最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
すげぇ話やりやがったな、第3話。なんかもう、途中から話と全然関係無いとこでドキドキしてたわ。これ、どこかの業界にすげぇ喧嘩売ってるけど大丈夫なんかな。 天下無敵のズヴィズダーにも苦手なものがあった。それが煙草。クルクルたちは煙草の煙で弱ってしまうし、ロボ子に至っては煙にまみれると行動不能。他の面々があれだけ怒っているところを見ると、おそらく似たり寄ったりで苦手なものなのだろう(過去に喫煙者だった将軍を除く)。……という設定は建前として……これ、単にやりたかっただけだろ。世間的にも常に議論の的になる喫煙の是非である。個人的にははっきりと嫌煙側の人間なので、今回のお話も苦笑い半分で見られたが、これ、愛煙家にとってはどういう風に映るんだろう。もちろんギャグとして収めてもいるし、あくまでもなんちゃって世界征服の話の中なので、冗談で終わればいいのであるが、最後にどっかでフォローするかと思ったら、一切フォロー無しで終わったもんな。よっぽど煙草嫌いな人間の仕業なんだろうなぁ。フォローに回るはずの明日汰ですら「確かにあいつらは最低な奴らですけど、辛うじて人間です」だもんな。一切の遠慮がない。これだと、流石に最近の分煙ブームでどんどん肩身が狭くなって、必死に気を使いながら吸ってる人には可哀想だった気がする。まー、そうじゃない人間がたくさんいるからこそこういう話も生まれるんだろうけど。最低限、飲食店内は全面禁煙がいいのは事実だよな。今回の中華屋みたいに「一服いいですか」って聞いてくれるような人ってなかなかいないだろうけど、もしいたとしても、「嫌だからやめて」ってなかなか言えないもんなぁ。 結局、そういう「割と揉めるテーマ」を扱って、単に大規模なズヴィズダーの抗争を描きたかったお話なのだろう。やろうと思えば酒でも麻雀でも出来た話ではあるし。一応、その中で少しだけ将軍とヤスの過去について描かれていたのも注意すべきポイントだろうか。ズヴィズダーに参加する以前から二人の繋がりはあり、更に、将軍はケイトちゃんと以前から面識があった。「俺が死ぬとしたら殺すのは星宮ケイトだ」って、恐ろし過ぎる幼女だ。そして、将軍がスイーツを貪るようになったのは、禁煙した結果であるということも分かった。「いつまでも子供じゃいられねぇ」っていいながらお菓子を取り出す姿はなかなか滑稽である。あれだけばくばく食ってたら、糖分も煙草に負けず劣らず危ないと思うんですがね……。 あぶなっかしいテーマを除くと、今回も相変わらず可愛らしさ、綺麗さが際だつ作画面に惚れ惚れする仕上がり。町中で喫煙者と嫌煙家を分ける描き込みのタッチの差も面白く、可愛いものはとことんまるっこく可愛らしく、そうでないものは醜悪に描くあたりにたっぷりと悪意が込められていて笑ってしまう。ケイトちゃんがはき出す名言至言の数々は、あの声で声高に叫ばれるからこその中毒性がある。そして、愛煙家を叩くための下準備というか、免罪符というか、ケイトちゃん自身は非常に清廉な存在に見えるようになっているのである。形はどうあれ、家族全員での外食、楽しそうにテーブルを囲み、みんなで丁寧にいただきますをいう光景は、実に微笑ましく、清々しい。ご飯の前にはちゃんと手を合わせていただきます。当たり前のことだが、そういうところから征服は始まっていくのだなぁ。 今回のお話、キャストの中には喫煙者はいたんでしょうか。個人的に勝手な思い込みから、声優ってあんまり煙草吸わないもんだと思ってる。「美味しんぼ」で悪魔の産物であるかのように描かれていたのと同じように、喉を使う仕事で煙草なんて自己管理を放棄してるようなもんだと。普段女性声優のラジオしか聞かないから男性声優がどの程度喫煙してるのかしらんのだが、どうなんだろうね。「ビーストウォーズ」のアフレコ現場の休憩室はけっこう吸ってたなぁ。