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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 展開が色々急だな、第2話。既に分割2クールで発表されているわけだが、やりたいことが多すぎて煮詰まってない感が2話目で出てくるっていうのは気になる点である。いいとこ取りで中途半端にならないといいけどなぁ。

 ギアス覚醒で急展開した前回だったが、更なる急展開がガンガン飛び出して来るのが、ある意味面白い。単なる暴力的な衝動かと思っていたら、何と噛み付きからの人格憑依という、SF以上にどこかに行ってしまった能力を発動させる主人公。そのまま、敵側の青年の姿を奪ったことを利用して一時離脱をするが、彼女を殺された憎悪からすぐさまUターンして相手軍人の殺害とメカの奪取に成功。更についてきた女の子(誰やねん)の機転であっという間に人格憑依問題も解決し、そのままマシンを起動、反撃に移るかと思われたが、当然素人の操縦には限界があり、コロニーの水底から飛び出した宇宙でフルボッコ。もうあかんと思ったら実は彼女が生きているという連絡が宇宙空間の携帯電話に入り、同乗していた敵方パイロットのアドバイスを受け、なんか知らないけどすげぇ気合いを入れたら突如ロボットがハラキリを開始、その勢いで相手主力とおぼしき福山をぶっ飛ばして無事に生還を果たした。めでたいことかと思ったら、自分が化け物になってしまったことに後ろめたさを感じて、大事な告白は出来ずじまい。もー、やきもきしちゃうなー、で次回へ。

 ……すげぇ脚本だな。1つ1つの事実について、何が起こっているか悩む部分は無いのだが、その間に挟まれるべきものが色々と足りていない印象。まず、敵国が奇襲をかけてきたので抵抗の余地もなくあっという間に制圧され、無条件降伏したという絶望的なバックグラウンドがあるはずなのに、主人公達の動きにそれが一切感じられない。一時的に敵の追っ手から逃げて通風口へ避難するところまでは良いとしても、何故敵は裏切り者のエルエルフさんを放っておいていったん帰還したのか。そして、その後主人公達が容易に敵の要所である戦利品ロボ搬送現場に突入できたのは何故か。ヘリを奪って突撃したようだが、色々セキュリティが甘すぎる。ロボを奪還して起動したあとに、機体にまとわりついていた研究者を振り払うシーンがあるのだが、いきなり敵に襲撃され、マシンを奪われた現場で何故あいつらはのうのうと観察を続けていたのか。マシンの操縦が出来てるのか駄目なのかも分からないし、その後の宇宙戦闘で誰がどう試合を押していたのかもピンと来ない。どうも、シナリオの継ぎ目がうまいこと絵で伝わってこない。今回はコンテが松尾監督、演出が神保さんという贅沢なタッグなのだが、どうにも上手いこと脚本をまとめきれていないようである。とにかく説明を追うので手一杯という印象だ。

 結局プレスコのしわ寄せなのかなぁ、と、適当な想像をしている。個々の絵についても気になる部分が出ているし、どうしても継ぎ目が粗くなるのは、台詞が展開されるメインパートに時間を割き、その合間の絵についてはかなり手間を削減しているからであるように見える。戦闘シーンなんかは基本がCGだから別プロセスで作っているだろうけど、そこに台詞を載せる時にひゅんひゅんでてくるワイプっぽい顔の演出も、とってつけたようでどこか安っぽい。やっぱりこのタイプの作品にプレスコはあんまり向いてないんじゃないかなぁ……今後うまみが出てくればいいんだけども……

 一応、流石のサンライズってことで要所要所で面白い画が出てきているというのはフォローしておくべき部分だとは思う。今回クライマックスとなったハラキリシーンなんか、一体どうやって描いているのか分からない、実に面白い画が作れていた。いっそそういう部分に注力してくれればもう少し見るべきポイントが絞られて良かったと思うんだけどね。あと、足が無い相手の雑魚ロボットのデザインとかも割と面白いし。戦闘シーンの独自性だったら、今期ロボものでもこれが一番の出来だと思ってるんだけどなぁ(まぁ、ガルガンティアはほとんど戦闘してないけども)。

