最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
世界的にニップレスは星形と決まっているのだろうか、第3話。そもそもどこ発祥の文化なんでしょうね。 今回は荒事無し。そして、個人的にはそういう話が好みなのです。どったんばったん暴れるのではなしに、しれっと倫理観に欠けたことを言ったり、日常的な場面で突然リンチの光景が目に飛び込んできたり。そういう「日常的な殺伐感」の方がアウトローしてるな、って感じがよく出る。ロアナプラがいい町に見えるのはそういうところからですね。この世界もなかなか素直に狂っていて良いです。 前回はニックの化け物じみた姿を描写するのが主な目的だったが、今回の主人公はウォリックの方。何でも屋の「よくしゃべる方」っていうだけの認識だったウォリック。もちろん荒事だってこなすのだろうが、これまでのお話では疲れそうなお仕事はほとんどニックに任せており、本人は銃を使ってもあんまり上手くないなど、戦闘向きでない雰囲気に満ちている。そんなウォリックは何をして生きているのかというと、なんと「職業:ジゴロ」とのこと。ジゴロって言葉がこんなに飛び出すアニメは初めて見た。そもそも、ジゴロって職業じゃない。彼が行っているのは女性相手の性商売であり、言ってしまえば「男娼」である。まぁ、「ジゴロ」とは類義語というくくりらしいので間違っちゃいないのだけど。あまりにも手慣れたジゴロっぷりはとても説得力があり、自宅に女囲ってる割にはその後の処理も手慣れたもの。上玉のお客さん相手に的確にお仕事とをこなして稼ぎも上々のようである。普通に考えたら顧客の信用を失わないためにも自宅に女は招き入れないとは思うのだが、平気でそれをやってしまっている上に、アレックスがふっといなくなった時にも予想通りとばかりにケロッとしてたので、案外前にもこうやって気まぐれで女性を拾ってきたことがあるのかもしれない。 そんな「商売熱心」なウォリックが今回見せた感情は、ニックへの強い思いである。娼館ではニックを馬鹿にされたことで柄にもなく激怒し、2人の絆が並々ならぬものであることを窺わせる。同時にニックの方も「元の仕事」とやらに呼び戻されていたが、ウォリックとの今の生活に満足しているということを伝えてやんわりと断っている。単なる猛獣ならば人をよりたくさん殺せそうなマフィア傘下に戻りそうなものだが、それをしないということはきっと2人の間には相思相愛のつながりがあるということなのだろう。こういう「野郎2人の無言の絆」ってのは実に良いモチーフですね。いや、ホモホモしい意味ではなく。むしろ、こういう暑苦しい友情物語ってのは昔から少年漫画にかぎらないドラマの鉄板だったはずなのだが、最近はどうも、歪んだ見方が増えてきていけない。素直におっさん同士の友情を楽しめれば良いのに。 本作の難点は、女性があんまり可愛くないこと。アレックスは美人さんなのだろうが、デザインがいまいちしっくりこないので、面長なデザインが「美人」に見えにくい。スタイル抜群というセールスポイントについても、この町の女性は一人の例外もなく全員が爆乳なのでいまいち説得力が無い。ウォリックたちと家にいるときに肩紐がだらしなく崩れちゃってる描写なんか、普通だったらとてもセクシーでナイスサービスなはずなんだけども……やっぱり野郎の方に焦点を当ててるせいかなぁ。ビッグママも爆乳だったけど可愛くないしな(当たり前)。なんでこういうドラマの「元締めやってるおばはん」って必ずああいう格好してるんだろうね。あ、そういえばウォリックのお客さんのマダムは可愛かったかも。っつうかエロかったかも。ああいう濡れ場をしれっと描いてしまうのも、アウトロードラマの良いところですね。 最後にすげぇどうでもいい話だけど、キャストロールの中にキョウリュウブルーの名前があってちょっとびっくりした。確認したら、ちょいちょいアニメ声優の仕事もしてるんだね。 PR 引き続き可愛い、第2話。ボクもメタボヒキニートの例に漏れずにコーラは大好きですが、あんだけ飲んだら飽きると思うのだがどうだろうか。 