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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 いじめかっこわるい、第22話。「ポルナレフに黙っていようと提案したのはボクなんだ」←多分こいつが一番あくどい。

 というわけで衝撃の展開、アヴドゥルが生きていたー()である。いや、連載当時に理解して読んでた人たちにとっては普通にびっくり展開だったのかもしれないけど。先週書いたような事情で読んでいたもので、私個人はあまりびっくり展開ではなかったのです。でもまぁ、この時期にはもう「男塾」で死人が生き返るのも定番化してた時期だろうし、「死人は割と容赦無く退場する」でお馴染みのジョジョでも、たまには復活展開があってもいいだろう。ジョジョで「死人が生きてた」展開ってシリーズ通じてほとんど無いからねぇ(逆に生きてると信じてた人が既に死んでたことならあるな)。ちゃんと復活のためにカメオなんてフラグみたいなキャラを出してくれているし、アニメにして2話分、たっぷりとアヴドゥルお帰りイベントが開催されたと思えばなかなか感慨深いものがある。ただ、この後でアヴドゥルって活躍するシーンがほとんどないので、カメオを倒した以外にはあんまり恩恵が得られてない気もするのだが……今後アヴドゥルが仕事するシーンってどれくらいあったっけ? 「線路を焼いて地面を掘る」「博打に向かないタイプだから承太郎を見守る」……まぁ、「ポルナレフの危機を救う」が一番の貢献なんだけどね。アヴドゥルがいなかったら、将来的にディアボロも倒せなかったってことで。

 さて、そんなお帰りイベントであるが、アヴドゥルの方はフツーのスタンド使いなので、バトルの展開も至ってシンプル。ここのところ珍しくなっていたスタンドどうしのガチ殴りバトルであるが、何故かマジシャンズレッドは炎をほとんど使わずに体術だけでジャッジメントを圧倒するという展開。アイキャッチのヘキサグラムで確認するとマジシャンズレッドはパワーもスピードもBなんだよね。シンプルなスタンドなので近接戦闘力もそれなりってことだ。ただ、実はジャッジメントも似たような能力値。怪我をかばっていた云々があったとはいえ、一時はマジシャンズレッドとポルナレフ(チャリオツではない)を相手取って優勢だったのだから、おそらく素のパワーはそれなりのものだろう。

 結局ジャッジメントってどんなスタンドだったんだろう。固有能力は「土で相手の心の中にある願いを具象化する」というもので、考えてみりゃラバーズも脳細胞で似たようなことやってたよな。一応「相手の大切なものを完全再現出来る」という部分が優れた点で、一度は死を覚悟したポルナレフを見て分かる通り、「大切なもの」に命を狙われるという状況を作り出すことで、精神的に大ダメージを与えたり、隙をついて攻撃出来たりするのが最大の長所。聖闘士星矢でいうとリュムナデスのカーサと同じである(分かりにくいたとえ)。ただ、カーサは相手が何をしていようが自動で「最愛の人」をコピーすることが出来たが、どうも今回のやりとりを見ていると、ジャッジメントは「相手の願い」を聞かない限りは具象化出来ないようだ(全自動で相手の心理を読み取れるなら、アヴドゥル相手にもそう出来たはずだし)。つまり、結局はポルナレフにそうしたように、「素敵なランプの魔神かなんかを装って接近する」っていうプロセスが必須なわけで、かなり使いにくいスタンドといえる。一応「パワーそれなり」「泥人形を作れる」「それを2体以上同時に操作出来る」と器用な能力ではあるものの、念能力でたとえると強化系、具現化系、操作系とそれぞれにばらけてしまい、「メモリの無駄遣い」が甚だしい。何とも可哀想な存在だった。

 いや、だからってカメオのことを馬鹿にしちゃいけない。彼には1つ素晴らしい才能がある。それは何かというと、「何の変哲もない小島にジョースター御一行がやってくることを事前に察知し、島の中に人が入れる穴まで掘って隠れて待ち構えるという周到さ」である。アヴドゥルが潜水艦を買うにあたり細心の注意を払ったことは、作中で語られた通り。しかし、カメオはそのわずかな情報を探り出し、アヴドゥルがあの島に飛行機でやってくることを調べ上げ、怪我人が単体で暮らしているのを完全に無視して、わざわざ団体さんがやってくるのを手ぐすね引いて待っていたのである。……あれ、馬鹿だ。いや、アヴドゥルがいるのを知ってびびってたので、生きてるとは思ってなかったんだけども。じゃ、なんであの島で待ち構えてたんだよ、って話だよな。島に来るときに承太郎が「進路が違うぞ」って言ってたんだから、必ず立ち寄る中継地点ってわけでもないだろうし。ものすごく勘が良かったのか……。

