最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
フミたん……フミたぁん! 第15話。もう、私の願いはただ1つ、来週フミたんが死なないことだけです。いい女は生きろよ。名瀬さんだってきっとそう言うよ。 先週からフミたん回が順調に進行しているわけですが、もうそればっかりが気になって他のことが頭に入らないんです。鉄華団的にも割と大変な事態になってるはずなんだが、どうせミカもオルガもこんなとこで死ぬわけないって分かってるから、そっちはもういいや。コロニーの人たちが偉い人たちに騙されて大変な目に遭っちゃってるのは、実はこれまでのシナリオでも一番エグくてひどい状態のはずなんだけどな。大丈夫、「ガンダムAGE」とかだともっと大規模で悲惨なことを平気でやってたから。そんなことよりも私はフミたんのいう「責任」の方が心配で仕方ないのです。「責任」って言う言葉を聞いただけで顔を赤らめる発情姫様はちょっとじっとしとけ。 こうしてみると、クーデリアだって色々頑張ってるはずなのだが、回りの女性たちの方が何倍も懸命に生きている描写が多いおかげで、やっぱり姫様の場合は世間知らずの道楽みたいに見えてしまうのがちょっと辛いな。何しろ今回はフミたんとアトラちゃんという2人の「家族」がそれぞれに決死の覚悟を固めてるからな。アトラちゃんは咄嗟にあそこであれが出来るだけでもすげぇ胆力だし、どれだけ人間が出来ているのか。あの年齢で、どれだけことの全貌が見えているというのか。どれだけ修羅場をくぐり抜けてきたというのか。そりゃクーデリアさんだってなんとかして彼女達の意志に報いてやらにゃ。でもなぁ、現状では姫様に出来ることは何一つないんだよなぁ。 そんなクーデリアの前に現れたのは、ガンダム名物・謎の仮面の男。なんだろね、ガンダムワールドではロリコンは仮面を被る決まりでもあるんですかね。諸先輩方にも割といたけど、今回も「なんで仮面被ってんねん」っていう理由がよく分からないパターン。いや、正体がばれると政治的に面倒なのは分かるが。「仮面被ったら何してもいい」っていう発想が既におかしい。 もう一度確認しましょう。フミたん、死なないで。こんなに美味しいポジションの内山夕実キャラは珍しいんだよ! せめて最後までゆーみんの声を聞きながら終わりたいんだよ! フミたんが笑顔でクーデリアと将来の夢を語り合う姿が見たいんだよ! だから死なないで! 頼むから! PR くそっ、最高かよ……第48話。やっぱりこの盛り上がりはこの時期のお楽しみ。しかしあらゆるところが格好良いんだよなー、やっぱおもしれーなー。 ラスト3話、あとは最終決戦に向けて風呂敷をたたむだけ。地上に降りてきたクトゥルフじみたディスピアさんを目の前にして、ついに4人は学校の友達の前で変身。この時、はるかがまず進んで前に出て、そこで示し合わせたように残り3人が出てくるくだりがまず格好良い。きららのいたずらっぽい「やっぱりねー」みたいな笑顔がベリーキュート。大見得切りながらの4人変身、同じバンクなのに不思議といつもよりキマって見えます。 4人が直接乗り込もうとすると、まず現れるのはストップとフリーズ。この2人も結局最後までよく分からない存在だったが、ついに満を持して自分たちの力で進路妨害を狙う。「ここは俺に任せて先に行け」展開をやるのがカナタであるところまでは想定内だが、まさかのミス・シャムールも参戦で吹く。流石パーフェクト・レディ。「足止めくらい」なら余裕で出来ちゃうのである。普段のプリキュア以上にガチでぶつかる2対2の対決を見守りつつ、「うわ、これ変な声キャラの対決や」と惚れ惚れ。 次に現れたのはクローズ、そしてロック。ロックはクロロと分離して死に体だとばかり思っていたのだが、どうやらそのボディだけは残されていたようで、今回クローズの手駒として、いささか不本意な登場。