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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 エンディングのせいで中身全部忘れたわ! 第27話。今までエンディングがなかった回は何回かあったけど、特殊EDって初めてのことだよなぁ。なんであの兄弟はそんな特別待遇なんだ?!

 一応過去にもボインゴは特別待遇を受けており、かつて、「トト神の本」は実際に書籍として発売されたことがある。わたしゃそれをうっかり買ってしまってね。まぁ、250円くらいだったから別にいいんだが、中身を開くと、ほぼ原作中の「トト神の漫画」がそのままコピーされており、あげくメモ帳なみの薄さなのに、後半ページは「まだ見えていない未来」ということでマジ白紙になり、本当にメモ帳にしか使えないという恐ろしいコレクターズアイテムであった。今になって思うけど、よくあんな本発売したもんだな。

 さておき、そんな屈指のネタキャラであるオインゴボインゴブラザーズ。冷静に考えれば(オインゴはさておき)ボインゴは非常に恐ろしい能力の持ち主であり、普通のバトル漫画だったら「予知能力」なんてのは相当な強キャラにあてがわれるものである。実際、今回のエピソードでも承太郎たち一行は本来なら為す術なくやられているはずであり、ネタ回になったのは純粋に「運が良かったから」。まぁ、このエピソードを通して「ジョースターの血統ってのはとにかく正義のために勝つ役回りを与えられている」という、圧倒的な「運命」を描くことが目的であったのだろうが、まー、そうは見えないわな。……いや、実際どうだろう。荒木先生のことだから、ホントにこういうギャグがやりたかっただけかな……。「予知能力なんて大したことないで」というのをケロッと描いてしまうあたり、荒木先生の図太さは大したもんだ。まぁ、結局この後で彼自身がトト神の予言に敗北することになるのだが……(原作知ってる人なら「くすぐりーのの件」といえば分かるはず)。

 単にドタバタギャグとして楽しめば良い今回のお話だが、改めてアニメになってその筋を追ってみると、やっぱり色々とでたらめなところが多くて笑ってしまう。原作でも気付きにくかったポイントの1つに、「冒頭のカフェのくだりのポルナレフの態度」が上げられるだろう。一度は席を立って店を移ろうとしたが、向かいの店が火事になって腰を落ち着けるくだり、どう見てもポルナレフが捨てたタバコが原因である。ご丁寧に捨てたタバコの脇に紙くずが描かれているのだからそれは間違いないだろう。問題は、その事実にポルナレフが気付いたかどうか。「悪い奴がいるもんだねぇ」という台詞は原作でもつぶやいているものなので、アニメの描写でもどうやらポルナレフは自分のしでかしたことに気付いていない。ただ、原作の絵では(今手元に無いのでうろ覚えだが)確か「誰かがたばこを捨てやがったんだ!」と叫んでいるコマでポルナレフが冷や汗流してたはずなんだ。てっきりあのコマでポルナレフが「やっちまった」と思っている描写だと思っていたのだが、アニメではそういう処理になってなかった。まぁ、確かに自分のやったことに気付いているならその後の「悪い奴がいるもんだねぇ」という台詞と噛み合わないんだけど。原作でもそこがちょっと不思議だったんだよね。ポルナレフがすっとぼけてるだけなら、こんな極悪人はいねぇぞ。放火は重罪です。

 そして、毒殺に続く第2の作戦である「爆弾仕掛けのオレンジ」。まず、「あの爆弾はどこで手に入れたんだよ」っていうのが原作当時からの突っ込みどころで、オインゴはあのサイズで充分過ぎる殺傷力を持つ爆弾を作ることが出来る能力を持ってるんだよな。危険物取り扱いの免許とかも持ってるのか、それともエジプト人の間では爆弾作りくらい中学生レベルで習ったりするのか。昨今のエジプト情勢を考えれば知っててもおかしくはないけどな。その高性能爆弾をオレンジに加工する技術も見事なのだが、彼の最大の欠点は、結局能力が全然活かせなかったことなんだよな。まー、スタンド能力としてはすげぇ地味だし、偽物の疑いがかかった時点でアウトなんだからスタンド使いどうしの戦いではほとんど意味が無いんだけど(ポルナレフはやらなかったが、偽物の疑いがかかった時点でスタープラチナが出せるかどうかを確認すればあっという間にバレる。なお、偽物を作るスタンドについては、この数年後にサーフェスというなかなかの秀作が現れることになる)。

 車の中のシーンは、ポルナレフの空気の読めなさが最大の見どころ。コイツ、やっぱり命懸けの旅に連れていくべき人間じゃねぇよな。仲間2人死にかけてるのに一切の緊張感がない。しかも捨てられてて犬が拾ってきたオレンジを見て「花京院たちにいい土産になるかもな」とかいってる。最低だ。そのオレンジを車外に平気でポイ捨てするあたりもモラルがなってない(それにしてもあのオレンジ、どういう軌跡でオインゴのとこまで飛んでいったんだろう。位置関係がさっぱりわからん)。まぁ、ポルナレフは来週一応格好いいところ見せてくれるから多少はリカバリー出来るかもしれん。そして、そんなポルナレフも問題だが、冷静に考えると旅の道中で「俺、タバコ5本であの技出来るんだぜ! しかもジュースまで飲める。ドヤァ!」とかやってた承太郎も問題だ。いや、いつやってたんだ。そんな呑気に遊んでたんかおまえら。承太郎が自分からドヤ顔で見せに行く様子がなかなか想像出来ないが……。いつ頃かなぁ、パキスタンあたりでやってたのかなぁ。「なんて変な隠し芸持ってやがんだぁ?!」っていうオインゴの突っ込み。もっともだと思います。こっそり自宅で練習していた承太郎少年とか想像すると微笑ましいけど、未成年だな、あいつ。今回はオインゴが成人してるからタバコ規制かからなくてすんだのね。スタンドってベンリダナー。

