最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
綺麗なカオス、第3話。続々登場する曲者共はいかにもな学園ギャグであるが、その絡め方が綺麗にカオス。 前回の新キャラがみこりんと結月。この2人だけでも扱うのが色々と面倒な連中だったのに、今回も更に2キャラ追加。特に今回中心となったのは、ある意味ではとても少女漫画らしいとも言える、「学園のプリンス」鹿島であった。最初に登場して「プリンスだけど女子高生」のところで「あぁ、よくあるそういうお話ね」と思ったのだが、どうも属性のまぜ方がえげつない。単なる男装の麗人では終わらないおかしさが色々遠慮なく盛り込まれているのだ。まず、この手のキャラにはお約束で才色兼備、スポーツ万能、女子生徒からの人気は圧倒的。しかし、残念ながら部活はよくサボる。おかげで「バイオレンス」代表の演劇部部長、堀との絡みが生まれるわけだ。で、まだ「サボる」というだけならばマイペースキャラとして処理出来るのだが、「なんか思考が微妙に下衆い」という特徴も忘れてはいけない。なんかねぇ、ちょっと油断すると想像が下ネタの方に寄るんだよね。まー、千代ちゃんたち周りの人間のフリに問題が有るって話だが、それにしたって割と想像力豊かではある。その結果として、こんだけ濃いキャラのくせにたびたび突っ込み役に回ったりする。すげぇのは、突っ込む相手が千代ちゃんの時すらあるんだよな。これだけゴリゴリの面子の中でも輝きを失わずに回りを振り回せるメインヒロインはとても有能。 そして2人目のキャラは、そんな「バイオレンス」な堀君であるが、こちらは割と普通。というか、鹿島とワンセットでコントが成立する感。属性としては「部長としての責任感」とか「野崎に背景を頼まれるほどのスキル」とか「鹿島も認める演技力」とか基本的にポジティブなものばかりが揃っており、鹿島に迷惑さえかけられなければほぼ良識人と言ってしまっていいだろう。ただ、その心の深奥には「なんだかんだで鹿島の顔が好き」という面倒な属性も含まれている。あれやこれやと手間をかけながらも、最終的に鹿島のために動いてやっているのはそのためである。これを愛情と呼んでいいのかどうかは微妙だが、何より本人は「結婚式に呼びたくない」とまで言ってるわけで、今のところは友情未満なのに友達以上、っていう変な関係。鹿島も鹿島で「堀部長の一番は自分」というよく分からない自負があり、覆されると素直に悔しがってみせる。この辺りは、案外乙女の発想なのかも。そう考えると、甲斐甲斐しい鹿島が可愛く見えないこともない。……変な恋愛関係の多い学校だな。 恋愛といえば、今回は千代ちゃんの野崎に対する思いが割とはっきり出るシーンがあってとても良かった。これだけ変人地獄に巻き込まれ、野崎のおかしいところも散々見てきた後なのに、千代ちゃんの思いはまだ変わっていないのである。なかなか一途でいい子じゃないですか。彼女が純粋な乙女になればなるほど、その脇で道化を演じるみこりんも可愛さ2割り増しです。千代ちゃんが何故かしらないけど堀部長の演技指導を必要としないくらいの実力派なもんで、一人だけ器用さが足りないみこりんの「ドジっ子メイド」っぷりが際だつってのもあるな。なんで千代ちゃんあんなに万能なんだよ。 で、今回一番注目したいのは、なんといっても鹿島のキャストである。最初にちょっと聞いた時には分からなかったくらいに意外なポジション。なんと男装の麗人に中原麻衣である。これまでの長いキャリアの中で「格好いい女性」の役なら星の数ほどこなしているのだが、こういう方向性で、格好良さとは無縁の「男っぽさ」を持った役どころってのは初めてなんじゃなかろうか。今まで聞いてきた中でもトップレベルに低い音域で演じており、この期に及んでまた新しい一面が見られたようで非常に嬉しい。