最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ばらかもん」 6→7 だいぶ遅れてしまったが、無事に今期の番組感想もゴールにたどり着くことが出来ました。結局「みならいディーバ」だけは生放送を追いかけるのがしんどくてリタイアしてしまったのだが、終わってみれば今期の感想執筆で35本。前クールが29本だったけど、4月10月は本数が多いので、妥当な本数だろうか。これを妥当と言ってしまう人生は既に終わっている気がするので注意が必要だ。 さておき、そんな溢れ出る大量のアニメのなかで、最後にこの作品が鎮座していたのは何とも喜ばしいことである。日テレアニメのせいで2週間のビハインドがある作品なのだが、「それせか」に続いてこちらも高品質で、「放送が遅れてくるのが本当にやきもきする」という、ある意味とても贅沢な枠であった。今作も「それせか」同様に大きく話題に上るような作品ではなかったかもしれないが、その1つ1つの要素がすべてオンリーワンであり、「ならでは」が溢れたとても楽しい作品に仕上がっていた。アニメで気に入ってからはオンラインコミックの方もちょこちょこ見るようになったのだが(アニメ化されない部分なら読んでもいいっていう俺ルール)、漫画の方はもちろん悪くないけど、アニメは原作の魅力を更に引き立たせて「アニメ化して良かったなぁ」と心底思えるクオリティになっていたと思う。こういう何気ない作品でも、アニメ化するに際しての良し悪しっていうのは出てくるもんで。 良かった点を挙げていくと、大きく分けて3つの評価点があるだろうか。1つは、ベーシックなテーマ性ながらも、ちょいちょいオリジナリティが楽しめる基本的なシナリオライン。特に「ご当地方言バラエティ」属性を強く前面に押し出した話作りは「のんのんびより」などと同じラインで「田舎っていいよね」感があったのに加えて、今作の舞台である五島は、海の魅力、そして「南国」の魅力も併せ持っている。そして、自由闊達、遠慮のない子どもたちを中心に描いていたおかげで、その楽しさ、自由奔放さが更に際だったのも大きな部分だろう。「のんのんびより」との大きな違いは、そうした「子供の自由さ」と「田舎の自由さ」の組み合わさった「野放図さ」を、外部の人間だった半田先生が第三者目線から評価するところである。「のんのん」にもほたるんがいるにはいるんだが、半田先生のように頑なに「中に入ること」に抵抗を覚えていたわけではないので、割とすんなり「中の話」に入っていた。先生の場合、とにかく「田舎への抵抗」があり、「子供への(ひねた)大人目線」がある。特に後者は強烈で、気付けば「実は全然大人じゃなかった」という先生の人柄が、子供との触れ合いで一度解体され、「書道展の結果」という端的な部分で醸成されていくまでの過程が分かりやすいドラマとなって楽しめる。冷静に考えれば、あんな島でのらりくらり過ごしていただけですげぇ書が書けて結果オーライになるなんてあまりにご都合主義過ぎるのだが、それでも半田先生の「実は純朴」な人柄や、島での体験の強烈なインパクトを見せつけられると、「これも田舎の魅力なのか」となんだか納得してしまえるのである。 そうした田舎の生活を彩った2つ目の評価点は、やはりアニメの映像そのもの。今作は作画崩れがほとんど無かったことに加え、実に「漫画的な」見ていて気持ちの良い表現がバランスよく全編に配されている。中心になったなるちゃんのモーションなんかが象徴的で、とにかく自由に、伸び伸びと、「楽しさ」が伝わってくる画が多かった。もちろん、青い海と大きな広がりを見せる牧歌的な風景画の味わいも楽しめる。そこにタマちゃんの毒っ気をちょいと加えれば……素敵ですわ。 そして3点目は、やっぱりキャストなわけですよ。どのキャラも活き活きしてて、物語後半は半田ママの卑怯なまでの愛くるしさにメロメロになったが、それでも今作の象徴はやっぱりなるちゃんだよなぁ。原涼子ちゃんがこの後どういう人生を歩むことになるかは予想もつかないが、子役声優としての一歩は本当にありがたい足跡になった。やっぱり今作はなるちゃん(と半田先生)がいてくれたからこそ成立したものである。もう、映像特典PVの小野Dと戯れてる映像なんかを見ると……娘が……欲しくなりますね……嗚呼。