最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
誰のカレーが一番マシか談義、第5話。まぁ、味に一番影響が出ないと思われるのはゆで卵だが、あの量は流石にコレステロールとか諸々心配だし……身体への影響でいうなら次点で納豆。残りのらっきょ・福神漬けは塩分がヤバい。まぁ、あいつらに何言っても無駄だし、多分あの暑苦しさならカロリーも塩分も消費しきることが可能なんだろうなぁ。 一応シンガンさんがメインにはなっているが、どちらかというと敵勢力のお披露目回という意味合いの方が強いエピソードだろうか。プラズマジカの面々はちょいちょい出てきたが、それ以外のバンドは今回出番無しである。敵サイドはシンガンのライバルとなるアルカレアファクト、そしてプラズマジカと直接対峙することになるバッドヴァージンロジックの2組が正式登場。以前もちょろっと顔見せしてくれていたが、きっちりメンバー全員が認識出来るようになったのは今回が初ではなかろうか。裏で糸を引くダガーさんも今回は自信ありそうだぞ。 アルカレアファクトは、あらゆるものが金ぴかに彩られたど派手な贅沢ユニット。どうやらメンバーの1人が御曹司、さらに実業家まで参加しているので金は文字通り掃いて捨てるほどもっており、何故かイベントでは毎回札びらをばらまくのが恒例になっている。一応、今回のお話の通りだとするなら、あの札束が人気の秘密の一要因ということでいいのかな? いわば客を「買収」している状態で、正攻法一本槍のシンガンさんは結果だけを見ればボコボコに(ミディシティの住人って金で簡単に転がるような銭ゲバって印象はないんだが)。ことさら「貧乏」属性ばかりが取り沙汰されるシンガンさん。一応あんだけ固定ファンが付いている人気バンドなんだし、実力は間違いなくあるはずなのだからもうちょっと稼ぎを伴っていてもいい気がするのだが……仕事があんまり無いみたいなのよねぇ。ひょっとしたら社長が無能なのでは? まぁ、野郎のバンドのために仕事取ってくるのが面倒臭そうではあるのだが。そんな貧乏なシンガンさんで頼りになるのは、やっぱり唯一の社会人、ロム兄さんなんだよな。カレーだけならまだしも、焼き肉までおごってくれる最年長者の鑑。ロムさんのいう通りにしていれば、シンガンはどうとでもなりそうである。 対するアルカレアファクトは、金持ち連中の中に混ざったメインボーカルの子が色々と闇を抱えていそう。札束をばらまくメンバーと一緒に活動してるのに貧乏キャラって辛すぎるだろ……メンバーも実力を認めた上でバンドの中心に置いているはずなので、経済的な支援なんてちょっと頼めば受け入れてもらえそうなものなのに、おそらくそれが出来ない性格なのだろうな。可愛い弟達に楽させてやりたいという思いはありつつも、だからといって自分で稼いだ正当な報酬以外をメンバーから借りたりもらったりは出来ない。非常に堅気で、真面目なヤツのようである。つまり、やっぱり例によって敵側サイドのバンドもイイ奴なんだよなぁ。ちなみに、メインボーカル・チタンのCVはなんと小林裕介。今回挿入歌を披露してくれたわけだが、流石に時流に乗った売れっ子声優。歌唱力も高いのだね。これまで登場したどのバンドとも違うテイストできっちりオリジナリティを維持しているし、今後の活躍も見てみたい。まぁ、そのたびに腹筋ビキビキされて汗まみれになるのは鬱陶しいのだが……。 そして、もう1組の敵側バンド、バッドヴァージンロジック。こちらはまだまだ謎が多いが、少なくともダガーさんに完全に心を許しているわけではないことが明らかになった。メンバー3人は割と「闇の住人」らしいダークな雰囲気を漂わせており、ダガーとはまた違った目的での暗躍のようである。ひょっとしたら彼女達も貧乏とか、迫害とか、そういう過去を乗り越えるためにバンドでのゴールデンドリームを狙っているだけかもしれないけども。まぁ、最終回は彼女達とシアンの心の交流達成が目標やろなぁ。ちなみに、歌はガチガチのハードロックなのでこれまた格好良い。メインボーカル・アイレーンのCVと歌唱を担当しているのは野口瑠璃子という初めて見る名前のキャスト。どうやらレギュラーキャラとしてはこれがほぼデビューみたいな扱いの新人のようだが、これまた歌唱は文句無し。当然そこまで期待されての抜擢なのだろう。クライマックスまで、どんな歌唱バトルを繰り広げてくれるのかが今から楽しみだ。 対するシアンさんはというと……作詞作曲、安易に引き受けちゃうから大変なことに……まぁ、産みの苦しみってやつですわなぁ。あんた、現実世界でも色々苦労してたんだから、こっちの世界だってそんな簡単にハジけられるわけじゃないやろ。まぁ、何事も経験ですので、頑張れ女子高生。 PR 提クレは癒し、第4話。いや、でも、そんなんされてもなぁ……。 作中の大方のやりとりは全部援助交際にしか聞こえない駄目アニメ。もう、ブックメーカーさんはエロ同人で大活躍することが確定的に明らかである。すず子たちも含めて、言ってることが全部そっち方向の相談にしか聞こえねえからなぁ。援交のマネジメントしてる野郎がホモってのもどうかと思うけども。まー、セレクターはルリグが中に入っちゃう可能性もあるので、性別とか全部超越した存在とも言えますのでね。今回、男性セレクターは多数存在してるようなのだが、男性ルリグっているんでしょうかね(いない場合、どんどんオカマが増えていくことに)。 さておき、ブックメーカーの存在が明らかになった。里見と名乗る怪しげな男は、セレクターでもないのにセレクターバトルの斡旋をしているという正体不明の男。ネットでうわさが出回っているということはセレクター界隈ではそれなりに有名なようで、彼のデータベースにプロフを登録しておけば、必要に応じて対戦相手をブッキングしてくれるという。まぁ、まさに援交の斡旋と同じだな。