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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
2週続けて濃厚なダクネス回! 第5話。もう、あまりにも濃厚で胃もたれしそう。せっかくのソウルメイトが出来たのに1話で失っちゃったダクネスさん可哀相(そうか?)。 久しぶりにパーティが揃い踏みしたところで、おあつらえ向きにミッションが1つ発生。まぁ、発生っつうか相変わらずの自業自得なのだが、今期は5話目にしてすでにダンジョンに2回も潜っているのだから、カズマさんたらまるで本当の冒険者みたいですね。同じダンジョンに自分たちのしでかした不祥事の後始末しにいくだけですけど。アクアさんは馬鹿なのに出力が高すぎるせいで、ちょっとでも目を離すとガンガントラブルを産みだしてくれるどうしようもなさがたまらない。そりゃカズマだって持てあますわ。 前回は単なるアンデッドの巣窟だった巨大ダンジョンだが、この度、紆余曲折を経て自爆人形の発生源へと姿を変えた。ご丁寧に照明器具が搭載されたおかげで、前回のように盗賊スキル持ちのカズマしか入れないなんてことはなく、鉄壁のクルセイダーも入場可能。っつうか、多分前回のミッションの時もダクネスがいれば平然と灯りを持って入場してた気もする。それくらいにダクネスの鉄壁っぷりがチートだ。あれって「神の加護」なんですかね。まぁ、これまでの経緯から考えるとダクネス自身も身体の訓練は欠かさないだろうし、本人の努力によるところもあるのかもしれないが、単にフィジカルだけじゃ説明出来ない圧倒的なタフネスって、完全に超常現象だよね。クルセイダーという職業の資質があったってことなんだろうけども……だったら貴族の令嬢なんてやってるのは確かに勿体ない。まぁ、現状も色々勿体ないのだが……。 ダンジョンの深奥で出会ったのは、今作では3人目となる魔王軍の幹部。このへん、初心者の街のくせに幹部来すぎだろ。全部因果が連鎖した結果集まってるのでしょうがないとはいえ。自称「なんちゃって幹部」のバニルさん。これまで登場した幹部連中の例に違わず、少なくともチーム・カズマの面々よりは礼節と常識を持ったお方。ただ、これまた何の因果なのか、この人のネジの外れ方が微妙にダクネスと被っちゃったのが運の尽きということで……。かたや破滅願望を持つ魔王軍幹部。かたや人智を越えたレベルのドMクルセイダー。いわば神と悪魔のM気質対決という異常な戦いに。いや、まだバニルさんの方がまともなんだよ。ほんのちょっと変な野望があるってだけで、彼の能力の高さは折り紙付きだし、戦い方だってまっとうな「魔王軍」である。ただ、デュラハンの人もそうだったけど、こいつらあんまり人間に害を為そうとしてないんだよね。考えてみるとこれまでこの世界の人間が危なくなった事例って、カエルとかキャベツの方が危険度高かったよな。 カズマのラックによってダクネスの刀身がヒットして一度は崩れたバニルさんだったが、そこは流石に幹部クラス。仮面が本体で相手のボディを乗っ取るという古式ゆかしい呪いでダクネスを攻め立てる。いや、責め立てる。そういうプレイ。しかしダクネスのタフネスはフィジカルだけでなくメンタルにまで及んでおり、常人なら一発KOのはずの支配の呪いも、せいぜい電気風呂でピリピリしてる程度のもの。お約束の加虐にテンションはあがる一方。少しずつシンクロを始めて最後には完全にユニゾン出来るようになるバニル・ダクネスの友情パワーに要注目。流石にダクネスのボディともなるとカズマさんサイドも攻めあぐねてしまうが、結局、最終的には「最大の防御力には最大の攻撃力」ってことで、パーティの盾であるダクネスには、パーティの矛であるめぐみんを直接ぶつけた形。これ、たまたま生き残ったから良かったものの、もしめぐみんの爆裂が想像を上回ってダクネスを消し炭にしてたら後味悪かっただろうな……というか、爆裂食らってバニルさんは死んだのにダクネスは生きてるのかよ。悪魔以上のタフネスって……。やっぱりやべぇ。 