最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
鈴村楽しそうだな、第3話。何しろ「サイボーグ刑事」役だからな。この手のテイストで複雑な内面のキャラを演じるのは色々と妄想が捗って楽しいんじゃなかろうか。 ようやくこの作品が何をやりたいのかがぼんやり見えてきた感。「超人」というカテゴリに雑多な「異能者」を一括りにしているが、それはあらゆるカテゴリを十把一絡げにして丸め込んでしまうことの問題を端的に表している。主人公の人吉は「超人ならばどんなものでも守る」という理念で超人課を動かしているが、その実、1話の時点で分かっていたように、地球に害を為すもの、守りたいと思っているものという二分法でも決して相容れない隔たりが存在している。そして今回の人造人間騒ぎでは、本人の意志とは関係無い部分での行動原理すら、正義と悪という物差しで計られ、それが「超人」のように強大な力であれば何ものかに利用される恐れがあることが描かれている。つまり、本作は「力」と「正義」の有り様について、様々な方向から問いかけることが基本骨子となっているといえる。 いやまぁ、ぶっちゃけそういうテーマってのは古今東西のヒーローものに共通のものではあるのだが、明快な勧善懲悪ではなく、いわゆるはみ出し者の悲哀みたいなものを絡めることで、バラエティ色を出しながらも問題の多面性を切り出し、考える余地を与えているということである。そのための尺度が「超人であるか否か」であり、「正義か悪か」である。また、本作のシナリオ面での最大の特徴としては、2つの時代がほぼ並行して描かれている多重構造があり、これを見れば主人公の人吉という1人のキャラクターの中ですら、抱えている「正義」が一筋縄ではいかないことが示唆されている。2つの時代の間で彼に何があったのかは定かでないが、様々な超人とふれあっていく中で、「超人であれば全てを守る」という彼の信念にも変化が生じたのか、それとも、超人課の持つ警察組織としての機能との齟齬がはっきりしてしまったのか。色々と想像は膨らむ。まぁ、そんなことを考えている暇が無いくらい、各回のメインシナリオだけでも進行していくのだけれども。前回のお化けエピソードも、今回のサイボーグエピソードも、何とも後味の悪い結末を迎えているが、それもこれも、単純に割り切れない善悪の問題をフラットに描いたからこそのもの。問題は、シリーズを通じて何かすっきりした結末が出てくるのか、という部分だが……こればかりは見守るしかないねぇ。 今回のロボット刑事については、サイボーグの連中がぎゅんぎゅん動く時のアクションシーンが見どころ。特にラストの人吉とのぶつかり合いは色々とオマージュが盛り込まれているようで、見る人が見れば様々な懐かしの作品がフラッシュバックするのじゃなかろうか。ただまぁ、私個人としてはそうした昭和の文化ってのにあまり馴染みがないせいでピンと来ない部分も多いのだけども。「ローリングガールズ」もそうだったけど、昭和テイストをネタとして積極的に盛り込む作品って、どの層をターゲットにしてるのか分からないんだよな。ノスタルジーを与えたいのか、それとも古くさいことを笑いの種にして欲しいのか。まー、両方なんだろうけども……最近ちょっと食傷気味だな。 PR このサブタイトルはどう考えても違う作品、第2話。召喚した英雄はエクスカリバーを持ってるよ。まぁ、レールガンだったけども。 今期は(今期も)似たようなラノベ作品が大挙しており、全てを同じように見ているとどんどん区別がつかなくなっていくのだが、個人的にはこれとか「落第騎士」あたりは割と印象がよい。単純に映像面で安定している、っていうのと、キャラクターデザインの好みによる部分が大きいと思うけど。逆に割と世界観は突飛だから区別がつけやすいのに、どうにもキャラ画で一歩引いてしまうのが「ランスアンドマスクス」あたりね。