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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 今期赤﨑キャラが壊れレズしかいない件、第7話。あきらっきーも愛されれば愛されるほど脱ぎ始めるキャラだったらウリスから見捨てられなかったかもしれないのに。

 今回の主役はウリスさん。今までの鬱憤を晴らすかのように、自分語りでしゃべることしゃべること。ほぼAパートは釘宮劇場オンリーという展開。くぎゅボイスで悪逆非道なことを語ってくれるため、たっぷりと罵られたいK病患者には久しぶりに良いお薬になる展開。これまで特に語られて来なかった「ウリス個人のパーソナリティ」についての説明であるが、まぁ、単なるキチである。気付けばこの世界の女子中学生はおかしな連中ばかりではあるが、そんな中で最もシンプルに殺伐ポイントが高い存在だったのが生前のウリスさん。スケバン(死語)たちの常識である「顔はやめておきな、ボディを狙え」を遵守する昔気質の立派なクズであり、加虐を至上の喜びとしていた単なるあかん人。しかし繭さんは女子中学生の切なる願いならばそれがいかなる内容であろうとも駆けつけてくれるらしい。「そんなに何かをボコりたいなら、ゲームの中で徹底的にやればいいよ」ってんでウリスをセレクターへご招待。彼女はめでたくセレクターバトルにハマり、「もうずっとここにいたいからルリグ人生を満喫するよ」と晴れやかな表情。なんかこの世界、当初の思惑を無視してルリグになりたい奴が多すぎませんかね。

 そんな真性だったウリスさんが、「黒い少女」改め「闇の少女」である伊緒奈と組まされたのは必然だったのか、繭の思惑だったのか。「オレより強い奴に会いに行く」が目標の伊緒奈、「オレより強い奴をボコボコにしたらそいつは一体どんな顔で泣き叫ぶんだろう」が目標のウリス。2人の快進撃は一時セレクター業界を牛耳るまでになっており、連戦連勝でもウリスがルリグから解放されないなどのボーナスがついていたわけだが、そこにやってきたのが史上最強の存在であるるう子だった。伊緒奈は「強い子素敵! あの子のルリグになればもっとビンビン来る試合が出来るわ!」と発情し、ウリスの方は「うわぁ、最強のチートキャラとかきゃんきゃん言わせてぇ」と欲情した。結果的には2人のバトルではるう子の勝利。つまり伊緒奈の願いだけが叶い、ウリスは願いに反して一次的にルリグの座を追い落とされ、伊緒奈として顕現することになった。でも大丈夫、ウリスさんはまた連戦連勝で場を荒らして、満足したらルリグ界に帰ればいいだけだから。ただ、問題はそこに遣わされたルリグがタマだったことなんだけども。これ、もしルール通りに契約が執行されたら、タマが新しい伊緒奈として顕現してしまうことになっていたのでは……。

 まぁ、今となってはベースとなるセレクターバトルのルールなんてどうでもいいんだけどね。キチガイルリグのウリス、最強バトル少女るう子、そして「光の少女」タマに「闇の少女」イオナ。もう、イレギュラーしかおらんもん。誰がどこでどう勝ち進んだら、世界がどうなるのか、もうさっぱり分からない状態。とりあえず「るう子がタマをルリグにした状態で願いを叶えれば、ルリグの呪いが解放される」っていうのは間違いなさそうなので、最終的にはそこを目指すことになるのだろうが……はて、契約途中でのルリグの変更って認められるのだろうか。まぁ、キン肉マンなら試合途中でタッグパートナーを入れ替えても怒られないから大丈夫ちゃうかな。どっちにしろ繭さんの気分次第だろうしな。

 繭は最近露骨にゲームにちょっかいを出すようになってきていかんな。開発者は大人しくユーザーの反応を見守るくらいにしておきなさいよ。伊緒奈は彼女のことを「母」と称したわけだが、まぁ、回想シーンの映像から見るに、「現世にいた頃の繭の思念が結実したのがセレクターシステム」ということになるのだろうか。人とのつながりを求めた孤独な少女の怨念がカードの形で具現化し、ルリグという分身と少女たちの願いを結びつける。強力な情念は数多の少女を巻き込む不幸の連鎖を引き起こして、現在に至ると。その発端となった繭の情念が「光」と「闇」に分かれ、別個に意思を持ったのがタマと伊緒奈ってことになるんだろう。タマは純心の表れ、伊緒奈は狡知の表れだろうか。ただ、そんな「闇の少女」がるう子という別な存在と出会って変質しちゃったから、メーカー側である繭がちょっとお怒りですよ、という。当社商品の勝手な改変は保証対象外ですのでおやめ下さい。もしそのことが判明したら、ゲーム途中でも伊緒奈の心臓を握りつぶしちゃうよ、と。やりたい放題やな。どこまでいっても繭の掌の上だとするなら、タマがどれだけマジモードになっても夢は叶わないということになってしまうのだが……多分、るう子の存在はそのうち繭を越えることになるんだろうなぁ。

