最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
総集編はもう嫌だ! 第5話。 ……でも総集編にしか見えないよねぇ……なんや、このアニメ。 こうして困惑するところまで含めて脚本家の狙い通りなのだろうけども、やっぱりぽかーんやで。ネタとしてはある意味とても秀逸。「まどマギフォロワーなんだからここから凄惨な事態が起こって事態が混迷するんじゃないか」と思われていたところを、まさかの5週で最終回である。お約束を寄せ集め、過去の何かを想起させるからこそ出来た強引極まりない「敵の半数をまとめて処理する」バトル。そりゃ戦闘シーンは凄かったのだろうが、やっぱり全部が過去の名作の形式をなぞったものだ。プリキュアがじっくり1年かけてやるやつ、スタードライバーが2クールかけてやるやつ、シンフォギアでも1クールかかるやつ。それを5話でやった。いや、4話は別に無くても良かった話なので、実質4話分くらいだ。なんやこれ。 これで「次週からなにやるんだろう」と盛り上がるのが制作側の狙いなんだろうし、実際、こんだけ壮絶なことをやれば目を引くのは事実だろうなぁ。攻め過ぎる脚本である。本来1年必要な気がするような脚本を無理矢理4話分に詰め込んでいるくせにギリギリ成立しているのは、実は結構な神業だったりするし。いや、分かんないけどね。「満開ってなんやねん」「切り札ゆーてるけど、もうこいつら倒せば終わりだと思ってたんなら今回の戦闘の最初の時点で使うやろ」「あの世界にも宇宙ってあるんだぁ」「東郷さん無双すぎね?」「1人だけ満開能力持ってない勇者がいるんですが」「やっぱり宇宙で決着なら拳パンチですよね」などなど、……うーむ、突っ込みどころだらけである。わざと隙をつくって盛り上げる戦術やな。ずるいわ。個人的には、「大気圏突入百合」という謎ジャンルが開拓されたので、まぁOKとしたいと思います。バックグラウンドがなにもないくせに、マジで最終回みたいな渾身の演技をしてくれていた中の人も応援したいし。 そういえば、今週だけで「糸を使って戦うヒーロー」を3人連続で見ている気がするんですが(「アカメ」「テラフォ」)。流石に我々、糸に希望持ちすぎじゃないですかね? PR いちごオレの何が悪いねん、第5話。ええやんけ、ゲロ甘い乳飲料は素晴らしいです。溢れ出る糖分に乳脂肪も加わって見事なカロリーをはじき出すおかげで、今のボクがいるのです。普段コーヒー牛乳しか飲んでない状態だと、意外に糖分が多いと不評の野菜ジュースとかのカロリー表示を見ても「フン、この程度か、雑魚め」と余裕で受け入れられるようになるよ。 いや、乳飲料はどうでもいいんだけど、なんや、メインヒロイン子ちゃん、割と可愛いやないか。元々暴力属性が強いこのスタンスのキャラってなかなかさじ加減が難しくて、ともすると単なる嫌なヤツになりがちなのだが、灯代は今回まるまる1話使って正ヒロインの座をアピールするとともに、割と好感度を上げる事に成功したと思う。隠していてもにじみ出してしまって止まらない厨二性癖は将来の夢に直結しているというし、頑張る女の子は恋にも一生懸命で素直に可愛い。これまで安藤がなんでこんなにモテるねん、っていうのは分からない部分も残っていたのだが、今回の灯代との2人きりの対話で何となく女子人気の理由は分かった気がするわね。「格好いい」とかじゃなくて「一緒にいて疲れない」タイプの好かれ方やな。いや、これってなかなか難しいことなんですよ。もって生まれた素直な人間性ということなんでしょう。あと、長ったらしい厨二台詞を噛まずにスラスラ暗唱出来る技能とか。ん? いらない? 安藤がこんな調子だからこそ、そこに並べられたヒロイン勢も素直に輝けるというもの。ツンデレのフォーマットを遵守し続ける健気な灯代も、結局「ヒロインズ」の一員なのでデレモードはバレバレ。それでも安藤は気にしないし気付かない。おかげで嫌味にならずに前に進めているのである。まさに「中二病でも恋がしたい」なわけですな。ただ、それこそ先輩作品のご多分に漏れず、ラストシーンでは鳩子との修羅場フラグが立ってしまったわけだが……次回予告でそんな様子が無かったのは何故なんだろうか。正直、この作品に修羅場要素はいらんなぁ。これまで同様、安藤の取り合いになってもヒロイン同士でギスギスするのではなく、最終的に安藤がつるし上げられる展開になれば平和に笑っていられるのです。鳩子が本気のノリで嫉妬したりもやもやする展開はなさそうなので大丈夫だとは信じたいけどね。 夕方6時から性的過ぎるんだけど、なんなの? 少子化対策なの? 第5話。……いや、これによって少子化は一切解消されないけども……。あかん、女性キャラみんなあかん。 真逆の話題から入ってみよう。やっぱりラルさんがちょっと違ってしまった話だ。まぁ、事前告知あったから心の準備は出来ていたのだけど、やっぱりどうにもラルさんではなくなってしまうね。別に宝亀さんが悪いわけではなくて、もう広瀬さんクラスになっちゃうと替えは効かないよなぁ、って話。こればっかりはしょうがない。早く元気になってお仕事に復帰してほしいものですね。なお、私のなかで広瀬さんというとランバ・ラルではなくて「ザ・ニンジャ」である。