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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ちょいと私用で一仕事終えたので、自分へのご褒美として前々から欲しかったDVDを買った。それがサブジェクトにのっているこの人狼DVDである。発売は今年の2月だったのだけど、アマゾンのレビューとか見ててもそこそこ評判は悪くないみたいだったので、この機会にポチる。まぁ、大体この手のソフトなんてガチの声優オタしか買わないんだから、そういう人間は声優がわーきゃーやってるのを観るだけで満足出来るわけで、評判が悪くなるはずもないのだけど。かくいう私もそういう人種でね。割と面白かったので記念で記事あげ。

 参考までに仕様を書いておくと(詳しく知りたい人はアマゾンのレビューが大体的を射てると思うのでそちらを見てね)、ディスクは2枚組で、それぞれ人狼1試合分を収録。私の買った豪華版では「完全版」と称してGMサイドから見た映像も別に収録されてるのだが、ぶっちゃけそこまで変わらない中身かもしれない(GMサイドで分かるのって、最初に役職判明する部分と、夜パートに人狼たちがどういう風に動くか、っていう部分だけなので、それ以外はほぼ一緒だったりする)。まぁ、どうせ値段にして500円しか違わないので、普通は豪華版買うと思うけどね。どうせ、私みたいな人間は1回試合を観たあとに各々のキャストの顔色や動向を伺いながらもう一周するので、豪華版の方が何かと都合は良い。

 ゲームの中身については、ぶっちゃけ(人狼に関しては)素人集団なので、そこまで高度な駆け引きがあるわけではない。戦略的に見て微妙な部分も散見されるし、ルーリングもシンプルなので山場は分かりやすい。その分、人狼初心者にも取っつきやすい内容と言える。もちろん、彼女たちの本職は「役者」であるわけで、外野から見ても誰が人狼なのかはそうそう分かりはしない。初回視聴は犯人捜しをしながら充分楽しめるはずだ。また、これが彼女たちの持って生まれた天運なのか、適当にゲームをやっているはずなのに、何故か展開は割とドラマティックになる。実際の人狼をやってると、たまにサクサクと予言者が人狼を看破してゲームが終わってしまったり、適当に吊った人間が人狼だったりすることがままあるのだが、幸いにも、このソフトの人狼に関してはそんなことはない(まぁ、そんなもん商品にしないだろうけども)。分かりやすくも充分なドラマが楽しめるはずだ。所要時間は2試合とも1時間強。11人のキャストは割と漏れなく活躍するシーンがあるので、キャストの中に半数以上の贔屓の声優がいれば買っても損は無いのではなかろうか。もちろん、私のように「若手声優のガチトークを見てるだけで幸せ」という人間は言わずもがなである。みんなガチで勝負しているので、普段のトークでは見られないような一面が見られるのも素敵要素ですぜ。

 以下、各キャストについての簡単なまとめをしておくので参考まで。もちろん、商品の性質上、極力ネタバレにならないように書いていきますんでね。<以下、アイウエオ順>

 

・荒川美穂

 美穂姉ぇさんは真っ直ぐ美人。知性派かインパクト派かで言えば知性派寄り。年齢非公開だけどひとまず「美穂姉ぇ」と呼ばれ、他の参加者からは「いつも視線が真っ直ぐ」「ポーカーフェイス側代表」と称される(おかげでいらぬ嫌疑をかけられたりもする)。普段は割とおっとり目ではあるが、いざ吊られそうになったときの彼女の必死の抵抗はなかなかの見せ場となっている。

 

・大亀あすか

 最初にこのDVD企画を見た時に「なんでおるねん、亀ちゃん無理やろ」と正直思った。そして当然インパクト派寄り。ただ、このソフトでは意外にも大人しい方の部類だったかもしれない。彼女の見せ場は1試合目中盤に訪れる。

 

・大久保瑠美

 出演作の多さからか、回りのキャストの架け橋的な役割を務めていた印象が強い。どっちかっていうと知性派寄り。不思議と生存率が高く、2試合とも後半まで残ったため、なんかやけに辛そうな表情が目立つので、彼女の困り顔を見たい人にお勧め。名シーンはみかこしに「怪しいんだよ! この腹黒ピンク!」と振られるシーンだろうか。まぁ、確かにごらく部で人狼やったら……ねぇ。

 

・小松未可子

 意外にも、今作で割と地味な方のスタンス。途中で「全く思考が追いついてない」と漏らすなど、案外こういうゲームは苦手だったのか、単に初めてだったおかげで手探りだったのか。2試合目になるとだいぶ慣れてきて、他のキャストいじりが勢いを増してくるのが良い。多分知性派寄り?

 

・東山奈央

 意外や意外、今作最大の知性派として強烈な仕事をしてのける。奈央ぼうファンは彼女の雄姿だけでも一見の価値あり。台詞が完全に参謀役ポジションのものになっており、回りからの信頼も厚い。こんな子だったっけ? 