キャスト充実してるとそれだけで幸せである。 PR CV内山夕実とクマの関係性、第3話。いっそ相方のゴリラ声優に合わせてクマ声優として売り込んでいくというのはどうだろう(インコ声優です)。 3話目にしてすっかり芸風は落ち着いた感があるが、この少女漫画とは思えない勢いは、ふと「アニマル横町」を思い出す。あれはたしか「りぼん」掲載だったはず。考えてみりゃ勢い任せのギャグ漫画が男の子だけの特権であるはずがなく、こういうテイストの漫画が少女漫画雑誌に載ってるのって何の不思議もないんだよな。いわゆる「少女漫画」的なアニメばかりになれてしまっているので、こういう「少女」要素皆無の芸風に違和感があるだけで。 今回は新キャラ2人を追加。どちらもキャストの年齢がレギュラー陣と比べて随分高いのが特徴。まず、顧問の爆発物みたいな先生はCV堀江由衣のドジっ子先生である。あの部員たちが揃って恐れる危険人物だが、今回持ち込んだトラブルはよりにもよって蜂。蜂関係はたとえアニメでもトラウマレベルに嫌いなのでマジ勘弁して欲しかった。スズメバチ退治なのに地肌が露出した衣装で戦いを挑むとか、どうかしてる。いや、そもそもスズメバチに戦いを挑む時点でどうかしている(マジレス)。おかしいなぁ、「顧問のCVが堀江由衣」って情報処理部フラグだったはずなのになぁ。中の人も1人被ってるし。おかあさん先生カムバックプリーズ。 2人目は、なんとCVかないみかの小学生サバゲフリーク。もう、小学生(中の人年齢50歳)が高校生(中の人年齢19歳)を「ババア」よばわりしているだけで面白くてしょうがなかった。永遠のロリっ子ってすごいなぁ。そもそもみかしゃんの声聞くの久しぶりな気がする。それだけで無闇に満足出来てしまったぞ。 ネタに関しては……まぁ、普通? 「戦国BASARA」見た後にこの作品を見ると、ナレーションの人が赤い鎧の人っぽくなるのでちょっと楽しいぞ。(なんか中の人の話しかしてない) バイバイサンキューネッ! 第16話。さぁ、3部の中でもとりわけ意味の分からないスタンド、ラバーズの登場である。本体である鋼入りのダンを含めて、分からないことだらけの、3部のあだ花といえる存在。それだけに、この独特の空気はJOJOワールドの中でも強烈な印象を残している。まぁ、これまでの感想を振り返ると、大体の敵キャラは「強烈な印象を残している」わけなんだけども。 まずは本体の方。「鋼入り(スティーリー)」ダンという名付け方もよく分からず、容姿を見ても「多分……現地人ではない?」というくらいのぼんやりした属性しか分からない男。承太郎にも突っ込まれていたように、登場直後の慇懃無礼な口調はあっという間に馬脚をあらわし、どんどん「荒木的低俗な悪役」に落ちていくため、メンタリティもよく分からない。そして特筆すべきはその登場シーン。何故かケバブ販売員として登場し、そこからたまたま目が覚めたエンヤ婆に突っ込んでもらって、初めて正体を現すという意味不明なサプライズ演出を施している。この登場シーン、全く意味が分からないが、原作でも案外この「おちゃらけたイメージのケバブ店員」とダンの関連性は気付きにくいものであったらしく、私の所属する某コミュニティ(基本的にジョジョはバイブルである)でも、私が指摘するまでこの「店員=ダン」に気付いていない人すら多かった。それくらいに、意味が無いのである。単なるダンの思いつきともとれるのだが、作中、心の声で「普段は5本150円で売ってるもんね」と言っているということは、」ダンは常日頃あそこでケバブ店員をやっている可能性は高く、その生態の謎は深まるばかりである。あれだけの激闘を繰り広げてジョセフをぼったくった後に堂々と承太郎からカツアゲ、更に宝石泥棒までこなすわけで、生業についてはもうちょっと考えた方がいいな。DIOもなんでこんなチンピラを見つけてくるのが上手いのだろう。 