小野Dだってこのくらいの娘さんがいてもおかしくない歳なんだよなぁ。そして無闇に涼子ちゃんに懐かれてたなぁ。ラジオとかも楽しそうで、本当に保父さんみたいになってたもんな。結果的に小野Dのイケメンぶりを確認するアニメでした。あ、あと古木のぞみもGJです。方言アニメ万歳。 これ、2期とかあるのかなぁ。 PR ヲウ、割とおもろいやんけ、第2話。前回の感想でもちょっと予想はしていたが、次回予告で見た通りにアゲてきた2話目。1話目でこの勢いだったらもう少し加点してた気がするよ。いや、1話目と何が変わったのかは定かじゃないんだけども。 ホントに中身は単なる「ハーレムアニメ」なんだけども、なんだかヒロイン勢が満遍なく全員可愛い。「人生」なんかと同じように、回りにヒロインを並べてそこにお題を投げ込み、その反応を1人ずつ窺っていくというだけの展開なのだが、そこできちんと個々のヒロインが個性を発揮しつつもあざと可愛くなっている。まぁ、2話目のスタッフを見たらコンテが大地丙太郎、作監に平田雄三という無闇に俺好みの布陣だったので、その影響が大きかったのかもしれないけども。特に序盤のハイテンション生徒会長のテンポの良さと、つやつやした弾けんばかりの愛くるしさは特筆もの。このままのテンションがずっと続くなら、毎度楽しく観られそうな気がするよ。 今のところヒロイン勢は横並び一線でどれも捨てがたい。まぁ、結局こういう作品だと一番地味で割を食うのがメインヒロインと相場が決まっており、一番特徴の薄い灯代ちゃんの見せ場が少ない気もするのだが、そこは茶化された時のテンパリっぷりや、ラストの真っ直ぐに真面目な場面である程度フォロー可能である。その他、単なるのほほんさんかと思っていたらどうにも天然のダメージが割と根深い鳩子ちゃん。はやみんボイスの破壊力が良い方向性に加速している。一見するとしっかりものだけど、何故か嫉妬陣営に加わっている彩弓さん。彼女のメンタリティは未だによく分かっていないのだが、単なる保護者ポジションでは終わらない地雷を抱えているように見える。「六畳間」のキリハさんみたいに単なる完璧超人だったら、独特の立ち位置として処理もしやすかったのだろうが、どうもポンコツ要素は外せないらしい。そしてシンプルにロリで押せるキャラ、千冬ちゃん。リッスンを使った二役芝居もなかなか堂に入っているし、ロリのくせに不思議なダークポイントが後々まで気にさせる存在。 そして、今回の主役である生徒会長・工藤美玲さん。もう、恋愛モードになったときの従順さ、健気さが実に活き活きしており、「もう、主人公はこれを邪険に扱うとかどうかしてるやん(乳も大きいんやで)」とか思っていたのだけど、メールアドレスのくだりで流石にややヒく。あかん、メアドアピールだけはあかん。メアドはちゃんと考えて作りましょうね(自分のことは棚に上げて)。でもまぁ、フられたあとの態度も割と真摯で、決して悪い人間でないことはちゃんと伝わってくるし、彼女なりの頑張りも認められるべきものだろう。「相手の異能を奪うっていう異能は、彼女が一人でいた時点でどうやって気づけたんだろう」とか気になるけども、そんなこたぁ些細な問題である。彼女はとにかくグレイトフルラバーなのである。それでいいじゃないか。オープンエンドとかを見る限り、ちゃんと今後も登場してくれそうなので一安心である。 このまま上手いこと今期の「六畳間」枠として定着してほしいなぁ。 今期はサンライズ作品の感想を書く機械になっている気がする、第2話。こちらのガンダムも安定しています。いや、ガンダム的なモビルスーツの云々はさっぱり分かってないんだけどね。00なんて一応最後まで観ていたような気もするのだが、あんなんがいたのかどうかすらさっぱり思い出せない始末でナ。 2話目をまとめると、「結局この世界はヒロイン勢が牛耳ってるんだよね!」ということ。セカイがガンプラバトルに巻き込まれ、のめり込む原因は当然メインヒロインのフミナちゃんのせい。ユウマがガンプラバトルに挫けていたのもそのフミナちゃんの期待に応えられないというプレッシャーからだったし、立ち上がったのも最終的にフミナちゃんのピンチを黙って見過ごせなかったからだ。最終的にチーム結成にとどめを刺したのはおねーちゃんだけどね。そして、そんな3人組の敵に回ったのが、どこからどう見ても最低野郎のプラモ部部長。