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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「終物語」 5→5 ひとまず一旦休止、みたいな扱いなのかな? 別にここで終わるわけではないのよね。原作読んでないのでそのあたりの展開がいまいち分からないけど、ばんばん新刊のCMやってるんだから終わってるわけないわな。 ひとまず1クール分の内容で一旦まとめておくと、今回はこれまでのシリーズの中では中庸程度の評価になる。個人的にはどれだけ尺が詰まってぶっ飛ばしていたといっても、第1作目「化物語」はそのストイックな画面構成の妙を高く評価している。現代シャフトの到達点の1つとして「化物語」(と「ひだまりスケッチ×365」)は外せない存在だ。それに対して、続いた「偽物語」は評価が落ちる。まー、いくらなんでも尺が間延びしすぎてたからね。「セカンドシーズン」についてはピンキリかな、という印象。単発作品だと「猫物語(白)」は秀逸。「憑物語」も割と好き。その他省略。そんな作品の中でも「可もあり不可もあり」といったところで、平均点くらいの出来だと思う。 良かった点を挙げると「そだちロスト」のスパッとまとめた切り口は良かった。老倉育というキャラも充分立っていたし、そこに関わる阿良々木さんの立ち位置、そして扇ちゃんと羽川というポジショニングが綺麗。存分にヒロイン勢が魅力を発揮出来たし、アニメとしての構成もなかなかスリリングで楽しめた。それに対し、「しのぶメイル」の方は若干間延びした感がある。台詞量を考えれば相変わらずこれでも尺が足りないくらいではあるのだが、何故足りなくなるのかといえば、それは西尾維新特有の「持って回った上にくくりつけて遠くにぶん投げたところを拾いに行かせる」くらいの言い回しのせいだ。むしろそういう衒学的(?)な部分を引っぺがしてしまえば割とシンプルな話が多く、「おうぎフォーミュラ」のネタ、そして「そだちリドル」「そだちロスト」の解答も取り立てて斬新なものではない。そんな中でも、残念ながら「しのぶメイル」のメインストーリーはだいぶ弱い。忍と「1人目」の関係性、そして「一人目」と阿良々木さんの関係性を描いた内容だが、例によって最後の決着は釈然としないものになっているし、「ここまで引っ張ってそれかよ」という腰砕け感はいかにも西尾維新。それだけ読者を煙に巻いてふざけたオチになっているのなら笑いもするが、今回は割とフツーの「恋愛もの」みたいな終わり方になってしまっている。もう一捻りしてくれれば面白味もあったのだろうが、流石にこれではあまり読後感は良くない。 まぁ、あくまでも今回は「途中経過」でしかないわけで、このお話が前振りになって、次のシーズンで爆発的に盛り上がる可能性だってゼロではないだろう。そうなった場合には大人しくシャッポを脱ぐしかない。今回のお話だって「猫物語」の裏の話だった、っていう時系列的な部分はそれなりに面白い要素だったのだし、単なる痴話喧嘩だと思っていた今回の話がこの後のエピソードに大きな影響を及ぼす可能性はあるんだろうさ。 ガタガタ文句は言ってみたが、結局いつも通りに丸め込まれて観てしまっていますよ。わざわざ1期最終回とセッティングを合わせるために最終話でガハラさんと寝っ転がりながら(今回は電話で)イチャイチャするシーンなんかでちょっとキュンとしたりもしますよ。そういう小ずるい演出は、今後も抜け目なく実行していって下さい。次を楽しみにしてます。 PR 「緋弾のアリアAA」 5→4 色々と惜しい作品。風穴はあかなかったけど、変な引き笑いみたいなものは要所で起こってましたね。あとちょっと頑張れば、良い作品だったと幸せな幕引きになったのかもしれないが……やはり、どこまでいっても「緋弾のアリア」であった。 