|
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
しばらくはアニメ感想期間なのでたほいや譜は控えよう。
Round1・「へろへろのかみ」 1.ハワイの神の一柱。アロアロの神、マテマテの神らとともに諸島を各々に守護するとされる。 2.西日が陽炎によって揺れているさま。 3.憔悴した天皇。 4.遊戯の一。誰がそのことをしたか分からない時、車座になってこよりの先を少し折り曲げて両掌でもみ、その先が指したものをそれと定めるもの。 5.(狂言)お坊小六が「なんでぇこの紙は、へろへろじゃねえか」といい証文をまんまと騙し取るが、その悪辣が結局はばれる。 6.「へのへのもへじ」の異体。「かみ」は平仮名ではなく髪の毛を描く。 当然googleノーヒット案件。本当にこんな言葉が載ってるんですかねぇ(訝しげ)。
Round2・「しまづつみ」 1.厚い和紙の一種。多くは反物などを包むのに用いる。 2.未詳。島つ罪の意か。 3.腰巻きの美称。 4.(土佐で)罪。 5.海中にあらかじめ設置した網に魚群を追い込み、捕らえる漁法。 6.和菓子などの包み方の一。紙の中央に包むものを置き、四隅を集めてねじり合わせる。
Round3・「ぴらんでるろ」 1.フランスの作家。農耕民への尊敬と愛に満ちた作品を数多く残す。作「神の肥料」など。 2.イタリアの無声映画俳優。失語症からの奇跡的な回復で有名。 3.イタリアの測量技師。ローマを世界の中心とするピランデルロ図法を作製した。 4.イタリアの劇作家、小説家。作「作者を捜す六人の登場人物」「エンリコ四世」など。 5.(スペイン語)船の漕ぎ手。ガレー船の乗員となる労働者を指し、元は迫害される者の意。 6.イタリアの芸術評論家。評論「ピサの斜塔はなぜ美しい」。 2番のネタが大好きでした。きっと広いイタリアには、こういう人がいるんだと信じています。
Round4・「えっかーまん」 1.ドイツの教育学者。早期教育の重要性を説き、「百ます計算」などを考案した。 2.堪え性の無い人。 3.深緑色。濃緑色。 4.アマゾン川上流の先住民族。恵水の民の意。 5.ゲーテ晩年の秘書。 6.アメリカ、テキサス州近辺で最も勇敢なインディアンが持つ称号。候補者同士の男試しで生き残った者がなる。エッカーマンになった者は砂漠の神の贄とされる。 6番の、読み進めるにしたがって起こる絶望感。1文目「今、インディアンって言葉使わないよな」2文目「これ、残りの人間はみんな死ぬってことだよな」3文目「全滅したー!」
Round5・「ととかか」 1.干し魚を粉末状にした食材、調味料。おかか。 2.(幼児語)鰹。 3.女陰のこと。 4.古世代のものの数え方。 5.踵を粋に言ったもの。 6.夫よりも権力のある妻を嘲り、もしくは皮肉っていう。 なお、ググると普通に「亭主と女房」という意味が一番にヒットする。
Final Round・「だはい」 1.バッキンガム宮殿横にある阿片窟。出身者に政治家のジョン・ミドルプリンなど。 2.(つまらない者の意)自身をへりくだって言う語。小生。 3.だめな奴。 4.中国将棋において王手をかけられた盤面。 5.→ドバイ。 6.駱駝の背。 PR 「ソードアート・オンラインⅡ」 5→4 このアニメを見始める段階での心構えについては新番チェックの時の文章を参照してもらうとして……、やっぱり好きにはなれない作品なんだよなぁ。やりたいことが分かりやすく見えるだけに、「なんでこんな話にするんかなぁ」といちいち首を捻ってしまい、視聴モチベーションは下がる一方であった。 相変わらず映像面に文句はない。力の入った作画になっているのは一目瞭然だし、ヒロイン勢は可愛く描けている。アクション面での動画もA-1の面目躍如となるいいモーションを見せてくれている。相変わらずけれん味たっぷりの伊藤智彦作品らしい、見映えのするアニメーションだ。そこについては一切の不満は無いのだが、どうにもお話の方でテンションが下がり、一度「おもんないなぁ」と思ってしまうと、あとはそういう視点で観てしまうという負のスパイラルが止まらない。これで「精霊使いの剣舞」とか「星刻の竜騎士」くらいのもんだと思ってればいっそ諦めもついて流し見する程度ですんでいるんだろうけども……。まぁ、その辺と似たり寄ったりのシナリオラインである。 正直、1期目同様に2期目も導入は非常に魅力的だった。何しろ「ネトゲの中で殺されたプレイヤーが現実でも死ぬ」というセッティング。謎としてはかなり魅力的だ。まぁこの世界のネトゲシステムがどういう風になってるかもよく分かっていないので「なんか特殊な配線でもってあれをこーしてそれをこういじれば、実は人を殺せます」とかいうオチだってあり得る話なのだが、流石にそんな適当な謎解きだったらアニメ化なんてされないだろ、と思ってたら……想像を上回る適当さだった。「実際にお宅訪問して殺してました」って。それネトゲ関係無いやん。単なる押し込み殺人鬼やん。なんで警察が逮捕せんのや。ネトゲ云々の世界で片付く問題じゃねぇだろ。さもキリトさんの名推理で謎が解けてシノンが助かりましたよ、みたいな話になっているが、死亡事故がおこってんだから警察が介入しないはずがない。万が一ネトゲと関連してるみたいな話になれば、確実にゲームシステムの方に規制が入るに決まっている。ただでさえ一度は「ネトゲから出られない上に死人続出」なんて事故が発生している世界なのだ。こんなアホみたいな方法で「デスガン」とやらがのうのうと活動出来るわけがないのである。何故、そこに突っ込む人間がこの世界にいないのか。