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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 性格破綻者の英雄級とかいうけど、とりあえず性格破綻者の抱き枕の方が気になるよね、第6話。もう、アルベドさんがビッチとか激ラブとかいう次元を超えた何かになっている。あきれ顔のデミウルゴスさんも大変そうだ(微妙に理解してあげてそうなのがなんとも)。しかし、アンデッドは睡眠がいらないって言われてたけど、万一お布団に入るときって、モモンガ様はどんな格好で寝るんでしょうね……。

 相変わらず静かな進行。今回の主な内容は、「駆け出しだった頃のユグドラシル内を思い出してしんみりするモモンガ様」の図。「漆黒の剣」という冒険者パーティとの旅路では、モモンガ様がこれでもかと俺ツエーを見せつけてくれるわけだが、それが単なる自慢に終わるわけではなく、同行しているまだまだ未熟なパーティとの比較になっているあたりが面白い。対戦相手もゴブリンとオーガっていう分かりやすい構成だったしね。流石に超初心者だとオーガが複数体っていうのは大変だろうが、「漆黒の剣」の人たちはオーガを目の前にしても特に慌てた様子もなかったし、初級を抜けて中級にさしかかるくらいのレベルだろうか。構成もファイター、プリースト、レンジャー、ソーサラーというお手本のような構成で、戦闘時のコンビネーションも手慣れたもの。こういう構成で改めてゴブリン戦とかやってるのを見ると、確かにモモンガ様でなくても色んなRPGとかTRPGの記憶が蘇って懐かしくなりますね。今回の戦闘を見ていて思ったのは、「ゴブリンってどこの世界でも初級モンスター扱いだけど、体躯の小ささがあるので実際に戦ったら意外に戦いにくそう」ということ。軽くいなしてたけど、小さい分だけ割と機動力も高そうなんだよね。あれ、モモンガ様がいなくて4人メンバーだけだったらオーガも相手にしなきゃいけなかったわけで、けっこう苦戦した可能性もあるよな。実際ちょこちょこ怪我してるわけだし。まぁ、オーガとゴブリンがどの程度組織だった攻めをみせるかにもよるかもしれないけど。

 そんなこんなで実力を見せつけながらも親睦を深めていく、一般ピーポーと大魔王。だが、やはりそこには大きな隔たりが存在しているのは間違いなく、モモンガ様はご飯が食べられなかったり、思い出話が本当に思い出になってしまっていてデリケートな問題だったり、なかなか下々の連中と心通わせるのは難しいみたいである。まぁ、アルベドさんをはじめ配下の連中は分かってくれてるんだから、そこを自分の楽園にすればいいと思うよ。モモンガ様からしたら自分で作ったハーレムプログラムに見えるかもしれないけどさ。

 そして、そんなちょっとしんみりした空気にたっぷりのスパイスを提供してくれるのが謎のヘンテコ少女暗殺者である。先週から登場してたキャラだけど、とにかく「あー、あおちゃんはヤン系の役をやってると本当に楽しそうだなー」っていう感想ばかりが出てくる。元々ヤンデレ好きって言ってたけど、どっかネジが外れてるような非日常的な役でずぶずぶはまれるのは役者の本懐である。完全にイッちゃってるキャラクターデザインとも相まって、なかなかの問題児っぷりがよく伝わってくるわ。まぁ、どんだけ良いキャラが出てきたとしてもモモンガ様と直接対峙してしまうと霞んでしまう危険性が高いので、直接ぶつかるのではなく、なんかモモンガ様が持ってないこの世界の特殊情報なんかを活かして戦ってほしいもんである。現状、一切接点はないんだよな。ここからどうなるかなぁ。

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 朗報、「痴女」OKだった、第6話。いや、OKだから何がいいってわけでもないのだが、これで凜ちゃん登場時にもスムーズにお話を進めることが出来るね!

