最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
むっ、霧幻庵ーーーッ! 第5話。あの退場の形だともう再登場からのライブは難しいじゃないですかー! ダークモンスターめ、何してくれてんねん。 そういやモンスターとか出てくる世界だったんだ、ってことを久しぶりに思い出したお話。元々の発端がそれだったんだもんな。これまでしばらくは単なるバンドアニメになってたんですっかり忘れてましたわ。そして、そんな空気の読めないダークモンスターのおかげで、急転直下のシリアス展開である。せっかくここまでシアンが頑張って積み上げてきたプラズマジカの信頼関係が、「自分の出自を秘密にしていた」という一点から瓦解。元々シアンの背景を気にしていたチュチュは事情を説明すればとりあえず納得してくれそうではあるのだが、ツンデレから明らかなデレに転じ、無条件に信頼を寄せていたレトリーに関しては、落差が激しかったおかげで精神的なダメージは大きかったようである。勝手に信頼して勝手に裏切られる、レズ特有の精神性。これもう分かんねぇな。2人きりで薄暗いPCルームに誘い込み、シアンのあまりに無防備な様子から押し倒しかけちゃう真性のレトリーさん。いっそのことマジで押し倒してシアンがボロボロ泣きながら部屋を逃げ出した後に今回みたいな展開になればまた違ったお話も出来たのだろうが、残念ながらレトリーさんにはそこまでの度胸はない。あくまでハアハアしていただけであり、そんな一方的な妄想が裏切られ(裏切られたとは言っていない)、ボロボロ泣きながら逃げ出したのはレトリーさんの方だったのである。 まー、シアンが成りゆきとはいえ秘密を抱えていたのは事実であり、責任が全く無いわけではない。ただ、彼女もまだこの世界については十全に理解できていたわけではないし、実際、初回以降ダークモンスターは登場していなかったのだから、彼女が「本当に自分がモンスター戦闘なんかする必要があるのか?」と疑問に思っていてもしょうがない状態。そんな段階で「実は私はモンスターを倒す指命があってね」なんて、自分が信用してないのにメンバーに打ち明けるのもおかしな話だろう。1話目では他のバンドの連中も一応モンスターと戦っていたのだし、何も自分1人だけが特別な存在だという証拠はないのである。なかなか酷なシチュエーション。多分、これまでの経過を一番仔細に観察していたのはバンドリーダーのチュチュだろうから、彼女に正直に全部を打ち明け、そこから順を追ってレトリーを説得しに行くしかないだろう。「シアンが最終的にこの世界を立ち去るかどうか」はまた別問題。ぶっちゃけ、シアン本人だってそこまで帰りたいと思ってるかどうか分からないわけだし。 そして、ここで微妙に問題が被ってくるのがもう1人のメンバー、モアの存在である。「よそ者なのに何で黙ってやがった?! どうせ最後にはこの世界からいなくなるんやろが!」とシアンが詰め寄られていた際に、すげぇ気まずそうにしていたモア。シアンが問い詰められた案件は全部モアにも当てはまってしまい、どっちかっていうと具体的な目的がはっきりしており、帰還の目処も立ちやすいモアの方が先に星に帰ってしまう可能性の方が高いくらいである。そんな状態でシアン1人が責められているのを、黙って見ているのは何とも不義理。ここはいっそのこと、まとめて問題を解決するために「いや、私も任期付き案件なんだけどね」とぶっちゃけてしまうチャンスなのかもしれない。数年後にはバンドメンバーが半分に減ってやさぐれるプラズマジカの居残り2人の姿が! うーん、バッドエンド。少なくともシアンは残ってやるべきなんだろうな。もしくは、大ファンだったらしいのでいっそのことレトリーとチュチュが霧幻庵に弟子入りするってのはどうかな。個人的にはそれで丸く収まるんだけども! 事務所は……何とかして社長が霧幻庵とスポンサード契約を結べば何とかなるやろ。 PR やっぱり猫耳のライバルといえばうさ耳だよな、第4話。なお、CM明けアイキャッチのウサギのおかげでそんな印象も全て消し飛ぶ模様。いや、そこはせめてもう片方の別なウサギの方を描いてやれよ。 