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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 こころちゃん言うな! 第4話。もう、えりちかが「ねぇ、こころちゃん?」って呼びかけるとことかややこしくてしょうがないよな。気のせいか、にこを追いかけるシーンではえりちかと海未ちゃんが率先しておっかけていたような気がします。やっぱりミルキィホームズの絆は伊達じゃないぜ……。多分、そらまるが1人4役でテンパってるのを楽しげに見守っていたことでしょう。「こ」ころ、「こ」こあ、「こ」たろうで、なんで長女だけに「こ」なんでしょうね。

 てっきり今作の構成では無いんだろうと思っていたのだが、実際にはいきなりあった「お当番回」。1クールだとすると9人全員でお当番を回すわけにもいかないから、残りの面々はある程度固まってやることになるのだろうか。次回は一年生組っぽいのだけども、せっかくだからかよちんは単独お当番回が欲しいなぁ。いや、凜ちゃんも欲しいなぁ。そしたら真姫ちゃんも欲しいなぁ。うーむ、まさかのにこがトップバッターで完全単独回ってのは予想外である。

 お話の筋としては割と分かりやすいもので、「破天荒なキャラこそ家庭は地味」という、日本の漫画、アニメ業界ではお約束の展開。しかしにこにーの場合はそれでも少し壊れ気味で、幼い妹たち全員を洗脳してしまっているという徹底ぶりだった。あんだけアホっぽくても、実の姉の言うことは信じてしまうものなのだろうか……流石にご両親が止めるべきだったと思うのだが……多分、にこがあんな風になったのは両親の影響もあるんだろうな。きっと筋金入りのアイドルオタクに違いない。そして、そんな家庭の惨状を知ることになったμ‘sの面々だが、流石ににこの扱いにも慣れているので、イライラはするけども別に全部暴露したやったり、にこに対して不信感や怒りを覚えるわけでもない。真姫ちゃんが割とご立腹だったのはプライドの高さを考えれば分かるが、「バックダンサー」という言葉に一番過剰に反応してたのが海未だったのが意外である。お前、元々前に出たくないってゆーてたやないか。海未以外だと3年生コンビは同輩のよしみで色々と絡んでたけど、残りの1,2年は割と今回は空気だったかな。まぁ、集合してるかと思ってわざわざカウントしたのににこのことを忘れる程度の関係性では仕方ない。あかんな、このチーム9人もいるせいで必ず誰か忘れられるわ。かよちんとか万一抜けてしまったら誰にも気付かれずにスルーされそうで怖い。まぁ、かよちんは最初の夢オチのくだりとかで充分活躍してたからいいや。「みゅ、みゅ」のところのりんぱなが可愛かったです。

 あとどうでもいいネタなんだけど、屋外でにこ以外の面々が座って相談してるシーン、2年生組のスカートが短すぎて、どう見てもパンツでじかに座ってるようにしか見えないんだよね。3年生組はちゃんとスカートを下に敷いてる。凜ちゃんなんてちゃんとハンカチ布いてるのが細かい。まぁ、どうでもいいんですけどね。

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 あのさ、グレーフライ役の長克巳さんの名前、エンドロールで「克己」ってなってなかった? 第4話。いや、そういうフォントかもしれんけども……「あれ? 俺の勘違いだっけ?」って思って確認したら本人のwikiに「しばしば誤記される」って書いてあってちょっと笑った。

 さておき、相変わらず3部序盤は突っ込みどころが多々あっておもろい。ほぼ原作通りなのだけど、今になってみるとおかしなことが山盛りで、「この頃は荒木先生も行き当たりばったりで書いてたんやなぁ」というのがよく分かる。こと今回登場したグレーフライは能力や設定なんかも割と適当なので、何か色んなところがおかしいのである。冷静に考えれば「スタープラチナすら凌駕するスピード」ってこの世界ではかなり特別な能力で、多分スピードで他に勝てそうなのってノトーリアスBIGくらいじゃなかろうか(スカイハイも割と頑張れそう)。まぁ、どんだけ早くても単にそれだけなので割とあっさりだけどね。アニメは尺が長いからこんなバトルでも情感たっぷり、大迫力である。まぁ、いちいち驚きや解説を入れてくるジョセフとアヴドゥルには「いや、手伝えよ」って思うけどさ。アヴドゥルは「連続殺人犯のスタンド使いがいる」っていう情報までは入手出来てるのがすごいよな。これ以降のスタンドでアヴドゥルが情報持ってたのって誰かいたっけか?