で、そんな謎だらけの設定のダンであるが、彼の謎を説明出来る身も蓋もない方法が1つある。答えはいつもの通り、「荒木先生が思いつきで描きたかったから」だ。せっかくパキスタンに入ったのだから、(おそらく取材したのであろう)現地の食文化や、現地人とのやりとりについては「旅行記」である漫画で描きたかった。そこでケバブ販売員とジョセフのアツい戦いがとにかく描かれる。前後の雰囲気と関係無しに突然ギャグがぶっ込まれるのは、8部になった今でも変わらない荒木節。そして、そこから更にダンに出会うまでにページ数を割いていてはテンポが悪いし意味も無いので、そこからすぐに少年漫画的に盛り上げるバトルへ突入するために、シームレスでダンの登場シーンに繋げる。そうなれば、店員=ダンにするのが一番手っ取り早いのです。なるほど、納得だー。……朗らかな時代だなぁ。ちなみに、最近ではお祭りの屋台などでも見ることが多くなったおかげで日本でもすっかりお馴染みになったケバブだが、連載当時はそんなものを見る機会はほとんど無かったため、非常に珍しい異国文化として憧れたものである。すげぇ美味そうだよね、ケバブって。ダンは正体を現したあとに優雅にティータイムを楽しんでいたけど、あのケバブ焼く機械はどこにしまっちゃったんでしょうね。 とにかくそんなダンが引き連れてきたスタンドがラバーズなわけだが、こちらも何とも不思議なスタンド。持っている特性は「超小さくて、超遠距離までいける」ということ。そして、ぶっちゃけそれ以外の特殊能力は公式にアナウンスされていない(肉の芽を持つのも特殊能力の一環?)。つまり、今回花京院達がやった「サイズ可変」の原則が全てのスタンドに適用されるならば、「超小さい」ことは特にアドバンテージにならないわけで、本当に無個性なスタンドとも考えられる。でもまぁ、普通に考えたら、単に小さいだけのスタンドが脳に潜り込んだからといって、ダンとジョセフみたいな因果関係にはならないだろう。ダンが説明していないだけで、「感覚共有」も能力の1つとして超自然的なパワーが与えられているのだと思われる。でないと本当に「史上最弱」になってしまう(まぁ、後世にサバイバーによってこの記録は塗り替えられるわけだが)。 「脳に潜り込むことを前提条件として、高次の感覚リンクを産みだす能力」がラバーズの能力だとすると、やはりこれも荒木先生がやりたかった絵面なんだろうな、ということがよく分かる。少年漫画ではたまに出てくる「俺が死ねば仲間も死ぬぞ」シチュエーションを設定することと、「スタンドが傷つけば本体が傷つく」という割と馴染んできた設定をひっくり返すという逆転の発想を繋げて、それを「脳で暴れる」というなんか適当な理由づけて説明する。このファジーさがスタンドバトルの醍醐味。そして、作品世界でもまれにみる「小さくなれるよ」というファジーさ。この後二度と出てこない設定であることを考えると、大体「キン肉マンがにんにく食べると大きくなる」と同じくらいに適当な設定である。幸い、ジョジョの場合はこの後「小さくなれば楽勝なのに」なんてシーンはあまり登場しないのでそこまで違和感はないし、クラッシュなどのサイズ可変のスタンドも現れるので、一応意味の無い設定とも言い切れない。ただ、すごくナチュラルに「小さくなるぞ!」っていってる花京院や、「これってものすごくスタンドパワーを使うぜ」と言ってるポルナレフを見てると、やっぱり笑えてしまうのである。「スタンドパワー」っていう言葉もあんまり出てこねぇよなぁ。 あと、今回アニメで見てて初めて気付いたのだが、ハーミットパープルの念写能力も地味に高性能である。一発で自分の脳内にいるラバーズの映像をヒットさせたのは肉の芽(DIO細胞)の探知能力があったということで納得出来るが、ラバーズがあの大きさで画面に映ったってことは、電子顕微鏡並の高倍率ズームも搭載している。……「魂のビジョン」って便利だよな。 次回はいよいよ3ページ分のオラオララッシュが待ち構えている。承太郎さんがここまでビキビキ怒るシーンは後にも先にもなかなか無いことなので、たっぷりと楽しみましょう。やっぱり承太郎さんは最強だよな。どう考えてもあの人間ブリッジが支えられるとは思えないもんな。 ごめんなさい、たほいやとかやって1日中遊んでたので他のことなにも手についてません。ごめんなさい、ごめんなさい。
