最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
12月4日 ドラフト模様(BFZ×3) ピック順 【Sea-chicken】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Mei】→【Serra】→
えー、前回は冒頭部分が全文カタカナだったために通りすがりの人に「寂しくかつ、おぞましい」とまで言われてしまったのですが、幸い、今週はカタカナじゃなくなりました。やったね。いや、そこまでめでたい状況でもないけど。今回は欠席者が発生して残念ながら5人戦。普段から5人戦はあまりオススメするようなもんじゃないが、この環境は特に怖い。基本的に死にカードの少ない世界なので、あけるパックの偏りが他の世界よりも影響を大きくするのよねぇ。まぁ、それが今回の戦績にどのように繋がるのかは分かりませんが。 そしてめでたいことといえば、今回ついに「Zendikar Expeditions」が初登場。しかも現状では最も価値が高いと思われる対抗色フェッチとなかなか豪儀。開封者さんは事前告知通りに参加費が免除に。この調子でガンガンゼンディカーの探索が進めばよいのだけど。
PR パンツァ〜〜〜〜ワフォ〜〜〜〜〜〜〜! さぁ、いよいよやってまいりましたガルパン劇場版。評判も上々のようだったので早く観に行きたかったんだけども、なかなか時間が空かなくてヤキモキしてたのです。無事に見られて一安心だけども……これはもういっぺん見ないとあかんヤツちゃうかな……。今年も色々と劇場作品を見てきましたが、文句無し、最高作品の1つと言ってしまって良いのではなかろうか。フォ〜〜〜! その割に入場特典3週分全部貰えたんだけど、あまってんのか? ラッキーフォ〜〜〜〜!!(ポストカードは個人的にアンツィオが欲しかったので、もう一回行って余ってると嬉しいな) 下山君! 下山君じゃないか! 第9話! いやもう、アルルゥの登場とかおいとこうよ。ムックル役、下山吉光。かつてはラジオのメインパーソナリティに名前を忘れられ、「あの帽子の彼」呼ばわりされた男。10年越しでのムックルのうなり声。まさかこんな役者稼業もあろうとは! というわけで、今回はやたらとケダモノの方にばかり目がいってしまいました。個人的にはムックルとココポによる謎の鳥獣愛情物語が一番の見どころですね。いくらココポが馬鹿でかいからって、流石にあのムックルと同じ小屋に放り込む飼い主連中もどうかしてるよな。どう考えても食物連鎖は発生するやろ。ムックルが本当の本当に良い子だったから助かったものを(まぁ、序盤の丁々発止のやり合いではココポも負けてなかったけども)。しかし、久々に見てもムックルのでかさってのはやっぱり「猛獣」のそれだよな。そんなとんでもないものに乗って目通りまかり通った「神眠りし國」の使節は、確かに神々しい。象に乗ってやってくる南蛮人なんかよりもよっぽど異国情緒にあふれている。事情も何も知らないはずなのにヤマトの民が恐れずにムックルを眺めてられるのはけっこう凄いことだよな。普通に考えたら逃げ出しそうなもんだけど。ムックルからにじみ出る優しさオーラは万人に通じるものなのだろうか。 というわけで、旧キャラがさらに参戦。一足先にトゥスクルを離脱してヤマト住まいになっていたのがカルラとトウカ、そして、このたび国を代表してやってきたのは、何とアルルゥ。カミュはオンカミヤムカイの姫君とカウント出来るので一応意味は分かるが、まさかアルルゥがそんなポジションで仕事を務めているとはおもわなんだ。