 敵勢力との第1ラウンドは、いきなり典明君の出番。今作は味方側キャラがきちっと全員見せ場を満遍なく配置されているのが嬉しいが、花京院の一戦目はいきなり圧倒的な強さで存在感を見せてくれるもの。どう考えても「喜びでな!」のくだりは敵キャラの台詞でしかない気がするけど、まぁ、ちょっと歪んでるくらいが花京院には丁度良い。初見の視聴者には「あ、この子やっぱり肉の芽なんてなくてもちょっとおかしいんや……」と思ってもらった方が、後々になってイエローテンパランス戦での伏線にもなるしね(ならない)。ハイエロファントグリーンはやっぱり筋張ったメロンみてーで気持ち悪いが、エメラルドスプラッシュってのがああいうイメージの技だってのが分かったのは今回のアニメ化の収穫である。あ、あとタワーオブグレイの技が「グレーニードル」ってことが分かったのも収穫。そんな名前だったのか。タワーオブグレイがやられたときにベロがクワガタの形にえぐれるのも謎といえば謎、あれ、演出としてはシアーハートアタックの時と同じなので、なんか遠隔自動操縦っぽく見えるよな。まぁ、その後ちゃんと全身から血ぃ吹いてたからいいんだけど。

 グレーフライ撃破後のコクピットのくだりも割と長めの尺であり、SAのおねーさん方とのやりとりとか緊張感がなくて良い。大体原作通りなんだけど、女たらしこんでる花京院を見てアブドゥルがめっちゃ真顔なのが笑える。他のシーンもそうなんだけど、原作通りの真顔がちょいちょい入ってくるとやたらおかしいのである(間違った料理が出てきたときのポルナレフのポカーン顔とか)。あと、今回見てて気付いたのだが、グレーフライの「DIO様はスタンド能力を極めたお方!」っていう台詞がなかなか意義深い。この当時は「いやぁ、別にたかだか二十数人集めただけだけどなぁ」と思っていたのだが、歴史的に振り返れば、DIOは既にこの時点でアメリカに渡ってプッチ神父との蜜月を重ねた後である。そりゃ、色んなスタンドの知識もたっぷり蓄えた後だよね、サバイバーとか。

 そして香港に降り立った後には更に花京院のなんか鬱陶しい香港ウンチクが増量。いちいちドヤ顔で「るるぶ」にでも書いてそうな情報を語る花京院に、承太郎も「こいつうっせーな」みたいな顔して聞いてる。店頭でおかゆを買うくだりはアニメオリジナルだが、ここでさりげなく「店頭でものを買う交渉をする面々」を描いてくことよって、今後、スティーリーダンがケバブ売りのおっさんから突然フォームチェンジする際の伏線になっている(だからなってない)。なんか、今後もああいうどうでもいいシーンがパワーアップすることになりそうで色々楽しみである。「スープの中から登場するチャリオツ」の図も大迫力で恰好良かったよね。あれ、プルナレフ本人も熱いよね。ポルポル君、CVの小松史法氏という方は外画メインの人みたいなので全然知らなかったのだが、なかなか良い感じの抜け方がいかにも「ぽい」のが良い。このままの声で一気に5部まで行けてしまいそうだ。このレギュラーキャストは完成度高いなぁ。ちなみに、前述の通りにグレーフライですらベテラン長克巳氏なのでやたら存在感があったし、アバンで出ていたエンヤ婆なんて日本を代表する怪しげババア、鈴木れい子である。あのエンヤ婆は強いわ、間違いないわ。早く「ぬぁめるようにきれいにィィィィ!」が聞きたい。その他にも今後のキャラクターたちに期待がかかりまくる。次のキャラってぇとキャプテンテニールと家出少女か……絶対無理だろうけど、キャプテンテニールは是非土師孝也氏にやって欲しい。うん、完全に願望だ。

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4月25日 ドラフト模様(BNGTHS×2)

