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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「SHIROBAKO」 6

 今期P.A.作品。それにしてもまたすごい方向に振れたもんだな。まぁ、過去にもP.A.×水島努という組み合わせは「Another」だったわけで。このタッグだと作品がP.A.のイメージから異次元に行くよな。

 もう、スタジオ贔屓で今期も相変わらず期待大なわけだが、このテーマはなかなかの勝負である。前例がほとんど無いのでこの後どこへ向かうのかがさっぱり分からないからだ。一応「単なる職業物」といえばそれまでなので、努力で友情で勝利してしまう展開は割とベタベタに展開出来るのかもしれないが、それにしたってテーマがイロモノだ。

 もちろん、アニメの製作をテーマにした作品というのは例が無いわけではない。しっかりした作品で先鞭をつけたのはやはり「アニメがお仕事!」だと思うが、その後も、萌えもの、実録ものなど、いくつかの漫画作品は展開されている。ただ、アニメシリーズでこのテーマを扱うのは流石にはじめてのことだろう。ある意味最も「真に迫った」描き方が出来るテーマなので、他のお仕事ものに比べれば比較出来ないくらいにリアリティを追求できるわけだが、問題は、追求されたとしても視聴者には分からないということだ。いや、別にファミレスだろうと少女漫画家だろうと警察だろうと、その職に就いてない人間は本当の意味で理解出来ないことは一緒だけども……やっぱり理解が及びにくい度合いはかなり高いだろう。そこに敢えてメスを入れるというだけでも、非常にチャレンジングな作品といえる。過去の実績で言うと、私の心のベスト10に入る名エピソード「マロミまどろみ」(「妄想代理人」10話)が同様にチャレンジングなアニメ制作の話だったけど、時代が変わっても、現場の苦悩は一緒やな……。

 さておき、深夜アニメという媒体が非常にニッチな、文字通りに「オタク向け」な世界であることを前提とするならば、このハードルはいくらか低くなるだろうか。ある程度の向学心を持つアニメオタクであれば、当然「アニメってどうやって作るんだろう」という興味は持つはずで、最低限の制作過程くらいは知識として持っているはず。昨今はネット・ソーシャルメディアの発達のおかげで業界内部の人間の声も色々と漏れ聞こえるようにもなっているので、一昔前に比べれば、「アニメ制作」は透明度の増した世界ではある。実際、1話で流された内容なんかは殆ど「あぁ、そうそう、そうなってる(ってよく聞く)」ってな感じで全てすんなり理解出来てしまう。この辺りの「アニメの裏側と表側の境界」が薄くなってきたタイミングを見計らって、いよいよこのテーマを切り出してきたということなのだろう。嘘か誠か、虚実が入り交じって噂の飛び交う「業界の様子」について、今後はこのアニメがベースとなって語られることになるのだろうか。

 もちろんこれを見て「リアルなアニメ製作現場やな」なんて納得することは出来ない。「お話ですから」っていうのも当然そうなんだけど、何しろ「監督が水島努」である。どこまで好き勝手やられるか分かったもんじゃない。脚本も水島監督とはツーカーの仲である横手美智子が担当しており、2人して「あること無いこと全部アニメにしちゃおうぜ」って悪だくみしてる図が容易に想像出来る。あくまで「ドキュメントの題材」ではなくて「アニメのネタ」である。そこんところは注意して観ていかなきゃいけない。そして、そこを理解してみれば、なんと活き活きした世界描写であることか。1話目から「えくそだすっ」という1本のアニメに携わる関係者が一気にあふれ出す容赦無い展開。この「人手が多いよぉ」ってのもアニメ制作を見せるための一工夫であるし、定番である「原画遅れ」からのスケジュール問題も、こうしてわちゃわちゃと画面をかき回されながら、若いスタッフの志と同時に描写されると、不思議とドラマが浮き上がってくるのである。このあたりの手練手管は本当に水島監督のしたたかさの表れである。

