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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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8月21日 ドラフト模様(ORI×3)

ピック順 【Sangriter】→【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Mei】→【Serra】→【Alessi】→

 

 お盆休みを挟んでのオリジン環境4戦目。そろそろ安定してきた頃かな。そして、世間的にも基本セットとは思えないくらいに色々とドラフト戦略についての議論は盛り上がっているみたいです。そうこうしているうちに、もうお外には秋の風。気付いたらゼンディカーなんてあっという間ですよ……。

 来週はオリジンで確定、再来週はメンバーが1人足りないみたいなので未定ですが、とにかく次の回もオリジンが確定してます。余ってるパックを消化するためにタルキールもやることにはなるはずだけど、問題は季節の特別イベントをやるかどうかだな。

 


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 魔法少女とは一体何なのか、そのイデアに迫る第5話。「魔法少女なんて成りゆきでなるもの」というのはけだし名言である。多分タッツンの中の人が一番よく知っているだろう。「成りゆき」をいかにして作りあげるかが契約者の腕の見せ所ですよね。

 水着回をきっちりこなした後は浴衣で祭り回だ。しっかりとテンプレートに沿ってミッションをこなしていく萌えアニメの鑑のような展開。しかし、当然今作では普通の祭りなんかに用はねぇ。祭りを牛耳っているのは「タッツンの家系」こと獄間沢の一族だ。下着がどうだの全裸がどうだのと話題になってましたが、タッツンがはいてたのってやっぱりふんどしですよね。普通に考えたらそっちの方がよっぽど訴求力のあるコンテンツのはずなんですが、タッツンだからしょうがない。結局、あの場で浴衣の下に下着を着用していたのは何人くらいいたんでしょうね。イリヤ・美遊・クロは全員アウトなんだよな。なにそれすごい。

 その他にも刺激的なイベントが目白押しで、口火を切るのは原価厨・美遊のお祭り批判だ。知ってるんだよ! コスパ悪いことくらい! でも買っちゃうんだよ! 旅行に行った観光地でどうでもいいものをうっかり買うのと同じで買っちゃうんだよ! そうやって経済が回るんだよ! まぁ、祭りのテキ屋なんて大体ヤクザの運営資金だっていう話も聞くけども……獄間沢家はヤクザじゃないから大丈夫だよ。ただ、個人的にレクリエーション系はいいけどわたあめは確かにどうかとは思う。子供の頃に買ってもらった記憶が一切無いのは、我が家の親もそういうセーフティースイッチがわたあめにだけは働いていたのだろうか。その他、バゼットさんの確実アウトな当てクジ屋では、どんどん駄目になっていく可哀相なバゼットさんを堪能出来る。今期はコレと「境界のRINNE」が同時に存在しているため、ナバボイスのキャラがどうにも貧乏で仕方ない。

 そして、今回見どころの1つとなったのは久しぶりに勃発した凜とルヴィアさんの抗争。この手の「鼻持ちならないお嬢様キャラと庶民が言い争う」という構図はアニメではしばしば見かけるものだが、その喧嘩の相手がメイドっていうのは珍しい。金で雇われてるのに御主人を思いきりDISる凜さんは教育がなってないな。しかも今回の下着トラップは幼気な外国人をペテンにかけるという悪質なものである、やっぱり遠坂最低だな。しかしルヴィアさんだって負けてはいない。自慢のドリルで反撃! 違う、水風船を用いた極悪トラップで返り討ち。もう、この世界でまともに浴衣をまとうことなど出来ないのである。あの様子を見て「我慢してたならいってくれれば良かったのに」とかいう士郎もどうかと思う。

 そして、今回の見どころその2は、美遊とイリヤの森の中での対話である。今回は細やかな表情芝居がいつも以上のクオリティで構成されており、随分見せる画になってるなぁ、と思ったら案の定神保さん自らのコンテ作業であった。監督手ずからの仕事ということは、今回立ち現れた美遊の「隠し事」は物語の核心に迫る重要な事象なのかもしれない。憂いの表情から気を遣って笑顔に移る部分の間の持たせ方とか、実に良いあんばいですよね。

 そして、史上初、「全裸になるのが嫌だという理由で変身する魔法少女」。ルビーさんはやさぐれてたけど、便利に使えるのだったらしょうがない。あれって変身解除したら全裸に戻るんでしょうかね? はだけて脱ぎ捨てた浴衣は変身中にどこにあったのかもよく分からないが、着付け直したということは変身解除後にきちんとした衣装に戻ってるなんて便利設定でもないんだろうし……まだまだ魔法少女の闇は深いな。

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 ミカちゃんの足の角度ばかりが気になりますよ、第8話。考えてみると、常にがに股がチャームポイントの女性(?)キャラクターってのはアニメ史上でも初な気がする。ぴょこぴょこクルクル、なんで可愛いオートスコアラーから順に退場していくことになるのか。

 7話がマリア回、そして今回はシラキリ回。各々のイグナイト克服イベントはやることが明確なんだけども、あんまり番狂わせやいじるべき要素が無いから今ひとつ盛り上がらないな。それぞれの抱えている悩みについてもっと掘りさげられればいいんだけど、どうしても尺の都合でその辺は描ききれてないのが勿体ない。シラキリの絆なんて、本当はそれだけで1クールたっぷりやるだけの濃密な物語があってしかるべきなんだけど(願望)。