流石のプリキュアもこれにはたじろぐ。クローズとの連携プレイによって力を増加させたロック、半狂乱の状態ながらもプリンセスロッドを砕くという大金星。このまま押し切れば伝説になったのだが、エネルギーの源である絶望の檻をついにゆいちゃんに破られてしまいそこでゲームエンド。ゆいちゃん、流石に何度も絶望の檻に捕らわれすぎて、すっかり慣れた模様。他の仲間達の檻もことごとく打ち砕くことで、最終的にロックの挙動を封じる事に成功した。ちなみにロック戦でのプリキュア4人の連携攻撃も色々と見どころの多いシーンだ。 そしてロックを切り捨てて単身挑むクローズに、いよいよ登場! 恐怖を乗り越えたシャットさん!! キターーーーーーーーー!!! もう、これが見たかったんですよ。シャットさんの晴れ舞台、ここ数ヶ月はずっとこれを待ち望んでいました。もう、完全に顔がイケメン顔なんです。完全に正義の心に目覚めてるんです。怨敵であり旧友でもあるクローズとの拳での語らい、「私たちが落ちぶれている間に!」というなりふり構わない心情の吐露。もう、ホントに良くここまで頑張ってくれた……あんたがナンバーワンだ。ディスダークは部下の優秀さはプリキュアシリーズでもナンバーワンだよ。格好良すぎるよ。 はー、もう、それが言いたかっただけです。ハイ。次回でグランプリンセス誕生かぁ。これまた正座視聴やな。ところで、今回すげぇ気になったんだけど、絶望の檻に捕らわれた面々の中に寮長の白金さんっていた? あの人が負ける姿が想像出来ないし、ゆいちゃんに励まされて檻をぶっ壊す姿も想像出来ないのだが……。 「打たないプログラマー」とかのキャストも無駄にしっかりしてて笑う、第2話。他のメイン役との兼ね役なんだろうか、こんな一言だけでスタジオに呼ばれる役者さんたちも大変だ(まぁ、コストパフォーマンスの良い仕事であるが)。 マッハでスタッフが揃っちゃった案件。まぁ、原作ゲームではこのあたりのくだりもゆっくりと描いてくれているのだろうが、アニメではそこに時間をかけるよりもとっとと全員集合して実際のゲーム作りをしているシーンを多く見せたいということだろう。確かに、ここでうだうだやられるよりもさっさと現場の姿が見られる方が今作の趣旨には合っている。「主人公のゲーム作りに対する熱意に集まってきて……」みたいな展開ならもう少ししっかり出会いから掘りさげた方がいいのだろうが、本作の場合には別に主人公もそこまで考えてるわけじゃないしな。いや、それにしたって急すぎたのは間違いないけども。こまけぇことはいいんだよ。高校生のノリとしては、ひとまず何となく集まって、実際に作業をしてみたら難しいとか、やっぱりアイツと馬が合わないとか、そういう問題が後から出てくるもんだ。 さて、こうして集まった追加の仲間達だが……よいね。特に声が良い(いつもの展開)。あけこのキャラは1話目から登場していたが、あの絡み方からこういうキャラだとは全く思っていなかった。普通に考えたら敵対するくらいの存在だと思うわな。強烈な二面性を持つキャラクターはいかにもあけこらしいキャスティングであるが、この子も昔はもっと可愛らしい路線で売ってたんですよ……たくましくなったなぁ。そしてもう1人、イラストレーターの方には「エロゲに興味があります」という耳年増な設定がよく似合う声(桜才学園調べ)。こちらはあけこが捨てた(?)可愛らしい路線を未だに誇示しているお方です。まぁ、実際はこのメインキャスト陣で最年長なわけだが……大丈夫、「頑張れるまでは頑張る」路線らしいから。最近はパイセン・ぴかしゃと桜才学園生徒会メンバーがことごとくゴールインを果たしているわけだが、この婚活のビッグウェーブに乗り切ることが出来るのか。はたまた永遠にみんなのアイドルのポジションを守り続けるのか。しゅが美劇場に注目が集まる。 なんか中の人の話しかしてない。