最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
この日2卓目のたほいやは、たほいやタイラントを含む経験者5人の試合。深夜テンションが高じて2回りも試合を続けて夜が明けた。10問やった割には3時間程度で終わったんだから、スピーディーだったとも言える。慣れてくるとこれだけのカオスがサクサク進むようになるのだな。
Round1・「ひいきょ」 1,非違を犯した者が入る独居房。 2,去勢後の状態であるということ。 3,胃が弱いのにやたらに食べて起こす病気。 4,家屋の中に設けられた人を閉じ込めておくための設備。座敷牢。 5,方違えの手法の一。日の昇る東から目的地に向かうことを指す。
Round2・「あまみきよ」 1,俳句の説明をする際、例としてよく使われる語。五七五の尾の五に挿入される。意味は特にない。 2,キリシタン用語で防具、鎧の意。 3,平和で安定した世の中。天下太平。 4,バラ科の多年草。独特の芳香を持つことから、香水の原料として用いられた。有毒。 5,沖縄の開闢の神。
Round3・「とりからみ」 1,幅広の粘着テープ。ガムテープ。 2,壮老年になり、働けなくなった男性を指す語。 3,取るべき物を間違って取ってしまうこと。 4,鷹の中指の爪。 5,四国でみられるヨモギの一種で、鳥の尾羽に似た草を持つ。 ググれないなぁ……。本当にそんなことがかいてあったのかと怪しくなってくるレベル。
Round4・「きんぼーる」 1,17世紀のスイスの劇作家。農耕と人の融和をテーマとする作品を多数著した。戯曲「豊穣」。 2,ロシア南西部の郷土料理。米粒状のパスタを肉と炒めたもの。 3,アメリカの物理学者。キンボール効果の発見により、1932年にノーベル物理学賞を受賞。 4,アメリカ発祥の韓国料理。米粒をこねあげたものを甘辛く揚げる。 5,球技の一。3チームで直径122㎝重量1㎞のボールを打ったり受けたりする。1チーム4人。ボールを打つ前に「オムニキン」という。 文句なしでこの日のMVW。答えのひどさもさることながら、ダミーの4つもいい感じでカオス。
Round5・「ろじぼん」 1,中国明代の科学者、発明家。火薬製造の際の純化技術の発達に貢献したとされる。 2,フランス海軍で普及した外套の一。襟が二重巻きとなっており、防寒性に優れる。 3,瀬戸内海沿岸で、葬儀の時、墓へ供物を持っていく盆。 4,仏教用語で、生前に禁忌をおかした先祖が、盆に帰ってこれない状態。 5,フランスの小説家。自身の薬物濫用経験を基にした小説「ある薬物中毒者の独白」で知られる。
Round6・「くたかけ」 1,梁打ち技術の一。筋交いを多用し、重いが頑丈となる。 2,戦国時代に出来た占術。五角形に切った板に吐瀉物をふりまき、その模様から戦の勝敗を占う。 3,民謡の調子の一。赤湯節、鬼木節などにみられる。 4,朝早く鳴くにわとりを罵っていう語。 5,源氏物語第二十六帖の巻名。
Round7・「さわやけ」 1,乾燥地帯で用いられる放水機。 2,戯曲『サムソンとデリラ』に登場する架空の王家。神の怒りを恐れ、目を潰されたサムソンを放逐する。 3,九州の方言でトビケラのこと。また、その佃煮のことを指す語。 4,遊女に惚れてやきもちを焼くこと。 5,大根のもやし。
Round8・「でかろぐ」 1,デカン高原で発達したタガログ語クリオーリョ。 2,モーセの十戒。 3,身体の一部が巨大であることを暗喩する語。 4,特に暴力などに怯えること。 5,対数の尺度を表す際にネピア数でなく10を用いたことを明示したもの。
Round4・「ああしやごしや」 1,江戸時代にキリスト教徒が神に救いを求める際に言った語。 2,鳥小屋に入っている鳥が鳴かないまま夜が明けきってしまうこと。 3,ああしろこうしろと口うるさく言うこと。 4,あざけり笑う意の囃し言葉。 5,浄瑠璃の演目の一。隻腕の町奉行、将虎の活躍を描いた人情芝居。
Round5・「ろーとしあんつ」 1,ドイツ南部の観光都市。ノイシュヴァンシュタイン城で有名。 2,11世紀スイスに端を発した国際救貧院財団。現在では環境支援活動も行う。 3,網目状の排水路と巨大な貯水槽を複合した大都市の治水機構。 4,老舎の長編小説。若い人力車夫を主人公に古都北京に生きる人々を写実的に描く。 5,フランス王朝下での貴族階級の特権の一で、免税が保証される制度のこと。 PR たほいや譜は、普段自分が参戦しているもの以外はあまりあげないのだけど、せっかくプレイしている場にいたので、記念あげ(晒しあげともいう)。この日1回目のたほいやは、参加者6人中4人が初参戦の「初心者大会」でありました。参加した経験者は、「初めての割には、言葉選びも答えも悪くなかったですよ」と上から目線のコメントを残したという。
