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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「七つの大罪」 6

 こちらもある意味で注目タイトルと言ってしまっていいのかしらね。「ハイキュー」の後枠として日5に採用された期待作。ジャンプの枠がマガジンに取って代わられてしまったよ(まぁ、「ベイビーステップ」の枠が消えてるのだけど)。

 原作はなんとなく既読。ただ、マガジンは毎週そんなに真剣に読んでるわけでないので、途中から面倒になって追いかけなくなってしまった。ファンタジーものの王道ストーリーなので、良くも悪くも分かりやすいのよね。急いで立ち読みしてるときに「まぁ、いいか」ってんで読み飛ばしたせいで、自然に読まなくなってしまった。でもまぁ、キングが仲間になるくらいまでなら知っている。アニメもオープニングを見る限りじゃ、大体その辺までいけばいいんじゃないかな。

 鈴木央といえば、現在では非常に希少な「4大少年誌全制覇」を成し遂げたレアな漫画家。「ライジングインパクト」の時代から読んでいた身としては、苦節の末についにアニメ化にまでこぎ着けたという事実は感慨深いものがある。本人が一番楽しんで描けそうなファンタジーものが一番の看板作品になったのだから、全てにおいて望まれた結果といえるだろう。まー、絵に力があるし、お話も(ベタとはいえ)割と盛り上がっているのは分かるので、このアニメで久しぶりにストーリーを追いかけて楽しめればいいかな、という期待はある。監督が何故か岡村天齋という意外な配置も、ちょいと期待したい要因である。A-1制作の岡村天齋監督作品って、実は同じ日5の「青の退魔師」のメンバーなんだけどね。あっちよりも馴染みやすそうなので、日頃相性の悪い日5枠ではあるが、自然に追いかけられそうである。

 1話目を見た感じ、品質の高さはやはり充分で、気合いが入っていることの表れだろう。MBSとしてもはずすことの出来ない枠だし、マガジンとしてもここは是非ともヒットを飛ばして新しいマガジンの看板漫画として不動のものにしたいはず。今後ずっとこのクオリティが維持出来るなら、充分「良い」作品になるはずだ。取り立てて新しい画面があるわけではないが、原作絵を重視しながら丁寧に画面が作られており、初見でもとても見やすい仕上がりになっている。余計なことを考えずにファンタジーとして楽しめる、このくらいのカロリーが日5枠には丁度良い気がします(そういう意味では「ハイキュー」もいい具合だった)。

 1話目で最大のインパクトは、なんといっても「ホークでけぇ!」である。いや、漫画でもあのくらいのサイズで描かれていたのかもしれないが、やっぱあのフォルム、あの言動であのサイズはでかい。もっとマスコット的存在だと思ってたのに、下手したら威圧感すら与えかねないサイズ。なんでこんなにびっくりしたんだろう。多分「流されて藍蘭島」のとんかつくらいのイメージで見てたせいだな。キャラはすげぇ被ってる。でも大丈夫、ホークだから。もうね、あのデザイン、あの言動に久野美咲の声がものすげぇ相乗効果を生み出しててね。……これは良いっていうのか、ヤバイっていうのかも定かじゃないが……とにかくインパクトは絶大。本来なら「エリザベス可愛いな」とか「団長格好いいな」とか思わなきゃいけないはずの1話なのに、「ホーク、ホーク! ホオーーーク!」って感想しか残ってないんだ。史上最大の豚アニメになりそうだぜ!

 というわけで中の人についても久野ちゃん一択だけど、エリザベスも悪くない。やっぱり天ちゃんは細い声の方がわたしゃ好きですね。あ、でもハズキも割と好きだった。……アカメだけインパクトが薄いのかな。エリザベスはこれでいいなぁ。その他のキャスティングも割と発表はされており、あとはディアンヌが出てくるまでじっと待つのみです。アフレコ現場に久野ちゃんとあおちゃんが揃うわけだろ? ……天ちゃんが保育園の先生みたいに見えそう。

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○「ワールドトリガー」 5

 通称、土曜の30時半から始まる深夜アニメ。半年前には、「Ω」を終わらせたというので「松太郎」に恨み骨髄であったが、今となっては、「松太郎」を終わらせたこの作品こそが憎いあん畜生である。……いや、すみません、ちょっと盛りました。

