最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
本物の握手をすればてのひらにタコが出来るもんなんだよ! 第16話。なお、ソースはキン肉マンの模様。友情のシェイクハンド! 前回シャチョウが不満げにしていた内容がそのまま1話分のシナリオになったお話、それが「安請け合いで握手するアイドルってどうなの?」問題である。まぁ、どことは言わないけど、握手することでCD売ってるどこぞの大軍アイドルとかにも関係してくる問題よね。ただ、「ファン心理」というものを考えた時に、意外にこれが難しい問題でもあるのです。 シャチョウ側の意見は、「待ち構えてする握手って嬉しいですかね?」というもの。確かに、手頃なスキンシップである握手という手段は、憧れのアイドルとの接触が図れるので嬉しくないわけがない。ただ、それが毎回となると単純に希少価値が薄れてくるし、それを目当てで来る客でライブ会場が埋まってもなんだかなぁ、という話である。「パフォーマンスでお返しをするべき」というのはアイドルの理念としては至極正しいものであり、握手が恩返しだとするなら、その先に求められるのは更なる接触になってしまう。それってホストクラブと一緒なわけで、1対1ではなくてたくさんのファンを楽しませなきゃいけないアイドルという存在には必要ない方向性なのではないかと。シャチョウの言うことはいちいちもっともである。 ただ、「握手会でファンが喜ぶ」というのも事実なわけで。颯以外のメンバーたちも楽しんでやっていたし、ファンとの距離がダイレクトに近づくイベントであり、反応が直接返ってくるのも達成感があるので良い部分だろう。それでステージパフォーマンスへのモチベーションがあがるのなら、決して悪いことではない。ただ、もちろんそれだけに終始してしまっても困るし、このままファンが増え続けるのなら、直接的なコミュニケーションにも限界があるだろう。「現時点での暫定的活動」としての握手会ならば価値はあるが、そこにアイドルの目標を打ち立ててしまうのは危険であると、そういうことなのではなかろうか。 そして、そんな面倒な問題に直面し、更に面倒くささをこじれさせるのが、未だにスタンスの定まっていないことでお馴染みの颯だったわけだ。「握手されても、相手の目的がわからねぇから対処に困る」という素人根性の抜けない颯。ただ、彼の言うことにも一理あって、ファンの目的はどうあれ、それを受け入れる体勢が本人に出来ていないのであれば、そこに達成感はないだろう。そんな颯の様子を見て、シャチョウは「とりあえずアイドルにとっての握手とはなんぞや」を見定めるために、ヘンテコイベントを開催するのである。このイベント、実際に開催したらどれくらいの暴動になるんだろうな。少ハリの場合、毎週のイベントで会場が埋まるくらいになってきているので、イベント参加者は数百といったところだろうか。熱心なファンからすればメンバーがどの辺にいるかってのはおよそ予想も出来るだろうし、今のご時世ならネットで位置情報の拡散も早い。数百のファンのうち半分が握手を求めてきたとするなら、大体1人あたり50〜100人くらいは相手にしないと駄目な気がする。……町中でやるのはちょっと怖いな。まー、少ハリくらいのレベルならばそこまでひどい事態にならずにすんだが。ちなみに具体的な被害としては、「キラと生馬の関係性が妙なことに」と、「春の財布にダメージ」の2点である。「外でもアイドルやる」のって確かに大変そうだよなぁ。まぁ、キラは本当にそのへん割り切ってるからいいんだろうけど。春は改めて自分がどう見られているのかを認識する良い機会になったかもね。 そして、久しぶりに主役っぽい働きをしてくれた颯は、今回のことで「自分の目指すべきもの」が幾らか見えてきたようだ。相変わらず「進路きまらねぇなぁ、俺、何したいのかなぁ」とぶらぶらしているモラトリアム気質であるが、握手のおかげで少しは自覚も出てきたみたい。