最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
女の子だけで雨天行水をするなら、別に水着を着る必要はなかったのでは?(名案) 第7話。まー、三日も風呂に入ってないような連中が大挙してる姿なので、あまり見目麗しくない気もするけども……。 今回のお話を見ていて、ようやくなんか掴めてきた気がする。今作で何がやりたいか、何が中心的な題材なのかということを。これまで、この作品は「正体不明の巨悪によって海の上がピンチになったから、危険を承知で戦う女の子艦隊の物語」だと思っていた。「ハイスクール・フリート(HIGHSCHOOL FLEET)」は直訳すれば「女子高生船団」だし、普通は軍艦に乗ってれば「何かと戦う」ということがシナリオ上の要請として前提になってくる。だからこそ、これまで正体不明の敵キャラが見えてこなくてもやっとしたり、壮絶な修羅場なはずなのに全然緊張感が無いクルーの様子を見て釈然としなかったりしていたわけだ。 しかし、今回のお話も全く「巨悪」とか「バトル」とは縁のないお話。振り返ってみれば、今作は「敵対存在との戦い」なんてものは一度たりとも描かれてないんだよな(強いて言うなら五十六はネズミと戦ってたけど)。つまり、あくまでもネズミらによる人心の混乱や機器の掌握は「なんかドタバタした海上のトラブル」を演出するための1つのツールに過ぎず、今作が中心として描きたかったテーマは、「海の上で働いている人たちにまつわるあれこれ」なのではないか。そう考えれば、「機雷除去」という前回の突発ミッションも理解出来るし、今回は「座礁して沈没する艦からのレスキュー」という、他のアニメでは絶対に描けないような題材を扱っている。つまり、余計な縦糸を無くしてしまい、毎回別なところから緊急ミッションの依頼を取り付け、それを解決するオムニバス形式の「海上警備お仕事もの」だと思えば良かったのだ。つまり、形こそ(ものすごく)違えど、海の上で毎回お仕事をこなしているという意味では「ARIA」と同じ構造だ。 ……いや、嘘だと思うけど。でも、そうとでも考えないとこのぶつ切り感、シナリオの漫然とした捉えどころのなさは説明出来ない気がするんだよな。毎回やろうとしているテーマが前後で繋がっていないところを、無理矢理一本の縦糸に結びつけようとしているために、全体を通してみるとシナリオがとっ散らかって見えるのだ。例えば今回は「沈没艦からのレスキュー」というとんでもないミッションであり、是非ともアニメで描いてみたいテーマではあるものの、いくらなんでも女子高生にやらせるには荷が重すぎるミッション。多くの人命がかかっている場面なのに、浮ついたクルーの仕事っぷりはなんだか緊張感がちぐはぐでピンと来ない。そこで、最終的には本職のブルーマーメイドが駆けつけ、何とか副長を救ってくれることでハッピーエンドになった。……ここでいきなり本職の人たちが出てくるのってどうなんだ? だって「近海ではまともに活動出来る船が晴風だけだった」から武蔵の追跡を任されたわけでしょ? もっと偉い現役の人たちがこんだけさっさと駆けつけられるなら、ぺーぺーの学生なんかに任せないで、さっさと人材つぎ込めよ。しかも「航空機は存在しない」と思ってたら飛行船はあるしな。飛行船が開発出来る文明なら、いくらなんでも航空機は作れたのでは……。あと、そこの海域って数時間前まで爆発的な低気圧がいたところだよね。よく飛行船なんかで出てくる気になったな。多分近隣の停留地があるんだろうが、すぐに連絡が届くところに出動できる人員があるなら、武蔵捜索ももっと効率よく出来るはずだろ。どうなってんだ。 結局、「やりたいこと」が単発のミッションクリア型エピソードだということは何となく理解出来たのだが、前後のつながりが無いのでどうしたって違和感は出るものだし、今回のミッションに限って言えば、かなり大規模な仕事だったはずなのに、具体的な描写が乏しく、見ていても緊張感が伝わってこないのがすごく勿体ない。全然「命の危機」って感じがしないんだものなぁ。どう考えても前半の水不足パートがいらなかったはずなので(いっぺんトイレットペーパーでやってるくだりだし)、1話全部使って救出ミッションのあれこれを描いてくれれば良かったのに。まー、多分水不足云々あたりは艦内での女の子どうしのコミュニケーションを語ることが主目的のパートなんだろうが……やっぱりキャラ覚えられない。今のところは誰がどこで何をしゃべっても別に特別な感じがしないんだよなぁ。ま、ガルパンだって当初はそうだったけどさ。なんかもう少し、あざとくてもいいからキャラを識別しようっていう魅力が垣間見られればいいのだが……。 PR なんかとっ散らかった話、第8話。ピンと来ないエピソードが多かったんだけど、バイク乗りには理解出来る話だったんでしょうか。 短めのAパート、これまで基本的に陰ポジションだったお嬢が珍しくメインのお話。まぁ、けいおんだってムギは常に陰キャラだったからな。