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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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11月6日 ドラフト模様(BFZ×3)

ピック順 【Serra】→【Alessi】→【Thraxi】→【Sea-chicken】→【Mei】→【Sangriter】→

 

 やっぱり書くことないから統率者戦のお金のこと書いていくね。いや、正直「カンパして」って言ったけどあんまり期待してなかったもんだから、「出すで」って言われた時「え? そんなにくれんの?」って言っちゃったんだよね。今思えば、別にくれるっていうならもらっておけば良かった。どことも知れぬガチャの課金に消えるくらいなら俺のラーメン代に使えば良かった。

 というわけで、こんな事書いたからもうもらえないだろうけど、引き続きお金くれるならもらうよ! どこぞの社畜も好き放題貢いでくれてええんやで!

 

 


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 赤のクランがおそ松とカラ松と一松のチーム、第6話。近くに十四松もいるから仲間に入れてやれ。あと、アンナが提案したり決意したりするところがミス・モノクロームに聞こえてしまうと、その後の展開が壮大なギャグにしか見えなくて辛い。

 相変わらず中身はのんびりゆっくりな本作。今回も「緑のクランがミハシラタワーに乗り込んできました!」というだけでおしまい。わざわざ講堂に全員を集めてシロが作戦会議をするくだりとか、普通にアニメだったら絶対にあんな尺を食うシーンじゃないよな。淡島さんのおっぱいがいちいち揺れるのは結構なことだが、そういうところも含めて諸々がゆっくりじっとり、まるで狂言や歌舞伎のようにいちいち間を取りながら進んでいく謎のテンポである。まー、バタバタと慌ただしいよりはいいと思うけどね。今期もそういうアニメ少なくないしねー。

 さて、本気で乗り込んできたジャングルの面々。シロがはっきりと台詞にしてしまったけど、緑のクランは単体で他のクランを3つまとめあげたものと同等か、もしくはそれ以上に強いらしい。実際、これまで紫ちゃんやスクナを相手に他のクランが優位に立った展開は一度も無く、少なくともタイマンで勝てるマッチメイクは存在していなかった。おかげでシロが選択した作戦は「とにかく赤と青の全力でもって紫とスクナを止めるよ」という恥も外聞もないもの。それは作戦というか、単なるゴリ押しなのでは。でもまぁ、実際に「それくらいしか方法が無い」のだからしょうがない。これまでメインになってドンパチやってた連中が十把一絡げのモブのようにかたまり、なんとか2人の突撃隊長を止めようと必死だ。幸い、「白銀のクランの真の力」とやらの恩恵を受けるクロだけはこれまでよりも動きが良くなっており、ネコとの共闘ではあるが、スクナに防戦を強いているのは割と偉い。このアニメはパワーアップイベントとかやってる余裕がないので、「シロの近くだと何となく強い」という便利設定を最大限に使っていくしかないだろう。逆に、八田とか淡島さんはあんまりいいとこなし。やっぱりひとかたまりになってモブ扱い。流石に草薙さんくらいは仕事してくれると信じているが……鎌本は駄目っぽいな。

 そして、満を持しての比水突撃開始。どういう能力なのかはさっぱり分からんが、これまでの車椅子+拘束具はいわゆるリミッター的な演出だったということか。開放された比水は「育ての親(?)」のイワさんの制止も聞かずにフルパワー特攻。イワさんもちょっと呆れた顔をしながらも割と楽しそう。普通に考えてあの出で立ち、あの声でイワさんも非戦闘要員で終わるとは思えないし、緑のクランはやっぱり強すぎますな。王権者の出撃で、残るアンナ・宗像がどれくらい仕事をしてくれるものやら。宗像はここで無理するとバッドエンド一直線な気がするしなー。こんだけ念入りに準備してまだきびしい状態ってのは負け展開だよなー。

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今回は面倒なので新規カードだけ、まとめで更新ね。


Bastion Protector
 拠点の守備兵 (2)(W) R

クリーチャー・人間、兵士

3/3

あなたのコントロールする統率者クリーチャーは+2/+2の修正を受けるとともに破壊不能を持つ。

 統率者2014には、統率者をコントロールすることで自身が強化される「副官」システムが採用されていたが、こちらはその真逆。コイツが統率者をサポートし、こいつがいる限りは統率者が破壊される心配はない。当然、優秀なのは副官よりもこちらのカードだろう。なにせ統率者デッキってのは統率者を中心に組まれるものであり、どれだけ統率者を場に残せるかで安定感が変わってくるのだから。統率者がいなくなると急に尻込みする副官なんざ屁みたいなもんである。もちろん、それに加えて3マナ3/3とステータスも優秀。とりあえず出しておけば全体除去の荒波も越えられるようになるし、とりあえず白の統率者デッキなら放り込んでおけば良いと思うよ。まー、追放除去とかマイナス修正も多い気がするけど。