もちろん、ただで紹介してもらえるというわけではなく、曰く、彼のセッティングしたバトルは回避不能。加えてこの気持ち悪い男に個人情報を握られるという心理的イヤ感も割と強い。実際には登録したら強制的にバトルを組まれたりするのかねぇ。今回の様子だとあくまで対戦相手が欲しい者どうしを結びつけるお仕事しかしていないように見えるのだが、まぁ、そんな良い奴でもなさそうだし、後々色んな迷惑をかけられそうである。それにしても、里見は普段何してる人なんでしょうかね。昼間からスーツ姿でフラフラしてて女子高生とサ店でお話ししている様子は職質されても文句言えないと思うのだが。 前回までの情報だと何となくこの「ブックメーカー」がラスボスのように見えていたのだが、実際には本当に「ブックメーカー」としてのお仕事をしているだけの人に見える(別に賭け事の胴元ではないが)。つまり、前作におけるマユのような超越的な立場にあるわけではないただの人間……なのかな? 流石にそんなわけはないか? 今のところ彼がどうやってセレクターバトルの世界に足を踏み入れたのかは語られていないが、別にセレクターの中で守秘義務があるわけでなし、ポロッと知り合いから話を聞いたり、突如として人格が変わってしまった人物を捜査していたらウィクロスに行き当たったり、この世界のゲーム規模なら部外者でも割と簡単にセレクターバトルを知ることは出来そうな気がする。もしくは、ありそうな設定なら「実は過去にセレクターバトルを勝ち抜けた人物」っていう可能性もあるだろうか。その場合、もう少し他にも同じようなポジションの人間がいそうな気もするけど。そして、一応「やっぱり超越者としてのポジションにある」可能性も残っている。単に外野からセレクターバトルの事実を聞きかじっただけのヤツには見えないからなぁ。彼が単なる変態だったらそれはそれで嫌なオチだな。 まぁ、とにかくそんなわけでセレクターはセレクターと引きあうことになるわけですよ。以前すず子に返り討ちにあった情けない男(鳴海)の縁が繋がり、ブックメーカーとコンタクトを取ったまさにその日に、すず子は千夏との再会を実現させる。まぁ、当然のように本人が望んだ形ではなかったわけだが……。千夏は「初心者」であるはずだが(里見がそう言ってるんだから多分そうなんだろう)、彼女のバトルスタイルは一定の信念に基づいたはっきりしたもの。ウィクロスのルールはよく分からんが(そしてルールを知っていたとしても分かるかどうか微妙だが)、どうやら彼女のデッキタイプはコントロール。相手の攻撃をさばいてさばいて(その過程でルリグがボコられて)、相手の手を全て潰したあとにゆっくりとなぶり殺していくという。ウィクロスだと緑がそういう色なんですかね? ちなみに今回、鳴海が使ったコイン技は「ダイレクト」といい、相手ルリグへのダメージをプレイヤーにも体感させるという、あんまり意味の無いもの。まぁ、この効果ならプレイヤーは怖くて必要以上にルリグを守ることになり、ひょっとしたらプレイに支障が出る場合も……あるんかなぁ。なんか、コイン技の格差がひどいよな。 強者の余裕を見せつけた千夏だったが、戦闘結果なんて分かりきっていたので、むしろ注目すべきは彼女の精神状態の方であろう。久しぶりに再会した千夏に見向きもせずバトル。試合終了後は笑顔を見せてくれたと思ったら思い出のストラップを引きちぎり、地面に投げ捨てるという暴挙に出た。普通に考えれば彼女がすず子に対してストレスをぶつける理由もないはずなのだが、残念なことにすず子の記憶をトレスしたメルが散々思い出を踏みにじってくれたおかげで、すず子の知らないところで、千夏のすず子ヘイトが溜まっていた。可愛さ余って憎さ百倍か。千夏はすず子の思い出と共に旧友との絆を放り投げたことになる。事情の分からないすず子さんは踏んだり蹴ったりだ。千夏が現在どういう状態なのか、あまりしゃべらない彼女のことなので細かい所作から推し量るしかないが、一応バトル中にメルとの絆を見せるようなそぶりもあり、完全にメル(つまりすず子)との友情が切れたというわけではないだろう。しかし、教室の隅で空を見上げながら「バトル……したいな……」とつぶやいちゃうくらいには精神がやられており、現実世界での鬱憤を晴らすはけ口としてセレクターバトルに興じている可能性はある。まぁ、単なる八つ当たりなんだけども。今のところ、セレクターバトルを巡る悲劇と、すず子・千夏間の友情物語には直接的な繋がりはなく、「たまたま2人ともひどい目に遭ってますね」という程度なので、すず子は今後の対応さえ間違わなければ友情復活もそこまで難しくないとは思うのだが……鬱要素が率先して頑張っちゃう作品媒体だからなぁ。もう1つ2つこじれてしまいそうだよなぁ。 極論すれば、今作はすず子も千夏もここからサクサク勝ちを重ねてドロップアウトしてしまえばめでたしめでたしなお話である。現時点で、何が最終目的で、どのあたりがカタルシスたり得るのかがよく分かっていない。次あたりで明確な指針が出ればいいのだが……どうなりますかね。 日本シリーズのせいで2話一挙、第30話、31話。これまで、諸々の事情で一挙2話放送になったことは何回かあったのだが、その都度上手い具合に前後編が一挙放送になってたのよね。今回は不測の事態だったこともあり、何ともヘンテコな変成になってしまった。面倒なので一気に2話分。 まずは30話。「犬猫に厳しい」ことでお馴染みのジョジョ。荒木先生のコメントとかであんまり動物好きって話は見たことがないし、巷では荒木先生が動物嫌いなんじゃなかろうか、なんて噂も。まぁ、おそらく特に愛着がないってことなんだろう。じゃなきゃコミック1巻でいきなり犬を焼き殺したりはしないでしょうよ。猫についても色んなところで登場するが、個人的にはDIOにワンパンで吹き飛ばされて食べられたり飲まれたりしてた猫が(色んな意味で)可愛そうナンバーワンである(第2位はエンヤ婆がテンション上がって意味もなく殴り殺した猫)。