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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「アクロトリップ」 5→5

 さぁ、本格的に最終回シーズンを迎えていくぞ。今期その口火を切るのはこの作品! ……終わったの? ほんとに? ほとんど最終回っぽさとかなかったんだが。

 まさかの「12話目で温泉回」という掟破りにもほどがある構成を打ち出してきた謎作品。最終回も特別なことをやるわけではなく、気になってた総統とマシロウの関係もなんだか分かんないけど据え置き。結局、フォッサマグナの真相にまでは辿り着けずに終わってしまった。これって、もしかして原作もこういう終わり方だったんだろうか? Wikiを見ると原作コミックは全5巻とあるので、もしかしたらすげぇあっさり走り抜けちゃったという可能性もあるが……だとしたらだいぶ図太い日常系作品だよ。

 評価としては「可もあり不可もあり」みたいな上下にブレの大きな作品で、先にダメだった点をあげておくと、やっぱ作画エネルギーはだいぶ貧弱。ユルめのギャグアニメなのでそこまで力を入れた超作画が求められるわけじゃないし、なんなら多少ユルめの方がほわっとしたテイストにマッチしていたという考え方もあるのだが、今作にはユルめのギャグという側面と同時に「女の子2人が妙な距離感でイチャイチャする作品」でもあり、やはり可愛いシーンの「可愛い」はしっかり出してほしい。そして作品を視聴し続けるにしたがい、だんだん「このアニメのヒロインは地図子でもブロッサムでもなくて、クロマだよな……」ということに気が付くので、今度はクロマの作画を頑張ってほしくなる(あとクマ怪人)。せっかくキャラデザが面白かったのに、それがキャラ作画レベルでくちゃっとなっちゃうのはやっぱりもったいない。また、ギャグとしてのテンポもどこか間延びした部分もあり、ユルいというだけじゃなくてもうちょい掛け合いのリズムが良ければなぁ、という感覚はあったので笑いの到達点という意味でももう一歩。そして、これは完全に個人的な好みの話だが、中盤以降に「魔法少女対悪の組織」という構図がほんとのほんとになあなあになってしまったので筋立てにも人間関係にもメリハリがなくなってしまったかな、というのはマイナスでとってしまった。「そのぐだぐだが味わいだろ」という部分もなんとなく分かるのだが、建前上でもブロッサムは「敵対している」雰囲気をもうちょい維持して、ピリッとした要素も混ぜてほしかったとは思う。

 とまぁ、不満は出そうと思えばいくらでも出せるのだが……「そこまでしゃっちょこばって観る作品でもなかろう」というのが正直なところで。崩れた作画も「地図子がまた困って変顔晒してる」と思えば笑いになろうし、そもそも地図子のあの眼のデザインの時点で「まともなキャラデザ」ではないと割り切っちゃうこともできるだろう。個性的な画面が続く様子を見てるだけでも割と楽しかったのは事実。また、その地図子のキャラが終始一貫していたのは好感度の高い部分で、彼女がなりふり構わず「ブロッサムというアイドル」のために身を粉にして働く甲斐甲斐しさとその愛情の重さはしっかり個性になっていた。そんな地図子の偏愛に振り回される真のヒロイン(?)クロマさんのおとぼけ要素も毎回可愛らしくて退屈しなかった。

 あとはまぁ、マシロウの意味深な設定あたりの「どこまで真剣に悪と正義の概念を描くつもりなんだろう?」みたいなふわふわした要素が最後の最後で締まれば格好良かったのだが……これがもし原作に続きがあるなら、最悪同程度のクオリティでもいいので走り切ってほしい気はする。まぁ、どこまでいってもこの日常が変わることはないかね。

 
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 「他人の恋愛って楽しい」(by椿)、第11話。(通りすがりの白猫)「ダメよまゆ、そんなにはっきり言ったら観察対象が警戒してしまうわ……」。おせっかいババア声が堂に入ってきたな……。

 全部のシーンで丁々発止。ほんとにストレスが多くて大変な作品である。登場人物が全員イカれてる上、なんかちょっとのきっかけで互いに命を奪い合うことに抵抗がないっていう設定のせいでどこから何が出てくるか分からんのがたまらんスリルだな。現実のヤクザもこんなヒリついた世界を生きてんのかな……(んなわけないやろ)。

 「ヤクザ」のサンプルとして非常に見やすいのが、吉乃の祖父にあたる染井蓮二である。改めて霧島と同席することになった組長は酒の席ではほんとに気さくで愉快なおっさん。彼のいろんな話を聞いてると、「祖父」とは言ってもかなり若いみたいでもしかしたらまだ60そこらとかなのかしらね。今まで全然話題にならなかった「吉乃の親父」という人物が未成年の時点で吉乃を授かっており、その吉乃が現在高校生ってことで、足し算しても40いかない。まー、そういう界隈もあるってことやねぇ。そりゃ組長さんもまだまだ元気やわ。そうなると吉乃の親父さんの死因もちょっと気になってくるんだが……あんまり本筋とは関係ないかな?