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 テンション落ちない、勇者ちゃん可愛い、第3話。今期はぴかしゃのキャラの周りに奇乳がいるんだね! 中の人の絶叫が聞こえてくるみたいですごく素敵です。大きければいいってもんじゃないよね! 今作はどこまでいってもひたすら勇者ちゃんの顔芸を楽しむアニメです。

 まだ3話だってのに、魔王と勇者のなあなあぶりが半端ないなー、と思ってたけど、一応シリアス展開になって多少締まったかな? 地震の影響で人間界にもギャグではすまないレベルの被害が出たのはちょっと驚いた。このお話はそういうことをしないもんだとばっかり思ってたからさ。そして、そんなシリアス展開に毒されたのか、勇者が突然魔王の背中を狙いかけたのも驚きである。別に、魔力が完全に枯渇した訳じゃなかったんだから、今までだってチャンスはあったよね、一つ屋根の下で寝てたタイミングとかさ。そういうところで命を狙わなかったのに、今回の窮状で一瞬でも「殺せる?」って思っちゃったのは……まぁ、積年の恨みによるものだと解釈しておこうか。エンテ・イスラで魔王が相当悪逆だったのは事実だろうし、災害の影響でそういった殺伐としたイメージが蘇ったのだという風に解釈すれば筋が通る……かなぁ。あんまり真剣に見ても仕方ないけども。

 この作品の場合、どちらかというとそこにいたるまでの茶番が本編だからな。すっかりおかんと化してしまったアルシエルの残念ぶりとか、そんな残念部下と貶し合う勇者の残念ぶりとか。前回は勇者と魔王がマクド風のやりとりで喧嘩するっていうシーンがあったけど、今回は謎の脅迫者と勇者がテレアポっぽく会話してるシーンがやっぱり面白かった。テレアポは本当に色んなお客さん相手にしなきゃいけないから大変よね。真面目なトーンで話してるんだけど、電話口の向こうにいる声が下野の時点であんまり緊張感ねぇけども。

 新キャラも出てきて多少なりともシリアスが絡んで来るとなると、1,2話目で見られたような日常ほのぼのギャグは今後減ってしまうのだろうか。今回の「身分証明書と印鑑で魔王が勇者に迷惑をかける」みたいな、なんちゃってファンタジー(というかなんちゃって現実?)ネタが楽しいんだけどなぁ。もしくは、延々勇者だけを追いかけ続けるドキュメンタリーとかでもいいや。今回のハイライトは、勇者と千穂ちゃんの大げんかのところ。ようやく女性同士の絡みで活きの良いところが楽しめたよ。もっと勇者が猛り狂うところを楽しみに待っています。ぴかしゃが冷静にファッションチェックしてるところとか聞いてるだけでなんか笑えてきます。もう一人が奈央ぼうってのがまたなー。そうかー、ユニクロ駄目かー。……しまむらだな。

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 ヒーローの修行頻度高すぎるだろ、第3話。流石に8割は盛り過ぎじゃないですかねぇ、それどこ情報よ?

 「バカンスだから水着回だー!」と思ったらそんなことが無いっていうエピソード。まぁ、3話はいくらなんでも早すぎるよな。っつうかそもそもこの作品に水着回は求めてないよな。水着になってもらったところで、結局タマキの奇乳っぷりに恐れおののいただけで終わったし。どちらかというとメインメンバーの2人より周りのクルーのおねーさまがたの痴態の方が見たいです。次回予告はリン教官とレイカさんが居酒屋でくだ巻いてたので、もう今からそっちが楽しみ。この2人の居酒屋ってどうなるんだろうなー(中の人的に)。