 今回は、そんなシラキリの「成長したい」という欲求と、響のご家庭の悩みが重なり合ってしまったおかげでモヤッと具合は2割増し。普通に考えると立花家の問題とシラキリの悩みは一切関係が無いのだから別個に扱うべき案件なのだが、シナリオを簡便にするために、そのあたりの個別の差には目をつぶって、ざっくりとまとめてしまっている。響の悩みは非常に分かりやすい。前話で登場した親父さんは、期待通りの単なるクズであり、なんでこんな親父から真っ直ぐな娘さんが生まれたのだろう、と訝しくなるくらいのもの(OTONAの教育の賜物だろうか……)。まぁ、親父さんのいうことにも一応筋は通っており、あれだけの理不尽な家庭環境に追い込まれてしまっては、普通の家族生活を営むのは困難であろう。立花家には一切の非はなく、世間から理不尽に追い詰められていた、というのも親父さんを擁護する一因になる。しかし、そんな状況下で「仕方なく」家族が離散するのは分かるのだが、その中に家族愛が感じられないのはいただけない。結局、あのクソ親父は我が身可愛さで尻を巻くって逃げ出しただけであり、その判断に嫁や娘のことは含まれていない。娘からしたらこれほどショックなこともないだろうし、そんな大事件について、父親がさして反省もせずにケロッとした顔で戻ってきたことが、父娘の温度差を決定的なものにしている。この状況から2人が復縁するのはほぼ不可能なんだろうなぁ。「どうしようもない父親と娘の関係性」というと「とらドラ」の逢坂家を思い出すのだが、立花家の場合、経済的支援すらままならぬ状態なのが最悪である。

 そして、そんな悩みを抱えた響が一人で鬱々としているのを見て気に病むシラキリ。「別に関係無いやんけ」と思っていたら、なるほど、調は2期シリーズの時に響とやり合っていた頃の何気ない一言が未だに引っかかっていたらしい。世界を信用することが出来なかった調は、敵対していた響のイデオロギーを「偽善」であると断じて対立した。和解した今なお、響の中でその問題は完全に解決したわけではないし、調もそのことを意識してしまっている。そして、実際の戦闘シーンでもあまり役に立てない現状を見て、「足手まとい」という言葉を使ってしまう。その苛立ちや焦りは、最愛のパートナーである切歌との関係性にも及ぶというわけだ。響の苛立ちが調に伝染し、それが切歌とのパートナーシップにまで影響を与えるという、あまりよろしくない負の連鎖である。

 幸い、シラキリコンビが通じ合うのにさしたる理由も必要ない。少し離れて現状を見れば、素直な切歌が自然に解決してくれる。ミカの襲撃をきっかけにあっさりと仲直りした2人は、見事手に手を取ってイグナイトシステムをクリア。いつぞやのような見事なコンビネーションで、最大の宿敵であったミカを撃破するのである。やっぱりギロチンモードのZABABAギアは格好いいよね。今回はあんまり時間が無かったからせっかくのギミックが大見得切った状態で見せきれなかったのが心残りね。機会があればこちらももっと大きな活躍シーンが見たいのだけども。

 さて、無事に2体目のオートスコアラーを退場させたわけだが、ここでようやくキャロルちゃんが復活。さらにミカの調査ミッションで東京もジワジワ錬金術師の手に収まっている様子。強い歌が奏でられるほどに破滅が近づくというが、一体何を企んでいるのやら。残った人形はレイアとファラの2体、そして流れからして次回はクリスちゃん回のようなのでレイアさんが退場だろうか。最終的には人形4体全部壊されるはずだが、キャロルちゃん1人でなんとかなるんだろうか。またネフィリムみたいな適当な化け物が暴れる大雑把なラストになる予感。まぁ、それでこそのシンフォギアだ。

 

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 シンフォギア2話一挙放送という苦行、第7話。こんなもん、シンドイに決まってるやんけ。軽く一本ずつ消化していくぜ。

 一本目はマリアさん中心のお話で、内容としては軽めのもの。前回の騒乱で一応キャロルは倒したことになったらしく、装者御一行は7話という教科書通りの話数でしっかりと水着回である。まぁ、普段から水着みたいな衣装で戦ってる連中なのでそこまでありがたみは無い……いや、そんなことはない。今回最大のサプライズはエルフナインちゃんの水着姿ではなかろうか。登場時からずっと長めのローブをまとっていたおかげで身体のラインすらよく分からなかったエルフナイン、そしてその性別すら定まっていないエルフナイン……彼女(彼?)の水着は、流石に公序良俗に配慮して女性ものになっているが、スポーティなタイプでぺったりした身体のラインがはっきりわかるようになっている。この背徳感は、周りにいる巨乳のおねーさんがたをはるかに凌駕している……ホムンクルスなんて、危険な存在だってどこぞの錬金術師も言ってた。危ない危ない。もちろん、主力商品となるおねーさまがただって頑張ってますけどね。クリスちゃんは相変わらず凶悪なナイスバディであるし、マリアさんも独特なデザインの水着で恰好よく決めている。切歌の水着のカラーリングも謎だが、水着のどこかに自分のイメージカラーを入れようとした結果なのだろうか。なんだろ、やっぱりこうしてみると巨乳組よりも幼女組の方が気になる存在な気が……。