Round1・「どるめん」 1.フランスの哲学者、思想家。フランス革命に参加したとされる。 2.ブラジルに生息する野鳥の一。絶滅危惧種に認定されている。 3.フランス人宣教師。1875年に来日し、横浜で法学を教えた。 4.新石器時代から鉄器時代初期にかけての巨石記念物の一。 5.ドイツ南部の都市。人口20万人ほどで、鉄鋼業が主産業である。 6.オーストラリアドル、USドル等、ドルを総合していう時使う語。 後で話題に上ったのだけど、割と有名な言葉らしいですね。私は知らなかったし、このときの参加者にもたまたま知ってる人はいなかったけど。
Round2・「かずうぃーにー」 1.ウリ科の一年草。果実は食用とされ、ヨーロッパで広く栽培される。味は淡泊。 2.11世紀末のイラン系法学者。高級官僚としてトルコ人支配下のセルジューク朝に使えた。主著、「法学典範」。 3.アラブの地理学者、博物学者。イランのカズヴィーン出身。 4.ウマイヤ朝の神学者。現在のイラクを中心に活動した。 5.イタリアの四大オペラの一。貧しい主人公の少女が大地主の妻に成り上がる過程を描く。少女貧記とも。 6,ドイツの物理学者。素粒子のホール効果を提唱。1987年没。
Round3・「いもごみ」 1,狭い空間に人が密集しており、非常に混雑している様子を表した語。 2,平安時代の初期、貴人達が乳女に自分の子を見張らせることを指した語。 3.ライトノベル『俺の妹がこんなにゴミなはずがない』の略称。 4,小さく可愛らしいものを好むこと。平安時代中期から使用がみられる。いもごのみ、とも。 5.米の粉に山の芋をすりまぜ、昆布で包みタレ味噌で煮て小口切りにした料理。 6,サツマイモのつるで編んだ縄を味噌で煮染めたもの。芋がら縄、とも。 はじけた方が面白いが、物事には限度があるね、っていうのが分かる事例。
Round4・「おおろく」 1,浮浪者の老人のこと。 2,江戸時代寛政期に諸藩の大名が定期的に自分の御家人に支給した俵米のこと。 3,東北地方の一部の地域で用いられる方言。標準語の面白く、と同じ。 4,大きな鹿を指す言葉。室町時代北陸で使用が見られた。 5,大型の虫かご。ころくに対していう。 6,陶磁器製の器を組み合わせた保温器具。下の器に湯をはった状態で用いる。 毎度お馴染み、ググっても答えが分からない言葉シリーズ。
Round5・「めずり」 1,まぐろの突きん棒漁業に使用するモリ。長いひもをつけており、それを引くとモリの先が開いて抜けない仕掛けがしてある。 2,奄美大島にしか生息していない小型の齧歯類。 3,農機具の一種。多く鉄製で櫛の歯のような形をしており、雑草を抜くのに使用する。 4,版画の下刷りの際に型枠に墨を流し、紙の位置と合わせる作業。 5,主に九州で用いられ、生魚になっていない小型のブリを指す語。 6,ドイツ語でメメント・モリを指す語。ナチスの圧制下で非アーリア人種の団結を強めるために使用された。 ググっても(略)
final Round・「じにあ」 1,広義には、キク科百日草属植物。また、特に百日草の園芸上の通称。 2,セネガルの都市名。日本人町があることで知られる。 3,ルワンダ北部の山。標高1902m。 4,貝を糸でつなげた装飾品。インドネシアで用いられる。 5,和製英語。シニア層に向けたマーケティング方法を指す語。 6,1972年、冬季五輪の誘致のために定められた標語。ジャパンニッポンアジアを指す。 このround5,final roundの6番は同じ人物の手によるものである。あまりの傍若無人さに、この日彼は「たほいやタイラント」の称号を賜ることになる。 なにこの綺麗なエンディング、最終話。近年の1クールアニメの中で、ここまで普通に最終回っぽさを出して最終回っぽく終わったのは久しぶりに見た気がする。ベタっていいよね。そして、何の遠慮もなくシームレスにぶっこんでくる「ハイスクールD×D」3期決定の報。いや、そこで完全に同じ作品みたいな扱いにするんじゃねぇよ。……いや、同じ……か? 楚南さんとリアス先輩は結構声質が違うことは分かった。 さておき最終回。前回プリンスが政府軍に攻め込まれて大ピンチを迎え、今回でいよいよ最大の巨悪たるプリンスが倒される回になるのかと思いきや、なんとリッツの手助けを得て、正義(ペンギン)と悪(プリンス)の夢の共演が実現、無事に「共通の敵」を打倒しての大団円と相成った。いや、そりゃそうなるんだろうけども、出来ればプリンス勢がもっとボコボコにされるところも見たかった気がする。一番納得いってないのは、ここまであれだけの関係を築いてきたリッツが、割とあっさりプリンス側と手を結んでしまったことで、感情的にはリッツはずっと正義を守る「敵対者」でいて欲しかったんだけど。