ピック順 【Thraxi】→【Alessi】→【Mei】→【Sangriter】→【Serra】→【Sea-chicken】→

 

 環境最終戦〜。これにて第2エキスパンションは終了。いよいよ次回からは3セットそろい踏みの、テーロス世界の真の姿と対面することになる。まぁ、次回っつっても来週はお休みなので再来週からになりますがね。しかし、最終戦のはずなのに恐ろしく地味なパックだったな……。ちなみに、コンスピラシーの発売は6月頭ですので、下手したら3回くらいやったら間に挟む可能性もあります。いや、お遊びセットなんだからいつやったっていいんだけどね。

 


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 ちょっと良い話っぽくなったやないか! 第4話。さしもの私も泣きやしないが、なんか悲しくはなった。最後のナレーションとCパートがなければそのまま終わってしまうところだった。ちゃんと台無しにしてくれるあたりは助かります。

 「なんか良い話」にするために今回は露骨なネタが少なめの大人しい回ではあるが、その分、この世界が孕む充分な馬鹿要素もじわりとにじみ出ている。なかでも特筆すべきは楚南さんのあり得ないくらいのチョロさや理不尽さではなかろうか。行きずりの男に秒速で惚れる尻軽っぷりもなかなかだし、その男に唐突に重たい話まじりのポエムを漏らすあたりもなかなかのメンヘラぶり。いや、でも普段の職場環境があんなのだからなぁ。そりゃ精神的に不安定にもなるかなぁ。でもあそこからの流れで最終的に孝一になびくようになる理由も全くないよなぁ。

 今回はシックス(発音は微妙)の活躍メインだったので、プリンス側も帝国側も露出は控えめ。勢いで言えばいつも通りのぬるさで何となく和ませてくれる帝国側の方がやや優勢か。「偽ダイミダラー作戦」という、悪の使者としてはお馴染みの戦法を採っておきながら、既にダイミダラーの評判が地に落ちているおかげで普通に出てくるよりも効果が薄かったり、そんなニセモノ作戦なのにビルに肩が当たっちゃうと「やべ」って言っちゃったりするペンギンさんたち可愛い。これでしっぽさえなければ普通に友好種族のエイリアンなのに。いや、もうこの際しっぽがあろうと友好種族っていう認識でもいい気がしてきた。あいつら、別に実害ないだろ。良い奴ばっかじゃんね。

 更に、ハイエロ粒子をあびるとますます人間っぽくなっちゃうことも判明している。今回活躍したシックス君は、なんとCV中村悠一な優男。はたして、今後シックスの活躍の機会はあるのだろうか。敵戦闘員が一番キャスト的に充実してるって、すげぇアニメだな。今更気付いたが、イケメンでペンギンだったらそこはCV神谷じゃないんだろうか。アジアナンバーワンのペンギン声優だというのにな。

 今週のまとめ。田所あずさちゃんに「まぐわいのことだ!」とか言わせる番組、有能。

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 中学生同士で揉めてるけど、実は一番強いのはババア、第4話。小湊家の実力ランクが「兄<るう<ばあさん」だからな。おかしいな、最近発売されたばっかりなんだけど、ばあさんベテランやな。下手したら、この悪魔のゲームの開発者はあのばあさんかもしれません。その証拠に、声がラスボス。

 今回は具体的なバトルシーンはほとんど無く、せいぜいるうが遊月や一衣と遊んでいた程度なので、ルーリングやシステムについては突っ込みどころがありません。しょうがないので、この後公式ページでじっくり商品のルール解説でも熟読しようかと思います。今日うっかり買おうかと思ってショップ行ったんだけど、置いてなかったのよね。カードサイズはどれくらいなんだろうなぁ。Magicのスリーブで収まるかなぁ。とりあえず、地べたにプレイシート広げてプレイするよりは、せめて机でやった方が良いと思います。こいつらのカード管理の杜撰さは異常。特にルリグは屋外で立てかけて放置しとったからな。確実に無くすやつですわ。もしくはマークドで公式試合ペナルティ喰らう奴。