Round1・「ちこめく」 1.ちょろちょろと動き回る。 2.子供のような振る舞い、行動をすること。 3.まるで子供のようなありさま。わらじまく。 4.快活ではきはきしている。陽気である。 5.子供っぽい行動をとる。 出題、解答全て終了した後に、前回出題分の「ちっこ」と全く同じカテゴリであることに気がつきました。しかも、どっちも出題は私でした。ごめん。気付かなかった出題者も悪いが、もう忘れてて余裕でスルー出来た解答者さんサイドにも問題がある。いや、参加してなかった人もいたけども。
Round2・「ゆやっこ」 1.湯豆腐に同じ。 2.登山道具の一種。二本のロープを繋ぐために使う金具。 3.風呂に現れるとされる妖怪。 4.浴衣の別称。 5.九州の方言でユリ根のこと。
Round3・「だらかん」 1.成金者。成り上がり。 2.石油を運ぶパイプライン。 3.ステンドグラスの和名。 4.堕落した幹部の意。労働組合・政党などの堕落した指導者をいう。 5.大乗仏教で羅漢に救いを求める際の定型句。 流石広辞苑さんやでぇ……。
Round4・「ぱんとぽん」 1.賭博で身を滅ぼすものを嘲っていう語。 2.原始を構成する素粒子の一。 3.古代アレクサンドリアに計画された広大な植物園。 4.ギターに似た小型の五弦楽器。主に中央アジアで使われる。 5.アヘンを精製しそのアルカロイドを塩酸塩とした淡褐色ないし淡紅色の粉末。パニオピン。
Final Round・「すいせんば」 1.演劇、舞踊などで最も盛り上がる場面。山場。 2.兵庫県で庭園のこと。 3.三角州のこと。 4.雨に濡れた葉。 5.住居の中で、炊事と洗濯を行うために設けられた一区画。 毎度お馴染みgoogle先生お手上げワード。検索すると健気に関連キーワードとして「りっすいせんかばー」を出してくれるあたりが可愛い。いや、「立水栓カバー」もなんだか分からないけども。 見てきました。地上波版の放送が2012年秋ということで、ほぼ2年のブランクをおいての劇場版。その間にどのようなメディアミックスがなされていたのかはよく知らない。アニメはアニメだから熱心に追いかけていたわけであって、それ以外のメディアまではなぁ。改めて地上波版の感想を振り返ると、「もっとちゃんとやれ」「ラジオが楽しすぎた」というのが主な感想になってますね。うん、ラジオは楽しすぎた。ツダケン最高。そんな感じだったので、劇場版を見に行くかどうかは微妙だったのだが、幸か不幸か、たまたま映画料金が安い日が三連休の中日と重なったので、じゃぁ見に行くか、ってことで。わざわざ混み合う日に行くってことは、回りにはそりゃぁたくさんの……おねーさま方がね。タイバニよりも女性比率高い劇場には初めて入りました。すみません、おっかなくて「薄桜鬼」の劇場版は見に行けなかったものでね。
<以下、一応ネタバレ注意。> 7月18日 ドラフト模様(JOU、BNG、THS) ピック順 【Sangriter】→【Serra】→【Alessi】→【Mei】→【Sea-chicken】→【Thraxi】→
先週と同じです。基本セットも発売したので買ってきてもいいかと思ったのだが、この環境の悪夢が終わるまでは他所のセットに浮気してる余裕はないわ。