それに比べて、なんとある意味で「メイン級」の破格の扱いを受けたのがこちらのストレイキャット。動物のスタンド使いシリーズもいよいよ猫が参戦……と言いたいところだが、果たしてこれは猫のスタンドと言ってもいいものやらなんやら。一応、しのぶが目撃した「天井に張り付いた能力」はストレイキャットの「空気を操る能力」に繋がってるんですかね? でもなぁ、草になってからようやく認識した、みたいなナレーションも入ってるし、生前(?)は能力を使いこなしてたようには見えないんだよな。とりあえず、一度は死んだはずの猫が「なんか不思議な縁」で植物の形で復活。ひょっとしたら、そこまで含めてのスタンド能力だったのかも。猫といえば命を複数持っていることで有名ですからね。 5部のディアボロにも共通するが、ジョジョはこうして「ラスボスが主人公チーム以外の第三者と戦う」シーンがちょいちょい登場する。そして、日常系スタンドバトルでお馴染み第4部らしく、猫+草というどうでも良さそうなヤツ相手に吉良が苦戦する展開はなかなかに見もの。実際ストレイキャットの能力は用途の広さに加えて野生の防衛本能が備わるおかげで、おそらくタイマン勝負なら最強クラスの能力である。物理攻撃は壁でシャットアウト出来るし、空気という絶対的なものを使役するので色んな能力の上位種として機能できる。そしてそこに、理屈で説明出来ない「本能的な攻め」というチート性能も加わる。今回のバトルで言えば、吉良の爆弾を止めたのは全くの偶然であり、普通ならあり得ない防衛能力であるし、「血管に空気をぶち込む」なんて猫が思いつくわけ無いのだから、これも「なんとなく相手を殺そうとした結果」と考えるべきなのだろう。とにかく、理屈が通用しないので強いのである。一応能力制限を考えるなら、完全に空気を操れる有効範囲はかなり狭そう。おそらくバリアを張った半径20センチ程度が限界で、それ以上遠くに攻撃する場合は「弾」の形になるんじゃなかろうか。振り返ってみると、「砂」のイギー、「氷」のペットショップと並べると、動物軍団が地水火風の3元素までフォローしてるな。残る「火」は……マジシャンズレッド? まぁ、そんな無敵の猫草との対戦だが、吉良は一方的に攻められていいところがないゲームである。個人的にお気に入りは爆弾を発動させようとして必死にスイッチ連打する吉良。改めて見るとすげぇ間抜け。あと、いくら緊急時とはいえ、シャツを片手でビリビリ破ける吉良の筋力も馬鹿にならない。あれ、ボロボロになったシャツはしのぶになんて言い訳するんだろうな。しのぶさん、すっかり色ボケ人妻になってしまいましたが、アニメだとことさらに乳のでかさがアピールされているようで、何ともけしからんのです。実の母にあんなことされたら早人もそりゃ気分は良くないよなぁ。この親子、今後上手くやっていけるんでしょうかね。今回は「ボクのパパは……」もついでに入っていたので、天才少年川尻早人の才能の片鱗を見ることが出来ました。あのスピードで機転を利かせて窮地を脱するとか、どんだけ軍師の才能があるやら。あのデザインのロフトって、上にいる状態でははしごの収納は不可能だと思うんですけどね。あと、クローゼットも屋根裏もめっちゃ広いっていう。一体どんな間取りの家なんだよ。家賃13万でしたっけ? 川尻さん、けっこう良い生活してるナー。 続いて31話。これはもう、その構成に驚くばかりの回である。風の噂で聞いたが、どうやら本作は3クール完結で間違いないようで、ここから先のエピソードはかなり駆け足で処理しなければならない。そこでスタッフが試行錯誤の末に辿り付いたのが、この「3戦同時進行」シナリオということなのだろう。本来なら全く別の事件として扱われていたスーパーフライ戦、エニグマ戦、そしてチープトリック戦が同時進行している。これ、日程的に大丈夫なんでしょうかね。いや、放送話数とかじゃなく、実際に杜王町の中のスケジュールとして。康一君は今回の描写だと当日朝にエニグマに捕らわれている様子。ここから仗助達はスーパーフライを打倒し、その足ですぐに仗助がエニグマと対戦。この時に仗助は噴上のところにお願いしに行く時間も必要。そして、どうにかこうにか康一を救出した後、康一はそのすぐ後にチープトリックに襲われている露伴の救出に向かわなければいけないのだ。……康一がすげぇ大変そう。わざわざこのタイトルにしてるってことは、全部「1日で起きた事件」ってことにするんだろうしなぁ。大丈夫かなぁ。 とりあえず、初戦はスーパーフライだ。このスーパーフライ、「完全待ち伏せ型スタンド」というアイディアからのチャレンジで、設定も色々無茶していて他のスタンドとはだいぶ様子が違う。っつうか、スタンドじゃなくて単なる「そういう場所」だな。7部のシュガーマウンテンの泉が一番近い気がする。改めてアニメで見ると「どう考えてもその程度の設備で3年とか一ヶ月とか生活出来ねぇだろ」とか、「鉄塔を攻撃したときの反動が出てくるタイミングが適当過ぎるだろ」とか色々疑問はあるんですが、荒木先生の作品作りは大体この一言で片が付く。「やりたかったんならしょうがない」。実際、楽しそうだったもの。アニメだとほとんど描かれなかったけど、仗助達もちょっとワクワクしていた「自給自足の完全閉鎖住居」という憧れ。それがジャングルジムのような鉄塔だってんだから、男の子はどこか気になってしまうもの。荒木先生もそういう夢みたいなものをこのスタンドに籠めて、いざ戦わせるとなれば、それなりにエネルギーだの呪いだのと設定を付け足していけばいいや、っていう発想だったんじゃなかろうか。個人的にすげぇ気になるのは、「もし億泰が最初の一撃でいきなりザハンドの能力使って鉄塔を削り取ってたらどうなったんだろう」っていう部分ですね。