 原作はジャンプ漫画なので当然既読ではあるのだが、ここんところはリアルタイム進行を全然追えていない。ぶっちゃけ、あんまり好きじゃないからだ。同作者の「賢い犬リリエンタール」は割と好きだったし、本作も連載開始当初はだいぶ読んでいたはずなのだが、毎度お馴染みジャンプ展開がこじれてからは、なんだか追いかける気力を失ってしまった。キャラが多すぎるねん。おっちゃんにはもう、こういう漫画しんどいねん。勝手な印象だけども、あんまりアクション漫画向きじゃない気がするんだよね。1枚絵は個性があって好きなんだけど、コマが続いて「モーション」の描写になると、なんか動きが伝わりにくいというか。1つ1つのコマが全部止め絵に見えるからリーダビリティが低いのである。あと、トリガーをメインにした戦闘描写って、幾何学模様がベースになっているので派手に個性を出すのが難しいってのもあるのかも。あえてそういう制約の中でも作品を成立させているって考えれば充分偉いのかもしれんけども。

 そんなわけで、ジャンプ漫画のアニメ化としては、「ハイキュー」よりもやや下の興味度くらい。更にこの絶妙な時間帯であり、当然制作は東映ということになる。他の制作スタジオと違い、東映作品は大きな代償を伴ったフィールドである。「作画が絶対に崩れる」からだ。要所となる話数ではがっつり見せてくれることもあるが、プリキュア然り、「Ω」「松太郎」然り、確実に「抜いて」くる話数が発生する。はじめから分かってれば気にする必要も無いが、潜在的には日5の「ハイキュー」なんかよりは不遇の枠。そして、今作も1話目から割と抜く部分は抜かれてしまっているのが分かる。遠景のモブとか、些細なシーンでは「1話目なのになぁ」と勿体なくなるカットがちらちらあった。重箱の隅なんで気にしなくても良い部分なんだろうけど、ファンの人にはちょっと残念な部分だろう。

 とまぁ、あまりポジティブな感想は持てないスタートなのだが、1話目の戦闘シーン、締めるところはきっちり締めており、アクションが分かりにくい原作を、しっかりアニメーションとして再構築するという部分は機能している。監督を務めるのはまさかの本郷みつる。何故突然抜擢されたのかは謎だが、ここで久しぶりに血の濃い「東映イズム」が見られるならば子供向け番組としては新しい層の開拓に一役買ってくれる可能性はあるだろう(少なくともどこぞの相撲取りよりは)。どうせ今連載しているようなややこしい話までは続かないのだろうし、このアニメシリーズ次第で今作の今後のメディア展開を考えるためのワンステップと思えば気分も楽かもしれない。本来あんまり肩肘張って見るような枠じゃないしね。

 中の人については、最近ちらちら名前が出始めた村中知という主人公役には注目して見よう。元々遊真は感情の起伏に乏しい役なのでなかなか評価しにくいのであるが、ジャンプの少年キャラで名前が売れれば、竹内ラインとか皆川ラインでワンチャンス。あと、多分もう2話目以降にほとんど出番ないだろうけど、もう既に50近いのに「チンピラ高校生」役でニーズがある岩田のみっちゃんが微笑ましくある。「おめーは帰って眼鏡しまって寝ろ」って、なんか良い台詞だ。

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○「selector spread WIXOSS」 6

 さぁ、ほんの3ヶ月の休憩を挟んで、返ってきましたこの不穏な世界。もう、1話目から背景がすすけている。お祭りシーンなのにやたらテンションが下がる。誰が何をしゃべっても「これ、ひょっとしてフラグじゃね?」とか思ってしまう。そんな夢のような世界、それがWIXOSS

 1期で起こったあの事件は、結局なんのフォローも無いままにあれで決着をみたようだ。タマは消え去り、イオナはるう子のルリグとして居着いてしまった。唯一救われるのは、一衣の呪い解除もちゃんと行われていたことだろうか。そういや遊月が新たにルリグになったあたりでは一衣の記憶も曖昧になってたような気がするのだが、今回はきちんとるう子とお友達関係を成立させていたので一安心。奇妙な闖入者であるちよりちゃんに対しても、「WIXOSSなんか無くっても願いは叶えることが出来たんだよ」とポジティブなことを言っていたので、ひとまず一衣についてはハッピーエンドだったと思えないこともない。まぁ、首から旧友ぶら下げてる時点で尋常じゃないんだけども……。彼女の今後を考えると、「もうバトルする必要は無いけど、バトルしないと遊月が永遠にカードの中」っていうジレンマがあるんだよなぁ。ま、そもそも遊月本人がカードから出てくる気が無いんだから、バトルや契約が成立するはずもないんだけども。