 

・長妻樹里

 今回のキャストの中ではキャリアが一番浅い。おかげで回りからは割といじられポジション。2試合目にもなると「ウルフ?」「ワイフ!」という謎のやりとりがすっかり定着していて、なかなかの愛されキャラである。おかげでどっちかっていうとインパクト寄り。あおちゃんとの謎の事務所繋がりがいちいちアツい。

 

・西明日香

 自称「ドッジボールから延々逃げ続けるポジション」。普段は前面に押し出されるポンコツ成分はこのゲームにおいてはなかなか原動力にはならないので、割と傍観者っぽくなっている。全て直感で動くタイプなので、1試合目での演説シーンがなかなかの見もの。いちいち歪みまくる顔芸も見ていてハラハラするセールスポイントと言える。

 

・早見沙織

 いつものはやみん。知性派かと思いきや、なんか「一般人代表」みたいな状態で終始オロオロしているので、主な仕事は回りに振り回される驚き役である。もちろん、だからこそ「裏の顔」にも期待はかかるわけだが。

 

・福原香織

 今回最年長(生年不詳の美穂姉ぇを除くが、多分間違いない)なので、回りから妙な信頼感があり、本人もそれにのって微妙に大物ぶってるキャラになってるのが普段とのギャップでなかなか笑える。いや、でも案外本当に洞察力はあるのかもしれない。「退場間際の捨て台詞」という謎の芸を獲得する。

 

・村川梨衣

 本作の主人公。いや、いつものりえしょんでしかないのだけど。いつも通りなので当然舞台は常に彼女を中心に回るのであります。本作最大のインパクト派であり、様々な場面で大活躍する。「りえしょんファンは買い」というのだけは間違いない事実である。回りのみんな、本当にりえしょんに優しい。

 

・悠木碧

 元々ゲーム脳のきらいがあるので、この手のゲームへの順応は早い。いつも通りながらも陰で蠢く知略を感じさせる。2試合目では彼女を巡る謎がゲームの中心となる。

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 相変わらずサブタイトル関係ねぇな! 第5話。いや、一応関係してるけども。そこじゃねぇよ、サブタイにすべきはよ。

 割かし真面目なシナリオが続いています。いや、今作における真面目ってのをどの程度の範囲で捉えたらいいのかがよく分からなくなってくるけども、とにかく作中人物はみんな真剣だった(毎回そうか?)。特に、孝一とリッツという対立構図ははっきりしており、ロボット搭乗者が2人ともかなり真剣だったらしいので、この作品のこっそりとした売りであるロボット戦闘の鈍くて重い感じは、充分堪能出来たのではなかろうか。まぁ、南極ロボが変形した時に「気持ち悪い」って直球な表現したり、ダイミダラーの造形を評して「道理で適当だと思った」と言ったり、相変わらず外見については酷いことしか言われていないのだが……いや、事実だしね。「チャクラの装填ポイントとして人体と同じ構造が必要」っていう理屈は分からないではないが、それがあの適当な造形の理由にはなるまいよ。既に後継ロボが作られてるんだから、その余裕があるなら右腕部くらい補強しても良かったんじゃなかろうか。でもまぁ、ダイミダラーが強くなっちゃうと、今回みたいな凄絶な大破シーンが描けなくなってたわけだから、これはコレでよかったと言えなくもない……のかな?

 プリンス勢力側は相変わらずのらりくらりとしたシナリオ展開で、いつも揉めてはくっつきを繰り返している孝一・恭子コンビが今回も微妙な軋轢でドギマギしている。孝一が阿呆なのはいいとしても、恭子さんのチョロさがホントに将来心配になるレベル。挙げ句あんな悲惨な最期で孝一を失ってしまい、これから先の彼女は一体どうやって生きていけばいいのやら。次週から主人公交替すんのか? まぁ、別に孝一が死んだなんて思っちゃいないが、5話目で一旦主人公を切り替えてくるってのはなかなか斬新である。どんだけ適当なんだ、この町の正義は。

 それに対し、非常にまとまっており、友情・人徳にも厚くて応援したくなるのがペンギン帝国側。帝王様は割と話の分かる人だし、何よりもリッツのことを非常に大切に思ってくれている人格者。更に、そんなペンギンの愛に応えるようにしてリッツも熱いスピリッツで戦いに挑んでいる。どう考えても、普通の少年漫画の正義としての権利を持っているのは帝国側だろう。ビラ配りで丁寧に知名度を上げて今後の作戦に繋げようという、賢明かつ地道な活動スタイルも好感が持てるしね。まさに、この世界の住民のように「ダイミダラーが来ると困る!」と思いながら、ペンギン帝国を応援していきたい。しかしそれにしてもリッツは可愛いなぁ。熱血台詞も堂に入ってるし、ちょっとおかしくなっちゃったリッツも、狂気の中に素の状態の可愛らしさが見え隠れしていてなかなかキュートである。もう、リッツさえいればいいんじゃないかな。

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 ゲキ鬱展開キタワー、第5話。考え得る限り最悪の展開じゃないですかー、誰も幸せになって無いじゃないですかー、もう、この事態を収めるにはるう子が概念になるしかないじゃないですかー。

