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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 放出。相変わらず頭おかしい系。

 

Round1・「たんせきらてい」

1.馬などのひづめの一種。契丹に代々伝わっていた。暗に駄馬とののしる語。

2.日本で生まれた中華料理の一。牛の胆石を甘辛く煮込み、塩で味付けしたゆで野菜と一緒に食す。

3.「平坦な道こそ良い道」の意。奇をてらわずに正攻法でいくべきという教え。

4.一糸まとわぬ姿で勇敢に戦う様。

5.肌を脱ぐことと、裸になること。

 動物の石シリーズは多いが、流石に胆石食いたくない。

 

Round2・「まぎらわしどころ」

1.大相撲で、土俵から出るか出ないか微妙なところ。

2.のどちんこの異称。

3.相撲において、初場所で負け越した力士を集めて行う取り組み。江戸時代後期には存在が確認されるが明治時代に急速に廃れた。

4.からくり、ごまかしの入る余地。

5.まぎらわすために行くところ。

 ②は何が紛らわしいんですかねぇ。

 

Round3・「たびだんす」

1.旅を泣く泣く諦めること。松尾芭蕉が自身の句の中で使用した。

2.アメリカのプロボクサー・デスマイケル・タビが得意としたフットワーク。華麗なロープ際殺法との組み合わせ多くの選手を屠り、ボクシング界に暗黒期をもたらした。

3.向原久雄の処女小説。茨城県内を転々とするタンスの独白形式で消費社会を鋭く風刺する。

4.仏教の教えの一。疑わしきは疑えの意。仁和寺の僧侶が尾のはえた坊主を訝しみその尾を引っ張ったところ、坊主が狸になった説話から。

5.茶の湯の棚物の一種。旅行用に茶道具一式が入るように工夫されている。

 タビ三兄弟の長男、デスマイケル・タビ。その実力は兄弟最弱であり、次男はヘルジェイムス・タビ、三男はナイトメアボビー・タビ。お前は何を言っているんだ。

 

Round4・「うべなうべな」

1.なるほど、その通りである。

2.ルブバラ族の神話に登場する人面龍。怒ると羽毛を逆立たせ、その咆吼で嵐を呼ぶ。

3.もっともなことであることよ。

4.哲学書「シンパスヒー」に登場する、社会を丸ごとつかみ取る両腕。

5.スワヒリ語の子守歌。娘が二次性徴を迎え、村長に初夜を捧げる様子を遠回しに歌ったもの。

 歌うな歌うな。

 

Round5・「にいるぴと」

1.ファッションデザイナー、東京生まれ。法政大学卒。本名、良夫。

2.(ニライカナイからの来訪者の意)沖縄の八重山地方の豊年祭に来訪する赤また、黒またをいう。

3.北海道東部の地名、アイヌ語で「黒い森」の意。

4.江戸時代中期、大阪の中田村多兵衛がフランス人宣教師フランシス・ヌーヴォーを指していった語。新人類。

5.へリオポリス系エジプト神話の農耕神。硬質の翼を持ち、徒手空拳で戦う。ナイルを氾濫させ、大地を潤わせる。

 

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<無色>

 

Brain in a Jar 瓶詰め脳 (2) R

アーティファクト

(1)(T)、〜の上に蓄積カウンターを1つ置く。あなたは〜の上に置かれた蓄積カウンターの数と同じ点数で見たマナコストを持つインスタントかソーサリー呪文を1つ、そのコストを支払うことなく手札から唱えてもよい。

(3)(T)、〜の上から蓄積カウンターをX個取り除く:占術Xを行う。

 イニストラードはゴシックホラー次元だが、案外サイバーな方向にも技術革新は進んでおり、全く機械文明が無いわけではない。過去にも「霊捕らえの装置(ISD)」やら「ナースタードの潰し屋(AVR)」といったメカが開発されている。潰し屋なんて開発者はあのルーデヴィックさんである。もちろん、機械科学だけでなく生物学の研究もマッドなサイエンティストが盛んに行っており、「目玉の壺(DKA)」なんてナイスグロも。この脳みそもそんな目玉の発展形。瓶詰めで生きている脳ってのもSFなんかでは定番ですよ。目玉だけだと占術を絡めてカードを引くだけだったが、脳ごと保存しちゃえば呪文を唱えられるようになる。その効果はあたかもあの「霊気の薬瓶(DKS)」のごとく。こちらは起動時に自動でカウンターがおかれるので特定のマナ域でステイしてカードを連打するのには向いていないが、一応占術を起動すれば微調整は可能。むらっ気は強くなってしまったが、元々デッキにたくさん突っ込める基盤リソースであるクリーチャーと違って、インスタントやソーサリーについては特定マナ域で連打する意味はそこまでなさそうだし。「薬瓶」が強すぎたのでそのあたりは微調整された感じだろう。さっさとカウンターを溜められればどんなコストでも1マナで唱えられちゃうのは夢があるし、これを経由すればソーサリーでも手軽にインスタントタイミングで使用可能。とりあえず「一日のやり直し(ORI)」かな。

 