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Banshee of the Dread Choir 戦慄聖歌隊のバンシー (3)(B)(B) U

クリーチャー・スピリット

4/4 無尽

〜がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは手札を1枚捨てる。

 無尽持ちの黒は手札を貪る。青の「群棲するバイパー」とは対を成す存在だが、ドローとディスカードだと若干の性能差があるため、こちらは4/4とサイズ面で優遇されている。4/4は単体のぶつかりあいで一方的には討ち取りにくいサイズであり、殴られる方は手札破壊の影響も鑑み、カード効率を考えてブロックしなければならない。もちろん、普通なら殴る方だって「考えて殴らなきゃ」いけないはずなのだが、こいつは無尽能力を持っているおかげで、とにかく安全そうな相手だけを殴っておけば、他の全員にも緊張感のある選択を迫ることが可能なのだ。相手側としては、安易にアタック宣言をして欲しくないために場で一番弱いプレイヤーのサポートに回るなんて展開もあるかもしれない。コンスピラシーの時の「強い奴を全員で叩く」方向での関与ではなく、「弱いヤツを全員で守る」方向の動き、なかなかに新鮮だ。

 

Corpse Augur 死体占い師 (3)(B) U

クリーチャー・ゾンビ、ウィザード

4/2

〜が死亡した時、あなたはX枚のカードを引き、X点のライフを失う。Xは、対象のプレイヤーの墓地にあるクリーチャー・カードの数である。

 「占い師/Auger」といえば「未来予知」にはコモンのサイクルとして登場したクリーチャー名なのだが、何故か命を費やすことで効果を得る部分が共通している。占いってそんなに刹那的なもんなんですかね。もっと健全な占い師はいないかなー、って思って検索したら「核の占い師某」の文字列が見えたのでブラウザをそっ閉じしました。さておき、あんまり統率者戦用って感じでもない、普通のセットでちょっとしたレアとして登場しそうなカード。ステータスは死ぬ気満々だし、そこから爆裂アドに繋げる気概に満ちている。好きな墓地が選べるのだから、人数の多い試合なら、手頃な枚数の場所を探すのはそこまで難しくないだろうし、黒含みのデッキなら積極的に墓地を貯めて序盤から大量に引きこむことも可能。いつ出ても強いのは良いことだ。ちなみに墓地を選ぶのはマストであるので、試合終盤、全員の墓地が20枚以上のクリーチャーで溢れてるタイミングとかで使っちゃうと、コイツと一緒にレッツゴー冥府。

 

Daxos’s Torment ダクソスの苦悩 (3)(B) R

エンチャント

星座 - 〜か他のエンチャントがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、〜はターン終了時まで、本来のタイプに加えて5/5で飛行と速攻を持つデーモン・クリーチャーとなる。

 白赤デッキにはテーロスの怪物化、そして白黒デッキは当然星座である。ダクソスさんも色々と思い悩んでいるようで、その気持ちはまさかのデーモンに。流石に自分がデーモンに変身したっていうことじゃないとは思うんだけど、怨念とか怨嗟とかがデーモンにまでなっちゃったとしたら、ベスさんも罪作りな女性である。さておき、仕様としては「穏やかな霞(RAV)」が近い。トリガーは変わったが、エンチャントがそれなりのサイズのフライヤーに化けてパンチする部分は一緒。黒いことを考えると「隠れ潜む邪悪(USG)」あたりのイメージもあるか? とりあえず、使い勝手は最近なら「天使の墳墓(ORI)」と大体同じ。あれが超絶サイズになったと考えればその強さは分かりやすい。ソーサリー除去がかわせるので、多人数戦でお馴染みのラスゴに巻き込まれずにビートを続ける鬱陶しい場面も多そう。その名の通りにダクソスさんがいれば毎ターン自在に起動可能なので、「苦悩! 君にきめた!」って溌剌と戦線に送り込むダクソスさんの姿が楽しめるかも。