 個人的には「声優」というテーマにどうしても目を引かれてしまうのでそのあたりの笑いどころも多い。冒頭の車内で流れている「なんかそれっぽいアニラジ」の無闇なリアル感。特にキャストとして呼ばれている御前(伊藤鈴鹿)のトークが、普段の御前そのまんまっぽいのが笑える。水島さん,割とこっち方面でもアンテナ張ってるので無駄に凝ってるのよね。他にも、監督がどう見ても水島(兄)だったりするのも笑える(いや、精二も努もどっちも相手のことを「兄」って呼んでるからよくわかんねぇけど)。デブキャラだから安定の檜山ボイスだ。他のスタッフ陣についてもキャストが充実してるのがたまらんな。キャストの面々も、「アニメ制作の人って改めて大変だなー」とか思いながらアフレコしてるのかしらねぇ。

 中の人、メインは新人から抜擢された木村珠莉という人。当然全然知らないが、聞きやすくて良い仕事。いいところに仕事が貰えたようだ。

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 せっかくの機会なので行ってきました。普段から出不精な私にしちゃぁ、神戸まで出かけるのって結構な事件ですよ。しかし、この公録以外に特に目的も無いので、「電車に揺られて一路神戸へ」→「会場で、公録前のステージとかも観覧し、とにかくイベントだけ見る」→「やることないし、あと帰宅」という、実に正しいぼっち道を貫き通す旅程でありました。この間、ずっと手ぶらである。近所のコンビニ行くのと大して変わらない感覚やね。

 今回の公録は野外ステージの無料イベントなので割と気楽に参加出来た。本当にすぐそこが海。油断すると落ちるくらいに海。日程がマチアソビとバッティングしてることもあり、本人たちは「来る人がいるのか」と懸念していたわけだが、観る側からすれば「多少なりともライバルが減って見やすくなればいい」というくらいのノリ。流石に、まよデリ公録で閑古鳥は鳴くまいよ。実際、この日のステージでは文句無しの最大規模の人だかりがステージ回りに黒々と形成。わたしゃ最前列に詰めていたので後ろの方がどうなっていたのか分からないのだが、結構な人数があの「惨状」を目撃していたに違いない。

 ……ひどい……イベントだったね……ひどい、ひどいer、ひどいestな事態になったね……(最大級の惨事。違う、賛辞)。やっぱり勢いのある番組だな、っつうことを再認識。なかなか起こりえないミラクルを平気で起こしてしまうのが、山本希望という人でね。公録のお約束として、オンエア日までネタバレ禁止なので詳細がリポート出来ないのが心苦しい。いや、でもあれ絶対オンエアにのせきれないと思うぞ……一体どんなカオスな音源が録れてるんや……。

 ネタバレにならない程度に感想込みであれこれ書いていくと、当日の衣装は、メインパーソナリティの2人はお馴染みのツナギに、新発売したニューまよデリTシャツを着た状態。昨日までシンデレラだった彼女も、ガラスの靴を徳島に置いて神戸へ駆けつけたぞ。そして、問題となるゲスト、村川梨衣。彼女も2人に合わせた格好なんだけど……なんかおかしいぞ。2人が「ツナギ」だけど、りえしょんのそれ、「着ぐるみ」みたいに見える……ゆーみんが青、のじょさんが赤、そしてりえしょんは「白」なんだけど、なんかふわふわした妙な素材の「ツナギのような形状をした何か」を身にまとっており、これが微妙に透けてて、もこもこしてて、中に着てる服がうっすら見えてやたらエロい。いや、公録なんだから単に座ってるだけならエロくもなんともないはずなんだけども、……そこはりえしょんだから……。少林寺拳法だから……。今回のイベントは、絶対に生で見ていた人が100倍得している。あれは絶対音だけじゃ伝わらない地獄の所業。だって、マイクに乗らないところでもりえしょんはずっと動き続けているからね。今回は2本録りを1時間強で行ったわけだが、正直、前半戦の時点で既に腹筋崩壊してしまい、後半は苦行にすらなってました。1時間爆笑しっぱなしのステージだぞ。すげぇぞ。あれ、なんて言う生き物ですか?