まぁ、それだけ追加キャラも面白そうってことですわ。約1名、リア充だのスイーツだのの言葉に爆発してた危険思想の持ち主もいましたが……(そういやこっちの中の人も最近結婚してるな)。なかなか充実したメンバーなんじゃないですかね。あんな理由だけでほいほい採用しちゃう黒田さんもどうかと思うけど。その黒田さんはこれだけ濃いキャラが出てきてもしっかり自分のスタンスを貫き、何とも妙な安定感でキャラを守っている。この人は間違いなく変だし、オタクが毛嫌いする「いかにもオタクをテンプレ化したような物言い」が目立つキャラなのだが、不思議とあまり嫌悪感は湧かないんだよな。根が素直そうだからかな。主人公が典型的なオタク突っ込みとかで鬱陶しい絡み方をしないのも案外重要なポイントかもしれない。 次回以降はいよいよ実際の作業に入るんでしょうかね。ここから先の各キャラの絡みは「お仕事もの」になるのか「学園青春もの」になるのか。ま、どちらの要素もあるんだろうけど、そのあたりの配分が今後のストーリーの盛り上がりを左右するんじゃないかね。 なんと素晴らしき池袋、第26話。鯨木かさね、贄川春奈、狩沢絵理華、そしてセルティ・ストゥルルソン! その声の意味するところがあなた方に分かるかね? (当ブログ右柱部参照) 今回のテーマはなんと「女性」。現在活躍中の女性キャラがほぼ全員集合という、素晴らしきサービス回である。前回あれだけかっ飛ばしていた美香さん・波江さんコンビに大して出番が無かったのは残念だが、それ以外にあまりスポットが当たらなかったキャラも含めて、何とも華やかな女の園。そしてそんな素敵な話数なのに何故かナレーションは森厳っていう。まぁ、ある意味ぴったりだったけどさ。今作は本当に情報が錯綜しすぎていて、どういう目線から状況を切り取るかっていうのがすこぶる難しいのだが、その分、「何でも出来る」という自由度がある。極論すれば、登場するキャラ全員の視点を使うことが可能なわけで、これだけの群像劇になると、その視点はほぼ無制限だ。あまりに賑やかすぎて、本当に30分があっという間、情報の波がここまで際限なく続く作品というのも希有である。今回は「女性」というテーマをたまたま取り上げたが、それでもこんだけエキサイティングで愉快な画面が飛び交うのである。これ、アニメの脚本を作るのは相当なハードワークだろうが、やりがいのある仕事だろうなぁ。髙木さん頑張ってー。 今回登場したキャラを全員取り上げるのは無理だが、個人的に興味深いところを3つの視点で簡単にまとめておこう。まず、本作のメインヒロイン(?)杏里を取り巻く諸々。そして、その隣にいた狩沢絵理華という女性の大きさだ。ついに罪歌のことを全て打ち明けることにした杏里。彼女の場合は、告白に至った最大の動機は「狩沢さんを特別信頼して」とか「事態があまりにも切迫してしまったので」とかではなく、言ってしまえば「罪の意識に耐えきれなくなり、誰かに共有してもらいたくて」と言ったところだろう。本来、友達の少なかった彼女が悩みを打ち明ける先は帝人か正臣だったはずなのだが、現状ではそれがかなわない。そこで、残された選択肢としてダラーズ軍団に白羽の矢が立ち、その中でも同性の狩沢さんが選ばれたのだろう(まぁ、渡草や湯馬崎に話してもなぁ)。そしてこの狩沢さん、普段はアレなくせに恐ろしく察しが良くて、気立てが良くて、思い切りも良い。せっかく女同士で百合百合しい展開まで期待されたのに、そこに現れたのは諸悪の根源・折原臨也。彼の手練手管で危なく杏里は転げ落ちてしまうところだったが、狩沢さんの度量の大きさのおかげでなんとか救われることになった。やっぱ今作で一番頼れる女性キャラって狩沢さんですわ。しかしまぁ、臨也と杏里が接触を持ってしまったことは大きな事件でしてね……2本の罪歌、これがまたどのように絡んでくるのか。 2つ目のシーンは、そんな罪歌の力を持つ贄川春奈サイド。