最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
あ、これマジでヤバいやつや、第2話。なんかもう、トバす方向が未来である。 正直、一番笑ったのはアバンだったりする。ニートの六つ子は白昼堂々釣り堀に遊びに。しかも何故かカラ松、トド松という謎のコンビ(女好きコンビだからナンパにでも繰り出したんだろうか)。六つ子は基本的にそのほとんどがボケに回るが、このコンビだとトド松が末っ子ってことで突っ込みに回る。そしてカラ松のボケはかなり病巣が深い。確かに、ボケというよりサイコパスである。露骨に異常な他の兄弟と比べるとまだ枠内に収まっているのかと思っていたが、実は一番ヤバいのこいつなんじゃなかろうか。彼を奮い立たせる熱意はどこから来るものなのか……。そして、そこに突如現れる十四松とチョロ松のコンビ。釣り堀から現れた理由、突然のコントの理由、ひじりさわしょうのすけの存在、そしてオチ。何も説明が無い。「なんか怖くない?」 いや、おめぇが怖いよ。ここでよりによってチョロ松がボケに回ってるのはどういうことだよ。どこかに救いを用意してくれよ。 1本目、「働かないことがいかに尊いか」ということがよく分かる、ニート要請のための一本。職安での六つ子の対応はそれぞれに個性が出ているが、イカレてる奴らを除くと一番のクズがおそ松ってのが確認出来る。カラ松のキャラって「スカシ」「ナルシスト」だけじゃなくて「中二病」もあるのか。なんか、中の人の役柄に引っ張られてないか? 同じ構図で同じ顔のシーンが続くのに、ちゃんと6人全員が顔で分かるってのが凄い。特にトド松はちゃんとベイビーフェイスでちょっと可愛く見えるんだよな。その後の居酒屋のシーンで一番気になったのは、カラ松にだけやたらキレる一松。なんか、闇が深い。 なんやかんやでイヤミを通じてブラック企業に就職する流れ、一番の疑問は「そもそも原作における六つ子とイヤミの関係性ってどんなだっけ」っていう。当時はこいつら小学生だったんだよな。イヤミは当時からおっさんだったわけで、イヤミの方からおそ松一家に絡んでた状況は割とおかしい。そして、気付けば十数年後、おそ松はイヤミに対して「親友」と言っている(適当だけど)。人間関係がよくわからねぇ。そもそもイヤミって現時点でも何ものなんだろう。鬼! 人でなし! 人格者! 高額納税者! イヤミ曰く「子供の頃にちやほや育てられたからモンスターに育ってしまった」。なるほど、六つ子ってことで珍しいから甘やかされたのかな。この歳になるまで誰にも止められなかったのは不幸以外の何ものでもないな。 ブラック工場でのカイジパロ、なかなかに気合いが入っている。こうしてみると赤塚ギャグと福本ギャグって何か通じるものがあるな。ところで、アイツ誰だ。 2本目、ようやく六つ子が別々に動き出し、長男をメインとして各キャラが改めて掘りさげられる。そして確認されるおそ松のクズっぷり。チョロ松へ散々なことをやらかしておいて「良かれと思って」とかいうゴミ。ホント、「S○X」って言いたいだけ。 チョロ松。割と常識人のはずだが、ドルオタという残念なステータスが発覚。しかもイタい系の駄目なファンだ。それにしても、キモオタのキモオタらしい演技が安定するな、神谷兄ぃ。 カラ松。ただの馬鹿。あのファッションは当然自分でコーディネートしてるんだろうが、どこで買ってくるんでしょうね。ちなみに、今回トト子ちゃんに出番がないので遠藤綾はここでモブな女の子役。 トド松。顔は他の連中と同じだけど、しっかり女の子にモテるという裏切り者。コミュ力高いんだろうな。なら働け。 一松。未だ謎多き男。結局、どういうことだったんでしょうね? 怖い。 十四松。説明不能。今回最大の収穫は、十四松が本当に本当の意味で壊れているという事実を確認出来たこと。