 ついに実現したるう子とタマのマジバトル。悲痛なタマの声をオーディエンスたちも固唾を飲んで見守って……ないやつもいるな。あきらっきーが完璧に壊れてしまった。仕方ない、拠り所となっていたウリスさんが確信犯的に彼女のメンタルをぶっ壊しに来てるんだから。「顔に怪我とかさせて、みっともない」って、いちいち本人に面と向かって言わずに間接的にいじめるあたりが流石のウリスさん。これ、どう考えても最終的に刃物を持ち出したあきらっきーにウリスが刺される未来しか見えないのだが。

 少女に腹パンかます作品は、良い作品。

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11月14日 ドラフト模様(TKT×3)

ピック順 【Thraxi】→【Serra】→【Mei】→【Sea-chicken】→【Alessi】→【Sangriter】→

 

 今回最大のトピックスは、「場所を確保するために金をばらまく大人」だったんじゃなかろうか。まぁ、その後そんな大の大人もアニソンを歌いまくっていたわけだが……カオスな世界。

 その他のトピックス1、予定通り、全員に統率者プールを配布しました。ご希望に沿えているかどうかはよく分からないけど、実際にデッキを組もうとすると、多分2つ3つくらい軽く組める量のカードがあると思うので頑張って下さい。あそこから100枚デッキ組むの、結構な苦行でした(経験済み)。特にカードを知らない人はテキスト読まなきゃならないから更に大変やで……。念のためにもう一回ルールにリンク貼っておくので、これを参照して下さいね。「実際に試合しなきゃデッキがどう回るかわからんやん」という人は、過去の統率者デッキ(既製品)が置いてあるので参考にしたり、対戦させてみるといいと思う。あと僕が自分のカードプールから作った2つ目のデッキもそのうち置いときます。確認しておくと、今回の6人の色分布は「白単」「バント(白青緑)」「ディミーア(青黒)」「ジャンド(赤緑黒)」「シミック(青緑)」「ラクドス(赤黒)」となっています。白と赤だけ使ってる人間が2人、残り3色は3人がそれぞれ使っている計算。

 トピックス2、来週の予定は未定。金曜日に何があるか、まったく分かりませんので。とりあえず一番遠方の人間の予定が決まって連絡が入り次第、もし出来そうなら調整します。まぁ、ひょっとしたらいつもと違う人間がもっと遠くからやってくるかもしれませんからね(ニヤリ)。

 

 


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 今年2つ目の学祭イベントは、これまた毎年恒例、同社VA研によるイベント。今年は草津キャンパスの方のイベントは予定が合わずに参加出来なかったので、例年よりも参加する本数が少なくなってしまったため、貴重なイベントである。去年一昨年と参加しているわけだが、並べて見るといつもコンビ芸人を呼んでいるので、単独イベントってのは初めてかもしれない。それが何とまさかの明坂聡美その人である。あけこも単独イベント回せるような存在になったのだなぁ、としみじみしてしまいます。



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 記念すべき今期初泣き作品、第6話。基本的に涙脆い私ですが、今作を見ているといちいち感極まる。澤部のあまりに良い涙にもらい泣きです。