彼女はいつの間にやら臨也のところで駒として使われるようになっていたわけだが、もちろん彼女がそれを素直に従っていただけではなかった。彼女が「荷物番」をしていた臨也の拠点を訪れたのは、なんと病院で臨也を襲ったあの子。今回はオープニングにも登場していて、間宮愛海という名前らしい。彼女も贄川(とその他大勢)同様に「嫌々ながら臨也の下にいる」人間だったらしく、2人の女性が結託して思いついたのは「首放置」。うわー、この作品の根幹揺るがしちゃったよー。とりあえず首の番をする必要がなくなった贄川さんは例によってタカシ(那須島先生)を探しにフラフラと街中へ。そして見つけちゃう因縁のお相手、園原杏里。うーむデスティニー。お互い無事ではすまない出会いなんだよなぁ。杏里ちゃん、色んなところで面倒に巻き込まれすぎだろ。まー、本人の力を考えれば自業自得ではあるのだが……。 そして、そんな女たちの騒動のもう1人の元凶とも言えるのが、鯨木かさねさんだったわけだが……なんか今回サラッと重要な事実言ってなかったか? ナレーションの森厳が言ってなかったか? 鯨木さんって聖辺ルリの血縁なのかよ。前にどこかで出てた情報だったっけ? まぁ、別にそれが直接重大な影響を及ぼすわけではないが……そんな理由で事件が転がりはじめてたのねー。しかし、残念ながら鯨木さんの企みも臨也に漏れてぶつかってしまったせいで難航気味。彼女が築き上げてきた澱切陣内というシステムも機能不全を起こしている様子。そんな中、臨也だのダラーズだのを相手取って彼女がどのような動きを見せるかと思ったら…………なんじゃそらー! 何してんだこの人ー! そんな萌えキャラ設定でいいのかー! そしてそんな声でいいのかー! 素敵でした。もう、鯨木さんはあのままでいいんじゃないのかな。 あ、セルティも可愛かったですよ。ほんと、新羅とのいちゃいちゃは微笑ましくて和むわー。あとエミリアと森厳の関係性もいいんだけどね。今回最後のカットで出てきた女性って、実はエミリア(おっぱい目立つ)だったんだよな。ほんと、女の子が賑やかで良い街だよ、池袋。 過去編突入、第2話。どうやらしばらくはこの八雲さんの過去話で展開していくようですね。三つの声が聞こえてくる八雲さん、時代の感覚が次第に曖昧になる変な感覚。 今回も相も変わらぬ緊張感。畠山監督はよくもまぁこれだけピンと張り詰めた緊張感を毎回維持出来るもんだ。見終わった後にへとへとになってしまうんだよ。基本的にシナリオラインはおよそ予想のつくものであるから、今作で見るべき点は「どのように心情をみせるか」と「どのように落語をみせるか」の2点。後者については落語を知らない人はちょっと追いかけるのが大変かもしれないが、前者の方は普通にアニメの文脈で解題出来る部分だ。 第2話はいわば「顔見せ」の段階ということなるだろうか。ここで描かれるべきは菊比古(後の八雲)と初太郎(後の助六)という水と油をなす2人の対比。冒頭、師匠の門前で出会うところから、この数奇な運命の2人ははっきりとした対比を成して描かれている。興味深いのは、どちらも「親に捨てられた」という暗い生い立ちが共通している部分。初太郎がどういう家庭環境だったのかは厳密には描かれていないが、普通に考えたらたとえこの時代だとしても辛い幼少期であるのは間違いない。「この歳じゃ辛いよな」と本人が言っていた通り、幼いながらに苦しい人生を歩んできたはずだ。そして、一見すると恵まれた家庭に生まれたように見える菊比古。実際、衣食住に足りないという経験は一度もしていないだろうが、それでも彼には親との隔絶という辛さがある。「捨てられた」と本人が認めている(もしくは思っている)時点で、2人の経験した「辛さ」は似たり寄ったり。その上で、初太郎の方は持ち前の明るさでもってそれを感じさせないように生き抜いているだけである。 