億泰の即死もあり得たのかも。 鋼田一のキャラは原作通りの飄々とした雰囲気が出ていてなかなか良い。CVはお城や廃墟が大好きなことでお馴染みの遠近孝一。小憎らしい雰囲気が出ていて面白い。そして、そんな鋼田一に対抗する未起隆の雄姿も見どころ。双眼鏡から戻りかけの変なフォームがなかなかキモいが、その後の「いつの間にそんなとこに移動したんだ」という突っ込み待ちの活躍は、「これ、新たな友情が完成したな」と思わせる名シーンである。まぁ、この後はもう登場しないんだけども……。仗助達は吉良との騒動が終わった後も未起隆を丸め込んで悪だくみに使ってそうだよなぁ。 スーパーフライ戦の決着は次週に持ち越し。その後は今回ちょっとだけ下準備したエニグマ戦がメインかな? チープトリックまで含めたら、やっぱり「その3」までは必要だよなぁ。別々に描いてても良かった気もするんだけど、こういう多元放送みたいなスタイルにすることで、杜王町がどんどん混迷している雰囲気が出てくるのは面白いかもしれない。ご町内のあらゆるところでスタンドバトル。うーむ、物騒な町だ。 ちなみに、今回描かれた「写真の親父が吉良の存在に気付く」シーンはアニメオリジナルよね。最終決戦時に結託する展開、原作だと一応謎だったので、そのあたりのフォローを入れた形か。なお、30話で思わせぶりに描かれた「吉良がしのぶにちょっと情が移っている」描写については、特にこの後進展もないのでカットしても良かったはずなのだが、律儀にそのまま入っていた。これ、別に何かの伏線とかいうわけではなく、吉良が死んだ後の川尻家の寂寥感を増幅させるための描写だったんですかね。だとしたら、最終話の早人の台詞の寂しさが際だっちゃうなぁ……。 リアルロリババア言うなし、第17話。まだ40歳くらいなんでしょ? ロリババアっていうともっと妖怪じみた歳のキャラのことを言うんでないのかい。なお、中の人である潘めぐみは「ニンニンジャー」でリアルショタジジイ(意訳)みたいなこともやってました。 礼央子奪還戦は思ったよりもあっさりと片が付きました。敵拠点には諸々のブランキがあわせて3体も待ち構えていたというのに、実質的に王舞が戦うことはほぼ無く、薫子の造反により敵群勢内での内輪もめの形に乗じることに。せっかく的場井さんたちが色々と策を練ってたのに、相手陣営が割とグダグダだったせいで全部無駄になった。まぁ、結果オーライだから問題は無いのだが。 これまでもずっと自分の在り方について悩んでいた薫子だったが、ようやく正式にギーへの造反の意志を固めたのは、チームロシアの死を知ってしまったため。流石にあれを見てしまった後ではどれだけギーが大義名分を囁こうにも従うことに抵抗はあるだろう。まぁ、彼女がもっと早くにそうした決断をしていればロシアの面々も可愛そうな目に遭わずに済んだかもしれないわけだが。しかし、なんでギー達はロシア組の遺体をわざわざ確保しているんでしょうね。彼らの言うこと(ザンパザはもう操縦者が必要ない)が本当なら、彼らの死体なんて放っておいて良かったと思うのだが。わざわざ5人全員を回収、保管してるってことは、素直に考えたら生存フラグですかね。まぁ、この後ギーに操られたゾンビ状態で再登場することも込みでだが。出来れば今作は少年少女の犠牲者は出てほしくないからねぇ。 その他のチームについても、ロシア組が抹殺されたことを知って動揺する。チームイギリスのレティシアさんは、ギーの欺瞞を理解した上で、それでも自分の夢を叶えるために戦い続けると宣言。身体が不自由な少女に対し、その治療を餌に使役するとかいう夢のような下衆シチュエーションである。確かに不老不死の炎帝の力は表面的には魅力的に見えるわけだが……その直後の礼央子の態度を見てしまうに、レティシアちゃんもなかなか業が深いことが分かるのである。根が真面目なだけに、彼女の葛藤も今回の顛末だけでは終わらないであろう悩ましい問題。ちなみにチームイギリスはパーツの1名しかしゃべってないので、実質2人チームである。まぁ、全部のチームで5人それぞれのキャラを設定していくのはしんどいし、あんまり意味無いしな。 そして、そんなレティシアとの交流が素敵なんだかアホなんだかよく分からない、愛すべき我らがチームアメリカ。エピゾさん、「心臓はものを考えない!」はけだし名言ですな。普通はこういう台詞って冷徹なキリングマシーンみたいなヤツが吐く台詞だと思うのだが、こいつの場合は純粋に「馬鹿だから」こういう台詞が言える。逆に格好良い。アメリカの残り4人はリーダー(?)のこの対応をどんな気持ちで見てるんでしょうか。好き勝手に暴れるだけ暴れておいて、ギーの真実とやらを吹き込まれてあっさり信じ込み、さらにレティシアのお悩みを知って「戦う目的」を見定めてしまう……うーむ、勝手だ。でもまぁ、そこまで含めての愛されキャラ……なのかな? 男の子ならこれくらいで良い気もする。 で、そんなアメリカ・イギリスを相手取って戦うのが薫子なわけだが……ボチボチ限界ですね。炎帝強いなー。目の前で焼け落ちる炎帝を見て、レティシアちゃんは何を思うんでしょうね。流石にもう望みは無いと思うのだが……。いくらなんでも薫子がこのまま死ぬとかいう展開にはならないだろうが、その場合は救出してくれるのはエピゾたちだよね。そうすると、結局全ての主要ブランキがギーを裏切ることになっちゃうんだけど、今後のギー陣営は何をもって戦うんだろう。まぁ、まだいっぱいブランキの控えはあるんだろうけどさ。のんびり畑仕事してていいんですか。あんたの秘書さん、すこぶる怪しいよ。 殺し合えー、第5話。幸か不幸か、今週は新たな犠牲者を出さずに済みましたね。先週のルーラさんの尊い犠牲に感謝しなければ。 今週はより視野を広げて、残ったメンバーの関係性を作っていくお話。その中心になったのはシスターナナ。