Corrupted Tombstone 崩れた墓石 (2) R

アーティファクト

〜はタップ状態で戦場に出る。

(T):あなたの墓地にあるカードを1枚選ぶ。あなたのマナ・プールに、その色のマナを1点加える。

 なんで墓石からマナが出るのかは良く分からないが、まぁ「古えの墳墓(TMP)」からマナが出るのと同じ理屈? でもなぁ、土地と墓石だとまた違う気もするが……。「迷いし者の祭壇(DKA)」のおかげでアヴァシン教の紋章からマナが出るのはあんまり違和感ないな。2マナタップインという古き良きダイアモンド設定のマナアーティファクト。出る色は墓地のカードに依存するのでやろうと思えば5色全てのマナが出る魅惑の2マナカードになる可能性も秘めてはいるが、今後の環境でそんなに色んなマナを求めるデッキが登場するとも思えないし、そこまで大きな役割は果たさない気が。リミテッドなら何にせよマナのジャンプアップはありがたいが……でも、これで2マナ→4マナのジャンプアップを狙おうとすると、1ターン目に何か(土地以外のものを)墓地に落とさなきゃいけないんだよな。あれ、割とポンコツ? スリヴァーとか同盟者とか、色を野放図に広げたい同盟者デッキで新たなマナソースの候補になるくらいかな。でも統率者は既にマナソース充実してるからなぁ。

 

Epitaph Golem 墓碑のゴーレム (5) U

アーティファクトクリーチャー・ゴーレム

3/5

(2):対象のあなたの墓地にあるカードを、あなたのライブラリの一番下に置く。

 この世界のアーティファクトクリーチャーは強い。何しろ、墓地に行ったら1枚で2つのカードタイプを埋め合わせられるのだから。おかげで今回は割とアーティファクトクリーチャーに対する監視の目が厳しく、どうってことない性能のこいつもアンコモン。5マナ3/5は「まぁこんなもんじゃん?」と思う数字だが、「包囲マストドンと同じ」って言われると途端に弱く見える。つまり、普通にデッキを組んでいてもそこまで求められてはいない。なんか能力も持っているが、正直何が目的なのかがよく分からない「ゴミ引きずり(RAV)」能力だし。相手の墓地も選べるならかなり強いのだが、何故か自分だけなんだよな。万が一、相手がライブラリを仕留めに来た時用? いいよ、そんなに警戒しなくても。

 

Explosive Apparatus 爆発性の機器 (1) C

アーティファクト

(3)(T)、〜を生け贄に捧げる:〜は対象のクリーチャーかプレイヤーに2点のダメージを与える。

 「心霊が入った心霊爆弾さ」「怖い爆発が起きるよ〜」。なんとかして無色のアーティファクトを火力にしてみようプロジェクト。様々な研究が続けられる中、一番シンプルに「ショック」を再現したのは「ツキノテブクロのエキス(LRW)」だったと思われるが、このカードはそれをややダウングレードした感じの製品で、合計コストは1マナ重くなってしまっている。ただ、必ずしも弱くなったとは言い切れず、1マナで唱えられるので狼男対策や果敢支援としては意味を持つだろう。もちろん、デッキを選ばず使える除去なのだから、環境を峻別するのがタフネス2のクリーチャーたちだったりすれば、必然的に価値も上がってくるし、「性能なんてどうでもいいからアーティファクトを墓地に置きたいんじゃ」っていうニーズはばっちり応えてくれるだろう。まぁ、結局「ツキノテブクロのエキス」ってあんまり使われなかったけども。「炎放ちの車輪(THS)」? 聞いたことのない名前やな。

 

Harvest Hand 収穫の手 (3) U

アーティファクトクリーチャー・カカシ

2/2

〜が死亡した時、これを変身させた状態であなたのコントロール下で戦場に戻す。

Scrounged Scythe 拾った大鎌

アーティファクト・装備品

装備したクリーチャーは+1/+1の修正を受ける。

装備したクリーチャーが人間である限り、それは威迫を持つ。

装備・(2)

 カカシってのはそのほとんどがシャドウムーアに生息しているクリーチャータイプ。それ単体だと単なる人形だが、広々とした農地にぽつんと立っているカカシってのはどこか不気味なもので、なんとも陰鬱な空気を醸し出しているために、暗澹たるシャドウムーアでは立派な一大種族として活躍していた。そして、似たような暗さを持つイニストラードにも、過去には「片目のカカシ(ISD)」というカカシが1体だけ収録されている。これぞ世界観優先のセット構成ですな。今回のカカシはまさかの両面カード。そして、裏面が装備品という史上初の斬新なデザインである(逆ならどこぞのデーモンがいたが)。イラストを見ると分かるが、カカシの腕に取り付けていた鎌を、緊急時に人間が拝借した、ということ。まぁ、この非常事態にせっかくの武器を畑に立たせるだけってのは勿体ないからね。正しい運用法。表面のクリーチャーバージョンは本当にどうでもいい存在なので、これは「それなりの装備品を手に入れるための前段階」と考えるべきだろう。出来ればさっさと装備したいけど、カカシが生きてるうちは無理。適当な呪文のコストに使うとか、チャンプブロックするとか、そうして鎌だけを取り出して、人間達に威迫をプレゼントするのだ。まー、装備品の方もそこまで大層な性能でもないのだが、延々威迫持ちが殴ってくるというのはかなり鬱陶しい。あと、墓地に直接送れば昂揚の刺激に丁度良い。

 

Haunted Cloak 憑依の外套 (3) U

アーティファクト・装備品

装備支度リーチャーは警戒とトランプルと速攻を持つ。

装備・(1)