改めてパーティのチートっぷりが確認出来たし、ダクネスの多方面への高性能っぷり、アクアさんの「出力高いのに使えない」っぷり、めぐみんの「紅魔族って結局なに?」っぷりなどがたくさん楽しめて濃密なエピソードでございました。ところで、一番気になるのはやっぱりカズマとダクネスの関係性なんですけどね……。ダクネスは「一つ屋根の下で暮らしているのにそんな関係になったら後々ややこしい」という理由で関係を拒否していたが、ダクネスからしたらそういうシチュエーションだってご褒美になりそうだし、カズマもはっきり「外見は好み」って言ってるわけだし……。普通に、やることやりそうな気がする組み合わせなんだけど……。まぁ、カズマは一つ屋根の下どころか隣に半裸の女神が寝てる時代にも一人で処理してた実績があるからな……これだから童貞ニートは……。
PR この世界にもJTがあって分煙進めてくれれば良かったんだけどね……第6話。ターニャちゃんの中のおっさんは禁煙派ですか。まぁ、あの理屈っぽいおっさんは身体に悪い煙草なんて絶対吸わないタイプだったろうな。 今回は残念な回だ。あまり面白くない。何故かといえば、ターニャちゃんがほとんど不幸になっていないからだ。単にバシバシ俺ツエーしてるだけで終わってしまったからだ。まぁ、途中で存在Xが顔を出して「さぁ、お前の罪を数えろ」みたいなこといってたのである意味では最大級の不幸が訪れたといえなくもないのだが、今更ヤツと小競り合いをしたところで「知ってるわ」っていうくらいの印象。まー、流石にここまでダイレクトに実世界に介入してくるとは思ってなかったが……他の軍事勢力にはどういう方法でコンタクトをとってるんでしょうかね。この世界においても存在Xはやっぱり「神」なのかな。敵対国の皆様に「神のお告げ」として「帝国を攻めるのです……」みたいなことを言って回ってるのかな。だとしたら随分迂遠だし暇な神である。戦禍を拡大してターニャ1人を苦しめようとしてるなら、周りでもっと圧倒的多数の人間が巻き込まれて苦しむことも考慮しろよ。神最低だな。 しかし、現時点ではまだそうした戦火の拡大はターニャに直接的な負担をかけるものではない。何しろ、強いのだから。203大隊という、なにウィッチーズやねん的な名前を冠されたターニャ部隊だが、どうやら他国の魔法部隊と比べても圧倒的な戦力を誇る精鋭に育っている模様。ターニャの鬼教練が功を奏したのか、それともあのイカレ博士の開発した装備が他国に比べて頭抜けて強かったのか。戦闘描写を見ていて気付くのは、まず何と言ってもその機動力の高さだろう。例えば敵国の部隊なんかは、ヘンテコな木馬みたいな機械に乗って飛行していたが、ターニャたちはそうした外付けオプションをほとんど必要としていない様子。一応足の下にちっちゃな発光体はつけていたが、それでも友軍の別部隊のものに比べるとかなり軽量に見える。そして、そんな装備であるにも関わらず、速度や高度が常識を越えるという。なるほど、古くから戦争では上を取った方が有利とされるわけだが、はるか上空で爆撃機と競り合うともなればその優位は圧倒的。飛べて動ける戦力は、この時代の戦場においても重要な役割を担うということだ。 更に、今回最大の見せ場となったのは、わずか一発の射出で複数の爆撃機を撃墜するというあまりにもチートなマジカル射撃。技術水準が20世紀初頭レベルと思われるこの世界において、多重自動照準かつホーミングな弾丸の同時斉射とか、意味が分からん。魔法強すぎだろ。更に、その後の情報戦を巡っては魔道力の探知を逆手にとって「逆探知」まで行い(なんで相手側のおっさんは逆探知に気付いたんだろう)、そこから常識をひっくり返す超長距離射撃まで。レンジがあって、物量があって、パワーもある。どう考えても負ける道理はないじゃないですかー。流石にターニャ以外の兵士はそこまで強くないだろうが、「もう、隊長1人でいいんじゃないかな」レベルですよ。どこまでこの快進撃は続くのでしょうか。 あと、オープニング好きだからカットするの勘弁してよ。まぁ、オープニングを削らなきゃ入らないくらいの内容を詰め込んでくれていると思えば有りがたいんだろうけども……。 