最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ユリ熊嵐」 6 あ゛あ゛〜〜〜〜〜あ゛〜〜〜〜〜あ゛〜〜〜染められていく〜〜〜何かあかんものが遠慮なく押し寄せる〜〜〜ようこそ幾原ワールド、さよなら人類。 先人達は大切なことを言ったよ、「考えるな、感じろ」。しかし私は「ピングドラム」で反省したのだよ。幾原作品は「感じる」なんてお為ごかしの通用する世界じゃぁないんだ。考えなきゃいけないんだ。この人のアニメは、「何となく」で作られない。何がやりたいのかを読み解けば、きっとそこには唯一無二の素敵なものがざっくざっくと詰まっている。だから私は、この作品と正面から向き合いたいと思います。 ……あ゛〜〜でも駄目なんじゃ〜〜、もう脳髄になんか張り付いてくるんじゃ〜〜。もうね、本当に極まっちゃってるわね。ピンドラの時から何一つ変わっちゃいないわ。「興味ねぇならついてくんな」とばかりの圧倒的理不尽第1話。どこから突っ込んでいいか分からないプロローグ、全てが謎だらけの幕開け。これを平気で垂れ流せるからこその幾原ワールドですわ。たまらんね。そして、「ちゃんとペイがある」って確信もありつつ見てるもんだから、いちいち気持ちいいのさね。いや、元々わたしゃ百合好きですしね。更に小動物も大好きですしね。ペンギンの次に差し向けられた刺客は熊。しかも一斉決起した人食い熊。さぞかし恐ろしい存在だろうと思ってみれば、なんなのこの可愛い生き物は。熊が可愛くて女の子が可愛くて、そりゃトータルで可愛くなるに決まってるんだけど、ガルガル言ってる熊のやる気のない野生にはラブしか感じられませんわ。一応「人を食う」らしいけども、百合が絡んじゃうお話だと「食っちゃう」も完全に別な意味になるしね……やっぱり「熊になって人を食う」っていうのは「本能」の還元なのかしら。つまり、人が人を食いたい欲求(食欲じゃない別な欲求の方)を表しているのかしら。こいつぁやばいぜ。1話目からガンガンスロットル回してたけど、「桜Trick」なんか鼻息で吹き飛ぶくらいに純粋な、肉と肉、精神と精神の交感が味わえそう。真正面から投げ込まれてるはずなのに何故か変化球に見えてしまうという脅威の「百合」に、私は立ち向かうことが出来るのだろうか。この情念、受け止めることが出来るのだろうか。否、やらねばなるまい。百合、受けて立とう。熊、甘んじて受けよう。嵐、……分からん。 というわけで、何から何まで「知らん」としか言いようがない1話目でしたが、大丈夫、最後まで観ればそのうち40%くらいは分かるはずだから。多分。相変わらずのイクニ節といえばそれまでなので、かっ飛んだ脚本を心穏やかに受け流せれば、画面自体にはピンドラでそこそこ耐性はついているのさ。オープニングから炸裂する濃厚な絡みも、どこか時代遅れな感がありながらも絡みになるとねっとりしまくるキャラクターデザインも、どれもこれも「百合」と「熊」を描くための大事なセッティング。あとは「なんで百合と熊を描く必要があるんだよ」という根源的な問題さえ解決すればいいのさ。なに? それが分からないから困るだと? しょうがない、ここは一つカンニングしてしまおうじゃないか。ちょっとWiki覗いてくるわ。……「タイトルは『ユリと熊が出会って嵐が起こる』という意味が込められている」…………OK、俺が悪かった。しばらく待ってくれ。時間が、時間が解決するはずだ。 もう私のなかで「ショ〜ック! クマショック!」が流行語になりつつあるくらいにキているのです。ここまで徹底的に自分ワールドをあけすけに展開出来る作家ってのは昨今のアニメ業界では本当に少ないので、やっぱりイクニワールドは大好き。遠慮も何も必要ない。このまま呆然とする我々を放り出してあさっての方向に全力疾走して欲しい。僕らはただその足跡を追い続けるだけなのですから。 百合作品ということでキャスティングにも期待が集まるが、熊代表に選ばれたのは、なんと「ピンドラ」からの続投で荒川美穂姉ぇである。ピンドラで気に入られたかな。もう片方の熊である生田善子や主人公の山根希美はあんまりデータが無いので何とも言えない。でも2人してガウガウゴリゴリしたり走ったりしてる様子は可愛いかも。何故かこの若手2人はどっちも岡山出身っていう不思議な共通点があるのですが、多分何の関係も無いな。そして、百合仕事もお手の物の小倉唯。あおちゃんなんかを加えて後は自然な化学反応を待てばいいのである。楽しみだ。なお、ユリ裁判中の男面子の濃さについてはもう触れないことにする。1人キャストが男じゃない気もするけど気にするな。 PR <無色>