 なかなか盛りだくさんな装備品。「執念の剣(M11)」と比較したりすると涙で前が見えなくなるので気にしないものとして、攻守にわたって色々と使えるのだから文句はいいっこなし。意外に大事なのが速攻付与の部分で、これを置いておけば相手は途端にダメージレースの計算が難しくなる。「闊歩するものの装具」と違ってダメージ量は増えないが、その分警戒があるので特に考えずに殴りに行けるのは大きいだろう。白には装備品支援の流れもあるし、置いとけばコストに見合ったプレッシャーはかけられるカード。

 

Magnifying Glass 拡大鏡 (3) U

アーティファクト

(T):あなたのマナ・プールに(C)を加える。

(4)(T):調査を行う。

 謎解きに必須、探偵七つ道具の1つ、虫眼鏡である。これがあれば調査が行えるのは分かるが、マナが出るのはどういう仕組みなんだい? まぁ、そうでもしないと実用レベルのカードにならなかったんだろうが。効果としては「予見者のランタン」のコンパチみたいなもの。起動コストが重くなったが、占術ではなく調査になり直接アドバンテージが狙えるようになった。起動も合わせるとトータル6マナで1ドローなのですこぶる効率は悪いのだが……手掛かりトークンを活用するデッキ用だろうな。なお、このカードのイラストでは「変なところから目が出てくる」というヤバめの病気の女性が診察されている。実は「手に負えない若輩」のイラストなど、他のカードにもこの「変なところから目が出てくる」現象は確認されており、なんかもう、ゴシックホラーってレベルじゃない気持ち悪さがこの次元に蔓延している様子が窺えるのだ。誰の影響なのかは考えない方向で。

 

Murderer’s Axe 殺人者の斧 (4) U

アーティファクト・装備品

装備したクリーチャーは+2/+2の修正を受ける。

装備・(手札を1枚捨てる)

 そのものずばりな名前が容赦無い装備品。性能としては「ヴァルショクの鉄球(9ED)」だが、設置コストがべらぼうに重く、装備コストは……軽いと見るべきか? マナを使わずにやりくり出来る独特の装備コストは、実際に使ってみれば割と「便利」というポジティブな印象が強いんじゃなかろうか。たかだか装備するのにアドバンテージロスはごめんこうむりたい、という人も多かろうが、現在のスペックならこの規模の装備品の装備コストは2,3マナといったところ。展開中に手を阻害することも多い値段だ。それを共鳴者としても運用しつつ素早くやりとり出来るのだから、頑張って設置した見返りくらいはあるはず。その性質上、マッドネスを多くもつ吸血鬼との相性が良く、速度のある吸血鬼の一撃の重みを増すのに使えそうだ。

 


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 やっぱり日本人の正月っていえばおせち、お雑煮、たほいや。

 

Round1・「さくさめのとじ」

1.出版用語。ページの端を互い違いに重ねて閉じる。

2.佐賀県有田の酒蔵。清酒「三九実」が著名。

3.水を司る神。

4.東北地方の農村で、収穫期の後に行われる行事。

5.平安時代、宮中で下女の監督にあたった老女。

6.姑、差し出がましい家庭の主婦など、諸説がある。

 

Round2・「れんひい」

1.北朝鮮民主主義人民共和国の都市。

2.過刑中、処遇中に加えて罪を犯すこと、またその者。

3.脾臓と胃が癒着する疾患。

4.平安時代、三位以上の武官が式典などで着る装束。

5.コイ目の淡水魚。中国原産。台湾の食用魚として重要。台湾鱒。

6.(山口県で)干し烏賊。

 

Round3・「だんぼらぼ」

1.ハンガリーの政治家、経済学者。1918年の革命に参加し、その後ソ連に亡命し、労働者党に入党。

2.コンゴ民主共和国建国の父。

3.(静岡県で)段段畑。

4.狩猟時に山中で仮眠を取るための小屋。

5.水中に大きな物を投げ入れたときの音。どんぶり。

6.魚の養殖池を兼ねた田んぼのこと。

 

Round4・「おにくい」

1.狂言。娘を娶ろうとする男に腹を立てた父親が鬼に化け、しまいには娘を喰らってしまう。

2.食物の毒見。→鬼飲み。

3.リアス式海岸。

4.室町時代、幕府に使えた女医。

5.罪人を拘留する杭。

6.新撰組隊長、近藤勇の通称。握り拳が入るほど口が大きかったことに由来する。

 試合中は「鬼食いとか呼ばれる漫画のキャラとかいっぱいいそうだよな」って話になってたけど、ググると流石に妖怪ウォッチ大先生がヒットする。

 

Round5・「みちゅーりん」

1.スペインの小説家、ルイス・ガルシア・フェレーロの代表作であり、ノーベル文学賞受賞作。

2.プーシキンの長編小説「大尉の娘」の女主人公。

3.ソビエト南部の山岳都市。モンゴルとの交易所としての歴史が古く、独自の混合言語で知られる。

4.ソ連の果樹園芸家。

5.アメリカの漫画雑誌。初代編集長はピーター・アーノー。主な作品に「ジャック・ラビット」など。

6.T字クランク機構において、動力部とスライドをつなぐ歯車。

 

Final Round・「あしをくわれる」

1.水虫になること。

2.わらじなどの鼻緒で足を痛める。

3.何もない場所で転ぶこと。自滅。

4.底値を割り、損が出てしまうこと。

5.同居人と仲違いすること。

6.時間をとられる。

 