相当訓練された精鋭のファンだったようなので、ものすげぇはっきりアドバイスくれた彼女に感謝しないとね。あとは、なんか不可解な認識を持つおかんを説得するだけやな。「塾や習い事と同じ感覚でアイドル」って、すげぇ家だな。 ちなみに「〜」の名称は「波形」、読みとしては「なみせん」「カラ」などでいいそうです。「にょろ」も分からんではないが。 PR 知ってた……第15話。このエンディングの鬱感は半端じゃないな。分かっていたこととはいえ……このアニメは「働く女の子シリーズ」です。さぁ! 働け! なんだか第1話で放送すべきな気がするような、親切なイントロ回。新入社員が大勢入ってきたことを上手く活用し、そのオリエンテーションの形を取って社内で行われているあれやこれを説明していく。いつも以上にロロとミムジーちゃんが大活躍である。なんでこのタイミングでわざわざ基本的なイントロをがっつり入れてきたんだろう、とちょっと不思議に思ったのだが、おそらく、宮森のポジションの変化が関係してるんだろう。というか、これまでの14話分もまるまるイントロと言ってしまっていいのかもしれない。 どれだけアニメオタクが増えたと言っても、結局我々視聴者は素人であり、アニメ会社で何が行われているかなんてよく分かっていない。そこで、前半クールは「新人制作宮森」の視点を借りて、彼女同様に「なんだかよく分からない」なりの現場の様子を追いかける。もちろん最低限のマルチタスク進行は描写されるし、宮森が忙殺されるだけの仕事量は登場するが、あくまで「宮森が処理出来る範囲内」の物語にとどめられていた。これは宮森視点共有することで我々が彼女に感情移入しやすくなる意味もあるし、徒に難しい言葉を羅列して視聴者を置いてけぼりにしないよう、うまいことバランス調整されていたということでもある。こうしてなんとか無事に「えくそだすっ!」が完成し、最終話の担当を無事に勤め上げた宮森はレベルアップしていよいよデスクに。そして、我々視聴者も、大体社内で何が行われているのかが理解出来るようになったので、宮森の視点を通じて、更に一段上のレベルで制作現場を観ていくことになるわけだ。2クールの余裕があるからこそ出来る芸当であるが、非常に親切で見やすい、よく考えられたシリーズ構成である。 で、このタイミングで改めて「現場で行われるあれやこれ」を描くために登場したのが、新入社員の皆さんである。年度替わりのタイミングで新入社員が入ってきたことは、説明のための舞台設定であるとともに、宮森がデスクにレベルアップして全てを見通すための準備でもあった(そのために本田さんが退場し、矢野さんが一時姿を消したわけだね)。前回から参加している微妙なスタンスの眼鏡男子は経験者だったが、今回参加した佐藤・安藤コンビはこの業界では新人である。「会社が近くだから来た」佐藤さん(CV米澤円)は、アニメに関しても完全に素人。降りかかる大量の「打ち合わせ」でも何を言われているかさっぱり分からずに混乱しっぱなしだが、本人は至って常識人のようなので、大変ながらもそれなりに状況把握はしているようだ。こういうときに、なんだかんだで社会人経験がある人間ってのは強いよね。他方、髪にちょいと色が入っている安藤さん(CV葉山いくみ)は、アニメに関しては玄人はだし。いわゆるコアなオタク層であり、その知識は今後の制作進行の仕事で役に立つような、そうでもないような。現時点でこの対照的な2人についてはあまりネガティブな描写はない。確認してみると、面接の時点で割とはっきりキャラは描かれていたし、今後は各々の持ち味を活かす方向でムサニの窮状を支えてくれそうだ。まー、挫折エピソードがあるのはメインの5人だけで充分ですわ。 ただ、(来週からのことは考えたくもないが)現時点ではメインの面子もそれなりに順風満帆。宮森は初のデスク仕事も臆せず回しており、おそらく後輩たちからは「信頼出来そうな先輩」に見えていることだろう。