 ま、まだまだ初心者の女子中学生ですから、カード管理にまで気が回らないのはしょうがないところ。彼女たちのもっぱらの興味関心は、自分たちの精神世界についてです。前回闇落ちした遊月であるが、敗北した事実はどうにも変わらず、なんとか小湊家で時間を過ごしてメンテに務める。元々気丈な子ではあるので少しずつ快方に向かってはいるのだが、未だ弟と顔が合わせづらいし、当たり前だが「秘密」は誰にも打ち明けられない。まぁ、るうに対しては言っちゃったも同然な気もするけど。さらに、もうセレクターバトルに挑む気概は削がれてしまったのか、るうが晶とバトルすることを極端に嫌うようになった。いや、気持ちは分かるが、このままみんなしてセレクターを続けていくなら、いつかどっかで強い相手、嫌な相手に当たるのは避けられないと思うのだが。晶の人間性がゴミクズレベルに腐っているので、アレにるう子を近づけたくないってのは分からんではないが……全校生徒(の一部)を敵に回してまで大立ち回りを演じなくてもいいやんな。授業もまだ終わってない教室に乱入して連れ出そうとするとか、単なる不良生徒やないか。アレ毎日やるつもりだったのか。あげくるう子の友達も先生に反抗してたし、とんだ学級崩壊である。延々薄暗い照明に照らされ、不穏なBGMが流れ続けるあの学校は怖い。っつうかこの世界全部が怖い。こんなにおどろおどろしい舞台は見滝原市以来である。

 まだまだ暗黒物質が抜ける気配のない遊月と違って、一衣は多少なりとも足抜け出来た様子。元々の願いが「友達プリーズ」だったので、るう子がすったもんだのすえに友達になったおかげで、彼女はもうわざわざバトルに挑む必要がなくなり、単なる「怪しげなカードゲームが趣味の引きこもりがちな女子中学生」に落ち着いた。……あんまり改善されてない気もするな。そして問題は、彼女が戦意喪失してしまったことで、もう2度と緑子さんは試合出来ないし、今後の成長も見込めないということである。ルリグたちはルリグなりの目的意識や世界があるようで、花代さんは緑子さんのちょっと寂しそうな様子を見て「おい、お前これでいいのかよ」と疑問を呈している。割と控えめな緑子さんは「もう一衣が幸せならいいかな……」と自分を殺しているようだが、どうもそれではすまない理由も何かありそうだ。最終的に無限少女になる条件が「全ての他のルリグを駆逐して最後まで立っていること」とかだったら、そのうち戦意のない緑子さんは駆逐されそう。「セキレイ」と同じルールやな。

 そして、そんな中でも一際荒ぶるアキラッキー。自分の地位をフル活用して見つけた獲物を引きずり出すことに執念を燃やし、るう子たちの学校の女子生徒が少々(かなり?)イカレていることも幸いし、見事に目的を達成した。任務遂行後は利用した雑兵どもをボロ雑巾のように投げ捨てる手際も見事なもので、「お前、人気商売続けるつもりならそれはまずいやろ……」と彼女の将来が不安になります。まぁ、あの性格ならおいおい凋落することにはなったと思うが……。彼女は今のところ負けていないためにそこそこ楽しそうにデュエルに挑んでいるようにも見えるが、前回は自分のルリグと一触即発の喧嘩をしていたのだった。とにかく闇が深い子なので、仮にこの後るう子とバトルをしたら(そして負けたら)なんかひでぇオチが待っていそうな気がする。「実は3敗目」→「ルリグもプレイヤーもなんかひでぇことに」っていう救われないオチ希望。

 そして、そんな晶にちょっかいを出す、どこか火々里さん似のクールビューティー。彼女は伊緒奈さんと言うらしいが、一応セレクターバトルをする意志はあるようだ。今のところは晶のような(程度の低い)悪辣さは見せていないが、彼女が使っているデッキがまだ公表されていない黒デッキであること、そしてルリグがCV釘宮であることなど、何かときな臭い部分の多い奴である。まぁ、この世界には多分まともな奴、善人はいないと思うので、コイツも推して知るべしであろう。