 さておき、結局水着をだしにして更に落ち込み続ける残念ファイブの様子が描かれている。ギャグっぽいテンションでダラダラと情けないことを話しながら,少しずつ5人の素性が説明されて、この世界やアッシュのシステムがどうやって作られてきたのかが分かってきた。ケイさんがサラッと言っていたが、基本的にMJPの面々というのは「戦うために作られた子供たち」なので、記憶すら奪われているっていうのはけっこうおっかない。多分そんなに裕福な子供じゃないからどこかから売られてきたとか、そもそも試験管ベイビーだから思い出す親もいないとかいうのが一番ありそうな話だが、「記憶喪失が5人揃った!」っていうだけで、やろうと思えば恐ろしい量のドラマが作れるわけで、今後の人間関係が手軽にギクシャク出来る材料ばかりである。出来ることならあんまり深刻な過去は背負っていないことを祈りたい。あくまで残念は冗談レベルでお願いします。でも、今回のケイの様子だと、1人や2人は重たいのがいそうな気がするなぁ。

 大したミッションもなくだらだらされたおかげか、キャラはもうすっかり馴染んでおり、安心して掛け合いを見ることが出来るようになっているのは嬉しい部分。5人は基本的にボケ成分が多めなので、賑やかし2人以外にもどこかとぼけた空気があるし、お互いの突っ込みも手慣れた感じでなんだかいい関係性が見える。冷静に見てみるとこれほど噛み合ってない連中もいないだろうし、実際にこいつらがどの程度仲良しなのかっていうのは描かれていないのだが、それでもなんだか所帯じみた空気が漂っており、「宇宙で残念な5人組なんだから、いっそのことこのままエンジェル隊でも結成すればいいんじゃないかな」とか思えてくる。そう、この5人に足りないのは、確実な突っ込みをいれてくれるノーマッドなんだよ。そこさえ補填されれば夢の5人戦隊まであと一歩だ。一応、検査着に身を包んだタマキは胸囲の部分が尋常じゃなさ過ぎて、本当にぬいぐるみみたいな体型になってたけども……先週まではずっと「同じ部隊の中にあんなにセックスアピールの強いのがいたら男共はやばいだろうに」とか思っていたが、今週のを見てたら「ちょっと……引くわ……」と思い始めた。あの乳は脱いだところ想像すると、もう、グロい。

 いや、別にキャラデザが嫌いなわけじゃないのよ。今作は平井絵で崩しが多いっていう部分に賛否あるみたいだけど、個人的にはかなり好きな絵になってます。というのも、これまで平井絵にあんまり合わなかったのって、結局「全部同じ顔やん」という部分が強くて、どれを見てもSEEDにしか見えなかったからなのよね(最初に見たのはSEEDじゃなくてリヴァイアスだけども)。実際、今回の絵だって、プールの監視員がどう見てもディアッカに見えてしまったし、謎の白髪お嬢さんも立ち居振る舞いからラクスに見えてくるのだが、メインの5人については、意図的に崩してる部分が多いおかげで、過去の作品とあんまりイメージが被らないのですよ。アタルやタマキなんて見たこと無いくらいに顔がへちょるし、一応クールを気取っているはずのケイだって割とジト目なんかが多くて表情豊か。その辺を見ているだけでも割と楽しかったりするのです。それ以外の部分でも個性が色々と出てるしね。マジでこのままエンジェル隊が始まらないもんかなぁ。

 ま、今回は最後にシリアス展開で締めたので、とりあえず次回はタマキがどうなるかの処理からですね。次回予告を見る限りではそこまで深刻な様子でもなかったし、多分敵さんも空気を読んでくれたんだろう。ほんと、どんな戦争をしてるのかよく分からない世界だよなぁ。司令官クラスがすげえ適当に戦略立てて突っ込んでいくアホさ加減とか、緩すぎてむしろ好きです。

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 そろそろ杉田が中村を殺害する動機が固まった感がある第2話。流石にわずか30分の間に早見キャラ2人に囲まれて、なおかつ片方がラブプラスってんだから……「中村を殺せば自分が代わりになれると思った」って留置所で供述する杉田の図が凄く想像しやすい。まぁ、おれが裁判員になったら被告側に回るけど。情状酌量の余地有り。