 ついに明かされたWXIOSSの真実。「3回勝てば夢限少女」というプラス面での契約のみが明かされており、「まぁ、3回負ければゲームオーバーですけどね(ニッコリ)」と終了タイミングはほんの一部しか契約内容が公開されていなかった。どんだけ悪徳な金融業者でも、一応契約する際にはこっそり条項に書き添えておくもんだが、この世界の契約は、なんと提示義務がない。闇金の口約束みたいなもんである。3回敗北時のペナルティは、1つ、「セレクターとして関わった記憶を全て失う」。まぁ、これはしょうがないかもしれない。こうした措置をとっておかないと世間にはルリグ知識を持った女子中学生で溢れかえってしまう可能性もあるし、むしろ叶わなかった願いのことはさっぱり忘れて次の人生を歩めるならば単なるアフターケアともとれる。世の中には一週間で友達の記憶を全部忘れてしまう女の子だっているわけだし、いざ契約内容を知った上で記憶の保持に務めたいなら、それこそ日記に書いておくとか、回りの友達と結託し、互いに記憶を保証しあうギルドのようなものを結成してしまえば、ある程度フォロー出来るはずのものである。

 しかし、2つ目がエグい。「願いがマイナスになる」。これ、どう考えても割に合わない。一衣の願いが万一叶っていた場合、世界中の全人類が彼女の友達と認識されるようになるっていう契約内容だったとしても、あまりにもその反作用が強すぎる。そもそも夢限少女なんてゴールは一切条件提示されておらず、「まぁ、そのうちゴール出来るかもね」という程度の概念であり、「夢は確かに叶う。叶うが……今回はまだ、その時と場所の指定まではしていない。つまり、ルリグがその気になれば、夢限少女達成は10年後20年後ということも可能だろう……ということっ!!」 ひどい! その割に取り立ては負けた瞬間だ。どう考えても倍率的には負けの方がでかいはずなのだから、勝った時の褒賞と負けたときのペナルティが1対1対応してたらアカンのである。これ、契約内容を全部知った上でだったら、1割も契約する人間いないだろ。ただのギャンブラーか破滅型の人間だけやで。まぁ、ルリグも条件については口外出来ない決まりになっていたのだろうけども……その割に花代さんはポロポロと情報は小出しにしてるし、晶は目撃したおかげでなんとなくその辺は察してるんだよな(ってことは伊緒奈も知ってる)。うーむ、るう子たちがやるべきは、まず契約内容を疑って徹底的に調査することだったんだな……。

 ただ、分からないことが1つあり、何故一衣はあの待ち合わせ場所で試合に応じてしまったのか、というところが不思議ではある。彼女の中で「もう負けてもいいか」という思いがあったからこそ気軽に応じてしまっただけなのかもしれないが、友達がもうちょっとで来るかも、というタイミングで誰もと知らない相手からの申し出を受けるのはやや不自然な気がする。緑子さんは何かを懸念していたようでもあるので、ひょっとしたらセレクターになってしまった人間は、決着がつくまで嫌でもバトルし続けなければいけないような制約もあるのかもしれない。さぁ、全員破滅待った無しだ。しかし、それにしたって一衣の惨状は目に余る。あんなに軽い気持ちで設定したささやかな願い。視聴者側からも「いや、そんなもん使わないで真っ当な方法で友達作ろうよ」と総突っ込みを受けていた願い。実際、あっという間に叶っちゃった願い。その裏返しが、彼女の人生を全て崩壊させるまでの破壊力を持っていたのである。「一生友達が出来ない」縛りって、確実に人生詰んでる。多分、死ぬよりもずっと辛い。友達が駄目で、親しさを感じさせる人間と一緒にいると身体的苦痛を伴うってことは、友達はもちろん恋人も絶対出来ない。どれだけ周りの人間が献身的に彼女の事を思っても、彼女はそのたびにどんどん人間が怖くなっていく。確実にゲームオーバーやん。多分、早晩首吊るしかない。どうしてこうなった。「陽のイメージが反転して陰」っていうのは「魔法少女かと思ったら死体だったし魔女の卵だった」っていうのと全く同じ構図なんだけど、魔女になった女の子はまだ現世とは隔絶していたし、他の魔法少女に討滅してもらえる可能性もあったから救いがあったが(いや、あんま無いけど)、セレクター落ちの子たちは地続きの人生でペナルティと向き合わなきゃいけないから救われない。いや、たまたま一衣ちゃんの願いがピンポイントであかんところを突いてただけかな……遊月が負けたら弟君に一生口聞いてもらえなくなるか、弟君が突然死するかのどっちかだろうけど……あかん、やっぱきついな。るう子、早く概念になって助けてくれ。この世界からWIXOSSを一掃してくれ。主にタカラトミーが困るな。わけがわからないよ。しかし、いかんせんこの世界には暁美ほむらがいない。もう、どうにも救われない。

