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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「ももくり」 6

 新番じゃないらしいんだけど、テレビ放送は初みたいなので、一応。これ、今年度のグランプリにノミネートさせるのはアリなんでしょうかね(好きにしろ)。

 とりあえず右から来たアニメを左に受け流す宗派の人なので、放送されると分かったらアニメはとりあえず録画してチェックする。今作もそんなわけで視聴したのだが、どうやら過去にWebで配信済みとのことで、調べてみたら去年の冬からだった。つまり半年空けてこの度BSで放送されることになったわけだ。昨今は色々な提供手段があるもんですね。Web限定とかも増えてきたし、「暦物語」に至ってはスマホ限定だから手のだしようがねぇんだよ(ガラケーユーザー並の感想)。ちなみに、原作漫画もWeb媒体のもので、同じプラットフォームからは今期「ReLIFE」もアニメになっている。むぅ、アニメも随分Web漫画への依存度を高めてきているのだな。

 そんなわけで、すでに視聴が終わっている人も多くいそうなアニメなのだが……うーむ、スパイシー。もし春クールにこれを見ていたら、「スキスキ系ヒロイン」が「ネトゲ嫁」のアコ、「12歳」の花日に加えて3名になるところだった。しかも花日ちゃんとはCVまで同じだからエラい事に。加隈ボイスは純愛の証か? とにかくそんな一切疑念を挟む余地がないくらいべったべたなラブコメなわけだが、このヒロイン、なかなかやりよるよ。やってることはアコと大して変わらない気がするのだが、変態度数が高いヒロインていいものですよね。それが一見すると純情奥手そうに見えるとか、かなりポイント高い。結局、どこまで言っても男の願望は「都合のいい女の子」なんです。一方的に好いてくれるし、こちらの変態的欲求を満たしてくれるためには、彼女の方も変態でいてもらう方が良いのです。そういう意味で、栗原さんはまさに完璧なヒロイン。CVまで含めて欠点が1つもないのである。

 1話目2話目はそんな彼女の魅力にメロメロになるだけで充分でした。これ以降、1クール分物語が続いていくことになるわけだが……どんなお話が展開するというのだろう。まー、多分後は延々普通のラブコメに終始するんだろうけども……毎回栗原さんがよだれやら鼻血やら、体液をダラダラ垂れ流してくれればそれでいいや。今作の監督・構成は平池さん、製作はサテライトだそうな。初めての組み合わせかな、と思ったが、一応「AKB0048」で仕事してるのか。まぁ、今作はそんな雰囲気を微塵も感じさせず、ちょこまかと可愛らしさが先立つ画作りに徹しているけど。初期の「WORKING」に通じるデザインですね。もう、ずっとこれでいいや。

 こういうWebアニメって、製作にお金はどれくらいかけられるもんなんでしょうね。今作は割と作りがしっかりしてて、いわゆる5分アニメなんかはとは一段違う出来だと思うのだが。Web背信だけでちゃんと採算が合う商業モデルって確立してるんだろうか。色々と不思議な業界である。

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「文豪ストレイドッグス」 5→5

 ちょっと待って、ひょっとして先週が最終回だったの?!(今期2作品目の事態) 全然気付いて無くて、今週放送がなかったことに今更気付いたよ……え? あの12話目で一旦終わりだったの? 一応分割2クールらしいから終わりらしい終わりじゃなくても問題は無いのだろうけども……なんか拍子抜けだな。

 まぁ、当初の予定通りといえばそうなのかな。「原作はちょっとだけ読んだからシナリオ部分には一切期待してないけど、それでも五十嵐作品だから最低限の面白さになるに違いない」っていう。まさにそれでOKだね。能力バトルアニメとして、かなり設定が適当だし、何よりもまず、モデル(?)となった作家に一切のリスペクトがないっていうのが辛いところ。そりゃま、過去の偉人たちを散々おもちゃにするなんてのは様々なアニメ・漫画が通過してきた道で、三国志武将や戦国武将はもうボロボロだし、最近じゃ「Fate」シリーズが色々大変なことになっているらしいが、そうしたジャンルと今作はまた意味が違うだろう。例えば、出てきた名前の中で私が譲れない作家名には宮沢賢治がある(そりゃ、一番好きな声優があの人なんだから必然的にそうなる)。そんな人間から見て、今作で出てきた「宮沢賢治」は「なめとんのか」の一言である。そういうネタだろ、スルーしろよ、と言われたらそれまでだが、そこでスルーするならわざわざ偉人の名前使ってるんじゃねぇよ、とも思うわけだ。登場人物が作家の名前である意味がほぼゼロであり、その部分を除くと、あとは「行き当たりばったりで大味な能力バトル」しか残らない。そして、そこに面白味は無いのだ。