元々1期目の印象は全く良くない状態であり、今回、スピンオフ作品のスタートということで、「スピンしてオフっちゃえば意外に良いものが出てくるのでは?」という期待があった(と、新番チェックでは書いている)。そして、実際に「意外と良いもの」は出てきたのだ。感想を書いたのは4話目だけだが、レズレズ一直線のバトル内容はキャラもぶっ飛んでいたのでかなり楽しかった。具体的には志乃さんや鳥取様が頑張ってくれる話数、7話8話あたりは本当に馬鹿馬鹿しいし、いい感じの狂気もあったので楽しませてもらった。まー、私が基本的に百合というだけで肯定的だってのもあるけど、志乃さんのキャラの尖り方は掃いて捨てる程ある百合キャラの中でもなかなかに際だっていて良かったと思うのです。そこにツンの要素を絡めて「ヤンツンデレ鳥取お嬢」というフィールドを開拓した高千穂さんだって、なかなか見どころのあるキャラだ。こういうキャラの個性を活かして物語がまわるのであれば、世に百合アニメは多けれど、それなりに爪痕を残すことが出来ていただろう。 ただ、繰り返しになるが、やはり今作は「緋弾のアリア」だったのである。普通、アニメってのは力を入れるべきエピソードに作画リソースを傾けるものである。そして、銃の扱いに長けた「武偵」というよく分からない存在が主人公であるなら、力が入るのはバトルシーンのはずだ。それなのに、何故か今作はバトル回になると格段にスペックが落ちるという謎のリソース配分になっている。いや、それ以外の回が特別良いというわけでもないが、何故かバトルが軒並みショボい。いや、ショボいを通り越して何してるんだかよく分からない。高千穂戦の展開もシュール過ぎて頭がグラグラしたし、ラストの水蜜桃の展開もそれまでの世界観から逸脱していて何を伝えたいのかが分からない。せっかくあかりがチートキャラなのだから、そのあたりの技能を存分に活かせば良かったのだし、ハードにするならばもっとガンガン銃撃戦をやって、メインキャラの1人か2人殺すくらいの勢いでも良かったはずなのだ。しかし、何故かバトルがギャグパートと紙一重なのである。さらに、バトル展開の理屈のこね方も1期に続いて「なんじゃそれ」という妄想設定が多い。武偵の設定自体が割と危ういが、そこにあかりのチートスペック、そしてそこから繰り出される謎の暗殺拳に至るまで。その突飛さは描き方次第では大きな武器になったかもしれないのだが、やっぱり本作では「なんじゃそれ」。シュールな作画と相まって変な笑いには繋がったかもしれんが……。 まー、元々あかんと思っていたものと同じ作者が書いた作品なんだから、シナリオ部分で大きく質が向上するってことはないわな……でもまぁ、1期よりも「楽しむ部分」が明確に出来たのだから、素直にその部分をプラス成長だと見てもよいのかもしれない。今作からさらにスピンオフすれば、もっと面白くなるかもしれませんよ。その時は是非、「鳥取においでよ! 高千穂さん」、もしくは「志乃さんの足下はあかりの私物で埋まっている」とかで。 総集編はもう嫌だ! 第12話。単なる総集編ですよ。すでに大量のMADが世に拡散している中で、今更公式がMADを放送しても意味ねーじゃん、と思いきや、そこは抜け目のない制作陣のこと。なんと副音声でコメンタリーをぶっ込んでくることで労せずに「価値ある」1話を作り出してしまった。一部、興味の薄い層からは「どうせ声優人気で保ってる作品なんだからラジオドラマでいいんじゃないか」なんてクサされることもある作品だが、もう、そんなことを気にせずに最大限まで利用する構え。そして、私はその「声優人気」が大好物でね。すまんな。 というわけで、映像の中身の方はまぁいいでしょう。しいて取り上げるなら、チョロ松パートの内容が微妙だったから「やっぱりチョロ松ってそこまでコワレじゃないのかな」と思ったことくらい。パチンコ警察以外は基本的に突っ込みに回ってる側だからなぁ。