 次回は、こんな状況下でも安定のド外道のあきらっきーといよいよ対戦。彼女の願いはなんなんでしょうね。もう、ここまで酷い展開になると、晶がボロ負けして、必死に追い求めた願いのマイナス査定を叩きつけられるシーンが楽しみで仕方ないわ。あいつのことだから「綺麗になりたい」とか「世界で一番愛されたい」とかかなぁ。「憎いアイツをぬっ殺したい」とかだったら笑える。そして、今回ついに伊緒奈の試合シーンが少しだけ公開。あれは畜生のデュエルですわ。1ターン目「思考囲い」から2ターン目「苦花」に繋げる顔ですわ。いや−、カードゲームまじ怖い。

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 そういや1日って映画安いやん、ということを思い出し、駆け込み視聴へ。ゴールデンウィーク中だからそこそこ混んでたけどね。まぁ、安く見られるならそっちの方がいいでしょう。

 

<一応、以下はネタバレ注意。まぁ、ネタとか特にないけども>

 

 さて、世間的にはそれなりに評判も良いみたいなのだが……はぁぁぁぁん。凄かったです。これはたまらん。世界中の西明日香ご推薦です。どんな内容かを一言で説明すると、「たまこのラブストーリー」です。ホントにそれだけです。もっと細かくあらすじを書くと、もち蔵がたまこに告白します、たまこが悩みます、返事します。終わりです。本当にそれで終わりです。でも、これで良いのです。コレがよいのです。これがすごく良いのです。まったくもって比べるものではないけど、京アニ映画の中では一番好きかもしれない。もう、とにかくたまこが、もち蔵が、みどりちゃんが、かんなちゃんが。はぁぁぁぁぁぁん。

 そうね、たとえば、152キロのストレートが投げられるピッチャーは最近の日本の野球界にもそれなりにいるけど、フルイニング、100球以上投げても球威もコントロールも落ちずに投げ続けられる人間はそうそういない。全盛期のダルビッシュでもキツイ。しかし、この映画はそれをやってのけている。ラブコメアニメ、青春アニメを見ると、クライマックスに盛り上がってきゅんきゅんすることがある。中二病なんかはアニメシリーズ2回でどっちもそうだった。特に2期は水族館、鹿児島、最終回で3回もきゅんきゅんした。でも、それだってテレビシリーズで3回だ。この映画は、開始直後から始まって、ほぼずっとこれが維持される。ずっとドキドキしっぱなしで、まさに視聴者が恋する高校生になれる。中の人の言葉を借りるなら、本当に「穏やかじゃないわね」。もう、ずっと涙腺を寸止めされてる感じで感情のコントロールが大変だ。

 京アニが作る純愛ストーリーの破壊力はいつもの通りである。絵に力があり、動きに意味が込められているのはいつものこと。山田監督をはじめとするスタッフ陣の力に疑問を差し挟む余地はない。おそらく、京アニ作品ではこれまでだってやろうと思えばこういったものを作れたのだろう。しかし時代の要請か、はたまた気まぐれなのか、これまで、意外にも「ド直球のラブストーリー」っていうのはあんまりなかった。あらゆる作品に「ラブ」の要素はあるはずなのが、それはあくまでシナリオの流れの1つであり、そこにメインテーマが置かれたことがなかった。そして、満を持して北白川たまこと、大路もち蔵が挑戦権を手にし、見事にゴールにバトンを繋いだのだ。これが本気というやつだ。もう、何もかもかなぐり捨てて、それだけを描いた潔さは、充分にペイするだけの純度にまで仕上がっている。これだけシンプルな筋立てなのに、1つのドラマとして一切の無駄がなく、どこまでも周到に1つのゴールへ向けて紡がれていくその物語は、まさに「ラブストーリー」と冠するのに相応しい。

 もうちょっと具体的に中身に触れると、今作の面白いところは、前半と後半ではっきりと主人公が入れ替わっているところ。前半はもち蔵視点を中心にし、「いかに告白するか」までを扱っている。そして、みどりちゃんに太鼓判を押された通りに、もち蔵はきちんと男を見せたのである。中盤のクライマックスとなった告白シーンは、もう本当にどうにかなってしまうそうなドキドキ具合。頑張った男の子。そして、そこから先はたまこのターン。何故かべらんめぇ口調に変貌するテンパリたまこは、「マジでこの子は一切これまでそういうこと考えずに生きてきたんか……」と絶句するほどのピュアピュアっぷりだが、それこそがたまこである。そして、彼女はアホで天然ではあるが、はっきりと自分自身の問題に向き合わなければならないことを自覚する出来る強さと、全てに最善の結果をもたらすだけの優しさを持ち合わせている。最終的にはクラスメイトに色々とアドバイスをもらう形になっていたが、彼女が真正面から「挫けて」漏らしたのはみどりちゃんただ1人。それ以外の局面では、全て自分で考え、自分の意志で動いて決着をつけた。そこにいたるまで、随分時間がかかってしまったが、そりゃぁ北白川たまこなのだからしょうがない。彼女があそこから二つ返事で答えを出したら、そりゃ嘘だろう。とにかく迷って、悩んで、苦しんでゴールへと至るまでの道程は、どんなにアツいスポ根ものよりも、努力があって、勝利があった。もう、こんな女の子がいるなら国で保護した方が良い。もち蔵は、末永く爆発してもらうしかない。