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 あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくって言いたいけど、いつまで続けられるか定かじゃないよ、ヨロシクオネガイシマス。

 さぁ、年越しは<物語>シリーズだ。なぜか「これで3年目かー、随分この習慣も定着してきたなー」って思ったけど、別に去年は放送してないな。途中で挟まった「花物語」と記憶がごっちゃになっていた。13年末の「猫物語(黒)」以来、2年ぶり2回目の年越しシャフトである。どうせ紅白にも民放にも一切興味が無いので、こうして年越しを新作アニメで迎えられるセッティングは非常に嬉しい、是非ともシャフトは(アニプレは)これを毎年の恒例行事にしてほしい。別に物語シリーズにこだわらなくてもいいからさ、ひだまりとか絶望先生とか、それ町でもぱにぽにでも、とにかく新作アニメをぶっ続けで2時間やる枠。こんな贅沢なこともないよね。頑張って、偉い人。

 さておき、久しぶりの放送となった<物語>シリーズ、今回のメインタイトルはなんと斧乃木ちゃんということで、そりゃもう、「2014年は早見イヤーやで!」と狂喜乱舞で待ち望んでいました。いや、過去にはタイトルに冠されたキャラクターが一切関係無いシリーズとかもあったので油断は禁物なのだが(実際、1話目はほぼファイヤーシスターズの話だけだったので不安になったりもしたのだが)、斧乃木ちゃんはきちんと今作では活躍してくれたので一安心。まさかの大晦日に、大量の幼女の、童女の、ロリの裸体が拝めて、綺麗な表情、蠱惑的なポージング、プロモーション映像のごとき妖艶なモーションまで見せてくれたのだから、まさに日本万歳。生まれてきた国がここで良かった祭り。もう、BPOは何をやっているんでしょうね(何もするな)。

 いやー、正直、今回は阿良々木さんが何度も言っていたように「終わりの始まり」でしかないお話なのでシナリオの方は二の次三の次。だって、本当にプロローグでしかないし、こっからどうとでも転がせるんだもの。原作小説は一つたりとも追いかけていないのでこの後どう展開するのかはさっぱり知らないが、一応フォーマットだけを確認しておくと、アニメシリーズは「花物語」を含む作品群が「セカンドシーズン」と冠されており、今回の「憑物語」はその更に後のシリーズ、いわばサードシーズン(ファイナルシーズン)の一本目ということになっている。小説はここから3話続くということなので、シャフトの皆さんはこれを全部アニメにしなきゃいけないわけだが、完成はいつになるのでしょうかね。

 そんな「ファイナル」の「スタート」という立ち位置の本作、一言で行ってしまえば「まぁ西尾維新ですこと」。やってることの中身は本当にあっさりしている。今回のお話だって、あらすじを書こうと思えば本当に簡単で、「阿良々木さんの吸血鬼化が進行」→「余弦さんに相談」→「新手の退魔士が忍目当てに阿良々木家を襲撃」→「斧乃木ちゃんと助けに」→「今回の一件、どうやら真の黒幕の布石っぽいぞ」。というお話。これを西尾維新のいつも通りの手練手管でぐいいっと引き延ばしているだけだ。そして、途中までは「新たな敵が出てきたのにチート能力が使えない阿良々木&忍コンビ、ピンチ!」というそれなりにまとまった少年漫画的なお話だったはずなのだが、敵キャラの正弦さんとやらが(子安ボイスで)「俺、ひょっとして物語のキャストなんじゃないかな」と気づき、ほぼ自害に近い形で消えていくというオチはいかにも西尾維新。まー、ラスト30分を切るまで敵キャラが全然姿を見せない時点で、まともな終わり方にはならないとは思ってたけどね。ちゃんと扇ちゃんの登場シーンもたっぷりと描かれており、「そろそろこの世界の全体像を見ていこうか」という体制も確認できるし、突発的な幕切れでも「まぁ、いいや」ってなもんである。元々そこに期待して見てる作品じゃないしね。このお話だけに絞ったとしても、少なくとも「阿良々木と斧乃木ちゃんの関係」という最大のテーマに関しては一度閉じているわけで、そこに文句を差し挟むつもりもない。西尾維新という作家は、非常にずるいヤツなので「文句無しの」作品ではなくて「文句を言ってもしょうがない」作品を仕上げてきやがるのである。その辺の周到さは相変わらず大したものだ。

 そして、そんな「終わりの始まり」という、何ともつかみ所のないお話をアニメ化しなければいけないという難題を押しつけられたアニメスタッフ。一体どうしたものかと悩んだか悩んでないかは分からないが、まー、シャフトには既に「西尾作品をアニメ化する」ノウハウは完全にマニュアル化してるレベルで蓄積されてるわけでね。今回の監督も「偽物語」から引き続いての板村さん。この人の画作りは、正直言うとそこまで純正の「シャフト性」ではないのだが、その分実に阿漕で、直接的に見せつける画が多くて退屈する暇も無いのが特徴。「シャフト作品って止め絵ばっかりでオサレ気取ってるだけで中身が何にも無い」とか思ってる人は、今作を見てみるといい。確かに止め絵も多いが、それ以上に、本当に無駄な部分であり得ない動きを見せたりするし、止め絵の構図でもいちいちひねた映像を作って視覚的に飽きさせないものに仕上げているのである。ま、こうしてみるとやっぱり新房監督や尾石さん、小俣さんなんかとは方向性が違うんだよね(しいて近い系統をあげるなら龍輪さん?)。でも、今回はこれでいいと思う。ぶっちゃけ「暗に込める」ほどに必要のあるメッセージ性はなさそうな話だし、徹底的に「ほうら幼女! 幼女ぉぉ!!」と年の瀬の夜中に叩きつけるだけで充分なダメージが稼げるのだから。

