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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 いよいよクライマックスって感じがしますな、第10話。あとは、残った話数でいかにしてペンギン帝国がプリンスを蹴散らすかというお話だが、ラスボスである孝一の復活で、ラストバトルも間近である(???)。

 考えてみると、少年漫画的プロットを全て逆にしてあるというだけで、実は大した捻りの無いコンセプトなのだが、それでもこうして大まじめにやられるとなんだかおかしく見えてしまうのは面白いところ。「相手がたの愛情を受けて寝返る奴が出てくる」「裏切り者を見て怒り心頭になり、町を破壊してでも自爆覚悟で相手を巻き添えにしようとする」「それを見て司令官ポジションの奴が高笑いしながら『せいぜい死んで名を残すがいい!』と斬り捨てる」「でも、結局相手の努力と鍛錬の集大成と言える技に敗北する」。これらは普通なら全て悪者側に与えられるべきシナリオである。対して、「パワーアップ兵器を起動しようとしたが、トラブルで使えない」「仲間の友情でそれを乗り越え、最強形態へと変形を果たす」「その結果、敵側の中枢キャラを愛情で更正する」「そのキャラとも友情を結び、町や仲間を助けるために命を賭ける」「見事に努力と絆の必殺技でピンチを乗り越える」は全て正義側のシナリオ。そのキーワードが全て「ペンギン」に置き換えられているだけだ。うむ、分かりやすい。今回もほとんどのシーンはリッツがしゃべりまくって進行していたため、主人公はどう考えてもリッツだし、子安のおかげでプリンス側は完全に悪役だ。子安は今期だってDIOとかオレスキーとか悪役ばっかりだし、しっくりくるよな。

 結局、将馬がなんでペンギン化したのかよく分からないし、孝一と楚南が今までどういう状態だったのか、何故このタイミングで復帰したのかもさっぱりだが、それは次回以降に説明されることだろう。とにかく「代替わりしたはずの主人公キャラが、最後になって復活する」というシチュエーションは大好きなので、孝一の復活劇は(分かっていたとはいえ)無闇に燃えるものである。いや、どう見ても悪役側にしか見えないので復活されてもどうなんだろう、って話はあるが。やっぱり、ダイミダラーはあの先行者をモチーフにしたガリガリボディが一番だよね。今回は6型VS大南極という、このアニメにあるまじき「普通に割と恰好いいロボットどうしの戦い」だったために消化不良だったんだ。格好良さとか求めてないので、野暮ったく、もっさりと鈍重な戦いをお願いしますよ。あ、でも楚南さんが腕部で飛来して合体するシーケンスは割と恰好良かったかも。

 今週はエロ要素すらほぼリッツ1人で担当していたため、リッツは本当に大忙し。彼女がそれっぽい発音で英語台詞を発するだけで笑えてしまうのは、全部中の人が悪い。stylish! wow!

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 ガーゴイル検索ワロタ、第10話。元々魔除け、雨どいとして機能していたGargoyleに何を検索させるんでしょうね……この世界では検索かけることを「ガゴる」っていうんだろうか。ガーゴイルマップにガーゴイルアース。……ナディアが失敗した世界かな?

 今週は最後の伊緒奈のモーション以外は特に動きは無く、前回に続いての説明・まとめ回。主にユヅキが語り部となってこれまでの顛末を改めてまとめてくれている。まず、前回色々と悩んでいた「ルリグがなんで教えてくれないのか問題」であるが、まぁ、大方の予想通り、「ルリグが事の真相を教えるのはルール違反」という取り決めがあったようだ。「繭」という名の謎の統治者がようやく顕現し、これにより、改めて約定が確認された。ルリグがセレクターに洗いざらいしゃべった場合のペナルティは「もう2度とルリグから元に戻れない」というものらしいのだが、そりゃまぁ、ルリグが持ち主に全部しゃべっちゃったら、そもそもセレクター側がバトルに挑まなくなるのでルリグは自動的にお蔵入りしてジエンドだろうよ。今回ユヅキは意を決してそのルールに抵触しにいったわけだが、もうあそこまでばれちゃってるんだから何話してもいいよな。そもそも、「バトルに引き込んで一衣に真実を伝えたんだ!」っていうけど、その前にるう子に全部報告してる時点でアウトだろう。いや、取り決めの上では、自分の持ち主にしゃべったらアウトなだけで、別なセレクターに告げ口するのはセーフなんだろうか。現時点でユヅキが明確にペナルティを喰らっている描写がないのでそのあたりのルーリングは曖昧だが、まぁ、ルリグサイドとしては、結託してでも事実は公表したくない(もしどこか一件でも入れ替わりの事実が明るみに出てしまえば、現時点でルリグになっている連中は揃って復帰の芽を断たれる可能性がある)わけで、自分がどうでもいいとしても、他のルリグ仲間の今後も考えれば、普通は密告には抵抗があるよな。今回のユヅキの場合、「たまたま一衣のところに出ちゃった」「その上でまだ葛藤中のるう子とも遭遇できちゃった」というたまたまが重なりすぎたせいで起こった、かなりレアケースなのである。