 みんなが大好き、あやせ回だよ! もう、それ以上でも以下でもないけど、お腹いっぱいだったな! 今期は本当に早見シーズンになっているわけだが、ヤンデレだってばっちりOKさ。レヴィアタンで基本形をフォローし、RDGで弱気成分を適宜補いながら、味をまとめるはまち。風味が足りない人はこのあやせを足してください、って感じだな。色々な味が楽しめるめくるめく早見ワールドだ。もう、それだけでいいや。

 一応、今回のお話でもそれなりに桐乃と京介の関係性のフォローが入っており、お互いが見ていないシーンでことごとく同じリアクションしかしない高坂兄妹の遺伝子の強さは微笑ましい。どこをどう見ても2人とも両親に似てない気がするのだが……どっちかっていうと母親似なのかなぁ。桐乃はあんまり好きなヒロインじゃないんだが、ギャルゲー相手にキモオタ全開になってる時だけはちょっと許せる気がするのが不思議である。キモいのは間違いないんだけど。

 しかし、今回はそんなことはどうでもいいんだ。なんだよ、京介の麻奈美に対するあの態度は。女の子にキモいとかいう奴は死んだ方がいいな。どう考えても朝一であんなことされたらその日1日を正常な精神状態で生活するのが困難なくらいに幸せだろうが。本当にわびさびを全く理解していない奴だな。やっぱり殺した方がいいのかもしれない(杉田を使って)。作中で結成されてた麻奈美・あやせのタッグで、よりにもよって作中のヒロインがワンツーで組んだ形なんだよな。もう、桐乃や黒猫がどう抗おうと勝てるわけないじゃない。ちょっとメインヒロイン圧倒的すぎんよー。(以上。朝8時にすっきり目覚めた状態で記述)

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 どう見ても長編エロ漫画の第1話じゃないですか、第2話。すげぇ節操の無さ、今回立てたフラグだけでも、純愛、強迫、近親、百合、なんでもいけるじゃないですか。どう考えてもこの学校おかしい。

 振り返ってみると、我らが変態・橘純一君って凄かったんだと思う。1話目から全力で多人数相手に(オムニバスだから1度に1人だが)無茶苦茶な要求をして、それが通っても何となく「アマガミ空間だから仕方ない」と思える部分があった。彼の素晴らしいところは、真っ直ぐにエロかった、真っ直ぐに変態だったことである。今作も同じようなセッティングになっているのは間違いないのだが、こちらの前田君はそういう設定じゃない。写真部との距離の置き方、ヒロイン守るような台詞など、どうも「真面目な青年」キャラを定着させようとしている感がある。そのおかげで、どう考えても殿様仕様にしか見えないが新体操部へのアポが取れそうだったり、突如メインヒロインに写真撮影のOKを出されて2話目でいきなりプールサイドの水着写真撮影に突入したりするのである。幼なじみだったらなんでもいいのかって話だ。梨穂子や棚町さんが2話目でエロ写真を撮らせてくれたかどうかを考えてみると、多分無理だったんじゃなかろうか(梨穂子はワンチャン)。前田君は、どうもその辺の前提条件をすっ飛ばしていきなり紳士レベルマックスなのである。これはこまってしまう。

 やっぱり、どれだけ紳士的な態度をとろうとも、写真部男子は女子に気を許される展開はなかなか無い。普段からカメラ持ってうろうろしてるだけでも若干怪しいし、今回なんて、授業中にゴミ捨てに行ってこいと言われたタイミングですらカメラ持参だ。もう、校則云々以前にアウトだ。この学校の女性達は、早くこの男の危険性に気付くべきだと思う。真っ直ぐに下衆い方向に向かってる残りの写真部連中なんてピュアなもんやで。