あげく、「実銃で人を殺したことがあるトラウマ」持ちの女の子がゲーム世界で歪んだレゾンデートルを見いだして生きている様子までもがさも美談のように描かれているが、だから、命に関わるんだったらやめろって。キリトもキリトで、死にかけたはずのゲームをジャンキーのようにプレイし続ける姿が恐ろしくて仕方ない。そのせいで「過去に自分が殺した人間」とかにあって苦悩するなら、やめとけ。アスナとの接続が最も実感出来るのがネトゲなのだろうか。アスナのお母さんがあれだけやめろっていってるんだから、大人しく従ってりゃいいものを。 「デスガン」のお話のあとは、「普通にネトゲを攻略するだけの話」という、外野が見ていても別に面白くないファンタジー冒険譚をはさみ(まぁ、余計なしがらみが無い分、ラノベとしては一番見やすいエピソードだったわけだが)、ラストのユウキ編では、「やっぱり生死が関わらないと感動ものは作れない」ってんで、ついにネトゲ関係無しに「現実でも死ぬんだけど」というヒロインが登場。やってることはKey作品とかと同じだよな。同時にアスナ家の家庭問題にも関わり、彼女の生き方を改めて描いているわけだが、「ゲームなんかやめなさい(あんた死にかけたんだから)」という至極まっとうな親心に対し、「いや、ゲームおもろいねん、ママも入りなよ」と連れ込み、親子水入らずの会話もゲーム内で行ってしまうという、依存症MAXの病状を披露。もう、この世界駄目かもしれない。そうか、そんなにゲームがやりたいか……それなら開き直って「俺、ゲームキチガイだから」というスタンスをはっきり見せてくれればいいのに、何故かキリト・アスナともにリア充っぽい描写になるんだよなぁ。「死にかけた世界から帰ってきた俺」がヒーロー扱いでモテモテなわけだが、普通に考えたら「死にかけた経験を全く反省せずにゲームをやり続ける奴」でしかないんだよなぁ。そう考えると、発想は暴走チキンレースで生存自慢したり、ムショ帰りでドヤ顔をするDQN連中みたいなもんなのか。まぁ、リア充といえばそうかもしれんが、まったく共感は出来ない。 「キモオタ、キチガイであることを肯定してゲーム世界だけで楽しく生きる」という生き様は、現在「ログホライズン」で余すことなく描かれており、「ネトゲアニメ」という大雑把なくくりで見るなら、今作が「ログホラ」を超える魅力はほとんど無い。1つだけ違う「現実世界での生き死に」という部分について、アホ殺人鬼の存在や「ゲームと関係無くエイズで死ぬ」ヒロインの存在を肯定的に見られるかどうかで、今作の意義を見出せるかどうかが変わってくるが……個人的にはそこに価値は見出せなかった。まぁ、「シノンはエロ可愛かった」という部分を評価する程度にとどめておこう。純正沢城ヒロインとしては上々の出来ではないでしょうか。その他、ユウキ演じる悠木、そして1期から続投のモブヒロインズなど、中の人的には好みの部分が多かったので、そこはそれで。あとド変態を演じる花江君が楽しそうだったのは収穫かな。変態を描かせればとても楽しそうに出来る作品なのだから、もっとそっち方向に伸ばせば良い見通しもあったかもしれないんだけどなぁ。同じ作者のアクセルワールドで出てきた能美とか、良いキャラだったし話も良かったんだからさ。 後口すっきり、最終話。相変わらず見事に締めてくる岡田麿里の手腕には惚れ惚れしてしまう。それにしても、繭さんが最後に選んだ未来がまさかの無色とは……彼女が精霊龍になってプレインズウォークする可能性が微レ存? 最終決戦場は「繭の世界」。ルリグのルールを破ったことを指摘されユキは虫の息。るう子に出会えたことに感謝し、自らの運命を受け入れようとしたユキだったが、そこに現れたのは、試練を乗り越え確固たる自己を手に入れたタマであった。元々繭という1つの存在から産みだされた「シロ」と「クロ」。タマは自分の成すべき事を理解しており、るう子の合図でユキとのフュージョンに成功する。「タマ」の「マ」と「ユキ」の「ユ」を1文字ずつ取ったその存在の名は、紛れもなく「マユ」である。このへんの設定のそつのなさがニクい。そして、CV的には当然マユは種ちゃんボイスでしゃべる。「まぁ、久野ちゃんと瀬戸ちゃんを足したら、音域としては大体種ちゃんくらいになる気もする」という微妙な説得力が。 そして、ここで大々的に取り上げられたのが、本作のタイトルにも冠された「selector」というファクター。人生は常に選択の連続とはよく言ったものだが、繭という少女の生き様は、常に「選択」にあこがれ続けるものであった。この世の他人に全く影響を与えることも出来ず、自分から何一つ選べず、ただ朽ちていくだけの人生。彼女の怨嗟は少女達に「理不尽な選択」を迫るセレクターバトルとして表れ、此度の騒乱を生みだしていた。「選べる幸せ」を訴える繭であったが、それに対し、新たな人生を自ら選択し、名前を捨てて生まれ変わったユキと、最後に自らの手で壁を乗り越えたタマの集合体であるマユは、改めて繭に対して「選択すべき未来がある」ことを伝えるのである。死んでしまった事実は変わらず、彼女の人生が恵まれないものであったことは間違いない。しかし、それが他の少女達に理不尽を押しつける道理にはならず、繭の願いは打ち倒されるべきものである。その上で、るう子は1つの選択をした。繭を罰するのではなく、「救う」という選択を。 余計な外野を排除し、最後の最後に繭が提示してきたラストゲームは、やはり彼女らしい理不尽な選択を迫るもの。WIXOSSに存在する色は白・黒・赤・青・緑の5つ。その中から、自分の提示した色を選べという。勝率1/5の理不尽かつ一方的なゲームだ。しかし、当然そんな状況でるう子が負けるわけがない。何しろ彼女は「最強のWIXOSSプレイヤー」なのだから。繭の願いを正確に読み解き、るう子は「バトル」に勝利する(そしてとばっちりでウリスは惨殺される)。