多分、毎週書くようなこともないだろうな、と思いつつの視聴だが、2話目も引き続き可愛くて安心する。可愛い分だけイラッとさせるというのがうまるの最大のアイデンティティであると思うが、それがどこから嫌悪感になり、どこまでが笑って済ませることが出来るかが勝負のポイント。いくらお兄ちゃんが聖人君子のような人だとはいえ、視聴者はそうもいかない。「これは流石にあかんやろ」という行動にまで出てしまうと、「可愛い」から「ムカつく」にスイッチするのは容易である。そういう観点で見ると今回は「仕事でボロボロのところを早朝にたたき起こす」はかなりギルティ。その後に爆睡することでギリギリ許された感はあるが、あのままお兄ちゃんが過労で精神を病んでしまったら危ないところだった。 今回の主役は土間家の下の階に住む爆乳女子高生、海老名ちゃん。単なるオプション扱いの友人なのかと思っていたら、割とかっちりキャラが決まっているサブキャラということに。そして、そのあざとさはうまるの設定をはるかに凌駕する。秋田県民が全員あんな状態だと思うなよ。いや、知らんけども。とりあえず、多少うまるが無茶をしてもスルー出来る便利な能力の持ち主ということも分かったし、「イラつかせ具合」が勝負どころのうまるに対して、純粋に阿漕な海老名ちゃんというバランスは上手くとれている。また、海老名ちゃんがいることによってうまるがモードチェンジを余儀なくされるため。様々なシチュエーションでうまるのメタモルフォーゼが楽しめるのも重要なポイント。今回は「スーパーで急に見つかってサイズアップするうまる」と、「キレて急にしぼむうまる」という2つのシーンが見どころ。特に縮小時には元々のモードからのギャップもあって何割増しかで可愛く見えるのでとても良い。しかし、実際のシーンとしては、お兄ちゃんの顔に張り付いてブンブンやってる場面って回りからはどう見えるんやろな。 うまる役の田中あいみ同様に、いや、それ以上に、海老名ちゃん役の影山灯という子は前歴も不明、全くの新人のようであるが、ネイティブという感じでもない秋田弁を無難にこなし、阿漕な魅力の海老名ちゃんをしっかりと務めているのは高評価。まだWikiの項目もなく、出身地も分からなかったくらいだが、今後伸びてくるでしょうか。事務所の名前も聞いたことがなかったのだが、IAMエージェンシーというやけに紛らわしい名前の事務所は、カッターと同じ事務所のようだ。 なお、秋田のシーンでは、しっかりと秋田弁声優として浅野・荒鷲・真澄先生も噛んでる模様。流石や。 わーい、今週もアルベドさんが可愛く……なくなったよぉぉぉぉ! 第2話! なんやねん! 完全にアヘ顔じゃないですか〜! やだ〜! いや、これはこれで……でもやだ〜! でもまぁ、魔族だからしょうがないのかな……もう、愛すべきギルドの仲間達の中でも確実に一番残念な人になってしまいましたわ……「絶対服従・従順ビッチ」ってすげぇな。でも残念ながらモモンガ様には性欲はあまり無いらしいです。残念、ご子息の面倒までは見られないかな? 2話目でどんな展開が起こるかと思っていたら、なんと「別になんも起きない」という素晴らしい展開。前回一堂に会したやたら濃いNPCたちが勝手に会話を始め、この世界の実情がわずかではあるが明かされていく。一応モモンガ様もゲーム内世界のルールを整理していくために色々とチェックしているようなのだが、あんまり細かい部分は我々視聴者には分からないので、「まぁ、そのへんは適当にいい感じにしといて」としか言いようがないな。ユグドラシルってのが元々どんな感覚のゲームなのかは分からないのだが、モモンガ様は全く違和感無しにコンソールなんかをいじることが出来ている。普通に考えて「ログアウト出来なくなったゲーム内の行動」なんてのは混乱するのが当たり前なのに(実際、ログホラではコマンド選択のタイミングなどの勘を掴むまで大変だって言ってたし)。まぁ、多分SAOのナーヴギアみたいに最初から体感がほぼ同じ設定になってたんでしょうね。 モモンガ様が試行錯誤している部分はそのうち解決するだろうから別にいいんだ。