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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜」 6

 やぁ! 良い子のみんな! P.A.Works大好きおじさんだよ! ……まぁ、京アニに比べると作品の好き嫌いははっきりしてるけど……「麻枝が関係してないP.A.作品大好きおじさんだよ!」

 今期は京アニとP.A.が両方作品を用意している恵まれたシーズン、そして何故か吹奏楽部は人気スポットになってしまったのか。「まさかのネタ被り?!」って思ったけど、まぁ、外枠のテーマが同じだけで大して被ってないな。いや、全然被ってないな。あっちは完全スポ根吹奏楽だけど、こっちは吹奏楽を真面目にやるかって言われると微妙だし。そもそも5人だし。エンディング(オープニング?)を見るとこれからそれなりに部員は増えていきそうな気配だが、流石に1人ずつ勧誘していっても北宇治高校ほどの大所帯になることはないだろう。そして、アニメの時間内でもそこまで吹奏楽にかける時間も長くないだろう。じゃぁ、どこに時間をかけるかっていうと……どこなんだろう。1話目だけでは正直「何アニメ」なのかも分からなかった。なんかミステリっぽいことやってるけど、そこまで本気でやってる感じでもないし、タイトルからしたらラブコメメインのようにも見えるけど、ラブコメというにはあまりにも異質な状態だし……オチは笑うわ。そんなんありかよ。

 これだけ1話目からどんな展開になるか分からないアニメも珍しい。とりあえず、メインヒロインのチカちゃんは面白そうなので期待票を投じておこう。P.A.が作って大ハズレがあるとも思えないし。監督は橋本さんなのでそこまで熱烈に応援しよう、というほどでもないが、彼にも「TARI TARI」という大きな実績がある。あそこまでの作品になればすごく嬉しいが……なんか今回はやたらに絵がクドいからああいうさわやか青春劇にはならない気がする。キャラクター原案の名前をどこかで見たと思ったら「チャイカ」の原作絵なのね。言われてみれば確かににてるか。それを西田亜沙子がアニメ絵にリファインしてるもんだから、なんか個性が2つ絡み合ってやたらに濃いデザインに。チカちゃんの目は一体どうなっているやらな。終始マインドコントロールされてるみたいになってるやん。馴染むまでちょっと時間かかりそう。今後のヒロインの立ち居振る舞い次第では印象は良くも悪くも変わるデザインだなぁ。

 中の人は、メインヒロインにはようやく掴んだ感があるブリドカットセーラ恵美。割といい仕事が出来るだけに、これまでなかなか最後の一歩が上れていなかった感じがもどかしかったが、本作がほんとのほんとに代表作になればいいなぁ(「ブラッド・ラッド」だって代表作だと思うのだが、いかんせん知名度ががが)。あと、双子役で容赦無く食い込んでくる小見川地獄。俺、もうこれはこれでいい気もしてきた。いや、しかし、うーん。ホビロンが、ホビロンの一言さえ聞こえて来ればなんとか……。そして花江君、いつのまにかウィーンが学生から教員になってた……。(でもキャスト表見たら相方の大智は学生のままなのな)

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Merchant’s Porter 商人の荷運び (1) R

アーティファクトクリーチャー・構築物

1/2

(3)(U)(T)、あなたのコントロールするアンタップ状態のアーティファクトをX個タップする:あなたのライブラリを上からX枚見る。そのうち1枚をあなたの手札に加え、残りを好きな順番でライブラリの下に置く。

 どうやらレアに与えられた「色マナで起動する能力」カードはセット跨ぎのサイクルになっていたようだ。「屑鉄場のたかり屋」「ボーマットの急使」と来て、青はこちら。いかにも青らしい、腰を据えたアドバンテージ能力は「ボーマットの急使」とは好対照か。1マナで設置し、4マナでドローといえば最近でも「歪みの預言者(GTW)」がおり、リミテッドレベルなら抜群の働きを見せた。今回は1ターンに1回制限とはいえ、ドロー性能は更に向上。レアリティを上げた分の説得力を増している。まぁ、色々と下準備は必要だが、回り始めた時のペイの大きさを考えれば許容範囲内だろうか。あとは大怪獣がバンバン暴れ回るこのカラデシュ世界で、こういう悠長な作戦を維持するだけの態勢が整えられるかどうかだが……。まぁ、最悪でも「1マナでアーティファクトが増やせる」と考えれば。「主な仕事は回転翼機のパイロットです」っていうお約束の光景。

 

Metallic Mimic 金属ミミック (2) R

アーティファクトクリーチャー・多相の戦士

2/1

〜が戦場に出たとき、クリーチャータイプを1つ選ぶ。

〜は本来のタイプに加え、選ばれたタイプでもある。

あなたのコントロールする選ばれたタイプのクリーチャーは、追加で+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。

 機械の身体はどんな種族にでも変幻自在。過去にもこうして自由に種族を代えて応援するアーティファクトは何体か存在しており、始祖として上げられるのは「真鍮の伝令(8ED)」だろうか。その後、より機能を絞り込んだ「順応する自動機械(M12)」が開発され、お望みとあらばあらゆる種族でロードクリーチャーを使うことが可能になった。そしてこの度、更なる軽量化に成功してついに2マナに。2/1とステータスはそれなりで、支援能力が登場時のカウンター配布へと変更された。全体に波及しない点は悩ましいがこいつが対処されてもカウンターが残るのはプラスといえるかもしれない。ちなみにリミテッドで一番現実的なコールは「霊気装置」である。もちろん、下の環境なら「順応する自動機械」と合わせて大量のアーティファクト・ロードをぶち込むという夢も実現可能。ニッチなタイプの支援者はこれでまた1つ力を得たことになるはずだ。頑張れ、世界のデビル応援団(なお、デビルデッキを自称するためにはティボルト4積みが義務化される模様)。

 

Mobile Garrison 移動駐屯所 (3) C

アーティファクト・機体

(3/4) 搭乗2

〜が攻撃するたび、対象の、あなたのコントロールする他のアーティファクトかクリーチャーをアンタップする。

 コモン機体その2。今回は上述の「鉄装破壊車」とこれの2枚体勢だが、「破壊車」と比べてマナコストが1,搭乗コストが1減ったおかげで、なんとサイズが半分にまで削られてしまうという体たらく。規格外のサイズでブイブイ言わせるのが機体の真骨頂だというのに、これではそこらへんの3マナ域でも割と互角に渡り会えてしまうので説得力はあまりない。その分、この機体は他のクリーチャーを支えるアンタップ機構が搭載されている。普通に使うだけだと他のアタッカーに警戒を付けるだけの役割だが、こいつが動いているということは間違いなく隣になんらかのタップ状態のクリーチャーは存在するわけで、決して無駄になる能力ではない。機体を使っていてやきもきする状況の1つに「1体で殴ってるのに2体タップしちゃうから防御が手薄になって結局ダメージレースで負ける」みたいなシチュエーションがあるが、この機体は事実上乗り手を消費せずに攻撃に行けるので、防御のバランスは取れるというわけだ。まー、ハナから防御のことを考えて動く時点でマイナス思考でしかないとは思うが……。一応、相手クリーチャーをタップ出来る「鎮定工作機」なんかと組み合わせれば加点は狙えるか? あと「査問長官」ね。今後枚数が減るのでほぼ役に立たない「査問長官」ね!