 獅穂との出会い編。基本的には原作準拠の進行であるが、委員長の挿入のされ方などが微妙に異なっている。こうしてみると、やっぱりアニメは白神さんと委員長のダブルヒロインの路線を強く推しているようだ。折しも原作の方は現在獅穂のポジショニングをめぐって壮絶な展開になっているため、このアニメとの温度差はなかなか興味深い。まぁ、どう転んでも獅穂が第一ヒロインの座にまで上がってくることは無いのだけれども。ニセコイでたとえるなら誠士郎の位置取りだから(そうか?)。

 数あるモノノケ連中の中でもダントツでキャラが濃いのが獅穂である。何しろ獅穂単体、獅狼単体でも充分濃いのに、それが行ったり来たりするのだから2倍のキワモノになる。シリーズ後半になると獅狼の出番は少しずつ減っていくが、それでも後から追加される属性のおかげで決して影が薄くはならないし、本作内では貴重な「朝陽本人とのBL要員」ということで(??)ちょいちょい美味しいポジション(本人的にはとんでもないポジション)を任されることも。前回、登場シーンでギャグが一切無かったためにちょっと不安だったが、今回安定したネタ回しっぷりを見せてくれたので一安心だ。獅狼って実は割と素直で特に大きな欠点も無い性格の「普通の」奴だったりするのだが、獅穂が関わってくるせいで勝手に変態属性がついて回り、非常に損な役回りをさせられている可哀相な奴だったりもするのである。

 ちなみに、獅穂のCVはなんと内田彩。実はキャスト発表の時に一番心配だったのがここである。他の面々についてはまだイメージ出来るが、うっちーのセクシー演技って今まで一切聞いたことがなかったし、どっちかっていうとコワレ系キャラの印象だったので、作中でボケ倒しながらも割と鷹揚に構えている獅穂のイメージに結びつかなかったのである。聞いてみれば、そりゃま、これはこれでいいかな、っていう感想になりますけどね。元々白神さんも委員長も、原作読んでた当初よりも高い声でキャスティングされたので、今更獅穂が多少高くても違和感はない。正直委員長×水瀬いのりほどのかみ合わせにはなってないとは思うんだけど、うっちーだってそろそろこういう役を任されてもいいくらいのキャリアは積んでるからね。あのアスクールがここまで来るとはなぁ。

 これでクラスにホノカチャンとことりが並んだわけだが、ここからの追加はありません、あしからず。

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 フレミーエンディングに真性ヒロインの貫禄、第6話。どう考えても今作のヒロインはフレミーですね。うさ耳なんていらんかったんや。

 あまりにもじっとりと、先に進まない展開。あっという間に30分が経ってしまい、「オイ、全然話が進んでないやんけ」っていう。この速度で1クールなんだよなぁ。すげぇアニメである。もちろん、中身が少ない、退屈すぎる、ってなわけではない。ただ気付いたら終わっているのである。それだけ情報量はあるってことなのかなぁ。

 状況を整理しよう。基本的に、限定条件・人間関係については先週までと一切変わっていない。「封印を最初に解いたのはアドレットだけど、その前に入ってたヤツが結界を起動したってのは矛盾してるから、当然第一発見者が犯人以外のパターンは無いよね」ってのがハンスおよびモーラの主張。そして、そこには一切疑問の余地はない。今回、さらに「正面入り口以外からの立ち入りは無かった」「今回の封印を作った聖者は4年前に他界してるし、現在の封印の聖者はまだまだ未熟なので、封印そのものに細工を挟む余地はない」など、アドレットが必死に反論しようとした部分が事細かに補強されていくだけだ。普通に考えるならば、まさに八方ふさがりである。そりゃま、人類の叡智が結集した最大イベントである結界起動装置がそんなに簡単に凶魔に破られたら困るわけでね。諸々の保証が手厚くなるのはごく自然である。「誰か1人嘘つきがいる」という人狼状態ではそうした保証を確認するのも一苦労だが、幸か不幸かモーラとハンスは大体知っている事実が共通しているため、「裏付けだと思っていた事実が実は嘘八百だった」という興ざめなどんでん返しも起こしにくい。今のところ「1人だけが主張している事実」というのは(多分)アドレットのもの以外は無いはずだ。そして、我々はその唯一保証のない「アドレットの証言」が事実であることを知っているのである。つまり、この状況から「7人目」が結界を起動した方法を考えなさい、というのが問題の全てである。