神谷兄ぃは「そうでもないんですけど」って言ってたが、残念ながら現時点ではそこまでの狂気は感じられない。いや、狂気が感じられるのって6人中3人くらいだけどさ(数字松と、あと長男が危ない気がする。あいつが一番のサイコパスなんじゃなかろうか)。 さておき中の人の話だが、作品上で一番不遇なのがカラ松なのに対し、この6人が集まったときに一番いじられるのは我らが小野大輔であることは自明の理であった。前半パートの3人で徹底して小野Dをいじる展開が面白すぎる。そして、アフレコ現場で汗だくになりながらあれこれ試行錯誤している小野Dを想像するのが容易過ぎる。 中村「小野さんがね、十四松がお客さんに刺さってるなってのを自覚し始めてからね、鬱陶しいんですよ」「しゃぶりつくそうとしてるんですよ」 神谷「そうなるとね、アイツだんだんつまんなくなっていくんですよ」「三振かホームランでいいのに、ヒットを狙い始めるんですよ」 あとは1人だけ世代が離れている入野自由の扱いかな。今回のコメンタリーでもそこまで台詞量が多くなかったのだが、まさに本人のいう通り、トド松のようにどさくさに紛れて上手いことやり玉に挙げられるところをかわしている感じが凄い。 しかし、コメンタリーだっつってんのにこんなにピー音の入る放送ってどうなのよ。やっぱりこの6人の組み合わせっていうだけでカロリーが高すぎるんだ。この6人集めて馬鹿話させるだけでもけっこうなギャランティが発生してるんだろうなぁ。そう考えるとやっぱり恐ろしい作品だぜ。2クール目はみんなが刺激に馴れ始める時期だが、ここから先にも同じような衝撃は待ち受けているのだろうか。また来年松。 「ワンパンマン」 6→6 当初の予定通りに、期待されていたものがそのまま出てきたアニメ化。まぁ、簡単にいってはみたものの、これを実現するのがどれだけ難しかったか、って話でね。 アニメ放送が始まってから、Webで公式に見られる部分はちょこちょこと読んでみたのだが、今作の恐ろしいところは、原作漫画からして既にアニメ的に大仰なモーションがふんだんに取り入れられているところ。「アニメはそれをそのまま動かせばいいだけじゃん」と言われりゃなんだか易しいようにも見えるが、もちろん、そんなわけがない。むしろ原作であれだけの描き込みがなされ、しかもアニメを意識したようなダイナミックな動きまで付けられてしまっては、付加価値を見いださなければいけないスタッフは相当な無茶振りを押しつけられたようなものである。しかし、そこは近年好調が続くマッドハウス。前クールでも「OVERLORD」という秀作を世に出しており、今回も見事に期待に応えてみせた。監督の夏目慎悟氏は「スペース・ダンディ」に続いての快挙と言っていいだろう。 正直、「とにかく画が頑張っている」を見るべき作品なので、それ以外の部分で特に押し出す部分も無い作品なのだが、原作からして最初の設定の出オチみたいな部分はあるので、そこはしょうがないだろう。本家アンパンマンみたいに毎週毎週バラエティ色の強い怪人と戦って殴り倒していく展開もありかもしれないが、流石に少年漫画だとそれはまずかったのだろう、一応は縦筋となるシナリオラインも作られている。途中、サイタマが一般市民の信頼を得られずに迫害されるところとか、別にこの作品にそういうシリアスは求めてないんだけどなー、という気もするのだが、「とにかく最強の主人公」という設定自体が鬼門であり、そうでもしないとお話が回らないのである。むしろサイタマの登場はお話としてはオチ以外の何ものでもなく、作中で描かれるべきはその他の個性的すぎるヒーロー群の方だろう。流石にSランクが集まってわちゃわちゃやっている最終回付近のお話は苦笑いするしかないが、個人的には無免ライダー絡みのお話なんかはいかにも正統派で嫌いじゃないです。作中で一番恰好良かったヒーローを挙げろと言われたら彼になるんじゃなかろうかね。 