 

Night Market Guard 夜市の護衛 (3) C

アーティファクトクリーチャー・構築物

3/1

〜は各戦闘で追加のクリーチャー1体をブロック出来る。

 基本的には白の能力である「追加ブロック」を、なんと無色で実現した凄腕ブロッカー! ……あぁ、そう……。まぁ、3マナでパワー3だから。最低限の仕事は出来るから。「枝細工の魔女(SOI)」の上位互換だぜ。強いだろ。うん。せっかくこんな珍妙なフォルムなんだから、「双頭スリヴァー(TSP)」みたいに攻撃力でも優遇されれば良かったのに。

 

Ornithopter/羽ばたき飛行機械(M15)」 U

 おまえおるんかい。確かにInventionに収録されてるんだからいてもおかしくないが……リミテッドでの運用方法ってどうなるんでしょうね。確実なのは、0マナで展開出来るので即席カードに対してはマナ加速として機能すること。あとはまぁ、装備品なりオーラなりで強化して戦うってのも無くはないが。この世界はあんまりそっち方向のニーズはなさそうね。フライヤーに対しては1回チャンプブロッカーになれるよ。ちなみに、フレーバーのピアさんの台詞が彼女の優しさに溢れていてとても良い。飛行機械って、そういう役割のものなんだな。

 

Pacification Array 鎮定工作機 (1) U

アーティファクト

(2)(T):対象のアーティファクトかクリーチャーをタップする。

 カラデシュ次元の技術力の高さを痛切に感じさせる1枚。タッパー・アーティファクトは当然過去の歴史に何枚かあるわけだが、歴史に名を残せたカードは多くはない。開祖とも言える歴史的な1枚は「氷の干渉器(10ED)」。こちらは1マナで土地までタップ出来る優れものだが、設置コストは4マナとそれなり。そんな先輩の強さを制御するために続けて作られたのは「巨石の罠(RAV)」だが、あまりの性能にリミテッドですら一度も見かけなかったポンコツ品に。流石にまずい、ってんでよりスマートにまとめられたのが「首吊り罠(SHM)」。こちらはいくらか使いやすくなったおかげで、リミテッドではそこそこの活躍。そして時代が進んでアーティファクト次元のミラディンへと到り、時代はようやく「転倒の磁石(SOM)」へと辿り付いた。構築でも大活躍したこの磁石を焼き直した「行き詰まりの罠」も、現在そこそこ活躍中だ。今回作られたこのカードは先輩の中では「首吊り罠」が一番近いのだが、設置コストが軽減、さらにアーティファクトもタップ出来るようになり、かなりのアップグレードを達成。過去の歴史を振り返れば構築で使われるカードの共通点は「起動コストが軽い」ことなので構築での活躍は流石に難しいが、即席コストへの割り当ても期待できるため、リミテッドでの活躍は間違いないだろう。

 

Paradox Engine パラドックス装置 (5) M

伝説のアーティファクト

あなたが呪文を唱えるたび、あなたのコントロールする全ての土地でないパーマネントをアンタップする。

 唱える呪文が全部「劇的な逆転」になるという大馬鹿装置。土地は起きないが、土地以外からマナが出せれば簡単に無限マナに接続出来るのはご承知の通りだ。現在、スタンダード環境にすら「謎の石の儀式」というジャストフィットなカードがあり、クリーチャーが3体以上いるところで「格納庫の整備士」2体を出し入れすればそれだけで無限マナ。さらに隣に「拡大鏡」があれば無限ドローになるのでゲームエンド。簡単だ。他にも様々なコンボが考えられる1枚になっている。だからこその5マナなのだろうが、果たしてこのコストがコンボパーツとしての足かせになるかどうか。まぁ、アーティファクトに頼るコンボって割と対策しやすいから成立させにくいんだけどね。リミテッドだと大体の場合「全軍警戒」くらいの意味しかないのであんまり役に立たないが、何か変態的なシナジーを見つけて夢を追ってみるのもいいかもしれません。ほら、えーと、えーと……「査問長官」の高速起動とか。

 

Peacekeeper Colossus 平和歩きの巨像 (3) R

アーティファクト・機体

(6/6) 搭乗4

(1)(W):対象の、あなたのコントロールする他の機体は、ターン終了時までアーティファクト・クリーチャーとなる。

 多少変則的だが、これも「色マナ起動レア」サイクルの1枚か。ボロスが推進する「無人機体起動計画」をレアからもサポート。しかも、マナさえ払えばいくらでも機体が動き出すというなかなかの大盤振る舞いだ。これさえあれば「領事府の弩級艦」も充分一線級だし、そうでなくとも複数の機体を展開して押し込むパターンが実現しやすくなる。最低でも自身が運用に足るレベルの機体性能をもっているし、「機体デッキ」に投入する分には筋が通っている。まぁ、コイツ頼みでろくにクリーチャーも入れずに機体デッキを組んだら、結局こいつがいないせいで瓦解する可能性が高いので、あくまで支援レベルで勘定しないとだめだけども。

 

Planar Bridge 次元橋 (6) M

伝説のアーティファクト

(8)(T):あなたのライブラリからパーマネント・カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後、あなたのライブラリを切り直す。

 初見では「好きなパーマネントカードを手札に入れられる」だと思って「三つの願いの指輪(M14)」のパチモンやんけ、って思ったんだけど、最後まで読んだら直接場に出せるって書いてあったから「やべぇ!」ってなったんだけど、さらに冷静に考えたら「これ、霊気池で良くないかな……」ってなった。そりゃ夢はあるさ。設置してしまえばエムラクールだろうが「グリーマックス(UHG)」だろうが8マナぽっきりで出し放題。状況に応じて好きなカードがサーチ出来るのだから、もう負ける事はないはずだ。……でも、8マナってなぁ。いや、軽くされても困るが……。事実上「コスト踏み倒し」効果は意味が薄く、どんな状況にでも対応出来るシルバーバレット発射装置としての性能の方に意味があるかもしれない。たとえば「呪文捕らえ」が入っているデッキならどんな状況だろうとカウンターが撃てるわけだし、「激変の機械巨人」を積んでおけばインスタントでラスゴることも出来る。このカードが割られそうになったら「発明の領事、パディーム」を出せば問題無いはず。本当にたくさんの夢を売ってくれるのは間違いない。ただ、使いこなすとなるとなぁ……。ヘヴィーコストの代名詞であるエルドラージと能力が噛み合わないのがなぁ。どっちかっていうと下の環境、いや、統率者戦用のカードと見るべきなのか。相手コンボに対応して「ウギンのきずな」をサーチするプレイとか、是非やってみたい。どんなデッキだろう。ボク分かんない。

 

