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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ランス・アンド・マスクス」 4→4

 今期の「男の子がお姫様を守って戦うラノベ四天王」の一本。つまり、既に触れた「新妹魔王」「落第騎士」に続いて3本目なわけだが……うーん、なんか、これだけ次元が違う。いや、良い悪いの問題ではなしに、なんか描かれた世界そのもののベクトルが違う。

 先に残念だった点を挙げてしまうなら、それはほぼ作品の全てに関わっている。端的に言えば「画もお話も」だ。画の方については、他のラノベアニメが善戦する中、まるで現代のMUSASHI GUN道でも作りたいのかと思わせるような怪しげな作画が続出。手が足りていないのが明らかな状態。キャラデザが独特すぎたこともあって、動きの少なさをごまかそうとする変な構成はより奇っ怪な「異次元」を生み出す結果になってしまった。戦闘シーンの情けなさはここ最近でも飛びぬけたものだったし、大人3人分くらいもあるんじゃねぇかっていう槍(のような怪しい物体)を振り回す様子は、大まじめに描いたからこそギャグとしてアピールしたいのではないかと勘ぐってしまうほど。まぁ、描いている中身がどうであろうと、おそらく今作の作画は異質なものに見えていただろうけども。つぶれ饅頭のようなキャラクターデザインでは、「ひだまりスケッチ」の世界を描くことは出来ても、真剣な命懸けバトルを描くのは無理があるよなぁ。

 お話にしても、「普通に騎士がいるけど世間的にそれが認知されてるような、そうでもないような世界」とか「馬がなんの断りもなくしゃべる世界」とか、やっぱり基本構成はギャグなんだよ。でも面と向かってそれをギャグとは言っていないせいで、こちらとしてもどのようにそうした要素を受け止めていいのか分からず、ネタとしても、筋運びとしてもギクシャクしてどっちつかずになってしまっている。やってることは結局「無敵のヒーローが女の子を守るんだ」というお話に帰着するはずなのだが、そのための道具立てがいちいち違和感を招き、すんなりとお話を解決させてもらえない。ガルパンにおける戦車道みたいなもので、「もうこうなったら受け入れるしかない」と諦めればある程度は許容出来たのかもしれないが……そこまでして「受け入れてしまいたい」世界になってないんだよなぁ。

 ただ、こうして駄目な部分が全体を覆っているものの、簡単に「はい、駄目」と切って捨てるのも勿体ないような気がするのは何故だろうか。つぶれ饅頭のキャラはどこか一点において、無性に可愛く見える時もある。異次元のギャグ世界においても、ちゃんとやろうとしてるお話が入ってくることもある。なんかたま〜に平和な気持ちになる瞬間があるのも事実なのだ。まぁ、ぶっちゃけ大半は真緒ちゃんが笑顔を見せてくれている時だった気もするので「小澤亜李ボイスの幼女が可愛いからいいんじゃね」というだけの話だった気もするけども。このキャラデザできちんと馴染むのって、真緒ちゃんくらいの幼女が限度だからなぁ。出来ることなら真緒ちゃんには最後の最後まで「バレバレなのに正義のヒーローの正体に気付かない」というアニメ世界のお約束を貫き通して欲しかったものだが、流石にこの設定でそれは無理だった様子。残念。まー、最後までちゃんと幼女を守るために頑張ったロリコンの鑑のような主人公であったので、そこだけは頑張ったことを認めてあげて、まとめとしておきましょう。

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「落第騎士の英雄譚」 5→6

 先んじて「新妹魔王」の感想で「今期は割とラノベものの平均値が高いので」みたいなことを書いたのだが、その最右翼がこちらの作品。開始直後の「まーたやってやがる」という印象からは随分嬉しい誤算になった。やっぱりアニメってのはいくらでも作りようがあるもんだ。

 新番チェックの中で、私は「ひょっとしたら単なる俺ツエー主人公とチョロインのお話っていうだけではないかもしれないぞ?という期待も持てるかも」という風に書いて何らかの期待感みたいなものは匂わせていたのだが、今作の場合、驚くべきことに作品の内容は「俺ツエー主人公とチョロインのお話」以外のなにものでもない。一輝のことを「俺ツエー」なんて言葉で説明しようとすると齟齬が生じてしまう可能性もあるが、基本的に彼も「選ばれし家に生まれ、選ばれし特別な能力を持つ主人公」であり、描き方次第では本当に「俺ツエー」で終わってしまう可能性もあった。ヒロイン・ステラもチョロいのは間違いないし、1話目の導入でのイカレてるとしか思えないいちゃもんの付け方なんかからはラノベにありがちな負の印象が優先していた。それでも、そこからの展開が王道のバトル漫画のそれであり、その中で、嫌味なくメインキャラクターを描いていくことで、少しずつ「まーたやってやがる」感は薄れていった。正直、最初にテロリストをやっつけてるあたりはまだ「どないやねん」感が残っていたものの、キャラクターが出揃い、最初の大きなイベントである松岡越えを果たしたあたりがはっきりした転機だったろうか。今作の売りは独特の映像演出で見せるバトルシーンにある。「剣武祭」なんて分かりやすい舞台、そしていかにも主人公らしい分かりやすい能力。それを特に茶化すでなく、真正面から強さの体現として描き、勧善懲悪でまかり通る。その堂々たる戦いっぷりでヒロイン勢をメロメロにし、元からベタぼれだった妹ちゃんの人権もしっかり守る。一輝の主人公としての自覚と責任が、陳腐なラノベストーリーをがっちりした「王道」に持ち上げた。ラブコメ部分についても、一輝・ステラのカップルは実にまっとうに、付け入る隙のない恋愛をしてくれちゃっているので、最後の最後に結ばれるまで、こちらとしては親御さんのように温かい目で見守ってやるしかない。余計な戯言に逃げない主人公ってのはそれだけで好感度が高いね。