 というわけで、圧倒的りえしょん祭りでした(つまりいつも通り)。誰だ、合同ステージで時間厳守しなきゃいけないのに「尺を食う魔物」を呼び出したヤツは。無理に決まっとるやないけ。前説の時点で既にアウトだったからな。なにもかもがアウトだったからな。他のイベントってどうなのか知らんけど、あんなに舞台袖でスタッフがグルグルグルグル腕を回し続けるイベント見たこと無いぞ。もう、途中から見ているお客さんも一緒に「巻いてー、巻いて−!」ってなってたからな。いや、まぁ、別にりえしょんだけの責任ではないのだが……。一応ざっと内容をさらっておくと、前半戦(17日オンエア分)は完全にりえしょん祭り。ただ、りえしょんにアフレコするのじょさんの物まね芸の達者さが際だつので、実はのじょさん祭りだったという噂もある。ネタバレになるかならないかの微妙なキーワードをいくつかあげておくと、「にせしょん」「民意による退場」「みかこし無双」。後半戦(24日オンエア分)は、まさかのアレを公録でやってしまおうという無謀過ぎる企画。……もう、結果は火を見るより明らかだった。まぁ、ステージ上が海からの強風のせいで色々トラブってたのも原因ではあるのだが。キーワードは「傷だらけの戦士」「味噌」「としこ」。

 あかん、やっぱり何がなんだかさっぱり分からんな。ネタバレ禁止は辛いな。まぁ、とりあえずオンエア聞いて下さい。スタッフが神編集してくれれば、ものすごい回になるのは間違いないです。ただ、あの音源を上手く編集するのって、どう考えてもムリゲーだと思うけども。ゆーみんの突っ込みが綺麗に聞こえてればそれでいいか。今日の格言。「自分のWikipediaは気持ちよく見たいだろぉ!」。

 今後とも、二人の関係性に幸多からんことを。

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○「俺、ツインテールになります。」 5

 ラノベラノベアンドラノベ。タイトル見た時点でアカンやろ、と思ったけど、見終わったらそこまで悪くないと思ってしまう俺のチョロさ。

 馬鹿である。ジャンルとしては、同じラノベなら「デート・ア・ライブ」、直近のアニメなら「ダイミダラー」に近い。世界の危機だかなんだかよく分からない状況を、これまたよく分からない力でもって防ごうとする正義のヒーローの物語だ。相手陣営のアホさ加減が「ダイミダラー」的で、全体的なパッケージイメージが「デート・ア・ライブ」に近いんだろうな。っつうか、主人公の変身後の姿が琴里に似てるっていうだけかもしれんけど。

 主人公の「ツインテール狂い」っていう設定はたとえラノベ的だと言っても無茶苦茶であり、流石に理解は及ばない。「そんなヤツおらへんし、どうせ口だけでうやむやになる程度のキャラ付けじゃねぇの」と思ってたのだが、まさか変身がそういう風になるとはおもわなんだ。そして、実際に変身後の戦闘シーンを見ていると、アクション描写で動きを際だたせることが出来る「ツインテールの美しさ」が何となく理解出来る気がしてくるのがずるっこい。なるほど、これがあるからオタク文化の中でツインテールというものは発達してきたのかもしれないな(現実ではまったく見ないしな)。変身後の真っ赤なツインテールも、グラデがかかってキラキラ光るのがなんか綺麗。タイトル詐欺にならないように、その辺の描写にきちんと注意を払っていることが分かるだけでも好感は持てる。

 あとはまぁ、どこまで馬鹿で振り切れるか、っていう勝負ね。1話目でいきなり玄田ボイスを使ってしまったが、次に襲ってくる怪人は一体どんなものか。ただ、今後登場する怪人は全部ツインテ好きってことだけは変わらないのか。なんだそれ。ペンギン帝国に行け。別に放っておいても何の問題もなさそうな悪の組織、っていうのもペンギン帝国っぽいよな。世界中からツインテールが無くなったら……別にどうでもいいなぁ。アニメ業界が困るだけやな。