どちらかというと、視聴者目線で気になるのはその他の部分、つまり、彼が関与出来ないNPCサイドの世界設定である。彼らの言葉の断片から、本来あり得なかった「NPCの独自思考」というものが確実に読み取れるようになっており、そこから、この世界がどのように「誕生したか」が垣間見える。例えば冷静なデミウルゴスさんたちは、他のPCについては「どこかへ行ってしまった」と認識しており、更にマーレは自分の衣装を「ぶんぶくちゃがま様に設定してもらった」とも証言している。つまり、彼らにとって実装時代のユグドラシルは「実際にあった時代」であり、記憶は連続的なものになっている。この世界がユグドラシルのサービス終了と同時に突発的に産まれたものではないことが分かる。また、衣装の話から「誰によって設定された」という際どい認識も持ち合わせていることが分かり、彼らの性質・任務・生き様は、「生まれもってのもの」でこそあるが、「他人に与えられた」という意識もある。そう考えるとアルベドさんの好き好き大好き設定はかなり際どい。何しろ「与えられた設定」という認識を得ることが可能で「モモンガ様によって設定されたモモンガ様大好き設定」だと知ることも出来るはずだからだ。その事実について自覚的になってしまうと、非常に危ういものである。でもまぁ、今のアルベドさんを見る限りではそこを気にする様子はないのだけれど。単に嬉ションしそう。 さて、NPCたちは「過去の記憶」と「設定の認識」がある、というなかなか複雑な現状も理解出来た。その上で、彼らもモモンガ様と同じように「変わってしまった世界」を理解しており、更に「モモンガ様への絶対忠誠」はゆるがないという。何とも不思議な状態であるが、ひょっとしたNPCたちも変わってしまった世界については不安を覚え、頼れる上司にすがりたいという気持ちもあるのかもしれない。そう「気持ち」だ。もう、ここまで自由奔放な彼女達の暴れっぷりを見たら、1人1人のNPCに「感情がある」ことは認めねばなるまい。理屈は全く分からないが、ここは「そういう世界」なのだ。ログホラでいうところの大地人に近い設定だが、大きな違いは、あくまでこの世界のNPCは「作られた」ことが確定しているということ。うーむ、なかなか悩ましい。今後、彼らのこうした複雑な生い立ちがストーリーに重大な影響を及ぼすことはあるのだろうか(まぁ、ひょっとしたら全く関係無い可能性もある)。個人的には、非常に興味深い状況設定なので、何か「ログホラ」ばりにここから斬新な物語展開が見たいところであるが……。 とりあえず、子安が来たよ。誰もいない、宝石箱のような無限の大地だと思っていたところに、突然の子安。勝てる気がしない。まぁ、似たようなSAOの世界だと考えると逆に負ける気がしないけど。 追伸:アルベドさんが好きです。でも、マーレ君はもっと好きです。この世界のキャラ、みんな良い。 意外に大胆に原作エピソードをいじってきた、第2話。いや、単に順番入れ替えてるだけかな。 こうして見ると、原作1巻目ってまだ色々と試行錯誤してたんだろうな、っていうのが分かる。タイトルの付け方についても、「朝陽の回りに色々な秘密を抱えた女の子たちが集まってくるドタバタラブコメ」っていうフォーマットを表してる言葉だと思っていたが、ひょっとしたら最序盤はそこまで考えてなかったのかもね。どれだけ連載が続くかも定かじゃないし。原作1巻では、朝陽が白神さんに告白してめでたく仲良くなった後は、しばらくみかんのエピソードが続く。「外道クイーン」朱美みかんが幼なじみとしての地位を利用して、新たな秘密を抱えた朝陽を振り回すエピソードだ。丁度1巻のラストあたりになって、ようやく委員長が前に出てきて、今回の「秘密」エピソードになる。個人的にはみかんエピソードをカットされるのは嫌だが、おそらく、アニメ版は「実は私は……」というテンプレートをはっきりと視聴者に示すために、あえて委員長の話を2話目に持ってきたのだろう。この方が「どういう趣旨の作品か」は分かりやすいからね。みかんが「実は私は……」っていうまでにはしばらく時間がかかるからなぁ。 