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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 こんなに渋い飯テロ初めて見たわ……第2話。このアニメ、こだわるポイントがいちいちクリティカルだ。

 多分今後毎週感想を書いても「何も無い!」「だがそれがいい!」みたいな話しか出てこないので今後は触れにくい気もするのだが、何も無い! だがそれがいい! この空気感は最近だとなかなか得られなかったものですわ。「ARIA」が一番近い気がするんだけど、「たまゆら」はちょっと違ってたし、最近だと「のんのんびより」も当然違う。すごくゆったりと、「見せる」ということをけばけばしく飾り立てていないのに、しっかり「見えるに耐える」内容になっている。不思議なもんだが、こういう勘所ってのは良し悪しがあるものでなぁ。

 Aパートは敢えて比較するなら「夏目友人帳」あたりにありそうなお話。単に「春の運び屋」さんが、来て、挨拶して、帰る。本当にそれだけ。異様な風体の運び屋さんも、別に言動がエキセントリックなわけでもないし、本当に茶飲みにやってきた程度のキャラ。もう出てこない気もするし、来たから何が起こるかもよく分からない。しかし、青森に遅い春が訪れる喜びというのは想像に難くなく、作中でものどかにウグイスが鳴いていたり、ライティングの加減で春先の本当に丁度良い時期(今くらいの時期かな)の陽気のありがたさが伝わってくる。そのことを作中のキャラが取り立てて持ち上げるわけではないのだが、たっぷりと取られた間尺の中に、「うららかな春」がちゃんとある。全てのキャラが優しく穏やかなこの世界だからこそ実現出来た、本当に春めいた一席だ。ちなみに今回のコンテは二瓶さん、作監に藤井昌宏氏が参加していたり。まぁ、あんまり藤井さんっぽさが感じられたわけではないのだが、流石の桜美さん、人脈は広い。

 Bパートはボディブローのように効いてくるダメージ量の大きい飯テロ。ずるいやん、あんなのずるいやん。そうだよなぁ、子供の頃にはさっぱり魅力を感じなかった山菜の類って、おっちゃんからすると至高の存在になったりするんだよなぁ。それを揚げたての天ぷらにされてごらんよ。そりゃどんな時間帯に見たとしても腹が減るでしょう。幸い私は真夜中じゃなくて録画を夜ご飯の時間帯に見られたから良かったものの……いや、山菜の天ぷらなんてそう簡単に食えるもんじゃないから結局やられるんだけどさ。またこの天ぷらを作る過程から完成形に到るまで、無駄に作画状態が良いんで天ぷらの存在感が真に迫っている。素朴な世界に素朴な料理がポンと置かれているこの破壊力。なまじ想像出来るからきついんだ。食わせろ。抹茶塩で食わせろ。

 しかし、帰宅後すぐに天ぷらが揚げられる男子高校生ってのも凄いな。

 

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 うーむ、悔しいがこの引きは上手い、第4話。アニメで面白いと思ったときに「悔しい」っていうのもなんだか妙な話だが、この作品の場合は、「面白いとは思いたくない」っていう抵抗が少なからずあるので複雑なのよね。

 毎週書いてるからもういい気もするが、本当に主人公・スバルのキャラだけどうにかならないもんですかね。いや、しゃべり方がイラつくとか、オタク気取りがウザいとかそういうことじゃなく(もちろんそれも大きいけど)、キャラとして全然固まらないんだよ。結局、こいつなんで自称引きこもりなの? コミュ力高いじゃん。「こんな変な話し方する人間のどこかコミュ力高いの?」と思う人もいるかもしれないが、そういう人はコミュ障じゃないから安心して良い。本物のコミュ障ってのは、まず人と話すことが出来ないのだ。全ての前提に「知らない人と話すことが嫌」っていう感情があるわけで、その感情が対面式の会話では爆発するために、何もしゃべれなくなったり、訳の分からないことをまくしたてたりしてしまう。それがコミュ障。しかし、この主人公は見知らぬ人間と対話することに一切の迷いがない。普通に考えたらむしろ社交性はかなり高い。なんでこいつが元々ヒキニートをやっていたのかが分からない。そのくせ筋トレを怠らない(異世界でもそれなりに動けるための都合のいい設定)、裁縫はやたら上手い(技術スキルまで高い都合のいい設定)、努力も嫌いじゃない(格好良いことをしてもおかしくない都合のいい設定)と、どんどん初期の想定からキャラが離れてしまっている。もう、これだったら最初っからさわやかで社交的なサッカー部青年とかを異世界に転生させれば良かったのでは? こういう奴がオタク気取って気持ち悪い台詞を吐いてるのが本当にムカつくんだよなぁ……。