Prizefighter Construct 拳闘構築物 (5) C

アーティファクトクリーチャー・構築物

6/2

 「ガラスのゴーレム(RAV)」の種族変更再版。ゴーレムから構築物という、何とも微妙過ぎる変更だ。一撃の破壊力はコスト以上のものをもっているが、あまりの脆さにあっという間にすり切れてしまうため、使うとしたら当然別な何かと組み合わせることが求められる。単純だが効果がでかいのは「撃砕確約」との組み合わせだが、今後は枚数が減ってしまうのが辛いところ。他にはパワーを上げて飛行までつく「浮遊化改造」や、9/2先制攻撃という恐ろしいステータスが出来上がる「攻城化改造」のオーラサイクルなんかは面白いかも。「活力の奔出」1枚でも戦況はだいぶ動くしな。まー、アーティファクトにこだわらないなら、5マナ域はもうちょっと使いやすいカードが多いだろう。戦闘でほぼ相手が殺しに来てくれることを考えると、これも遠回しな紛争トリガーとして用意されたカードなのかも。

 

Renegade Map 改革派の地図 (1) C

アーティファクト

〜はタップ状態で戦場に出る。

(T)、〜を生け贄に捧げる:あなたのライブラリから基本土地・カードを1枚探し、それを公開して手札に加える。その後、あなたのライブラリを切り直す。

 旅行者の護符(THS)」の調整カード。必要なマナ数が1減ってより手軽になったが、その分、出したターンに使えないというデメリットが与えられた。この制限は、このカードを純粋に「土地調整カード」として見る場合にはあまりデメリットにはならない。「護符」だって余分にマナがかかったのだから出したターンに使おうとしたらマナの総量は増えなかったのだし、序盤の運用を考えたら総コストの低減の恩恵の方が大きいだろう。ただ、このカードが即席用、紛争用と考えると、なるほど悩ましい調整。出したターンに即席に使えず、即席に使ったら起動は出来ない。そして引いたターンのうちに紛争を起こせないというのも絶妙なタイムラグを生んでしまう。色々考えるもんである。何はともあれ色マナ調整としては非常にお手軽な一枚なので、私のようについつい色を広げてしまう人間にはありがたいカード。「予言のプリズム」と違って2ターン目から動きやすいのも助かるだろう。今回は色々とサブの役割も多いので、心持ち早めの確保を。

 

Reservoir Walker 歩行貯蔵器 (5) C

アーティファクトクリーチャー・構築物

3/3

〜が戦場に出たとき、あなたは3点のライフと(E)(E)(E)を得る。

 優しさ溢れる機械。「平和の徘徊者(MBS)」にエネルギーを積んだら1マナ重くなったカードと考えると、コモンの割には頑張っているんじゃなかろうか。3/3の肉だって馬鹿に出来ないし、アーティファクトクリーチャーの価値は高い。そう考えると案外「天才の片鱗」クラスのアドバンテージと言えないこともない。言えないかな。「織木師の組細工」で事足りるとか言うなら、もう組細工さんちの子になっちゃいなさい。

 

Scrap Trawler 屑鉄さらい (3) R

アーティファクトクリーチャー・構築物

3/2 

〜かあなたのコントロールする他のアーティファクトが戦場から墓地に置かれるたび、対象の、あなたの墓地にあるそれよりも点数で見たマナコストの低いアーティファクト・カードを手札に戻す。

 全てのアーティファクトに転生能力を付けてしまおうという豪儀すぎるレア。神河世界では特定のスピリットにのみ与えられて傭兵チェインのように連鎖を紡いだ転生能力だったが、それが巷に溢れるアーティファクト全部についたら、一体どうなってしまうのだろう。例えば「面晶体の書庫」を起動したら3マナ以下のカードが手札に戻るので「作業場の助手」が戻る。そして「助手」が死ねばまた面晶体が戻るし、そのついでに「テラリオン」でも拾っておけばさらにアドバンテージが拡大。なにも考えずとも、マストドンが死んで孔雀になり、孔雀が死んでオオトカゲになり、オオトカゲが死んでコブラになり……。あまりにお手軽過ぎるリサイクルラッシュである。このカードのひどいところは、そんなチート気味のエンジンに3マナ3/2が普通についているところ。「作り変えるもの」同様にデッキに積む枚数をあまり気にする必要が無く、4枚突っ込んでも(2マナ以下のアーティファクトを確保出来れば)手軽にアドバンテージに繋がるのだ。このクリーチャーが並べば個別に能力は誘発するので、2体いれば実質無料で「金属製の巨像」をグルグル回したりも。下の環境の親和に混ぜ込むと、「電結の荒廃者(DKS)」によるフィニッシュパターンがダイナミックに加速するのである。これ、一体どうなっちゃうんでしょう。怖い。

 

Servo Schematic 霊気装置の設計図 (2) U

アーティファクト

〜が戦場に出るか戦場から墓地に置かれたとき、【霊気装置】トークンを1体生成する。

 「歯車工の組細工」を、より専門職に寄せたデザインの1枚。イメージとしては「胆液の水源(MBS)」なんかに似ている。2マナで出して、更にサクって霊気装置を1枚ずつという動きは「歯車工の組細工」と全く同じなのだが、サクる時にコストが必要ないので上手くいけば「霊気装置の展示」と同じコスパ。さらに、サクるエンジンがあるってことはそのコストの支払いで何らかの恩恵を得られるわけで、コスト面での向上は結構な差だ。その分サクり装置が無ければ不発になってしまう危険性もあり、正確にそういうカードに寄せていく努力が必要になる。上手くすれば「強気な回収者」にカウンターを3つも乗せられるカードなのだから、赤黒系のサクりエンジンに上手く組み込みたいところだ。アンコに設定されてるってことは、この世界ではこれがコモンだとマズいってことなんだろうし。しかし、なんで設計図が壊れたときにも霊気装置が出てくるんだろうな。

 

Treasure Keeper 財宝の守り手 (4) U

アーティファクトクリーチャー・構築物

3/3

〜が死亡した時、あなたのライブラリを、点数で見たマナコストが3以下の土地でないカードが出るまで公開する。あなたはそのカードを、マナコストを支払うことなく唱えてもよい。この方法で公開され、唱えられなかった呪文を、ライブラリの一番下に無作為に置く。

 あの「作りかえるもの(GTW)」が、なんとアンコモンでリメイク。1マナ重くなってしまったが、マナ色の制限が無くなったのだからそれくらいは受け入れてもいいだろう。そして、「作りかえるもの」は3マナ以下なら直接場に出し、駄目なら手札、という処理だったが、こちらは確定で3マナ以下が出るまでめくる。そして、パーマネント以外のカードもコスト無しで唱えることが可能なのである。この仕様で残念なのは、捲れたカードがカウンターのようにタイミングを限定するものだったときだけ。「作りかえるもの」と比べて大きく見劣りしているわけではない。それが4マナ3/3の充分サイズのアーティファクトってんだから、そりゃもう、どんなデッキでもとりあえず入れておけの精神ですよね。絶対損はしないんだから。こいつがいると、いっそ1マナ2マナのカードを入れずに3マナからデッキをスタートさせたくなることくらいが悩みといえば悩みか。いや、悩まないけど。

 


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<無色>

 

