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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 日本の田舎には必ず佐藤利奈ボイスのやり手のおねーさんがいるぞ! 第11話。幼女たちもあわせて、不思議と中沢家のキャストは全員方言トークがしっくり来るなぁ。東山奈央、五十嵐裕美とか、声だけ聞いてると随分サラブレッドな一家である。

 継と良田さんがマジで海外研修に行ってしまったおかげで、メインはわずか3人が残るのみとなった舞台上。よりにもよって三角関係形成中の3人だけが残されて、このままどう進行したらいいのかと思ったら、舞台を耕作たちの実家に戻して強引にキャラを増やし、なおかつ思い切り本質的なテーマにまで食い込んできやがった。前回もなかなかハードだったが、単なるエロ馬鹿ギャグを見るつもりで見てしまうとじわっとダメージが広がるボディブローを喰らってしまうので注意が必要である。

 Aパートは存分にバカを展開してくれている。せっかくマブダチレベルまで仲良くなったはずなのに、耕作絡みだと相変わらず険悪なみのりと林檎。この関係性に終止符を打つため、みのりは実家を巻き込んで強引な作戦にでる。もう、本当にどこまでもガツガツくるメインヒロイン(?)だ。昨今のアニメでここまであからさまな肉食系ってのも珍しく、受ける耕作の方も、みのりの意図は全て理解した上で真正面から拒否るという侠気を見せている。そうかー、やっぱりみのりは駄目なのかー。悪い子ではないと思うんだけどね。乳もでかいし、実家に資産もあるし、農家の嫁(入り婿先?)としてはそれなりの物件だとは思うのだが……いかんせん性根が卑しいのがなぁ……今回の一件は家族の頼みもあったから情状酌量の余地はあるかもしれないが、一つ屋根の下にライバルの林檎がいることが分かっていて、ホームグラウンドの利点を活かしてワンサイドゲームに持ち込もうとするのは流石にずるい気がするぞ。既成事実を作って囲い込もうとしたり、具体的な損失額を提示して脅しをかけたり、やってることはかなりのDQNっぷりだしな。まだ高校生なんだから、もう少し関係構築をゆっくり進める余裕があればなぁ。いや、でも耕作が草壁ゆかに狂っていたことは知ってるわけで、あんまり悠長にしてるとトンビに油揚げさらわれる危険性があるのか。……別に、学校を探せばそれこそ耕作以上の物件もある気がするのだが。ほら、ウッドマンたちF組はあんだけ女日照りだったんだから、よりどりみどりだと思いますよ。林業じゃ駄目ですか、そうですか。

 結局、田舎の少子化問題、跡継ぎ問題はそれだけ深刻ということであろう。どれだけ頑張ってみのりがアピールしても耕作は頑なであり、千載一遇のチャンス、思い出話から良い雰囲気を作って夜になだれ込もうとするも、どこから入って来たのか分からない妹達のせいで作戦は瓦解。2人の関係は進まないままで終わってしまう。

 そして翌日は林檎のターン。農村内の「温かい人間関係」を漏れ聞いてしまったために明らかになった、耕作の両親の辛い過去のお話。だが、こと農業関係のお話では、この手のエピソードはテンプレじゃないかと思われるくらいによく聞く話。思い出すのは「おおかみこども」のメインヒロインだが、あの子は女手一つで子供を2人抱えて農村生活を成功させてしまったスーパーな人材であった。残念ながら畑家の両親はそこまでの幸運には恵まれず、国からの支援も無いままに最悪の結末に。そして、それが村の人たちにとっては「可哀想な話」ではなく「失敗して逃げ出した根性無しの話」になってしまうのである。このあたりの閉鎖性は社会問題としていかんともしがたい部分。話を聞かされた林檎も農村に逃げ込んできた時のモチベーションは似たり寄ったりな部分はあるわけで、耕作のヘヴィーな話を他人事のように聞くことも出来ないのだろう。なかなか返す言葉は見つからない。耕作はそんな過去を抱えながらもきちんと高校で学び、なんとか農業で身を立てようとしているのだから、実はかなり志の高い青年である。