 まぁ、このおかしな流れは女性陣にも責任はあるだろうけども。やっぱりかな恵ボイスの幼なじみのガードのユルさと、そこまでかッ飛んだキャラがいない中で飛び抜けて妙な生徒会長のキャラ。千和もおかしければひーちゃんもなんかボーッとしてる。まぁ、アマガミだってこんなもんだった気もするが……ここまで女性の警戒心を下げられるのがカメラの魔力なのか……恐ろしいことだ……。カメラがあるから、みゆきちボイスの百合っ子も油断してしまったに違いない。ちなみに、ミズハスボイスの彼女はよく分からない存在です。「逆光は勝利!」って鳥坂さんが言ってたから、きっと彼女もそれに従って撮影してたんだね。光画部ネタって、今の若い子はどれくらい分かるんでしょうね。

 ひでぇ話の筋に笑ってしまうのが本作の基本的な楽しみ方で問題無いと思うが、阿漕な写真のデザインについても流石に力を入れて作っている。今回は幼なじみっ子の水着写真だが、水着のヒモ部分が身体に密着せずにちょっとだけ浮いて見えるところとか、なんだか妙に艶めかしい部分がある。やはり写真をメインテーマにしている作品なので、あの撮影パートは気合いが入ってるんでしょうね。多分ゲームと同じような絵になってるんだろうな。これからものすごい勢いで残りのヒロイン勢も攻略していくんだろうが……恐ろしい作品だぜ。

 ちなみに、誰の共感も一切得られないと思うが、毎回気になっていたのでせっかくなので書いておくと、オープニングのイントロ部分が、アストロマンステージのBGMになんか似てる気がした。それだけ。

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<その他>

 

Ajani, Mentor of Heroes 英雄の導師、アジャニ (3)(G)(W) M

プレインズウォーカー・アジャニ

<+1>:対象の、1体か、2体か、3体のクリーチャーに、+1/+1カウンター3つを分配する。

<+1>:あなたのライブラリを上から4枚見る。あなたはその中からオーラか、クリーチャーか、プレインズウォーカー・カードを1枚公開して手札に加えても良い。残りのカードを、好きな順番でライブラリの下におく。

<-8>:あなたは100点のライフを得る。

 さぁ、エキスパンションの花形、プレインズウォーカーの登場だ。これまでリリアナと並んでバージョンアップが進んでいなかったアジャニだが、一足先に4枚目が登場。「お前、また色変わってんのかよ」と浮気性を懸念する声もあるかもしれませんが、彼は元々ナヤ出身ですので、緑色じゃない方がおかしかったくらいです。真っ白になった方が偽りの姿なのです。

 さて、かつてサルカンが変身したときには「史上初!忠誠度が増えない!」というので話題になりましたが、このライオンの場合は「史上初!忠誠度が減らない!」というので話題になりそうです。いや、すまん、そこまでレアではないな、実際「万一カウンター11個とかたまったら超ヤバい」という恐怖感を植え付けることで、常に相手に「アジャニを無視して本体だけ殴る」という選択を躊躇わせる効果がある。いや、でも普通の人はプラス能力使われたくないから殴るんだけどね。まぁ、とにかくそんなすげぇ最終奥義はたまらなく魅力的だが……とりあえずあんまり考えなくていいだろう。お前が白くなって手に入れた能力はそんなもんだったのかと。まぁ、アジャニって確実にライフゲイン出来る能力を1個は抱えてるってのはブレないからすごいよな。

 というわけで、問題となるのは上の2つの能力だ。史上もっとも重い5マナで登場しただけあって、その迫力は充分。上の能力が「巻かれたものの収穫」の強化版。群れアジャニがやってたことの3倍。一回起動出来るだけでもそこそこの領域。その時点で忠誠度5に到達するため、膨れあがったクリーチャーを前にして一撃でアジャニを撃破するのは相当困難だろう。忠誠度が1でも残れば、再びの「収穫」が襲い掛かる。ザ・理不尽。+1/+1カウンターは今回一緒に登場した「時の賢者」以外にも複数のシナジーが考えられるので、専用のデッキを組んでもおかしくないレベル。是非かたわらには「屍体屋の脅威」を。