矢野さんという良いお手本がいたこと、タローという別な意味で良いお手本がいたこともあり、1年間の仕事で宮森もしっかり実力をつけたようである。まぁ、もとからそれなりにデキる子だったんだろうけど。そんな宮森に輪をかけて有能なのがディーゼルさんことりーちゃんである。もうすっかり監督達の作業部屋に馴染んでるし、飛行機についての知識のストックも急成長。まさかの空オタだった遠藤さんとの話も弾む。絵麻ちゃんも、作画にヘンテコな後輩ちゃんが出てきたことで多少なりとも年上の風格が出てきたか。あの原画の子、まともな社会生活が送れるとは思えないが……大丈夫なのかな。これまであまり出番がなかったみーちゃんも、無事に転職に成功してそれなりにやれていることが判明。まー、彼女はどうせ今後出てくるシーンも大体分かってるから別にいいか。今回1人だけ出てこなかったずかちゃんは……。まだ足を溜めてるだけだから(震え声)。 とまぁ、これだけの面々が賑やかにやっている、ある意味では一番大変で、一番楽しいであろう「作品の船出」の展開。今回見ていてしみじみ感じるのは、監督って仕事は本当に大変だということ。あれだけ頼りなく見えていた木下監督であるが、シナリオ、作画、音響、CG,エフェクト、撮影に至るまで、全てのセクションの打ち合わせに顔を出し、作品のコンセプトを伝えていかなければならない。なるほど、こりゃぁ作業量は莫大になるわけだ。今まで我々が見てきたどんなクソアニメであっても、監督ってのはこれだけ苦労している(かもしれない)のだな……。このアニメを見れば見るほど、軽々しくアニメを批判することに抵抗が出てくるわね……。いや、こうしてみると単に木下監督が割と有能なだけかもしれないので、現実でどの程度の作業量なのかは知らないけどね。一つだけ言えるのは、コンテの絵が「こんな絵」レベルで下の人間からどん引きされるレベルの木下さん、確実に水島努の生き写しである。制作あがりの監督だから絵は描けなくてもええんやで。 ……さて、花に嵐のたとえもあるが……。来週どうなるんでしょうね。宮森を中心とした制作組がてんやわんやになることは最低条件だが、一番のショックはここまで来て自分の仕事をはねられた井口さんな気がする。彼女のヘコむ姿は見たくないなあ。 渡草……第3話。この街で善人がいるとするなら、きっとそれは渡草だけだ。 ただでさえキャラの多いアニメだというのに、容赦無く追加キャラがぶっ込まれるという惨状。いや、覚悟してましたけど。それどころか、こんだけ間が空いたのにキャラどうしのつながりとか性格なんかも全部すんなり思い出せたし、新しいキャラが加わっても全然ややこしい感じはしないんですけどね。やっぱり分かりやすいアクの強さの賜物であるな。今回の新キャラ、聖辺ルリも、この街にぴったりの「問題だらけの女の子」である。表の顔は大人気アイドルらしいが、「特殊メイクアーティストだったのにスカウトされていきなりアイドル」という経歴からしてなかなかぶっ飛んでいる。幽もそうだけど、この世界の「アイドル」とか人気者ってのは、とにかくどっかネジの外れた連中のことを言うのだろうな。まぁ、一般市民が全員イカれてるんだから、偶像たるアイドルは更にどこかぶっ壊れてなきゃいけないのは道理である。 そして、そんなアイドルの実体が連続殺人犯「ハリウッド」の正体だったというのも、ややこしさを簡単にひとまとめに出来る便利なセッティングである。前回から噂には登場していた「ハリウッド」。てっきりその正体を探ったり、殺したり殺されたりする話になるのかと思っていたのだが、全然そんなことはなかったぜ。そりゃな、あんまり命の危機に陥りそうな奴いないもんな。どっちかっていうと殺人鬼の方が命の危うい状態となり、新羅の診察を受けているってのもいかにも「らしい」状況である。