Abundant Maw 甚だしい大口 (8) U クリーチャー・エルドラージ、ヒル 6/4 現出(6)(B) 〜を唱えた時、対象の対戦相手は3点のライフを失い、あなたは3点のライフを得る。 現出クリーチャーの割り当ては青・黒・緑の3色。その内、メインとなるのはこれまでの色特性だった「調査」を没収された青と緑で、コモンからレア(緑は神話レア)までのレアリティを揃えている。黒はサポート的な立ち位置で、こいつも含めてアンコとレアに1枚ずつだ。そんな基本となるこちらの黒現出は、アンコとはいえ割と普通。現出クリーチャーは8マナか9マナの2択で現出コストになるとそれが1少なくなる、つまり、基本的には3マナのクリーチャーを3ターン目に出し、4ターン目に現出出来るかどうかというのが1つの指針になる。黒の場合、ゾンビは死んでも平気な連中というのが一応のスタンスなので、「死んでもいい肉」はそれなりにいるだろうか。4ターン目に着地すれば、その時点で3点ドレイン+6/4は割と世界が変わるサイズ。でもまぁ、着地してしまえばだだのバニラなので、相手はおそらく2対1交換での対処を図るだろう。こちらは現出時にクリーチャー1体潰しているのでトントン。ドレイン分でやや得、くらいか? もちろんこれは互いに何もしなかった場合の話で、「かそけき翼」で飛ばしてみたり、「奇怪な突然変異」のバックアップを駆使したり、コスト域に似合わぬ体躯を活用する手段はそれなりに用意されている。なかなか主軸を見出しにくいクリーチャーだが、早めに引くなら、是非輝ける舞台を模索してあげよう。
Decimator of the Provinces 州民を滅ぼすもの (10) M クリーチャー・エルドラージ、猪 7/7 トランプル 速攻 現出(6)(G)(G)(G) あなたが〜を唱えた時、あなたのコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+2/+2の修正を受けるとともにトランプルを得る。 緑のレア現出は「孔蹄のビヒモス(AVR)」の焼き直し。そういえばアイツもイニストラード出身なんだよな。コストこそ重くなったが、そこは現出効果で微調整が可能。この能力を頼みにする時点でクリーチャーを並べることは確定なので、その中でパワーの値とマナコストが一番アンバランスな重めのヤツをサクれば、ある程度現実的なコスト域でこいつが出せるはず。187能力ではなく唱えた時に誘発するため、ご丁寧にビヒモスよりもサイズアップしている(ビヒモスと違って自分の能力の恩恵が受けられないから)のも親切で、こいつが7/7トランプルで転がりつつ、3〜4体も増強出来れば当然ゲームが終わる。使い方は「ビヒモス」と一緒で、いくらか選択肢が広がっているのだからそりゃ強いだろう。現出の活用が現実的なら構築レベルも無くはない。でもまぁ、下の環境なら墓地やライブラリから一本釣りしても効果を発揮するビヒモスで安定だろうなぁ。
「ガールフレンド(仮)」 5→5 放送が終われば、そこに一切の余韻も、心残りも無しに去って行くのみの存在。それがこの「声優動物園アニメ」である。お疲れ! (以下の記事では、キャラの名前はほとんど覚えていないので全部キャスト名で表記されますが、仕様です) 特にいうこともねぇよ。毎週毎週ラジオのごとく流してるだけで楽しかったよ。今作ではメインとして絞られたキャラクターが何人かおり、しゅが美・サトリナ・かもさん・そして丹下桜といったあたりがフル回転している。その中心人物が見事にストライクゾーンを射貫いているため、聞いてるだけで本当に落ち着く世界であった。「とても共学とは思えない」でお馴染みの高校のセッティングとか、それぞれがやってる部活動とか、そんなこたぁどうでもいいんだ。そこに声優がいるんだ。しかもたくさんいるんだ。それでええやないか。「萌えアニメには中身など必要ない」というのははっきり言って暴論だし、是が非でも反論しなければならない論旨だと常々思ってはいるのだが、自分自身、こういうアニメに容易く転がってしまうとどうにも肩身が狭い。違うんだ! 中身が無い萌えアニメに満足してるんじゃないんだ! 単に声優パラダイスに満足しているだけなんだ! 最終回のアフレコ現場とかどうなってるか想像するだけで満足なんだ!(言い訳する気が無い模様) アニメの中身なぁ。そうね、これだけのヒロインが溢れかえる作品のわりには、中心軸がぶれずに案外まとまっていたんじゃなかろうか。「1話1キャラでも全く足りない」というとんでもない尺のなか、一応目先を変えて様々なヒロインを扱ってはいたものの、ベースとなるのは上記のキャラであり、そこを中心に、「今回は生徒会メイン」「今回は小説でも書いてみようか」という風に軸をずらし、そこにサブキャラとして大量の女の子を噛ませるっていう采配は悪くないバランスだったと思う。