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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
だいぶ忙しなかったな、第7話。正直、今回はコンテ構成があまりにも性急過ぎて、ぶつ切り感が強いあまりよろしくない状態。クレジットを見ると監督も含めての3人コンテなんだが……人手足りてないってことは現場が厳しいんですかね? 次回予告も絵のない状態だったし……水島さん、万策尽きるのだけは勘弁してください。 そもそも「やらなきゃいけないこと」が多いってのがこの作品の根源的な問題で、これまでのお話でも場面のスイッチやら会話の展開が忙しなかったのは間違いないのだが、それでも紙一重で「そうなる流れ」を維持していたのが今作。ただ、今回は会話のテンポが全部1.3倍速くらいになっていたので音響部分でも違和感が強かったし、画面の切り替えもあまり心を砕いている感が無かったのは残念。作画面で崩れらしいものが出ていないので気にならない人も多いかもしれないが、ここまで綱渡りのようにして構成を維持してきた作品だけに、なんだか粗が目立ってしまった気が。まぁ、上記のようにスケジュール的なものから練り込む時間がなかったのが、そもそもシナリオが無理をしすぎているのでどう頑張っても違和感を拭い切れなかったのかは分からないけども。 「シナリオの違和感」というのは、「真咲=幽霊」説への全体的な推移が無理矢理だった部分についてである。まー、極限状態での集団心理なのだと言ってしまえばそれまでかもしれないが、チーム美影の面々のように「化け物」の影響が色濃く出た連中以外が、「さっきまで一緒にいた女の子は幽霊なんだよ」という荒唐無稽のお話をこうもあっさり信じ、挙げ句の果てに魔女狩りのごとき無茶なイベントに加担するまでになる流れは流石に説明不足である。恥ずかしい姿をさらして自尊心を傷つけられ、ぼろぼろになった美影だけは極論に走って自暴自棄になる下地が出来ていたので納得できるが、その話を聞いた他の面々については、普通ならば「何言ってんだこいつ?」っていう反応になるはず。いくら「化け物」の声を聞いたところで、人間が許容出来る「埒外の存在」なんてものは多くて1つまでだろう。「ひょっとしたら納鳴村には過去のトラウマ体験を具現化するお化けが出てくるのかもしれない」までは飲み込めたとして(つまり視聴者と大体同じ認識にまで至ったとして)、そのもう一歩先、「それらのお化けは真咲が使役していた」に至るまでには、さらにもう一段階常識をぶっ壊す必要がある。何しろこれまでずっと一緒に行動してきた「実体」であり、バスに乗って都会から一緒にやってきた存在なのだ。「幽霊の存在を認める」「その幽霊がバスツアーを利用して自分たちを陥れようとしている」などなどのハードルを、そう簡単にクリア出来るとは思えないのだ。 ただ、こうした無茶な結論に達したからといって、美影が阿呆だと言うわけではない。むしろ、「トラウマが見える」という「現象」の答えにいち早く辿り付いたことを考えれば、彼は比較的柔軟な思考の持ち主で、物事を総合的に考えることは出来る人物だろう。しかし、彼は「現象」という最大の謎と、もう1つ、別側面から発生した「真咲」という謎を短絡的に1つに結びつけてしまった。まぁ、彼からしたら、その後実際に口にしていた通りに、「何か具体的に自分の怒りや恐怖をぶつける対象がほしい」という欲求から、真咲という分かりやすい「敵意の対象」を定めてしまいたいという欲求がとまらなかったのだろうが。同じように「対象の不明瞭さ」に怯える人間、チーム美影のミリタリーコンビやらぶぽんが美影の妄言に賛同するのも、まぁ納得できる部分だ。しかし、ここで「別派閥」だったはずのヴァルカナさんが割と自然に丸め込まれてしまったのがどうにも。脇で苦悩していたこはるんは彼女自身の言い出したことをきっかけに「真咲幽霊説」が場を支配してしまったことに責任を感じ、何とか方向修正をしようとしていたわけだが、ヴァルカナさんはそんなこはるんの様子をくみ取りつつも、何故か美影の言説に流されてしまっている。なんか、せっかく株を上げてきたのに残念な結果。まぁ、その後ろには考え無しのダーハラの姿もあるのだが……。 そして、ここに来て問題児っぷりが加速しているのはスピードスターこと颯人さんである。美影チームがヒステリックになるのは分かる。実際に彼らは甚大な被害にあっているからだ。しかし、颯人に関しては全く別な理由で「アンチ真咲派」になっている。その理由ってのが「光宗をたぶらかしやがって」である。もう、下手したらこいつがメンバーで一番危ない可能性すらある。幽霊とか、トラウマとか、そういう問題とは全然別次元で、「俺の光宗を横から盗んでいった」真咲に怒り狂っているサイコホモなのである。回りの人間と異なる理由で動いているため、他の人間との意思疎通が図れず、今後のトラブル要因としては彼が一番重傷。なまじ最低限の思考力があるため、そうした自分だけの闇をらぶぽんのように表に出さず、表面上はただの「アンチ真咲」の1人として動いているのも質が悪いな。 こうして見ると、各々にトラウマを抱えて納鳴村に転がり込んできたメンバーたちだが、流石に主人公、光宗のトラウマは二重に面倒臭いなかなかの設定になっている。今回明かされた「時宗」のエピソード。