最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
にいちゃんの画力が三峯クラス、第7話。別に中二病の人間がイラストに長けてるわけではないからな。しかし、いくら恥ずかしい嗜好だとしても、あんだけ強烈なものを描くだろうか……。 前回までで「友達編」が完結し、残り4話はクライマックスに向けて、改めて「いなりとうか様」の関係が綴られていくという。今回はそのとっかかりとなる物語であり、神通力を持ってしまったが故に悩まなければいけなくなったいなりの苦悩から、更にうか様が悩ましげな状態になってしまう。「力がコントロール出来ないために暴走してしまう」っていうのはいかにもなセッティングだが、その暴走の結果が「ちょっとだけくじの結果を変える」程度というのがこの作品らしいところである。そして、そんな些細なことでも大いに悩まなきゃいけないもこの作品らしい。確かに、いなりがやってしまったことは「ずる」であるし、故意にやったのだとしたらそれはあまりいい事とは言えないだろうが、無意識にやってしまったというのが難しい問題。誰が損をしたわけでもないし、謝ろうにも相手もいない。だったら大人しく現実として受け入れてしまえばいいかというと、そういうわけにもいかないのはいなり自身の問題としてとてもよく分かる。ここで「ずるしたこと」を自分で認めてしまったら、今後も同じようにして神通力を使うことに歯止めが利かなくなってしまう。そうなると、人間としては「駄目な奴」には違いないのだ。ここで「うっかりだけどラッキー」などと思わずに、反省してふさぎ込んでしまうのは、いなりがとても素直でいい子であることの証明である。 しかしまぁ、分かっていない人間からみればこれほどまどろっこしくて、やるせない状態もあるまい。願って手に入れたはずのポジションを反省から手放してしまうし、その理由も説明されないのでは、クラスのみんなだって困惑するし、渦中で振り回された丹波橋君もいい迷惑。あげく渡したはずの手紙を風に飛ばして処分されてしまった桃山さんなんて完全にとばっちりだ(彼女が頑張って書いた手紙が誰かに拾われないことを祈るばかりだが……)。独りで悩むだけならしょうがないが、他人に迷惑をかけてしまうのは良いことではないだろう。この辺りが不器用なのが、いなりの面倒なところである。結果的には丹波橋君との関係は崩れるどころか前に進みはじめたので怪我の功名ではあるのだが、神通力を巡る諸問題を解決しないかぎりは、今後のいなりの人生が根本的に解決したとはいえないのである。頑張ってもらわないとなぁ。ちなみに、純粋な距離だけで言ったら丹波橋君に近いのは桃山さんである(京阪本線路線図参照。ちなみに墨染さんも同様に近い)。 そして、神通力を与えた側、うか様の方も一悶着あって上手いこと行ってない。ちょっと面倒をみたために「気になる人」にまで格上げしてしまったうか様の存在に悶々とする燈日お兄ちゃん。そりゃな、年頃の男の子がうっかり部屋に女性をあげてしまったのだし、平静でいろっていう方が無理だわな。相手は一応神様だけど、とてもじゃないけどそんな風には見えないからな(壁抜けとかするけど)。一方、うか様の方でも「一緒にいて楽しい殿方は……」と問われてうっかり燈日のことを思い浮かべてしまうという事案が発生。「それ、一緒にいて楽しいのは燈日様じゃなくWii様ではないのですか?」とも思うのだが、相談出来る殿方は「いるわけない」と即答しちゃうようなうか様じゃぁ、一度思い始めたら止まらない。2人して距離感を計りかねる状態で、気付けばやいのやいのと揉めはじめる始末。まぁ、あの中二病兄貴が面倒なだけな気がするけどね……うか様にも後ろ暗いところがあるからあんまり積極的に話しかけられないのは悩ましいよなぁ。これ、万一燈日に話をつけて高天原に連れて行ってたら、所帯を持ったりできるもんなんだろうか。神と人の繋がりなんて、いなりとの交友関係すら危ういのに、婚姻関係なんて結べるわけないよな。神様の婚活が人間と完全に一緒なのもどうかと思うけどさ。 現状、いなりの恋路は進展ありだが大きな課題も残っている、うか様の方に至っては恋路と言っていいのかどうかすら怪しい。これを解決するのにあと3話でどのように落としどころを見つけるのでしょうか。ひとまず、三条さんと墨染さんをくっつけて様子を見るっていうのはどうでしょうかね! PR ハービンジャーさん、ちゃっかりお留守番に回ったもんだから生き残っちゃいそうだよ、第93話。散々囁かれた牛さん死亡フラグとは一体なんだったのか。 1話まるまる使って、ついに目覚めたサターン様との人間問答。約1年に渡って昴として人間と行動を共にした蓄積があるのだから、サターン様はもう少し共存関係について悩んでもいいはずなのだが、結論は最初から決まっていたように「否」である。