 東京の旧友の孫とも仲良くしてくれるし、自宅でのホームパーティも「近所迷惑になるからな」ってんでちゃんと自制をもって開催する模範的ヤクザな組長さん。しかしやはりその本質は極道であり、大事な大事な孫娘の異変には気付いてないふりしてしっかり気付いている。年頃の女の子を傷ものにした落とし前ははっきりつけさせるため、まずはお目付け役の翔真をボッコボコ。翔真くん、ほんとに責任がなくてとばっちりだけだったし、なんなら一番気合い入れて吉乃を守ろうとしてたのに霧島&吉乃の連合軍に出し抜かれた形なので、ほんまに可哀想である。まぁ、ここでの懲罰も覚悟の上での護衛役だもんなぁ。霧島の影に隠れて目立たないが、翔真の忠心もたいがいである。これが出来る関係性が任侠道なんだろうなぁ。

 そして当然、諸悪の根源である霧島だってボッコボコ。翔真と違ってこいつはほんとに身から出た錆で吉乃に迷惑かけてんだから、そのまま大阪湾でもおかしくなかったレベルではあるのだが……まぁ、ここで短絡的なことするほど組長もバカじゃない。旧友の孫、それが只者じゃないこともしっかり読み取ってるだろうし、改めて「吉乃第一主義でしっかりやれ」と激励。これにてご親族も公認のカップルへと昇格したことになる。ここで霧島を赦免したこと、組長からしたら賭けではあるんだよな。害獣から襲われないためにライオン飼う、みたいなことだし。まぁまぁ、そういう読めないところも「おもろいかもしれん」くらいのテンションでやらかしてるんだとしたら、やっぱ吉乃とは血が繋がったジジイである。遺伝してるのはじゃんけんの弱さだけじゃない。

 こうしてひとまずの免罪符を得た霧島さん。よせばいいのにマウント取りにわざわざ翔真くんのところへ。この2人の喧嘩もほんとになぁ……。原因の一番表にあるのは「ヤクザとしてのメンツ」なんだけど、それを覆っちゃうほどに「吉乃争奪戦」という血みどろの戦いを演じており、お互いに「吉乃は自分のものに決まっている」と思いながらぶつかってるもんでタチが悪い。ずっとその身を捧げてきたある種「幼馴染」ポジの翔真はまだいいが、霧島の自信は純正の驕りだからな。ほんとにメンタルが鋼すぎる。そしてそんな猛獣2頭をうまいこと飼い慣らす吉乃さんの手管はお見事ですね。ちっちゃい頃から翔真をコントロールしてきたおかげである程度この手のテクニックはあるのかもしれないが、それにしたってこの人の肝っ玉もごんぶと。もはや霧島相手に臆することもないだろうよ。

 ただ、やっぱり男2匹は吉乃1人では手に余るってんで駆り出されてきたのがおせっかいババアの椿さんである。ド下品で節操なしのこの女、この世界で吉乃以外に唯一霧島と渡り合える可能性がある傑物であり、今回はうまいこと吉乃と猛獣使いの役割を分担して霧島をなだめていましたね。なだめるどころか、頃合いを見て吉乃にいい具合にふっかけてその後の進展を見守りたいという欲求すらあるのかもしれない。多分、一番首輪つけとかなきゃいけないのはこのアマやぞ。

 こうなると、やっぱり翔真くんにもちょっとはいい思いをしてほしいなぁ、とは思ってしまうのだが……あんだけの距離感で当然のようにアプローチかけたい翔真に対し、マジで単なる幼馴染扱いの鈍感系主人公・吉乃さん。ままなりませんなぁ。

 
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 ハラショー、3人目はすみぺですね。そういえば現時点で75年、87年、91年とそこそこうまいこと世代が分かれてますが、100人を選定する時点でその辺のバランスを取ることは諦めたので、あとは誕生日次第で「やたら若手が続くな……」みたいなことも起こりうるかもしれません。まぁ、私の思い入れのある声優さんとなると、一定の年齢以上の人がほとんどなんですけどね。すみぺもすでに若手ではないよなぁ(当たり前)。(以下、なんとなく「上坂」呼びと「すみぺ」呼びは混在しそうです)