彼女とそのパートナーであるウィンタープリズン(以下WP)は今回変身前の姿が公開されたが、なんと2人はSW&ラピュセルコンビと同様、リアル世界でもパートナー関係であった。WPの方は男性なのか、それとも男装の令嬢なのかはよく分からなかったが(多分シスターが「魔法少女にしてあげたい」と願ったのだから、普通に考えたら女性なんだろうな)、シスターが彼女(?)に全幅の信頼を置いていたのは間違いないし、加えてWP側もシスターを心から愛しているのは事実のようだ。 そんなシスターの性格設定は、この手のデスゲームでは必ず1人はいる「ろくに対策も考えずに博愛の理想論を唱えるヤツ」である。どうもキュアフェリーチェと同じ声のせいで「純真無垢」なイメージが付きまとってしまうが、実際にはリアルでは社会人になっている年齢に見えるので、こちらは単に現状を飲み込めない残念な子というだけのようである。片っ端から他の魔法少女とコンタクトを取って「仲良くしましょう」と訴えていくが、そんなことをしても反発されるか、利用されるかのどちらかしかない。案の定、最初に会ったトップスピード(以下TS)&リップルコンビとは上手くいかなかった。TSの方は楽天家なので脈が無いわけでもないのだが、リップルはどうにも人間不信の気があるようで、シスターのお花畑な理想論に露骨な嫌悪感を示していた。まぁ、駄目なものを駄目とはっきり言ってあげる分、まだ対応としては優しいのだろうけど。今回TSの出番はここだけだったが、「あと一ヶ月は生きなければいけない」という意味深な発言はちょっと気になるところ。彼女も彼女でリアルに色々と抱えてるんでしょうね。 次にシスターがコンタクトを取ったのが、現在はカラミティメアリ(以下CM)とつるんでいるマジカロイド44。こちらはCMさんも太鼓判を押すほどの「クズ」であり、天然お馬鹿なシスターのことをばっちり利用しようと考えている。ただ、マジカロイドの不思議なところは、決して生き残り合戦の駒として利用するのでなく、リアルマネーの稼ぎ先としてシスターを囲っているというところ。まぁ、まだ問題が起こる前からこの関係性は続いていたわけで、マジカロイド側としてはなるべくシスターにも生き残ってもらいながら、自分が最大限に稼げる方法を模索したいところなのだろう。ついでにCMともつるんでおけば、現実世界のアングラなお仕事でキャンディもマネーも稼ぎ放題である。そういえば「困っている人を助ければ、それが善人であれ悪人であれキャンディは手に入る」っていうシステムが明かされたわけだが、もう、こうなると運営側が何を思って魔法少女システムを立ち上げたのかはさっぱりわからねぇな。元々善意だけのものではなかろうが、本当に単なるゲーム感覚なんでしょうかね。この町の住人もとばっちりでこんな目に遭わされていい迷惑である。 シスターが面会した3組目の人物は「森の音楽家」クランベリー。CV緒方恵美というミステリアスなキャラだったが、蓋を開ければなんと単なる戦闘狂。俺より強いヤツに会いに行きたいがために魔法少女業を営んでいるという変わり種だ。つまり、運営側のひでぇ提案などなくとも、コイツは放っておいたら魔法少女狩りを始めた可能性があるわけだね。これまたデスゲーム設定ではありがちな、「ルールとか生き残りとかどうでもいいから人を殺して楽しみたい」枠である。まぁ、闇討ちとか毒殺とか、そういう卑怯な手段に出ないだけまだマシではあるか。当然シスターとの交渉は決裂。WPとの白熱のバトルの末に水入りとなった。クランベリーの恐ろしいところは、この町で最古参の魔法少女という特権的立場のためなのか、ファヴと直接つながってルールに干渉出来そうなところ。口先だけ「コネがある」とか言っていたマジカロイドとは訳が違い、ファヴの口からあっさりとシスターの能力を漏洩されたりしている。ファヴははっきりと今回の騒動を「ゲーム」と言っている。となると、やっぱり魔法少女システムの目的って単に嫌らしい殺し合いを白熱させることが目的ってことになるのかね。キャンディ譲渡ルールとか、明らかに殺し合いに向かうように調整してるしなぁ。クランベリーは、損得だけで動かないところを見込んで運営側が囲ったスイーパーってことなんだろうな。 こうしてシスターの思惑はほぼハズレ。最後には新人魔法少女のハードゴア・アリスとも接触したが、残念ながらこちらは全く話が通じずに終わってしまった。謎の幼女は、ひたすらSWだけを追い求めているようなのだが、魔法少女どうしでそんな因縁ってあるもんなんですかね。SWなんて魔法少女になってまだ間もないはずなのだが……。ちなみに、当のSWさんはというと、こんだけピンチな状態が吊り橋効果をもたらしているのか、幼馴染みのラピュセルのことが気になってラブモードに発展中。表面的には百合だけど根っこの部分では正統派の中学生カップル。いいのか、悪いのか……まぁ、颯太君、確実にその辺で死にそうな気はしますけどね。 もう「かわもとけ!」っていうタイトルでいいんじゃないかな、第4話。将棋アニメだと思った? 残念! 三姉妹日常アニメでした! だって可愛いしなぁ、Aパート、「ひな」。三姉妹の次女、ひなたが色気づいて頑張っちゃうお話。羽海野チカのデザインとしてはお馴染みのテンパりグルグルお目々がこれでもかと堪能出来るお話。そして、一応貴重な姉妹喧嘩(?)のお話でもある。今確認したらあかりさんとひなたの年齢差は10歳近いのね。これだけ離れているとやっぱり「お姉ちゃん」というよりも「お母さん」に近くなってくるのか(作中では全員「おねえちゃん」ではなく「おねいちゃん」と発音しているのは原作のこだわりなんでしょうかね)。まぁ、持ってる属性の差もあるのかもしれないけど。同じ血を分けた姉妹なのにポジションが違えば随分キャラも違うもんだなー、と思っているところに、「やっぱり姉妹だから似るものなんだね」っていうエピソードが差し挟まれ、嫌でもほっこりしてしまう。