どうせその結論が揺るがないんだったら、わざわざ記憶を消して人間と一緒に旅するなんて面倒な観察旅行しなくても良かったんじゃないですかね。光牙たちは旅の道行きで何をしたら合格出来たんだよ、っていう。そもそも、光牙が「人間の素晴らしさを学んだじゃないか!」って訴えたら「人間は愚かだから争いごとが絶えない」って反論してたけど、昴が地上に顕現してから起こってる争いごとって、全部お前(サターン)が原因じゃないか。そりゃ戦争してない時代なんて人類の歴史には無いのだろうが、サターンがパラスに余計なこと吹き込まなければ、もう少し平和な世界も観察出来たはずだぞ。ひでぇマッチポンプを見た。 「昴がラスボス」という、我々からしたら周知の事実も、光牙たちにとっては寝耳に水。ショックを受けながらもあの手この手で昴に必死に呼びかけを続けるのだが、サターン様はいちいち反応が薄くて、「Ωに目覚められたよ!」→「Ωなんてお前らに早すぎるわ」など、これまでの積み重ねをことごとく全否定。「地上には害悪でしかないからやっぱ人間滅ぼすわー」と、ポセイドンさんなどと同じ結論をいとも簡単に決定。こういう時の「神」の立ち位置ってのもよく分からないよね。彼らは何を守りたくて人間を滅ぼそうとしてるんだろう。地上から音が消えた結果「ようやく静かな世界が出来た」って喜んでいたけど、人間以外の生物が暮らす地球がお望みなのだろうか。人間がいない状態で神が存在する意味ってなんなんだろう。今更そんな哲学的思索に陥ってしまいそうな、サターン様の酷い決めつけ。「争いが絶えないから人間とか滅べばいいよ」って言ってるのに、自分はどさくさに紛れてアテナとパラスを亡き者にしようとしているという行動矛盾。あかん、このラスボス、駄目な子や。まだ純粋悪だったアプスさんの方が分かりやすかった。さっさと昴に情で訴えて倒すしかない。現時点では、「真・永劫輪廻」というどう見ても剣じゃない剣を一振りするだけで(疲弊状態とはいえ)タイタンさんを吹き飛ばすくらいの実力はあるので、「Ωに目覚めた」といって強さのレベルが頭打ち状態の光牙たちがどうやって勝つのかは謎。1期目では実現しなかったので、いっそのこと6人の合体技みたいな青銅魂を見せつける「友情パワー」をフィニッシュホールドに用意してほしいところだが、聖闘士星矢っていう世界は最終的に個人の意志に託されることが多いからなぁ。今後栄斗に「クッ」とか「ウッ」以外の決め台詞が回ってくるチャンスはあるのだろうか。 現時点では、「サターン城」とやらにいるのはサターン様1人だけ。尺の都合を考えると、今から光牙たち6人のために新しい敵を用意する余裕はないだろうから(そして、そんなことやられても面白くもないから)、多分残ってるマッチは星矢も含めた7人が延々サターンに向かっていって、飛ばされては立ち上がり、倒されては起き上がることを延々繰り返す展開になると思われる。……うーむ、盛り上がるかな……いや、だからといってアモールさんが双魚宮で呼び出したみたいな「誰やねんお前」レベルの追加戦力を出されても困るのだけど。 その点、地上のバトルは刺激が多いので安心だ。まずは、何故か先週必要以上にボロボロになっていたハービンジャーさんと、今回マジで神の強さを見せつけるためだけにぶっ飛ばされたタイタンさん。タイタンはせっかく過去の主君に立ち向かうために一人で立ち上がったのに、ものすごく素っ気なく「邪魔だ、どけ」と言われてぶっ飛ばされたのがちょっと可哀想。大人しくパラスの保護者をやってるしかない状況は不本意かもしれないが、多分となりでアテナのお守りを任されたハーさんだって釈然としてないだろう。隣にはずっと打倒を願っていた男がいるわけだし。そんな不思議なコンビをいじめにきたのは、ミラーとエウロパの仲良しコンビ。この2人はだいぶ前から仲の良さそうなところを見せていたので、サターンの両脇に控えていてもあんまり違和感がないね。ただ、今更知ってちょっと気になるのは、「エウロパ」とかその他のパラサイトの名前って基本的に太陽系惑星(多くはもちろん土星)の衛星からつけられてるんだけど、ミラーさんだけ違うらしいんだよね(Wikiを見るとくじら座のミラ、って書いてある)。変幻自在のスタンスのおかげでちょっとイレギュラーな名付けになってるんだと思うのだが、彼の正体にもうひとネタ仕込んだりしてないもんだろうか。流石に無理かなぁ。 そして、そんなミラーさんにまたまた追いついた瞬と氷河。ミラーさんは駆けつけた瞬たちを見てちょっと驚いていたが、そりゃ追いつくだろ。っつうか、よく逃げられたよな。「地の果てまででも追い詰める」はずのネビュラチェーンからいとも簡単に抜けてしまうミラーさんマジ最強。