こいつもあざとい副部長(CVかやのん)に踊らされてただけだったな。「弱虫ペダル」の後にコレを見ると遊佐キャラのどうしようもない変態性が更に醸し出されて良い感じ。中学生の分際で下の学年の女子生徒に向かってあの発言が出来るってのは、なかなかの大器の予感である。いや、中学生っていうくくりだと、昔の発言を拾って「子どもの戯言だよッ!」って一蹴してたユウマも大概だとは思うけども。お前ら、まだ子供やんけ。あ、でもフミナちゃんのわがままボディを見てるとそうとも言い切れないですけどね。なんでこの学校の女の子ってこんなにレベル高いの? ずるくない? きっと来週出てくるギャン子さんだってすごい美人だよ(すっとぼけ)。多分子供の頃のユウマみたいな声してると思うよ。あとギャンは使えよ。 とにかく予定調和的にガンプラバトル部が固まり、チームっぽい結束が生まれるきっかけとなるお話だ。1期のセイとレイジの場合、レイジが一方的な馬鹿だった上にセイが割とおかん体質で懐が深かったし、役割分担が明確だったおかげですんなりコンビとして完成したが、今回の場合はどうなんでしょう。セカイはレイジとほぼ同じメンタリティでいいと思うし、「無闇なガンプラ愛」という部分ではフミナとセイが近い。ただ、ユウマの場合はまだ根源的なモチベーションが見えてこないんだよね。一応、今回のお話だと「フミナとの約束」を最も大事にしているような描写にはなっているものの、フミナのことを女性として思っているというわけでもないようだ。あんなに簡単にお姉ちゃんになびいちゃったし。眼鏡の堅物を気取っていても、まだまだピュアッピュアな中学生男子なので、色香には迷う時期なのですかねー。まぁ、男なんてそこから20年経とうが30年経とうが迷うのは一緒だけど。ラルさんは……分かりません。エロ親父っぽいイメージもあるのだが、多分、1期終了後に色々読んだエロ同人の影響だと思います。ラルさんは品行方正で立派な大人です。だから部外者なのに学内をぶらぶらしてても問題無いんです。……今時だったら間違いなく事案だよなぁ。 あ、そうそう、ユウマの回想に出てきた「敵」、細谷ボイスな上になんか悪堕ちしたドモンみたいでなかなか格好いい。今期のラスボスはあの男になるのでしょうか。メイジンカワグチみたいな「良きライバル」キャラでなく、憎しみの物語も展開していくことになると、勧善懲悪で割と真っ直ぐなヒーローものになっていきそう。出来れば「単にプラモ壊して回る」だけのお話にはしないでね。セイ君が悲しむようなことにはなりませんように。まぁ、アイツは今頃立派な大人になった委員長とどっかでイチャイチャしてんでしょうけどね。……なんか、ユウマはもう一生女運に恵まれない呪いとかかけたくなってきた。 いいですわゾ〜、これ、第2話。どうしよう、好きな展開です。まぁ、単純に「百合好き」「被虐シチュ好き」っていうだけなんだけど。そしてもう、この先どんなクソ展開が待ち構えようともこのキャストだけでも最後まで観ること請け合いですね(死亡キャラが多発した場合はその限りではありません)。 よく見たらこれって古里尚丈氏のプロデュースなんじゃん。そりゃ気に入るハズだわ。今まで見てきた古里さんの絡んだ作品でハズレてるの見たことないし。サンライズの中でもこれだけ容赦無く阿漕な展開を片っ端からやっちゃえるのはとても良いことですよ。シナリオがこの先どうなるかは分からないし、最終的にメタメタになる可能性も充分あるのだけども……大丈夫、「舞-HiME」だって「25話まで面白かった」って自信を持っているし。そういう作品になれば無問題さ。 中身の方は、姫様のクズ設定に筋が通っていて思わず笑みが漏れてしまうレベル。良いです。そりゃそうです、十数年もあんな温室育ちしてきたクソ野郎が、そう簡単に正義の味方にシフトチェンジして楽しく過ごすことなんて出来るわけがないのです。この「女だらけの世界でのハートフルボッコ学園生活」って最近もどこかで見たことがあると思ったら、多分「フリージング」やね。まさに接触禁止の女王なんだけど、サテライザー先輩は基本的にいい人だし、ちょろい人。アンジュの場合は単なるクズ。あのまんまドラゴンの初太刀をくらって惨殺されてもやんやの喝采を浴びるような奴。それなのに、最終的には「主人公」になるんでしょ? これ、どういう風に心情を描いていくかは注目ですよ。