 前回ちくりと痛んだ澤部の恋心の続き、そして、ついに立ち上がった公生の苦しい苦しい第一歩が描かれたお話。宮園さんは入院していた不吉フラグなどどこ吹く風で元気いっぱい、押しの強さは更にすごみを増し、公生がピアノを弾くようになったのをいい事に、ガンガン注文をつけまくる。あれだけ好き放題やっておきながら、夜の音楽室のシーンでは公生に対して罪悪感を感じたようにして涙を流すあたりは情緒不安定過ぎるのだが、公生がまず聖人君子の優しさでもってそれを受け入れてしまっているので、視聴者側としても彼女の傍若無人っぷりには突っ込みづらい。公生の自宅での一件などを見るに、彼女は徹頭徹尾「音楽の申し子」であり、音が奏でられることを至上の喜びとし、音を奏でることを至上の命題としている。彼女にとって「弾けるのに弾かない」は罪悪であり、「弾けるはずの才能」を眠らせておくことは何よりも苦しく辛いことなのだろう。そのために、何をなげうってでもとにかく公生にピアノを弾かせようとしているのだろう。

 この状態は、言ってしまえば彼女のエゴでしかない。これは最初からずっと言えることだが、公生は彼女の押しに従う必要は欠片も無いはずだし、彼女の理不尽とすら言える振る舞いに怒ってもいいはずなのだ。しかし、公生がそれをしないということは、やはり彼も根っこの部分は「音楽の申し子」としての性質を彼女と共有しているということなのだろう。あれほど恐れていた音楽を、彼女のダイブをきっかけに再開することを決意し、今回はついに具体的なリハビリに着手。苦しみながらも、決してそれを単なる苦行だとは捉えておらず、深夜まで学校に残ってひたすら目の前のドアを打ち破る鍛錬を積んでいる。ここまで積極的に挑戦できるのは、なにも宮園さんに強迫されているからではなく、彼自身がそれをやりたいと思っているからに他ならない。「音楽の申し子」2人は、理屈を越えた部分で感覚を、時間を共有しているということなのだろう。

 そして、そんな人智を越えた関係に苦しんでいるのが、この度のメインヒロイン、澤部ということになる。椿ちゃんは本当に素直で可愛い子である。今回は彼女の何とももどかしい乙女心が前面に出ており、彼女をヒロインとした一本のドラマがとても綺麗に表れている。冒頭、回想シーンの彼女と公生の思い出が「澤部の涙」で幕を開け、ラストシーンはまったく同じ「帰り道」の彼女の涙で締めくくられる。そこには長年の積み重ねである、2人の言葉にならない絆が刻み込まれている。

 澤部の心情、恋心というのは、何とも痛々しくて、切ないものだ。何しろ、公生と宮園さんの間にある絆は、常人ではとても理解の及ばない「天才同士のつながり」であり、どれだけ公生のことを理解出来ているとはいっても、音楽というフィールドで同じステージに立つことが適わない椿には決して共有出来ないものである。深夜の「帰り道」、澤部と宮園は2人で同じ道を歩いていたはずなのに、気付けば宮園は公生の下へととって返し、澤部と2人の間には無情の遮断機が下りてくる。「私たちの中に、私はいない」という次元の違いを、澤部は冷徹な形で強く認識させられる(このシーンで宮園さんが澤部と別れた後に改めて引き返したのって、別に他意は無いんだろうけど、なんだかとても残酷な仕打ちである)。「駄目駄目な弟」だったはずの公生は手元を離れ、宮園が彼を「弟」と呼んでいる。ソフトボールの試合会場では、彼女は焦りのために必死に彼の影を追い求め、がむしゃらに突っ走ってしまう。まるで「お前には絶対届かない」と言われているようで、彼女の気持ちはかきむしられるばかり。

 このまま、彼女は公生と完全に隔たってしまうのかと思われただけに、ラストシーンでの一幕は大きな救いになった。確かに彼女はどうあがいても宮園と同じ立場で公生に接することは出来ないし、永劫に届かない領域があるのは間違いない。しかし、彼女にしか届かない領域も間違いなく存在しており、それは、きっと公生にとってもかけがえの無いものなのだ。入れ替わっていく立場、背負われた側が背負う側に回り、涙を流すその意味も変わってくる。それでも、変化も含めた2人の関係性の積み重ねは、きっと2人だけの大切なものであるのだ。全アニメ作品の「幼なじみキャラ」に幸多からんことを。

 とにかく、澤部が可愛いのが一回りも二回りもこのドラマを盛り立ててくれている。冒頭の幼女時代のぐしゃぐしゃの泣き顔、それに対比するように表れる、現在の身も世もなく泣き崩れる泣き顔。女の子の本心があけすけに出てくる一幕ってのはたまらないものがあります。今回は宮園さんも涙を流しており、2人の「涙の演出」がまったく違う描かれ方になっているのが実に興味深い。また、今回注目したいのは公生の自宅の「埃まみれの部屋」の映像。「埃」なんて描出の難しい要素をあそこまで綺麗に、静謐に描いているアニメーションは初めて見たかもしれない。1秒たりとも目の離せない、素晴らしい作品だと思います。

 あ! あと新キャラ! また梶か! そしてはやみんか! 盛り上がってきそうだぜ!