基本の絵は別にいいんだけど、ちょっと油断するといっきにつぶれ饅頭がゆっくりっぽくなってギャグにしか見えなくなる。 今作の絵はなんとなく「ストパン」を思わせる。ヒロイン勢が満遍なく可愛くて、やっぱり僕はうさぎちゃんが好き。どう考えてもメインヒロインになるポジションじゃないし、2話目で既に「副次効果を与える遠距離武器」程度の扱いになってる気がするんだけど、だからこそ彼女メインの話が今後発生するなら楽しみでもある(発生しないかもしれないけどさ……)。しかし、今回はうさぎちゃんが一切ミスることなく標的に弾丸当ててたんだけど……あがり症の設定はどこへ行ったんだろう。 さて、うさぎちゃんを置いておくと、本作のメインヒロインは当然鳳ということになるわけだが、彼女のツンっぷりも非常に分かりやすい。ただ、どうにも性急な印象があって、1話2話はかなり台詞部分で詰め込まれていた気がする。1つ1つの台詞も微妙に早口になっているし、会話の間もギリギリまで切り詰めているので、主人公・タケルとの会話もどこかぎこちない。多分原作だったらもう少しゆっくり彼女の生い立ちなり信念なりを描き込んでいるのだろうと思うのだが、残念ながら2話目でタケルの契約までをまとめる必要があったために、彼女の人となりについては最低限の描写に留まったのだろう(勝手な推測なので原作からこのままの可能性もあるけど)。そう考えると、ちょいと不憫なメインヒロインかもしれない。まぁ、最低限の心情は追いかけられるので、訳が分からない、とまではいかないのだけども。既にデレ始めてるし、次回以降はもう少しのんびり可愛いところが見られるのかな。 そして主人公のタケルである。今週は「落第騎士」でも主人公が超絶剣技でもって敵を殲滅してくれていたが、こちらも非常に分かりやすい「接近戦最強」を謳いながらの特攻。金属鎧相手だったので初戦は流石に負けたが、そこからは「力が欲しいか……」展開でなんかダセェ鎧を装備しての瞬殺劇。今度は「牙狼」とイメージが被るという事態に。うーむ、あの鎧、もうちょっとシュッとしてスピード面の格好良さを売りに出来るデザインだったら良かったのだが……なんか、小学6年生がノートに落書きで描いてそうなベタなデザインだったな……この世界の魔女狩りの基本デザインが分かりません。鳳が使ってるジョージボイスの銃の方は悪くないと思うのだが……。 まぁいいや、とりあえず細谷ボイスでの決め台詞は全部恰好よく聞こえるし、彼の声だと和風のテイストでもしっくり来るのが素敵ね。細谷・上田っていうメインコンビの声域が抑えめのところで展開するので、他作品よりも落ち着いた部分が楽しめそうである。そこにブレンドされるうさぎちゃんのキーキーボイス。うん、声の質で言ったらとてもバランスのいい作品だぞ。 10月16日 ドラフト模様(BFZ×3) ピック順 【Alessi】→【Sea-chicken】→【Mei】→【Thraxi】→【Serra】→
ゼンディカー環境3回戦だが、今回も残念ながら5人戦。なかなかフルスペックが発揮出来ないゼンディカーである。いや、6人もフルスペックとは言わない気もするんだけど。 アーキタイプ環境って言葉はみんなして理解してるし、なるべくまとめようとしてるはずなんだけど、まだまだデッキは鋳型にはまらない。おそらく、オリジンのように「とにかく固める」だけでは片付かないのがこの環境の最大の面白味なのだ。目に見えて「それ用」のカード以外をどのように組み、潜在的なシナジーを繋いでいくか。全体的なデッキ像をどの程度イメージ出来るか。そうした総合力がためされる環境。カード1枚1枚の強さがそこまで強く主張されない環境。あと何よりも、レアがそこまで下支えしない環境。ひょっとしたら名作なのでは?