 中盤以降はいちいちバトルが見せ場として機能し、オープニングテーマの歌詞の通り、「高みを目指す」という純粋な目的意識で研鑽するキャラクターたちは清々しく見守ることが出来るようになり、会長VS妹の試合が1つ目のクライマックス。最近のアニメは平均値も上がっているのでちょっとやそっと動いたからって手放しで喜ぶこともないかと思っていたが、10話の攻防はよくもまぁこれだけみせたと感心する。そして、あんだけのものを見せたらラストバトルはきつかろうと思いきや、最後は一輝の能力描写を本当に一瞬にぶつけることで、妹ちゃんのバトルの長丁場とははっきりと対比を示し、見事にラストバトルとして描ききったのである。SILVER LINK&大沼心といえば「シーキューブ」なんかでも独自の演出で色々と見せてくれたわけだが、これまで大沼さんを評する時に使っていた「新房昭之譲りの」という冠もそろそろ取っ払うべきかもしれない。今作の様々なバトルの演出方向は、もう完全に「大沼流」のオリジナルだ。もちろん、最終話の見事な作劇はコンテを任された二瓶氏の功績も大きかったことだろう。かなりカロリーの高い作画になっていたと思うが、SILVER LINKもきっちり息切れせずに最後まで描ききってくれたのはありがたい。とても良いアニメ化でした。

 最後は当然中の人の話。ステラ役の石上静香はようやく「まっとうな」メインヒロインとしてエロ絡みながらも順当な仕上がり。妹ちゃんが東山奈央という鉄板のキャスティングも安心感の二重構造だ(今期は「アスタリスク」の会長もいるのでややこしくはあるのだが)。しかし、今作で個人的に注目したいヒロインは他にいる。そう、有栖である。ヒロイン? いや、まぁ、細かいことはいいとして、今作で最も恐ろしいのは新しい角度から「とても魅力的なオカマ」を生み出したことだ。これまで、アニメや漫画で「魅力的なオカマ」といえば例えばタイバニのネイサンみたいな「キモいし一見すると怪しいけど、本気出すと怖いし強い」みたいな造形が主流だったと思うが、有栖ちゃんの場合、なんと登場から既に「頼れるオカマ」なのである。全くキャラがぶれることなく、はじめから終わりまで、「有栖ちゃんなら分かってくれる」「こまったらあの人相談しよう」みたいな圧倒的な信頼感。実際強いし、実際格好良い。彼(女)が陰で支えてくれたおかげで、一輝や珠雫が活き活きと活躍出来たことを忘れてはいけない。そして、そんな「魅力的なオカマ」を担当した中の人は、流石の一言、浅沼晋太郎であった。あさぬママが、文字通りママになるんだよぉ!

 あ、あと橘田さんの吐血先生も好きです。

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12月18日 ドラフト模様(BFZ×3)

ピック順 【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Alessi】→【Sangriter】→【Serra】→【Mei】→

 

 久しぶりに6人戦だぜ! 世間的には6人でも少ないんだけど、我々からするとこれが普通だからちょっとホッとするよ。たかだか1パックでどれだけ変わるねん、って思う人もいるかもしれないけど、けっこう感覚的にも違うもんなんですよ。8人戦ってどんな世界なんでしょうね。

 

 以下業務連絡。来週は来ないという人が2名おり、まぁ、年の瀬ですのでドラフトは発生しません。ついでにその翌週も金曜日が1月1日ってことで、流石に無理やろうから結果的には2周連続でお休みになります。で、今確認したらゲートウォッチって発売日が1月22日らしい。これまでよりも一週早いんやな。ってことは、この環境での試合は残すところあと2回ってことに……。残る2つの優勝枠をもぎ取るのは一体誰だ?!

 

 


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「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」 6→5

 山根さん生存おめでとうございます。まぁ、原作では本当に「ついでに」殺されてたし、尺を考えて真っ先に削られたのがあの事件だったのは正しい判断でしょうね。

 点数は下げてしまったが、決して悪い作品ではないことは先にお断りしておく。単にちょっと「私の好み」からずれた部分があっただけで、作品の映像化としては、非常に丁寧だし、映像化自体がかなり無茶なデザインの作品だったものを、きちんと1つのシリーズとしてまとめ上げたことは評価されるべきだろう。ノイタミナなので話数が少なく、普通のシリーズアニメよりもさらに尺が短かったが、それでもどうにか過不足無くシナリオを収斂させているし、ミステリ(ィ)的な部分でのけれん味もきちんと残っている。もちろんこれよりも攻めたデザインでもっと大化けしていた可能性もないではないが、原作ファンの多さを考えるなら、このくらいのさじ加減でまとめておくのが一番良かったのではなかろうか。

 「会話劇が中心である」「舞台が全然動かない上に全く見映えがしない」という原作の持つ根本的な問題は、数多の西尾維新作品に通じるものがあるが、森作品の場合、西尾維新のように「縛りを全部取っ払って無茶なことをやる」というほどに世界がかっ飛んでいるわけでもない。冷淡に見えて実はポエミィというなんとも面倒なスタイルが持ち味であり、あまり画面をガチャガチャいじってしまうとせっかくの個性が台無しになってしまいかねない。つまり、地味な画面を地味なままで作るしかないわけだ。エアカーのシーンでちょっといじって見た目に賑やかな画面を作ったり、最低限の脚色はしているが、基本的にはとても地味な研究所の、とても地味な会話劇がそのままだ。原作を知っている身としてはこれで不満は無いのであるが、もし初見の視聴者がいた場合、「アニメ化する必要ないんじゃね?」という突っ込みが入る可能性は高い。そして、それに対する答えは「まぁ、そうだけど」になってしまう。アニメにして一番映えるのは序盤の死体登場シーンだと思うんだけど、規制の関係もあってそこまで劇的に描くわけにもいかないし、流石に今となってはパソコンやらネットワーク関係の話も随分陳腐になってしまっているので、そこを大仰に描くわけにもいかない。時代の要請とはいえ、これをそのまま映像化するのはなかなかの難題である。そこでアニメスタッフが望みを繋いだのが、深夜アニメの華である「ヒロインの魅力」だった。