な、いった通りだったろ? このアニメ、あの演出でウリたんがリタイアなどするはずもなく、前回の展開もあくまで茶番の一環。すんなり帰還を果たしたウリたんを合わせて、再びもとの干支娘たちの賑やかな生活が戻ってくる。そして、今回のお当番は、これまであまりスポットの当たらなかったウサたんであった。 13人ものヒロインを一気に扱わなければならないなかなか大変な設定のこのアニメ。課題となるのは「キャラの立て方」なわけだが、なんと、メタネタの多いこの作品らしく、そんな「キャラの立て方」自体もウサたんというキャラの個性の1つとして取り込み、エピソードを作り上げてしまった。干支神は現世においても色々と副業なりなんなりをやっているようだが、ウサたんの第2の姿は、超超大企業のCEO。そこにはプロデュース業も含まれており、他人のプロデュースはウサたんの真骨頂であるらしい。まぁ、ぶっちゃけ今回のお話ではその手腕についてはさっぱり分からなかったわけだが、少なくとも彼女の行った駄目出しが的確だったのは間違いなさそう。たまたまその場にいた干支娘全員がやり玉にあげられ、特にキーたん、イヌたんの犬猿コンビの扱いはひどい。そりゃまぁ、確かにこれまで3話見てきて「キャラ被ってる気がするな」とは思っていたが……まさかそれを作中で指摘されることになろうとは。その他ピヨたんは「出落ち」、ウリたんは「解説役に落ち着きすぎ」とのこと。いや、ウリたんはそれでいいじゃねぇかよ。作中でも一番美味しくて小ずるいポジショニングやないか。 出落ちのピヨたんについては今後もう一波乱あるだろうから置いとくとして、キーたん、イヌたんについては、「もし当番回があったとしても、確実に2人セットなんだろうなぁ……」という予測が立つ何ともかわいそうな状態。2000年もの間生きてきた干支神とは思えないピュアで阿呆な設定なので、とてもじゃないけど2匹で深いドラマとか作れそうもないし。まぁ、限られた時間の中じゃ、12人の干支神の中にも犠牲者は必要なのだよ……。その分、既にお当番というか見せ場を終えているはずのモーたんなどは相変わらずのキャラの濃さでおいしい役をもらい続けており、要所要所での活躍が光るのである。やっぱり中の人の優秀さが光るよな。 そして、そんなPPなウサたんはどさくさに紛れて勝負を挑んできたにゃ〜たんとなんだかよく分からないバトルへ。結局、ウサたんの能力は「超速アクション」だけなのかしら。あの時計の能力がアクセラレイトなのかしらね。一応神器として登録されてるみたいなのだが、にゃ〜たんが使いこなせなかったのは単にマニュアルが無かったから? ……今回はバトル空間の重力設定なんかも謎だったし、とにかく勢い任せで片付いてしまったので、結局ウサたんについてのディティールはよく分からない部分も多かった気がするが……あれ、ウサたんってひょっとして自分のプロデュースは出来ていないのでは……。あのキャラだと今後のお話でちょいちょい絡んでくるってこともなさそうだしなぁ。まー、1キャラ1当番制ならこんなもんか。 ちなみに、今回一番気になったのはウサたんが提示してくれた「にゃ〜たんの干支神参加可能性検討図」である。3人の師匠、シマたんドラたんウリたんは肯定派、シャアたんメイたんキーたんイヌたんの4人は中立っつうかどうでもいい派であり、確執があるピヨたんが否定派。当然チュウたんも否定派だ。そして、今回「キャラ設定の適当さが心底我慢ならない」と憤っていたウサたん本人も否定派にカウントされている。そこまでは良いのだが、残る1人であるウマたんも何故か否定派に含まれていた。今のところ、彼女はお外で掃除している図しか確認されていないわけだが、一体どういう成りゆきでにゃ〜たんとの確執が出来たのだろうか。気になるところである。まぁ、にゃ〜たんのあの性格じゃ、普通に接してる分には否定派になるのもしょうがない気もするが……。 このくどい動画よ、第5話。ホントに濃いアニメになってるよなぁ。これと続きで放送されてる「血界戦線」の方ばかりが話題に上りやすいんだけど、こっちのアニメも見応え充分、もっと盛り上がってもいいと思うんだけども。