 まぁいいや、今回の第一ラウンドは、まさかのじゃんけんから幕を開けた。「田舎チョキ」を馬鹿にされる翼さん。田舎チョキって指の形だけを見たら「斬撃系武器」じゃなくて「飛び道具」な気もするんだけども、刀、のこぎり、鎌という「斬る」武器の面々だけがチョキで負けてしまうという、運命的な結果になった。まぁ、切歌も調もコンビニ飯とか好きだからいいんじゃないですかね。チームが分かれたところに、空気を読むことには定評のあるガリィちゃんの襲来。海辺で水系能力者と戦うというロケーションの悪さを新型ギアでカバーしようとするマリアさんだったが、やはりオートスコアラーの実力は圧倒的。イグナイトを起動しようと試みるが、メンバーの中でも屈指の闇の深さを誇るマリアさんがぶっつけ本番でうまくいくはずもなく、あっけなく黒化から暴走。ガリィさんに同情されるレベルの惨敗であった。この間、響とクリスは別個にノイズ対峙に奔走していたわけだが、なんか尺的には今回がクリスちゃんの変身バンク見納めな気がするのがちょっと切ない。今期は「ばぁん」言わないんだもんなー。

 初お披露目が敗戦という残念な結果に終わってしまったアガートラーム。せっかくセレナの怨念が宿った面白いギアのはずなのに、そのあたりの絡みはあんまり描写されなかったな。BGMも最初は「ガングニール」だったし、もう今作ではセレナという存在(あとマムも)はあまり掘りさげられないのだろう。まぁ、そりゃドラマもあんまり無いのかもしれないけども。かつてのガングニールが黒を基調としていたのとは対照的に、アガートラームのイメージカラーは白と銀。新たな力を左手に宿したマリアさんの活躍、出来れば白銀の状態で観たかったものなのだが、イグナイト克服イベントを速やかに達成しなければいけない関係上、さっさと黒いギアに変化。まぁ、こっちの方が落ち着くという意見もあるか。黒いギアが一番似合うのはやっぱりマリアさんよね。ダガーが大量に連なったデザインの武器設定は面白いので、今後アガートラームの活躍シーンが増えるといいなぁ。これで彼女も「斬撃系ギア」の仲間入りを果たしたのでしょうかね。

 衝撃的だったのは、この「デビュー戦」でガリィさんがまさかの大破エンドを迎えてしまったこと。これまでの悪辣な活躍ぶりからすると、あまりにあっけない幕切れである。まぁ、キャロルちゃん同様に完全エンドではない可能性もあるし、彼女の行動によってファラさんが何かやらかしてくれたみたいなので、今後の展開には繋がるようだが……復活して最終戦に絡んで欲しいなぁ。対戦相手を馬鹿にしたようなクルクルダンスは彼女にしか出来ない晴れ舞台ですものね。

 大きな懸念材料を一つ撃破してご満悦なの御一行。珍しく晴れやかな幕引きになるかと思われたが……そうは原作者が許さない。なんと、ここで登場したのはこれまで散々引っ張ってきた「立花家の闇」を代表する人物、響の親父であった。事前に「どう見ても人間のくずだろ」としか思えない言動で人となりをアピールしていたチンピラ風の親父、そりゃ響だって逃げるに決まってる。そして、CVが関俊彦なのである。うわー、どんなキャラになるんだろ。どっちに転がってもキツそうだなー。響さん、未来ちゃんのいる前で闇に染まったらあかんで。

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 私が現場に到着し、参加したこの試合は既に3試合目でした。5人戦、6人戦と繰り返して、事ここにいたって7人戦になったそうです。完全に出来上がってたせいで、1問目からアクセルベタ踏みの人がいます。いつも通りです。

 

Round1・「どさあ」

1.ロシア人屯田兵のこと。その巨躯と怪力からドレッド農奴として恐れられた。

2.真冬にさまよい出てくる蛙。

3.キエフ公国のバスティニ領領主。

4.擬音。重い音が落ちる様。

5.町とも郷ともつかぬ場所、また、その出身者を侮蔑的にいった語。

6.(幼児語、斜面を滑り落ちる音から)すべり台のこと。

7.「……ということだ」の意の東北訛。転じて東北弁、また東北地方の人。

 ①ね、全開でしょ。もう、この言葉が出てくるだけでも頭がおかしい。④は普通に「重いものが……」と書こうとして間違っただけらしい。おかげで逆に悩ましくなった気もする。

 

Round2・「なーらーやん」

1.(コプト語で「我が一族」の意か)エジプトおよびエチオピアのキリスト教徒で単性説を信仰するもののこと。コプト。

2.パキスタンの家庭料理。ナーヤンのうち、特に辛いもの。

3.牛肉とニラのカキ油炒め。

4.インドの英語作家。庶民生活をユーモアと愛情を込めて描出。「スワーミーと友達」「ガイド」「マルグディの虎」など。

5.古代、インドにあったとされる僧院。ナーランダーと双璧をなしたが現存しない。

6.中国宋代の妖怪。梁山湖に生息し、英雄の弁髪を好んで食したという。

7.北欧神話の妖精。いたずらヤン。手に負えないヤン。

 5人に当てられるという憂き目をみた出題。出題者曰く「こんなの、どう聞いてもインド関係じゃないですか! なんでこんなにインド少ないんですか!」。すまんな。

 