ただ、「連続殺人鬼」とは言ったものの、どうやら聖辺ルリは単なる快楽目的の無差別殺人鬼というわけではないようで、回想シーンでも苦悩していた通りに、明確な目的を持って、特定のターゲットのみを狙っているようである。これまで池袋にいなかったタイプの、まっとうな(?)殺人者である。現時点でマスコミなんかはそういうターゲットのつながりについては言及してないのかね。よっぽど上手く隠しているのか、ルリちゃんの特殊メイクによる「猟奇殺人鬼」としてのイメージ作りが上手くいってるためなのか。確かに、異常性を高めれば動機の面は詮索されにくくなるからね。そこまで考えてあの素っ頓狂な犯行スタイルを選んだのだとしたら、この娘も案外知能犯かもしれません。まぁ、「目立ちまくる風体」「監視カメラに映り込むスタイル」と、普通に考えたら捕まる理由の方がずっと多いんだけど。事実、新羅の親父やらヤクザ者やらには正体がばれてるわけでねぇ。この世界の警察は色んな団体の下位互換でしかないよな。 そんなルリちゃんの身柄を巡って、今回は平和島幽がメインで登場。オープニング映像にもはっきりと登場しているし、どうやら今期から正式にメインキャラとして参戦することは間違いなさそうだ。兄貴以上にぶっ壊れた性格をしており、殺人鬼だと分かっていても特に問題無く自宅にあげるし、相手の身を考えて殺人鬼というステータスはあまり問題にしないという。感情が平坦であると本人は言うが、仁義の心はあるようなので、どっちかっていうと単に図太いだけの奴なのかもしれない。いざルリを送り出す段になって、自分の芸能生命も一切顧みずに「一番簡単に脱出する方法」としてあんな作戦を思いつくあたりも壊れ気味。脱出は出来ただろうけど、このあと自分とルリちゃんの身辺はどうすんだろね。まー、相手は怪力無双の化け物娘だし、静雄ちゃん以外が相手ならなんとかなるか。幽が取られたと思って憤る舞流あたりと揉めなきゃいいけどな。結局平和島家に対抗出来そうなのって、この街では折原の家くらいなもんだろうし。あの双子、ノンケなのかレズなのか。あ、違うわ。本人が「両刀です」って言ってたな。なんて素敵な双子姉妹百合ップルである。透明な嵐でも吹き荒れればいいのに。 今日の狩沢さん:ジャンプからのチョッピングレフトはいくら湯馬崎相手でも危険過ぎると思います。 今日の薗原さん:服がいちいちエロいです。あの子、自分のプロポーションが人を駄目にするって分かってやってるよな。 1月23日 ドラフト模様(FRF TKT×2) ピック順 【Mei】→【Sangriter】→【Alessi】→【Thraxi】→【Serra】→【Sea-chicken】→
新・環・境! 年に3度のお楽しみ、来年度以降からは年に4度のお楽しみ、新環境1戦目である。まぁ、第2エキスパンションの時って、一番変化が少ないからそこまでの大事件にはならないものだが……まーしんどいね。やっぱり1/3パック変わるだけでこの汲々とした感じ、新しいことやらされてる感がありますわ。一番の変化は、何と言っても土地の枚数が減ってしまったこと。スポイラの時点では、その分マルチカラーのカードも減ってるからいいかな、って思ってたんだけど、そうだね、変異も減ってるんだね。オフカラー変異でごまかすということも出来ず、1パック目にちょこちょこダブルシンボルやら強めのカードが出てくるので色決定を早めにしなきゃいけないし、出来れば2色でまとめたいんだけど、2パック目以降に出てくる3色カードが全てを許さない。どこぞのプロの言葉に「この環境の最大の敵は色事故である」というのがあって(ま、冷静に考えればどんな世界だってそうなんだけど)、この世界はことさら色の調整に実力が出そうである。しばらくは、悩まされそうやな……。なお、予示は想像していたほどややこしいことにはならなかった模様。ぶっちゃけクリーチャーが隠れてるかどうかは運ゲーなので考えてもしょうがないし、大抵は2/2トークンだと思って仕事するからな。