いや、「血界戦線」とはまた別な方向でのすごさだけどね。 予定調和のように進行するお手本少年漫画。前回華々しく登場した吸血鬼のお姫様サイドのお話は結局一切進行しなかったのは残念だが、基本的にこのアニメは人間側のお話みたいなのでしょうがないね。ミカエラさんの動向だけちょっと追加されてたけど、なんかもう、単にテンション下がるだけのワンシーンだったし。でも吸血鬼側の租界みたいな陰鬱な場面の方がこのアニメの美術が冴え渡るので見ていて楽しいんだけどね。あの背景ボードは本当にすげぇよなぁ。ああいう世界観のゲームとか、個人的にはどストライクなんだよね(「オーディンスフィア」とか好きだったんだけど、あんまりメジャーにならなかったな)。 さて、メインとなる人間サイドのお話だが、グレンが無茶苦茶やって勢い任せで鬼呪装備獲得まで行くくだりは非常に分かりやすい。「そんなに退屈って分かってるならわざわざ悪態突くために出席せんでサボれば良かったじゃん」とかいう突っ込みはあるものの、重役会議の重苦しいキャスティングなんかも見られるのでこれはこれで。結局優一郎がはみ出し者なのと同じくらいにグレンもこの世界じゃはみ出し者なのよね。意外だったのはそんなはみ出し者のグレンとシノアの関係性で、「柊」っていうのがこの世界の主家たる存在で、シノアがそこの出身だったってこと。彼女も割とひねくれ者サイドの人間でグレンとは馬が合うように見えていたので、どっちかっていうといがみ合う存在(というかグレンが一方的に忌避してる存在)だったのは知らんかった。まー、シノア自身があんまり「名家のお嬢様」感を出してないからしょうがないのだけどね。シノアは元々軍部の中核に位置しており、そこから優一郎の監視のために派遣されたってことなのだろうが、それって優一郎を見張ることが主たる任務なのか、それとも優一郎という異端分子を囲い込んでまた何か企んでいそうなグレンを牽制することが任務なのか。はたまた、単にシノア自身がそういう不穏で厄介そうな要素を眺めているのが好きなのか。ひょっとしたらその全部なのかも。グレンとか優一郎をからかっているときのシノアは非常に活き活きしていてよいですね。 そう、今回はまるまるシノアのターン。本当に彼女の一挙手一投足が可愛らしくてしょうがないのである。今作は背景美術のこだわりなどにもその気合いがにじみ出ているが、今回は本当に執拗で細部まで突き詰めた動画のクオリティ、演出のこだわりが見ていて呆れかえるくらいに徹底してるのが良い。具体的には、今回顕著だったのは教室で0点の答案をめぐって追いかけっこをするシノアと優一郎のシーンだろう。本当にしゃらしゃらと優雅に動くシノアのモーション、どんな状況でも一秒たりとも「止まる」ことをさせない病的な動画。「そんなにクドく動かんでもええやん」と思ってたら、今回コンテ・原画に吉成氏が起用されてるので、ひょっとしたら氏の仕業なのかもしれない。また、本当にどうでもいい部分なんだけども、最初に食堂で優一郎とシノアが出会うシーンでは、椅子の下でぱたぱたと足を揺らしているシノアが実にキュートであるし、その後のシーン、シノアが立ち上がって優一郎に寄りかかるカットでは、彼女の持つトレイの上のコップがずれてカタンと音がするところまで、本当に「何もそこまで描かなくても」というところまで徹底的にモーションとして現れているのが凄い(あと、シノアちゃんがなんか野菜残してるのはイクナイ)。なんなんだろね、このアニメ。 結論:シノアカワイイ。 キョンって原作でもこんな朴念仁設定あったっけ? 第5話。割と「分かっててスカしてる」感があったと思うんだけども、こちらの世界はギャグ強めだからどうしても当たり障りのない性格になるな。 毎度「うん、今週も可愛かった」というだけで終わってしまう作品なのでなかなか1話1話で差分を取りにくいかと思っていたのだが、きっちりドラマのメリハリがあると原作以上に盛り上がる場合もあるのな。今回は長門の性格がアレなので結果的には何も残らなかったような終わり方に見えるが、やっていることは割と刺激的。