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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「虹色デイズ」 4

 今期の「進撃!巨人中学校」。いや、だいぶおかしいけど、言いたいことは分かってもらえるはず。

 基本的に「向け」じゃないのであんまり書くことがない。幸い「君と僕」とかに比べるとそこまでキツいイメージはなく、ああいった作品に「男子高校生の日常」を足して2で割ったくらいの位置取りじゃなかろうか。特に見ていて不快感があるわけではないので問題なく視聴は出来る。まぁ、あと、ほら、短いし。

 結局、今作で一番の見どころは何かと言われれば「松岡&信長のいちゃいちゃ」ということになるのじゃなかろうか。まー、他所でも散々見てきたシーンではあるんですけどね。こうしてジワジワと地上波でも声優の顔出し番組が増えていくのかなぁ。今にして思うとスフィアクラブって圧倒的に先駆けてたな。「巨人中学校」の感想では、こうした声優の顔出し番組に対して散々苦言を呈したわけだが、別に声優が出てくるのが悪いってわけじゃない。個人的にはむしろ歓迎するくらいで、あくまで「ちゃんと作ってくれよ」っていうだけである。声優ってのはあくまでも声で演技をするのが仕事であって、顔出しでカメラ回されて、楽しい番組作るのが目的の人たちではないからね。そりゃ何にも言わずにそれが出来ればベストであろうが、なかなかそう上手くいくもんじゃないので、そこは番組製作のスタッフがちゃんと責任もって下さい、ってこと。そういう視点から見ると、今回の番組作りは……ちょっと不安だ……。せめて松岡1人だけじゃなくてもう1人くらい付き添わせてあげれば成立するとは思うんだが……。

 女性キャストもそれなりに充実してるみたいなんだから、そっちも出してよ。そっちを出してよ。

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○「最弱無敗の神装機竜」 4

 わーい、やったね、そっち系ラノベ作品だよ。でも、今期は今のところ被りは無いな。前クールがあんなにひどかったってのに。こういうのはラッキーというのだろうか。

 「そういうラノベ」なので特に付記することもなさそうだが、なんだか全体的な雰囲気ががっこうぐらし。そりゃま、製作会社、監督、そして総作監が同じということなので似るのは当然のことなのだが、そこかしこにりーくんっぽい人とかがいるのはちょっと笑える。それ以外の映像面は、まぁ普通か。剣と魔法のファンタジーが始まるのかと思いきや、戦闘ではパワードスーツを身にまとって戦い始めたのでそこもちょっと笑った。「35小隊」みたいな世界観からパワードスーツはまぁ分かるのだが、なんで中世ファンタジー風の世界でいきなりパワードスーツなんだよ。もうちょっとデザインコンセプトに繋がりを持たせないと説得力が。あと制服のデザインは「アブソリュートデュオ」っぽい。ま、その辺のデザインはある程度パターンが限られてるからしょうがないけど。トータルすると「アブソリュートデュオの世界で武装神姫を身にまとって、やってることはIS」みたいな展開になるんでしょうかね。

 あとはどれくらいヒロイン勢を立たせることが出来るがの勝負。1話目時点でメインヒロインとおぼしきお姫様(確実に1話目でスキンシップが強要される類のヤツ)のキャラはそこまで悪くない。序盤の展開はあまりにあまりだったが、決闘後に心を開いて割と素直になってくれたので、このまま素直にデレるならよいのではなかろうか。最後に下腹部の紋章を見せた時に、そこがぱかっとオープンしてデバイス接続が出来ていればなお良かったね(未だにあの衝撃を引きずっている)。他のヒロインは特に頭には入ってこないけども、亜李ちゃん、ゆーみん、しーたむがいたことは認識している。キャラクター名を覚えることは……多分、ないだろうな。

 そういえば、オープニングがTRUEだったんだけど、今期はガンダムのエンディングもやってるんだよな。時代来てるなー。

 