 今後も様々なツインテが登場することになるのだろうが、1話目で一番笑ったのは、単なる被害者役でツインテールを失った女の子が釘宮だったことである。くぎゅからツインテを奪うのはあかんやろ。色んな人が困るぞ。その他、主人公変身後はすみぺが担当。トバし気味のキャラなのでこれはこれでOK。幼なじみの黒髪ツインテは相坂優歌。「桜Trick」くらいしか代表作がないのであんまり知らん子である。マジで「桜Trick」ってどんな子がいたのか覚えてないな……。そして、なんといっても注目なのがトゥアール役の内田真礼である。なんでまれいはこんなに「特殊性癖を世界平和のために使う連中のアドバイザー」役が回ってくるんだろう。全部アキバレンジャーのせいなのか……。

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○「山賊の娘ローニャ」 4

 意外なところから新番組、NHKで始まった不可思議な出自のCGアニメである。

 話題はなんといっても「宮崎吾朗初監督作品」というところだろう。何かと大変な2代目監督、彼が初のテレビシリーズアニメ、しかもジブリ以外のスタジオでの作品にチャレンジするのだ。まぁ「彼」とか言うてる割に、私なにも知らないんですけどね。もう、ジブリ映画は観なくなっちゃって久しいので、当然彼が作った「ゲド」も「コクリコ坂」も知らぬのです。曲がりなりにもアニメファンを自称してるならそのくらい見ておけよ、とは思うのだが、ジブリは色々と合わない部分が多くてなぁ……更に評判が良くなかったら余計に足も遠のいてしまうのはしょうがないのである(正当化)。しかし、そんなところにまさかの朗報。わざわざ劇場まで行かずとも、「吾朗作品」がシリーズアニメとして見られるという。それならまぁ、ちょっと覗いてみようか、という気にもなる。宣伝を見る限りではフルCGっぽいので更に敬遠したくもなってくるが、そこは選り好みしないでひとまず視聴開始。

 うむ、結論からいえば、決して悪くない。いや、むしろ技術だけを考えればかなりの高水準とも言える。制作は「シドニア」と同じポリゴン・ピクチュアズ。「シドニア」もかなり癖の強いCGキャラだったので抵抗があったが、今作はあちらよりもアニメ的なデフォルメが強く、再現を義務づけられた原作絵もないために、割と「やりやすい」デザインで素直に動かすことが出来ている。そして、CGアニメの中ではかなり細かい部分のモーションまで意識が行き届いている。評判の良かった「アルペジオ」なんかでも、どうしてもキャラが直立気味になったり、背景とのかみ合わせで機械的な浮き方が際だったりしてしまったし、それより更に前の「キングダム」だと、キャラが増えて統制が取れなくなるとグダグダになったりしたものだが、今作の場合、細かいモーションまでかなり自然な動きになっていたし、あまり画面に出ないような部分での「らしさ」は、下手したら今まで国内アニメでは見なかったくらいのレベル。おそらく、相当細かいところまで指示を出し、こだわって作り上げたものであろうと思われる。どうしてもアメリカンなアニメ(ディズニー・ピクサー)に一歩二歩先んじられている感のあるフルCGという分野だが、こんなところからもまた1つ新しいジャパニメーションクオリティの可能性が見えるのである。

 ただ、言ってしまえば「そこで終わり」でもある。モーションのディティールは高水準であるが、それを塗り固めるテクスチャについても万全とは言い難い。常日頃CGアニメを見ていて何かが気になると思っていたのだが、おそらく、陰影の処理があまりにデジタル過ぎるところに違和感があるのだと思う。コンピューター処理しているので「影になる部分」「光の当たる部分」の処理は実に明確で、どんな動きでも「事実として齟齬のない」陰影はつけられるのだが、残念ながら今の技術でそこに濃淡まではつけられない。おかげではっきりくっきりと陰影が分かれてしまうために、なにもつけなかった時よりも余計に不自然さが際だってしまう。そのあたりの処理は、まだまだ今後の課題として残されているのである。また、そうして作られた映像で、どんな物語を作り上げるのか、という部分には正直あまり興味が湧かない。第1話(と2話)では「ローニャ生誕まで」が描かれたわけだが、言ってしまえば「単に子供が生まれた」だけのお話。そこにドラマは感じない。もちろん、お話はこれからなのだろうが、良くも悪くも腰の重い作品で、なかなか立ち上がらない部分にはどうしてもやきもきするし、退屈なことも多い。「お話」としてはこれで正しいのかもしれないが、「アニメ」としてはもう一工夫して目を引くシーンが欲しかったところである。