 まぁ、一番現実的なのは「上からの指示」だろうけどね。次回登場するミドラーについても、既に潜水艦に潜んでいたことを考えると、おそらくカメオとミドラーは「ジョースターたちが潜水艦を使うらしいからその発着地点に先回りして待ち構えろ」部隊だったんだろう。命令を出したのはダービー弟あたりじゃなかろうか。となると、マニシュボーイを砂漠に用意したのもカメオだった可能性があるな。夢を叶えるスタンドと夢に現れるスタンドのドリームコンビ。割と見てみたいマッチングである。3部って割と筋立てが荒いから、いくらでもサイドストーリーが妄想出来てこれはこれで楽しい。

 次回予告で女性の声が聞こえたので「おっ、ミドラーか?」と思ったらホリィだった。普通に考えたら今回の2クール分はこのミドラー戦でおしまいになるはずだが……話数が余りそうやな。

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8月29日 ドラフト模様(JOUBNGTHS

ピック順 【Alessi】→【Mei】→【Serra】→【Thraxi】→【Sea-chicken】→【Sangriter】→

 

 やった! ついに あいつの 優勝を 阻止したぞ! ……なんか「巨人の優勝はとめたけどどうせパリーグではソフバンが勝ってるに決まってる」みたいな空しさがあるよね……。もう、この世界はどうしようもないから次の環境に行こうよ。もしくは、開き直ってオンライン始めて猛特訓するかのどっちかやな……。

 

一応業務連絡:来週は欠席者が出るので、話し合いを行った通りに変則イベントになります。多分、夕方過ぎからカラオケに行くだけのイベント……まぁ、余裕があればドラフトも発生するかもしれません。しないかもしれません。

 

 

 


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 サブタイトル、雪・月と来たから絶対「花」だと思ったら次は「ジョナサン」だったよ、第9話。「雪月ジョナサン」、自然の美しいものを3つ表した言葉である……どないやねん。

 相変わらずの展開が続く本作。ホント、1つ1つのカットが本当に散逸的で、個々の意味内容を解釈するのが凄く難しい。ただ、前回は時系列すら危うい構成だったので困り果ててしまったが、今回は相変わらずカット数が多くてモザイク画のように散り散りになってはいるものの、話の流れで分かりにくいところは少なかったのは救いか。すごい構成だとは思うんだよね。割と平気で台詞無しの情景だけのカット繋ぎとか平気でぶっ込んでくるからね。これ、どこまで全体構成が見えてて作ってるのかなぁ。最後まで観た後に改めて個々のエピソードを振り返る必要があるかもしれない。

 さて、そんな大変な本作であるが、事態は少しずつ進行しているような、そうでもないような。まず、大きな変化ではなかったところから見ていくと、意外にも今回一番動かなかったのは騒動の中心人物であった駆。今回は自宅で両親と対話するシーンが1つと、そこから「欠片」が聞こえなくなったことを確認し、相変わらず透子に迷惑をかけに行くので1つ。例によって行動原理のさっぱり分からない奴なのだが、今回は透子のところにねじ込みに行った結果、「どんだけ欠片のことが気になってんのさ!」と怒られたことで、彼のモチベーションが改めて問われることに。確かに、これまであまり気にしていなかったことだが、彼の執着は透子に向けられているというよりも、彼の聞く欠片自体に向かっているという方が正しかったのかもしれない。そりゃ、他人となかなか共有出来ない超常現象なのだから気になるのは当然だろうが、聞こえなくなってホッとするんじゃなくて焦っているところを見ると、「欠片」そのものに依拠するような精神性もあったようだ。透子だってそんなこと言われても困るし、自分の中では少しずつ恐ろしいものへと変貌している「欠片」を追い求めている駆の存在は、なかなか相容れないものになっているのかもしれない(キスシーンの問題もあるし)。