ただ、ようやく前に出てきたと思ったら「金で免許資格を買う」とか「気にくわないバイクを滅多打ちにしてぶっ壊す」とか、かなり駄目な方に吹っ切れてしまっているのが何とも。免許の話は金持ちキャラだから別に構わんと思うが、バイク破壊は好きな人が見てて気持ちの良いもんではないと思うんだけどな。仮にムギがキーボードぶっ壊しはじめたらやるせないだろうに(さわちゃんがギター壊してた気もするけど)。まぁ、「金で解決出来る問題は金で解決しろ」とかいうクソみたいな家訓がある家だから……。しかし、バイクに補助輪とかマジであるのかよ、と思って調べてみたら、まぁ、無いわけではないようだ。ただ、速度と釣り合わないから普通は付けられない、ってことらしいけど。お嬢みたいにトロトロ走れば一応装着可能ってことだろう。 Bパート、クリスマスから正月まで一気に駆け抜ける。せっかくのイベントなのにはしょりすぎだろ、と思ったが、対応するけいおんでもこの1年生の冬は1話で走り去っています。けいおんの方は3学期を迎えてすらいたので、それに比べればまだ余裕のある方か? どちらも「1クールの内に後輩キャラを出さなきゃいけない」という要請からこういう構成になってるみたいですね。次回は梓登場回だ。さておき、クリスマス回はけいおんだと唯&憂の姉妹あったかエピソードとして実に良い癒しがもらえたのだが、こちらのアニメには一切の癒しは無い。クリスマス回の途中で凜が抜け出してしまうとか、なんだかチームとしての集まりも悪いしな。こいつらの場合はどうしたって外で動き回ってないと存在意義が薄まってしまうのでそのあたりはしょうがない。そして凜は「手作りの自分人形」という圧倒的なイタさを誇るアイテムまで持ち込んできた。あれ、せっせと一人で作ってる姿を想像すると……趣味が悪いとか痛いとかいう次元を飛び越えて、なんかもう、コワい。あの子にはもっと優しくしてあげないと駄目なのでは。そんなメンタル面を心配してか(?)、羽音はわざわざピザ屋の配達バイトを追跡してプレゼントを届けてあげるという優しさを見せる。ピンクのバイクはクリスマスカラーではないが、まぁ、めでたさで言ったら似たようなもんだな。オチ部分は、よく分からないな。マフラーがちゃんと編めるだけでも羽音は唯よりも割と器用。 そして正月は初日の出を拝みにまたツーリング。必死に寒さを訴える部分なんかはバイク乗りからしたらあるあるなのかもしれないが、やっぱりこの辺もピンと来ない。ハンドルグリップにヒーターなんて付けられるの初めて知ったわ。確かに、手袋だけだと限界がありそうだもんな。倍苦しむと書いてバイクとはよく言ったものである。こちらの話はオチらしいオチも特になしで、今回は細切れになったエピソードが笑わせたいのか、ヒかせたいのか、ほっこりさせたいのかがよく分からんかった。回を増すごとにハードルあがってんのかなぁ。 能登! 聞かずにはいられないッ! 第8話。前回「キャストはゲーム版から変えない方がいいなぁ」と言っていたので、この変更をどういう風に受け止めていいのか、現時点でも大変な葛藤があります。以下、今回のメイントピックは「赤﨑由花子と能登由花子」になりますのでご了承ください。ワシ、ジョジョファンだしアニメファンだけど、それ以前に声優ファンなんだ……。 キャストの変更ってのは賛否(基本的には否)があるもので、今作の場合でも仗助・康一のキャスト変更には様々な意見が出ていた。まぁ、いざ始まっちまえばそこは流石のキャスト陣なわけで、康一なんかは今回のお話でも存分に「らしさ」を発揮しており、「やっぱり梶なら梶でいいね」ってことになる(哀しいかなそうならないことも多々あるが)。そして今回の由花子のキャスティング。ゲームやってないからそこまで強烈に印象づけられたわけではないのだが、それでもやっぱり「由花子=赤﨑千夏」という組み合わせは絶妙な配役になっており、「これはスタッフグッジョブやな」という意見が多かったと思う。ちーちゃんは本当に器用な役者だし、WIXOSSのあきらっきーが魅力を振りまいたことからも分かる通り、イカれた役でも十二分にその実力を発揮することが出来る。 しかし、残念ながらキャストは変更された。「ふざけんなよ、何でせっかく合ってたのに変えるんだよくぁwせdrftgyふじこ」と言う絶好の機会であるが、なんと、そこに現れたのは能登。能登麻美子! なんだろうこの感じ。美味しいラーメンを食べようと思って店に行ったら極上のクリームシチューを提供されたようなこの感覚。「違う、俺が食べたいのはそっちじゃない! 嗚呼、でも美味しい。魂に染みるゥ」という情けない順応。しょうがないじゃん! だって麻美子なんだもん! 誤解を恐れずに言うなら、原作を読んだ時点で出来上がっていた「山岸由花子像」に近いのは赤﨑版である。厄介な奴しかいないことで有名なジョジョの女性キャラであるが、その中でも飛び抜けて厄介なのが由花子。そんな彼女の安定してイカれた様子、ヒスった時の救いようの無い態度、さらにそこからデレたときの「実は結構純情可憐で高校生らしいところもある」というギャップの妙まで、赤﨑ボイスは「こいつとはつきあえないだろ……」という面倒くささが完璧だった。