 あと、今更になって思ったことだが、トト神のスタンド能力って「自分に望ましい未来を見せるもの」なのかしら。単に「ランダムに未来を見せる」だけでは今回みたいに「特定対象を殺す方法」なんて探ることは出来ないわけで、ある程度はボインゴの意志によって予言の方向性を指定出来るものだと思われるのだが、例えば「オレンジを剥いてオインゴが負ける」という不変の未来を映し出してしまった時点で、あんまり「有利な予言」じゃないんだよね。今回のオインゴだって予言書のせいで負けたわけだし。どういう風に予言の取捨選択が行われているのか、不思議なもんだ。まー、エンディングの歌詞で何度も繰り返してきた通りに「これまでずっとそうしてきた」わけで、単にジョースター御一行のスタンドエネルギーがトト神を上回ったんです、っていう謎理論でいいのかもしれない。もしトト神が万能だったらDIOを殺すことだって容易なわけで、2人がそれをせずにDIOに従ったってことは、多分予言が通用する相手にも上限があるんだろうさ。でもなぁ、イギーにも通用しないからなぁ……。

 お疲れ保村。

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 公式が病気過ぎる、第16話。この作品のギャグってのは、作中人物も制作側も真剣に作るからこそ面白いのであって、完全にギャグのためのギャグにすると滑りまくるよな。そして、滑ることまで込みでこの作品のネタなんだよな。

 AパートとBパートのあまりの温度差に結露が止まらない今日この頃。それにしてもAパート酷すぎねぇか? 前回のなんちゃって茶室いじりが予測出来ていたかのようななんちゃって和食に加え、更に「サラマンディーネ様は才媛でいらっしゃるから、過去の歴史なんかもほいほい再現出来ちまうのさ」ってんで、旧地球の旧文化がザクザク復元されているという。いやぁ、復元するのは別にいいとして……なんでよりによってスポーツ・レジャー施設限定であんなに精密に再現するのさ。「多分このテニスっていうスポーツは器具を使って1つの球を打ち合って……」とかいうのを研究する史学は理解出来るけど、なんでラウンドワンみたいな施設を全部復元する必要があるんですかね……。そこ、どんだけ機能を復旧させても、遊びに来る人がいないんじゃ赤字じゃん。あれだけ世界の敵と戦ってる風な姫様だったのに、学問は全部娯楽か。しかもテニスやらゴルフやら野球やら、なんで面倒臭そうなところばっかり実技で身につけてるんだよ。簡単だからサッカーやれサッカー。もしくは、UFOキャッチャーまで再現したならプレステとか作って遊べ。色々無駄過ぎるわ。……あれ? 史跡の復旧がサラの仕業とすると、前回泊まってたラブホもひょっとして? ……まぁ、朝の交尾が日常化してるくらいの世界ですからね……おぅ、あくしろよ。お続けになれよ。

 本編の作画の時点で既にアウトの回が続いてグダグダだというのに、謎のレジャーシーンでは無闇に気合いを入れてパロディに走るスタッフの謎ジャッジ。いや、僕らが見たいのはそういうのじゃないんですけど。あれ? そういうのでいいのか? もう分かんなくなってきた。俺はこのアニメに何を求めているんだろう。えーとね、相変わらずサラの衣装のエロさはいいよね。水着の尻尾をどうやって通すのかってのは、この手のデザインの永遠の謎だよね。本当はアンジュの衣装だって信じられないくらいエロい状態のはずなのだが、アンジュには何故か興味が起こらない。っつうか、あのスーツ、かれこれ数日間はずっと着っぱなしだと思うし、すごく通気性の悪そうな素材に見えるので、とてもとても……ねぇ。未来の技術は洗濯なんていらんかったんや! という可能性も一瞬脳裏をよぎるが、ヒルダとのやりとりで全否定だし。結論、姫様臭い。

 そして一転シリアスなBパート。シリアスはシリアスなんだけど、何が起こってるかよくわからねぇっていう。エンブリヲさんの攻撃だってことははっきりしており、なおかつ「エンブリヲは時間と空間を自由に操ることが出来るんだ!」なんて身も蓋もない解説がありましたが、いや、だからってよくわからねぇよ。新地球の方の施設が転移してきてる? 新地球と旧地球のマテリアルを入れ替えて攻撃してるのかな? 向こうの様子が見えてこないからさっぱり分からん。そもそも、そんな全知全能の能力があるなら、面倒なことしないでさっさと大巫女を含めたこちらの首脳陣を皆殺しにしてしまえばいいだけなのに。何を遊んでるんだあのおっさん。ただ、おかげでアンジュたちは「ほどよいピンチ」に陥り、不幸にも災禍に巻き込まれたヴィヴィアン親子が大ピンチ。単にその辺の住民のピンチだったら、サラに任せてアンジュはケツをまくっても良かったのだが、流石にヴィヴィアンが関係してると逃げるわけにもいかない。どうにも手が無いとお嘆きのサラさんに、「あのハイメガ砲を使えばいい」と提案。「出力が強すぎるんやで」と漏らすサラに、「カウンターしてやっから」と安請け合い。たまたま1回出来ただけのアクシデントを易々と再現出来ると考える時点でお花畑だ。初見の「なんか時空を書き換える竜巻」がそんな物理攻撃で消えるかどうかも分からんしなぁ。もう、ディティールがどんどんどうでも良くなっていく。まー、ヴィヴィアンとお母さんさんが助かったから良しとするか。