 他方、距離は遠くてもどこか近づいた気がするのは、やなぎと雪哉のコンビ。その間には、何とも微妙な立ち位置の陽菜ちゃんがちょこんと座っている。相変わらずお外で水着でも平気な陽菜ちゃんがわざわざやなぎに声をかけに行ったのは、「お姉ちゃんが心配」が最優先事項としてあった。去り際のやなぎに声をかけた事からも分かるし、やなぎの部屋を訪れた時も、「姉に何があったのか」だけを気にしており、そこに雪哉の介入する様子は全くない。つまり、やっぱり陽菜ちゃんの気持ちが雪哉に向いてるってわけではなかったってことでいいよね。「格好悪くならないで下さい」という自転車での鼓舞はどういう感情から出たものだったのか気になるところだが、一応「姉の関係者(もっと突っ込めば「姉に告白した男」)」だからこそ、しっかり者の妹が気にしたっていうだけなのかもしれない。当然、その「気になる」矛先は謎の追従ランニングを始めたやなぎの言動にも向かい、今回のお宅訪問が実現したということに。陽菜ちゃんのお着替えシーンが描かれなかったことが、今回最大の不満点である(ただし、CM入りが姉妹の風呂だったことで許す気になった)。

 そして、そんな陽菜ちゃんが緩衝材になったのかなっていないのか、謎の日記メールを送り続けたやなぎに対して、ついに雪哉からのレスポンスが。本当に演出意図の読み取りにくいアニメではあるのだが、「お前の声で落ち着く」と言われた際のやなぎの反応はなんだかグッと来た。この2人は無事に解決出来そうな気がする。やっぱり一旦距離を置いて他のことに没頭出来たのが良かったのかしらね。

 さぁ、そしてクライマックス。これまでのお話ではおまけみたいな扱いだった幸・祐のペアにも大きな変化が訪れた。あの一件以来一度も顔を合わせず、メールのやりとりすらしていなかった2人。一方的に幸の方からメールは出していたが、祐はどうやって対応していいのか分からずに相変わらずの様子だった。しかし、そんな祐に対して幸から明確なアプローチ。まずは「夢十夜」という謎のメッセージが送られてきて、おねーちゃんの助言によりそれが本のタイトルであると認識。更に、その本を読んだところで更なる呼び出しがあり、透子と3人で麒麟館へ。そこで行われたのは、「月」をキーワードとした遠回しな告白イベントであった。

 さて、ここで問題になるのは、一体幸ちゃんが何を考えてこのように妙なイベントを企てたのかということである。簡単に考えれば単なる透子への告白イベントということになるが、そのためにわざわざあんな面倒なことをしたわけではないだろう。というか、それではわざわざ祐を呼び出す意味が無い。彼女がここ数回にわたって祐について抱いてきた感情は、そんな簡単なものではないはずだ。ここで「月」を使った告白というイベントが効いてくる。彼女は、『月が綺麗なこと』をそのまま「I LOVE YOU」というメッセージに置換し、自分の気持ちを他者に伝えた。しかし、その「他者」というのは誰だったか。もちろん透子である。幸が透子に抱いてきた感情というのはずっと変わらないもので、それをきちんと伝えることが今回のイベントの目標の1つだったことは間違いないだろう。しかし、ここでもう1人、「綺麗な月」を見せたかった人物がいたということを無視してはいけない。つまり、祐である。そして、彼女は「夢十夜」という「メッセージの答え」を透子ではなくて祐の方に伝えている。彼女が「月」を見せるべき人物は2人いたが、ここでの主体は祐の方だったのではなかろうか。彼女の目的は、透子へ気持ちを伝えるというのがまずあって、それは同時に、「祐にあの一件の理由を説明する」役割も果たした。そして、祐に自分の置かれた境遇を理解してもらうと同時に、祐への感謝と、自分の気持ちも伝える。これらを同時にこなせる見事なロケーションが、あの展望台だったというわけだ。この町の人たちは、なかなか手のこんだことを平気でやってくるし、回りの人間もそれを受け入れる心の余裕がある人たちばかりなので助かります。

 さぁ、これでひとまず幸ちゃんを巡る物語は一段落してくれるのではなかろうか(個人的願望)。あとは雪哉が心の整理をすれば、最大の難敵である駆が残り、そこからは「欠片」についての謎解きが出来る。上手いこと収束できるかな?