 


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 THIS IS KAWAII、第11話。こんだけ普通に「いい話」っぽくまとめたというのに、Cパートだけで一気に不条理のどん底まで持っていけるのすごいよな……「窓際で大根おろしをするんじゃねぇ」って台詞、多分死ぬまでに1度たりとも使うチャンスないよ。

 というわけで、大根さえのぞけば比較的「いい話」よりのエピソード。やっぱこの作品はどこまでいってもぷにるとコタローの関係性のお話なんだよね、ということが確認できた気がしますね。ぷにるはぷにるで自分の欲望のために振る舞っているようにしか見えないが、元々彼女には「カワイイを追求せよ」という生まれながらの目的が存在しており、それを与えたのは誰でもない、創造主のコタローに違いない。コタローは成長とともにいくらか立場や考え方が変わってしまったために現在のぷにるのイデオロギーが噛み合わない部分こそ出てきたが、彼女の奔放な振る舞いの根底には「コタローとの約束を果たす」という命題があるはずなのだ。

 しかし、そこにさらにややこしい要素が1つ絡んでしまっていた、ということが今回明かされた真実。かつて、幼少期のコタローは自分の趣味嗜好が周りから受け入れられずに苦しんでいた。大好きな「可愛い」が大っぴらに好きだと言えず、挙句幼稚園児からは「それは女子のものなので渡せ」と迫られる始末。そんな強権がまかり通るはずもないのだが、幼稚園児にそんな世の摂理も分からないだろうし、コタロー自身もそれに抗う言葉を持たなかった。そして、「可愛い」の権化たるぷにるにも周りの女の子の魔の手が迫り、「渡せ」と迫られた時に咄嗟に出た一言が「ぷにるはスライムだから可愛くない」だったわけだ。「可愛いものは持っていてはならない」→「可愛くないなら自分が持っていてもいい」というシンプルな発展だが、子供にしては頑張った主張だろうか。しかし、これによりコタローの中では「ぷにると一緒にいるためには、ぷにるを可愛いと言えない」というジレンマが発生してしまう。あれだけ可愛いことをぷにるに要求しておきながら、決してそれを評価することができない。だいぶカルマ値の高い板挟みではないか。

 冷静に考えれば、もはや周りに理不尽な要求をする女子もいないのだから、堂々と「可愛いぷにると一緒にいたい」といえばそれだけで終わりなのだが、そこは思春期の男の子。今まで頑なに「可愛くない」といってきたものを今更可愛いと認めてしまうのも気に食わないし、求道者たるコタローはこんな手近な(そして自前の)カワイイで納得してしまうのがギルティという発想もあるのかもしれない。どれだけ内心でぷにるが可愛いと思っても、決してそれを口に出すことはない。そしてぷにるにそんな細やかな感情の機微が分かるはずもない。真っ直ぐに向けられた「可愛い」は受け入れられる懐の深いぷにるだが、コタローとの関係性は近すぎるせいでかえってややこしいものになっているのであった。

 ……とかいう青春模様のいい話ではあるんですが、周りは相変わらずカオスでしたね。スパルタ主義で飴と鞭を使い分ける宝代とか、冷静に考えると何してるかよく分からんのよな……。御金賀家、もしかして思ったより闇深い? そして注目すべきは周りの面々のクリスマスの過ごし方。間戸先生がちゃんと家族サービスしてるのは分かる。雲母先輩ご自宅で素直にパーティーしてるのも分かる。ホネ剛コンビが2人して遊んでるのも……まぁ分かる。ルンルが1人寂しいのはちょっとしょうがない。ただ……あのクラスのギャル2人のクリスマスはなんだったん? 片方に彼氏がいて、もう片方がそれにびっくりした後にちょっと嫉妬してるような趣でしたが……その後のコンビニ前デート。……百合か? もしかして中学生百合だったのか? もうちょっと詳しく話してみなさい。

 結論:雨は夜更け過ぎに、大根おろしへと変わるだろう。

 
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 もはやイニシエーションですらない気が、第11話。まぁ、そうなればそうなるんやろけど……大一番って感じはあんまりないよな。