興味深いのは、門前で二人が初めて出会い、初太郎が手を差し出したシーンの光源の位置取り。普通に考えると、底抜けに明るい初太郎の方を「光」側、沈んだ表情の菊比古を「影」側に置きそうなものだが、このシーンでは菊比古の後方に真夏の太陽があり、門の陰になった初太郎が薄暗く、日なたから入ってきた菊比古の腕が真っ白に光って映し出される。言葉で見ると「最初からどん底で生きている初太郎が、暗い世界に菊比古を引きずり込む腕」に見えないことも無いのだが、このシーンで際だっている色彩は、どちらかというと菊比古の腕のあまりの白さ、江戸っ子っぽく言えば「なまっちろさ」である。陰にいる初太郎の方がよほど活き活きしており、日なたにいるはずの菊比古は汗を浮かべて今にも倒れそうで、何ものかに打ち倒されそうにすら見える。「綺麗な身」でありながら人生に行き詰まってしまった菊比古が、薄暗く、時に汚くすら見えてしまうような初太郎の「芸」の道に転がり込み、そこで新たな生命を繋ぎ始める、そんな始まりのシーンに見えるのである。 その他、実際の落語との絡みでは、2人の初高座のシーンははっきりと対比を成して様々な側面から2人の違いを際だたせる。今回一番息が詰まるのは、当然菊比古の初高座だ。今回も石田彰の見事なさじ加減でもって、若かりし八雲がまだ何も分かっちゃいない菊比古として、流暢ながらも、上滑りする落語を見事に披露してくれている。初高座とはいっても、とちったり詰まったりしないあたりがいかにも彼らしい。口から言葉がすらすら出るのは真面目に続けた鍛錬の賜物なのだろう。しかし、その噺には魂が宿らず、演じている菊比古が一番焦りを感じている。「仔褒め」は典型的な与太郎話で、いかにも間抜けな登場人物の台詞のちぐはぐさを楽しむものだが、それが笑いに繋がらず、客の頭の上をスルッと抜けてしまう「無様な噺」は、この道の厳しさ、そして菊比古の当時の落語へのスタンスがはっきりと分かるものになっている。 転じて、高座に上がるなり第一声からいきなり空気を掌握してしまう初太郎の初高座。彼の高座になった途端にカット数がグッと増え、彼の表情・芝居に合わせてカメラがぐんぐん動き、所作の勢いの良さがにじみ出る。でたらめな部分もありながら、彼のエネルギーは全ての客を引きこみ、気付けば菊比古にすら笑顔を与える。一瞬で吹きさった嵐のような「時そば」。強引極まりないオチの付け方、勝ち誇ったように引き上げる初太郎の顔と、それに呼応するかのように本人の意志とは無関係に浮かんでしまう菊比古の笑み。師匠には「まったく正反対」と言われていた2人の表情が、初めて一致した瞬間である。 さぁ、ひとまず2人は「噺家」になった。次のステップは「どんな噺家になるか」だ。我々視聴者は、「名人」と言われる八雲の落語は知っているわけだが、現時点ではとてもそこに結びつくような様子もない。また、この後助六がどんな人生を歩むのかはまだ分からない。奇縁が紡ぐ2人の男の物語、この緊張感は、まだまだ続きそうだ。 今回は環境がマジでわからねぇからドラフト前に1回カード触っておきたいよなー、でもプレリ予約しなかったしなーとか思って、試しに当日電話してみたらショップは二つ返事で「空いてますよ」とのこと。意外に余裕でした。まぁ、センター試験だしな! ○「この素晴らしい世界に祝福を!」 6 今期異世界に行ったもの一覧。 記憶を失った少年たち 自衛隊 ヒキニートとクソ女神 ← New! あ、ごめん、これ好きだわ。このノリは好きだわ。異世界転移ものだから云々とかしょっちゅう馬鹿にしてるけど、私って割と単純なのよね。多分、異世界云々が好き嫌いじゃなくて、今回主人公も言ってたような、「ゲームを始めて、キャラメイクして、その世界のルールを把握して、レベルがあがり始める」あたりの行程が好きなんだと思う。ドラクエ3でいうと最初にロマリアにつくまでの高揚感、みたいなところあるよな。 