万一、個々のキャラの熱烈なファンがいた場合には「出番が少ないじゃねーか」というクレームが入る可能性もあるが、まぁ、このアニメ、このゲームって、そこまで1人のキャラに熱を上げて身を捧げるようなものでもないでしょ。何となく集合概念としてキャラを見て、そこから焦点として1キャラに定める程度のもので、たくさんの女の子がわいわいしてた方が楽しいはず。シナリオのバリエーションにしても、まっとうに新体操を頑張る話、勉強会をやろうと思って出来ない話、バンドが学園祭でドタバタする話、生徒会長マジつかえねー話、クロエさんもう少し親御さんに日本のことを正しく伝えて下さい話など、ギャグとシリアスのバランスもほどよく、特にストレスを感じることもなかった(まぁ、面白いかと言われりゃそうでもないのだが)。個人的には放送部の後輩ちゃんが頑張る話は割と好きだったわ。あとヘンテコ小説ね。あんまりキチガイ方向に振り切れてるわけではないので、後々まで記憶に残るようなものでもないんだけども。 ま、元々こんなもんだと思ってたし、そこから1ミリもずれなかったのは一安心だ。それ以外でこの作品であった収穫は大きく2つ。1,ニコ生ではじめて丹下桜の人となりを確認したら、割とマジで危険な人間だったこと。この業界の奥様方はなんでこんな危険人物が多いんだい? そして2つ目は、オープニングを早見沙織が歌ってくれていたこと。早見ソングは割と色んなところで耳にする機会があるが、ここまで甘々でどぎついテイストの曲は初めて聞いたかもしれない。……こういうのも……ありやな……。 もうたほいやは控えようかと思います。最近マジでやりすぎだし、こんなことしてる場合じゃないし。いや、マジだって。
Round1・「たれんぼう」 1.父が誰であるか分からない子。 2.乳離れできない子の意。甘ったれに同じ。 3.スカートをはいた男子。なよなよした男子を嘲る際にも用いる。 4.つららの異称。 5.城や宿場街などで用いられた、多くのお膳を同時に運ぶための棒。
Round2・「しんもすりん」 1.せき止め薬。1906年、アメリカの製薬会社が開発、販売したが、アレルギーショックを引き起こすとして回収された。 2.アイヌ語で「熱い大地」の意。 3.「莫大小(めりやす)」に同じ。 4.綿織物の一。80㎝前後の広幅の金巾を捺染または無地染にして柔らかく仕上げ、布の毛立ちと手触りを純毛モスリンに模したもの。 5.赤燐マッチ。黄燐マッチに対して用いる語。
Round3・「ずん」 1.重量のあるものをわずかに推し進めるさま。 2.大幅に進むさま。 3.山頂から吹く雨を含んだ風。 4.次第にめぐること。次第。 5.「ずむ」の音便。「むず」の異体か。 ググっても絶対正解は分からないので、知りたい方は広辞苑を調べて下さいね。
Round4・「りゅうぐうのおとひめのもとゆいのきりはずし」 1.瀬戸内地方でウミヘビのこと。色鮮やかな紐のように見えることから。 2.巾着袋をとじる紐のこと。 3.財産目当てにやってくる遠い親戚を罵って言う語。 4.アマモの別称。 5.太宰府天満宮に現存する、新羅代の耳付き陶磁壺。国宝。 「ずん」からのコレっていうギャップがすげぇ。調べると「最も長い名前」らしいです。我々のたほいや史上でも最長記録やな。もう、みんなこの辺で力尽きた。③の答えを作れたセンスは逆にすげぇぞ。
Final Round・「ぱんじゅう」 1.パンステーキ。 2.一般住民の略。 3.当たり前に、そうであるように。 4.パンとまんじゅうとを折衷した菓子。大正末期に流行した。 5.脾臓にあるパンス島から分泌される消化液。 ①は「パン、じゅぅ〜」だそうです。本人も後悔していたので触れないであげて下さい。もう、今回の試合はテンションがキツかったから最終問題でみんな限界だったんだよ! ○「探偵歌劇ミルキィホームズTD」 5 おい、これどういうテンションで見たらいいのかわかんねぇよ。1話目見終わった時点でもまだわかんねぇよ。「ミルキィホームズ」の名を冠した作品は、テレビシリーズだけで3作、たとえて言うなら、ものすげぇ珍味として重宝されるしょっぱいしょっぱい塩辛と、別に大して味は無いけどほんのり甘い麩菓子みたいな作品があり、今回は、目隠しされた状態で「そのどっちかが口に突っ込まれるかもしれません」と言われて口開けて待ってる状態。どっちの方で心の準備したらいいんだよ。結果的に、「ほんのり塩辛味の麩菓子」を口の中に突っ込まれたんですが、身体が受け入れるべきかどうか迷ってるよ。 基本的なスタッフは3期(フェザーズ)を踏襲している。監督は錦織さんだし、キャラデザも沼田版ではない。その他ちょこちょことスタッフ変更はあるものの、基本的には3期準拠でいいはずだ。しかし、3期は正直「望まれざるミルキィ」であった。だって、基本的にミルキィホームズは添え物だったし、ギャグ無し尺無し捻り無しで、メインとなるフェザーズの友情物語を描いた作品。