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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 驚いたことに、このドラフト通信のNo.100はちょうど1年前の12月6日である。つまり、我々はこの1年でドラフトを42回行ったというわけだ。うーむ、まぁ、多いとも少ないとも言えないけど……。

 他に書くことが無いのでどうでも良い話をしよう。今回ピック中に某氏の口から漏れた「それは聞き捨て……なるな」という発言。「聞き捨てならない」という定型表現のみで用いられるこの表現だが、ちゃんと辞書には「聞き捨てる」という言葉は記載されている。しかし、「聞き捨てなる」という表現はほとんど前例が無く、google検索にかけても、「聞き捨てなるまい」という否定形を取り除くと、わずかに2件の用例がヒットするだけだった。なるほど、新しい。常に新しい表現を探し求め続けるこの姿勢は大事にしていきたいところである。ちなみに、「銀河叡山電鉄」は相変わらず大したヒット数じゃない。「葡萄浣腸」も大体同じくらい。

 


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 ある意味普通だよね! 第10話。このアニメ見てると、何が「普通」なのかがさっぱり分からなくなるんだよなぁ。流子がやってることは全部真っ当な主人公がやること……だよね? ちょっと忙しすぎるけども。

 犬牟田戦で1話は使わないだろうな、とは思っていたわけだが、こういう形での決着になるのはちょっと予想外。何がずるいって、犬牟田の変身を含めた彼の自己紹介パートを見て、大体の視聴者は「この手のデータ至上主義の野郎は『お前のデータは全て分析済みだ』とか言うんだぜ」と思ってたら、それを当の本人である流子がさっさと言ってしまったことだ。ずるい。みんなそう思ってたのに。実際テンプレ通りの策士系キャラだったはずなのだが(全身キーボードのギャグとしかいえない衣装はこの際置いとくとして)、流子がそんなことを言ってしまい、更にメタレベルをあげた「無茶すればいい」という無茶な解決により、犬牟田さんったら割とあっさり窮地に。「どこにいるか分からなければ全部攻撃すればいい」は、まぁ、割とありそうな解決なんだけど、そのビジュアルがいちいちおかしいのが本作ですね。

 で、結局「鬼龍院からスタンドプレーが認められている」とのことらしく、犬牟田さんは致命傷にならない段階でさっさとリタイア。前回全てをかなぐり捨てて戦い抜いた蟇郡先輩とはエラい差だが、この個性が共存してたのが四天王なんだよなぁ。そのまま第3ラウンド、蛇崩との対戦にもつれ込むことになり、こちらは正々堂々、大艦巨砲主義の分かりやすいボスキャラだ。この辺りも、実際の見た目とのギャップを狙った分かりやすいサプライズではある。いや、流石に蛇崩ちゃんの回想シーンは適当過ぎる気がしたけども。蟇郡の忠誠心と義心、犬牟田の実力と向上心については鬼龍院が評価するのは分かるけど、蛇崩って何か褒められるところはあったっけ。単に幼なじみっていうなら、あの幼稚園にいた全員が四天王ポジションにいてもおかしくないわけで……まぁ、あれだけの無茶をやった鬼龍院に怖じ気づかないで「同じ目線で見てやる」と言い切った胆力が評価されたのかしらね。

 1週で四天王を2人倒す展開かと思いきや、蛇崩はそう簡単にはやられずに次週へ引いた。そして、次回予告は謎の新キャラが出てきて混迷を極めている。はてさて、ここからどういう方向に悪ふざけが進むやら。ちなみに、今回のエピソードの最大の功績は、マコ×蟇郡という、何ともナイスなボケボケコンビを結成させたことである。この2人の掛け合い、すげぇバランスで見ていて爽快だ。マコの無茶苦茶も蟇郡先輩ならある程度受け止めてくれるのが偉い。もう、いっそのことマコが蟇郡先輩のジーンズで鼻の脂を拭く展開になれば完璧だったんだけどな! こんなマコを見ても心が安らぐらしい流子、どうかしてるわ。

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 ふわっとした絶望感、第10話。このどうにもつかみ所の無い雰囲気、なかなか前例の無い筋立てである。分かるような分からないような、この感覚は維持されたまま話が続いて行くのだろうか。思考を追うのが本当に大変。