 これまで幾度となく繰り返えされてきた「農業の厳しさ」のお話。生産性、商業性、そして今回は社会性。これだけの悪条件を見て、聞いてしまえば、「やっぱり大人しく都会で働くしかないか」と結論づけていいところであるが、林檎はそれでも「田舎が好きだ」と答えてくれた。形はいびつだったが、彼女が農業によって心を救われたのは事実である。まだ大きな挫折にもぶつかっていない彼女の青い考えかもしれないが、出来ることならば、今持っている感謝の気持ちをそのまま持ち続けて、新しい人生をこのまま刻んでいって欲しいものだ。まー、その場合でも「新参ものの農業志望者」が耕作の嫁に相応しいかどかは定かじゃないが。やっぱり環境だけで言ったら中沢家の跡取りになるのが一番手っ取り早いんだよな……まぁ、どうせその辺の結論はこのアニメでは出ないからいいや。とりあえず、中沢家は長女が旦那を引っ張ってくればいいんじゃないかな。

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 勢い任せで決着! 第24話。ガンダム対ガンダムの対決だったはずなのに、黒いエクシアが怖すぎてプレデターみたいになってた。

 檄おこのマシタ会長による陵辱戦。まー、名人がコントロールされていようがいまいが、一時的とはいえエクシアがあれだけガンガン攻めていたことを考えれば、普通に戦っていても名人の方が勝ってたんじゃないかって気がするのだが、それだけでは心配だったみたいである。それにしても、ついに明かされたマシタ会長の過去がなかなかのショボさで驚いた。そりゃレイジと同じ次元の出身だろうということくらいは分かっていたけど、たまたまプラフスキーの仕組みを手に入れてしまった単なる小悪党だったとは。……ん、まぁ、確かにそんな感じではあったな。でも、短期間であれだけの事業を形にしたんだから商才は元々あったんじゃなかろうか。そしてベイカーちゃんはまさかのセイラさんコスの単なる女の子。うーむ、ラスボスとしてはかなりどうでもいい設定だったな……あ、でも2代目名人に思想を押しつけてぶっ壊した実績はあるのか。そう考えると単なる小物ってわけでもないのかもしれないが……レイジとの関係性だけでみれば小物止まりなのは間違いない。単にこれだけの関係性だとするなら、多分会長は余計なことをせずに黙ってレイジたちの優勝を見守っていても、特に過去を詮索されるようなことはなかった気がする。完全にやぶ蛇で墓穴を掘った形だ。小心過ぎるのも考え物やな。

 結局、ボスキャラは精神的には本当に小物揃いであり、戦うべきは完璧に取りそろえられた技術スタッフということになる。フラナ機関が改良したエンボディは、なんとゴーグル1つで精神干渉が可能というトンデモ兵器にまでレベルアップしており、装着するだけで人一人を殺戮兵器に作り替えた。プラフスキー粒子、すげぇな。結局漆黒のエクシアは単なる会長の操り人形と化し、いろいろとやらしいこと、エグいことをやって攻め立てる。一時的にはビルドストライクが停止してしまい、普通に考えたらそこでゲーム終了だと思うのだが、ここで会長の持つ「完膚無きまでに叩きのめす」という思想が余計なことを。あそこでルール上のストップをかけておけば反撃を許さずにすんだのに。会長の持っていた例の石が感応してしまい、その情報がアイラちゃん→レイジと伝わる。ホントに色々なものを伝えてしまう迷惑な物質だ。あとはそこからは根性のバトルへと変貌、会長のヘタレスピリットも受け継いでしまったエクシアが何となく性能を低下させたところに、檄おこモードのレイジたちが突撃。右腕を失った状態から一気に巻き返し、最終的にはトランザムとRGビルドナックルの一騎打ちに。ここまで来たら理屈無用はいつものこと。魂の無い脱け殻のようなエクシアと、セイとレイジ、2人の気迫がこもったナックルでは、結果は見えていたのですよ。最終的には大体の試合を拳で片付けた主人公機。ご立派でした。

 全てが片付き、色々と不穏な動きはあったけども、考えてみりゃ誰かが死んだとか、後まで残る不幸があったわけでもないんだからあとは優勝セレモニーでも何でもやればいいじゃない……と思ったら、猛り狂う会長のヘタレスピリットが更に感応を続け、まさかのアバオアクー登場。なんじゃこら。最終回はベアッガイさんまで含めた全モビルスーツで……誰と戦うんでしょうね。

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「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」 4→3