後継を言い渡されたオボロが漫遊の旅に出てしまったため、おそらくハクオロ亡き後のトゥスクルはベナウィあたりがとりまとめているのだろうが、(少なくともアニメの)最終回では、エルルゥは出身の村に戻って草の根慈善活動みたいなことを続けていた気がするので、あんまりあの姉妹がまつりごとをサポートしているイメージは無かった。ハクオロがいなくなった時点で、エルルゥはあんまり人の上に立つような理由も無いしなぁ。でも、気付けばアルルゥは立派な外交官に。カミュとの繋がりで連れてこられたのかなぁ。ウルトリィがオンカミヤムカイを代表しているのは間違いないので、ベナウィ、ウルトあたりが相談して、とりあえず実権のあるカミュを送り、そのサポートとして純正の「トゥスクル民」であるアルルゥもつけたと、そんなところかな? いや、ひょっとしたら今回のドタバタ騒動を見るに、単にクオンに会いたいがために国を飛び出してきたと考えることも出来るな。到着後すぐにクオンのところに突撃したってことは、事前にカルラに情報を漏らされていた可能性が高い。そんな国に使節が出向くにあたって、過保護の化身であるアルルゥ姐様がこの期を放っておくはずがない。だからこその2人使節……うーむ、だとするとクオンは国を揺るがす存在ってことになるな……。それにしてもアルルゥは変わってない。そりゃま、トウカもカルラもあんまり変わってなかったんだから大して年月が過ぎてないだけという可能性もあるのだが、少なくとも「クオンが大きくなる」くらいの時間が経過しているはずなのに、アルルゥは1期の頃からあんまり印象が変わらない。身体こそ大きくなってはいるが、一番の特徴である話し方が幼女時代と一緒なんだよな。語彙は増えてるんだろうけど、エルルゥの妹っていう感じの成長ではない。まー、伸び伸び育った結果なのかしら……そういやハクは文字が読めなかったわけだが、アルルゥってちゃんと識字能力がある程度には育ってるのかな……。 そしてそんなはた迷惑な「姉」に育てられたクオン。彼女の存在も本作では最大の謎である。結局、あれだけの歴戦の猛者がよってたかって育て上げた鉄の女のオリジンって一体何なんだろう……あんまり母たち姉たちの面影は感じないんだよな。特に話し方に。一体どこでならったらあんな言葉遣いになるかな。そして、彼女のアルルゥたちに対する態度もなんだか不思議だ。「育ての親だし、もちろん家族としての愛情はあるんだろうけど、過保護すぎて流石にうざい」ってのが今回示された関係性だったわけだが、それならそうと面と向かって言えばいいのにね。クオンが嫌がってるってことがちゃんと分かれば、それ以上構ってくるほどに性根の悪い2人ではないはずなのだが。「申し訳なくて言い出せない」って感じでもないんだよな。ふて腐れて逃げ回ってた時点で。お互い不器用な関係性なのかしらね。 そして、巡り巡ってアルルゥが出会ってしまうのは、開けてはいけないパンドラの箱。一目見て「大人の階段」と認識出来る程度にはアルルゥもカミュもその手のことは分かっているみたいでしたが。あの世界の同人ショップ、堂々としすぎやろ。それにあの店内だけやたら文化レベルが高い気がするんだよな。全ての技術はエロに集まるってのはどこの世界でも同じことか……。それならせめて健全なエロに費やして下さいよ。 しかし……まったく事件は起こらん世界だなぁ。来週もまだまだのんびりしてるみたいだし……ひょっとしてきらら作品か何かかな? ずっと聞いてるだけアワー、第9話。まぁ、この作品では割とよくあることなんだけどね。こういう回を見てると、やっぱり「物語」シリーズのアニメ化ってのは尋常ならざる無茶な所業であって、それをどうにかこうにか成立させているシャフトって特異な存在だな、ということが再認識出来るわけです。 これまた本作ではお馴染みであるが、今回の臥煙さんの説明はありとあらゆる部分が持って回った言い方をしているために、あれだけ説明のテキストで埋め尽くされていたというのに、現在何が起こっているのかは今ひとつ分かっていない。