単品で見れば取り立てて悪いものではないはずなのだが、ミルキィ成分を補充したい人間からしたら慰めにもなりゃしなかった。僕らがみたいのはトイズを駆使するミルキィホームズじゃないんだ。延々ラードの神と戦い続けるミルキィなんだ。いや、ぶっちゃけるとトゥエンティが見たかっただけなんだ。 今作は、はっきりと意識してギャグの方に揺り戻し、1期2期に近いテンションにしようという狙いが見て取れる。オープニングのシャロの泣き顔は不覚にも笑ってしまったし、理不尽なネタ回しは確かに1期2期を彷彿させるミルキィの世界だ。なにより、1期2期の記憶を「無かったことに」と言っているはずの本人達が、1話時点では一度たりともトイズを使ってない。ひょっとしたらまだ失われたトイズが戻ってないのかもしれない。しかし、これじゃまだ足りない。まだまだ足りない。この世の全てを放り投げたあのバリツの味を、我々は知ってしまっている。あれだけ頑張った2期ですら「ややトーンダウン」と言われてしまうほどの理不尽極まりない世界を知っている。やっぱり森脇版でないとあそこまでの最高球速は出ないか。なまじメインシナリオが存在してしまうので、なかなかそこから弾けて飛ぶのは難しそうだなぁ。「TDってなんやねん」って思ったけど、放送中のCMを見る限りではブシロードの新しいソシャゲタイトルなのか。確かに前からCMではちょこちょこ聞いた名前で、「トイズドライブってミルキィかよwww」と思ってたんだが、まさかマジでミルキィだとは思ってなかった。大アイドル時代ねぇ……まぁ、確かにアイドルアニメも群雄割拠、アイドルグループとして一日の長があるミルキィホームズには有利な部分が……無いよなぁ。いや、これからどんな方向に壊れるかはまだ分からない。きっとミルキィなら奇跡を起こせると期待しよう。この広がった無限の世界に期待しよう。「さっそく白と黒の存在持てあましてるじゃねぇか」とか、「怪盗帝国だせコラ」とか「こころちゃんさえいれば何とかなるよね!」とか、そういう邪念を捨てるのだ。シャロ達なら、私たちの待ち望んだものを、いつかきっと提供してくれるはずだ。「まだですー」。 中の人については、「μ‘s結成まであと5人」っていうのが当然出てくるところよね。元々「シャロとネロと小衣ちゃんがアイドル活動してる」ってのはよく言われてたことで、今回はわざわざ穂乃果ちゃんが出張してきてくれた。このままいけばμ‘sも確実にトイズが使えるようになるな。その代わりにG4や怪盗帝国の面々が生け贄に捧げられてしゃべれなくなってたが……そのへんはおいおい出てきてほしいもんです。新田恵海は今回歌唱目当てでのキャスティングだし、またいい方向に活動が広がりそう。何が笑えるって、今回の音楽担当がエレガで、プロデューサーに上松氏が参加してるところよね。もう「作中で歌うアニメ」は全部ヤツに任せておけばいいっていう業界の決まりなんだろうか。また一暴れしそうだなぁ。 ○「アブソリュート・デュオ」 4 ヤー、新番組の時間がやってきたよ! まだ前クールの評価も終わってないのに気の早い話だぜ! ちなみに、この冬の私は個人的に鉄火場っていうか、マジで修羅場になる予定だから、アニメ感想なんて大して書かないぜ! 書かないといいな! そんな記念すべき2015年一本目の作品は、タイトルだけ見て何となく「アルドノア・ゼロ」っぽいのを待ってたら、全然違うのが来た。いわゆるラノベだ。どっちかっていうとなんちゃら使いのなんちゃらとか、なんちゃらのなんちゃらに近いヤツだ(各人補完してくれ)。前クールからの印象だと「おっ、トリニティセブンの続きかな?」みたいな感じだ。単に主人公の声つながりだが、「美少女いっぱい学園」に入ってくる男主人公はやっぱり松岡キャラになるんだな。「俺の武器ってなんで弓なんだろう」主人公が前クールにいたけど、今回は「俺の武器ってなんで盾なんだろう」主人公だな。弓はミラクル起こせたけど、盾は難しそうだよなー。ティンベーで守ってもつくためのローチンがないとなー。いや、「鉄壁! よって無敵!」ってワンピースの初期のキャラも言ってるから多分大丈夫だよ。 典型的ラノベスタートながら、一応「入学式でいきなりつぶし合い」という部分はちょっとだけ新鮮。「今から皆さんに殺し合いをしてもらいます」ではないが、たまたま隣に座っちゃったっていう理由で殴り合い、「こいつがメインヒロインかー」って思った戸松がまさかの1話退場というのはちょっと面白かった。普通、あの導入だとアイツがモッピーポジションになると思うよね。あの地味な子はもう出てこないのかな。更にタイトルにもなっている「デュオ」とやらもたまたま隣どうしになった縁で素直クールなロシアっ娘に決定。