こちらも原作ではなかなか正面から楽しむことは出来なかった「キョン・長門・ハルヒの三角関係」がたっぷりと堪能出来る。この辺りはきっちりタイトルに「消失」と題しているだけのことはある。原作とはっきり違う要素としてはハルヒの立ち位置が非常に秀逸で、まさに「世界が違えば私がこいつと付き合うこともあったのかも」というくらいの絶妙な振れ幅が孤高のツンデレヒロイン涼宮ハルヒのキャラをしっかりと守りながら新しい魅力に繋がっている。何ともいじましいポジションなのだが、そのはけ口として小泉に全部流れていくのも何か笑えるのであんまり悲壮感はないんだよな。元々ギャグで始まった漫画だったとはいえ、完全にネタの落としどころとしてのみ機能するようになった小泉が不憫といえば不憫ね。いや、本人は楽しそうだからいいんだけども。 そして、今回確認出来た特筆すべきポイントは、「メインヒロイン」の座を争う群雄割拠の趣きである。もちろんメインヒロインは長門だ。タイトルにそう書いてあるんだからしょうがないし、実際に長門はあざとすぎる程の萌え要素をてんこ盛りにしているので非常にお手軽にポイント稼ぎが可能である。それに対抗するのが上述の通りのハルヒであり、「元メインヒロイン」としての経験値を存分に活かして正面から「対抗馬」の仕事をこなしてくれている。 そして、今回はそれに加えて朝倉涼子という甲斐甲斐しいヒロインが一気に上がってきた。朝倉さん、これまでは無条件で長門に尽くすその献身的な姿勢が着実に下地を作り上げていたわけだが、今回はその人間性の真正直さがアピールされ、1人の女性としても充分に魅力的であることが伝わってきた。キョンに対して気がないので恋愛ドラマとしては一切絡んでこないが、それでも彼女が人間的に素敵であることは疑いようが無い。全くぶれない太眉ヒロインは、何かきっかけがあれば舞台の中心に躍り出てもおかしくないスペックなのである。うーむ、このまま朝倉涼子の憂鬱がスピンオフで出てくる未来もあるかもしれないぞ。 5月1日 ドラフト模様(DTK×2 FRF) ピック順 【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Alessi】→【Serra】→【Sangriter】→【Mei】→
四月は嘘。もう5月なのかよ……でも、次のエキスパンションの発売まではあと5ヶ月あるっていう……どういうコトなの……。 なお、明日もドラフトがあるっぽいのですが、そっちはボクの体力的な問題で多分通信を書くことはないと思われます。原稿料出たら考えるわ。
最近は流石にたほいや全部を追いかけるのが大変になっているので自分が参加した試合しか記録を残していないのですが、「こんな良い答えが出ているのに」と怒られることがあります。まぁ、考えとくけど。
Round1・「へのこ」 1.隼人の異称。 2.放屁の疑いをかけられた者がその罪を被せるためにでっち上げる架空の男。 3.屁の拍子にわずかながらも出る便。 4.陰嚢中の核。睾丸。陰茎。 5.メタンが貯まった凹地。屁湖。 一問目からひどいラインナップやで……。
Round2・「やんのう」 1.貴人を貶めるための煽り文句。 2.(主に山陽地方の方言)でしょう。だことよ。 3.→ケロイド。 4.漁船の一種。船首と船尾の水密室を備え、帆柱を数本持つ。 5.皇族で、主に気が触れた者。 結局「みずみっしつ」なのか「すいみつしつ」なのかは分からずじまいだ。
Round3・「なるさお」 1.鳴子をつけた竿。 2.男々しく象徴的な陰茎、男根。 3.梅雨、干ばつを司る神。文化的英雄の側面もある。 4.尋常ならざるほどしなる棹。 5.ツリガネソウ科の多年草。 ④ぜひ見たい。
Round4・「ちしごのみちゆき」 1.親を殺し、従者を寝取り、社を焼き、自害にいたった藤原道中の業魔。 2.死後、三途の川にいたるまでの道程。 3.死を目的とする道行。 4.(「ち」は調子をつけるために付加された音)黄泉の国へと到る道。 5.俳人の求める道義のこと。句の道。 この辺りで随分ゲームが紛糾していたので、①の詳細を聞きそびれてしまったな……。