 いや、無理だろ。普通に考えてこの完全密室を解く方法など無いように思えるのだが……なんかあるからこその密室なんだよなぁ。こんなに純粋に密室トリックに首を捻るのは本当に久しぶりの経験です。まぁ、ファンタジーならではの「どないやねん」な解決になる可能性もあるんだけども。山形石雄によるしつこいくらいの舞台設定は、ある程度納得のいく解法があるからこそのこだわりであると信じたいところだ。突然「壁抜けの聖者」みたいなトンデモ能力が出てきても読者が納得するわけないしな。そのあたりにも保証を与えるために、わざわざ多少無茶なバックグラウンドになりながらも「新しい聖者の可能性」を潰しているのは本当に丁寧だよね。

 さて、八方ふさがりなのは何も結界だけの話ではなく、容疑をひっくり返せないアドレットの立場も完全に四面楚歌。ロジカルに詰め寄るハンスに、そのハンスの言質を裏づけるモーラさん。どうでも良さそうなチャモ、堂々と恩を仇で返してくれるフレミー、役立たずのウサギ、そしてトチ狂った近衛兵。うむ、六花の勇者(+1)も本当に大したことないな。「7人目」についての話合いが始まってから役に立ってるのってハンスとモーラだけじゃんね。

 フレミーがアドレットを裏切るのはしょうがない。元々「裏切る」というほどはっきりと同盟関係が出来ていたわけではないし、彼女自身も六花である(と自称している)ならば、何をおいても「7人目」の排除は最優先事項であるからだ。考えてみれば明らかに異端であるフレミーを無条件でかばっていた時点でアドレットの行動も充分怪しいわけで、「怪しいヤツをかばうヤツはもっと怪しい」というロジックでアドレットが疑われるのもしょうがないのである。それをろくに考えもしないで「よく分かんないけど恩があるから信用しようぜ!」なんて言ってるウサギの方がよっぽど役立たずだ。何とかしてアドレットに報いたいならば、彼が立たされている窮地を論破するロジックを考えるのが優先であろう。

 不穏な六花勢であるが、中でも特にどうかしてるのがゴルドフさん。これまでの様子を見ている限りだと、どうやら愛しの姫様に取り入って信用を勝ち取っちゃったアドレットのことが気にくわないようだが、それだけが理由なのかどうかはまだ分からない。突然武器を持ちだしてアドレットを強制的に退去させてしまったり、どうにも不穏な動きが目立つ。残りの5人があまり容疑を深める行動に出ていないが故に、現状で一番うさんくさいのはゴルドフということになるだろう。ただ、どうにも小物っぽいのがいまいち疑いにくい要因でもあるのだが……。

 どうしようもなくてフレミーを人質に逃げ出したアドレット。「九分九厘疑っている」といっているフレミーだったが、それでも手当てしてくれたり、他の連中に言いに行かないところを見ると、彼女は彼女なりにアドレットのことを信用しているということなのだろう。ツンデレ臭いので言動についてはしょうがない。そして、そんな2人が必死に頭を捻って現状を推理しているわけだが、アドレットが最終的に行き着いた結論は「俺をハメるために凶魔が用意した入念すぎる罠だったわ。全部俺に容疑を被せるためのお膳立てだわ」とのこと。流石にそれは被害妄想が過ぎる気がしますけどね。今回の六花のメンバーは曲者が多いが、真っ先に警戒すべきは実績を持つモーラか、実力ナンバーワンのチャモあたりだろう。ぽっと出の無名新人であるアドレットがわざわざ狙われる道理もない。まぁ、あのとき同行していたメンバーの誰か1人でも容疑をかけられれば充分なわけで、「アドレットを狙った罠」ではなく、「最初に神殿に入ろうとした正規の六花メンバーを狙った罠」というなら分からなくもないけど。凶魔っていう存在がどの程度の知性を持つのかは定かじゃないが、そこまで入念に「六花封じ」の策を練ることが出来るなら、集まる前に処分する方が確実だった気もするのだけど……フレミーというイレギュラーな存在を作り出せるだけの知能と技術基盤があるんだよな。……そこまでの横紙破りが可能なら、今回の封印を強引に踏み倒す手段ぐらいなんとかなりそうだけどな。