Round3・「しゅんとくまる」

1.斎藤道三の幼名。

2.江戸中期より駿河と江戸を結んだ商定期船。大正八年まで運行。

3.日本が初参加した第2回パリ万国博覧会の際にナポレオン3世に献上された名馬。

4.能「弱法師(よろぼし)」の主人公。高安某の子で、戯れ言で家を追われて流浪し盲目となる。

5.明治期を中心に神戸・酒田間を往来した廻船。対馬沖にて沈み、水瀬屋没落の契機となる。

6.備前の伝説上の武器商人。彼のもたらした剛弓最光破が飢饉をもたらす鵺を射抜き人々を救ったとされる。

7.江戸末期、長州藩の製船した複帆蒸気船。佐賀藩の建造した凌風丸を超えて日本最大の船舶となった。

 みんな要素盛りすぎ。どんどん長くなる文章。労力のかかる筆記。

 

Round4・「おおひとやごろう」

1.伝説の巨人。十八寸もある巨大な銅剣で雲を切り裂き空の覇者となるも、八坂入彦に討伐される。

2.九州地方の巨人伝説に出る人名。

3.日本が出来た後、北海道を来たから引いてきたとされる怪人。

4.穀潰しの木偶の坊。

5.秋田県に伝わる伝承。山のような巨躯を持つ八五郎が洪水を治め干潟を作った、とするもの。

6.寛政期の堺の商人。無宿人を各地の坑山に斡旋し財を成した。

7.片飛脚の別称。

 ①は「十八寸で短いんじゃね……」というのが問題に。単に書き間違えだったようです。③「怪人、って書いたら誰も入れないやろ」「巨人、だと普通じゃないですか。怪人、って書いたらみんなの目を引いたでしょう。それでいいんですよ」 よくないだろ。

 

Round5・「れごん」

1.中国に伝わる民間療法。葦の葉を巻いて頭痛を治すもの。

2.安息香酸ナトリウムカフェインの商品名。

3.台湾の舞踏家、宦官。家業のリンボーダンスのため去勢を行うが、怪我のため引退、のち政治家に転身。19701972、首相。

4.(基)聖戦指導。またはその地位につく者。

5.インドネシアバリ島の古典舞踊。1013歳の少女が高度な技術と激しい動きをもって踊る。

6.神々しくも優美であるさま。

7.イスラムの教典において、真の悦楽とは肉欲から解き放たれた家族間の愛にあるとする考え。

 ②物議を醸したが割と普通の物質らしい。ちょっと専門的になると直ぐに分からなくなるな。⑤あぁ、こういうのかー。なるほど。③物議醸しすぎ。ただ、②が「あるのか」「ないのか」という議論なのに対し、「ないだろ」「ないだろ」「色々ないだろ」という物議。

 

Round6・「ねむりながし」

1.長崎における夏の風習。不眠を貫くことで夢魔の誘惑を避ける。キリスト教伝来時の名残か。

2.河原に住む非人に行われる私刑。家主が寝ている間に河川を拡張し、家ごと押し流す。

3.「長眠」の訓読。

4.盆行の一。地域の無縁仏を弔うため、紙人形を草舟にのせ、川に流す。

5.怪談。男が河岸で「眠りな、眠りな」という声を聞き、ある日とうとう眠りに落ち、息絶える。

6.半死半生。ながら死に。

7.七夕の行事。わらで造った舟形・人形や飾り竹などを海川に流す。睡魔を払うという。東北地方で盛んだが、九州まで行われる。ねぶた。

 これ、僕の出題なんだけど、やっぱり某氏の答えは読んでる時に吹いてしまうな。今回の答えの中では大人しい方(?!)ではあるのだが……。

 

Final Round・「もらんて」

1.バチカンの教父、作家。キリスト教聖職者の腐敗、小児性的虐待を主題とするルポルタージュ「少女の神話」を公表し物議を醸す。1982年、破門。

2.イタリアの女性作家。寡作だが、独特の詩的な物語を構築。小説「禁じられた恋の島」大作「歴史」(邦題「イーダの長い夜」)など。

3.ギリシャ神話の狩猟の女神。アタランテの妹。後にアキレスと結ばれ半神となる。

4.変形八極拳の型。目の見えぬ輩が滅法に拳を振るう様を模すという。

5.縁起物。手をかたどった木椀で、簡易に金杓子でも代用される。

6.(西)小人。

7.フランスの劇作家。日常に潜む悲劇を論理的、分析的に描いた。作「口臭盛衰記」、「男達はフランスパンを持っている」。

 よくこんだけやり続けて、みんなして長い文章書く体力あるよなぁ……。

 

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 知り合いが1人、この作品のOPの犠牲になったらしい……第7話。しょうがない。中毒性の塊ですし。今期でもトップクラスの出来だよ。太田雅彦作品は見事なOPも毎回の楽しみなのだが、最近は太田さんではなくて毎回副監督を務めている大隈孝晴氏が作っている。まぁ、どっちにしてもちまっこいキャラが賑やかに動く作品性は一緒。とても愉快にUMR!