 まぁ、正直言うと今作のキャラは満遍なくムカつくんだけどさ。おそらく、今作の作者はシナリオラインを練る部分には相当時間をかけたのだろう。手垢の付いた「異世界転生」や「ループ」といった材料を、何とか目新しいものにしようと必死に考えて、見事にこの設定に辿り付き、筋立てを作りあげた。今回のラストシーンの衝撃はその見せ方も含めてかなりよく出来ており、求心力は高い。ただ、そうした「興味を引くシナリオ」を動かすためのキャラの1人1人のこととなると、あんまり練られてないというか、安易なキャラ設定で満足してしまっているきらいがある。スバルだって「とりあえずこういうノベルならオタクが主人公だろ」というところからスタートしているのだろうし、今回登場した双子のキャラ付けなんかも、通り一遍の「双子テンプレ」に乗せられたお寒いもの。台詞回しに魅力は感じない。ピエロ子安のしゃべり方にしても、多分「どこかしゃべり方に特徴をつければキャラが識別できる」ってことであんな口調になってるんだろうけど、実際に発話してみたら違和感しかないことはすぐに分かる。今後、シリアスな展開で様々なギミックをこの屋敷に仕掛けていくことになるだろうが、いざというときにこのキャラ設定が雰囲気をぶち壊す足枷になりはしないかと今から不安である。

 まー、この辺りは結局「ま、ラノベやし……」ということである程度諦めるしかない部分ではあるのだ。そうした煩わしい部分に目をつぶれば、今作の設定の確かさは頭一つ抜けている。いや、先週懸念した通り、死に戻りの起点が勝手に移動しちゃうあたりはあまりにご都合設定でどういうことやねん、とは思うが、正直、そのあたりは些事にこだわる必要も感じない。「こういう設定の方が面白い」に素直に従った結果の産物だろうし、実際、今回ラストシーンで「おおっ」となった人は多いはずだ。まぁ、5日も6日も死に戻ってしまうと、普通に考えたらかなりストレスが溜まるだろうから、スバルはボチボチ精神に異常を来してもおかしくない気もするが……。少し深刻な状況になった方が、こいつの場合は口数が減って丁度いいかもしれない。

 あと、パックがモフモフ可愛いということがはっきり分かったのは朗報である。永久モフり権を要求した部分だけは、スバルというキャラに賛同してもいいぞ。

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 早川の存在感、第4話。あいつ、完全に枯れてるから混浴でも平気なのか、それともお嬢様への忠誠心から何かを維持し続けているのか。はたまた女子高生は対象外なのか。何かよく分からないけど、旅行の相談してる女子の私室であぐらかいて茶をすすったり、一切の遠慮なく一緒に湯に浸かっている様子はやはり異様である。早川側はいいとしても、女子チームはよくOKしたもんだな。

 このサブタイトルのお話が「けいおん!」にもあれば良かったのになー、としみじみ思う内容。なお、「けいおん」は今週の4話で唯の家に上がり込んで試験対策する回だったので、やはり冒頭の羽音の家に上がり込んで妹さんと会うシーンは謎のリンクが生まれています。まぁ、今回はそこだけだったけど。4話目の唯は未だギターを扱えなかったが、羽音の方はすっかりバイクにも慣れ、余裕でロングツーリングを企画出来るまでになっている。まぁ、流石に青森行きは神の力を借りないと無理だったようだが、それでも行こうと言えるだけでも大したもんだ(神のくだりは正直訳が分からないのでスルー)。実際に不眠不休で飛ばしたら大洗→青森間ってどれくらいかかるもんなんでしょうね。大したトレーニングもしていない女子高生が辿り着けるだけでも偉いぞ。まぁ、5人のメンバーのうち、まともに走破したのは2人だけだったけども……。道中のほとんどの部分を凜ともじゃは二人で走っていたわけだが、そこで友情が生まれたりしたんだろうか。そのあたりはほとんど切られていたのでよく分からないのが勿体ないな。