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○「Dimension W」 5

 原作既読。っつうか原作ファン、アイラブ岩原裕二。でも、だからこそ色々言いたいこともあるもんだ。何よりもまず、完結してないこれよりももっとアニメ化に向いてる作品あるだろぉ。「地球美紗樹」とか、今アニメ化しても充分面白いと思うし、尺も丁度良いし。「いばらの王」だってしっかり作ればシリーズアニメとしてかなり盛り上がりそうだろ。別に「DARKER THAN BLACK」でもいい。何でもいい。まぁ、だからこのDimension Wでもいいんだけどさ。

 岩原裕二絵のアニメ化っていったら、やっぱり「DARKAER THAN BLACK」の印象が強いと思うが、あれは本当に良い映像だった。主線の太い岩原絵の個性がばっちりキャラデザで反映されていて、シナリオ自体もそれにあってて。今作の映像については、ちょっと主線弱め、色彩設定も淡い目で、原作のデザインや塗りのイメージとはだいぶ違う。そのあたりがちょっと想像してたのと違ったので、最初は拒絶反応が出た。でもまぁ、これも慣れだろうとは思うので、もう少ししたら馴染むだろう。監督が亀井幹太ということなのでこの淡い色調は致し方ないところか。また、一体どこから出てきた発想なのか、オープニングとエンディングが個性爆発しまくり。だってOPが梅津泰臣、EDが江畑諒真だぞ。すげぇ人選でぶっ込んできたもんだな。エンディングのミラがひたすら格闘するところもなかなか笑えるが、オープニングのキョーマのダンスはどんな気持ちで見ていいか分からんわ。オサレか? オサレなのか?

 映像面については、設定こそ微妙に想定していたのと違ったが、それ以外の部分では動きも良好だし、きっちり作り込んでくれているので不満は無い。3Hzとオレンジって組み合わせ何がでてくるかは楽しみなところ。脚本面については、原作が元々しつこいぐらいにじっくり描くタイプの作品なので、流石にアニメにするにあたって省略は多くなっている。でもまぁ、これくらいならそんなに気にならない……かな? どうだろう、原作未読の人間がついてこられるくらいのスピードになってればいいけども。1話はミラを持って帰るところくらいまでかなー、って思ってたけど、もうちょっとだけ詰め込んできたね。1クール作品だとすると八十神編までだと思うのでそこまで急ぐ必要も無いとは思うが……まー、後半は必要以上にややこしくなるし、序盤のある程度流れで理解出来る部分はこんなもんで大丈夫か。色々とアニメで表現の難しそうな部分もあるが、そのあたりがどういう表現になるかは楽しみだ。

 中の人についてはどれもこれもほぼ理想的なもの。キョーマの小野Dは予想以上にしっくり来てたし、流石だと思うわ。アルベルトは俺の中ではCV櫻井だったのだが、より粘っこい方向に。これはこれで。マリーの斎藤貴美子は予想通り過ぎるな。そして、メインヒロインのミラを勤め上げるのは、ここ最近ではナンバーワンの有望株、上田麗奈である。うえしゃまの時折漏れる変な声好き。ミラは全身全霊でもって可愛らしくなるキャラなので、上手いことここでポイント稼ぎたいところですな。

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○「少女たちは荒野を目指す」 6

 冴えない彼女……ではなく、冴えまくってる彼女が育ててくる方。正直笑った。

 いやー、これもまた「特に前情報を入れずにアニメをとにかく見る」という視聴方法のせいなんですが、タイトルから勝手に持っていたイメージに何一つかすらなかった。いや、だってこのタイトルでこんな作品が出てくるなんて思わないじゃない。なんかこう、「キノの旅」とかさ、そういう多少ハードな世界で女の子が生き抜くために頑張るようなファンタジーな話なのかな、って思うじゃない。オープニングを見てもイメージはそこまで明確に伝わってこないし、実際に中身が始まっても、真面目な主人公がミステリアスな黒髪美女に監視されながら生活する様子が描かれるだけ。ここからどうやって「荒野」に行くのかと考えたら、まぁ、女の子に巻き込まれて異世界転移とか、ネトゲみたいなバーチャルな空間に引っ張られるとか、そういうのを予想するじゃない。