なんか……いいね、第2話。うん、コレ好きな方かもしれない。 1話目では「ふーん」くらいの印象だったんだけど、2話目は割と好きな要素が多かったお話。まぁ、個人的な理由から言えば、私がアニメを観る最大のモチベーションは中の人たちであって、事前の予測だと若手の美山加恋や福原遥にそこまで期待できないと思ってたんだ。でも、2話目で登場した有栖川ひまりちゃんのキャラ、思った以上によく出来てて、ひょっとしたらこれは良いプリキュアになるんじゃないか、っていう気がしてきた。 ひまりのキャラは、チームの中ではいわゆる参謀キャラに属するものだろう。「スイーツは科学です」という台詞に代表されるように、実は割と珍しい理系で秀才タイプのキャラで、しかも過去の秀才イエローのいつきさんみたいな堂々とした優等生ではなく、引っ込み思案で、言ってしまえばオタク要素に寄った設定になっているのが面白い。好きなものの話になると止まらなくなるっていう点では近しいキャラクターデザインの「ハトプリ」勢やスマプリのみゆきなんかにも近いのかもしれないが、お利口さんだけど世渡りが上手いわけじゃない、っていうキャラクターのバランスが、今までのシリーズではあまり見かけなかったタイプなので新鮮。そして、そんな絶妙なポジショニングを、キャストを任された福原遥がきっちり役作りしている。まぁ、考えてみりゃ別に俺まいんちゃんとか全然知らないんだ。ネットの話題でしか見たことなかったし。「専業声優じゃないから駄目じゃね?」っていうのが勝手な先入観で、実際に「声優的な」発生とは微妙にタイプが違っているのだが、流石に長きに渡る芸歴を持つ子役出身者。きっちり狙ったところに投げられる実力があったらしい。ひまりは普段がおとなしいだけに今作に特徴的なメリハリの効いた表情芝居が活きるキャラでもあるし、何はなくともリスモチーフのちっちゃい女の子というだけでとにかく可愛らしい。新たなタイプのイエローとして、今後の活躍に期待したい。 他にも1話目から印象が変わったポイントをあげておくと、まず、「肉弾戦を封印」が実際には「肉弾戦を封印キック」だということが分かって一安心。いや、おそらく今後もあまり徒手空拳によるバトルはないのだろうけど、2話目でさっそくホイップが蹴りを入れていたし、完全に封印と言っても忌み嫌って避けているというわけではなく、あくまで「魔法ファンタジー中心バトル」を意識しているということであり、これまでのプリキュアで培った「見映えのする戦い方」はきちんと踏襲されるだろう、という期待が持てた。今のところ決め技っぽい一撃が無いのでなんだか「ドロドロしたクリーム状のもので相手を絡め捕って絞め殺すプリキュア」になっているのはちょっと不安だが……まぁ、今後のグッズ展開でそのあたりは締まっていくんじゃないかしら。 敵サイドの陣営も今回ちょっと垣間見えたところで、1話目ではてっきりうえだゆうじが単体で戦いを挑んで来るのかと思っていたら、例年通り、複数のキャラで分担して襲い掛かってくることが分かった。敵キャラどうしの横の繋がりが描かれていないのは珍しいが、敵サイドの物語(妖精サイドの物語)も魅力の一つではあるので、そのあたりの発展も期待したい。 そして、お菓子というモチーフの使い方も非常に観やすくなっていて好感触。端的に言えば、ちゃんと「プリンが食べたくなる」お話になっている。これまでのプリキュアも色々とモチーフは展開していたはずだが、今作のようにダイレクトにモチーフ周りでシナリオを作るのは実は割と珍しい(一番近いのは「お花」をモチーフにしたハトプリだろうか)。番組を観ながら料理のいろはを何となく観ることが出来て、幼女先輩目線から見ても、ファンタジーとして、そして料理番組として魅力的に映ればそれで万々歳。スイーツへの姿勢が物語に直接絡んできているので、そのままストーリーにも興味を持ってもらえそうである。まぁ、好きなスイーツの話をしてるだけでいじめられたみたいな状態になってたのはどうかと思うが……。ひまりさんの被害妄想ですよ。きっと。 そして次週は3人目のプリキュアなんだけど、もう、次回予告で出てきた変身モーションの時点で割と好き。どこぞの我那覇くんみたいな見た目なのでこれまた良いキャラになりそう。戦隊に馴染んだ身としては、「ブルーなのにライオン」というあり得ない展開にドキドキである。 2月11日 ドラフト模様(AER×2 KLD) ピック順 【Mei】→【Sangriter】→【Alessi】→【Thraxi】→【Serra】→【Sea-chicken】→【Chrolony】→