 前回取りざたされた「ぬくみ雪」という現象。マリンスノーか何か? とか適当なことを書いたわけだが、なんとこれ、ある意味では「死の灰」と呼んでしまって差し支えないような物騒な代物。人々の生活から海神様が離れていったことにより発生する天変地異であり、「陸にも海にも降り積もり、世界は灰色に冷え切ってしまう」のだそうな。どこが「ぬくみ」やねん、とは思うが、とにかく軽く恐竜を絶滅させるくらいのポテンシャルはありそうな現象だ。これが「海神様の仕業」ならば「どんだけひでぇ奴なんだ」というシンプルな筋立てになるのだが、どうやらバックグラウンドは逆であり、海神様の力が及ばなくなると始まるのがぬくみ雪。卑近なところでは、お船引がちゃんと実行されていれば海神様とのコネクションも上手くいき、もう少し延命出来ていたかもしれないというレベル。うーむ、やっぱりこの世界はリアルとは随分かけ離れた秩序の下で成り立っている世界ということらしい。

 難しいのは、「ぬくみ雪を警告と受け止めて、汐鹿生はそのまま眠りにつく」というイベントが、どの程度世間に浸透しているのかが分からないところである。少なくとも宮司は知っていたと思われるし、汐鹿生の村の大人連中も、大体のあらましは了解していた。まるで台風が来るのに備えるかのようなノリで、「あー、また面倒が起こるなぁ」という程度の対応である。植物の世話を頼んできたばぁちゃんとか、ちょっとした海外旅行くらいの気分である。ってことは、この大人たちは「眠り」を経験したことがあるんだろうか。いや、これまでの話から考えるに、その答えはNOであるはず。何せ滅びと言っても50年、100年スパンで考えるようなゆっくりした動きであるらしいし、陸の村にも年寄りがいて、文明が花開いているわけで、とてもここ数百年で人類が滅亡しかけたなんてことがあったとは思えない。ぬくみ雪の件は地上にとっても事件であるが、汐鹿生にとっても寝耳に水の大事件のはずなのである。

 しかし、だがしかし、なんだか汐鹿生の連中は落ち着いている。光は「そんな馬鹿げた話を信じられるか!」とうろこ様にキレたわけだが、普通ならそりゃそういう反応になるだろう。しかし、村には子供と呼べる人間は光たち4人しかおらず、他の大人たちがさっさと眠りへの準備を始めてしまうと、大人の力に抗うわけにもいかない。一応「地上に秘密を漏らす」という形で反抗はしてみるものの、地上の方だって「そのうち人類が滅ぶ……かもしれない」とか言われたってピンとこない。大変なことになるっぽいけど、だからって対応も出来ないし。この点において、宮司の言っていた「陸の人間に教えてもしょうがない」という言葉は事実ではある。また、これまで汐鹿生の連中がことあるごとに陸の人間を差別し、軽んじていた理由も、ことここに至ってなんとなく見えたような気もする。何しろ汐鹿生はエナという「選ばれしものの印」を持っているわけで、地上の人間はいざというときに生き残れない欠陥品みたいなもんである。海神様に選ばれ、終末の危機でも守られることが保証された数少ない血統であることを自覚していれば、多少なりとも差別意識を持ち、地上と壁を作るのも仕方ないことなのかもしれない。でもなぁ、海神様って5/5破壊不能のアイツだろ? そんなに影響力あるかなぁ……。占術で見通すのも1ターン程度だしなぁ。

 そして……やっぱりぼんやりしてるよなぁ。本当に地上がまずいのかどうか、それが誰にも実感出来ない形で進んでいるし、陸も海も、別に悲壮感は無いのだ。この状態で光たちに決断をしろと言っても難しいし、選んだとしても正解が分かるのはしばらく後になるだろう。現時点において、紡たちを「見捨てる」という行為なのかも分からない。確かに「滅び行く」世界を見捨てて眠りにつくのは光にとっては裏切り行為に見えるが、実際はなかなか地上もピンチにならず、紡が天寿を全うしてしまう可能性だってあるかもしれない。そんな状態では、「友情を選んで茨の道を進むか?!」みたいな大々的な選択にも見えないのである。そもそも、お船引を実行したら助かるのかどうかもよく分からんしな。そのくらいでいいなら地上の人間だってさっさと船の1つや2つ出すだろうに。

 うーむ、なかなか実感が伴わないので、共感が得にくく、どうやってみたらいいのかよく分からん話になっておる。これでうろこ様とか親父さんが悪人だって分かるなら、その反対を行けばいいだけなので簡単なのだが、別にうろこ様も悪役ってわけじゃないんだよねぇ。単に事実を述べて最善と思われる対抗策を提示しているだけだし、ぬくみ雪はうろこ様のせいじゃないし。むしろ光との対話で「人に恋した海神様の鱗」と語り、光やあかりの気持ちにいくらか共感すら示している。あかりが村を抜ける時も、本気で潰すつもりならもっと直接手を出せただろうに、多少の見せしめの後に解放しちゃってるんだよね。うろこ様の今回の行動が、光を焚き付けて何とかお船引を成功させるための一案だと見ると、すげぇ頑張り屋さんっていう可能性すらある。本当に捉えどころがない。