世代的な問題&頻度の問題ね。文字通りにテープがすり切れるほど聞いてたからね。 閑話休題。そんな青い巨星の指導下でデビュー戦を飾るトライファイターズの初陣のお話である。お手本のように三者三様の心構えが現れた「緒戦テンプレ」ガッチガチの展開だが、主人公が3人に増えているおかげでテンプレを処理するだけでも色々とてんこ盛りで忙しいお話になっている。1人ずつ確認していくと、まずはおねーちゃんをプールに連れ出す口実を作ってくれた優れた弟、セカイ。「無重力に近い水中で特訓すれば機体との一体化が促進できるよ!」というので水中拳法修行。まぁ、水を使った宇宙訓練はNASAでもやってましたので(ソースは「宇宙兄弟」)別に間違ってるわけじゃないんだけど、単に水着でプールに入ればいいってもんでもないような気が……。いや、いいんだけどね、本人がそれで何とかなったならね。プールに入ったことと試合で見せたブーストダッシュは多分全然関係無いよね。あと「完全に一体化した!」って驚かれた直後にガンプラの拳がグルグル回ったのは吹いたね。一体化してたらエラいことやで(あくまで気持ちの問題です)。ヘタレと罵られて克服するまでわずか1週というスピード解決っぷりも、とにかく展開の速い今作らしくて潔いです。やっぱり次元覇王流はすげぇなぁ。 そんな可愛い弟を見守るおねーちゃんは相変わらずのストーカーっぷりがポンコツ可愛い。弟に頼まれたからって自分も水着になる必要は全く無いはずなのだが、そこは空気を読む。そして、その水着姿のままで廊下に出てきてひっそりとかがみ込むサービス。なんなのこの姉。ずるいわ。 その他女性キャラとしては、フミナ先輩とギャン子がいちいちおいしいところを持っていく。今回ギャン子登場直後のキャラ作画がどう考えてもピザ過ぎたのだが、それでもなんか許せてしまうくらいにはギャン子の度量はでかい。というか、実際に胸がでかいし、顔もでかい。このデザインで「可愛い」と思わせてしまうのだから彼女は本物だ。回りにあれだけの乳が大挙していると、セカイはそのうち乳恐怖症になるんじゃないかと心配してしまうレベル。フミナ先輩はギャン子やおねーちゃんほどの節操なしおぱいというわけではないが、自分のセクシャルさを理解しているのかいないのか分からない出で立ちは青少年育成上問題がある。私生活が基本へそ出しって、どういうセンスなんだ。っつうか今季節はいつなんだ。寒くないのか。いや、寒かったとしてもしまわないでほしいけども。あの格好で野郎2人に抱きついちゃうあたりがフミナクオリティ。そんな直接的なアピールに出たら、そりゃギャン子だってハンケチくわえて怒りますよね。あ、そういえばフミナさんにもめでたく「過去の因縁」が新しく設定されましたね。セカイには「師匠」、ユウマには「憎いアイツ」がいるけど、フミナはそういう存在が認定されていなかった。そこでこの度ようやく「憧れの大きな存在」が公式設定。誰なのかよく分からない女性だけど、まぁ、強そうだし綺麗なのでこのけしからん世界の新たな女性枠として活躍してくれることを期待しよう。最後にメイジンが連れてきたあの女性って、同一人物なのか、それとも関係無い人なのか、どっちだ? っつうかメイジン? なにしてんだ。まだメイジンなのか。流石に4代目に世代交代はしてないね。 そしてユウマ。黙々と自分の仕事をこなす職人気質であるが、「ラルさんの盾を落とす」という凄いんだか凄くないんだかよく分からない偉業をを成し遂げたり、今までずっとスナイパーだったのにアグレッシブに前に出たり、主人公の座を争うために必死の働きを見せる。また、ライバル認定されていたサカイ・ミナトが一瞬セカイのライバルキャラになりかけたが、最後に直接対峙して改めて「ユウマがライバル」設定をはっきりさせた。ビルダーとしての戦場以外での対戦も見ものである。ただ、彼は自分のガンプラの調整に余念が無いようで、フミナのガンプラには一切触ってないのはどうなんだろうと思うけどね。普通に考えたら一番腕の良いビルダーが全員のマシンをメンテするのが最良だと思うのだが……あのSDがどのように強いのか、まだよく分からんのだよな。まぁ、そこは先輩もガンプラ愛があるからOKってことになるのかしら。愛があれば水中戦闘用モビルスーツだけでも勝ち進めるしね! 「格好いいゾック」ってやっぱり憧れるわぁ。この調子でアッグガイやジュアッグも恰好よく活躍してくれるといいのだが。 ドラゴン討伐後に身体をギュッてしておぱいがムニムニ盛り上がるカットがすごく良いと思いました、第5話。エロいのは大変結構ですが、エロしかないとちょっと困ります。 いわゆる一つの「島編」ですね(?)。様々な作品において転機となるエピソード、それが島。もしくは「漂流編」ですね。ほら、ステラだってシンと一緒にしばらくは海辺で半裸生活してましたし。そういうエピソードがあると……人が死ぬ……。あ、今作は幸い誰も死にませんでしたね。ぶっちゃけ落雷のシーンで「もうちょっとズレてアンジュに直撃しねーかなー」って思っていたのは内緒である。 まぁ、アンジュ側から現在の状況に歩み寄るためのエピソードは必要なのは当然であるが、そのきっかけとなったのは、困った時の「男」である。