適当過ぎる展開なんだが、まぁ、新学期の出会いとか友達付き合いなんて運ゲーなところもあるので、ある意味リアルといえるかもしれない。 いつも通りの導入ながらもそれなりに新鮮な部分もあり、「じゃぁ、ちょっと面白そうか?」と思う部分はありながら、でもやっぱり引っかかる部分ばかりが多くてスタートは渋め。まず、1話目だけどもそこまで画に求心力が無い。制作はエイトビット、監督はあんまり聞かない名前だけど、来歴を調べると撮影監督が主な業務で、そこからCG絡みなど全面的なコンポジッター業務を続けてきた人らしい。こういう来歴の監督ってどれくらいいるのかな。最近はちょこちょこ画作りの仕事もしていた人みたいで、同じエイトビットの「東京レイヴンズ」では副監督なんてクレジットもされている。ということは、とりあえず指標は「東京レイヴンズ」かな? あっちはまずまず可愛いキャラもいたけど、今作は本当に紋切り型の造形ばかりで、ずらっと「精霊使いの剣舞」や「星刻の竜騎士」と並べられると識別出来なくなりそう。一応メインヒロインだけは少し可愛かったけども……長続きするかなぁ。 あと、どうでもいいところではあるのだが、画面のディティールがかなり適当。一番気になったのは大切な入学式の戦闘シーンで、あれだけの大人数が狭いホールにぎゅうぎゅう詰めになっていたのに、戦闘が始まると突然誰もいないカットが出てきたり、あんだけ並んでた椅子が全て消え去ったり、どうにもやっつけ感の強い画面である。そういや「星刻の竜騎士」の時も「そんな狭いグラウンドで竜を寄せ集めて実戦練習とかすんなや」って突っ込み入れててたけど、大体同じスタートラインってことだよな。あと、どう見ても洋風の宿舎なのに何故か主人公の部屋にはちゃぶ台があるとこなんかはギャグなんですかね。ラノベ原作アニメって、「具体的に描かれていなかった部分をいかに画にするか」っていうのが勝負どころのはずなのに、そういうところでサボるのはあかんよな。全体的に駄目要素は多いです。 でもまぁ、とりあえずヒロインをモチベーションにしばらくは見学かな。一番驚いたのは、これのメインヒロイン、中の人がのじょさんなんだな。正直、普段からラジオテンションののじょさんしか聞いてなかったので全然分からなかった。やっぱり彼女は器用な役者なんだ。エンディングの歌唱も流石のシンデレラである。実はメインヒロインってすげぇ久しぶりだ(みならいディーバ除く)。のじょさんのためにも、なんとかいいアニメになってほしいもんです。 正月放出最終回。とっておきのキチガイ戦です。何がすごいって、これ、試合に参加してるの3人だけなんだよ……。
Round1・「ふくまるまつり」 1.石川県の祭り。2メートルを越す巨大な球形のみこしで有名。福丸とは、睾丸を指す。 2.主に下関地方で行われるフグ釣りの方法。フグに傷をつけず、生かしたまま釣り上げる。ふぐまんま釣り。 3.(山陰地方で)フグの一本釣り。 4.南九州で狩りの儀礼として、猪を捕獲したとき、血祭りをしたのち、臓物を煮て食うこと。 5.岩手県で正月に行われる祭り。もちの大食い競争の勝者が福丸となる。福丸に触れた人は、その1年間健康に過ごせるという。 6.福富神社で行われる奉納祭。火男、水男、風男を選び、その中から真の福男を選ぶ。 日本の奇祭がさらっと大量に。
Round2・「うないおとめ」 1.後ろ髪を肩の前に流し、うなじを露出させた女性の髪型。うなじおとめ。 2.右大臣の愛妾を指す言葉。男色を嘲笑するときに用いる。 3.海水魚を置き網でとること。 4.初夜、痛みに激しくもだえる処女を指す言葉。うなりおとめ。 5.20世紀前半、米騒動に乗じて女性差別撤廃運動を指揮した。トメの十戒を唱えた。 6.今の兵庫県芦屋市の辺りに住んでいたおとめ。妻争い伝説中の人物として有名。 広辞苑先生も頑張ってる。ただ、モラルハザードが2人いるインパクトには勝てない。トメの十戒、何が書いてあるねん。
Round3・「だびらせば」 1.ダビデの正八角形。純正律の概念を図形化したもの。美と調和の極北、羅真(らしん)を示す。 2.もし失敗したならば 3.刀の身の幅のせまいこと。 4.死んで荼毘に伏した馬を尊んだ言葉。輪廻転生しても馬になるように祈って言う。 5.サウジアラビアの人権運動家、記者、作家、格闘家。代表作「疲れた」 6.宗祇が編纂した和歌集「三吟抄」の通称。全歌「たびらせば」で始まる。 ⑥すげぇ気になる。⑤は単なる本音では……。
Round4・「ひふくめ」 1.夫または息子が徴兵から不正に逃れた第二種非国民の女を示す言葉。 2.神社解体の際、柱に使われていたヒノキの破片を口に含むこと。 3.遊戯「子を捕ろ子捕ろ(こをとろことろ)」の古称。 4.大型の火の玉。遠くの山で突然火が出たとき、これが出たといわれる。 5.皮膚病の一。皮膚から芽のようなものが生え、皮脂がとめどなく噴出する。ガン化することがあり、大いに恐ろしい。 6.ひょっとこの妻。もとは人間だったが、ひょっとこと交わり火を噴くようになった。 ⑤ガン化する前の方が恐ろしいわ。あと妻に影響を与えるひょっとこすげぇ。