 そして、そんな深刻でワールドワイドな問題を他所に、子供たちの色恋沙汰も別問題として続いていくのである。前回まなかにどつかれてしょんぼりしていた光だが、それどころじゃない問題のおかげでメンタル面は何とか復帰。逆に、申し訳ないことをしちゃったまなかの方が一方的に気にする展開。丁度良いところにウミウシ(あんまりそうも見えないけど)が現れ、こんなところで「あのね、ウミウシ」である。うーむ、2人とも自分の気持ちは分かってるんだけどねー。今度の事件が2人の関係性を動かす上でプラスなのかマイナスなのか。分かっていることといえば、多分、まなかに面と向かって「子作りわっしょい!」と煽った近所のおっさんが最低だということくらいだ。女子中学生にアレって、我々なら確実に事案ですがな。まー、田舎のおっさんってああいうところでデリカシー無いことも多いし、多分悪気も無いんだろうけどさ。薄い本なら「どれ私が」ってズボン脱ぎ出すレベル。

 そして、実はラスボスなんじゃないか疑惑すらあった要の見事な吹っ切れ方が最後のサプライズ。「いやぁ、何ともアポカリプスなんで、告白しておきますわ」って、こいつ、ほんとに何者なんだよ。この歳でこの達観のしかた、こえぇよ。流石にあの空気で言われたからって、ちさきの方も「じゃ、OK!」って絶対いわねぇだろ。大小入り乱れてのカオス時空。解決の糸口はどこにあるのでしょうね……。

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 ジョスト大会コネー! 第9話。なんやねん、今週からいよいよ試合開始でアツい展開になるのかと思ってたら、単なるベルティーユ先輩可愛い回じゃないですか! もう、あの人万能過ぎるだろ!

 ジョストの専門校として歴史を刻むウィンフォード学院。その学院のジョスト大会なんてよっぽど格式高くて名誉あるものなのだと思うのだが、その前日に何故か完全にチャラい大学生みたいなノリでミスコンやっちゃう不思議。しかも客席を見るとこの学園の関係者は結構マジである。いや、それなら審査員席に座る面子はもう少し選んだ方が良かった気もするのだが……なんでその辺の厩舎のおっさんが座ってるんだよ。ひょっとして彼って大物なのか? 保険医は大物かもしれない。あと、司会の子がスク水でノリノリなのも大物かもしれない。この世界のスク水はどこでもあるのだな……リサは何故スク水だけを所有していたのか。アウトブレイクカンパニーの世界の末裔だと考えれば説明が??

 さておき、そんな謎めいた世界でのミスコンイベント。事の発端はいつも通りにベルティーユ先輩の神がかったおっちょこちょいからであるが、事後には「あなたはトラブルメーカー過ぎる!」と憤慨していた面子も、何故か事の起こりでは疑問を差し挟まずに彼女のお花畑脳に付き合うことにするあたりがハートフル。みんな突然の提案にも関わらず堂々とミスコンに参加出来るあたり、彼女らもそこそこ自分の外見には自信があるんだろうな。まー、一芸については難の多い連中ではあるが。消しゴム彫刻や耳かきで何故いけると思ってしまったのか。そして、このイベントの観客は一体何を求めていたのか(約1名、求めているものがもろ分かりの審査員のおっさんはいました)。

 ま、あとはいつも通りなので突っ込みどころもそんなに多くないが、個別に見ていくと、まずトリをつとめておいしいところを全部持っていった会長のキャラはやはり強烈。彼女は一体熊でどんな隠し芸を見せてくれるつもりだったのか。そして、万一それを見せた場合、ミスコンの結果はどうなっていたのかが凄く気になるところ。茜ちゃんは刀持った状態でそんな会長を見ながらハァハァしていたので、今にも喘ぎだすのではないかとはらはらしてしまった。また、全ての原因であるベルティーユさんは、いざ本番になると怖じ気づくあたりが阿漕可愛い。「普段の鎧の方がよっぽど恥ずかしいですわ」って、アンさんとエマさんは全部分かった上であの人に付き従っているのね。やっぱり人望あるんだなー。どこかで見た構図だと思ったら、多分婚后さんと湾内さん、泡浮さんのグループだ。タカビー素直なお嬢キャラは可愛くてよいね。寝所に入ってくるくる頭を解いたベルティーユさんが割とストレートに可愛かったりする。

 そして、今回はそんな諸先輩方を差し置いて、一応リサ回だったのだろうか。フィオナとの関係がなんかギクシャクしてるのが残念だが、彼女が「すっかり馴染んで」いるらしいことが分かるのは良いことである。次回予告を見る限りでは来週分もリサにそれなりにスポットが当たるようなので、出来れば大会の結果でフィオナの愛情に応えてほしいものであるが。それにしても、激辛タルトってどこで売ってるんだろうか。