 横目で何となく観てた系作品。これは残念ながらあんまりピンと来ない方。まぁ、ピンと来たらきたでまずいのかもしれないけども。

 エロ馬鹿という意味では、それなりに楽しんで観ていたはずの「マケン姫」とそんなに大きな差があるわけでもない。どちらもとにかくあほなシチュエーションでエロいこと描くことを目的としたアニメであり、その奥に何か高尚なものが眠っていたり、このアニメでしか絶対に見られないような唯一無二の勝負どころがあるわけでもない。その上で「マケン姫」の方が潔かったのは、「馬鹿」であることに徹したこと。この作品の場合、中心となるTSTシステムはかなり馬鹿なのだが、それ一本だけでシナリオを牽引するような力がある設定ではないし、何より、馬鹿なくせにその背景に人の死が絡んでいるというのは大層いただけない。一人の少女が命を落とし、平和に成仏するためにはエロと馬鹿が必要であるという。こんな理不尽がすんなり認められるわけもない。

 そして、メインヒロインの1人である日和が「死者」であるという事実は、恋愛ものとしてもあまりプラスに働かないものだった。恋愛と死別というのは切っても切れない関係性がある大切なテーマであるが、普通「死別」が恋愛ドラマにおいて意味を持つのは、どれだけ大きな気持ちがその別れによって動かされるかにかかっている。今作の日和の場合、夕哉に対する気持ちのほどは定かじゃなかったし、彼女が生前どんな想いで過ごしていたかが分からない状態であんな脳天気な天使に取り憑かれても、そこに気持ちの動きを見いだすことは出来ない。すごく簡単にまとめると「日和がアホやからラブコメとしてなんか微妙」ということである。一方的に美月に迷惑をかけておいてあんだけ我が儘勝手し放題ってのは、キャラ以前に人間として受け入れ難いのだ。一度日和がいなくなって美月が探して回るエピソードがあったが、「もう、あんなトラブルの種は放っておけばいいやん」と心底思ったものである。

 まぁ、この手のアニメに対してそんな真面目に考える必要も無いのだろうが……そんな理由が諸々重なって、この作品はお話がすんなり飲み込めなかったので、付属品として提供されたエロの方もあんまり興味が湧きませんでしたとさ。やっぱりTSTの設定はイメージが追いつかないよなぁ。いっそ開き直ってそういうシチュエーションのエロ漫画を描くってんなら、それはそれでニーズがあるんだろうけど。

 一応フォローを1つ入れておくと、この作品で唯一楽しみだったのは次回予告でした。毎回持ち回りで中の人1人が全キャラの声を担当するというかなりの無茶ぶり。伊藤美紀による男の子声や萌え声など、不可解なサービスが多くて嬉しかったです。今作で主役デビューを飾った橋本ちなみという子は……まぁ、今後頑張れ。デビュー作は永遠にプロフィールに残り続けるだろうが、なるべく気にしない方針で。演技はそれなりに出来ていたと思うし、今後の頑張り次第だと思いますよ。

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 ラストの前の静けさか、第11話。上京するだけで1話かかるあたりは流石の地方アイドル。いや、でも田舎もんにとっての東京ってそれくらい大変なことなんですよ。わたしゃどっちかというと憧れるより近づきたくないと思う派だけど。

 結局、早坂のしかけた同じ曲作戦は「WUGが歌えなくなる」というだけの結論に落ち着いた。当事者からしたら「やっぱりアイツはI−1のスパイだったのか!」となるわけだが、早坂の考えは、同じ曲である程度I−1を視野にいれつつ、きちんとWUGらしさで勝負出来る土壌を用意するってことだったんだろう。全く違う曲だけで攻めてもWUG独自良さは分からなかっただろうし、彼女たち自身で同じ曲を一度経験することで、I−1との差を実感し、自分たちの個性を模索させるっていう寸法だ。まぁ、その辺は作中では描かれていなかったので勝手な想像ではあるのだが……7人全員が早坂の無茶振りに対しても割とあっさり折れて新しい曲にチャレンジしたことを考えると、受け取る側も、それなりに覚悟と熱意があったってことなんだろう。菜々美あたりが無茶なミッションに逃げ出すんじゃねぇかとか不安になったけど、流石に事ここに及んでそれはなかった。今回はダンスシーンなんかも(この作品にしては)作画がまとまっていて、全員揃っているように見えてもやっぱり藍里だけ微妙にモーションが遅れたりしてるのは芸が細かいところである。