 さて、ルーリングはとりあえず分かった。次の問題は「現時点での遊月と花代さんの心境は?」というもの。花代さんは、前回の考察通り、もう願いを完全に遊月と共有していたきらいがあり、香月とくっつけているだけでも割と幸せそうに見える。ユヅキの存在に気付いて目配せしたところを見ると「後は私に任せておけ!」的な使命感に燃えて必死に幸せになろうとしているような。うん、結局「何故花代さんが全てを遊月に告げなかったのか」の問いは「ルリグ世界から脱出したかったから」ということになってしまうのだろうが、彼女なりのせめてもの罪滅ぼしが、遊月の願いを叶えるということのつもりなのか。まぁ、どう考えても割に合わない、っていうかそもそも他の女とくっついてるのだから、遊月から見れば寝取られてるようなもんである。「紅林遊月でいられないなら元の世界に戻る意味がない」と言っている通り、彼女にとって唯一現世に存在意義を見いだすとしたら、「自分が香月とくっつくこと」しかなかったのである。それを他人が代行したところで、全くフォローにはなってない。……まぁ、その割にユヅキが「ありがとう、花代さん!」って言ってたけど。もう、彼女も随分混乱してるみたいですので、そっとしておいてあげましょう。

 この他にも、るう子の回りにはたくさんのイレギュラーが存在している。まずはまだまだ不幸が続く一衣ちゃん。一度バトルからリタイヤしたはずなのに強引に再び巻き込まれた今作でも頭一つ抜きんでた不幸を誇るキャラである。なんとか友達の必要性を感じる心だけは死守し、再び地獄の釜の蓋を開けようと決心する健気な一衣だが、友達関係のイベントは全て身体的苦痛を伴う上、どうもWIXOSSというだけで拒否反応が出る。おかげで、なんとかバトルまで持ち込んだはずなのに、試合開始前に原因不明の卒倒である。おかげでこのアニメ、もう2週間ものあいだ一切カードゲームやってない。彼女がぶっ倒れた原因は精神的なものなのか、それともペナルティの肉体的苦痛によるものなのかは定かじゃないが、ユヅキはすぐに「救急車呼べ!」って言ってたので、下手したら彼女がバトルに挑むとこうなってしまうことを知ってた可能性もあるな。もう、二度とカードを握れない身体になってしまったのかね……。更に彼女に追い討ちをかけるのは、母親の心無い発言である。実際に聞いたのはるう子なので直接一衣がダメージを被ったわけではないが、「娘が倒れた」と聞いて駆けつけた母親の第一声が「もうあの子が分からない」なのはどうかと思う。せめて無事だったことを喜んでからでいいのでは。まぁ、目の前にるう子がいたせいで混乱がピークに達して弱音が漏れてしまったのかもしれないけどさ。るう子にしてみると、思いがけないところで幼い日のトラウマを投げつけられてひどいもらい事故である。今回の一衣の件がるう子の過去をフラッシュバックさせたってことは、ひょっとして、るう子が過去にバトルの敗者になっていた可能性が微レ存?

 そして、更なるイレギュラーとして、まったくバックグラウンドが見えてこないタマという存在も忘れてはいけない。ユヅキの告白を聞いて一番驚いていたのがタマであり、自分が想像の埒外にある罪深い存在だと知って相当へこんでいる様子。そりゃ身に覚えもないのに「お前、友達だとか謀って詐欺行為を働いてたんだろ」とか言われたらショックだろうけども。幸いるう子は優しい(というかヌケてる)からタマに悪気はなかったということは信じてくれているわけだが、もう少し慎重なセレクターだったらこの時点で関係性もご破算である。次週では伊緒奈の誘いを受けてタマたちも再びバトルに挑むことになるだろうが、はたして、彼女たちが夢限少女になったとき、タマはどんな状態になってしまうのだろうか。とりあえず、タマの衣装は恐ろしくエロいので、入れ替わってるう子があの服を着るシーンは見てみたい気がします。