 そして、アドレットが言っていた「8人目」の可能性のお話。「7人」の場合には純粋に人狼ゲームであるが、「8人目」という共犯者が介在するとなるとややこしくなってくる。ミステリで推理してても部分的に「共犯」って言われると途端に興が冷めるし、2人以上で活動するのがOKになると、色々と強引な手段もとりやすくなるためだ。出来れば余計な存在はいて欲しくないところだけど……やっぱり誰かもう1人いないと無理かなぁ。その場合、神殿に入っていたことになるので当然凶魔ではなく人間の共犯者ということになるわけだが。事件発生時に神殿前にいた変身凶魔なんかの存在を考えると、あと2,3人協力者がいてもおかしくないよな。人間サイドも今回のミッションにかなり力を入れていたわけで、凶魔サイドだってそうじゃないとは言い切れないもの。最終的に何でもありにならないことを祈るよ。

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 なんとナレーションが桑島法子、第18話。一体どこから出てきたかと思ったら、澱切陣内の関係者の中にCVのキャラがいましたね。今回ナレを担当したということはそれなりに重要度の高い人物のようだが、これからどういう風に絡んでくるんでしょうかね。

 多局面のごたごたが相変わらず雑多に飛び交いながら、少しずつ収束していく気配を見せている。その中心となるのはダラーズという存在であろうが、今回のメインである聖辺ルリのことを考えると、今作最大の枠は「池袋の化け物」全体ってことになるのだろうね。「バケモノの孫」という分かりやすく異形のステータスを持つ聖辺ルリ。彼女は問題の中心に位置する澱切陣内と密接な関わりを持っていた人物であり、彼女の動向が池袋の化け物業界に大きな影響を与えている。今回はストーカーに狙われる被害者としての立ち位置になっているが、セルティや静雄との関係性を見れば直ぐに加害者側にもシフト出来る人物。幽のおかげで無事に「こっち側」に戻ってくることが出来たが、元々殺人鬼だったわけで、ちょっとしたことで歯車が狂えば直ぐにまた「あっち側」に行けるだけのポテンシャルはある。まぁ、杏里(罪歌)とかセルティだって同じようなスタンスかもしれないけどさ。

 ストーカー騒ぎのおかげで再びの出番があった美香さんがとても素敵。彼女のストーカースキルは化け物すら上回るハイパーなものである。まぁ、波江さんを驚嘆させた情報収集スキルがあるんだから、実技の方だって化け物クラスでも何の問題も無いな。この街は人間の方がよっぽど化け物、という分かりやすい事例。静雄あたりもそのサンプルの1人だが、今回のお話でじわじわ「化け物らしさ」が増しているのは帝人だろうか。一時に比べるとすっかり張り付いたような笑顔が馴染んでしまった帝人。彼の行動が今後の展開にどういう影響を与えるのかはさっぱり予想出来ないが、ドタチンが危険視し始めているっていうのが彼の危うさを端的に表している。なにしろドタチンは「理想的なダラーズメンバー」なわけで。今や帝人よりもワゴンメンバーの方がよっぽど「ダラーズらしさ」を理解している気がするよ。狩沢・湯馬崎・渡草も久しぶりの登場だけど、渡草さんの残念さが増してるだけの出番だった。なんか狩沢さんのおぱいが補強されてた気がするのですが、気のせいでしょうか。

 ダラーズという存在の是非については、おそらく今期だけで終わるお話ではなさそうなので、今回「転」で突き詰められるのは聖辺ルリと澱切関係ってことになるのだろうか。臨也の帰還、そして正臣の帰還。役者は揃いつつある。クライマックスはどんだけのお祭り騒ぎになることやら。とりあえず、今期新羅がひどい目にしかあってないのがカワイソス。

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○「ガッチャマンクラウズインサイト」 5

 今更だけど新番組なんだ、すまんな。読売系は関西が冷遇されてるから仕方ないのよ……。本当はBS日テレもあるってことを最近知ったのだけど(てっきり「俺物語」と時間が同じなのかと思ってスルーしてた)。まぁ、とにかく今週から日テレプラスで始まったのを見るよ。