○「ISUCA」 4 ゴールなのです。これで今期新番組もようやく最後です。今期終了分で感想書いたアニメが27本、そして新番チェックが27本。なんという綺麗な新陳代謝の流れであろうか。……代謝してないよ! 視聴時間変わってないよ!! 今期アニメ視聴本数は大小引っくるめて48本。……大丈夫、うち4本はショートアニメだから……(京都オリジナルアニメ、「ドアマイガーD」までカウントしてる)。録画ミスで結局「山賊の娘ローニャ」の追跡は諦めたんだけど、その分「妖怪ウォッチ」見るようになってしまったマン。 閑話休題、そんな今期最後の新番組であるが、全くもって「新」という文字がふさわしくない作品となった。だって……なぁ。何を見ても新鮮味は無いな……いや、取り立ててどこが悪いってこともないのだが……どこを見るべきポイントとして定めればいいのか……。意外なのは、これも1期前の「トリニティセブン」のようにラノベではなく漫画原作であるということ。メジャー誌しか押さえていないのでこの辺の作品はとんと疎いのであるが、ヤングエース連載とのことで、まぁ分からない。どこからアニメ化の声がかかったのかと思えば、1話を見れば中身はいわゆるエロ漫画である。制作アームスというアニメ化形態を見ればその流れは非常に分かりやすい。監督は「テガミバチ」のときの人ということであんまり印象はないのだが、現時点ではプラスもマイナスも特になし。今期は特にこの「どこを見たらいいんだろう」系作品が多く、いい加減食傷気味なのでその分マイナス点、といったところだろうか。流石にこんだけ作品数が増えてきたら、肌色成分が多いだけでは売れなくなっているだろうに、それでもめげずにアニメ化を続ける業界人の情熱は大変なもんである。いや、とにかくソフトを回し続けないとお金が行き渡らないんだ、ってのは「SHIROBAKO」見てて実感したけども。一度回りはじめてしまった業界の歯車は、もう止まることは無いのだなぁ。 とまぁ、この世の無常を嘆いてはみたものの、この作品に何か悪い部分があるってんじゃないんだ。キャラデザは特に引かれないもので、なんだか古めかしい印象すらあるのだが、挿絵が売りのラノベ原作でないってことは、原作漫画のタッチを大事にした結果のものなのだろう。お話の方だって「どっかで見た」のオンパレードながら、大きな「知らんがな」があるというのでもないし、今作だけを忌避すべき理由も無い。まぁ、流石に1話目は説明台詞が過ぎた気もするのだが……「最高の快楽と引き替えに!」のところなんかは、いっそ潔くてちょっと笑ったわ。もう、ここまで来たら今期こうしてズラリと揃ってしまったことは神の試練なのだと割り切って、その全てを受け入れようではないか。あ、でも「新妹魔王」は3話まで進んでノリが分かってきたので苦痛は減ってきたよ。一番辛いのはぶっちぎりで「精霊使いの禁呪詠唱」ね。 中の人は、「なんで毎回こんな役やねん」でお馴染みの木戸衣吹。木戸ちゃんはさぁ、もっと大事に育てるべき段階の若手だと思うんだけど、こうしてイメージ先行で若手中心の作品の仕切りを任されちゃうのは可哀想よね。まー、経験が積めるだけでもありがたい話ではあるんだけどねー。ちなみに主人公役の河本啓佑とのセットは「東京ESP」と全く同じやね。リンカは意外と悪くないキャラだったと思うんだけど、今作は……どうなりますかね……。 2週続けてボロ泣きさせられる、第14話。あかんわ……やっぱり椿エピソードはクるんだよなぁ……。 前回のお話が1つのターニングポイントとなるものだったので、「有馬公生の物語」としては、今回はある種の事後処理みたいな回である。ガラコンの結果、彼がどのように成長し、何を目指すことになったのか。そして、宮園との関係をどのように続けていくのか。そうした諸々を簡潔に描くだけの、「繋ぎ」の回である。 もちろん、宮園さんの状態は予断を許さないものであり、これだけでもドラマとしては緊張感のあるものだ。