長口上の内容をまとめると「忍が死んだと言っていた最初のサーヴァントがまだ生きてたんだよ」「それが妖刀を取り返そうとしているよ」ということくらいしかはっきり分かっていない。鎧武者の怪異が町を訪れたのが15年前、というのは阿良々木さんが生まれて間もない頃ということになるが、そのタイミングに何かがあった、という示唆こそあれ、それが正確に何なのかは全然分からないし、今回、過去の怪異がまとめて襲ってきたことの説明もまだ待ちぼうけをくらっている状態。前回の時点では「過去の怪異に似せた何か」なのかとも思っていたのだが、今回阿良々木さんははっきりと「蛇切縄」と認識しているので「そのもの」であるようだし、臥煙さんの台詞からして、シリーズスタート時点で様々な怪異が阿良々木さんの下に集まったこともどうやら偶然ではないらしい。まー、この手の「シリーズもので累積した偶然を後から偶然じゃなかったと説明する」ってのはなんだか阿漕な話な気もするが(例えばコナンや金田一が「お前の回りで人が死にすぎるのは偶然だと思っていたのか?」とか聞かれたらそりゃショックだろうよ)、利用出来るものは全て「伏線っぽい感じ」で使っていく原作者の貪欲さは評価したい。とにかく、事ここに及んで、巻き込まれ体質の阿良々木さんの苦難の人生の理由がはっきりするということなのか。そうなのか? とりあえず、そんな大きな話になってしまっているために説明は長い。Aパートこそ襲撃してきた怪異を3人で打ち倒すシーンで動きがあったが、白蛇神社に着いてからはもう臥煙さんしかしゃべってない。久しぶりに「本作らしい」展開になってきた。過去にも、こうして歴史を語り尽くす展開というのは何度かあったわけだが、そのたびに、シャフト演出は奇をてらった画面構成でその冗長性をくぐり抜けてきた。一大絵巻物に仕上げたり、羽川さんの旅行記をパノラマ風に綴ってみたり、見ているだけでも退屈しない画面というのは作れるもので、さらにテキストの補分として映像面にもさらに意味を持たせるシャフト的「多重構成」が極まったのも今作の手柄。1期の画面の密度は相当なものだった。 ただ、今回の話に限っていうと、「奇をてらった」部分は面白く見られるものの、画面自体にはあまり意味を含んでいないように見える。コンテ担当の潮月一也氏は元々作画出身の人で、「画面を退屈しないように面白おかしく動かす」ことについては意識を割いているが、そこに意味を読み込ませるところにまでは注意を回していないために、どうしても「何となく面白そうな画が動いている」という印象が否めない。臥煙さんの熱弁のおかげで退屈ってこともないのだが、もうちょっと「シャフトイズム」が匂い立つ画面構成が見たかったものである。まー、元をただせば無茶な脚本書いてる原作者が一番悪いわけだが……。 ま、それはさておいても作画状態は安定してるんだけどな。忍はシリーズを重ねるごとに愛嬌が増している気がする。幼女も童女も可愛いんだなぁ。もう、それでいいじゃない。 CV桑島法子だから自殺もやむなしみたいな風潮イクナイ、第9話。違うから、単にマクロスFのキャストっていうだけだから(知らんがな)。 Aパート。今作唯一の良心であるチビ太をぶっ壊すお話。以上。まぁ、そのためにクソ松、ちがう、カラ松が犠牲になるのはしょうがないことだ。5話の時もそうだったけど、何故か六つ子内では一切人権の無いカラ松もチビ太にだけは可愛がられてるんだよな。単に同情なのかしら。もしくは厨二的な電波を受信する部分に何かしら共感を覚える部分があるのか。いや、一番ありそうなのは、「本当に良い奴なチビ太は、最も生活力が無くてほっといたら真っ先に死にそうなカラ松が一番心配」っていう線だな。