あ、あと、さっき思いついたこと、来週になったら忘れそうな気がするので備忘録として書いておきます。せっかくのおまけなので、「Zendikar expeditions」が出た際には、そのパックを剥いた人にはラッキーボーナスとして「当日のドラフト代無料」っていう措置を取ることにします。最低限それくらいしないと割に合わないし。あくまで「開封者」であって、「そのカードを引いた人」ではない点に注意。開封した人はその場で申告する必要は無く、ドラフト終了時に報告すれば(ピック表を見れば)分かることなので、ちょっとだけ得した気分を味わって下さい。パックを開けるときはそれくらいの楽しみがあってもええやろ。
わーい、菊理ちゃん再登場だー! 第3話。え? 社? あんま興味ないですね。 今回は何と言っても緑のクラン、ジャングルの内部事情が描かれたことが最大のトピック。赤の吠舞羅の本拠地はこじゃれたスナックバー、セプター4の本拠地は立派な庁舎。それでは敵対するジャングルはというと……六畳一間だった。しかも、ネット技術を駆使して仮想空間での繋がりを主にするハイテク集団っぽいのに、一歩間違えばゴミ屋敷になりかねないような雑多なお部屋。その部屋には、今シリーズから登場して好き放題に暴れている釘宮ボイスの五條スクナ、劇場版から登場してクロとの因縁を楽しんでいる御勺神紫の2人に加え、芳忠ボイスのナイスミドル、そしてクランのボス、緑の王である比水流の4人が狭い中にごちゃごちゃと共同生活を送っていた。部屋の背景を見ているだけで色々と生活スタイルが想像出来る部分が楽しくて、特にスクナの趣味とおぼしきゲーム関連の張り紙、「ゲームは1日1時間!」改め「セーブできるまで」とか「ゲームは一日∞」とか、保護者の面々が御苦労されている様子が確認出来る。他にも冷蔵庫には「明日はにくじゃが!」なんてのも貼ってあって、相当所帯じみた連中であることが分かる(炊事をやってるのはおそらく芳忠さんなんだろうな)。そして、そんな日本家屋にはまったくそぐわないのが、比水が座っている変な椅子。治療器具みたいにも見えるいかにもサイバーなマシンはただでさえ狭い部屋をさらに圧迫しており、そのギャップが一際違和感を引き立てている。比水は一体どういう状態なんだろう。その後の会話で社(ヴァイスマン)との因縁も浅からぬ様子が窺えるので、今シリーズの中核を担うことになるのは間違いなさそうである。さらに、彼の重要な属性として「ネコの素性を知っている」ということも明らかに。なんか、全然似合わない本名っぽいものを明かされていたが、言われてみればネコの素性って今まで大して気にしてなかったけど大問題ではあるんだよな。あんな能力を持っているわけだし。能力の無茶苦茶さを考えると、確かに「仮想空間」を渡り歩く緑のクランに関係あるという展開は納得出来る部分。「不変」の王である白銀、「変革」の王である比水。その関係性はどうなっていくことやら。 そして、学園ではクロとネコが菊理ちゃんと再会している間に、スクナが八田・猿と小競り合い。劇場版以来、八田と猿のいちゃいちゃが度を過ぎていてちょっと困りますね。八田ちゃんが出歩くと必ずアイツが待ってるもんだから、もう、完全にわざとにしか見えないし。わざわざ二人が揃ったところに襲い掛かってくるあたり、スクナはよほどの自信家なのだろうか。時を同じくして、クロは熱烈なラブレターを送ってきた紫ちゃんとの逢瀬。紫はやっぱり兄弟子なだけあってクロ相手にも一方的な試合展開。劇場版の時もそうだったし、クロはそろそろ自分の実力を鑑みて何か対策を考えないと駄目だよな。無策に突っ込んで勝てる相手じゃないんだから。もちろん、味方がピンチならそこにヒーローが駆けつけるのはお約束。満を持しての社復活。来週からが本番、な感じ。まぁ、社ってピンチに駆けつけてもあんまり頼りになるイメージじゃないんだけどさ……。 ○「アイドルマスターシンデレラガールズ 2ndシーズン」 5→5 ようやく終わったのである。もー、気付けば実写放送の方が多いんじゃねぇかってくらいの展開になってましたね。 色々と話題性に富む作品だったので、評価する軸も色々と考えられる。個人的なことを先にお断りしておくと、回りの連中がデレステでどんどん盛り上がって訳の分からないテンションになっているのを横目で見ていたせいで、逆にどんどん冷めていく感覚がいくらかありました。「アニメだけ観ても分からない魅力が色々あるんやろな……」と思うと、何か外様になった気分でね。まぁ、決してそんなことは無いはずなんだけども。「自分だけ情報量が足りなくて楽しさが100%味わえてないかもしれない」っていう感覚はなんだか損した気分なわけですよ。 実際には、私はアニメオンリーで作品を受け取るしかなかったわけで、そうなると、このかつかつでボロが出た製作スケジュールなんかは素直にマイナス要素になる。さらに、2期に入って346プロのアイドルの数がますます増えてしまい、完全にキャパを超えてしまったのも辛い要因。元祖アイマスは2クールで十数人だったからこそ余裕を持って内容を受け取れたわけで、今作は2クールで丁寧に作ろうという意志は感じられるが、それでもどうしたって動物園的な趣きになるのは致し方ない。アニメだけを見てキャラを受容しきることは不可能だっただろう。まぁ、最低限の基本線は守っていたので、決して「ただ色んなキャラを垂れ流すだけ」という艦これみたいなズタボロの展開というわけではなく、お気に入りのキャラに焦点を定めておけば、そこまで視点がとっ散らかることもないんだけども。つまり僕なんかは「莉嘉ちゃんかきらりちゃんが出てくる回ならそれなりに楽しい」ってなテンションは維持出来た。 もう1つ大切なポイントになるのは、2シーズンを通してのシナリオラインだろう。割とはっきり鬱展開が描かれていたこともあって、拒絶反応を示したファン層もあったことだろうと思うし、割とチャレンジングだったのは事実。しかし、今作の目指したシナリオは決して悪いものじゃなかったのではないかと思っている。個人的に一番驚いたのは、クライマックス(?)で卯月に「笑顔なんて誰でも出来るやんけ!」と言わせていたこと。普通に考えれば、あの台詞はアイドル本人が言ってはいけない。言わせてはいけない。何しろこの発言は「事実」であり、フォローのしようがない、言ってしまえばアイドルと一般人を隔てていた最大級のお為ごかしを白日の下に晒してしまう行為であったからだ。しかし、本作ではあえてその部分に切り込み、問題を島村卯月という1人のアイドルに解決させることにチャレンジしたのである。この卯月の「無茶な課題」は、過程はどうあれ非常に誠実に、正面からクリアしていたと思う。今作はタイトルにある「シンデレラ」というワードが重要なモチーフとなっており、卯月は作品を代表する「シンデレラガール」としてのハードワークを一任された。そして大変なのは、シンデレラを演じるということは、「魔法で輝く」→「一度魔法が解ける」→「再び晴れ舞台に」という過程をこなさなければいけなかったこと。あらゆる魔法が解けた卯月がアイドルという存在そのものに疑問を抱えて苦しむ姿は、なかなかに真に迫ったものだった。一度の失墜を経たからこそ、彼女の笑顔はかけがえの無いものになったのである。 ただ、こうして卯月の「シンデレラストーリー」を作りあげるためには、回りのアイドルたちはどうしたって「舞台装置」にならざるを得ない。本田キャプテンのように自らも艱難辛苦を乗り越える話が見えやすいサポートは「シンデレラ」の存在が二重写しになるために悪くない存在感が出るが、もう1人、渋谷凜は、彼女自身の感情の発露が少ない分、結局最後まで何を考えていて、何がしたいのかが分かりにくかったのが残念である。