 というわけで、今作は徹底的に幼女にスポットの当たった作品となった。冒頭第1話はファイヤーシスターズ。特に月火ちゃんがサービス要員として駆り出され、惜しげもなく乳を、尻をさらけ出している。何故か阿良々木さんが最初の自室のシーンで「白金ディスコ」の振り付けを踊っていたことなどからも分かるように、この1話目はとにかく月火ちゃんと絡ませることが目的だったのだろう。そこから余弦さんに繋げるお話だからね。歯磨きレイプされた火憐ちゃんと違い月火ちゃんのエロはこれまでそこまで多くなかった気もするのだが、今回は登場シーンの8割以上がトップレスの状態という恐ろしいセッティングになっているし、放送時間のおかげなのか(?)、規制も緩くて実に刺激的である。ほんと、あの兄妹はどうかしてやがる。月火ちゃんの超ロングヘアの隙間から覗く尻の割れ目のエロさたるや、本当にBPO()

 なんとか月火ちゃんの魔の手から逃れると、羞恥プレイに頬を赤らめて船堀ばりの良い表情を見せてくれた忍をはさみ、今度は正式の斧乃木ちゃんのターン。彼女はリアクションで見せてくれる部分が無いから大したことないやろー、と思ったら、例によってひたすらに垂れ流される会話の間は、「愉快に遊ぶ忍と斧乃木ちゃん」とか、挙げ句アイドルイメージの妄想PVで尺を埋めるなど、圧倒的斧乃木フィーバーである。やべぇ、何この無駄な技術力。動画のほとんどをそこに費やしているのではないかと思えるほどのハイクオリティでもって、全く必要ないはずの斧乃木マジックを昇華させた。いちいち下から絶対領域をナメてのアングルが多いのがずるいし、徹底的に描き込んであるせいで、太ももの微妙な太さのラインまでこだわりが見えるのが素晴らしいのですよ。ニーソ属性とか一切無かったはずなのに、何かが……何かが目覚める予感が…………あ、あとラストパートでは無闇やたらにガハラさんも頑張ってましたけどね。デレデレの恋人プレイなんだからあれでもいいのかもしれんが、あの人、頭良い人じゃなかったかしら…………今年も良い一年だったなぁ!!

 というわけで、2014年を締めくくるキーワードが「斧乃木余接」になったということは、これ即ち早見沙織になったということである。いや、斧乃木ちゃんの演技ってほぼフラットだからはやみんの破壊力が出る部分って多くはないんだけども、スカートめくられてるシーンの台詞とかを一体何を思いながら読んでいるのかと思うだけでみさお欲がどんどん満たされていくのですよ。そして恒例のオープニングね。Aメロでバックに入ってるブレスがずるすぎやしませんかね。能登・早見と受け継がれる吐息の魔力ですよ。ナイスな仕事である。もちろん、これに加えて今回は余弦さんを演じた白石涼子の仕事も大きかったし、相変わらず楽しげで中の人まんまな気がするファイヤーシスターズも元気がもらえる存在。忍役のロリ真綾も素敵だし、ガハラさんもいつも通りね。「グリザイア」見た後だと余計に感心してしまうミズハスの魔性もハズせないポイントだ。やっぱシャフト声優は恵まれてるなぁ。唯一の心残りは、画面には出ていたのに神原さんが一切しゃべらなかったことくらいかな。間に挟まるCMで全員しゃべってるからいいんだけどさ。

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 忘れるとこだった、カウントダウンの最後。レベルが絶望的に高けぇやつ。

 

Round1・「まくい」

1.歌舞伎における序列のこと。

2.くいの美称。神聖なくい。

3.真っすぐなくい。曲杭(かねぐい)に対して言う。

4.串焼きを横に持ち、先端以外のところから食べ始めること。

5.一枚布で全身を覆う服。

 

Round2・「しゅりはんどく」

1.手裏剣とハンドアックス(手斧)を組み合わせた武器。

2.安土桃山時代の茶道家。千利休に学び、のちの伊達家に仕えた。

3.周囲から見えにくい所に書いた文字を一瞬でさりげなく読み取ること。カンニングペーパー。

4.釈尊の弟子の一人。暗愚でのちに大悟したという。転じて愚か者、馬鹿者の意。

5.金瓶梅に登場する架空の毒物。鴆という毒鳥の羽根の先を水に浸すと出来る。

 ①はどうやって使うんですかねぇ……。そしてこれも割と広辞苑さん強い案件。

 

Round3・「しょーふぁー」

1.雄羊、雄ヤギの角でつくったヘブライのラッパ。

2.→ショーペンハウエル

3.スイスの画家。だまし絵の技法を取り入れた風刺画で有名。代表作「デュラハンの戴冠式」

4.エルサレムの錬金術師の集団。十字軍との戦いで根絶。以降、小人になり地下に居住するとされる。

5.ケーブダイビングに用いられる機具の一。防水性の縄に一定の間隔で重しを結びつけたもの。

 