 1ヶ月という短い練習期間で「7 Girls War」を練習して攻めあがるWUGと、それを迎え撃つI−1。どちらもそれぞれに覚悟は出来ており、特にI−1側は圧倒的強者であるにも関わらず、センターの子がむき出しの闘争心を隠そうともしないために、一切油断なく雑魚どもを返り討ちにする覚悟である(まぁ、アイドルの祭典自体でI−1が直接対決する場はないはずなのだが)。元々I−1側が「悪」ではないというのがこの作品の大事なポイントだったので、こういう姿勢がはっきりと出ているのは良いことである。どっちかっていうと、上京仕事で浮かれているのは挑戦者であるWUGの方。あんまり緊張しないおおらかな子が多いのは悪いことじゃないとは思うのが、I−1側の熱意と比べるとやっぱりまだ素人根性が抜けきってないのだろうか(まぁ、旅行を楽しむのは悪いことじゃないけど)。とりあえず、渋谷と原宿と秋葉原では全部着替えて出かけなきゃいけないという生き方は本当に大変だと思う。いや、そもそも何日滞在する予定なんだよ……。まぁ、そんなおちゃらけを除いても、各人の決勝に対する思いもそれぞれに違っていて色々と面白い。はたして、再び東京に戻ることになった真夢の心中はいかほどのものなのか。

 そして、そんな緊張感と高揚感が高まる中、一人胃を痛めていたのが、苦労性のリーダー、佳乃。胃薬常備で迫り来るストレスと向き合わなきゃいけないので本当に大変そう。お気楽なメンバーが多いし、社長はあの通りだし、マネージャーは使えないし、全部の苦労が佳乃(と真夢)にのしかかってきそう。そして、最後にはお約束のバットイベントまでもが待ち構えているというハードモード。まー、足挫いちゃったのは自己責任ではあるのだが……なんか、「これ以上投げたらもう二度と野球出来なくなるよ!」って言われてもマウンドに立つピッチャーみたいな話になりそうで怖いな。超ハッピーエンドは期待してないけど、それなりに後味の良い終わり方に期待したいもんである。いっそ、苦しんでいる佳乃の脇で藍里が真っ先に盛大なミスをやらかして気絶、そのままリタイヤとかだったら逆に笑えていいかもしれない。ある意味うんめーにゃー。

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「ファイブレイン 神のパズル3」 5→5

 総決算で大団円でしたね。いや、この作品で何を総決算するのかはよく分からないけども。気付けばこれも合計で1年半やってるご長寿アニメやからな。それが全て集まってくる話が見られるだけでも、ある程度満足してしまうのは致し方ないところである。

 そう、結局この世界は、大した意味など無い。どこまで言ってもキーワードは「パズルタイムの始まりだ!」であり、「俺に解けないパズルはねぇ」である。パズルさえ解いていれば幸せな主人公チームに、パズルさえ解かせていれば幸せな敵側が戦いを挑むという、誰も損をしない幸せな世界。もちろん、大体のパズルに人の命がかかっているし、オルペウスの腕輪は精神干渉、能力解放に加えて次元干渉やタイムリープまで身につけて完全に埒外の存在となった。「こんだけ何でもありの世界なのに、パズルは割と普通に解くのな!」と突っ込みたくもなるのだが、このアニメのパズルが普通に見えたら、多分それは末期症状だ。何一つ普通のことやってない。でも、それが癖になるのよ。「あー、今日もまた爆発してるなぁ」とか「ほーら崩れる崩れる」って思うと、ファイブレ見てる実感が湧くのよ。

 そんな無茶苦茶ワールドなので話の中身は正直どうでもいいんだ。レイツェルの過去、ジンとの関係性、そしてカイトの信念。突き詰めれば「パズルが楽しいからみんなでパズル解こうぜ!」というのがこのアニメのテーマであり、それさえ伝われば世界や人の命がどうなろうと大した問題じゃない。レイツェルとカイトが延々ジンの人格についてあーでもないこーでもないと議論することでお話が進んでいったが、「パズルを愛する奴」だろうが「パズルを憎んで人を殺させる奴」だろうが、常識で考えてイカれてるって意味では大差ない。どっちが正しいかも結局パズルで決めるんだしな! それでも、「パズルを解くための適当な条件」にしては盛り上がる部分も割とあって、次々に儚くなっていく味方やライバルを見ては「えげつねぇ殺し方しやがる……」と戦慄したものである。ルークの死に様とか、ホントに救われなかったからなぁ(死んだとは言っていない)。