霊気紛争4戦目。久しぶりの7人戦なんだけども、正直、その後たほいややらなんやらで極寒の中夜明かししたためにドラフトの記憶もだいぶ虚ろです。せっかく日程変更して生活に余裕の出来る時間帯にドラフトが発生するようになったのに、生活のリズムが悪化してる気がするんですが。
次週、現時点で欠席1人確定、更に1人は不確定。また直前の連絡が回るかと思いますので悪しからず。再来週は……日程調整か、中止か。
2日前のが「行きたほいや」で今回は「帰りたほいや」らしいです。頻度が高すぎると私の負担が大きすぎるんですがね。正直、かなり朦朧としていたのでディティール覚えてないぞ。ちなみに今回、人数が足りていたせいか、現場にいたタイラントは参戦せずにカタンとかやってました。
さぁ、いよいよ幕を開けた新たな時代の新たな戦隊だ。なんかもう、色々新しくてついていくのにも一苦労だな! 前作「ジュウオウジャー」が堂々王道構成だったのに対し、今回は色々とトリッキー。初期メンバーからしてデミヒューマンどころかロボが混ざっており、これまでの戦隊と同じ尺度で比べていくのが難しい作品だ。一応ロボとのコンビはゴーバスという先輩もいるが、返信して戦う単体ロボがこうして堂々と1話目から出張ってくるのは当然初の試み。また、話の規模がこれまでの戦隊の中でも圧倒的に大きく、すでに地球は宇宙幕府によって征服済みみたいな状態。そこからスタートして、キュウレンジャーは他の星々も「解放」していくことが目的になっている。あっという間に他の星に渡れる圧倒的な技術レベルなど、ここまでの超科学を持っていた戦隊ってせいぜい異星人絡みのチェンジマンとか、宇宙海賊のゴーカイジャーくらいだったのではなかろうか。 そうしてSF感を強く押し出しているために、「現実感」という部分がかなり薄くなっているのは、戦隊ファンとしては評価の分かれるところではないだろうか。端的な部分では圧倒的なCG処理の多用なんかがあげられ、近年の戦隊ではロボ戦を中心にかなりCG要素が増えてきたが、本作の場合、それ以外の日常芝居でも宇宙を表すためのCGが増えているし、他の惑星の未知の生態系を表現するため、背景などにも頻出している。古き良き特撮文化を良しとする視点からだと、こうして全ての世界を「作って」しまう処理はちょっと気になる部分かもしれない。突き詰めていくとCGアニメになっちゃうわけで、わざわざ特撮で作品を作っている意味は残さなきゃいけないわけだしねぇ。 かくいう私は、そこまで強く反発を抱くわけではないのだが、やっぱりちょっと軽いかな、というのが第一印象。ポンポン宇宙へ飛び出すフットワークの軽さもあるし、各々のマシンに搭乗した際のCGの処理なんかも含めて、「今、生身の人間がどこにいて、何をしているのか」という部分が実写のウエイトを抑えているため、どうしても現実味は乏しくなってしまっている。まぁ、子供目線からすればこうしてぶっ飛んだSF展開にしてもらった方が夢があって楽しいのかもしれないけどね。キューレンオーのみょんみょん繋がる分かりやすいギミックなんかも楽しいといえば楽しいわけだし。まぁ、要所でキューキュー言い過ぎなのでなんか間抜けだなぁ、って気がするのはまだ慣れてないせいということにしておこう(それにしてもエンディングの歌詞がひどい)。 ただ、こうして「軽く」作られている世界観は慣れるまでちょっと大変な気もするが、それらの道具を用いて作られているドラマ部分は決して嫌いではない。主人公のキャラは最近だと天晴に近いものだが、理屈抜きの「ラッキー」だけで突き抜けられる設計は分かりやすいし、全体的に接しやすいキャラになっているだろう。1話ではオオカミブルーとの対話で人間性がボンと前に出てきたので分かりやすくもあったし。