そんだけ良い人なチビ太でも、本作では容赦無くマジキチ扱いされてしまうという……まぁ、冷静に考えて、あれだけ幼い頃からおでん好きって、普通に考えたらかなり偏った趣味趣向だもんなぁ。「おでんの串を常に携帯してる子供」って、今になって考えるとなんかホラーだわ。そりゃこんだけのキチガイになってしまうのも頷けるってもんで。それでも自分の店をやれてるんだから偉いけどね。カラ松はあの惨状を見た後なのにBパートでは平気な顔で店のもの食えるんだよな。どういう神経してんだ。 そして今回間違いなくメインになるのはBパート。ついに来てしまった十四松メイン回。どんなカオスになるのかと思いきや、なんとこれまでのお話の中ではトップクラスにまとも。「エスパーニャンコ」のときといい、マジキチ要員でお話を作るときには、逆にいい話に持っていくギャップを見せるのが好きなスタッフなのかも。冒頭、「いつもの十四松の日常」は逆に安心して見ていられる風景。言動の全てに野球を絡めてくるあたりはよっぽどの焼き豚であるが、あんだけ努力してるのにそっち方向で仕事をするとかいう発想は一切無いのが不思議なところ。道具も一式持っているところを見ると、学生時代は野球部だったのだろうか(少なくとも小学生時代は違ったけど)。あれだけのフィジカルがあるのだからスポーツ選手としては一山当てられそうにも見えるのだが……まぁ、野球ってのも団体競技だし、頭も使うスポーツだからね……。結局、彼は「成人しても特に定職に就かず、毎日バットを振り続ける大人」に。やべぇ、こうして改めて書くとやっぱり一番怖い。 でも、毎日充実してる風なんだよなぁ。一番美味そうにご飯食べるし、一番健やかに寝るし。六つ子で一番長生きしそうなのは十四松だよな(一番早死にするのは、他殺ならクソ松、自然死ならチョロ松)。「鬼のように滑るが手数が多い男、十四松」の日常は、ちょっと距離を置いて見ている分には大変微笑ましいものであり、これこそが我らが理想の十四松像であった。しかし、そこに異変。たまたま出会った女の子と珍しく良い仲になり、あっという間に彼の日常も変化。単に日中出会ってデートするだけの関係性が生まれただけであれほどまでに態度が変わるってことは、別に普通の生活も出来るヤツなんだろうな。普段は他の兄弟に併せてキチっていただけなんだろう(彼なりのサービス精神?)。あの彼女が「十四松さん、もっと落ち着いて行動して下さい」とか注意したとも思えないし、むしろ積極的にネタ見せを促してたわけだから、十四松の生活が是正されたのは、「彼女のことを考えると、他の兄弟に合わせる余裕が無い」ことの表れだったのではなかろうか。 そして、そんな十四松への残り5人の態度もまた微笑ましい。そりゃまぁ、邪魔したくもなるし、実際邪魔もするのだが、どこぞのトッティの時とはエラい違いだ。基本的にみんな十四松には優しいんだよな。バットになってあげる一松はおかしすぎるけども。「せっかく準備したのに」って、どんだけ優しい(?)んですか一松兄さん。その優しさの2%でいいからカラ松にも分けてあげてよ。いや、俺もカラ松に優しく出来る自信は欠片も無いけどさ。一松は他にも十四松のデートシーンを見てやっかみから頭をかち割るなど、異常なまでの十四松への愛情が確認出来る。そっち方面の人から見たら単なる燃料だろうが、そういうニュアンスでなくても、貴重な兄弟愛の片鱗として見ることは出来ます。そりゃ6人もいたらその中で好き嫌いもあるでしょうよ。一松の場合、なかなか本音が言えないタイプの人間なので、素直で快活な十四松に憧れる部分もあるだろうし、天真爛漫な彼に救われることも多かったんだろう。 結局、恋愛は成就せず、「彼女」さんは田舎に帰ることに。