 今週も貴弘君はいつも通りの活躍で、ラッキースケベ力も格段に上がってきているようだが、ウィンフォード君のくだりが他のシナリオから完全に浮いてて笑ってしまった。あのパート、いらんやん。「外側の触り心地がいい着ぐるみ」ってなんやねん。そもそもウィンフォード君ってなんやねん。

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 どこから来て、どこへ向かうというのか、第8話。いや、冷静になって考えると、別に向かってる方向性は一切ぶれてないんだけども……どうしてこうなってる? これ、作画がもう少し安定してくれれば適当に笑ってられるんだけどなぁ。

 結局、「シリアス突入だー!」は前回の一瞬でおしまい。夢オチやドッキリオチにたどり着いてくれればそれでも問題無かったのだが、なんと、前回のギロチンゴリラのくだりは全て現実であり、その上でいつもの温度に戻りつつあるという脅威。この世界にキングトーチャーは間違いなく存在しているし、彼は上空に謎のビジョンを浮かべたり、突然全てのテレビを電波ジャックしたり、人間(?)を改造して恐ろしい怪力や、目にも止まらぬスピードを与える科学力を持っている。でも、何故か世界は恐慌に陥らない。いや、そりゃ警察官があれだけ犠牲になっているのだから、当初は政府だって全力で迎え撃つ覚悟だったわけだが、気付けば相手のしょうもなさばかりが目立ってきて、特に対策する必要も無く……って、すげぇ展開だな、オイ。

 間違いなく世界矛盾を孕んでいるわけだが、これ、もちろん多分シナリオの手落ちとかそういうレベルの話ではないよね。全てに何か意味があるんだ。いや、「何か」っていうか、もう一度状況を考えてみようじゃないか。怪人は実在する。そしてギロチンゴリラで知らしめた人外の力も持っている。でも、いの一番の脅威だけで収束し、あとは週一回(これ大事)のペースで新たな怪人を送り出し、毎回、「なんだか微妙に人類の脅威になりそうもない」作戦で町を混乱させる。そして、綺麗にサムメンコの開発した武器で倒されやすいような形にもなっている。今回のトーチャーの蜂起で一番特をしているのは誰か。トーチャー以後の世界で、最も私生活が充実しているのは誰か?

 まー、トーチャーさんも本気は本気で攻めてきているようなので、全てが1つの意志の下で動いている事件とは思わないが、やっぱりこれって「羽佐間の理想」を具現化した世界。もう少し突っ込んで言えば「サムライフラメンコの世界」である。羽佐間のじいちゃんは間違いなく他界しているわけですが、その上で、サムメンコの理想を理解し、活躍させるための最良の場を提供してくれているキングトーチャン、もとい、トーチャーとは一体何者なのか……。まー、多分、「アキバレンジャー」におけるツー将軍みたいなものだと思うんですけどね。ヒーローも悪の組織も、双方が「ヒーローものの美学」に憧れた戦いを演じ続けるだけの世界だ。だからこそ、最初は脅威を知らしめるためのギロチンゴリラだったが、そこから少しずつ怪人がコミカルになり、回りの人間に害を及ぼさなくなっていったのだ。うーん、だからって最初の蛮行は許されるもんでないし、ギャグにはなりきらないのが問題なのだが……やっぱりゴリラのくだりだけ絶対に浮いてるよなぁ。あれさえなければなぁ……

 トーチャーさんが繰り出す怪人は一応禍々しくも「処刑機具」しばりのアニマロイドで統一されている。そして、初代戦隊ものである金字塔のゴレンジャーよろしく、あっという間にコミカル路線を強めた。カマユデライノはCV藤原啓治の時点でもう出落ちみたいなところもあるが、「サイに比較的興味はねぇか?」などのいちいち小粋な台詞が笑いを誘う。空からの狙撃という脅威を見せつけたチュウヅリトンビは鳴き声がいちいちトンビである。三角木馬は細かく馬ネタをねじ込んでくる紳士だし、シャリンコブラは作戦が「果物を買い占めて人心を殺伐とさせる」という、かつてどんな悪の組織も思いつかなかった極悪な作戦に出ている。ついでに「先週引き分けた」なんて設定を親切に視聴者に教えてくれるおまけ付き(確実に週1で襲ってきていることがよく分かる)。うーむ、完全にギャグだな……いや、一応攻撃方法はガチのはずなんだけど、いつの間にか無敵のボディを手に入れたかのようなサムメンコにもガールにも効かないんだよな。「打撃攻撃は痛そうにするけど命は取られない」というのが特撮のお約束だからなぁ。もしくは、原塚さんがものすげぇショックアブソーバーとか開発してるのかもね。