Aegis Automaton 神盾自動機械 (2) C

アーティファクトクリーチャー・構築物

0/3

(4)(W):対象の、あなたのコントロールする他のクリーチャーをそのオーナーの手札に戻す。

 各色に与えられた色マナ起動サイクル。共通仕様は、軽めでさりげないボディに、何らかの起動型能力があるということ、あと名前が全部「〜Automaton」。こいつが冠している「神盾」っていう単語、Magicだと「Aegis」の定訳なんだけど、「aegis」って普通に「保護」「庇護」の意味があるらしいので、わざわざ盾って書かなくてもええやん、って思うのだが、何故か「神盾の天使(M15)」にしろ「まばゆい神盾(DTK)」にしろ、毎回ちゃんとイラストには盾が出てくるのね。今回の盾もまたでかい。こんだけでかい盾を持ってるんだからさぞかし固いディフェンスを誇るのだろうと思いきや、これが案外そうでもない。2マナ0/3というやる気のないボディに、他のクリーチャーを守るというか、場外に投げっぱなしにする投擲力の方が見もの。それにしたって5マナもかかっちゃうので起動するのはかなり大変。どうせなら追加効果もある「抽出機構」の方がありがたいのですがね。まー、「領事府の空船口」が減るので、とりあえず序盤の壁役がほしい場合や、何でもいいからアーティファクトカウントを増やしたい場合に。よっぽど強い187能力持ちがいるなら終盤のシナジー見込みでの採用もあるかもしれないが、流石に悠長すぎやしませんかね。

 

Aethersphere Harvester 霊気圏の収集艇 (3) R

アーティファクト・機体

(3/5) 飛行 搭乗1

〜が戦場に出たとき、(E)(E)を得る。

(E):〜はターン終了時まで絆魂を得る。

 ??? ん? ??? なんだこれ。えーと、「回転翼機」よりも1マナ重たいから弱いね。パワー一緒だからね。ルーター出来ないからね。まぁ、タフネス増えてるし、エネルギーもらえるし、絆魂もついてるけど、3マナだから当然だよね。………………いやいやいやいや、おかしいやろ。その性能はおかしいやろ。せめて絆魂いらんやろ。なんでダメージレースが一方通行やねん。なんで搭乗1やねん。今回「致命的な一押し」っていう確定除去が手に入ってコプター対策も多少はマシになったはずなのに、なんですぐにその除去が効かない(効きにくい)カードが出てくるねん。え〜〜〜。まぁ、やっぱり2マナと3マナの差は大きいのでコプターほどの大ブレイクにはならないと思うが、それでもこのスペックは雑過ぎる。エネルギーがついてくるってことはエネルギー系のデッキでの投入も見込めるってことで、暇になった「導路の召使い」あたりがコレに乗ってブイブイ言わせそう。機体……旬やなぁ。

 

Augmenting Automaton 増強自動機械 (1) C

アーティファクトクリーチャー・構築物

1/1

(1)(B):〜はターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。

 各色に収録された色マナ起動サイクルの黒。前回は「プラカタの柱行虫」の絆魂だったが、今回は黒らしい能力の1つ、シェイドである。ただ、アーティファクトであんまり優秀な能力には出来ないので増強効率は良くない。基本的な運用方法は2マナの追加でタフネス2と相打ちになることだろう。ゲーム序盤なら2/2程度の打撃力でもそこそこだが、残念ながら序盤は1点のダメージよりも2マナの方がはるかに大事なので、結局こいつがパンプするとしたらそれは相打ち狙いのタイミング以外に無いのである。そして、わざわざマナを注いで相打ちになるくらいなら、最初から2マナくらいで2/2のクリーチャーを使った方が手っ取り早い。残念ながらあまり顧みられないクリーチャーだ。一応1マナで置けるアーティファクトなので、よっぽど即席色が強かった場合の穴埋め程度に。

 

Barricade Breaker バリケード破り (7) U

アーティファクトクリーチャー・巨大戦車

7/5 即席

〜は可能ならば各戦闘で攻撃する。

 いわば巨大「巨大戦車(M15)」。ジャガーノートさんに+2/+2修正を施したら3マナも重くなってしまったが、その分は即席でまかなえますよ、という気遣い屋さんだ。「巨大戦車」も使い方次第で充分主力級の働きをするカードだったが、こいつはさらにパワー7という化け物なので相手は絶対に無視出来ない。まぁ、チャンプブロックでお茶を濁せれば問題はないのだが、世の中には「撃砕確約」みたいな呪文もあるので油断出来ないだろう。5ターン目に5マナで登場しても充分な脅威、4ターン目に4マナならもう地獄。即席デッキのフィニッシャーに。

 

Cogwork Assembler 歯車組立工 (3) U

アーティファクトクリーチャー・組立作業員

2/3

(7):対象のアーティファクトのコピー・トークンを1体生成する。そのトークンは速攻を持つ。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。

 歴史上カード化されたのはわずか1体だけだったはずの組立作業員が、なんとカラデシュ世界では3枚も!! 製造機械が発展しているカラデシュならではの現象。元祖作業員メーカーだったミシュラさんも驚きの技術力である。そして、そんな新たな作業員は、なんとあらゆるアーティファクトをコピーしてしまうという、オーパーツレベルの技術力を持つ機械。そこそこサヒーリの領域だ。ただ、流石に完コピまでは及ばず、作った機械はあっという間に壊れてしまうし、べらぼうなコストも必要。まぁ、タップ無しの起動型能力だし、これくらいでギリギリってことだろう。序盤は適当な肉として何となくうろうろし、機が熟したら立て続けに「砦のマストドン」や「アラダラ急行」なんかをぶつけてやればいい。一応毎ターントークンが戦場を離れるので紛争トリガーに使えなくもないが、終了ステップに発動してもあんまりシナジーは無いな。ちなみに、「サヒーリの芸術」やサヒーリさん本人と手を組むと、彼女はどんなクリーチャーもアーティファクト化してトークンを生むので、好きなクリーチャーを量産出来るようになったり。何かミラクルがあるかも。ないかも。

 

Consulate Dreanought 領事府の弩級艦 (1) U

アーティファクト・機体

(7/11) 搭乗6

 弩級。まさに弩級。1マナというコストにとんでもないステータスというこの設定から、名付けは明らかに「ファイレクシアン・ドレッドノート(MIR)」を意識している。しかし、ほぼコンボパーツに限定されていた先輩ドレッドノートと違い、こちらのカードは下手したら使えちゃう可能性が見え隠れするのが怖いところだ。搭乗6もの人員を使ってパンチしたら7点のバニラ。回避能力は無いので、単に「みんなの力を一つに合わせた」という程度の破壊力。適当なトークンでチャンプブロックされれば、結集した力の果てに残るのは無残にも大量にタップした自軍クリーチャーたち。何のサポートも無い状態では、わざわざこんな面倒な船を動かす気にはならないだろう。だとしたら何のための1マナかといえば、おそらくは赤に与えられた「機体を勝手に動かしちゃう」系を意図したデザイン。今回登場した「浮遊化改造」や「攻城化改造」を使えばカード2枚(全部アンコだけど)で化け物が恒常的に利用可能だし、「エンジン始動」からの突然の出港は相手の度肝を抜ける。また、今回は白に「機体を飛ばす」パイロットなんかもいるので、そうした支援があれば多少強引に出撃しても意味はあるだろうか。とにかく、1枚で何か出来るカードではないので、シナジー、信念、愛情、破れかぶれなど、何かしら理由を与えてからの起用になるはず。面倒だったら「気宇壮大」で。