それに対し、能登由花子は間違いなく厄介ではあるのだが、ことに私の魂にはDNAレベルでその声がすり込まれているだけに、「この由花子の出す消しゴムだったら食える、むしろせっけんも美味しい」と思えてしまう。厄介さを声のオーラが超える。ドスの効いた声で脅しにかかる由花子の様子は、赤﨑版が「恫喝」であるなら、能登版は「調伏」である。ここまでになってしまうと、別次元の由花子像が切り拓かれてしまったと言ってしまっていいだろう。「こんなの由花子じゃない!」という意見が出てもおかしくないのである。 でも……やっぱりこれも由花子だ。能登キャラといえば黒髪ロング。その髪は烏の濡羽色、そのまま地獄に送ってくれる、日本人形のごとき完成品。しかし、その髪が今度は襲い掛かってくることに。あらゆるものが「女性の武器」であり凶器であるならば、これだって立派な能登イズムの1つである。今回由花子が見せた楚々とした振る舞い、いきなり噴き出す激情、圧倒的ホラー感、恐るべき全能感。そうしたものをまるっと含めて、これから先の山岸由花子は作られていくのです。さぁ、全国20億の麻美子ファンの皆さん、改めて経文を唱えましょう。能登可愛いよ能登。 閑話休題。そんなキャストのことばかりで盛り上がってしまいましたが、実をいうと、私はリアルタイムでこのお話を読んでいた当時、このあたりのエピソードはあんまり好きじゃなかった。当時はまだ「ヤンデレ」という言葉もなかったような時代だが、幼かった私は、純粋に由花子が怖かったのである。恋愛の機微なんて分かるわけないし、純粋に「なんやねんこのぶっ壊れた女は。康一可哀相過ぎるし、そもそも康一がそんなに粘着される意味も分からんわ」と思っていたために、そこまで大きなバトル展開にもならない由花子エピソードは、なんだか敬遠したくなる話になっていた。しかし、こうして改めて見てみるとこれはこれでたっぷりと「4部らしさ」があふれているお話だ。最大の特徴である「殺意や悪意と無縁の日常の恐怖」というのはよく出ているし、今にしてみれば由花子の狂気はジョジョのシリーズの中で見れば可愛いもんだ。だって想像してみてほしい。確かに一晩で手編みのセーター作っちゃう由花子は怖いかもしれないが、同じようにして、夜なべしてせっせと「1から3まで番号がついたクイズボックス」を手作りしてる由花子を想像したら、なんか可愛くない? あの箱、ただの工作のくせに無駄に完成度高いからな。他にも甲斐甲斐しく英和辞典を破いてアスパラ巻いてる由花子とかも可愛い(?)。あぁ、声の影響か、無駄に由花子が「実はいい彼女なんじゃね?」感を増している気がするよ。まぁ、本当にそうなるまではまだしばらくかかりますが。 由花子以外の要素を拾っていくと、まず冒頭からびっくりしたのはオープニングのアレンジ変更。なんでこのタイミングでイメージチェンジしてきたのかはよく分からないが、最初のクライマックスであるレッチリ戦に向けて多少雰囲気を締めてきたのか? まぁ、まだレッチリ戦まではしばらくあるが……。映像は変わってないし、歌自体も変わってないのでなんかヘンテコな感じだが、色々と遊んでくれているのは良いことなんじゃなかろうか。 そして、今回は脇役に徹しているはずの仗助と億泰だが、すっかり「なんかアホな3人組」ポジションが定着しており、億泰の愛嬌が止まらない。時系列を考えるなら、億泰と康一はまだそこまで仲良くなってない気もするのだが、あのキャラならすぐに打ち解けるんでしょうね。過去に自宅の門扉に首を挟んで殺しかけたこと(そして兄が実際に射殺したこと)なんて水に流してあげる康一の器の大きさ。由花子が「将来性」を感じた康一という男は、ジョジョシリーズの中でも屈指の「成長」を見せるキャラなので、彼女の先見の明には感心するばかりだな。億泰の描写はスタッフも楽しんでやっているようで、些細なシーンでも「っぽさ」が出ていて楽しい。普通に道を歩くだけでもわざわざ肩をいからせていかにもヤンキーっぽく歩いているのがね。不良座りがこんなに似合う主人公チームも珍しいわ。 康一は由花子に絡まれたおかげで学校内での立ち位置なんかも垣間見えるのが面白いところだが、実験後の掃除当番を1人でやらされていたのはいじめとかじゃないんだよな。一応委員長(キャストクレジットでは「女子生徒」)と2人で作業してたのかな。でも、溜まってたゴミの量を見るに、どう考えても1人2人で出来る作業じゃない気がするが……まぁ、直前まで実験に使ってた理科室で突然重箱広げて飯食おうとする世界に何を突っ込んでも意味はないな。ちなみに委員長のCVは小林沙苗。何その無駄に豪華なモブ。 そういえば、麻美子関連で気付いたことが1つ。今作の女性レギュラーキャラは東方朋子に続いて2人目だが、ここまでの流れは豊口めぐみ→能登麻美子と来ている。つまりこれは……ロサ・ギガンティアの系譜!! ということは、次に出てくる女性キャラは次代の白薔薇様である清水香里で決まりですね。