 そして、やはり気になるのはチームるう子である。タマは完全に行方不明扱い。イオナさんはずっとはぁはぁ欲情したような状態で「とりあえずバトろう」「バトれば何とかなるし」「バトれバトれバトれバトれバトれ」とのこと。結局この人が一番のキチガイなんだよな……。ただ、天性のWIXOSSセンス(?)のせいでそんなイオナさんに目を付けられたるう子の方もやっぱりどっかイカレているのは間違いない。友人2人に突っ込みを受けていたが、「バトらねぇならそんな呪いのカード持ってくるなよ」と。まぁ、本人は必死に「タマを探す唯一の手がかりだから」とは言ってたけどねぇ。もう、3話くらいしたら口ではイヤだイヤだと言いながら、恍惚の表情でバトルにふけるるう子さんの姿が確認できそうで怖いです。カードゲームなんて人生狂わせるばっかりなんだからやめた方がいいですよ!!(切実)

 とまぁ、しっかりと1話目からWIXOSSワールド全開で、今後への期待も高まります。新シリーズへのてこ入れ要素としては、ちよりちゃんというなかなかのサイズの爆弾がぶっ込まれており、新井さとみっこ演じる「エルドラ」とのコンビネーションは、このどす黒い世界の中にあると「逆に怖すぎる脳天気」である。1期のときはまだ「平和なセレクターバトルの象徴的存在かもしれない」と思って無理矢理納得出来たけど(いや、無理だけど)、今後はもう、この世界に救いや癒しなんか求められやしない。エルドラは結局、セレクターの真実をちよりに話していたのか否か。「記憶にございません」って、ルリグが一番言ったらあかん台詞やんな。せめて花代さんみたいに辛そうな顔だけでも見せてくれないと……いや、ちよりは理解してるからいいのか? 彼女も「ルリグになりたい」なので、イオナさんと同じ穴の狢である可能性もあるが……謎だらけの存在。今後、1人だけ世界が違うあの脳天気さがどうやってぐちゃぐちゃになっていくかが見ものです。

 そういえば、行方不明になったのってタマだけじゃなくてウリルもなんだよね。これまでのセオリーからするとウリスはイオナの実体に成り代わって生活しているはずなのだが、その辺については今回一切触れられていなかった。また、普通の「ルリグが叶えられる範囲の願い」だったら花代さんのように成り代わるだけで解決出来るシステムだが、イオナの場合は「俺より強い奴のルリグになりたい」というイカれた願いだったので、その後ウリスがイオナになる必要すら無いんだよ。彼女は今どこにいるんでしょう。タマと同じ空間に送られて、「後日の雇用のために待機」とか命じられているのかしら。

 ま、色々と気になることもてんこ盛りですが、期待も不安も全部ない交ぜにして、きっと叶えてくれるのがこの作品なんだよ。そう、WIXOSSならね。

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○「魔弾の王と戦姫」 5

 今期も容赦無く襲い来るのだろうか、適当な名前のラノベアニメ一発目。一応、タイトルを見ればファンタジーものと分かるし、無駄に長くないのでタイトルとしては普通なのだが、必ず「お前らイゼット信者か」と思ってしまうような無体な振り仮名が振られているのがお約束だ。今作は「戦姫」と書いて「ヴァナディース」と読むらしいです。なんやそれ。FFの舞台か何か?

 まぁ、そんなわけで「きっと前クールから繋げるとしたら『精霊使いの演舞』あたりが一番近いんだろうな」と勝手に思い込みながら見始めるアニメ。まぁ、当たらずといえども遠からずであるが、少なくとも「ブレイドダンス」よりは第一印象は良い。印象の良さの6割以上は多分椛島さんのキャラデザによるものだ。わーい、相変わらず無駄にエロいよー。姫さんの沐浴シーンの肉付きの良さなんかは、圧倒的椛島デザインだよー。あと、キャラデザの印象のおかげもあるのかもしれないけど、画面も全体的に見やすくしあがっているので、エロいボディラインをじっくり見ながらでもシナリオを追うのには不自由しない。不自由しない程度に分かりやすいシナリオだから、っていうのは秘密だけども。でも、全裸で立ち上がるシーンを下からなめる構図なんかには、このキャラデザを活かしたこだわりは感じられる気がするんです。立ち上がった時にザバーって流れ落ちてきた水は、一体姫さんのどこに溜まっていたものなんでしょうかね!