 だが、そんな「いらんアニメ」になるはずだったのに、そこに五十嵐さんが参加してしまったせいで……悔しいかな、面白い部分も出てきてしまうのだなぁ。やっぱりこの人のテイストには弱いのよね。ギャグのテンポとか、キャラの崩しとか。笑わせるポイントだけでなく、バトルの見せ方とか、ギリギリのキャラの表情の見せ方とか、そういう部分がやっぱり上手いんだよ。やっぱり五十嵐・榎戸・ボンズという組み合わせだけで3割増しで魅力的になるなぁ。

 というわけで、プラスとマイナスでチャラで「2期目も見続けるよ」っていう結論。今のところはそれくらいで。

 

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Distended Mindbender 膨らんだ意識曲げ (8) R

クリーチャー・エルドラージ、昆虫

5/5 現出(5)(B)(B)

〜を唱えた時、対象の対戦相手は手札を公開する。あなたはその中から、点数で見たマナコストが3以下で土地でないカードを1枚と、点数で見たマナコストが4以上のカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーは、それらのカードを捨てる。

 レア現出の黒。コスト域が重たいのでハンデスは相対的に価値が落ちるはずなのだが、そこは質的、量的に性能を高めることで埋め合わせている。3ターン目に3マナクリーチャー、4ターン目に現出からコレで見事に2枚ハンデスが刺さればほぼゲームを決められるだけもポテンシャルがある。公式記事で提示されたように3マナクリーチャーが「作り変えるもの」だったりすれば盤面の圧力、アドバンテージ量は圧倒的。純正エルドラージデッキなら「エルドラージのミミック」の存在もこいつの価値を押し上げてくれることだろう。ある程度試合が展開してしまうと手札を2枚たたき落とせる可能性は低くなってしまうが、確認ハンデスはそれだけでも一定の仕事をするし、あらゆるカードを落とせることは間違いないのだから、まずはこれを潰せる除去を優先的に削っていけば、充分ゲームプランに組み込める、最悪の場合、これを食って2マナで2体目のこれを出せばまたハンドを叩けるのだ。現状、黒はエルドラージ軍団の中では添え物的な色であまり活躍は見られないが、今後何らかの食い込みかたが出来るだろうか。

 

Peace of Mind/安らぎ(9ED)」 U

 また随分懐かしいカードの再録である。一応、マッドネスなんかとの絡みでの再録ってことだろうが、「気病み(TOR)」でなくてこっちなのが良識的な判断だ。ライフゲインってのは価値の低い効果ではあるが、手札1枚が好きなタイミングで3点ならそこそこの効果。白赤マッドネスや白緑で昂揚の促進など、適材適所で活躍の場はあるか。まぁ、白赤マッドネスなら攻めに使える「厳格な巡邏官」の方が価値は高そうだが。それにしても、これだけ荒廃した世界で安らいじゃうのものなにかと罪深い。見たところ安らぐっていうより現実逃避、というよりもうイカレてしまっただけのようだが……。

 

Turn Aside/取り繕い(SOM)」 C

 地味地味カウンター呪文の再録。一応収録されていたのは「ミラディンの傷跡」だが、当時もメインで食い込んだ記憶は無いし、サイドからこれを入れるっていうデッキプランもなかった気がする。書いてあることは決して弱くないのだから、環境次第、デッキ次第では充分コスト以上の働きが出来るカードだとは思うのだが。相手がマナを全力で注ぎ込んだ増呪を1マナでたたき落とせたら気持ちよさそう。イラスト、フレーバーではイニストラードを象徴する存在である月の魔力について、タミヨウさんがその可能性を示唆しており、非常に美しいデザイン。エムラクール撃退の手掛かりになればいいのだが……。

 

Collective Brutality 集団的蛮行 (1)(B) R

ソーサリー

増呪 - 手札を1枚捨てる。

次のうちから1つもしくはいくつかを選ぶ。

・対象の対戦相手は手札を公開する。あなたはその中からインスタントかソーサリー・カードを1枚選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。