その名前から兄弟が関係していることは推測できた部分だが、双子の兄弟が存在し、しかもその双子自体ではなく、家族全体が彼の人格形成を蝕んでいたというエピソードはなかなかクるものがある。やるせないのは、彼に一切責任が無く、さらに誰の悪意も介在していないこと。つまり、光宗は誰も「憎むべき対象」がいないままで、ジワジワと時間をかけて自己を削り取られていったのである、自我の形成が成される最も重要な時期に、彼は他者としての生活を余儀なくされ、自己という概念を常に揺さぶられ続けた人生だった。その理由が全て頭では理解出来るお利口な彼にとって、日常生活にすっかり馴染んだ「時宗」の生活も、内に秘めた「光宗」があり続ける上では苦痛でしかない。しかも、母親との二者関係にのみ落とし込めるならばまだ対処も出来たのだが、ご丁寧に中学生のシーンでは父親がサラッと間違ってしまうというとどめのボディブローも喰らっている。ここまでの扱いになってしまうと、そりゃぁ現実から逃げ出したくなるのもしょうがない。先週までで紹介されたような「ダイレクトに痛い」トラウマバリエーションと違い、「社会を憎む」ことが出来ず、「社会がとらえられない」という重大な欠落を持っているのが光宗なのだ。 さらに、この1つ目のトラウマだけでも充分なのに、彼には颯人という外付けのやっかい生成装置までくっついてしまった。おそらく、何らかの支配願望を持った颯人にとって、自我が揺れ動き、拠り所を求める光宗というのは格好の「素材」だったのだろう。自分が誰なのかも定かでない光宗のような「弱者」は、颯人が先にたって「導く」のにぴったりの道具である。だからこそ颯人は光宗に大きく「依存」してしまい、現在のような面倒な人格が作られた。光宗は、時宗という闇、それに颯人という闇の2つを打破しない限り、ゴールには辿り着けないのだ。まぁ、今回グーパンいれてたので、後者については案外簡単に打破出来るのかもしれないけども。 そして、そんな光宗を導く真咲の正体については、ラストでひどい引きを見せたのでまだ謎のまま。流石に来週くらいには概要が分かるのかな? そんな彼女が示した納鳴村のゴールの1つが「トンネル」である。幽霊かどうかは定かでないが、少なくとも真咲が他の参加者とは違う「ホスト側」に位置するのは間違いないようだ。彼女が示した「トンネルの奥」に待っているのは「現実」なのかな。光宗が自分の心に打ち勝ち、奥へ進めることを期待した真咲だったが、光宗は決意して数秒でマッハ挫折。このあたりの弱さ、少年漫画的王道を平気でぶっ潰す容赦のなさは流石の脚本である。人間、そんなに簡単に一皮剥けたりはしませんて。男の子が女の子にほだされて頑張れるなんて、アニメの中だけで充分や!(じゃぁ頑張れよ) 一応、光宗サイドにはもうひとつの朗報として「リオンとナンコが互いに理解し合った」というなんかワクワクする展開も。死者が見えるのか死相が見えるのか、未だ正体不明のリオンと、メンバーの中では唯一にして最大の知性派と目されるナンコさん。この2人が接近し、光宗サイド、真咲サイドから謎に迫る体勢が整えば、シナリオクリアまで大きく前進したような気分にはなれる。まぁ、ナンコさんがどういう能力持ちなのかはよく分からないんですけどね。彼女ははたして、どんなトラウマを見るんでしょうね。 PR スーシィ! スーシィじゃないか!! 第8話。今期はショートアニメが時たまピンポイントでクリティカルな飛距離を出すシーズンだな。 わざわざ何かを言う必要性をほとんど感じないのがショートアニメ。普通、この枠じゃそんなにネタを盛り込むこともできないし、いちいち触れてるときりがないし。でも、この「ルル子」は回を増すごとに悪ふざけの度合いを増しているので気になってしょうがない。前回は「キルラキル」、そして今回は「リトルウィッチアカデミア」! この夢のコラボレーションはファンにはたまりませんわ。しかもLWAからの代表選手はあのスーシィちゃんなんですよ。キルラキルからの代表が生命繊維だったことを考えれば、魔女世界で一番重要な存在だったのがスーシィなのは議論を待たないところだな! この「TRIGGER大甲子園」みたいな悪ふざけはスタジオのテイストにもあっているし、ちゃんと今回は「ウィッチ」の世界に合わせるために作品の背景美術をそのまま持ってきたりしている(今回ルル子がキスしたのってアッコが1話目で竜退治した塔の上だよな)。こうなってくると、あとは「残るTRIGGER作品って一体何があるだろう」っていう部分が気になるわけだが……この作品の悪ふざけに順応できそうな作品はもう無いかな……。元請け作品で残ってるのって現在放送中の「キズナイーバー」を除けばあと「異能バトル」しかないしな。ん? 忍殺か? 久しぶりに見るスーシィちゃんは相変わらず可愛い。後半は単なるカウントダウンタイマーになってたけど、その立ち位置こそがまさにスーシィ。欲を言えばここでミドリちゃんと共演してくれれば新谷真弓と村瀬迪与という夢の変な声共演が実現したんだけども。 というわけで「リトルウィッチアカデミア」の新作あくしろよ(この文章の主題)。 「猫宇宙旅20XX」が気になってしょうがないよ、第5話。しかも割と長期シリーズになってない? どんな内容なんだ! まさかのチトさんメイン回。もう、猫の猫による猫のためのお話なので、私のような猫好きにはたまらない一本になっております。「チトさんメインってことは、こりゃもうかやのんがしゃべる展開待ったなしや!」