 他に設定部分を見ていくと、「捕虜の身分からスタートした地方領主が主人公」ってのはちょっと新しい設定かもしれない。まぁ、命の取り合いしてる間柄だったはずなのに扱いが甘すぎる気はするけど。あとは主人公がアーチャーであり、まさかの2作続けての「アーチャーアニメ」というよく分からない偶然も斬新ではある。まぁ、結局は能力に恵まれた選ばれし者の贅沢エピソードではあるのだが、今後この「射手というスタンス」がずっと維持され続けるのであれば、他のファンタジーラノベとは差別化が図れるのでちょっとは変化も楽しめるかもしれない(チャイカのガンドとは被っていないものとする)。ただ、敢えてマジレスしておくと、弓が駄目なものだったら、どんだけ射手が優秀でも「飛距離」はのびねぇからな。狙いはどうにか精緻化出来るとしても、飛距離は弓本体の伸性で制限されるからな。主人公は魔法使いでない限りあの無茶な弓使いは実現しません。いや、魔法使いである可能性も充分あると思うけど。

 ちなみに、印象が良かった理由の6割がキャラデザなら、残り4割はキャストである。というか、戸松・井口コンビが楽しそうにしてるだけである。この二人が並んだ時のカロリーの高さは当代随一である。ウザさフルパワー!

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○「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」 6

 これ、DEEN版とはタイトルの差別化が出来ないんだな。一応「2作目」とか書くことは出来るけども……まぁ、そんなに混乱することもないだろうから構わないか。何しろ前作は2006年で8年も前のことだからな……8年か……。

 というわけで、新たな歴史を紡ぐ「ufotable版」のstay night。個人的には、別にDEEN版に大きな悪感情は抱いていない。というか、アレが私にとっての「Fate」シリーズとのファーストコンタクトであり、他の全ての「Fate」関係のものは、アレを基準に計られるべきものになっている。ちゃんとシナリオを追うことが出来たし、あれ以来「セイバーさんかっこ可愛いなぁ」と思えるようになったのだから、感謝もしているのだ。ただまぁ、シナリオ自体の中身とかがどうだったかはあんまり覚えてないし、そこまでのめり込むこともなかったんだけど。そのあたりの記憶は、4年前に見た劇場版のUnlimited Blade Works」の感想でもちょっと確認できるかな。要約すると「せいばーさんがしゅじんこうじゃないなんてがっかり」ってしか書いてないんだけどさ。

 さて、おそらく製作サイドでもすったもんだはあったのだろうが、とにかく改めて作られることになったufotable版のstay night。放送されるのは知っていたので、再び時を越えて「またセイバーさんの活躍が見られるんだ!!」と思ってたら……アーチャーさんやないかー! こっちもUnlimited Blade Worksやないかー! くそぅ! 期待してた分だけ裏切られた気持ちは大きいよ! まさかの凜・アーチャーでエンドレスだよ! 士郎なんてろくすっぽでてきやしねぇよ! ……まぁ、良いんですけどね……「Zero」の後にこれじゃ、どんどん世間的にセイバーさんの立場が悪くなっていく気がする……。

 さぁ、改めて、「Zero」から繋がる系譜でのstay nightだ。あらゆるものが「ufotable版」でリライトされているので、「Zero」との比較という部分でも楽しめるし、当然、DEEN版とはガラリと変わった空気感も非常に独特のものになっている。個人的に嬉しかったのは遠坂家の書斎の風景で、あの時臣さんが散々ドヤっていた部屋が久しぶりに登場して、「あー、あそこやー」って思ってちょっと嬉しくなる。綺礼さんが凜相手に親切な知り合いのおっちゃん役を楽しそうに演じているのも、「Zero」を見た後だとなんだかおかしくてしょうがない(そして、同時に中の人のTwitter実況とか見てると完全にギャグである)。DEEN版で描かれた「アニメの基盤としてのFateの世界」とはまた違った、「Zeroから受け継がれた冬木の物語」として、新しい楽しみ方が出来るのは間違いなさそうである。