 1期も割と議論を呼ぶ内容だった本作。色々な部分に一筋縄ではいかない要素が詰め込まれている。最も分かりやすかったのは、これが中村健治作品であるということだろう。まだ誰も内容を知らなかった1期の放送開始時、「ガッチャマンのリメイク作品が始まるらしいで」というので注目されていたところにコレが放送されて度肝を抜かれたものだ。何しろそれまでのガッチャマンイメージとは一切関係無い作品が出てきたのだから。ヒーローとしてのデザインも違えば、お話の中心となる部分も全くのべつもの。そしてそれが癖の強い中村健治ワールドで描かれたのだから、そりゃ賛否両論わき起こるのは当然のことだろう。

 そんな問題作だった1期だが、個人的には割と良い作品だった、少なくとも悪い作品ではなかったと思っている(詳細は1期感想参照)。独自のテーマ設定は興味深いものだったし、それを描くためのツールとしての「クラウズ」という存在も、アニメならではの存在感をもっておどろおどろしく、それでいてどこかひょうきんに描けていた。そして悪の中枢であるベルクカッツェの存在感と、主人公・一ノ瀬はじめの存在感。この正邪の両極がくっきりと分かれることによって、当初不安だった「もやっとした結末」は存外に緩和され、きちんと「正義が勝つ」物語としても収束していたのはなかなか面白い。もちろん、テーマがテーマなので消化不良の感は否めなかったが、それだって2期の布石と思えば問題はなかっただろう。

 そんなこんなで2年の時を経て2期目が始まった。作品世界の中でも時間は進んでおり、クラウズが世間に広がり、ガッチャマンのメンバーもそれぞれに変化・成長している。そんな中でも唯一にして絶対存在であるはじめちゃんはやっぱり変わっていない。今回も彼女を中心として物語が紡がれていくことになるのだろうが、流石に彼女を中心に、全く同じ視点配置だと「一ノ瀬はじめ」の恐ろしさは描ききれない。そこで今回は新たな女性主人公として田舎の小娘を持ってきたわけだ。石原夏織ボイスで海辺の田舎町の元気少女、っていうと某ラグランジェを思い出すことになり、宇宙人まで降りてきちゃったのでそのシンクロ率が余計に高い。つばさちゃんは一体どんな部活に参加しているんでしょうね。新しいキャラが加わったとはいえ、どうやら世界観と狙っている方向性に大きな変化は無さそう。新たに宇宙人の能力で「感情の可視化」が行われるようになり、その色合いを調整することで相変わらず「クラウズ」、今回の言葉で表すならば「良い空気、悪い空気」という集団存在を描写している。つばさはそうした集団存在に染まらずに自分を強く押し出していくタイプの主人公のようだが、今回、色相すら変えることが無かったラスボスのはじめちゃんを超える存在になることが出来るだろうか? いや、無理だろうけどさ。今回のラスボス、マジではじめなんじゃないかな。やっぱりこの世界でいちばんおっかないのって間違いなく彼女なんだよなぁ。

 1話目はあまり中村演出的なくどさは感じさせなかったが、海+中村演出ってんでちょっとだけ「つり球」が懐かしくなりましたね。今後広がっていく世界の中で、また色々と不穏な要素が描出されていくのが今から楽しみです。

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8月7日 ドラフト模様(ORI×3)

ピック順 【Thraxi】→【Alessi】→【Sea-chicken】→【Sangriter】→【Serra】→【Mei】→

 

 オリジン環境3戦目。ぼちぼち世間的にもこの環境の大筋が固まって、戦略性も見えてきた頃合いでしょうかね。残念ながら我々の中ではあくまで「3回目」でしかないのだけども。とりあえず割と馴染んできたみたいなので、しばらくはこのままオリジンで様子を見ましょうかね。タルキールも余ってるパックがあるのでいつかは帰還することになるけども。

 なお、今後のことを書いておきながら次回はお盆休みとなります。さらに翌々週もどうなるか分からないってことなので、しばらくはカードに触れない日々が続くかも。9月にならないとゼンディカーの情報こないしなー。

 


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 ちょっせい! 第6話。相変わらずのシンフォギア語に思わずニッコリ。まぁ、「シンフォギア語」って言っても「OTONA語」「クリス語」「SAKIMORI語」とたくさんのカテゴリがあるんですけどね。