 実は、個人的に、この辺りのスポットの当て方がちょいと不満だった部分である。萌絵の方はいい。最終話の時間の割き方も含めて、彼女の描かれ方は身の丈に合っていたし、それなりに原作通りの魅力は伝わったんじゃないかと思っている(熱心なファンから見たらどうかは分からないけど)。ただ、真賀田博士の方は不満がある。それは、作中で執拗に描かれた進藤所長との逢瀬のシーン。原作にはないものであるからひょっとしたら私の読んでいない「四季」からの引用なのかもしれないが、ああも繰り返し真賀田博士の「人の部分」「女の部分」が描かれると、彼女の超人的な魅力、ぶっちゃけていえば僕の中にある偶像が歪んでしまう。私の中の真賀田四季はこの「F」と「有限と微小のパン」の中にしかおらず、つまりは「とにかくすげぇ」「一言でいうならラスボス」なのである。もちろん、「F」における彼女の犯行動機を納得いくレベルにまで持っていくためには彼女の人となりを掘りさげる必要があり、その中で進藤所長との関係性が不可欠だったのは分かる。アニメ視聴者に(ただでさえ無茶な)今回の動機を納得してもらうためには、少しでも真賀田四季という女性についての情報は多い方が良い。原作ならばそれが自然に蓄積された上で解決に向かうが(まぁ、それでも突飛ではあるが)、アニメの尺ではなかなか自然に配置するわけにもいかず、積極的に「回想シーン」として彼女の登場シーンを増やす必要があったのだろう。そのあたりの理由は全部まるっと理解したうえで、「それでもやっぱり、真賀田四季はもっと超然としていてほしかった」というのがわがまま勝手な願望なのである。

 多分、二律背反のどっちを取るかなんだ。この「F」を1つの作品として成立させる方を優先するか、彼女を中心としたシリーズの全体像を優先するか。単体での完成度を優先するなら、真賀田博士に「超越性」はそこまで求められる要素ではなく、「据わりの良さ」を考えてデザインすべき。もし、今後もシリーズが続き、最後の「パン」にたどり着けるならば、もう少し真賀田博士という女性を謎のヴェールに包んでいても良かった。でもまぁ、8作品全部アニメ化とか絶対あり得ないからな(「冷密」とか、アニメにしたらクソつまらないだろうな)。このアニメは「F」の世界で完結している。だからこれで良いのでしょうね。

 最後に中の人の話題に触れておくと、当初発表された「四季=木戸衣吹」の報には「どないやねん?!」と首を傾げたものだが、しばらくしてから「あぁ、そりゃそうや」と気がついた。選ばれたのは、甲斐田裕子でした。完璧なお仕事ですね(多分他の選択肢は田中敦子か本田貴子あたりになると思われる)。甲斐田ちゃんの活躍がもっと見たいから、なんとか「パン」だけでもアニメ化してほしい……いや、なんでもないです。そして萌絵役の種﨑敦美については言わずもがなですね。他にも国枝女史が大好きなのも言わずもがなだが、普段の役とはちょっと体温が違う島田役のぴかしゃの仕事が思った以上に気に入った。何やっても魅力がある声というのは良いものです。

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 クッソ可愛いな、第11話。毎度毎度よくここまで緊張感のない話で引っ張れるな、とは思うが、今回みたいにまるきりネタ要素でぶっ込んでくると楽しいのがずるいわ。

 今回可愛かったのは主に2人。1人は当然アンジュ。CV赤﨑がものの見事にはまっており、ナイスなおこちゃまっぷりが愛嬌に繋がっている。相変わらず作画状態に恵まれているおかげで、1つ1つのシーンでの細かい所作、表情にも愛らしさが出るし、最後にハクが締めたように、我が儘勝手な子供らしさに、ちゃんと皇女としての責任の一端も見せており、単なる愚帝で終わらない可能性が示されているのである。アンジュの尻尾は豹のような猫科尻尾。お尻ペンペンされて抱えられて帰る時のうら寂しげな尻尾が実によろしかったです。

 そしてもう1人が、今回ついにフル回転してくれたノスリ。風呂シーンやエロキャラの多い今作ではあるものの、そこまでおっぱいフィーチャーされるシーンは無かったはずだが、ノスリの場合、動きに合わせて胸がぷるんぷるんする。嫌らしさのない健康エロスながらも、これまでのヒロイン勢にはいなかった要素なので実に新鮮だ。あと、これは完全に個人的な事情であるが、ノスリって割と中の人に近いイメージの役なんだよね。これまで様々なヒロインを演じてきた山本希望だが、実は彼女のイメージのような役柄ってのはこれまでほとんどなかったんだよ。幼女だったり、素直クールだったり、正統派乙女だったり。ノスリは、とりあえず動いてみせるアグレッシブさとか、人を巻き込んじゃう勢い勝負なテンションがどこかのじょさんと被る。「最近は胸の大きな役も来るようになってきたよ」とこないだ本人も言ってたし、少しずつそういう部分での進化があるんでしょうね。

 そしてその他ヒロイン勢は今回完全にギャグ要員。こんな露骨なうどん販促アニメもなかなか無いぜ。クソみたいな茶番に引きずり出されてきた可哀相な兵卒たちの心を慰めてくれる大切な一杯だ。一人息巻いていたネコネの必死さも可愛かったが、それをぼんやり眺めている「クオンさんと愉快な仲間達」も少ない出番できっちりお仕事をしてくれる(特にルルティエさん)。腐ってやがる。遅すぎたんだ。