Final Round・「さばれ」 1.少しだけ身分が明かされること。 2.ラム酒に浸したスポンジケーキ。 3.鯖の肉汁を噴く竹筒砲(たけづっぽう)。 4.フランスの小説家。バスチーユ牢獄からの脱獄で有名。 5.まあ、とにかく。ままよ。 史上初、ビットの時に「誰がどの答えを書いたか」まで全部予測するという謎の現象。みんな大体分かってるのがすげぇ。 最近クマにフィーチャーしたアニメが多いのは全部ユリ熊の影響、第4話。気になって調べたら、このアニメのエンディングを歌っているユニットもクマがコンセプトらしいじゃない。もう、クマブーム来ちゃうね。クマショックだね。ユニット結成がユリ熊放送より前だろ、とかいうことは気にしたら負けだ。 さておき、残念ながらこのアニメのメインコンセプトは決してクマではない。そして、何なのかは未だによく分からない。前回、Qmay会という中心になりそうな概念が登場していくらか話もまとまるのかと思っていたら、更にかき回す方向に動いてしまい、本当にどこをどう見て良いのやら。まー、こういう滅茶苦茶な構成ってのも、案外この作品にはマッチしているので決して悪いわけじゃないのだけども。 なんか嫌いになれない空気だなー、と思ってたら、今回の「宇宙人」という話でようやく思い当たったんだ。「変人しかいないアパート」「誰にも認識されない第3者視点」「刻まれる時刻表示」「最終的に油断すると隕石衝突で世界滅亡」などなどのネタが、とある作品に酷似していたためだ。知ってる人もかなり少ないと思うが、その作品というのは初代PSで発売されたゲーム「UFO -A day in the life-」である。簡単に説明すると、「moon」という「一切モンスターと戦わないRPG」を発売した会社の開発した「ヘンテコ観察ゲーム」の第2弾で、とある宇宙人が、墜落した宇宙船の大量の乗客を回収するという不可思議なテーマの作品。宇宙船「ダイマオー」が墜落したのは何ともみすぼらしいアパートなのだが、その中の日常生活に少しずつ影響を与えながら、個性的な宇宙人が大量に潜り込んでいるのを「写真で撮影して」回収していくというものだった。私はこの会社の作るゲームが大好きで、10年以上経った今でも、たまにプレステ引きずり出してプレイしたりするのである。このアニメは、そんな「UFO」の持っていた「ヘンテコさに特化した住人たちを盗み見る楽しさ」と、「ほとんど触ることが出来ないけど、ほんのちょっとだけ干渉出来ることによるもどかしいミッション」の部分が共通しており、嫌いになれないのじゃなかろうか。 実際、遊太の「レベル」設定なんかもゲームっぽいよね。流石に「UFO」のように完全ノータッチだとまずいので、レベルアップした遊太はようやくシナモンの瓶くらいなら動かせるようにもなったし、ついに禁断の技である「憑依」もマスターした。ただ、現時点ではラブラ限定らしいのであんまり使えないようだけど。ラブラって「インチキ」だけど「霊媒体質」ではあるのか。「健全な男の子がエロいおねーさんに憑依」の時点でやることは一つじゃねーかと思ったのに、遊太はそれどころじゃなかったのは残念である。 今回中心となったのはそんなラブラさん。彼女の下にグリーゼという自称宇宙人の外国人男性が訪れて彼女の気をひくというのが主な筋立てだが、カメノエーサやらラフレシアのあたりのネタ回しはあまり面白くない。必死にグリーゼの気をひこうと思っていたラブラさんも途中であっさり諦めちゃうし、彼女の「男日照り」設定がちょっと持てあまし気味なのに加え、グリーゼがラブラに対してどういう感情を持っているのかが全然分からないので、彼の言動の真意がつかめず、なかなか視点が定まらない。おかげで、ギャグをギャグとして認識する前に「一体何が行われているんだ?」という部分から考える必要があり、たとえギャグパートだとしても笑う余裕が無いのである。この辺のシナリオのふわふわした感じは多分あんまり褒められた状態ではないのだろうが、どうも、以前まで引きあいに出していた「ズヴィズダー」や「ロリガ」の「地に足がつかない感じ」とは一線を画すものであるという気もする。