 どうでも良い話だし、多分アニメ見た人間の8割は確認してると思うんだけど、最後に出てきた伊緒奈のツイッターアカウント、多分ファンの誰かが急ごしらえで作った奴がちゃんとあって笑う。このアカウント、もう使い道ないやろ。

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Ajani’s Sunstriker/アジャニの陽光弾手(M13)」 C

 直近まで基本セットリミテッドで活躍してたコモン。オーラの土台としてすこぶる強い。

 

Apex Hawks/天頂の鷹(WWK)」 C

 今回はワールドウェイク産の多重キッカーコモンサイクルが全て再録されている。無駄に長引きやすい多人数戦をフォローする処置だな。こいつは素で強いからあまり考える必要ないけど、5/5とかで出せても嬉しいのかどうか。

 

 

Brago’s Representative ブレイゴの名代 (2)(W) C

クリーチャー・人間、アドバイザー

1/4

投票の間、あなたは追加の1票を得る。

 投票は「議決」システムの時に用いられるもので、多人数戦ならではの数の暴力を楽しめるわけだが、大体はその時に優勢なプレイヤーに不利な結果が出るようになっている。そのため、ぶっちゃけ1票増えたところで人数が多いとそこまでの影響力はない。しかし、人数が3人とかだと割と洒落にならない。何せ相手が2票、こちらが2票で最低でも最多タイにはなるのである。そう考えるとプレイ人数によって大きく価値の変動するクリーチャー。ただ、たとえ4人ではじめても5人ではじめても、いつかは人も減ってくる。そこで上手いこと議決に持ち込めれば、実は侮れないという噂も。まぁ、結局は議決カードの質次第だし、そこまで慌てて採るようなギミックでもないか。それなりに壁が欲しいときに。

 


Council Guardian 議会の守衛 (5)(W) U

クリーチャー・巨人、兵士

5/5

議決(青、黒、赤、緑) - 〜が戦場に出たとき、〜は多数だった色全てに対するプロテクションを得る。

 議決システムは必ず自分からスタートするってのがポイントで、たとえばこれのコントローラーが「赤」と宣言すれば、他の人間は不必要に強いクリーチャーを産みだすことは嫌なので無難に「赤」と連呼する場合がほとんどである。そうして見ると、このクリーチャーは「万物の声(10ED)」の地上ガッチリバージョン程度であるが、その時点で割と足りてる。時たま底意地の悪いプレイヤーが参加していれば、「別に俺は影響を受けないからプロ黒もあげるし、あっちを殴ってくれよ」と票を散らしてくることもあるかもしれない。そうすると、狙われた方も「じゃぁ俺はプロ青やるよ!」と売り言葉に買い言葉、ひょっとしたら4色プロテクションのモンスターが出てくるかもしれない。色々と駆け引きが熱いカードである。

 

 

Council’s Judgment 議会の採決 (1)(W)(W) R

ソーサリー

議決(あなたのコントロールしていない土地でないパーマネント) - 最多の票を得た全てのパーマネントを追放する。

 いわゆる1つのいじめの構図。これこそがまさに議決。この呪文のコントローラーのものは対象に出来ないのでご安心。というか、良く見たら壊す候補も対象にはとってないので呪禁だって破壊不能だってなんでもござれ。すげぇ。当然、コントローラーが開始第一声を叫ぶので、最多票にしやすいこのパーマネントが一番割れやすい。票が割れて全員が違うパーマネントを指さしはじめると、全てが最多票になってぶっ壊れたりする。多人数戦やってるな、って実感出来る愉快なカード。実用性は謎だが、最低でも他人のパーマネント1つは壊れるんだから損はしない。えてして、「場で一番壊れなきゃいけないパーマネント」って民意で決まってるもんやで。

 

 


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Academy Elite アカデミーの精鋭 (3)(U) R