 しかし……この国も本当に平和だよなぁ。陰惨な大事件とか、起こりようがないよなぁ……。

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 僕の楽しみにしていた幼女と女子高生の絡みとなんか違う、第11話。神原のスタンスがまさかあんなところに行くなんて、予想出来るわけないやん。

 Aパートは「神谷兄ぃ、このアフレコでどんだけ時間使ったんだよ」っていう感想が先に立つ。これまで特に情報も出てこず、どんなやつなのか全く分からなかった「1人目」だが、存外したたかなやつだったようで、正面から阿良々木さんにぶつかり、さらにこすっからい手を使って阿良々木さんを潰そうとする悪辣さを持ち合わせている。ただ、目的意識は随分ピュアなようで、わざわざ臥煙さんが一週間かけて必死に説明してくれた奇跡的な復活劇も、あっという間に「一人の女を巡る元カレと今カレの喧嘩」になってしまった。分かりやすくて結構なことではあるのだが、なんか、ホントに噛ませっぽくなっちゃって「1人目」が可哀相。現役当時はもう少し真面目で骨太なやつだったのかもしれないが、今となっては本当に単なる未練がましいストーカーだからなぁ。時の流れとはかくも残酷なものである。

 もちろん、そうした時の流れというのは「老獪さ」を身につけるための時間でもあり、斧乃木ちゃんの機転で助かっていた阿良々木さん(童女には踏まれておくものだ)も、危うく勝手に浄化されてしまうところだった。流石に怪異退治の専門家はやることがせこい。そして、そこに駆けつけたのが……ごめん、なんか知らない人。まぁ、何となく聞き及んではいるので「傷物語に出てくる人だよね」っていうくらいは知ってるけど、尾石さんが手こずってるせいで僕は「傷物語」の話をしらんのだ。正直、「チョロ松のところにトド松が駆けつけてくれた」くらいのイメージにしかならんわ。どうやら臥煙さんが言っていた「助っ人」とはこのエピソードという男のようであるが、さて、どんな人物なのか。阿良々木さんとは既に一悶着終えているようなのでコミュニケーションはスムーズだったが、臥煙さんが連れてくるくらいだし、何となくつかみどころのないやつである。この話で活躍してくれれば何となくイメージが固まって「傷物語」を劇場で見やすくなるかもしれないけど……もう残り話数がないんだよなぁ。

 そしてBパート、今回の目玉となる神原VS忍の舌戦。うーむ、神原さんってこんな人だったかしら……確かに忍の言うように「恋愛脳」ではあるし、殺そうとする忍の脅しに屈しない胆力を持ち合わせていたのは事実だろうが、何故ここまで忍の現状に首を突っ込もうとしていたのか。目の前の「間違い」に我慢出来ない質であったか(火憐ちゃんにそれが受け継がれているのか)? でも、元々神原って最初の「するがモンキー」では撫子に匹敵するくらいに「ずるいやつ」であったはずなのだが……あの一件で完全に改心して「正義感」だけが残ってる状態なのかなぁ。それとも、自分の生い立ちから「人が会わない」ことに人一倍敏感になっているとか。まぁ、とにかく(先週阿良々木さんが)期待したような幼女とのいちゃいちゃ展開が無かったのは残念。ただ、今回のバトルは神原の熱演も相まってなかなか身の締まるものになっており、なんと戦っている最中は画面の変化を放棄し、止め絵の量を増やしてほぼ「状況をそのまま」という、今作にあるまじき構成になっている。今回みたいに真正面から理屈も屁理屈もなしに思っていることをぶつけるシーンの場合、こうして余計なこけおどしを取り去って静かな画でガッと見せてくれる方がありがたい。この辺りのさじ加減は、ちゃんと考えてシナリオと画面の組み合わせを作ってるな、っていうのが感じられてホッとする。ともすると「なんかそれっぽくしておけばいいだろ」みたいなごまかしがやりやすい作品だからねぇ。

 なんとか神原の説得が成功し、その勇ましい場面を見て阿良々木さんも自分の戦いに赴くことに。負けるな阿良々木、今負けたら君は完全に熟女マニアとして死ぬことになる。可愛い後輩や大事な彼女を置いて死ぬわけにもいくまいよ。なお、今回神原が頭の傷を見せるときの「ぅん」っていう吐息のシーンが無闇に可愛かったことだけは付記しておく。いい女なんだけどなー。

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 提クレの入り方がずるい、第11話。あんなん笑うしかないやん。さらに提クレバックで本編画を使い回して遊ぶのはお約束。まぁ、そのあたりのトップは個人的には「WIXOSS」シリーズでしたけどね。

 放送日程的には一週間早いクリスマス回。来週やればよかったんじゃね? とも思ったが、来週は正月ネタとかやるのかしらね。しかしまぁ、クリスマス縛りとはいえ基本的には小ネタ集なので、前回のまとまった一本とは打って変わってカオス度がかなり高い。一本ずつ見ていこうにも、別にどうでもいい話もいっぱいあるしな……。一貫してるのは「クリスマスで浮かれてるやつ死ね」なわけですが、毒の吐き方もそれぞれです。

 1、「松野家のクリスマス」。導入、ホラー、スプラッタ。親父さんが「化け物だ……」って言ってたけど、その様子だとどうせ毎年やってるんじゃねぇのか。一部どうやって仮装してるのかすら分からない異次元な奴もいましたが、まぁ、そこはギャグパワーですから。

 2,「ブラックサンタ」。一松のソロ話。やってることはいつもの一松。特に目立った点もないが、どっちかっていうとこんな不審者が隣に座ったのに逃げもせず、果てはノロケまで発展させたあのカップルの胆力が怖い。普通、あの状態で隣に座れる奴はいないし、もしそんな奴が現れたら即逃げるだろうに。サンタだからって油断したのかしら(ブラックだけどな)。