Round4・「やつらのまい」

1.8人ずつ8列に並んで舞う方形の群舞。これを行うのは天皇の特権とされる。

2.破魔矢を手に持って踊る舞い。大晦日の夜から元日の日の出にかけて、踊り手をかえつつ続けられる。

3.山陰地方に伝わる民族舞踊。天狗や般若の面を被り、三味線の音に合わせて飛び跳ねるように舞う。

4.日本書紀でヤマタノオロチを退治して帰還したスサノオノミコトにクシナダヒメが奉じた舞い。

5.八面六臂に舞うこと。阿修羅踊り。

 ⑤はボディブローのようによく効く。

 

Final Round・「うぶがあ」

1.<うむがあ>に同じ。

2.(沖縄地方で)村にある湧き水、泉、古井戸。正月に若水(わかみず)を組み、また、子供が生まれるとこの水を汲んで額につけ、産湯を使わせる。

3,沖縄の方言で、ヤギの睾丸のこと。

4.オペラで太った不細工な歌手が美しいアリアを上手に歌った際、それを賞賛する語。

5.沖縄料理の一。豚の生殖器を酢であえたもの。

 みんなキンタマ大好き!

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「神撃のバハムートGENESIS」 5→6

 今年最後の番組感想はこれになるのかな。まだ少しだけ最終回は残ってるけど、残念ながら関西は年またぎになってしまうようだ。地域格差とはいえ、出来ればきっちり年内に終わった方が気持ちいいんだけどなぁ。

 さて「神バハ」であるが、放送前には「ソシャゲアニメって」ということで一切期待されていない枠だったにもかかわらず、巷の下馬評を打ち破って随分な話題作へと転換することに成功した。こうした展開が可能だったのには大きく2つの理由があり、1つはやっぱり「金」であろう。ソシャゲマネーは一昔前で言えばアニメ業界に流れ込んできたパチンコマネーのようなもの。「アクエリオンEVOL」がパチンコマネーでブンブンやりたいことをやれたように、現代の錬金術の筆頭であるソシャゲの収益は、その販促アニメのクオリティアップにも大きな役割を果たした。

 ぶっちゃけ、今作の骨子となるシナリオラインは、恐ろしいまでにベタなファンタジーである。途中、神と悪魔の思惑が交差してややこしい関係性になったり、主人公が悪魔になった駄目男だったり、色々といじれる部分は多いものの、最終的には「どでかいバハムートを人間が倒す」というお話であり、そこに悪魔の思惑が絡み、騎士達、民衆達が頑張る明快な「英雄譚」だ。つまり、そこに意外な展開や目を見張るような斬新なドラマは求められない。ぶっちゃけ、総集編をやるあたりの途中の展開は退屈な部分も少なからずあり、悪く言えば「飽きられやすい」構造になっていた気がする。リタ編あたりの「何が起こるか分からん」盛り上がり方は見事だったけど、お城についてからのアレコレは大体物語の全体像が見えちゃったので、あとはお約束を順番に処理していくだけだったしね。ただ、それでも全力で資金を注ぎ、気合いの入ったCGワークでもって大立ち回りのバトルシーンを描いてもらえれば、それだけでもアニメーションというのは充分存在意義があるのである。

 そして、そんな大立ち回りの文字通りの立役者となった2つ目の要因は、やはり監督のさとうけいいちということになるのではなかろうか。彼の作品の「サイズ感」については新番チェックの時にも触れた部分であるが、最後に現れた巨竜・バハムートの対決に至るまで、きっちりその魅力は維持されており、「でかい敵、でかい障害、でかい世界に立ち向かう矮小な主人公達」の活躍が実に活き活きと見せられる。天使や悪魔の存在もサイズを引き立たせる効果を持ち、野放図に飛び回る天使悪魔バトル、それに立ち向かうジャンヌの勇姿、そして必死に地べたを走り回るファバロたちのせせこましさも、ちゃんと作品の魅力として際だっていた。こういう世界を作れるのは純粋に強みだよなぁ。どうやら「I’ll BE BACK」らしいので、人気のシリーズとなればひょっとしたら次のシリーズもあるやもしれませんな。世界規模の災厄が解決したと言っても、バハムートはまたどこから現れるか分からないし、今回はたまたまファバロとカイザルの物語だったけど、他の場所では同じような冒険譚がいくらでも紡げそうだし。まー、この2人(+リタ、アーミラ)はかなり良いキャラだったので、なかなかこの世界観を超える続編は難しそうだけども。あ、あと個人的にジャンヌの悪堕ちは好きです。単純にヒロインの悪堕ち展開が好きなだけなんだけどね。「黒いものはより黒く、清いものすら黒く黒く染める」(by東金朔夜)ですよ。

 中の人については、まぁ、「シュテルンビルドの皆様だなぁ」と。スカイハイさんが主人公になって、虎徹やバーナビーと戦うという、一種の下克上アニメ。ネイサンも良いキャラしてたよ。またこういうキャストでさとう監督が新作やってくれるといいね。

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<多色>

 

 