ブルーとの関係性も、あとイエローの立ち回りも、導入としては文句のないところ。カメレオングリーンの女の子はいささか演技が拙いので不安が残るのだが……まぁ、歴代戦隊を見れば、なんか不安な役者の1人や2人抱えているのは当然ですよ。ジュウオウジャーがたまたま安定しすぎてただけ。初の女の子グリーンなのだから、歴史に名を残す活躍を今後に期待したいところだ。 あとは残りの4人を見つけて仲間にしていく行程を追いかけることになるわけだね。種族なんかも含めて分かりやすくメリハリが効いているため平均的な5人構成から9人に増えたからといって、必ずしも1人1人のキャラが薄くなるということでもないだろう。1話目はベースとなる5人の繋がりだけでもきちんと描けていたし、今後はキャラが多ければ多いだけ無数のドラマ作りが期待できる。不安要素も多くはあるが、まずはお試し、気楽に見守っていこうではないか。 歴史たゆたう第6話。時代の動乱の中で、八雲は過去になってしまうのか、現代に踏みとどまるのか。 高座で倒れ伏した菊さん。落語の時代を動かす大名人の異変に、楽屋裏は騒然。歳も歳だけに周りの人間だって心配していた部分はあったのだろう。誰もが最悪の事態を思い描き、慌てふためきながら対処に追われる。幸い、医学部崩れの萬月兄さんがいてくれたおかげで現場での対処は適切なものになったが、その場で解決するような事でもなし。病院に搬送され、あとは本人の生きる意志次第ということになってしまう。 当然、愛弟子の与太は付き添いするはずだったのだが、幸か不幸か、菊さんの意地を貫き通した仕事ぶりと緞帳が間に合ったために事態は客席に伝わっていない。まだ残っているお客さん、自分たちを待ってくれているお客さんのために、与太は残ることを選択する。「お客が待っている」「落語をやらなきゃ」。この時の与太の心情は、一体いかほどのものだっただろうか。落語という存在、それを支えてくれるお客の存在、それらがかけがえの無いものなのは間違いなかろうが、全ては菊さんという存在があったからこそ、自分が出会えたものなのだ。師匠を失っては、与太郎の落語は成立しないのだ。だからこそ、そこは私情に任せて菊さんを追いたかったところなのだが、そこに一言、菊さんの口から何かが漏れる。その内容は聞かずとも分かることだろう。噺家が何よりも優先すべきもの。それを守れと、師匠は身を賭して示したのである。菊さんの言葉を魂で理解出来るのは、与太郎、そして小夏の2人だけ。「ここで落語が出来るのはあんたしかいない」。 いわば「命懸け」の演目、「居残り佐平次」は樋口先生の言葉を借りるなら「とんでもないもの」だったという。鍛錬を積み、この日のために与太が磨き上げた大ネタ。その完成度はどんな大名人とも違った与太郎オリジナルというべきもの。記念すべき日のトリを務めるに不足のない出来だったのは間違いないはずだ。しかし、この「居残り」、演出上は何とも絶妙なポジションに落とし込まれている。ここで与太が「完璧な居残り」を完成させてしまうのは、どう考えてもおかしいのだ。本来なら心ここにあらずに状態なわけで、心情を考えれば与太郎の目指す「楽しい落語」なんて出来るような状態ではない。しかし、そこは菊さんに背中を押されて高座である。半端なものを出すわけにもいかない。良すぎれば与太の人間性が問われ、悪すぎれば噺家としての技量が問われる。そんな八方ふさがりの演目を、与太郎はスレスレのバランス感覚で成立させている。普段のように、噺の世界に埋没し、現実を侵食するような力は演出上浮き彫りになっていない。あくまで、「話をしている与太郎」にスポットが当たった状態で演目は進む。グルグルと渦を巻くように切り取られるカメラアングルも、どうしようもなく心が切り離された与太郎の焦りを表したものだ。しかし、だからといって魂が抜けるというのでもない。特に、主役である佐平次が突然過去を語り出して嘯くシーンでは、グッと汗を滲ませながら、彼の背中に迫るアングルがとられる。これは明らかに、与太郎が背中に背負った彫り物を思い起こさせる演出だ。