最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「トリアージX」 4 これエンディング歌ってんの和臣君なの?! っていうのが一番びっくりしたアニメ。そうか、あんだけ高音だと、マジ歌唱したときにナチュラルハイトーンになるのか……正直、格好良いと思いました。OPが藏合紗恵子だから、もう性別と声の関係性が全く分からなくなりますわ。 とりあえず乳に目が行くアニメ。良くも悪くもひでぇな、と思ったら、なるほど原作がINAZUMAなのね(正しくは佐藤ショウジ)。HIGHSCHOOL OF THE DEAD以来のアニメ化で、結局アニメにするときにどこに注目するかと言われると乳になるという。あ、あとバイクなんかの描写にもこだわりがあるのかな。個人的には、高見明男監督の作品ということで応援したい部分もあるのだが、正直、原作絵の個性が強すぎるためにあんまり高見流のほわほわつやつやしたデザイン性が活きてこない。むしろ両者のハイブリッドになってしまっているので原作好きの人に対してもどういう風に見えるかが気になるところだ。そしてお話の方はいたって普通。いわゆる仕事人のお話で、1話目時点では「ベタだけどこの作品でやりたいことがある」ようには見えず、とにかくベタな内容に終始している。そりゃ1話目で奇抜な特徴を出せと言われても難しいに決まっているのだが、残念ながら掴みとしてはそこまで強いものにはなっていない。そして、最大の見せ場になるはずの乳動画全般についても、今作はそこまで気合いが入っているとはいえず、全体的にやる気のないおっぱいであった。おそらくバイクアクションとか全体的なバトル描写に筆を割くためなのだろうが、「HIGHSCHOOL OF THE DEAD」の方はバトル描写という要件を満たしつつ、その中で「異次元の乳デザイン」を実現させていた意欲作だっただけに、どうしても比較してしまうのはしょうがないだろう。まー、あっちは監督が荒木哲郎だったから変態動画になったわけだけれども。今作は売りを押し出すにしても何かもう一工夫ほしいところである。とりあえず2話目以降でどういう方向に話が動くか、様子を見るしかないだろう。 中の人については、メインヒロイン(だよね?)に「脳コメ」ふらの役の近藤唯が久しぶりに登場したことに期待したい。メインを張った前作から1年空いてしまったが、改めてヒロイン役をゲットしたのでそろそろ飛躍の一歩にして欲しいところ。その他のキャストについては、一応角川アニメなので角川キャスト(エース・キャスト)になっているはずだが、そこまで露骨な偏りは出ておらず、全体的に低めのトーンの女性キャストが共演してるのは悪くない。そんな中にあってアホ毛クラスメイトの大空直美ちゃんの愛らしさが際だつのである。また、仮面爆弾アイドル役はどうやらAKBあがりの子が配置されているようだが、案外悪くないかみ合わせ。素人臭さは残るがその粗がかえって耳に残るので、歌キャスと合わせてここで面白いキャラが確立出来れば、案外面白い仕事になるかもしれません。 PR ○「シドニアの騎士 第九惑星戦役」 5 今期は長き眠りから目覚めたみたい懐かしいスピンオフやらなんやらが放送されまくっているが、こちらは1期から約1年ぶりの復帰という、すごく普通の2クール目で安心する。それでも1年近く空いていたってのは正直驚きではあるのだけれど。 基本的な印象は1期目と大して変わらない。どれだけ頑張っていると言われてもやっぱりこののっぺりした能面みたいなCGワークによるキャラデザインは肌に合わず、キャラの顔が大きめに映し出されるとそれだけでちょっとひいてしまう。手足のモーションも今時のCGとしては特に目を引くものではないし、むしろ、前時代的にすら見えてしまうものだ。