自分のイチモツに灰を落として火傷した伝説を持つヤツもおるしな。 PR ハイペリオンさん!? 第88話。お約束、マンネリの固まりである今作において、「予想外」をやられたのは久しぶりである。前回の次回予告、完全にひっかけだったのね。この期に及んで小賢しいことを。 というわけで、前回の予想は「青銅勢が悲しみを乗り越えて因縁のエウロパ・ミラー戦」だったのだが、エウロパ・ミラー組はラスト1分で駆け込み登場しただけ。なんとなんと、アテナエクスクラメーションをくらってもほぼ無傷という、あり得ない頑丈さを見せつけたハイペリオンさんが、再び立ちはだかることになったのであった。そりゃまぁ、確かに四天王のくせに一週でやられてしまうのは寂しいとは思ったが、あの潔い散り様で、あっけらかんと強さを見せつけてくれたからこそ美しかったわけで……復活して単なる怪物としてガオーされると、先週散っていった3人の死が無駄になったみたいで凄く悲しい。一応、聖剣を粉々にしたっていう部分でハイペリオンも認めるような発言をしていたが、デストラクションテクターは相変わらず元気だしなぁ。こんなに悔しいのも珍しい。まぁ、次週はそんなあまりにも強すぎるハイペリオンに対して、いよいよ真のΩ覚醒という大イベントが待っているようなので、そのための「無茶過ぎる敵」だと思って納得するしかないだろう。確かに、「黄金3人で命を賭けても倒せなかった敵」を倒せれば、Ωというよく分からないパワーの強さもこれ以上無いくらいに裏づけられることにはなる。うまくシナリオを見せられれば、だけどね。 結局、今回はそんな無敵すぎるハイペリオンさんを使っての昴アゲエピソードということになる。父親の死に膝をつく龍峰に対し、昴は「先輩たちがどれだけ素晴らしい存在だったか」を力説して慰めようとしてくれていた。何かとはねっかえりだった昴だが、黄金聖闘士たちの器の大きさと使命感の強さには心底感服したようで、自分のこれまでの若さを恥じ、仲間と手を取り合ってこの世界を守ることを改めて誓ってくれた。あのシーンで突然の宣言はどっか的外れな気もするのだが、突然「勿体ない!」とか「神になりたい!」と言って暴れ出す脈絡の無さは昴の持ち味である。龍峰もそんな昴の励ましで立ち上がってくれたので結果オーライということにしておこう。 ハイペリオンの復活は、やはり青銅たちから見ても「黄金聖闘士たちの意志が無駄になってしまった」ように見えており、ハイペリオンもそれを煽るかのように聖闘士達の無力さをなじり、圧倒的な力の差をその身でもってたたき込んできた。聖剣を折られたところで、孤高の存在であるハイペリオンの力は一部も揺るがない。彼の強さを支えているのは、アイガイオンやガリアのような惰弱なゆるみを持たず、徹底的に「あのお方」に対して忠誠のみを貫く頑強さである。だからこそ、聖剣を折られた怒りが、仲間を失った聖闘士達の力に匹敵したのだと自己分析している。まぁ、価値観は人それぞれだからね。大切なものを奪うという意味では、世界を滅ぼそうとするパラス軍の猛攻に対して義憤に燃えた聖闘士達も、聖剣を砕かれて忠義に水を差されたハイペリオンも同じである、という理屈は一応筋が通っている。 しかし、そんな身勝手な物言いでは昴が納得出来るはずもない。これまで約1年、じっくりと時間をかけて「絆」というテーマをたたき込まれてきた昴にとって、単なるモノと人の命を等価に扱うハイペリオンの主張は我慢出来ないものだった。いつも以上に際だつ禍々しい色彩を放ち、ついにハイペリオンをねじ伏せるまでに膨れあがる謎の小宇宙。その暴走の果てに、ついに昴は幻視を見る。何か知らないものが、自分の中からあふれ出そうとしているのだ。「神を目指した男」を支えた、その奥にあるものは一体何なのか。そして、そんな存在があることを信じようとしないのがハイペリオン。