レズだらけの百合園ではノンケであばずれのアンジュの好みに合致するシチュエーションは皆無だったために終始仏頂面でつんけんしていたわけだが、久方ぶりに若い男を見て眼の色を変えるアンジュ。「こいつぁラッキー、しかもイケメン、CVが宮野だ。若い身体を持てあましていることだし、ここらでちょいと据え膳頂こう」ってのが自然な流れ。あれだけの過酷な環境にいた乙女ですので、生存本能が高まってチャンスが来たら逃がさず即生殖行動の用意をするのは、ある意味人間の鑑といえる状態かもしれません。もちろん、そのまま飛びついたのでは高飛車女のプライドが許さないので、出会いはツンです。そしてジワジワ相手を陥落していき、自分の優位を確定させます。あくまで自分に主導権があるということを強調しつつ、最終的にはコトに及ぶわけですね。汚ないビッチだなぁ。まぁ、私もこんなシチュエーションになったらおいしく頂きたいとは思いますけど(ただしイケメンに限る)。 もちろん、アンジュ姫様は最初のうちは本気で嫌がってたんだろうし、本気で逃げだそうと思っていたのだろう。いたのだろうが、流石に今回の展開はどうかと思うよ。基地内でのあの孤高の精神はどこへ行ってしまったんだい? ちょいとホームグラウンドを離れただけでもうキャラ崩壊かい? 堂々と廊下を裸で出歩こうとしてたやつが今更男に裸体を見られたくらいでどうだってんだよ。それもシチュエーションからして命の恩人って分かってる状態で。「ありがとうございます、お礼は身体で支払いましょう」っていうのが自然な流れ(?)じゃないのか。毒物を素早く察知してロザリーちゃんにズキュゥ〜ンしたあの立派な貞操観念はどこに行ってしまったんだい? 男が股間に顔を埋めたら、自分もお返しに股間に顔を埋めるのが自然な流れ(??)じゃないのか。……あかん、このアニメ見てるとどんどん倫理規定が分からなくなるわ。 とにかく、相手が「男」というだけですっかり初心なねんねに戻ってしまったアンジュ。今更カマトトぶってもおせえんだよ、と思いきや、考えてみりゃタスクは初対面なのでコロッと騙される。アンジュはルックスやスタイルだけならば問答無用の「美人さん」らしいので始末におえない。元々素直な性格だったらしいタスク君はあっという間に下僕と化し、丁度「オオカミ少女と黒王子」の逆シチェーションみたいになってしまった。あれだけ面倒見てるのに平手や、あげく銃撃までくらって素直について行くタスクは、真性のマゾ奴隷である。簡単にロープなんか切れるのにずっと簀巻き状態でぶら下がって楽しんでいるあたりに彼の本気度がうかがえるが、流石に命の危機はいかんでしょ。まぁ、その分のお礼くらいはしばしの共同生活でちゃんと享受できていたのなら問題無いが……おかずとか(決して爆発する紫色の鍋のことではなく)。 そして分かれの時。突如飛来する氷漬けドラゴンは、どうやらアンジュ達アルゼナスとは別部隊によるミッションであったらしい。アンジュを殺しそこねた子ドラゴンとアンラッキーな遭遇を果たすが、白兵戦でもそこそこ渡り合うという信じられない奇跡を披露し、あげく今回も王の力ボーナスでもって打倒してしまう。主人公補正ずるすぎ。あと、ものの数秒で電気系統が復旧する状態だったなら、そんなとこで作業中断せずにハナから無線使っとけ。うん、全部ご都合展開だからしょうがないけどな。2回ぶっ飛ばされて木とかに激突したのに、何故か一回目に吹っ飛ばされたナイフのところに戻ってきたのは笑った。この作品、色んなところに便利な磁石みたいな装置がついてるんだと思う。ほら、アンジュの股間とか。そりゃタスクだって何度もダイブするし、蛇だって食いつくだろうさ。あ、ちなみに割と知られてる事実だけど、毒蛇に噛まれた時に毒を吸い出すっていうのはあんまり良くないらしいですよ。感染症の原因にもなるみたいですんで、よっぽど女の子の局部に吸い付きたい場合以外はやめておいた方がいいとのことです。 ……ほら、下世話な話しか出てこない。 お仕事アニメは直接精神的ダメージが入るので色々キツい、第4話。「いいなぁ、仕事のことが話せる人は。ちゃんと仕事してるってことだから」。うん、そうだな………………。話題を変えないかね? 残念ながら今作は「頑張るお仕事女の子」シリーズなので、そのあたりは容赦無しなのです。導入となる宮森の社内奮闘記が3話までで一段落し、この後は宮森の大学時代のサークル仲間5人のお話が次第に広がっていくことになるのだろう。その一本目となる今回は、それぞれがどんな状況にあるのかをざっと描き、ぺーぺーで苦労している様子を、声優の子を中心に描かれていく。この「新人声優の苦闘人生」というのは我々声優ファンには非常になじみ深いもので、アルバイトで必死に食いつなぎながら、藁をも掴む思いで必死にオーディションを受けている様子はまさに「なんでこんな職業を選んでしまうのだろう」状態である。世の中の声優全部に言えることなんだけどね。あれだけ現役の人たちが声高に「絶対しんどいし、やめといた方がええで」と力説しているにも関わらず、未だに声優志望という若者は減るどころか増え続けているというではないか。