まぁ、残念なことに(本当に残念なことに)今回のラストで改心に至るフラグを立ててしまった訳ですが……最低限、次週は「逃走の罪で科刑」→「死んだあの子が勝手についてきたのが悪い、自分は邪魔くさいと思っていただけ」とか火に油を注いでどん底まで行ってほしい。あの素敵過ぎる花園世界で、徹底的にいじめ抜いてほしい。サテライザー先輩に追いつけ追い越せ。 で、そんな素敵な監獄生活の仲間達が本当に素敵。このキャスティングこそサンライズの本気。最近の流行アニメに比べると年齢層が格段に高いけど、そこはエロさでカバーしておつりで豪邸が建つレベル。今回ベッドシーンを演じていたキャストなんて、ネコ(49)&タチ(38(17))だからね。でも、これこそが至高。次に誰が根谷さんに食われることになるのか。ゆいかおりのセットとかお買い得ですよ。 根谷美智子に寄るガチ攻め! → エロい 本田貴子によるナイスお姉さま → エロい 豊口めぐみによる酒乱保険医 → エロい キタエリによる委員長キャラ → エロい 桑島法子による…… →??!!
なんやこいつ……こんなキャラやるのいつぶり?? なんか………………死ななそう!! ○「曇天に笑う」 5 さっぱりだ。1話目でここまで目鼻がつかなかったアニメも最近珍しい。事前情報一切無し、そして1話目での誘致要因も見えてこない。こういうのが一番難しい。 1話で情報が出なかったわけではない。主人公の曇三兄弟がどのような存在なのかはきちんと説明されていたし、その3兄弟のメンタリティ、個々の性格の違い、立ち位置は明示されている。何より「こいつらが話の中心なのだ」ということも自明。これ以上無いくらいにきっちりした1話だ。ただ、その先、今後1クールの間にどんな物語が紡がれるのかが、まったく予想出来ない。悪の組織が出てくるでもなし、ラブロマンスが花咲くでもなし。強いて言うなら次男の成長物語が展開することになるのか……とにかく分からないのである。漫画原作らしいのだが、タイトルも聞いたことなかったしなぁ。 「分からないコト」は決して害悪ではない。そもそも「1話目から何か掴みを」ってのは視聴継続を考える視聴者側からの願望であって、全ての物語が最初の30分に山を用意しているとはかぎらないだろう(まぁ、最近はそうした視聴者のニーズに応えてセールスを伸ばすために、普通ならば制作側も気にかけてくるわけだが)。今作の場合、そうした「1話目でとりあえずの掴みを用意する」という姿勢を採らなかっただけである。必要な舞台設定、キャラ説明、全て過不足無く行われたのだから、なにも観ている側が文句をいう筋合いのものではないだろう。少なくとも画面の質は平均値であるし、キャラの相互関係に魅力が無いわけでも無い。「つまらない」なら切るのも個人の自由、「分からない」のだったら、「分かるようになるまで見ればいい」だけの話なのだから。 というわけで、とにかく「可もなく不可もなし」の権化のような作品。野郎の三兄弟、上から中村・梶・代永という強烈なキャスティングになっているので方向性としては「八犬伝」とか「緋色の欠片」側なのかと思ったが、狙いはそこまで先鋭化したものでもなさそう。監督はほぼ初仕事みたいなのでこちらもデータはないが、昨今話題の動画工房による作品であるし、しばらくは黙って追いかけてみるのがよかろう。普通なら流石にモチベーションは削れるところだが、個人的には三男の学校の先生がとてもとてもお美しかった(特に声がね)ので、それを理由に視聴を続けることになるだろう。なんか陰があるのも良い感じです。まぁ、俺のモチベーションなんて毎回そんなもんだな! カップリングあきらっきー! アクセプション! 第2話。説明しよう。百合好きは、新しい百合ップルが誕生するだけで、戦闘能力が格段に向上するのだ!! ……まぁ、普通のカップルじゃないけどね……るう子さんの今更発言、「WIXOSSには裏がある」、「疑いだしたらきりが無い」。うん、そうだな。でも、裏どころか表の条件設定すら眉唾の状態でホイホイのっちゃったのはお前らの責任だからな。 2話目もフルスロットルで走り抜ける相変わらずの容赦なさ。どういう方向からかき混ぜてくるのかと思ったら、やはりここは作中最大にして最強の狂言回し、あきらっきーにご登場頂くしかないだろう。