 引っかき回すためのキャラクターがオールスター出演だったのも3期ならではの見どころであり、個人的にはメランコリィちゃんが予想以上に真剣に絡み、活躍してくれていたのが凄く嬉しかった。オルペウスオーダーの面々は2期で仕事を無くしてあんまり出番無いかなぁと思っていたので(実際ミゼルカやピノクルにはほとんど出番が無かったので)、メランコリィちゃんが腹を割って本音で会話してくれたことがストーリーに直接絡んだのは嬉しかった。フリーセルも、ちゃんと改心したなりにパズルと接点をもって無難な立ち位置を見つけていたし、なあなあになっていたギャモンにも割と気骨のある見せ場が回ってきたのも楽しい。つまり、「これだけキャラがわんさかいて、全部濃いキャラだから勢揃いしてるだけでも楽しい」。気付けばファイブレワールドに結構毒されてたんやなぁ……。

 そして、そんなヘンテコ中毒性をいっそう強化する「もっともっと神のパズル」の存在感。まさかのイワシミズ君2週跨ぎとか、どう考えてもおかしなユニット形成が酷すぎてお見事であった。本編が必死にシリアスで頑張ってるのにあの空気でキャラいじりに終始するってのも潔いよな。おかげで中の人は本当に楽しそうでした。本当にキャストが恐ろしく豪華な作品でね……個人的にはギャモンがやたらお気に入りだったけど、壊れキャラを邁進したルーク・ビショップコンビの潔さも良い。この作品でキャスト集めてイベントやったら秒でチケットがはけるレベルの集まり方なんだけども、そういうイベントって無いものかねぇ。

 あと、ラヴーシュカさんが安定して精神崩壊からの死亡遊戯を演じているのをみて、なんかホッとしました。不謹慎ですね。そうですね。

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「いなり、こんこん、恋いろは。」 5→6

 最大の不満はわずか10話で終わってしまったこと。まずそれだけ書いておきたい。なんでや、もっといくらでもお話はあったろうに……角川アニメ憎し。

 毎週感想書いてたので改めて書くことはそこまで無いのであるが、一言で言うなら「とにかく可愛かった」である。独立後初の元請製作となるアニメスタジオアイムズの作品であるが、10話という短い尺の間とはいえ、きちんと画のクオリティを維持して、特に細やかな女の子の表情に見るべき点が多かった。シリアスなシーンでもへちょ絵的な崩し、ギャグのテイストも維持しており、コロコロ変わる表情が非常に魅力的。元気な女子中学生の青春模様が見られたので、それだけでも眼福である。また、絵の綺麗さという点では背景美術もレベルの高いものになっており、伏見稲荷の古式ゆかしくもまったく色褪せない鮮やかな景観が非常にアニメ映えする仕上がりになっている。そりゃもう、実際に聖地巡礼に行きたくなるくらいには。これまであまりそういう「アニメご当地」的な要素には興味もなかったのだが、実際に行ってみて、その後にアニメをリンクさせると、「あのあたりにうか様がいたのだなぁ」と思えるようになり、しかもなんだかそれがすごく自然なことのように感じられて、「こういう楽しみかたもあるものなのか」と妙に納得したものである。まぁ、「実際には見えない神様のお話」っていうのが、神社という霊験あらたかな立地と相まって何となく体感しやすかったっていうのはあるかもしれないけど。

 そのままの素材としても充分楽しめるだけの中身を伴った作品だったと思うが、更に上映会に参加したことで愛着が深まったのは、アニメを楽しむ上で非常に良い効果があったと思う。普段はなかなかイベントには参加出来ない土地柄であるが、ああいうイベントは製作スタッフの生の声が伝わりやすいし、グッと距離が近づくのでとても良いものだと思えた。あまりにテンションが上がりすぎて普段なら絶対にやらない「アニメ放送中に原作コミック購入」に走ってしまったくらいだ。まぁ、絶対にアニメ放送よりも前に進まないように注意しながらの購入だったけど。原作を読んで驚いたのは、アニメはかなりオリジナル要素が強く、原作通りの話でも、色々と細かく変更が加えられていた点。「原作改変」なんていうとネガティブなイメージが強くなりがちだが、今作の場合にはアニメとして流すことを考えて非常に丁寧に要素を積み重ねており、原作のテイストと意図を壊すことなく、アニメでは「新しいお話」として組み立てが出来ていた。こういう関係性って、なかなか貴重なもんである。尺の短さが本当に悔やまれるのだが、「短い10話の間で1つの作品としてどのような完成形を目指すか」という短期目標がきちんと立てられており、アニメオリジナルのパッケージとして魅力が完結しているのがよい。こういう売り方は割とアリなんじゃないかと思いますね。まぁ、原作ファンからしたら、アニメ版が勝手に終わってしまうと続きが映像化されなくてちょっと残念な気持ちにはなりそうだけど。