Round5・「とむらうし」 1.北海道中央部大雪山南方にそびえる火山。山頂付近に日本庭園、トムラウシ庭園などと呼ばれるお花畑や沼が点在。 2.葬儀屋のこと。とむらい師。 3.北海道トムラ地方の牛。乳牛にも肉牛にも適さない。 4.夕方に現れる牛。不吉の前兆、死の前触れとされる。泣き声を聞いた者は立ちくらみを起こすと言われる。 5.ドゥーム地方のラジまたはワジ。三角州に作られる。 6.トム陳教教祖トム=スミス。トム老師、トム先生。 突っ込みどころが多すぎて放心するわ。
Final Round・「さけのおおすけ」 1.(美作地方で)イカの塩辛のこと。酒が大いに進むことから。 2.九州地方の妖怪。そばにいると、大酒を飲んだ結果、酔いからさめなくなり、家に帰れなくなる。 3.(好意を込めて)大酒飲み。 4.童話。群れの中で一番大きな鮭の大助が先陣を切って川を昇り、力尽きかけたところで仲間の鮭に救われる。 5.サケの王。東北地方で、陰暦11月15日に、この王が眷属を引き連れ、川を昇ってくると伝える。 6.日本各地の深山で目撃されている大男。鮭を背負い山を闊歩する。日本での雪男伝説の由来のほとんどが彼か。 妖怪三連発、そして最後は広辞苑先生の反撃である。映画化待った無し。 放出。相変わらず頭おかしい系。
Round1・「たんせきらてい」 1.馬などのひづめの一種。契丹に代々伝わっていた。暗に駄馬とののしる語。 2.日本で生まれた中華料理の一。牛の胆石を甘辛く煮込み、塩で味付けしたゆで野菜と一緒に食す。 3.「平坦な道こそ良い道」の意。奇をてらわずに正攻法でいくべきという教え。 4.一糸まとわぬ姿で勇敢に戦う様。 5.肌を脱ぐことと、裸になること。 動物の石シリーズは多いが、流石に胆石食いたくない。
Round2・「まぎらわしどころ」 1.大相撲で、土俵から出るか出ないか微妙なところ。 2.のどちんこの異称。 3.相撲において、初場所で負け越した力士を集めて行う取り組み。江戸時代後期には存在が確認されるが明治時代に急速に廃れた。 4.からくり、ごまかしの入る余地。 5.まぎらわすために行くところ。 ②は何が紛らわしいんですかねぇ。
Round3・「たびだんす」 1.旅を泣く泣く諦めること。松尾芭蕉が自身の句の中で使用した。 2.アメリカのプロボクサー・デスマイケル・タビが得意としたフットワーク。華麗なロープ際殺法との組み合わせ多くの選手を屠り、ボクシング界に暗黒期をもたらした。 3.向原久雄の処女小説。茨城県内を転々とするタンスの独白形式で消費社会を鋭く風刺する。 4.仏教の教えの一。疑わしきは疑えの意。仁和寺の僧侶が尾のはえた坊主を訝しみその尾を引っ張ったところ、坊主が狸になった説話から。 5.茶の湯の棚物の一種。旅行用に茶道具一式が入るように工夫されている。 タビ三兄弟の長男、デスマイケル・タビ。その実力は兄弟最弱であり、次男はヘルジェイムス・タビ、三男はナイトメアボビー・タビ。お前は何を言っているんだ。
Round4・「うべなうべな」 1.なるほど、その通りである。 2.ルブバラ族の神話に登場する人面龍。怒ると羽毛を逆立たせ、その咆吼で嵐を呼ぶ。 3.もっともなことであることよ。 4.哲学書「シンパスヒー」に登場する、社会を丸ごとつかみ取る両腕。 5.スワヒリ語の子守歌。娘が二次性徴を迎え、村長に初夜を捧げる様子を遠回しに歌ったもの。 歌うな歌うな。
Round5・「にいるぴと」 1.ファッションデザイナー、東京生まれ。法政大学卒。本名、良夫。 2.(ニライカナイからの来訪者の意)沖縄の八重山地方の豊年祭に来訪する赤また、黒またをいう。 3.北海道東部の地名、アイヌ語で「黒い森」の意。 4.江戸時代中期、大阪の中田村多兵衛がフランス人宣教師フランシス・ヌーヴォーを指していった語。新人類。 5.へリオポリス系エジプト神話の農耕神。硬質の翼を持ち、徒手空拳で戦う。ナイルを氾濫させ、大地を潤わせる。
<無色>