あかりさんがあれだけ家庭的で、何でも出来てしまうのは、あくまで自分の肩に家族の生活がかかっているからなのかしらね。ひょっとしたら下手だった料理を猛特訓した時期なんかもあったのかもしれません。いやー、でも料理が苦手な人間は「材料が揃ってるから何でも作れるわよ」とは言わないか。「家庭的」という言葉を煮詰めて固めたような存在、あかりさん。そして今はまだ青春真っ盛りのひなた。はっきりした対比のおかげであかりさんがまるでゴールインしているかのように見えてしまうが、彼女もまだまだ青春出来るし、しなきゃいけない身の上なんですけどね。とりあえず、幼馴染みの高橋君に「川本さんちの娘さんはどう思います?」って聞いてみたいね。「しらねぇ、あんな奴」みたいなテンプレな返事してきたらぶん殴りたい。 Bパート、「ブイエス」。多少なりとも将棋アニメらしさも出していかないと。相変わらず元気な二階堂君により、零の日常は脅かされる。でも、二階堂君はよかれと思ってやってるのだろうし、実際、放っておいたらまた内にこもりそうな零を強引に外の世界に引きずり出す役目は重要である。無茶苦茶わがままなこと言ってるんだけど、どこか憎めない二階堂のキャラはとても素敵です。お坊ちゃん育ちのおかげなのか、根っこの部分で人間性が出来てるんだよなぁ。デブのくせになんか格好良いような気さえするのである。そんな彼の魅力を、幼児ならば一発で感じ取れる。モモちゃんの導きにより、二階堂が川本家に襲来。そして、彼の“ふくふく”しい存在があかりさんのストライクゾーンとか何とか。デブ専……ってわけではないんだろうな。デブはデブでも汚いデブでは駄目なんだ。堂々と、風格と気品の漂うデブでないと。まぁ、国や文化によっては肥満って文化的成熟や社会的充足を表すステータスになったりしますのでね。生活の苦しい川本家からすれば、憧れの対象になるのも分かる気もしますけど。いや、あかりさんの場合はそうした社会的な背景は関係無く、本能的なものなんでしょうけどね。でも、あかりさんも立派ですよね。ボディの一部が特に。 ほんわか川本家、そして愉快な二階堂という二段構えのおかげで、今回は零もネガティブなこと、意味深なことを言う機会はほとんど与えられなかったが、一応、夢に見るような不思議な女性の存在だけが一応気掛かり。完全に寝込みを襲われるビジョンだったが、過去に誰と何があったんでしょうね。零君、あんな性格の割に女性3人の家族に溶け込んでそれなりに上手くやっていけてるのはずるいわ。さっさとあかりさんの料理でふくふくしくなってしまえばいいのに。 10月28日 ドラフト模様(KLD×3) ピック順 【Thraxi】→【Sangriter】→【Alessi】→【Serra】→【Sea-chicken】→【Mei】→【Chrolony】→
環境第4戦。とは言いつつ、実際には先週、予期せぬ社蓄が首都圏から突如襲来。ひたすらパックを剥きたいとうなり声を上げながら面子を集め、2週前同様に勢い任せのドラフト2連戦を決行。全員が集まれたわけではなく6人戦、5人戦の2試合マッチに留まったが、何故かこのカラデシュ環境はかつてないくらいのペースで全員が経験値を積んでいるのである。まぁ、割とやってて面白い環境だからいいんですけどね。ピックむずい、試合がやたら派手でアホみたいな展開が多い。そのくせ糞環境とか言われない。Wizards社のリミテッド環境調整、確実に練度が上がってるよな。 そして、この社蓄乱入事件がきっかけとなり、新規メンバー加入で7人制になったことに続いて、またもや我々の中に新たな改革が起ころうとしている。それが、「競技時間変更案」である。我々はこれまで諸事情により金曜深夜に集まって夜明けまでドラフトをするという非社会的な行為をウン年間も続けてきたのだが、こないだ土曜日にドラフトをやったところ、とある1名が「このリズムがとても良い」と今更(ホント今更)ひどく感心し、ドラフト曜日を金曜ではなく土曜にしようと提案したのである。特に異を唱える人間もいなかったため、次回は試験的に土曜の夕方、つまり人間として至って健全な時間にドラフトが開催される運びとなった。さぁ、10年以上も染みついた生活のリズムが変わることで、私の人生はどうなってしまうのだろうか。いや、多分何も変わらないけど。 というわけで、次回は金曜の夜に集合しても人はいません。土曜17時開始とのことですので、各人スケジュール調整をよろしくお願いします。しかし、誰ぞが言っていたが、この土曜夕方スケジュールで何の問題も無いのだとしたら、我々のウン年間は本当に一体何だったんだろうな……。
ねぇ、なんであの人毎週いるのかしら?(ヒソヒソ 世間的にもたほいやが復権の兆しを見せているらしいですね。「今度ニコニコで放送されるらしいんだけど、本家と全然違って知らない人たちばっかりでやるんですよ」「面白く無さそうやな」「俺らのたほいやを生中継した方が絶対いいよな」
Round1・「しゅんじゅうのあらそい」 1.永遠に終わらない争い。千日手。 2.春と秋との優劣を争う論議。 3.春と秋のどちらがより過ごしやすいかを争うこと。転じて、無益な争い。 4.1970年に起こった国内紛争。当時の秋田県知事、佐々木拳四郎が私軍を率い、春日部を侵略した。 5.端午の節句の他称か。五月参りとも。 まぁ、解釈の使用がほとんど無いわけですが……。そらそうなるやろ、っていう解答がある程度揃っている中で、 ④こいつの頭の中の日本史はどうなってるんでしょうね。「秋田県知事の私軍」っていう言葉の破壊力。そして、1県に並び立つ春日部の強さ。まぁ、東北の政治力なんてそんなもんですよ(暴言)。