と思ったけど、結局最後までニャーでした。唯一、「どや」って言ったときだけ完全に人語を話してたけども。チトボイスはエフェクトかけてんのかなぁ。加工無しでこのニ゛ャーだとしたら、かやのんすげぇぞ。 相変わらず鷹揚な態度を崩す気配の無い今作。他のアニメが尺の問題であくせくしているのをあざ笑うかのように、毎度毎度贅沢過ぎるスローライフを満喫出来る。過酷な現代社会を生き抜きながらアニメを癒しとしている現代人には、これ以上のロハスもあるまい。「ただ猫が歩いているのについていくだけ」という恐ろしい30分ながら、途中で退屈することは一切無い。いや、「もうこのままチトさん達と桜の中でまどろんで寝こけてしまいたい」と思う部分はもちろんあるのだが、それが今作の目的なのだから無問題だ。さらに、30分歩き続けるだけでは流石に芸が無いと思われるかもしれないが、チト散歩はAパートの「調査」とBパートの「実践」で隙を生じぬ二段構え。全く同じ構図で、全く同じロケーションを歩くという、考え方によっては馬鹿にしてんのかと思われるような展開ながら、この天丼がきっちり笑いや関心に繋がるのだから大したもんだ。これ、原作だとどういう構成になってるんだろうか。 いかにも猫らしい仕草でおうちのドアを開けるところからスタートするチト散歩。魅惑的なチトさんの立ち居振る舞いに、千夏ちゃんも思わず「どこ行くか分かんない」と言いながらストーキングしてしまう。娘さんの謎レスポンスに困ってるけど特に問い詰めないお母さんが可愛いな。どう考えても千夏ちゃんのその距離だとチトさんは気付いてると思うんだけど、そこはスルーして一緒に歩いてあげるのが大人な猫のたしなみ。ちょっと犬をからかったり毛虫落としたりもするけど、それはまぁ、猫だし。1つ1つの仕草が「猫らしさ」を守りながら至極愛らしくなっていて、特に埋められた場所を尻尾でぺしぺしするモーションなんか可愛くて仕方ない。ちゃんとBGMがそれに合わせて鳴ってるのは芸が細かいよね。こうして歩いてる田舎の風景もまた自然体。個人的な憧憬なんだけど、この町(村?)の風景、すごく私の地元に似てるんですよ。私の地元もクソ田舎なんだけど、1件1件の家の間が無駄に距離を取れたり、ブロック塀があるんだけどその中の敷地空間がすげぇ適当に広かったり、道端になんかよく分からないけど材木の集積所があったり、火の見櫓が今にも倒れそうな風情で佇んでいたり。多分青森の町並みをロケハンしての映像だと思うんだけど、こういう細かい風景の「らしさ」が作風とマッチしているのです。 チトさんは千夏ちゃんがついてきている事を知っていて、わざわざ歩きやすい道を進んでくれてた感がある。普通、猫を追いかけようとしてもすぐに植え込みとかに逃げ込んで追いかけられなくなっちゃうからね(実体験多し)。そして、Bパートではそんな千夏ちゃんも歩いた「チトルート」を真琴が追いかける形。ただ漫然と歩いていたと思われていたチトさん、実は真琴のために近所の名所、オススメスポットを探してくれていたんですね。面倒見の良い相方で幸せだわ。たとえば「4歳の頃の真琴の肖像」。……ま、まぁ、ほら、猫センスだから……ちなみに、猫は一般に人間よりも視力は悪い動物だと言われてますが……チトさんにはどんな風景が見えてるんでしょうね。 犬チェイス・桜のシャワーなどを経て、真琴はお友達のなおちゃんと合流。毛虫もここで発見されるが、真琴は流石の魔女なので虫の扱いは手慣れた様子。わざわざ毛虫に配慮する優しさを持つ。俺より偉い。なおちゃんに連れられてお使いの付き添い。CV久保田民絵のおばあちゃんは相変わらず人が良さそうだ。この世界の魔女、ホントにラフに人間と絡んでるよな。 そしてタイムカプセルをうっかり掘り起こしちゃってお散歩終了。真琴はピクルスを掘り当ててましたが、流石に他所様の思い出を勝手に開けるわけにはいきませんからね。走ったり、穴を掘ったり、なんだか妙に疲れるお散歩だったが、色々と見られて真琴も満足げ。一足お先にチトルートを体験した千夏ちゃんも満足げ。お姉ちゃんは……寝方が下品。この後綺麗なオチが…… 特にないよ! オチなどいらぬ、それが容赦無い「ふらうぃ」クオリティ。だがそれでいい。そこがいい。チトさん、これからも頑張ってください。 すげぇぞ、回を増すごとに盛り上がってくる、第7話。いわゆるラノベ的スタート地点からの作品で、加速していくっていうのはひょっとしたら初めての経験かもしれない。 今作で見事なところは、「予想をいい方向に裏切ってくれる」部分だ。十把一絡げでまとめられる「ラノベ的」展開をベースにしながら、「ループものだし、こういう展開でこうなればOK」みたいなこちらの予想を、無茶苦茶な方向ではなく、少年漫画的な要素やサスペンス的な要素を混ぜ込みながら、「そっち方向に伸びるのか!?」と裏切ってくれる。具体的に言えば、前回までの流れは「ロズワール邸にスバル殺しの犯人がいる」という犯人捜しの展開(テンプレ)に乗せ、レムの犯行ということで無事に1つのカタルシスを得た。普通の予想ならば今回でレムの動機が確認され、それを避けて「ループの脱却」を目指すお話が設定されていたはずだ。実際、スバル本人は強くこの「テンプレ」に則った行動をとっており、例えば「5日目の朝が迎えられれば勝ち」とか、「生き残ることが条件だった」とか、あわよくば単純化した設定の中で自分の勝ち負けを判断しようという「逃げ」の姿勢を見せていた。