常に口が半開きで目の焦点が合ってない。テレビで放送しちゃいけないタイプの危険因子。「小野Dが大声でしゃべってるキャラです、あとは察して下さい」。察しすぎた。 ほら、もうイカれたやつしかいねぇ。チビ太さん、もっと頑張って更生させて下さいよ……。それにしても、チビ太って今いくつなんだろ。 PR ○「Dance with Devils」 5 ようやく辿り付いた、今期最後の新番チェック。今期は全部で34本(15分以下のアニメを除く)。まぁ、こんなもんですかね。今期こそは本数を、減らす、んだ。 最後の最後にまたレベルの高い作品である。まさかの同じクールでミュージカルアニメが被るっていう。「スタミュ」が野郎野郎&野郎だったのに対し、こちらは主人公にヒロインを置いたいわゆる乙女ゲースタイル。ゲームか何かが原作だと思ったら、どうやらアニメオリジナルの企画であるらしい。当然、人気が出ればここから様々なメディアに展開していくことになるのだろう。 ぶっちゃけ、私は作品の対象外なのでコレにすごく興味がある、といったら嘘になるし、なかなか熱心に見続けることは難しいかもしれないが、1話目の衝撃度はけっこうなもの。「スタミュ」同様に「急に歌うよ!」なわけだが、今作の場合はミュージカルパートがより明確に世界を隔てており、「学校の校門前で何となくクルクル回りながら歌い始める」スタミュと違い、舞台設定も小道具も完璧な状態で、より「俺たちの歌って踊るところを商品にするやで!」という意識がはっきりしている。別にどっちが上ということはないが、作品世界が地続きな分だけシュールなのが「スタミュ」、はっきりと別世界に分けてミュージカル部分を独立して楽しめるのがこっち、という区分になるかな。ちなみに、どちらの世界でも学園内の上層組織が「俺たち選ばれし者〜〜」と歌い出すのは同じである。 それ以外の設定部分は「悪魔に狙われたヒロインをこれまた悪魔っぽいイケメンたちが守る」という、至極分かりやすいそっち系の設定。舞台の準備はかなり適当で話の展開に突っ込みどころは多いのだが、明らかに「気にしたら負け」な部類だろう。突っ込みながら訳のわからなさを楽しむのが正しい方向性。そういう意味では、似たような設定でも特に誘致要因のなかった「魔界王子」とかよりは興味を引かれる部分はあるかもしれない。今週は2曲歌ったわけだが、毎週このペースだったらそれなりにミュージカル風味は出るわけだし。 中の人は当然「歌える」面子を揃えなければいけないわけだが、メインヒロインは本業のアイドルなので無問題。i☆Risは芹澤・茜屋の2人が今のところ一歩抜きんでていますね。そしてメインとなる生徒会メンバーは……まぁ、大丈夫でしょう。斉藤壮馬がどの程度歌えるのかは知らないけども。木村昴とかは完全に「舞台でもいけます」面子だからな。なお、個人的に気になったのはそっちよりも「主人公のおふくろさんが山村響」っていう部分。彼女は芸歴に似合わぬ不可思議な貫禄があるよな。
ここ最近割と頻繁に劇場に行ってますね。良いペースだ。まぁ、年中通してずっと劇場作品ばかりだとお財布が保ちませんけど。これくらいの頻度で劇場に行けるのは嬉しいもんですね。実はもう一本観たいものが残っているのだが、今週中に行けるかどうか……。 「血界戦線」 6→6 今回の件で俺が得るべき教訓はたった1つだ。「流石にこんだけ空くなら忘れる前に番組感想は書いておけ」。うん、1クール空けて最終回だけって、やっぱり無理があるな。「To LOVEる」も先に書いちゃったのは、こういう事態を避けるためだったんだ。つまり、GOD EATERさんはもう……。 正直、ちゃんとシリーズ物の流れで、正しい時期にこの最終回が流れてればもう1点点数が上がったと思う。