パラサイト時代は跳ねっ返りの「はぐれもの」だったわけだが、あのキャラ作りは「パラス軍に属しながらも、四天王の命令なんかはシカトして好きに動けるように」っていうアイディアだったのだろうか。自由奔放な顔を見せずにごく自然にサターンに付き従っているミラーさんを見るとちょっと寂しい。また昔みたいに傲岸不遜なダーティープレイを見せてほしいもんだけど。エウロパさんは良くも悪くも今まで通りか。エラく待たされたけど、ようやく彼の本気を見ることが出来るのかしらね(なお、所持武器はやっぱりチャクラムの模様)。 そして、何故か知らないけどパラス城の外ではこれまでやっつけたはずのパラサイト(エーギルさん!!)が復活して、残りわずかになったアテナ軍に攻め入るという謎イベントが発生する。てっきりパラス城にいた精鋭以外はサターンの時止めで完全にやられたと思っていたが、鋼鉄聖闘士クラスでも割と平気で動けたようだ。そのあたりの「取りこぼし」を回収するためにサターンが改めてパラサイトを差し向けたってことなのか。意外と大したことないぞ、サターン様の力。そして、何故か全く分からないが、ここに来て邪武さんにスポットが。前回の予告で出てきたので期待されていたが、今回は「ただ立っている」だけだった。次回が本番か。確かに、檄、那智、蛮、市さんあたりがあれだけ活躍してたのに邪武だけ今期一切出てきてなかったからね。ここいらでラストチャンスを与えておかないと。 これで大体全員出そろったかな……あれ? インテグラさんは? 封切りから暫く経ちましたが、見てきました。結局アイマスは見るチャンスを逃してしまったのだけど、こちらは流石に見ておきたかったもので。まぁ、地元の映画館ではアイマスの予告が流れて「近日公開!」になってたんだけど。映画の日程って随分地域差があるもんなのね。
(以下、一応ネタバレありかもしれないので注意)
本日の蟇郡さんの「満艦飾」は1回、第20話。もう絡むチャンスがほとんどないと思われながらもギリギリで残るこの絆。全裸どうしでもずっと仲良し。 それにしても流子の体たらくったらどうしたものだろう。前回鮮血に対してキレたあたりで「相変わらず困った主人公だぜ」とは思ったものだが、残念なことにヤサグレ状態は1話で解消することはなかった。それどころか、あっさりと羅暁に取り込まれての純潔モードは、完全に悪役ポジションにまで落ちてしまった。こないだの精神仮縫いの時は自力で打破出来たと思ったのだが……やっぱり鮮血無しだと使い物にならないのかなぁ。「勝手にどんどん兄弟増やすんじゃねぇ!」には笑ったけども。そりゃこっちの台詞だよ。針目縫も落ち着くところに落ち着いたなぁ。姉妹喧嘩、親子喧嘩が今作のメインだとするならば、今週だけを見れば間違い無く主人公は皐月様ですからね。もう、それでいいような気もしてきた。 ヌーディストビーチは頑張っていると思うが、それでも反攻作戦のメインは間違いなく四天王の皆さんである。今回は皐月様の復活にかける四天王の熱い思いが実に恰好良くて、4人が仲よさげに喜んでいる姿を見ると、一番の愛されキャラってあの4人なんだな、っていうのがよく分かる。オールヌードの皐月様を見たときの反応も四者四様で、データを見ちゃってるしあんまり興味が無い犬牟田、同性だからどうでもいい蛇崩さん、「見るなぁ!」と必死に(視聴者からも)隠しちゃう純朴な蟇郡さん、そして、「見られねぇ! 見せてよ!」と悶える猿投山さん。蟇郡さんは本当にむっつりスケベだよな。猿投山さんは真っ直ぐ過ぎる性格のせいで、2人もひねくれ者がいる四天王では損してる役回りね。こうして全員集まってるのを見ると本当にいいグループだよ。 その他の面々は、ヌーディストビーチの2人は相変わらずなご様子。毎回必ずスローモーションを入れてくる美木杉のあざとさ(誰に対してのアピールだ)、この期に及んで純潔モードの流子に何とか渡り合う黄長瀬のわけの分からないタフさ。今回はこれに宝多までが参戦し、案外日本国民も頑張ってたんだな、ということが分かるのである。宝多さん、良いキャラだったからもう一回出番があって良かったよ。そして、そんな管理下に置かれているのは満艦飾家御一行。マコは相変わらずのテンションだったが、今回のヤサグレ流子はついにマコ劇場をも打ち破ってしまった。一番の親友さえも置き去りにする流子の非情さが際だつ。まー、そりゃショックだったのは分かるけどさー。「マコが動いたら全部解決」というこの世界の理まで打ち破ってしまうとはねぇ。そんなマコが帰ってきたおかげで、お父ちゃんたちも元気いっぱい。ただ、あいつらがついてきてどういう役に立つのかは相変わらず不明。一応鮮血の世話役なのかな。ちょうどさぁ、「銀の匙」で厳格な八軒の親父さん役も賢雄さんがやってるのよ。ホントにギャップがすげぇなぁ、って。 結局、総力戦で本能字を強襲したおかげで、皐月様奪還作戦は割とあっさり成功。