 

Consulate Turret 領事府の砲塔 (3) C

アーティファクト

(T)(E)を得る。

(E)(E)(E)(T):〜は対象のプレイヤーに2点のダメージをあたえる。

 何となくエネルギー消費先。毎ターンタップで自前のエネルギーを蓄え、3ターンに一発の砲弾を発射出来るというセッティングは「光明の大砲(SOM)」と同じだが、あちらはレア、こちらはコモン。その性能差は歴然である。とはいえ、確実なエネルギーの消費先があるというのはそこまで悪い話ではない。これまで「改革派の霊気砲手」の6点ビームを撃ってみたいと思ってもなかなか発射するタイミングを決めあぐねてヤキモキした経験を持つ人も多いだろうが、この砲台ならそれなりに現実的な充填率でも発射出来るので小回りが効くし、自前で蓄えられると思えば早漏な射出もまかなえそうな気もしてくる。いっそのこと2台設置すれば2ターンに1発は撃てるのだから、それだけで勝ちを狙うクソダルデッキなんかを狙うのも面白いかもしれない。いや、勝てるとは思わんけど。

 

Crackdown Construct 弾圧する構築物 (4) U

アーティファクトクリーチャー・構築物

2/2

あなたがクリーチャーかアーティファクトのマナ能力でない能力を起動するたび、〜はターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。

 一応一部では話題のコンボの新星。見ての通り、能力起動が無限に出来れば無限パンプなので0マナで起動出来る能力があればそれだけで無限パワーの怪物に進化するのだ。過去にも0マナ起動能力を軸にしたコンボはいくつか存在しており、有名なのは0マナ起動の「コーの遊牧民(STH)」と「ダールの降霊者(SCG)」を軸にしたループジャンクション。他にも0マナ起動の「手甲(BOK)」に「セファリッドの幻術師(TOR)」を組み合わせたセファリッド・ブレックファーストなどもある。この構築物は単にパワーが無限になるだけなのでそれだけでは決め手にならないが、とにかくなんでもいいから0マナ起動能力が一緒に存在するだけでいいのが強み。流石にスタンダードにそんな都合のいいカードはないだろう、と思ったらちゃんと「さまよう噴気孔(OGW)」というおあつらえ向きのカードがあり、よりによって土地が相方でコンボとしての安定感が増す結果に。赤を使うならトランプルも付けやすいので、単発コンボとして成立させやすくなっているのも見逃せない。このセットで生まれた2つの瞬殺コンボがこれからの環境にどう影響を与えるのかは注目だ。なお、制限が緩いのでリミテッドでも割と大きくなりやすい。例えば機体の搭乗なんかも立派な起動型能力なので、こいつの攻撃がスルーされたのを見て仲間クリーチャーが一斉に「航空艇」に乗り込むと、人数分のパンプが出来てさながら「磁石マイア(MRD)」のごとし。色々と面白効果を探してみよう。

 

Daredevil Dragster 無謀者の競走車 (3) U

アーティファクト・機体

(4/4) 搭乗2

各戦闘終了時に、〜がその戦闘で攻撃かブロックをしていたなら、〜の上に速度カウンターを1つ置く。その後、〜の上に2つ以上の速度カウンターが置かれているなら、〜を生け贄に捧げてカードを2枚引く。

 フレーバー的にはなかなか面白い機体。3マナで出して搭乗2で4/4。サイズだけで考えればコモンの「改革派の貨物車」と大差ないのでそこまで魅力的な機体とは言えないのだが、ポイントは向こう見ずな突進性能。ちょいとギアを上げるだけで壊れる粗悪品だったらしく、使えるのは2回こっきり。2度目のアタックで明後日の方向へと走り去ってしまい、後には2枚のカードが残されるという。それなりの戦力が消えてしまうというのは痛手ではあるが、形はどうあれアドバンテージには違いない。「マルドゥの炎起こし(KTK)」なんて1回の戦闘で契約が切れて違約金も払わずに逃げていたのだから、2回使えた上に保証金が戻ってくるこいつはかなり良心的。ドローが嫌で相手が相打ちをとってきたらそれはそれでOKなのだ。どう転んでも損はしないし、アーティファクトが増えて紛争のタネにもなる。頭が悪そうに見えて実はかなりの名脇役なのだ。

 


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<多色>

 

Ajani Unyielding 不撓のアジャニ (4)(G)(W) M

プレインズウォーカー・アジャニ

<+2>: あなたのライブラリを上から3枚公開する。公開された全てのパーマネント・カードを手札に加え、残りを好きな順番でライブラリの下に置く。

<-2>: 対象のクリーチャーを追放する。そのコントローラーは、そのクリーチャーのパワーに等しい値のライフを得る。

<-9>: あなたのコントロールする各クリーチャーに+1/+1カウンターを5つ置き、あなたのコントロールする他のプレインズウォーカーに忠誠カウンターを5つ置く。

【4】

 せっせと慈善活動に励みながら不殺を貫く義の漢、アジャニ。テーロスで最愛の(?)ペスさんを失った後にどこで何をしているかと思ったら、神河でタミヨウスクールの「読み聞かせ」先生になったり、オビアばあちゃんの飼い猫になったり、色々な次元で「もふもふネコさん」としてのポジションを確立。なんだか家々を回って餌をもらい歩く野良猫みたいな生活を送っている。まぁ、PWって本気で正義のお仕事をやろうとすると、マジで次元を飛び回らなきゃいけないのでこういう根無し草の生活になるからね。ラヴニカとゼンディカーで超絶ブラックな二重生活を送っていたギデオンともども、白のPWってのは本当に大変な性分である。ラヴニカでの事務仕事にヒーヒー言って逃げだそうとしていたどこぞのギルドパクトにも見習って欲しいものである。

 さておき、そんなアジャニさんが無事にカード化して登場。今回もテーロス版から引き続きセレズニアカラーになっており、カラデシュではちょっとだけオビアさんに義理立てしているような印象か。ペスさんとの関係で培った「PWに優しいPW」という個性もそのまま守られており、最終奥義では自らの命を燃やしてチームメイトを一気に爆裂させるドリームを抱えている。まぁ、どうせ「起動すれば勝ち」なのが奥義なんだからその辺は気にしなくて良いとは思うけど。大事なのはプラスと小マイナス、そしてマナコストに忠誠度だ。6マナというと相変わらず悩ましいコスト域だが、最近では1つ前のチャンドラなんかはばっちり活躍していた範囲内。登場後とりあえず忠誠度を6にしての大量アドバンテージ獲得能力だけでも軽くヤバい。5マナソーサリーで3ドローくらいは普通に活躍出来るわけで、同等の効果を忠誠度6のライオンがやらかすのは、相手からしたら拷問みたいなもんだろう。自分を守る効果こそないものの、相手が嫌がってアジャニを殺しに来たら6点分の避雷針になっているわけで、それはそれで結果オーライなのである。もちろん、急場には相手のパワーを削ぐ小マイナスも選択肢になるだろう。不殺を誓った身とはいえ、「農場に送らないとは一言も言っていない」がアジャニさんの弁(俺調べ)。「剣を鍬に」能力で問答無用の多次元送り。おそらくテーロスに飛ばされてメレティスあたりで麦農家にでもなってるんじゃないかな。出た直後にソープロだと忠誠度が残り2なので微妙ではあるが、追放除去ならギリギリOKか。理想としては出たターンにとりあえずアドバンテージを頂いておき、後は状況を見ながらちょいちょい敵クリーチャーを潰してカードを引いていく展開がベストだろう。5ターン目「燻蒸」から彼に繋げば、割とコントロールは出来そうな気がするよ。ギデオン、ニッサ、アジャニと並んだ質実剛健のセレズニアウォーカーズ。これからも各方面での嫌がらせが続きそうである。