 3,「逆ナン」。カラ松ソロ話。いつも通り、特に突っ込む余地無し。カラ松ガールズという言い方も世間であっという間に浸透しました。

 4,「the perfect Christmas」。今回のメイン。10話ぶりに登場した頭身の六つ子連中と、より濃い顔になったトト子による茶番茶番アンド茶番。まぁ、中の人たちの普段のお仕事を考えるとこっちの仕事の方が随分しっくり来るんだけどね。特にチョロ松。おそ松も割とこっちの方が楽そうだけど、十四松だけどっちに寄せていいか決めきれずになんか変な方向にいってたのがちょっと面白い。キャラ守らなきゃいけないから流石にセバスチャンみたいな方向にはなれないしなぁ。そして、この話を見ていてやっぱり思うのは、遠藤綾の懐の広さである。この6人を受け止めてしっかり返せる女性キャストってなかなかいないと思うのだが、彼女は平気な顔でこれを受け流せるのである。しろくまカフェの時もすげぇとは思っていたが、このエピソードとラストの「土下座」でトト子ちゃんの存在感を再認識した。だって、どれだけおちゃらけてても一応ヒロインじゃん。超えちゃいけないラインとか考えるじゃん。でも、トト子ちゃんは平気で「このオチ」なんだぜ。すげぇよ。なお、個人的に一番気になったのは、冒頭、トト子が「やたら甘い」っていうケーキを売ってる店があったんだけど、その店の名前が「不二夫家」なんだよ。いや、そりゃ赤塚作品だから「不二夫家」なんだけど、なんか微妙にアウトじゃね?

 5,「プレゼント交換」。一松のプレゼントをもらった十四松の笑顔が印象的。もう、この2人さえ無事だったら松野家とかどうなってもいい気がしてきた。そしてカラ松を押しつけられた一松との好対照。クソ松ホントクソ。いや、でも中身がほぼ一緒だったってことは、あのラメラメの包装はカラ松オリジナルだったってことだよね。そこまで気を遣ってくれてるんだから、案外良い奴かもよ。

 6,「マッチ売りのイヤミ」。特に突っ込む余地無し。ダヨーンの狂気、その1.

 7,「愛」突っ込む余地しか無し。ダヨーンの狂気、その2。もう、本当にこのコンビは笑えるとか以前に狂気しかないから怖いんだってば。オチについては深く考えない。

 8,「十四松とサンタ」。ぼくらのマスコット、十四松の心温まるエピソード。一松の立ち位置も安定の数字松。そして斜め上のオチ。あの後どうなるんだよ。あと、前は六人で綺麗に並んで寝てたのに、なんでよりによってこんな寒い季節にみんなして寝相悪いんだよ。

 9,「クリスマス飲み」。特に突っ込む余地無し。チビ太に、あとハタ坊に出番を。チョロ松が女性関係について頑張ってるときのおそ松・トド松の連携は尋常じゃない。

 9,「土下座」。六つ子とトト子ちゃんの現在の関係性がよく分かるお話。そして、作画リソースが非常に節約できるアニメーター思いのお話でもある。単に7人でバタバタやってるだけでとにかくアフレコ現場は楽しそう。

 10、「ダヨーン相談室」からの提クレ。カラ松、来年もよろしく。生きてれば、ね。

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<青>

 

Aether Swooper 霊気急襲者 (1)(U) C

クリーチャー・ヴィダルケン、工匠

1/2 飛行

〜が戦場に出たとき、(E)(E)を得る。

〜が攻撃するたび、(E)(E)を支払ってもよい。そうしたなら、【霊気装置】トークンを1体生成する。

 「霊気」サイクルの青は空を飛んでいる。このサイクルはどのクリーチャーもステータスは「並」だが、各々の色特性を持っているので「攻撃しやすさ」に差がある。こいつは飛行持ちなので、サイクル中でも一番殴りやすく、能力起動の機会が多い。さらに2マナという軽さもあり、トークンを生み出すタイミングが早いので盤面に与える影響も大きい。おそらく、「トークンを生む」という仕事を任せる前提ならこいつがサイクル中で一番強いだろう。もっとも、1/1の霊気装置はアーティファクトカウントを気にしないならそこまで重要なリソースではない。あまり繰り返し運用する気がないなら、1枚のカードでもうちょっと説得力のある戦力がほしい、という場合もあるだろう。さらに「単にエネルギー2個くれれば満足」っていうデッキだってあるかもしれない。今回どの程度アーキタイプが分かれるかはまだ未知数だが、このカードは狙ってるデッキデザイン次第でかなり点数が乱高下しそうな気がする。そして、出で立ちだけを見ると完全に笑わそうとしているようにしか見えない。こんなん、コントやんけ。

 

Aethertide Whale 霊気海嘯の鯨 (4)(U)(U) R

クリーチャー・鯨

6/4 飛行

〜が戦場に出たとき、(E)×6を得る。

(E)×4:〜をそのオーナーの手札に戻す。

 「ヒレナガ空鯨」に続いてカラデシュ世界2頭目のクジラ。実は現時点で世界に存在する鯨・クリーチャーは未だ5体だけであり、同じブロック内でクジラが2頭以上登場したのは史上初。本当にどうでもいい記録だが、今後カラデシュはPWたちのホエールウォッチングスポットとして人気を博しそう。で、そんな空飛ぶクジラだが、レアということもあって変幻自在の俊敏さが恐ろしい。マナを払わずに起動出来る避難能力持ちのデカブツ、つまり最近なら「真珠湖の古きもの(KTK)」と同じポジション。そして、こいつは「真珠湖」と違って何度出し入れしても目減りせず、むしろエネルギーは増えていくという大盤振る舞い。一度こいつを展開する余裕を与えてしまったら、もうこの6/4フライヤーを根本的に除去するのは不可能と言っていいだろう。戦闘性能はシンプルながら、これだけの除去耐性があるのはかなりヤバい。単に出た時に6エネルギーというだけでもインパクトはあるし、エネルギーデッキならかなりの有力フィニッシャーになるのではなかろうか。エネルギー関係無しのデッキでも充分最後の一席を任せられるだろうが、「霊気池の驚異」から飛び出した時にすぐに次のガチャ代がもらえる、っていうのが親切過ぎるので噛み合ってる気がする。