羅暁も管理が甘いんじゃないか、とは思ったが、多分彼女は余裕があるからわざと皐月を引き渡したんだろうな。その方が姉妹喧嘩が白熱して面白いし。元々流子に純潔を着せることは決まってただろうから、その流子に皐月を始末させるところまで織り込み済みだったのだろう。問題は、その皐月が鮮血をまとったことである。まさかの換装対決。これはちょっと予想してなかった。完全に悪役になってしまった流子をさっさと叩きのめしてほしいところだが、現時点ではどちらにも先んじる要素が無いので互角の戦いなんだよな。鮮血の思いがどこまで届くことになるのかしら。 思いの外穏やかに、第21話。オープニングもまなかバージョンに変わっていよいよクライマックスではあるのだが。しかし、今回のサブタイトルはなかなかのサプライズだ。てっきり「水底から来た使者」ってのはまなかを含意するとばかり思っていたのだが(そういう側面も有るとは思うが)……、まさかの呪い。田村睦心に再び出番があるとはおもわなんだ。 まなかの目覚めという一大イベントが発生し、ここからシナリオが大きく転がりだしていくかと思いきや、意外にも今回はまなかのリハビリ程度の進行速度。この掘りさげの慎重さこそが今作の最大の持ち味である。考えてみりゃ、光も要も目覚めから順応まではかなりの時間を必要としていたわけで、それはまなかとて例外ではないだろう。ただ、難しいのは「まなか視点」というものが今回1つも与えられなかったこと。過去にも、基本的に「まなかから見た世界」というものは描かれる機会が少なくて、彼女は大なり小なり「超越者」であり、「観察される側」であった。目覚めた後においてもその部分に変化は無く、まなかはメインヒロインであり続けながら、内面を自発的に掘りさげられる機会はないのかもしれない。 そのため、今回は「まなかの心情を探る」というのが1つの大きなハードルとなっている。おそらく現段階で彼女を巡るあれこれの全てに答えを出すことは出来ないだろうが、彼女の動向が今後のシナリオに大きな影響をあたえることは間違いないので、現段階で推察出来そうなことを考えてみる。まず、彼女の表面上の態度は「いつも通り」であった。目覚めて1日目といえば、光は回想シーンであった通りに「見るのが辛い」という理由で目をふさいでいたのだし、要にしても、気丈に振る舞ってはいたが、「恐ろしかった」ことは光にカミングアウトした通り。「大人びていること」を頑なに守っていた彼ですら、5年という時の流れを恐れて身構えていたことは、紡との対話で明らかになっていた部分だ。そんな彼らを迎えるにあたって、ちさきも変化を恐れていたことは言うまでもない。しかし、そんな誰もが尻込みする状況において、まなかは何一つネガティブな表情を見せなかった。変わってしまった世界に対しても臆することなく、「間違い探しみたいだ」と何とも脳天気な発言をしている。変わってしまったはずのちさきを見ても一切動じることはなく「変わっていない」と言い切ることが出来たし(これは光も同様だが)、変質した世界を見ても、驚いたり怖じ気づいたりする前に、まずは楽しむという姿勢が前面に出ている。 しかし、この「表面的な明るさ」は本質ではないことも暗示されている。最大の問題は、彼女がエナを失っているということ。光も心配していた通り、「ただ時が過ぎた」だけの光たちと違い、まなかは決定的に「冬眠前」と「冬眠後」で異なった存在になってしまっている。本人は気にしていないように見えているが、そんなに簡単に割り切れるものではないだろう。そして、彼女がお船引の前に抱えていた問題についても、あれから「1日しか」経っていない状態では解決するはずもない。既に視聴者側からすれば記憶もおぼろだが、まなかは光から直球のサプライズ告白を受けていたはずなのだ。加えて紡への憧れがどの程度残っているのかも分からない。そのような「複雑だった心中」は変化していないはずなのだが、「光との関係性」を考えたとき、自分だけエナを失っているという現状は大きく影を落とすことになるだろう。何しろ、もう汐鹿生どうしの関係性ではいられないのだから。最後の夕食の席で見せた生気を失ったような表情が何を意味するのかはまだ分からないが、おそらく、気丈に振る舞っている彼女でも、抱え込んでいるものは相当大きいということだろう。今後は光がどのように「まなかの課題」を一緒に解決出来るかが、進行の手がかりとなりそうだ。 そして、今回はそんなまなかの心境がぼやけていたのに対し、かなり明示的に示されたのが、ちさきの心情である。今回は横手美智子脚本・安藤真裕コンテということで相変わらず見事なディティール描写が光る。今回最も分かりやすかったツールは「シュークリーム」である。