彼女の横たわるベッドから、公生が母親のいなくなったベッドをフラッシュバックするシーンなどは、思わず息を呑む緊張感がある。あれだけ苦労して成し遂げた母親の幻影との融和、脱却。それと同じか、ひょっとしたらそれ以上のプレッシャーが、宮園の病床からは感じ取れるのである。見舞いに行った仲良し三人組、椿も渡も勘の悪い方ではなく、中学生とは思えないくらいに洞察に富む他人想いな面々であるにも関わらず、現在の宮園の異状に気付いているのは公生ただ1人である。親友たちにも語られない彼女の病状の裏側。元気な顔の奥底に隠された彼女なりの苦闘。そうした断片を、ただ公生だけが感じ取っている。それはかつての母親との思い出が重なるという理由もあるだろうが、それ以上に、彼は宮園かをりという人間に肉薄しているということでもある。宮園さんはとても強い女性だ。しかし、そうは言ってもあくまでただの女子中学生でしかない。身体の問題は彼女1人の気持ちだけではどうしようもないことであり、彼女の目指す人生の目標には大きな障壁となって立ちふさがる。これを乗り越えることが出来るかどうかは、彼女の強さ以上に、理解し、支えてくれる仲間の存在が不可欠なのではないか。公生は、彼女の真実に辿り付くことが出来るのだろうか。 そして、そんな「メインストーリー」を覆うように、今回は隅から隅まで澤部椿の物語。これまで少しずつ、しかし着実に積み重ねてきた何かが、ついに爆発してしまう。まわりの人たちの中で、気付いていないのは公生だけ。当の本人も内心では完全に気付いており、果ては斎藤先輩だって薄々感づいているくらいの事実、椿の本心。なんともやるせないこの状況に一石を投じるのは、クールで頼れる不思議な友人・柏木さんである。椿との付き合いも長いであろう彼女は、苦しむ椿を見ていられずにあれこれとアドバイスをしたり、煽ったりしてみるわけだが、これがなかなか上手くいかない。渡に助けを求めてみるも、渡は(彼なりに)恋愛上級者である。椿の気持ちは本人が気付いて向かい合わねばならないと達観しており、親友2人の動向については、成りゆきを見守る構えだ。仕方なしに、柏木さんは半ば強攻策といえる奇策に打ってでる。悩み揺れている椿へ、公生を直接投入したのだ。 結果だけを見れば、この作戦は成功したといえるだろう。改めて2人で歩く夜の砂浜。椿は懐かしいあの日の思い出と現在の2人を重ね合わせ、少しずつ自分の気持ちをチューニングしていく。決して否定出来ない本当の気持ちは、自然に彼女の中で固まっていく。このままならば、ひょっとしたら幸せな結末が待ち受けていたかもしれないのだが……本当にタイミングが悪かった。進路のことで新たな見通しが出来たことを告げる公生。それは椿にとって、事実上の別れの言葉であった。幼い日から溜まりに溜まっていた「隔たり」への不満は、ここに来て決定的なものになってしまった。「音楽」の壁、「才能」の壁、「理解」の壁。彼女にはどうしようもないものが、現実を否応なく突きつける。泣き濡れる月夜、彼女は自分の無力感に苛まれ続ける。幼い日に、一人黙々と作った泥団子は、子どもながらにとても綺麗に見えたものだ。自分は頑張って作ってきた。それは価値のあるものだと信じてきた。しかし、それは無意味であると、残酷な真実が告げた。 「幼なじみヒロイン」のこの悲劇は、本当に何度繰り返されても辛い。相変わらずポエティックなこの作品は、椿が幼いあの日から積み重ねてきた様々な「拠り所」が、断片となって一気に積み重なり、かき消えていく様子が嫌味なほどに綺麗に流れていく。小さな公生、小さな足跡、あの日のミルクアイス、笑いあった幼少期。1つ1つは些細でも、椿にとっては大切なものばかり。2人で浜辺を歩くシーン、「またミルク味?」と尋ねる椿の、くすぐったいような、なんとも嬉しそうな一言が、彼女がこれまで積み重ねてきたものの大切さをぎゅっと押し込めたものになっていて、それだけで感極まってしまう。それだけに、彼女が手から取り落としたアイスの持つ意味の大きさが強すぎて、本当にやるせない。 なんでこんなに、切ないんだろう。 そろそろたほいやで家が建てられる気がしてきた。