 しかしなー、最近全然アルゼナルの面々が出てきてくれないから寂しいぞ。サリアさん、隠してるつもりでもヴィヴィアンはあんたの趣味のこと大体知ってたぞ。「秘密の本を引き出しから出してねー」って、お母さんが聞いたら完全に誤解するやんけ。いや、真実とどちらが残酷なのかは微妙だけど。その他にも、安否が未だ確認されていないエルシャ・クリスや、「下半身デブ」という断末魔を叫びながら落ちていったサリアさんなど、しばらく放置されっぱなしのキャラが多すぎる。早くなんとかしてくれ。一応ゆかなボイスの副官さんだけは元気なのが確認できたけどね。やっぱりあの人、旧地球側の人間で間違いなかったのか。それならもっとうまいやり方があった気もするんだけど……多分お兄ちゃんとの火遊びが楽しくてそっちが本業になってしまったんだろう。朝の交尾、昼の交尾、夜の交尾(ママさんプレイつき)。

 今回一応アンジュがサラとの友情を深めてそれなりに戦うモチベーションを高めたみたいなんだけど、今後圧倒的な力を持つエンブリヲさんと戦う選択肢ってあるんだろうか。アンジュからしたら、元の世界に帰れればそれでいいんだよな。「歪んだ世界でも、それで満足してる人がいるならそれでいいじゃない」っていうアンジュの発言、実はかなりの正論。少数のノーマを虐待することで最大多数の人間が幸せになるエンブリヲの世界は、別におかしな世界ではないよね。むしろここでサラたち旧地球陣営を全滅させておけば、もうノーマがドラゴンと無理矢理戦闘しなくても済むだろうし(アウラのエネルギー供給くらい、ドラゴンの養殖場とか作ってなんとかなるだろ)。エンブリヲさんがよほど悪辣な無茶をしないと、決定的な「正義の御旗」が手に入らない気がするよ。まぁ、今更アンジュに「正義」なんて必要ないけどな。「性戯」なら必要かもしれない(上手いこと言った)。

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「ハピネスチャージプリキュア!」 5→4

 今年も1年、無事に終わりましたね。ひとまずお疲れ様でした。私もこうしてプリキュアを1年間見続けられることは変わらずに……というわけでもないんだ。ちょっとだけ変わった。回りに、「あからさまに熱心なプリキュア視聴者」がいることが分かったのだ。成人式を終えた大の大人が、集まるたびに熱心にプリキュアについて議論しているという世も末な場面を、やたらと見ることになった。正直いうと横目でながら見することの多い私は、「嗚呼、ここまでプリキュアに本気になっていなかったのだなぁ」と反省……はしないけど、もう少し正面から向き合って真面目に視聴していれば、プリキュアシリーズからはもっともっと得るものがあるのかもしれないなぁ、と少し考えた次第である。

 でもまぁ、今作はやっぱり「ながら見」の対象だったんだよなぁ。結局最初から最後まで、あまりのめり込むタイミングが無かったんだ。去年の「ドキプリ」はレジーナ・亜久里の加入あたりからクライマックスへ向けて充分盛り上がっていたし、その前年の「スマプリ」は中盤のクライマックスが無条件で盛り上がった。今作も、おそらく三幹部戦からクイーンミラージュ改心までの流れあたりが一番の盛り上がりだったのだろうが、どうしても個々のキャラクターの心情に入り込みづらくてね……最終戦のレッドも(動画は相変わらずのものであったが)いまいち釈然としないまま進んでしまった印象が強くて。

 今作のテーマの1つに、「恋愛」が大きく取り上げられている。事前に恋愛禁止を謳って牽制するなど、様々な方向から「男女の恋仲」を取り上げた今作は、幼女向けの「愛情物語」としてはそれなりに機能していたものなのだろう。ブルーとめぐみ、誠司とめぐみ、そしてひめとの関係性に、ブルーとミラージュの間柄まで、色々と本気で愛憎劇が描かれており、恋に恋する小さな女の子の好奇心を刺激するには充分なものだったのだろう。ただ、やっぱり大きなお友達が見るにはどうにも不条理なものである。世のプリキュアファンの憎しみを一身に請け負っていたのはブルーであるようだが、確かに奴の振るまいはどこか軽薄なようにも見えるし、「最初からお前が全部説明しとけば良かっただけなんちゃうんか」と思えるような、なんとも半端な立ち位置。そこにめぐみが惚れるには何かが足りないし、ミラージュとの関係、レッドとの関係も全部「やっぱお前が悪いんちゃうんか」という疑念がいちいちひっかかる。恋愛がそれぞれのキャラクターの行動原理として機能していれば見やすくなった上でドラマに幅が出来るのだが、今作の場合、ブルーを中心とした構図があまり綺麗にまとまらず、結果的に回りのキャラにまでとばっちりが及んだ形になったのではなかろうか。