 各キャラが好き勝手な方向にアホなことをやっている作品ではあるが、今のところ話題の中心はほぼ凜である。まぁ、いじりやすいのは間違いないからな。ライダースーツの上からでも分かっていたことだが、メンバーの中では一番エロい身体をしているのでそっち方向のネタにも持っていきやすいし。今回の水着シーンや風呂シーンで確認すると、意外に羽音も良い物をもっていらっしゃる様子。もじゃが一番平坦だが、それでも「無い」というほどでもないので、割と平均的な女子高生スペックは持っているのかも。軽音部の部長はやや残念だったからね……(だがそれがいい)。尻に焼き印のエピソードもなかなかひどかったが、どっちかっていうとあれだけの幼子が単身で北海道から一人旅で家に帰らされた事実の方がひどかった気がする。あの歳できっちりおうちまで帰れたなら、充分に独立心の強いお子さんに育っているはずなのだが……なんか現在は微妙に依存体質のヘタレになってるんですね。父親の駄目な血の成せる業かなー。

 ちなみに、なんかもうさんふらわあ号を見るだけで異様な安心感を覚えるようになりました。死ぬまでに一度くらいは行ってみるかな、大洗。

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 月に2回が限度とか言ったが、ありゃぁ嘘だ。

 

Round1・「おにここめ」

1.(幼少期から傑出した才能を示した孔明が鬼子と恐れられた故事になぞらえて)天才児。

2.山菜。早芽を食す。こごみとも言う。一般にアクのない山菜の代表とされるが、有毒。

3.京の七条河原に住んでいたという娘。呪い返しにより自らが鬼と化した。

4.男に見える女。また、ひげの生えた女。

5.醜悪な鬼。

 とりあえずググると「ニココメ」っていうのがヒットするんですね。時代も変わったもんだのう(そういう問題じゃない)。

 

Round2・「はやひる」

1.早めにとる昼食。

2.都に蔓延した悪徳。

3.一夜にしてやせおとろえる。

4.定刻より早い昼飯。

5.高温でサッと炒めること。

 出題者曰く「あまりに考えずに出してしまった」問題。誰も確認しなかったのも悪いんだが。②「流行り+evil」だそうです。

 

Round3・「やらびざーちゃ」

1.ビザンツ帝国を賞賛する合言葉。ビザンツ万歳の意。

2.淫奔を性とする魔の輩。多くは女の形をとり求道の妨げとなる。

3.インドの吟遊舞踏家。行く先々で歌い踊った。代表作「馬」。

4.ルイセンコがその発育段階論に従って提唱した農法。

5.17世紀後半から19世紀にかけて、東アフリカ沿岸で活動したイスラム教を信奉する民族の総称。

 ④「アイツが出題したのに、農法だと?!」と話題に。まぁ、やっぱり意味は良く分からないんだけど。ググったらこんなんが。誰だよ。

 

Round4・「かにのふんどし」

1.カニの腹部の三角形の部分。

2.南洋人のふんどし。カニの頭甲で陰部を隠す。

3.イソギンチャク類の俗称。山陰地方では広く藻類を指す。

4.第六代目横綱蟹麿呂が着用した褌。縁起物として現在でも正月に展覧される。

5.恥骨の異称。

 色々ひどい回答が並んでいるが、意外にメジャーな概念だったようで、知らなかった私は悔しさに歯ぎしりしたのである。④なんかもう。

 

Final Round・「すまたきょう」

1.頭の良い狂人。

2.高知県須磨田村を本拠とする、神道系新興宗教。十三宗の一。

3.顕微鏡。

4.教派仏教の一。教祖須磨田育右衛門。現在の和歌山県新宮市周辺で進行されている。

5.静岡県北部、大井川支流の寸又川に沿う渓谷。

 なんでこういう単語はよく見つけてくるんでしょうね。「純潔は守れるから宗教的には悪いことではない」と謎の整合性を認める声も。①「smart狂」らしいで。なお、正解のホームページを見に行ったら、いきなり「日本一清楚な温泉保養地を目指して」というムービーが流れて爆笑した。地元民も名前のまずさを理解しとるやないか。