 


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Anya, Merciless Angel 無慈悲なる天使、アンヤ (3)(R)(W) M

伝説のクリーチャー・天使

4/4 飛行

初期ライフの半分未満のライフを持つ対戦相手1人につき、〜は+3/+3の修正を受ける。

いずれかの対戦相手のライフが初期ライフの半分未満である限り、〜は破壊されない。

 なに、この人の弱みにつけ込むクソみたいな天使は。普通、天使ってもう少し人道に配慮した設定になるだろうに。神話のくせに5マナ4/4って普通過ぎるだろうに。最初に出たら割とあっさり死ぬだろうに。……でもね、この統率者使ってる人間を後半戦まで残しちゃ駄目だよ。さっさと片付けた方がいいよ。だって、疲弊した人間が1人いれば7/7,2人いれば10/10。そして、もうそっからは破壊されないんだ。おかしくね? そんなもの、どうしたらいいのさ。ライブラリ送り芸も使えなくなっちゃったから、これを綺麗に排除する手は残されてないのだよ。誰か、そっと「信仰の足枷」でもつけといて。なお、これを使ってるプレイヤーは規定ライフに達してるプレイヤーを殺しちゃうとこいつの破壊不能が解除されちゃう、とかいう外道な二択で悩んだりする模様。

 


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 ん? 犬は? 犬はなんで呪われてたの? 第5話。解決編だから色々すっきり出来るだろうと思ってたんだけど、なんか、思ったほどでもなかった……。

 先週は問題編、というか謎を全部叩きつけてくるだけの展開だったので感想の書きようがなくて、今回まとめて書けばええやろ、って思ってたのに、色々と思ってたのと違うことに。まー、全部憶測ばかりで進む一種のアームチェアディテクディブなので、そこに端正な解決ばかりは望んじゃいけないのかもしれないけども……いや、でもやっぱり流石に詰め込み過ぎたんじゃないかな。視聴者側から観てて、前半パートで出てきた全部の要素について疑ってかかってたら消化しきれなくなっちゃったんだよな。

 今回一番腰が砕けたのは、依頼人(?)の藤岡が「うちは短命な家系だ」と言っていたことも謎の1つとしてカウントされていたのに、実際の答えが「まぁ、血液循環系に遺伝的な特徴があるから、確かに短命ではあるな」っていうド直球の答えだったこと。いや、それマジで呪いみたいなもんじゃないですか。藤岡さんの言ってたことは全部あたってるんじゃないですか。「Q.男だけが早死にしてたのは何故?!」「A.男の方が生物学的にストレスに弱いから、循環器系の疾患が致命傷になりやすいからです」。つまり、まとめるとやっぱり「藤岡家の男性は生まれながらにして死にやすい、短命の呪いにかかっている」でファイナルアンサーだよ。「分かっていれば対処のしようもある」って言ってるけど、投資で失敗してどん底人生を歩もうとしてる人間に「ストレス抱えないようにすれば大丈夫です」って無理な相談だよ。いくら嫁さんが良い人でも限度があるよ。むしろ嫁さんが良い人過ぎるからますます罪悪感からストレスになる人間だっているんだよ。多分藤岡はそういう奴だよ。大人しく保険金せしめるために死なせてやった方が良かった気がするよ。

 今回ロジカルに解決された部分といえば絵の毒素の部分くらいだが、それだって櫻子さん目線から「推理」するのはちょっと無理があるよね。いわば思いつきレベルだ。そして、今回櫻子さんが「ひっかかる」と言っていた絵の鑑定人の話も繋がりがよく分からん。結局、藤岡は誰かに殺されそうになってたってことなんだよね。でも、それは本人も死にたがってたからなんだよね。それってWin - Winの関係じゃないのか。そして、その「藤岡を何となく殺そうとしてた奴」がいたとして、そいつは「不安から自殺させたかった」のか、「絵の毒で不慮の死を迎えさせたかった」のか、どっちだ。どっちでもよくて、単に「自分のせいで人が死ぬ」という事実が欲しかっただけなのか。少なくとも藤岡を殺すことで経済的な利益を得る人間は(奥さんを除けば)いないだろうし、そんなふわっとした理由で殺意に発展されても、観ているこちらとしてはついていけないよな。なんだろう、もう少しだけでいいので、一本縦軸が欲しい。5話まで進んだ現時点で、櫻子さんの依って立つところすらはっきりしてないんだよなぁ。もう骨とか死体とかにこだわるのは諦めたし、「日常の謎系だけどふんわり殺伐」っていう中庸の路線は決して悪くないと思うので、「ここさえ観ていれば安心」みたいな芯が欲しいのよね。ここからクライマックスに向けて、そういうものがあればいいんだけどね。完結した作品じゃなさそうだし、あんまり多くは望めないかな……。