メカ戦闘や、メカとキャラクターがシームレスに繋がる場面についてはこうした形式にしている意味もあるのだろうが、やっぱり基本となるキャラ芝居でビハインドがあるとあんまりそこに身も入らないし。基本的に暗い画面が多く、全てがCGだとそこに「紛れ」を作りにくいのでただ単に「暗いだけ」になってしまうのも難点。この作品の問題点が、これ即ち逆を取ればアニメーションで描くことの長所とも言えるわけで、今の世の中で改めてこれを見ることは、「アニメとはなんぞや」を考える上では丁度良い題材なのかもしれません。 そんな文句を言いつつも、実は1期目よりもちょっと面白く見られたのであった。原因は何かというと、単に展開がひどいからである。1期の時も星白が囚われてガウナ化してしまった時には「うへぇ」と思ったわけだが、今回は1話目から容赦無くサツガイandパラサイト。ウネウネ生物があやねるを乗っ取り、サトリナを蹂躙する。そう、僕はNTR属性を所持しているために、こういう異種間(異種姦)も割とOKだったりするんです。別に触手ぬるぬるじゃなくてもいいんや。真面目な女の子が異形の生物の影響を受けて心にもないことをしでかしてしまうっていう堕ち物シチュエーションが好きなのです。更に宇宙空間にも異生物少女キタコレ。このままもっとエグくて救いのない話になれば個人的には(限定的性癖がみたされて)楽しめるのであるが……なんか違うな、この楽しみ方。どうせ完全堕ちエンドとかにはならんわけだしなぁ。そういうのはどこかの同人作家に頼むしかないわな。 というわけで、今作を一言でまとめると「サトリナ脳姦祭り」です。乗っ取られた時の悲鳴というか呻きというか、あの声だけでもしばらく生きていけますね。
○「パンチライン」 5 やった〜、ゆーきちに新しいお仕事が来たよ。まー、相変わらずの人外ですが。 なんか最近多い気がする、「色々と楽しそうなんだけどガチャ付いてて何見ていいかよく分からない系」の作品だ。多分一番近いのは前シーズンだと「ローリング☆ガールズ」。今期だと「SHOW BY ROCK」かな。様々な要素が割と本気で作り込まれており、「うおー、作り手側の気迫が感じられるぜー」とは思うのだが、一体何に向かっている気迫なのかがいまいち分かんないっていう。 本作の要素をいくつか解体して見ると、まず一番に出てくるのは当然お色気路線だろうか。タイトルにもなっている「パンチラ」が今作のメインシャフトの役割をしており、1話目からそりゃもうパンツであるが、「それってチラじゃなくてモロじゃないのか?」などという突っ込みは無しの方向で。「パンチラ」という要素をどんな風に作品の骨子にしたらいいのかよく分からないが、普通ならエロ馬鹿コメディかエロ真剣コメディ(クェイサー系)にすることでナチュラルにエロを着地させることができる。本作の場合は「主人公がパンチラを見て興奮すると地球が滅亡する」という方向で馬鹿要素を採用したわけだ。ただ、ぶっちゃけこの設定、すごくどうでもいい。例えば直近の「純潔のマリア」ならば「処女を失ったら魔法が使えなくなるよ」という制約があったからこそ「純潔」が意味をなしたわけで、本作は1話目からいきなりそんな「純潔」を守る事に失敗して地球が滅亡している。しかも2回も。そのたびにいちいち「時間を巻き戻せるよ」ってんでやり直してるわけで、別にそんなもんどうでもええやないか、という話になる。 「幽体離脱もの」というジャンル分けもある(そんなジャンルがあるのかどうかは別として)。主人公がフラフラと女の子のところへ遊び歩き、認識されないのをいいことにふしだらな行為に及ぶという、エロ漫画では定番のアレだ。今回は更に、遊太本人に「ゲームみたいだ」と突っ込ませた通りに「幽霊レベル」云々の話まであり、一種の「特殊能力もの」としても機能している。ただ、これまた現時点ではあんまり意味が無いんだ。何しろ視聴者側からすると遊太が現世にいる状態をほとんど知らないわけで、今作の主人公は「幽体離脱したやつ」じゃなくて「ただの幽霊」である。