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 宜野座ナックル>ドミネーター、第6話。こないだやってたニコ生特番見てからというもの、もうギノさんが気になってしょうがないです。タンクトップ万歳。

 相変わらずのスピード展開で一切退屈させない。今回も見どころは山盛りで、考えなきゃいけないことも山盛りである。個人的ナンバーワントピックは、何と言っても完全に宗旨替えを完了した酒々井さんの勇姿だろう。黒一色の公安のスーツを脱ぎ捨て、扇情的なワインレッドのボディスーツに着替えた酒々井さん。彼女の色はすっかり「鹿矛囲教」に染まっており、かつての同僚を撃ち殺すのにもなんら躊躇いは無い。陶酔しきって悪堕ちしちゃった女性を見るのは本当にゾクゾクするのです。「役に立つなら私の身体をいくらでも使って」である。さぁ、どんどん薄い本を厚くしようじゃないか。これで上司が槙島さんだと、ある程度楽しんだ後は放置プレイになるのだが、現時点では鹿矛囲は「信者」を無下にうち捨てるということはしていないので、酒々井さんはメンタルケア施設の時のおっさんのように幸せなままでユダとしての一生を終えられそうなのがまた楽しみである。青柳さんとの差を考えると、マジで彼女は浮かばれないよなぁ……。

 鹿矛囲の目的は1つ1つ浮き彫りになっていく。今回の事件の目的は「ドミネーターの回収」だと朱ちゃんは分析していた(そして彼女の分析なので多分正解である)。倉庫番FPSゲームに公安の連中を一気に引き込み、そこで酒々井さんのドミネーターを基点として一網打尽。まさにドミネーターの倍々ゲーム。これによって、シビュラ世界の根幹の1つであるドミネーターが多数鹿矛囲の手に渡ることになった。彼が何故ドミネーターに固執するのかを考えてみると、大きく分けて2つの意味があるだろう。1つは、今回の戦闘でも明らかだったことであるが、ドミネーターはこと執行官との対戦では充分な武器になるため。相手が自分(や酒々井さん)にドミネーターをふるえず、一方的に虐殺出来る武器であるというのはこれ以上無い皮肉である。もちろん、普通の実弾武器でも同じことが可能なのだからこうした理由は副次的なものであり、最大の理由は「シビュラへの反抗の象徴」としての機能があげられるだろう。本来裁かれるはずの反逆者はシビュラが裁けず、法の番人がことごとく法治システムによって虐殺されていくという現実。更に、ドミネーターはそうした現場での情報を逐一シビュラへ送信しているため、シビュラ本体へのこれ以上無いメッセージを伝えることが可能である。まぁ、あとは単純にテレビ的に「ドミネーター対ドミネーター」っていう構図がやりたかった、ってのもあるかもしれないけど。この作品の象徴は間違いなくあの異形の銃だからね。

 今回ドミネーター(とドローン)によって三係の連中が虐殺されていく様を見て、「明らかに酒々井さんは反逆者側になったって分かるんだから、シビュラは彼女のドミネーターだけでも機能を停止させろよ」と思ったものだが、考えてみれば、法の番人たるドミネーターをそうした現場判断で1丁ずつ動かしたり止めたりすることは、シビュラという大きすぎる体制には無理なのかもしれない。1丁の例外を認め始めたら、すべての執行官は犯罪係数が余裕でアウトなわけで、「シビュラがシビュラ以外の基準を採用している」という自己矛盾を起こしてしまう。そうしたシステムとしての頑なさこそが、鹿矛囲につけいられる隙として現れているのだろう。そう考えると、1期のラストでシビュラに例外を認めさせてドミネーターのモードを固定させた朱ちゃんてやっぱりすげぇんだな。