あとはまぁ、タツマキちゃんとか? タツマキちゃんの「私はお前らより年上だ!」と叫ぶ台詞、中の人の魂が籠もっている気がしてとても好きです。作中でへちょ絵になるのはサイタマとタツマキちゃんだけ、っていうのも特別待遇っぽくていいですよね。 原作ストックはまだ残ってるみたいだし、近いうちに2期目があるんじゃないでしょうかね。 「スタミュ 高校星歌劇」 6→5 俺、最初6点付けてたんだな。いや、気持ちは分かる。実際、ある意味満点みたいな作品ではあった。 今期2つ居並んだ「ミュージカルアニメ」の1つ目。正直、同じ時期に2つが並んでしまったので食い合ってしまう結果になるかと心配だったのだが、結局どちらの作品も好きなように明後日の方向へ行くことで事なきを得た(そうか?)。今作はよりまっとうな「学園スポ根もの」としての骨子が明確であり、より地に足のついた「ミュージカル的な何か」を楽しむことが出来る。普通の画面からミュージカルに繋がるのはどちらの作品も同じなのだが、こちらの方が「まぁ、そういう学園にいるんだから自然に踊り出すこともあるよね」ということで納得出来る構造になっているわけだ(だからそうか?)。 点数下げたのは流石にお腹いっぱいになってしまったからであり、最後まで特に不満な点は無い。強いてあげるなら天花寺さんがオチるのがあまりにも早過ぎてツンデレのツンの部分がほとんど味わえなかったことくらいだが、細谷キャラ特有のチョロさ、愛らしさがにじみ出てしまったのだからしょうがない。ツンの極みは柊さんに頑張ってもらうしかなかったんだが、結局ヤツも鳳さんにオトされるだけの存在なので、学園全体が総じてチョロい。ひょっとして一番頑張ってたのって卯川君だったのか。まぁ、とにかく最後まで観ていれば全員が溌剌と、楽しげにミュージカルに勤しんでくれる青春模様が楽しめたのだからそれでよいのではなかろうか。最終回を見る限りではどうせここで終わるつもりもないんだろうし、うたプリくらいに長寿なお馬鹿作品として羽ばたけばいいと思うよ。今作ならどれだけ話がこじれても流石にロボは出てこないだろうから安心だよ。いや、どうだろう……新キャラで何が起こっても不思議じゃないけども……大丈夫、何がでてきても天花寺さんが「野暮助」の一言でなんとかしてくれる。
「コメット・ルシファー」 5→3 今期を代表する「どうしてこうなった」系作品。まぁ、今にして振り返ると1話目時点で既にシナリオが不安な様子は色々と突っ込まれているが、そうした不安が全て解消せず、それ以外の部分でもボロボロとほころんで、そのまま沈んでいった印象の作品だ。オリジナル作品が難しいのは分かるが、こういう作品って定期的に出てくるのは切ないことである。「ガリレイドンナ」とか「アルジェヴォルン」とか。世界観の不備っていう点では「プラメモ」とか「ギルクラ」も近いと言えなくもない。 映像面でグダったことも大きな失点ではあるが、やはり今作で最大のポイントは訳の分からないシナリオ面であろう。1話目時点では「まぁ、説明があるやろ」というので流した突っ込みポイントもほとんど説明などされず、世界は無尽蔵に広がっていく一方。そして、「広がっているよ!」と作中では大々的に訴えているものの、元々どの程度の広さかも分からないところでさらに知らん要素が出てきても、まず規準にするべき尺度が用意されていないのだから判断のしようがない。途中、執拗に「冒険の旅」やらなんやらと謳っていたが、結局ソウゴたちが歩き回っていた謎フィールドは遠くだったのか近くだったのか。この星の常識・文化レベル・キャラクターたちの視界の広さが分からないことには、そこにドキドキワクワクが生まれようもない。 そして、集約するのはこの手の世界ではお約束の「実は結社が企んでいまして」からの「星の命を見る上位存在のパッワー!」である。