ようやく本当の「繭」にたどり着くことが出来たるう子は、未来への希望を彼女に説き、「繭」を浄化し、最後に「マユ」にたどり着いた。生まれ変わったマユと執り行う最後の宣誓。夢限少女となったるう子の力により、世界は元の姿を取り戻した。 改めて考えてみると、繭の不幸な生い立ちというのは一切フォローされていないし、彼女のだだっ子っぷりが解消する理由も特にないのであるが、一番大きかったのは「初めて対等に話が出来る人間が現れた」ということなのだろう。養育者(親?)にすら「アレ」やら「ソレ」やらしか呼ばれてこなかった繭さんは、とにかく自分という存在があることを外界にアピールしたいという一念から悪魔のごとき存在になったのであって、同等のイマジネーションを持ち、ユキやタマといった己の分身を従えるまでのカリスマを有したるう子が艱難辛苦を乗り越えて自分の目の前までやってきて話を聞いてくれた時点で、彼女の願いは満たされたのである。マユは宣誓の儀に至る際にるう子に「本当に子供みたい」と言っていたが、その実、一番子供っぽかったのは繭だったのである。子供のワガママで生まれた、いかにも子供らしい「俺ルール」が理不尽なカードゲーム。その無茶なルールのゲームに懇切丁寧に付き合い、最後に対話出来るまでに至った「子供っぽい対戦相手」がるう子。夢限少女って、そういう無邪気さが夢を叶えることの具現化なのかもしれません。 こうして繭の呪いが解けて、全ての少女は元に戻った。最終回に欠かせない重要な要素といえば、何といっても「後日談」である。今作の場合は2クールの中でそこまで多くのキャラが出てきたわけではないが、全ての少女、全てのルリグの「その後」がさわやかに描かれているのがとても良い。また、「無色」を選んで外の世界への憧れを打ち明けながら消えていった繭の心象を表すように、ラストエピソードの画面は実に彩り豊かで、本当に美しく輝いている。これまで今作の背景描写、画面効果は「薄暗い灰色」で固定されていたわけだが、るう子の家のベランダの花々や、その他全ての画面において、フィルタが一枚剥ぎ取られたように色彩が強めに出されるようになっているのである。2クールかけて作られてた見事なハッピーエンドの演出である。 ざっとラストシーンの少女達を追いかけてみると、当然遊月は元に戻って、野郎としては唯一全ての真実を知ることになった香月とは良い関係を築けている様子。ただ、流石に近親エンドにするわけにもいかないだろうから、おそらくそのうち花代さん(本体)がやってきて、2人とはしっかり膝を突き合わせた惚れた腫れたのお話になることだろう。幸せそうに歩く2人を黙って見送った花代さん、今はまだ流石に声はかけづらいだろうけど、きっと悪い関係にはならないはず。遊月だって「花代さんならいいかも」と思える気がするし。 浦添伊緒奈さんは一足早く元の姿に戻っていたので、そのまま令嬢生活に戻っていたのは分かっていたが、まさかの蒼井晶との共演でちゃんと読モに戻っていた。我らがあきらっきー、あの惨状の後にどうなることかと心配していたが、おそらく「伊緒奈さんの見た目は大好き」なのは間違いないだろうし、本当の姿の伊緒奈に惚れ直し、改めてあきらぶりーモードに突入したのかもしれない。唯一彼女だけは伊緒奈の脇腹を突き刺した「現実世界での前科」持ちなのだが……まぁ、伊緒奈さんが被害届を出さなければなんとか……なるのかなぁ。 そんな晶さんの最初のパートナーであったピルルクたんも無事現世に帰還。コミック版での顛末を考えると彼女は割と長いことルリグ生活を続けていたので、久しぶりの現世。自分の手で親友を殺してしまった咎は消えないのだが……まぁ、その辺りはコミックで補完かな。彼女と入れ違いでバスから降りてきたのはミルルンですね。彼女がどんな女の子だったのかは詳細不明。るう子の背中を追いかけて友達宣言を受け入れようと努力中なのは、引っ込み思案のちよりちゃん。タイミングを逃して声をかけられず落ち込む彼女にそっと目を向けるツインテールの少女は間違いなくエルドラさんでしょうね。やっぱり、ちよりちゃんのお友達第一号は彼女じゃなくちゃ。ふたせ文緒も元の身体へと舞い戻ったので、もう小説を書く義務から解放されたはず。電車移動中の一衣さんの元へやってきたのは、初めて少女らしい出で立ちを見せてくれた緑子さんである。最後まで一衣のことを思ってその身を削ってくれた緑子さんとの再会に、一衣さんも思わず涙。イイハナシダナー。 そして残るルリグ、タマ、ユキそしてマユはどうだろうか。実体を持たない彼女たちが現世に現れることが出来るかどうかは誰にも分からない。マユはおそらく繭として天寿をまっとうしたのだから現れることはないだろうが、るう子の願った「全てのルリグを人間に」という願いが叶うならば、ちょっと無茶な希望だって、ひょっとしたら実現していたのかも。そんな「もしも」に期待しながら、るう子は今日も元気に日常生活を送っているのです。タマという名前の少女が、いつか自分の前でまたあの無邪気な笑顔を見せてくれる日を待ちながら。 「デンキ街の本屋さん」 5→6 先生ちゃんがとても可愛かったですよっ!(半ギレ) もうそれでいいじゃない! オタクネタを中心に展開するのかと思っていた作品だったのだが、割と序盤からガチラブコメが臆面もなく展開され、1つのバイト店舗の中に惚れた腫れたが3組4組。なんやこの店。常時発情しなきゃいけない呪いでもかかってるんですかね? しかもそのうち一組のカップルは「昔の女」がマジで未練を持って絡んでくるという胃に悪い修羅場展開まであり、可愛い絵柄とは裏腹に回避不能のマジ恋モード。個人的にはつもりんを応援したくもあるのだが(CVのせい)、いかんせんひおたんも可愛いのでどうしていいのかよく分からなくなる。