裾野の人口が増えれば業界全体の実力が底上げされる可能性はあるのでファンとしてはそういう状況も悪くはないのだが……弊害も多そうなので悩ましいところである。「何事も熱意が大事で、やる気があれば何とかなる」なんて甘っちょろい根性論が通用する業界じゃねぇからなぁ。 というわけで、声優志望の娘っ子、坂木さんは涙ながらに頑張り続けているのです。改めてオーディションの風景を見てみると、やはりこの職業の理不尽なまでの壁の厚さを痛感させられる。なにせ、オーディションを受けるためにスタジオに入れただけでもかなりましな方なのだ。「ちょっと多すぎる」120人くらいがオーディションに呼ばれていたようだが、各事務所から選出されてそこにたどり着くのだって簡単じゃないだろう。おそらくテープオーディションとか、マネージャーとの頑張りがあって初めて現場に出向くことが出来る。そして、そこまで頑張って挑んだ現場は本当に一瞬の勝負。どこかで聞いたことがある声のベテランさんまで同じ現場でしのぎを削っているし、ジャッジしている制作側スタッフだって、120人聞いてたら「何がいい仕事か」なんて分からなくなっちまいそうだ。ちょっとマイク前に立ったくらいでキャラへの向き不向きなんて、微細に分かるもんじゃなかろうし。結局、オーディションを受けるときのタイミング、そして巡り合わせ。マジで運ゲーである。これに勝ち残った歴戦の強者たちだけを、僕らは「声優さん」としてあがめ奉ることが出来るのです。……頑張れ、数多の綺羅星。 3話までの宮森の奮闘、今回の坂木さんの顛末、それらを見た後での、一時の憩いは旧友と集まっての飲み語り。多分、みんなして翌日も仕事だし、あんまり遅くまでは飲めないんだろうね。幸いなのは、みんないわゆるカタギの仕事ではないので、おそらく映画にしろ居酒屋にしろ、平日の混んでない時に入れるってことくらいだろうか。そしてタローが羨ましがっていた通りに、5人とも普通に可愛いんだろうな。贅沢な集団である。こんな子らが集まってきたら、そりゃ居酒屋店長もサービスしたくなるってもんやな。「新人声優(の卵)がバイトしてる居酒屋」って、上手くいけば後々プレミアがつくかもしれんよね。個人的に、「茅野愛衣と赤﨑千夏がバイトしてた喫茶店」ってすげぇな、っていつも思う。あとアスミスが実習に行った保育園とか。首都圏近郊では当然そういう場所も多いんだろうけどなぁ。売れ始めの男性声優とか、上手くいけばまだどっかてバイトしてるかもしれんで。 その他、相変わらずスタジオではタローがトラブっていたり、例の監督がまたやらかしていたり、宮森が休んでいる間にも事態は進行しているらしいですが、それをさておいて、個人的には「宮森の実家ってどこなんだろう」っていうすげーどうでもいいことが気になりました。普段帰省出来ないくらいの遠方ってことは間違いないだろうけども、具体的にどこっていう描写はないんだ。米とか白菜なんてどこの田舎でも送るだろうし。ただ、実家のリビングに花笠が飾ってあったのが気になるんだ。すまん、どうでもいい話だ。あ、あと坂木さんの自宅の様子が何となくそれっぽいのもリアル。声優やる人間は、自腹で衣装を増やしていかないといけませんので、洋服の管理は大変そう。まぁ、大体「服 管理 声優」とかだと、汚部屋で有名なあの人やこの人のイメージしか出てこないけどね。 10月31日 ドラフト模様(TKT×3) ピック順 【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Mei】→【Alessi】→【Sangriter】→【Serra】→
もう間もなく「統率者2014」が発売されるという時期ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。やっぱり統率者用のカードはアホなのが多くて良いなぁ。ホントは欲しかったんだけども……高いんや……まぁ、色々とお高いカードも再録されてるしなぁ。単色デッキだからってしれっと入ってる灰色商人とかもいるけどな。
あきらっきーが出てこないと提クレバック劇場がないのな、第5話。コメディリリーフがちよりしかいないのはちょっと力不足か……(晶さんは笑わせる要員ではありません)。 ふたせ文緒の人生でまるまる1話。まぁ、セレクターバトルに関与しちゃった人の人生模様なんて大体こんなもんよね、っていうお話である。特にこれまで登場したキャラクターと比べても特殊な点は無かったよな。一応確認しておくと、現在の「ふたせ文緒」名義で活動している作家の方は、元々ルリグだった少女、「フタセ」である。彼女がそれ以前にどういう存在だったのかは不明だが、自分の名前を尋ねられても答えられなかったことを考えると、ひょっとしたら「それ以前の人生」は無いのかもしれない。基本的にルリグと夢幻少女、セレクターの関係性は脈々と受け継がれる無限ループであるが、どこかで必ず「始祖」となる存在がいなければならず、その始まりは、遙か昔に遡るというわけでもないだろう。そもそもWIXOSS発売後じゃないといけないわけだからね。いや、この世界のWIXOSSがいつ発売したのかは知らんけども。