 なんだろね、すごく悩ましい。頭ではこの構成でいいってことは分かってるんだけど、ちょっと受け入れられない部分もあるというアンビバレンツ。これは多分、どこで作品の枠組みを区切るかで考え方が変わってくるんだと思う。「ラブライブスーパースター」という個別タイトルとして見たら、今回のお話は「かのんたちの卒業前の通過儀礼」でしかないので、そこまで熱を込めずとも問題ないし、どーせみんな結果なんて想像できるでしょ、ってんでとっとと終わらせてしまう処置で問題ない。ただでさえ短い尺の中であれもこれもと詰め込んでいるわけで、これが仮に2話跨ぎになり、次回最終回に割り込んでしまった場合、今度は卒業生たちを描くエピローグがおろそかになってしまい、3期も放送した作品の幕引きとして物足りないものになってしまうだろう。「1つの学年の入学から卒業まで」を描いた初のラブライブシリーズとして、「試合自体にそこまで重きを置けない」というのはしょうがないことなのだ。

 ただ、枠組みを広げて「ラブライブ」というブランド全体のことを考えてしまうと、やはり今回の扱いは勿体無い。μ’sAqoursも、なんなら虹ヶ咲だって、全ての作品を繋ぐのは「ラブライブ」という大会。スクールアイドルという存在そのもの。その頂点を競い合うと(一応は)謳っているイベントが、こうもあっさり連覇を許してしまっているというのはやはりせせこましさを覚える。作中で「どのチームも世代交代があって1、2年生が中心で……」みたいな予防線は張っていたものの、当然第一声は「んなわけあるかい」だし、第二声は「だからとてよ」である。急造11人チームのLiella!が「昨年度覇者」という肩書きだけで駆け抜けてしまっては、大会の品位自体が貶められているかのように感じられるし、ひいては「スクールアイドル」という憧れすらくすんでしまうかのようである。そこんとこはどうにも納得いかなかった。

 また、正直言うとライブそのものについてももう一声といった印象。最後にかのんのオリジンに立ち戻ることで「合唱」というコンセプトにたどり着くというのは良い着想なのだが、実際のライブだとそこまで「合唱」の要素にフォーカスできたとは言えず、これまで通りのパフォーマンスの延長線上かなぁ、というのが素直な感想。また、今回サブタイトルが「スーパースター!!」になっており、披露した曲名も「スーパースター!!」。これまで長年引っさげてきた今作のタイトル要素にも何か大きな意味が与えられるかと期待したが、別にそんなこともなかった。その辺でもう少し「集大成」としての凄みが出ればよかったのだが……まぁ、流石にかかる期待が大きすぎたかとは思うがね。

 というわけで今回のお話だけだと消化試合感が否めないのが残念でした。結局、すみれの進路はなんとなく決まっちゃってるのかなぁ。次週はもう、1、2年に忖度せんでいいので、3年生5人をしっかり描き切ってほしいなぁ。

 
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 2週連続でひじきのあぜん顔で引き、第10話。色々と不憫な身の上ではあるようだが、いじってる分には楽しい子である。あとおっぱい。

 基本的には説明回。色々とややこしいレガリアの扱いやら秋葉原の現状やらのヒアリングがほとんどんなので、お話としてはちょっと退屈。そりゃま、メイド喫茶やおっぱいでテコ入れする必要性も理解できるというものだ。マキナと高橋だけじゃ、そういう部分はちょっと不足気味でもあったしね(怒られる)。

 分かんないなりにまとめておくと、「緋月も別にそんな悪いポジションにいるわけじゃないかも?」くらいが今回のお話。御三家とやらでいろんな巡り合わせから浮いてるのも、生活が苦しいのも間違いなく事実ではあるだろうが、その分周りからは色々と気にかけてもらっているようで、その代表が魔法学園の理事長。彼女の真意はまだ見えていないが、現時点では緋月のことを心配してる良い大人のように見える。

 そして今回初登場、御三家の家督をどういう顛末かは分からないがついじゃったらしい謎のゴブリンキング・コルネアさん。マジで出で立ちが「ゴブリンの王/Goblin King」そのもので笑ってしまった。しかし意外なことにこのコルネアさん、別に悪い人ではないらしい。「気づいたら家督を注いでいた部外者のゴブリン」なんてキャラはセオリー通りなら極悪人みたいに見えるところなのだが、今回の雰囲気から察するに、マジで本人の言うとおりに「気づいたら今の座に座っていた」だけの人みたい。周囲との軋轢についても、あくまで真っ当な政策論争でぶつかっているだけであり、本人には財力も権力も悪いことに使おうという意思はなさそうである。そして何より、彼の口から一番の懸案事項として漏れ出たのが緋月の話なのである。色んな大人から心配されてる子やな。今後レガリア争奪戦がどのように転がるかは全くの未知数だが、少なくとも緋月にとってのマイナス方向には向かわないんじゃないかしら。何よりもベルさんに悪意がないのがでかいよな。