 さて、その他の面々。まずは今回現場ではなく本部で活動を続けていた一係の待機組。ニコ生特番でも明らかになった「嫌われてひかれたら大勝利」の霜月。今週も相変わらずのひどさで我々を苛立たせてくれる。ただ、東金の私室に侵入しての調査活動は彼女独自の手柄であり、最終的に常守VS東金の対決になった際には、彼女の存在がキーになってくる可能性はある。また、「ホロを解除したら色相がヤバいことになるやんけ!」っていう彼女の懸念は、珍しく(一面的には)正論である。まぁ、「このままドローンを放っておいてもあかんで」っていう雑賀さんの意見ももっともなので、今回の件は仕方なかっただろうけど。唐之杜さんに文句を言うわけではないが、乗っ取られたドローンシステムの中から、よりによってホロ加工のシステムを真っ先に解除せんでも、外部からのシステム接続を遮断する方向に動けば良かったのではないかね。まぁ、そうできないように鹿矛囲が仕込んでいたってことなんだろうけども。ホロの専門家である雛河をもってしてもギリギリで解除出来たホロ装置の方だって、そう簡単には解除出来ないようには作られてたはずだしなぁ。今回の件は、「ホロだけ解除させる」ところまでが鹿矛囲の想定内だったんだろうか。だとしたら、「民衆の色相を維持する」っていうのは鹿矛囲の目的意識の中には無いんだな。あと、雑賀さんや唐之杜さんにも当然無い。雑賀さんがどんどん調子に乗って好き勝手始めてるのがなんか笑える。「だって山路さんだからしょうがない」(byキャスト一同)。

 そして、同様に「悪いおっさん」枠で赤マル急上昇中なのが、何と言っても東金さんである。新たな常守ファンクラブ会員の急先鋒であり、執拗なまでの彼女の色相へのこだわりと、「だからこそ黒く染めたい」という一言に表れる彼の目的意識。やっぱり、彼の興味は「人の心理」そのものであるようだ。現在は大人しくしているが、シビュラとの折り合いがついた後の彼のトチ狂いっぷりは期待して待ちたいところ。前門の鹿矛囲、後門の東金(あと上空のシビュラ、中央通用門あたりに雛河が混じっている可能性も)。朱ちゃんも変な連中にばっかり好かれて大変やな。そりゃあんな霜月でも可愛く思えるはずやで。ちなみに、ラストシーンで東金に鹿矛囲を撃たせなかった彼女の判断については非難の声もあるかもしれないが(実際明らかなミスなのだが)、キーとなるのはその直前の「汚れ仕事は俺たちの仕事だ」という東金の一言である。かつて、同じ台詞を言ってそのまま闇に消えた同僚の影を、彼女が無視出来るはずがない。これ以上他人の手を汚して、自分の無力感を助長させるわけにはいかないという彼女なりの精一杯の抵抗だろう。はやく帰って来て下さい、狡噛さん。あと槙島さん。

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 禿同ですわぁ! 第6話。あかん、やっぱり聖オデッサが気になってしょうがない。このまま勝ち進んでいつかはトライファイターズとぶつかることになるのかなぁ。セカイと2人でラブラブ天驚拳とか撃てるといいですね。盾! 盾! 盾ェ!!!

 順当に2回戦。1期は同じ話数でまだ学内でごたごたしていたぐらいの時期なので(メイジンのせいだが)、今回は公式戦のテンポがそれなりに早いといえる。そして、その分色んなチームが出てきて、色んなMSが出てくるってことだ。今回は残念ながらフミナ先輩が見せてくれたビデオの中くらいに留まってしまったけど、もう少し試合が煮詰まって強豪チームがはっきり分かるようになれば、更に盛り上がってくるだろう。少なくともあの水泳部連中とはどこかで当たることになるんだろうし。

 今回のテーマは「連携」である。絵に描いたようなツンデレっぷりを発揮しているサカイ・ミナトのおかげで「今回のテーマ」は毎回非常に分かりやすく提示されることになっており、ユウマに対して「これこれここが駄目だからお前ら負けるわ。さっさとバトルなんかやめてビルダーに復帰せぇや」と言いに来ることで、常にトライファイターズの弱点を教えてくれるのである。ありがたい友人だ。彼のガムシロップの入れ方が恰好良かったので是非真似したいが、ゲロ甘過ぎてしんどそうである。そういやミナト自身はバトルに参加してはいないんだよなぁ。