 結局、羽佐間中心に世界が回っているので、いくらなんでも世界はそれにつきあいきれなくなってきている。サポートに回っていたガールズにまでだんだん退屈に思われてきているようで、この辺りで正しい戦隊ものならばてこ入れをしなければならん。新製品によるパワーアップは既に何度も経験しているみたいなので(地味だが)、次は追加戦士か、それとも新メカか……「抗えぬノルマ」って一体何なんでしょうね。心配なのは、変な方向に吹っ切れてしまった羽佐間のイデオロギーであるが……サムメンコの本懐を忘れてしまうと、今後のトーチャーとの連携(?!)も危うい気がするのだが、はたして大丈夫なのだろうか……。そして、このアニメの品質も大丈夫なのだろうか……

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 未だかつてないストーリー紹介に目からうろこの第9話。いや、ええんかい、とは思うけども。

 アバンでいきなり不可解なことになってて、マジで「???」ってなってたんだけど、オープニングが更にエラいことになってて、最終的にAパート頭にテロップで全部が説明された。なるほど、今回の話と前回の間にOVA挟めってことなのね。いや、そんなん言われてもなぁ。知らないしなぁ。なんでそんな局所的にOVAにしちゃったのよ。しかもOVAにしたってことは、多分そのエピソードは単体で見栄えがするってことでしょ。くそ、どこかで借りられたらいいんだけどなぁ……。

 というわけで、新たなキャラクター、妖怪ハンターざくろちゃんについては、一切情報がない状態でエピローグからスタート。……まぁ、何があったかはオープニングで推測するしかないね。多分またギンになんやかんやで操られてた人なんでしょう。本当の性格は見た通りの穏やかさんだけど、半妖だから力はそれなりにあって、暴走した状態でヒメや秋名と対決したと。そういうことじゃないかしら。その後は他の数多の妖怪同様、桜新町に住むことになり、今のところは鈴と一緒に中華料理屋に住み込んでいるようだ。彼女の苦労話とかが無いと、今回のことは・篠塚との半妖トークはあんまり響くものではないのだが、改めて「人間でも妖怪でもない視点」から七郷の存在意義などが確認出来たことで、これから迎えるであろうクライマックスへのいい下準備になったのではなかろうか。何より、今回はシナリオをスキップしたお詫びとばかりに様々なパンチラ劇が展開され、ハードな展開とは裏腹に目に優しいハートフルな回でもあったし。まぁ、ことはは履いてすらいないみたいだけども。それであのスカート丈はいかんでしょ。ちなみに、じゅりさんの見事なフランケンシュタイナーによるパンチラ(パンモロ)ももちろん見どころですが、実はこっそりとアピールポイントが高いのは、寝こけているコヒメちゃんのパンチラだったりする。アウト。

 さて、そんなこんなでまた新しい仲間が増えて和気藹々としているヒメ(風邪っぴき)軍団であるが、クライマックスに向けて、笑顔でばかりはいられない。狙ったようにして様々な陣営が訪れた「墓」の前で、三つの意志が入り乱れての壮絶バトルだ。秋名は円神にいいようにされてしまっているが、現時点での円神はあくまでギンのボディ。そのせいで秋名も好きなように立ち回れないというのがビハインドになっているのだろう(まぁ、前々回はみんなして好きなようにボコってたけども)。円神は謎の記憶転送術で「あの世」のイメージを秋名にたたき込み、おのが絶望を分かち合おうと画策する。ただ、あの攻撃をくらった後も秋名は割と前向きに動いていたので、「記憶」とやらがダメージになったかどうかは定かでない。まー、そもそも「記憶」って言っても円神のねつ造じゃない保証はないからね。

 森野のおっちゃんの大活躍を挟んで、元老院のじいさんが現れて「なんで少年漫画のじじいってこんなに強いんだろう」というお約束の大立ち回り。やっぱり今作は動いてナンボやな、と思える分かりやすい見せ場である。ただ、何故かみんなして円神に対しては詰めが甘く、いいように手玉に取ったと思いきや、新しい力を彼に手渡すきっかけにもなってしまっていたようである。元老院側からすると、円神自体は今完全に葬らない方が都合が良いって話もあるのかもしれないけども。「七郷を咲かせる」「七郷を潰す」「それ以外の解決を模索する」という三つ巴の戦いは、まだまだややこしい展開を見せそうである。

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 萌え殺す気か! 第9話。あの絵画が特選を受賞する世界ってどうやねん、と一瞬思ったのだが、考えてみればプロポーズにガンプラ使う世界に何を言っても意味は無かった。