噺の中で佐平次が背負い込んだのは多額の借金と仲間との約束。そして、現実世界で与太郎が背負い込んだのは、自分の過去と、それを受け入れて認めてくれた師匠との約束。現実に降り立った与太郎が高座の上でけじめをつける姿は、まさに、現代版の「居残り」なのである。奇跡的に繋がったこの奇妙なリンクによって、一世一代の「居残り」は稀代の高みへと上りつめたのだろう。 こうして約束を果たした与太がこの後出来ることは、ただひたすら師匠の帰りを待つことだけ。状態はあまり楽観的な見方を許さない様子で、小夏の言葉を借りるならば「正念場」。落語界の至宝を「引き戻せる」のは、家族の役割だと萬月兄さんも釘を刺していた。もちろん、ここで言う「家族」という言葉に血の繋がりは必要ないことは言うまでもない。菊さんを彼岸へと誘ったあのみよ吉の幻影と、昔日の慚愧の具象となった助六に対抗出来るのが、その血を引いた小夏や信乃助、そして助六を引き継いだ与太であるというのもなかなかに因果な話である。萬月兄さんはそうした「家族」の繋がりからちょっとはずれて、蚊帳の外で寂しそうではあった。小夏に振り向いてもらえたことでちょっと報われたのかな。これまで登場した中では一番の活躍でしたし、松田さんのように「落語やってくれればいいのに」って思ってる視聴者も多そうだ。遊佐さんのネイティブ京都弁が格好良いよね。 八雲が倒れたことで、ただでさえ忙しかった与太の日常は更に慌ただしくなった。そんな中で耳に入る、寄席の建て替え計画のお話。直接与太たちに関係のあることではないのだが、このタイミングで「歴史の切り替え」が訪れているというのも何とも因縁深いところで、どうしたって「時代が変わる」ことが「八雲の退場」と重なって見えてしまう。深夜のタクシーで萬月がともしたライターの灯り、そして楽屋で席亭が一服するためのマッチの明かり。今回は「火」が画面の中心に来る構図がかさねて登場するのだが、どうしたって、先週表れた「蝋燭の火」のイメージがそこに重なってしまう。そこかしこで灯っている「火」がいつかは消えることの暗示。それは長い歴史を刻んだ寄席そのものかもしれないし、そこで落語を支え続けた大名人かもしれない。与太郎の根拠のない明るさに救われている部分はあるが、得も言われぬ寂寥感は、時代の終わりをじわりとにじませている。 そんな中、新しい時代に目を向ける者もいる。相変わらず与太郎を追いかけている樋口先生は、八雲の容態を気にしながらも、あの日与太郎が演じた「居残り」に新たな可能性を見出したと興奮気味。樋口先生の分析する「3つの型」の話はなかなか興味深い。ちょっと本筋から離れた話になるが、これって私も「声優という仕事」を見ている時に常々感じているやつだ。1つは純粋に技術を磨き上げ、芸の中に自分の存在を置く八雲タイプ。千変万化で優雅さを感じさせる演技の方向性といえば、それこそ石田彰の仕事ぶりや、後輩の沢城みゆきなんかの方向性だろうか。2つ目は「何をやっても○○」だが、ハマればこれ以上無い魅力に繋がるという助六タイプ。お客は皆、その「人」を見に来るという方向性で、作中のキャストなら小林ゆうは間違いなくこのタイプ。世間的には若本規夫あたりもこのカテゴリに入るだろう。そして、3つ目は「自分を必要とせず、役の全てに散らして世界が見える」という与太郎タイプ。言わば1つ目と2つ目の複合進化形みたいなデザインだが、個人的には大看板である川澄綾子や福圓美里あたりがこの方向性に近い気がする。男性でパッと浮かぶのは三木眞一郎あたりかな。本当に「演じる」ことが好きで、技術論や精神論を超えたところに何かを見出す、そういうタイプだ。この3つに貴賤があるわけではないが、樋口先生は「与太郎タイプ」の存在を落語家の中で初めて見出し、それを新しい時代の先駆けであると睨んでいる。正直、こんな状況で「次の時代」の話をするのも相変わらず空気が読めてない感があるのだが、先生の場合は悪気があってやってるわけじゃない、むしろ「落語の未来」を一心に追い求めるが故の言動なので致し方ないだろう。 そして、そんな先生が最後に持ち込んだのが、なんと先代助六の映像が手に入るかもしれないという貴重な情報。