そんなわけで、「セカンドヒロイン」とでもいうべき委員長が早くも大活躍。新番チェックでも書いたが、「委員長にしてはちょっと可愛すぎじゃない?」と思っていた水瀬いのりボイス、実はめっちゃはまっている。下手したら白神さん役の優ちゃんよりもはまってるかもしれない。最大の理由は、水瀬いのり本人の不思議なさばさばした感じにあるんじゃなかろうか。割と突き放したようなしゃべり方も慣れてるんだよ(どっちかっていうと聞いてる俺サイドが、だけど)。こうして並べると、女子高生役にリアルで年齢の近いキャストを当てている効果って大きいなぁ。やっぱり可愛いものなぁ。もちろん、みんなスキルが伴っていることが前提ではあるけど。今回の引きを見る限り、次回は飛ばされたみかんエピソードが改めて入ることになるんでしょうな。もう1人の若手である上田麗奈のお仕事振りも存分に楽しめそうだよ。 ただ、1つだけアニメに不満な点がある。それは、白神さんの「くー」の扱いである。今やすっかり白神さんのトレードマーク、ある意味決め台詞と言ってしまってもいい「くー」。その可愛らしさは非常に重要なポイントであり、単なるエフェクトの腹の虫にするのではなく、もう一手間加えてほしかったところ。個人的なイメージとしては芹澤優ちゃんボイスで可愛らしく「くー」って言ってもらって、それに画面でも書き文字の「くー」を入れるイメージ(「俺物語」みたいに)。我ながら細かい不満点である。 ○「GOD EATER」 5 放送前から、製作の遅れの方が話題になっちゃった悲しい作品。でもなー、出来てないっていう理由で1話目トバした作品ってのは流石に昨今でも珍しい存在なので、こればっかりはしょうがない。途中で総集編とか、最後が近づいてきて力尽きるとかならまだ分かるが(分かっちゃいかんが)、1話目ってのは無いよな。1話目でオトしたってことは、これ以降もカッツカツでやってます、って白状するようなもんだし。どうしてこうなったのか。 そして、1話目を見れば「なるほど、そうなった」ということがよく分かる。未だかつて見たことのないデザインによる斬新な動画デザインは、確かにひどく手間がかかりそうな作画スタイルである。「監獄学園」の陰影をつけたまま処理する技術も面白いと思ったが、今作は更にそれの延長線上。CGによる陰影のモデルを、その他のキャラクターモデルの全てと同じ次元に落とし込み、それを全て引っくるめて動画として取り込むという。これは大変そうだ。こうした努力のおかげで、明らかにCGモデルである武具やモンスターとの接点も非常にスムーズで、全てのオブジェクトが1つの世界観の中に溶け込んでいる。ここまでシームレスに接続するのは、かなりの難行だったはず。原作ゲームは全くやったことがないが、おそらくはゲームの雰囲気を維持し、アニメとして盛り立てるための手法なのだろう。 今作の監督は、久しぶりに名前を見る気がする平尾隆之氏。ufotableの重鎮であり、「フタコイオルタナティブ」「まなびストレート」など、ufoの黎明期を彩る傑作秀作に名前を残す人物である。今回の独自のCGワークを見ていると、当時は本当にイロモノレベルで視聴者の度肝を抜いた「まなびストレート」のCG効果を思い出す。気付けばあれから7年以上。いまやCGアニメの技術力はここまで自然に、ここまで力強く出来上がったのであるよ。 とはいえ……確かに見たことのない画面には感心もするし、その効果が大きいことは理解出来るのだが、いかんせん話がピンと来ない。すごく普通の1話目。設定は最近で言えば「進撃の巨人」なんかに近いが、まぁ、あれを引き合いに出さずとも、割とよくある「人類のピンチ」だ。淡々と主人公の訓練状況などが紹介されているが、モンスターの襲撃方法に何か目新しさがあるでなし、主人公のモチベーションにはまだついていけないし、「時間が無いからぺーぺーの主人公が出撃したよ!」っていう設定だったはずなのに、割と余裕で強そうなチームがまにあってるし。なんか、もっさりしてる筋立て。まー、ゲーム原作のアニメってのはえてしてこうなりがちではあるのだが……なんか助けに来た人の中にザップが混ざってましたね。