クリーチャー・人間、ウィザード

0/0

〜は+1/+1カウンターをX個置いた状態で戦場に出る。Xは、全ての墓地にあるインスタントとソーサリー・カードの数である。

(2)(U)、〜の上から+1/+1カウンターを1つ取り除く:カードを1枚引き、その後手札を1枚捨てる。

 +1/+1カウンター乗せサイクル。青はカウント対象がやや難度高めであり、サイクル中では狙って貯めるのが一番難しいかもしれない。まぁ、クリーチャーサイズで青が水をあけられるのはいつものこと。どうせ試合中盤以降なら、細かい差なんて気にならない程度にはカウンターが乗るだろう。起動能力もそこまで頑張って使うようなもんじゃないけど、戦闘要員ではなく中盤以降の潤滑剤と割り切るとコスト以上のお仕事をしてくれるのは間違いない。こいつでスペル捨てまくって2体目のこいつに繋げるとちょっとした輪廻転生。

 

 

AEther Tradewinds/上天の貿易風(WWK)」 C

 デメリットにもなる効果を持つバウンスだが、ゼンディカーでも大活躍してました。昨今では非常に珍しい「土地も戻せるバウンス」なので、そっち方向でのニーズもあるかも。


Air Servant/大気の召使い(M14)」 U

 やっぱり現行セットからの再録は勘弁して欲しいが……一応、敵全員に影響出来る能力なので、多人数戦用ギミックといえるのかも。「ほら、ブロッカーをのけてあげるからあっちを殴りなよ」みたいな誘致って、安直だけど案外気になるのよね。

 

Brainstorm/渦巻く知識(MMQ)」 C

 これはマスクス版を揃えてるのでそこまで必要ではないんですが。未だに高いカードだから、これがコモンだったってのも隔世の感よね。流石に最近は供給量も安定してるのかなぁ。

 

Breakthrough/打開(TOR)」 U

 墓地スキーにはたまらない一品。何故か青緑スレッショルドは環境が終わった後もずっと解体しないで一人回しし続けていた不思議な思い出があります。

 

Compulsive Research/強迫的な研究(RAV)」 C

 引き続き一世を風靡した強力なドローサポート呪文。コモンでこれだけのもんが拾えるっていうだけで、勇気が湧く存在。

 


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Altar’s Reap/祭壇の刈り取り(M14)」 C

 やっぱり陰鬱テーマのイニストラード・リスペクト環境ならこれよね。まぁ、今現在基本セットにいるんだけども……。

 

Assassinate/暗殺(M11)」 C

 黒の基本除去はこれが担当。「剥離」と比べるとかいう不毛なことはやめておこう。3マナって大事だよね。

 

Bite of the Black Rose 黒薔薇の一片 (3)(B) U

ソーサリー

議決(身体疾患と精神疾患) - 「身体疾患」が最多であるなら、あなたの対戦相手がコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで−2/−2の修正を受ける。「精神疾患」が多数または同票だった場合、各対戦相手は手札を2枚捨てる。

 ワンサイド「蔓延」か、「精神不敗」の2択。どちらの効果も単体で考えるなら3マナソーサリーであり、選択権が自分にないことも合わせて考えると決して効率は良くないのだが、被害が自分に及ばず、複数のプレイヤーにダメージを与えられるのは魅力的。手札破壊は全員均等にダメージが入るが、マイナス修正の方は影響を被るプレイヤーが限定される傾向にあるため、案外予定調和的な虐殺の方が発動回数は多いかな。

 


Drakestown Forgotten ドレイク街の遺棄者 (4)(B) R

クリーチャー・ゾンビ

0/0

〜は+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。Xは、全ての墓地にあるクリーチャー・カードの数である。

(2)(B)、〜の上から+1/+1カウンターを1つ取り除く:対象のクリーチャーは、ターン終了時まで−1/−1の修正を受ける。

 カウンターのせサイクルの黒は、当然墓地を使う。多人数戦の墓地ギミックは超めんどくさい。常に変動するし、数は大きいし、墓地をメインテーマにおいた統率者デッキなんかがあると、それだけで管理すべきリソースが1つ増えて本当に面倒なことになる。そんな反省をきちんと活かして、このカードは墓地ギミックではあるものの、墓地をチェックするのは1回だけでいい。ステータス固定の「ルアゴイフ」に、起動能力がついてこのお値段。中盤以降には充分過ぎるインパクトを与えられるだろう。こういうインスタントで戦闘がいじれるギミックを手に入れると、盤面を掌握してる気がしてきてなんとなく気分が良くなるよね。回りの人間が機嫌取りに来たりするし。リアルファイトにならないように注意な。

 

 