次っていうと……鈴美か? そのままの流れで川尻しのぶを小清水がやってくれればそれはそれで嬉しいんだが。 以上、今回声優ネタしか書いてない。 牧さん決着編、第7話。ベタな幕引きではあるが、こういう真っ直ぐなハッピーエンドが一番幸せ。 明らかになった牧さんの過去話。かつての相方「ルル」は、決して牧さんが殺したわけではない。元々余命幾ばくの身体だったところに、牧さんが距離をおいたというだけの話。彼女の真意を知らずに勝手に別れてしまった牧さんは、そのまま彼女の死を自分の責任として「勝手に」背負い込んだ。残念ながらルルの両親も似たように「勝手に」原因を牧さんに押しつけていたが、もちろん、ルル本人にそんな気持ちは一切無かった。それを教えて、彼女の過去を解放するのが、今回のキズナイーバーのミッションである。まぁ、園崎さんがどこまで見越してあんな無茶なミッションを押しつけたのかは定かでないが……。出版社を焚き付けて牧さんを追い込む手管なんかは完全に悪役の立ち回りなのだが、そんな園崎さんも今回は「謎の子供たちの写真」という伏線を持ちだしてきたために、今後の波乱を予感させる存在になっている。あの写真、確認したら園崎さんらしき女の子は映ってるし、ひょっとしたら他の子供もキズナイーバーの面々かと思ったのだが、数えたら全部で7人しかいないんだよな。どう絡んでくるんだろう。過去のキズナイーバー被験者ってとこかな? さて、牧さんの過去話はとりあえず理解出来るところに落ち着いた。ルルの死と、彼女がルルから離れてしまった理由が全く別だったというのが肝となる部分で、しかもそこには濃厚な百合成分が介在している。お互いに唯一無二の親友として接触した「仕事仲間」の2人だったが、天真爛漫なルルは悪ふざけ半分からか、彼女に肉体的な接触を迫るそぶりを見せた。彼女の言うように冗談だったのかどうか、それは今となっては誰にも分からない。しかし、牧さんはそこに「自分の本気」の片鱗を見てしまった。これ以上の接近を許せば、自分自身が追い込まれてしまう。好きになってしまえば苦しむのは間違いなく自分自身。何せ、ルルはいつか失われる存在なのだから。そう考えた牧さんは、安全策として彼女との関係を切ったのだ。身勝手な判断ではあるが、一介の女子中学生のそれを傲慢と責めるのも酷な話だろう。恋愛と友情という面倒な問題に命の問題までがまとめて押しつけられて、ただでさえコミュニケーションが苦手な牧さんが受け止めきれるはずがないのだ。決して悪意や害意からの離別でないことはルルの方も分かっていたわけで、責任を取る形で、彼女は牧さんの下から去っていった。そして、彼女が最後に残したメッセージ、漫画の最終回を読まずにいたために、牧さんはルルとの別離を「死別」によるもの、つまり「殺した」ことであると思い込んでいたのである。 そうした接触の難しさから生み出された「上から選民」が、どうやってその鎧を脱ぎ捨てていくのか、というのが今回のクライマックスだったわけだが、今回のコンテワークはかなり好みの部類。効果的に使われていたツールは雨と傘だ。およそ牧さんの厭世的な性格からは想像も出来ないような真っ赤な傘は、彼女がルルを見送る斎場の煙を見ながらさしていたものである。つまり、彼女の傘はルルの死と同時にその頭上に掲げられることになった。傘をさすという行為は雨から自分を守ることを意味するが、それはすなわち遮断であり、外界から、他者から与えられるものを拒絶することを意味する防護壁である。鮮烈な赤色を振りかざす牧さんの傘は、その形状と機能から、まさに「上から」「選民」の象徴たるツールだ。 しかし、気付けばキズナイーバーも随分と持ち前の「大罪」を破壊されている。「不思議メンヘラ」「狡猾リア」に続いて、彼女の「上から選民」もぶっ壊される運命にある。由多ちゃんの相変わらず男前な献身により、彼女はルルとの間にあった防壁を突破し、ついに海へとたどり着く。この時点で彼女はまだ傘をかかげており、顔も半分隠れたような状態。そこで彼女は「泳げ」という「上から」の命令を下し、全く持って無意味な「選民」意識を露わにした。無茶苦茶な命令にも関わらず、すぐさまそれに応える由多ちゃん。さらに仁子が続き、天河も「ダチ」の提案に乗っていく。こうして馬鹿が何も考えずに暴れ回る「今」を認識することで、牧さんの傘は、スッと頭の上を離れ、地面へと落ちるのである。「上から」の軛を逃れ、彼女の「選民」思想が解き放たれた瞬間である。始めて見せる牧さんの笑顔。屈託のない仲間宣言。壁を崩し、互いを繋ぐ力こそがキズナイーバー。今回の一件で、彼女達のレベルはまた1つ上の段階へと辿り付いたに違いない。 それにしても、牧さんが可愛くなったのは当然として、相変わらず由多ちゃんが男前だったなぁ。あれだけいい見せ場を作りながら、クライマックスの浜辺ダッシュシーンで完全に女走りなのがたまらない。決めるとこでバシッと決めない。そんな由多ちゃんが本当に素敵です。 さぁ、次は誰の番かな? アイキャッチの存在感な、第7話。