 そんなこんなで、とにかく色々な方向から楽しむことが出来ました。現在、ソフトを買いたい欲求と深刻なバトルを繰り広げている最中です(経済的に厳しいので)。なんかね、2巻のジャケットが確実にオレらを殺しに来ている。ヤバい、マジであの絵はヤバい。でも2巻だけ買うとかいう選択肢はない。誰か助けて。助けてうか様! このアニメの魅力の半分はうか様で出来ています。うか様の中の人も、まさかこんなところでミドルヒットを飛ばす当たり役に遭遇するとは思っていなかったんじゃなかろうか。原作漫画だともろにうか様が「薄桜鬼」やっててワロタ。あんた、沖田さんと普通に恋愛してましたやん。

 うか様の挑戦を受けるという厳しいポジションにたたされたのが、メインヒロインいなりちゃんだったわけだが、何とあのうか様を相手に充分渡り合うという見事な活躍を見せた。今作はうか様の可愛さで完成はしたが、それを可能にしたのは、うか様を盛り上げ、世界を作り上げたいなりちゃんの可愛さのおかげですよ。大空直美ヒストリーは、ここから大きく広がるものになるに違いない。

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 ヲイ、紫龍、オイ、第96話。いや、そりゃまぁ誰も死んだとは思ってなかったけどさ。せめて一輝みたいにちゃんと「どっかに行ってた」アピールくらいはしろよ。単に瓦礫の中で気絶してただけなのかよ。黄金聖闘士ほぼ全員生存やないか。

 なるべく簡単にまとめるなら、「元気玉展開」。青銅軍団が星矢の遺志を受け継いで戦いを挑むも圧倒的な力の差によって敗れ去り、地球は一時、サターンの手に落ちる。しかし、最後の希望は若い聖闘士に託されることになり、アテナの計らいで全世界の残された小宇宙が全て光牙の下へ。悲喜こもごもの全てを肩に背負い、残されたペガサスが、単身最後の戦いに挑む。まぁ、予定調和的な展開なのだが、「全ての小宇宙を一手に引き受ける」=「人と人を繋ぐΩの究極形」っていう図式は綺麗な流れだと思う。前回の星矢との問答の末、「昴のために覚醒したΩを昴に向けて使うことは出来ない」っていう結論になっていたわけだが、その矛先をこっそりすり替えて、「とにかく人がみんなで手を繋げば強いんだ」っていう理屈にしてしまえば、後は勢い任せで昴をぶん殴る事も可能になるだろう。ま、実際はサターンの中の残された昴を説得し、鉄拳制裁で目覚めさせるっていう展開になるのだろうが、そのあたりの下準備もエデンがやってくれたので、次回は綺麗に最終回を迎えることが出来るのではなかろうか。……最終回なんだなぁ。やっぱり考えたくないのだが……次の朝に待ち構えてる力士がドヤ顔でアピールしてくるから嫌でも認識してしまうよなぁ。

 さておき、そんな分かりやすい展開だったのだから本来ならあんまり語るべきことも無さそうなのだが、色々とネタ要素も多いのが不思議なところ。冒頭、星矢が最後の一撃を見舞いながらも倒れ、「君たちにアテナを託す」というアイオロスの至言を残して散っていったところは素直にグッと来るシーン。ほぼ生身の状態で打ち果てたはずなのにその後に射手座聖衣がオブジェモードで残されたのはかなり違和感があるのだが、やっぱり「聖闘士が散った後に聖衣だけが残される」っていうシチュエーションはいつ見ても切ないし恰好いいものである。しかし、そんなことはサターン様の知ったことではないようで、「残された黄金聖衣を飴細工のようにたたき割る」という前代未聞の暴挙に出ている。酷い。聖闘士の高みであるはずの黄金聖衣がここまでぞんざいに扱われた例は過去に無い。元々ボロボロになっていたとはいえ、あまりに脆すぎてなんか悲しくなった。それだけサターンが強いってことなのだろうが……聖衣くらいそっとしておいてもいいじゃないのよ。