そりゃそうだ、「人間になど一切興味は無い」と豪語した男が、今更突然変異のような1人の人間に心を奪われるなど、あってはならない。「ひたすら忠義を貫いてやる」と息巻いて昴にクロノデストラクションを叩きつける。久しぶりの時間停止技で、疲弊していた昴は完全停止。これで決着である。……が、はたして昴の「中の存在」は、時間を止める意味があるんですかねぇ。その人、時間を司ったりしないんですかねぇ。「忠義!」と叫びながら昴を攻撃し続けるハイペリオンさんが、なんだかどんどん可哀想な存在に見えてきたのだが……この後、昴の「中身」はハイペリオンさんのことをどう思うんでしょうね。 一方その頃、エウロパさんは氷河、瞬の2人と、聖闘士独特のフォームで駆け回りながら楽しい鬼ごっこを続けていた。最初にネビュラチェーンで捕まえたんじゃないのかよ。「このままではらちがあかない」と前に回り込んだ氷河。出来るなら最初からそうしておけ。そして当然のように「わざとおびき寄せて時間稼ぎをしていたんだろ」と指摘する瞬。分かってるなら何とかしてくれ。「ばれてましたか」と悪びれる様子もないエウロパさんは、まもなく最終局面が訪れることを告げ、余裕で次元扉を開いて去っていく。残された2人の相手をするのは当然ミラーさんだ。「あのお方が復活するからようやく本気を出せる」とのこと。やっぱり、この2人はかなり特殊な立ち位置だよなぁ。ハイペリオンが訳も分からず昴をボコボコにしていたのに対し、エウロパは確か以前、昴にかなり意味深なことを言っていたはず。ってことは「あのお方」の正体と、現在の状態を知ってるのはエウロパ・ミラー組だけだったってことなんだよね(タイタンは知ってるのかな)。ハイペリオンさんが完全に道化だ……一体どんな気持ちでミラーを配下に従えていたんだろうなぁ。 うか様、うか様! うか様!! 第2話。可愛いなぁ。もううか様だけでたまらんのにいなりちゃんもすごく真っ直ぐに可愛いなぁ。いい空気が出ていますよ。 勢い余って記事を書き始めたものの、現状、心の6割を「うか様が可愛い」、残り3割を「いなりが可愛い」で占めている状況。多分残りの1割は「墨染さんの関西弁が変」なんだけど、まぁ、この際そこは気にしないことにしようね。ネイティブでないのはいかんともしがたい。逆に考えれば、その分いなりちゃんの自然体が際だつってもんですよ。本当に「フツーの中学生ヒロイン」なんだけど、実はわずか2話目にして変身能力を自在に使いこなしていたり、襲い来る神々の試練を理解して力業でこじ開けたりと、案外ガッツのある子。感情豊かでコロコロ表情が変わるところも主人公らしくて、1話で受けた「のんびり」なイメージをいい意味で裏切ってくれた。あくまでも主線は丹波橋君との恋愛だろうからそこまで荒れた事態にはならんと思うが、このまま彼女がバタバタしてるのを見てるだけでも楽しそうだ。 あとはやっぱり諸々の景観が楽しい。今回は高天原の様子なんかが見えて、良く見ると割と手抜きな作画方法で遠景が作られていたりするのだが、1話でがっつり描かれた伏見稲荷の情景がきちんとしていたので、その勢いで丸め込まれて2話目もすごく綺麗に見えた。ちょっと聖地巡礼に行ってみたくなりましたよ。すぐ行けるし。ちなみに、今作は京阪電車とタイアップしているようで、実際に先日丹波橋駅ではぽつんと置かれた丹波橋君のポップを見かけたのであった。なんか、「タイアップで飾られてる」っていうか、「そのへんに放置してある」って感じだったけども……やるならもっとちゃんと飾ってくれよ、とは思った。ちなみに伏見稲荷駅のいなりちゃんは、なんとホームに飾ってある。なんか痛みそうで心配。他の駅にもあるみたいなので、その辺を回ってみるのもいいし、実際に伏見稲荷に行ってどの程度聖地商法が行われているのかを見てみたいかも。余裕があったら放送中に行ってみよう(割とちょろい客である)。 まぁ、それにしてもうか様だよね。