのもなんか変な話だな。

 前回が大きな山場だったので、今回はそのフォロースルーとなるお話だが、それでも色々とてんこ盛りですよ。まずはアニメ業界名物、「絶対そんなに盛り上がらないだろっていうくらいに盛況の学園祭」から。まさかこのアニメで学園祭が見られるなんてねぇ。吹部は誇らしい金賞を持ち帰り、体育館での演奏もどこか堂々としている。全国出場の報を聞きつけて、まわりのお客さんも増えた事だろう(少なくとも去年までの吹部のイベントにあんまり客が集まるとは思えないしな)。地味に今回が葉月のステージイベント初披露だったりするのだが、最近の常として、葉月と緑輝の扱いはちっちゃいのである。このアニメ、レギュラー4人(仮)にした意味があんまり無いのが残念だよな。いや、個人的には久美子・麗奈さえいればそれでいいのだけども。

 学園祭と書いて百合祭と読む。あっちこっちでイチャイチャが発生。その先陣を切るのはなんと中川先輩と優子である。うーむ、余りもんどうしでコンビ芸認定されてしまったのか……もう、優子の立ち位置はそこでばっちりだからいいや。何故か彼女の登場シーンは、表情の割り方とか、顔の見せ方がいちいちコミカルで非常に恵まれている。彼女はこのハードな「ユーフォ」ワールドにおいて、特権的な立ち位置を手にした無敵の存在にまで昇華されたのである。ちなみにその脇ではすっかり手なずけられてしまった鎧塚先輩が希美とイチャイチャ。本当に魂まで売り渡したような笑顔見せんといて……オレは希美を認めたくないんや……。いつの間にかちゃっかり吹部でフルートまで吹いているしな。一時は鎧塚先輩に吐き気を誘発させていたあのフルートをな! ……ところで、何で2人して同じ店で働いてたんでしょうね。確か鎧塚先輩と希美ってクラスが違う設定じゃなかったっけ……? 有志を募って参加するタイプの喫茶店だったんでしょうかね。どないやねん。あ、ちなみに久美子たちのクラスもメイド喫茶でした。あんまり可愛く見えないのは何故なんでしょうね。まぁ、麗奈曰く「似合ってた」らしいですけど(お嬢ちゃん、久美子が着てれば何でも褒めてくれるんじゃないかい)。

 3年生の教室まで上がってみると、ダンスイベントがあったり、占い屋が管巻いていたり。ちょっと待て、クラス全員が占い師ってどんなイベントだ。教室の中は一体どうなっていたんだ。しかも「忙しい」って言ってたぞ。どんだけ占いのニーズがある学校なんだよ。ちなみに今回あすか先輩の出番はこんだけだったので、あんまり意味深なことはしませんでした。そのくせラストシーンで全部持ってったけど。こうして、3年生の教室までぐるりと回るのは、当然久美子と麗奈のデートコースだったわけだが、普通のアニメはそこを男女カップルでやるやろ、という野暮な突っ込みを構えていたら、なんとまぁ、お化け屋敷で塚本とばったり。そして、このアニメ始まって以来、最大級の接近遭遇を見せたのです。塚本君の満足げな顔、本当に久しぶりに見ましたね。まぁ、百合のみが生き残れる修羅の世界で、まっとうな恋愛を試みるという無謀な戦いに挑んでいる男ですからね。案の定、麗奈さんの登場で全部吹っ飛んだ。麗奈さん、確実に2人の邪魔する目的で飛び込んできてますやん。いや、でも実は麗奈って塚本の存在については割と寛容なんだけどね。わざわざ久美子をつついて意識させようとしてるきらいもあるし。自身が滝センにお熱なので、久美子は久美子でまっとうな男女交際【も】展開すればいいと思ってるんじゃなかろうか。残念ながら、久美子さんにその意志も気構えも予兆も素質もないんですけどね……。

 文化祭には橋本・新山両コーチも参加しており、当然そこには滝センもついてくると思っていたら……突然の修羅場。麗奈さん檄おこからの怒涛の軍事介入ですわ。この子は本当にこんだけ迷い無く行動に出られるんだけど、滝センに告白したり、具体的な行動に出ることはしないんだよね。まぁ、教師と生徒っていう立場をわきまえた上での行動なのかもしれないけど。彼女が高校を卒業してからのラッシュが見もの。いや、普通に考えたらその前になんらかのイベントは発生するだろうけども。