まぁ、それでも出番が少なかった他のアイドルよりも恵まれていたのかもしれないのだが。今期は「シンフォギア」でも感じたことだが、「挫折からの復帰」というのは分かりやすい筋書きだが、複数の段階があるために描ききるのには時間がかかってしまう。これを安易に処理すると何とも薄っぺらい印象になってしまうもので、ウェイトの置き方が難しいものである。全てのキャラにある程度の出番を与えながら、こうしたドラマを重ねるというのはかなりの難行だったのではなかろうか。 こうしてみると、挫折を屁とも思わない強い強い諸星きらりちゃんが本当に輝いていたのは相応の理由があったのかもしれない。あ、あと本作における最大のシンデレラってのは結局武内Pだった、ってのも大きなトピックスだよな。彼のクロニクルとして見れば非常にまとまった作品であったし、魅力は120%で出てましたよ。あれだけ女の子が大挙してるのに、一番の人気キャラがごついあんちゃんってのは、ひょっとしたら制作陣最大の誤算だったのではなかろうか……。 この字面のシュールさ、第2話。楽しみやなぁ、死体。 救われねぇお話である。「骨」がテーマになる本作はなかなか「氷菓」のように日常の謎でお茶を濁すわけにはいかないのだろう、今回もきっちり死人が出るお話だし、なおかつ、そのシチュエーションも子供が不幸になるお話なので非常に後味が悪い。せめてもの救いはいいちゃんもその弟も命があり、未来があるという櫻子さんも必死に訴えていた希望だけだが、あの子の将来を考えると、どうしたって鬱々としてしまうだろう。おふくろさんは「末期に子供のことを考えた」という流れになっていたが、家庭の安全を考えるなら、旦那がラリって襲ってきた時点でまず警察に電話だよな。実際には警察を呼んでも間に合わなかっただろうけども、あそこで電話する選択肢がなかった理由はそうした判断ではなく、「虐待の事実がばれるから警察を呼べない」という心理が働いたためだろう。そう考えると、やっぱりあの母親も文句無しでクズなのである。子供は親を選べないからなぁ。恵まれた家庭に育てられた人間は親にずっとずっと感謝しなければならないのである。 まぁそんな道徳の話はおいといて、今回のお話は1話で登場した櫻子さん、主人公の正太郎といった面々の立ち位置を確認してこの世界の基本設定をマスターするためのもの(まぁ、正直いうとクラスメイトの女の子の立ち位置はいまいち分からんが……単に便利なサブキャラ?)。櫻子さんという人がどういうモチベーションで動く人間で、正太郎との関係性は現在どうなっているのか、そのあたりが事件を通して分かればOKだ。外見などからもっとクールな人かと思っていた櫻子さん、意外にアツい部分もあり、抱えている過去も色々ありそう。一番意外だったのはいいちゃんが家に来た時に最初は嫌がっていたけど思い直して招き入れたシーンだろうか。あの時点では剥離骨折に気付いていたわけではなさそうなので、怯えているいいちゃんを見て純粋に善意から招き入れたと考えるべきだろう。なんだかんだでけっこう優しい。正太郎の方は、1話での印象そのままの「よくいる、ラノベ主人公の単なるいいやつ」っぽい。一応武術の心得もある、なんて設定は追加されているが、あのシーンも内海警官が助けてくれなかったら命が危なかったわけで、主人公としてはいささか頼りない。まぁ、ここから少しずつ男の子として格好良い部分を見せていけるかな? 櫻子さんの設定でまだ消化仕切れていないのは、彼女が単なる「骨の専門家」ではないらしいところ。今回の事件、骨とか解剖学の知見が関係してるのって剥離骨折のくだりだけだからね。現場に踏み込んでからの推理劇(推測劇?)はそれ以外の洞察力の現れである。まー、単純に「有能な探偵」キャラという認識でいいのかな。その割に、推理スタートのバンクが「大量の動物の骨が押し寄せる」っていう演出になってるので、なんだか座りが悪いんだけども。