Round1・「しんざんまい」 1.遊戯の一。前の者の踊りの最後に新しい振り付けを加えていくことを繰り返す。 2.高所で米を炊くこと。 3.市場に流通しはじめて3ヶ月以内の新米。 4.大名・旗本などが新参の者に祝儀として舞わせた舞。 5.「3C」に同じ。新三種の神器から。 6.多くの罪を持つこと。 7.鳩摩羅什の著。俗世の無情と極楽浄土の実存性を説く。 鳩摩羅什とか黒岩涙香とか、俺らの中で不可解な評価を受けてる奴っているよな。平賀源内が流石に多才すぎるとか。
Round2・「はつこ」 1.血筋のすえ。子孫。 2.平安時代の貴族が、生娘と交わる際に女体にまぶす白粉。 3.取るに足らない相手。端子。 4.畑で拾われた子。 5.和算において中心角が平角を超える円弧。 6.藤原道長の息女とされる。未詳。 7.元日に生まれる子。
Round3・「ひいひいたもれ」 1.童唄の一。わらや草などで相手を指し、指された相手と端を持って引きあう歌遊び。 2.(「火い火いたもれ」という児戯をする年頃の意)小さい女の子。 3.川柳に用いられる句の一。天保期に爆発的に流行し、川柳の形骸化を招いた要因の一つとなった。 4.長生きを祈る言葉。孫の孫に会うまで生きてください、の意。 5.産気づいた産婦。 6.狒々をねだる様。 7.江戸時代の連続放火魔。模倣犯が多く出たことで有名。 この日のハイライト。正解の「広辞苑マジつかえねぇ」という憤懣はもちろんのことながら、③と⑦で同時に江戸時代の文化を衰退させるコラボレーションなども秀逸。なお、⑥は単なる頭のおかしな奴。余談だが、この言葉をググってみると「ここだけ江戸時代 in 喪女板」という2chのログがヒットし、「おまはんら喪女は、なりは年増でも心はひいひいたもれだのう」という書き込みが見つかる。相変わらずネット上のオマエラの博学っぷりに驚かされる。
Round4・「たろうのついたち」 1.(中国・四国・九州でいう)二月一日。 2.刀匠三波川(さんばがわ)太郎が最後に打った一振り。人の手に渡らず、山奥で太郎の墓標となったとされる。 3.昔話の一。御伽草子の一編。月初めに太郎は女狐と密会する。 4.手元不如意な様。 5.キク科の多年草。 6.大の月の朔日。 7.(太郎が最初の子、一日が最初の日であることから)物事の起こり、草分け。 逆刃刀真打は「新井赤空のついたち」なわけですね。
Round5・「まけのまにまに」 1.小説家。岐阜県生まれ。作「うらやましがりの春子」など。 2.任命に従って。まきのまにまに。 3.馬毛の間の俗称。 4.成りゆきに任せるさま。なすがままに。 5.(相撲)一場所で全敗すること。 6.根気の長続きしないさま。むらっ気。 7.多数の馬の中に紛れ込んでいる様。 我々のたほいやワードを集めるだけでも、もうオリジナルの短歌が作れるくらいに語句が集まってるんだよね。「だぬんちお まがどぅるーかそ あまみきよ ひいひいたもれ まけのまにまに」。意味・「ヒヒをください、多数の馬の間に(最初の五七五には全く意味が無い)」。
Round6・「おさんもへえ」 1.戦地で出産や喪事を補助する兵士。 2.大正期に人気を博した夫婦漫才師。 3.江戸時代、村の女性の出産を補助した男性。 4.江戸時代後期の俳人。農民の素朴な感情を歌った。 5.狂言の一。人手が足りずに産婆として駆り出された茂平は、慌てふためいて自分が子どもを産むと勘違いしてしまう。 6.京都烏丸大経師の妻おさんと手代茂兵衛とが姦通し、洛中引き回しの上、死刑になった巷説。 7.落語。無学な茂平が産婆の手伝いをしたことで起こる騒動を描く。 今度おさんもへえの聖地巡礼に行こうぜ!