容姿端麗、巨乳、人望にも厚い神だというのに、まさかの二次元専門。あんた、「薄桜鬼」とかで散々メインヒロインやってるくせに(自然と中の人の話にシフトします)。そして、今まで不思議と無かったのに、ついに来てしまった「行きおくれ」の役どころである。桑島法子1975年生まれの38歳。今のところ既婚であるとは発表されていない。どうなんだ、実際のところ。なんかもう、あの声で行きおくれネタをやられると色々たまらない。誰か助けて。今期は「スペースダンディ」とこれさえあれば生きていけるな。 1月24日 ドラフト模様(THS×3) ピック順 【Alessi】→【Mei】→【Thraxi】→【Metallica】→【Serra】→
本来ならば開催されない予定だったはずのドラフトだが、渋っていた阿呆1名が「とても辛いことがあったのでドラフトがやりたい」と言ってきたために突発的に召集された。でも、何故かみんな「まぁ、やるんだろうな」みたいなことを思ってたからスムースに集まってたりする。2週続けての5人戦、やっぱりもっさりした展開になってしまうのは痛し痒しである。まぁ、お通夜のようだった先週のパック群に比べりゃ、今週はよほど賑やかだったから良しとしようか。史上初の奇跡パック開封なんて大事件もありましたしね。 来週はテーロス環境最終戦。予告通りにタダドラになりますので、よろしく。
流子VS皐月2戦目、第15話。もう、この世界に強さの尺度とかを考えても意味ねぇな。 作画的にも文句なく「2つ目の山場」である。流子の鮮血奪還、2つの神衣の2度目の直接対決、ヌーディストビーチ本隊の出撃、四天王の「改」の奮戦。もう、何が何だかさっぱり分からない絵面になっているが、とにかくすごい戦いになっているのは分かる。通天閣近辺での戦闘シーン、あれいったいどういうことになってるんだかね。もう、凄すぎてわけ分かんない。だから、どんとしんくふぃーる。もう、強さが云々なんて気にしたら負けだよ。「なんだ、美木杉別に強くないやん」とか、「犬牟田はどうやって戦ってんねん」とか、「猿投山さん、あれだけ強キャラオーラ出してた時期もあったのに、結局そこまで飛び抜けた活躍してないやん」とか、神衣着てない状態でも流子強いやん」とか。今の流子と皐月の強さは、針目と比べるとどのくらいなんでしょうね。 今回嬉しかったのは、前回微妙だった蛇崩さんがきっちり仕事をしてくれたことだろうか。それぞれに皐月との因縁がある四天王の面々だが、唯一の同性ってことで蛇崩と皐月の関係性はなんだか素敵なもの。鮮血と違って飛行能力を持たない純血のサポートのために蛇崩さんが空気を読んであそこで単身出てきてくれたのはすごくほっこりする。「上から見るんじゃなかったのか」っていう皐月さんの台詞もツンデレてていいね。その後もちゃんと蛇崩さんが一番良い仕事貰ってたわけだし。四天王のポジショニングは個々に味わいがあって良い。今回は各々にマッチが用意されており、黄長瀬を抑えるのが犬牟田、そして最大の強敵(と思われる)美木杉には猿投山が張り付く。そして、新しい制服を着たおかげでなんかよく分からんサイズにまで膨れあがった蟇郡さんには………………マコだよ……なんでそこでマコだよ……完全にセット販売みたいになっているよ! マコ専属の子守役が蟇郡さんだよ! しっくりくるからいいんだけどね。流子と一緒に現れたマコを見て真っ先に「満艦飾!」って叫んでたのが蟇郡さんだったからね。どんだけ気にしてんねん。 というわけで、今回はマコの活躍シーンが少なかったのがちょっと残念ね。流子の「私は1人じゃない、鮮血と2人で1人だ」のとこで、「え、アタシじゃないの!?」みたいなショック受けてるのがちょっと可愛かった。ま、実際に今流子が生きてられるのって、7割方マコのおかげなんだけどな。あれだけ部下に慕われてる皐月さんを見て「1人だ」ってのもどうかと思ったけど。 