本当に迷惑な作品ですこと! とにかく、この恥も外聞もないキャラ設定が本作の勝負どころである。ひおたん→阿漕可愛い。先生ちゃん→オタクに媚び阿漕可愛い。ふがちゃん→竹達可愛い。カメ子→さりげなくも阿漕可愛い。つもりん→声をメインに積極的阿漕可愛い。Gメン→ん、まぁ。 ……つまり、全ヒロインが堂々とズルく可愛いのである。これはいけない。とてもいけない。結局、最初の方は「もー、こういうオタク層をテーマにした漫画やラノベなんて飽き飽きだろうに〜」とかいいながら流し見してただけなのに、気付くとつもりんの隠しきれない女の情念にやきもきし、先生ちゃんの充実しすぎた私生活に涙を抑えられなかったりした。我ながらちょろいもんである。でもね、仕方ないよね、作品としては割と安定して画面のクオリティも維持されてたし、途中でダレそうになると割と大胆にお話のフレーバーをいじってくるので、オムニバス形式の単なるギャグとしても退屈せずに見られるし。1クールもののアニメとしては、ドロドロラブコメとしても、ベタなオタクギャグとしても機能してかなりの高密度。男キャラの押し出しが強くなく、とっ散らかったヒロイン勢だけを楽しめる、いかにも野郎が考えそうな模範的な萌えアニメでございました。スタンスとしてはやっぱり「WORKING!」と同じとこに落ち着くのだけど、あれよりも更に男の影が薄く、キャラの丸さもあって女の子の攻めが強い。こういうのばっかりだと食傷気味になるが、1期に一本ぐらいだととても良いエネルギー補給源になるので悪くないと思いました。まる。 でもやっぱり先生ちゃんなんだよ。女子力回が2回もあって徹底的に貶められているのも分かりやすい素敵ポイントだが、幼児退行の遠慮のなさとか、時々見せる女子力をあげるための健気な努力が本当に愛らしい。津田美波の代表役の2つ目としてカウントしていいのではなかろうか(1つ目は櫟井唯さんです。船見の方の結衣さんはまだ演技が固まってないから)。時折漏れ聞こえてくる津田ちゃんのTケメンぶりとの相乗効果もおいしかったのであった。その他も、当然つもりんの中の人であるしゅが美、ひおたんの中の人である高森奈津美といったメインの引っかき回し役も画面のクオリティに負けないだけのパワーを持っている。実に賑やかで楽しい作品だった。多分、今期終了アニメの中では原作コミックを買う危険性が一番高いので、今必死に抗っているところである。 12月19日 ドラフト模様(TKT×3) ピック順 【Mei】→【Sea-chicken】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Serra】→【Alessi】→
年末企画でいよいよみんなの統率者デッキのお披露目ダー! と思ってたんです。わたしはね。でも、実際は当日に組んでる人間が2名、「いや、今日試合なんて無理に決まってるやんけ、練習だろ?」という流れになり、なんかそのまま普通にドラフトをしてしまった。しかも場所がないからってんでまたカラオケに出張して。まー、のんびり広いところで試合出来るのはいい事なんですが、やっぱり「カラオケボックスでドラフト」は一切カラオケ欲求が解消されないのが難点ですね。知ってた。結局、ドラフトの後も個人でちょいちょい統率者デッキの調整やらなんやらを行いました。まだほとんど多人数戦をやっていないのだけど……なんか、個人戦と多人数戦の両方を同時にやろうっていうコンセプト設定は失敗だったかもね。デッキを組もうにも、「団体戦がちらついて個人戦用のデッキなんか組めない」っていうお悩みが多かったです。まぁ、確かにそうやな。次週、一応本番ってことにしてますが、どういうイベントになるかはその場の勢いやな。予定通りに進めば良いのだが。なんか、結局ドラフトやる流れになる気もして戦々恐々。
ヒーローは超合金! って、いつの時代のお子様なんだろう、第11話。いや、ひょっとしたら今のヒーロー玩具も素材は昔と大して変わらないのかもしれないけども。「超合金」っていう名称はあんまり使わないよな。 コンクールから一夜明けて次のステージへ、という繋ぎのお話。前回ラストで登場した謎の女性は、公生ママのお知り合い、瀬戸紘子さん。どうやら公生の幼い日のあれこれも大体知っているようで、スペックで言うなら「ピアノの世界でも対話が出来る、椿の上位互換」ということになる。ただ、あくまでもスタンスは「親」側なので、今回自ら「後見人」という言葉を持ち出して公生との関係を説明していた。なるほど、確かに公生と宮園さんだけではあくまで中学生同士のお付き合いであって、嫌味な審査員とかがいる大人のしがらみも関係しているピアニスト業界に風穴を開けるには何かと力不足。武士も絵見もちゃんと実力に見合った師匠の下で戦いに挑んでいるのだから、公生も同様にちゃんと「戦いに挑む準備」をすべきということだろう。 公生の過去の顛末を理解しているということは、今の公生が復帰してピアノに向かっていることの重大さも重々承知している人物ということ。決して彼を悪いようにはしないだろう。今回回想で公生ママとの思い出も少し語られていたが、公生ママだって産まれながらの調教マシーンだったわけではなく、しばらくは愛するわが子を育てる立派な母親だった時期もあるのだ。そうした公生の「良い思い出」も共有出来る人ならば、母親の幻影を単なる悪霊で終わらせるのではなく、正しい母子の関係性に引き戻す手伝いも出来るのかもしれない。なお、瀬戸さんのCVは園崎未恵。くぅ、やっぱり格好いい。ちなみにその娘さんはなにげにCV水瀬いのりちゃんだったりもする。安定の幼女。 さておき、こうして「大人の世界」との接続の目処が立った公生であるが、本人は特に難しいことを考えているわけではない。