 そしてもちろん、そんな世界でもいちばん真っ黒だと思われるのが、我らが主人公、るう子である。傍から見てる分には単なる脳天気だが、「願いも無いのに戦いたいわー」という質の悪い輩であり、最初はタマのせいだと思っていた謎の闘争本能についても、どうやら当人の生まれもっての気質であるらしい。幼少期に母親から「あいつわけ分からん」と育児放棄された(?)前科があるらしく、現時点では、今作で一番深い闇は彼女の生い立ちに隠されていると見るのが自然である。花代さんたちも「タマは気付いてない……」と意味深なことを言ってるし、どうにもこのペアにはさわやか学園友情ドラマに着地する要素が全く存在していないようだ。

 さぁ、次は誰がSAN値を削られる番かな? いやー、カードゲームまじ怖い。

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 実は、今期一番なにも考えずに楽しんでるのはこれなのかもしれない、第3話。もう、ここまで潔いハーレム展開だと逆に突っ込む意味がなくなる。一番近いのはやっぱり「おにあい」だ。まぁ、あれはお約束の中に病的な偏執性が感じられたが、こちらはそういった「単純であるが故のこだわり」みたいな面倒なものすら感じさせない、徹頭徹尾分かりやすさに振り切ったパラメーター配分。多分、必要ない人には一切求められない作品である。いや、昨今のアニメなんて大体そんなもんだけどさ。

 わずか2話で回りのキャラクター配備はほぼ完了したかと思われたのだが、3話目ではさらに2キャラ追加。お約束その1(正確にはその4くらい)がメイドロボで、その2が硬派系女子。フラグ云々が全く機能しないのはもう予定調和だが、メイドロボに至ってはフラグすら見せないのに成立しているという完璧なオートメーション化。惚れ惚れするようなご都合主義。そして、完成度の高さは類をみない硬派系女子、凜ちゃん登場。作中で「ちょろい」と言われてしまう可哀想な子だが、可哀想な子なのだから当然のように日笠である。

 今期はホントにぴかしゃの当たりクールになっている。ぴかしゃのヒロイン度数の高さは今更論を待たないわけだが、昨年あたりは、多少なりとも出演本数が落ち着き、「そろそろ安定期に入るかな」という気になっていたのだが、今期は引き継ぎ放送の「ノブナガザフール」をはじめとし、一切遠慮のないフル回転。しかも「ダイミダラー」「ノゲ」と並んで、やたらはまっている当たりキャラに恵まれる印象。今作のような変則的なキャラクターデザインでも一貫して「黒髪ロング」を守り抜く日笠イズムは見事なもので、どこぞのIS乗りなどが培ったちょろイン属性があふれ出ている。「カッコカワイイはずなのに際限なく抜けている」キャラのあふれ出る愛嬌は、まさに真骨頂である。これだけ看板ヒロイン声優のオンパレードなのに一切埋もれずに前へ前へと突き進む日笠の未来に幸あれ。

 あと、サブヒロイン程度のポジションだろうが、田村ゆかりの生徒会長も相変わらず押しが強くて良い。一番似てるのは「変猫」の鋼鉄先輩だろうか。何故ゆかりんキャラは地位が上にいけば行くほどアホっぽくなるのか。

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 かぼちゃカレーってどうなんだろう、って一瞬思ったけど、考えてみたら普通の夏野菜カレーだ、第3話。もうめめちゃんが痴呆レベルなのは2人とも分かってるんだから、流石に買い物の途中にかぼちゃ買ってるの見たら保護者が止めるべきでは。

 潤沢な百合資源がそこかしこにばらまかれている素敵な女子寮。このままずっとまったりゆっくり行くのかと思われたが、流石にそこはデスシティ、一応それなりの火種は用意されているらしい。でもまぁ、この雰囲気だから「ソウルイーター」本編みたいなやべぇ展開にはならないかな。つぐみちゃんが立派に武器になれる日までは頑張ってもらわにゃならんが。バトルでそこまで盛り上げないなら何を軸にして話を進めればいいかというと、基本的には3人組の百合百合しい関係で、そこに適度なスパイスとして、不穏分子を混ぜたり、旧作との不思議なコラボレーションで深みを作っていくわけだ。なかなか上手いつくりだ。