まぁ、この大団円を迎えるためには、「共通の巨悪」を登場させるしかないので致し方ない措置ではあるか。ツンでれるリッツが可愛かったので良しとする。 そして、舞台さえ揃ってしまえば、あとはもう、世に溢れる「最終回テンプレ」にのせるだけの簡単なお仕事。すんでの所で救出出来たダイミダラー2機に搭乗して反撃に転じる孝一と霧子。更なるピンチに駆けつけるリッツ、ゲストキャラシックスの手助けを受けて復活する将馬など、そりゃまぁ、盛り上がりますよね。これまで登場したどのキャラにも満遍なく活躍の機会が与えられており、悪辣な政府軍を相手に勧善懲悪というか、観エロ懲健全の物語が分かりやすく紡がれていく。一応「健全と言いながらエロから目を背けることは正しいことか」という社会風刺的なメッセージ性もあるにはあるのだが、「こいつらに言われても説得力は無いな」みたいなギャグが前提なのでそこはそれ。「愛とはエロの文学的表現にすぎない」っていうのはけだし名言だとは思った。 笑いどころとしては、高らかに「健全」を歌い上げたダイケンゼンが、即座に街を蹂躙する悪逆非道のモンスターへと化してしまうあたりである。最後の最後までこの「正義を歌い続ける悪魔的存在」っていう転換が面白い作品だった。今回のエピソードでは「正義」「悪」がもう一回反転して改めてダイミダラーが正義側になったかのような錯覚を覚えるが、決してそんなこたぁないからな。霧子なんか「私たちが愛し合うのはそんなに悪いことか!」と涙ながらに訴えていたが、別にイチャイチャするのが悪いんじゃなくて、そのイチャイチャがダイミダラーを操縦して街を破壊して回ってのが悪いんだっつうの。今回ダイケンゼンが暴走したのも、実際はプリンスの3博士が直接の原因であり、やっぱり作中で最も悪いのはプリンス勢なのである。それをさも正しかったかのように丸め込んで綺麗に終わらせてしまうシナリオラインは、したたかというか、馬鹿というか。いいはじけっぷりである。 そして、最終戦ということでロボット3機と巨大ロボットダイケンゼンのバトルは、これまでの総決算的な意味合いを込めた大盤振る舞い。ペンギンロボは正統派の格好良さになるし、2機のダイミダラーも、ここまで大仰に立ち回っているとやっぱり「ダサい」よりも「恰好いい」が先に立つ。徹底的に手書きベースにこだわり、昭和の匂いがするもっさりロボモーションと、光学兵器で暴れ回るダイケンゼンの対比が非常に分かりやすく、最後のインサートブレイクもキマっている。ロボットものの格好良さっていうのは色々な要素があるが、今作におけるロボの鈍重さ、迷惑さも、1つの格好良さのファクターといえたのではなかろうか。 結局、終わってみれば誰も不幸になっていないという綺麗過ぎるハッピーエンド。帝王様は最後の最後まで人格者であらせられ、今作をまとめ上げる超越的視点の持ち主として最後まで恰好良かった。ちゃんとリッツが連れていって貰えたのがとても嬉しい。彼女は向こうの世界で末永く幸せに暮らすんだろうなぁ。さぁ、とりあえず帝国が無くなって脅威も去ったのだから、日本政府は改めてプリンスを潰す算段をしましょうね。 「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」 5→4 これは「設定を活かす気が無い作品」ではないが、「設定を有機的に結びつけることが叶わなかった作品」ということになるだろうか。これだけ色々と気になる設定を設けておきながら、なんでお話を面白く出来なかったのか、なんだか勿体ない気がする。 序盤に驚いて興味を惹かれたのは、タイトルにもなっているメインヒロインが「部屋から一切出られない」という部分である。「神様のメモ帳」や「GOSICK」のように、探偵役のキャラがアームチェアに拘って外出しない例はあったが、本作では謎の中心人物であり、便利道具を無尽蔵に出してくれるドラえもん的スタンスにある七々々ちゃんが外に出られない。つまり、冒険、バトル、頭脳戦というあらゆる局面に出番が無い。この斬新な設定は一体どのように物語に影響を及ぼすかと思って期待したのだが、マジで「単に影の薄いヒロイン」になった。すげぇ。まぁ、「居丈高にネトゲをプレイし続ける地縛霊」っていうだけで割とキャラが立っていたので何となく面白く思えてしまったのは悔しい部分であるが。物語の骨子となるのは、「便利道具を探し求めるために様々な趣向を凝らしたダンジョンに潜る」こと。うわべは珍妙だが、宝物を求めてダンジョンに潜るのは古典ファンタジーからの鉄板シチュ。ベタなものでもがっつりと「冒険」をテーマにして描かれるならば面白かろう、という期待もあったのだが、なんと、ダンジョンギミックは全部適当。CGで描かれた異世界のごときダンジョンは現実感に乏しすぎて緊迫感にかけ、攻略のプロセスも特に含みは持たず、「勢いでクリアする」「天災に任せる」の2パターン。これはものすごくがっかりだ。