 

Dark Intimations 闇の暗示 (2)(U)(B)(R) R

ソーサリー

各対戦相手はクリーチャーかプレインズウォーカーを生け贄に捧げ、手札を1枚捨てる。あなたは自分の墓地にあるクリーチャーかプレインズウォーカー・カードを手札に戻す。その後、カードを1枚引く。

あなたがボーラス・プレインズウォーカー・呪文を唱えた時、あなたの墓地にある〜を追放する。そのプレインズウォーカーは追加で忠誠カウンターが1つ置かれた状態で戦場に出る。

 アジャニが白緑なら、残りの3色のPWだって元気に頑張っております。すでに次の「アモンケット」の予告の意味も込めて、ニコル・ボーラスさんの匂いだけ感じさせるナイスカードの登場。こういう次元を跨いだギミックっていいよね。まぁ、「ウギンの目(WWK)」のときみたいに色々妄想出来るわけじゃなく、今回は「次のセットでボーラスがカード化する」っていう(割と分かりきっていたことが)明らかになっただけだけども。個人的には「名高い武器職人(FRF)」みたいに世界観を跨いでる雰囲気があるのは好きです。さておき、そんなボーラスさんが暴れる予告編は、グリクシスカラーってことでプチ「残酷な根本原理(ALA)」。大事なライフの増減がなくなってしまったし、2マナ軽くなっただけで随分プチになったが、流石にマナシンボルの重さが桁違いなのでそこはしょうがないところだろう。5マナでアドバンテージ3枚分なら充分過ぎる効果であるし、運用に無理のないコストなのだから、噛み合うコントロールデッキが登場すれば確実に使われるレベルではある。ただ、手広くやり過ぎて焦点がぼやけてしまっている感はあるので、コントロールに必要な各種除去やアドバンテージソースの優先順位のどのあたりに入るかは未知数。次の環境で多色の運用が安定するなら選択肢としては有力か。だいぶボーラス推しみたいなので「連合の秘宝(M13)」なんかが再録されると面白いかも。ちなみにこのカードも「注目のストーリー」の1枚であり、ナンバリングはラストを飾る5/5。つまり、このカードのシーンがアモンケットへの接続を果たすということ。イラストの真ん中にいる人物はテゼレットだろうが、このカードのイラスト自体も何となくボーラスをイメージしたものになっているのが芸の細かいところ。ボーラスさんといえばご立派な角と、その間に浮かぶ謎の球体がトレードマーク。今回のイラストはそのイメージを構図で再現しているわけだ。こういう遊びも楽しくて良いね。

 

Hidden Stockpile 秘密の備蓄品 (W)(B) U

エンチャント

紛争 - あなたの終了ステップの開始時に、【霊気装置】トークンを1体生成する。

(1)、クリーチャーを1体生け贄に捧げる:占術1を行う。

 ここからは多色アンコ枠。最近のエキスパンションではすっかりお馴染みだが、今回も多色カードはアンコ以上に設定され、各ギルドに1枚ずつ。そして、どれもこれもギルドごとの戦術を押しだし、非常に強力なものが揃っている。そんな中、エンチャントで与えられたのがこちらのオルゾフカラー。「復讐作戦(EMN)」のときもそうだったが、オルゾフってエンチャント好きのカラーリングってことになってるんでしょうかね。ギミックとしてはカラデシュから受け継いで「トークンで横に伸ばせる」が白黒戦術。紛争条件を満たせばコスト無しでトークンがもらえるのだから2マナで設置しておく価値はあるだろうし、ついでに無駄になりそうなクリーチャーの命を占術燃料として活用することもできる。また、手軽にサクれるエンジンがあることで自由に紛争条件を満たせるようになり、このカラーリングが紛争を後押ししていることも窺える。紛争カードがどの程度リミテッドで絡むかはまだ定かでないが、こんだけ準備されているのだからこのカードだってきっと強いはず。ちなみに、こうしたサクり台がいくつか登場したことで、これまでほとんど日の目を見なかった「乗っ取り」の価値が上昇しているのだが、このカードと(R)(R)は流石に組み合わせられないかね。

 

Maverick Thopterist 異端の飛行機械職人 (3)(U)(R) U

クリーチャー・人間、工匠

2/2 即席

〜が戦場に出たとき、【飛行機械】トークンを2体生成する。

 イゼットカラーの即席機械職人。「つむじ風の巨匠」の後釜としてどんなエネルギー捌きを見せるのかと期待していたが、なんと踏襲したのはエネルギーじゃなくてソプターさばきの方だった。5マナからのソプター2体ということは「試験飛行士」と同じなので、とりあえず出せればそれなり。「試験飛空士」は飛行持ちとはいえ本体にあまり意味は無かったので、貧弱ながらも一応肉がついてくるのはプラスの変化じゃないだろうか。そしてこれに加えて即席能力も持っているのがイゼット流。より素早く、よりエレガントにソプターを用意するのだ。1ターン目2ターン目にアーティファクトが展開出来ていれば「つむじ風の巨匠」と同じ3ターン目に着地し、出せるソプターの数も1つ多い。まぁ、その後の展開が無いので巨匠に比べるとデッキでの重要度は下がってしまうが……。展開時に増やせるアーティファクト数はこちらに軍配が上がるのだから、ここから更に即席に繋げるとかいう霊気紛争満載デザインなら充分個性を主張できるはず。大丈夫、「撃墜」はそうそう出てこないはずだから!

 

Oath of Ajani アジャニの誓い (G)(W) R

伝説のエンチャント

〜が戦場に出たとき、あなたのコントロールする各クリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。

あなたの唱えるプレインズウォーカー・呪文のコストは(1)少なくなる。

 まーたホイホイ誓っちゃって……。まぁ、アジャニさんといえば初代プレインズウォーカーズの一員なわけで、遅かれ早かれ誓うことにはなってたんだろうけども。なお、初代の中で唯一誓ってないどこぞのPW殺しのことは知りません。ただでさえPWに優しいことで有名なアジャニさんの誓いなので、その効果も単純明快。PWのコストを軽くし、後続をガンガン呼んでくるのだ。これで大量のPWをぶっ込んだ大行進デッキを組むんや! と言いたいところだが、いかんせんこのカード自体が緑白なので、オールスターを揃えるのにはマナの調達が割と面倒。つまりこれは、緑をベースにして「ニッサの誓い」4積みの状態でぶっ込めということなのだろうか。でも、そうすると最初のカウンター載せる能力があんまり使えない気も……。クリーチャーに優しいのかPWに優しいのかはっきりしてくれませんかね?!(逆ギレ) まー、どちらかの能力単体でも充分強いし、横に並べるタイプの緑白デッキならこれだけでも出番はあるかも。これと「集団的努力」で全軍にカウンターばらまく呪文が8枚積める。……いや、ニッサも合わせれば12枚積めるな。……今後のアジャニさんはニッサと仲良くしていけばいいわけですね。ペスさんが嫉妬しそう。でも、人付き合いが苦手なニッサも猫となら付き合えそうだしなぁ。