 前回のバトルで「ガンプラとの一体化」をクリアしたセカイだが、ユウマとの友情についてはずっと据え置き状態なので、てんでバラバラは相変わらず。そこに折良く「巧みな連携で戦場を支配することを得意とするチーム」がぶつかってきてくれるのだから、ガンプラバトルの神様はかくも親切である。まぁ、連携つっても「通信を遮断し、単細胞の馬鹿をおびき出してから各個撃破」という割と分かりやすい作戦ではあったけども。何がびっくりって、あの世界でジャマーとかがきっちり機能するってことだよな。機体間の通信なんて、普通に考えてガンプラがやってるわけはなく、あくまでバトルシステムが媒介しているはず。つまり、個々のガンプラの間にジャマーをばらまいたところで直接通信機械に影響など出るとも思えないのだが(もし障害が出るなら、機体と操縦者の間にも断絶が起こるはずである)、バトルシステムのなかではきちんとそこも再現されるのである。一体どういう仕組みになってるんだか。

 そして、仕組みのわからなさで言ったらフミナ先輩のウイニングガンダムである。もう、なんかとにかくすげぇらしい。もとがコアファイターだけなのに変形してMS形態になるだけでも結構なもんだが、なんとその先の変形パターンの1つは「残る2人の武器」であった。もう、完全に3体でのフォーメーションは放棄して徹底的に裏方に徹するわけね。まぁ、そりゃ強かったのだろうが、それだったら別にハナからユウマの機体にそのランチャーをつけて勝負に挑めば済む話では……。わざわざ機体を1機費やして合体システムを構築する意味ってなんなんだろう。戦術的にプラス要素が無いような気が……。いや、きっと何かあるんだろうな。レギュレーションを越えた火力の追加とか。この世界の「大きなMA」の既定とか明確じゃないからよく分からんけど、普通のMSタイプにあのナックルやランチャーを装備したら規定違反になるんだ。そこを、「他の機体との合体」という理由で乗り越えたと、そういうコトにしておこう。もしくは、単に「セカイとユウマが仲良くして欲しいから」っていう精神的な面での理由もあるかもしれないけども。でも、今回ミナトが「見事な連携や」って言ってたけど、別にセカイとユウマは連携してねぇよな。真の友情タッグまでの道のりはまだまだ遠いぜ。

 「今回はヘンテコゲンコツ以外は割と大人しい回かなー」とか思ってたら、Cパートでまさかの新キャラ追加。どこの学校だかもよく分からなかった変なプラモ部に、まさかのスレッガーさん(的な誰か)が。……誰やねん。あと次回予告、なんか重い。

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 明らかな立体造形物なのに四次元おっぱいとはこれいかに、第6話。あれか、既に時間軸さえも超越した超自然的な何かってことか。ある意味神々しいが、この世界の人間は大体尋常ならざる四次元っぷりを誇ってるので、エルシャさんのだけが特別って感じもしないんだけどね。

 さて、モモカが来た。ゲスしかいない世界で「モモカ」といえば某世界線ではサバゲをやることになっていたわけだが、こちらのモモカはサバゲ、銃撃、そんなものは出来ない。「荻野目モモカ」という名前はどう考えても生存戦略のためにピングドラムを探し求めていた子のはずだが、こちらのモモカはあんなタフネスもなければ生への執着もない。彼女を表すのに一番手っ取り早い言葉はヒルダさんが言ってくれていた「ここに来たばかりのあんた(アンジュ)」である。せっかく前回のエピソードで(何故かはよく分からんが)宥和政策に乗り出したアンジュだったのに、一昔前の自分の写し鏡のようなお騒がせ娘が乱入してしまったせいで、また面倒な立ち位置に追いやられてしまった。うん、でもそっちの方がいいな。なあなあになったアンジュなんて見たくないしな。ただ、残念ながら今後はなあなあ方向にしかベクトルは向いていないので、仮にモモカがすげぇ頑張ったとしても、どんどん人間関係にスパイスが無くなってくるこの流れは止められなかったものと思われる。