演奏のモチベーションだって本人が言っていたように「君に届け」であるし、コンクールに負けることだってある意味想定済み。突っかかってきた武士に対しても、それが「ありったけの自分」であることを赤裸々に告白し、自分の過去数年間が決して無駄だったわけではなく、現在でも決して遊びでピアノを演奏しているわけではないと決意を述べている。確かに不格好な演奏にはなったのかもしれないが、今や彼の目標は母親の掲げた「完全なるピアニスト」ではなく、宮園かをりのみせてくれた「新しい舞台」に立つ「変なピアニスト」である。武士が共感してくれるかどうかはまだ分からないが、他の人間もどこか放っておけないような、新しい音楽家の小さな一歩が始まったわけだ。 ここで、「新しいことをやるんだから好き放題、野放図に暴れ回ればいい」というだけでは終わらせないあたりが現実的な線引き。瀬戸さんは、一人演奏を終えて帰ろうとする公生に「結果発表は見ていきな」とだけ指示を出した。分かりきった結果などわざわざ見る必要があるのかと訝しむ公生であったが、発表の場には、彼のライバルとなるであろう武士や絵見の姿もあり、同世代の他の人間たちが公生をどのように見ていたのか、ダイレクトな反応が公生に降りかかる。更に、その場に広がっているのは試合結果に一喜一憂する悲喜こもごものライバル達。これまで公生は一度たりとも感じたことのない、「悔しい」という感情が溢れかえっていた。新鮮な驚きとともに、公生はその感情が自分の中にもくすぶっていることに気付くのである。会場からの帰り道、椿や渡には「全然気にしていない」と言いながらも、わだかまった感情を抑えきれずに叫び、駆けだしてしまう公生。瀬戸さんの言葉を借りるなら、「立派に男の子している」のである。椿を背負って歩いた線路沿いの道、今回は踏切の遮断機が降りて、「何かがやってくる」ことを暗示するシーンが印象的。この踏切は「渡る」ものではなく、勢い増してやってくる電車と線路沿いに併走して「駆ける」ものである。公生の中に、新しい何かがやってきた暗示である。 そんな公生の門出を満足げに見守っていた宮園さんであるが、さっそく次なる課題を持ち込み、公生へのアプローチは止まる気配がない。隣の椿は相変わらず唇を噛んでいるのが悩ましいが、実は公生と宮園さんの関係もまだまだ悩ましい。公生の方はあくまで「友人A」のつもりだし、宮園さんはあの通りの性格だし……これ、渡が聖人君子でなければもっと面倒なコトになっていた可能性もあるよな。瀬戸さんもにやにやしてましたが、ピアノが語る公生の「気持ち」ってのはどんなものなんでしょうかね。ただ、そんな宮園さんも視界良好というわけではなく、やっぱり身体の問題が気にかかる。「命の灯」をそっと手に収める彼女の心境とはどんなものなのか。宮園家の両親が初登場して、なんだか割と温かそうな家庭だったし、出来れば幸せなままで進んで欲しいところではあるのだが……波乱はどこからやってくるのかねぇ。 「白銀の意志アルジェヴォルン」 5→3 1話目の感想では「廉価版ブレイクブレイドみたい」って書いてるんだけど、なんだか随分違う方向に進んだ作品になった。それが「オリジナリティ」だったらば良かったのだが、……うーむ。 色々と新しいことをやってみたいという意思は伝わってくる作品だったと思う。まず、兵器開発の闇というのが視点としては新しい部分で、そりゃガンダムだってアナハイムがあるし、「パトレイバー」みたいにがっつり「商品」としても描かれたロボットはこれまでたくさんいたと思うが、バックにいる黒幕ポジションに兵器開発の会社を設定し、それが戦争の当事者国2カ国に渡って煽りながら開発の足しにしている、っていう構図が本気で描かれたアニメはなかなか少ないだろう。そういうドロドロしたドンパチ以外の「戦争」に加えて、主人公チームが基本的に「端っこで何かやってる部隊」で、直接戦争の趨勢に(普通は)影響しないポジションっていうのも、なんだか変な視点で面白そう。開発会社の新入社員がパイロットの青年と手に手をとって「2人で子供のようにして1つの兵器を育てていこう」なんて、なかなかキャッチーな舞台設定ではないか。 そうした部分から「面白そうな要素」は垣間見えるのだが、いかんせん、それらを料理する方法が上手くいっていないのが本作。どの側面を見てもお仕着せの要素だけをはり付けている印象で、真に迫る部分が少ないのである。例えば「兵器開発」であるが、流石にあれだけのうのうと両国に情報を垂れ流し、実戦データでほくほく顔の会社員ってのは切実さに欠ける。1話目の時点からそうだったのだが、そもそも「どういう戦争なのか」がいまいち伝わってこず、主人公チームが、各国首脳が、今どのような判断を迫られており、どの程度命の危機に瀕しているのか、という部分が伝わってこない「なんちゃって戦争」が問題の1つ目。そして、「ロボット」という最重要ポイントについて、「あんまり戦闘が恰好良くない」というのが最大の問題点だった。ぶっちゃけ掃いて捨てるほどあるロボットアニメ。基本的にはロボがたくさん出てきてドンパチやらにゃならんのは変わらないのだから、シナリオで差異を出すのは難しい。世のアニメファンは「とりあえず格好いいロボットが恰好よく戦う」ことを一番に求めているわけで、感動的だったり、血がたぎったりする物語については、ロボの背中に引っ張られるようにして後からついてくる場合もある。アルジェヴォルンだって、あの白い機体の中にこの世界の問題の大半が詰め込まれていたのだから、アルジェが颯爽と戦場を駆り、圧倒的理不尽さでもってトキムネの意思を超えて暴れ回る怪物になっていれば、もっと色々なアツさや悲壮さも演出出来たと思うのだ。しかし、なんかもっさりしている。