最初にもらった時点では「1つ多い」と思われたシュークリームは、「汐鹿生4人衆」のために与えられたものだが、ちさきはさりげなく自分の去り際に出すことで、「他の3人+美海たち2人」の5人に「丁度」行き渡るように計らった。そこに含意されるのは、明確な離脱の意志であり、時を重ねた自分だけは、既に「4人衆」からは隔たっているという意識であろう。その意味に気付くことが出来たのが一緒にシュークリームを受け取った要だけ、というのも皮肉なものである。また、このときに「おじいちゃんの世話があるから」と言って渋々離脱したように見せかけながら、病室での会話からは「予定よりも早く意図的に離脱した」ことも補強されている。「離脱」は成り行きではなく、迷い揺れているちさきの明確な意志なのである。 しかし、だからといってちさきが完全に決別を決められたかといえば、そんなこともないのが難しいところ。彼女にとって、「光たち(子供)と離れること」の対極にあるのは、「紡(大人)に付き従うこと」である。今回彼女がその道を選んだかというと、そうとは言えない。まず、紡が予定よりも早く仕事を切り上げた、と言ったときに「まなかのところに『来れば』よかったのに」と発言している。「行く」ではなく「来る」になっているところに、まだ視点が「子供側」にも残っていることが含意される。そして、「シュークリーム」が子供側を表す記号であるならば、その先にあるコーヒーゼリーが「紡」を示すことになり、「シュークリームよりも好きかもしれない」というのは「紡側に寄っている」ことを示すのだが、更にその先にはすっぱいミカンも待ち構えている。せっかく大人になれたと思ったのに、実はそれより先に進むにはまだ早い段階なのだ。紡との距離感も詰めきれてはおらず、病院のサロンでも、何故か座席1つ分の間隔を空けて座っており、完全に「大人側」に行くことは決めかねていることが分かる。紡は「大学に戻る」と言った後におそらく「ちさきについてきてほしい」ということを伝えたかったのだろうが、それを察したのかどうか、ちさきは先んじてそれを封じてしまった。彼女は目覚めたまなかを言い訳に使ったが、迷っている根本的な原因はちさきの内面にあるのだ。 こうして、「大人側の紡」「子供側の光」「間で揺れるちさき」という分化がはっきりすればシナリオは単純化され、安易な方向にも進めるのだが、そう簡単には終わらせないのがこの作品の恐ろしいところ。次なる展開への鍵は、なんと紡に宿ったぎょめんそう。あまりに間抜けで、何とも奇異な「子供っぽさの結晶」とも言えるぎょめんそうが、何と「大人代表」の紡に寄生してしまう。これにより、「うろこ様の存在が確認される」というプラスの側面ももちろんあるのだが、「紡が子供側に寄る」というややこしさに加えて、過去の記憶がフラッシュバックし、再び「紡とまなかの関係性」まで想起させるあたりが本当に憎らしい。全ての始まりとなったぎょめんそうが、今再び世界を回しはじめる。どんだけ周到に組み上げられた脚本なのだろう。岡田麿里の恐ろしさは、まだまだこんなもんじゃないのかもしれない。 愛だろ! 愛! 第8話。4話に続く新たな森×凸伝説の1ページ。もう、六花×勇太なんかよりよっぽど王道のラブコメ展開じゃないですか! あらすじだけを見るならば、本当に手垢で汚れきったようながちがちの展開である。「仲が悪そうだけど実は素直になれないだけ」という状態のコンビ(カップル)の仲を進展させるためには何をすれば良いかと言えば、その間に割ってはいるお邪魔虫を用意すればいい。簡易三角関係を作って本音をぶつけ合えば、元々悪く思ってたわけじゃなくて素直になれなかっただけの2人は、嫌でもくっつくって寸法だ。ちょっと変則的だったが、六花と勇太に対する七宮もこの王道展開を押し出すため(だけ)に登場したキャラなのだから。そして、本作はその「捻りの無い展開」を更にもう1つ用意してくれたわけだ。「脚本サボってるんじゃねぇよ!」と文句を言いたくなりますか? いいえ、これでいいんです。だって、テンプレのはずなのに、色々おかしいもの。 凸守の前に現れた第2の(?)偽森サマー。確かに、中学時代の森サマは凸守を虜にするほどのカリスマを持ち合わせた有名なスピリチュアリスト(そんな言葉はない)なのだから、他の人間に同じようなコピーが現れても不思議ではない。偽森サマー(十九川さんというらしい)がどこからその情報を引っ張り出してきたのかは謎であるが、森サマが完全に過去ログを消したつもりでも、第2第3のマビノギオンは色んなところにバックアップが残ってるんだろう。一応冷静に判断するなら、十九川さんは「凸守に近づくために」森サマーを名乗ったわけだが、その情報のでどころは凸守ではないはず。何故なら「凸守の憧れているカリスマだから森サマーのフリをしてやろう」と思い立ったのは、十九川さんが凸守に接触する前だからだ。