Brain in a Jar 瓶詰め脳 (2) R アーティファクト (1)(T)、〜の上に蓄積カウンターを1つ置く。あなたは〜の上に置かれた蓄積カウンターの数と同じ点数で見たマナコストを持つインスタントかソーサリー呪文を1つ、そのコストを支払うことなく手札から唱えてもよい。 (3)(T)、〜の上から蓄積カウンターをX個取り除く:占術Xを行う。 イニストラードはゴシックホラー次元だが、案外サイバーな方向にも技術革新は進んでおり、全く機械文明が無いわけではない。過去にも「霊捕らえの装置(ISD)」やら「ナースタードの潰し屋(AVR)」といったメカが開発されている。潰し屋なんて開発者はあのルーデヴィックさんである。もちろん、機械科学だけでなく生物学の研究もマッドなサイエンティストが盛んに行っており、「目玉の壺(DKA)」なんてナイスグロも。この脳みそもそんな目玉の発展形。瓶詰めで生きている脳ってのもSFなんかでは定番ですよ。目玉だけだと占術を絡めてカードを引くだけだったが、脳ごと保存しちゃえば呪文を唱えられるようになる。その効果はあたかもあの「霊気の薬瓶(DKS)」のごとく。こちらは起動時に自動でカウンターがおかれるので特定のマナ域でステイしてカードを連打するのには向いていないが、一応占術を起動すれば微調整は可能。むらっ気は強くなってしまったが、元々デッキにたくさん突っ込める基盤リソースであるクリーチャーと違って、インスタントやソーサリーについては特定マナ域で連打する意味はそこまでなさそうだし。「薬瓶」が強すぎたのでそのあたりは微調整された感じだろう。さっさとカウンターを溜められればどんなコストでも1マナで唱えられちゃうのは夢があるし、これを経由すればソーサリーでも手軽にインスタントタイミングで使用可能。とりあえず「一日のやり直し(ORI)」かな。
Corrupted Tombstone 崩れた墓石 (2) R アーティファクト 〜はタップ状態で戦場に出る。 (T):あなたの墓地にあるカードを1枚選ぶ。あなたのマナ・プールに、その色のマナを1点加える。 なんで墓石からマナが出るのかは良く分からないが、まぁ「古えの墳墓(TMP)」からマナが出るのと同じ理屈? でもなぁ、土地と墓石だとまた違う気もするが……。「迷いし者の祭壇(DKA)」のおかげでアヴァシン教の紋章からマナが出るのはあんまり違和感ないな。2マナタップインという古き良きダイアモンド設定のマナアーティファクト。出る色は墓地のカードに依存するのでやろうと思えば5色全てのマナが出る魅惑の2マナカードになる可能性も秘めてはいるが、今後の環境でそんなに色んなマナを求めるデッキが登場するとも思えないし、そこまで大きな役割は果たさない気が。リミテッドなら何にせよマナのジャンプアップはありがたいが……でも、これで2マナ→4マナのジャンプアップを狙おうとすると、1ターン目に何か(土地以外のものを)墓地に落とさなきゃいけないんだよな。あれ、割とポンコツ? スリヴァーとか同盟者とか、色を野放図に広げたい同盟者デッキで新たなマナソースの候補になるくらいかな。でも統率者は既にマナソース充実してるからなぁ。
Epitaph Golem 墓碑のゴーレム (5) U アーティファクトクリーチャー・ゴーレム 3/5 (2):対象のあなたの墓地にあるカードを、あなたのライブラリの一番下に置く。 この世界のアーティファクトクリーチャーは強い。何しろ、墓地に行ったら1枚で2つのカードタイプを埋め合わせられるのだから。おかげで今回は割とアーティファクトクリーチャーに対する監視の目が厳しく、どうってことない性能のこいつもアンコモン。5マナ3/5は「まぁこんなもんじゃん?」と思う数字だが、「包囲マストドンと同じ」って言われると途端に弱く見える。つまり、普通にデッキを組んでいてもそこまで求められてはいない。なんか能力も持っているが、正直何が目的なのかがよく分からない「ゴミ引きずり(RAV)」能力だし。相手の墓地も選べるならかなり強いのだが、何故か自分だけなんだよな。万が一、相手がライブラリを仕留めに来た時用? いいよ、そんなに警戒しなくても。
Explosive Apparatus 爆発性の機器 (1) C アーティファクト (3)(T)、〜を生け贄に捧げる:〜は対象のクリーチャーかプレイヤーに2点のダメージを与える。 「心霊が入った心霊爆弾さ」「怖い爆発が起きるよ〜」。なんとかして無色のアーティファクトを火力にしてみようプロジェクト。様々な研究が続けられる中、一番シンプルに「ショック」を再現したのは「ツキノテブクロのエキス(LRW)」だったと思われるが、このカードはそれをややダウングレードした感じの製品で、合計コストは1マナ重くなってしまっている。ただ、必ずしも弱くなったとは言い切れず、1マナで唱えられるので狼男対策や果敢支援としては意味を持つだろう。もちろん、デッキを選ばず使える除去なのだから、環境を峻別するのがタフネス2のクリーチャーたちだったりすれば、必然的に価値も上がってくるし、「性能なんてどうでもいいからアーティファクトを墓地に置きたいんじゃ」っていうニーズはばっちり応えてくれるだろう。まぁ、結局「ツキノテブクロのエキス」ってあんまり使われなかったけども。「炎放ちの車輪(THS)」? 聞いたことのない名前やな。