フタセたちのお話は現在からやや昔のことだと思うが、その時点で既にクラスでブームになっていたのだから、そこそこ息の長いゲームであることは間違いないはず。 とにかく、フタセのスタート地点はルリグとしての存在から。そして、作家ワナビー少女である「文緒」に取り憑き、例によって二人三脚でのセレクター人生が始まるわけだ。元々「夢は自分で叶えなきゃ意味が無い」というまっとうな理念を持つ文緒はバトルに積極的ではなかったが、出版社に蹴られ、現実に突き放され、だんだん嫌気がさしてドラッグに手を伸ばすようにしてバトルに打ち込み始めてしまう。そしてなお悪いことに、作家としての才能はあまり無かったが、デュエリストとしては優秀だったらしく、常勝無敗のまま闇の儀式へ。そのまま理不尽な宣誓を経て、あとは常のごとく。今も、文緒さんはどこかで誰かのルリグとして恨み節をひねり出しているに違いない。 そんな文緒を見ていたフタセの心情は微妙なもの。花代さんの時と大体同じだが、少女と友情関係を結んでおきながら、ルリグは現世への帰還を何よりも望んでしまうために、最終的には友人を裏切ることになってしまう。伊緒奈やちおりのような例外もいるが、セレクターシステムが基本的に悲劇しか生み出さないことはご存じの通りである。文緒に憐憫の情を抱いていたであろうフタセだったが、結局ルリグの運命には抗えず現世に帰還。そのまま自分の体験談をネット小説として書き散らし、無事に夢を叶えることが出来たわけだ。 さぁ、ここでなんだかやるせないのはこの「夢」の質である。一衣の「友達がほしい」や結月の「弟といちゃいちゃしたい」については、ルリグがその気になれば叶えられる願いだったというのは分かる。「ルリグが請け負えると思える願いじゃなければ誓約は成立しない」とのことだったのだから、花代さんも緑子さんも、「私なら出来る」と思ったことなのであり、そもそもセレクターの抱えている願いの質は「やる気になれば何とかなるようなもんだよ」と繭さんも言っていたのである。ただ、今回の文緒さんの「作家になりたいな」は、そこまで簡単なことじゃない。実際文緒さんは何度か新人賞に応募しては失敗していたようだし、頑張ったからって限界もあるはずなのだ。しかし誓約が成立したってことは、フタセさんは「私だったら作家ぐらいなれるわー、俺才能あるわー」って思ってた……ってことなんですかね? でないと宣誓出来ないんだよね? うーむ、なんか切ない。もしくは、「馬鹿正直に新人賞なんかに応募しないで、とりあえずネット小説から始めるっていうアイディアがあるで。それなら部数はどうあれ、なんとか作家っぽいことは出来るんじゃね?」というアイディアをフタセが持っていたのに、文緒には黙っていたとか。なんか、こうして考えるとやっぱりルリグって黒いよな。文緒さんの涙ながらの台詞、「夢の1つくらい叶わないと、私の人生は割に合わない」ってのはなんだかとっても残念な考え方である。夢ってそういうもんなのかねぇ。 こうして生まれた謎の新人作家、ふたせ文緒。彼女はひとまず「文緒」の願いを叶えているのだから、あとはWIXOSSから離れて静かな余生を過ごせば良かったものを、何故か再びセレクターバトルの渦中に飛び込んでいる。そして、今回大事な設定として「本当の意味での願いを持つ少女のところにしか、ルリグは現れない」という話が出てきた。つまり、改めて「ふたせ文緒」となったフタセさんは、叶えたい願いが出てきたと言うことだ。そして、ルリグシステムが理不尽の固まりであることを理解しながらも、小説に釣られてホイホイやってきたセレクターを返り討ちにしているという。文緒じゃなくなったのに相変わらず強いのはずるいよな。出戻り組のセレクターというと他にもウリスさんなんかもいるわけだが、こんなシステムのくせしてリピーターを容認しているせいで、だんだん消費する人間が限定的になってきているのである。彼女はこんな閉塞的な世界で、一体何を望んでいるんだろう。……ありそうな線は「文緒との再会、謝罪」とかかなぁ。 そんな「経験者」だった文緒は、当然リピーターの強みを活かして(?)るう子をボコボコにするのだが、珍しく語気を荒げて説教する伊緒奈さんに渇を入れられ、るう子が久しぶりに覚醒して覇王モードに突入。理不尽極まりないチートを披露して文緒たちを瞬殺する。どゆことやねん、レベル5て。ルリグカードのレベルって4が限界ってことは、単にレベル5なんてカードは印刷されてないってことやろ。「初めて見た」って、そりゃリーガルフォーマットに登録されてないカードを使ったらそらアカンやろ。単なる反則やんけ。まぁ、この世界でゲームのルールに突っ込んでもしょうがないけども。このチート発動は相変わらず無敵のるう子さんの力なのかと思いきや、なんと、ふたせ文緒からは「伊緒奈が黒い少女なんじゃないか」というよく分からない疑問が投げかけられた。また知らない言葉が出てきたぞ。「白い少女」はタマのことだよねぇ。そしてタマは「ルリグ解放というるう子の願いを叶えられるかもしれない」ポテンシャルを持ち、繭が執着を続ける特殊存在である。他方、伊緒奈さんはつい最近まで読者モデルをやっていた普通の女子中学生である(ちょっと老けてるけど気にするな)。