ヤマノススメ! 第3話。「P.A.なのに山なのかー」って思ったけど、考えてみたら海作品より山作品の方が多いくらいやな。夜見山が山かどうかは定かじゃないけども。 こじれると思った要素が夏の暑さの中でサラリと解決する。この辺りは、冬の暗さの中でじっとりと沈んだ「tt」とは好対照を成している。もとからあんまり重くなるような作風じゃないことは想像はついていたが、この作品のメイン連中は、割とアホ寄りが多いのも助かる要因かも。 最大の懸案となっていたのは、もちろん透子に告白した雪哉の問題。それだけだったらまだしも、よりによってその現場をやなぎが目撃していたというのは、ある意味最悪の状況である。片や、「告白するなら応援するよ」と言っておきながら、相手の男に告白されてしまった泥棒猫。かたや、告白しようと思っていたのに獲物をかっさらわれた被害者。もし「アオハライド」の世界のように女の友情が紙のごとき薄さであるなら、もうこれだけで刃傷沙汰である。しかし、この世界なら大丈夫。 1つ目の課題として、「透子がやなぎに事実を報告するか」という関門が待ち構えている。流石に透子一人では簡単に決心がつく問題ではなかったため、完全部外者としてのニーズがあった駆をわざわざ自宅工房へ呼び出し、「未来が見たい」という題目で人生相談。頑なにクールを気取る駆は明確な答えを提供するほど優しくはないが、とりあえず透子は「自分の問題である」ことを再確認。頑張ってやなぎへは話を持ちかけることにする。 で、よくあるアニメだとこの報告がうまいこと行かずにどんどんこじれたりするわけだが、事の発端となった山登りイベントがうまい具合に二人の間を取り持った。結果的には透子の決心をやなぎが察知して先取りした形になったが、「雪哉の告白」という事象は無事に二人の共通認識となり、現時点では友情は維持された。「雪哉にOKは出さない」という透子の明確な意志も表示され、すぐに実行に移される。雪哉は思いの外あっさりと引き上げたが、これから彼が透子をどのように扱うのかが、今後の焦点になってきそうである。もう、ラッキースケベをたっぷり味わったんだから、この辺りで身を退くのもありかもしれませんよ。 今回メインとなった透子・やなぎ間の関係性だが、透子があの通りのキャラであることが安寧に繋がっている。まだまだ全てが解決したというわけではないので予断を許さぬ状態であるが、少なくとも「友情の証」である紅ショウガを透子が山盛りで食べたことから、現在はその姿勢に揺るぎは無いはずだ。今回のサブタイトルは「ポリタンク」であり、前回の「ベンチ」に続いてあまり意味のなさそうなタイトルなのだが、おそらく、その回のキーとなるシーンを表す名詞なのだろう。今回ポリタンクがどのように機能していたかを確認すると、不安げな透子がしっかり自分の任を務めようとしていたところにやなぎからの茶々が入って手放してしまうが、自分の身を犠牲にしたやなぎがきちんとそれをキャッチしている。2人が川に飛び込んで「頭を冷やした」ことと、後半に雪哉たちが「頭から水をぶっかける」と言っていた話も無関係ではないはず。最終的に、用をなしたポリタンクを手にしていたのは雪哉であるから、まだまだ彼の仕事は終わっていない。透子→やなぎ→雪哉と移っていったポリタンクの移動にも、何らかの含意はあるのかもしれない。 で、残った関係性というと幸ちゃんと祐ということになるが……こちらはまだまだ前途多難である。せっかくかやのんねーちゃんが気を利かせてくれていたのに、幸ちゃんてば、透子の関係していない自分の恋愛関係には鈍感ってレベルじゃない。普通はあのシチュエーションで「詩なの?」とか言われたら心は折れる。一念発起して作った文章、まさかのネタバレされたら色々挫ける。でも大丈夫、相手は幸ちゃんだから。何も気付いていないから。……まぁ、それはそれで心折れるな……。