 とはいえ、本作はそうした「安易な刺激」を求める客層に提供する作品でもないだろう。おそらく「名作劇場」みたいな系譜の枠になるわけで、正しい対象は昔話を純真な目で見られるお子様たちであるべき。それなら、こうして少しずつお話を作っていく作品があっても良いのではなかろうか。個人的には「向きじゃない」ので辛めに見ているが、こういうものが必要な層というのはあるのだと思う。出来れば、今後の展開でもっと掴みやすいキャッチーな物を期待したいというだけである。実際、1話目でも「鳥女」(ハルピュイア?)が親父さんと対面するシーンの緊張感とかは、実に良いものになっていた。あれは幼い頃に見たらいい感じでトラウマになったと思うよ。この映像スタイルでちゃんと「怖い」「怪しい」が再現出来るもんなんだ。

 今後視聴を続けるか分からないし、見たとしてもここからぐんぐんハマるなんてことは無いと思うが、試しに色んな人に色眼鏡をはずして見てもらいたい作品である。ま、ぼくぁそもそも川崎ヒロユキ作品って苦手なんだけどね。

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10月10日 ドラフト模様(TKT×3)

ピック順 【Sangriter】→【Alessi】→【Mei】→【Serra】→【Sea-chicken】→【Thraxi】→

 

 ドラフトのプロモーターとして一番安心すること、それは、環境開始序盤にセットの評判がいいことである。過去には幾度となく「クッソつまらん!」と言われる環境があり、それは手探りであるせいで不自由だったことが理由だったり、マジでつまらなかったりしたわけだが、今回の環境は、おおむね「面白い」という評価を頂いている。まぁ、「難しすぎる」とも言われているが……やっぱり多色環境って考えることが多いから良いよね。こうしてみると、単色世界だったのに評判が悪くなかったテーロスって偉いわ(まぁ、最初の4ヶ月は「試練ゲー」だったけどね……)。

 

業務連絡1・相談した通り、来週はお休みの予定です。まぁ、ヤツの動向次第では定かじゃないけど、とりあえずデフォルト設定は「休み」の方向で。何か変更がある場合はその都度連絡をしますので。

 

業務連絡2・こちらも口頭で伝えた通り、「統率者デッキ構築プロジェクト」をスタートさせます。せっかくのカード資産を活かすこと、そしてパックの値段がお高いタルキールドラフトをちょっと減らすこと、年末のスペシャルイベントの一環として行うことなどを目的としています。詳細は以下の通り。

①プレイヤー1人につき、1つの統率者デッキを構築する。そのためにおよそのデッキイメージを提出してもらう。大枠は色設定から、基本は統率者の選定、詳細は投入したいコンボまで(例:「何となくイゼットで」「天使だらけのデッキが組みたい」「サングライトでうねりたい」「とにかくエレボスさんラブ」「今こそ奇跡を堪能したい」など)。統率者戦に詳しくない人はこちらでルールを参照して下さい。考案してもらう際に、いくつかの注意点も記載しておきます。1,実際の試合は多人数戦と1対1の対戦をどちらも想定します。「多人数戦で強い」などのカードチョイスには注意。2,あくまでカジュアルです。一撃必殺のコンボ特化など、ガチで勝ちを目指すものではなく、ファンデッキを目指してください。(例えば「統率者をキキジキにします」とか「メリーラにします」はかなりアウト)。3,前項のルールにより、サーチカードなど「デッキの平均化」を目指したカードは、アウトではないですが、あまり推奨されません。

②プランを提出してもらったあとは、私が自宅で延々黙々悶々とカードを選別します。所持カードはおよそインベイジョンからなので、それ以前のカードはご遠慮下さい。「Sol Ring」なんかは以前買った統率者デッキに入ってるけど、まぁ、入れないかな。