 今回のメインネタは、サブタイトルにもからも分かるようにキムであった。1話目から異質な存在感を放っていたキムだったが、こうして改めて見るとなかなか良いキャラである。死武専生と魔女という、この世界の本質と言える2つの要素を兼ね備えたイレギュラーキャラであり、本編での活躍も色々と見応えがあった。そんな彼女がまだ「表に出ていない」時代のエピソードなので、あまりはっきりと「事実」を書くわけにもいかないだろうが、さりげなく彼女の良さを臭わせつつ、回りの空気を作って「この彼女がああなるんだなぁ」としみじみ思わせる。回りに配してあるジャクリーンやオックス君も彼女の物語を支える大切なキャストとしてさりげなく良い仕事をしてくれる。まぁ、やっぱり何回見てもオックス君の髪型はおかしいのだが。

 あとはまぁ、やっぱりアーニャちゃんですよね。もうツンデレを一切隠す気配がなくなっているのに、残り2人があの通りのガガントスなせいでなかなか本領が発揮出来てないらしい。生まれつきの不幸体質なのか、それとも問題児2人を抱えた時点で不幸になることは決まっているのか。この作品は、どういう方向に転がってもいいけど、最終的にアーニャちゃんが幸せになる未来が欲しいです。でもめめちゃん余らせるわけにもいかないしなぁ……やっぱり「お前たちが俺の職人だ!」エンドしかないんだろうか。死武専のシステム的には、「1武器2職人」って可能なんでしょうかね。個人的にはつぐみ・めめ間のおとぼけ漫才風味も好きなので、どっちも無事に終わって欲しいです。

 あ、あとすげぇ気になったんだけど、「ソウルイーター」って芸名なのか?! まぁ、本人はエターナルフォースブリザード先輩と違って誇らしげに名乗ってそうだから別にいいけども……

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○「それでも世界は美しい」 5

 今期最後の新番チェック。「M3」は純粋に放送開始が遅いだけだったが、こちらは安定の読売系列なので関西放送がなく、BSが始まるまで待たにゃならんかったのが理由。今期はついにノイタミナの放送日が関東と同じになり、関西でのアニメ環境も少しずつ関東に近づいているが、まだまだ読売系列は溝が深いのである。

 で、そんなラスト作品であるが、少女漫画原作ってことで大して期待していなかったのだが、なかなかどうして悪くない1話目だった。目新しいものがあるわけではないのだが、単純にテンポが良い。どこぞの国のお姫様が大国の王に嫁ぐことになったけど、姫が割と跳ねっ返りなのでドタバタしてる間にトラブルに巻き込まれたよ、という分かりやすいシナリオを、1話目のキャラ紹介を含めてそつなくこなしている。そして、少女漫画アニメだと割とこういうこともあるものだが、キャラのノリがよくて、単にギャグを回しているのを見ているだけでも案外楽しいのである。まさかのメタ発言まで飛び出してたし、男性視聴者へのサービスを忘れないのは素晴らしい(まぁ、未遂で終わったけどさ)。過去にも「S・A」とか「スキップビート」とか、「どうせ女の子が惚れたのはれたの言うだけでしょぉ」と思って見てみたら、案外面白かったっていう展開は多かったのである。こうして並べて見ると「花とゆめ」掲載作品がこっちの傾向にあるのかしらね。相性がいいのかもしれません。

 製作がぴえろ、監督の亀垣一という名前はどこかで見たことがあると思ったら、「花咲ける青少年」の監督だった。なるほど、あれも非常に良いアニメだったし、今作もいかにも「らしい」ビジュアルと、割と野放図に動けるやんちゃなアクション演出は健在。CMによれば原作が現在7巻ってことなのでそんなに大した作品にはならなかろうが、気持ちよくまとまる久しぶりに「よい少女漫画」に期待したいところ。

 中の人は、主人公の声に全く聞き覚えが無かった割に面白い声だったので随分印象にのこった。前田玲奈という名前で、まだまだ新人のようだが、声の特徴もあるし、仕事も割と安定している。今作でいいメジャーデビューを切れることを期待したい。その他のキャストについては、今後メインを務めるのがどの辺なのかよく分からんのでまだ視点を置きにくいのだが、1話目で大活躍(?)したチンピラ2人組が白鳥哲、沼田祐介ってコンビだったのが面白かった。こういうところに置いて活躍出来る声優って、いいよね。