敵味方双方、ロボがあんまり恰好良くない。戦闘スタイルもとにかく地べたに這いつくばるので見映えがしない。「大量破壊兵器なんて使うよりよっぽどリアル!」とフォローしてみようかとも一瞬思ったのだが、スリムな人体構造でダッシュしたり横っ飛びしたりするロボの時点でリアルとはほど遠いわけで、そこまでやるんだったらもっと火薬と超科学をぶっ込んで暴れてもらった方がすっきりしただろう。ラスボスに至っては「一括操作でたくさんの機体を操縦出来ちゃうAIを人がこなすよ!」というもので、画面だけ見たらこんなに地味な技術革新もない。ちょっと画面の出来映えを無視しすぎた脚本である。 ロボではなく、「人間ドラマ」が主軸だと考えればどうか。残念ながら、「人の心」に肉薄し、それをロボの無情さへと置換するドラマは、最近「M3」という佳作でやったばかりだ。あちらはホラーテイストに寄せて人間のメンタル面での理不尽さを突き詰めたので、人の感情が積み重なる後半になればなるほど盛り上がりを見せたが、残念ながらこちらの作品では、トキムネの出たとこ勝負属性を皮切りに、誰が何を考えて行動したいのかがよく分からないという難点が常に付きまとう。2クールの中で登場した人物はそこまで多くはないはずなのだが、何故か個々のキャラクターが頭に入って来づらい状態が続き、アルジェヴォルンとレイカという中心事象を取り巻く事件については、最後まで入り込むことが出来ずに「まぁ、とりあえずその兵器は作らん方がいいのは分かった」という至極当たり前の事実を飲み込むので精一杯である。結局、サモンジは良い奴だったのか、単なるウジウジ野郎だったのか。ラストエピソードについても、結局彼が何を思ってエピローグに向かったのかが分からんままなんだよなぁ。「人の心を食うロボット」っていうと、既にエヴァが散々食い散らかしたフィールドであり、トキムネくらいの被害だと「まぁ、元気で何より」って思えてしまう。 その他、尺に余裕があると思って無駄にお色気シーンをぶち込んで水着回を演出したり、「現代アニメでやりたいこと」を色々やってはいたが、どれもこれも微妙に「違う、そうじゃない」という残念ポイントに落ち着いてしまったのが勿体ない。キャラデザだって決して悪くなくて、このキャラで大槻監督が本気の萌えをやればそれなりに見られるはずなのに、今作で「本気の萌え」なんてやってる余裕ないんだ。なら入れなきゃいいのにね。整備兵娘達とか、本当に「とりあえずいる」感じになってたしなぁ。辛うじて最後までメインヒロインとして頑張ったジェイミーはそれなりに可愛いと思えるシーンも多かったのだが、それ以上にトキムネが魅力のない人間に見える影響がでかくて、カップルとしてはやっぱり残念な出来だし。いっそそういうじめじめした展開がなかった分、キチガイ櫻井とそのサポートのみっこのコンビの方が面白かった気がする。結局、なんだったんだあの2人。 以上、トータルでみると結論はやっぱり「色々やって、色々もったいない」。まー、個人的にロボものははまりにくい質なので、そのせいってのもあるのかもしれないけど。大槻さんは一旦全部忘れて「To LOVEる」の続編とかやってくると嬉しいんですがね。 締めた、締まった、最終話。予想以上にきっちりとまとめてきて非常に感心しました。わずか11話とは思えない密度の構成で、よくこれだけの話が作れたものだ。 もちろん短いなりにちょっとした不満点はあるので先に書いておくなら、化けの皮が剥がれた朔夜さんはちょっと弱すぎた。いや、メンタル面とか、小物臭とかじゃなくて、冒頭、体術で朱ちゃんに負けてしまったのはどうなのよ、っていう。まー、元々ステゴロじゃなくて権謀術数で相手を貶めるタイプだったんだろうから、こういう修羅場はあんまり慣れていなかったのかも。でもこれまでの現場ではあんなに有能そうだったのけども。あと、成り行きで鹿矛囲を殺してしまったのも安易といえば安易。むしろあそこで「常守朱の結末」を強調するならば、諸悪の根源と目されていた鹿矛囲も殺さずに逮捕して「裁く」方が正しい。ただまあ、これ以上重要キャラが生き残って絡んできちゃうと、ますます世界がややこしくなるからな。劇場版を考えると、あくまでこのテレビシリーズのみのキャラと割り切って消しておくのはしょうがない措置か。代わりに酒々井さんが生き残って彼の志を(下手したらすげぇおかしな方向に)引き継いでくれることでしょう。 今回は最終話ということで終始緊張感の続く素晴らしいエピソードになっており、1つ1つの台詞回しも含蓄に富む印象的なものが多い。せっかくなので、ゾクッときた台詞を時系列順に抜き出して、今回の感想文に絡めていこう。 「法を守ることを絶対に諦めちゃいけない」 結局、常守朱というキャラクターはこのシリーズ中でも一度たりともぶれなかった正真正銘のヒーローである。先週は多少揺らぎかけたものの、そこは狡噛効果で切り抜け、彼女は最初から最後までこの「遵法精神」を貫き通している。鹿矛囲(達)によるカウンセリングでは、「法の外で動く」という選択肢は存在しないという彼女の断定が、彼女の色相をクリアに保つファクターだと分析されていた。もちろん、ここでいう「法」とは彼女なりの正義であり、シビュラと同一でもなければ、鹿矛囲にも賛同はしない。彼女の力が、最終的にシビュラに変革をもたらす時代のターニングポイントとなったのである。 「黒いものはより黒く、清いものすら黒く黒く染める」 全て明かされた東金朔夜の生い立ちとメンタリティ。こうして改めて見ると、やっぱりただのマザコン坊やなのである。シナリオ的な立ち位置は「旧世代シビュラ代表」でありながら、色相を積極的に悪化させようとするバグみたいな存在。