 なんだよ、その荒野。しらんわそんな荒野。その言い方だと世の中の大体は荒野。いやー、荒野荒野。まさかの「冴えかの」とのテーマ被りであるが、ギリギリまで引っ張って落とされたもんだから、私も主人公の文太と全く同じ顔で「へ?」ってなったわ。そのギャップが見事にしてやられた気分を盛り上げてしまったので初期配点高め。でもまぁ、考えてみりゃ俺の中のタカヒロ関連作品って大体評価は高いな。さらに田中ロミオは「人退」しかしらんけど、それだけならやっぱり評価は高いな。脚本とコンセプトに相性の良さそうなクリエイターがいるなら、これも面白くなるかも。別に「冴えかの」も悪くなかったけど、同じ方向性からどういう差異が見えてくるのかも興味があるし。

 監督は佐藤卓哉ということなので大きな問題はないだろう。唯一少しだけ怖いのは製作スタジオのproject No.9で、履歴を確認すると「妹ちょ」と「モモキュン」の製作会社。……なんだ、別にどっちも問題ないな! 1話目の作画状態はそこそこ。同じタカヒロ作品でも「マジ恋」の方がメリハリが効いてて見映えがした気はするが、今作の状態でも別に悪いものではない。あとはヒロイン勢をどれだけ可愛く描いていくかの勝負。幸い、今回メインで活躍した2人のヒロインは台詞のネタ回しとかも割と好きなタイプなので印象は悪くない。花澤キャラでこういうテイスト、こういうポジションってあんまり聞かない気がするのでちょっと楽しみ。メインヒロインはここ最近仕事に恵まれている千管春香。未だに声の印象で覚えられないのだが、どんな役でも無難にはめてくる感じはあるので心配はいらないだろう。

 まぁ、一番笑ったのはビッチクイーン茅野ですけどね。ビッチ強そう。というか、これってつまり詩羽先輩にアドバイスもらってたってことじゃねぇか。そりゃ清楚系だしビッチだわ。

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○「デュラララ×2結」 6

 全部分割で3クールってどないやねん、とか思ってたけど、早いものでもう「承転結」の「結」まで来てしまった。もう間もなく池袋ともお別れかなぁ。

 基本的にはこれまでの2シリーズと一緒なのであんまり書くこともないですが、やっぱり僕はこの世界が好きでね。「アフレコ現場は一体どうなってんねん」っていうレベルのぎっちぎちのキャスト陣が恐ろしく贅沢に詰め込まれている。そして今シリーズでラスボス役を務めている鯨木さんのキャストとかもう最高だろうが。あとは推して知るべしだ。

 何の躊躇いもなく、3期目終了の時点から物語が繋がっている。振り返りもせず、状況の確認もせず。こんだけぐっちゃぐちゃの状況なんだから油断したら訳分からなくなるだろ、とは思うのだが、もうこの際そんなことは些末な問題よ。新羅の家にみんなが結集して盛り上がってるだけで楽しいからいいわよ。森厳と湯馬崎の組み合わせとか、初めて見るけどまるで十年来のお友達みたいなフィット感だしな。波江さんがこれだけ弟の前でやりたい放題なのも実質初めて見るようなもんだし、そんな観客全員からいじられまくるセルティが本当にキュート。メインヒロインの面目躍如である。セルティのあれこれを赤裸々に暴いただけで、もうこの1話目は満足です。

 あとはまぁ、渡草の名前は覚えといてやれ……。

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○「ブブキ・ブランキ」 5

 典型的な「よく分からん1話目」だが、この「よく分からん」はあんまり気にならない。おそらく映像を見せて、このデザインに慣れてもらう目的の1話目だ、っていうのが大きな理由かな。また、「分からなくても良い」ように作られているので不明なことがストレスになりにくいのはちゃんと考えられている証拠だ。