普通に考えれば、暗殺者と一つ屋根の下に暮らしているのだから5日目だろうが6日目だろうが次の夜に殺される危険性はあるわけで、たかだか一晩生き延びただけで安心出来る理由など全く無いのだが、それを「クリアした」と平気で言ってしまうあたりが、私の思うところの「設定が単純化されたラノベ的な」展開である。 しかし、そうしたスバルの思考に対し、「それは違う」と常識的な反論を繰り出すだけでなく、さらにもうひとつのサプライズを重ねることで物語を前へ前へと進めていく。「スバルが生き延びたら今度はレムが殺された」→「レムを殺したのは初回・2回目の毒物使い」→「殺意は別なところにもあった」という展開。さらに、ここに少年漫画的な挫折と復活の物語が加わる。レムの死という、ミステリ的に非常に興味深い題材が目の前にぶら下がるが、ここで単純に「失敗したからもう一回戻ろう」という発想に至らないのはとても好感が持てる。何しろ、スバルは「戻る=死」なのだから、そんなに簡単にループが選択出来るはずがない。今までのおちゃらけた雰囲気だったらひょっとしたら可能だったかもしれないが、1つ前のループ、レムからの殺意を向けられたリセットは、これまででもトップクラスに陰惨な殺され方。信頼していたレムにあからさまな殺意を向けられ、苦しみ抜いた上で舞い戻ってきたこの世界。そして今度は、全く同じ顔をしたラムが、かつての妹と同じようにして憎しみをむき出しで襲ってくるのだ。スバルが「死にたくない」と思うのは当然のことである。レムとラム、そしてエミリアが大切なのは間違いなく、仇を取るために戻りたいという気持ちもあるのだろうが、そんな浅薄な「関係性」よりも自身に植え付けられた「恐怖」が優先される。ごく当たり前の展開だ。しかし、ここまで持ってくる段階で、様々な感情の動きがしっかりと描かれているからこそ、このスバルの「逃げ」が正当化される。うわべだけを追った「ループゲーム」だったなら、このスバルの態度はひどく薄情に見えてしまったことだろう。これまでの3度のループの積み重ねが、彼の持つ恐怖や諦観をきっちりサポートしているからこそ、今回の話が成立している。これまでの一見おちゃらけていたように見えるパートが、十全に機能しているということだ。 そして、ここまで落とし込まれたからこそ、彼の「進歩的自殺」というエポックメイキングな決意が、滑稽ではなく、立派に「成長の結果」として認識される。崖の上でのベアトリスとの対話、沈む夕陽を手に握り込むスバルの姿は、これまでで初めて、格好良いと思えるものになっていた。まぁ、相変わらずラムとの会話ではふざけた態度が出てしまっているので「どこまでいってもコイツは……」という気持ちもあるのだが、まぁ、そこはしょうがない。スバルが何をもって「死に戻り」を自身の「長所」として受け入れるのか、どこまで極限状態に至れば人は死を前進ととらえられるのか。今回のエピソードは、ラストにいたるまでの構成全てで、その部分をしっかりと映しきっていたように思う。双子やスバルの中の人たちの熱演もお見事だ。 とまぁ、そんなこんなで一本のドラマとして満足してしまったわけだが、今回はさらに謎の部分にもいくつか補足が付けられているので、今後の展開を考える上で欠かせないお話にもなっている。まず、重要な追加情報として、「スバルは死に戻りを他人に告げられない」というペナルティがついた。ぶっちゃけ「これまで言おうとしなかった方がおかしいやろ」とは思うのだが、とにかく初めて他人に告げようとして失敗した。「何故駄目なのか」という部分は理屈で説明出来るものではないが、今回のアニメ的な描写だけでも説得力は充分だろう。更なる追加情報である「嫉妬の魔女」という存在を考えると、死に戻り能力は異世界転生を果たしたスバルにその「魔女」とやらが付与した能力なのだと考えられるが、純粋にメリットだけの魔女の呪いなんてあるわけがないし、1人で抱え込むことを条件とした契約内容になっていると考えれば問題無いだろう。 そして、この「嫉妬の魔女」の存在がレムを凶行に走らせた原因の1つにもなっている。改めて整理すると、レムは「魔女の匂いがこびりついたスバルをエミリア陣営の敵だと認識し、そんな人間がラムと親しくしていることがとても許せなかった」という動機で2度目、3度目のループにおいてスバルを殺している。おそらく1度目のループでも同じことを考えていただろう。しかし、4度目のループではスバルが書庫に身を潜めていたためにその殺意が不発に終わり、代わりにレムが何者かによって殺害されることになった。その方法は1回目のループでスバルを殺したものと同様と考えられる。当然、この殺害方法に関してはラム・ベアトリスは容疑者から除外される。するとロズワールが怪しいことになるのだが、どうも彼がレムの亡骸の前で取っていた態度からするに、彼もそんなことをするようには見えない。そうなると、ロズワール邸とは全然関係無い第3者が外から危害を加えてきたということになるのだが……それだとミステリ的なネタとしてはあんまり面白くないな。 とりあえず、スバルは「魔女の匂い」という最大の疑惑要因を何とかするところから始めて、双子の疑いを回避する必要があるだろう。その上で、レムと彼自身を殺した謎の第3者の存在を喚起し、対策を練る必要がある。どう考えても現時点では情報が少なすぎる気がするが……とりあえずスバルが対策に前向きになれたので、情報収集は積極的に行えるはずだ。