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 プリキュアの映画はあまり観に行けない。何故ってそりゃぁ、恥ずかしいからだ。普段から「映画は一人で観るもの」という信念で動いているため、どうしたって正しいお友達が見に来る映画館には足を運びづらい(戦隊ものは問題ない)。以前一作だけ観に行けたのは、まわりの連中と勢いで劇場に入ったためだ(NewStage2だった) 。しかし、毎週日曜にプリキュア本編を観ていると執拗にCMが流されるし、どうしたって観に行きたくなる。そこで考えた、上映も終わりそうなこの時期、しかも平日の昼間ならば良い子のお友達もいないだろうし、観に行っても誰にも迷惑をかけないのではないかと。GWに入っちゃったらまた劇場も混むだろうし、このタイミングしかない! というので勇んで出かけた映画館。チケットを購入するときには、30分前の時点でなんと僕がお客さん第一号! やった! 貸し切りだ! それはそれでなんか小っ恥ずかしいけど、自由に観られるのはありがたい! と思って時間になって劇場に入ったら、同じようなことを考えた大きなお友達がもう一人だけいたようですね……見ず知らずのあんちゃんと、野郎2人でプリキュアです。お互い、良い物が観られたよな(虚空に向けて)。

 

(以下、問題ないだろうけど一応ネタバレ警戒)


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 影鰐と石膏ボーイズの夢のコラボっていうネタに爆笑したんだけど、私のまわりには一切これに共感してくれる人がいないので、寂しさのあまりスレ立て。ジョルジョさんは今にもしゃべり出しそうでしたね! あと番場さんはやっぱりスーツ姿が似合うなぁ、とか、影鰐使いの演出はやっぱりいいなぁ、とか。

 そうそう、しゅが美がオラついてる役をやってるときの声もすごく好きなんです。あんまり悪役は回ってこないので、「K」で菊理ちゃんが支配されたとき以来かもしれない。腕があるんだからこういう役ももっとやれればいいのになぁ。

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 改めて考えると、形兆が残すべき「探してたスタンド」って明らかにC・ダイヤモンドだよな、第4話。いや、結局直せなかったから目的は果たせないんだけど、とりあえず初対面で「直すスタンド」ってことが分かったら、まず仗助に一声かけるべきだったよな。

 バッドカンパニーとの本戦。そして、この戦闘もなかなかに4部らしい仕上がりになっている。3部以降、荒木先生がジワジワ定着させていった「スタンド」という概念だが、その面白さの多くの部分は、「何されるか分からない」という要素が関係している。ポルナレフ階段を筆頭に、「何をされたのかさっぱり分からないけどなんか怖い」というのが、他の少年漫画にある能力バトルとの最大の相違点であり、実際、荒木先生もあの手この手でこの「何が起きてるか分からない」を魅力的に描くようにしている。この「違和感の描出」が極まったのは5部だと思っているのだが(グリーンデイのどうしようもない展開とか、ソフトマシーンの無茶ネタとか)、4部もそうした「違和感の描写」に脂がのっている時期で、このバッドカンパニーだって蓋を開けてみれば「ちっちゃなミリタリー」という割としょうもないネタのはずなのだが、出てくるまでの引っ張り方が楽しいからこその強敵である。アニメになったおかげでそのあたりの要素はより分かりやすくなっており、薄暗い屋内、何がでてくるか分からないところを必死に進んでいく緊張感はホラーものの定番シーン。「まだ真っ昼間なんだから室内があんだけ暗いのはおかしいだろ」とか思うけども、まぁ、そこはノリで。個人的な要望としては、カンパニーが正体を現してバタバタと大群で押し寄せてくるシーンはもっとド派手に馬鹿馬鹿しくやってほしかった気もするが、まぁ、アニメの作画リソースのこともあるし、充分演出効果は出ていただろう。