何故彼女が帰ることになってしまったのかは、おそらくおそ松だけが気付いた「裏の事情」があるのだろうが、今作には珍しくそのあたりの要素は匂わせるだけで答えは明示されていない。ラストカット、彼女が手首に巻いた「14」のリストバンドに彼女の本心がうかがい知れる程度のものである。最後の最後まで十四松は十四松らしく、これはこれでハッピーエンドといえるんじゃないでしょうか。少なくともカラ松やトッティに比べればね。ちなみに、超余談ではあるが、ラストシーンで彼女が乗っていた新幹線はカラーリングから東北新幹線「やまびこ」だと思われる(ディティールは違うんだけど)。つまり、あの新幹線が向かう先は桑島法子の生まれ故郷である岩手県なのではないかな。そんな夢想。 この世界におけるジャポニズムとは、第9話。どう考えても名前からして日系人でもない連中がなんでこんな任侠の世界やねん、とか思ったけど、一応母船の名前だけは漢字表記なのね。 順調に出世街道を進んでいる鉄華団。どんな物語でも「主人公パーティーがレベルアップしていく様子」ってのを見守るのは楽しいもので、きちんと頑張っている様子が分かるし、道理にあった成長物語であるならば安心して見ていられる。今回のオルガたちの場合、多少名瀬さんが優しすぎる気がしないでもないが、まぁ、それなりに苦労してるわけだし、「男と男の絆」としては妥当なものだろう。名瀬さんが特に「家族」っていう言葉を大事にしてくれるイタリア人気質なのはありがたかった。ついでにテイワズのトップであるバリストン氏(CV・石塚運昇)も割と話の分かる人で、オルガの盃は一発OK、さらに姫様との会談も割と物わかりが良く、その上できちんと世間の厳しさ、現実の難しさを教える度量の深さを持つ。かててくわえてあっさりさっぱりの三日月の気立てにも好感を持ったようで、なんとバルバドスが無償修理&パワーアップまで約束された。流石にここまでくるとちょっと上手くいきすぎている感。まぁ、おっちゃん達から見たら鉄華団は「立ち上げたばかりのベンチャー企業」みたいなものだし、右も左も分からない若僧に早いうちから恩を売っておけば、万一大きくなった時には色々とボロい話もある、っていう計算もあるんだろうけど。とにかく、時流に乗れたことで今回はみんな笑顔ばっかりである。 これまで鉄臭い船の中であれこれ悩んでばかりだった若者たちにも一時の休息。血気盛んな若者たちの娯楽といえば、飲む・食う・そしてヤる。……確かにぁ、タービンズとの合流後の環境は、野郎だらけの船内では完全にお預け状態だったもんなぁ……みんな溜まってるはずやで。何の反応も見せずに平然としているミカやオルガはひょっとしたらホモなんですかね。あ、アキヒロは間違いなくホモです(偏見)。ミカの場合はまだそのあたりの感心が薄い子供、ってことで片付けるとして、オルガは立場もあるから、どういう風に発散したらいいか分からないんだろうね。見ず知らずの美人さんにハンカチをもらっておいて「女くせぇ」って、勿体ないわね。ちなみに、謎の綺麗なお姉さんはCV田中理恵ですよ。エラい久しぶりの仕事やな。 今回最も見るべき点は、やっぱり本作における「女」の扱いだろうか。タービンズにおける女性像、そして鉄華団が持てあます「女」という存在、姫様やアトラちゃんが奮起し克己する女性の戦い。そしてタービンズにおける愛の形。必要以上に「女とは何か」という問題を掘りさげるこのシナリオライン、いかにも岡田麿里の脚本らしい生臭さ。こういうシナリオラインにしてもらうと、本当に色んな女性像が見られて楽しいのですよ。いや、富野ガンダムにおける女性像も色々あって楽しいけども……基本的に「全員キチガイだし全員富野ワールド」だから何もかもぶっ飛んでて怖いからね……。今作で「女」というファクターが掘りさげられることにはきちんと理由があって、それはメインテーマとして「家族」が掲げられているから。