流石にここから新キャラでてこ入れするにしても、すでにちよりを加えてしまっているのでちょっとキャラが増やしにくい。そこで一番手っ取り早いのが、晶の復活である。ただ、普通に考えると彼女がWIXOSSに絡んでくる展開はあり得ないはずだった。一度は完敗、モデル人生も強制終了させられて、プレイヤーに憎悪こそ抱いているだろうが、彼女の復讐方法は襲撃(物理)という分かりやすいスタイルである(1期参照)。わざわざカードバトルなんてまどろっこしいことでるう子たちに絡む道理はないのだ。 そこで活きてきたのが、まさかのウリスさんであった。前回の感想でも「伊緒奈が既に願いを叶えたってことは、ウリスは完全にフリー状態?」と疑問に思っていたのだが、伊緒奈曰く、「それだけでは未完成」とのこと。つまり、現世に顕現したウリスさんは何としても「伊緒奈のための血みどろバトル環境」を用意してあげなければいけないのである。そこで手っ取り早く捕まえられる火種が晶だったわけだ。あり得ないくらいに適当な甘言でもって晶を連れだし、とんとん拍子でWIXOSS復帰にまでこぎ着けてしまった。基本的に夢限少女ってのは「一度ルリグを経験してるために精神的にタフで、現世に戻ってきたらなんでも出来る覚悟がある」連中なので、目的達成のためなら平気で晶のほっぺただってなめ回しますよ。提クレバックにもなりますよ。あまりに真に迫ったウリスの告白のおかげで「あれ、こいつマジモンか?」とも疑ったが、あの適当ウザキャラだったウリスが顕現しただけでコロッと性格を変えるはずもなく、彼女の望む「負の感情を抱えた晶」という要求も、愛情表現としてはおかしい。もしこれで本当にウリスさんに百合属性が芽生えたのだとしたら、あまりにも後付け設定が過ぎる。流石にそんなこたぁ無いだろうから、彼女の「晶調教」は全部伊緒奈のためと思って間違いないだろう。やっぱり容赦無いですわ、ウリスさん。 そして、そんなウリスの計略に簡単に引っかかってコロッと落ちちゃうあきらっきー、改めあきらぶりー。ちょろい。あり得ないくらいにちょろい。まぁ、元々作中でも屈指のアホなので、ボスキャラであったウリスに丸め込まれるのも致し方ないのだろうが、あまりにも順調に転がりすぎるので、なんだか見ていて不憫になってしまう。いや、本人は幸せそうだから別にいいんだけどさ……。ぼくとしては、母親に壁ドン床ドンして晩飯をせびるようなクズ晶のままでいて欲しかったなぁ。そういやこいつ、既に暴行の前科持ちなんだけども、警察のご厄介にならなくていいんですかね。 とにかく、こうして晶はWIXOSSの世界に舞い戻ってきた。どうやってルリグを手に入れたかは分からないが、一衣が「たまたま」2巡目に入れたくらいなのだから、意識的に参入しようと思えば割と簡単に出来るものなんだろう。ウリスのサポートがあればなおさらである。多分、普通の「被害者」はもう少し賢いから1度目で懲りて再犯に及ばないだけだと思う。だが、あきらぶりーはそんな苦難などどこ吹く風。2度目のデッキは再びメインカラーが青であり、「お前絶対カラーリング的に向いてないよ」とは思うのだが、新しいルリグのミルルン(CV:日高里菜)はいい感じで頭が悪そうなので、ピルルクさんよりは相性が良さそうではある。その証拠に、「手を抜いている(?)」とはいえ、あのるう子を圧倒して追い詰めるところまで行ったのだ。今期のあきらぶりーはひと味違うのである。まぁ、どう考えても破滅の未来しか見えてこないけども……彼女の新しい願いってどうなるんだろうね。「ウリスとの幸せな未来」とかだったら救われねぇよな……。 そんなわけで、今回は晶メインだったので主人公チームの出番は控えめ。相変わらずるう子が悶々と、そして優柔不断に悩んでいる様子である。「タマに会いたいけど、会うためにはバトルせにゃならん」っていうのはなかなか悩ましい。るう子の行動原理の根本は「友達のため」なわけで、その友達が一番面倒なWIXOSSの闇の中心にいるとなると、なかなか踏ん切りもつかないのよね。頑張れるう子、このままデッキを放っておくと、どんどんばあちゃんの方が強くなって毎日買い出しに行かされるぞ。正直、自分の祖母が突然「勝負しようか」と言ってくる家庭は怖い。「ばあちゃん、新しいデッキ組んだから」とか、マジ怖い。ババァ、昼の暇な時間にショップでシングル補充したのか。