Round2・「しろうるり」 1.→ホッキョクタヌキウルフ。 2.美人に備わるべき三つの容貌。 3.浄瑠璃を洒落て言った語。 4.うるりの、弁の特に白いもの。 5.語義不詳。一説には「うるり」は「うり」の変化したもので、白瓜のことかという。 考えようにもヌルリとした変な言葉。 ①白・Wolf・狸。でも、「タヌキウルフ」って狼の種名ですよね(万が一あったとして)。 ②「白」と、多分「麗」だと思うんだけど、「リ」が何なのかは分からない。??「理性がある、ですかね」 ④毎度お馴染みはじむらごパターン。 ⑤出題時に、「しろうねりだったら知ってるのに!」って言ってたわけですが、なんと、このしろうるりを元に石燕が創作したのがしろうねりらしいです。はへー、知らんかった。
Round3・「ふっきんぐ」 1.電話を保留すること。 2.英国の軍人、航海士。アルマダ海戦で戦死。 3.ラグビーで、スクラム中の球を足で掻き出すこと。 4.将棋で、歩と王の場所を一瞬で交換する禁じ手。 5.根がかり。 解答読み上げの後に1名「実は知っていた」というので事実上不成立だったパターン。実際にはそのままうやむやで出題としては成立してしまったが、今後はこういう場合にどう対処すべきかは考える必要があるな。でも、やっぱりみんなして解答提出した後だと仕切り直すのが面倒でそのまま通っちゃうパターンが多いんだよな。本家たほいやだったら知ってる言葉が出題されるのも問題無いのだが、それだと我々のたほいやとはゲーム性が変わっちゃうからなぁ。 ④あ、ちなみにこれの出題自体がタイラントなので、これ書いたのは違う阿呆ですよ。「ダイの大冒険」ではルーク役がキャスリングを決めていることから考えるに、おそらく将棋七鬼衆あたりが使う技なのではないかと思われる。
Round4・「しろーて」 1.ロシア人を蔑んでいう語。 2.(仏)蜜。 3.オランダの一般人。医師を自称して長崎に入港したが、まったくの嘘であったことから、「しろうと」の語源となった。 4.→シドッチ。 5.ブルガリアの神学者、作家。幼児期からの神学教育を推進し、児童書を多く著した。作「バージン・ヨーグルト」「ディアボロ太郎」 上述の「しろうねり」に納得いかなかった私が広辞苑を確認したら、たまたまその4つ隣の見出しが目に入ったのでそのまま出題。しかし、あまりに苦しい答えが出揃ったために後悔したのである。 ①ロの字が「露」なのだろうが、他は不明。 ②「シロップ」をフランス語風に読む的な。ちなみにこの解答は割とまともだが、同氏の解答用紙には「順番に死ぬこと」の記述も残されていた。「やめたんや! ちゃんとそっちはやめたんや!」 ③ある意味正解にニアピンと言えなくもない。「素人」の語源はしっかり確認しておいてくださいね。試験に出すからなー。 ⑤スルーの方向で。
Final Round・「ひざともだんごう」 1.(窮した場合には自分の膝でも相談相手にするという意)誰とでも相談すれば、それだけの益はある。 2.膝と相談して。 3.伝説の闘牛。乳牛生まれの肉牛育ちという身の上でありながら、横綱まで上りつめ、圧倒的な膝力から呼ばれた。 4.長州藩の武人。槍の名手として知られ、「無双三段」の異名を持つ。 5.良からぬことを企てるための、表に出せない談合の隠語。喃談合とも。 これもカオスだよなぁ。日本人の考えることはよく分からん。 ①その語源からその意味にはならんやろ。 ②さらに素っ気なく。こんなん言われたらヘコむわ。「今日の晩ご飯、何が食べたい?」「膝と相談して」 ③スペインの闘牛だと思っていたから「横綱って!!」と笑ったが、日本で行われる闘牛(牛と牛のバトル)ならやっぱり優勝者は横綱になるみたいです。流石タイラント、博学ですね。こんなアホな名前にならんやろ、と思いきや、事実は小説よりも奇なり!! 歴代横綱の輝かしいご尊顔、満足行くまで本家サイトでお楽しみください。個人的に推し牛なのは平成19年お盆場所で優勝してる「原子力」。 えぇ〜〜〜、もひとつおまけに、えぇ〜〜〜〜、第4話。うーむ、好きな作品なのは間違いないし、今後もそれは変わらないだろうが、だからこそはっきり思う、今回のシナリオ、どうなのよ。 たとえるなら中ボスだと期待していてそれなりに装備を調えようとしていた矢先に、ポロッと通常攻撃で倒せちゃった、みたいな印象。こんなにあっけないのかよ、鎧塚エピソード。流石にこれは扱いが雑じゃありませんかね……いや、違うな、扱いが雑なわけじゃない。ここまで高めた「中ボス感」の方がペテンだっただけで。その部分の脚本運びは、流石にちょっと抵抗が大きい。 1つずつ見ていこう。まず、今回最大の焦点となったのは鎧塚先輩のパーソナリティである。ここまでのお話で「ぼっち気質」「浮世離れ」といった属性ははっきりしていたものの、同じ京アニ作品で比較して「長門っぽい」と言われていた彼女の中で、「希美に対する拒否反応」だけは完全に異質なものだった。彼女のフルートを聞くだけで「吐きそう」とのたまい、優子やあすか先輩は「絶対に希美を会わせちゃならねぇ」と警戒心を強めていた。一体、彼女の中で希美とはどんな存在なのか。ここまでのお話で「対希美エピソード」への期待感は高まり、ハードルが上がっていたのだ。しかし、ふたを開けてみればそこに隠されていたものは何一つ無かった。「友達だと思ってたのに、勝手に部活を辞めちゃったのが理解出来ない」というそれだけのことで、鎧塚は希美に対して絶大なアレルギーを示すようになり、必死に彼女の影から逃げ続けたのだという。……どんだけ厄介だよ。どんだけぼっちだよ。いや、まぁ、ひょっとしたらそういう人間がいてもいいかもしれないし、元々そういう設定なんだろうと思って見ていたわけなのだが、それだったら、今回のお話であっさりと氷解してしまうのは流石に納得出来ない。そんな簡単に乗り越えられるハードルだったのなら、わざわざここまで思わせぶりに盛り上げないでくれよ。 実際、彼女達の日常生活を考えても、彼女の「希美拒否」には無理がある。だって同じ学年なんでしょ。