やたらと画面が綺麗で見入ってしまうので、そのあたりはあまり気にしないでいいのかしら。 ちなみに、今回いいちゃん役を演じていた須藤風花というキャストは当然のことながらリアルロリであった。アニメキャストにリアルロリっ子が参加すると、「この子は将来声優になるのかな? やっぱり女優さんになりたいのかな?」とか勘ぐってしまいます。諸星すみれルートを歩む若き精鋭が増えるといいなぁ。 「劇場アニメをたくさん観よう月間」最終作品。この作品をラストに持ってこられたこと、本当に幸せに思います。もう、ホントに気持ちいい! 視聴中、視聴後の多好感が半端じゃない。帰り道、ずっと笑顔でした。これでいい、これがいい!! あ、これマジでヤバいやつや、第2話。なんかもう、トバす方向が未来である。 正直、一番笑ったのはアバンだったりする。ニートの六つ子は白昼堂々釣り堀に遊びに。しかも何故かカラ松、トド松という謎のコンビ(女好きコンビだからナンパにでも繰り出したんだろうか)。六つ子は基本的にそのほとんどがボケに回るが、このコンビだとトド松が末っ子ってことで突っ込みに回る。そしてカラ松のボケはかなり病巣が深い。確かに、ボケというよりサイコパスである。露骨に異常な他の兄弟と比べるとまだ枠内に収まっているのかと思っていたが、実は一番ヤバいのこいつなんじゃなかろうか。彼を奮い立たせる熱意はどこから来るものなのか……。そして、そこに突如現れる十四松とチョロ松のコンビ。釣り堀から現れた理由、突然のコントの理由、ひじりさわしょうのすけの存在、そしてオチ。何も説明が無い。「なんか怖くない?」 いや、おめぇが怖いよ。ここでよりによってチョロ松がボケに回ってるのはどういうことだよ。どこかに救いを用意してくれよ。 1本目、「働かないことがいかに尊いか」ということがよく分かる、ニート要請のための一本。職安での六つ子の対応はそれぞれに個性が出ているが、イカレてる奴らを除くと一番のクズがおそ松ってのが確認出来る。カラ松のキャラって「スカシ」「ナルシスト」だけじゃなくて「中二病」もあるのか。なんか、中の人の役柄に引っ張られてないか? 同じ構図で同じ顔のシーンが続くのに、ちゃんと6人全員が顔で分かるってのが凄い。特にトド松はちゃんとベイビーフェイスでちょっと可愛く見えるんだよな。その後の居酒屋のシーンで一番気になったのは、カラ松にだけやたらキレる一松。なんか、闇が深い。 なんやかんやでイヤミを通じてブラック企業に就職する流れ、一番の疑問は「そもそも原作における六つ子とイヤミの関係性ってどんなだっけ」っていう。当時はこいつら小学生だったんだよな。イヤミは当時からおっさんだったわけで、イヤミの方からおそ松一家に絡んでた状況は割とおかしい。そして、気付けば十数年後、おそ松はイヤミに対して「親友」と言っている(適当だけど)。人間関係がよくわからねぇ。そもそもイヤミって現時点でも何ものなんだろう。鬼! 人でなし! 人格者! 高額納税者! イヤミ曰く「子供の頃にちやほや育てられたからモンスターに育ってしまった」。なるほど、六つ子ってことで珍しいから甘やかされたのかな。この歳になるまで誰にも止められなかったのは不幸以外の何ものでもないな。 ブラック工場でのカイジパロ、なかなかに気合いが入っている。こうしてみると赤塚ギャグと福本ギャグって何か通じるものがあるな。ところで、アイツ誰だ。 2本目、ようやく六つ子が別々に動き出し、長男をメインとして各キャラが改めて掘りさげられる。そして確認されるおそ松のクズっぷり。チョロ松へ散々なことをやらかしておいて「良かれと思って」とかいうゴミ。ホント、「S○X」って言いたいだけ。 チョロ松。割と常識人のはずだが、ドルオタという残念なステータスが発覚。しかもイタい系の駄目なファンだ。