 さて、今回はこの期に及んでこのサブタイトルである。第1話が「うまるとお兄ちゃん」であり、放送話数の半分で綺麗に折り返して戻ってきたことになる。まぁ、お兄ちゃんにスポットが当たらない回なんて無いんだからやっぱり今更なんだけど、ちゃんとこのタイトルになってる意味がある、良いお話が目白押しですよ。

 1本目、お兄ちゃん涙目話。久しぶりに心底ムカつくうまるの悪行を見ることが出来る。お兄ちゃんが聖人君子であるのをいい事に、うまるの卑劣な行為がエスカレート。どう考えてもうまるの方が悪いのにぐさぐさと心を痛めるお兄ちゃんを見ていると、こちらまでぐさぐさ刺さってしまう。もちろん、ちゃんとうまるが多少反省する形になっているのでこれまでの話の中では最終的な胸クソ度合いは低くなっており、「呼んでみただけ」という悪ふざけの台詞が、「こまる」と「うまる」で全く違った意味合いに聞こえるという落とし方は見事に決まっている(田中あいみの仕事もとても良い)。それにしても、うまるが休みってことは日曜日だと思うのだが、日曜日の9時過ぎにゴミ出しするってこともあるものなのかね。単にアパートの集積所みたいなトコに出しに行ったのかな? でも、それだったらうまるに怒られた後にすぐに回収出来るだろうし……不思議な文化である(お兄ちゃんの出勤時の様子から東京の八王子在住であることは分かっているのだが)。天使のようなお兄ちゃんの頑張りが最大の萌えポイントのお話であるが、喪失感から焦って涙目になり、頭にまとわりつくうまるの愛らしさもまた格別。お仕置きとしては一切ペイしてないんだけど、一応「うまるが痛い目をみる」部分は溜飲が下がるのである。でも、あんだけ大泣きしてるのに、うまるは一言も謝罪の言葉を口にしてない、っていうのがポイントね。もう、この兄妹はこの関係性がベストなんだろうなぁ。

 2本目、海老名ちゃんとラーメン。しっかりとした食レポ(同じことしか言ってないけど)のせいで、割と飯テロ気味。普段よく食べてるものって、適当な絵でも食欲を刺激されるものですね。3人の中では一番ラーメンに縁がありそうなお兄ちゃんが、脂っこいラーメンに一番嫌悪感を示しているのが面白いところ。どこまでも「草食系」な人である。海老名ちゃんは今回大した見せ場はないのだが、彼女がいるおかげで土間家兄妹の新しい顔が見られるので、大変貴重な役回り。ちなみに、うまるはコテコテのラーメンにコーラを合わせることを提唱しているが、カロリーなどの観点から絶望的にアウトである。加えて、あの手のラーメンを食った後に炭酸でげっぷをすると、自分でもびびるくらいに臭い場合があるので注意が必要だ。うまるはげっぷなんかしません。

 3本目、お兄ちゃんの同僚、「ボンバー」こと本場氏が土間家へ介入。彼のモテないトークの力説っぷりにすごく聞き覚えがあるなぁ、と思ってたら、単に中の人が同じようなことを言ってるのを毎週聞いてるからだった(安元洋貴・細谷佳正の「天才軍師」好評配信中)。切絵ちゃんに続いて貴重な2人目の自宅侵食者かー、と思ったら、なんとそのぼんばも切絵ちゃんの兄だったという衝撃的なオチ。世間は狭いが、果たしてお兄ちゃんやうまるはこの本場家の真実を知ってるんでしょうかね? どこの世界も兄と妹の関係性が一筋縄ではいかないが、まぁ、本場家の方が正しい姿ですね。「妹と買い物なんて行くわけないだろ!」 ……ぶっちゃけ、私の家は割と普通に行ってましたけどね。高校生までは。ぼんばの前では、うっかり油断していたうまるは「こまる」モード(最近知ったけどこれを「家うまる」と呼称するらしいね)で遭遇。こちらも切絵ちゃんと同じ状況であり、色々とお騒がせな兄妹である。そして、遭遇時の反応も妹さんと大体同じ。メタモルフォーゼしてちんちくりんになったうまるを見て、そこに強烈な「癒し」のパワーを感じ取っている。可愛い小動物を見て癒されるのは人類共通だからいいと思うけど、流石に他所様のおうちで「寝ている妹さんをじっと見させろ」は問題だと思います。

 4本目、シルフィンと駄菓子屋。今回はサブヒロイン勢揃い。シルフィンも軽めの出番であるが、相変わらずの素直な愛らしさ。そしてうまるもUMRモードなのでちょっと大人っぽい対応が魅力的。シルフィンってマジでお嬢様設定なのね。あの偏った駄菓子屋知識は一体どこで手に入れたものなのやら……。

 5本目、本日のクライマックス、お兄ちゃんの帰路。なんかね、自分でも全く意味が分からないんだけど、このエピソードを見て涙が出ました。「普段の仕事を忘れて、ふっと知らない道を歩いてみたくなる」衝動に共感しすぎたんだろうか。別に疲れてるわけじゃないんだよ。ただ何となく、日常のルーティンを抜け出して、ちょっとだけ知らない時間を過ごしたい、そういう思いから、寄り道したくなるんだ。そこに猫なんかがいたら最高ですよね。ほんのちょっとだけ非日常に溶け込んだお兄ちゃん。夕暮れの街を歩きながら過去を想起していく様は、さながら「ARIA」の一篇を観ているかのようである。そんな状況でも、思い出されるのはやっぱりうまるのこと。そして、そんなうまるの面影を残した母親のこと……。しんみりするなぁ。明日もお仕事頑張れお兄ちゃん。大丈夫だよ、あんたの料理はポテイトなんかよりも絶対おいしいさ。

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 賢王かわいすぎじゃろがーい! 第7話。もう、何なのこの世界。そりゃモモンガ様も凹むで。