 ちなみにこのヘンテコゴブリンのコルネアさんのキャストは、今(私は)大注目の声優さん、佐藤せつじ氏である。やっぱ曲者にキャスティングされるけど相変わらず面白い立ち位置である。こうした吹き替えメインだった役者さんが一気にアニメになだれ込んでくる転機ってあるのよね。今後とも末長くアニメの仕事をやってほしいなぁ。

 
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企画趣旨のリンク

 今をときめくスター選手を多く輩出している通称「87年組」から、トップバッターのひーちゃんでございます。87組のわちゃわちゃしながらもどっかぽやぽやしてる雰囲気も好きなんですよね。この辺参照

 


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 性癖オブ性癖、第10話。ラストシーンで興奮したあなた、だいぶヤバいから気をつけた方がいいですよ。ハイ、気をつけます。YES,ロリータ、NO,ヴァイオレンス。それにしたって惚れ惚れする死に様だったなぁ。またいい作画で魅せてくれるんだわ。

 タイトルは「ピトフーイの突撃」なのに軍勢の中で一番突撃してないのが多分ピトだ。完全なる(サブ)タイトル詐欺だが、まぁ、突撃計画の立案者がピトなのは間違いないので、正確には「ピトフーイ(が立案して全員に一か八かのリスクを負わせた上で、本人は比較的安全なエムの盾の後ろからじっくり見てるだけ)の突撃」だ。まぁ、司令官なら危険な鉄火場に出向かないのはショウガナイネ。ただ、周りの連中もこれまでの散々なピトの悪行を知ってる割には大人しく作戦に従ってるのはどうなんだろうな。ダビドとか、もういい加減に懲りてるだろうに……まぁ、今回は対決形式じゃなくて共通の目標があるからね。むしろここまでの道中でちょっとでも敵対してた方がおかしいわけでな。

 というわけで、とりあえず参加チームは全員(?)結集して共同戦線を張ることになった。いや、厳密にはこれで全員なのか分かんないし、仮に全員だとしたら「結局こないだの試合と同じメンツやんけ」って話ではあるんだが、事前のドローン索敵で他の人間が見つからなかったし、流石にこれで参加者は全員だと思っていいんだろうか。こんなにあっさり全員が集まれるなら、わざわざスタート時点で参加メンバー数を伏せる意味はなかった気もするんだが……まぁいいか。とにかく「昨日の敵は」ってんであまりに強大すぎる敵を相手にオールスター総攻撃の様相。オールスターの中にイカレマシンガン集団がいるのはご愛嬌。

 ピトの立案は案外穏当なもので、しっかりシールドで守りながら少しずつ前線を上げていくというだけのシンプルなもの。一応1枚の盾に複数の人間が縦列で構えて受けるあたりは妙な思いつきではあるが、あれで防げてるなら理にかなっているのだろう。そして相手陣営がこの作戦に対応しそうなタイミングを見計らって順次揺さぶりのために手駒を投入していくというのがピトの狙い。確かにこの作戦は数で上回ってるプレイヤー側が採れる最善手なのかもしれない。かき回し役第1号に選ばれたレンちゃん他2名は、アジリティ極振りのレンちゃんによる強引な突破から活路を見出し、レンちゃんがまずヒットマーク1つ。さらにシンクチームの子も相打ちという形ではあるが、敵のマシンガンという大きな攻め手を潰す活躍。複数方向から攻めやすいという数の利をしっかり活かした。

 あとはなし崩し的に包囲網を狭めるだけ。かき回し第2号のフカが相変わらずの理不尽な斉射を仕掛け、これを合図に全軍が突撃。攻城戦から一気に局所的室内戦闘へ。ただ、残念ながらその過程でレンちゃんが見事捕虜になってしまったという。さぁ、この展開はあとにどんな影響を及ぼすのだろうか。レンちゃんの前に「こいつは違う」と言って惨殺されたやつがいることから、NPC(ほんとにNPCなんだろうな?)にはプレイヤー側を識別するなんらかの情報が与えられており、どうやらレンちゃんはその網にかかる対象だったらしい。明らかにNPCたちはドラマを演じている部分があり、これは最初の設定通りに動くようにAIが思考しているということなのか、それとも「中の人」がいるということなのか。どっちにしろ、彼らが何を狙っているのかという筋書きを読み解くことが勝利への鍵になりそうである。