 また、最終戦ではとにかくラブリーが単体で戦うことになってしまったクライマックスの構成が勿体なかった気もする。「恋愛」がテーマとなると、最終的にはそうした思慕を持った人間が一人で頑張る展開にならざるを得ず、ゆうこやいおなにはなかなか出番を与えにくい。ひめに至っては、途中で無理矢理恋愛沙汰にも乱入してきたものだが、結局最初に与えられたキャラが足を引っ張り、真面目に恋愛をさせてもらえなかった。そうなると、最終的にめぐみ一人に全てを任せるしかないのである。去年の「ドキプリ」におけるマナも「最強の単体プリキュア」ではあったが、あちらは仲間の信頼を一身に集めたチート兵器であり、めぐみのような「最終的に自分の目的だけが残った」ヒロインとは違うのである。せめてひめだけでも最後まで物語に絡めるようになっていれば印象も違ってきたのだろうが……。

 やりたかったコンセプトは分かるのだが、1年間の大きな流れを考えると、ちょっと処理を誤ったんじゃないかな、というのが最終的な感想である。個人的に、せっかくの長峯作品なのにギャグメイカーとしてのひめが途中からあまり機能せず、むしろゆうゆうとかいおなあたりの天然の方に萌え成分を全部持っていかれていたのが気になったんだよなぁ。最初から最後まで一貫してチームを引っ張り続けたえりかとはだいぶ存在感が違うからなぁ。個人的には、「何故プリキュアの黄色ってのは不人気っぽく見えるのに結果的にここまで強大なキャラになるのだ」と戦慄しっぱなしのゆうゆう推し。最初は「なんやねんこの食欲の化け物は」と思っていたものだが、気付けば彼女の使うご飯殺法が一番の楽しみになっていた。やっぱり飯を美味そうに食う女の子は正義やね。何が起こっても少しも動じない器の大きさも大したもの。そんなゆうゆうにすっかりお株を奪われてしまったが、一人で悲劇を抱え込んでいる風だったいおなさんも決して悪いキャラじゃない。キュアテンダーも最後にきっちり活躍してくれてたし、氷川家のキャラは割と恵まれていた気もする。一番好きなキャラは誰かと聞かれたら……うん、やっぱりオレスキーさんですかね。

 「恋愛テーマ」とか「世界中にプリキュアだらけ」とか、色々といじれそうな要素が多かった本作だが、なかなかそれをまとめきるのは難しいね。まぁ、我々おっさんどもが何を思おうが、本当のお客さんである幼女が満足してくれればそれでいいんだけど。幼女目線だと「突然歌い始めるイノセントフォーム」って憧れるものなのだろうか。やっぱりあれ、どう考えても流れをぶった切るノイズだったような気がするのだが……。あ、フォーエバーラブリーのデザインは好きです。やっぱりプリキュアはバトルを優先してほしいから、イノセントよりも戦いやすいデザインを優先したいよなぁ。

 結論・やっぱり大体ブルーのせい。

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 本物の握手をすればてのひらにタコが出来るもんなんだよ! 第16話。なお、ソースはキン肉マンの模様。友情のシェイクハンド!

 前回シャチョウが不満げにしていた内容がそのまま1話分のシナリオになったお話、それが「安請け合いで握手するアイドルってどうなの?」問題である。まぁ、どことは言わないけど、握手することでCD売ってるどこぞの大軍アイドルとかにも関係してくる問題よね。ただ、「ファン心理」というものを考えた時に、意外にこれが難しい問題でもあるのです。

 シャチョウ側の意見は、「待ち構えてする握手って嬉しいですかね?」というもの。確かに、手頃なスキンシップである握手という手段は、憧れのアイドルとの接触が図れるので嬉しくないわけがない。ただ、それが毎回となると単純に希少価値が薄れてくるし、それを目当てで来る客でライブ会場が埋まってもなんだかなぁ、という話である。「パフォーマンスでお返しをするべき」というのはアイドルの理念としては至極正しいものであり、握手が恩返しだとするなら、その先に求められるのは更なる接触になってしまう。それってホストクラブと一緒なわけで、1対1ではなくてたくさんのファンを楽しませなきゃいけないアイドルという存在には必要ない方向性なのではないかと。シャチョウの言うことはいちいちもっともである。

 ただ、「握手会でファンが喜ぶ」というのも事実なわけで。颯以外のメンバーたちも楽しんでやっていたし、ファンとの距離がダイレクトに近づくイベントであり、反応が直接返ってくるのも達成感があるので良い部分だろう。それでステージパフォーマンスへのモチベーションがあがるのなら、決して悪いことではない。ただ、もちろんそれだけに終始してしまっても困るし、このままファンが増え続けるのなら、直接的なコミュニケーションにも限界があるだろう。「現時点での暫定的活動」としての握手会ならば価値はあるが、そこにアイドルの目標を打ち立ててしまうのは危険であると、そういうことなのではなかろうか。