いわば「あの花」で誰にも相手にされないめんまが1人で遊び歩いている状態なわけで、そんなんされてもピンと来ない。 あとは「長屋もの」という見方ですかね。毎回言っているようにわたしゃ一つ屋根の下で色んな人間がドタバタする長屋ものっていう空気がとても好きなのだが、「ズヴィズダー」の時はその設定があまり活かされずに残念な思いをしていた。本作は「長屋」としての魅力は十分だし、1話目もそのあたりの絡みが割と楽しかったのだが、はたしてこれからこの建物の変人たちは楽しい絡みを見せてくれることになるだろうか。主人公が認識されない時点でどうかと思うんだけどもね。ニートの子なんかはまだ顔見せ段階だし、この辺は一応期待しておく。 そして最後は「変身魔法少女もの」だ。この部分についても、彼女らがどんな存在で、敵対している組織が何なのかもさっぱり分からないのでまだ保留だが、最近はすっかり食傷気味なので、「なんちゃって変身ヒーローもの」はちょっとやそっとじゃ食指も動かなくなってる気がするよ。そして、この要素も現時点で「幽体離脱」「変な幽霊猫の捜し物」「エロ」などとどのように絡むのかが分からず、なんか1つ1つの要素が切れ切れになっている印象なのである。とにかく思いつく要素をガンガンぶっ込んだのはいいけど、シナリオラインでこれらをまとめる気があるのかどうか……まぁ、1話目はとにかく賑やかに引っかき回す、っていうのは構成としてはよくあるパターンなので、2話目から引き締まっていくのを期待しましょうか。映像面は流石のノイタミナでよく出来ており、製作はなんと「テロル」「神バハ」などでクールなCGワークを見せていたMAPPAである。今回は思い切った作風できたなぁ。まー、色々やってみるのが良いのではないでしょうか。なんかキャラデザが凄くガイナっぽい気がするよ。 中の人については、「ゆーきち頑張れ」が当然の第一声になるわけだが、もう1つの見どころとしては「謎のミューレ勢コラボ」がある。「ノイタミナでは変な名前のキャラばっかりやらされる」とぼやいていた戸松、キャライメージとしては珍しく引きこもり役を担当する美菜子、そして現在大忙しの雨宮天。二世代に渡るミューレの共演を楽しむべし。あとくぎゅの関西弁キャラってのも珍しいので聞きどころかな。こないだアニメミライ製作の「アキの奏で」で地元熊本方言のキャラやっててすごく良かったのよね(「アキの奏で」は、他にも中原・サトリナと九州ゆかりのキャスト陣がしゃべっているので方言好きにはオススメ)。 「寄生獣 セイの格率」 5→5 なんか、特に話題にならずにひっそり終わっていった気がするんだけども……別に悪いアニメじゃなかったよね。 新番チェックの時にも書いたが、わたしゃ「寄生獣」というビッグタイトルを読んだことが無かった。おかげでこのアニメがファーストコンタクトになっており、「原作と比較してどうこう」という尺度を一切持ち合わせていないのである。そんな人間からすると、「なるほどコレが寄生獣かー」ということがよく分かる出来になっていて、つまらない部分というのも特にない。ぶっちゃけそこまで大きな盛り上がりってのもあまり見出せなかったので、淡々と「原作で与えられたシナリオ」を消化していった印象はあるのだが、それでも充分に面白いからこそ人気もあるし、これだけの時を経てアニメ化することになったのだろう。寄生生物との戦いや共同生活というパッと見のインパクトから物語に入り、そこからきちんと「他の種族という生物」の問題、「人間は何故人間なのか」という問題にも立ち入り、それを物語の中で効果的に処理したシナリオラインも綺麗なものだ。そして、最終的には新一とミギーの友情物語としてまとめられる。ふむ、なるほど理想的なドラマ作りである。 そして、今作をアニメ化するということは当然「独自のモーション」を見どころとすることになる。