 徹頭徹尾「ラブ」を描いた物語であり、そこには本当にグルグルとかき乱される男の子と、女の子の気持ちだけがある。2人して悩みぬくシーンは、要所要所でBGMすらなくなり、ひたすら2人の内面へと沈み込む演出となっている。きっかけとなったBGMを拾い上げると藤原啓治の熱唱ラブソングだったりするのも愉快だ。どれだけたまこが内へ内へと籠もりきったときでも、ちゃんと回りに家族がいて、友達がいて、商店街のみんなが居てくれるのがとても暖かい。誰もが皆「たまこがちょっとヘンだぞ」ということには気付いているのに、1人として「何かあったの?」と直接的に聞いてくる人はいない。みんな、必要とあらばたまこが自分から聞いてくるだろうことは分かっているのだし、そうしないということは、あとはたまこを回りから見守るだけでいいということを知っているのだ。何も親身に尽くすばかりが愛情ではない。こうして、「ただ周りにいること」が力になる関係がある。そして、男女の恋愛感情なんてものはどこまで言っても2人の問題なのだから、このお話における商店街全体のスタンスは、どこまでも模範的である。ほんと、「悪意の無い世界」が素晴らしい。「けいおん」や「たまゆら」などでも「悪意のない世界」というのは描かれていたのだが、その中心が「ラブ」なのって本当に珍しいし、とてもとても難度の高い作品だったと思う。よくもまぁ、ここまでのものに仕上がったものだ。あのエンディングの潔さも恐ろしいほど。これはもう、ずっときゅんきゅんしていよう。いくらでも未来予想図が描ける、「万人が幸せになれるエンディング」であった。

 もちろん、たまこともち蔵以外の回りの人間の活躍もちゃんとフォローしないと片手落ちの感は否めない。ホントにね、テレビシリーズでも随分打ちのめされたんだけどね、みどりちゃんの表情が映るたびに辛くなるよね。たまこももち蔵も彼女の気持ちは理解してない状態でこれだけのドラマを作っちゃってるからなぁ……本当に切なすぎてどうしようもなくなる。でも、たまこのためにならどこまででも尽くしてくれる。なんかもう……幸せになってくれ……。たまこがただ1人、親友として弱音を漏らしてくれたのが自分だった、っていうことを理解したみどりちゃんの心境が、本当にどうしていいのか分からないのよね。嬉しいけど、悲しい。彼女の矛盾は解消することはないのだろうなぁ……。対照的に100%賑やかしポジションのかんなちゃん。今作のお笑いポイントの6割は彼女が持っていった(あと3割くらいがテンパリたまこ)。流石に1人じゃ家は建てられないと思うぞ。そんなん言われた恋人はどうしたらいいんだ。とりあえず土地用意しろ土地!(用意しそうで怖い)

 その他にも、わたくし的にはあんこちゃんは相変わらず重要なポジションだし、今作は北白川家・大路家の両親も本当に大事な役割を果たしている。特にたまこの親父さんは、2人の関係について(というかもち蔵の気持ちについて)は大体分かった上で、あの病院での台詞を言ってるんだよなぁ。「男だから」っていう理由で語りあえるあの関係性はすごく羨ましい。そして要所で締める喫茶店のマスター。まぁ、彼がどこまで分かってしゃべってるのかは謎のままですけどね。本当にいいとこだよね、うさぎ山商店街。テレビシリーズでこの「舞台」を丁寧にお膳立てし、外堀が完全に埋まった状態で、劇場版は直球のみを放り続ける。このディレクションはものすごい英断だったなぁ。アニメ映画の新しい指針になるかもしれない。いや、割とマジで。

 さぁ、最後は当然中の人の話だ。もう、みんなで「綺麗な洲崎綾」を堪能しようじゃないか。やっぱりあやっぺは強いわ。マコがいようが、リッツがいようが(そしてあやっぺ本人がいようが)、たまこはどこまでもたまこになる。どこまでも純粋に目標に向かって邁進する中の人のピュアな部分が、全てここに特濃で現れ出ている。もう、それだけで充分だ。もちろん、もち蔵の中の人だってかなり頑張ってたんだ。告白シーンとか、本当にドキドキしっぱなしでしたしね。もう、とりあえず今作はこの2人で充分だわ。

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 めめちゃんの体操着姿がエラい事に、第4話。あれ、もう犯罪なんじゃないかな……そりゃアーニャちゃんじゃなくても頬を染めますわ。改めて見て、ブルマって文化は廃れるべくして廃れるんだなぁ、としみじみ思いましたね。幼きあの日に、何故僕はもっとしっかり目に焼き付けておかなかったのか。