 レンちゃんが抱えたいくつもの違和感。これを伝えるためにレンちゃんは覚悟の決死行。文字通り「死を決める行動」である。今回のゲームのリスポーン設定は3分。そして残り時間が7分程度となると、復帰後にできる行動はせいぜい1つ2つである。リスポーン位置は全プレイヤーが城に突っ込んだ前提ならすぐそこに出られるので、もしかしたらこのリスポーン位置が「行方のわからない毒ガス」の手がかりになる可能性も。

 まぁ、だからとて「リアルを上回る臨場感」を売りにしているSAO世界で激突死はしたくないけどな……大した度胸だよホント。

 
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 今の俺に松井恵理子ボイスの犬はそれだけで悲しくなる……第11話……。いや、完全に視聴順が悪いだけなんだけどさ。元気に走り回るあげもち太郎。長生きしてくれよ。

 そして今だけじゃなくて俺には上田麗奈ボイスの泣き声(鳴き声)もキュンキュン刺さる。ほんと、今回のエピソードでは20分くらいユキが泣いてたんじゃないかしら。ずっと涙目。これ以上ないくらいに絵的にも完璧な涙目。最初に涙腺がぶっ壊れた時に「これ、どうやってオチつけるんだろう? 花粉症とかいう時期でもないよなぁ」って首傾げながら見てたんだけど、結局特に理由もなく、マジで「涙腺がぶっ壊れただけ」っぽいんだよな。一応ナカちゃんが触れてた通りに、「これまでの人生で泣いてこなかった分の負債が一気にきた」と考えるのが自然なんだろうか。いや、人間の涙腺ってそんなシステムでできてねぇだろ。また、「ユキがこれまでの人生でほぼ泣いたことがなかった」というのも何とも不思議な話で、アサシンとして鍛えられてから感情を殺して生きてきた(もしくは悲しいと感じるような対象すらなかった)というのはまだ分かる話なのだが、両親と別れた時とか、それ以降の人生に絶望した時、生きるのが辛い時にいくらでも涙は出たと思うのだが。今回最初に泣いたシーンで「目から何故か水が」ってアンドロイドみたいなこと言ってたけど、凄腕のアサシンであれば他人の泣き喚く姿なんかも見てるはずで、流石に「泣くという事象を知らない」はおかしいと思うんだけどね。まぁ、ユキさんの場合は「身体は大人、頭脳は子供」が本当っぽいので、もう泣くという概念自体を忘れてしまったということで一応飲み込んでおこう。

 ヒトヨシから見ると、もちろんユキの「頭脳は子供」の部分も対処しなければいけない問題であり、同じ高校に通いつつ、少しずつ情操教育を施して年相応の情緒を身につけさせようとはしているが、喫緊の問題はむしろ「身体は大人」の方である。普段は分厚いメイド服の防護に守られているのでそこまで意識するもんでもないが、一度これを脱ぎ出してしまうと……まぁ、一つ屋根の下での生活はよろしくない。むしろヒトヨシの情操教育によろしくない。ドレスに隠したいかついベルトの類も、そういうフェティシズムを掻き立てるコスチュームにしかなってないし、露骨なスケスケエロなどなくとも、水に濡れて艶っぽくなってしまった巨乳美人だけで色々とアウトである。そんで一つ屋根の下どころか一つ布団の中にまで侵入されちゃ、もはや正常な思考能力など維持できるはずもない。ヒトヨシなりに頑張って同居人に気遣っていたが、ここまでゼロ距離侵攻を繰り返されては、やはり「好きとか嫌いとか、最初に言ったのは誰なのかしら!?」という気持ちになっても致し方なかろう。もう、諦めてその部分ははっきりさせておいてあとはユキに任せたらいいとも思うんだけどね。その場合はリコからのサポートも入るだろうし。まー、全部ひっくるめて「フェアじゃない」と思ってしまってるんだろうなぁ。この辺が悩める男の子の辛いところよなぁ。

 そして、そんな浮ついた横谷家に随分引っ張りまくってようやく父親登場。結局、ヒトヨシとの関係性がいいのか悪いのか、最後までよく分からんかった。今回はバタバタしてたもんだからたまたま電話に出られなかったわけだが……なんか不穏な空気になりますかね?

 

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