「ロリガ」で中心となる設定は石の話と千綾の正体の話だけ。「ズヴィズダー」に至っては後半になっても特にサプライズ展開も無かったが、今作は明確に「まだ隠していること」があるように見える。つまり、「訳が分からない」のは「分からなくしている」からであって、決して我々をもやもやさせるためだけにこんな状態で放置されているわけでもないのだろう。現時点で既に古来館の住人はロボ1人、霊媒体質で未来が見えていたとおぼしき人間が1人である。まだまだ底は見えない。なお、「大体5才くらい」が23年前ってことは、ラブラは既に20代後半である。……意外と歳いってたな。 そして、そんなラブラに振り回される形で、残りの人間の素性も少しずつあぶり出されていく。ラストで「歌」による過去が引きずり出されたのはみかたん。アバンで映し出された「施設」は、全貌こそ明らかになっていないものの、シンプルに考えるなら何らかの能力開発機関みたいなものだろう。グリチョコパインの3人組は、そこに囚われ、実験体にされた子供たち。パインだけは初登場キャラのようであるが、CVだけを見れば残りの2人は……。でも外見はグリコじゃなくてチョコの方がみかたんなんだよね。あれ、俺CV聞き間違えてる? でも、遊太も「歌」で反応したってことはやっぱり繋がってるんだよな。更に遊太については宮沢賢治との関係性もまだ解決してない。声だけを手がかりにしてると足を掬われるかもしれないが……麻里奈がやたら忙しそうなアニメである。 さて、こうして「施設の関係者」が2人、「過去に未来予知を行った霊媒体質」が1人、「天才発明家によって開発されたロボ」が1人という状態で、残ったのは単なる一般人(?)となるイトである。彼女は「メイカの兄」とやらにムヒを預けられたとのこと。そして、例の謎動画では命を狙われ、今回Cパートでは実際に殺されたかのような映像も映し出された。彼女が単なる一般人で終わるとも思えないわなぁ。次回、何がでてくることになるのかしら。 今日、とある知人からブログの更新頻度についてお叱りを受けたので、特にアニメに関係無いけども更新するために何となく記事を上げておきます。単にGWの休みの時間を持てあましてるだけ、っていう話もあるけど。はて、更新頻度は多すぎるって言われたんだっけ、少なすぎるって言われたんだっけ……忘れましたが、まぁ、頻度上げて怒られることもないやろ(名案)。
アバンの入り方なんやねん、第4話。「何ですかこれは?」「しらんわ」。 順調すぎで拍子抜けしてしまうくらいの第一ステップクリア。本気出した滝センのパフォーマンスの高さが尋常ではなく、ある意味でこれ以上無いくらいの「俺ツエー」作品になってしまっているわけだが、それでも学生たちとの関係性を見ているととてもじゃないけど「こんなんチートやんけー」とかいう感想は湧いてこないという。すごくギリギリのラインを突いてるんだよな。滝センのチート感と、それに反発する部員たちの関係性が、本当ならあっという間に瓦解してしまってもおかしくない状態にあるのに、絶妙に不穏分子を散らしながら描写しているおかげで、何とか「まだ大人しく従ってやる」という状態に見えないこともないという。どこかで一回爆発するポイントは間違いなくあるのだろうが、現時点においてはまだ「教師と生徒」の関係では教師の方が強いようである。そして、一応そうした生徒側の心理をフォローするために、滝センが絶妙な配分でアメとムチを使い分けているのも興味深いところ。多分、ヤツは純粋に自分が正義だと信じた指導法で突っ走っているだけでなので、「どこかで反感を覚えてリタイアする部員が出てくること」については、ほとんど問題視していないのだと思う。今回サンフェス出場を許可したことについても、生徒の気持ちを慮ったとか、元から出場させるつもりだったとかいうことは一切無く、純粋に「まぁ、ギリギリ出場を許せるラインに到達したかな」と思ったからこそ許可を出したのだろう。あれだけボコボコに叩かれた状態ならば、ちょいと緩めて認めるだけでも生徒側は大きな恩恵を感じることが出来るので、指導法としては本当に効果的なタイミングだ。