③大体11月末を目処に、私がチョイスした各々のカードの束を、各プレイヤーにお渡しします。統率者デッキは100枚ぴったりですが、最低でも倍以上の枚数のカードを渡すことになると思います(やってみないとどうなるか分からないが、300になるか、400になるか……)。それらの「デッキの素」から、各自、自宅でデッキメイクの宿題をこなして下さい。多分、嫌だって人はいないでしょう。年末を目標に、各人の100枚デッキが完成するって寸法です。

 

長くなったけど、以上。

 


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○「棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE」 6

 待ってましたの2期目。1期目が割と気に入ったので、2期目のスタートも評価は甘めに。何より、1話目から安藤真裕コンテってサービスがたまらない。いい感じです。

 1期が割とドラマティックなところで幕を閉じた本作。遺体集めはそれなりに順調だったが、ガヴァーニ公の事件は世界情勢にも、そしてチャイカチームにも大きな影響を及ぼした。旅の目的の再確認、そしてチャイカという存在の謎。虚ろな存在であるチャイカが、それでも亡き父の遺体を集める覚悟がためされるエピソードである。結局、チャイカの意思は強固なものとなり、トールたちとの関係性もより深いものになった。この状態で一体どんな2期目が展開されるかと思えば、なんといきなりの修行イベントである。うーむ、戦闘なんて割と適当な尺度で行われてる世界だと思っていたのだが、ちゃんとこういう段取りも踏むのだな。確かに、トールとアカリはそれなりに強いのでまだ良いが、チャイカの戦闘スタイルは実戦に即したものとは言い難く、これまでも基本的に「守られる側」であることが多かった。今後の激戦に備えて「主人公も戦える」ということを分かりやすくアピールすることは大事なことだろう。思いの外、地に足のついたシナリオ運びである。

 八英雄の1人、クローディアが戦禍を乗り越えて事業主になっていた、っていう展開も興味深い。ここまで登場した八英雄は「そのまま領主」「残念ながら死亡」「隠遁して狂人」というなかなかのバリエーションだったわけだが、更にそこに「理解のある成功者」というキャラクターが追加。チャイカの目的に理解を示し、大先輩として修行をつけてくれるおまけ付き。サラッとこういうキャラクターが出てきて、違和感なく世界観に溶け込んでいるあたりは如才ない世界設定である。この辺りはベテラン作家の面目躍如か。ここからクライマックスへ向けて進むドラマには期待したい。

 あとは画がしっかりしてる、っていうのと、キャラがぶれてない、っていうのが大事なところね。伝家の宝刀チャイカ節を操るチャイカの愛らしさは相変わらずだし、アカリのブレない兄様好きも、真面目くさった顔でいい感じに阿呆。とりあえずこの2人が元気だったらいいや。とんでもない運命に弄ばれているヴィヴィは災難だが、今後の展開の中心となることは間違いないだろうし、ジレット隊の面々にも注目である(死んだ人も含めて)。あとは、他のチャイカがどれくらい出てくるかも気になるところ。紫チャイカとか、黄土色チャイカとか出てきたらなんかヤだな。

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○「なりヒロwww」 4

 正式タイトルは「こんな私たちがなりゆきでヒロインになった結果www」である。うん? どうなんだろう、どっちが正式タイトルなのかはよく分からん。

 まぁ、いつも通りの例のアレ。今期は「セハガール」に続いて2本目の菅原そうた作品となる。ただ……あれ、あんまり面白くない。なんだか原点回帰して一昔前に戻ったような印象である。一昔前に戻ったってのは、映像クオリティもそうだし、ネタの作り方もそんな感じ。「定番をいじる」というスタンスは同じなんだが、「gdgd」で培ったレベルのメタ度ではなくなった。っつうか、簡単に言うと中の人いじりがない。まぁ、中の人いじりはgdgdからロボットアニメ、てさぐれへと派生した文化なので、どっちかっていうと菅原作品というより石館作品の流れなんだけども。メインキャストの性質を考えれば充分そっち方向にも広がると思うんだけどねぇ。