 前回の圧倒的勝ちフラグエンドが、あっさりと覆るのがシンフォギアワールド。何しろ「新兵器投入! これで勝つる!」って思ったらいきなり敵の大ボス投入である。ナニソレ。いや、でも世界を滅ぼす悪の組織としては非常に正しい判断なんですけどね。大ボスが鷹揚に座りっぱなしの組織っていう方が現実味が薄いわけで。今回はミカちゃんが2対1の状況でちょっとヤバい、ってんで、さっさとキャロルが出陣してきたわけである。そして、この錬金術の元締めが当然強いわけだ。まさかのロリフォーム離脱という誰も得しない変身が行われたのだが、ボンキュッボンな大人フォームのキャロルちゃんもなかなかの説得力。この世界でいう「大きさ」っていうのは全て乳のサイズだけを表しています。ただのロリだったキャロルちゃんが、一気にクリス越えの爆乳へと生まれ変わり、ただでさえビハインドの多い翼さんは苦虫を噛みつぶしたような顔。負けないで翼さん。あなたはそういう仕事を求められていないわ!

 大量のノイズ、そして圧倒的な実力のキャロル。再び訪れたピンチに、いよいよクリスちゃんたちも最終兵器を使わざるを得ない状態に追い込まれる。シンフォギアにはいくつかの切り札があるが、これまでほとんど追求されてこなかった負の側面に、いわゆる「黒化」があった。思い返せば1期の頃から響がネフシュタイン絡みで暴走を繰り返していたし、ギアの適合者であれば誰でもバーサークモードになる権利があるということだったわけだ。プロジェクトイグナイトとは、その恐れられていた暴走モードを自発的に引き起こそうというものである。しかし、心の闇に直接触れるこのモードはリスクが高く、実際、最初の1回は自分の闇に耐えられなかった翼さんもクリスちゃんも自壊。更なるピンチに追い込まれる。翼さんは親父さんとの微妙な関係や、奏さんを失ってしまったという「剣」としての自分への疑問。そしてクリスちゃんは相変わらず、「力を失う弱い自分」という闇。クリスちゃん、どこまでいっても「強い自分じゃなきゃ意味が無い」っていう強迫観念が抜けてないんだなー。まぁ、幼少期に形作られた価値観なんてそう簡単に拭えるもんじゃないんだろうけど。後輩も出来て、強い責任感がマイナスに働いてしまうのは恐ろしい。そして翼さんの闇については、家族関係に方がまだよく分からないな。「風鳴の家」って、結局どういう存在なんだろう。生まれながらに防人を命じられた家系なんでしょうか。いや、現代社会にそんなもんがあるわけないと思うが……親父さんの台詞からすると、翼さんは生まれながらの国防マシーンなんだよなぁ。

 初めての黒化で上手くいくはずなんかない。絶望的な状況に、駆けつけたのはやっぱり響さん。ガングニールは無事だったんでしょうか。あっという間に補強を受けて、今再びのイグナイト。響は何度も黒化を経験してるので、そのあたりの勘所は心得ていたのだろうね。3人の力で何とか試練を乗り越え、今回はついに三重奏である。もう、どこまでもやりたい放題だな、今回の劇伴。流石に覚醒したギア3つを相手にしてまで勝っちゃうとチートがすぎるということで、ついにキャロルちゃんにも土がつきましたよ。

 しかし、「思い出を燃やし尽くしてエネルギーに変える」というよく分からない駆動系を持つ錬金術の影響なのか、もうキャロルちゃんは後戻りできないところまで来ている。ホムンクルスの生成のおかげでサブボディは多めに用意されているのだろう、歯の奥に仕込んだ自爆装置で現行のボディは焼却処分されてしまった。相変わらずわかり合うことが出来ずに終わってしまった響とキャロル。さて、ここからどのようにお互いのイデオロギーをすり合わせていくものか……。今回は出番の無かったお人形さん4体、改めての起動シーン。やっぱり今作は人形4体の存在感が一際印象的だなぁ。あのデザインもキャロルちゃんの趣味なのだとしたら、ナイスとしか言いようがない。

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 イイハナシダナー イイハナシダナー イイハナシダナー イイハナシダナー イイハナシダナー イイハナシダナー 第3話。 ……え〜と……この作品は、Fateシリーズ、ですよね……あ、途中の妄想シルエットは確かにFateシリーズだったね! 切嗣久しぶり!