それにしても、キモオタのキモオタらしい演技が安定するな、神谷兄ぃ。 カラ松。ただの馬鹿。あのファッションは当然自分でコーディネートしてるんだろうが、どこで買ってくるんでしょうね。ちなみに、今回トト子ちゃんに出番がないので遠藤綾はここでモブな女の子役。 トド松。顔は他の連中と同じだけど、しっかり女の子にモテるという裏切り者。コミュ力高いんだろうな。なら働け。 一松。未だ謎多き男。結局、どういうことだったんでしょうね? 怖い。 十四松。説明不能。今回最大の収穫は、十四松が本当に本当の意味で壊れているという事実を確認出来たこと。常に口が半開きで目の焦点が合ってない。テレビで放送しちゃいけないタイプの危険因子。「小野Dが大声でしゃべってるキャラです、あとは察して下さい」。察しすぎた。 ほら、もうイカれたやつしかいねぇ。チビ太さん、もっと頑張って更生させて下さいよ……。それにしても、チビ太って今いくつなんだろ。 ○「Dance with Devils」 5 ようやく辿り付いた、今期最後の新番チェック。今期は全部で34本(15分以下のアニメを除く)。まぁ、こんなもんですかね。今期こそは本数を、減らす、んだ。 最後の最後にまたレベルの高い作品である。まさかの同じクールでミュージカルアニメが被るっていう。「スタミュ」が野郎野郎&野郎だったのに対し、こちらは主人公にヒロインを置いたいわゆる乙女ゲースタイル。ゲームか何かが原作だと思ったら、どうやらアニメオリジナルの企画であるらしい。当然、人気が出ればここから様々なメディアに展開していくことになるのだろう。 ぶっちゃけ、私は作品の対象外なのでコレにすごく興味がある、といったら嘘になるし、なかなか熱心に見続けることは難しいかもしれないが、1話目の衝撃度はけっこうなもの。「スタミュ」同様に「急に歌うよ!」なわけだが、今作の場合はミュージカルパートがより明確に世界を隔てており、「学校の校門前で何となくクルクル回りながら歌い始める」スタミュと違い、舞台設定も小道具も完璧な状態で、より「俺たちの歌って踊るところを商品にするやで!」という意識がはっきりしている。別にどっちが上ということはないが、作品世界が地続きな分だけシュールなのが「スタミュ」、はっきりと別世界に分けてミュージカル部分を独立して楽しめるのがこっち、という区分になるかな。ちなみに、どちらの世界でも学園内の上層組織が「俺たち選ばれし者〜〜」と歌い出すのは同じである。 それ以外の設定部分は「悪魔に狙われたヒロインをこれまた悪魔っぽいイケメンたちが守る」という、至極分かりやすいそっち系の設定。舞台の準備はかなり適当で話の展開に突っ込みどころは多いのだが、明らかに「気にしたら負け」な部類だろう。突っ込みながら訳のわからなさを楽しむのが正しい方向性。そういう意味では、似たような設定でも特に誘致要因のなかった「魔界王子」とかよりは興味を引かれる部分はあるかもしれない。今週は2曲歌ったわけだが、毎週このペースだったらそれなりにミュージカル風味は出るわけだし。 中の人は当然「歌える」面子を揃えなければいけないわけだが、メインヒロインは本業のアイドルなので無問題。i☆Risは芹澤・茜屋の2人が今のところ一歩抜きんでていますね。そしてメインとなる生徒会メンバーは……まぁ、大丈夫でしょう。斉藤壮馬がどの程度歌えるのかは知らないけども。木村昴とかは完全に「舞台でもいけます」面子だからな。なお、個人的に気になったのはそっちよりも「主人公のおふくろさんが山村響」っていう部分。彼女は芸歴に似合わぬ不可思議な貫禄があるよな。
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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