Final Round・「たけり」 1.新潟県の行事。九月九日に地域で最も実りの多い田を皆で踏み荒らし、この世の無常を嘆くとされる。 2.非常に長い距離。 3.田の土を蹴り上げるようにして混ぜること。多くは節をつけて行われる。 4.土地を投げ売ること。 5.牛や鯨などの陰茎。強壮剤とする。 6.→竹光。 7.性病の一。慢性伝染病。テンパン病。 ①食べ物を粗末にするんじゃねぇよ。 年上おねーさんが東山奈央だということが未だに信じられない第3話。キャストクレジット見ても信じられなかったし、慌てて聞き直してもまだ信じられてない。すげぇなぁ、奈央坊すげぇなぁ。 早くもデビューの第3話。すげぇスピード出世な気もするが、まさに「シンデレラストーリー」なのだからしょうがない。まー、大々的に扱ってはいるが、いうてもまだバックダンサーやからね。ここからが本当のスタートやで。ただ、「やっぱりスタートはバックダンサーくらいからだよね」って思ってたら、後ろで踊ってたのが3人だけだったのはびびった。いや、普通はデビュー1発目の新人なんて、10人20人規模のバックダンサーに紛れ込ませてステージ勘を養うもんじゃないのかね。いきなり3人きりで、メインキャストとの絡みまであるとか、どんたけの優遇だ。346プロってかなりでかい事務所だって言ってた割に、ぽっと出の新人がいきなりこんなところまで行けてしまうのか。これはPがあの3人に特別肩入れしている証拠なのか、それとも、単に城ヶ崎美嘉の気まぐれが本当のラッキーだったためか。いきなり入所数日の新人がこんな大舞台を踏んでしまったら、先に参加してたメンバーの反感を買うのは必至だと思うのだが……カッカしてるのはみくちゃんだけで、そのみくちゃんもなんやかんや言うて応援してるんだよな。どこまでも優しい世界である。I−1だったら絶対こんなことにはならずに足の引っ張り合いに終始してるはず。まー、基本的にアイマスの世界観って元祖の時からネガティブなシチュエーションがほとんど描かれてなかったからな。 3話まで進んだ時点で、はっきりと「メイン3人のサクセスストーリー」という本筋が見えているおかげで、一見さんにも非常に取っつきやすくなっているのは本当に助かる。正直、まわりに蠢いているその他大勢の顔と名前を覚えるのはしんどいのだが、「ガールフレンド(仮)」とかと違って、何故か多少頑張って覚えてみようかというモチベーションは維持されている。ガルフレの時は最初から諦めて「もう中の人だけ認識出来ればそれでいいや」っていう処理になったんだけど、何故かこちらは「最低限ベースの14人くらいは覚えて終わりたい」くらいの気にはなっている。満遍なく全員登場している上に、それ以外の面々もぞろぞろ出てくるのでやっぱり大変なんだけど、各々が阿漕なまでにキャラを徹底してくれているので、本当にただ通り過ぎていっただけのガルフレよりは覚えやすそうである。すみぺとか真礼とか、別に努力せんでも一発で覚えられる奴らも多いしね。今回は冒頭の衝撃の通り、「川島瑞樹」という名前ははっきりと覚えました。 そして、今回のクライマックスとなるライブシーン。うまいなーと思ったのは、アニメ的には後ろの3人が主役であるにも関わらず、ライブ的には前で歌っている城ヶ崎美嘉がメインである、というズレをカメラワークで上手いこと捉えている部分。ちゃんと「主役のための映像」になっているのだが、その上で後ろの3人の晴れ舞台の記録としても充分なものになっている。今回は冒頭あたりのキャラ作画でちょっと怪しげなところがあって「あれ?」と思ったが、ちゃんと全体のクオリティはまとめてくれているのでそこまで問題はない。やっぱり正統派のアイマスライブシーンは見ていて安心するわね。このジャンルの草分けなだけはある。 ところで、この事務所は杏ちゃんを飼っておく意味はあるのだろうか……。 毎年恒例のイベントですね、行ってきましたVSシリーズ。コレを見ることによって、「あぁ、今年も節目だなぁ」と思うわけですね。平日昼間に行ったら、お客が俺の他にはかなり熟練のご婦人方しかいなかったんだけど、客層としてそれがただしい……のかな?
<以下、内容のネタバレなどを含む場合があるので一応注意>
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HN:
Thraxi
性別:
男性
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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