 もちろん、そんなサターンの暴挙に若い世代が黙っているはずがない。前回のワンサイドゲームを忘れたわけじゃなかろうが、再び立ち上がって最後の晴れ舞台に挑むことになる。これまでなかなか出番が無かった6人、最後に何か「サブ主人公」らしい活躍を見せてくれるかと思ったら、何と全員が最大必殺技を突然開眼させてたたき込むという流れに。「ライオネットバーストフレイムボンバー」とか「廬山千龍覇」とか、なんかよく分からないけど多分強いんだろう。けど、この場で一回限りの必殺技として炸裂させちゃうのはどうなんだよ。もっといい見せ場あったろうに。それに龍峰、千龍覇ってなんだ。お前の親父さんでさえフィニッシュホールドが百なのに、勢いでそれを越えるな。あとロックシンガー、お前なんなんだ。そこで歌うな。そこでマイク持つな。せっかく良いシーンだったはずなのに、完全にネタ画像になってしまったやないか。ちなみに栄斗さんは、この後の「全員の小宇宙を届ける」シーンでも妙にイキったジャケット姿(普段着)になってて妙に浮いてる感じがたまらなかった。次週、平和になった地球で彼は音楽活動を続けることになるのでしょうかね。

 結局、6人中4人は「壁役」というあまり扱いの良くないポジションだけでおしまい。残り2人こそが今回の主役。光牙はもちろんだが、エデンはこれまで時間をかけて昴との関係性を築いてきた苦労があるので、ここで多少なりとも報われないと可哀想だろう。仲間4人によって道を繋ぎ、最後に2人がコンビネーションをたたき込むという配置だったが、その作戦自体は「お前らのやり口は知っている!」と意気込むサターンに粉砕されてしまう。しょうがない、戦いがワンパターンなのは事実だからな。でもそれは光牙たちが悪いんじゃなくて原作者に文句を言ってくれよな。しかし、4人が倒れたあともエデンたちだけはなんとか奮戦し、結果的にはサターンに最終奥義を使わせるまでにはなったのである。エデンさんは光牙に全てを委ねる前に「神の孤独」について一言コメントを残しており、彼の思いの下には、かつて「神の力」に振り回され、自分を見失って滅んでいった父親の姿が確認出来る。昴の中に不可解な神の力を感じながらも黙って見守ってきたのは、新たなマルスを産みださないよう、神だと分かっていても極力「友人として」接しようと努めた結果だったのだろう。エデンは1期のころの頼りないお坊ちゃんからちゃんと成長していたのだなぁ。

 しかし、そんな努力も水の泡。結局全ての人間の時間は停止し、光牙はもちろん、アテナやパラス、元パラサイトのタイタンさん、平気で復活してきちゃった紫龍・フドウ・貴鬼の3人組や、前々回颯爽と登場した邪武さんに至るまで、あらゆる人間が時間を止めた。訪れた静寂の中で悦に入るサターン様は、満足げではあるがどこか寂しそうにも見える。ちゃんと「胸の痛み」と独り言で言ってしまっているあたり、既に昴復活のフラグはびしびし立てられているのである。完全に沈黙した人類であるが、やはり最後はアテナの力。神による抑圧に辛うじて抗えたのはやはり神だったのだろうか。沙織さんの呼びかけに応じて、世界中の聖闘士が残った力を最後の希望として光牙に送り込む。よく見るとどさくさに紛れて行方不明だったインテグラさんもいる。パラドクスの亡骸からは小宇宙は出ていなかったので、多分彼女は本当に死んじゃったんだろうなぁ。あと、ついでに聖闘士じゃないのにタイタンさんやラキまで小宇宙を送っているのも気になる部分。ラキでもいいんだったら聖闘士じゃなくて世界中の全人類から力をもらえばいいと思うんだけど、残りの人類には沙織さんの言葉は届かなかったのかな。かてて加えて、「全人類の時は止めたわー」とサターン様が満足している中、平気で帰還する一輝兄さん。どうやらアイガイオンさんが最後の情けで異次元転移から守ってくれたらしい。やっぱり彼はいい人だった。一輝も彼の気持ちをちゃんと分かっているようで、「お前が興味を持った人間って奴の力を見せてやるよ」とまんざらでもない様子。まぁ、一輝だけだったらΩなんかなくても単体でサターンくらい倒せる気もするけども。時間停止効かない時点で完全に一輝の方が上やん。サターンの奥義発動のタイミングで地球上にいなかったから時間停止の影響を受けなかったのかな。もしこれで永遠に時間が止まりっぱなしだと、この後の一輝はすげぇ寂しい人生を送ることに。怖い。