ここはヘルサレムズロッドだった可能性が? まぁ、異界からの侵略っていう意味では当たらずとも遠からずであるが。 来週以降、シナリオ面でもちゃんと盛り上がってくれるかしら。これだけの画作りが出来ているのだから、何とか最初の1手の汚名を返上して盛り返してほしいものだけども。それにしても、今期大原さやかの大活躍っぷりは目を見張るものがあるな。 ようやく行ってきました。封切りから随分時間がかかってしまったが、全部混んでるのが悪い。基本的に、長年培われてきたぼっち根性、コミュ障の症状のせいで、極力人がいるところには行きたくないんだよ。映画も1人で観たいんだよ。隣に知らない人がいるとか言語道断だよ。だから、空くまで待つしかなかった。あと、空いてるだろうタイミングでも季節柄雨が降って面倒になることも多かったけど。とにかく、これ以上待つと今度は暑さで外に出らんなくなる、というギリギリのタイミングで、ようやく視聴が叶いました。
<以下、一応ネタバレ的要素もあるかもしれないので注意>
ウサギはしゃぎすぎ、第2話。姫様、先週の時点ではめっちゃ強キャラ臭がしてたのに、実際外に出たら大したことなかった。単なる生野菜好きだ。 とりあえず最初に言うべきは、「なんで高橋丈夫作品ってこんなに背景美術が綺麗なの?!」っていうこと。今回サブタイトルが「初めての旅」ということで、メインシナリオもさることながら、どっちかっていうとナッシェタニアがお城の外に出て対等な人間と旅が出来て嬉しいな、っていうお話だ。そんな姫様の新鮮な視界から見える「広大な外」という環境が、嘆息するほどの美術でもって描かれている。瑞々しさもありながら、陰影の妙も実に見事。旅路の不安と、期待感が見事に出た素晴らしい美術になっている。どんなシーンでもこの細やかさは崩れることがなく、ラストに出てきた焼け落ちる村のビジュアルなんかも恐ろしく精妙だからね。崩れ落ちた藁屋根の描き込みとか、改めてご堪能頂きたい。 さておき、そんな綺麗な世界を旅するアドレットとナッシェタニアのドキドキ2人旅で前半パートが終わるというまさかの展開。適度に説明台詞を挟んで世界設定を確認し、2人の置かれている現状、二人の人となりを語りながらの道行きなので特に退屈することもないが、もっとガンガンシナリオが進むのかと思っていただけに意外ではあった。まぁ、今回みたいにゆっくりと各々の心情を解説してもらわないと、姫様がどういう志でもって戦いに挑んでるのかは理解しにくい部分があるからね。「前回はドヤ顔だったけど、実戦になると割と不安なんです」「初めての対等な関係で、早くもちょっとアドレットに惚れてる感じです」みたいな部分、飛ばされると一気に分からなくなるからな。ちなみに、そんだけやってもゴルドフの登場シーンなんかはいきなりだった気がするしな。原作だとこの辺りがどの程度描き込まれているのかは気になるところ。 もちろん、そうした「流す」パートにおいても、本作は様々な動画面で見るべきポイントがある。たとえば馬の歩き方、走り方、馬上で会話している二人が馬の歩行によって微妙に揺れる様子。馬が駆けるときにカーブを曲がる姿勢など。いちいち細かい動きに念が入っている。また、今回も短かかったが戦闘シーンが盛り込まれており、説明無しで訳の分からない凶器を使いまくるアドレットの戦闘方法、そして姫様特有の飛び回る刃物による殺戮劇は前回の戦闘よりも面白い画面になっていたのではなかろうか。最終回までこの動画のクオリティが保つといいなぁ。 シナリオについては、さっそく第3、第4の六花が登場して順調に進行中。しかし、なんとそのうち1人は「六花殺し」の容疑をかけられているという、いきなりのアクシデントである。収拾がつくと良いのだが……。とりあえず今期3人目のあおちゃんキャラに期待しとく。どう考えても乳のあたりの衣装がヘン。 うおぉぉぉぉ! ここで矢霧・張間回!! 第14話。正直全然期待してなかったからめっちゃ嬉しいわ! 