 

Outland Boar 辺境地の猪 (2)(R)(G) U

クリーチャー・猪

4/4

〜はパワー2以下のクリーチャーによってはブロックされない。

 多色アンコだからでかい枠。グルールカラーの押し出す戦術は単純明快。「出して、殴れ」だ。先輩である「通電の喧嘩屋」はエネルギーも絡めてそのあたりを押し出していたが、今回エネルギーギミックは割と5色にばらまかれるらしいので、赤緑は積極的に押し出さずともいいということなのだろうか。4マナ4/4の迫力ボディに、さらに緑が推し進めているブロック抑止まで追加。このクリーチャーを止めるためには最低でもパワー3が2体必要になり、パワーの値がなかなか増えない守備的なデッキにとっては悪夢のような存在。せっかく「亢進する亀」を育てて2/5にしても、こいつの前では壁の役を果たさない。一息吐くために出した「高峰の職工」、ファッティの天敵「ナーナムのコブラ」なんかも余裕でスルーだ。単体でこれだけの重戦車っぷりを誇るのだから、特にデッキに工夫を凝らさずともメインアタッカーとしてデッキイン出来るだろう。

 


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 もう、どこからどう突っ込んでいいか分からない第14話。まぁ、つまりはいつも通りです。

 1本目「風邪引いた」。この話の最大のポイントは、完全にキャラが崩壊してたってことだろうなぁ。みんな風邪引いたりぶり返したりでぐちゃぐちゃだったので、直ったふりして全員熱で朦朧としてたってことにしよう。トップバッターの長男はいつも通り。惚れ惚れするクズっぷりだが、彼にとって弟たちってのはこの程度の存在なんだろう。しかしこいつら全員でパチンコ好きなのかな。最悪やな。2番手はトッティ。ほら、キャラがおかしい。「潔癖症」という言い訳をしていたが、今までのトッティの行動原理からするとあり得ないことをやっていた。そもそもニートが自宅を焼くなんて絶対にあってはならないことだ(いや、ニートじゃなくてもあかんが)。この時のトッティの勢いだけはホントに謎。3番手が一松。こいつのテンションもわからねぇな。腐女子サービス用に音声素材をたっぷり提供する狙いだったのか……いや、でも、これまでの一松の狂い方とも違ったよなぁ。ただ、実は一番まともな「看病」を唯一達成してたのはこいつだけだった、というのも事実である。前回トッティに暴かれた「実は普通の子」疑惑が深まる結果に。そしてカラ松。彼の場合は兄弟愛は本物なんだよね。唯一人、何のネタも求めず、ただひたすらに兄弟のことを考えて行動してくれた心優しい男。でもスルーだぜブラザー。そして(チョロ松は大したことしないので飛ばして)オチへ。安定の十四松オチだよ。お母ちゃんの心の叫び、「十四松は一人でいいんです!!!!」とのことだが、正直に言えよ。一人もいらねぇだろが。

 2本目「トド松のライン」。こういう何気ない会話劇が一番気が狂ってて面白いのが今作の特徴。ドライモンスター・トッティの本領発揮。これまでは体面を考えて敢えて振る舞ってきたような部分が多かったが、今回の「ライン」の話は完全に素だった。囲碁クラブまではまだいいが、ニートのくせしてジム通ったり富士山登ったりしてんじゃねぇよ。そりゃお兄ちゃんたちも怒るわ。トッティに対していちいち突っ込みを入れるのは長男と三男の役目。団結したときのこの2人の連係プレイ、本当に素晴らしい。息つく間もなく見事に突っ込みの流れを作るからね。それに対して真っ向から立ち向かったトド松の狂気もなかなか見応えがあった。是非とも彼の中の真実の兄弟ランキングは聞きたかったところだが……カラ松、1位って言われてあんだけ喜んじゃうあたりが素直だよなぁ。一松さんは今回何故かチョロ松と連携して不思議な博士キャラを楽しむよく分からないポジション。イメージ映像じゃなくて、あれっていちいちセット用意してたのね。色々と気配りが出来る男、一松。そして安定の十四松オチだよ。……いや、安定してねぇ、流石にあれはやべぇ。何が起こった。自宅の電話に誰がかけてきた。ハッスルハッスルでもマッスルマッスルでもねぇ。あ、でもこの世界はMr.フラッグが巨額の富を築く世界だからな。案外十四松も何とかなるのかも……。

 ラスト「チョロ松先生」。同じようなベタネタで畳みかけるタイプの古いネタ回しなのだが、それでも何故か不思議な破壊力があるのは、我々の脳内に「神谷浩史ボイス」+「先生」+「無駄な心配」という組み合わせのひな形が出来上がってるからだろうか。絶望した! 何でも卑猥に聞こえる文化祭に絶望した! 神谷兄ぃは普段突っ込みに回ってばかりなので、こうしてはみ出したストーリーでボケ倒せる時は本当に楽しそうだ。普段のアフレコスタジオでも小野大輔を見ながら「あれ俺もやりたい、俺がやればもっと上手くやれる」とか思ってるに違いない。いや、実際言ってたけど。中の人たちも本当に楽しそうでなによりだけど、喉壊さないように注意してほしいですね。

 

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○「赤髪の白雪姫(2nd Season)」 6

 んー、やっぱりよいね、この世界。とてもホッとします。

 1クール休んでの分割2期目。基本的には1期と変わっているところはない。これまでのように、才色兼備のヒロイン白雪が、同じく才色兼備な王子ゼンと健全な愛情を育んでいく。シンデレラストーリーといえば一応カテゴリとしては合っているが、既に白雪はゼンと相思相愛で回りからも受け入れられているので、既にシンデレラ的要素は無い。お城に住まう「チーム・白雪大好き」の寵愛を受けながら、それでも驕らず、怠けず、日々を精一杯生きていく白雪の様子を描くのである。こんだけ充実してる生活を延々放送されたらたまったもんじゃないし、「爆発しろ」しか言葉は出てこないのだが、しょうがないよね。2人とも良い奴&良い子だし、文句の挟みようがない。恋愛模様も至極誠実だし、開き直って親戚のおじちゃんみたいな気分で「若い子らが頑張ってる姿ってのはいいもんだネェ」と見守るだけである。

 一応2期目ということで、人間関係がしっかり出来上がっているからこその楽しみもある。ゼンとのイチャイチャを見ているだけで背中が痒くなるが、これを見ているオビの心情を考えるのもまた面白いところだ。隣国のアホ王子も、元気でやっているだろうか。結局全員が全員白雪大好きなだけなんだけどな。やっぱり本作は白雪を見ているだけでいいんだろうなぁ。