ひかりのとこの子供が持ってたのってガンバライジャーじゃね? 第16話。ひょっとしたら、と思って確認したら、割と違いました。流石にそういうクロスオーバーはやらねぇか。残念。(光の)中の人的に近いのに。 「吹っ切れた光」を中心にして、進行するのは美海とさゆのお話である。何が驚いたって、今回はちさきが一切登場しない。前回あれだけ重要な役割を担ったというのに、そして光との関係や、彼女自身の心中も解決していないはずなのに、ここで一旦登場が切れるというのは驚きである。当然まなかも登場しておらず、このままだと初期メンバーは光だけじゃねぇか、と思いきや、最後の全裸どんでん返し。要、いくら何でも落ち着きすぎだ。変態という名の紳士過ぎるだろ。いくらお子さんと言っても、中学生を全裸で歩かせるのは問題有るぞ。しかも、寒いぞ。 悩める美海は、暖かな家族団らんの中、吹っ切れて昔の輝きを取り戻した光を直視することが出来ない。自分の心の中に明らかな好意があることは分かっているが、確かに彼は「叔父」には違いない。同い年の叔父という何とも奇妙な関係で、しかもそれが意中の人という前代未聞の状況に、どれだけ賢しくなったとはいえ、女子中学生は簡単に対処できるもんでもないのだ。光には余計な誤解まで与えてしまい、明るくなったとはいえ思考回路がお子様の光を相手では気苦労ばかり。このくらいの年齢の女の子って、男は全部子供に見えるらしいからなぁ。まぁ、その光の天真爛漫さに助けられている部分もあるんだろうけど。「ダブりの先輩」は、年齢が同じ、つまり人生経験は同じラインに並んだだけのはずなのだが、あれだけの激動の時代を生き抜き、信じられない体験をしてしまった反動だろうか、他の中学生よりもどこか落ち着きがあり、今回は突然の修羅場に遭遇するというドッキリにあっても、案外冷静に対処していた。光って、こんなに頼りになるまともな奴だったんだな。全部「自分と関係無いこと」だと、存外器が大きい。まぁ、単に「関係あるはずなのに気付いてないだけ」なんだけども。 そんな光の変な達観に振り回される美海は、事実上のデートというプレッシャーに耐えきれず、うっかりさゆに声をかけてしまう。深く考えなかったが故の行動だが、それがまさか彼女の地雷を踏んでしまうとは。まー、確かに3人組で出かけてあの組成はあまりよろしくないのだが、光の目覚めで別方向に悩んでいたさゆにとっては、想定以上のダメージだったようだ。「あんたの好きな人は起きてていいよな!」と叫んだわけだが、まぁ、次回どうなるでしょうね。起きちゃったよ。空気読んでるんだか、読めてないんだか。 そんなごたごたの中で、まさかのまさか、美海のエナが覚醒する。確かに彼女の母は汐鹿生であるが、確か海の連中の話では、「陸の人間と結ばれたら、その子供は海には戻れない」はずだった。それが今になって覚醒するのは、ちょっとした奇跡だったのか、それとも、「戻れない」というのは単なる風習的なものだったのか。これまで泳ぎが苦手だったことを考えると前者のような気がするが、ここで美海が「種の違い」の1つをクリアしてしまったのは事件である。何しろ、ひかりが陸に上がることを選んだのと同様に、その娘である美海が海に戻ることが可能になったからだ。現在汐鹿生の村は機能してないので帰るとか帰らない以前の問題だが、光の目覚めをきっかけに要まで出てきたことを考えると、そう遅くないうちに、村全体が起き出す可能性もあるのではないだろうか(なんのための冬眠だよ、って話だが)。そうなってしまったとき、美海は「陸」と「海」の両方の選択肢を持った。つまり、まなかに並んだどころか、追い抜いた。大きな大きな垣根を取っ払ったのだから、あの美海の喜びようも納得いくってもんだ。 相変わらずややこしいのでまとめよう。ちさきは、もうこのまま連れ添った熟年夫婦のように紡とくっつくしかない。要の復活は……もう手遅れだ。間に挟まった歳月が長すぎる。