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 なるほどこれがさばげぶか、第8話。玄田ボイスで銃乱射して相手を確実に殺そうとしてるところを見てると、よっぽどこちらの方が後ろの正面サバイバル。

 更に新キャラが1人増えて、中の人的にはますますフェスティバルな作品になってきました本作。御前の相手をする新キャラがナバっていうのは本当によく分かっていらっしゃる。まぁ、型月作品では外せない2人なのは間違いないですからね。それ以外にも、今回はAパートがほんわかムードのお話だったわけだが、「世界でいちばん『あらあら』と『うふふ』」が似合うことで有名なアイリスフィールの中の人がたっぷり堪能出来るのが素晴らしい。アイリさんは底の見えない恐ろしさと慈母のような愛情の両方を兼ね備えた理想的さぁやキャラなのである。娘を見守る様が実におちゃらけていて可愛らしい。

 ママンが頑張ったおかげで小学校パートも小学生ではなく大人の方が主役になってしまったが、短い時間の中でもきちんと子供たちが個性を発揮してくれている。美遊のトンデモセンスとか、いつの間にやら完全に回りの学友に溶け込みながらも性格は変わってないクロの様子とかね。結局持久走ではクロとイリヤのどちらが勝ったんでしょうか。意外だったのは、あれだけエネルギーに充ち満ちていると思っていたタッツンが体育でへばっていたことである。一番輝きそうなシーンだったのに。あの性格だから持久走だけが苦手って可能性はあるが、そういやドッジボールの時も大して役に立ってなかったな。典型的な「迷惑なだけなやつ」なのかもしれん。あと、普段「駄目な奴」っぽかったタイガーが、敏感に不審者の存在に気付いていたのも意外だったかも。なんやかんやで案外頼りになる先生なのかもしれません。

 Aパートでルヴィアや凜のチビキャラも含めて可愛らしいキャラを堪能したら、Bパートはシリアスのお時間。今作については「別にシリアスなしで延々小学生だけで回してくれてもええんやで」とは思っていたが、今回のシリアスはちゃんと本家の「Fate」シリーズにも繋がるようなハードでシュートな仕上がり。薄暗い洋館の中で魔術と軍隊仕込みの格闘術が重なり合うのがいつもの世界観だ。今回は規格外のジジイであるオーギュストさんがどこぞの悪魔で執事みたいな活躍でお屋敷を散々にぶっ壊して回った。執事とお嬢様のいちいち持って回った会話なんかも鬱陶しくて良いし、階段の手すりを滑走しながらハンドガンを乱射するジジイの図はなかなか他所で見られるものではない。

 そして、そんなマシンジジイをものともせず進撃するプレデター。相変わらずこの世界はチート性能のキャラは本当に振り切れてチートであり、ルヴィアと凜がどんだけ頑張っても無駄なバゼットさんの殺戮マシンっぷりがヤバい。魔術協会がどんな組織なのかは正直よく分かってないので彼女の目的意識も今ひとつ見えてないんだが、「とにかく話し合い出来ないくらいにやべぇんだろうな」というのは一発で分かるお仕事であった。ラストシーンで幼女を見ても一瞬の躊躇もなく「増援か」と認識するあたりが酷くてよろしい。ルヴィア邸は完全に焼け落ちていたけど、ルヴィアさんの自爆で館が消し飛んだってことは、必死に逃げ隠れしてた凜さんはどうなってしまったのやら……。この世界の士郎はどんだけピンチでも助けてくれそうもないので、イリヤが頑張るしかないのかなぁ。アイリママや切嗣が乱入してもええんやで。

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 鹿島可愛いなぁ、第8話。王子様キャラなのにこういう女性的な可愛らしさが前面に出てるキャラってなかなか珍しいと思うんだ。

 鹿島&堀部長メインエピソード。Aパートは相変わらずすれ違いしかない不思議な2人の関係性が描かれたもので、部長に懐いている鹿島の一途さが非常に可愛らしい。「こんなに完璧な自分に部長が惹かれないのがおかしい」っていう自負みたいな感情が元々だったのかもしれないけれども、あまりに部長のバイオレンスが激しかったせいか、どうも鹿島の堀に対する感情は完全に女の子のラブになっているようだ。まー、それでも部活サボったり、全然関係無いところで苛つかせているのが鹿島の人間としての最大の問題点なわけだが、それもこれもちょっとおっちょこちょいなだけですからね。この2人、互いに牽制し合わないで面と向かって対話してたらもっといいカップルになってると思うんだけどね。身長差の問題はあるけど、一応美男美女のカップルになるわけだし。絵面だけ見てると鹿島×みこりんのカップリングの方が映えてしまうのは残念なとこだ。鹿島はもっと積極的に部長への愛情をアピールし、部長ももっと鹿島の「好きな部分」をクローズアップして懐柔してやればいいと思う。どうせ放っておいても好感度上がってるんだしさ。いちゃいちゃするこの2人も見てみたいよなぁ。