 賑々しい文化祭ムードは翌日の台風で一掃。そして、黄前家には別の嵐も吹き荒れています。うーん、この久美子の姉ちゃんのトラブルって、作中で一体どういう意味があるのか分からないからどんなテンションで観ていいのかわからんのよね……久美子が将来の目標を定めるきっかけになる、とかかなぁ。単に久美子の心をざわつかせるだけのイベントっていうならちょっと勘弁して欲しいけど。すでに久美子はユーフォを吹くモチベーションを確立させているわけで、今更ねーちゃんがどうなろうがあんまり部活に影響は無いと思うんだよね。お父さんお母さんは久美子と敵対するわけじゃないから精神的にもそんなにクサクサしないだろうし。あ、お父ちゃんは台風の中の出勤ご苦労様です……。

 家庭内のもめ事に絶えられない久美子さんが外出すると、持ち前の家政婦能力がフル回転して偶然滝センに遭遇。こうしてガンガン偶然から(知りたくもないのに)相手の内情を掘り下げていくのが黄前さんの凄まじいところですね。しかもこんな台風の日が滝センにとっても記念すべき日だったようで……だいぶ肉薄してしまいましたなぁ。とりあえずこれで滝センのモチベーションははっきりしたし、それをうっかり聞いてしまった久美子をさらに発憤させる材料にもなった。唯一の問題は、そんな隠された事情を麗奈に漏らすかどうかなんだよな。普通に考えたらそういうプライベートな事情を面白半分でなくとも勝手に漏らすのはよくないとは思うのだが……すでに橋本っていう前科者がいるからなぁ。久美子がうっかり漏らしてしまうのはしょうがないことだと思うけど、全部見ちゃって知っちゃってるおかげでかえって話せない部分もあるのかしらね。今回の校門のシーンで言わなかったってことは、多分久美子の方から積極的に教える意志はなさそうである。まぁ、教えたところでどうなるもんでもないしなぁ。麗奈も「どうして黙っていたの?!」とかキレるような器の小さい女でもなかろう。久美子さんは黙って見守るしかないのですよ。

 さて、色々ありましたが、とりあえず全国です。心機一転、久美子はいつもよりも早めに登校してみるものの、そこにはすでに、こちらも心機一転して純正強キャラとなった鎧塚先輩、そしてやる気に満ちた一年生、緑輝も麗奈も。みんな、とにかく練習したくてしょうがないご様子。そして、そんな熱心なメンバーの誰よりも早く練習を始めていたのが……我らが田中あすかだ。彼女の「マジ」は本当にマジなのだ。気迫が違うんですよ。そして、そこにやってくる謎の女性……ついに、田中あすかメインステージの開幕となりますか。

 そして、次の曲が始まるのです。

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 このタイトルが書きたかっただけじゃないのか疑惑、第6話。いや、でも、ほら、こっちの方が随分面白そうだし……。

 オリジナルアニメで何が起こるか分からないとはいうものの、ここまでの展開でそこまで驚くようなこともなく、毎週何となく「ゆまちん頑張れ」で観てきた本作、その「頑張れ」がついに結実し、今回のタイトル奪取にまで到ったのである。なんかもう、ずっとこのままでいいんじゃないかな? 最近じゃ本命の魔法少女が最後に変身完了させるパターンだってけっこうあるわけですし……。あと、何よりも魔法少女に対して積極的で、多段変身を持ち、さらに使い魔が可愛いときている。もう、ゆまちんが主人公じゃん。主人公がゆまちんじゃん。巻き込まれ体質のまといと違って、積極的にことに関わろうとし、ちゃんと努力している時点でゆまちんが主人公なのは疑いようがないんだよなぁ。なんと、彼女のツイッターアカウントは現実にも存在しているという。高次元体の助力を得たゆまちんが次元の壁を越えてきた可能性が微レ存?!

 獣好きとしては、彼女の連れる2人の使い魔(神?)の愛らしさも特筆もの。単に狐と狸らしいのだが、狸はなんとこの1話だけで男の子が勇気を出して頑張る克己心のストーリーまで提供してくれるモフモフマスコット。同時期には同じく狸少年の物語が別作品で展開しているし、来期はもっと生臭い京都の狸一家のアニメも始まる。なんとまぁ、狸キングダムであるな、日本。いいぞ、あの丸っこさは格別の可愛らしさ。人間態のマスコット感も実に愛らしく、2人でシーソーやってるシーンとか、全然動かないのにたまらない可愛さだった。もう、狐と狸がご町内を守るために奮闘するアニメでいいんじゃないかな?