 「ちっちゃいミリタリー」という、なんかパッとしない印象の能力ではあるが、近距離パワー型のC・ダイヤモンドと正面から打ち合うだけの火力を持ち、さらに直接ダメージソースは種類が豊富。戦力が拡散できるので遮蔽物が多いそれこそサバゲフィールドみたいな戦場ならば作中でもかなり上位の戦闘力を持つと思われるバッドカンパニー。射程距離はC判定なのでハーヴェストのように広範囲に作戦行動を展開することは出来ないだろうが、単体で動くタイプの敵を取り囲むくらいの動きは余裕。それにあれだけの数で統制が取れていることを考えれば、当然自分の意志で操作出来ることに加えて、ある程度はプログラムのように自動で能力を行使することも出来るはず。仗助が飛ばした釘を空中で爆散させた動きなんかは、おそらく形兆本人の身体能力では不可能な挙動だが、カンパニーに「勢力下に侵入した異物を排除しろ」という命令をセットしておいたから対処出来たのだと思われる。まぁ、そう考えるとフィニッシュのところのミサイルをくらってしまったのは完全に慢心だったということになるが……。しょうがないよな、およそ警戒していない方向からの火力だったので意識が向いていなかったのだろう。

 几帳面さとスケールの大きさ(小ささ?)を併せ持つバッドカンパニーと、その小隊長である形兆。今回はその格好良さが存分に発揮された回。ほとんど仗助と形兆がしゃべっていたわけだが、前回「流石に年齢的にどうなんだろう……」と思っていたシム兄ぃの声も、今回のように「軍隊に命令する上官」ポジションだとすげぇしっくり来るということが分かった。なるほど、ここまで考えてのキャスティングやな。ジョジョのキャラってのは大体の連中がテンション上げるとブチ切れるので役者泣かせ(もしくは役者冥利に尽きる)キャラだと思うのだが、しっかりと要望に応えられるだけのキャストは本当に立派だ。今回は康一君がグリーンベレーに刺されたときの悲鳴なんかもとても良かったし、やっぱり恵まれたアニメだと思うよ。

 そうそう、やっぱり恵まれたといえば億泰だよ。いやー、あっという間に「馬鹿」が定着しそうだし、仗助との一連のやりとりでもうポジションが固まった感。クソみたいな人間がいっぱい出てくる作品だが、こういう友情物語は本当に真っ直ぐ描くのよね。シーザーしかり、ポルナレフしかり。一応、みんなジョースターの血という黄金の魂に感化された形での友情形成なので、格好良いのは仗助のはずなんだけど、それに応えられる名脇役ってのは必須よね。歴代のサポートキャラを並べてみるとそれがよく分かる……そういや定助ってサポートらしいサポートがいないな。康穂はなんか違う気がするし、吉良……じゃないよなぁ。

 さて、次週で虹村兄弟編が決着。いよいよ最初のボスキャラである「アイツ」が登場します。ここまで億泰以外のキャラはキャスト総取っ替えなわけだが、あの人は何とかゲーム版のままでやってほしいなぁ……。もう、あの声でギター鳴らす姿以外は考えられないでしょ。

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 てるてる宮野さんが可愛すぎやしませんかね、第3話。コズミックな愛を語る宮野さんホント好き。

 順調にキャラを追加して広がりを見せる本作。まぁ、ぶっちゃけ越前さんのキャラはベタベタだしそこまでインパクトも無かったので前回ほどのワクワクがあったわけではないのだが、作品全体が維持している空気がやけに気に入っているので、とりあえず宮野さんがコロコロ動いてるだけでも割と満足。百合要素が入ってきても一向に構わないが、宮野さんのキャラなら百合っていうよりも「仲良し」くらいの水準を維持してくれた方が心地良いので、越前さんとは今のままの関係を続けてくれればいいだろう。

 そんなわけで、男と男の老夫婦のような関係性と、女と女のペットと飼い主のような関係性が不思議に両立する、性の問題をいっそ清々しく考えないような作品。穢れた目でしか見られないと辛いが、ここまで清いならばもうそれは大きな友情物語ってことでいいんじゃなかろうか。個人的にはタイトルを「太田くんはいつも不安げ」に変更してくれてもいいと思っているくらいに太田が気になる派。過保護な母親のごとき愛情表現は本当に病的なまでの人の良さの表れであり、級友の昼ご飯の魚の解体を買って出た理由が「知らずに同じメニューを頼んでしまったという罪悪感」からだからね。どう考えてもお前悪くないのに。あの状況で「知らないとはいえ、申し訳ないことをした」って言える人間は世の中に存在するんだろうか。そして、倒れた田中に気付いた直後、何故かナチュラルにお姫様だっこしている謎。上体を抱え上げるのは分かるが、なんで足まで抱えるんだよ。普通ならこれが「王子様的な」ビジュアルになるんだろうが、相手が田中だと「苦労の多い介護士」にしか見えないんだよな。床ずれ補正のために定期的にベッドの確認してそう。そんな太田なのに、外野から見ると単なるヤンキーにしか見えないというラストパートの展開がなんか可哀相。言うに事欠いて「仲良しです」って、言葉選びがいちいち変だよな、こいつら。どこまでも滅私の心で尽くし続ける存在かと思われた太田も、甘いものに対するこだわりが尋常ではなく、クッキーの話になるとちょっとだけ素直になってくれていたのはとても新鮮であった。