 そして、そんな面倒な問題に直面し、更に面倒くささをこじれさせるのが、未だにスタンスの定まっていないことでお馴染みの颯だったわけだ。「握手されても、相手の目的がわからねぇから対処に困る」という素人根性の抜けない颯。ただ、彼の言うことにも一理あって、ファンの目的はどうあれ、それを受け入れる体勢が本人に出来ていないのであれば、そこに達成感はないだろう。そんな颯の様子を見て、シャチョウは「とりあえずアイドルにとっての握手とはなんぞや」を見定めるために、ヘンテコイベントを開催するのである。このイベント、実際に開催したらどれくらいの暴動になるんだろうな。少ハリの場合、毎週のイベントで会場が埋まるくらいになってきているので、イベント参加者は数百といったところだろうか。熱心なファンからすればメンバーがどの辺にいるかってのはおよそ予想も出来るだろうし、今のご時世ならネットで位置情報の拡散も早い。数百のファンのうち半分が握手を求めてきたとするなら、大体1人あたり50100人くらいは相手にしないと駄目な気がする。……町中でやるのはちょっと怖いな。まー、少ハリくらいのレベルならばそこまでひどい事態にならずにすんだが。ちなみに具体的な被害としては、「キラと生馬の関係性が妙なことに」と、「春の財布にダメージ」の2点である。「外でもアイドルやる」のって確かに大変そうだよなぁ。まぁ、キラは本当にそのへん割り切ってるからいいんだろうけど。春は改めて自分がどう見られているのかを認識する良い機会になったかもね。

 そして、久しぶりに主役っぽい働きをしてくれた颯は、今回のことで「自分の目指すべきもの」が幾らか見えてきたようだ。相変わらず「進路きまらねぇなぁ、俺、何したいのかなぁ」とぶらぶらしているモラトリアム気質であるが、握手のおかげで少しは自覚も出てきたみたい。相当訓練された精鋭のファンだったようなので、ものすげぇはっきりアドバイスくれた彼女に感謝しないとね。あとは、なんか不可解な認識を持つおかんを説得するだけやな。「塾や習い事と同じ感覚でアイドル」って、すげぇ家だな。

 ちなみに「〜」の名称は「波形」、読みとしては「なみせん」「カラ」などでいいそうです。「にょろ」も分からんではないが。

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 知ってた……第15話。このエンディングの鬱感は半端じゃないな。分かっていたこととはいえ……このアニメは「働く女の子シリーズ」です。さぁ! 働け!

 なんだか第1話で放送すべきな気がするような、親切なイントロ回。新入社員が大勢入ってきたことを上手く活用し、そのオリエンテーションの形を取って社内で行われているあれやこれを説明していく。いつも以上にロロとミムジーちゃんが大活躍である。なんでこのタイミングでわざわざ基本的なイントロをがっつり入れてきたんだろう、とちょっと不思議に思ったのだが、おそらく、宮森のポジションの変化が関係してるんだろう。というか、これまでの14話分もまるまるイントロと言ってしまっていいのかもしれない。

 どれだけアニメオタクが増えたと言っても、結局我々視聴者は素人であり、アニメ会社で何が行われているかなんてよく分かっていない。そこで、前半クールは「新人制作宮森」の視点を借りて、彼女同様に「なんだかよく分からない」なりの現場の様子を追いかける。もちろん最低限のマルチタスク進行は描写されるし、宮森が忙殺されるだけの仕事量は登場するが、あくまで「宮森が処理出来る範囲内」の物語にとどめられていた。これは宮森視点共有することで我々が彼女に感情移入しやすくなる意味もあるし、徒に難しい言葉を羅列して視聴者を置いてけぼりにしないよう、うまいことバランス調整されていたということでもある。こうしてなんとか無事に「えくそだすっ!」が完成し、最終話の担当を無事に勤め上げた宮森はレベルアップしていよいよデスクに。そして、我々視聴者も、大体社内で何が行われているのかが理解出来るようになったので、宮森の視点を通じて、更に一段上のレベルで制作現場を観ていくことになるわけだ。2クールの余裕があるからこそ出来る芸当であるが、非常に親切で見やすい、よく考えられたシリーズ構成である。

 で、このタイミングで改めて「現場で行われるあれやこれ」を描くために登場したのが、新入社員の皆さんである。年度替わりのタイミングで新入社員が入ってきたことは、説明のための舞台設定であるとともに、宮森がデスクにレベルアップして全てを見通すための準備でもあった(そのために本田さんが退場し、矢野さんが一時姿を消したわけだね)。前回から参加している微妙なスタンスの眼鏡男子は経験者だったが、今回参加した佐藤・安藤コンビはこの業界では新人である。「会社が近くだから来た」佐藤さん(CV米澤円)は、アニメに関しても完全に素人。降りかかる大量の「打ち合わせ」でも何を言われているかさっぱり分からずに混乱しっぱなしだが、本人は至って常識人のようなので、大変ながらもそれなりに状況把握はしているようだ。こういうときに、なんだかんだで社会人経験がある人間ってのは強いよね。他方、髪にちょいと色が入っている安藤さん(CV葉山いくみ)は、アニメに関しては玄人はだし。いわゆるコアなオタク層であり、その知識は今後の制作進行の仕事で役に立つような、そうでもないような。現時点でこの対照的な2人についてはあまりネガティブな描写はない。確認してみると、面接の時点で割とはっきりキャラは描かれていたし、今後は各々の持ち味を活かす方向でムサニの窮状を支えてくれそうだ。まー、挫折エピソードがあるのはメインの5人だけで充分ですわ。