 

Baral, Chief of Comliance 遵法長、バラル (1)(U) R

伝説のクリーチャー・人間、ウィザード

1/3

あなたの唱えるインスタントとソーサリー呪文は、そのコストが(1)少なくなる。

あなたのコントロールする呪文や能力が呪文を打ち消すたび、カードを引いても良い。そうしたなら、手札を1枚捨てる。

 (コンプラ)の人。チャンドラ一家を虐待、排斥し、現在もチャンドラと反目し合う、領事府きっての(コンプラ)。何せ(コンプラ)なものだから、おそらくチャンドラにとっても(コンプラ)に違いない。さておき、青の巧技枠は大方の予想通りにバラルさん。幼いチャンドラのトラウマになった人物であり、その傲岸不遜な物言いからさぞかしタフなヤツなのだろうと思っていたのだが、なんと御本人は2マナ1/3というもやしボディで登場。まぁ、ウィザードだしな。誰も筋肉は求めてないからいいんだけども。持っている能力はなんと「ジェイスの聖域(ORI)」。レジェンドなので重ね張り出来ないという制限はあるが、「聖域」が4マナだったことを考えれば2マナクリーチャーでこの能力は流石。2ターン目に設置出来れば、その後唱える全ての該当呪文が恩恵を受けられるわけで、その効果は計り知れない。当然、呪文を寄せまくったデッキでの活躍が期待されるので、火力とドローがてんこ盛りのイゼット系、最近密かにブームな(?)「機械医学的召喚」あたりとの組み合わせが強そうだ。下の能力を見ればカウンターと合わせるのが更によろしいわけだが、わざわざコントロールにこだわる必要も無いだろう。どうせルーター1回程度なので、そこまで必死に追い求めるボーナスではない。いや、3ターン目以降に1マナで「呪文萎れ」や「虚空の粉砕」撃たれた上にルーターされたらたまったもんじゃなかろうが。

 

Baral’s Expertise バラルの巧技 (3)(U)(U) R

ソーサリー

最大3つまでの対象の、アーティファクトやクリーチャーの組み合わせを、そのオーナーの手札に戻す。

あなたは、手札にある点数で見たマナコストが4以下であるカードを、そのマナコストを支払うことなく唱えても良い。

 バラルさんの巧技は5マナで与えられた。効果としては「海神の復讐(THS)」と大体同じだが、素のコストの時点で1マナ軽く、更に4マナ以下というホットスポットの呪文が唱え放題ときているのだから、やっぱりおかしいよ巧技サイクル。5マナのソーサリーとなるとコントロールデッキでは多少使いにくいマナ域になってしまうが、そのついでに他のアクションが取れるならコストの重さもさほど気にならない。3体バウンスはどんな状況でもゲームを決めうる効果になるし、ある程度盤面が揃ったところで撃ち込み、好きにゲームを決めることが出来るだろう。4マナ以下の呪文には当然白や黒の巧技サイクルも含まれるわけで、例えば自軍のタフネス3以下をこれで避難させ、「ヤヘンニの巧技」で相手だけ叩き潰した上でリキャスト、なんて謎ムーブも可能。巧技楽しい巧技。

 

Bastion Inventor 砦の発明者 (5)(U) C

クリーチャー・ヴィダルケン、工匠

4/4 即席 呪禁

 未だかつてないマッスルなヴィダルケン。まぁ、実際にはパワーアーマーの開発に成功しただけらしいが。なんかすげぇ動きにくそうだから呪禁っていうより被覆っぽいんだけど、そこはヴィダルケンの技術力でカバーなんでしょうね。コモンで与えられた呪禁持ちというのは稀少な存在で、なんと現スタンダード環境には1体もいない。直近で遡れるのはタルキールの「針葉樹の徘徊者(DTK)」と「旋風の達人(KTK)」である。まぁ、ぶっちゃけどちらもそんなに活躍してないのだが、こちらのカードは即席を武器とし、上手く行けば4〜5マナ程度で4/4呪禁が手に入る。一度出してしまえば後は丁寧にサポートして攻め上がればいい。せっかくの呪禁があっても単体ではそこまでのプレッシャーにはならないため、出来れば装備品やオーラなどで増強したいのだが、霊気紛争は装備品が1枚もないという珍しい世界。となると残りはオーラ。白の「浮遊化改造」なら6/6飛行呪禁の化け物、赤の「攻城化改造」でも7/4先制呪禁でやっぱり化け物だ。どっちかというと該当するオーラを先に確保しておいて、おまけの搭載プランとしてこの子に声を掛ける流れになるか。緑と組んで格闘のタネにする使い方も安心感がある。何はともあれ、コモンで集められる即席持ちなので、「上手くいったわー,超即席デッキ出来たわー」と自慢したい人は揃えておくといいんじゃないかな。

 

Disallow 不許可 (1)(U)(U) R

インスタント

対象の呪文か、起動型能力か、誘発型能力を打ち消す(マナ能力は対象に取れない)。

 カウンター。とにかく何でもカウンター。「取り消し」に「もみ消し(SCG)」が追加され、こんな頑張ったスペル見たことないよ! と思ったら、テキスト自体は「虚空粘(DIS)」と全く同じっていう。あちらはシミックが送り出した虎の子の多色レア。こちらはレアリティこそ同じだが、随分扱いやすいマナコスト。シミックさんェ……。現環境はそこまでカウンターが強いわけではないが、青系のリアクションデッキは割と元気であり、「呪文萎れ」や「虚空の粉砕」は現役で活躍中。環境的に追放の必要がないのなら、「虚空の粉砕」の代わりにこちらが採用される可能性は高いだろう。能力だけを打ち消すことにどれだけ意味があるかはまだ分からないが、通常性能のカウンターが他の範囲までケア出来る利便性は安心感が桁違いだ。ちなみに、この呪文も「注目のストーリー」の1枚。イラスト、フレーバーにはナラー親子の怨敵であるバラルさんがチャンドラの炎を払っている様子が描かれているが、発表当時はこの後でニッサに上手いことしてやられてボコられた上にドビンにしょっぴかれるなんて思ってなかったよ。