彼が光と違って成長を経ていたらその限りじゃないが、中学生状態で復帰した場合には、それを待ち構えているのはさゆだろう。そうなると、残っているのは男子側が光、女子側が美海とまなかということになる。……一騎打ちなのか……いや、違う、美海はスルーってレベルじゃないくらいに見事にフッたアイツがいる。……流石に無理なのかな。そうすればすげぇすっきり収まるんだけども。大穴として、まなかがあかりの息子とくっつくっていう選択肢もある。10年後くらいに目を覚ませば無くはない選択肢だよな。ものすごく母親似で可愛いお子さんでしたよ。難点といえば、夫婦の睦言の邪魔をすることぐらい。今週のあかりのいいオカンっぷりが尋常じゃない。歳取ってるのにエロい。歳取ってよりエロい。息子に引っ張られてるトレーナーの裾がだらしなくてずるい。夜のちゃぶ台での至との語らいがエロい。結婚して割と経つのにラブラブ過ぎるだろ。このあと無茶苦茶(ry 新キャラ良い仕事やん! 第3話。なるほどその立ち位置ねー。焚き付けろ焚き付けろ! 窮地になればなるほどに六花の可愛らしさは高まっていくのだ! 新キャラ、七宮智音登場。ぶっちゃけこの2期目の変更点といえばこの新キャラぐらいだろうと思われるので、一体どういう立ち位置のキャラが、どういうテンションで現れて、どういう仕事をしていくのかというのは非常に気になっていた。そうかそうか、幼なじみポジションからの焚き付け役ね。しかもこれまでのキャラの中でも、凸守と並んで最もナチュラルに中二病設定されとる。勇太は足洗っちゃったし、六花は六花で中二病の陰に抱えてるものがあったわけだが、この娘は単に好きだからやってるだけ(だといいな)。まさか勇太のオリジンだったとはなぁ。下手したら「憧れの的」だったかもしれないわけだね。まぁ、あの年頃の男の子は、どれだけ憧れても同い年の女の子にそんなこと言わないと思うけども……逆の立場だった六花・勇太間の関係はラッキーだったよね。素直に六花が勇太に食いつけたからね。 というわけで、「幼なじみ」「中二病の祖」「行きすぎスキンシップ」「お隣さん」と、属性過多過ぎるキャラになってしまったわけだが、どれもこれも全て勇太と六花の仲を焚き付けるために与えられたものである。前回の水族館で行われたダークフレイムマスターの宣言のせいでこれからもダラダラとすすむのかと思われていた関係性が、強引過ぎるカンフル剤のおかげで嫌でも回り始める気配。遠回しに観察しているお節介ババアの森サマとはエラい違いである。現状、七宮本人には勇太への恋心は現れていないようだが、これから先「修羅場」になるのか、「六花一人テンパり劇場」が続くだけなのか。あんまり真剣に修羅場やられてもコレジャナイ感があるので、出来れば今週くらいの刺激が続くのがいいかなぁ。中二病設定のおかげで無駄に話があってしまい、邪険にしたいのにいまいち無視出来ずに七宮との会話に乗っちゃう六花が可愛い。六花の中二病は、1期終わりの時点でもう役目を終えたはずなのだが、何となくだらだら続いているのは、多分こっちの状態の方が馴染んでしまって生活しやすいし、勇太とも恥ずかしがらずに離せる虚勢になっているからだろう。勇太が「最近またひどくなってきてる」って言ってたけど、多分それって関係がすすんでるって証拠だと思うよ。いじましいわぁ。 今週は他にもいい事ずくめ。たとえば、凸守が終始幸せそう。マスターがノリノリなのもあるだろうけど、多分勇太と六花の関係を認めちゃったことでどこかすっきりしたんだろう。魔法少女服作成、謎のラップ歌唱など、「六花の付属品」としてのちまっこさが輝いている。多分六花が試験の点数で勇太に勝てたのって、凸守が暗躍してたからだよね。真面目にやれって言っても六花はあんまり勉強しないだろうけど、凸守が「ダークフレイムマスターのためでdeath」って鼓舞しつつ、さりげなく勉強のサポートとかしてたに違いない。