・対象のクリーチャーは、ターン終了時まで−2/−2の修正を受ける。

・対象の対戦相手は2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。

 レア増呪。こうしてみるとやっぱり「命令」サイクルにしか見えないデザインなのだが、このカードの特徴はコストにマナでなく手札が充てられている部分。3つのモードをまとめて解決してもお値段は据え置きの2マナこっきり。それなら独自の活用法も見えてくる……かも。基本になるのは除去モード。2マナソーサリーで−2程度ではレアリティを考えればかなり非効率的だが、それでも除去出来るクリーチャーの範囲はそこそこだ。そして、この基本モードに自分の手札状況を合わせていくつかセットメニューを追加していくことになる。2番目、ポテトと一緒にハンデスは如何ですか? 範囲の狭いハンデスなのでヒット確率はやや低め。自分が手札を捨て、相手に手札1枚にヒットするかどうかでやや博打。最近はクリーチャー主体、プレインズウォーカー主体のデッキが多いため、あまりメタはよろしくない。最悪、相手の手札を確認するためだけにでも使えるが。そして、シェイクに合わせてドレインもおつけできます。このモードが普通なら最後になると思うが、相手のデッキ次第では除去+ドレインの呪文として使うこともそこそこか。2点ドレインよりも価値の低い手札ってのはあまりあってほしくないが、終盤の余った土地なんかは一応おまけ程度に効果を増すことが出来る。こうしてみると、全体的にあんまり強くはないのだが、そこはやはりマッドネスとの絡みで何とか価値を上げていきたい。「血管の施し」で5ライフドレインまで行けば割とインパクトはあるし、「癇しゃく」と組み合わせればタフネス5に届く除去のついでにちょこちょこおまけがつく。なにかベストな組み合わせが見つけられるだろうか。

 

Wailing Ghoul (嘆くグール) (1)(B) C

クリーチャー・ゾンビ

1/3

〜が戦場に出たとき、あなたのライブラリを上から2枚墓地に置く。

 後ろで踊ってるギサ姉ぇさんのダンスがひょうきんすぎてもう……。この人、姉属性があるのに間抜けだし、お笑い枠なんだよな。「この骨でも喉に詰まらせな、あんちゃん!」とか言っちゃうしな(翻訳チームのせい)。さておき、見ての通りに守勢に回った「金切り声のスカーブ(ORI)」。1/3と2/1でどっちが良いかは完全にデッキ次第なので何とも言えないが、一応、ゾンビデッキってのは受けに回って消耗戦に持ち込むのが目標なので、こっちの方が良いという見方もある(ただ、さっさと相打ちになって墓地に行ってくれる方がいいっていう見方もあるんだが)。とりあえずあらゆるデッキに入っていると思われる2マナ圏の熊を止められるだけでもリミテッドではそこそこの価値があり、墓地ギミックに貢献出来る可愛い奴。「海墓のスカーブ」にはお疲れ様と言って退場してもらおう。もちろん、どっちも使ってもいいけどさ。

 

Prey Upon/捕食(ISD)」 C

 これまた旧作ネタ。この基本中の基本に見える格闘呪文も実はイニストラード原産。そして、かつてのカードでは狼男に襲われている人間のイラストが描かれていたが、今回は構図が完全に同じで、エルドラージに襲われる人狼の様子が描かれているのだ。栄枯盛衰、弱肉強食。この世のはかなさを痛感させてくれる面白い再録だ。まぁ、カードとしては「狂気の一咬み」の後に出てきてしまったせいで全く説得力が無いのだが。しょうがない、基本除去なんだから緑なら必須ですよ。

 

Tamiyo, Field Reseacher (1)(G)(W)(U) M

プレインズウォーカー・タミヨウ

<+1>:あなたの次のターンの開始時まで、最大2体までの対象のクリーチャーは、それが戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引く。

<-2>: 最大2つまでの対象のパーマネントをタップする。それらは、そのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。

<-7>: カードを3枚引く。あなたは、「あなたは手札から土地でないカードをマナコストを支払うことなく唱えても良い」という紋章を得る。

【4】

 エキスパンションの花形、プレインズウォーカー様の登場だ。今回収録されるのは当然のことながらタミヨウさん。以前イニストラードを訪れた時にはどこの誰とも全く知れぬ余所者だった上、初の神河からのPWということで違和感バリバリだったのだが、それでも実力が本物だったために安定した採用実績を誇った。今回は色を加えて2色になるだろうというのが大方の予想だったが、その予想をさらに一つ上回り、なんとバントカラーの3色PWとして登場。こうして少しずつ3色PWの枠も埋めていくのだろう。ちなみに、現時点で埋まっている3色枠はボーラスさん(グリクシス)とサルカン(ティムール)の2つだけ。あと7体出揃うのに何年かかるでしょうね。