 これでさー、モモカが帰って来た途端に姫様根性が再燃して「ほらみろクソノーマども! 私にはこんな慕ってくれる国民がいるのよ! マナを使える人間に認められている私はあんたらとは住む世界が違うんだわ!」とか盛り上がってくれればもう少し楽しい展開になったかもしれないんだけどね。残念ながら、いくら脳が緩い姫様でも、この世界の仕組みは身体で覚えたので大した反応は示さなかった。むしろ、今となってはシャバでの記憶は忌まわしいものでしかなく、それを無神経な態度で思い出させてくるモモカは憎悪の対象にすらなった。ノーマを馬鹿にするような態度については自分も一緒だったんだからとやかく言えないが、今更「無くなった」帝国の名前を出し、そこにすがれと訴えてくるヤツを見たら、そりゃぁ嫌気も差すだろうさ。姫さんもそのあたりの一般常識を理解するまでにはしばらくかかったけど、メイドさんも同じである。でもまぁ、密入国してから1日2日の出来事であり、アルゼナルの情報は一般的な国民にはしらされていなかったわけで、この施設の常識を理解するのに時間がかかったのはしょうがないといえばしょうがない。あ、でも「貨幣経済」の概念自体を体験したことすらなかったんだっけ。やっぱり温室育ちってレベルじゃアンジュとどっこいどっこいだな。

 結局、そんな忌々しいモモカをさっさと追い出すことにしたアンジュだったが、過去の美しい思い出を持ち出され、風呂場で肌と肌を重ねて濡れ場を演出されたらあっさりと情に流された。施設内でメイドなんて連れていても一切役に立たないし、むしろ無駄飯食いが増えるんだから邪魔なだけだろ、とも思ったが、冷静に考えるとこの施設にはマナを使える人間は2人しか存在しないことになるわけだ。上手いことモモカを利用出来れば、今までなし得なかったあれこれが出来るようになるのかもしれない。そのために大枚叩いてしまったので資金繰りは苦しそうだが、どうもアンジュにとってこの世界でゼニを稼ぐのはヌルゲー臭いんだよなぁ。だってモモカが途中で揃えてた衣装箪笥とかお食事セットとかインテリアって、全部アンジュから受け取った金で買ってきたんでしょ。つまり、アンジュはやろうと思えばもうあれくらいの生活は出来るってことだ(なおかつ紙袋いっぱいの貯金は残したままで)。もう、ドラゴン退治とか真面目にやらずに悠々自適で暮らしたらいいんじゃないかな……なんだよ、結局どこの世界でもイージーモードやんけ。

 そして、最大の疑問は「ドラゴンなどの存在は極秘なので、組織の上がモモカを放っておくはずがない」という流れだったくせに、アンジュによる人身売買があっさり成立してしまったことである。いや、あかんやろ。あの施設にマナ使いが増えるのはあかんやろ。アンジュも言ってたけど、やろうと思えばモモカは施設から逃げ出して「この世の真実」を流布して回ることだって可能なわけで、それをこんなザルみたいな監視体制で許可してしまったら、秘匿性なんてあったもんじゃない。もう少し厳密に糾弾すべきところである。また、たかだか小娘一匹で施設にあっさり侵入できてしまったという事実も看過すべきでない。マナが使えるのだから何かすげぇ上手いことやれば積み荷に紛れて監視をごまかすくらいは出来たかもしれないが、そもそも「アンジュがどこにいるか」っていう情報自体が最重要機密なはずで、「滅んだ王国の従者長」なんて大したことない身分(というかむしろ弾圧される側?)のやつが関知出来るはずがないのである。モモカは一体どうやってあそこまでたどり着いたんだ。

 結論:レズの一念、道理が引っ込む。

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 このエンディング映像が一番好き、第6話。みんなして可愛いチビキャラになって、しかも動きも演出も素敵。あ、5話エンディングもいいけどね。別な意味だよな。

 なんかすげぇシナリオだった。ひょっとして由美子ルートってこれで終わりなのか? 終わりだろうな。うーむ、別に愛着があるわけじゃないので終わっても別に良いのだけど、流石に詰め込み過ぎっつうか、消化試合気味っつうか。超展開過ぎて親父さんの悲哀を追いかけてる暇もなかったわ。まぁ、無茶苦茶な展開なのは、この学園自体が無茶苦茶だったから別に構わないのだけども。死体入れ替わりトリックのとこ、具体的な描写はなかったのだけど、単に早業で入れ替わっただけなのかしら。ピンはずして、寝っ転がって、そのまま外から見えないように移動して、別な爆発物を起動して、か。死体はどうせ外から見えない位置にあったから最初から置いとけばいいのか。あ、だったら意外と出来るかも。もちろん、一番の問題は死体をどこで用意するかなんだけども。簡単に死体1つ発注出来るってすげぇぞ。あと「はい、戸籍」って。暗部ってレベルじゃない。こんな組織が絡んだ事件だって改めて考えると、由美子1人の人生がどうこういうことくらいはすげぇ小さなことに感じられてしまうのですが……。娘のために学園1つ作って、なおかつ用済みになってもそのまま施設維持を気ままに出来るレベルの財団やからな。継いだら良かったやんけ。