 以前の特番でBパートの大部分を観ていたのでそこだけは2回目の視聴と言うことになるが、今回Aパートからちゃんと観ると、主人公アズマがどのような存在なのかが何となくイメージ出来るし、謎の生物(?)「右手ちゃん」のヒントなどもあるためにグッと見やすくなった。異世界で暴れたオーブと呼ばれるなんかでかいロボ的生き物。その制御のためにアズマたちは下界(普通の地球?)に落とされたが、そのときオーブが落ちてきたことで世界が混乱し、そのせいでアズマは「魔女の息子」と呼ばれている。その騒乱の影には、なんか派手な格好したおばちゃんが絡んでいて、「ブブキ警察」と言われるこれまたよく分からん組織を操作していると。アズマに協力している子供たちは全員「ブブキ」を持っており、これはオーブの身体のパーツが由来となっているらしい。ただ、敵側もブブキを持っていたので、そちらはどうなのかはまだ不明。まぁ、1話目で分かることはこんなもんかな。

 「分からん1話」というと前期では「コメットルシファー」なんかがあったわけだが、それに比べても、今作はとにかく映像面での押し出しが強く、そこを見ているだけでも退屈しないので随分印象が違う。なんでも「サンジゲン10周年記念作品」らしく、「アルペジオ」以来の元請け作品となるために割と気合いは入っているようだ。フルCGによる画面作りは、アルペジオでも感じたキャラクターと世界のマッチングに相変わらずの違和感は残っているものの、それでも「アルペジオ」のときよりも進化し、より自然な動かし方が可能になっているように見える。そもそも「アルペジオ」はほとんどのシーンが戦艦によるバトルか艦内、それに海の中なんかの映像ばかりだったため、人物とそれ以外のマッチングの違和感はそこまで傷にならなかったんだ。今作はそうした背景世界による「逃げ」を打たず、正々堂々と世界の全てを構築し、その中でキャラを動かそうとしている。これだけのディティールでもって、ここまで自然に動かせるようになっているのだから、やはりCG技術の進化というのは確実に進んでいるということだ。業界のCG部門を牽引するサンジゲンが、今作でどのような映像技術を見せてくれるのか、今から楽しみだ。ちなみに監督は小松田大全。この人も面白い画を作れる人なので期待したいところだが、こうしたCGメインの作品で真価を発揮出来るかどうかはまだ分からない。ディレクションするのにも慣れが必要な分野な気がするけど、上手くいくといいなぁ。

 中の人については、1話目では金元ボイスの妹ちゃんが可愛かったし、10年後の世界でメインを務めるのは小澤亜李。何ともロリロリしい面子だが、ひーちゃんがどこで再登場するかは気になるところ。これでラスボスとして出てきたら笑うけども。

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○「だがしかし」 5

 夜中にヤングドーナツも地味に飯テロといえなくもない。コーヒー、ヤングドーナツ、良い。

 原作未読。ちょっと前からネット上で噂と画像はちらちら見かけていたものの、アニメ化が決定したとの報が入ってからは情報も遮断してスルー。まぁ、大体予想出来る内容ではあるからそこまでムキになって見ないようにする必要も無かったとは思うが。とりあえず初見だが、まぁ、大体予想通りの中身よね。世に溢れるグルメ系、というか単に飯食べる系の漫画を多少捻った視点にし、駄菓子を中心にした漫画作品。なるほど新しい。まだまだ世の中には新しいテーマってのはあるもんでね。確かに、駄菓子ならば日本人の心に強く根付いているものであるし、少なくとも今現在は変わらず残り続ける「伝統」が子供たちの世代まで共通している部分がある。掲載誌であるサンデーの本来の読者にもきちんと働きかけが出来るし、懐かしんだ大きなお友達もあわよくば捕まえられそう。深夜アニメの題材としても悪くない。萌え要素を適宜混ぜ込むのは最近の食べ物漫画ではお馴染みのものだし、あとはギャグの方向性をどのように持っていくかが課題となる。