そんなところにぽっと出の「黒の少女」なんて名前をつけられても困ってしまうだけだ。しかも、繭さんの独白を聞いている限りその適当な設定も割と的を射てるっぽいし。もう、放っておいてもるう子の回りにはキーパーソンしか集まってこないんだな。タマが「白い少女」、伊緒奈が「黒い少女」。……じゃぁるう子は何者? 結局、るう子自身がイレギュラーでないことにはこの事態に説明がつかないぞ。そもそも「願いを持つ少女のところにしかルリグは訪れない」っていう設定についても、るう子はイレギュラーだしなぁ。どう落とし前つけてくれるんでしょうかね。 よし、我々も統率者なんて厳つい名前をやめて、そろそろMagicでもルリグシステムを採用しよう。ボクのルリグ、「スラクジムンダール」は、統率者戦で勝ち続けると僕の代わりに現世で願いを叶えてくれるよ。……地を赤く染めるだけやんけ……。 今年一発目の学園祭イベントは、毎度お馴染み京都産業大学神山祭。こちらの放送局が主催する声優イベントは、去年もそうだったし3年前もそうだったけど、何故かチケットの事前販売を行わず、当日開場30分前から列形成を開始して先着順で入場出来るという、かなりカオスな方法で閲覧システム。去年のかな恵ちゃんのイベントでは「会場30前までは列形成禁止」の告知に反して50分前には自然に列が出来はじめ、まともに信じて来場した人からの非難囂々だったり、まとめきれないスタッフの困惑と怒号に「無理に決まってるやんけ」とため息が出たり。振り返ってみると3年前も1時間前には既に自然発生的に列が出来てるんやな。なんで毎年このシステムなんだろう。 さて、去年は伊藤かな恵、3年前は佐藤聡美と、アイドル路線をしっかり押さえてきた本イベントであるが、今年はなんと、あの津田健次郎御大である。さぁ、一体どのような状態になるのか、まったく予想がつかなかった。客層は明らかに変わるだろうが、人数が増えるのか減るのか、男女比はどれほどなのか。しかも当日はあいにくの雨、いつものようにカオスな列形成を屋外で始めるには不向きな状態。不安だった私は、前日のドラフトから結局ほとんど睡眠を取らず、例年通りに列形成可能な10時の1時間前に会場入り。雨が少しずつ強くなる中、流石にまだそれらしき空気もなく、毎年控えていた会場入り口の見えるロビーフロアで様子を見る。悪天候が功を奏したのか、そこまで渾沌とした空気にはならずに15分前までが経過し、雨宿り出来る会場入り口最寄りの屋根の下に、明らかにそれと分かる集団が集まり始めたあたりで私も合流した。そして大体10分前にスタッフ登場。まだ時間ではないが、増え続ける人だかりに限界を感じたのか、やはり時間前に列形成開始である。団子状の人混みに「前から4列になって下さい」とアピールするが、無理に決まっているのは例年通り。女性客メインの人混みの中からは「行っとけ! 今なら突っ込める!」なんて物騒な声も聞こえてきていたレベル。みんな前列で観たいのは同じだ。自重しろ。ただ、カオスだったのはそのあたりまでで、正直、去年あたりよりはまだ現実的な整列になっていた気もする。今回は私がほぼ最前列のグループにいたせいで後続の様子が分からなかっただけかもしれないけども。固まった人だかりを少しずつ列に並べていき、雨の中ではるか後方へと伸ばしていく。まぁ、普通に考えたら例年通りの人数になっているだろうし、後ろの方はどうなっていたんでしょうね……私は、大体前列から100〜120人目くらいでした。ヒョー! いつになく良いポジションやで! というわけで、勢い込んで入場したイベントですが、実は私、「男性声優単独イベント」参加って初なんですよね。過去に地元アニメイトに星野貴記が来てた時(確か「ガン×ソード」の時期)にたまたま観たことはあるけど、自分の意志で野郎を見に行こうと思ったのは今回が初。でも仕方ないよね、ツダケンだもんね。見に行かないとね。ちなみにツダケン自身も「学園祭に呼ばれるのはこれが初めて」とのことで、お互い……初めてどうしだったんだね……!! などとキモいことを思わなかったり、思わなかったり。予想通りに客層は女性だらけではあるが、思っていたよりは男性客も多く、比率にしたら2:8くらい。普段女性声優イベントではよくても9:1くらいなことを考えれば、ツダケンのボーダレスなカリスマ性が確認できる。まぁ、単に面白いおっさんやからな。別に私が特殊性癖ってわけじゃないよ。 自分語りでツダケンとの出会いを確認しておくと、確か初めて名前を認識したのは、今から8年前(!)の(ある意味で)伝説となったアニメ「ガラスの艦隊」である。ガラ艦の中身自体はそっと置いとくとして、大事なのはそのアニメラジオ、いわゆる「ガラ艦ラジオ」だ。あの植田佳奈が麻雀と初めて接触し、雀荘植田を開業するに至ったきっかけとしても有名なラジオ番組であるが、個人的には「なんか適当でいい声のおっさん」津田健次郎との出会いとしての印象が強い。ご存じの通りの低音イケメンボイス、あの声質でアニメ作中では「疾風のクレオ」というクールでハードボイルドな役を演じていたこともあり、事前知識の全くない人間が津田健次郎という人物がどんなヤツなのかと思って聞き始めたのに、口を開けばあの通りの行き当たりばったりの適当テンションである。