Grudge Keeper 遺恨の番人 (1)(B) C

クリーチャー・ゾンビ、ウィザード

2/1

プレイヤーたちが投票を終えるたび、あなたの選ばなかったものに投票した各対戦相手は2点のライフを失う。

 「別に投票は好きにしてもいいけど、俺に逆らうと怪我するぜ」という地味に嫌な脅しをかけてくる黒らしい恐喝者。そもそも1試合の間に議決が何回くらい発生するのか、っていう疑問はあるが、まぁ、2マナ2/1だし。ちなみに、「投票が終わる」というタイミングはあくまで議決の終了時のことを言うようだ。これのコントローラーの投票より先に票を入れたからセーフ、とかいうことにはならないので注意。つまり、先に投票した奴には確実に狙って2点入れられるわけだ。そう考えると、案外悪くない砲台だったりして。

 


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Barbed Shocker/棘のショッカー(TSP)」 U

 強引に手札をリフレッシュさせる昆虫。当時の環境でも「わぁ、ショッカーが帰ってきたよ、懐かしいね」という以上の意味合いも特にない地味なクリーチャーだったが、一応、多人数戦との絡みで何か起こるのか。他のプレイヤーに手伝ってもらって、「バウンス→殴る」で疑似除去みたいな使い方が……まずデッキに入れるかなぁ。

 

Boldwyr Intimidator/ボールドウィアの威嚇者(MOR)」 U

 未来予知で予知された未来が、次のローウィン環境で叶って登場したため、新規カードだったのにわずか半年で再録されたという数奇な運命を持つカード。書いてあることはややこしいが、まぁ、単にブロック抑制出来る巨人。今回は未来予知版のイラストで登場。

 

Brimstone Volley/硫黄の流弾(ISD)」 C

 やっぱ陰鬱といえばこれだろ、ってことで、イニストラードを代表するコモン火力。一応構築採用の実績もある質実剛健。まぁ、せっかくのおちゃらけ環境なのに、ガチで強いだけのコモン引くタイミングって存外難しいけども。

 

Chartooth Cougar/黒こげ牙のクーガー(SCG)」 C

 土地サイクリングサイクル。こちらも「よじれた嫌悪者」同様、いくつかの統率者デッキやデュエルデッキでの再録実績を持つ。ちなみに今回のイラストはデュエルデッキ「ヴェンセールVSコス」版の新しい方である。

 

Cinder Wall/燃えがらの壁(8ED)」 C

 なんかよく分からない壁。せっかく「孔の歩哨」が帰ってきて壁万歳をアピールしてるんだから、どうせなら当時も一緒に仕事してた「オーガの歩哨(ROE)」再録してあげればよかったのに。ちなみに、「ブロックしたら」壊れるだけなので、「覚醒石のガーゴイル」や「戦争売りの戦車」の能力でアタックしても特に壊れる心配は無い。

 

Deathforge Shaman/死鍛冶のシャーマン(WWK)」 U

 多重キッカーはグルールカラーが押しているのか、他の3色には無かったアンコモンからの再録がなされている。試合が長引けば1枚で人1人殺せるので、まとめて2,3人を出し抜きたい人のための本体火力として。

 


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Charging Rhino/突進するサイ(TMP)」 C

 このあたりのクリーチャーが緑のブロック制限の原点なのかねぇ。「テンペストだとアンコモン」っていうのはまだ理解出来るが、「ポータルだとレア」っていうのは流石に吹く。

 

Copperhorn Scout/銅角笛の斥候(SOM)」 C

 ミラディン世界では多分「背教の主導者、エズーリ(SOM)」と組み合わせて欲しかったんだろうけど、活躍してるのはあんまり見たことないわ。攻撃してないクリーチャーでもアンタップ出来るのはこいつのオリジナル。何か悪さ出来るシナジーあるかなぁ。

 

Echoing Courage/残響する勇気(DKS)」 C

 Echoingサイクルから緑だけが再録。これでトークンを元気に養えっていう狙いと、今回収録された「遠吠えする狼」なんかの全員集合系クリーチャーにつかえ、っていう狙いがあると思われる。多人数で展開してると、いきなり全然関係無いとこでサイズアップする奴らが多発しそうでちょっと笑える。

 

Elephant Guide/象の導き(JDG)」 U

 トーメントでやつれ果てた(実際はそうでもなかった)緑が、ジャッジメントで息を吹き返したことがすげぇよく分かったカード。もう、これに「ナントゥーコの信奉者」がいれば緑は安泰だった。今回はイラストも一新し、導き感アップ。こりゃ強い。

 