 1話目を見る分には決して悪い部分はなさそう。特徴的なキャラクターデザインは原作絵からそれなりの再現度で作られているようだし、ちょっと癖のある目の描き方はヒロインによって差別化されていて、魅力的に見えたりもする。制作はfeel.で、萌えもののキャラの作り方ならそれなりの安定感。特にびっくりするような映像が求められる作品でもなかろうし、ヒロインの造形を大切にしながら、地道にしっかりと続けて欲しい。監督には高柳滋仁が起用されており、これまたこの手の作品にはぴったりだろう。サンデーアニメでは「神のみ」でいい仕事をしてくれていたし、なにかと縁があるようだ。所々にパロネタが入るのも「神のみ」と同じだが、何故かパロ元にあまりサンデー作品が出てこないというのが今のサンデーの辛いところか。敢えて今作独自の挑戦要素を上げるならば実在の駄菓子の実写素材の使い方くらいか。でもまぁ、今時実写取り込みも珍しくないし、本作は作中で登場するお菓子は基本的に作画で作られてるからね。そのあたりのバランス感も手慣れたものですよ。全てにおいて「何となくこれで良さそう」という平均点やや上くらいが狙えそうな作品です。

 中の人は何故か初ラジコンビが2人で並び立った。実はこの2人の共演って割と珍しい?気がするよ。なんかどっちがどっちの役でも行けそうなオールマイティー感あるよな。乳のサイズ差で竹達がメインヒロインですかね(あとあんまりお利口に見えな……何でもない)。それにしても、エンディングテーマの「カロリークイーン」ってのはあまりに思い切ったタイトルやな。こんなアニメのメインヒロインに起用したら、ヤツが肥える格好の言い訳を与えてしまったようなものではないか! 彩奈、吹っ切れよう。

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○「ラクエンロジック」 4

 んー、これも「ディバインゲート」に近い視聴後のイメージ。あんまりピントコーン。なんか過去にこれにすごく似た印象のアニメがあった気がして必死に思い出そうとしたんだけど、多分「Z/X IGNITION」だ。誰も覚えてない可能性もあるけども。

 冒頭に挿入された謎のユルアニメからも分かる通り、メディアミックスでカードゲームと絡めるのが目的のアニメらしい。ということは「WIXOSS」と同じやんけ、ということになるわけだが、どう見ても全然違うわな。作中でカードゲームしないしな。そう考えるとやっぱり「Z/X」なんだよ。あっちはブロッコリー、こっちはブシロード。まぁ、大体一緒や。違いが出るとしたら、キャストがミルキィホームズだったりすることくらいやで。

 カードの力で世界を守るのがコンセプトらしいが、1話目を見て覚えているのは「ロジカリスト」といういかにも間違ってる臭い単語くらい。「それが俺のロジックだ」とかジャイアンの論理のごとき無茶なことを言っていたわけだが、何を意味しているのかはよく分かっていない。まー、この世界におけるエネルギーとかオーラとか気合いとか念能力とかそういうものだと思ってれば間違いないのかな。それが使える人間はマンツーマンで神様(の名前がついた女の子)と契約し、合体武装で戦うというのが基本コンセプト。パートナーを組む関係上、常に女の子が大量に画面に溢れることになるし、女性×女性なら適度な百合要素、そして主人公タッグは学校の規則で同室が義務だから「アスタリスク」とか「アブソリュートデュオ」みたいな感じでおいしいハプニング設定が盛り込める。設定自体は阿漕さが非常に分かりやすいのだが、それはつまりどっかで見た要素だし、さしたる興味も湧かないのと同義。1話目から大量の女の子が出てきた上に世界設定の説明でてんてこ舞いだったせいでキャラまで掘りさげる余裕はなく、「なんか騒がしかった」くらいしか印象に残らないんだ。そして、敵キャラに全然緊張感が無いんだ。まぁ、最近はちょっと油断すると人類を滅ぼしそうな勢いのとんでもない敵キャラも多かったし、そこまで頑張って破壊活動に勤しまなくてもいいけども……あんまり緊張感ないなぁ。