 「でも、クリーチャーがいないと役に立たないんでしょう?」大丈夫だよ奥さん、そんなときのための下の能力だ。流石に6マナガラクのような恥知らずなアドバンテージは稼がないが、キオーラのようにみみっちくワンドローなんて言わない。「導師」なんだから当然クリーチャーは呼んでくるし、せっかくテーロスに来たんだからオーラだって拾えるだろう。エルズペスとイチャイチャしてるフレーバーを加味してどさくさに紛れてプレインズウォーカーまでナンパ出来る。脳みそが「生き物!」でしか埋まってないどこぞの脳筋には出来なかった芸だ。これで確実に自軍を増強出来るのだから、そりゃぁ有難すぎるドロー能力ってもんで。まぁ、実際はこのカラーリングなら畳みかけるビート構造が普通なので、メインとなるのは上の能力の複数回起動だろうが、役立たずのタイミングが絶対に無いというフォローはあまりに親切だし、サーチ能力を見込めばオーラデッキなどのテーマデッキでの活躍も見込める。あわよくば「忍耐の試練(JDG)」デッキに入れて勝利を狙っちゃうとかね! もうついでに「加護の反射(SHM)」も入れちゃえばいいんじゃないかな! うわぁ!

 まー、「弱いこと書いてないから強い」だよなぁ。一応直接自分を守れる能力が無いっていうのが唯一の不安要素だけど、普通に考えたら上の能力がそれに該当するもんなぁ。普通にペスさんといちゃいちゃするデッキが作られそうだなぁ。毎ターン忠誠増やし続けながら2/2を3体出し続けるカップル。そりゃゼナゴスだって逃げるわ。

 

Athreos, God of Passage 通行の神、エイスリオス (1)(W)(B) M

伝説のエンチャント、クリーチャー・神

5/4 破壊不能

あなたの白と黒への信心が7未満である限り、〜はクリーチャーではない。

あなたがオーナーである他のクリーチャーが死亡するたび、対象の対戦相手が3点のライフを支払わない限り、それをあなたの手札に戻す。

 魔女化したほむらの世界みたいな風貌がおっかない、夜出会いたくない神様ナンバーワンのエイスリオスさん。その正体は三途の川の渡し守であり、人間が死んだら船を造ってあちらの世界へ輸送してくれるらしい。フィナックスがあちらの世界から逃げ出して来た「出戻り組」であり、この人が「送り出し」を担当する。つまり、エレボスさんはこの2人との関係が深いってことらしい。で、そんなエイスリオスさんは、なんと2色小神では最軽量の3マナで登場。おかげで5/4とサイズも最小ではあるが、どうせ破壊不能なんだから大した問題じゃない。3ターン目に設置出来るっていうのは「タッサ」さんの強みでもあったので、軽ければ軽いだけありがたいのだ。まー、このカラーリングだとそんなに焦って信心溜められない気もするので、結局3マナで出しても起動しないことの方が多そうだけどさ。能力は相手依存の「新たな夜明けの印形(ONS)」みたいな能力。三途の川の渡し賃を払うように相手に要求し、相手が拒否すると「じゃ、地獄いけないなー」といって手札に戻ってくる。相手もいちいち死亡誘発で3点も払ってられないし、クリーチャーが気軽にアドバンテージを稼ぎまくる怠慢運送にはイライラしっぱなし。生け贄能力なんかとも相性が良いので、これ1枚でテーマデッキが作れてしまいそうなワクワク感がある。相手に選ばせる特質上、あまりデカブツメインのデッキでは効果がないので、小型でも何でもいいのでガンガンクリーチャーを出して、殺せるデッキに置いておくといいだろう。

 

Desperate Stand 捨て身の抵抗 (R)(W) U

ソーサリー

対象のクリーチャーは、ターン終了時まで+2/+0の修正を受けるとともに、先制攻撃と警戒を得る。

奮励(R)(W)