まー、あとはよくあるラノベのギャグのノリなんだけど、そこはいかにアニメでテンポ良くみせるか、っていう勝負になってくる。本作は主人公の「馬鹿だしニートだけど実は意外にやることやってるから発言権がある」感じと、あとはクソ女神の「振り切れて駄目なんだけど女神だから何となくやれちゃう」感のバランスがいい。簡単にステータスっていう言葉でまとめて片方は「ラックと知力だけ」、もう片方は「ラックと知力以外全部」っていうステ振りが1話目にして2人の関係を全部説明してくれちゃったから楽だし。初登場のシーンから女神アクアがずっと笑えるキャラを維持してくれてるのが偉いな。画もどこか古くさい感じをさせてて、決して見栄えが良いわけでもないはずなのに、アクアの表情とか、1つ1つの仕草とか、ちゃんと萌えの文脈で輝いている。どのくらいが原作小説の手柄なのかは定かでないが、原作小説もそこまでひどい匂いをさせずに笑いを取っていたところに、監督の金崎さんの映像センスがばっちり噛み合ってこういうテイストが出来上がったんじゃなかろうか。バイト始めた後のダイジェストパートとか、いちいち笑うもんな。 思い返すと「ダンまち」もこういうテイストから始まった気がするんだけど、あの作品の場合は作品の魅力としてのステータスがヘスティアちゃんに全振りだったためにエピソード間で面白さに大きくムラが出た。今作も同じく女神であるアクアに依拠するところは大きいだろうが、そこまで「アクアが可愛い」に一極集中しているわけではなく、主人公のクズっぽいところ、突っ込みのバランス、世界そのものがどっか抜けてる感じ、そしてゲームなんかのお約束パロと、満遍なくセールスポイントが散っているのが良さそうだ。こっから先でキャラが増えてもあまり基本となる雰囲気は変わらないだろうし、大きく崩れることは無いんじゃないかな。 中の人は、メインとなるコンビが福島潤、そして雨宮天。潤君はこういう軽さがしっくり来る上に勢いが作れる面白い役者さんである。格好良くならない絶妙なあんばいで今作の基盤を支えてくれそう。そして天ちゃん。多分これはとてもいい天ちゃん。今まで数々のヒロインをやってきたが、なかなか魂レベルで役者リンクが繋がることがなかったが、今回の飛ばし方はいかにも「ミューレの本筋」みたいなところがあって、「モン娘」のミーア以上にはまってる気がする。ここで一発キメてくれ。 1月15日 ドラフト模様(BFZ×3) ピック順 【Mei】→【Serra】→【Alessi】→【Thraxi】→【Sea-chicken】→【Sangriter】→
環境最終戦! 今年からこの切り替えが一週間早いのよね。ちなみに次の「イニストラードを覆う影」も4月頭発売で、これまでの第3セットよりも約一ヶ月早くなっています。年3つのサイクルから4つのサイクルになっているので、微妙に間隔が短くなってる。忙しくはなるけど、ここから2ヶ月ちょいの間は、無色マナとの戦いになります。ちなみに勘違いしてたのでここで訂正しておくと、「荒地」の収録は「コモン枠に」「イラスト違いで2種」で正しかったみたいです。つまり通常コモンの2倍の出現率です(最大で荒地が3枚入ってるパックがあってもおかしくないってことだな)。ピック表はこれまで通りに14引きまででOKだ。 さて、勝手を知ったこの環境もお別れなわけだが……果たして、「勝手知ったる」だったのかどうかは今でも怪しい。