そして、出現する七々々コレクションは、人智を越えすぎてて恐ろしく便利だ。「それがあれば次のダンジョン楽だよなぁ」的なものや、「それ1つで世界が割とどうとでもなる」レベルまで。もう少し情緒ってものをさぁ。 「ダンジョン」「アイテム」という当初期待していた2つのファクターがしょんぼりだったので、こりゃぁ駄目かと思ったが、一応のギミックとして重護が「悪者系主人公」であるっていうのが働いていて、視聴者目線からでも軽めのどんでん返しが2つ3つあったのは視聴モチベーションを維持する効果があった。天災の自動推理や、重護の理不尽なタフネスなど、ギミックをわやにしてしまう要素もふんだんにあるのだが、それなりに「シナリオとして捻ろう」という意識があり、予想とは違ったが、「次に何が来るかが分からない」という期待感は維持出来ていた。全てが上手い具合に効果を発揮していたとは思わないが、「はて、この世界の本当の姿はどうなってるんだろう?」という興味は湧く。結局尻切れトンボで終わってしまっているのでこの興味は一切報われないのだが、まー、現行で続いてる作品のアニメ化なのでその辺は仕方ないか。もし2期目があれば、もう少し「世界の真実」を絡めたネタが掘りさげられるのかも。 粗の多い作品なので褒める気はあんまりないのだが、アニメとしては充分安定していたので、そこは恵まれていた作品。七々々ちゃんをはじめとしたヒロイン勢は全部可愛かったし、CGダンジョン以外の部分で動きに手抜きは無い。なんだか最初から最後までノイタミナっぽい売り方の無い作品だったが、これはこれで独特だったといえるかもしれない。おかげで中の人フェスタ的な見方は存分に楽しめて、田辺留衣の2発目の仕事としては割と好印象。あと、天災は理不尽なのに何故か憎めない良いバランスのキャラになってた。頭の良いアスミスって珍しいよね(失礼)。 「悪魔のリドル」 4→3 茶番茶番アンド茶番。最終回の良い話っぽい空気がこの作品の狙ったところを如実に表していて清々しい気分になりました。……いいんだけどね、こういう作品があってもね。ただ、それにしてもなおざりじゃない? 元々、1話目の兎角の行動原理からして理解不能だったことでモチベーションが上がらなかった本作なのだが、視聴を続けていっても兎角を含めて他のキャラについても全く何考えてるか分からないし、「そうなっても、そうならんやろ」のオンパレードだったため、どんどん適当に観るようになってしまい、おかげでますます訳が分からなくなるという負のスパイラル。適当に観るくらいなら切ればいいじゃねぇか、って話なんだけど、「切るほどではないな」というボクの病巣が諦めに待ったをかけ続けた。その結果として、この12本の素晴らしい茶番が観られたのだから、これはこれで収穫ではある。 「独自設定として用意されたパーツを全て有効利用しない」という、斜め上過ぎる路線で打ち出された本作。暗殺者たちが集められた教室のメンバーは、誰もが暗殺のど素人よりも殺人が苦手であり、戦闘のプロ達が、ひょっとしたらこいつら目が見えてないんじゃないかってレベルの戦闘を行う。このもっさり感をどのように払拭できるというのか。全て終盤で明かされたプライマーの効果だったんだよ! という衝撃的な説明をしても良いのだが、それだって観ている方としては「茶番」に映ることに変わりはない。デスゲーム設定というのは、主に「本気で戦うモチベーション」で緊迫した心理を描くこと、そして、互いにゴールを目指してしのぎを削る知略謀略やバトルの醍醐味を見せることが面白さのベースにある。その片輪である「バトルの醍醐味」が、全部安全装置つきってんじゃ話にならないだろう。「お互い一歩も譲らず平行線」ならいいが、「兎角さん弱すぎィ!」「殺す気なさすぎィ!」の平行線では、見ていて退屈するばかりだ。 もう片方の軸となりうる「ゲームへのモチベーション」であるが、1話につき1〜2名が退場していくという高速展開では流石に描ききれるものではない。アニメ版「ダンガンロンパ」も同じような悩みを抱えていたが、「人を殺すまでの信念」を描くというのは並大抵のものではなく、紋切り型の「理由」をつらつらと描かれるだけでは真に迫らないし面白味もない。ほぼ紹介無しの後付け設定みたいにしてヒロイン勢が脱落していくので、後半になるほど盛り上がるように積み重ねる、なんてことも出来ない。暗殺者の皆様は、「何となく殺したい意志を表明し」「何となく理由を語り」「その割に本気で仕事をせず」「ひっそりと退場する」を繰り返すのである。どこを面白がればいいのだろうか。まぁ、流石に天丼を重ね続けて毎回元気に動き回る晴ちゃんを見てたら逆に笑えてはきたけども。 結局、このゲームの目的はなんやったんや、とか、晴ちゃんの家の話はどうなるんや、とかいったバックグラウンドの話は何も解決しないし、延々ダイスをゴリゴリやってた杉田にも特に意味は無い。