うーむ、そこまで全部引っくるめてのチートクラスや。 もちろん、滝センが単にスペックに物を言わせて突っ走っているだけの薄っぺらいキャラだというつもりはない。本当かどうか定かじゃないが、塚本の話では滝センは吹奏楽部の顧問をやるのは初めてであるという。もちろんそれ以前に何らかの形で音楽や吹部に関わっていたことはあるのだろうが、「百戦錬磨でいくつもの高校を全国に導いた実績がある」とか、そういう人物ではないだろう。その上で、きちんと「全国を目指すためのメニュー」を自分から考え、組み込み、実行する。60人以上もの部員で溢れかえり、各々のパートで抱える問題が異なっている吹奏楽部において、行き届いた指導を隅から隅まで徹底するのは並大抵の労力ではなし得ないことである。更に個々人のレベルでの問題まで認識し、それをリアルタイムで指導に反映させ、最適化させたプログラムを提供するとなると、教職の片手間で出来るレベルではないんじゃなかろうか。スポ根もの特有の「何してるかよく分からない特訓」も含めて、彼の指導はちゃんと部活全体のレベルを底上げすることに貢献していたようであるし、何から何まで的を射た結果となっているのは末恐ろしい才能である。うん、やっぱり「俺ツエー」だな。ステータス極振りしたせいで「思いやり」とか「オブラートに包む才能」とかは欠如してしまったようだが、思い切り叩きつけることで反骨精神を養うところまでがプログラムの一環……なのかもね。 そんな恐ろしい指導者の下、着実に連帯感を強めて伸びていく高校生たち。今回はついに久美子と高坂さんの間に大きな動きがあった。相変わらず何を考えているかよく分からない高坂であるが、滝センの陰口を聞いて思わず激昂。多分見る人が見れば「理にかなっているし、なんて冷静で的確な判断力なんだー!」ってなるのかもしれないけど、まぁ、あそこで突然塚本との会話に乱入して怒鳴りつけるのは確かにやり過ぎではあるわな。滝センが人間的にOKかどうかってのはまだ別問題なのだし、現時点で妄信的に彼を慕ってしまうのはちょいとリスキーである。それでも、高坂さんとしては念願だった「ガチ部活」の夢が叶い、その立役者となった滝センには完全に心酔しきっているのだろう。このあたりが高坂さんのこわいところだ。もちろん、彼女は単なる盲信者ではなく、ただ「勝つための部活がやりたいマン」なだけなので、一晩寝ちゃえば「ちょっとマジになりすぎたかな」ってんで久美子に謝るくらいのセンスは持ち合わせている。そして、そんな校舎裏呼び出し劇をこの上ないチャンスだと捉えた久美子さん、ようやく高坂さんと意味のある対話をすることが出来ました。その結果、高坂さんデレました。友達少なそうだし……ここから友情タッグを繋ぐ展開まで持っていけるかな? その他、滝センの指導でフラストレーションの溜まる部員も多いものの、少なくとも久美子の回りではプラス方向の変化が多いようで、それを最も端的に体現していたのは同じパートの中川先輩。結局彼女、ほとんど真面目に練習してる姿が目撃されていないのだが、滝センに怒られていないということはそこそこの実力はあるのだろう。そして、合奏成功後には久美子と目配せしてようやくの笑顔。うーむ、彼女が怠けている状態だったのは変わらないので、ここで勝ち誇った顔をされても困るのだが……あくまで「久美子が部員間のつながりに貢献出来た」事例としての存在意義があるのかな? 彼女が後藤(ツダケン)ときちんと手をむすんで、2年生の横のつながりも完成できれば、少なくとも低音パートは出来上がると思うのだが。そして、低音パートが完成したら、あとはそれが少しずつ他のパートに波及していくだけよね。フルート勢とか、なかなかハードル高そう。 あれ? そういえば今回葵ちゃんっていたっけ? 同じ声のパートリーダーはいたけども、葵ちゃんがどういう状態だったか確認出来なかった気が……。どうなるのでしょうね。 |
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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