 ちなみに、冒頭でみちるちゃんたちが遊んでいたボードゲーム、あれも東浜電鉄の商品である。ボドゲファンとしてはどんなゲームなのか気になったのだが、どう見ても桃鉄であった。そして、調べたらそのまんまのヤツが販売されてた。県庁所在地を子供に覚えさせるための配慮なんだろうけど、このマップだと北海道に行く意味はあるんだろうか……。

 ま、駆け足でもなんでも5人分のヒロイン全員のルートを1クールで片付ける気なんだろうから、これで頑張っていかないとな。残念ながらこのペースだとちょっと勿体ない部分も多すぎる気がするが……みちるちゃんルートに2話使ってくれたのはむしろ感謝すべきだったのかもしれない。

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 最終回が総集編なんて前代未聞ですよ!(無いとは言ってない) 第5話。水島監督の容赦無い自傷行為に涙を禁じ得ない。まぁ、特別編放送して禊ぎは済んでるから……。

 新たな問題編。ただ、単に「タローが腹切ればいいんじゃないか」の一言で終わってしまうのが難点ではあるが、それ以外にもちょこちょことアニメ業界のホントや嘘が入り交じっているのは相変わらず刺激的。まず、何と言ってもメインのもめ事を構成する「2D or not 2D」の問題であろう。今回のもめ事は「タローが無能だったせいで余計な諍いが起こった」風に作られてはいるが、おそらく現場で仕事をしている職人さんたちからしたら、割と洒落になっていない問題なのではなかろうか。既に世界レベルで見ればここまで「作画アニメ」というものに固執しているのは日本のアニメだけであろう。もちろんそこには価値があるからこそ脈々と受け継がれているわけだが、時代の変化はそうした伝統にも容赦無く変化を迫っている。3Dのレベルがあがればあがるほど手描きとの差は少なくなっていくだろうし、そもそも手描きといっても現在はほぼコンピューター上での作業になっているわけで、「伝統」自体も既に変質している。これまで通りのものを守り通す意思を持つとしても、一体それがどこまで「今まで通り」のままなのか、常に言及していかなければならない問題だろう。

 幸い、今回の問題は割と表面的な部分で留まっており、「作画がいいの? 3Dがいいの?」という問題の入門編程度のもの。作画代表の遠藤氏は、大先輩である板野さん(的な誰か)に叱責を受け、自分の態度がいささか大人げないものであることを反省した様子。ここから最終的に問題のシーンが作画になるかCGになるかは現時点では定かでないが、今後武蔵野アニメーション内で今回のような「3D問題」が起こることはなさそうである(まぁ、制作進行がしっかり伝達してくれればね)。個人的にはやっぱり作画でやって欲しいけどね。少なくとも、「大事なシーンだからこそ手描きでけれん味を出したい」っていう遠藤氏の目的意識は正しいものだと思うし。

 そんなメインのもめ事のわきでグダグダやっているのは、相変わらずの問題監督と、決意の鬼となった本田氏。流石にどこのアニメスタジオを探しても座敷牢を用意してるところは無いと思われるが、実際に決意を固めた制作スタッフは「あれくらいのことをやってみたい」という、スタッフの願望の現れといえろうだろう。まぁ、似たようなカンヅメ強制は行われてるかもしれないけども。多分、あんなことしても作業能率は上がらないんだよなぁ。揚げたての唐揚げが冷めていくのを見せつけるという鬼畜の所業である。なお、木下監督の初監督作品であり、大ヒット作となった「裸の催眠術師」は、ストラップを見る限りでは絶対に面白くなさそうなので勘弁してほしい。ボクはぷるんぷるん天国の方がいいかな。まぁ、こっちもクソアニメ臭が半端ないけど……それで萌え作品って……。実際の水島精二は、そこまで大ハズレになった作品は無いので割と優等生的な監督です。夏○キ○キも、決して悪い作品じゃない。悪い作品じゃないんだ。

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Thraxi
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男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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