 さておき、そんなタミヨウさんだが、4マナ設置の忠誠度4の時点で割と安定感があり、このあたりは流石の3色。自身を守る能力がマイナスで与えられてしまったのは残念だが、パーマネントの種類を問わない2つ拘束は元祖タミヨウを上回る制圧力。攻めに回っても強いので、殴りっ気の強い緑白系のデッキにもしっくり来る。プラス能力は他のPW同様にドローに充てられており、「2枚引けるかもしれないがクリーチャーが必要」という絶妙な設定。ダメージを与える先はなんでもいいので3ターン目までに肉を展開出来ていれば、とにかくドローは出来る。これまた攻め気のデッキに合う設定。また、絶妙なのは相手ターン中にも有効で、相手クリーチャーを対象とする戦略も可能であること。つまり、コントロール寄りのデッキなら相手のクリーチャーに攻撃を躊躇わせ、ドローの可能性を維持出来るのだ。仮に殴られてタミヨウが力尽きたとしても、1体のパンチで忠誠度5を落とすのは難しく、高確率で2ドローが可能。それだけでも割と満足出来る結果だろう。残る最終奥義は語るのも馬鹿馬鹿しい必殺の一撃。エルドラージとの相性がやたらいいのは皮肉だが、まぁ、「撃てば勝つ」がこのコストに設定されているのはこれまた親切である。色が合うので「ギデオンの誓い」からここに繋げて奥義達成を早めるのもいいかもしれない。

 はっきりと方向性を示すデザインになっていないが、それだけにデッキ採用の幅が広く、どの能力も文句無しで使える。そして酷い事に世はバントデッキが花盛り。タミヨウがスタンダードでレギュラーポジションを勝ち取れるかどうかは分からないが、この強さ充分権利はあるのでは?

 

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○「食戟のソーマ 弐ノ皿」 5

 こんな中途半端なトコからはじまるんだっけ? まだ1年も経ってないのによく思い出せなかったのでちょっとびっくり。原作はあんまり熱心に読む漫画じゃないのでこの大会の結末すら思い出せない始末だったが、オープニング映像見たら大体思い出せたわ。ある意味ネタバレOPやな。

 基本的には1期目から変更は無し。スタッフも一緒だし、これ以上無いくらいに純正の分割2クール目だ。まぁ、こんだけ間が空けばスケジュールに余裕はあっただろうし、1期同様に作画クオリティの高いアニメにしてくれるだろう。ただ、1期の感想で書いた通り、やっぱり個人的にはあんまり好きな漫画じゃないんだよな。料理にワクワク感がないっつうか、試合展開が地味っつうか。1話目は薙切妹と創真の対決だったけど、相変わらず審査員が懇切丁寧に説明してくれるだけの展開だからなぁ。先達の料理漫画みたいに、もっと料理自体がトチ狂ってくれればいいんだけど。

 でもまぁ、キャラは悪くないからね。1話であっという間にアリスが負けちゃったのは残念だが、ありす独特のトンガリ目のへちょ顔が可愛い。そして、今シーズンは作中でも屈指の濃さを誇る美作が出てくるので、そのあたりの変な演出にも期待しよう。そう言えば前クールに種田梨沙のレギュラーが一本も無かったからアニメキャラの声聞くの久しぶりな気がする。

 

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○「B-PROJECT〜鼓動*アンビシャス〜」 5

 また新たなアイドルグループが爆誕したわけか。それにしても人数多いな……。ちなみに、「おっ、またアイドルものか、男性アイドルはうたプリ以来かな〜」って思って考えてたら割と最近いたわ。石膏ボーイズ。

 アイドルアニメはまだまだ尽きることを知らず。元々男性向けコンテンツとして先行していたアイドルアニメジャンルだが、ここに来てグイグイ女性向けも数を増し、今や追い越す勢いだ。今作はもう、なんか全部が全部「うたプリ」の焼き直しみたいな印象。まぁ、アイドルアニメってそんなに話のバリエーションが作れるようなもんでもないし、やってることが同じになるのはしょうがないのだけど。すでに出来上がっているグループ内に、新たなスタッフとして素人っぽい女の子(やや引っ込み思案)が転がり込んで、アイドルのサポートをしていくという展開だ。ちなみにCVは金元寿子だ。見事なチョイスだな。