Elvish Aberration/エルフの逸脱者(SCG)」 C

 土地サイクリングサイクルの最後の1枚。ただ、実はこいつだけは当時アンコモンだった別枠。緑は本来なら「ワイアウッドの守護者(SCG)」がこの枠に入るべきなのだが、あんまり面白くないという判断だろうか、アンコからコモンに格下げされてこいつが採用された。確かに、こっちの方がクリーチャーとして使いたい感は高いかもしれん。

 


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Basandra, Battle Seraph/戦いの熾天使、バサンドラ(CMD)」 R

 初代統率者デッキに入っていたレジェンドの1人。出してしまうと、戦闘はほぼ完璧に統率することが出来る。出来るけど、改めて見ると割と地味だな。ギセラとかオレリアとか、ボロスカラーの天使は鬼畜が多いからね。

 

 

Brago, King Eternal 永遠王、ブレイゴ (2)(W)(U) R

伝説のクリーチャー・スピリット

2/4 飛行

〜がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えたとき、対象の、あなたのコントロールする、好きな数の土地でないパーマネントを追放する。その後、それらのカードをそのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。

 永遠王、とかいう名前の割にあんまり永遠要素が無いレジェンド。自軍好きなだけブリンクは使い方次第では当然強力な武器ではあるが、誘発条件が戦闘ダメージなのであんまり信用がおけないのと、この世界にあんまり出し入れしてうまみのあるギミックが無いのが悩みの種。まぁ、適当に通りそうなプレイヤー見つけて殴れば、アタッカー全員ちらつかせて疑似警戒みたいな使い方は出来るから戦力としてはそれなりか。もう少し派手にしてくれても良かったのに、永遠王。

 


Dack Fayden ダク・フェイデン (1)(U)(R) M

プレインズウォーカー・ダク

<+1>: 対象のプレイヤーはカードを2枚引き、その後手札を2枚捨てる。

<-2>: 対象のアーティファクトのコントロールを得る。

<-6>: あなたは「あなたが1つ以上のパーマネントを対象とする呪文を唱えるたび、それらのパーマネントのコントロールを得る」をという紋章を得る。

【3】

 スタン・モダンなどでは絶対使えないという不遇のプレインズウォーカー。その素性は盗人、好きなものはアーティファクト。テゼレットさんとキャラ被るやん、と思わせておいて、割と義賊寄りなのであんなアーティファクトキチガイとはちょっと話が違うらしい。まぁ、今後別な世界で正規のカードになるのを待ちましょう。で、その能力だが、別にコンスピラシー仕様というわけではない。特に小マイナスのアーティファクトパクりは、この世界だからどやねん、というものになっており、大体が場に出たらバニラだらけの世界ではちょいと寂しい。まぁ、3マナでいきなり恒久的パクりなんだから弱いわけないんだけどさ。基本はガンガンルーターを回して、あわよくば奥義発動、っていう流れなんだろうか。いや、でも多人数戦でプレインズウォーカー守りきれる気がしないな。

 

 

Dack’s Duplicate ダクの複製 (2)(U)(R) R

クリーチャー・多相の戦士

0/0

〜は、これが速攻と廃位を持つ以外、戦場のいずれかのクリーチャーのコピーとして戦場に出ても良い。

 稀に登場するおまけ付きクローンの新作。前回は黒混じりだったので「邪悪な双子(ISD)」なんて不穏な能力だったが、今回はプレインズウォーカー・ダクさんの手になるイゼットカラーなので、シンプルに速攻。そしてセットのカラーを無理矢理出すために廃位もおまけでついた。「場で一番強いクリーチャーが突然速攻で殴ってくる上にカウンターまで乗りそう」っていうのは実はかなりやり手。多人数戦ならコピー先にも事欠かないだろうし、クローン系の中では出色の出来である。ちなみに、イラストでダクさんがコピーしてるのはどう見てもグレンゾ親方なのだが、その人コピーしてもカウンター乗ってないからあんまり役にたたんで。「レジェンドでもコピーできる!」っていう喜びを表現したかったのかも。

 

 