 それってつまり「早見沙織を見てるだけでいい」っていう、どこぞの杉田さんみたいな心境と同じわけですけどね。みさおの特別感が極まる作品。早見沙織をゆっくり楽しむためには最適な作品。今期も当然オープニングを担当してくれています。ただ無心に、良いな、と。

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○「虹色デイズ」 4

 今期の「進撃!巨人中学校」。いや、だいぶおかしいけど、言いたいことは分かってもらえるはず。

 基本的に「向け」じゃないのであんまり書くことがない。幸い「君と僕」とかに比べるとそこまでキツいイメージはなく、ああいった作品に「男子高校生の日常」を足して2で割ったくらいの位置取りじゃなかろうか。特に見ていて不快感があるわけではないので問題なく視聴は出来る。まぁ、あと、ほら、短いし。

 結局、今作で一番の見どころは何かと言われれば「松岡&信長のいちゃいちゃ」ということになるのじゃなかろうか。まー、他所でも散々見てきたシーンではあるんですけどね。こうしてジワジワと地上波でも声優の顔出し番組が増えていくのかなぁ。今にして思うとスフィアクラブって圧倒的に先駆けてたな。「巨人中学校」の感想では、こうした声優の顔出し番組に対して散々苦言を呈したわけだが、別に声優が出てくるのが悪いってわけじゃない。個人的にはむしろ歓迎するくらいで、あくまで「ちゃんと作ってくれよ」っていうだけである。声優ってのはあくまでも声で演技をするのが仕事であって、顔出しでカメラ回されて、楽しい番組作るのが目的の人たちではないからね。そりゃ何にも言わずにそれが出来ればベストであろうが、なかなかそう上手くいくもんじゃないので、そこは番組製作のスタッフがちゃんと責任もって下さい、ってこと。そういう視点から見ると、今回の番組作りは……ちょっと不安だ……。せめて松岡1人だけじゃなくてもう1人くらい付き添わせてあげれば成立するとは思うんだが……。

 女性キャストもそれなりに充実してるみたいなんだから、そっちも出してよ。そっちを出してよ。

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○「最弱無敗の神装機竜」 4

 わーい、やったね、そっち系ラノベ作品だよ。でも、今期は今のところ被りは無いな。前クールがあんなにひどかったってのに。こういうのはラッキーというのだろうか。

 「そういうラノベ」なので特に付記することもなさそうだが、なんだか全体的な雰囲気ががっこうぐらし。そりゃま、製作会社、監督、そして総作監が同じということなので似るのは当然のことなのだが、そこかしこにりーくんっぽい人とかがいるのはちょっと笑える。それ以外の映像面は、まぁ普通か。剣と魔法のファンタジーが始まるのかと思いきや、戦闘ではパワードスーツを身にまとって戦い始めたのでそこもちょっと笑った。「35小隊」みたいな世界観からパワードスーツはまぁ分かるのだが、なんで中世ファンタジー風の世界でいきなりパワードスーツなんだよ。もうちょっとデザインコンセプトに繋がりを持たせないと説得力が。あと制服のデザインは「アブソリュートデュオ」っぽい。ま、その辺のデザインはある程度パターンが限られてるからしょうがないけど。トータルすると「アブソリュートデュオの世界で武装神姫を身にまとって、やってることはIS」みたいな展開になるんでしょうかね。

 あとはどれくらいヒロイン勢を立たせることが出来るがの勝負。1話目時点でメインヒロインとおぼしきお姫様(確実に1話目でスキンシップが強要される類のヤツ)のキャラはそこまで悪くない。序盤の展開はあまりにあまりだったが、決闘後に心を開いて割と素直になってくれたので、このまま素直にデレるならよいのではなかろうか。最後に下腹部の紋章を見せた時に、そこがぱかっとオープンしてデバイス接続が出来ていればなお良かったね(未だにあの衝撃を引きずっている)。他のヒロインは特に頭には入ってこないけども、亜李ちゃん、ゆーみん、しーたむがいたことは認識している。キャラクター名を覚えることは……多分、ないだろうな。

 そういえば、オープニングがTRUEだったんだけど、今期はガンダムのエンディングもやってるんだよな。時代来てるなー。

 

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○「Dimension W」 5

 原作既読。っつうか原作ファン、アイラブ岩原裕二。でも、だからこそ色々言いたいこともあるもんだ。何よりもまず、完結してないこれよりももっとアニメ化に向いてる作品あるだろぉ。「地球美紗樹」とか、今アニメ化しても充分面白いと思うし、尺も丁度良いし。「いばらの王」だってしっかり作ればシリーズアニメとしてかなり盛り上がりそうだろ。別に「DARKER THAN BLACK」でもいい。何でもいい。まぁ、だからこのDimension Wでもいいんだけどさ。

 岩原裕二絵のアニメ化っていったら、やっぱり「DARKAER THAN BLACK」の印象が強いと思うが、あれは本当に良い映像だった。主線の太い岩原絵の個性がばっちりキャラデザで反映されていて、シナリオ自体もそれにあってて。今作の映像については、ちょっと主線弱め、色彩設定も淡い目で、原作のデザインや塗りのイメージとはだいぶ違う。そのあたりがちょっと想像してたのと違ったので、最初は拒絶反応が出た。でもまぁ、これも慣れだろうとは思うので、もう少ししたら馴染むだろう。監督が亀井幹太ということなのでこの淡い色調は致し方ないところか。また、一体どこから出てきた発想なのか、オープニングとエンディングが個性爆発しまくり。だってOPが梅津泰臣、EDが江畑諒真だぞ。すげぇ人選でぶっ込んできたもんだな。エンディングのミラがひたすら格闘するところもなかなか笑えるが、オープニングのキョーマのダンスはどんな気持ちで見ていいか分からんわ。オサレか? オサレなのか?

 映像面については、設定こそ微妙に想定していたのと違ったが、それ以外の部分では動きも良好だし、きっちり作り込んでくれているので不満は無い。3Hzとオレンジって組み合わせ何がでてくるかは楽しみなところ。脚本面については、原作が元々しつこいぐらいにじっくり描くタイプの作品なので、流石にアニメにするにあたって省略は多くなっている。でもまぁ、これくらいならそんなに気にならない……かな? どうだろう、原作未読の人間がついてこられるくらいのスピードになってればいいけども。1話はミラを持って帰るところくらいまでかなー、って思ってたけど、もうちょっとだけ詰め込んできたね。1クール作品だとすると八十神編までだと思うのでそこまで急ぐ必要も無いとは思うが……まー、後半は必要以上にややこしくなるし、序盤のある程度流れで理解出来る部分はこんなもんで大丈夫か。色々とアニメで表現の難しそうな部分もあるが、そのあたりがどういう表現になるかは楽しみだ。

 中の人についてはどれもこれもほぼ理想的なもの。キョーマの小野Dは予想以上にしっくり来てたし、流石だと思うわ。アルベルトは俺の中ではCV櫻井だったのだが、より粘っこい方向に。これはこれで。マリーの斎藤貴美子は予想通り過ぎるな。そして、メインヒロインのミラを勤め上げるのは、ここ最近ではナンバーワンの有望株、上田麗奈である。うえしゃまの時折漏れる変な声好き。ミラは全身全霊でもって可愛らしくなるキャラなので、上手いことここでポイント稼ぎたいところですな。

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