 もう、完全に「ステマばっかり目論む人」になってしまったモモンガ様。前回は多少なりとも現実とゲームの狭間の悲哀、苦悩を見せたところであるが、今回は相変わらずの無敵設定がさらに加速し、運悪く(?)最強の剣士が最強のマジックキャスターであることまで露見してしまった。っつうかさ、あの襲われてた女の子に渡しておいたマジックアイテムってどんなレアアイテムだったんだよ。「ゴブリンを召喚して一時的に戦闘を肩代わりしてくれる」程度ならまだゲームのアイテムとして理解出来るが、「ピンチにゴブリンが駆けつけ、駆けつけ、駆けつけ、武装し、人語を解し、さらに防壁までつくってずっと見守ったり、近隣住民に弓矢の手ほどきまでしてくれるようになる」って、どんな奇跡のアイテムだよ。実際にユグドラシルで使ったらどんな効果だったんだろう。もう、謎だらけである。そして、そんな奇跡のゴブリン使役アイテムをサラッと見ず知らずの女の子に渡しちゃうマン。一応あのときは過去の恩人の人助けポリシーを思い出しての行動で、今回みたいにステマがしたいとか、情報が欲しいとか、そういう私利私欲とは関係無しで女の子を助けてるんだよね。ゴブリン村製造アイテムもひょっとして安いガチャのはずれアイテムで出てきたんだろうか……。すげぇ世界だぜ。

 まぁ、とにかくそんな村に遭遇しちゃったものだから、的確な洞察力を持ち合わせていた薬屋の少年にちょっとした身バレを起こしてしまった。幸い、そのことが特に悪影響を及ぼすでもなく、むしろますます尊敬されて神格化されてしまったし、後々、目的地の森で好き勝手に活動出来るきっかけにもなったので丁度良かったのかも。また、以前は「最善の策だと思って」ポーションを渡してしまったことについても、今回の件を知らされたおかげで軽々にそういうことしちゃうと駄目だってことが分かったので、情報収集という意味でも役に立つ部分はあった。とにかく、この世界はモモンガ様の認識している世界とは違う部分が多いのである。

 そして、そんな「相違点」の極みが、今回のサブタイトルにもなっている「森の賢王」様である。何故か森で待ち構えていた双子(姉)の方の手引きで、来ると分かっている賢王を待ち伏せるというブックを形成。適当にあしらって名声値を高めようと思っていたのに……現れたのは何とも「とっとこ」した生き物。もう、ありとあらゆる部分が愛らしい、じゃんがりあんな生き物であった。どう見てもユグドラシルの世界のモンスターではないので、モンスターデータなどもユグドラシルとは異なっていることが分かる。でも、「完全なる異界」ってわけでもないんだよね。縁もゆかりもない世界だったなら、ハムスターが出てくることだっておかしいわけで。何かしら現世とのつながりを持ちながらも、少しずつ歪み始めている冗談めかした世界、ということなんだろうか。完全にギャグではあるのだが、この世界の人の規準だとギャグにもならないっていうしなぁ……一応、初撃でモモンガ様を押し込むだけの力はあったんだから、あのジャンガリアンもそれなりに戦闘力はあったのだろう。でないと「賢王」は名乗れないだろうし。しかし可愛い。ちなみにCVは渡辺明乃。明乃のこんな可愛いキャラは一体どれくらいぶりだろう。こういうナイスな仕事も軽々こなせるから好きなんだ、明乃さん。みんなでもっとジャンガリアンを愛でよう。モモンガ様に元気出してもらうように。

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 改めて見るとナッシェタニアの手(籠手?)とか足(すね当て? ブーツ?)って無闇に可愛いよな、第7話。ゴルドフさんの「何か聞こえませんでした?」っていう問いに「別に」って答えたところで視聴者の8割は「でかいウサ耳も役に立たねぇな!」って思ったはず。

 事態は進展しましたが、特に新しく判明した事実は増えていません。いや、サブタイ通りにアドレットとフレミーの過去話については一応新事実も出てきてるのだろうけど、これだけ時間を割いても、2人の「切実な過去」というのがどんなものなのかイメージしにくいんだよね。多分、この世界における凶魔ってのがどの程度の立ち位置なのかが分からないのが最大の理由だとは思うのだけども。

 まずはアドレットの過去。回想シーンでは羽が生えた豪華なリザードマンみたいな「魔神」が登場し、これまで作中で描かれてきた凶魔の粗野で凶暴な性質とはかなり異質なキャラ設定になっている。何しろCVが石田彰なのだ。まともな奴じゃないのは間違いないだろうが、少なくとも馬鹿ではないだろう。こうしてアドレットの幼少期CVがみゆきちだった影響もあり(??)、強制的に石田彰との関係はつながってしまうのである。とにかく、ただひたすらに人間を殺すことだけを目的とするのではない薄気味悪い魔神の手によって、アドレットの過去はズタズタにされる。ただ、もったいぶって話し始めた割には、要約すると「魔神が来た、村が滅んだ、回りの人間がいっぱい犠牲になったけど俺だけ生き延びた」っていうだけのお話なので、この世界においては特段珍しい話でもない気がするんだけどね。とりあえず、今回の回想シーンは「魔神っていうなんかヤバい敵もいるんだよ」っていう顔見せ程度の意味だと考えておけばいいか。後々関わってこないはずがないし。