 今回は「3人のお話」ではなく、つぐみちゃん単体のお話。話し相手をちょいちょい変えながら、彼女なりの死武専での目標を模索していく。確かに、単に「武器になっちゃったから」っていう理由だけでいきなり異国の地のヘンテコ専門学校に送られてしまったのだから、将来設計なんて無いに決まってるんだよな。今回明かされて驚いたのは、「武器は遺伝」っていうところね。その理屈だとマカは武器になっててもいいはずなんだけども……まぁ、優性とか劣性とかがあるのかもしれません。しかも思春期頃に発現する可能性が高いって……随分迷惑な性質だよなぁ。全然武器のこととか考えずに、「そろそろ真剣に将来の可能性を考えなくちゃ」って思っていた中高生とかが、突然「あなた、武器です」って言われるわけでしょ? そりゃショックだわ。親御さんも赤飯炊いてる場合じゃないわ。多分武器はこの世界では特殊な立場だろうから、ひょっとしたら武器と認定された人間は職業選択が制限されるかもしれない(少なくともスポーツ選手とかにはなれないだろうよ)。ま、そりゃ死武専行くわな。そういや「先祖代々武器の遺伝子が……」って言ってたけど、トンプソン姉妹みたいな銃の家系は一体いつの時代に発生したもんなんだよ。確か、彼女らってオートマチックの銃になるよね。どんな世界だ。

 そして、そんな悩ましげな武器の人間は、職人とは違う授業カリキュラムが組まれている。ま、そりゃそうか。武器専門の授業とか職人がとってもしょうがないし。アーニャたちが授業に行ってる間につぐみが暇そうにしてたってことは、死武専って大学みたいな単位制なのかしらね。しかもこの日は1日ずっと暇そうにしてたぞ。新入生なんだから授業入れとけよ。留年すんぞ。出来の良い先輩がくつろいでるからって油断したらあかん。

 結局、つぐみは自分の目標を見つけることは出来なかったわけだが、何となく出来の良い同輩との親睦が深まったし、ルームメイトのエロい姿もたっぷり拝むことが出来た。そして何より、憧れの先輩が実は割と変な奴なんじゃないかってことも確認出来たのだ。これはこれでOKである。マカさんたちは授業時間中にあんなとこフラフラして何してんでしょうね。そういや、この作品ってまだキッド出てきてない?

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 謎が深まるばかりの藤宮さんの記憶機能、第4話。将吾のことはあれだけはっきり覚えてるけど、絶妙に「長谷君と関係してる」部分だけ抜け落ちるように出来てるんだな……それだけ断片的にヒントがあれば、そりゃ外堀埋まった状態から記憶の再構築は出来そうだ。将吾をあのポジションにセットしたのは、実は長谷のものすごい策略だったのではなかろうか。

 さて、サブタイ通りに「けんか」である。これまで順当に強くてニューゲームを繰り返してきた長谷だったが、ついにその経験値が(一瞬とはいえ)失われ、改めて藤宮さんと交流することの難しさを確認し、真正面から頑張って汚名を返上する少年主人公のアツさを見せつける展開となっている。ふむ、最終的な決着だけをみればとても良い話である。が、まず根本的な原因は長谷自身にあったことは忘れちゃなるまいよ。いや、多感な高校生だから、藤宮さんの様子にもにょもにょしちゃう気持ちはわからんでもないが、相手は普通の人間じゃないんだぞ。もう少し考えて発言した方がよかったろうよ。彼女の記憶システムを信用するなら、どこまで行っても将吾などしょせん「友達未満」よ。それが分かってれば、あんな展開にならずにすんだのにね。あれ、でも「友達」の定義は微妙だな……もし、本当に藤宮さんが将吾に惚れはじめた場合って、別に接触してないから友達カウントされずに恋慕の情だけ次週に持ち越しとかされんのかな。それとも、その場合って「友達以上の関わりを持っちゃった」と判断されて消えるのかな。これ、割と大事なことだと思うんだけども。まぁ、先週の卵焼きの流れから考えるに、やはり「強く思ってしまったこと」が失われるように出来てると思うのだが……こればかりは神様にしか分からない。

 長谷のちょっとしたもやもやから発生した「喧嘩」という名のすれ違い。まぁ、記憶が失われた時点で喧嘩も全てリセットされているのだから仲直りでも何でもないのだが、とにかく元の鞘に収まることは出来た(長谷は、喧嘩の原因となった自分の凡プレーを日記に残されずにすんだので万々歳である)。もちろん長谷の献身的な態度が一番の要因ではあるのだろうが、絶妙なポジションで見事なサポートをやってのけた将吾の存在を忘れてはいけない。将吾・藤宮さんの関係性って、あれがもうちょっとでも進めば「友達」になってしまうのではなかろうか。っつうか、もうあれは友達っていうんじゃないんだろうか。少なくとも一週間分は記憶が持続してるわけだしねぇ。現状、藤宮さんの回りの人間関係を考えるに、かたや「先週まで友達だったらしいんだけどやっぱり忘れちゃってる奴(第一印象は変質者)」で、かたや「友達というほどの距離でもないけど、なんか絶妙な助け船を出して幸せを運んでくれた知り合い」である。……どう考えても藤宮さん目線では将吾の方が信用出来そう。どっかで経験値リセットされないといいけどなー。