 画面は当然、考え得る最高品質のものになっているわけだが、なんか凜の顔の形にちょっと違和感がある。いや、女の子の顔は全体的に能面みたいになっててちょっと気になる部分はある。凜の友達の1人に終始レイプ目の子がいたんですが、大丈夫かな、誰かに操られたりしてないかな。あくまで「ufotableが製作する」という部分だけが「Zero」との共通点であって、監督はあおきえいではないし、スタッフも同じというわけにはいかないことには注意が必要だろう。今後、「思ったよりも映像面がショボいな」っていう展開にならないことを祈りたい。まぁ、今回の戦闘シーンとか、アーチャー召喚シーンを見る限りでは、そんな心配は不要だとは思うのだが。

 というわけで、今作はアーチャーメイン、徹底的にダンディじゃんよ。「この世界のダンディはアーチャーをやっているんだなぁ」としみじみ鑑賞しましょう。もちろん、その他Fateキャストの皆さんはいつも通りに、息の長いこの作品に改めて息吹を吹き込んでくれていますよ。こうして聞いてると……やっぱりワカメだなぁ。あいつの苛つく話し方、もう、最高の神谷兄ぃだなぁ。今後は更に、中多さんが出てきたりミキシンが荒ぶったり、金ぴか王と綺礼さんのコンビ芸が見られたり、注目ポイントは尽きません。出来れば、出来ればでいいから、少し意識的にセイバーさんの出番を増やして頂ければ言うことなしなんですけどね……。

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○「デンキ街の本屋さん」 5

 なんか最近漫画家さんとアシスタントさんのお話多くないッスか? 漫画原作だったら漫画家の話が一番やりやすいのは分かるけども……。まぁ、全部全然やってることは違うからいいんだけどね。

 原作は知らぬ。だからてっきり小さな本屋さんで頑張って働く女の子のお話だと、何となく勝手に思っていた。「Working!」みたいなやつだと思ってた。でも、割と違ってた。そうか、電気街って秋葉原のことやんな。ちょっと想像すれば分かるとこだな。

 中身としては割と普通の萌えもの。少なくとも1話目時点では「本屋」要素はそこまで強くなく、問答無用でコミケが舞台になったり、最近ありがちな「とりあえずオタク文化をネタにした漫画」。特に独自性を売り出すわけではなく、コミケなんかに絡めて「本屋さんらしさ」要素は混ぜてあるものの、同人誌を作る人間の話なんてのは割としょっちゅうアニメになっているので、目新しさがあるとは言えない。映像面では、書き文字がふよふよ出てくる演出なんかはちょっと目を引くが、取り立てて驚くような部分もない。「普通やな〜、スタジオは……シンエイ動画?!」ってなった。最近あんまりこういうシリーズアニメは作ってなかったはずだけど……突然こういうジャンルに切り込んできたか。驚きだな。いや、中身は普通だったけどね。

 ここまでのお話で、結局「総じて普通」という結論になるわけだが、萌えものの要所といえば当然「女の子」である。1話目時点ではメインヒロインとおぼしき幼女チックな子、そして「先生」と呼ばれる同人作家な子の2人がフィーチャーされている。そして…………可愛いじゃないか。なかなか良いじゃないか。金髪の子(ひおたん)はとてもとても阿漕。ロリ寄りなのに乳はあるあたり、なっつんのキャラはこっち側に寄りやすいんだろうか。中の人の魔力やな。そして、「センセイ」の方は津田ちゃん。これまで「CV:津田美波」にはあまり感心した記憶は無かったのだが……この子は良かった。普通にしゃべってる時は単なる津田ちゃんであるが、夜にテンパって暴れ出した時の声が可愛い。そうか、こういう仕事もちゃんと出来るようになったか……良いことだよ。

 前クールの「野崎くん」ほどのスマッシュヒットにはならないだろうが、これはこれでゆるりと楽しめそうです。

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10月3日 ドラフト模様(TKT×3)

ピック順 【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Alessi】→【Serra】→【Mei】→【Sangriter】→

 