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 今週も絶賛心臓を握りつぶされるような緊張感、第3話。将吾、お前は流石にもうちょっと空気読んでくれ。ただ、一番アカンのは長谷君な気もする。

 「強くてニューゲーム」も堂に入ってきた。ほぼリアルタイム(?)で進行しているとすると、今週は3週間目ってことでいいのだろうか。始まりの1週目、症状確認の2週目、そしてノートが繋いだ3週目。次なるステップはいよいよ情報の拡大ということで「友達の友達」である。長谷はさぁ、いくら何でも藤宮さんの症状を軽く考えすぎだと思うの。作中ではあまり描かれないけど、一週間のあいだに楽しい記憶が増えれば増えるほど、日曜日の夜に藤宮さんはそれを失うっていう事実と戦わなきゃいけないわけでしょ? 確かに治癒を目指すならば自分たちだけで情報を秘匿しておくのは効率的ではないのだが……だとしても、やっぱり性急な気もするんだよな。まぁ、当の本人が一切自力で前進出来ないので、そこを多少無理矢理でもサポートしていくのは自然な流れなのかな……。

 そして、そんな荒療治が最もはっきり出る結果となった素晴らしき友人、将吾。藤宮さんとの初対面でのやりとりは「お前、どんだけひでぇことをぺらぺらと……」とと憤りかけたが、まぁ、言われてみれば彼の言い分ももっともだ。いきなりこんなオカルトじみた「設定」を信じろと言われても無理な話だし、現実的に考えれば「痛々しい構ってちゃん」と考えるのが合理的。すると、隣にいる長谷君は「変な女にダマされてるアホな友人」ということになり、付き合いの長い将吾はまず長谷君に警告を出すのが友人として最優先だ。「女の子が特定の男の前だけで急にしおらしくなる」っていう現象だけを見れば、そりゃ「誘ってる」が一番分かりやすい結論だからな(参考:河合荘)。

 まぁ、それにしたって将吾の言い方はもう少しマシな方法があっただろ、とも思うが、そこは彼の持って生まれた性分なのだろう。長谷もそのあたりは分かっていたみたいだから必要以上に怒ることなく、一旦ご退場願ったわけだ。で、「気にしないで」と一蹴したわけだが……そこは藤宮さんの気持ちをもう少しくみ取ろうよ。いきなり自分の悩みを全否定された上にメンヘラ疑いされたわけで、たとえある程度予測された事態とはいえ、彼女はかなり傷つくはずである。それをあんな風にしれっと流してしまうのは、言い出しっぺとしての責任感が薄すぎやしないか。まー、だからってどうしようもなかったのかもしれないが……。まだ先週反省した「自分勝手」が抜けきってないんじゃないか。今後の展開にも支障が出ないといいのだが。

 しかし、流石に長年自分の「症状」と付き合ってきただけあって、藤宮さんは割と強い。そして、初めて訪れた自分の人生の転機において、ちょっとはじけすぎているような気もする。確かに「症状」のことは事実なのだろうが、それを差し置いても謎の卵焼きグラデーション作戦は割とサイコである。普通の子にあれをやられたら、ドンびく。アニメキャラであんなことやりそうなのは我妻由乃さんくらいしか思いつかない。いくら日記の記録があるからって、(本人視点では)出会って数日の人間に、あそこまで出来るものなのだろうか。そして、愛情が募ったとしても、それが卵焼き連打の形で現れるものなのだろうか。……まぁ、今まで友達付き合いをしたことがなかったから、そのせいでさじ加減が分からなかった、ということにしておこう。18グラムにあそこまでの思いを込められてしまったら文句も言えまい。

 今後の展開への道しるべとして、今回は「強い思いで現状を打破出来る可能性」が示唆された。それが18グラムだったのは何とも不可思議ではあるのだが、やはり「忘れたくない思い」が強ければ、そこから何とかなるのかもしれない。しかし、「長谷のことは忘れているが将吾のことは覚えている」状態ってどういう記憶なんだろう。先週の屋上でどのように将吾と対峙していたことになっているのだろうか。そのあたりのディティールは絶対明らかにはならないのだろうが、やっぱり気になるよなぁ。友達状態で長谷君と一緒に試験勉強とかやっちゃうと、せっかくやった内容を全部忘れるんだろうか。怖いな。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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