ブランクのせいで記憶が薄れ(折悪しくBDRがクラッシュしたせいで見直すことも出来ず)、新番チェックにばかり追われて最終回を見ることすら遅れてしまった。それもこれも全て、三ヶ月という空白の期間が悪い。間が空いて最終回を流しても一切インパクトが薄れなかったまどマギってやっぱり化け物だったのは間違いない。アニメ制作者の皆さん、頑張ってスケジュール通りに納品出来る体制を整えてくださいね。 閑話休題。やっぱりとても良い作品だった。最終回だけを見てもそれを思い出すことは出来る。とにかく賑やかで、とにかく破天荒。バラエティの豊かさを表す表現として「幕の内弁当のような」っていう形容があるが、この作品はそんなんじゃ収まらないだろう。質の良い居酒屋のメニューが全部一気に頼めるような、そんな賑やかさがある。もちろん、中にはあんまり好きじゃなかったり、食い合わせの悪いメニューもあるにはあるのだが、そんな些事を吹き飛ばすようにして、これでもかと予想外のものが飛び出してくる。この世界を作りあげた原作時点でも大したものだが、それを完璧な形で映像に落とし込んだスタッフ一同も素晴らしい仕事ぶり。ヘルサレムズロッドの風景全てが、このアニメのセールスポイントである。松本理恵は「京騒戯画」に引き続いて見事にオリジナリティ溢れる映像作品を繰りだしてくれたことで、世間的にも評価はかなり固まったのではなかろうか。次に彼女がどんな世界を描き出してくれるのか、期待は高まるばかりである(出来れば、その時にはスケジュールをばっちり確保した万全の体制で!)。 世界観の描出だけでもお腹いっぱいだが、そこで繰り広げられるネタの数々も本当に美味しいし、けれん味たっぷりの演出方針も馬鹿馬鹿しく盛り上がれる「分かりやすいアニメの美」。ごちゃごちゃした世界観なのでともすると「訳分からん!」と匙を投げられそうなものだが、そんな不安に対して「こまけぇことはいいんだよ!」というメッセージを作品全体が投げかけてくれる。何と気の利いた作品作りだろうか。楽しむポイントさえ分かってしまえば、あとは毎週毎週手を変え品を変え飛び出してくる「レオと愉快な仲間達」を楽しむだけ。これ、いっそのことドラえもんとかちびまる子ちゃんみたいな日常作品として延々続いてもいいくらいだ(クリエイターが過労で死ぬだろうが)。たとえスケジュールに無理が出ようとも、やりたいことを全部やるという目的は充分に果たされた作品だったんじゃなかろうか。是非もう一度最初から見返したい作品である。 そして、何と言っても中の人。今作の立役者はもちろんレオの中の人、坂口大助。彼が「いつも通りの大ちゃん」だったからこそ、この世界はファンキーな遊園地であり続けた。いつまでも若々しくて素晴らしいなぁ。相方を務めるのは、クライマックスでは文字通りの一人舞台を演じた釘宮理恵。こちらは「京騒戯画」とも違う絶妙な二役でもって、役者釘宮ここにありという存在感を見せつけた。万屋コンビは本当に芸達者である。他にも力ちゃんとかカズ中井あたりの「格好良い声出してるけどネタとしても活きる」バランスなど、ライブラは本当に濃すぎる面子がたまらない配置。濃い世界には濃い声が必要ですわな。あと音響面だとテーマソングも話題性がありましたなぁ。エンディングの愉快な映像、あれも今作を盛り上げる大きな要因になってた気がする。「同じ阿呆なら踊らにゃ」ってやつですわ。「世界中を驚かせてしまう」って、本当にしっくり来て良いフレーズだった。 ○「終わりのセラフ 名古屋決戦編」 5 番組名が「(新)終わりのセラフ」ってなってるから新番組なのか最終回なのか分かりにくい。いや、嘘だけど。 1クール休んで分割の2期目。1期はその美麗な美術ボードに惚れ惚れとした作品であるが、それだけのクオリティを維持するためには当然休憩も必要だったわけで。無事にスケジュール調整を終えて戻ってきたよ。