この時代、音源ならともかくなかなか一昔前の「映像」を手に入れるのは難しかっただろう。特に活動した時期が短かかった助六ならなおさらのこと。演目はこれまた大ネタであり、あの日助六が魅せてくれた「芝浜」。この情報が、与太郎にどのような影響をもたらすことになるのだろうか。 「芝浜」のサゲといえば、「また夢になるといけねぇ」である。目が覚めた先が夢かうつつか。彼岸と此岸をたゆたっていた菊さんは、どうやら夢ではなく現実に帰還したようである。涙ながらに目覚めた菊さんは、一体何を見てきたのだろう。目の前の景色を見た菊さんは、その世界のことを「未練」という。 シーンの半分は布団の中、第5話。ここまで延々肉体関係だけを描き続けるアニメってのも他にないでしょうな。そしてこれ、エロアニメじゃないんだ。いや、エロいけども。ごっつエロいけども。息芝居が堪能出来る作品ってことで声優ファン冥利に尽きます。 全てのキャラが全力でエゴをぶつけ合い、あらゆる人間関係が極まっているという最高に最低な状態。もう、どのキャラが会話しても面白いという見事なドラマになっている。顔を並べる連中が全員「クズ」なのがたまりませんね。 冒頭、いきなり明かされたおめでたい事実は、麦の「知ってるよ、バーカ」である。さすがだ粟屋麦。彼はやはり阿呆ではなかったのだ。かつては「思春期の傷」として中学の先輩である早川先輩とお付き合いしていた麦。元々イケメンだし、早熟な彼は中学時代で一通り男女交際の機微を経験済みである。それに加えてお相手の早川先輩も実にドライで、中学生とは思えないあっけらかんとした関係性、まぁ、いうたらセフレの状態で彼をキープしていたようなこともあり、麦が内面に抱えていたもやっとしたものをあっさりとブレイク。「あの皆川って女、ビッチやろ」と看破し、ご丁寧にその証拠まで見せてくれたのである。麦くんは一晩枕を濡らしたわけだが、そこは彼の「クズ」っぷり。改めて視点を変えてみても、それはそれで茜ちゃん可愛くない? というやるせない男の本能。もう、こればっかりはどうしようもない。 でもさ、これって気持ち分かるよね……ビッチなんだよ。阿漕なんだよ。ものすごく媚び媚びなのが透けて見えるんだよ。「これ、同性には絶対に嫌われるタイプだよな……」とか思いながら見てるんだけど、男目線だと話は違うんだよ。だって、「男に好かれるために手段を選ばない」んだよ。それを甲斐甲斐しさと解釈することを間違いだとは言い切れまい? 今まで思い描いてきた茜先生像とは180度向きが変わってしまったが、「それはそれで、放っておけない」ってんで、分かっていても沼にハマるのを避けられない。あとはまぁ、ほら、可愛いんだもん。目の前に後は食べるだけ、っていう状態で据え膳がぶら下がってるわけで、そりゃ食べたくなるのはどうしようもないわけで。結局、麦くんは皆川茜の全てを理解しながら、それ故に手の届かぬことを知っていながら、未だ思い続ける面倒な「クズ」なわけです。 それに対抗するのは、目が覚めると親友が同じベッドで寝ている我らが花火さん。もう、えっちゃんとの関係性もあっという間に定着しましたね。考えてみれば、現時点での麦と花火の関係性は肉体関係とは別の次元で考えるわけにはいかないはずなのだが、それでも頑なに「ルール」を維持するという絶妙なものになっている。2人の関係は、シンプルな肉欲だけでは処理出来ないものであるべきなのだ。しかし、2人とも人間なので湧き上がるものはどうしようもない。そこで用意された「処理装置」として、麦には早川先輩という「元カノ」がおり、花火側にはえっちゃんという「親友」が用意されたわけだ。このダブル二股みたいな状態のおかげで、花火と麦はそれぞれを「単なるセックスの相手」として見るわけにはいかなくなる。そういう意味で、当て馬にすらしてもらえないえっちゃんのスタンスは本当に不憫なのだが、まぁ、彼女が満足ならそれはそれでいいのか。あろうことか、目覚めて真っ先に見たえっちゃんの顔は、花火には一瞬あの女狐の顔と重なってしまうとかいう最悪の印象。