今作は「群像劇」であって、多数の登場人物が入り乱れるところに面白さがあるんだが、それだけに、一度フェードアウト気味になってしまったキャラってのはなかなかスポットが当たらない。流石にもう矢霧姉弟や張間美香に出番はないんだろーなー、と勝手に思っていたので、ここに来てまさかのたっぷり1話分。これは嬉しいサプライズ。 元々、この「デュラララ!」の盛り上がりっていう点でいえば、やはりトップは1期の前半クールなんだわ。誠二と帝人の言っていた「1年前の事件」。あのときの「まだまだ出てくる変態大行進」みたいなノリと、アニメ映像としてのインパクトを持った解決策。あの盛り上がりが、今作にのめり込む最大の要因になっていたのは間違いない。そのため、あのエピソードで活躍(?)した面々には少なからず愛着がある。しかし、波江さんならまだしも、誠二と美香についてはもう完全に騒動から身を引いたし、モブとして以外出てくることもないだろうなぁ、と思っていたわけですよ。しかし、「承・転」と続いた今作はどんなキャラクターでも油断ならない。考えてみたら「承」に入ってから神近にまで出番があったんだから、それよりも内側にいる人間はまだまだチャンスがあったってことだよね。 今回は元祖ともいえる変態女性2人の大活躍が爽快感抜群の絡みでもって描かれる。かたやハイパーブラコンマッドサイエンティスト・波江さん。対するはハイスペックサイコストーカー・張間美香。この2人の対立構図についても、とっくの昔に消化されたものだと思っていたが、どうやら波江さんの熱意はそんなに甘くなかったようだ。臨也が刺されてしばしの間自由の身になったと分かったからなのか、いやそれ以前からか。とにかく折原シスターズに素行調査を依頼して弟の様子を常時チェック。一周年記念でいちゃつく弟カップルに怒り心頭である。そうかー、やっぱり駄目だったのかー。てっきりおねーさん公認カップルだと思ってたのだが。なんか変なところでキレてしまいました。 面倒になって張間美香の存在ごと消してしまおうと動き出す波江さん。そして、そんな危機的状況に陥っても平気へっちゃら張間美香。彼女のメンタルの強さは既に知られているところだが、今回まさかの超必殺技・無限遠ストーキングを披露。誠二のためなら何でもする。もちろん、誠二が困ってから動くのでは駄目だ。誠二が困る前に、誠二が困らないように動くのである。セルティも、街のヤクザも、あの折原臨也ですら全貌を把握出来ていない池袋のごたごたを、美香はたった1人のストーキング技術で恐るべき精度の調査をこなしていた。裏の全てに通じ、あらゆる情報を握りながらも、それを握りつぶして誠二に触れさせないようにすることこそが彼女の指命。それを彼女は、誠二といちゃつきながら、顔色1つ変えずに遂行していたのである。やっぱりすげぇぜ張間美香。実は作中最強かもしれない張間美香。彼女が本気で動いたら一体どうなってしまうんだ! と心配になるものの、多分誠二に火の粉が降りかからなきゃなんもしないわ。 波江さんの行動原理も120%「弟」1択であり、美香ほどではないにしろ、彼女が好き勝手に動いたらそれはそれで街は荒れるだろう。セルティの首を巡る動きで街が現在も辛うじて平穏なのは、矢霧誠二という男が「割と良い奴」でいてくれているおかげなのかもしれない。ここに来て急にキーパーソンじみてきたな。でもまぁ、今回のラストの会話を見る限り、誠二が何か積極的に介入するってことはないだろう。首の存在を第一に考える誠二であるが、少なくとも美香のことも大切に思ってくれているのは間違いないだろうし。今回は誠二が一番株を上げた格好良い奴になったわけだが、波江さんの陶酔の表情、そして無敵マシーンとしてのレベルが一段と上がった美香と、三者三様に全員格好良かった。頑張れ波江さん。今回のキスの思い出だけで、しばらくは幸せに生きていけるでしょう。 それ以外の街の様子もちょいちょい描かれていたのだが、おそらく断片だけで分かりにくかった部分は、次回以降に改めて回収してくれるだろうから深く考えないでおこう。セルティのセーラー服とか。動向が気になるのは何と言っても帝人なわけだが、なにげにヴァローナが露西亜寿司に居座ってるのが愉快である。