ミギーの変幻自在のモーフィングの様子と、それを活用したバトルの描写は、上手く描ければ漫画原作以上の見映えを生み出すことが可能であり、それこそが本作最大のセールスポイントになり得るところ。ただ、そのへんについては思っていたほどのインパクトは得られなかったというのが正直なところか。まぁ、これも作品の性質を考えればしょうがないところで、最初は「異物」として主人公の新一に忌避されていたミギーも、最終的には「友達」として、「身体の一部」として生活のなかで融合していくわけで、そこに異物感を残したままではドラマが完結しない。我々視聴者側も、少しずつミギーや寄生生物たちの動きに慣れていき、気付けばそこにいることに違和感すら無くなる。こうして彼らが「消えて」行く余韻こそが、今作の幕切れなのだ。そうだとするなら、最後の最後まで「気持ち悪い!」とか「変!」という感情を引っ張ることは間違いである。なかなか難しい題材のアニメだったのである。いや、どの程度考えて演出されていたかは定かじゃないが。 結局、原作人気が高いが時代が遡り過ぎる作品ということで、どのあたりをゴールに位置づけてアニメとして作り込むかは正解を定めがたい問題であった。今作が完璧なアニメ化だったかと言われれば、議論の余地はあるのだろう。それでもまぁ、私みたいに原作を知らない人間でも「割と面白かったよ」と言える結果に終わったのだからこれはこれで良かったんじゃなかろうか。個人的には田村玲子を巡る物語なんかはグッとくる部分が多かったので割と好きだったよ。 ビシッと決めたよ、最終話。いい落としどころだったのではないでしょうか。やっぱり見終わってすっきり出来るのが良いアニメなのです。 最終的には、「あんま変わってないよ」というエンディングではある。結局智幸は他の多くの死者と同様に次の生へと旅立っていったわけだし、ノーナさんとオクルスの絡みについても、オクルスが不穏なことを言った時にはどうなるものかと不安になったが、結局「オクルスが思ってたのとは違う方向」に進み、この部分だけを見ればノーナさんに一本。とはいえ、彼女が狙った「裁定者の革新」はまだまだ始まったばかりのところであり、裁定者世界に多大な影響を残したということもない。オクルスはこれまで通りに不気味なにやけ面でこの世界を統べていくのだろうし、ノーナさんは不平を漏らしながら今まで通りの管理職を続けていくだろう。世界は何も変わっちゃいない。ただ1点、デキムの笑顔を除いては。 いわば「最後の審判」となった今回の「スーサイド・ツアー」。自死を経験した智幸が生前の世界へと旅をするのだから名前はそのまんまである。そしてそこでは、これまで以上にえげつない、趣味の悪い「死のゲーム」が行われる。これまでは「2人の死者が対決して、勝った方が生き残れますよ」という売り文句で裁定を行ってきたわけだが、今回はよりダイレクトに、「このボタンを押せば生き返れますよ」である。もちろん、普段の裁定のときと同様に「その分、誰かの命は犠牲になるが」という注釈付き。冷静に考えれば、この取引がいつも通りのクイーンデキムのゲームと同じものであることには気づけるのかもしれないが、「ツアー」に連れ出された智幸にも、我々視聴者にも、そんなことを考える余裕は無い。「押すか、押さないか」という究極の2択を迫られ、智幸は危うく転落しかけるところだった。オクルスの言う、「人間というもの」はそこに弱さがある。 しかし、智幸はこれまでのクイーンデキムの生活で、様々な「生」と様々な「死」を見てきた。その経験を思い出すことで彼女はギリギリ転落せずにすみ、「最後の審判」によって感覚レベルで繋がっていたデキムを破壊することに成功する。ついにデキムは、智幸の記憶、体験、選択を通じて、「感情」の一端に触れる事に成功したのだ。