彼の告白を聞いたシビュラ(東金美沙子)も、喜んで受け入れるっていうよりもちょっと呆れたような顔を見せていたのがなんとも。末期のシーンでは、自身が持つ歴代記録である犯罪係数をぶっちぎって800越え、900に届かんばかりの数字を達成。まぁ、ある意味で今作最大のネタキャラ、可哀想なキャラだったとも言えるか。 「犯罪係数、オーバー300、執行モード、エリミネーター」 シビュラがシビュラ自身を裁いた、歴史的転換点。相変わらずだが、今作はクライマックスになってシビュラがしゃべりはじめると、日高のり子ボイスの存在意義がぐっと増して画面が締まる。合議を繰り返しシビュラ内部が下した決断は、またも常守朱という一個人の申請を飲み、自らに変革をもたらすことであった。前々から議論はあったともいっており、おそらくシビュラ自身も自己の内在した矛盾については懐疑的な部分があったようだ。もちろん、いざそうした変化を導入した後の問題点についても自覚的であり、このたびの決断はシビュラというシステムが確立してからの、初めての大きな挑戦といえるだろう。まぁ、現時点ではその結果として「自らに内在する色相を悪化させる要因」を除去するという対処療法的なものに留まり、今回だってあくまで「東金美沙子と一部の成員を削る」ことで解決をみただけである。とはいえ、これまで少しずつ蓄え、培ってきたシビュラの「容量」はこれで大きく減ってしまったことだろう。再びの進化のために、シビュラは新たな担い手を求めることになるはずだ。ここで「自分が黒いと言われないように判断基準の方を曲げる」という選択肢も理論上はありえたはずだが、それをやってしまったら当然シビュラの崇高さは地に落ちる。集団としての色相を認識し、そこから「自分はクリアである」ことを維持するための対処というのが精一杯の譲歩案であろう。余談だが、今作1期はエンディングテーマ「名前のない怪物」がシビュラを意味する言葉になっており、今回も綺麗に「Fallen」で「堕天した神」の存在を揶揄するものになっているのは格好いい。 「お前の後輩を取り戻したぞ、青柳」 ギノさん最大の見せ場。もう、その酒々井さんを取り返したところで絶望しかないんじゃねぇかって気もするが、結局酒々井については安易に殺すのではなく、鹿矛囲事件の語り部、生き証人として、苦闘の生を強要する方向に動いたようだ。ギノさん、酒々井との対決シーンではボーガンを右手で弾く描写があり、ちょこっとだけあのサイボーグアームが役に立っている。狡噛には出番があるのにおやっさんは忘れ去られたような状況なので、こういう演出があるとちょっと救われる。他方、酒々井の方は完全にキチピーじみた表情になっており、鹿矛囲があれだけ満足げに逝ったことを考えると、本当に余計な置き土産になってしまった。まぁ、鹿矛囲からしたら百数十人の同志と違って、酒々井なんてドミネーター強奪のために途中で拝借した道具の1つでしかなかったからなぁ。完全にヤリ逃げ状態である。だが、そんな酒々井さんもラストシーンでは鹿矛囲との絆である右目を押さえながらもまだ生気の籠もった表情を見せており、どうもこのままじゃ終わらない気配を感じさせる。施設の中に消えた雑賀先生に加え、このアマ、ひょっとしたら劇場版でも何かキーになるかもしれません。なお、雛河さんは本当の本当になにもなかった模様。ダイナミックなレッドヘリングだったな。 「こうしなきゃ、アタシがクリアじゃなくなるの」 「ここから先へは進みません。全部忘れます」 「わたし、この社会が大好きですから!」 東金さんが最後の最後で小物な最期を迎えたため、2期オリジナルキャラとしてはぶっちぎりでトップの輝きを放つ結果となったのが、我らが霜月美佳さんである。正直、この東金との対峙シーンは涙が出そうなくらいに好き。狂おしいほどに美佳ちゃんが愛おしい。この物語は常守朱という「完全なる遵法者」を主人公としたものであるが、そんな「強者」である常守と対比的に描かれるべきは、鹿矛囲でもシビュラでも、ましてや東金などでもなく、ひょっとしたら霜月という卑屈で矮小で姑息な人間だったのかもしれない。彼女もまた、「自分を持ち、強く生きる」術に長けた「強者」である。彼女のメンタリティは、どこにでもいる凡庸な人間のそれに他ならず、誰もが霜月美佳になれるチャンスがある。なってしまう危険がある。「社会」と「人」のありようを考える上で、常守という超常的な「人」を描くと同時に、霜月という地べたに這いつくばった「人」もあればこそ、シビュラというシステムの根幹が見えてくるのである。そして、彼女も彼女なりに、このシリーズで大きく成長した。そのことを示すのが、ラストの六合塚さんとのお茶のシーン。 「誰であれ、許す気は無いわ」「同感です」 こういうシーンもいいよなぁ。本当に、あやねるは最近良い役者になってることがよく分かる、静かな中にも様々な感情、思惑が詰め込まれた一言だ。今後、同じ職場にいる朱ちゃんとはどういう関係を築いていくんだろう。今回冒頭でも「あいつが全部悪い」と息巻いており、このたびの事件でますます同僚との溝は深まったようです。 こうしてこのたびの鹿矛囲事件は幕を下ろす。1期の時同様、物語としての「結末」というのとはちょっと違うが、「この社会は終わらず、始まったところである」ことがよく伝わってくる幕引き。未来のことを想像すると、楽しみでもあり、恐ろしくもあり。 「アカメが斬る!」 5→5 ひとまず2クールお疲れ様でした。最近では珍しく、2クールの尺でもってきっちり締めたという時点で、まずはスタッフに感謝しても良い作品だと思います。 意外だったのは、途中からアニメオリジナル展開に入った(らしい)ことである。どうやら原作の方はまだ完結していないようで、アニメできっちり線引きをするためにオリジナルであのような「結末」になったらしい。