そりゃもう、一気に好きになった。更に決定打となるのは、そこから5年後、ラジオ「K」の開始。歳を重ねたツダケンはその適当トークに勢いを増し、みかこし等の共演者の力もあり、新たな伝説をたたき売りするように量産していく。そりゃもう、惚れるしかない。このおっさん、おもろいくせにえぇ声で、しかもイケメンなのである。個人でエロ本が出せるくらいにイケメンなのである。ずるい。 というわけで、節操の無い私は数多のおねーさま方に混じってのイベント閲覧。流石に私の知っている声優イベントとは空気が違っており、ことあるゴトに黄色い声が咲き乱れる展開となる。まぁ、神山祭の放送局イベントは毎年きっちりまとまっている上にパッケージとしての完成度は高く、非常にオーソドックスな仕上がりなので取り立てて語ることもないんだけどね。前説の流暢さ、司会の男の子のそつのなさ、イベント後に何故かスタッフロールが流れるところまで、この学校の放送局、なんか無駄にクオリティたけぇんだよ。これ、素直に金取ってチケット制にすれば、入場時の余計な不満もなくなって最高だと思うんだけどねぇ。なんでそこだけ直さないんだろうね。 ツダケンの入場時にもスクリーンにはオリジナルのムービー(スライド?)が流れる。ナレーションは本人、「1971年6月11日、大阪府にとある男の子が生まれた」から始まる、やっぱり適当な内容である。ツダケンの代表役として冒頭で紹介されたのは「テニプリ」乾、「K」尊、「タイバニ」ネイサン、そして「薄桜鬼」風間。なるほど最後は京都つながりである。そしてツダケンがステージ上に登場。いつも通りのレザールックだが、間近で観るツダケンの細マッチョぶりはあまりに性的である。あれだけの密度なのにシュッとまとまったボディ、そして小顔。そりゃ客席から悲鳴もあがろうってもんである。何故かステージ上に立つときは常時仁王立ちのツダケン。姿勢が良いのはやはり舞台をメインに活動する役者だからか。冒頭からいつも通りのトークは冴え渡り、地元関西ということもあり、いつも以上に関西弁が捗る。もう、キャラを守ることは特になく、ほぼ「その辺にいる大阪のおっさん」風である。いや、途中から「大阪の世話焼きおばちゃん」レベルかもしれん。司会の男の子(彼もイケメンである)とのコンビネーションもテンポ良く、時間が押していることをアピールしながらも、適当な司会いじり、客いじりが止まらない。色んなお客と直接会話を始める謎の距離感。話しかけられた女性客はその場で絶頂していたに違いない。 コーナー別にサラッと確認しておくと、まずは「つだよみ」。何故か絵本の朗読コーナーである。選ばれたタイトルは「あらしのよるに」。狼役の声はいつも通りのツダケンながら、ひつじ役の方は「まったくやらないですね」というちょっと優男風のボイス。「普段は殆ど地声でしか演技しないけど、せっかくだからちょっとだけ声を変えてやってみた」とのことだが、そりゃもう流石の声優さんである。ちなみに「数少ない弱そうな声の役」ということで本人があげていたのは「宇宙兄弟」のビンス(の高校時代)。あれでもまだ優男風か。 コーナー間にちょいちょい挟まるのは「教えて! ツダケン先生!」というお悩み解決コーナー。定番といえばド定番だが、客席からのお悩みに、ツダケンが客とマンツーマンで会話を始めるという大サービス展開に。「飽き性でやる気が持続しません」みたいな相談に対しての解答は、「大丈夫なんちゃうん? 好きにしたらええがな」という身も蓋もないものだったのもいつも通りである。 3つ目のコーナーは「ツダケンのそれってホント?」。3つあるエピソードの中から、1つだけ本当の話を当てるというコーナー。エピソード1「タイバニの話」は「ネイサンの『ファーーーいやぁん』は台本通りだったよ」というお話。これは前にアドリブだったって聞いたことがあったのですぐに嘘だと分かる。2つ目は意外にも「おじゃる丸の話」。「おばけ屋敷艦長の声は、最初絵を知らなかったのでいかつい演技を持ち込んだら、『どう考えてもおかしいよね』と監督に怒られた」というお話。3つ目は「遊戯王の話」。「しょっちゅうラスベガスに遊びに行くという原作者高橋和希にうらやましいうらやましいと言っていたら、打ち上げ旅行でベガスに連れて行ってもらい、向こうで一週間豪遊できた!」という話。2番と3番で悩むが、正解は2番とのこと。3番のエピソードは「一週間豪遊した」が嘘で、実際は日程が合わずにわずか一泊の強行日程だったとのこと。当然、カジノでは大負けしてきたらしいよ。 そして最後のコーナーは、観客の希望のシチュエーションに合わせてアドリブで演技をしてくれるという、「ツダプラス」のコーナー。これまたド定番であるが、1つ目のお題「疲労さえも心地よい1日の終わり、iPhone6を水没させてしまった時のシチュエーション」でいきなり会場はヒートアップ。この観客との一体感、流石の社長、流石の津田健次郎である。でも、#iPhone6って防水じゃないよね。腹痛いわ。ちなみに、乾かしたらちゃんと動いたそうなので、新しいハッシュタグ「iPhone6って少し防水だよね」を登録するとかなんとか(まだしてない)。 