Deathreap Ritual 死の収穫の儀式 (2)(B)(G) U

エンチャント

陰鬱 - 各終了ステップの開始時に、このターンクリーチャーが死亡していたなら、あなたはカードを1枚引いても良い。

 ミラディン世界における「ヴィリジアンのお祭り騒ぎ(SOM)」的なカード。その適用範囲が思い切り拡大されているのでかなり危険。書いてあることは間違いなく陰鬱であり、各ターンの終了時に死者が出ていると、何故か生命保険が飼い主でなくてあなたの下へ。なにこれ、保険金詐欺でも働いてるのかしら。しかも多人数戦だから「誰かが死んだターンエンド」の多いこと多いこと。そりゃもう、保険屋にいぶかしがられるのは避けようがない。っつうか、こんだけ有利なカード出してると、真っ先に死ぬのは出した本人なんじゃないかって気もするな。そうでなければ割と祭り。

 


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AEther Searcher 霊気探知機 (7) R

アーティファクトクリーチャー・構築物

6/4 (ピック時に公開)

あなたはこれの次にドラフトしたカードを公開し、その名前を記録する。

〜が戦場に出たとき、あなたの手札およびライブラリから〜という名前のカードをドラフトした際に記録した名前を持つカードを1枚探し、マナコストを支払うことなく唱えても良い。その後、あなたのライブラリを切り直す。

 ピック中に続けて引いたカードと試合中も命運をともにする不思議な機会兵士。当然これを引いちゃった場合には続けてクソ重くて超強いカードを引きたいわけだが、そもそもコイツ自身がクソ重いのであんまり説得力は無い。全然色の合わないカードでも一応使えるようになるので夢がひろがりんぐではあるが、こいつ前提で1枚だけ外様カードを入れててもしょうがないだろうし。もし1,2パック目に15引き出来たら次のパックでくじ引き勝負。

 

 

Agent of Acquisitions 獲得の工作員 (2) U

アーティファクトクリーチャー・構築物

2/1 (ピック後は公開)

ブースターからカードをドラフトする代わりに、あなたはそのパックのカードを全てドラフトしてもよい。そうしたなら〜を裏向きにし、このドラフトラウンドの残りの間カードをドラフトすることは出来ない。

 誰でもドラフト中に一度は叫んだことがあるだろう。「もう、このパックくれよ!」と。色被り、鬼パック、何を流しても暗い未来が待っている気がしてしょうがない。そんな悩みに、ついに公式が答えを出した。こいつさえいれば、もう、好きなパックがまるまるあなたのものに。やったね、これで「航海の終わり」と「タッサの使者」と「海神の復讐」と「タッサの二又槍」が同時に出てくるパックでも対応可能だよ! ……ご利用は計画的に。地味に7引き段階くらいで欲しいカードが2枚以上あったら使っちゃうのもありかもしれん。

 

 

Altar of Dementia/狂喜の祭壇(TMP)」 R

 かつてはコンボパーツとしても活躍した、在りし日の栄光を誇るライブラリ破壊装置。多人数戦のライブラリって、どうなんでしょうねぇ……。人数が多くなればなるほど試合が長引く傾向にはあるだろうから、これって実は割と決め技になりそうな気も……。

 

 

Canal Dredger 運河浚渫機 (4) R

アーティファクトクリーチャー・構築物

1/5 (ピック後は公開)

各プレイヤーは、各ブースターの最後のカードを、〜という名前のカードをドラフトしたプレイヤーに渡す。

(T):対象の、あなたの墓地にあるカードをあなたのライブラリの下に置く。

 持っているだけで他人よりもドラフト出来る枚数が増えるという夢のようなカード。まぁ、もらえるのは15引きだけだけども……流石に役に立たないことがほとんどだろうし、「世界編み」を引いてるプレイヤーがいると感謝されたりもする。他の構築物と違って素の能力も大したもんじゃないしなぁ。一応「グレンゾ」さんとはプチシナジー。レア2枚コンボですが。

 

 

Coercive Portal 強制の門 (4) M

アーティファクト

議決(殺戮と忠誠) - あなたのアップキープの開始時に議決を行う。「殺戮」が最多であるなら、〜を生け贄に捧げ、全ての土地でないパーマネントを破壊する。「忠誠」が最多または同票であるなら、カードを1枚引く。

 カードを引く置物であるが、陰鬱の「死の収穫の儀式」と違って、こちらは対戦相手にも苛つく以外の選択肢が与えられている。出したプレイヤーが有利になりそうで苛ついたら、みんな一斉に殺戮に走るだけである。というか、それなりの確率で「盤上で一番有利」なプレイヤー以外は殺戮に走ってさっさとジェノサイドる可能性が。そうならない場合、これのコントローラーが不利な状態にあると判断されているだけだ。まぁ、いいバランスメイカーな気はする。

 

 