 女性向けと男性向けの違いって、男性向けだとまだアイドルとして完成していない女の子を描くことが主眼にあるのに、女性向けだとある程度成立しているアイドルの活躍を描くことの方が多いよね。男の場合は頑張ってる女の子を見て「守ってあげなきゃ」とか「僕が支える」みたいなのが主たる動機になって、女性の場合は「ついていきたいわ」みたいなところに目的意識があるからなのかね。

 画のセンスはうたプリに引けを取るものではない。まだまだはっちゃけるには助走が必要だろうが、すでにイメージ映像のアホさ加減なんかでなにかの片鱗が感じられる。ヒロインの女の子の顔芸が豊かなのははっきりうたプリと違うところで、可愛い女の子を理由に見る男性視聴者からすれば嬉しい部分だ。ほら、うたプリヒロインってなんか終始ギアスを発動してるみたいで怖かったし。ただまぁ、シナリオ部分になにかを期待するのはやめておこうな。1話目はベタな切り出しと言っても、「なんでお前らプロのスタッフなのに素人の女の子に指摘されるまで譜面のミスに気付かねぇんだよ」とか、その辺適当だからな。つばさちゃんの存在価値を示すためのエピソードだってのは分かるのだが、設定ガバガバすぎんだろ。

 ま、うたプリ同様に一歩引いたところから何となく観られればそれでいいかな。多分「少年ハリウッド」みたいなヤバい中毒性は無いはず。無いといいな。

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○「Rewrite」 3

 すげぇ、なんだこの1時間……ここまで何が起こったのか分からないのは久しぶりの体験かもしれないぞ。

 いっつも言ってることだが、別に第1話で全部分からせる必要なんてないし、無理に分かるようにして脚本が歪むなんて言語道断。分からないなら分からないなりの、導入ってのはいくらでもある。ただ、最低限1話目でやって欲しいこととしては、「このアニメのこの部分を見て欲しい」「ここが面白いんです」ってのを提示することだ。前クールだったら「カバネリ」なんかも1話は壮絶な展開でついていくのがやっとだったが、それでもとにかくアクションとデザインで見せてくれたわけで、「なんだか分からんがとにかく良し」を体現することが出来ていた。その他にも、「色んなヒロインが出てきてほんわかできますよ」とか、「ひねくれたギャグが仕込んであって随所でニヤッとしますよ」とか、いざとなったら「中身は無いけどとにかくエロいですよ」でもいい。そういうことが分かれば、2話目以降を見ていくきっかけが出来る。1時間スペシャルってことで尺は倍あるわけで、これを有効利用した「リゼロ」って作品もあった。あの作品は確実に「シナリオ部分にこんな仕掛けがあって、ドキドキする展開をこの後も提供しますよ」っていう喧伝を一時間費やすことで見せてくれたのだ。

 翻って、今作はどうだろう。何がやりたいのかがさっぱり分からない。まず、どんな世界なのかさっぱり分からないし、何アニメなのか、元を辿って何ゲームなのかが分からない。そりゃ学園にヒロインがいっぱい出てきて顔見せしてくれたんだから、販売元がKeyであることも含めれば「そういう」ゲームなのだろうが、主人公のキャラが絶えず過去の記憶にチクチクされながら、例によって軽口多めの主人公気質なのに上っ面はアウトロー気味に構えている。突っかかってくる男の生きてる意味も分からんし、主人公が何も考えずに回りの人間に愛想を振りまき、トンデモ世界でのドタバタに巻き込まれても順応性高めでアクションしてる意味も分からない。夢世界(?)で出てきたプレデターみたいなのの画面で浮き方も相当なもので、どこがこの作品世界の根幹なのかが全く分からない。ここまで拠り所が無く、何を中心に見たらいいのかが分からない作品は本当に久しぶりだ。