あと、一応残された関係性には駆×透子っていうのもあるんだけど、こちらは駆の方が全く接近してくる気配がないのでねぇ。透子も別に好意があるわけではなさそうだし。どういうきっかけから接近していくのか。まぁ、「未来の欠片」関係には違いないんだろうけど。 というわけで、明るく推移している本作であるが、唯一の暗雲が透子の見た「欠片」である。やたらネガティブな映像ばかりなのがなぁ。一応、今後の伏線(というか予告)になってくるはずなので、一応メモだけしておきましょうね。以前から表示されていた「電車とみんな」を【欠片1】とすると、今回表示された「涙を流すやなぎ」が【欠片2】、「病院の幸」が【欠片3】と。さて、どうやって回収されるのか。欠片3は適当に理由をつければいくらでもありそうだけど、欠片2の方がどういうシチュエーションなのかが気になるな。 なにこれ素晴らしい。第2話。もう一度繰り返す、なにこれ素晴らしい。 幼女と、幼女が、ガチ百合る展開。いや、一方的な強姦だったけれども。あまりに見事、あまりに一刀両断。なんて国だ。いいぞもっとやれ。はやく薄い本を! 私に早く薄い本を持って参れ! というわけで、多数存在するストライクゾーンを何個も同時に打ち抜かれた、割とニッチな方向に尖りすぎた2話目。もう、濃厚すぎるディープキスだけでお腹いっぱい。キャストがこの2人ってのもベスト過ぎる配置ですよ。元々が舞太、かもさんだったところに、今回は黒イリヤ役で千和が正式参戦。更にこっそり登場したやさぐれ保険医があみっけである。なんだこれ、続々と501のメンバーが集まってきておるぞ。バルクホルンさんやミーナ隊長はいつでますか?! 多数存在するストライクゾーンの1つ目は当然「百合」であり、もっと詳しく書くと「ロリ百合」である。「レズじゃ駄目、百合でいいんだ」ってな宗派の人も世間には多いかと思いますが、私はどっちでもいいです。今回くらいの濃厚な奴でもありがたく召し上がれます。美遊ったら、そんな恍惚の表情を……。ストライクゾーン2つ目は「キャスト」ですね。既に割と充実していたキャスト陣だったが、どうやらこの2期目のキーパーソンとなりそうな黒イリヤには堂々の千和をぶっ込んでくるという英断。流石やね。やっぱり僕はゴールデンエイジ(80年度生)の面々が一番です。そういやこのアニメ、出てくる魔法少女の中の人が所帯持ちばっかだ……余ってるのは凜さんの中の人くらいか……。 そして、そんなエロだのロリだのとひくようなことばかりではなく、アニメーションとしてもしゃきしゃき動いて飽きさせません。1話で動くのは当然なので2話目で動画がどうなるか、ってのが新番組を観る上での重要な指針だが、今回はむしろ1話よりも上がったくらいのクオリティ。ぐいぐいとカメラポジションを動かしまくる魔法少女たちのダイナミックアクションは、そこから生まれるものがディープキスだろうが、まさかの2週連続沼オチだろうが、とにかく格好いい。そして衣装がエロい。あ、結局エロに帰着するか? いや、可愛いは正義だよ。今んとこ、出てきてるキャラがみんな可愛いやないか。 もう一度繰り返す。なにこれ素晴らしい。 「それでも世界は美しい」 5→7 4月期最後の最終評価。今期終了して感想を書いた作品は29本。2クールものも多いので、7月期はこんなもんですかね。 さて、点数見て分かる通りに、大好きな作品だった。我ながら単純だとは思うのだが、こういうシンプルなラブコメが定期的に刺さるのよね。何故なんだろう、やっぱり花とゆめ作品は相性がいいのだろうか。そして、監督の亀垣一氏とも相性がいいのだろうか。「花咲ける青少年」も好きだったけど、こっちも本当に雰囲気が良かった。こういう分かりやすい作品がもっと流行る世の中になればアニメも作りやすくなるのになぁ。 本作の魅力は、とにかく「ニケ可愛い」である。