○「亜人」 5 漢字2文字のシンプルなタイトル。ぱっと浮かぶ同様のタイトルは「日常」「氷菓」「人生」など。……京アニ多いな。ちなみにこれより短いタイトルは「K」と「C」である。 原作未読。ちょっと前からアニメのCMもかなり打たれるようになっていたので、わざわざ読む必要も無いとスルー。まぁ、CMのアオリを聞いてると大体どんな作品かは想像出来たし。ちょっと方向性は違うが、描かれる内容は「東京喰種」に近いかな。ただ、アニメになったときの大きな違いとしては、製作がポリゴンピクチュアズであるという部分。これだけで印象はガラリと変わる。「シドニア」をやりきって深夜アニメの分野でもそれなりの結果を残したと言える同社だが、やはりその異質さは一長一短。「シドニア」の場合には部隊が宇宙空間の特殊な船の中ということもあったし、敵対するガウナが異形の怪物だったこともあり、CGバリバリの画面でも「そういう世界だから」という理由付けが可能であり、無重力空間での動作や掌位による接合など、案外「ならでは」の部分が引き立っていたのが面白かったところ。 転じて本作の場合、現時点ではあまり積極的にこのCG作画を推奨するような要素は見られない。もちろん非日常の世界ではあるのだが、それはあくまで日常生活の延長線上にあり、平凡な高校生の生活の描写が第一にあるべきだった。そのあたりの食い合わせは正直あんまりよくないとは思う。独特の現実味の無さが、今の段階では「味」というよりは「違和感」になってしまっているのだ。とはいえ、これまた慣れの問題でもあるだろう。「シドニア」がそこまで気にならなくなったのと同じように、本作だって2話3話とこのキャラクターデザインを見ていれば馴染む部分は馴染むと思われる。もしかしたらちゃんとCG作画ならではの要素も出てくるかもしれないし。過去の作品に比べればよっぽど自然な造形になっているのも間違いないわけで、多少違和感が目立つとしても、これが出来る会社には真っ直ぐ進んで欲しいものである。 映像面はそれで良しとして、シナリオ面はどうかというと、これまたちょっと違和感はある。人ならざるものへと変貌してしまったものの悲哀、それこそ「東京喰種」と同じテーマなわけだが、「人ならざるものになった(というか元々そうだった)」という事実と「悲哀」の結びつけ方が一足飛びなのだ。背景となる動機付けは分かった。確かに「不死身の人類」が突如発見されたとしたら、それは研究機関に送られてモルモットにされる。そりゃ分かる。しかし、初の亜人が発見されたのはまだ10年か20年かそこらの「最近」の出来事だという。それにも関わらず、人類の中で、特に日本人の中で、亜人に対する態度が固まりすぎている。普通、日本の社会でこんなことが起こったからといって、「亜人は人類ではないので何をしても良い」という国民感情にはならないだろう。それまで「人間」だったわけで、「違う生き物」と認識するよりも「特異な人間」と捕らえるのが自然であり、突如人権を蹂躙されるような「異物」と認識されるとは思えない。学校の先生のように「人間なわけないだろ」という態度が社会に広がっているのがなんだかすごく性急で、考え無しな設定に見えてしまう。そりゃ、そうした方が話は早いだろうが、もうちょっとじっとり、ねっとり、「人か否か」という部分は議論されるべきもので、亜人を見たこともなければ接したこともない一般市民が皆同じような態度になるのは釈然としない。 ま、そのあたりもひょっとしたらこれから歴史的背景がサポートされるのかもしれないけど。ここから先はどうなっていくのだろうか。原作はまだ続いているということなので、アニメだけで何か収まりのいい結果になることはあまり期待出来ない気はする。映像面で面白いことが出来るかどうかの勝負になるかな。 |
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HN:
Thraxi
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男性
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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