本来「家族」といえば男女の繋がりが始めに有るべきだが、実際には鉄華団の掲げる「家族」は野郎臭さ満載である。そこできちんと「女」という存在をクローズアップすることで、本来あるべき家族像を鉄華団の持つ「家族」の意味と対比させることでオルガ・ミカの関係性を掘りさげることになっているわけだ。本当に卒のない脚本である。 それにしても、回を重ねる事にどんどんオルガがメインヒロインとしての地位を固めているよな……べろべろに酔ったオルガの守ってあげたい感は異常。 「黄色……いいよね……」「いい……」第42話。やっぱりきらら回はパワーがあるよなぁ。いや、はるはる回もパワーあるしトワ回だって良いんだけどさ。つまり、まとめるとプリプリは全部良い。 この時期のお当番回ってことで、いよいよシナリオもまとめに入っている。このプリキュア・戦隊シリーズの40話を超えたあたりの物寂しさというのは、毎年味わうものなのになかなか慣れるものじゃないね。奇しくも今週はニンニンジャーのナンバーワンヒロイン・かすみ姐さんが挫折するエピソードになっており、普段高慢に構えている女性がうちひしがれる姿を2連続で楽しめる構成になっているという。東映はちびっ子たちにどんな属性を植え付けたいんでしょうね(ちびっ子はそんな濁った目線で作品を見ない)。 タイトルを見るだけで大体何が起こるか分かるお話だが、きららはプリキュアには珍しく、既に一定以上の成功と地位を手にしているスーパーモデルである。そこで、今回は新しい要素として「憧れる後輩」を導入。モデル業界なんて互いを蹴落とし合う殺伐とした世界かと思われていたが(12話参照)、今回入ってきた後輩は純粋にきららに憧れるだけの、分かりやすい「守るべき存在」。わずか1話で大した友情なんて築けるはずないやろ、と思っていたのだが、元々面倒見の良いきららのこと。トワっちと打ち解けた時よりもさらに早く、後輩には目をかけて素敵な笑顔を振りまいてくれた。そんな状況だけに、健気な後輩ちゃんがゼツボーグ化されるという事態に黙っちゃいられなかった。ぶっちゃけると「そこはきららちゃん無しで3人で何とかなるんじゃないかな」とか思ってしまうわけだが、今回は「他の3人がピンチになったからきららが駆けつけた」のではないのだ。あくまで「この子は私が助けなきゃいけない」という使命感から、きららは戻ってきた。そのあたりの心情は、いかにも彼女らしいというか、シナリオが理屈っぽくないというか。必要かどうか、正義かどうかが問題なのではない。あくまで「彼女が正しいと思ったからそうした」というところが重要なのである。 こうして自らの選択で道を閉ざしてしまったきらら。普通ならばなんか適当なフォローが入ってにこやかにお話が終わるところなのだろうが、なんとまさかの2話またぎ。今作は、そう簡単にお為ごかしのハッピーエンドなんて見せてくれませんよ。モデル稼業のドタキャンは影響が大きく、社長も理解こそ示してくれているが大きなため息。そうだ、二者択一で1つを選ぶということは、片方を捨てることを意味する。それであっさり両方手に入るほど、世の中は甘くないのだ。現実の厳しさを教えて、小さいお友達に「選ぶとはどういうことか」を考えさせながら次週へ続く。もちろん来週はハッピーエンドが待っているのだろうが、この一週間、「きらら、モデルやめるってよ」を引きずりながら悩まなきゃいけない全国のきららファンは大変である。苦悩も抱えて一緒に歩む、それがプリンセスプリキュア。イイハナシダナー。まぁ、多分全国のきららファンよりも全国のシャットさんファンの方が心痛めてるとは思うけど。次回予告のきららちゃんはめっちゃいい笑顔だったしな。 ちなみに、今回のゲストキャラである後輩ちゃんのCVは牧口真幸。