いや、実際のところ3ヶ月の休みでどの程度影響を与えるのかなんて知らないけどね。 ほぼ余計なものは入れない形で直接「続き」からスタートする潔い構成。おかげで「前回何があったんだっけ?」っていうのがあんまりはっきりと思い出せないのだが、まー、何となく優一郎がとんでもないことになって、ミカエラとは別れ別れになってしまったことくらいは覚えている.今回はその尻ぬぐいというか、後片付けからスタート。そして、この手のバトルものではあまり触れたくない、「味方の上層部で偉い人たちがドロドロと余計なことをやっている様子」が描かれる。そりゃ一枚岩になれないのは当然なのだが、吸血鬼という目に見える脅威が直近に迫っているんだから、「もっと仲良く人類のために働けや」って思っちゃうよね。しかもそれがシノアの実家だってんだからなぁ。今回優一郎に詰め寄ったお偉いさんは本当に分かりやすい「嫌なやつ」で、その嫌さ具合も「金や権力に溺れて」みたいな分かりやすい「悪」ではなく、もっと怜悧な、救いようの無い「嫌さ」なので本当に面倒。これからどれだけ優一郎たちが頑張って強くなろうとしても、味方に背中を打たれるような恐れがあると乗り切れないよなぁ。まだまだ鬱要素は多そうである。 そんな嫌なやつのおかげで君月と与一は1話目からボコボコという不遇。味方がこんな状態で大丈夫か、と思ったが、考えてみたらこの作品の最大の誘致要因ってシノアさんだったんだ。もう、彼女にはやみんボイスで「またエロ本ですかぁ? これだから男の子はっ!」とか言われたら、もうそれだけで充分です。我々の世界でなくてもご褒美です。相変わらずシノアの一挙手一投足があざと可愛いので、今後ともこの方向で頑張って頂けたらと思います。 なお、初期配点が前期よりも下がっていますが、初動がそこまで大きく盛り上がっていないことに加えて、クルル閣下が登場しなかったことが最大の理由です。シノア&クルルの大活躍が見られれば、またすぐに盛り上がりますよ。 ○「新妹魔王の契約者 BURST」 5 三本目のマヨネーズ、堂々たるエロの2期目がスタート。ぶっちゃけ1期のこととか殆ど覚えてないけど、まぁ、多分なんとかなるでしょう。 1期目はとにかく酷い作画状態でスタートしたために第一印象が最悪だったが、最終的には潔いエロさの発揮、そしてサキュバスを中心にしてる割には案外まともに成立してるシナリオなどの要素からいくらか盛り返して「まぁ、こんなもんじゃない」というレベルでフィニッシュしたが、今回はプロダクションアイムズも体制を整えてきたのか、作画状態もいい感じでの導入になった。2期目ということで、既に澪や柚希がデレた状態からスタートしているために余計な手続きを踏まずにさっさと「従順エロ」に突入し、ストレスもなくさくっと雌犬プレイが出来る快適さも評価したい(何の評価だ)。 こうして並べて見ると、3本並んだエロ作品にも各々個性があり、「落第騎士」はあくまでラッキースケベですよ、という言い訳を用意した「エロ要素もあるラノベ」、「ヴァルキリードライヴ」は完全に「エロギャグ」というよりも「エロ馬鹿」、そして今作の場合、ラノベではあるものの、どっちかっていうと18禁の二次ドリあたりから本番シーンだけを削除したような、完全に「エロのための作品」である。規制のかけ方は「ヴァルキリードライヴ」に比べてこちらの方が厳しく、一見すると公序良俗に配慮しているように見えなくもないが、実際に行われているシチュエーションを考えると、こちらの方が純粋な卑猥さでは上を行くのだ。そう考えると、「今期最もエロい作品」というのはこれなのかもしれない。こんなにエロについて考えてしまうようなクールになるとは思わなかったが……まぁ、とにかくあの手この手でBDを売るために頑張ってくれ。アニメバブルも限界と言われている昨今、同じクールでエロ作品がせめぎ合ったらどうなるのか、それはそれで見ものである。