 一方、フレミーの過去話については、回想シーンは一切無い画面で、全て彼女自身の独白で説明された。本人が「嘘だと思わないの?」と問いかけていたことを考えると、ひょっとしたら作り話って可能性もなくはないけども、アドレットの過去話同様になかなか悲惨なのは間違いないので、ちゃんと映像作ってほしかった。ひょっとしたらフレミーの「母親」って設定画とか作ってないのかも。あと、「凶魔の社会」っていうのは描こうとしたらものすごく手間がかかる画になるので、今回はスピードアップとコストカットを兼ねて簡易説明でまとめたのかもしれない。まぁ、そこはしょうがないか。ここでフレミーだけ執拗に過去を描写したら、彼女が完全に容疑者から外れちゃうかもしれないからね。

 フレミーの過去は以前彼女が説明したことに加え、「せっかく六花殺戮専用兵器として生み出されたのに、大して役にも立たずチャモに負けちゃったせいで、凶魔側からはあっさりお払い箱にされてしまった」という事実が補足された。彼女が六花側に回って凶魔討伐を志すには充分な動機ではあるか。ただ、今回の説明だけだと時系列がいまいちはっきりしてないのが気になる。彼女が火薬の聖者になり、六花候補を始末し始めたのはいつ頃の話で、チャモに返り討ちに遭って凶魔側と決別することになったのはいつ頃の話なのだろうか。2〜3話あたりの「六花殺し」についてのアドレットたちの話しぶりからすると、てっきり「六花殺し」はリアルタイムで凶行を重ねているのだとばかり思っていたのだが、フレミーのあの様子だと、ここ最近は凶魔から逃げるので手一杯であり、人間を殺すことからは綺麗さっぱり足を洗っているように思えるのだが。チャモに負けたのがいつなのか、っていうのだけでも分かればすっきりするんだけど。今より幼いチャモに負けたのかな……流石リアル六花は格が違うということか(まぁ、チャモが7人目の可能性もわずかにあるけど)。

 とまぁ、そんなこんなで「二人の理由」の説明が終わり、人質だったフレミーさんはあっさり神殿に帰投。アドレットは改めて1人で事態の打開を目指すことに。「チーム六花」側はアドレットが7人目だと決めつけて随分リラックスしているようで、肝心要のモーラさんも割と平気で2人行動を割り振ってしまっている。アドレットが心配していた通り、片方が仲間を襲撃し、その罪をアドレットに押しつける、っていう展開は普通に警戒すべきだと思うのだけども。それほどまでにアドレット犯人説が決定的だったということか。モーラさんは特に理由もつけずに勝手にチーム分けを行い、ミッションを決定しているが、彼女1人にそんなに信頼を寄せてしまっていいものかどうか。でもまぁ、見た感じでは彼女も「ほいほい7人目に騙されてる側」に見えなくもない。率先して2番目に怪しいであろうフレミーとのペアリングを引き受けるあたり、それなりに回りのことも考えてるようではあるし。

 残りのメンバーも軽く確認していくと、まず一番驚きだったのはナッシェタニア。本当に頼りねぇウサギだな、としか思っていなかったが、今回ゴルドフと2人きりになって、ようやく「アドレット犯人じゃないかも論」をスタート。現段階では「何となく信じてるから信じてる」の域を出ないのかもしれないが、ここまで追い詰められてもなお直感でアドレットを信じられるのは見上げた根性だ(彼女だってアドレットと付き合ってる期間が特別長いわけではないのである)。彼女は代案として「ハンス犯人説」を唱えるようだが、さて、これまでの展開に、何かハンスを疑うようなものがあったのかどうか。

 一方、そのハンスさんはフラフラと場をかき回すのに忙しそう。基本的には迷わず真っ直ぐ「アドレット犯人に決まってるじゃん」派の代表になっているわけだが、その割にはフレミーにも噛み付いてみたりして言動が一貫しない。やはり、単に面倒を起こすのが楽しいだけなのかも。今回もアドレットとの対決シーンはトリッキーなアクションでオリジナリティを発揮しており、しなやかな猫の動きを取り入れた格闘スタイルがなかなかよく表現されている。なお、超個人的な感想としては、彼が犯人だったとしたら、あんまり面白くないとは思う。

 ハンスと組む予定だったチャモさんについても、「こいつが犯人だったら考えるのが無駄だな」という奔放さ。すっかりハンス・モーラの「アドレットが犯人に決まってるじゃん」説で油断しきっているのか、単に自分の実力に絶対の自信があるせいなのか、一切まわりに配慮しない子供っぽい行動ばかりである。ただ、ここで大胆に単独行動に出たことまでもが計画のうちだった、という可能性もあるわけで、どこまでが本当の無垢さなのかは計りかねる部分はある。全部モーラさんが甘やかしすぎなのが悪いんや。ちょっとはチームプレイを意識させようよ。あ、モーラさんが犯人っていうパターンは割と面白い展開ではあるので見てみたいけど、なんか上層部の権力闘争とかと結びついてややこしくなりそうだな(モーラ犯人展開が見たいのは、単に「サトリナの悪役が見たい」という理由である)。

 さて、こうして並べて見ると、残ってしまうのはあと1人。ゴルドフさんである。やっぱこいつが一番はっきりしないんだよなぁ。いちいち思わせぶりな表情で姫様を見たり、尺を取ってるシーンが多いのが気になる……単に姫様が心配です、っていうアピールなんだろうか。その割に、フレミーが帰ってきたタイミングではウサギを神殿の中(ハンスやらチャモやら問題児の多そうな場所)に残して、おもてでモーラと立ってたんだよね。普段の言動から考えると姫様にべったりしてそうなものだけど……あのときもモーラの指示で入り口前の見張りを2人交代制でやってたのかなぁ。

 個人的に最有力はゴルドフなんだけど、過去に「てさ部の百合狼でボコボコにされた」っていうみそっかすな実績があるので、自分を一切信頼出来ません。さぁ、「7人目」は荻野可鈴を超えることが出来るかな?!