こういう役もやるんやな。 時たまとんでもないネタぶっ込んでくるアニメだな、第9話。いや、多分原作からしてこういう「手塚治虫大甲子園」みたいな趣なんだろうけども、まさかの「どろろ」かよ。とんでもねぇ取り合わせだ。 確かにエンディング映像にそういうのがうつってたんだから予測しても良かったんだろうが、流石にネタだろうと思ってたんだ。そしたら、普通に百鬼丸がしれっと外科医になって登場したんだ。そして回りを取り囲むキャラクターも全部「どろろ」由来。まぁ、ぶっちゃけあんまり読んだことないからピンと来ない部分も多かったのだが、ご丁寧にエンディングで人物対応表があるので分かりやすい。こういうはっちゃけ方は面白いなぁ。今期は「おそ松さん」でも「赤塚先生が云々」っていうきっちりリスペクトした作品作りが目立っているが、こちらも手塚プロの監修が入っているのだからしっかりしたものだろう。まぁ、故人の遺志を反映しているかどうかは何とも言えないが……。面白ければそれでいいよな。最近とみに人気の「鬼畜な方の手塚」像だと、こういう無茶苦茶な作品作りでもあんまり問題はなさそう。 で、いざ百鬼丸が現代(近代?)医学ドラマに登場するとどうなるかっていうと、「身体の欠損」という部分が当然フィーチャーされるわけだ。四肢を失った状態の外科医というのもなかなかショッキングな設定であるが、「自分が体験したからこそ患者のことが分かる」というのはなるほどよく出来た設定だ。その上で、義手などの技術開発の話、さらに医学界の狭さと陰湿さのお話にまで広がっていき、きちんと「どろろ」してるのが偉い。いや、やっぱりおかしいけども。そもそもあの時代の車椅子にしちゃよく出来すぎてるよな。義手の技術レベルだけで見たらそれなりに昭和感はあるのだけど、彼の開発したスーパー義手、およびスーパー義足があまりにもうさんくさいので笑ってしまう。百歩譲って換装式の義手はいいとしても、義足のあの機能はいらんやろ。そりゃ依頼主だって写真見たらキャンセルするわ。絶対にあの義手義足は消毒とか衛生面の問題をクリアしてないよな。 ハンディキャップの問題や医学界の闇など、扱っているテーマは非常に重たいのだが、絵面だけを見るとどうしてもナンセンスが先に立つお話。笑って良いものかどうか迷ってしまうが、そこは宮野真守による熱演で割とシリアス目に寄せられている。憎むべき敵に緑川・平川といった役者陣も集まり、このバトルは生中なものではすまなそうだ。まさに無残帳。一体どうなることやら。 ちなみに、百樹先生のフィアンセの澪さんは何ともおしとやかで繊細なキャラ。声を聞いてもキャストが分からなかったのだが、エンドロールを見たらなんと松井恵理子であった。カッター、色んなところから声かかってるな。 しかし……色々と面白ポイントの多いアニメではあるが、一番ずるいのは「とにかく次回予告が意味深で格好良い」ってところだ。正直何が言いたいのか良く分からんポエムなのに、あの声で、あの音圧で読まれるとすげぇ説得力なんだよなぁ。今作の次回予告とアバンのボイスだけ集めたCDとか、割とニーズ多そう。 11月27日 ドラフト模様(BFZ×3) ピック順 【Sangriter】→【Mei】→【Thraxi】→【Serra】→【Alessi】→【Sea-chicken】→
オレ、 コノキジ、 カキタクナイ。 ユウショウシタヤツガ、 カケバイインジャナイカナ。 ダレカマジデタスケテクダサイ。
|
ブログ内検索
リンク
最新記事
(09/08)
(09/08)
(09/07)
(09/07)
(09/06)
(09/06)
(09/05)
(09/05)
(09/04)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|