一番バックグラウンドが描かれたキャラは兎角のはずなのだが、やっぱり奴のモチベーションは理解が及ばないのである。開き直ってキャラ萌えアニメとして見てしまうのが一番正しい視聴姿勢だったと思うのだが、そういう方向性にしちゃぁキャラデザとか動画も身が入ってないしなぁ。まぁ、鳰ちゃんは割と好きだったんだけどね。全員があのくらいの登場頻度で、きちんと個性を売り出して、美味しい部分が浸透した後に殺し合いをはじめてくれればもう少し楽しい展開にはなったと思うのだが……。全部アニメが短いのが悪いんや。 結局のところ、話の奥行きが一切無いので「茶番オムニバス」という希有なスタイルとしてまったりと引き笑いしながら見る結果に相成りました。こんだけ酷評してても、別に毎週見るのに苦痛はなかったからいいんだけどね。中の人については、兎角さんがあんまりしゃべらんもんだから諏訪彩花については相変わらずイメージが固まらなかった。晴ちゃん役のひーちゃんとか、鳰ちゃん役のナンジョルノあたりにポイント加点が入ったくらい。あとすみれこさん役の荒川美穂はだいぶ落ち着いて仕事出来るようになってきたかな、という印象。今回のヒロイン勢で出てきた新しい名前に、今後のスターは隠れているのでしょうか。 オープニングワロタ、最終話。やっぱり最終回でSEが入るのはお約束ですが、正直このオープニングは別に入れんでもよかったやろ。大体不穏な音ばっかりやないか。 一言で言えば投げっぱなしエンドである。元々2クールあるってのは分かっていたのでこれは別にかまいやしないし、むしろ半端に区切りをつけられるよりも、室伏なみの大投擲でここまでぶん投げてもらえばいっそ踏ん切りがつくので文句の言いようもないのだが、欲を言えばやっぱり分割じゃなくてすぐにこの続きは見たいよね。こんだけ鬱憤を溜められて、2期目が大したことない展開だったら暴動起こすぞ。 さて、この最終話での焦点は、やはりなんといっても「るうの願いは成就するのか否か」というところだったと思う。ここで一旦区切りをつけるという時に、「るうの願いがとりあえず叶い、ひとまず平穏が訪れる」というオチはどこか期待していた部分があったのだが、残念ながらそれは叶わないまま終わってしまった。しかも、その叶わなかった理由が「タマの反乱」であり、先週まで引きずっていた「るうとお別れするのが嫌」というタマらしい動機に加え、夢世界で繭と対話してなんかよく分からない思い出話を突然持ち出されるというおまけ付き。もう、ルリグ世界での人間関係は予想もつかない状態になっているのである。 そしてもう1つのトリガーとなったのが、伊緒奈・ウリスコンビの大願成就。どうも、彼女の願いはタマが絡むルリグ業界の本質に関わる部分に関係しているようだ。彼女たちのいう「最後の条件」とは、おそらくタマとるう子の関係性の変化を意味していたのだろう。もしかしたら、タマを媒介した夢限少女宣誓がトリガーになっていた可能性もある。タマはあの世界の元締めとおぼしき繭と特別な関係にあり、あの世界を司るシステムの一端を担っている。そのタマが、宣誓途中でキャンセルを行うという非常に不安定なタイミングを狙い、ウリス達はカウンター気味の夢限少女宣誓を浴びせたわけだ。どうも、これが2人の狙いだったように見える(セレクターとルリグは願いを共有しなければいけないのだから、どちらか片方だけの意志ということはないだろう)。一体何が目的だったのかはやはり分からないままだが、結果として、まずウリスは当然伊緒奈に成り代わって表の世界に顕現した。そして問題となる伊緒奈だが、そのままウリス衣装を装備した状態で、まさかのるう子の下へ。これが伊緒奈の望んだ狙いだというのなら、素直に驚きだ。 ここで問題なのは、「何故伊緒奈が入ったか」ではなく、「何故タマが消えたか」である。夢限少女宣誓の途中キャンセルなんてのは(少なくとも作中では)前例が無いのでどういう処理になるのかが分からないのだが、過去の例を考えると、カードからルリグが消え去るパターンは2つ確認出来る。1つは当然夢限少女宣誓が遂行された場合で、花代さんは遊月に成り代わり、遊月はユヅキとして全く別な場所、一衣のカードとして現れた。このとき、元々遊月が所持していたルリグカードは空位になったはずだ。そしてもう1つが、セレクターバトル敗退の場合である。3敗した後の一衣がカードをどのように処理したかは分からないが、少なくとも彼女の手元に緑子さんは残っておらず、今週、ようやく別なセレクターの手元に移籍していたことが確認された。つまり、セレクター敗北時にもルリグは消え去ることになる。しかし、このどちらの場合にも、「元のセレクターはそのルリグと一緒に対戦復帰しない」という条件が満たされている。