 濃厚な何かの回。ただでさえ速度制限を守る気がない本作においてもぶっちぎりのフルスロットルを回し続ける、シリーズ屈指の名エピソードとなった。何しろ美々メイン。そこに雀花の手引きで栗原姉妹が絡み、また世界に、幸せを知った少女が1人。小学生で覚醒してしまった美々ちゃんに、未来という言葉は残されているのだろうか。

 単に「BLをたたき込まれて目覚めたよ」というだけのお話ならばそこまで傷は深くない。最近はそういうネタの漫画もアニメも数多く存在しているし、小学生という年齢こそ問題になるが、そこまでおかしなシナリオラインでもないだろう。しかし、問題は美々が元から「同性愛」を根源に抱え込んだキャラであるという部分であった。彼女が自分の中の歯車が壊れていることに薄々感づいたのは、イリヤとクロの秘め事を知ってしまった時である。自分の友人達が性別という縛りを超えた濃密なスキンシップを取っているのを見て何かが弾けてしまい、自分の中に抱える情念を処理出来ずに懊悩する小学生女子。この時点で割とヤバいのだが、そこに性転換というキーワードが放り込まれ、彼女は自らの力で前へ(もしくは奈落の下へ)進み始める。単にエンジンがかかっただけならば小学生の力ではたどり着ける場所に限度があったはずなのだが、運悪く雀花の目に留まってしまい、貴腐人である姉の薫陶を受け、本来ならたどり着けない涅槃にまで至る。彼女はあの若さで、本来なら経験と実績を重ねて到達すべき彼岸へ、易々と渡ってしまったのである。それは恵まれた環境の影響もあるが、彼女が生来抱えた「業」がなし得たものなのである。

 壊れてしまった美々と、回りの友人たちの反応。それらの軋轢については、大体雀花の姉(火雀)が語ってくれた通り。BLが間違った趣味であることなど百も承知。それを知った上で落ちていく冥府魔道に、友達の理解など必要ないし、求めてもいけないものだ。もし友達から拒絶されたのなら、友人を取るか、BLを取るかという二者択一の選択を迫られることになる。だからこそ火雀は「友達やめちまえ」と強めの戒めを与えたのである。もちろん、イリヤたちはそんな選択を選べるはずもなく、美々はカミングアウトの後にも、何とかイリヤたちと上手くやっていく道を選択することになる。ただ、残念ながら美々は元から「BL好き」なわけではなく、あくまで「同性のつながり」に快楽を求めていたわけで……BLだけならばイリヤたちには直接被害は及ばない。しかし、それが「同性愛」全般であるならば……さて、彼女達の友情は、今後どうなっていくのでしょうね……。

 話の中身もエグいし、強烈なパロディ要素も何もかも、くどい画面演出でもってこれでもかと叩きつけられる最高のエンタテイメント。ぴちぴちと愛らしい女子小学生の痴態、醜態。悶え苦しむナイスなキャストのお仕事。どれをとっても「いいぞもっとやれ」という言葉しか出てこない。しゅが党にはこれ以上無いくらいのご褒美である。雀花の姉、火雀のCVは満を持して登場した日笠陽子。これでまたしゅがぴかの絡みに新たな伝説の1ページが。なお、中の人はガールズゲームはたしなみますが、BLにどこまで本気かは定かじゃありません。でも、けっこう美味しそうに頂いてた気がします。怖いよう、BL怖いよう。あ、百合ならナンボでもOKですので。美々ちゃんには是非、今後BLと同時並行で百合妄想の方にも力を入れてほしいですね。

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 たほいやは眠い時にやっちゃ駄目。それが7人戦とかだとなおさらである。だから僕がボロ負けしたのは僕のせいじゃない。僕じゃない。僕じゃない。

 

Round1・「びおめはにか」

1.ナイジェリアの指導者。人心掌握に長け、国民の意志を煽動することで国内を平定した。

2.咽頭系呼吸器障害。

3.生体分類学。

4.セリ科の観葉植物。ホワイトダスト。

5.ビオメ騎士団隠密部隊の通称。

6.高山鉄道で用いられた消雪剤の名称。石灰と少量のタールを原料とする。

7.ソ連の演出家メイエルホリドの創始した俳優理論。演劇の基本を俳優の肉体的訓練におこうとするもの。

 いきなりとっかかりがなさ過ぎる問題を出すのってどうかと思うの。今回はタイラントがいないから割と穏当なはずなんだけど、⑤とかどう見てもタイラントの薫陶を受けてるよな。まぁ、本人に聞いたら絶対「やァ、ぼくァそんな馬鹿みたいな答え書きませんよ」って言うと思うけど(自分で書いててなんか腹立ってきた)。