Altered Ego もう一人の自分 (X)(2)(G)(U) R

クリーチャー・多相の戦士

0/0 〜は打ち消されない。

あなたは、〜がX個の+1/+1カウンターを置いた状態で戦場に出ることを除いて、戦場にあるいずれかのクリーチャーのコピーとして戦場に出ることを選んでも良い。

 アルターエゴですってよ。ダンガンロンパプレイヤーには辛い記憶を思い出させる言葉だよな……。まぁ、元々クローンやらドッペルンゲンガーってのは凶兆と関わりの深い存在だし、ホラーテイスト優先のイニストラードにおいては、前作の「邪悪な双子(ISD)」に続いて「出てきてほしくない分身」である。今回のデザインは黒ではなく緑からの助力を得たもので、「カウンターされない」と「追加マナで+1/+1カウンターが増える」というオプションを獲得。もう1人の自分と出会うことは嫌がってても拒否出来ないってことですかね。そして、大体そういう存在ってのは自分よりも強大なもの。理不尽ではあるが、だからこそのホラーである。現在クローン枠にあるカードは「賢いなりすまし(KTK)」や「奪取の形態(FRF)」あたりだが、これらは残念ながら構築レベルで活躍してるって話は聞かない。そもそもレジェンドルールが改変されて以来、あんまりクローンに出番ってないんだ。このカードは相応の強さをもってはいるものの、「これぞ」っていう芯が無いカードなのでやっぱり優先的にデッキインは出来ないよなぁ。マナが有り余るランプに1枚さしてみる? ウラモグを出した後に同じマナからこれを出すと16/16のウラモグになるよ。でも唱えた時の効果が得られないのか。アタルカに続けて出して11/11のアタルカ(187能力は誘発する)とかなら。まぁ、レジェンドだから1体しか残らないことにかわりはないけど。今の流行りなら8/10の「世界を壊すもの」がアリかも。状況に応じて7/7の「希望を溺れさせるもの」にもなれる。あ、悪くなさそう。

 

Anguished Unmaking 苦渋の破棄 (1)(W)(B) R

インスタント

対象の、土地でないパーマネントを追放する。あなたは3点のライフを失う。

 キターーーーーーーー。今回の「強いに決まっている除去」部門。前回はこの枠が「破滅の道」だったが、ソーサリーだったこともあり、やや伸び悩んだ。多色華やかなりし現在は未だアブザンなどで「完全なる終わり(KTK)」の方がちょこちょこサイドボードなどに確認出来る程度だ。しかし、このカードはそんな先人を大きく突き放す。何しろ3マナのインスタントなのだ。大活躍だった「英雄の破滅(THS)」と同じなのだ。それってやばいんじゃありません? さらにこのカードはエンチャントやアーティファクトにも対応出来ちゃいます。まー、次の環境で色を足すことがどの程度許容されるかにもよるのだが……白黒が絡むアブザン系は死に絶えない気がしますね。3点のライフロス? しらん、白黒なんて余計なぐらいにライフゲイン出来るんだからなんとかしなさいよ。サイも「アラシンの僧侶」もスタンオチするって? えーと、んー……ムラーサに胎動してもらえ。

 


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「グリザイアの果実」 5→5

 なんか変なのオワタ。KBS日曜三人衆最後の刺客。「エロゲみたいなので三連発かよー、絶対途中でわけ分かんなくなるわー」って思ってたけど、世の中そんなにつまらなくないのです。きちんと三者三様、良くも悪くも印象に残るものはあったが、そんな中でもぶっ飛んでいたのがやっぱりこれ。やっぱエロゲって頭おかしい(褒め言葉?)。

 日曜三人衆の中で、序盤に一歩抜き出たのがこの作品だった。理由は簡単、最初のシナリオがみちる編だったおかげだ。元々日本一ソフトウェアの薫陶を受けて育った身であるので、ミズハスボイスは脳髄にたたき込まれており、彼女がフル回転したらそれだけでも満足。なおかつ、シリーズ全編を通してみれば、みちる編は割と優遇してもらっていたことが分かり、それなりの尺でそれなりの内容を楽しむことが出来た。1話目時点で既に「この世界、頭おかしい」ってことは分かっていたので、みちる編の「どないやねん」要素もなんとか強引に飲み込むことは出来たし、「なるほどー、こういう刹那的な世界で雄二が各ヒロインと絡むことになるわけね」と納得し、次のシナリオを楽しみにしたものである。

 話がおかしくなってくるのは次のシナリオから。押し寄せる圧倒的理不尽、見せつけるかのごとくに容赦無く眼前に叩きつけられる尺不足。1人1話という殺人的スケジュールの中、必死に限界まで切り詰めて理不尽劇場を演じる各ヒロイン勢には涙を禁じ得ない。由美子シナリオでは人の死が極限まで軽視され、蒔菜ルートでは「この世界における強さとは一体何なのか」を真剣に哲学する。幸ルートに至っては何してたかよく覚えてないわ。いやー、やっぱり1クールは無理だろ。かといって2クールにするほどの尺も無いのかもしれないけども……どうせファンならキャラが出ずっぱりでしゃべってくれるだけでも満足するのだろうし、実際のゲームのプレイ時間を考えれば2クールでも短いくらいなんだから、いっそダラダラと長引かせても良かったと思うんだけどね。ある意味シュールさは突き抜けたのでこれはこれでアリだった気もするけども、お話としてみようとした時には、中盤でこの作品は完全に瓦解した。