これまでも、島田・辰巳の時などには激しい反応を見せていたデキムだったが、長い間裁定者に禁じられてきた「感情」に辿り付くには、最後に大きな一押しが必要だったのだろう。このたびの「最後の審判」の結果によって、彼はその重くて固い扉をついに開け放ったのである。これまで人形の象徴とされてきた瞳の中の十字はついに解放され、デキムが流す滂沱の涙は彼の感情の発露をこれ以上無い形で示している。ついに、人形は一歩人間に近づくことが出来たのだ。 もちろん、だからといってすぐに裁定者の世界は変わらない。しかし、ノーナさんが求めていたのはあくまでもこの「第一歩」であろう。蟻の穴から堤も崩れる。彼女のいう「人間に寄り添った裁定」を目指すために、デキムがそのきっかけとなる日が、悠久の時を過ごすあの世界でいつか訪れるのかもしれない。人間に接することで、人形が変われることを示したのが、最大の功績なのである。 今回は問答無用の演出でもってぐいぐいみせる今作の魅力がふんだんにつまった文句無しの最終回。静かで物寂しい智幸の実家パートから、熱の籠もった悲哀の嗚咽パート、「ひょっとして押してしまうのでは?!」と思わせる緊張感からの、世界が崩壊しデキムが「壊れる」シーン。世界が変わるカタルシスが味わえてこその最終回。これだけのサイズ感で見せてくれれば文句無しです。ラストシーンのデキムの笑顔も素敵だったし、これなら文句無しでハッピーエンドなのだから、そりゃぁかかる楽曲は「Flyers」に決まっている。今日もきっとクイーンデキムでは凄惨なゲームが繰り返されているに違いないが、きっとその中にも、「楽しかった人生」「次の人生」が見える人間の「生」の物語が息づいているに違いない。 嫌な現実をたほいやで忘れよう。
Round1・「めちにこふ」 1.ロシアの生物学者。フランスに帰化。パスツール研究所長。ノーベル賞受賞。 2.ロシアの生物学者、軍属医師。兵の強さとカルシウム摂取量の相関関係を研究。ノーベル賞受賞。 3.ロシアの鉱山開発者。ウェーサン銅山やミチ坑の掘削が有名。 4.クロアチアの詩人、戯曲作家。自国への愛憎を内に秘めた情熱的な作風が特徴。作「クロアチア人の手」 5.モスクワの革製品工場。不凍性の靴クリームで有名。 6.与謝野晶子の第三歌集。 いきなり被ったから「被ったやつは消せる」の法則を適用出来るね! ⑥は「女乳に乞ふ」だそうな。
Round2・「まらぱるて」 1.モンゴルの、兎の皮に羊の乾燥肉を詰めた保存食。 2.ギリシャ式サーベル。8世紀、傭兵隊長ペイシストラトスの妻、マリアの手により完成。 3.マラニエ公ウィンストンが始めた、巨大なひな壇に男娼を並ばせた出し物。 4.→マルパート。 5.フランス料理で、魚料理を二皿続けて出す様式。また肉皿を省く様式。 6.イタリアの小説家、ジャーナリスト。ファシストでありながらファシズムをあからさまに批判し、物議を醸す。 そりゃ物議も醸すわ。
Round3・「どんきゅう」 1.空が前面に曇っていること。 2.だらしない酒飲み。 3.ドレットノート艦級の略。とてつもなく大きいさま。ド級。 4.列車の運行において、急行でないこと。鈍行。 5.光仁天皇の別邸。雲宮。 6.九州地方に多い、一種の水上生活者。 ググってもうどん屋しかヒットしねぇ。
Round4・「こめのいとこ」 1.(埼玉地方で)父方の従兄弟。←→麦の従兄弟。 2.新潟県南部に伝わる郷土料理。数の子を味噌に漬けたもの。 3.江戸期の狂歌師。両国中で家屋の戸や壁に歌を書きつけて歩いたという。 4.宮中で、食料品を保存するための蔵。米納床。 5.石川県に伝わる米を発酵させて作る味噌。 6.東北で栽培される米に似た作物。米に酷似するが、一部のカルト農民が新種と主張。 出題者が笑って読めなくなる案件(いつも通り)。カルト農民ってなんやねん。多分毒畑農業とかやってる連中やな。