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 高校生にとっての小学生ってそんなに昔か? 第5話。いや、ひょっとしたら阿良々木さんの記憶にも色々とトラブルがあるのかもしれないが……この人、あまりにも波瀾万丈の人生を送ってるせいで一般人と出来事記憶のレベルが違い過ぎる気がするんだ。

 老倉家突入編。これでもしついてきたのが扇ちゃんだったらどうなってたんだろうとは思うが、羽川さんのとんでもない運動神経のおかげで割と良い方向に話が転がっていった。老倉のキャラはもっと殺伐としてエキセントリックなものだと思ってたんだけど、こうしてみると人物に帰結する事件ではなく、あくまでも境遇に帰結する問題だったみたいなので、(少なくとも現時点においては)撫子とか神原に比べれば事件としての難度は低そう。いや、撫子の事件よりもレベルの高い問題なんてそうそうあるもんじゃないだろうけども。

 事実関係をまとめておくと、結局老倉に関係している事実は、「親の虐待と貧乏で幼少期がボロボロ」という一言にまとめられる。その間、小学生時代に実は阿良々木家を訪れていた、なんて事実も判明したが、まぁ、それも「不幸な幼少期の記憶」の一部とまとめてしまえば、彼女の壮絶な人生の中では些細な1ページだったはずである。その割に彼女が阿良々木家という「正反対の環境」に憎悪に近い感情を抱いていたことはいささか執着が過ぎる気もするのだが……まぁ、阿良々木さんは大勢のヒロインを手籠めにする謎のカリスマ性があるからな。幼き老倉もその片鱗に触れて多感な幼少期の感情を処理しきれなかったということなのだろう。

 そして、彼女が幼少期からの積もりに積もった人生の「不幸」を吐露するに至る。もう、今回はこの老倉の長口上が最大の見せ場ですわな。これまで「物語シリーズ」の登場キャラというととにかく我が強く、どこまでいっても軸がぶれない女性ばかりが登場していたが、老倉はそんな中でも初めての「ぶれる」キャラと言えるのかも。声音もコロコロと変わって、不安定な彼女の精神性が窺える。独白を聞いていると彼女の「不幸」に対する執着は「めだかボックス」のマイナスみたいな印象を受けるのだが、彼女の場合はそこまで異常な価値観を持っているというわけではない。あくまで、子供だった彼女が「何をしたらいいか分からない」という状態が処理能力の限界を超え、現実感の乏しい、何とも胸のすかない結論を出して、そこに固まってしまっただけなのである。今回の羽川さんのように優しく諭せば、案外彼女も丸くなって収まってくれるのではなかろうか。

 ただ、そのための条件として提示したのが「母親探し」なのは悩ましいねぇ。唯一(?)の肉親なのだからそりゃ会いたい気持ちもあるのだろうが、現状、彼女が母親に会っても事態が好転する未来が見えない。そこを切り捨てられるくらいに要領の良い子だったらここまでこじれてないんだろうし。なんとかしてまっとうな方法で救出するには、羽川さんのように超然とした力に頼るしかないだろう。普通に考えると、この任については阿良々木さんはあんまり向いてないのよね。正面切って「お前の幸せそうな家庭が憎かった」と言われているのに、「幸せを過大評価するな」とか言っちゃうのはどうなんだろう。「お前にはわからねぇよ」っていう老倉さんのひねくれ根性が加速するだけな気がするんだけど。まぁ、結果的にはデレる方向に進んだみたいで良かったけどさ。ここから阿良々木さんが出来ることって何かあるのかなぁ。

 ところで、撫子の台詞っていつぶり?