 

Dispersal Technician 分散の技師 (4)(U) C

クリーチャー・ヴィダルケン、工匠

3/2

〜が戦場に出たとき、対象のアーティファクトをそのオーナーの手札に戻してもよい。

 広くカテゴライズすれば「大クラゲ(VIS)」系クリーチャー。最近だと「反射魔道士」というやんちゃすぎる阿呆がいるので色々と贅沢になってしまったが、本来はこれくらいのコストに調整されるべき存在なのだ。5マナ3/2ということで、先輩としては「オーガの学者(GPT)」が一番近いだろうか。「学者」のニーズはそこそこ、さらにカラデシュらしく対象がアーティファクトに限定されているので、リミテッドでもそこまでの強さはないか。一応紛争トリガーといえないこともないが、5マナでやる仕事ではないな。この世界は紛争も絡んだせいでますます187能力は増えているので、相手パーマネントを戻すのにも色々と気を遣いそうだ。これで戻したら紛争トリガーがオンになって相手に感謝される、なんて事態だけは避けたいものである。

 

Efficient Construction 効率的構築 (3)(U) U

あなたがアーティファクト呪文を唱えるたび、【飛行機械】トークンを1体生成する。

 あらゆるアーティファクト呪文にソプターのおまけ付き。4マナエンチャントで飛行機械が増えるっていうセッティングは「飛行機械の諜報網(ORI)」を思い出させるが、こちらのカードはアーティファクトを連打することによって充分決定力たり得る量のソプターを稼げるのが売り。これがあれば、各種「器具」サイクルを連打してどんどん引き回しているだけでも勝てる可能性があるのだ。デッキの組み方には注意が必要だが、上手くはまれば「つむじ風製造機」以上の展開力が期待できるのではないだろうか。前作カラデシュの場合、アーティファクト次元とは言ってもそこまでアーティファクトの数に言及するカードは多く無かったが、今回は各色に即席が出てくることによってアーティファクトの数は重要度を増し、青は相変わらず親和寄りなのでその傾向が顕著だ。ピック時には「アーティファクトである」ことをこれまでよりも強い特徴と見なす必要がありそうだぞ。

 

Hinterland Drake 内陸のドレイク (2)(U) C

クリーチャー・ドレイク

2/3 飛行

〜ではアーティファクトクリーチャーをブロック出来ない。

 今回、白と黒に各々「アーティファクトにはブロックされない」という能力を持ったクリーチャーがいるのでごっちゃになりやすいが、こいつは「アーティファクトをブロック出来ない」。何故そんな選り好みをするようになったのかは分からないが、本人が嫌だというのだからしょうがない。おとなしく攻撃用に使わせてもらおう。「風のドレイク」と比較するとタフネス1とトレードして付けられたブロック制限だが、たかだかタフネス1と馬鹿にしたもんではない。白の2/2フライヤーは止められるのだし、今回黒がコモンで手にした除去の1枚は−2/−2の修正を与えるカードだ。タフネス2と3の間には結構な格差がある。あと、ブロック制限がついてるクリーチャーは「どーせブロック出来ないしなー」とか白々しく殴りに行ってコンバットトリックに持ち込んだり、サラッと死んで紛争を誘発させたり、色々と駆け引きも出来るのである。そういうところも楽しんでこそのMagicでございますよね。

 

Ice Over 凍り付け (1)(U) C

エンチャント・オーラ

エンチャント(アーティファクトかクリーチャー)

エンチャントされたパーマネントは、そのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。

 これ凄いな。いわゆる青の氷漬け除去であるが、基本形となる「麻痺の掌握(RTR)」の完全上位互換だ。対象をアーティファクトにまで拡大した上でコストが1軽くなり、他にも色々なカードの上位互換と言えそう。青がこんなにお手軽確実な除去をもらえた背景には、やっぱり「クリーチャーがそんだけ強い」っていう理由があるのか、それともこの除去ではまかないきれないような世界の秘密が隠されているのか。とりあえず青をやっている人間なら必須も必須。フレーバーでは「使えるものは何でも使って」とか叫んでいるが、カラデシュ人はマジで贅沢だな。「永遠の罠(BNG)」しか無かった時代の人に怒られるぞ。

 

Illusionist’s Stratagem 幻術師の謀 (3)(U) U

インスタント

最大2体までの対象の、あなたのコントロールするクリーチャーを追放する。その後、それらのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。

カードを1枚引く。

 日本語版のカードだとめっちゃルビが窮屈だが、読みは「げんじゅつしのはかりごと」である。めんどくさいので「ぼー」って読みたくなるけども。キャントリップつきの「相変位(EMN)」であり、対象を増やした「軽業の妙技」とも言える。「相変位」はあまり時代が合わなかったせいで大した出番はなかったが、世はまさに187能力の花盛り。紛争も合わせて大量の「場に出たがっている」クリーチャーがおり、対象には事欠かない。リミテッドでパンハモニコンデッキを作ったことがある人なら知っているだろうが、この世界は187能力が無いクリーチャーの方が少ないくらいなのである。今回はそれをまとめて2体。さらにカードのおまけまでついてくる念の入れよう。重たくなったので他の紛争カードなんかとの併用は難しくなってしまったが、難しいなら先に出しておいてこれでちらつかせればいいだけの話だ。じっくりと使い込みたい一品。