シナリオラインとかについては、特に書く事も無いから触れなくていいよね。 中の人については、どこぞの高校でチューバを吹いていた朝井彩加の貴重な主演作ということで、彼女には大事にしてもらいたい。気付けば今回からの新キャラにはトランペット吹いてた人の中の人もいるわ。よりによってポンコツな方2人が別作品で邂逅するなんて……楽しそうでなによりです。トゥッティ。 ○「ヴァルキリードライヴ マーメイド」 5 AT-Xでの視聴だとさぁ、「落第騎士」→「これ」→「新妹魔王」っていう恐ろしい編成になってるのね(間にKが挟まる)。もう、マヨネーズを3本口の中にねじ込まれてる気分。もうちょっと胃に優しいプログラムにしてもらえませんかね。 監督・金子ひらく。製作はアムース。OK,分かった。もう何も説明はいらないよ。金子ひらくと柳沢テツヤがいれば日本のおっぱい業界は安泰さ。そんな業界があるのかどうかもよく分からないがね。HAHAHA。とにかくそういうやつだ。設定としては基本線は「ソウルイーター」派生だが、学園の設定とかパートナーとの関係性を考えると「フリージング」の方が近いかも。武器になる能力を持つ女の子と、それを操る方の女の子がいて、なんか分かんないけど戦う。まぁ、多分魔女が出たりノヴァが現れたりするんだろうさ。そのために修行してる機関だと思わないとやってられないからな。そして、この世界の独自設定として、武器の方の女の子は性的に絶頂しないと変形しない。……うむ、分かりやすくて良い設定だな。何がなにやらだが、たとえば今回は謎ハンマーの子なんてドMだから虐待しないと変身しないんだぞ。少なくともこいつらが世界を救う英雄になるなんてことは金輪際無いな。一安心だ。万一敵に急襲された場合、相手に一旦待ってもらってから濡れ場を演じる必要がある。今回もスタジアムの中では敵キャラの方がさっさと武器化して攻撃をしかけ、「ほらほら! さっさと変身しないか!」みたいなこと言ってたけど、あんな攻撃を受けてる最中にいちゃいちゃしてアクメるやつなんているわけないな。いや、実際いたけど。どんな世界だ。その潔さは良しとする。 まぁ、あとは「いつも通り」の一言で片がつくな。「おっぱいが描きたい」というその一念だけでこんなものが作られるのだ。一応ゲーム原作? メディアミックスで色々と同時に展開しているようだが。ちなみに、ゲームの公式サイトを見に行ったらどんなゲームなのかはよく分からんかったが、一番最初に載ってるキャラのCVはあやっぺだったぞ。またスケベが爆発してるのか(ちなみにソシャゲ版だとへごがトップ)。ちょっとやってみたいな! いつも通りのアームス作品なので映像はそれなりだし、とにかく乳首に気合いが入っている。その分武器のデザインなんかは適当であるが、そんなとこ気にする作品じゃないから放っておいてもいいだろう。あとはどれだけ丹念に濡れ場まで持ち込むシチュエーションを作りあげ、濡れ場を演じきるか、という勝負だけ。いつものように「馬鹿だなぁ」という感想が持てる作品になればよいね。とりあえず1話目には言っておこうね、「馬鹿だなぁ」。 中の人は、主人公の処女ちゃん役が「もう1人の井澤」こと井澤美香子。声優業界の井澤人口増加とミカコ人口増加にどちらも貢献している。「わかばガール」に引き続いてのメイン起用。こちらも駆け上がってくるのだろうか。分かりやすいアニメ声なので使いやすい部類だとは思うが、この作品でどれだけ活躍しても先に繋がるビジョンが見えにくいのはちょっと気になるところか。他にも「ダンまち」に続いてしかこが関西弁キャラを担当。奈良県民、頑張ってます。そして一番の衝撃は処女ちゃんの相方の月海みたいなやつである。しばらく無言だったし、格好良い系のキャラだからCVで言ったら甲斐田裕子とか、伊藤静とか、そっち方向で攻めてくるんだろうなー、って思って見てたら……井口やんけ。