パック剥いてドラフトでもしてたのか。うちのばあちゃんはそうなっていないことを祈るのみだ。「ばあちゃんのメタ読みだと今後はアグロきついよ」とか。「ばあちゃん、新しいモダンのコンボ考えたんだけどね、8割方2キル出来るから、初手にWillなかったら投了って言ってね」とか。なにそれ怖い。 ○「SHIROBAKO」 6 今期P.A.作品。それにしてもまたすごい方向に振れたもんだな。まぁ、過去にもP.A.×水島努という組み合わせは「Another」だったわけで。このタッグだと作品がP.A.のイメージから異次元に行くよな。 もう、スタジオ贔屓で今期も相変わらず期待大なわけだが、このテーマはなかなかの勝負である。前例がほとんど無いのでこの後どこへ向かうのかがさっぱり分からないからだ。一応「単なる職業物」といえばそれまでなので、努力で友情で勝利してしまう展開は割とベタベタに展開出来るのかもしれないが、それにしたってテーマがイロモノだ。 もちろん、アニメの製作をテーマにした作品というのは例が無いわけではない。しっかりした作品で先鞭をつけたのはやはり「アニメがお仕事!」だと思うが、その後も、萌えもの、実録ものなど、いくつかの漫画作品は展開されている。ただ、アニメシリーズでこのテーマを扱うのは流石にはじめてのことだろう。ある意味最も「真に迫った」描き方が出来るテーマなので、他のお仕事ものに比べれば比較出来ないくらいにリアリティを追求できるわけだが、問題は、追求されたとしても視聴者には分からないということだ。いや、別にファミレスだろうと少女漫画家だろうと警察だろうと、その職に就いてない人間は本当の意味で理解出来ないことは一緒だけども……やっぱり理解が及びにくい度合いはかなり高いだろう。そこに敢えてメスを入れるというだけでも、非常にチャレンジングな作品といえる。過去の実績で言うと、私の心のベスト10に入る名エピソード「マロミまどろみ」(「妄想代理人」10話)が同様にチャレンジングなアニメ制作の話だったけど、時代が変わっても、現場の苦悩は一緒やな……。 さておき、深夜アニメという媒体が非常にニッチな、文字通りに「オタク向け」な世界であることを前提とするならば、このハードルはいくらか低くなるだろうか。ある程度の向学心を持つアニメオタクであれば、当然「アニメってどうやって作るんだろう」という興味は持つはずで、最低限の制作過程くらいは知識として持っているはず。昨今はネット・ソーシャルメディアの発達のおかげで業界内部の人間の声も色々と漏れ聞こえるようにもなっているので、一昔前に比べれば、「アニメ制作」は透明度の増した世界ではある。実際、1話で流された内容なんかは殆ど「あぁ、そうそう、そうなってる(ってよく聞く)」ってな感じで全てすんなり理解出来てしまう。この辺りの「アニメの裏側と表側の境界」が薄くなってきたタイミングを見計らって、いよいよこのテーマを切り出してきたということなのだろう。嘘か誠か、虚実が入り交じって噂の飛び交う「業界の様子」について、今後はこのアニメがベースとなって語られることになるのだろうか。 もちろんこれを見て「リアルなアニメ製作現場やな」なんて納得することは出来ない。「お話ですから」っていうのも当然そうなんだけど、何しろ「監督が水島努」である。どこまで好き勝手やられるか分かったもんじゃない。脚本も水島監督とはツーカーの仲である横手美智子が担当しており、2人して「あること無いこと全部アニメにしちゃおうぜ」って悪だくみしてる図が容易に想像出来る。あくまで「ドキュメントの題材」ではなくて「アニメのネタ」である。そこんところは注意して観ていかなきゃいけない。そして、そこを理解してみれば、なんと活き活きした世界描写であることか。1話目から「えくそだすっ」という1本のアニメに携わる関係者が一気にあふれ出す容赦無い展開。この「人手が多いよぉ」ってのもアニメ制作を見せるための一工夫であるし、定番である「原画遅れ」からのスケジュール問題も、こうしてわちゃわちゃと画面をかき回されながら、若いスタッフの志と同時に描写されると、不思議とドラマが浮き上がってくるのである。このあたりの手練手管は本当に水島監督のしたたかさの表れである。 個人的には「声優」というテーマにどうしても目を引かれてしまうのでそのあたりの笑いどころも多い。