 正直、過去の類似作品に比べると1話目では積極的なアピールポイントが無く、ネタも今ひとつだったのでがっかりはした。ま、こういうのって回数を重ねてパターンが出来て、それを壊しはじめてからが本番だからね。ロボットアニメだって3話で確変に入ったし。今作もしばらくはダラダラと様子見でいいだろう。どうせ15分アニメだし。

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○「トリニティセブン」 4

 わー、駄目そうなラノベだー……ん? 漫画原作なの? ……まぁ、似たようなもんだ。

 魔法で、戦争しそうな、学園アニメ。そして何の因果なのか、まさかの今期「七つの大罪被り」というミラクルが発生している。去年あった「信長被り」と同じくらいにどうかと思うタイミングだ。まぁ、古今東西扱いやすいテーマではあるのだろうけども……向こうさんがストレートに押しているのに対して、こっちはタイトルでもテーマとしても分かりにくいからちょっとビハインドはある気が。

 「駄目なラノベっぽい」の最大要因は多分脚本部分である。設定が性急すぎてまったく興味が引かれずに置いてけぼりで、1つずつ配置していく世界設定もありきたりのもので魅力を感じない。いや、もう最近のアニメで「ありきたり」なんて言ってたらきりが無いのだが、今作の難点はそうしたありきたりなセッティングを施す時点で、無理矢理な部分が少なくないということだ。「冒頭から世界が崩壊してました」というのは掴みとしては面白い部分もあるのだが、じゃぁ、なんでそんな状況で魔術師学校が元気に残ってて、「世界創造した魔王がいるらしいぜ、ヒューッ」なんて軽いテンションで留学生(?)を迎え入れているというのか。「崩壊世界」があまりにも軽い扱いなので、主人公の動機部分がまったく真に迫らない。一応従妹の娘っ子を「助けたい」というのが目的らしいのだが、そこはまず「世界救済」を設定しないとおかしいだろう。そして、救済する必要があるなら、「健全な世界」である魔法学校は異物以外のなにものでもない。一体どういうテーマを中心に据えてお話が進めたいのかが分からず、視聴者は常に宙ぶらりんなのである。

 「モチベーションとかどうでもいいから、とにかく学園ハーレム設定が作りたかっただけだよ」と言われればそれまでなのだが、ついでにいうならこれって学園である必要性が全くない。結局「学生」という有象無象のモブを産みだして「魔王」である主人公が俺ツエーしてドヤるための舞台設定であり、「学園に入学する意味」がまるでない。「魔法を極めた7人」が在籍しているとのことだが、「極めた7人」は何の目的でこの学園にいるのだろう。何をもって卒業とするのか、そして「最強」がこれだけいるということは、この世界はこの学校のキャンパスだけで完結しているということなのか。そんだけ強い連中がいっぱいいるのに「世界崩壊」を黙って見ていただけなのか。全ての設定が「どっかから持って来たもののつぎはぎ」なので、各要素間に一切つながりは感じられない。

 もちろんまだ1話目だし、単にアニメの筋運びが性急だから分かりにくかった、もしくはまだ説明されていないだけなのかもしれない。だとしたらこの脚本は不親切だし、稚拙だと言わざるをえないだろう。冒頭の「子どもの頃の絵のおかげで詐称者の欺瞞を打ち破る」展開なんか、もう少し描き方を工夫すれば一応形にはなったかもしれないプロットなのに、いきなり第1話のしょっぱなで不自然に「子どもの頃の絵を飾りっぱなしの主人公」という妙なシチュエーションが提示され、そこからものの3分で回収されては、伏線でもなんでもない単なる「そういう話」である。「魔道書」とやらが気まぐれを起こして主人公に接触した理由も語られてないしなぁ。

 総じて、「何がやりたいか分かるけども全部がショボい」という、実にフォローしにくい作品である。映像面は可もなく不可もなく、やや不可寄り。最近のセブンアークスはパッとしない。監督は錦織博なので最終的に形は整えてくれると期待したいところなのだが、この人は「駄目な原作でもそのまま形にしちゃう」印象があるので、結局原作次第な気がするんだよな……。