ゴセイジャーでブラジラさんがやってたことと大体一緒(?)。「エウレカセブン」「忘念のザムド」と並ぶボンズ作品でも似たようなセッティングが見られたが、あちらは4クール・2クールという尺だったからこそ出来た部分があり(まぁ、ザムドはやりきったかどうかは微妙なところだが)、今作は1クールでその規模の話をやろうとしていたわけだ。結果、主人公チームを含めたキャラクターたちが駆け足で物語の筋立てを回収する必要が生まれ、さらにその筋立て自体がよく分からないとあっては、もう何がなにやら。全ての要素について「まぁ、そういうものなんかな」と納得して進むしかないのだが、そうして「抵抗を覚えながらも設定を飲み込む」ことで得られるペイがなくて、立て続けに「じゃぁ、次は何も言わずにこれも飲んで下さい」とひたすら苦しい延命治療を受けさせられている気分である。途中からはまともに見るモチベーションを失ってしまっていたのでなおさら駄目になってしまったが、最後まで頑張って視聴して、この世界の設定を全て飲み込めた視聴者はどれくらいいるのだろう。そして、そうした人たちは最終回でちゃんと満たされることが出来たのだろうか。 一応、本作の売りと見るべき部分はロボット戦闘にあったと思う。エイトビット謹製のロボCGは相変わらずの出来映えだったので、そこだけを見れば決して悪いものではない。しかし、「IS」の時と同様、それ以外の部分がボロボロになっており、ちょっとやそっとロボットが頑張ったところでどうなるものでもない。というか、ロボばかりが安定して動くことで、それ以外のパートの寂しさがより際だってしまっている。いっそのことエイトビットはサンジゲンみたいに徹底したCG作画にした方が据わりが良くなるのではなかろうか。少なくとも今作のキャラクターには魅力を感じる部分はほとんど無かった。一応じゃも虫の元の設定は嫌いじゃなかったんだけど、そんなじゃもも何故か大して可愛くない女の子にメタモルフォーゼさせるという謎采配。フェリアが成長したり、今作スタッフは何故いちいちキャラの魅力を削ぎにくるのか。あれかな、「エウレカセブン」のエウレカの変化みたいなのを表現したかったのかな。1クールでぇ? 本作の個人的な最大の売りは、大橋彩香・水瀬いのりという同年代の2人ががっつり絡む初めての作品だったこと。この2人、歳は近いけどまったく噛み合わなそうだよな……。 エイハブリアクターすげぇな、第12話。放置されてしばらくしてもずっと稼働し続けて重力を発生させる機械って……怖くね? しかもあの広大な宇宙でかなりの広さのデブリ帯が維持されていたようだし……まぁ、何かしら超常的な機構が無いと宇宙戦争は成立しないからな。 さて、サブタイトルが暗示する不穏な空気を素直に体現し、ついに決定的なところから死者が出てしまった今回。まぁ、どっかで誰かが死ぬことは次回予告の時点で分かっていたので心の準備はできていたわけだが、「その死に方かー」みたいな意外性はあったかも。シナリオ運びがなかなかに嫌らしく、アキヒロ・マサヒロ兄弟の諍いあたりまでなら、まだ分かる展開なんだ。せっかくマサヒロがなびきかけていたのに、アキヒロが余計な「家族」というワードを出してしまったが故に決定的な亀裂が入る。この後、アキヒロご乱心から結局討伐さる、とか、暴れた挙げ句に不慮の事故、みたいな展開なら(すごく胸くそ悪いけども)納得はいくのだが、今回の展開は、あれだけ悪態をついて、決裂したかに見えた兄弟だったのに、弟は兄を助けて死んでしまうというもの。言動不一致極まりない、腑に落ちない展開なのである。しかし、それだけに、どうしようもない「家族の繋がり」というテーマが呪縛のように浮かび上がってくる。 マサヒロがアキヒロに吐いた決別の言葉はおそらく本心だ。彼はこれまでの泥を食う生き方に心底絶望しており、心のどこかで兄が助けにくることを待ちながらも、あまりに長い時間に希望がすり減り、何事においても厭世的な考え方しか出来なくなっていた。