彼女の出す寿司は、一体どんなネタなんだろうなぁ。 ○「空戦魔導士候補生の教官」 3 これはとても良い作品だ。なにせ、今期はあんまり初見で「あかんわ」っていう作品が無くて、ここまで20本以上新番チェックを書いてきたが、そのほとんどが5点か6点しかつけられていないのだ(まぁ、いつものことなので採点方式の方に問題があるとは思うが)。ここに来てようやく、「あ、これおもんなさそう」と言える作品に巡り会えた。差別化出来るってのは、それだけで貴重なのです。まー、いつぞやのように「ぐだぐだラノベ四天王+1」とかいって軒並み駄目ってのも困るんだけども。 そして、今作は、スタッフだけでいえばその「四天王+1」の「四天王」部分を務めた「聖剣使いの禁呪詠唱」のスタッフがベースになっているというのだから期待大である。別に、わたしゃ監督の稲垣さんを馬鹿にするつもりは無い。彼の作品には「脳コメ」みたいな明らかに馬鹿っぽくて楽しい作品だってある。ただ、残念ながら今作はそういう方向にはとても行きそうにないし、ネタ度合いで言ったら「聖剣使いの禁呪詠唱」とどっこいどっこい。いや、狙ってないのだとしたらこちらの方が病巣が深い可能性すらある。また、「禁呪詠唱」は致命的な作画によるヤシガニ演出という更に分かりやすいダメージ要素があったわけだが、こちらは1話目でそうした破綻が無いにも関わらず、にじみ出る「なんか駄目そう」感。もう、これこそが私の蔑称として定着している「ラノベ」のひな形と言っていい。 ま、多分作者も分かっててネタでやってる部分はあるのだろう。流石に何の考えも無しに「トーストくわえて曲がり角」をやるとは思えないし、「ほーら、お約束のネタだよ」と、まるで2chのスラングを引用するかのようにして、伝統的な「ギャグ」を繰り返してみせたはずだ。しかし、これが別に何のアピールにもならないし、「結局そういう話作りしか出来ないのでは?」と思われるマイナス要素にしかならない。話の骨子は「電波教師」なんかと同じ。俺ツエー系主人公(松岡系主人公)がのらりくらりと文句を言いながら「俺強いからー、別に努力もしないし興味もないけど、なんか気付いたら後進育成してたわー、俺が教えたから落ちこぼれが一気に強くなったわー」っていうのをやるつもりなんだろう。ワンパターンが悪いというわけではないが、それにしたって集められた生徒達の設定がやっつけ仕事過ぎるし、あまり可愛くもないので応援したいという気にはならない。しいてあげるなら勘違い女王様の「問題児」とかじゃなくて完全に「もうあっち側の人」感は振り切れているので笑える部分もあるのだが、あんな人格破綻者を飼っている時点で教育機関としては無能以外のなにものでもないだろう。教官っていうか、どっちかっていうと療法士とかそういう仕事の人に頼んだ方がいいと思われる。 筋立てが適当だし、それに合わせるようにしてアニメーションとしてもすこぶる低調。1枚絵の良し悪しでなしに、コンテ演出に工夫が見られず、単調な画面でもっさりした話が進む。分かりやすいところだと、廊下で男子生徒がヒロインに驚き叫んで後ずさるシーン、その角度から相手が来てるのに、顔も動かさずに突然視認して驚くのは明らかにおかしい。他にも理事長室みたいなところでだらだら返答する主人公に相方が肘を入れるシーン、主人公が台詞を一通り言い終わってからしばらく間があっての肘。とても動きがもっさりしている。普通、こういうタイプの会話でリズムを作りたいなら、相手の台詞を遮るように肘を入れて牽制するだろう。それをせずに1つ1つのアクションを別々に描いているので、やたらもっさりするのである。 あんまり今後に期待を持つタイプの作品ではないのだが……まー、ヒロイン役ののじょさんに免じてもう少し見てみるけども。アブソリュートデュオでいいんじゃないかな。 |
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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