Round5・「かもあわせ」 1.京都の鴨川の合流する点を風流に言った語。 2.主として警察官の間で用いられる、犯意誘発型のおとり捜査を指す隠語。 3.鴨を持ち寄って優劣を定める遊戯。 4.京都の郷土料理。鴨肉で大葉をはさみ合わせ味噌を塗って焼いたもの。 5.二者が相互に騙し合うこと。 6.相撲の禁じ手の一。力士が立ち合わず、土俵の縁を周回するのを鴨に例えて言う。 「人類は有史以来ずっとムシキングに興じてきたんだよ!!」という名言を頂きました。
Final Round・「まんでりしたーむ」 1.ファランスの舞踏の一。両手に肉を持ち踊り、謝肉祭の代わりとする。 2.ロシアの詩人。ユダヤ系。明晰な美を追求するアクメイズムの詩人として出発し、彫琢された形式と音楽性で際だった哲学的抒情詩を書く。スターリン風刺の詩ゆえに逮捕され、獄死。 3.1980年代、特にパリで流行した一連のファッション様式を象徴化した言葉。ひざ丈のドレスに純色を用いたシンプルな模様を描く。 4.弦楽器。マンドリンとシタールの両方の特徴を合わせ持つ。 5.猿の胆石。西洋医学において解熱剤として重宝された。 6.(元はフランス語)一過性の熱狂的な流行。激しい栄華の輝き。 どう考えても②の文章は考えて書けるものではないのだが、「アクメイズム」があまりにタイラント的であったために全員が忌避してしまった。アクメイズムを駆使する詩人はアクメイストらしい。「みさくらなんこつとかですかね」「た、たいほ! ごくししゅりゅ〜!」 ○「放課後のプレアデス」 5 出自から何からよく分からないアニメ。「そういやだいぶ前にオリジナルアニメとして配信してたけども……俺、ちゃんと見てたっけかな」って思ったら、ちゃんと4年前にも感想書いてた。全く覚えてないわ。しかも当時の感想も「よく分からない」だしな。何故かなつ姉ぇの名前を「鷹森」って誤表記してる。なつ姉ぇはこの頃まだデビュー直後やろうなぁ。 ベースとなっているのはファンシーな魔法少女ものである。製作はGAINAXで、そこに何故か自動車メーカースバルが協賛して作るという、謎のハイブリッドプロジェクト。自動車メーカーってアニメに出資して何か得られるものがあるんかな。不可解なつながりには首を捻るしかないが、まぁ、前例のないことをやってみるのは悪いことではないだろう。「車とのコラボ」という要素がどこに出てくるかというと……魔法の杖がエンジン音をかき鳴らすところ。うん、これも4年前のアニメと同じようだ。どう考えても違和感しかないのであるが、バンパーを模した妙な形のステッキからけたたましいエンジン音と共に空に飛び上がる魔法少女というのはちょっと面白い。ごつい音とやってることのギャップがもっと露骨に繋がってくれば、より面白味もあるのだろうが、一応エンジン音の後には高速で突っ走っているので、単に「杖みたいな形の移動装置」と考えると、まぁ理解できる範囲なのかな(?)。そして、そんな魔法少女たちの目的は「異星人のエンジン探し」。一応ここも車つながり? まー、古今東西、魔法少女が色んなものを探し集めるのは割と普通のことですよね。 こうしてみると、所々に変なギミックは混ぜ込んであるが、オリジナルものとしては至極普通の、捉えどころのないアニメである。作品の雰囲気からしてまどマギ方面にギスギスとどす黒いことにはなりそうもないし、なんとなーくファンタジーな舞台設定の女の子たちの青春物語に落ち着くのだろうか。すばるとあおいがギクシャクしてたからそのあたりが焦点になるのかと思ったら、1話目ですぐに仲直りしちゃったしなぁ。彼女達の誤解の元となった何らかの現象が、今後のポイントになるのかな? 未だに各々のキャラの背景が見えていないので、本当になんとも言い難い。でもまぁ、別に1話で全部説明する必要も無いしね。久しぶりに殺伐としない魔法少女ってことで、何となく追いかけていけばいいのではなかろうか。ただ、映像面にこれといった押しがないんだよな。