そこに出来すぎたタイミングでアキヒロが助けに来る。既に人格が出来上がったマサヒロは、もう兄の助けなんか必要としていないし、信じることも出来ない。しかし、そんな彼のどうしようもない状況でも、兄の必死の言葉は届く。兄弟の絆とはかくも尊いものか、と思ったところに、決定的なすれ違い。弟の信じた「家族」は、兄の中では既に別なものに変質していた。2人きりの家族だけを拠り所に生きてきた弟は、もう兄を信じることは出来ない。「マサヒロの心の奥底」が打ち砕かれてしまったと思った最後の瞬間に、全ての予想を裏切り、マサヒロは兄を突き放してしまうのである。この行動は誰にとっても予想外だ。アキヒロにとってもそうだし、ハンマーを振り回していたクダルもそうだろう。そして、何よりもマサヒロ本人が一番意外だったのではないだろうか。二人の「デブリ」が、奇しくもデブリ帯の中で不思議な重力に引かれながらも、最後には引き剥がされ、この距離が何よりも二人の繋がりを表しているという皮肉な結末。ホント、なんで岡田麿里ってやつぁこういう脚本が書けるんだろうか。 正直、来週のアキヒロの精神状態が心配でならないが、次回予告を見る限りでは敵頭領をボコボコにすることでストレス発散するのかね。少なくとも今回の作戦展開では鉄華団とタービンズの連中はみんなしてアキヒロのために献身的に動いてくれていたし、多分アキヒロの「家族」はこのまま保たれるとは思うけども。弟の今わの際の一言は色々と禍根を残しそうなんだよなぁ。「家族と呼んでくれる人が出来た」って、おにーちゃんからこんなこと言われたら普通は間違いなく入籍報告だけどな。 アキヒロの入籍相手は多分ラフタちゃんになるでしょう。あの子も気立ての良い素敵な子ですよ。その他の女性陣の様子を確認していくと、姫は相変わらずだけどアトラちゃんのおかげでなんとか動けている様子。ミカのことは意識してるんだけど、アトラちゃんが既に「一夫多妻どーんとこい」で安心しちゃってるせいで、恋のさや当ては一切起こらない模様。まぁ、これはこれで平和。そして、タービンズ屈指のエロさを誇る女親分のアミダさんも割とアキヒロには好意的で頑張ってくれていた。それにしても、作戦会議でハミケツさせて男どもを誘惑し続けてるのはどうなのよ。オルガとかビスケットはあの状況でよくまともに相談ごとが出来るよな。俺ならガン見する以外にやることないぞ。「ちょっと撫でさせてもらっていいですか?」って堂々と聞いたら、案外本人も名瀬さんも「いいよ」って言ってくれそうな期待感(なんの話だ)。 そうそう、冒頭でタカキが入ってた医療用カプセルみたいなやつ……あれ、あのまま寝たら確実に溺死しますよね。大丈夫か、この時代の科学力。 「ヤング ブラック・ジャック」 5→6 今期アニメの中では原作コミックが買いたくなった作品第1位。いやー、色々と無茶苦茶だったけど盛り上がりましたよ。最初にオープニング映像を見た時に「どんだけぶっ飛んだイメージ映像やねん!」って思ったら、割と作品に忠実だったのは驚きだ。いや、百樹先生とのバトルシーンはなかったですけど。「るろうに検診」やら「人斬り執刀斎」やら言われたら笑うしかないやん。 冷静に考えれば、すでに手塚治虫原作のブラックジャックの時点で割とぶっ飛んだ作品ではあるんだ。それを原典として「どうしたらこんな無茶苦茶なブラックジャックが生まれるのか」を描こうとしたら、そりゃ無茶苦茶な話になるに決まっている。原作・アニメ共に全面的に手塚プロがプロデュースしているおかげで遠慮なく色々やれるのは「おそ松さん」と赤塚プロの関係と同じ。いや、それをいうならタツノコプロとヤッターマンだって同じだったんだから「夜のヤッターマン」はもっと盛り上がっても良かった気もするけど。とにかく、やりたいことが自由にできるアニメだったのは間違いない。