 Bパートは、まず漫画家としてはあまりにも適当な野崎の対処に困る堀先輩から。ほんと、なんでこいつ売れっ子漫画家としてデビュー出来たんだ。こんなに箱が好きなくせに。一応シナリオメイクが上手いってのは舞台脚本を頼まれていることからも分かるのだが、普段のよく分からないアレンジのかまし方を見ていると、どうもこいつに一般受けする少女漫画のシナリオを長期間維持出来るとは思えんのだが。絵の方も、キャラの作画に関してはファンにウケるデザインが出来るのかもしれないが、致命的に背景が描けなかったり、そもそもコマを跨いだ構図や設定が無茶苦茶だったり、漫画家としては色々なものが欠けすぎてる。背景、効果、ベタやトーンが全部アシスタントの仕事なわけで……もう、今手伝ってくれてる連中を全員囲い込んで「夢野スタジオ」っていうスタジオ分業制をとった方がいいんじゃないかな。そもそも千代ちゃんや堀先輩はバイト代をどれくらい貰ってるんだろう。堀先輩のハードワークは単なる手伝いのレベルを越えてるぞ。

 そして、1冊の漫画を巡って、完全に鹿島のイマジネーションのキャパを越えてしまう様々な誤解が部長を蝕む。鹿島君の一途で素直な献身は涙を誘うが、進行すればするほどに堀部長の胃に穴があくという負の連鎖。頑張れ鹿島。君の気持ちは、ルックスさえ変わらなければそのうち部長に届くかもしれないし、駄目かもしれんぞ!

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 犯罪者しかいない(ある意味)優しい世界、第8話。めでたく本作エンディングテーマのCDが発売されましたが、歌っているユニット名は「ゲスかわ☆ガールズ」です。かつて無いひでぇ名前の連中である。幸い(?)今回の変態はサバゲ部以外のところから現れましたが。

 Aパートは目的のよく分からないゲリラ的撮影会のお話。麻耶のつてでのアルバイトのようなのだが、「素人の女子高生を突然公演で取り囲んで撮影するバイト」ってどんなやねん。事務所所属のモデルの撮影会なら分かるけども……。モモカや麻耶以外にも撮られてる人はいたみたいなので、なんかすごくでかい町コンみたいなイベントなのかもしれない。モモカは前回の男装編の時と同様に無闇に人気があったので、多分素体は悪くないんだ。むしろうららやモノノプさんの崇拝っぷりを考えると、割と美少女の部類なんだろう。まぁ、でもアレなんだけどね……。モモカは調子に乗ってる時が一番輝いてる気がするなぁ。

 ただ、執拗に女子高生がくまさんパンツを見せるアニメ、っていうとすごく良さそうに聞こえる(?)のだが、どうもモモカでは色気にかける。同様のサービスではBパートの麻耶も大してそそられなかったことを考えると、やっぱりこの世界観でエロは無縁の存在なんだろうなー。ちなみに麻耶の方は「雪山で徐々に衣類が剥ぎ取られていく」っていうシチュエーションだけで結構おいしいので、そこは別会計でお願いします。

 モノノプさんは久しぶりの登場であるが、彼がしゃべるといちいち字幕演出が入るのがすこぶる鬱陶しい。この手の演出は寒いばかりなのであんまりやって欲しくはないのだが、モノノプさんがしゃべってるとき限定で発生していることを考えると、彼のキャラクターを示すいち演出ってことなんだろうな。確かにウザさが3割増しになるので、「キモオタの鬱陶しさ」を引き出す演出としては優秀なのかも。今回も彼は絶好調で鬱陶しかったが、より犯罪者度数の高い連中がひしめいていたせいで、なんかモモカの味方キャラとしてわりかし機能してたのが鬱陶しくてずるい。モモカはあかん方向のファンばっかり増えるよな。あいつら流石にもう登場しない……かな? この作品に限ってはそれも分からんからな……。