Cogwork Grinder 歯車式掘削者 (6) R

アーティファクトクリーチャー・構築物

0/0 (ピック後は公開)

あなたがカードをドラフトする際、あなたはそれを裏向きの状態でゲームから取り除いても良い。

〜は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。Xは、あなたがドラフト中にゲームから取り除いたカードの数である。

 ピックしたけどどうせ使い道ないやろ、っていうカードを燃料とするリサイクル上手。ドラフト中でも10引き以降なんてそこまで役に立つカードは引けないので燃料はそこそこありそうだが、ピック中に不要かどうかを判断するのは意外に難しい。これを育てすぎてカードプールが枯渇してしまったら本末転倒である。6マナというコストを考えればせめて7/7くらいは確保したいところだが……2,3パック目で出てしまったら諦めるしかないかな。

 

 

Cogwork Librarian 歯車式司書 (4) C

アーティファクトクリーチャー・構築物

3/3 (ピック後は公開)

あなたがカードをドラフトするに際し、そのブースターパックから更に1枚のカードをドラフトしても良い。そうしたなら、〜をそのブースターパックに入れる。

 こちらはコンスピラシー正式発表で登場したお披露目カード。誰もが夢見た「1パックから2枚引き」を手軽に実現出来るナイスコモン。出来れば将来のことを考えれば1パック目の早い段階で押さえておきたいが、保険をかけるためにピックを1つ犠牲にするのも微妙、という難しい判断が迫られる。でもまぁ、仮に5引きしたとして、次のパックで1引き・2引きクラスと交換出来ると考えれば積極的に狙っていく価値はあるのかもしれない。引くだけ引いておいて、最後の最後までこいつがオープン状態で残ってるとすげぇ恥ずかしい。「いや、こいつが欲しかったから。3/3つえーから」って涙目になるしかない。

 

 

Cogwork Spy 歯車式スパイ (3) C

アーティファクトクリーチャー・鳥、構築物

2/1 飛行 (ピック時に公開)

あなたはこのブースターからドラフトされる次のカードを見ても良い。

 下家の次の選択を見て、「あ、へぇ〜君その色なんだ、ふーん、なるほどねー、この手番でそれをねー、面白いねー」とかいうためのカード。一応、1パック目の早い段階で見られれば下家との棲み分けの一助になるかもしれないが、そもそも棲み分けって主導権握ってるのは上家なんだから自力でなんとかしろ、という話。まぁ、ゆーても3マナ2/1フライヤーですし。このセットの面白アーティファクトどもは、ピック時に悩むようにどれもそこそこ使えるステータスになってるのがムカつくわ。

 

 

Cogwork Tracker 歯車式足跡追い (4) U

アーティファクトクリーチャー・猟犬、構築物

4/4 (ピック時に公開)

〜をドラフトしたとき、このカードを渡したプレイヤーを記録する。

〜は可能ならば毎ターン攻撃する。

〜は可能ならば毎ターン、記録したプレイヤーに攻撃する。

 最後に自分を見捨てたプレイヤーを覚えて食らいつく猟犬。構築物シリーズの中では唯一ドラフト中のギミックがデメリットになっているのが面白い。4マナ4/4マストアタックということは「電位式戦車」よりやや劣り、「不安定な装置」と同じスペック。それなら充分一線級。憎いアン畜生がいる場合は問答無用で食いつくので、流す際には是非お覚悟を。

 

 

Deal Broker 取引仲介機 (3) R

アーティファクトクリーチャー・構築物

2/3 (ピック後は公開)

ドラフト終了直後、あなたのカードプールにあるカードを1枚公開しても良い。他の各プレイヤーは、自分のカードプールにあるカードを1枚、それと交換することを提案しても良い。あなたは、いずれかの提案1つを受け入れても良い。

(T):カードを1枚引き、その後、カードを1枚捨てる。

 誰もが夢見たシリーズ第3弾。「結局この1引き使えないじゃん! 誰かにあげるからトレードしようぜ!」というのは良く見る悲しい光景。そんな僕らの夢を、ストレートに叶えちゃった夢のブローカー。トレードの主導権は常にこちらにあるが、相手はこっちが何色なのかとか分かってないから、等価交換のつもりでとんちんかんなカードを出してきて笑いを誘ったり。もちろんこいつ自身をトレードに出してもいいわけだが、3マナ2/3ルーターと無闇に強いのが怖い。っつうか、この能力だけでも充分1引きクラスのような……。

 


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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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