 なんかね、どんぴしゃなんですよ。個人的に。完全に歳がばれる話なんですが、私、カードダスって結構直撃してたんですわ。まぁ、兄がいるから正確にはそっちが直撃だと思うんだけど、カードダスってSDだったじゃない。そして、ナイトガンダムとかあったじゃない。僕の中のガンダムのファーストインプレッションって、どこまで言ってもSDガンダムなんだよね。しかも、佐藤元のね。で、そんなカードダスではちょうど萌えキャラ(当時そんな表現なかったけど)として火がつきはじめたアッガイがお気に入りでね。だって可愛いもんねぇ。わざわざキラカードとか強いカードを兄貴に渡してアッガイとトレードしてもらってたんですよ。多分30枚くらい持ってたんじゃないかな。そんな人間にとって、今回の話はもうね。いや、あのクマはどう見てもアッガイじゃねぇけどさ。黄色いけどさ。まー、別領域から可愛いからいいんじゃないかな。

 そして、そんなベアッガイをひっさげた委員長のライバルには千和ボイスの金髪縦ロールってんだからたまったもんじゃないよ。安定感ありすぎるよ。何で眉毛は麻呂なんだよ。ほんとに女の子が輝く世界だよなぁ。いっそ委員長は放っておいてガンプラアイドルきららちゃんと対決した方がいいんじゃなかろうか。あ、もちろん弱り切ったママンは今週も可愛かったですよ。

 そして、思い切りふざけられるからこそのバトル展開も容赦無かったわね。プラフスキー粒子ってガンプラに反応するんだよな。中に綿詰めててもいいんだな。そして、綿は綿としてそのままあの世界に現出するんだな。一体どういう仕組みなんだよ。一番力入れてたのが綿とフェイスパーツって、なんでその機体で勝ち進めるんだよ。委員長、実はセイよりよっぽど操縦上手いだろ。いちいちあざといところで表情を変えて女の子らしい仕草を見せるベアッガイさんがずるかったです。でもさ、ガンプラの操縦って別に生体リンクシステムとか使ってるわけじゃないんだから、委員長が使ったからって内股にはならないと思うんだけどね。あのポーズになるためには膝関節にオリジナルの可動域を作ってそこをマニュアルで操作しないといけない気がするんだが。うん、真面目に考えたら負けだな。ケンタウルスモードの操縦法とか、想像しただけで恐ろしいしな。

 ほんと、どこまでもサービス精神に溢れかえってしっちゃかめっちゃかな作品である。こんだけおふざけしてるのに作画リソースが本気だし、全て正しい方向のサービスになっちゃってるのはどういうことなんだろう。流石ガンダム、懐が深いなー……。そういえば、「お、今週は流石にラルさん出てこなかったな。まぁ、海外遠征してたしな」と思ったら、エンドロールでしっかり名前が載っててCパートで出てくるという。そういや先週もそんなんだった。どれだけ幼女でサービスしても、最大のサービスであるおっさんの存在だけは絶対に忘れない。一体どういうこだわりなんだよ。

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 出会いがあれば別れもある。ついに訪れてしまったこのときを、笑って見送れればいいなぁと思いつつ、最終話。

 BSで放送された特別編。観てしまうのが怖くもあったのだが、観なければ時間は進んでいかない。覚悟を決めての視聴であるが、予想以上に「いつも通りに」展開してくれた仕上がりに、ホッとしながらも予想通りの寂しさがつきまとう。正直、アニメ特別編については「期待していたものを期待通りに」という以外には書くことも特に無い。コンテは「ハニカム」5話で不思議な空気を演出してくれた潮月一也氏、演出は八瀬さんという、「ハニカム」からのスタッフ。オープニングは「ハニカム」準拠だったが、毎度のように2話目は「おーぷん☆きゃんばす」の2番になり、専用のアニメーションが書き下ろされた。いつも通りの2話構成だが、1話目では受験に関するあれこれを描き、2話目では卒業式当日に関するひだまり荘の様子を、いつものようにゆっくりと描いていく。沙英ヒロの馴れ初めが描かれることで「出会いと別れ」のイメージは強く出るが、もちろんここが本当の意味で「別れ」というわけではなく、これからも沙英とヒロの関係性はずっと続いて行くし、何よりも2人が去ったひだまり荘はまた新しい一歩を踏み出していくことになる。ゆのの高校生活は、まだ大切な1年が残っているのだ。そういう意味では、今回は決して「最終話」ではない。あくまでアニメとしての一区切りのエピソードである。