せっかくの新キャラ登場回なのに、私の中では生ける弾丸宮野さんが全部持ってった。 でもまぁ、今回のメインは当然田中妹・莉乃ちゃんである。オープニングなんかには登場してたし、顔が田中と同じなので大体予想はしてたんだけどね。つまり、オープニングで莉乃と一緒にいるのは同じ学年だっていう太田の妹ってことになるのかな。黒髪おかっぱでダウナー系にCV悠木碧という完璧過ぎる布陣。まぁ、あおちゃんは基本的に何でも出来るのだが、「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」とか「Aチャンネル」とか、こういうちまっこいキャラは当然のホームグラウンド。毒舌っぽいのも良い味だが、そこにストレートにお兄ちゃんラブが絡んでくるという、どこまでいっても「今作の女の子はどれもこれも可愛いなぁ」と感心させられるキャラになっている。怒ってぷっくりしてる莉乃ちゃんマジで可愛い。 そんな妹紹介エピソードではあるが、一応サブタイトルは「バレンタイン」だ。カバンからチョコが出てくるという定番のスタート地点ながら、他のアニメの男連中と違い、田中はそのチョコに対して露骨に嫌悪感を示すあたりがなかなかのクズっぷり。全てを引っくるめると「エロに興味はあるけどそこにいたるまでのプロセスがすこぶる面倒」とのことで、恋愛関係は基本NGらしい。まぁ、分からないではない。コストパフォーマンスの問題なのだ。しかし、隣にいる太田は甘いものというだけでやけに気合いが入っていて自然と犯人捜しをする流れ。宮野さんに白石さんというここまでのメインキャラが捜査線上に上がってくるが、他の女子があれだけバレンタインで浮ついていたというのに、田中の回りの女子連中は揃いも揃って失念しているという状況。まー、あんまり縁がなさそうな連中ばっかりだからな(疑惑すら抱かれなかった越前さんはどうだか分からないが)。宮野さんは「えっちゃんのことしか考えてなかった」とごく自然に百合成分をアピールしてサービスを振りまき、マカロンさんこと白石さんは、まだまだ田中に対してそういうアプローチをする段階ではないという初心なところを見せてポイントを稼ぎに来る。くそ、こいつら本当にあざといな。犯人捜しの中で田中は疲弊し、太田はどんどん訳の分からない方向に。こいつ、甘いものが絡むとほんとポンコツになるな。 そして運命の出会いを果たした太田と莉乃ちゃん。「お兄ちゃんが好きすぎて、横取りしていく太田が気にくわない」というなかなかいじらしいマインドをお持ちの莉乃ちゃんであるが、冷静に考えて、ここまで露骨に田中に絡んでいる野郎がいたら、ホモ疑惑が出てきたってしょうがないレベル。もっと警戒してもおかしくないくらいだ。ただ、太田の場合は本当に「人格が良すぎる」というたった1つの理由だけで田中の介護をしているわけで、莉乃ちゃんの嫉妬はお門違いなのである。いや、兄につく悪い虫を排除する方向性は合ってるかもしれない。このままじゃ、あなたのお兄ちゃんはただの被介護者になってしまい、まともに恋愛出来ない可能性が高いですからね。莉乃ちゃんからの適度な嫌がらせをくらいながらも、神のごとき愛の精神を持つ太田はその悪意には全く気付かず、単に世話好きで出来た妹さんとして認識しているようだ。まぁ、田中が妹の愛情に気付いてないからしょうがないわな。いや、ラブではなくてライクどまりなのだとは思うけども。ここまでのお話では太田と田中の仲を邪魔する因子というのはいなかったので、かき回すためにも莉乃ちゃんにはどんどん頑張っていただきたい。っつうか、純粋にもっと出てきてほしい。特に中の人的に。 次回は、予告でついに田中が2文字で匙を投げてしまったが、太田メインのサブタイトルになってることを考えれば、太田妹の登場回ってことになるのかな。気付けば女性キャラの方が圧倒的に多くなっているハーレムアニメみたいな今作。これでいいじゃない。でも僕の中の一番は生ける弾丸。 5月20日 ドラフト模様(SOI×3) ピック順 【Sangriter】→【Sea-chicken】→【Mei】→【Thraxi】→【Alessi】→【Serra】→
えー、あー、……流石に環境も固まってきたからあんまりここで書く事無いな。異界月までは一応二ヶ月くらいだけど、まだまだ先は長い。その間に発売される商品は「エターナルマスターズ」のみ。ちなみにその後は7月に「異界月」が発売して「コンスピラシー2」へと続き、秋には「カラデシュ」、統率者の新セットなどと続きます。ちなみにエタマスは予約もしてねぇし、流石にドラフトは発生しないと思う。記念に1,2パック開封して終わりかなぁ。今になって思えばモダマスでドラフト2回(一部の人間はさらにシールド1回)も出来たのって結構な散財だったよな……。ちなみにこれを書いてる現時点でエタマスの予約価格(Amazon)は44,840円。1パック当たり1900円弱の計算なので、1人6000円払えばドラフト1回出来るぞ! ぶっちゃけ、別にドラフトでWillとか使いたくないな! まぁ、今まで一回も触ったことないから人生経験として見てみたい気はするけど。