 各セットのアンコモンには、全てのギルドカラーに関わるカードが1枚収録されているわけだが、それがクリーチャーか、スペルかで割と差がある。ボロスはこれまで「アクロスの重装歩兵」「アクロスの密集軍」ときて、今回も「横に並べて数で押す」カードになっているのだが、これまでのクリーチャーと違って後押しのためのスペル、しかもこのコストだと多分2体くらいまでが手一杯であることを考えると、「まぁ、ちょっと弱いけど『統率の取れた突撃』で充分かな……」という気もする。そりゃコストあたりの効果としてはそれなりだが、これなら除去にもなりうる「難題への挑戦」あたりのコモンの方が良い場合もあるわけで。使われたらウザイしそれなりに強いのだろうが、あんまりここからボロスに行きたいな、と思わせるようなアピールがあるカードではないわね。

 

Disciple of Deceit 欺瞞の信奉者 (U)(B) U

クリーチャー・人間、ならず者

1/3

神啓 - あなたは土地でないカードを1枚捨てても良い。そうしたなら、あなたのライブラリから、そのカードと同じ点数で見たマナコストを持つカードを1枚探し、それを公開して手札に加える。その後、あなたのライブラリを切り直す。

 名前からしてフィナックスさんを応援する気満々の奴だが、単に神啓持ってるっていう繋がりなので、どっちかっていうとフィナックスさんがコイツを応援する感じになるな。能力自体はそんな欺瞞の神とは一切関係無く、なんと昔懐かしいディミーアギルドの「変成」能力である。あらゆるカードが無料で変成出来るようになるってんだから、デッキ次第では値千金であり、常にベストなムーブが行えるようにデッキの潤滑油っていうか、もうデッキの歯車としてグルグル回せる。上手いことこれがワンパン出来たなら、まずは「オドゥノスの黒樫」や「セイレーンの歌竪琴」のように恒常的な神啓維持のカードを狙いたくなるかも。でもまぁ、リミテッドの場合にはそこまではっきりと状況が定まるわけでもなし、選べるといってもデッキのプールに限界があるし。せいぜい爆弾レアが引けたとき、そのマナ域をいくらか厚めに確保して入手率を上げる程度だろうか。「土地捨てて土地」っていう圧縮戦術が使えないようにちゃんと調整してあるあたりに無慈悲さがある。

 

 

Fleetfeather Cockatrice 速羽根のコカトリス (3)(G)(U) U

クリーチャー・コカトリス

3/3 瞬速 飛行 接死

(5)(G)(U):怪物化3を行う。

 シミックカラーなのに極彩色に見える派手な鳥。そしててんこ盛りに重ねられた能力も実に派手派手。製造理念は「地平線のキマイラ」に似てるが、より骨太な戦闘力は、優しさも併せ持ったキマイラとは一線を画す。トランプルの代わりに与えられたのが接死。フライヤーなのだから基本は攻めのカードだが、守りに回っても確実に仕事をする。瞬速+飛行+接死の変則コンバットトリックは、かつて同じ色の「翼のコアトル(ARB)」が実現させたものであり、相手の思惑を大きくひっくり返す。もちろん攻めに回ればもう1つ与えられた怪物化能力が火を噴くことになり、6/6フライヤーが容易く相手を蹂躙する。たった1枚のカードで恐ろしいまでに整った完成形。緑絡みのデッキでまた青タッチが捗るな。

 

Iroas, God of Victory 勝利の神、イロアス (2)(R)(W) M

伝説のエンチャント、クリーチャー・神

7/4 破壊不能

あなたの赤と白への新人が7未満である限り、〜はクリーチャーではない。

あなたのコントロールするクリーチャーは、2体以上のクリーチャー以外にはブロックされない。

あなたのコントロールする攻撃クリーチャーに与えられる全てのダメージを軽減する。

 ミスターどないせいっちゅうねん。設置するだけで「前線の衛生兵(GTC)」みたいな効果と「グルールの戦唄(DGM)」みたいな効果。とにかくこれさえ置いてしまえば「アタック」と宣言するのがものすごく気楽になる。赤白というカラーリングはそれを積極的に押し出すカラーリングであるし、どこぞの牛なんかを揃えれば7/4がさっさと動き出す地獄絵図も割と現実風味だ。まぁ、脇にクリーチャーがいないと本当に置物にしかならないっていう難点はあるものの、多色小神は大体そんなもんだ。なんでこいつ4マナやねん。ボロスくるんちゃうか?