 作中、必要以上に「泣かせ」にこない自然体の演出方向は非常にありがたいもので、これが感動のお仕着せになっていたらいくらか興が冷めたところだろうが、あくまでも沙英ヒロにとっては「門出」のエピソードでもあり、ゆのたち在校生にとっても、新しい季節を迎えるための1つの通過点。そういう「青春の1ページ」としての描かれ方が、余計胸に詰まるものがあるのが、ひだまりの日常性なのである。突然の「さくら咲く」に不意を突かれ、校長先生のありがたいお言葉にもじわっとくるものがある。これまで1期シリーズから数えれば6年もの時間を過ごしてきた濃密な2年間(?!)。その1つの節目がこのようにしてきちんと形になったことで、ひだまりの歴史は完成したと言える。別れは本当に辛いが、その先に見えるものがきちんと示されることで、ひだまりの持つ「日常性」「普遍性」は維持されている。原作はきっとまだ続いていくことだろうし、おそらくずっと先のことになるだろうが、アニメの5期が作られることを楽しみにしながら、今後ともこの世界を応援していきたい。

 あと、夏目の未来に幸おおからんことを。

 このアニメの放送と同時に、7年の歴史を持つ「ひだまりラジオ」も無事に最終回を迎えた。今作が額面以上の感動要素を持つのは、作中の卒業という「別れ」のイベントと、後藤邑子の復帰という「出会い」のイベントが何とも言えないバランスで共存しているためだと思う。ひだまりファン全員、そして数多の声優ファンが待ち望んでいたゴトゥーザ様の復活が、これ以上無い舞台で報されたことは何者にも代え難い喜びである。あのキャラなのでなかなか素直に戻って来ないあたりが実に小憎らしいが、そんな中でも隠しきれない仲間同士の喜びがラジオ放送にもにじみ出ているのが本当に微笑ましい。こうしてかけがえの無い仲間が手に入ったひだまりという作品の存在は実に大きい。ゴトゥーザ様には、今後も無理をせずに少しずつお仕事に復帰していって欲しいと思う。

 そして、ひだまりラジオの7年というのは、ほぼ声優阿澄佳奈の歩んできた声優のキャリアである言ってしまってもいい。もちろん、全てがひだまりのおかげなんて不遜なことは言わないが、ひだまりがなければ、ひだまりラジオがなければ、今の阿澄佳奈が無かったのは事実であろう。見事な一人芸を披露するその天性の手腕に、開始直後から戦慄したものである。ひだまりの歴史はアスミスの歴史。最終回となった今回のラジオ、ラストスピーチは阿澄ファンならば永久保存版の感動巨編になっているので必聴である。これだけキャストに愛され、これだけキャストを愛してくれた作品も珍しい。いつかきっとこのフリーダムスタイルが帰ってくることを期待して、ラジオの方も楽しみに待っていたい。

 全てのひだまラーに幸おおからんことを。

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 愛すべき予定調和の嵐、第81話。今回はほとんどサブタイトル通りで、びっくり要素が出てこなかったのでのんびりまったり回でございます。いや、ピンチにはなってるけどね。

 「なんて馬鹿でかい城だ!」と蒼摩が毒づくのもよく分かる、相変わらず走りっぱなしのチームアルフヘイム。「道」って言われてるんだからそのまんま延々回廊と個室を抜けていくだけのルートだと思っていたのに、明らかに中庭っぽいオープンスペースまであって、本当にこの城はどうなってやがるのかと戦慄する。まぁ、パラスベルダに入って以降は延々「この町はどうなってやがる!」だったけども。この世界に距離の概念とかは通用しないようだ。しかも、隣の道を行っていた昴たちがアイガイオンの小宇宙を感じることが出来たってことは割と近くにいるわけで、描写だけ見てると先週の時貞戦の部屋の真上に今回の中庭があるように見えなくもない。ものすげぇ建造物である。

 さておき、いよいよお目見えのパラス四天王、アイガイオン。忌まわしい聖剣を持って現れたゴリラ顔のおっさんを見て、光牙も「いよいよ四天王が出てきやがった、相手も焦ってるぜ!」とテンションが上がるが、アイガイオンさんも余裕綽々、「ちょっと人間に興味があるから出てきただけだよ」といなしてみせる。アイガイオンは前々回から徹底して「人間とは興味深い」を決め台詞にしており、インテリゴリラっぷりを余すことなくアピールしている。彼がこれまでの人生で何をやってきたのかはさっぱり描かれていないわけだが、まるで初めて人間と正対するかのような口ぶりはなんだか気になるところである。基本的には「人間は脆弱」というところからスタートし、その上でどれだけ人間のポテンシャルがあるかを試そうとしているようだ。ただ、今週の終盤はわざわざ瞬を拘束して目の前で後輩をなぶりものにすることでどんな反応が出るかを観察するなど、インテリっていうか単なる畜生なんじゃないかっていう実験プランも立案している。最終的に「なるほど、人間は強くて可能性に満ちているのだな……」と人類を認めて死んでいくのか、それとも単なるキチピー実験者として死んでいくのかは定かじゃないが、目の前にあの不死鳥兄さんが出てきちゃったことを考えると、多分後者なんじゃないかと今から不安で仕方ない。