次のループがあるのかないのか。来週もドキドキしながら見守ろう。 毎週愚痴る為に感想を書く珍しい作品、第6話。基本的に「面白いと思った時は感想を書きたい」と思って存在しているブログのはずなのだが、今作は珍しく、「ここが分からない」と不平を言うことを強いられている気がする。うーむ、そういう意味では非常に気になってはいるわけで、これも制作側の思惑通りなのだろうか? こっから先で怒涛の伏線回収劇を見せて大逆転したらすごいのだが……でもなぁ、やっぱり演出意図が見えないから無理だと思うんだよなぁ。 前回、「武蔵がトチ狂ったから」という理由で晴風が出撃し、明乃が勝手に自爆するという訳の分からない展開で終わったわけだが、結局武蔵との対決はお流れになり、晴風クルーは何とも宙ぶらりんな状態に。だって指示を出すはずの中枢部がてんやわんやだからね。どうやら世界中(日本中?)で武蔵同様のトラブルが続出しているらしく、一気に日本の所持艦の半数以上が消息不明。まぁ、つまりはネズミウィルスによってクルーがバーサークモードに入ってしまったり、機器が狂わされて連絡不能になっているということだな。どうも、この世界の通信設備ってのは非常に脆弱なようで、一度そうして艦の設備が狂わされてしまうと、どれだけ立派な戦艦でも海の上で立ち往生してしまうようだ。聞いたところによると「航空機はない」世界らしいので、いわば「ヨルムンガンド」のココのお願いが叶っちゃった世界みたいなもんかな。電気通信設備は現代の水準と同じくらいのものがあるはずだが(何しろ今回クックパッド使ってるからな)、その生命線を謎のウィルスに絶たれると万事休すだ。まぁ、分からなくはない設定だが……せめて晴風のように通信可能な艦はちゃんと中枢と連絡取り合えよ。あと、分かりにくいから「1話から前々回あたりまでの間、晴風は知らずにネズミウィルスの影響を受けていたので連絡が取れなかったんだよ」ってことは確認してほしいところ。晴風にネズミが入ってきたのは段ボールネズミが初めてじゃない、ってことでいいんだよね? さて、こうして世界の状況は何となく分かってきたが、この期に及んでそんな一大事の時に晴風がのんべんだらりとくつろいでいられる意味は相変わらず不明。武蔵とのコンタクトが取れなかった、という時点で一時帰投しかやることがないと思うのだが、何でこの子らってこうも緊張感がないんだろう。風呂に入るくらいは勝手だし、毎日入ってるなら単なるルーティンなので構わないのだが、一番の謎は「そのくだりをわざわざアニメの中で描写する」意味なんだよな。ドイツ料理蘊蓄大会もそうだし、「何故いまここでそのエピソードが入れたいのかが分からない」展開が頻出するのが今作の悩ましいところなんだ。お風呂回は当然視聴者サービスの一環ということになるのだろうが、大して気合いが入っていたようにも見えないし、もっと緊張感を盛り立てて世界の危機を際だたせた描写の方が盛り上がる気がするのに、そうせずになんかユルい音楽で、なんかユルいシーンばかりが続く。製作スタッフは今作をどこへ持っていきたいんだろうか。 そして、とってつけたように登場する謎の機雷群。ここは演出方向とかじゃなく、もうシナリオラインとして意味が分からない。クルーの話からするに、この機雷群は今回のウィルス騒動とは関係ないんだよね。たまたま、各国が配置していた機雷群に晴風がぶつかっちゃった、っていうだけなんだよね。なんで今そんなエピソード挟む必要があるんだろう。勝手な印象だが、「機雷除去って難しそうですよね、どういう風にやるか調べたし、せっかくの軍艦アニメなんだから、そういうエピソードも入れておきましょう」っていう足し算の構成で登場したとしか思えない。「武蔵を追う」もしくは「世界の謎を追う」シナリオラインに、今回の機雷は乗ってこないのだ。一応、「艦長が助けに来てくれた」ってんでクルーに恩を売る(艦長age)エピソードとして機能させる意味もあるのかもしれないが……艦長は一切いいことやってないしなぁ。そもそも機雷除去に出撃した2人があんなちゃらんぽらんな操縦でいきなり爆死した時点でギャグだよな。あんだけ気をつけろって言われてたのに、水上バイクかっ飛ばしていきなり悲劇のヒロイン気取りとか、笑わせに来ているとしか思えない。さらに、海上で救出された際には「誰か助けて」と切望しているにも関わらず、水上テント(?)のファスナーが開けられた時に何故だか怯えたような態度を取っている。行動がいちいちちぐはぐだ。もちろん、「今度は動くな」と言われた艦長が特に理由も無くまた飛び出した理由も分からない。別に2人で行く必要は全く無かったと思うのだが。ホント、何がしたいんだろう。 私にとって、今作の現時点での価値は「今となっては貴重なアスミス成分摂取先」なんだけども……なんか、もうちょっと他にもください。 「けいおん!」では澪がパンツ見せた回、第6話。ちなみにこっちでは澪の中の人が結婚資金(嘘)の300万をスっているという。ぴかしゃ、結婚後だからネタですんで本当に良かった。 文化祭エピソードっていうと、どんなアニメでも大体「何となく屋台とかが出て学生が盛り上がってるよ」感を醸し出すものだが、今作ではそういう背景がほとんど描かれず、とにかくバイク部のレースのみがフィーチャーされている。なんでこういうセッティングになったのかを考えるに……この学校がちょっとオカシイからじゃねぇかな。