 

Round2・「ちかおとり」

1.釈迦の修行を邪魔したとされる悪魔の使い。千の顔を持つ鳥の姿で現れた。

2.近寄って見ると、遠くから見るより劣って見えること。

3.娘を地主のもとで奉公させること。

4.血化粧落とし用の小道具。

5.顔の品が劣る醜女。

6.拮抗しながらも、最終的には決して上回ることのない状態。

7.隣人に対する劣等感の総称。

 ①千顔鳥、④血顔取り。みんな頑張って考えてるが⑤がシュートに酷い。

 

Round3・「こびしずむ」

1.単数単生主義。

2.日が暮れようとしてまだ暮れない様。

3.脱スペイン支配を目指したオーストリア建国運動。

4.肘を痛め苦しむ。

5.欧米諸国における演歌至上主義。愛国心戦略として政府がねつ造。

6.近づき親しんで、和らぎ鎮まらせる。

7.常に二番手であることを良しとする思想。

 「『主義』派と、『沈む』派、それに『肘』派に分かれましたね」というよく分からない名言が生まれた。広辞苑が一番日本語不自由に見えるっていう。

 

Round4・「しゃなーい」

1.ジャズ演奏家。金管楽器四重奏の創始者。代表曲「Shanana」。

2.木製の管状打楽器。長木魚。

3.サリーの女性に性的興奮を催した場合、その女性を私刑に処すことを認める慣例。

4.富と権力の象徴である黄金宮。強欲の巣窟。

5.エジプトの天文学者、占星術師。天体の位置を大きく吉兆と凶兆に分ける術法の開祖。

6.北インドの管楽器。アラビアのスルナーイ、中国の哨吶の同類。

7.インダス社会で用いられた六角柱状のダイスの名称。

 7人戦にも関わらず、ここが今回唯一の全外し。しゃーない。ディジリドゥ奏者の出題、何かの縁を感じる

 

Round5・「おどき」

1.在中ハンガリー大使。盧溝橋事件の捜査中に横死。

2.葬儀の際に厄落としのためにとる食事。

3.[丁寧語]土器。

4.ヒガンバナの古称。

5.幸運がめぐってきて何事も成功する時。↔ 女時。

6.烏除けの木柱。簡易案山子。

7.→分度器。

 ③がやたら警戒されていたのに票が入らなかった時の訳の分からない会話。「おい、土器が野放しはマズい」「そうだ、野良の丁寧語は危ない」。どういうことやねん。

 

Round6・「のろまづかい」

1.牛車の後について、牛の落とす糞を拾い集める使用人。

2.のろま人形を操って舞わす人。

3.送り仮名を、ひらがな一文字だけ書くやり方。

4.浦島太郎に同じ。

5.猿回しの異称。

6.人使いが不器用であること。

7.狂言。何事にも手ねばな弥兵が言伝を任されるが、屋敷から出ることすらできずに全て忘れる。

 あかん、コレ、夢に出るヤツや。余談ですが、「手ねば」も広辞苑を読みながら覚えた表現です。

 

Final Round・「くめのへいない」

1.黄表紙の登場人物。修行の末仙人となるが、邪心を持ち雲から落ちる。

2.猪野文頭の異称。久米兵代。

3.[故事成語]宮廷内でどのようなことを行っても人の目にとまってしまう。

4.食料庫の中。転じて安全地帯。

5.三兄弟のまん中の子はずる賢く育つという社会学用語。

6.伝説上の人物。九州の浪士、剛勇の名があり、江戸赤坂に住して仙人斬りの素願を起したが、悔い改めて鈴木正三の門に入り仁王座禅の法を修めた。

7.土が見えないほどに稲穂の実った田。

 流石に答えが浮きすぎてた割には2票しか入ってないんだよな。なんか、まるめくらんどに通じる人物像だ。

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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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