 さて、そんな愉快なアイガイオンさんとの対決だが、まー、聖闘士星矢テンプレ通り、クックパッドなら「誰でもお手軽!」とか書かれるレベルのレシピ通りの調理法。向こう見ずな若造3人が挑みかかり、まずは手軽に重爆雷斬刃のお披露目。3人が一瞬で吹き飛んだところで仲間思いをしつこいくらいにアピールする瞬がローリングディフェンス、サンダーウェーブ、ネビュラストームと立て続けに伝家の宝刀を繰り出すも、流石にスルトさんのように甘くはなく、マントを剥ぎ取るだけに終わってしまう。

 マントの下から現れ出でた斬新デザインのクロノテクターは、先々週の時点で「黄金聖衣3つ分の力がある」と言われていたわけだが、なんと、デザインそのものが「黄金3つ分」を意識しているというド直球デザインだった。グラビトンテクターは蠍・山羊・天秤の3星座をモチーフにしているらしく、確かに良く見るとそこかしこに元のデザインを想起させる意匠が凝らされている。今確認したらWikiのアイガイオンさんの項目で早速ディティールが更新されているので、詳しく知りたい方はそちらを確認しよう。しかし……黄金聖衣の本歌取りで「3つあわせれば3倍強いだろ!」というのは、一体誰の発案で、誰の開発なのだろうか。そんな簡単に3倍の力が再現できるなんて、神話の世に産みだされたはずの黄金聖衣も立つ瀬がない。そして、オリジナルがデザイン出来ない時点でパラス(クロノスの方か?)は神としてのオリジナリティに欠けているのが残念ではある。ポセイドンだってハーデスだって、ちゃんと部下にはオリジナルの鎧を装着させていたのにねぇ。敢えてアテナ謹製の黄金聖衣を模倣しているってことは、パラスちゃんの意図が絡んじゃったんだと信じたいところである。

 まぁ、とにかく黄金3体分の実力なのだから、いかに瞬とて苦戦は必至。ネビュラストリームを封じられ、あげく身体の時間を奪われて満身創痍。重力と時間の関係性について得意げに説明してくれたあたり、流石のインテリ・アイガイオン。このアニメを見てると、めっちゃ温度を下げても、めっちゃ重力をあげても、割と簡単に時間って止められそうな気がしてくるから不思議なものだ(重力と時間の関係性は物理学的に事実ではあるのだが)。結局、瞬は「指をくわえて観ている側」に回され、残りの3人が頑張ってアイガイオンに一矢報いる戦いになる。まずは初撃同様に向こう見ずにアタック、当然一蹴。続いて、光牙の「無茶な作戦」発案で重爆雷斬刃を狙うことが決定するも、そもそも攻撃が届いてなかったんだから、本体を狙おうが剣を狙おうがあまり関係無く、流星拳、バーニングファイヤー、ディバイントルネードのお約束3発もやっぱり一蹴、雷のおまけ付き。「やっぱり駄目だよなー、そろそろ終わらせよう」とアイガイオンさんが飽きてきたところで、光牙がようやく覚醒。これがセブンセンシズなのか「Ω」なのかはよく分からないが、一応「瞬の優しさに応える」との大義名分で立ち上がり、渾身の彗星拳を見舞う。今更何をやっても無駄じゃないか、と毎度毎度思うわけだが、死の淵からの復活はこの世界では「次の展開」の合図。小宇宙を一点集中させるという彗星拳の存在意義を存分に活かし、一輝に続いてめでたく「聖剣に傷を負わせた聖闘士」の称号を勝ち取ることが出来た。この間、蒼摩とユナは寝ていただけ。不憫。

 結局、光牙の最後の力も「聖剣に傷」で精一杯。おかげで瞬の拘束は解かれたものの、まだまだ実力差は圧倒的だ。勝てるわけないこのイベント戦闘、じゃぁつぎの展開はどうなるかといえば、地獄の業火で身体を冷やす、あのお方の出番に繋がるわけである。←ここまで予定調和。やっぱり一輝の登場回は次回予告が素敵過ぎるポエムになるよね。地獄が故郷。確かに、傷を癒すために里帰りして温泉療養してたしな。次回、みんなで兄さんコールだ。

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