1学年上の内容くらい、凸守には余裕ですよ。森サマーは前回に比べると出番が少なかったが、登場シーンが「即、写メ」って外道っぷりが引き立っていたし、熱が入るとうっかり精霊巫女だった過去が立ち現れるあたり、まだ完全にマビノギオンは消しきれてないのが泣ける。諦めて邪王真眼にのまれてしまえば楽になるのにな。くみん先輩は……まぁいいや。 ちなみに、七宮の中の人は、たまこまーけっとのかんなちゃんの中の人。他にも今期は「お姉ちゃんが来た」で主演、ちょっと前には「クライムエッジ」の小桜ちゃんでも良い仕事してた長妻樹里である。この子もプロフィット所属かぁ。勢いあるなぁ。 割といい感じ、第3話。ロボットアニメ頑張ってんなぁ。 「良くあるサンライズアニメ」ってな感じで、マンパ枠内ってことが災いして何となく観てた1話2話だったが、3話目の展開でいい感じに世界が動いてきたかも。ちゃんとお話で引っ張れるようになってくれれば、これまであんまり印象に残らなかった有象無象のロボットアニメとは差別化を図れるのではなかろうか。まー、タイムスリップものっていうだけでどうしてもレッテル貼りされてしまう部分はあるし、なかなか過去の作品の呪縛から抜け出すのは難しいとは思うんだけどね。ゆーてもここまではっきり打ち出した作品は最近では珍しいし、奇をてらって変な方向に尖らせずとも、丁寧にシナリオ構築していったら充分なものが出てくると思うんだけどね。 感心するのは、多分今作のこだわりの1つなのだろう、かなりの割合で手描きを貫いている作画体制。今時ロボット戦闘なんてCGベースにしてしまえば作業量は大きく減らせるはずなのだが(そしてそれが可能だったからこそプレスコでヴヴヴが作れたと思うのだが)、あえてそれを使わずに、手描きアニメでどこか懐かしさも感じられるようなロボットのモーションを描いている。もちろん「懐かしい」というのは方法そのもののことであり、クオリティが昔品質というわけではない。これこそがサンライズが蓄積してきた「ロボットを動かすノウハウ」と言っていいのかもしれない。今作は若手クリエイターを中心として制作されているらしいが、若い世代が今一度スタジオの原点に立ち返ってロボットアニメを作り上げるというのは、意義のあることなんじゃなかろうか。 まぁ、そんなことをいいながらも、個人的には「早見沙織がロボットにのって戦うアニメってすげぇ貴重じゃん!」というのでテンションが上がっているだけという恐れもあるのだが。いや、これだけじゃないよ、キュベレイにも乗ってたじゃん。サンライズGJ。あと、速水奨が「昼行灯ぽいけど実は割とやり手の艦長」を演じてるのが好き。最近、父親か悪役の二択だったからねぇ。 オープニングの曲はおもろいが、エンディングの映像もなかなか癖になる、第13話。あの雰囲気からM・M・Mの曲に行かれると腰が砕けるのも前期と同じよね。いっそあのマリの号泣バージョンを延々流しても良かったかもしれんな! えーと、ついにバトルが無くなって生臭い話ばかりになりました。今回戦ったのって、ひょっとして要と青島だけなんじゃなかろうか。ずっとこの番組の録画タイトルに「真のヒーローになるまでの物語を描いた……」って出続けてるんだが、もう名実ともにヒーローにはなってるんだよな。しかし、何故かヒーローになったら今度はバトル以外の部分で考える部分が増えてきてしまったという。羽佐間はいっつも何かしら悩み続けているので人生が本当に大変そう。まー、これだけ激動の生涯を歩んでいたら仕方ないとは思うが……本当にどこかで夢オチとして目ぇ覚めてくれないかな、って未だに心のどこかで願ってるんだけど、今回作中で夢オチ使っちゃったからなぁ。更に寝てるパターンはもう無理だろうな。ギャグの要素が無くなってくると、一体どこへ行くのか皆目見当がつかないんだよ。 そんな不安に襲われながらも見守るしかない、フロムビヨンド戦。