 Bパートは、更なる変態集団が集まってくるお話。そして、ようやくファンの念願である麻耶の主人公回である。……うん、可哀想にね……。今回のエピソードで麻耶のキャラクターは更によく理解することが出来た。「今日は一番最初に負けないゾ」と意気込んでいたところを見ると、やっぱりサバゲ部内では文句無しの最弱キャラっぽい。確かに彼女が対戦で勝ってるの見たことない。っつうか、そもそも戦闘シーンが入った時にはモモカがママン以外に負けてるの見たこと無い。麻耶は犠牲者その1の立ち位置でしかなかったのだ。そこを、清純なんちゃら高校の人たちが無理矢理「アイドル」っていうか「生け贄」っていうキャラ付けしてくれたおかげで、史上最大のサービス要員として頑張ってもらえることになったのだ。これはこれでニーズに合致しているので良いことなのではなかろうか。麻耶には可哀想だけどね……。最近殴られて流血することばかりが仕事になっているうららよりはいいんじゃないかな(どっちもどっちか?)。今週もうららは単にきたねぇ叫び声を上げているだけだったなぁ。いい仕事です。

 そういえば、久しぶりに銃装着バンクが収録されていたが、考えてみたらサンタ衣装に衣替えしてたのでバンクでもなんでもなかった。あの雪山で軽装サンタコスって、死にに行くようなもんだよな。エリートコスプレイヤーのかよちゃんはその辺は考えねぇのかな。

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 フクロウ・オン・フクロウ、第8話。このアニメって颯の妹以外にほとんど女性キャラが出ないけど、ひょっとして今作のヒロインはフクロウなのか。

 合宿エピソードによる、徹底した青春の全力投球。捻りも衒いも何も無い、素材のままの有り余った青春をガンガンぶつけられるので、視聴者側としてはたまったものではない。まぁねぇ、こういうお外で遊ぶイベントは無闇にテンション上がるってのは分かるんだよね。それがたとえ野郎オンリーだったとしても。前回のエピソードで5人とも吹っ切れてしまった部分があるので、トミーの執拗なビデオ攻撃に対しても、割とみんなノリノリで答えられるようになっていた。その様子は、残されていた初代少年ハリウッドの映像イメージと完全に重なり合い、ようやくこの5人もアイドルとしてのスタートラインに並び立てるようになったのかなぁ、という感じ。あれだけ悩ましげだった颯も、今回はほとんど難しい顔をせずに楽しそうにしてたのはちょっと安心したよ。

 今回は5人が平等に「この夏、この思い出」を噛みしめながらも明日へ向かって決意を新たにするというシチュエーションが共通しており、特に誰かのお当番回ということもないので個々に掘りさげる要素はないのだが、その分、5人を統制するてっしーの存在感が強烈だった。かつてのビデオから聞こえてくる声と全く同じリアクションを示すてっしー。もう、確実に妖怪である。しかし、マネージャーとして、アイドルの監督官として、ここまで有能なキャラクターというのはどこのアイドルアニメでも見たことがない。ホワイトボードを前にしての「アイドルの心得」講座でのてっしーの圧倒的正論。彼はどこまでもアイドルというものを理解しており、彼の指導に従っていれば少なくとも精神面は万全だ。残念ながら同様に指導を受けていた初代がそこまで売れ続けなかったことを考えるとマネジメントの能力は万全とは言えないのかもしれないが、現代のてっしーは初代での反省を活かすことが出来る「てっしーバージョン2」である。今後も蕩々と語る正論に期待したい。

 彼のすごさはシャチョウとの関係性にも表れており、普段は少年たちの前で偉そうにしているシャチョウも、かつて世話になったてっしーの前だと、何だか少年のような印象になる。2人の間にある絶対的な信頼感が確認できる良いシーンであった。

 しかし、今回のエンディングは春のソロ歌唱だったのだが、今回って別に春のお当番回ではなかったんだよね。……あれ? 1人個別回が無いってことか? なんか可哀想やな。

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 ジョースター御一行の執拗なポルナレフ騙しに草、第21話。もう、このあたりの各人の言動については、ほとんど整合性考えずに勢いで進行してるよな。