 そうそう、毎回やきもきさせられてメンタル面にも色々と良いこと悪いことがなだれ込んでくる今作であるが、それを支える映像面での着実なクオリティの高さを今一度持ち上げておきましょう。キャラクターデザインは淡泊なのだが、それを補強する背景とかがすげぇ。今週も、藤宮さんが一人帰る時の通学路の様子なんかがものすごい質感で表現されていて感心してしまった。こういうところで「安心して見られる」っていうプラスの感情が付加されるのよね。ちなみに、今気付いたのだが、公式ページに行くと、その週に藤宮さんが書いた日記を、本人が朗読してくれるというサービスが始まっていた。これ、アニメを見ながら絶対にフォローしなきゃいけない奴だ。

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 こころちゃん言うな! 第4話。もう、えりちかが「ねぇ、こころちゃん?」って呼びかけるとことかややこしくてしょうがないよな。気のせいか、にこを追いかけるシーンではえりちかと海未ちゃんが率先しておっかけていたような気がします。やっぱりミルキィホームズの絆は伊達じゃないぜ……。多分、そらまるが1人4役でテンパってるのを楽しげに見守っていたことでしょう。「こ」ころ、「こ」こあ、「こ」たろうで、なんで長女だけに「こ」なんでしょうね。

 てっきり今作の構成では無いんだろうと思っていたのだが、実際にはいきなりあった「お当番回」。1クールだとすると9人全員でお当番を回すわけにもいかないから、残りの面々はある程度固まってやることになるのだろうか。次回は一年生組っぽいのだけども、せっかくだからかよちんは単独お当番回が欲しいなぁ。いや、凜ちゃんも欲しいなぁ。そしたら真姫ちゃんも欲しいなぁ。うーむ、まさかのにこがトップバッターで完全単独回ってのは予想外である。

 お話の筋としては割と分かりやすいもので、「破天荒なキャラこそ家庭は地味」という、日本の漫画、アニメ業界ではお約束の展開。しかしにこにーの場合はそれでも少し壊れ気味で、幼い妹たち全員を洗脳してしまっているという徹底ぶりだった。あんだけアホっぽくても、実の姉の言うことは信じてしまうものなのだろうか……流石にご両親が止めるべきだったと思うのだが……多分、にこがあんな風になったのは両親の影響もあるんだろうな。きっと筋金入りのアイドルオタクに違いない。そして、そんな家庭の惨状を知ることになったμ‘sの面々だが、流石ににこの扱いにも慣れているので、イライラはするけども別に全部暴露したやったり、にこに対して不信感や怒りを覚えるわけでもない。真姫ちゃんが割とご立腹だったのはプライドの高さを考えれば分かるが、「バックダンサー」という言葉に一番過剰に反応してたのが海未だったのが意外である。お前、元々前に出たくないってゆーてたやないか。海未以外だと3年生コンビは同輩のよしみで色々と絡んでたけど、残りの1,2年は割と今回は空気だったかな。まぁ、集合してるかと思ってわざわざカウントしたのににこのことを忘れる程度の関係性では仕方ない。あかんな、このチーム9人もいるせいで必ず誰か忘れられるわ。かよちんとか万一抜けてしまったら誰にも気付かれずにスルーされそうで怖い。まぁ、かよちんは最初の夢オチのくだりとかで充分活躍してたからいいや。「みゅ、みゅ」のところのりんぱなが可愛かったです。

 あとどうでもいいネタなんだけど、屋外でにこ以外の面々が座って相談してるシーン、2年生組のスカートが短すぎて、どう見てもパンツでじかに座ってるようにしか見えないんだよね。3年生組はちゃんとスカートを下に敷いてる。凜ちゃんなんてちゃんとハンカチ布いてるのが細かい。まぁ、どうでもいいんですけどね。

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 あのさ、グレーフライ役の長克巳さんの名前、エンドロールで「克己」ってなってなかった? 第4話。いや、そういうフォントかもしれんけども……「あれ? 俺の勘違いだっけ?」って思って確認したら本人のwikiに「しばしば誤記される」って書いてあってちょっと笑った。

 さておき、相変わらず3部序盤は突っ込みどころが多々あっておもろい。ほぼ原作通りなのだけど、今になってみるとおかしなことが山盛りで、「この頃は荒木先生も行き当たりばったりで書いてたんやなぁ」というのがよく分かる。こと今回登場したグレーフライは能力や設定なんかも割と適当なので、何か色んなところがおかしいのである。冷静に考えれば「スタープラチナすら凌駕するスピード」ってこの世界ではかなり特別な能力で、多分スピードで他に勝てそうなのってノトーリアスBIGくらいじゃなかろうか(スカイハイも割と頑張れそう)。まぁ、どんだけ早くても単にそれだけなので割とあっさりだけどね。アニメは尺が長いからこんなバトルでも情感たっぷり、大迫力である。まぁ、いちいち驚きや解説を入れてくるジョセフとアヴドゥルには「いや、手伝えよ」って思うけどさ。アヴドゥルは「連続殺人犯のスタンド使いがいる」っていう情報までは入手出来てるのがすごいよな。これ以降のスタンドでアヴドゥルが情報持ってたのって誰かいたっけか?