バイク部の面々も完全にバイクに頭を毒されておかしくなってるのだが、そんな面々をバックアップするために、今作に出てくる女子高生は全員どっかイカレている。普通に考えて女子高生に「4大バイクメーカー」とか聞いても、3つも出てこないんじゃないかな……。あと、スズキって言われて自動車の方だろうとパッと出てくるのも無理があるし。ある意味で男の(というかバイク好きの)夢が詰まった舞台である。まぁ、それも含めて全部ネタですけどね。今回登場したなんかのんびりしてて凜をdisるのに余念が無かったクラスメイトは今後もレギュラーとして登場するんですかね。 さて、レース回ということで、「おそ松さん」のように馬鹿馬鹿しいネタレースが展開されるのかと期待していたのだが、正直、あんまり盛り上がるポイントが無いのでネタとして弱め。一応リアル系(??)バイク漫画を銘打っているので空を飛んだりビーム撃ったりは出来ないだろうが、4人の絡みでもうちょっとネタらしいネタがあるかと期待してたんだけどな。大抵、アニメのレースシーンっていうと無茶苦茶なコース設定でドタバタする見せ方になるのだが、今作の場合は単に校内を10周グルグルするだけなので、画面にあんまり変化が出ないんだ。個々のレーサーにもそんなに特徴があるわけじゃないし。キャラとして一番無茶苦茶なのは来夢先輩だろうが、その先輩が真っ先にリタイアしてしばらく寝てたおかげで、「フツーに走る女子高生3人」のシーンになっちゃった。おかげで、外野で騒いでる校長の駄目駄目感の方が際だってたのでそれはそれでいいんだけども。凜はただカタナの面子を守るために真っ直ぐ走るだけ、もじゃもそれを出し抜こうと何となくついていくだけだ。羽音は途中の「私が一番前に出ればいいんだ!」で多少サイコパスじみた性格がにじみ出ていたが、その後も特に無茶するでもなく、何となく後ろをついてきた。最後の最後で辛うじて間に合った来夢先輩の激走がレースらしいっちゃぁレースらしいシーンだったかも。結局「何故かエンジンが冷えるシステム」はどういう仕組みだったんですかね……。 結果的には凜がトップという、まぁ、「そうなるかもしれないね」みたいな無難なオチだった。とりあえずスズキの面目を保ち、バランスよくセールスできたらそれはそれでいいのかね。エロは別になくてもいいけど、ネタはもうちょっとくださいプリーズ。次回は冬休みのお話ということで、やっぱり「けいおん」の「クリスマス!」とリンクしてるっていう……これ、どこまで続くんだ? なんか痛いシーンが多かったお話、第7話。原作だと別に気にならなかったんだけど、アニメで見せられると結構キツいな……元々血は苦手だしグロ駄目なんですよぅ。 前回に続けて、「小物スタンド使い」をやっつける単発エピソード。4部って他の部と違って「大望を抱く巨悪」が存在しておらず、敵対するキャラに縦の繋がりも横の繋がりもあまり存在しないため、序盤はこうしてトラブルまがいの単発事件が繋がっていく。今回改めてこういう構成を見直すと、敵側が軒並み承太郎の能力を知ってて敵対心を持っているのはちょっと違和感があるな。音石は形兆との繋がりもそこそこあったんだろうし、スタンド能力が強力で野望を抱くのに不足はないキャラだったからまだいいんだけど、間田の場合、どこをどういじっても「この能力で杜王町を支配してやるぜェ!」ってなことにはならない奴だから、承太郎を襲撃する意味は薄いんだ。多分、話の流れからするとこいつは音石に何か吹き込まれたんだろうと思うが(形兆だったらこんな奴がスタンドに覚醒しても失敗ってんですぐに見放しそうだし)。こんだけあっさりとスタンド能力がバレちゃってる承太郎さんは有名税が大変ですね。まぁ、実際はバレたところで大して対策のしようもないのだが。完璧な承太郎対策に成功するキャラって、これ以降はホワイトスネイク(+マンハッタントランスファー)まで待たないといけないんだな。 さておき、そんなわけでなんかよく分からない理由で敵対することになった間田と仗助。間田は当然大方の予想通りに最初からスモールサイズの方で登場。まぁ、初期間田が突然出てこられても「作画崩壊かな?」ってなるだけだからこれで正しい。今にして思うと玉美が何で間田の写真持ってたのかも謎なんだが、彼が原作でちょろっと話してくれただけの「目玉をえぐられた奴」の話がこうしてアニメオリジナルでフィーチャーされるのは意外だった。一応、冒頭のシーンとか、「あってほしくないコピーロボット」の概念とか、時間を制限したチェイスの構図とか、間田編はホラーの様相が強いのかもしれない(Magicでいうなら「邪悪な双子(ISD)」ですからね)。ちなみに、冒頭のシーンで流れているラジオではDJが開かずの踏切についてのメールを読んでおり、一応伏線と言えば伏線だ。杜王町内限定のご当地ラジオ、すげぇつまらなそうだけどな……。 今回の見せ場はやはり「仗助が2人」というビジュアルそのもの。原作でもそうなってたけど、サーフィスの変身シーンは何故かロッカー内で爆裂してど派手に登場。2人の仗助の会話シーンは、康一が「しゃべり方までそっくり」と言っていた通りに当然声まで同じなのだが、ちょっとだけ偽物のしゃべり方の方が薄っぺらく、より軽薄なイメージになっているのは面白い。完璧なコピーを作る能力とは言っているが、サーフィス自体はぽっと出ですぐに壊されたスタンドなので詳細は分からない部分が多く、どこまでが仗助要素で、どこからがサーフィスのオリジナルなのかは類推するしかない。