つまり、今回のるう子のように、「ルリグが消えてしまったにも関わらず、セレクターだけが健常」というのは異例なのだ。タマが消えた原因は「勝利」なのか「敗北」なのか。そして、そこに伊緒奈が現れたのはたまたまなのか。「空いたルリグカードのスロットに、一番最近夢限少女になった少女が入り込む」というルールがあるのなら、伊緒奈は狙ってるう子の手元に送り込まれることも可能であるかもしれない。ちなみに、少なくとも彼女の願いが「るう子のルリグになること」だった可能性はないだろう。願いを叶えるのはあくまで人間側(この場合はウリス)であって、伊緒奈がどのように行動するかは願いに直接関係していないはずだからだ。うーむ、彼女の言動は謎ばかりです。 まとめておくと、2期に向けて解決すべき(というか抱えておくべき)疑問は大きく2つ。1つが「伊緒奈関係」であり、「彼女の願いとは何だったのか」「一度ルリグ界を経由しているような口ぶりの彼女の正体は何なのか」が大きな柱になってくるだろう。そしてもう1つが「タマ関係」で、「彼女は何故消えたのか」「彼女と繭の関係はどういったものか」「そもそも彼女の正体は?」などが大命題となる。こんだけのものを抱えて3ヶ月待たないといけないのか……。 一応、最終回らしい強引な展開で負担が軽くなった部分もいくつかあるので、それはついでに確認しておこう。大きな前進があったのは一衣関係。いささかご都合主義過ぎて、今まであんだけ一衣ちゃんを不憫に思っていた俺のシンパシーを返してほしいくらいだが、とにかく、友情パワーによって一衣は復帰した。もうるう子に触られても痛みは感じないようだし、記憶も戻ってきた(あの試合が事実上の決勝だったのは笑った)。一衣自身は願い云々を別にして今後もバトルは続ける覚悟のようであるが、どうせ彼女が必死に戦っていたのは遊月を元に戻すためだったのだから、後は頼れるるう子さんに付き従っていれば何とかなるだろう。それが駄目でも、もうこの世界の理は全て知ってしまったのだから、開き直ってカードの中の遊月と「親友関係」を結んで末永く暮らしていくのもありっちゃありだよな。そもそも、「ルリグがルールを明かすのはアウト」だったはずなのだから、どんだけフォローしようとしても、べらべらと体験談をしゃべっちゃったユヅキは手遅れな気もするし……。その辺をうやむやに出来る予定だったのがタマパワーだったのだが、ちょっと暗雲。るう子が伊緒奈をルリグにして戦いたいかって言われたら、多分ノーだよなぁ。 あ、あと地味に「ばあちゃん黒幕説」は完全に否定されたと見ていいでしょうね。いや、元々そんな気は無かったんだけど、今回の反応は確実に一般人のものでしたからね。単なるいいばあちゃんだった。その他、2期の予告映像では顔が元に戻った(?)あきらっきーの姿が確認出来たり、ノーマル衣装の伊緒奈さんがいたり、色々気になる点は多い。新キャラっぽいのも1人見える。infectした後のspreadかぁ……なんだろう、2期目で終わる気がしない。第3エキスパンションが「ルリグへの旅」とか「タマの帰還」とか「新たなるイオナ」とかになるのかなぁ。オススメは「清純なるあきらっきー」。 天下の沢城大先生になんてことさせやがるんだ! です! 第11話。いいぞ! もっとやれ! 歌入れのレコーディング終わった後にみゆきちがどんな顔してブースから出てくるのかが凄く見たいです。 今回は掛け値無しに面白かった。基本的に、転機となった4話時点で「このアニメ、頭脳戦とかゲームのルールとか真剣に考えたらアカンやつや!」というので見限った部分があり、その後も幾度となく「だからどうしてそうなる」と唖然としたこともあるのだが、今回のように、頭で考える要素を極力廃し、画面の魅力とキャラ萌えのみに徹底的に落とし込んでもらえるとこのアニメは面白い(一応頭脳戦っぽいこともしてることはしてるが、そっちは突っ込まない)。ことに白の活躍が前面に押し出されていると素敵だが、ステフのオフ気味の一人コントとか、ジブリールの外し気味のメタネタとか、そういう部分では割としっかり笑いがとれる。まぁ、やっぱり「キャラ可愛い」ってことになってしまうわけなのだが……今回はそれでいいよね。ほぼ全ヒロインがフル回転だったものね。冒頭、秋葉の街で途方に暮れてる白のへちょ顔が最高。 そして、今回は縦横無尽に飛び回るアクション面での描き方が凄まじい。町並みなどが3Dで描写された中での、何でもありの銃撃戦がメインなわけだが、構図の取り方とか、モーションの見せ方が本当にお見事。今作は浅香さんやら池端さんやら、画面作りの上手いクリエイターが色々と魅せてくれていることも重要なポイントで、今回の見事なコンテワークは一体どこの誰なんだろうと思ったら、なんと3D畑がメインのクリエイター。藪田修平氏という方だが、どうやら「進撃」の立体機動なんかでも腕を見せてくれた「3D職人」と言える人のようである。