冒頭の車内で流れている「なんかそれっぽいアニラジ」の無闇なリアル感。特にキャストとして呼ばれている御前(伊藤鈴鹿)のトークが、普段の御前そのまんまっぽいのが笑える。水島さん,割とこっち方面でもアンテナ張ってるので無駄に凝ってるのよね。他にも、監督がどう見ても水島(兄)だったりするのも笑える(いや、精二も努もどっちも相手のことを「兄」って呼んでるからよくわかんねぇけど)。デブキャラだから安定の檜山ボイスだ。他のスタッフ陣についてもキャストが充実してるのがたまらんな。キャストの面々も、「アニメ制作の人って改めて大変だなー」とか思いながらアフレコしてるのかしらねぇ。 中の人、メインは新人から抜擢された木村珠莉という人。当然全然知らないが、聞きやすくて良い仕事。いいところに仕事が貰えたようだ。 せっかくの機会なので行ってきました。普段から出不精な私にしちゃぁ、神戸まで出かけるのって結構な事件ですよ。しかし、この公録以外に特に目的も無いので、「電車に揺られて一路神戸へ」→「会場で、公録前のステージとかも観覧し、とにかくイベントだけ見る」→「やることないし、あと帰宅」という、実に正しいぼっち道を貫き通す旅程でありました。この間、ずっと手ぶらである。近所のコンビニ行くのと大して変わらない感覚やね。 今回の公録は野外ステージの無料イベントなので割と気楽に参加出来た。本当にすぐそこが海。油断すると落ちるくらいに海。日程がマチアソビとバッティングしてることもあり、本人たちは「来る人がいるのか」と懸念していたわけだが、観る側からすれば「多少なりともライバルが減って見やすくなればいい」というくらいのノリ。流石に、まよデリ公録で閑古鳥は鳴くまいよ。実際、この日のステージでは文句無しの最大規模の人だかりがステージ回りに黒々と形成。わたしゃ最前列に詰めていたので後ろの方がどうなっていたのか分からないのだが、結構な人数があの「惨状」を目撃していたに違いない。 ……ひどい……イベントだったね……ひどい、ひどいer、ひどいestな事態になったね……(最大級の惨事。違う、賛辞)。やっぱり勢いのある番組だな、っつうことを再認識。なかなか起こりえないミラクルを平気で起こしてしまうのが、山本希望という人でね。公録のお約束として、オンエア日までネタバレ禁止なので詳細がリポート出来ないのが心苦しい。いや、でもあれ絶対オンエアにのせきれないと思うぞ……一体どんなカオスな音源が録れてるんや……。 ネタバレにならない程度に感想込みであれこれ書いていくと、当日の衣装は、メインパーソナリティの2人はお馴染みのツナギに、新発売したニューまよデリTシャツを着た状態。昨日までシンデレラだった彼女も、ガラスの靴を徳島に置いて神戸へ駆けつけたぞ。そして、問題となるゲスト、村川梨衣。彼女も2人に合わせた格好なんだけど……なんかおかしいぞ。2人が「ツナギ」だけど、りえしょんのそれ、「着ぐるみ」みたいに見える……ゆーみんが青、のじょさんが赤、そしてりえしょんは「白」なんだけど、なんかふわふわした妙な素材の「ツナギのような形状をした何か」を身にまとっており、これが微妙に透けてて、もこもこしてて、中に着てる服がうっすら見えてやたらエロい。いや、公録なんだから単に座ってるだけならエロくもなんともないはずなんだけども、……そこはりえしょんだから……。少林寺拳法だから……。今回のイベントは、絶対に生で見ていた人が100倍得している。あれは絶対音だけじゃ伝わらない地獄の所業。だって、マイクに乗らないところでもりえしょんはずっと動き続けているからね。今回は2本録りを1時間強で行ったわけだが、正直、前半戦の時点で既に腹筋崩壊してしまい、後半は苦行にすらなってました。1時間爆笑しっぱなしのステージだぞ。すげぇぞ。あれ、なんて言う生き物ですか? というわけで、圧倒的りえしょん祭りでした(つまりいつも通り)。誰だ、合同ステージで時間厳守しなきゃいけないのに「尺を食う魔物」を呼び出したヤツは。無理に決まっとるやないけ。前説の時点で既にアウトだったからな。なにもかもがアウトだったからな。他のイベントってどうなのか知らんけど、あんなに舞台袖でスタッフがグルグルグルグル腕を回し続けるイベント見たこと無いぞ。もう、途中から見ているお客さんも一緒に「巻いてー、巻いて−!」