 これで画が整っていれば何となく「まぁ、可愛いからいいか」で済む部分もあるのだが、なんだろう、1話目時点で画に惹きつけられる部分がほとんど無い。エイトビットならもうちょっとCG部分も含めて出来ることがあったと思うのだが……。監督は天衝氏だし、正直言って構成に期待していた部分はあるのだが(何しろあの「グリザイア」シリーズを曲がりなりにもまとめあげた人である)、ちょっと今回のお話はいくら何でもついていけなかった。構成がどうにも忙しなく、「なんだか元々のゲームのシーンを切り貼りしてる感が強いなぁ」というので抵抗があったし、その繋ぎも雑に見えてしまうので、1つ1つのシーンが作品としてまとまっているように見えない。なんだか、1時間もの無闇に長いPVを見せられているような感覚である。この1話目の説明不足は、「何が起こったか分からないし、気になるから2話目も見なくちゃな!」っていう好奇心を煽る仕掛けとして敢えてやっているのか、それともナチュラルに分かりにくい構成で垂れ流しているだけなのか……。なんか、後者な気がするんだよな。ま、ぶっちゃけKeyの系列作品って軒並み相性が悪いから警戒してる部分もあるんだけどさ。

 そんなわけで、やっぱりこの警戒心の水準が下がることはなさそうな1話目でしたとさ。いいところを探すとしたら……ヒロインが千和なところとか……。

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「少年メイド」 4→5

 気付けば馴染んでました。ショタに興味は無いですが、決して邪魔になる文化ではないですね(ヤバい兆候)。

 元々は「な〜んか薄味だし、あまりにもフォーマットそのまんまだから特に欠点がなくても入ってくるものも無さそう」っていう第一印象で、実際、その部分については特に間違った予見ではなかった。最後まで千尋がメイド然として仕事をしているところを回りの大人達や友達がやんわり見つめているだけの構図は、お世辞にも刺激のあるものではない。でもまぁ、「それでいい」シナリオ構成が思いの外丁寧なところでね。ショタなんてのは割と尖った趣味趣向だと思っていたので拒否反応があったのだが、どっちかっていうとショタというよりは「健やかな子供の成長を見守る」作品だったので、余計な警戒心は解けて年寄り的に「素直で元気な子供は良いものですね」っていう気持ちになれた。短パン少年が元気に働く様子はとても健全ですね(ヤバい兆候)。

 そして、いじられるのは基本的に千尋だけど、彼を中心にして様々な「家族の在り方」みたいなものに触れていくストーリーラインは、退屈することなく適度に推移が窺える内容。母を亡くした千尋、そして円と実母の関係性。真剣に悩み始めると結構重めのテーマではあるのだが、そこを深刻になりすぎずにハートフルにまとめてくれたのはありがたい。世の男の子というものは、いくつになっても「母親の話」ってのに弱いものでね。甲斐甲斐しく働く千尋を見ていると、「母親がいるうちに孝行しとかないとなぁ」という気分になってくる。いや、そんな深刻ではなく、何となくね。CVゆかりんの千尋ママン、1話目時点で故人だったので出番なんて無いかと思ってたのに、想像以上に活躍してくれたな。

 同じ時期に「SUPER LOVERS」という劇物が混ざっていたために、相対的にこの柔らかさがありがたかったです。味が濃すぎるものと柔らかめのもの、同時摂取でショタの勉強には良いシーズンだったんじゃないでしょうか。今後のアニメ業界はどれくらいショタが台頭してくるんでしょうね(ヤバい兆候)。

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○「ラブライブ!サンシャイン!!」 6

 「ラブライブ!」の後に付けて格好良くなる超人の名前が他に無いかなー、って考えた結果、優秀賞は「ラブライブ! パルテノン!!」に決定しました。時点は「ラブライブ! ザ・コンステレーション」。

 アホな話題から入ってみたが、押しも押されもせぬ今期注目番組の1つ。何しろその前身があれだけのヒットコンテンツになってしまったわけで、正統な「続編」と銘打たれた今作に注目が集まるのは当然のことだろう。個人的には、「ラブライブ」という作品は好きだったが、あくまでμ‘sのファンとしてアニメを楽しんでいたという立場なので、そのμ‘sが過去のものとなり、裏方に回った今作は一切タッチせずに初の視聴。そりゃな、出たての声優が集まってアニメも何も出てない状態なら私にとってはAKBやらなんやら、その辺のアイドルと差は無いわけでね、事前に追いかけようとは思うまいよ。アニメが始まった今日この日からがスタートである。