 そして最終章、エンジェリックハゥルに突入する。どうやら原作では一番人気のシナリオとのことで、恵まれた尺配分は何と他の追随を許さぬ4話分。こりゃ看板ヒロインですわ。しかし、お話の方向性はキャラの可愛らしさやエロとは無縁の方向へと突き抜け、まさかの「三時間歩けば外界と接続出来るクローズドサークルサバイバル」という異次元へ至る。「日本のどこやねん!」と突っ込みを入れようとするものの、当然世界中のみんなが口を揃えて同じことを叫んでおり、むしろ申し訳なくなって押し黙るレベル。まー、設定のための設定だから仕方ない。いや、むしろ元々がエロゲなんだし、こんだけ無茶な状況設定も普通といえば普通か。しかし、エロゲユーザーの求めるものってのは一体なんなんだろう。あまりに高次に昇天しすぎて、新参にはついていけないレベルになってしまっているのだろうか。

 とにもかくにもインパクトは充分。それまでのシナリオでも「ネジの外れた緊迫感」はあの手この手で展開されていたわけだが、こうして5つ目のシナリオでもまだ新鮮な驚きと絶望を提供してくれたのだから、優れた脚本だったという解釈も可能であろう。結局ラストまで一切退屈することなく、突っ込み疲れた手をいたわりながら最終回に至るわけである。うーむ、世界は広いな。これ、本当にクソアニメとして放送してくれればサラッと無視して終わることも出来たのだが、キャラ原案が渡辺明夫なので見ていて割と気持ちいいことに加えて、監督の天衝はガチでこのアニメを作りにきているので、画面も油断出来ない作りになっている。メインでコンテ切ってた名和さん、名村さんも割と好きな作家なので、どんだけ性急なシナリオ展開でも不思議と見られてしまうことに驚きつつ、つい見てしまう。脚本・シリーズ構成が倉田なんだけども、こんだけ無茶苦茶でも一応成立させられた(?)ってのは神業だったのかもしれん。天衝は続編制作が決定してる今作の間にきんモザの2期を挟むことになるんですかね。……メンタルの乱高下で気が狂いそう。

 何ともイカレた阿呆な作品であったが、まぁ、終わってみれば色々楽しかったからオールオーケーかしらね。中の人的にはもうミズハス祭りでいいんだけど、本作で重要なのはやっぱり櫻井主人公ですかね。睡眠の重要性ばかりが取り上げられているが、その他にもいっぱい訳の分からんこと口走ってるからな。もう一回言っておこう。エロゲ脚本ってやっぱキチガイやで。

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カウントダウン放出。まぁ、割と普通の回?

 

Round1・「しっこし」

1.手折った花。

2.熊本県南西部の都市。

3.しつこしの撥音便。

4.漆塗りの御輿

5.度胸、意気地、根気。

6.日本舞踊において腰を据えること。

 

Round2・「なもうだ」

1.パラグアイの軍人、政治家。チャコ戦争に従軍。第二十一代大統領。

2.古語で「名乗る」の意。「なまうた」とも。

3.ヒンドゥー語で侍女のこと。

4.何もかも失った様。

5.「ナマミダ」の音便。

6.踊り念仏の念頭辞。南網駄仏。

 

Round3・「きせけん」

1.レモン石けん。

2.貴族院議員、政治家。国体明徴運動を主導した。

3.「世間に属す」の意。また、その人。

4.器世界に同じ。

5.岡山県北西部にあった県。旧美作藩領から成った。1886年岡山県と合併、廃県。

6.仏教の修行の一。ダライラマⅡ世が考案した。牛などの動物と、まんじりともせず見つめ合うことで自然との一体化を目標とした。

 

Round4・「むなーり」

1.ネイティブアメリカンの一部族。またその居住地域。1980年代に消滅。

2.フランス料理における調理法の一。

3.サウジアラビアでオアシスに生育すると言われるゲル状の生物。「砂漠の柔らかく成熟した肉」の意。

4.イタリアのデザイナー、装丁家、児童文学者。遊び心に溢れたデザインをした。

5.ダーラの旧称。

6.イタリアの発明家。ビス、ファスナーを発明。

 

Round5・「こむそもりすくなあむーれ」

1.ソマリア海域で活動する海賊の総称。

2.ルーマニアの議事堂。世界遺産。

3,卵を焼いて作るオムレツ。コムソモリンオムレツ。

4.エクアドルの村。ナイル川の源流の一つがある。

5.情報工学における用語の一。「エデンの園配置」と同義。

6.ロシア極東、アムール川下流の都市。

 

Round6・「けなん」

1.防虫薬剤の一種。ハエトリ紙に塗布されていた。

2.朝鮮人の別称。毛杏。

3.高齢期に訪れるとされる災厄の一。

4.アメリカの外交官、国際政治学者。

5.中国明代における伝説的八角拳の使い手。古語「おごれる八角岩をも砕く」の語流になった。

6.旧シーランド公国の聖都。1998年現在、イギリス領。

 ④の格言が無闇に好き。驕れる方が強いのはいい事である。

 

Final Round・「こむにずむ」

1.オーガズム。

2.人間讃歌。

3.バーレーン指導者。ペルシチ2世によるユダヤ民族大移動。

4.中庸主義の意。コモニズムとも。

5.イスモイル-ソモニの旧称。

6.欧米においても家族の絆を大切にすべきという考え。韓国の社会学者コム・ピジュンが考案した。

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