 

Leave in the Dust 置き去り (3)(U) C

インスタント

対象の土地でないパーマネントをオーナーの手札に戻す。

カードを1枚引く。

 古の最強バウンス「排撃(INV)」を1マナ重くしたら対象がグッと広がった。また、「送還」のキャントリップ版が「排撃」だと考えるなら、この呪文は同じコスト関係にある「分散(ORI)」のキャントリップといえる。これまでのカラデシュ世界は「抜き取り検査」「上天の貿易風」と、比較的軽く動けるバウンスが主流だったが、今後のバウンスはそれなりのコストからアドバンテージ狙いのラージアクションという認識になるだろう。今回緑を中心にカウンターを乗せるカードも増えているし、対処しづらい強力なオーラ類も増えている。コモンでこれが拾えるのは時代の恩恵と素直に喜び、何枚かは押さえておくべきだろう。ただ、やはりコストはお世辞にも使いやすいとは言えない領域に到達してしまったので、入れる枚数、使うタイミングなどにセンスが問われそうだ。

 


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 まさかロリコンではあるまいと思ってたらまさかのロリコンだった、第11話。いや、「妹はまだガキだ」って言ってたけどさ、そりゃ普通は「お兄ちゃんにとっては妹なんていつまでも子供だけど、実際はもう立派なレディですのよ」っていうことだと思ってたら……ガチロリじゃないですか。そんなサラッと結婚とかいうなよ。何冷静に対応してんだよ。

 「俺、弟がいたんだよ」っていう話をすると、その翌週にはすぐ生き別れの弟が敵として襲撃してくる便利な世界。いや、そりゃフラグ立ててるんだからすぐに会えるだろうことは分かってたけど、アキヒロが回りの連中に心を許して弟のことをポロッと話したその瞬間に来なくてもいいじゃない。せめてもう少し待ってあげた方が「あぁ、ちゃんと伏線張ってるな」って気になるじゃない。すぐに来たらギャグだよ。生き別れで絶対会えないと思ってた宇宙空間でピンポイントに運命を交差させてるんじゃないよ。意外と宇宙って狭いもんやな。これなら、急にコントロールをわたされて遥か彼方までぶっ飛ばされたおやっさんも安心して帰って来られるよね。……今週最大の被害者は間違いなく(タカキを除けば)おやっさんだよな……エンジン全開状態でいきなりの放置プレイとか、それこそ広い宇宙空間で生きた心地しねぇよ。しかもミカの野郎、「飛ばしてきたから噴射液がもう無くなりかけてたんだ」って、コトが終わってからおやっさんを救出に行く気なんて全くなかったやんけ。一生恨まれても文句を言えない事案である。

 そんなこたぁさておき、久しぶりに命のやりとりをする戦闘回。相手組織はどんな複雑なバックグラウンドだろうと思ったら、「依頼されて姫様強奪に来た海賊」という非常に分かりやすい存在だった。ビジュアルもコテコテに悪そうで、最初にタービンズにあったときのような「こいつらは敵か味方か?!」という含みのもたせ方は全く無い。今作がガンダムシリーズでも屈指の分かりやすさを誇っているのは、この辺に無駄なこだわりを見せず、アニメ的にさっさと処理してしまう手際にあるのかもしれない。まぁ、いくらなんでもあのカマ臭い緑のおっさんのビジュアルはどうかと思うけども……あと、船長のフォルムもどうかと思うけども……なんであんなに少年兵ばっかり子飼いにしてるんだろう、とかも色々と悪い想像してしまうけども……うん、あかん要素ばっかりやね。それだけに、敵対図式が描きやすく、オルガと名瀬の連携もスムーズに取れそう。問題となるのはマサヒロをどうやって救助するかという部分になるわけだが、まー、下手したら犠牲者になる可能性もあるな。今作におけるメインテーマの1つに「子供が頑張る」というのがあるので、出来ることならマサヒロは救出してほしいとは思うのだが、鉄華団という「家族」の繋がりが鮮明になっている今、ここに外部からさらに「家族」が入ってくるかどうかは微妙なところだろう。まー、アキヒロが一人で盛り上がってる脇では、「あれは弟なんだ」って告白を受けても「フーン」みたいな顔のミカがいるわけだが。あいつ、ホントにこの手の人間ドラマに興味ねぇな。

 じゃぁ、それ以外にもついでにドラマ部分を見ていくと、まずはアキヒロとはバトル友達になった日笠ボイスの可愛い女の子、ラフタちゃん。元々彼女は名瀬のお手つきだし、むさっくるしい鉄華団の野郎連中になんて興味はなかったはずだが、昨日の敵はなんとやら。延々シミュレーターでバトル特訓を手伝わされた結果、どうやらアキヒロに対しては割と愛着が湧いたようだ。流石に超人的な速度だったミカには及ばなかったものの、その後真っ先に現場に駆けつけてくれたのは彼女である。油断すると懸垂を始めるような男臭さしかないアキヒロだが、弟のことが一段落したら、少しは生活に彩りを添えて上げてもよいのではなかろうか。

 しかし、本作のヒロインは残念ながら女の子ではない。傷ついたタカキが苦しむ現場を見て呆然とするクーデリア。そして、その横で全く同じような反応をしているオルガさん……。駄目じゃん! 隊長のあんたが負傷兵を見て怖じ気づいたら駄目じゃん! そこに颯爽と駆けつけて見事な救急処置を見せるメリビットさんを見て、「んもう! 男子って頼りになるわ!」の逆バージョンみたいなシーンを見せつけられてしまうオルガ。その後のシーンでなんとかアキヒロ相手に格好付けて見せているが、彼が本番に弱いことがまた露見してしまった。仕方ないんだって、彼だってまだ子供には違いないんだから……。オルガ・メリビット間の関係をおねショタとは……いわんな。

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