クラスは違うかもしれないけど、希美は地区大会を見に行っていたと言っているし、今回だってフラッと「希美の様子見てこようか」と言っていたのだから、彼女の側から接触しようと思えばすぐにでも鎧塚と顔を合わせていたはずなのだ(今回実際にそうしたわけだし)。部活を辞める時こそこっそり抜け出したが、それだって1年も前のこと。中学時代に「友達」関係だったのなら、それから延々顔を合わせないなんてことはあり得ない。もしそれが実現していたのなら、本当の本当に「彼女は友達だと思っていない」という鎧塚の妄想が事実だったと考える方が自然だ。希美の「復帰活動」の仲立ちとして中川先輩が積極的に動いており、彼女は希美と鎧塚先輩の間の確執を知らなかったわけで、「とりあえず昔の友達と作戦練りましょう」みたいな流れになるのが当たり前。何故、この状況で頑なに2人の接触が避けられていたのか、その部分はどう考えても不自然で、「今回久しぶりに顔を合わせて話を盛り上げるため」以外の理由が無いのだ。 そしてもう1つのすっきりしない点は、希美のキャラクターそのものにある。鎧塚先輩の方は、「そういう類のすげぇ面倒なぼっちの人」というキャラ設定で納得出来る部分はある。今回彼女の独白ではっきりと言及されたわけではないが、ぼっちだった彼女のところに自然にやってきた時点で希美は神格化されてしまい、希美のためなら命も投げ出さんばかりの信頼をぼっち少女が抱いてしまったというなら、それは納得する。確かに、それまで縁もゆかりもなかった吹奏楽に参加し、最高難度と言われるオーボエを完全に操るまでに鎧塚が部活に打ち込んだのだとするなら、それは希美の圧倒的なカリスマによるものであり、彼女がどれだけ心酔していたかをうかがわせるエピソードになりうる。しかし、それだけに今回の彼女の対応は許し難い。最後に2人が対面を果たすシーン、彼女が言い放った「何が悪いのかわかんねぇ」という発言は、図らずも彼女が「みぞれのことを数多の友人の1人としてしか認識してなかったッス」という鎧塚の被害妄想を裏付ける形になり、身体に変調を来すまでに希美に依存してしまった鎧塚先輩が不憫である。まぁ、希美サイドから見れば「そんなに依存されても困るわ」って話なのかもしれないが、個人的にぼっち気質の方が共感度合いが高いので、どうしても鎧塚目線で物事を推し量ってしまう。希美が断りも入れずに部活を辞めたことについて、「頑張っていることに配慮したため」という弁明があったが、それこそがすでに鎧塚にとっての裏切りであり、冷遇だったということを希美は未だに理解していない。彼女の中で「希美>吹奏楽」という状態であったことを理解していない。そこで改めて友達面されても、「今更何言ってるんだ」という気持ちの方が強い。優子が涙ながらに訴えた1年間の絆の方が、よっぽど価値のあるものなのは間違いないだろう。 それにもかかわらず、今回のお話におけるエピローグは、「二人の間の誤解が解けて、二人は元鞘に戻ったよ、めでたしめでたし」なのである。これは駄目だ。すでに「元鞘」の状態は鎧塚にとって不幸しか生まないことは証明済みであり、彼女の今後の人生を考えるなら、「希美の下に帰る」のではなく、「希美無しでも吹奏楽が楽しいことを理解する」方向に持っていくべきだった。その場合には希美が完全に「空気の読めなかった悪い奴」になってしまうが、ここで1人くらい悪い奴が出てきても構わないだろう。何がやるせないって、ラストシーンで優子がまるでフられたかのような扱いになってしまっているところだ。中川先輩に「希美はあんたの100倍は良い子だから」とか言われているが、そんなわけ無い。もう、視聴者目線で言ったらこの世に優子くらい気の良い奴はいない。今回の熱烈ラブコールによって先週時点でストップ高まで上がっていた優子株はさらに天空へと突き抜けた。こんな良い友達を持って、鎧塚も本当に幸せだと思えるようになった。それなのに、彼女は希美と一緒にいることを望んでいるのである。何ともやるせない結末である。まー、優子はどこまで行ってもこういうスタンスのキャラなんだろうなぁ……。鎧塚先輩、来週以降は今回見せたような素敵な笑顔を部活仲間に振りまいてくれるようになるんでしょうかね。どれだけ素敵な笑顔でも、「まぁ、これも全部希美のおかげなんだけどね」って言われると、ちょっと興が冷めるのが残念だが……。 というわけで、メインプロットとなる「VS鎧塚」戦は色々と納得いかない幕引きでしたとさ。一応フォローしておくと、個々のシーンの見せ方に文句は無いんだ。というか、やっぱり京アニさんどう考えても力配分間違い過ぎてて、優子がのしかかるシーンとか性的過ぎて規制が入るレベルだったのはやり過ぎなんだ。いや、いいです。あれでいいです。今度は、ちゃんと納得いく形であの最高潮の盛り上がりを見せてもらえれば。優子はどこに置いても完璧な仕事をしてくれる、今期MVP最有力候補なのです。彼女が鎧塚のほっぺをむにむにするシーン、一応以前久美子が麗奈のほっぺたムニムニしたのに繋げてあるんですかね。最大限の親愛の情を表したものです。 さて、結果はどうあれ、とにかく大きな山をひとつ越えたことは間違いない。今回ほとんど描かれなかった1年生劇場は、麗奈が「強いていうなら、自分のためかな」って答えて安易に「滝センのため」とか「久美子のため」とか言わないところが素敵だな、って思いました。さぁ、後に残されたのは田中あすかという前人未踏の最高峰のみ。ラストでまた良い表情を見せてくれましたねぇ。彼女だけは、どうか彼女だけは、今回みたいな安易で打算的な落とし方になりませんように。もう、彼女もろともに世界が砕け散るくらいのエンドでもボクは文句を言いません。 そして、次の曲が始まるのです。 |
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