 もう、確実にネタバレ不可避な感想しか書けないので万一未見の人は絶対注意だが(今更そんな人がいるとは思えないけど)、こうして見ると笑いどころの多いお話である。これがポルナレフメイン回の安定感ということか。ただ、実をいうと個人的にはこのカメオ編、元々あんまり印象が強いお話では無かった。何故かっていうと、これも完全に個人的な思い出話になるのだが、私がジョジョをリアルタイムで読み始めたのは以前も書いたようにポルナレフが便器を舐めてからで、ジャスティス編以降なのである。つまり、この時点で既にアヴドゥルは死んでおりジョースターチームは4人編成だと思っていたのだ。そのまま読み続けていたら突然知らんおっさんが孤島で出現し、それがポルナレフの心の傷になっていると言われてもさっぱり分からなかったのである。当時はまだ幼かったので過去分を遡るために書店で立ち読みなんて出来なかったし、「このアヴドゥルって誰やねん」と思いながら読んでいたのである(同様の現象は、ラストのDIO戦でジョセフが波紋を身にまとってディフェンスした時にも起こる。「波紋ってなんやねん」と。何故か「DIOって誰やねん」にはならなかった)。

 しかし、改めて見ると荒木先生のやりたかったお話は実に明白であるし、ギャグからシリアスへの移行、そしてたっぷりと間を持たせたホラーテイストなど、やはり普通のジャンプ漫画とは一線を画したシナリオ運びは、バトルものの軸を維持しながらもなかなか面白い。原作でもやけに記憶に残ったポルナレフのテンションの乱高下が、アニメだと小松さんの好演もあって更に勢いを増しているのが良い。ようやくシェリーにも台詞があったしね。シェリーの中の人は小松由佳という人。あんまりアニメ声優としては見ない名前だが、どっかで見たことあると思ったら「パンスト」のスキャンティさんの声だった。いや、アニメだったらせつなさんの中の人っていう方がメジャーなんだろうけども。どっちかっていうと外画とかナレーションメインの人やね。更に、敵役カメオの中の人はお馴染み有本欽隆氏。無駄に渋格好良くて、3人で回す舞台はまるでちょっとした洋画の世界である(テイストも丁度ホラーだったし)。カメオというと、無機的な「ランプの魔神」が突然荒木テイストの「下衆」に変貌する時の「いやだヨ〜ン」っていう台詞が非常に印象的で、あれをどんな風にいうのかっていうのが気になっていたポイントなのだが、まさかあんなに気だるげな台詞だったとは。

 で、そんな感じで役者が揃った孤島での死闘(という名の茶番)。カメオの能力についてとアヴドゥルのこれまでについては次回に回すとして、やっぱり一番謎なのはジョセフの行動である。もう、全部シリアスにやってたけど、あれって全力でポルナレフをおちょくるためだけにやってたんだろうか。承太郎と花京院がマジで驚いているのは一応理解出来るとして(そりゃね、あんだけ頑張って旅行してきたのに、あっさり先行されてるとは思わんわな)、ジョセフだけはいちいちSW財団から連絡受けて全部知ってるはずなんだよな。あのジジイ、本当にふざけてやがる。あと、無闇に笑ってしまったのが、島に到着した直後のアヴドゥルの行動である。「島に来たよそ者を物陰から観察」→「ダッシュで自宅に逃げ帰る」→「ニワトリの餌やり」。いや、仮にあれが本当にアヴドゥルの父親だったとしても、その行動はおかしいだろ。あのニワトリ、普段は誰がどこで育ててたものなんでしょうね。っつうか、そもそもあの島はなんなんでしょうね。何もかもSW財団が用意したもの、って言ってしまえば大体解決しちゃうのがずるいよ。

 更に今回のハイライトとしては、「テンションが上がって夢を語り出すポルナレフ」のシーンがあげられますね。そうか、漫画家になりたかったんやな……。ポルナレフが絵ぇ描いてるのは見たことないな。でも、もし現代の日本に出現したら内容はどうあれ結構ニーズはあると思うぞ、ポルナレフランド。ポルナレフと同じ角度で写真が撮れるトリックアートとか、亀の中に入れるアトラクションとか。園内の施設は中華料理屋、床屋、あとトイレ。タイガーバームガーデンも。そういえば、次のお願いが「ガールフレンド」だったけど、結局ポルナレフって一人身で人生を終えちゃうんだよな……作中で一番親しかった女性ってネーナやんけ。そう考えたらちょっと切なくなってきた。

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8月22日 ドラフト模様(JOUBNGTHS

ピック順 【Sangriter】→【Alessi】→【Serra】→【Thraxi】→【Mei】→【Sea-chicken】→

 

 約一ヶ月のご無沙汰でした。夏休みを終えてドラフト再開。思えば7月までのドラフトは悲惨なものだったが、ながの休みをはさみ、これでようやく浄化出来る……。

 

 何も変わらねぇ!!

 


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Thraxi
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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