個人的にはやっぱり「無残帳」のイカレ具合が最大の山場ではあるが、最初に度肝を抜かれたベトナム戦争での「軍医」の存在とか、全てのネタ晴らしをしてくれるエンディング映像の凝りようとか、しっかり原作オマージュが意識されていて、さらにそれが刺激になり、面白さに直結しているのはお見事だと思う。次々に有名キャラが登場して場を盛り上げてくれるのは手塚作品のスターシステムそのものであるし、それがきちんと「ヤング」のオリジナルの絵柄にマッチして、世界観を壊さずに組み合っているのも見事だ。いや、百樹先生の存在を認めた時点で世界観自体がぶっ壊れているという話もあるが……戦後の動乱ってのはそういう時代だったんだよ!(*知りません) 映像面は取り立てて素晴らしいというほどでもなかったと思うのだが、こうしたキャラクター造形が丁寧で破綻無く出来上がっているだけでも充分。むしろ旧作アニメブラックジャックと同様に、多少野暮ったくなってもそれが昭和の漫画のテイストに感じられるからお得なくらい。未だに手塚作品でリファインされた女性キャラが可愛らしいというのもなかなか恐るべきことで、百樹先生の嫁さんの澪、最終話で悲惨な最期を遂げた今上さん、レギュラーのはずなのに微妙に影が薄かった岡本さんなど、見ていて退屈しないだけの綺麗どころは揃っていました。そして、それに輪をかけて魅力的な濃くて匂い立つ野郎共の共演。腐女子の皆さんはダヨーンとデカパンの絡みを描く前に、まずは宝先生と百樹先生の絡みを描いて下さいよ(いや、絶対あるんだろうけど探しません)。 中の人の話では、やはり頑張ったのはハザマの中の人、梅原裕一郎ということになるだろうか。明夫さんとは全然違う声なのは間違いないのに、最終話みたいに自然に接続されてもなんか納得出来たのは作劇に丸め込まれたからかな。でも、ブラックジャック独特の口調の感じなんかは割と面白く出せてたと思うよ(「〜〜〜ですぜ」みたいなやつね)。あとは名脇役だと藪先生が良い味出してたかな。遊佐さんは善人やってもちゃんと全力で「良い人方向」に振れるのは流石だわ。あとはまぁ、ヒゲオヤジが富田さんとか、そういうところはやっぱり安心します。 良いアニメ化でしたよ。原作ストックがあるなら、是非とも続編も期待したいね。 毎週楽しく見させてもらっています、第11話。 基本的にショートアニメは感想書かないことにしているので、今作については新番チェックも含めて一切触れてなかったのだけど、下手したら世界中で俺しか気付いてないんじゃないか、っていうことがあったのであえて記事を立てさせてもらった。いや、本当の本当にどうでもいいことなんだけどさ。 今週は猫が干支に入るための試練の後編。ほとんど試練になってないこととかは割とどうでもいいし、久しぶりにトリが出てきて相変わらず戸松のテンション芸が楽しかったことなんかも注目ポイントの1つではあるのだが、最大の注目ポイントはラストのイノシシ。彼が猫と仲良くなって盛り上がった時の台詞、「もし、宝くじで一億円当たったらどうする?」っていう話題。これ、「47都道府犬」の1話目で静岡犬が名古屋に向かって言ってた台詞と全く同じなんだよ(正確には「宝くじで一億円当たったらどうするら?」だから微妙に違うけども)。そして、イノシシの中の人は静岡犬と同じ増田ゆきなのである。これは偶然なのか、製作からの指示なのか、それとも中の人のアドリブなのか。もし誰かの意図であるとするなら、こんなめちゃめちゃ小さいところに気付く人間がいると思っているのか。あまりにもびっくりしたので記事にしました。 当ブログは、47都道府犬(特に元祖)のいち早い復活を願っています。 |
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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