「彼女が森サマーに心酔している」という情報はどこかから調べられるかもしれないが、その彼女に直接「マビノギオンを見せて」と頼んでしまったらすぐにニセモノであることが露呈してしまうわけで、十九川さんは何とか頑張って彼女の望むマビノギオンの原典を他所から探し当てたはず。丹生谷さん、消しきったつもりでも、案外あなたの黒歴史は色んなところに痕跡を残してると思いますよ。 そして、そんな横槍が入ったおかげで森×凸関係は混迷を極める。すっかり籠絡された凸守の従順な様子は、既に4話の時に見せた「狂信者」のそれである。森サマーは本来なら「自分以外の森サマー」が現れたことを喜びこそすれ、論破する必要など全くなかったはずなのだが、食いついちゃうあたりは「愛」以外のなにものでもない。「自分に懐いていたはずのあの子が、気付けば他所の女に取られちゃった」という状態が面白くないあたり、もう、完全に相思相愛である。今回最大のキマシポイントは、森→凸の方向だと、当然クライマックスの「可愛い顔見せることがある!」と叫ぶシーン。もう、素直じゃないんだからね! しかし、作中の全員が抱えている中二病因子だが、やっぱり一番根深いのは森サマーなんだよな……なまじ人間としての性能がいいせいで、森サマが全力で転げていた時代のクオリティが高すぎるわ。 一方の凸守側は、やはり純粋な「森サマー」を追い求めるならば、今回は十九川さんを支持しない理由は何一つないはずなのだが、彼女も「森サマー信者」という迷彩を纏ながらも、結局丹生谷さんが大好きなのである。わざわざ休み時間にちょっかいを出しに行って「気を遣ってやったのに」としょげてるところなんかはたまらなく可愛らしい。そして、外部から凸守を見る視点が新たに現れたことによって(多少偏狂的過ぎたが)彼女のスペックの高さが再認識されるのである。作中でもトップレベルの美少女である凸守は、あんな変な集団に絡んでいなければ誰からも寵愛されるべき天使のような存在だ。そりゃ十九川さんが狂ってしまうのも仕方ない。耳にも噛み付こうってもんだ。だって、可愛いんだもの。高校1年生にしてはピュアすぎないか、という気もするのだが、それが凸守の良いところ。今回はマスターがろくに動かなかったこともあり、彼女1人でのハイスペックっぷりが堪能出来たのは素晴らしかった。 そして、そんな2人のいちゃいちゃを促進するためだけに現れた十九川さんのキャラがこれまたかなり濃い。今作はゲストキャラに惜しみなく筆を割いてくれる上にキャストがメガトン級なので、こんなどうでもいい話なのにいちいちインパクトがある。百合キャラになると大体破滅型になるのが小清水の不思議なところ。まぁ、百合の殿堂であるリリアン女学園の可南子さんの印象が強いだけで、シャーリーとかのどっちとか、真っ当に純愛を貫いてるキャラも多いんだけどさ。その他、ヤンデレ気味になったニナ・ウォン、狙われる立場の北条響などが小清水百合ヒストリーには記載されています。現在リアルタイムで活躍中の纏流子さんは……百合とはちょっと違うよなぁ。大親友のはずのマコが蟇郡さんとくっつくことが決定事項になってるからなぁ(俺の中ではね)。とにかく、そんな濃いキャラの十九川さんは、この作品世界らしく、「狂ってるけど悪人ではない」をギリギリのラインで守り、試合終了時の撤退シーンも実に潔い。百合で、ロリコンで、中二病で、処女厨という、あまりにも重たすぎるキャラだったので、おそらく二度と登場することはないだろうけども。「サーニャ」っていう呼び方だけはなかなかいいと思ったので、今後森サマーにはちょいちょい使ってほしいですね。ちょっと小馬鹿にする感じで「ねぇサーニャ(ニヤニヤ)」みたいなことを、ピロートークでやってくれればいいよ(以下、薄い本に続け)。 結局、今シリーズは森×凸のエピソードがあまりにもストレートに見せつけてくれるもんだから、なかなかもどかしいメインカップルの方がいくらかかすんでしまうという悩ましい事態である。いや、六花たちも頑張ってるんだけどね。今回だってさりげなく寄り添い合うシーンとかはすごく良いと思うし。でもね、もう片方のカップルがあまりにも健気なので、どうしてもかすむのよね。そして、どちらのカップリングにも大活躍してくれる七宮さんの聖人っぷり。あいつ、ホントに便利だナー。 ついに新キャラ無しの回かよ。もう、全県制覇は望み薄やな。チョイ役でも出てきた和歌山や岡山は恵まれているのかも。