例えば仗助の知らないパーマンを知ってたことから、記憶などは共有されていないことは間違いないわけで。それにしても、当時はネタとして成立していた「オメーパーマンしらねーのかパーマン!」も、今の御時世だとひょっとしたら若い層は知らない可能性もあるのが恐ろしいところだよな。 そこからのチェイスのシーンはあの手この手で間田たちを出し抜く仗助&康一コンビが見どころ。康一は覚醒したばかりのエコーズをしっかりと活用しており、単なる追いかけっこではあるがそれなりにジョジョらしいギミックは入っている。この2人がガッツリコンビを組んで戦うシーンって意外に少ないし、エコーズのACT.1が活躍するシーンもあんまり多くないので、そういう意味では貴重なバトルだったのかも。あ、ちなみに道中で間田が好きな女の子をコピーしたことについてブツブツ言ってるくだりは、確か原作だともうちょい踏み込んだ話をしてた気もしますが、まぁ、無難に。サーフィスがどうやったら起動出来るのかは定かじゃないが、好きな女の子に触らせるためにあのでかい人形を担いでいったんだとしたら、かなりの不審者だよな。 クライマックスとなる駅前での対峙シーンは構図が原作とちょっと違っているが、これはアニメ的な見えやすさのためかな(確か原作だとガラスは承太郎の背後にあった)。小ネタとして、サーフィスは動きをコピーする際、鏡写しの状態でコピーするため、右手を失ったサーフィスでも仗助の右手を操ることが出来るようになっている。「ガラスに映った仗助の反射」と「サーフィスの能力」が上手いことリンクしており、「右手を無くしているからすぐ分かる」と情報を伝えられた承太郎も、仗助の右手を警戒していなかったのはそういうカラクリがあったからだ(と勝手に解釈している)。この辺りもいかにも荒木先生らしい、見た目に説得力を持たせるための面白いセッティングだよな。ま、オチの方はそこまで驚くようなもんでもないが、他所でおちょくったチンピラが復讐しにくるパターンはジョジョではお約束ですからね。 中の人については、間田役は下和田裕貴(ヒロキ)。あんまり意識したことがない声優なので、私の中でイメージは「コメットさん」でとまってる人なんだけど、そういや同じジャンプ漫画なら「めだかボックス」あたりにも出てたな。その他、今回はちょいちょい女子高生が登場しており、中の人が桑原由気だったり、「ふらいんぐうぃっち」の真琴役の篠田みなみだったり。そして来週はそんなモブ女子高生を差し置いて、作中最強女子高生の山岸由花子の登場。今回ちょっとだけオリジナルで顔見せしてたけど台詞はありませんでした。出来ればゲーム版キャストそのままでいってほしいところだが……さぁ、どうなるか。 牧さんフェスタじゃないですか、第6話。もう、とにかくあの声で「馬鹿、馬鹿」って連呼されるだけでも個人的には大満足です。 最初は絶対無理だろ、と思っていた凸凹すぎる7人の「絆」の物語。七人七色でちぐはぐなイメージしかなかった集団なのだが、少しずつその気持ちが集いはじめ、今回のエピソードでは6人がほぼ同じ志の下で行動するようになっている。きちんと各人の個性を残しつつ、互いを想い合う「絆」の関係性に収斂しはじめているのは、お話のテーマとしてはなかなか悪くない流れだ。率先してチームを引っ張るのは発言力が強く行動派の連中、具体的には天河と千鳥あたりになるわけだが、それ以外の面子もちゃんと空気を読んでまとまる方向に動きを合わせているのが段々微笑ましくなっている。 とてもじゃないけど意思疎通出来ないと思っていた日染は割と良い奴で、ミッション中は誰に言われるでもなくスマホを構えてテレビクルーに決定的なダメージを与える活躍。キャラ特性が「純粋なM」だけだった男だが、他の連中が不器用な奴らばっかりなので、こういう枠にとらわれない自然体の動きは案外必要な要素だったのかも。 仁子は表面上は変わらないが、前回あたりから少しずつ「実は回りの人間に気遣いが出来る優しい子」としての側面を見せつつあり、今回も一人距離をおこうとしていた牧さんに近づき、関係性を維持するように努めたり、ラストシーンでは「心の傷」の辛さをポジティブにとらえ、チーム全体に前を向かせる発言をしている。「妖精は見えてなくても充分電波じゃねぇか」と思われていた最序盤に比べると、随分良識的な良い子に落ち着きつつある(まぁ、キャラがややぶれていると言えなくもないのだが)。「心の傷」の覚醒原因となったのは千鳥であるが、まぁ、この子は元々あんまり隠し事をするタイプじゃないのでそんなに変わらないな。ちょっとでもかっちょんがよその女と絡むだけでダメージが発生するのは面倒くせぇとは思うが。 そして、牧さんが中心のエピソードになっているおかげで株が上げとまらないのが由多ちゃんである。一人だけ合宿の後片付けの後で別行動を取っていたり、相変わらずのわがままっぷりは健在なのだが、そんな中でいち早く牧さんの心の痛みを察知、さらに細かい彼女の発言から彼女の過去に肉薄し、牧さんのために行動する際には急先鋒として活躍。根源的な行動原理は「牧さんがなんか気になる」という部分にあるのだろうが、動機はどうあれ、あれだけ「狡猾リア」だった由多ちゃんがたった1人の女の子のために頑張っている姿は何とも微笑ましい。