杖での飛行シーン、CGモデルにしては頑張ってるんだろうけど、やっぱり女の子がこういう部分だけCGになるとちょっと浮いてしまうのが勿体ないなぁ。 中の人については、上記の通りに高森奈津美が改めてヒロインとしての活躍を見せる。「てさプル」と合わせて見ると色々楽しめるかもしれません。驚異的なのは、すばるの友達、あおい役の大橋歩夕である。なんと、この期に及んでまだ「なんか気になる」のである。あゆた……上達はしてると思うんだけどね。もう、これって小見川先生とかと同じで、「いつまでも変わらないことが武器」の枠なのだろうか……。あと、イケメンがマジイケメン。特に声が。なんか妙なキャスティングだよなぁ。 ○「プラスティック・メモリーズ」 5 今期はポンコツ幼女がアツいシーズンになりそうですね。素直クールと見せかけて実は単なるポンコツ……新しいっ!(CV荻野可鈴) 「ミカグラ学園」に続く今期の動画工房2本目。1シーズンに放送が重なると「スタッフ大丈夫か?」という余計な心配が先に立つが、2本くらいなら充分許容範囲。今作は監督名義からも、そして実際の画面からも一発で分かる通りに「未確認で進行形」と同じスタッフが集められているようだ。画面の端々からみでしと同じ作風が感じられ、あのときにも見せてくれた細かい表情芝居が今作でもくどいくらいに徹底されている。メインヒロイン・アイラのヘタレた表情も可愛らしいし、クライマックスの泣き顔の描写もばっちり決まっている。映像面だけを見れば文句無しで「流石!」と持ち上げてしまっていいだろう。ちょっと明るめでキツい色彩設定も、近未来感のある舞台背景を考えれば素直に馴染んでいるといえるだろう。 1話目のシナリオは世界観の導入でありながら、ほぼ完璧に1話でまとまるお手本のような構成。「半端な年数で壊れる、人の心を持つアンドロイドと、そのメンテ・回収を行う業者の話」という前提が導入された時点で、今回のこの話は必ずやらなきゃいけない義務みたいなもので、起承転結が綺麗にまとまっていて非常に見やすい。1話完結のお話としては申し分ないものである。ただ、個人的にはあまりにも収まりが良かったために、「で、ここから何するの?」という部分が気になってしまう。基本的に2パターンしかないんだよ。今回のお婆ちゃんみたいに、悲しい別離のシーンを描きながらもちゃんとハートフルにまとめる方向か、ユーザー側が徹底抗戦の構えを見せて、ギフティアがイカレちゃってバットエンドになるか。バットエンドの場合には、「こんなことなら大人しく回収されときゃ良かったのに」っていう訓話みたいな話になるのか、徹底的に心情面をぶったたいて後味を悪くするのか。そして、1話目の雰囲気を見る限りでは、この世界観だとあんまりバットエンドに向かない気がするんだよねぇ。かといって同じ話ばっかり続けるわけにもいかないし。「これ、もう1話で大体完結してるんじゃ?」という疑問があったので、今後のストーリー展開に不安が残っているのです。まー、今後は業務もそこそこにアイラとの関係性を描くところがメインになってくるんだろうけども。 そもそもあんな半端な製品を世に出してしまう企業側にも問題があるよな。技術開発に成功したのが1社だけで、それだけで財を成してるということはそれなりのベンチャー企業なんだろうが、そんな連中が10年後のアフターフォロー必須の機材をリースしてる時点で非常にリスキーであるし、あんだけはっきりと耐用年数が決まっている(なんと日にち単位でクラッシュするタイミングが分かる)割に、ハードの問題じゃなくてOS入れ直せばまた外側は使えるという謎仕様。多分「感情システム」に何らかのブラックボックスがあるのだろうが……外付けで容量増やすとか、なんとかならないもんですかね。一番の問題は、そうした「感情」を本当に制限無しの素材にしてしまっており、いざ回収しようとしてもギフティア側から協力が得られないところ。