単なる被害妄想でしかないのだが、花火から見たら、肉体関係のためだけに親友の優しさに溺れる自分の立ち位置が、茜の存在と被ってしまって自己嫌悪に陥るのもしょうがないのだろう。 そして、花火は麦に突っ込むことになる。いや、正確には突っ込まれる側のはずだが……2人とも、茜を巡る自分たちの関係がイカれていることは重々承知しており、特に花火は自分の本命の相手である鐘井に届かないことから「出口」を必死に探している状態である。そこで手近にある麦という棒をひっ捕まえて何とかステップアップしてしまおう、という安易な発想に辿り付くわけだが、麦からしてみればそれは「ヒステリー」である。実際、関係性を求める動機がお互いに不純なのは理解し合っているわけで、その関係性を進めたところで出口などないことは2人とも分かっている。しかし、そこでどちらかというと経験値の少ない花火の方が無茶をしてしまうというわけだ。2人が面倒なのは、そうした麦×花火の関係性すら代償行為であるはずなのに、互いに「代償の代償」として早川先輩やえっちゃんを求めてしまっているということ。二重底、三重底の関係性に、パーッと勢いで答えを出そうという花火が無謀なのである。そして、花火の無茶な要求に応える形で麦も挑んでみるものの、やっぱりいざことに至ると(文字通り)腰が引けてしまった花火さん。麦はおそらく親切半分、諦め半分で「付き合ってみる?」と問いかけてもみるのだが、片方が押せば片方が退く。そんなどうしようもない関係性の中で、2人は未だグルグル回っている。 そして、そんな若い2人の導火線としてこれ以上無い役割を果たす混作随一のミラクルガール、茜さん。もう、今回の裏表両面演技は職人芸である。表の顔を鉄壁にし、裏では圧倒的な上位存在として君臨するこのゲームのマスター。そして、そこにぶつかる鐘井は、今作で唯一「二面性」が存在しない純正存在なのだが、これがまた、世の童貞パワーを集約させた、お手本のような朴念仁なのである。茜さんの言葉を借りるなら、まさに「どうしてこんなのがいいんだか」である。まぁ、鐘井と花火の関係性は単純な恋愛感情ではないからなぁ。 肉食獣の茜さんは一応餌をひっかけて釣り竿をブラブラさせてみるが、ギリギリのタイミングまでは全く魅力的な要素もない鐘井に辟易。飲み過ぎてぶっ飛んじゃうのも全部クソつまらない鐘井のせい。何一つ欲求を満たせない対象に愛想を尽かしかけた時に、最大級の面白爆弾をたたき込む鐘井。もう、ほんとこいつなんなの。ひょっとしたらこの世界において最大のクズはこの童貞なのかもしれない。一気に火がついた茜さんは、童貞妄想を蹴散らしつつ、余裕で自分の狙ったゴールにきっちりホールイン。こんなもん、百戦錬磨の茜さんなら朝飯前である。あとは、満足行く状況が用意出来たことを花火さんに報告するだけ。というか、この報告の一瞬のためだけに、彼女は生きているのである。良かったね茜さん、つまらない人生に退屈を吹き飛ばすおもちゃが出来て。 現状、どうしようもない青春の懊悩を抱えながら、少しずつお互いの存在に耽溺していく若者2人を、茜さんという超越存在が見下ろして楽しんでる状態である。果たして、これが打破出来るような状況になり得るのだろうか。まぁ、正直ならなくてもいいけど。茜さんからすれば、一回食っちまった既成事実が出来れば、あとは鐘井なんて用済みなんだろうが、花火が苦しむのを見たいがためにダラダラと関係を繋いでいく可能性はあるんだよな。今後の盛り上がりは、茜さんの加虐マインドにかかっているわけだ。頑張れ茜さん。僕らは君のビッチパワーを待っている。 なんで週一で来るのん? どれだけJRが好きなのん?
今回は木曜夜開催という変則日程のため、割と珍しいメンバー構成になっており、普段たほいやに近づかない、というか忌み嫌ってる風の人間も参加し、参加した結果、案の定「たほいやキチガイがキモい」「やってられねぇ」という、とても閉鎖的な実情をご指摘頂く結果となりました。知ってる。
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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