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 独尊丸以外に癒し要素が無い、助けて第19話。いや、辛うじて森厳も癒し要素といえるかもしれないが……ガスマスクのおっさんが癒しになる作品なんてたまったもんじゃないやい。

 ジワジワ締め付けが強まり、それぞれの要素が決着(というか大爆発?)に収束している感じがしますね。その中心となっているのは、聖辺ルリのストーカー連中。ブラックリスト入りしていた連中はかつてアリバイがあったということで無罪放免になったらしいが、実のところは、単に危ない連中が危ない同士でこっそり手を結び、単独犯のふりをして犯行を重ねる「ストーカー集団」になっていたというタネがあった。分かってしまえば警察の怠慢にすら見える話だが、実際にこういうことをやられると、ミッシングリンクを掴み出さないことには絶対に謎が解決しないのでけっこう厄介な作戦なのである。

 そんなストーカー集団に対抗するのが、いまやすっかりブルースクウェアの亜種に成り下がってしまっているダラーズの面々。まぁ、正確にはダラーズっていうよりも「青葉の手下連中」といった方がよいような小規模な集団だが、帝人がお家芸のネットダイブでさっさと周辺情報を集め、そこからストーカー集団の狙いを絞り込むことで逆に待ち伏せする形になっていた。静雄を襲撃するという命知らずな阿呆にもちゃんと討伐隊を派遣しており、「池袋は自分たちで守る」という肥大化した自意識がかなり顕在化している。今までの経験から「どう考えても静雄にサポートはいらねぇだろ」ということを理解してないあたりがどうかと思うけども。今回はそれに加えてヴァローナまでついてるわけでなぁ。どっちかっていうと、あのまま放っておいたらスタンガンのガキの命の方が危なかったかもしれない。

 しかし、行動があまりに早かったこと、そしてストーカー集団の中でも元締めポジションに位置する徒橋は身体能力も桁外れだったことなどが重なり、残念ながら新羅だけは守ることが出来なかった。イカれた徒橋によってボコボコにされてしまった新羅を見守るため、セルティは一時戦線離脱だろうか。杏里に送ったメールの文言がとっ散らかっていることからも、セルティの慌て方が窺える。セルティが新羅を発見するシーンは今作でも久しぶりに「おっ」と思える良い演出になっており、なんと、セルティが独白形式で一切しゃべらず、新羅のうめき声だけが漏れるという音響になっている。普段、セルティはスマホなどでしゃべってしまっているので我々視聴者も一切それに違和感を覚えなくなっていたが、実際にはセルティのコミュニケーションはずっとこの「無音のやりとり」でしかないのだ。それでも、我々ですらセルティが何を言いたかったのかはほぼ理解出来るし、彼女の心の揺れ動きがはっきり見て取れるようになっていたのは、演出の巧さと歴史の積み重ねの成せる技。あそこでセルティの心情を言葉を用いずに示したのはなかなかうまい演出方針であろう。

 さて、新羅はボコられてしまったが、徒橋が目を付けていた「聖辺ルリの周辺人物」はもう1人。それが杏里(と独尊丸)である。単なる女子高生だと思って調子に乗っていた放火担当のストーカー1人は帝人による先回りで返り討ち。しかし、徒橋はきっちり目的を遂行する。罪歌の一撃は確実に想定外の反撃だったはずだが、それをギリギリで受けることが出来た徒橋の戦闘力は侮れない。一発斬ってしまえば勝ちなのだから罪歌の方が優位なのは変わらないだろうが、どちらかというと、突然のことで杏里の情報処理が追いついていないことが問題なのだろう。

 杏里を取り巻く状態は、彼女の与り知らぬところで動き続けている。そしてその中心に位置するのは、「安心できる場所」を探し続ける竜ヶ峰帝人である。今回、正臣の目線から物語が描かれたことで、帝人の異常性がよりはっきりと確認出来た。マスクを剥がして正体を明かした後の帝人は、ずっと口角をあげて笑みを浮かべ続けていた。もちろん、待ち焦がれていた正臣との再会なのだから喜んで当然であるのだが、彼は直ぐに「まだ会わない方が良い」といって自ら「再会」すら拒否してしまっている。それなのに、顔面をボコボコにされ、自分が杏里の回りで暗躍していることを親友に知られ、凶悪犯の背中に火を放った直後であるにも関わらず、帝人は笑っているのである。もう、これは強い弱いという話ではなく、「おかしい」である。当然、正臣には重々それが理解出来るわけで、まったく予想していなかった形で友の窮状を目の当たりにすることになってしまった。正臣自身も、街をこのような姿にし、帝人を変えてしまったことに大きな責任を感じているのだろう。彼も望んでいた「再会」を拒絶し、大がかりな戦いの準備へと身を投じるのである。

 そして、それと時を同じくして動き出した最大級の問題児、折原臨也。彼の部屋に集まった面子には、無理矢理引っ張り込まれた徒橋に加え、道場にいたボーイッシュガールもいれば、あのスローンさんまで。さて、どんな鍋になることやら……。あ、波江さん白飯おかわり。

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