久しぶりに一目で惚れ込める良い仕事だった。こういうところはホントに恵まれた作品だなぁ。 あと、個人的なオススメポイントは冒頭の麦人さんのアツ過ぎるゲーム紹介ね。麦さんは本当に何をやらせても素敵ね。久しぶりに全力で笑わせてもらいましたわ。ホントに恵まれた作品だなぁ(2回目)。 だから何故そこで挫ける長谷よ。第11話。一番大事なタイミングでよく分からない挫け方をする豆腐メンタルをなんとかしろ。お前がへたれると藤宮さんが辛くなるんだってば。 今回最大のニュースは、「九条が割と普通に良い奴だった」というところだろう。はっきり言って、長谷は悪い奴では無いのかもしれないが、面倒な奴である。あの聖人君子たる将吾だけが唯一つきあえていることからも分かるが、悪気の無い状態でも、割とげしげし人の心に踏み込んでくる上に、独りよがりなところがあるのでとても面倒である。だからこそ藤宮さんという聖域に踏み込めたわけだが、他の人間からしたら、やはり「こいつウザいな……」と思うこともあるだろう。しかし、九条は最初こそそういう態度で接していたものの、割とすぐになれてしまったのか、長谷の失礼な物言いにもあまり邪険にせず、むしろ親身になって相談に乗ってくれる良い奴だった。普通、あの導入で話題を振られたからって、すぐに昔の女友達を呼び出して一緒に話をするセッティングしてやろうとは思わないだろう。まぁ、「自分も藤宮さんの真実は知りたかった」っていうのが一番の動機なのかもしれないが、それでも長谷のためになっているのは事実である。もっと早くに親しくなっておけば面倒をかけずにすんだのにな。その後のファミレストークでも、九条は割と素直だし、これまでの態度だって転校したてで緊張してただけだと思えば大人しかったもんである。是非とも「藤宮さんの笑顔が見たい会」を結成して仲良くなって頂きたい。……まぁ、その場合にはあからさまにライバル関係になるわけだが。 で、そんな九条君の計らいのおかげで、ついに明かされた藤宮香織の真実。いや、大体これまで出てきた断片的な情報から類推される程度のものではあったのだけど、改めて聞かされた九条君は割とショックだっただろう。あの七面倒くさい藤宮さんの症状が、意図的でなかったとはいえ、少なからず自分に原因があったのだ。そんなことを聞かされて平気ではいられない。すっかり長谷の前で虚勢を張るのも忘れ、藤宮さんのことも「香織」って呼んじゃう始末。しょうがないよなぁ、ロリ宮さんも可愛かったしなぁ。そら特別仲良くなろうとしますわ。そして、そんな真実は何の因果か直接藤宮さんの耳にも届いてしまうことになった。また前回のようにリセットの引き金を引いてしまうかと思ったら、なんと、藤宮さんはこれに耐えてみせた。涙は流してみせたが以前のように倒れることもなく、無事に受け入れた後、「昔のことだと思えば平気」と克服したことまで報告してくれた。つまり、もう藤宮さんの回りに心配ごとは何一つないのである。まだ記憶を失う症状が完治したわけではないかもしれないが、わずか数ヶ月で改善出来る程度のものだ。いつの日にか、全く症状が出ずに平穏な月曜日を迎える日も来るだろう。原因を知って根源から治療できたということは、そういう意味である。 それなのに、嗚呼それなのに。何故長谷はそこで弱腰になるのか。「九条と同じように、自分も意図せずに藤宮さんを傷つけてしまうかもしれない」って、そんなん知らんわ。人と人との付き合いなんだから、それくらいのことは起こるだろうよ。しかし、そんなん気にしてたら誰ともつきあえないだろう。九条の時の事件は、本当に偶然が引き起こした悲劇である。そもそも「週の頭で記憶がリセットされる」なんて稀代の奇病が予測出来るはずない。普通に考えたら、そんなことを気にかけるのは杞憂でしかないのだ。何故、長谷はこの最大のチャンスで逃げるのだ。しかも、藤宮さんにとって辛い形で。もー、いっそ九条に任せてしまう方が早いんじゃないのか? 彼はまだ脈ありみたいだし、さっさと一連の流れについて謝罪して、改めて2人でお勉強する「特別な友達」になればいいじゃないか。もう、今の藤宮さんの回りには心配ごとはないのだから、それでいいだろうに。もー。 というわけで、長谷のチキンぶりに毎度イライラさせられるお話でした。最終的に幸せに終わってくれればそれでいいけどさー。そんなことより、今週は山岸・将吾間も気になる展開ですよ。山岸さんも逃げ腰だぁ。将吾は別に怒ってないのに。あれがデフォな上に、重度のツンデレなだけなのに! 山岸さんが本気でオロオロしてるのをみるのは初めてなので、すげぇ刺激的。メインのカップルを差し置いて、とりあえずこちらを幸せにしてあげてください。 これはずるいわ、第11話。確実に泣かせに来てるもんなぁ……まぁ、泣くんですけど。μ‘sとしての活動は、アニメとしては2クールだけ、作中の季節でも1年弱で終了。