だいぶ忙しなかったな、第7話。正直、今回はコンテ構成があまりにも性急過ぎて、ぶつ切り感が強いあまりよろしくない状態。クレジットを見ると監督も含めての3人コンテなんだが……人手足りてないってことは現場が厳しいんですかね? 次回予告も絵のない状態だったし……水島さん、万策尽きるのだけは勘弁してください。 そもそも「やらなきゃいけないこと」が多いってのがこの作品の根源的な問題で、これまでのお話でも場面のスイッチやら会話の展開が忙しなかったのは間違いないのだが、それでも紙一重で「そうなる流れ」を維持していたのが今作。ただ、今回は会話のテンポが全部1.3倍速くらいになっていたので音響部分でも違和感が強かったし、画面の切り替えもあまり心を砕いている感が無かったのは残念。作画面で崩れらしいものが出ていないので気にならない人も多いかもしれないが、ここまで綱渡りのようにして構成を維持してきた作品だけに、なんだか粗が目立ってしまった気が。まぁ、上記のようにスケジュール的なものから練り込む時間がなかったのが、そもそもシナリオが無理をしすぎているのでどう頑張っても違和感を拭い切れなかったのかは分からないけども。 「シナリオの違和感」というのは、「真咲=幽霊」説への全体的な推移が無理矢理だった部分についてである。まー、極限状態での集団心理なのだと言ってしまえばそれまでかもしれないが、チーム美影の面々のように「化け物」の影響が色濃く出た連中以外が、「さっきまで一緒にいた女の子は幽霊なんだよ」という荒唐無稽のお話をこうもあっさり信じ、挙げ句の果てに魔女狩りのごとき無茶なイベントに加担するまでになる流れは流石に説明不足である。恥ずかしい姿をさらして自尊心を傷つけられ、ぼろぼろになった美影だけは極論に走って自暴自棄になる下地が出来ていたので納得できるが、その話を聞いた他の面々については、普通ならば「何言ってんだこいつ?」っていう反応になるはず。いくら「化け物」の声を聞いたところで、人間が許容出来る「埒外の存在」なんてものは多くて1つまでだろう。「ひょっとしたら納鳴村には過去のトラウマ体験を具現化するお化けが出てくるのかもしれない」までは飲み込めたとして(つまり視聴者と大体同じ認識にまで至ったとして)、そのもう一歩先、「それらのお化けは真咲が使役していた」に至るまでには、さらにもう一段階常識をぶっ壊す必要がある。何しろこれまでずっと一緒に行動してきた「実体」であり、バスに乗って都会から一緒にやってきた存在なのだ。「幽霊の存在を認める」「その幽霊がバスツアーを利用して自分たちを陥れようとしている」などなどのハードルを、そう簡単にクリア出来るとは思えないのだ。 ただ、こうした無茶な結論に達したからといって、美影が阿呆だと言うわけではない。むしろ、「トラウマが見える」という「現象」の答えにいち早く辿り付いたことを考えれば、彼は比較的柔軟な思考の持ち主で、物事を総合的に考えることは出来る人物だろう。しかし、彼は「現象」という最大の謎と、もう1つ、別側面から発生した「真咲」という謎を短絡的に1つに結びつけてしまった。まぁ、彼からしたら、その後実際に口にしていた通りに、「何か具体的に自分の怒りや恐怖をぶつける対象がほしい」という欲求から、真咲という分かりやすい「敵意の対象」を定めてしまいたいという欲求がとまらなかったのだろうが。同じように「対象の不明瞭さ」に怯える人間、チーム美影のミリタリーコンビやらぶぽんが美影の妄言に賛同するのも、まぁ納得できる部分だ。しかし、ここで「別派閥」だったはずのヴァルカナさんが割と自然に丸め込まれてしまったのがどうにも。脇で苦悩していたこはるんは彼女自身の言い出したことをきっかけに「真咲幽霊説」が場を支配してしまったことに責任を感じ、何とか方向修正をしようとしていたわけだが、ヴァルカナさんはそんなこはるんの様子をくみ取りつつも、何故か美影の言説に流されてしまっている。なんか、せっかく株を上げてきたのに残念な結果。まぁ、その後ろには考え無しのダーハラの姿もあるのだが……。 そして、ここに来て問題児っぷりが加速しているのはスピードスターこと颯人さんである。美影チームがヒステリックになるのは分かる。実際に彼らは甚大な被害にあっているからだ。しかし、颯人に関しては全く別な理由で「アンチ真咲派」になっている。その理由ってのが「光宗をたぶらかしやがって」である。もう、下手したらこいつがメンバーで一番危ない可能性すらある。幽霊とか、トラウマとか、そういう問題とは全然別次元で、「俺の光宗を横から盗んでいった」真咲に怒り狂っているサイコホモなのである。回りの人間と異なる理由で動いているため、他の人間との意思疎通が図れず、今後のトラブル要因としては彼が一番重傷。なまじ最低限の思考力があるため、そうした自分だけの闇をらぶぽんのように表に出さず、表面上はただの「アンチ真咲」の1人として動いているのも質が悪いな。 