 ただ、(来週からのことは考えたくもないが)現時点ではメインの面子もそれなりに順風満帆。宮森は初のデスク仕事も臆せず回しており、おそらく後輩たちからは「信頼出来そうな先輩」に見えていることだろう。矢野さんという良いお手本がいたこと、タローという別な意味で良いお手本がいたこともあり、1年間の仕事で宮森もしっかり実力をつけたようである。まぁ、もとからそれなりにデキる子だったんだろうけど。そんな宮森に輪をかけて有能なのがディーゼルさんことりーちゃんである。もうすっかり監督達の作業部屋に馴染んでるし、飛行機についての知識のストックも急成長。まさかの空オタだった遠藤さんとの話も弾む。絵麻ちゃんも、作画にヘンテコな後輩ちゃんが出てきたことで多少なりとも年上の風格が出てきたか。あの原画の子、まともな社会生活が送れるとは思えないが……大丈夫なのかな。これまであまり出番がなかったみーちゃんも、無事に転職に成功してそれなりにやれていることが判明。まー、彼女はどうせ今後出てくるシーンも大体分かってるから別にいいか。今回1人だけ出てこなかったずかちゃんは……。まだ足を溜めてるだけだから(震え声)。

 とまぁ、これだけの面々が賑やかにやっている、ある意味では一番大変で、一番楽しいであろう「作品の船出」の展開。今回見ていてしみじみ感じるのは、監督って仕事は本当に大変だということ。あれだけ頼りなく見えていた木下監督であるが、シナリオ、作画、音響、CG,エフェクト、撮影に至るまで、全てのセクションの打ち合わせに顔を出し、作品のコンセプトを伝えていかなければならない。なるほど、こりゃぁ作業量は莫大になるわけだ。今まで我々が見てきたどんなクソアニメであっても、監督ってのはこれだけ苦労している(かもしれない)のだな……。このアニメを見れば見るほど、軽々しくアニメを批判することに抵抗が出てくるわね……。いや、こうしてみると単に木下監督が割と有能なだけかもしれないので、現実でどの程度の作業量なのかは知らないけどね。一つだけ言えるのは、コンテの絵が「こんな絵」レベルで下の人間からどん引きされるレベルの木下さん、確実に水島努の生き写しである。制作あがりの監督だから絵は描けなくてもええんやで。

 ……さて、花に嵐のたとえもあるが……。来週どうなるんでしょうね。宮森を中心とした制作組がてんやわんやになることは最低条件だが、一番のショックはここまで来て自分の仕事をはねられた井口さんな気がする。彼女のヘコむ姿は見たくないなあ。

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 渡草……第3話。この街で善人がいるとするなら、きっとそれは渡草だけだ。

 ただでさえキャラの多いアニメだというのに、容赦無く追加キャラがぶっ込まれるという惨状。いや、覚悟してましたけど。それどころか、こんだけ間が空いたのにキャラどうしのつながりとか性格なんかも全部すんなり思い出せたし、新しいキャラが加わっても全然ややこしい感じはしないんですけどね。やっぱり分かりやすいアクの強さの賜物であるな。今回の新キャラ、聖辺ルリも、この街にぴったりの「問題だらけの女の子」である。表の顔は大人気アイドルらしいが、「特殊メイクアーティストだったのにスカウトされていきなりアイドル」という経歴からしてなかなかぶっ飛んでいる。幽もそうだけど、この世界の「アイドル」とか人気者ってのは、とにかくどっかネジの外れた連中のことを言うのだろうな。まぁ、一般市民が全員イカれてるんだから、偶像たるアイドルは更にどこかぶっ壊れてなきゃいけないのは道理である。

 そして、そんなアイドルの実体が連続殺人犯「ハリウッド」の正体だったというのも、ややこしさを簡単にひとまとめに出来る便利なセッティングである。前回から噂には登場していた「ハリウッド」。てっきりその正体を探ったり、殺したり殺されたりする話になるのかと思っていたのだが、全然そんなことはなかったぜ。そりゃな、あんまり命の危機に陥りそうな奴いないもんな。どっちかっていうと殺人鬼の方が命の危うい状態となり、新羅の診察を受けているってのもいかにも「らしい」状況である。ただ、「連続殺人鬼」とは言ったものの、どうやら聖辺ルリは単なる快楽目的の無差別殺人鬼というわけではないようで、回想シーンでも苦悩していた通りに、明確な目的を持って、特定のターゲットのみを狙っているようである。これまで池袋にいなかったタイプの、まっとうな(?)殺人者である。現時点でマスコミなんかはそういうターゲットのつながりについては言及してないのかね。よっぽど上手く隠しているのか、ルリちゃんの特殊メイクによる「猟奇殺人鬼」としてのイメージ作りが上手くいってるためなのか。確かに、異常性を高めれば動機の面は詮索されにくくなるからね。そこまで考えてあの素っ頓狂な犯行スタイルを選んだのだとしたら、この娘も案外知能犯かもしれません。まぁ、「目立ちまくる風体」「監視カメラに映り込むスタイル」と、普通に考えたら捕まる理由の方がずっと多いんだけど。事実、新羅の親父やらヤクザ者やらには正体がばれてるわけでねぇ。この世界の警察は色んな団体の下位互換でしかないよな。