○第19話 「立派な犬になりたい!」 登場犬:群馬、茨城、兵庫、福島、沖縄 「こいつら、単なる特産品の化身であって、犬要素は無いのでは?」という旧作からのぬぐい切れぬ疑問。そりゃな、百歩譲って「だるま+犬」は認めるとしても、「タコ+犬」とか「牛+犬」とか、どんなキメラやねん、って話だからな。犬要素を活かす話ってのもほとんどないわけで、油断すると忘れそうになる部分である。多分、旧作で「犬」という部分がクローズアップされたのは栃木犬の「子犬ちゃん達」のとこだけだと思う。 そんな危機感は本人たちにもあったのか、兵庫の召集で集まった5人は「犬らしさ」を偉大な先輩に学ぶことに。開口一番に兵庫が「ウチらは犬や!」というところで既に違和感。「名前は既にあるで!」、うん、まぁ、その名前も既に先輩が1度使用してる名前だけどな。兵庫のとりまとめのありがたいところは、基本的に抜けている連中だけなんだけどとりあえず話を進めてくれるところ。今回は「先輩犬に学ぶ」というアイディアを出しただけでも偉い。まず、福島が「タローとジロー」と口火を切る。詳しい解説は、進行役の兵庫ではなくて物知りの沖縄が担当。兵庫に話題を振られても、スッと解説が出てくるあたりは流石の物知りキャラ。続いて群馬が「忠犬ハチ公!」とあげると、こちらもスラスラと解説が出てくる。あげく、茨城の「神社にいる狛犬!」というお題にまで、きちんと解答を導き、更に地元の誇りであるシーサーまで絡めてくるあたり、本当に如才ない。ここまで聡明なキャラは、新旧シリーズを通して見ても沖縄だけだろう。 もう、ここまでやられちゃったら「尊敬する犬って、沖縄じゃない?」という話になるのは当然のこと。みんなが「沖縄みたいになりたい」と思い始めたために、「じゃ、真似してみよう」ということになり、沖縄の真似なので当然……寝る。みんなで寝こけるだけで今回のお話は終わりです。 兵庫「いやいや、ちゃうて!」 兵庫の突っ込みも大事なパーツよね。
○第20話 「すろ〜らいふ」 登場犬:兵庫、沖縄 すっかりキャラが立った沖縄犬の1日を紹介するお話。旧作も「1日を観察する」といえば「福岡犬の生態観察だがね!」があったわけだが、今期は尺が2倍あるからたっぷりとスポットを当てることが出来るぞ。ちなみに紹介してくれるのは兵庫である。 朝7時、沖縄起床。眠い目をこすりながらも、「今日は買い物行って〜、ソーキそば食べて〜」と1日の計画を確認する。とりあえず顔を洗いに行くのだが……歯を磨いている途中でうたた寝。気付けば、夜だ。夜になったら「寝ないとね〜」ということで一切迷い無しで就寝する沖縄。結局、何もしないのである。 「なんもせーへんのんか〜い!」と勢いよく兵庫が突っ込んでくれたおかげで何とかオチはついた……かなぁ。 相変わらずの沖縄ライフを堪能出来る1分間です。まぁ、特に新しい情報は無いわけだが……あ、「沖縄は後ろから見ると割とグロい」。
○第21話 「すぴーどらいふ」 登場犬:兵庫、沖縄、群馬 「今度は自分が、兵庫犬の1日を覗いてみるさー」ってことで、逆に沖縄が兵庫の1日を紹介するお話。 7時、目覚ましの音で元気よく飛び起きる兵庫。寝起きから目つきも凛々しく、かなり寝起きのいい体質。開口一番「もうこんな時間や!」と叫び、「今日は南京町いって豚まん食べて、あれしてこれして……」とハードスケジュールの模様。「時間足らへんやん! タイムイズマネーやでー!」と捻りはちまきを締めていざ外出。きっちり予定通りに豚まんを手に入れ、その足で一気に甲子園へ。何故か群馬と2人で野球観戦。ジェット風船を飛ばしてるから当然7回の攻撃シーンなんだけど、相手チームはどこなのだろうか。ちなみに、阪神みたいなチーム(スコアボードのロゴは何故かタコ)は、7回攻撃時点で2点ビハインドになってます。結果はどうなったんでしょうね。その後有馬温泉に駆け込みひとっ風呂。風呂場に持ち込んだ目覚まし時計を見ると、時刻は夕方5時過ぎだ。「もうこんな時間や! 家帰らな!」と叫んで帰宅。自宅についても活動は終わらず、テレビを観ながら突っ込みのトレーニング(何故か足下にはファミコンも転がっている)。やはり関西人のたしなみなんでしょうかね。「なんでやねん! なんでやねん!」と素振りを続けていると、部屋で見ていたはずの沖縄がうたた寝していることに気付く。「見てへんのかい! なんでやねん! ……おっ、今の良かったやん」。まぁ、どちらも楽しそうでなによりですね。 兵庫はいわゆる「いらち」なんでしょうかね。その割には沖縄や福島といったのんびり屋とも割と仲良くやってるんだから、別に付き合いづらい奴ではないんだろう。まぁ、過去にしれっと群馬に暴言吐いてたことはあったけど(3話参照)。最大の謎は起床後に目覚ましを見て「もうこんな時間や!」と叫んだこと。いや、それ自分でセットした時間やないか。 わろうた、第17話。ひょっとして、脚本の倉田はこの回がやりたかっただけなんじゃねぇかって気までする。今まで通りの悪のりテイストでしかないのだが……馬鹿だなぁ! 前回の全編シリアスはどこへやら。せっかく「無二の親友である後藤に助けを求める」っていういいシチュエーションになったのに、その後藤さんは「OK,じゃ、あとは原塚さんに任せよう」ってんでぶっちゃけあんまり仕事してない。