最低限、耐用年数が迫ったらギフティア側から警告メッセージが出るくらいのサポートはしておくべきだと思うのだが。なんで飼い主と一緒にロボまで逃げ出しちゃうのをOKにしてるんだよ。どう考えたってこうなることは分かってたやんけ。 なんか根幹の部分に若干のもやっとが残るので、1話目は本当に見事なアニメーションだったと思うが、まだ不審感はぬぐい切れません。今後どういう方向の作品に進むんだろう。予想が付かないだけに、楽しみ半分、不安半分。なお、中の人については「うちの娘も、購入するならCVは久野ちゃんにしよう」って思った。以上。 ○「ミカグラ学園組曲」 6 テンションたけぇなオイ。百合は地球を救うが、妄想レズはどうなんだろう。ちょっと次元の違う概念な気もする。 ラノベ原作ということで相変わらず「どこかで見たことのあるもの」の寄せ集め感はあるものの、個人的には悪くない掴みの1話目だったと思う。「特殊能力だらけの学園に入学」とか、「部活動の能力を使ってバトル」とか、そういう発想ってのは至極ありがちで、アニメ作品に限定しても「マケン姫ッ!」あたりがものすごく近いイメージだし、個人的にはアニメ関係ないけど「はやて×ブレード」が凄く似てる気がする。多分他にも色々と類例は出てくるはず。そういう部分であまり新鮮味はないし、現時点で「バトルが楽しそうだな」という期待感は全くないのだが、それ以外の部分で賑やかなのはとても良いことだ。 監督は「一週間フレンズ。」の岩崎太郎。テイストはまるきり違う作品になっているが、なんだか昭和みたいなテイストでボケを飾り立てる分かりやすいアピールポイントは見やすいし、テンポが良いので細かい部分はあまり気にせずにぽんぽんと次に行ってしまえる。冷静になれば、あの寝袋で寝てた子はなんで今の今まであそこに寝てたんだよ、とかいう突っ込みは当然入るはずなのだが、そういうディティールを考えさせずに、ヒロインの子を中心にとにかく賑やかに、サクサクと展開するのでストレスがかからないのである。こうした勢いのほとんどは、主人公の女の子、エルナの性格設定による。彼女の妄想加速馬鹿百合脳は、「とにかく好きだから」という動機だけで何もかもを回してしまえる非常に便利なエンジンだ。こちらも似たような性格設定に宮前かなこさんっていう致命的なまでのキャラクターが存在していたが、エルナの場合はあそこまで病的ではなく、ライト百合を維持しながらも、それが性欲とも食欲ともつかない妙なモチベーションになって物語を牽引することが可能。トチ狂っている状態のビジュアルもいちいちおかしいし、彼女がハッスルしている間はこのアニメも楽しめるんじゃなかろうか。小気味よく動く動画を担当しているのは、ここのところ連戦連勝の動画工房である。ふむ、次世代の野崎くん……とまではいかずとも、ギャグアニメとして「何となく好き」くらいは記録できるのではなかろうか。ただ、今後バトル展開メインになってしまうと1話目みたいな暴走した楽しさは減ってしまう恐れはあるのだけれど……どうなりますかね。 中の人は、暴走特急エルナ役に、なんと「宮森の中の人」、木村珠莉である。最初に聞いた時には「あれ、これ誰だっけ……あぁ、宮森?か?」くらいの認識だった。まだまだサンプルが少ないのでベースが定かじゃないけど、今回の配役もなかなかはまっております。この調子でてっぺんとれるか。その他、最近はすっかり安定してメインクラスを任せてもらえるようになった大西沙織、こちらも名前を見る機会が一気に増えた諏訪彩花など、若手が着実に頑張ってくれている。こうして無事に世代交代というのが完了するんだろうなぁ。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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