 とにかく、そんなフェニックスな小宇宙も含めた全ての力を受け止め、ついに光牙が最終Ω聖衣に進化。最後の戦いが始まるわけである。光牙のところにたくさんの小宇宙が駆けつけ(?)たわけだが、最初に飛び込んできたのが檄先生だったのがちょっと微笑ましかった(更にイチさんが続いたのも笑った)。さぁ、後はこの作品の2年間の集大成を黙って見守るだけである。多分、すげぇ普通の最終回だと思うぞ!

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 すごく丸く収まる! 最終話。まー、こうなるしかないエンディングなんだろうな……ここで突然「何もかもが上手く行く方法があったよ!」なーんて言われても興ざめだろうし。やっぱり生まれながらにうか様とコンタクトが取れる燈日が一番恵まれてるってことになるな。以後、いなりはたびたび自室で一人Wiiをやりながらぶつくさ言っている兄を目撃することに……。

 最終話の構成はこれまでの密度が何だったのかと思うくらいにシンプルあっさり。何しろ、Aパートは延々いなりが走っていただけである。実際に伏見稲荷を駆け上ったらそりゃ時間もかかるだろう(いなりたちが高天原に突入する際に到達したのは伏見稲荷山頂上の社だったので、実際に登っていたのは間違いない)。でも、それを延々流すのもどうなんだろう、とは思った。そしてBパートの半分は天の岩戸を引っ張ってこじ開けるのに費やされる。あたかもアクシズ墜落を止めるモビルスーツ群とサイコフレームの光のごとく、であるが、やっぱり「大きなかぶ」を見ているような冗長さは感じる。むー、最終話だからもう少し密度があると良かったのだが。いや、でもあそこまで時間をかけて、本気で頑張っているいなりを見たからこそのエンディングなのかもしれない。とにかく、いなりはこれまでのお話の中で一番頑張っていた。

 結局、いなりが事の真相をしってしまえば、「会えなくなる」という寂しさは心苦しいものの、彼女にとっては「神通力を返す」以外の選択肢はあり得ない。うか様がそれを隠していたからこそ問題になったのであって、いざ通じ合ってしまえば、対面して、返還して、万事解決である。ただ、その1点にたどり着くまでの両者の気持ちというのはきちんと描かれていたし、この終わり方については文句を差し挟む余地は無い。いなりは頑張ったし、うか様はそんないなりのことを第一に考えてくれた。1つの友情物語の(少し寂しい)幕引きとしては、これ以上の形はないのだろう。その後の生活についても希望的な展望が見えており、いなりの回りには友達の輪が広がったし、何よりも丹波橋君との距離がグッと縮まったのである。人間的な成長があったのなら、短い間とはいえ神との交流には大きな意味があったということだろう。このお話は女子中学生のほんの少しの青春絵巻として幕を閉じるのである。良い話ではないですか。

 ……なんで10話しかなかったんだろうなぁ……もう少しやってくれていいのになぁ……。

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3月21日 ドラフト模様(BNGTHS×2)

ピック順 【Serra】→【Sangriter】→【Sea-chicken】→【Metallica】→【Thraxi】→【Alessi】→

 

 今度こそ本当にお別れだから! 嘘じゃないから! 

 というわけで、正式に開催された「最後のドラフトの2回目」。「最後」にかこつけて何か上手いこと言ったり、華々しいことやったりしようかとも思ったけど、特に劇的なこともなく、普通に「僕らの楽しいドラフト」で1人の同志を見送るのでありました。もう生涯ドラフトとかやらないんじゃないかな。やるとしたら、次に感染が帰ってきたときですかね。結論:奴=ファイレクシア。

 

 


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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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