元々イケメン属性があったので、ヒーロー然とした行動も慣れているし、さまになっているのは良いところだ。 そんなこんなで他の6人から心配されている牧さんだが……この過去はなかなか意外。友人と何かがあってねじ曲がったというのは分かっていたことだが、まさかの少女漫画家である。とてもじゃないが今の牧さんからは想像出来ないような頭の軽そうなパートナーと行動をともにしていた時代があり、その頃の牧さんはつっけんどんな様子は変わらないが、今のように「上から」ではなく、あくまでもちょっと人付き合いが苦手なレベルの女の子。それが、ちょっとネジの外れたパートナーと一体何があって変貌してしまったのか。彼女のトラウマの決着は次回に持ち越し、色々と問題を抱えたキズナイーバーの中でも、彼女の問題は一筋縄ではいかなそうだ。とりあえず、「女子中学生どうしの魂の交信問題」とか、「書いてた漫画が百合もの」とか刺激が色々と多いので、牧さんがデレるまでの展開は今から楽しみです。 もう、千鳥やら牧さんやらで色々と満足行くだけの青春絵巻は見ちゃっているので、残された園崎さんの方は割とどうでもいいんだけども……かっちょんはけっこう彼女に執着してるんだよなぁ。ラスボスポジションは彼女になるんだろうか。最終的に安っぽいデレに堕すことだけは勘弁してほしいところだが。 この世界の女の子はみんなして純情可憐、第6話。考えてみりゃ太田だって誠意の人だし、田中だってある意味では非常に真っ直ぐな志を持つ意志の人。そう考えるとこの世界には立派な人しかいない気もする(実情とは異なります)。 Aパート、雨の日と田中。田中がうだうだやっているだけのパートなのでそこまで惹かれる内容は無いのだが、傘についての鬱陶しいという感情はおおむね同意。よく言われる通り、人類がこんだけ進歩しても傘っていうアイテムだけはほとんど代わり映えせず、かさばるし、鬱陶しいし、面倒臭いんだ。一般人だって面倒臭いんだから、田中が歓迎するはずもない。「小雨だから傘ささなくてもいいや」って思って、そのまま強くなっても改めて傘を開くタイミングを計りかねて無駄に濡れちゃう展開なんかもあるあるですよね。まぁ、普通の人間は濡れちゃったところで諦めて開くわけですが、田中マインドではそれすら許容されない。白石さんが言ってた「風邪引いたらもっと何倍も面倒」ってのは真理なのだが、田中は基本的に朝三暮四の思想を持っているのでそこまで考えることはあまりない(場合によっては朝三暮四どころか朝五暮一くらいの時もあるが)。伊賀か甲賀が田中の面倒をみてくれればいいのだけど。 そんな田中に対して、いつも通りに天使の心で接する太田であるが、今回は何故かやたらと傘の方に感情移入しているのがなんだか苦労人気質。「傘の気持ちを考えるといたたまれない」とか「傘のプライドがバキバキ」とか、こいつ過去に傘とデキてたんじゃねぇかと思うくらいに傘贔屓。ま、普段からお世話になってますからね。傘と田中、無くなって困るのは傘の方だし。もっと傘の人権を保障してあげようという気持ちは分からなくもない。そして、そんな傘のおかげで幸せと災難がまとめて降りかかる白石さん。すっかり眼鏡バージョンが定着した彼女は太田や田中とも普段からよく会話するようになっており、恋する乙女としては安定してハッピーなスクールライフが送れている模様。これだけドタバタしてても田中への気持ちは変わらずに募っていくだけなのね。ピュアッピュアですわ。 そして、そんな白石さんのピュアっぷりをさらに超えようとする強者、Bパートはエクストリーム越前さん。ヤンキーが本当は純情奥手とか、いつの時代のアニメなんでしょうね。でも可愛いからOKだ。っつうかそもそも越前さんはヤンキーですらないしな。田中のはた迷惑な筆談のせいで勘違いがとまらない越前さん。ただ、普通この手のお話では「このおっちょこちょいめ」って話になるのだが、今回はどう考えても誤解させた田中の方に責任があるような気が。あの状況、田中が見ている前で彼のスケッチブックに「プロポーズとかなめんな」って律儀に書いてあげた時の越前さんはどんな表情をしていたんでしょうかね。 田中と太田、どっちがいいかを真剣に悩む思春期越前。どう考えてもその2人なら太田一択だと思うのだが、太田ってやっぱり「人相の凶悪さ」がネックになったりするんでしょうか。改めて、なんであんな性格のおかんキャラが金髪に染めて髪を伸ばしているのかは謎だよな。妹さんに嫌がられたりしなかったんだろうか。でもヤンキー(仮)の越前さんから見ればそんな太田は理想の相方のような気もするが……幼馴染みなのがネックなのかな。いや、単に越前さんが男女交際とか考えられないレベルでのピュアっ子ってことなんだろうな(百合だから、っていう可能性も高いです)。彼女が最終的に2人から片方を選ぶ動機になったのが宮野さんだったってのも業が深いわけで……。宮野さん、そこは嘘でもいいから下の名前で呼んでやる選択肢もあげてくれよ。いや、下の名前知らないけどさ。結局、来週に持ち越さないために最後にはネタばらし。最後まで越前さんはテンパリつづけて可愛かったですね。画風変わった時は誰だかさっぱり分からなくなったけど。 もう、今後は新キャラも特に増えないみたいだし、残りの話数はこの面子でやっていくのかね。田中、ついに次回予告で2行目に行く元気も無くなってたぞ。 |
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