 結局、ラノベアニメと同じで「まだ設定をなぞっただけなので分からない」が正直なところ。ここから各キャラを掘りさげて、何か1つでもオリジナル要素が見出せれば印象も良くなってくるだろう。映像は良くもなく、悪くもない状態だが、バトルシーンはいい加減見飽きたタイプのCGバトルだったので、出来たらそっちじゃなくて日常パートの作画面で見せてもらいたいところ。今のところ、見るべき点といえば……かやのんボイスの妹ちゃんは割と可愛い。まぁ、かやのんはいつだって可愛い。あさっぱらからかやのんボイスで起こされて「またエッチなサイトでも見てたんでしょー」とか言われる生活は羨ましい。よし、お兄ちゃんと一緒にエッチなサイト見よう。あれ、でも今後の展開だと妹ちゃん出てこなくね?

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○「昭和元禄落語心中」 7

 これまた見上げたアニメが出てきたもんだ。めくるめく芸の世界へようこそ。

 このアニメの感想を書く上で、どうでもいい話かもしれないが、私自身の落語遍歴について書いておく必要があるだろう。というのも、このアニメは「落語を知っているかどうか」「落語が好きかどうか」でかなりその意味合いが変わってくるアニメだと思われるからだ。実をいうと、私は昔、一時期落語にはまっていた時期がある。と言ってもかなりかなり昔のことで、それこそこうしてアニメ世界にずっぽり沈んでしまうよりも前のこと。歳がばれるような話だが、当時はNHKラジオなどで放送していた落語を必死にカセットテープに録音して繰り返し聞いていたし、幼い頃に「将来は落語家になりたい」なんて夢を文集で書いていたこともあるくらいだ。子供の時分の話なので親の影響も多分にあるわけだが、それくらいに、生活の一部として落語に親しんでいた時期があった。残念ながら田舎住まいだったために寄席に行くという経験はほとんどしたことがなかったが、中学生くらいで東京の親戚の家に単身泊まりに行き、寄席に初めて入った時の感動は今でもはっきり覚えている。おっさんになった今でも、ごくたまに東京に行く機会がある時には、フラフラと寄席に入ってしまうことも少なくない(幼少期に江戸落語で育ったもので、関西在住の現在、あまり上方落語への興味が湧いてこないのは残念な話だが)。今にして思えば、語りで聞かせる落語にはまっていた人間が、気付けば声優地獄に迷い込んでいたのは必然だったのかもしれない(そうか?)。

 さて、そんな「元・落語好き」からすると、このアニメは凄まじい。とにかく「落語をやる」という気合いの入り方が半端じゃない。原作未読なのでどういう作品なのかはまだ分からないが、非常に真面目に落語を取り扱った作品であることは間違いなかろうし、キャスティング、舞台設定、そして演出方向など、全ての要素で「落語を落語として見せよう」という気概に満ちている。もちろん、「落語が見たいならアニメじゃなくて本物の落語を観た方が良い」といわれてしまえばそれはそうなのだが、例えばカメラアングルの取り方、演者をどの方向から切り取り、身体のどの部分で演じている様子を見せるか。また、一部では演目の中のシーンもイメージとして取り込み、それをシームレスに高座の映像に繋いでいき、よりダイレクトな形で「噺の世界」を作っていくか。単に「落語家を映すアニメ」ではなく、「落語を見せるアニメ」としての工夫はそこかしこにちりばめられている。この作り方は、ファンにとってはかなり刺激的な仕上がりになっている。