 そんなわけで初見だが、まぁ、予定通りといった出だしだろうか。まさか作中で「START:DASH」が流れるとは思っていなかったのでそこは嬉しい不意打ち。「アクア」を押していきたい制作陣はμ‘sとは完全に分けて扱うだろうと思っていたので、早くも1話目でμ‘sの音源、映像を使ってきたのは予想外である。こうして「過去に成功したもの」を使っていくことは、全く持って正しい戦略性であり、使えるものを使うのは「ずるい」ではなく「賢い」である。引き合いに出す例として正しいかどうかは微妙だが、過去にワクワクしながら「キディ・ガーランド」を見ていたのに全然「キディ・グレイド」のエクレールたちが出てこずもやもやした、なんて経験もあるので、さっさと世界観を接続し、使えるものはガンガン使っていってほしい。私は、「μ‘sの物語の続編」をやってもらえる方が嬉しいわけで、この導入は安易な釣り餌としては充分なものだ。

 しかし、そうして過去の栄光にばかりすがりついていては、新たな作品として独り立ちは出来ない。今作は改めて「アクア」というグループを一大コンテンツとして作りあげていく必要があるわけで、そのためには魅力的なドラマ作りが必須。つまり、過去の栄光のおいしいトコロはしっかり利用しながら、新たな物語を「違うもの」として提供していく必要がある。そうして「違う点」に注目して見ると、今作はキャラデザはまるきり同じ。ぶっちゃけ1話目を見ただけじゃとてもじゃないがキャラの差別化は図れず、しばらくは苦労しそう。先入観はあるかもしれないが、正直μ‘sの9人よりも今回の方が区別するのが大変そうだ。しかし、物語の導入はもちろん元祖とは違っており、休学してて学校にいない奴やら、転校生やらといった導入で、ここからどうやって最終的に「ウチも入れて9人や!」まで辿り付くのか、そのあたりが最初の山場ということになるだろう。もちろん、今回はさっさとメンバーを揃えて、大会での試合の様子を事細かに描いていく、なんて展開でも悪くはないだろうが、ラブライブっていう商品の性格上、多分学校から外に出るまでは時間がかかる気がするんだよね。

 個々のキャラについては、まぁ、思い返せばラブライブ1期だってしばらくは覚えられなかったし。俺、基本的に感想書き始めたのも2期からだしな。どこぞの西木野さんレベルのクラッシャーさえいなければ別にいいかな、っていうレベル。中の人はほとんどが初見だから何とも言えないが……穂乃果ポジションのメインの子は無難にこなしてますね。会長と中二病、黒髪2人が若干怪しいかなぁ。中二病の方は作り声だったから変な演技になってただけな気もするけど。イエローバスターがゴーカイイエローに追いつけるかどうか、今後の声優業界に注目。

 後は海のイメージなんかを上手く使って、「ラブライブらしさ」を活かしつつ「アクアらしさ」にどう切り替えていくかが見もの。いっそのこと旧作では絶対出来なかったような無茶な冒険をしてもらうのもいいかもしれないゾ。μ‘sメンバーが突然殴り込みに来て9対9の個人戦マッチとかどうだろう(少年ジャンプ脳)。矢澤先輩弱そう。東條先輩強そう。このアニメは私を「なんやねんこのクソみたいに下手な似非関西弁のデブは」から「あぁ〜のんたんマジ聖母なんじゃ〜」に変えることが出来るかな?! (当方、かよちん推しです)

 あ、ちなみに脇キャラにかな恵ちゃんとアスミスがいたので、もうそっちでユニットつくってライブ活動始めちゃえばいいじゃん、とか思ったのは内緒です。

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7月1日 ドラフト模様(SOI×3)

ピック順 【Serra】→【Alessi】→【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Mei】→【Sangriter】→

 

 なんと、6人戦のイニストラードは実に一ヶ月ぶり。その間にアイツは一体どれだけの経験値を積み、どれだけの高みへ行ってしまったのか。今回を含めてあとわずか3回というこの環境、我々の戦況は少しでも揺るがすことが出来るのか……。

 え? あと3回しかないの? そして、話聞いてて分かったけど、異界月環境って試合数めっちゃ少ないの? 異界月の発売が722で、次のカラディシュの発売日が930。純粋に金曜日の数だけカウントすると10回こっきり。間にお盆休みとか挟むから多分それより2,3回は少なくなりそうだ。……あのー、僕すでに3箱予約してるんですが。9試合分なんですが。…………シールド戦とか、ダブドラとか、何とかなるやろ。

 どうでもいい業務連絡。帰宅後に気付いたので間違ってたら申し訳ないが、今回金払ってない人いない? もし心当たりがある人がいて、来週まで覚えてたら払ってくれ。

 


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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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