こうして見ると、各々にトラウマを抱えて納鳴村に転がり込んできたメンバーたちだが、流石に主人公、光宗のトラウマは二重に面倒臭いなかなかの設定になっている。今回明かされた「時宗」のエピソード。その名前から兄弟が関係していることは推測できた部分だが、双子の兄弟が存在し、しかもその双子自体ではなく、家族全体が彼の人格形成を蝕んでいたというエピソードはなかなかクるものがある。やるせないのは、彼に一切責任が無く、さらに誰の悪意も介在していないこと。つまり、光宗は誰も「憎むべき対象」がいないままで、ジワジワと時間をかけて自己を削り取られていったのである、自我の形成が成される最も重要な時期に、彼は他者としての生活を余儀なくされ、自己という概念を常に揺さぶられ続けた人生だった。その理由が全て頭では理解出来るお利口な彼にとって、日常生活にすっかり馴染んだ「時宗」の生活も、内に秘めた「光宗」があり続ける上では苦痛でしかない。しかも、母親との二者関係にのみ落とし込めるならばまだ対処も出来たのだが、ご丁寧に中学生のシーンでは父親がサラッと間違ってしまうというとどめのボディブローも喰らっている。ここまでの扱いになってしまうと、そりゃぁ現実から逃げ出したくなるのもしょうがない。先週までで紹介されたような「ダイレクトに痛い」トラウマバリエーションと違い、「社会を憎む」ことが出来ず、「社会がとらえられない」という重大な欠落を持っているのが光宗なのだ。 さらに、この1つ目のトラウマだけでも充分なのに、彼には颯人という外付けのやっかい生成装置までくっついてしまった。おそらく、何らかの支配願望を持った颯人にとって、自我が揺れ動き、拠り所を求める光宗というのは格好の「素材」だったのだろう。自分が誰なのかも定かでない光宗のような「弱者」は、颯人が先にたって「導く」のにぴったりの道具である。だからこそ颯人は光宗に大きく「依存」してしまい、現在のような面倒な人格が作られた。光宗は、時宗という闇、それに颯人という闇の2つを打破しない限り、ゴールには辿り着けないのだ。まぁ、今回グーパンいれてたので、後者については案外簡単に打破出来るのかもしれないけども。 そして、そんな光宗を導く真咲の正体については、ラストでひどい引きを見せたのでまだ謎のまま。流石に来週くらいには概要が分かるのかな? そんな彼女が示した納鳴村のゴールの1つが「トンネル」である。幽霊かどうかは定かでないが、少なくとも真咲が他の参加者とは違う「ホスト側」に位置するのは間違いないようだ。彼女が示した「トンネルの奥」に待っているのは「現実」なのかな。光宗が自分の心に打ち勝ち、奥へ進めることを期待した真咲だったが、光宗は決意して数秒でマッハ挫折。このあたりの弱さ、少年漫画的王道を平気でぶっ潰す容赦のなさは流石の脚本である。人間、そんなに簡単に一皮剥けたりはしませんて。男の子が女の子にほだされて頑張れるなんて、アニメの中だけで充分や!(じゃぁ頑張れよ) 一応、光宗サイドにはもうひとつの朗報として「リオンとナンコが互いに理解し合った」というなんかワクワクする展開も。死者が見えるのか死相が見えるのか、未だ正体不明のリオンと、メンバーの中では唯一にして最大の知性派と目されるナンコさん。この2人が接近し、光宗サイド、真咲サイドから謎に迫る体勢が整えば、シナリオクリアまで大きく前進したような気分にはなれる。まぁ、ナンコさんがどういう能力持ちなのかはよく分からないんですけどね。彼女ははたして、どんなトラウマを見るんでしょうね。 スーシィ! スーシィじゃないか!! 第8話。今期はショートアニメが時たまピンポイントでクリティカルな飛距離を出すシーズンだな。 わざわざ何かを言う必要性をほとんど感じないのがショートアニメ。普通、この枠じゃそんなにネタを盛り込むこともできないし、いちいち触れてるときりがないし。でも、この「ルル子」は回を増すごとに悪ふざけの度合いを増しているので気になってしょうがない。前回は「キルラキル」、そして今回は「リトルウィッチアカデミア」! この夢のコラボレーションはファンにはたまりませんわ。しかもLWAからの代表選手はあのスーシィちゃんなんですよ。キルラキルからの代表が生命繊維だったことを考えれば、魔女世界で一番重要な存在だったのがスーシィなのは議論を待たないところだな! この「TRIGGER大甲子園」みたいな悪ふざけはスタジオのテイストにもあっているし、ちゃんと今回は「ウィッチ」の世界に合わせるために作品の背景美術をそのまま持ってきたりしている(今回ルル子がキスしたのってアッコが1話目で竜退治した塔の上だよな)。こうなってくると、あとは「残るTRIGGER作品って一体何があるだろう」っていう部分が気になるわけだが……この作品の悪ふざけに順応できそうな作品はもう無いかな……。元請け作品で残ってるのって現在放送中の「キズナイーバー」を除けばあと「異能バトル」しかないしな。ん? 忍殺か? 久しぶりに見るスーシィちゃんは相変わらず可愛い。