 見事変身を達成したゆまちんの活躍も文句の無いもので、アホみたいな多段変身は「守りの狸、攻めの狐」という謎の分業制。なんて格好よ……くはないが、まぁ、可愛いから無問題。少なくとも立ち位置が半端な他の2人の武装に比べれば圧倒的に魔法少女だ。今回無事に変身出来たことで、来週以降もゆまちんの変身は期待していいわけだね? 次のタイトルはどっちかなー。

 パパさんの流れから流石に次回はシリアス強めかと思ったのに、何故か海と温泉回っていう。7話で入れてくるとか、マジで教科書通り過ぎますがな。

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 レジェンドオブ下積み回、第6話。今週は挿入楽曲が過去のシュウゾー関係のものだけで割と静かなお話。色んなところに種をまいているので、次回以降の収穫に期待だ。まぁ、どのバンドも色々と問題抱えてるので明るい展開ばかりではないかもしれないが……。

 宣戦布告してきたダガーに対し、過剰に反応してしまうロージア。まぁなぁ、事実上催眠状態からの人格乗っ取りを喰らっていたみたいなもんだし、トラウマになるのはしょうがない。今となっては尊敬する対象であるシアンに対し、自分が牙を剥いて傷つけていたというのも引きずっている原因の1つだろう。しかし、そこでただへこたれるだけのロージアではない。何とか対戦相手であるBVLに一矢報いるため、学園内でも調査を続行。結果的には相手チームに脅しをかけられるだけで終わってしまったのは残念だが、多分クリクリだってこのままじゃ終わらないだろうさ。現時点では「単に熱心なプラズマジカのファン」みたいになっちゃってるけども……。どっかで対バンあるといいなぁ。

 動きがあったチームその2,シンガンの皆さん。そういえば、ロム兄さんの過去話ってまだチームの連中には明らかにされてなかったのね。視聴者目線からだとバレバレ(というか既知の事実)だったので大した驚きではないのだが……まー、特にクロウあたりはシュウゾーに対して露骨に敵対意識を燃やしていたし、今回の事実は色々複雑なんだろうなぁ。その上で、ロムに対する信頼感もあるから、露骨に反目するってわけにもいかないし……シンガンさんたちはこのままギャグってくれてればいいので、ロムにもあっさりさっぱりとその辺は説明してもらって、次のステップに繋げて欲しいところだ。それにしても、ロム無しで3人談義になると本当に突っ込み役が不在のチームになってしまうんやな。厨二2人が何しゃべってるのかよく分からないレベルやぞ。クロウはよくこのメンバーでやっていけると思ったもんだ。ちなみに話題のシュウゾーさんはというと、どうも後輩バンドの悪行(?)を気にしている様子。流石のシュウゾーさんも現ナマばらまいたことはなかったからなぁ。まぁ、アルカレの連中には各方面からの粛清が入ることでしょう。

 そしてもう1チーム、動きがあった、というか動けなかったのが、我らがプラズマジカである。前回安請け合いをしてしまったシアンの曲作り。案の定、暗礁に乗り上げている。そりゃな、現実世界でも割と目立たないサイドにいたらしいシアンが、環境が変わったからっていきなり溌剌と作詞作曲なんて出来るわけないよな。なんで引き受けちゃったんだろう。そして他の連中も何で期待を寄せちゃってるんだろう。そこは「みんなで作りましょう」で良かったと思うんだけどね。そして、行き詰まってしまったことをみんなに打ち明けられないシアン。まぁ、強がって適当なことを吹いてしまったので気まずいのは分かるが、ここでそういうスランプに陥っちゃうのはちょっと残念かな。「お前らの信頼関係はその程度か」って思ってしまう。取っ替え引っ替え部屋に入ってくるくだりの際、最後にきたのがレトリーだったから「やっぱりレトリーだったら全部気付いてあげるよな!」って思ったら、(一応肉薄したものの)最後にはシアンへの信頼感が勝って、真相にまで踏み込めなかったし。でもまぁ、これはレトリーたちが悪いんじゃない。あそこまでされて、本当のことが言えなかったシアンが悪い。別にそこまで気負うものでもないと思うのだが……。

 そして、最大の残念は、そうして切羽詰まったシアンが、一人逃げ出してベリーさんのところへ駆け込んでしまったこと。これってさ、結局この世界で一番信頼しているのがベリーさんってことになっちゃうじゃんね。そこはやっぱり仲間を信頼して欲しかったなぁ。まぁ、来週以降にメンバーたちがシアンに対してどういう反応をするか、注目していくことにしましょう。これで単にシアンの暴挙を許してしまうようならちょっとガッカリだな。ちゃんと「自分たちを信頼して欲しい」という旨を伝えて、シアンを叱ってあげてほしい。そこまでやれて、真の仲間でしょうね。さて、どうなることやら。まぁ、同じような秘密の抱え方って意味じゃシンガンさんたちもどっこいどっこいなんだけど、アイツらは別にいいや、って気がするんだよな。どうせ、どっかでアホな展開があってお互いにうやむやになるんだろうしな……。いっそシンガン+シュウっていう夢の共演も見てみたい気もする。