 そして女×女の新たなカップリングを成立させるために登場した越前さん。中の人は諏訪彩花、近いイメージだと兎角さんかなぁ。携帯すら持たないというオールドスタイルをこよなく愛するなんちゃってヤンキーであるが、何で彼女がそんなものに憧れちゃったのかは謎。宮野さんへの愛を隠すことすら出来ない不器用な性分なんだから、大人しく真人間になればいいのに。田中とのコンビネーションはなんだかんだで上手くいっちゃうあたりも、太田と同じ人格者の風格。そして、我々視聴者に代わって宮野さんを徹底的に愛でてくれる代弁者の役割も果たす。つまり、この世界は宮野さんを中心に回ればいいということだ。今週も元気だったなぁ、宮野さん。越前さんに対してたっぷりの愛情を注いでくれたわけだが、どっちかっていうとラブではなくてリスペクトに近い感情なのかな。越前→宮野の愛情もラブっつうのとはちょっと違う気もするし。一切生臭いものを感じさせない相思相愛、非常に尊い。

 来週は最後に画面に大写しになった女の子の出番かな。3週連続で女の子キャラが増え続けるアニメなのだから、とても親切である。

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○「カミワザ・ワンダ」 ー

 とりあえず今期新番組はこれで一通り終わり? いや、まだ「小麦ちゃん」のあと枠にもう一本残ってるんだけど、始まるのが2週間後なのよね……もう新番組でも何でもないな。

 土曜朝の新番組。内容はポケモンからパクった妖怪ウォッチをさらにパクったようなデザインの玩具販促なのだが、その玩具自体の発売が6月っていうのが謎。東映特撮の規準からすると、テレビに登場したアイテムがすぐにおもちゃ売り場にならばないのは絶好の商機を逃しているようにしか見えないのだが……あと2ヶ月で作中のアイテムの魅力をどんどん盛り上げて、満を持して売りに出すっていうスケジュールなんですかね。

 実はこのアニメの映像を見るのは初めてではない。以前、夜にやってる「モニタリング」というバラエティの中のドッキリで芸人がアフレコに挑戦するという企画があり、その題材としてこの作品が扱われていたためだ(まぁ、つまりは番宣だ)。声優が実際に出演するってんで一応見てみたのだが、当然のことながら芸人メインなので声優ファンとしてはあんまり面白くはなかった。とりあえず「ヒロ・シモノはどんな場所でも使いやすくていいなぁ」という安心感が得られる番組でしたね。どう考えてもあんな役のオーディションにヒロしかいないのはおかしいんだけどさ。

 さておき、そんなわけでブラマヨ小杉が実際にキャストとして参加している作品だが、まぁ、朝番組だしあんまり書くべきこともないなぁ。「これ、売れるのかなぁ」って商品の心配ばっかりしてしまう。だって、妖怪ウォッチに比べるとキャラに誘致要因がない気がして。アイテムの方はカメラを元にしたデザインでそれなりに格好良い気はするのだが、それを使ってとらえるターゲットである「バグミン」に魅力がなさそうなのと、あと何と言ってもワンダがいまいち可愛くないのが……。いや、慣れれば可愛く見えるのかなぁ。ジバニャンと比べてどっちがいいかっていわれたら、初見だと案外微妙なのかもしれないけど。どういうおもちゃになるんだろうなぁ。とりあえず、「勝平ちゃんが関わる子供キャラはジェットスケボー好きすぎるだろ」って思った。

 あ、あとオープニングはDAIGOが歌ってるが、最近では珍しく、「取説か!」って思うくらいに直球な説明歌詞なのがちょっと面白い。DAIGOさん、ロックンローラーなら仕事選ぼうぜ。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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