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 ようやくストーリーものっぽい展開もあったぞ、第5話。まぁ、Aパートのオチ部分とかはやっぱり驚愕するしかないけども……。

 前回までに比べればギャグの勢いは多少抑えめ。そりゃ一応Bパートなんかは「いい話」でもあったわけで、全力でクソバカギャグに割り振った話数とは比べるのがおかしいってもんで。それでも、ようやくここまで話数が重なり、世間的にも六つ子のキャラ付けが定着してきたからこそ出来る面白味ってのがあるもんでね。今回はそうした「六つ子の関係性」のあれこれを垣間見るのが楽しいお話。

 Aパート、満を持してのカラ松メイン……だが、一番おいしい六つ子の絡みのシーンに登場出来ない時点で、カラ松がメインといえるのかどうか。「六つ子の中でもトップレベルにいらない奴」というカラ松の個性が際だったのは事実であるが……。まず、チビ太のおでん屋シーン。今作で唯一と言ってしまっていい良心であるチビ太。クズの六つ子相手に律儀に商品を出してやる義理もないはずなのだが、それでも面倒見ちゃうあたり、昔から面倒見の良い奴だったよ。屈託のない十四松に「おでんおいしい!」って言われるだけでちょっとデレるのホントちょろい。そして支払い。おそ松は6円(六つ子だから)、カラ松は2円(次男だから? 最少額で使えなさをアピール)、チョロ松は8円(一応最高額)、一松は猫の足跡(事実上何も置いてないよな)、十四松はドングリ(トトロか!)、トド松はビールの王冠(何もだしてない上に呑んでたビールのものだとしたら最低なのでは?)。やっぱり異彩を放つ十四松のドングリが吹くわ。アイツの場合、マジでどんぐり出せばどうにかなると思ってる可能性もある。あと、地味にひどいのがおそ松。「割り勘だ割り勘!」って言っておきながらの6円だからな。まぁ、他の兄弟が出せるとも思ってないだろうけども……競馬での勝ち分はどこにやった。

 キレたチビ太が名台詞「てやんでぃバーローチキショー!」を連呼しながら、よりにもよってカラ松を誘拐。海に浮かぶ杭とかの舞台設定だけでも色々と手が込んでいて彼の職人気質が確認出来る。おでんバズーカー、勿体ないけどおいしそう。そして他の5兄弟は安定のスルー。そりゃ早朝の10時とかみんな寝てる時間だしな! 十四松は元気そうだったけど。彼のシリアスな表情は初めて見たな。カラ松の誘拐を知った面々の鬼畜過ぎる対応は流石の一言。「カラ松兄さん助けるのに百万〜〜〜??」ってマジで嫌がってるトド松が一番の悪だが、一松 - カラ松間の険悪さもよく分かる。カラ松がいなくなったことで珍しく浮かれる一松。「カラ松って誰?」と吐き捨てる一松。なんでそんなに憎悪しているのか。ただ、後のBパートを観るとその理由は何となく想像もできるんだよな。微妙にキャラ被る部分があるんだよ。この2人。一松はマジもんの厭世観があってあのキャラだから、格好ばっかりの厨二病患者であるカラ松にはいらつくのかも。まぁ、憎悪も何もかも、「母親が剥いてくれる梨」には勝てないんですけどね。そういや、六つ子だけじゃなくて母ちゃんもカラ松スルーしてるっていう事実は……先週分参照。

 あとはオチ部分へ一直線だが、5人が窓から思い思いのものを放り投げてるシーンで一松がこっそり石臼をぶん投げているのは要注目。確実に殺す気でやってます。そこから流れるようにあのオチ。どないしたらええねん。

 Bパート。邪魔なカラ松が排除されたため、満を持しての一松回。余計な1人がいなくなったおかげか、いつもよりも五つ子の絆みたいなものがクローズアップされましたね。なかでも良かったのが、十四松・一松の「言葉が通じないコンビ」の関係性。一松のために手を尽くしてくれる十四松は六つ子の中では唯一、優しさを持った男だ。まぁ、あぶねぇけど。一松をして「お前怖いよ!」って言われる十四松。それでも、要所要所で一松のために行動してくれる十四松を観てると、なんか「言葉は通じないけど友情が生まれるエイリアン」みたいなシチュエーションが想起される。あとはなんだかんだ言いながら微妙に兄弟全員をコントロール出来ているおそ松の立ち位置かな。クソ野郎なのは間違いないけど、一応回りからは多少信頼されてるし、それに応える行動はしてくれてるんだよな。

 あ、時節柄「気持ちいい薬」はやめてね。すげぇ危ないからね。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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