「お姫様と王子様の相思相愛イチャイチャラブストーリー」なんて、それだけ聞いたら唾でも引っかけたくなるくらいにリア充ぶりが炸裂している設定だが、ひがんでみてもしょうがない。何しろニケはとてもとても良い子なのだから。性根が真っ直ぐ、素直だし元気もいいし、人のことを考えられる思いやりを持っている。そして何より、一度心を寄せたら何とも一途である。こんな可愛い子を惚れさせるなんてリビの野郎は本当に爆発すればいいのに、と思うが、これまたイケメンなのでしょうがないのである。美男美女のカップルが仲むつまじくしているのを黙って見ているしかない幸せ。しょうがないよなー、少なくともニケには幸せになってほしいしなー。 ニケの等身大の愛らしさが最大の売りとなっている今作。お姫様設定なのに実に庶民派で、その「庶民派設定」も嫌味ではなく、田舎者ゆえの遠慮の無さが人柄に表れる。メインコスチュームはどこぞのバイトみたいなピンク色のワンピースで、ちょっと見ると現場作業員のつなぎみたいに見えるのも活動的でよろしい(そしておぱいが強調されるのも大変よろしい)。普段がこんなんだから、正装してお姫様然とした時のギャップも引き立つし、ちょいちょい見せてくれる着替えシーンのあけっぴろげな感じも健全エロが清々しい。何をしていても「健全な女の子」っぷりがはち切れんばかりで、どこをとっても男の理想みたいなキャラである。そして、ありがちな少女漫画だとここに負けず劣らず高慢ちきな男をぶつけて化学反応を狙うわけだが、リビの場合は確かに高慢ではあるものの、「容姿は完全にガキ」というところでニケにもアドバンテージが生まれる。こんな完璧なカップルなのに、ナチュラルにおねショタ要素までクリアするのである。基本的に男性優位で進むことがほとんどの少女漫画アニメだが、このカップルに限っては、ニケが上からみられるシーンも多く、女性の尻に敷かれたい願望がある男のニーズにもガッチリフィット。なるほど、これがヴァルハラであるか。 そして、今作を盛り上げるもうひとつの大きな要因となる「歌」。ニケのアメフラシ能力はぶっちゃけチートレベルの魔法なのだが、そんな特大のパワーを持っているにも関わらず庶民派スタンスを維持出来ているのは、「歌」が絡む彼女の雨との関わり合いの描出が本当に楽しいからである。とにかく歌が綺麗、っていうのと、歌に合わせて展開される風景が綺麗。ネガティブイメージで描かれることも多い雨というモチーフが、今作では綺麗にニケの「長所」として画面にあらわれている。歌唱力の高さも文句なしであり、近年の「歌って戦えるヒロイン」としてもばっちりだ。本当にタイトルの通り、「それでも世界は美しい」。 そんなわけで、今作をここまでに仕上げた立役者は、アニメ制作スタッフに加えて、なんといってもニケ役の前田玲奈ということになるだろう。初ヒロインへの大抜擢の重圧をものともしない見事な役作りで、ニケを一級のヒロインへと押し上げ、見事な歌唱で作品世界を完成させた。声質も非常に独特で、今後もどんな活躍をしてくれるのかが楽しみである。そして、そんなヒロインをサポートするために固められた、あり得ないくらいに贅沢なファンタジックキャスト。二又一成・池田秀一・富田耕生とそろった三神官で堂々の中の人ネタを回すあたりも流石だが、母親役には潘恵子と富沢美智恵。ババア役には何故か横山智佐が起用されていて「なんでだろう」とずっと思っていたが、最終話の「雨おくり」でその謎も解決。歌うねぇ。これだけのベテランを集めての収録、前田玲奈・島崎信長の若手2名も相当身の締まる現場だったのではなかろうか。色んな意味で、こういう作品がもっと見たいです。 |
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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