後世に語り継がれる伝説的アイドルユニットみたいだな。 以前から引きずり続けていた「卒業問題」に決着をつける。あくまで高校生ユニットなのだから、必ずどこかで終わりが来ることは分かりきっていたこと。しかし、あまりにもその結成が劇的だったために、その先を見ることが出来ていなかった。今後のプランは大きく2つ。1つは、3人が抜けた後にもμ‘sとしての活動を続けていくこと。「それが普通のアイドルだ」ということで、にこはこの案を(本心からとは言えないまでも)支持していた。しかしまぁ、「メンバーが卒業したり、新規加入したりするのが普通」っていうアイドル観って、そこまで普通のものでも無い気がするけどね。昨今のなんちゃらいうグループ連中がそういうシステムを構築しただけであって、やっぱり往年のアイドルファンといえば、「メンバー全員が揃って初めてグループ」っていう結束があったように思える。ただ、今回訪れたアイドルショップには大量のμ‘sグッズが並んだりしていたところを見ると、既にμ‘sは「穂乃果達のもの」を飛び越えて立派な商品価値を持つ存在に変貌しているのも事実。あのグッズどもがどういう利権でもって販売されているのかは謎だが、スポンサーの1つや2つついていておかしくないレベルだ。普通に考えたら、メンバーの一存でその進退を決められるかどうかすら怪しい。一応、学園の建て直しから始まった企画だと考えると、グッズ販売とかの権利関係はことりママを通じて学園で管理してるのかなぁ。解散するとか言ったら学園側からストップかかりそう。 まぁ、そんな生臭い話はおいとくとしても、「μ‘sを続ける」というのは非常に説得力のあるプランなわけである。アリサちゃんなんかは新生μ‘sに加入する気満々であり、妹特権で既にメンバー気分。そしてそのことが穂乃果を悩ませもしたわけだが、あまりにも出来すぎる優秀な妹さんの計らいにより、その方向性にはブレーキがかかった。やはり、μ‘sの行く末はたった1つの選択肢しか残されない。メンバー9人、満場一致での結論は、「1年でおしまい」というものだった。真姫ちゃんの言うようにμ‘sとしての活動が終わってもアイドル活動は続けていくのだから、一度看板を下ろすことがそこまで大きな問題ではないだろう。しかし、メンバーの心情面では、この幕引きが最も大切な通過儀礼となる。かけがえの無い「始まりの名前」であるμ‘sは永久欠番として封印され、9人だけのものになることが大事なのだ。ひょっとしたら、将来的にこのメンバー9人が集まれば「μ‘s」としての旗揚げも可能になるわけで、ここで「2年目以降のユニット」との差別化を図り、プライオリティをつけておくことは大いに意味がある。悩むまでもなく、結論は1つしかなかったのである。 分かっていた話ではあっても、やはりそこには別れがあり、涙を禁じ得ない。海辺でのメンバーそれぞれの思いに胸が詰まる。決断を下したリーダー穂乃果はもちろんのこと、必死にアイドルとしての存続を訴えたにこ、後ろからついていくばかりの先輩の背中を忘れることが出来ない一年生たち、そして、この9人に、μ‘sという名前に特別の思い入れを持つ希。「9人」という人数がここまで端正な形で収束している様を見られるようになるとは、2年前には思いもしなかったことだ。終わりは常に悲しいものではあるが、ラストライブに向けての華々しい幕引きは、是非とも「有終の美」となって欲しいものである。 ちなみに、そんな重要なエピソードだったので、今回も画面には気合いが入りまくっているし、オフショットメインなのでここぞとばかりにサービスもてんこ盛りになっているので、ややこしいコトを考えずともお楽しみは満載である。個人的に欠かせないのはかよちんの自宅シーンでの眼鏡ショットなわけだが、その他、あざとすぎる動物園でのことりショット、海辺でのさりげなくも大胆なにこまき補強シーン、その後駅構内でのえりうみの絡み、あふれ出る母性でにこを抱き込んでしまう希さんの雄姿などが見どころ。やっぱり3年生組に良いシーンが多いなぁ。ところで、あの日曜日の日程は大丈夫だったんですかね。どう考えても時間が足りないくらいの過密スケジュールだったと思うのだが……あと、誰がどこを希望したかを1人ずつ当てはめていくと、公園の池に行ってスワンボートを漕ぎたいといったのはどう考えても海未ということになるのだが、やっぱりあの子ちょっと変だと思う。 |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(03/15)
(03/15)
(03/15)
(03/14)
(03/14)
(03/13)
(03/13)
(03/12)
(03/12)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|