どの辺からがオリジナルなのかは原作を途中までしか読んでないからしらんのよね。こういうスタイルってのはアニメ化されるとたまにあると思うのだが、今作の良いところは、そうしたオリジナルへの流れがかなり自然になっており、それまでのストーリーの収束点としてきっちり機能していたところ(ぶっちゃけオリジナルだって気付いてなかったし)。もちろん、広げてきた風呂敷を途中からたたむのだから多少性急になった部分はあるだろうが、それでも納得の行く幕引きにはなっていたし、一本の大きな「戦記物」ストーリーとして読んで、「なるほど、まとまった」と思えるだけの結末になっていたのではなかろうか。 良かった点から上げていくと、そうした「必要に迫られたまとめ」ではありながら、作品独自の「むごさ」みたいなものはギリギリまでキープしており、バッタバッタと人が死んでのまさかの全滅エンドは、新しい時代の夜明けを迎えなければならない「革命軍の反逆」ストーリーとしてはとても座りの良いものである(殺すために殺した向きも無いではないが)。確かに主人公チームがほぼ全滅ってのは後味の良いものではないのだけど、この作品の最大の売りは「主人公側全員が殺し屋稼業」という部分であり、作品冒頭でも、「悪であることを認め、罪だと自覚しながらも未来の可能性のために人を殺め続ける」というタツミの覚悟が描かれていた。そうした「悪による戦い」というテーマ性を保持するためにも、最後は「命をなげうつ」ところまでがセットであるべきだ。個人的には、死ぬ死ぬと思われながらも何度も生き抜き、最終的に男を見せながら散っていったラバックの死に様は見事なもので、実に良いキャラに仕上がったんではないかと思う。安易な救いを与えて終わるのではないってのもポイントで、最終的に皇帝は処刑されているし、一見すると望ましい死を迎えたかに見えるエスデスにしても、実はタツミに対して「お前と一緒に逝ける」ではなく、「お前と一緒ならば良かったのだが」と、末期にも自分はタツミと志を同じく出来なかったことを理解しながら死んでいる。こういう細かい部分で、一つ一つ「納得させてくれる」ストーリーになっているのは良いと思う。 反面、やっぱり無理が出ている部分は少なからずあり、個人的には無理矢理気味にレオーネまで殺す必要があったのか、というのはやや疑問。前述のように「殺し屋は命を賭して」というのを遵守するならばレオーネもその例外ではないのだが、彼女みたいなキャラクターは「表の代表」ナジェンダ、「裏の代表」アカメと一緒に「民衆の代表」として生き残らせても良かったと思うんだけどね。あと、どうしようもなかったとはいえ、大臣の扱いが最後の最後で残念である。あくまでも「謀略のみで生きてきた下衆」を演出した結果なのかもしれないが、やはり、最後には彼にも一度殴り合いに参加してもらいたかった。タツミたちにしても、全力で突っ込んできた大臣を拳でぶっ飛ばしてこそのカタルシスがあったと思うのだが。その辺はちょっと消化不良ね。マインの死に方が割と適当だったのも気になるところではあるなぁ。 ま、メインシナリオの性質上、100%すっきり満足、ってな終わり方になる作品ではなかっただろうから、そのあたりの小さなわだかまりは必要経費だろう。こうして「終わった後の満足感が大きい」ストーリーアニメがちゃんと出来ただけでも割と満足。ラストの皇帝VSタツミ戦、そしてエスデスVSアカメ戦なんかは映像面でも迫力があって満足出来るものだったしね。中盤はWHITE FOXには珍しく、ちょっと残念な作画の時もあったんだけどね。あと、理不尽な修正ね。もう、深夜アニメなんだから多少過激な表現があったってええやんけ。お子様に見せたくないんだったら、大人しく寝かしつけろ。子供さんは多少のグロやエグいシーンみたくらいで非行に走ったり精神にガタが来たりせんわい(あくまで個人の感想です)。 トータルでいうと「小林智樹の新作としては飛び抜けた部分はなかったけど、まずまず期待通り」くらいのものでした。最後は当然中の人のお話だが、シリーズ通して一番好きだったのは……セリューかなぁ。ぶっ壊れ花澤香菜はホント好き。もっとこういうエグくてどうしようもない役もガンガンやってほしいけど、ここまでエグい役があるアニメはあんまし無いな。どうしても悪役が目立つにアニメなのでそっちにばかり目が行ってしまって、その他にあげるなら大臣役の石井康嗣が流石の存在感。いつでもどこでもぶっ飛ぶいやらしさがたまりません。こんな役やってるのに、夕方のワイドショーとかで淡々とナレーションやってるギャップが笑える。あとはやっぱりエスデスでしょうね。相変わらずあけこの演技ってどっか不安になるような危うさがあるのだが、今作の場合はエスデスの不可解なメンタリティと相まって面白い効果を出していたと思う。エスデス同様、あけこも生まれ変われば理想の旦那を見つけることが出来るのか……。そしてメインとなった若手は斉藤壮馬。安定感のあるヒーローっぷりは、確実に今後に繋がる仕事。メインヒロイン勢としては雨宮天と大橋彩香という、「あんまりそんな気はしないけどほぼ同世代」コンビがあがる。へごは本当になんでも出来るよな。天ちゃんは、未だにこれといった特徴をつかめないでいるのだが、こういうボーダレスな溶け込み方が売りになる役者ってのもいるからね。ミュージックレインでは珍しいタイプだが、今後どういう方向に進化するんだろう。楽しみである。 |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/08)
(04/08)
(04/08)
(04/08)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|