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虫唾┐≡
 ┌└  第5話。ゆかちが親友ポジションにつくと何故こうも病んでしまうんでしょうね。ひらめけ輝けシェンショウジン。

 思いの外ダイレクトな訣別宣言がきましたね。「自分の弱さになる」「本当の自分を失ってしまう」というなんだか分かるような分からないような理由ですず子に絶縁状を叩きつけた千夏。前回の颯爽と登場して対戦相手をボコるさまはなかなか格好良かったが、今回啖呵を切った彼女のいい分を聞いていると、正直、切羽詰まった現状をすず子に押しつけて言い訳してるようにしか聞こえない。「お前のせいで」って言ってたけど、「いや、勝手に重荷にしてたのはお前だろ」っていう。そりゃ確かに身辺に不幸が重なりすぎて諸々大変な事情はお察しするが、だからといって数年ぶりの親友との再会で相手をこき下ろしていい理由にはなるまいよ。千夏さん、一回深呼吸してからすず子の顔を見られれば良かったのかも。

 とはいえ、こんな風に彼女が変貌してしまった理由も本人が説明してくれている。曰く、「バトルに負けたおかげで記憶が欠落し、肩の荷が下りた」と。つまり、セレクターバトルってコイン全ロストと5枚コンプの賞品以外にも、1枚1枚のロストにペナルティがかかってるってことなんですかね。千夏は都合良く「忌まわしい(と本人が思っている)記憶」だけを消したおかげで、あとはただ勝利への道を邁進できるとのこと。まぁ、本人がそれでいいと思ってるなら別に他人が口を挟む問題でも無いわな。失われた記憶ってのはどの程度のレベルのものなんでしょうね。別にすず子のことを完全にデリートしたわけではないし、けっこう適当に処理されてそうだよな。

 そんな旧友の姿を見て意気消沈のすず子さん。こちらも望みもしないバトルに巻き込まれ、さらに親友だと思ってた人間に恫喝までされて泣き面に蜂。しかも、自分に一切非がないので本当にすず子さん可哀相。さらにさらに、前作のメインヒロイン・るう子さんはそんな不幸の極致にあっても、「なんか分からないけどめっちゃ強いから勝ち抜いてしまう」という道の開き方があったのだが、すず子さんの場合、別にそんな実力があるわけでもない。たまたまコイン技は強いのがあてがわれたのでここまでは何とか生き延びてきたが、ちょっと気を抜いたらあっさり負ける。そして、そんな弱虫のところに、ブックメーカーは容赦無く試合を叩きつけてくるのである。やっぱり登録制で拒否権無しって、どうしようもない悪徳仲介業者だったじゃないですかー。まぁ、あくまでセレクターはコイン5枚でクリアの条件は変わらないのだから、さっさと試合をあてがってもらって勝ち逃げするのが正しい利用法なのだろうけども。勝ち逃げが許される条件下なら強い人はどんどん抜けていくわけで、適当にマッチを組まれてもそこまで不利になるってわけでもなさそうだし。

 しかし、すず子さんの不幸はそれだけでは終わらず、イヤらしいブックメーカーがあてがったのはここまで何となく試合をせずに伸び伸びにしてきたはんなさん。流石にゲームライターまでこなしているだけあって実力は本物で、チートクラスと思われるすず子のコイン技に対し、あっさりと抜け道を見つけて勝ちきっている。まぁ、今回のバトルはどっちかというと「はんなの強さ」ではなく「すず子の弱さ」を描くためのものだけどね。能力だって上手く使わなきゃ持ち腐れ。強いルリグだって、やる気がなけりゃ単なる紙切れなのである。はんなさんに色々と説得してもらって、すず子も多少は変われるだろうか。

 他方、千夏さんの方はというと、なんかしらんけど男がいた。親しげにしていたが、ノリにのってる千夏さんに水を差すような、やる気のないへなちょこである。「誰かが悲しむような戦いはしたくない」って、お前はどんな思いでサッカーやってたんだよ、っていう。非戦を訴えるだけなら簡単だが、るう子さんだってそれでどうにもならなかったでしょう。この期に及んでの殺さず宣言は、単なる逃げである。まー、なんか口の軽いルリグから「90日の期間を逃げ切れば一部記憶を奪われるだけで済む」という情報を得てしまったせいらしいのだが。ルリグも相変わらず色んなヤツがいるもんだな。

 さて、今回の試合でまたすず子のコインは1つに逆戻りかな?(コイン技の裁定がどうなってるのかよく分からないけど) これ、マジで負けてリルが表に出てくる展開だったら面白いんだけどな。

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