笑ったわ。別におかしいわけじゃないのに、なんか笑ったわ。井口もこういう役で後輩をリードする側に回るのかー。そろそろ落ち着いてくる年齢なのかなー、って思い直したら……あのエンディングである。落ち着け。もう、最終的にエンディングが全部持ってった感もある。こういうストレートな電波ソングは久しぶりです。いいぞもっとやれ。 ○「ご注文はうさぎですか??」 5 最近ウサギヒロインが多いと思いません? 雑魚小隊のバニーガールにウサミン星人、そして刃の聖者まで。なんだろう、ウサギブームがすぐそこまで来ているのか。まぁ、今作のメインウサギはジジイなんですけども。 こうしてまた心ぴょんぴょんする時期がやってきましたね。とはいえ、私はあんまり心ぴょんぴょんしない勢なのでとりたてて感慨もないのですが。「きららアニメは割と好きなものが多いのに、これはあんまりヒットせんかった理由はなんだろうなぁ」と色々と考えても、なかなか理由らしい理由も浮かばない。今回1話目を改めてしっかり見て、ひょっとしたら「世界のバックグラウンドの虚ろさ」みたいなものが理由なのではないかと思い至った。たとえば「ひだまり」「ゆゆ式」「きんモザ」なんかを並べて見ると、どれもこれも全て「普通の高校のお話」なのだが、今作では学校はメインの舞台にならず、「どこともしれない町の片隅、女の子だけで運営している喫茶店」というおよそ現実にあり得ない場面が展開されている。チノちゃんやココアが喫茶店で働いているという状況は、遊び盛りの子供たちが不当に労働を強いられている状況であり、少なくとも日本だったら法に触れる部分すらある。部活もなく、レジャーもあまり無いこの世界、彼女達は働いてばかりで人生を楽しめているのだろうか、と心配になって……こないけども。楽しそうだけども。とにかく、あまりに「私の知っている女子高生や中学生」の生活様式とかけ離れているために、今ひとつ現実感が湧かない、それが入り込めない理由なのだろうか。 んー、無理矢理考えた理由付けとはいえあんまり説得力が無いな。そんなこといったら「きんモザ」の生活がリアルってことになってしまうが、絶対そんなわけないしな。しょせん何が描かれるかは程度問題だし……わからんなぁ。「ジジイが転生したウサギ」とか、微妙なホラー要素がひっかかってんのかな。まぁ、とにかく「日常というにはイレギュラー過ぎる」というのが、僕の心の障壁なんだと思います。 しかしまぁ、そんなことを言っても2期目ともなれば馴染んでくるもので。今回1話目を見た印象は、1期の時よりも随分受け入れやすいものになっていた。「チノが店の客入りをあんなに気にしてたっけ?」とか気になる部分も残ってはいるのだが、既に用意された人間関係を適当にかき回すだけでも話が作れるという2期もののメリットは充分に享受出来ているように思う。スタッフにも若干の変更があり、製作スタジオにキネマシトラスが参加したりもしているので、その辺の微妙な設定の変更が無意識下で効果を及ぼしている可能性もあるな。1期はあんまり真面目に見られなかったけども、今回は少し内側に入って見られるかもしれない。 キャラとしては相変わらずのシャロちゃん推しです。上の論調に関連づけて考えると、「一番現実的な生活してるやつ」だからかも。あと単純に「最も直接的な百合だから」っていうのも理由かも。まー、男なんてほとんど出てこない世界ですからね。ティッピーは「男」にカウントしていいのか分からんけど。八奈見乗児の休養の知らせとかを考えると、今作も「清川元夢が元気なうちに作っておかないと」と余計な心配をしてしまうな。 ちなみに、中の人ネタだと「世界を壊すウサがある」っていうネタを思いついたので、誰か使って下さい。 ○「対魔導学園35試験小隊」 5 ラノベアニメはまだまだ続く。