 中の人は、女の子がいっぱい出てくるからそれなりに。あやねるレギュラー4本目。こないだの「アニメマシテ」情報だとここにりえしょんが加わる模様。あざといキャラが7人揃うのだろうから、それなりに演じやすいのではないだろうか。メインヒロインははらみーで、こちらもそれなりに美味しい役どころ。キャラが立ってないので萌えに繋がらないのが残念なところであるが。魔道書の中の人はくぎゅであるが、魔道書のデザインがどう見ても闇の書にしか見えないので、「アリサちゃんがヴォルケンリッターに加わった」みたいに見える不思議。

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○「四月は君の嘘」 6

 今期のノイタミナはあやねるアワー。今期既にレギュラー3本かぁ。ノッてんなぁ。

 なんだか春休みが終わるのが嫌で現実逃避してる大学生の戯言みたいなタイトルだが(私の中では10月も嘘なんだが)、「四月」という言葉が表す通り、桜色に彩られた画面の非常に美しい作品になっている。「PSYCHO-PASS」の基調が黒なので、この対比は精神衛生上とてもよろしいです。いきなり「のだめ」から変なタヌキが出張してきて度肝を抜かれるが、作品内容を見てみれば納得。そして「のだめ」といえばノイタミナでヒットを飛ばした大先輩でもある。同じ枠での「クラシック作品」ということで、是非とも過去の栄光に与っていきたいところである。

 もちろん、テーマが重なったからといって二番煎じなどということはない。「楽器演奏をメインテーマとした恋愛ドラマ」という部分は重なっているが、主人公とヒロインの性質は全然違うし、なんといっても絵柄の性質に大きな差がある。アニメーションとしては割と珍しく、くっきりと顔の輪郭を取ったキャラクターデザインは、手が込んでいるために動かすと(好みは分かれそうだが)見栄えが良い。具体的には鼻梁のラインと唇の描写、それに目元のディティールもかなり細かい。これを安定したクオリティで動かし続けるのはかなり大変だと思うのだが、少なくとも1話目での気合いの入れようを見るに、こうした映像の美しさ、細やかさはスタッフの一番力を入れているところなのだろう。是非ともシリーズを通して維持出来るように期待したい。

 監督のイシグロキョウヘイ氏は初監督となるようだが、過去を遡って見たら「シーキューブ」の8話で目を引いたコンテを担当していた人だった。画面作りはスタンダードな仕上がりだが、ありがちな1話目でも一切退屈させない押し引きの妙が光る。ラストシーンのヒロインの目のさりげなさとか、こういう見せ方がとても良いのである。ある意味「はったり」の勝負となる「楽器演奏」のシーンについては、「のだめ」なんかはディティールを追求し、オーケストラ全体の演奏シーンを出来うる限り忠実に再現する方向で画面作りを行ったが、今作はもう少し「アニメ寄り」に、画面映えを優先させたコンテ・作画になっている。おかげで、冒頭などのコンクールの演奏シーンより、クライマックスとなった公演でのピアニカシーンの方がずっと印象的。「楽器+青春」というかみ合わせの相乗効果を狙ってのものだろう。このバランス感はとても好みである。是非、このままの勢いで走りきってほしい。

 中の人的には、特に男性キャストのお馴染み感が凄まじく、逢坂・花江コンビがこんなところでも忙しそうにしている。逢坂君、そろそろ過労が心配だ。そして冒頭でも紹介した通りのあやねるがなっつんタイプの朗らか女子でポイントを稼ぎ、真の主人公である種ちゃんへとナイスパス。種田梨沙がマーベラスであることは論を待たないが、今作みたいなトバし気味の女の子は案外珍しい。これもとても良い種ちゃんである。療養中の患者さんたちはこの組み合わせだけでこころぴょんぴょんしないようにご注意を。

 あと、すげぇどうでもいいけど、「ノイタミナアニメで」「既に他界した」「母親」の声が予想と違っていた。麻美子もすっかりお母さん声優になったなぁ。歳を考えりゃ妥当なんだけどね。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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