四天王の後の64軍神までならギリギリ笑える範囲だったが、ついに現れた256将軍。まだ56軍神残ってるのに。このままの規模で増え続けると総勢6万を超えるらしい。どういう計算だ。どこのバルタン星人だ。ここまで来ると本当に向こうさんも統率取れてるのかどうか怪しいけどな。だって64軍神が「ぼっちの集まり」だもんな。ぼっちだけでも64人固まれたなら大したもんだよ。とにかく、相手はすげぇ戦力ってことらしい。これまでは1体を5人でボコってたから何とかなったらしいのだが、一斉攻撃されたらひとたまりもないらしい。確かに、戦隊の敵キャラは幹部クラスの一斉攻撃はほとんどしてこないからな。するとしても、大体復活怪人の総出演どまりだから10人くらいが限度だし。6万越えはどうしようもない。今まで誰もやらなかったのが不思議なくらいにどうしようもない。普通に考えればゲームエンドなわけだが……そこから明後日の方向に問題はスキップしてしまった。 勝てるかどうかは置いといて、とにかく「国民に知らせるかどうか」で揉めまくっている。すっかり司令官づらが板についてきた要は、ある程度フラメンジャー隊員の意志を汲みながらも、もっと大きな視点でものを見なければならない、と抑制しているらしい。総理大臣も、政治家としてベストを尽くした結果がやや人道的に問題のある決断になったという。この場合、誰が正しいかなんてことは決めることが出来ない。それこそ「正義」の有り様は個人で違うとしか言いようが無い。だからこそ、上層部の決断も間違っていないし、それに異を唱える隊員たちも正しい。そして、ついにカミングアウトしちゃった羽佐間のスタンドプレーも、決して「正義として」間違っているわけではない。ただ、その後のことを考えられないあたりが限度なのである。これ、来週のタイトルが「ニッポン壊滅」なんだけど、羽佐間発言のパニックで壊滅するんじゃなかろうな。本当にくるかな、6万人。 羽佐間の悩みはよく分かるし、そこに行き着くまでの上層部とのやりとりなんかも、ある意味では「決断を迫られるヒーロー」のお約束型ではあるので、そこまで大筋に無理はないのだが、突然土下座をはじめる総理の存在とか、なんやらよく分からんところもあるよな。一番ざっくり説明されたのはフラメンジャー隊員個々のエピソードだけどね。各人、それぞれにドラマはあるんだろうなぁ(桃井の家がどうなってるのかが一番気になるわ)。そんな中、我々が唯一理解出来るのは、羽佐間の身の回り。「5人だけ救える」でピックアップされるのが、筆頭は当然石原さん。元々おじいちゃんが亡くなって身寄りが無い羽佐間なので、多分これまでの私生活で一番お世話になったのは石原さんに違いない。そして、今ではすっかりソウルメイトとなった後藤、あとは後藤の彼女、そして原塚さん……なんや、ここ数ヶ月で会った奴がほとんどじゃないか(後藤の彼女に至っては会ってすらいないけど)。羽佐間のこれまでの人生ってどんなんだったんだろうね。今回の要の失踪もあわせて、意外にメインキャラの素性って分かってないところも多いんだよなぁ。 結局、後藤の家にマリがいるのを発見してしまったためにあっという間に5人のキャパオーバー。要に相談し、「誰にも言わない」に決心が傾きかけたのだが、まさかの失踪により、精神的に不安定になった羽佐間は衝動を止められなかったのである。うーむ、こんなにも翌週の展開に予想がつかないアニメもなかなか無いな……やきもきさせられる。そして何より、「これ、収拾つくんかな……」という不安で胃がキリキリする。ここからすげぇ綺麗な着地とか決めたら、伝説になるかもしれんぞ。そして、倉田脚本に未だ淡い期待を抱いてる自分がいる。伝説を見せてくれよう。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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