Harvest Hand 収穫の手 (3) U アーティファクトクリーチャー・カカシ 2/2 〜が死亡した時、これを変身させた状態であなたのコントロール下で戦場に戻す。 ↓ Scrounged Scythe 拾った大鎌 アーティファクト・装備品 装備したクリーチャーは+1/+1の修正を受ける。 装備したクリーチャーが人間である限り、それは威迫を持つ。 装備・(2) カカシってのはそのほとんどがシャドウムーアに生息しているクリーチャータイプ。それ単体だと単なる人形だが、広々とした農地にぽつんと立っているカカシってのはどこか不気味なもので、なんとも陰鬱な空気を醸し出しているために、暗澹たるシャドウムーアでは立派な一大種族として活躍していた。そして、似たような暗さを持つイニストラードにも、過去には「片目のカカシ(ISD)」というカカシが1体だけ収録されている。これぞ世界観優先のセット構成ですな。今回のカカシはまさかの両面カード。そして、裏面が装備品という史上初の斬新なデザインである(逆ならどこぞのデーモンがいたが)。イラストを見ると分かるが、カカシの腕に取り付けていた鎌を、緊急時に人間が拝借した、ということ。まぁ、この非常事態にせっかくの武器を畑に立たせるだけってのは勿体ないからね。正しい運用法。表面のクリーチャーバージョンは本当にどうでもいい存在なので、これは「それなりの装備品を手に入れるための前段階」と考えるべきだろう。出来ればさっさと装備したいけど、カカシが生きてるうちは無理。適当な呪文のコストに使うとか、チャンプブロックするとか、そうして鎌だけを取り出して、人間達に威迫をプレゼントするのだ。まー、装備品の方もそこまで大層な性能でもないのだが、延々威迫持ちが殴ってくるというのはかなり鬱陶しい。あと、墓地に直接送れば昂揚の刺激に丁度良い。
Haunted Cloak 憑依の外套 (3) U アーティファクト・装備品 装備支度リーチャーは警戒とトランプルと速攻を持つ。 装備・(1) なかなか盛りだくさんな装備品。「執念の剣(M11)」と比較したりすると涙で前が見えなくなるので気にしないものとして、攻守にわたって色々と使えるのだから文句はいいっこなし。意外に大事なのが速攻付与の部分で、これを置いておけば相手は途端にダメージレースの計算が難しくなる。「闊歩するものの装具」と違ってダメージ量は増えないが、その分警戒があるので特に考えずに殴りに行けるのは大きいだろう。白には装備品支援の流れもあるし、置いとけばコストに見合ったプレッシャーはかけられるカード。
Magnifying Glass 拡大鏡 (3) U アーティファクト (T):あなたのマナ・プールに(C)を加える。 (4)(T):調査を行う。 謎解きに必須、探偵七つ道具の1つ、虫眼鏡である。これがあれば調査が行えるのは分かるが、マナが出るのはどういう仕組みなんだい? まぁ、そうでもしないと実用レベルのカードにならなかったんだろうが。効果としては「予見者のランタン」のコンパチみたいなもの。起動コストが重くなったが、占術ではなく調査になり直接アドバンテージが狙えるようになった。起動も合わせるとトータル6マナで1ドローなのですこぶる効率は悪いのだが……手掛かりトークンを活用するデッキ用だろうな。なお、このカードのイラストでは「変なところから目が出てくる」というヤバめの病気の女性が診察されている。実は「手に負えない若輩」のイラストなど、他のカードにもこの「変なところから目が出てくる」現象は確認されており、なんかもう、ゴシックホラーってレベルじゃない気持ち悪さがこの次元に蔓延している様子が窺えるのだ。誰の影響なのかは考えない方向で。
Murderer’s Axe 殺人者の斧 (4) U アーティファクト・装備品 装備したクリーチャーは+2/+2の修正を受ける。 装備・(手札を1枚捨てる) そのものずばりな名前が容赦無い装備品。性能としては「ヴァルショクの鉄球(9ED)」だが、設置コストがべらぼうに重く、装備コストは……軽いと見るべきか? マナを使わずにやりくり出来る独特の装備コストは、実際に使ってみれば割と「便利」というポジティブな印象が強いんじゃなかろうか。たかだか装備するのにアドバンテージロスはごめんこうむりたい、という人も多かろうが、現在のスペックならこの規模の装備品の装備コストは2,3マナといったところ。展開中に手を阻害することも多い値段だ。それを共鳴者としても運用しつつ素早くやりとり出来るのだから、頑張って設置した見返りくらいはあるはず。その性質上、マッドネスを多くもつ吸血鬼との相性が良く、速度のある吸血鬼の一撃の重みを増すのに使えそうだ。
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