後半は単なるカウントダウンタイマーになってたけど、その立ち位置こそがまさにスーシィ。欲を言えばここでミドリちゃんと共演してくれれば新谷真弓と村瀬迪与という夢の変な声共演が実現したんだけども。 というわけで「リトルウィッチアカデミア」の新作あくしろよ(この文章の主題)。 「猫宇宙旅20XX」が気になってしょうがないよ、第5話。しかも割と長期シリーズになってない? どんな内容なんだ! まさかのチトさんメイン回。もう、猫の猫による猫のためのお話なので、私のような猫好きにはたまらない一本になっております。「チトさんメインってことは、こりゃもうかやのんがしゃべる展開待ったなしや!」と思ったけど、結局最後までニャーでした。唯一、「どや」って言ったときだけ完全に人語を話してたけども。チトボイスはエフェクトかけてんのかなぁ。加工無しでこのニ゛ャーだとしたら、かやのんすげぇぞ。 相変わらず鷹揚な態度を崩す気配の無い今作。他のアニメが尺の問題であくせくしているのをあざ笑うかのように、毎度毎度贅沢過ぎるスローライフを満喫出来る。過酷な現代社会を生き抜きながらアニメを癒しとしている現代人には、これ以上のロハスもあるまい。「ただ猫が歩いているのについていくだけ」という恐ろしい30分ながら、途中で退屈することは一切無い。いや、「もうこのままチトさん達と桜の中でまどろんで寝こけてしまいたい」と思う部分はもちろんあるのだが、それが今作の目的なのだから無問題だ。さらに、30分歩き続けるだけでは流石に芸が無いと思われるかもしれないが、チト散歩はAパートの「調査」とBパートの「実践」で隙を生じぬ二段構え。全く同じ構図で、全く同じロケーションを歩くという、考え方によっては馬鹿にしてんのかと思われるような展開ながら、この天丼がきっちり笑いや関心に繋がるのだから大したもんだ。これ、原作だとどういう構成になってるんだろうか。 いかにも猫らしい仕草でおうちのドアを開けるところからスタートするチト散歩。魅惑的なチトさんの立ち居振る舞いに、千夏ちゃんも思わず「どこ行くか分かんない」と言いながらストーキングしてしまう。娘さんの謎レスポンスに困ってるけど特に問い詰めないお母さんが可愛いな。どう考えても千夏ちゃんのその距離だとチトさんは気付いてると思うんだけど、そこはスルーして一緒に歩いてあげるのが大人な猫のたしなみ。ちょっと犬をからかったり毛虫落としたりもするけど、それはまぁ、猫だし。1つ1つの仕草が「猫らしさ」を守りながら至極愛らしくなっていて、特に埋められた場所を尻尾でぺしぺしするモーションなんか可愛くて仕方ない。ちゃんとBGMがそれに合わせて鳴ってるのは芸が細かいよね。こうして歩いてる田舎の風景もまた自然体。個人的な憧憬なんだけど、この町(村?)の風景、すごく私の地元に似てるんですよ。私の地元もクソ田舎なんだけど、1件1件の家の間が無駄に距離を取れたり、ブロック塀があるんだけどその中の敷地空間がすげぇ適当に広かったり、道端になんかよく分からないけど材木の集積所があったり、火の見櫓が今にも倒れそうな風情で佇んでいたり。多分青森の町並みをロケハンしての映像だと思うんだけど、こういう細かい風景の「らしさ」が作風とマッチしているのです。 チトさんは千夏ちゃんがついてきている事を知っていて、わざわざ歩きやすい道を進んでくれてた感がある。普通、猫を追いかけようとしてもすぐに植え込みとかに逃げ込んで追いかけられなくなっちゃうからね(実体験多し)。そして、Bパートではそんな千夏ちゃんも歩いた「チトルート」を真琴が追いかける形。ただ漫然と歩いていたと思われていたチトさん、実は真琴のために近所の名所、オススメスポットを探してくれていたんですね。面倒見の良い相方で幸せだわ。たとえば「4歳の頃の真琴の肖像」。……ま、まぁ、ほら、猫センスだから……ちなみに、猫は一般に人間よりも視力は悪い動物だと言われてますが……チトさんにはどんな風景が見えてるんでしょうね。 犬チェイス・桜のシャワーなどを経て、真琴はお友達のなおちゃんと合流。毛虫もここで発見されるが、真琴は流石の魔女なので虫の扱いは手慣れた様子。わざわざ毛虫に配慮する優しさを持つ。俺より偉い。なおちゃんに連れられてお使いの付き添い。CV久保田民絵のおばあちゃんは相変わらず人が良さそうだ。この世界の魔女、ホントにラフに人間と絡んでるよな。 そしてタイムカプセルをうっかり掘り起こしちゃってお散歩終了。真琴はピクルスを掘り当ててましたが、流石に他所様の思い出を勝手に開けるわけにはいきませんからね。走ったり、穴を掘ったり、なんだか妙に疲れるお散歩だったが、色々と見られて真琴も満足げ。一足お先にチトルートを体験した千夏ちゃんも満足げ。お姉ちゃんは……寝方が下品。この後綺麗なオチが…… 特にないよ! オチなどいらぬ、それが容赦無い「ふらうぃ」クオリティ。だがそれでいい。そこがいい。チトさん、これからも頑張ってください。 |
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