 この環境、いいねとあなたが言ったから、10月3日はシーチキン記念日。

 ついに時代に1つの変革が。この春に正式参入を果たしたメンバーの初優勝である。スタートは今年の3月14日、通信ナンバーにして152号、そこからの苦節半年、長きに渡るBクラス生活で苦渋を舐め続け、毎度毎度ドラフト後には苦悶の表情を浮かべていたのだが、この新しい世界に来て何かが変わったのか。まさかの新環境2回目での優勝である。もう、初心なねんねとは言わせない。今後は全力で叩かせて頂く(今まで全力じゃなかったかのような物言い)。

 

 


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○「ログ・ホライズン2」 5

 半年の休憩を挟んでの復活祭り。放送前の特番の様子とか見てると、NHKもそれなりに力を入れて作ってくれているのだろうか。

 意外にもスタッフが多少変更されているが、一番の変化はスタジオそのものが変わったことだろう。監督がそのままでスタジオが変更されるってのも珍しい現象ではあるが、そのために下部スタッフがちょいちょい入れ替わっているのだと思われる。サテライト→ディーンという変更だが、少なくとも1話目を見た時点では特に大きな違和感はないかな? デザイン面でちょいちょい印象は変わってるが、これも2期目に新たに描かれる物語に合わせたイメージチェンジだと思えば、特に問題無いレベルのものだろう。指揮している監督が一緒なおかげか、イメージコンセプトは大きく変化しているわけではないので。

 記念すべき1話目は、既に特番などで過去の振り返りはやってしまっているので割と真っ直ぐ本題に突入した。シロエとアカツキがまさかの別行動になってしまうまでの流れと、アキバの町が抱えている予想の斜め上の問題。ゲームシステムそのものを原因とした、とてもネトゲ世界とは思えないような不可解な問題意識は、この作品ならではのものだろう。既に「ゲーム外世界」など無いような扱いになっている作品ではあるのだが、そのおかげでまるで「ゲーム内のキャラクターが、自分たちがゲームキャラであると理解したメタ的存在である」かのような不思議な状況になっている。そして、それがキャラクターの行動原理を直接左右し、作品ないでの「強さ」や人間ドラマそのものに関わってくる。このオリジナリティこそが、1期を予想外の出来に仕立て上げたセールスポイント。2期目もそのあたりは容赦無く、まさかの「モンスターが金を落とすのは何故だろう」問題からスタートし、財政難を打開しようというトンデモ展開である。一体ここから何が起こるってんだ。

 まぁ、そうしたシナリオのメイン部分を除いても、お祭り騒ぎで一気に全部のキャラが出てきて騒いでいるのを見るだけでも割と面白かったですけどね。考えてみりゃ1期だけでも2クールやってたわけで、キャラの数はやたら増えている。こんなに賑やかになってたんやなぁ。とりあえず、セララちゃんが可愛かったです。今期って「七つの大罪」「WIXOSS」で壮絶な久野ちゃんシーズンになりそうだ。

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○「まじっく快斗1412」 5

 金田一を打倒し、まさかの青山剛昌アワーが1時間に拡大。もう、土曜日なのに1時間まるまるサンデーアワーである。

 実をいうと、「名探偵コナン」ではなく「まじっく快斗」という作品に触れるのはわたしゃ初めてである。原作読んだことないんだ。元々あんまりサンデーとの接点のない人生なのでね。ただ、コナンだったら昔はそれなりに嗜んでいたので、その中で出てくる「怪盗キッド」の存在なら割と知ってる。私みたいなこういう視聴者も割と多いのじゃなかろうか。

 そういう視点から見るとすこぶる普通の中身。特に言うべきこともなく、「あぁ、こういう話やんな」というくらいのもの。ただ、同じ時間帯の前番組である「金田一」に比べると、画面に動きは多くなりそうなのでアニメーションにする意味はこちらの方が大きいだろう。製作はA−1だが、まぁ、夕方アニメのそこそこ品質といったレベルか。相変わらず青山絵の斬新にカクカクしたキャラクターデザインはアニメで動かすの難しいよなぁ。ヒロインの鼻、どないなってんねん。

 ま、特に目を血走らせて見るような作品でもないので、いつものように、土曜の夕方をダラダラと消化するのに使いましょう。一番の見どころは、「イケメンボイス」「3枚目声」「幼少期」と全部一人でこなし続ける山口勝平の頑張りである。最近の流れだと、どうしても高音域の台詞は語尾に「クマ」ってつけたくなるクマ。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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