もう、1発目でこれやったら次のお題とかないやん、とか思ったら2つ目のお題は「壁ドン」である。司会の男の子が「津田さんも得意ですよね」と盛り上げると、当然のように彼は壁際に連れて行かれ、イケメン×イケメンの禁断の壁ドンである(社長の台詞は単に「壁、ドーーーーン!」だったけども)。この日最高の悲鳴アワー頂きました。司会の子、マジでドキドキしてんじゃねぇよ。今後、ツダケンのプロフィールの特技の欄に「壁ドン」と書かれることはあるんでしょうか。 3つ目のお題はオネェキャラで綺麗に締めて全日程が終了。最後のサイン色紙プレゼント抽選では、数百人規模の会場にも関わらず当選者が連番になってしまうという奇跡もあり(目の前の子らだったのだが、知り合いどうしのグループに2枚当たってしまった模様)、サプライズづくしのイベントは無事に幕を閉じたのでした。終始フリーダムで楽しげなツダケン、サービス精神旺盛な社長の雄姿を、ボクは決して忘れません。相変わらず良いイベントだったよ。
今日の名言 「俺はノートの罫線になど囚われない!」 罫線をはみ出して自由に生きた結果、イベントの尺を気にせずに主催者を困らせる立派な大人になれたよ。司会の子がマジテンションで「すみません! 進行させて下さい!」って頼み始めたのはワロタ。それでも邪魔し続けるツダケンらぶりー。 ドキドキしっぱなしのお話だけど、一番ドキドキしたのは公生のお母さんがきらきら星を歌い出したシーンなのは内緒、第4話。こんなシンプルでお馴染みの曲なのに、緊張が走る能登麻美子マジック。最近は歌の仕事は殆どしてなかったけどね……。 そんな中の人事情から入ってみるが、作品の品質は相変わらず、いや、それどころか山場となった宮園さんの演奏シーンのおかげで、これまで以上のクオリティとなっている。まるまる1話使って彼女たちの演奏シーンのみを描くという贅沢な尺の使い方なのに、その間に一切間延びした印象は無く、審査員席にいたあんちゃんの言葉通り、観客席も、視聴者も、2人の演奏に飲み込まれていくような錯覚を覚える。本当に有無を言わさぬ迫力がある。 今回は、公生が過去の呪縛を乗り越えるというターニングポイントである。もちろん、こういう漫画、こういう作品なのだから、宮園さんとの共演によって公生が「音楽の自由さ」に気づき、一皮剥けて生まれ変わるのだろうということは誰にでも予想がつくわけだが、その描き方が丁寧なので、テンプレートと言っても一切の隙がない。相変わらず力業の宮園に対し、必死にこれまでの自分の哲学でもって対応しようとする公生。しかし、当然そんな安易なことで長年のトラウマが解消されるはずなどなく、観客席に母親の幻影を見ると、そのまま譜面に呑まれてしまう。ここで、普通なら「宮園さんの音が聞こえる」というところをとっかかりにして、彼女のバイオリンから「自分のピアノ」を再構築していくという流れになるのだろうが、それもまた安易であり、いくら心奪われた音とはいえ、彼女のバイオリンがどれだけ鳴り響いたところで、公生に音は戻って来なかった。 しかし、ここで効いてくるのが、「彼女の音」ではなく「彼女の心」ということになる。一度は音を止めてしまった宮園。彼女は基本的にコンクールの結果などには頓着しないだろうが、それでも「客前で演奏をやめる」ことには抵抗があるだろうし、普段ならば絶対出来なかっただろう。しかし、「公生と演奏がしたい」というその一念を伝えるため、彼女は一度弦を置き、公生に声をかけた。そしてそこから、彼女の「ひっぱりあげ」が始まり、公生もなんとかそれをきっかけに奮い立つ。そして、最終的に彼の音を復活させたのは、出会ってほんのわずかの少女の音ではなく、結局、彼の奥底に長年眠っていた「母親との音」なのである。このあたりの筋立ては、なんだか妙に納得出来る部分がある。「かをりちゃんの音」が最終的な決め手になってはいるのだが、そこから公生がまったく新しい音を組み上げたわけではない。あくまで、彼を喝采の嵐に導いたものは、これまでの人生で彼が重ねてきた血のにじむような努力、母親との積み重ねだったのである。母親の教えが「呪縛」ではなく「後ろ盾」となったとき、彼の「旅立ち」が始まったわけだ。もっとも、そのために宮園さんの身体に何らかの負担をかけてしまったようで、演奏の復活とは別な側面から、波乱の旅立ちになってしまったわけだが……。 今回はクライマックスとなる壮絶な演奏シーンもさることながら、公生がずぶずぶと沈んでいく「深み」の演出が非常に凝っていて面白い。楽器演奏なんてしたことがない私みたいな人間からすれば公生の悩みなんてものはまったく分からないわけだが、こうした映像効果で見せられると、何となく飲み込まれるような、納得させられるだけのパワーがある。音響との重ね合わせもお見事である。ピアノの演奏って、怖いよなぁ。公生は「僕たちのための沈黙」っていう言葉を登壇前に使っていたが、怖すぎてそんなトコ行きたくないもの(引きこもりなりの感想)。 |
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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