ってなってたからな。いや、まぁ、別にりえしょんだけの責任ではないのだが……。一応ざっと内容をさらっておくと、前半戦(17日オンエア分)は完全にりえしょん祭り。ただ、りえしょんにアフレコするのじょさんの物まね芸の達者さが際だつので、実はのじょさん祭りだったという噂もある。ネタバレになるかならないかの微妙なキーワードをいくつかあげておくと、「にせしょん」「民意による退場」「みかこし無双」。後半戦(24日オンエア分)は、まさかのアレを公録でやってしまおうという無謀過ぎる企画。……もう、結果は火を見るより明らかだった。まぁ、ステージ上が海からの強風のせいで色々トラブってたのも原因ではあるのだが。キーワードは「傷だらけの戦士」「味噌」「としこ」。 あかん、やっぱり何がなんだかさっぱり分からんな。ネタバレ禁止は辛いな。まぁ、とりあえずオンエア聞いて下さい。スタッフが神編集してくれれば、ものすごい回になるのは間違いないです。ただ、あの音源を上手く編集するのって、どう考えてもムリゲーだと思うけども。ゆーみんの突っ込みが綺麗に聞こえてればそれでいいか。今日の格言。「自分のWikipediaは気持ちよく見たいだろぉ!」。 今後とも、二人の関係性に幸多からんことを。 ○「俺、ツインテールになります。」 5 ラノベラノベアンドラノベ。タイトル見た時点でアカンやろ、と思ったけど、見終わったらそこまで悪くないと思ってしまう俺のチョロさ。 馬鹿である。ジャンルとしては、同じラノベなら「デート・ア・ライブ」、直近のアニメなら「ダイミダラー」に近い。世界の危機だかなんだかよく分からない状況を、これまたよく分からない力でもって防ごうとする正義のヒーローの物語だ。相手陣営のアホさ加減が「ダイミダラー」的で、全体的なパッケージイメージが「デート・ア・ライブ」に近いんだろうな。っつうか、主人公の変身後の姿が琴里に似てるっていうだけかもしれんけど。 主人公の「ツインテール狂い」っていう設定はたとえラノベ的だと言っても無茶苦茶であり、流石に理解は及ばない。「そんなヤツおらへんし、どうせ口だけでうやむやになる程度のキャラ付けじゃねぇの」と思ってたのだが、まさか変身がそういう風になるとはおもわなんだ。そして、実際に変身後の戦闘シーンを見ていると、アクション描写で動きを際だたせることが出来る「ツインテールの美しさ」が何となく理解出来る気がしてくるのがずるっこい。なるほど、これがあるからオタク文化の中でツインテールというものは発達してきたのかもしれないな(現実ではまったく見ないしな)。変身後の真っ赤なツインテールも、グラデがかかってキラキラ光るのがなんか綺麗。タイトル詐欺にならないように、その辺の描写にきちんと注意を払っていることが分かるだけでも好感は持てる。 あとはまぁ、どこまで馬鹿で振り切れるか、っていう勝負ね。1話目でいきなり玄田ボイスを使ってしまったが、次に襲ってくる怪人は一体どんなものか。ただ、今後登場する怪人は全部ツインテ好きってことだけは変わらないのか。なんだそれ。ペンギン帝国に行け。別に放っておいても何の問題もなさそうな悪の組織、っていうのもペンギン帝国っぽいよな。世界中からツインテールが無くなったら……別にどうでもいいなぁ。アニメ業界が困るだけやな。 今後も様々なツインテが登場することになるのだろうが、1話目で一番笑ったのは、単なる被害者役でツインテールを失った女の子が釘宮だったことである。くぎゅからツインテを奪うのはあかんやろ。色んな人が困るぞ。その他、主人公変身後はすみぺが担当。トバし気味のキャラなのでこれはこれでOK。幼なじみの黒髪ツインテは相坂優歌。「桜Trick」くらいしか代表作がないのであんまり知らん子である。マジで「桜Trick」ってどんな子がいたのか覚えてないな……。そして、なんといっても注目なのがトゥアール役の内田真礼である。なんでまれいはこんなに「特殊性癖を世界平和のために使う連中のアドバイザー」役が回ってくるんだろう。全部アキバレンジャーのせいなのか……。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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