 そんなルリちゃんの身柄を巡って、今回は平和島幽がメインで登場。オープニング映像にもはっきりと登場しているし、どうやら今期から正式にメインキャラとして参戦することは間違いなさそうだ。兄貴以上にぶっ壊れた性格をしており、殺人鬼だと分かっていても特に問題無く自宅にあげるし、相手の身を考えて殺人鬼というステータスはあまり問題にしないという。感情が平坦であると本人は言うが、仁義の心はあるようなので、どっちかっていうと単に図太いだけの奴なのかもしれない。いざルリを送り出す段になって、自分の芸能生命も一切顧みずに「一番簡単に脱出する方法」としてあんな作戦を思いつくあたりも壊れ気味。脱出は出来ただろうけど、このあと自分とルリちゃんの身辺はどうすんだろね。まー、相手は怪力無双の化け物娘だし、静雄ちゃん以外が相手ならなんとかなるか。幽が取られたと思って憤る舞流あたりと揉めなきゃいいけどな。結局平和島家に対抗出来そうなのって、この街では折原の家くらいなもんだろうし。あの双子、ノンケなのかレズなのか。あ、違うわ。本人が「両刀です」って言ってたな。なんて素敵な双子姉妹百合ップルである。透明な嵐でも吹き荒れればいいのに。

 今日の狩沢さん:ジャンプからのチョッピングレフトはいくら湯馬崎相手でも危険過ぎると思います。

 今日の薗原さん:服がいちいちエロいです。あの子、自分のプロポーションが人を駄目にするって分かってやってるよな。

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1月23日 ドラフト模様(FRF TKT×2)

ピック順 【Mei】→【Sangriter】→【Alessi】→【Thraxi】→【Serra】→【Sea-chicken】→

 

 新・環・境! 年に3度のお楽しみ、来年度以降からは年に4度のお楽しみ、新環境1戦目である。まぁ、第2エキスパンションの時って、一番変化が少ないからそこまでの大事件にはならないものだが……まーしんどいね。やっぱり1/3パック変わるだけでこの汲々とした感じ、新しいことやらされてる感がありますわ。一番の変化は、何と言っても土地の枚数が減ってしまったこと。スポイラの時点では、その分マルチカラーのカードも減ってるからいいかな、って思ってたんだけど、そうだね、変異も減ってるんだね。オフカラー変異でごまかすということも出来ず、1パック目にちょこちょこダブルシンボルやら強めのカードが出てくるので色決定を早めにしなきゃいけないし、出来れば2色でまとめたいんだけど、2パック目以降に出てくる3色カードが全てを許さない。どこぞのプロの言葉に「この環境の最大の敵は色事故である」というのがあって(ま、冷静に考えればどんな世界だってそうなんだけど)、この世界はことさら色の調整に実力が出そうである。しばらくは、悩まされそうやな……。なお、予示は想像していたほどややこしいことにはならなかった模様。ぶっちゃけクリーチャーが隠れてるかどうかは運ゲーなので考えてもしょうがないし、大抵は2/2トークンだと思って仕事するからな。

 


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○「ISUCA」 4

 ゴールなのです。これで今期新番組もようやく最後です。今期終了分で感想書いたアニメが27本、そして新番チェックが27本。なんという綺麗な新陳代謝の流れであろうか。……代謝してないよ! 視聴時間変わってないよ!! 今期アニメ視聴本数は大小引っくるめて48本。……大丈夫、うち4本はショートアニメだから……(京都オリジナルアニメ、「ドアマイガーD」までカウントしてる)。録画ミスで結局「山賊の娘ローニャ」の追跡は諦めたんだけど、その分「妖怪ウォッチ」見るようになってしまったマン。

 閑話休題、そんな今期最後の新番組であるが、全くもって「新」という文字がふさわしくない作品となった。だって……なぁ。何を見ても新鮮味は無いな……いや、取り立ててどこが悪いってこともないのだが……どこを見るべきポイントとして定めればいいのか……。意外なのは、これも1期前の「トリニティセブン」のようにラノベではなく漫画原作であるということ。メジャー誌しか押さえていないのでこの辺の作品はとんと疎いのであるが、ヤングエース連載とのことで、まぁ分からない。どこからアニメ化の声がかかったのかと思えば、1話を見れば中身はいわゆるエロ漫画である。制作アームスというアニメ化形態を見ればその流れは非常に分かりやすい。監督は「テガミバチ」のときの人ということであんまり印象はないのだが、現時点ではプラスもマイナスも特になし。今期は特にこの「どこを見たらいいんだろう」系作品が多く、いい加減食傷気味なのでその分マイナス点、といったところだろうか。流石にこんだけ作品数が増えてきたら、肌色成分が多いだけでは売れなくなっているだろうに、それでもめげずにアニメ化を続ける業界人の情熱は大変なもんである。いや、とにかくソフトを回し続けないとお金が行き渡らないんだ、ってのは「SHIROBAKO」見てて実感したけども。一度回りはじめてしまった業界の歯車は、もう止まることは無いのだなぁ。

 とまぁ、この世の無常を嘆いてはみたものの、この作品に何か悪い部分があるってんじゃないんだ。キャラデザは特に引かれないもので、なんだか古めかしい印象すらあるのだが、挿絵が売りのラノベ原作でないってことは、原作漫画のタッチを大事にした結果のものなのだろう。お話の方だって「どっかで見た」のオンパレードながら、大きな「知らんがな」があるというのでもないし、今作だけを忌避すべき理由も無い。まぁ、流石に1話目は説明台詞が過ぎた気もするのだが……「最高の快楽と引き替えに!」のところなんかは、いっそ潔くてちょっと笑ったわ。もう、ここまで来たら今期こうしてズラリと揃ってしまったことは神の試練なのだと割り切って、その全てを受け入れようではないか。あ、でも「新妹魔王」は3話まで進んでノリが分かってきたので苦痛は減ってきたよ。一番辛いのはぶっちぎりで「精霊使いの禁呪詠唱」ね。