なんか、一流の空戦魔導士に育て上げるつもりだけど大事なところは「言わなかったっけ?」ってすっとぼける教官とかに教えてもらえばいい気がする作品。 とりあえず1つ心配なのは、これ、SILVER LINKの製作なのね、同社は今期「庶民サンプル」と「落第騎士」の2つもやってるんだけど、大丈夫だろうか? どれもこれもそんなに気合い入れて頑張らなくてもいい気がするんだけども、前クールも「ケイオスドラゴン」「プリズマイリヤ」「のんのん」の3本立てだったし、製作時期ずらしてるにしてもそれなりに負担はかかってそう。無事に1シーズン乗り切れることを祈ります。 今作は、そんな作画リソースの不安をちょこちょこと覗かせている気もするが、まぁ、無難な切り出し方にはなっている。というか、ぶっちゃけると似たような作品群の中では何故か嫌いになれないスタートだった。なんでだろ、別に映像も設定も特に良いところはなかった気もするのだが……多分、キャラの1人1人が割と立ってるからかな。「雑魚小隊」という汚名を甘んじて受け続ける落ちこぼれ集団35小隊。彼らのリーダーはラッキースケベ属性をたっぷりと備えた細谷ボイスの日本刀使い。「キレると何するか分からない」というお馴染みの設定以外は温厚だし人のことが考えられる良い子だが、これまでずっと落ちこぼれっていう設定があるので結局いつも通りのキャラか。あんまりやかましい自分語りとかヤレヤレ感が無いのでそこまで嫌悪感が無いのかも。冒頭のラッキースケベ部分(まぁ、本人が嬉しかったかどうかは分からないが)で涙を流してしまうっていう反応はちょっと新鮮。これ、今後の展開ではキレてるモードで暴れて格好良くなる場面が待っているのだろうが、そのあたりの台詞回しとかキャラの統制が勝負どころかねぇ。 ヒロインその1,「うさぎ」という名前のうさ耳ガール。刃の聖者じゃない方。とりあえず「大久保瑠美でかつ巨乳」という時点でなっとらんが、それでもるみるみボイスなのでキャラに魂が籠もっている。もう、それだけで割と可愛い。単にキーキーうるさいだけのキャラかと思っていたら、主人公に頼まれて楽しげにケーキを焼いてくれるなど、割と素直で可愛いところもある様子。彼女がメインヒロインだったら心がぴょんぴょんした可能性もあるが、どうやらこのポジションだと狂言回しっぽいな。 ヒロインその2は白石涼子ボイスのマッドな方の参謀役。彼女がいくつくらいの設定なのかがよく分からないが、アクエリオンと並べて見ると割と年増風。うりょ子もこういう役回りが増えてきたなぁ。 そして、ヒロインその3,メインヒロインとおぼしきは上田麗奈ボイスの才媛さんである。1話は彼女のキャラを押し出すために費やされているはずだが、ちょっと展開が性急過ぎて入り込むまでには至らない。まぁ、要素だけを切り出しているおかげで境遇はすごく分かりやすかったけども。とりあえず「分かりやすく強い」系の人みたいなので、今後隊長でもある主人公に心を許し、凸凹チームが連携を取れるようになってきたらこの4人組にも面白さは生まれそうな気がするんだ。まぁ、「全員がそれなりに隠れた才能を持ってる」設定だった「空戦魔導士」と違って、うさぎ娘は今のところ何一つ取り柄がなさそうなのは気がかりだけどさ。まぁ、なんかあるんだよ。「おっぱいの間に弾丸を隠しておいてすぐに装填出来るスキル」とかさ。 とりあえず、どこかで上手くキャラの描き方が軌道に乗れば、他のラノベ作品とは区別出来る面白さが出てくるかも。どんなアニメも、そうやって観ていけば幸せも見つかるというものです。 |
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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