 落語の見せ方として本作が注意している大きな要素に「粋」というものがあり、こうした無形の美意識ってものを作りあげるときにはクリエイターは並大抵ではない想像力と、技術力が必要になってくる。「粋」だとか「詫び」だとか、そして「萌え」だとか。そういうものは教科書通りのアニメ作りでは生み出されない、非常に観念的なものだ(まぁ、「萌え」作りについては現代アニメは世界最高峰の技術を持っているのは間違いないだろうが)。そして、そんな難題を任されたアニメ監督は、これ以上の適任があるだろうか、畠山守なのである。わざわざカテゴリータグに監督名義のエントリーを作っていることからも分かる通り、私はこの人の大ファンである。過去に監督として作った作品は「さんかれあ」と「ローゼンメイデン」の2作品だけだが、どちらも非常に含蓄に富み、ただの原作再現だけでは終わらない見事な映像表現の映える秀作だった。どちらもピンと張り詰めた緊張感があり、一筋縄ではいかない画面解釈の妙味で楽しませてくれる、本当の意味で作り込まれたものになっていたものだ。本作にも、同じようにしてただならぬ緊張感が求められており、その上で、現実と仮想にたゆたう不可思議な曖昧さも伴う。こうした作品作りで、畠山氏以上の仕事が出来るクリエイターはそうそういないのではなかろうか。その手際がどれほどのものかは、この1話目を見れば自明であろう。

 映像面での作り込みの見事さに加え、やはり「話芸」ということで重要視されるべきはキャストのお話。こちらも、普段私が騒いでいる声優談義とは別のステージで行われる「声優が本気で挑む落語の世界」だ。石田彰・小林ゆうといった本気で落語に勝負をかけている人間が配役されている時点で、その意気込みは明らかだ。石田彰演じる八雲のモデルは、演目、語り口を聞けば明らかなように、昭和の大名人の1人、三遊亭圓生だろう。「死神」、そして「鰍沢」、どちらも圓生の十八番である。今回長めに演じられたのは「鰍沢」の方だが、久しぶりに聞く圓生の鰍沢、石田彰が迫真の演技でもってそれを再現している。もちろん、単なるコピーに終わるのではなく、そこに「三遊亭圓生」ではなく「遊楽亭八雲」を作ることを忘れてはいない。声優・石田彰の真価が、改めてここで垣間見える。他方、与太郎を演じる関智一の方は、作品全体の空気を考えるなら、多少オーバーな演技になっているために浮いている感がある。これはもちろん悪い意味ではなく、この世界における与太郎というイレギュラーな存在をはっきりと際だたせるため。与太郎は素人であり、落語の世界をまだ何も分かっていないキャラクター。彼は彼なりの努力でもって、これから八雲らがいる噺家の世界へと必死に進んでいく。そんな「入り口」となる人物であり、言わば落語の世界の外にいる我々視聴者の代表としても、彼は機能している。そうした特権的な立ち位置を持つ与太郎という存在に関智一の味は見事にマッチしている。八雲と与太郎、2人の対比は実に興味深いものだ。彼が目指している助六のモデルは誰なんだろう。型破りな昭和の大名人といえばもちろん古今亭志ん生ということになるが、演目のラインナップはちょっとイメージが違うんだよな。与太郎が演じていた「初天神」は小三治のトレスのように聞こえたけど、まだちょっと分かりませんね。

 これだけの覚悟で作り込まれた「落語アニメ」。落語好きならば是非楽しみたいところだ。まぁ、正直言うと落語に興味のないアニメ視聴者層にどれくらい響くのかは分からないのだけども……こんだけ豪華なキャストなんだから、その仕事っぷりを楽しむだけでも充分価値はあると思いますよ。エンディングにめぐさんがいたり、やたらとネルフ成分高すぎるのが何故かは不明。林原めぐみと椎名林檎の組み合わせ。この妙味もまた独特の世界だなぁ。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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