 中の人は、「なんで毎回こんな役やねん」でお馴染みの木戸衣吹。木戸ちゃんはさぁ、もっと大事に育てるべき段階の若手だと思うんだけど、こうしてイメージ先行で若手中心の作品の仕切りを任されちゃうのは可哀想よね。まー、経験が積めるだけでもありがたい話ではあるんだけどねー。ちなみに主人公役の河本啓佑とのセットは「東京ESP」と全く同じやね。リンカは意外と悪くないキャラだったと思うんだけど、今作は……どうなりますかね……。

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 2週続けてボロ泣きさせられる、第14話。あかんわ……やっぱり椿エピソードはクるんだよなぁ……。

 前回のお話が1つのターニングポイントとなるものだったので、「有馬公生の物語」としては、今回はある種の事後処理みたいな回である。ガラコンの結果、彼がどのように成長し、何を目指すことになったのか。そして、宮園との関係をどのように続けていくのか。そうした諸々を簡潔に描くだけの、「繋ぎ」の回である。

 もちろん、宮園さんの状態は予断を許さないものであり、これだけでもドラマとしては緊張感のあるものだ。彼女の横たわるベッドから、公生が母親のいなくなったベッドをフラッシュバックするシーンなどは、思わず息を呑む緊張感がある。あれだけ苦労して成し遂げた母親の幻影との融和、脱却。それと同じか、ひょっとしたらそれ以上のプレッシャーが、宮園の病床からは感じ取れるのである。見舞いに行った仲良し三人組、椿も渡も勘の悪い方ではなく、中学生とは思えないくらいに洞察に富む他人想いな面々であるにも関わらず、現在の宮園の異状に気付いているのは公生ただ1人である。親友たちにも語られない彼女の病状の裏側。元気な顔の奥底に隠された彼女なりの苦闘。そうした断片を、ただ公生だけが感じ取っている。それはかつての母親との思い出が重なるという理由もあるだろうが、それ以上に、彼は宮園かをりという人間に肉薄しているということでもある。宮園さんはとても強い女性だ。しかし、そうは言ってもあくまでただの女子中学生でしかない。身体の問題は彼女1人の気持ちだけではどうしようもないことであり、彼女の目指す人生の目標には大きな障壁となって立ちふさがる。これを乗り越えることが出来るかどうかは、彼女の強さ以上に、理解し、支えてくれる仲間の存在が不可欠なのではないか。公生は、彼女の真実に辿り付くことが出来るのだろうか。

 そして、そんな「メインストーリー」を覆うように、今回は隅から隅まで澤部椿の物語。これまで少しずつ、しかし着実に積み重ねてきた何かが、ついに爆発してしまう。まわりの人たちの中で、気付いていないのは公生だけ。当の本人も内心では完全に気付いており、果ては斎藤先輩だって薄々感づいているくらいの事実、椿の本心。なんともやるせないこの状況に一石を投じるのは、クールで頼れる不思議な友人・柏木さんである。椿との付き合いも長いであろう彼女は、苦しむ椿を見ていられずにあれこれとアドバイスをしたり、煽ったりしてみるわけだが、これがなかなか上手くいかない。渡に助けを求めてみるも、渡は(彼なりに)恋愛上級者である。椿の気持ちは本人が気付いて向かい合わねばならないと達観しており、親友2人の動向については、成りゆきを見守る構えだ。仕方なしに、柏木さんは半ば強攻策といえる奇策に打ってでる。悩み揺れている椿へ、公生を直接投入したのだ。

 結果だけを見れば、この作戦は成功したといえるだろう。改めて2人で歩く夜の砂浜。椿は懐かしいあの日の思い出と現在の2人を重ね合わせ、少しずつ自分の気持ちをチューニングしていく。決して否定出来ない本当の気持ちは、自然に彼女の中で固まっていく。このままならば、ひょっとしたら幸せな結末が待ち受けていたかもしれないのだが……本当にタイミングが悪かった。進路のことで新たな見通しが出来たことを告げる公生。それは椿にとって、事実上の別れの言葉であった。幼い日から溜まりに溜まっていた「隔たり」への不満は、ここに来て決定的なものになってしまった。「音楽」の壁、「才能」の壁、「理解」の壁。彼女にはどうしようもないものが、現実を否応なく突きつける。泣き濡れる月夜、彼女は自分の無力感に苛まれ続ける。幼い日に、一人黙々と作った泥団子は、子どもながらにとても綺麗に見えたものだ。自分は頑張って作ってきた。それは価値のあるものだと信じてきた。しかし、それは無意味であると、残酷な真実が告げた。

 「幼なじみヒロイン」のこの悲劇は、本当に何度繰り返されても辛い。相変わらずポエティックなこの作品は、椿が幼いあの日から積み重ねてきた様々な「拠り所」が、断片となって一気に積み重なり、かき消えていく様子が嫌味なほどに綺麗に流れていく。小さな公生、小さな足跡、あの日のミルクアイス、笑いあった幼少期。1つ1つは些細でも、椿にとっては大切なものばかり。2人で浜辺を歩くシーン、「またミルク味?」と尋ねる椿の、くすぐったいような、なんとも嬉しそうな一言が、彼女がこれまで積み重ねてきたものの大切さをぎゅっと押し込めたものになっていて、それだけで感極まってしまう。それだけに、彼女が手から取り落としたアイスの持つ意味の大きさが強すぎて、本当にやるせない。

 なんでこんなに、切ないんだろう。

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