最後のダブルフラメンキックのところはさも大活躍したみたいに見えるが、最後に勢いでのっただけである。まー、シリーズ序盤から考えると後藤さんの身体能力も随分向上したけども(羽佐間はフィジカル面で強くなりすぎているが、既にフロムビヨンド編で人外レベルになってしまってるので気にしない)。「初期の仲間が勢揃いして巨悪に立ち向かう」っていうのは本当なら超燃える場面なのだが……ギャグだなぁ。原塚さんは「より凶悪に」なったらしいですよ。車で逃走してる人間が画鋲ばらまいたからってどうなるっちゅうねん。 羽佐間・後藤・原塚・今野・そしてミスタージャスティスが結集し、天下の悪法の制定前にギリギリで議事堂に乗り込むというのが(今回の)最終ミッション。具体的に乗り込む過程に関しては恐ろしいほどばっさりカットされているのでどうやって指名手配犯が議場内まで余裕で侵入できたのかはよく分からないが、とにかく総理との直接対決が実現。多分ミスタージャスティスがものすげぇ強かったんだろう。前々回出てきたときはそうでもなかったけど。羽佐間だけならまだしも、一般ピープルの後藤・今野組まであっさり入れてたところを見ると、議事堂の警備、かなり雑だ。議場内のSPも大して迫力無いし、他の議員も含めてたった1人のコスプレ野郎の乱入を見て逃げるだけ。まぁ、フラメンコの活躍はそれ以前に散々煽っていた「メディアの強さ」があるので、ひょっとしたら総理以外の人間には実際以上の「巨悪」に見えていたのかもしれぬ。ただ、総理の側近みたいな大臣は「例の兵器」のことは知ってたけどな。 総理はフラメンブルーを叩きのめした前歴を持つが、その正体は、「国民の支持率を力に変える」という、生まれながらの元気玉みたいな属性持ち。あのヘンテコ聖衣を装着する時に議事堂の歴代総理の写真が光を放ったことを考えると、代々日本国の総理大臣に引き継がれ続けた聖なる力なのだろう。その証拠に、彼の炸裂させる必殺技は日本の国難を打ち破ったものばかりである。「神風」はかの元寇を撃退した技。そして……そこからさきの時代は伝家の宝刀「遺憾の意」や「アイムソーリー」も日本の武器だ。必殺技は日本の象徴、富士の山だ! 微妙に今週のジャンプの磯兵衛の「水無月富士参り」と被ってて笑ってしまったわ! 強いぞ総理! すごいぞジャパン! ……国粋主義の人間に殺されるぞ。まー、ここまで散々「ギャグ悪役」を積み重ねた上での、ために溜めた「国家運営ギャグ」だからな。石井康嗣の熱演とも相まって、総理のキャラクターは実に素晴らしいものに仕上がった。この作品にしちゃぁ戦闘シーンもかなり頑張ってたし。テレビ中継してる時にリアルタイムで支持率が上がっていくのには笑ってしまったわ。すげぇシステムだな。 しかし、そんな国家支持率システムも、羽佐間の頑張りと今野の悪知恵によりあっさり瓦解。ものすごい勢いで支持率を失った総理は、「たった1回の失言だけでぇ〜〜!」と捨て台詞を残して撃墜。この辺も身体を張った「国家ギャグ」だよな。失言ってのは怖いねぇ、理不尽だねぇ。後藤さんは「国民も馬鹿じゃねぇんだよ」って言ってたけど、あの総理に騙されて、あんなんで手の平返す時点で充分馬鹿だと思うよ。あー、でも、リアルに「国会運営バトル」見せられたら盛り上がらないって保証は無いけど。安倍晋三なら歴代総理の中では割とガタイがいい方だし、それなりに若いからそこそこ強そう。もう完全に「ムダヅモ無き改革」やないか(でもリアル小泉はそこまで強くなさそう)。 最終的には復活したフラメンコガールズ(リボーン)のサポートなどもあり、サムメンコ側の完全勝利。「今の国民の希望はフラメンコのみ」だそうですが……はい、お約束の時間ですよー、次の敵ですよー。今まで味方だと思っていたものが敵。天丼ですね。パワーインフレを起こしながら敵を増やしていくシステムなので、国家の「内憂」を打倒したら、当然次は「外患」である。正体を現したミスタージャスティス。彼は総理の「支持率システム」を恐れるフラメンコ星人だったのだ! ……いや、既に外世界からの侵略者はフロムビヨンドでやったじゃんよ……。「ついに宇宙人まで出てきた」って、トーチャーズのギロチンゴリラとかフロムビヨンドのMMM34とかの方がよっぽどおかしなデザインしとったわ。しかし、羽佐間にとって気がかりなのは、かの「フラメンコビヨンド」に続いて三度現れる「フラメンコ」の名前。その秘密は一体何なのか。謎は深まるばかり。あと、この先日本国内の政治は誰が管理するのかも気がかり。要さんが新しい指導者として立ち上がりそうで怖い。あの人に政治を任すのは流石にまずい気がするぞ(女性スキャンダルですぐ失脚しそう)。 |
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