 敵勢力との第1ラウンドは、いきなり典明君の出番。今作は味方側キャラがきちっと全員見せ場を満遍なく配置されているのが嬉しいが、花京院の一戦目はいきなり圧倒的な強さで存在感を見せてくれるもの。どう考えても「喜びでな!」のくだりは敵キャラの台詞でしかない気がするけど、まぁ、ちょっと歪んでるくらいが花京院には丁度良い。初見の視聴者には「あ、この子やっぱり肉の芽なんてなくてもちょっとおかしいんや……」と思ってもらった方が、後々になってイエローテンパランス戦での伏線にもなるしね(ならない)。ハイエロファントグリーンはやっぱり筋張ったメロンみてーで気持ち悪いが、エメラルドスプラッシュってのがああいうイメージの技だってのが分かったのは今回のアニメ化の収穫である。あ、あとタワーオブグレイの技が「グレーニードル」ってことが分かったのも収穫。そんな名前だったのか。タワーオブグレイがやられたときにベロがクワガタの形にえぐれるのも謎といえば謎、あれ、演出としてはシアーハートアタックの時と同じなので、なんか遠隔自動操縦っぽく見えるよな。まぁ、その後ちゃんと全身から血ぃ吹いてたからいいんだけど。

 グレーフライ撃破後のコクピットのくだりも割と長めの尺であり、SAのおねーさん方とのやりとりとか緊張感がなくて良い。大体原作通りなんだけど、女たらしこんでる花京院を見てアブドゥルがめっちゃ真顔なのが笑える。他のシーンもそうなんだけど、原作通りの真顔がちょいちょい入ってくるとやたらおかしいのである(間違った料理が出てきたときのポルナレフのポカーン顔とか)。あと、今回見てて気付いたのだが、グレーフライの「DIO様はスタンド能力を極めたお方!」っていう台詞がなかなか意義深い。この当時は「いやぁ、別にたかだか二十数人集めただけだけどなぁ」と思っていたのだが、歴史的に振り返れば、DIOは既にこの時点でアメリカに渡ってプッチ神父との蜜月を重ねた後である。そりゃ、色んなスタンドの知識もたっぷり蓄えた後だよね、サバイバーとか。

 そして香港に降り立った後には更に花京院のなんか鬱陶しい香港ウンチクが増量。いちいちドヤ顔で「るるぶ」にでも書いてそうな情報を語る花京院に、承太郎も「こいつうっせーな」みたいな顔して聞いてる。店頭でおかゆを買うくだりはアニメオリジナルだが、ここでさりげなく「店頭でものを買う交渉をする面々」を描いてくことよって、今後、スティーリーダンがケバブ売りのおっさんから突然フォームチェンジする際の伏線になっている(だからなってない)。なんか、今後もああいうどうでもいいシーンがパワーアップすることになりそうで色々楽しみである。「スープの中から登場するチャリオツ」の図も大迫力で恰好良かったよね。あれ、プルナレフ本人も熱いよね。ポルポル君、CVの小松史法氏という方は外画メインの人みたいなので全然知らなかったのだが、なかなか良い感じの抜け方がいかにも「ぽい」のが良い。このままの声で一気に5部まで行けてしまいそうだ。このレギュラーキャストは完成度高いなぁ。ちなみに、前述の通りにグレーフライですらベテラン長克巳氏なのでやたら存在感があったし、アバンで出ていたエンヤ婆なんて日本を代表する怪しげババア、鈴木れい子である。あのエンヤ婆は強いわ、間違いないわ。早く「ぬぁめるようにきれいにィィィィ!」が聞きたい。その他にも今後のキャラクターたちに期待がかかりまくる。次のキャラってぇとキャプテンテニールと家出少女か……絶対無理だろうけど、キャプテンテニールは是非土師孝也氏にやって欲しい。うん、完全に願望だ。

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4月25日 ドラフト模様(BNGTHS×2)

ピック順 【Thraxi】→【Alessi】→【Mei】→【Sangriter】→【Serra】→【Sea-chicken】→

 

 環境最終戦〜。これにて第2エキスパンションは終了。いよいよ次回からは3セットそろい踏みの、テーロス世界の真の姿と対面することになる。まぁ、次回っつっても来週はお休みなので再来週からになりますがね。しかし、最終戦のはずなのに恐ろしく地味なパックだったな……。ちなみに、コンスピラシーの発売は6月頭ですので、下手したら3回くらいやったら間に挟む可能性もあります。いや、お遊びセットなんだからいつやったっていいんだけどね。

 


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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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