 

Keranos, God of Storms 嵐の神、ケラノス (3)(U)(R) M

伝説のエンチャント、クリーチャー・神

6/5 破壊不能

あなたの青と赤の新人が7未満である限り、〜はクリーチャーではない。

あなたの各ターンの最初のドローを公開する。この方法で土地カードを公開するたび、カードを1枚引く。この方法で土地でないカードを公開するたび、〜は対象のクリーチャー1体かプレイヤー1人に3点のダメージを与える。

 様々なアーキタイプが入り乱れ、リミテッドでの選択肢が多いのはこの環境の魅力の1つ。そんな中、唯一パッとしないのがこの青と赤、イゼットカラーの組み合わせだった。テーロスアンコが癖の強い「魔心のキマイラ」だったり、レアがよりによって「蒸気占い」だったりと、リミテッド、構築合わせてなかなか恵まれない立ち位置。明確なシナジーも少なく、「赤も青もサポートには丁度良いんだけどね」なーんて扱いづらさが前面に出ていた。しかし、そんなイゼットの窮地に駆けつけた神様が。そりゃ神話神様は全員強いのだが、「神々の軍勢」で登場した5体は正直微妙なのも多かった。そんな中でこの「置くだけで強い」能力はかなりキレてる。ライブラリトップ次第なので多少ムラはあるものの、あるときはケイラメトラのように土地を供給し、またあるときは全自動砲台として確実に相手陣営を壊滅に追い込んでいく。これこそニヴ・ミゼットが望んだ破天荒なイゼットの姿である。青は既に信心を溜めるノウハウがあるし、赤だって負けてはいない。今後はこれまでの単色信心系にタッチでこれを絡める選択も充分にありなんじゃなかろうか。イゼットは占術土地もようやく到着することだし、ここから盛り返してくるかもよ。

 

Kruphix, God of Horizons 彼方の神、クルフィックス (3)(G)(U) M

伝説のエンチャント、クリーチャー・神

4/7 破壊不能

〜はあなたの緑と青への信心が7未満である限りクリーチャーではない。

あなたの手札の枚数に制限は無くなる。

使われなかったマナがあなたのマナ・プールから無くなるとき、代わりにそのマナは無色になる。

 この世界を司る神の中でも一番得体の知れない謎キャラ・クルフィックスさん。他の神々は「〜〜の神」というスタイルで何を体現して、どんな仕事をしてるかが分かりやすいのだが、このキラキラモザイク野郎だけは何を考えているのかよく分からない。そして、何故かゼナゴスを殺すための「神送り」をペスさんたちに与えるなんて重要な役回りまで任されている。一体何者なのでしょうね。そして、そんなストーリー上重要な役割を担うクルフィックスさんなんだから、弱いわけが無い……と思いきや、あれ? なんかパッとしない……これ、置いておくだけで充分だった回りの連中と比べるとびびるくらい弱いぞ。1つ目の能力は「呪文書」。……0マナアーティファクトや土地が持ってた能力を今更見せびらかされてもなぁ……。そして下の能力は変形版の「湧出(10ED)」。んー、何に使えばいいのやら……割と最近「マナの座、オムナス(WWK)」なんてヘンテコキャラが似たような仕事をしていたが、あいつのおかげで分かったことは、「マナが持ち越せるって言われても、案外そんなマナは余らない」っていうのと、「もし余ったとしても使い道が無い」っていう2点である。オムナスさんは余った分を自分のパワーに変えるという活用法を提示してくれていたが、クルさんはそんなことしない。単に貯金を勧めるだけで、資金運用に関しては専門外。まさに思惑の彼方へ。うーむ、一体何を狙って作られたカードなのやら……とりあえず、彼を信奉している「クルフィックスの預言者」を連れてくるところからはじめよう。毎ターンアンタップする土地から、恐ろしい量のマナ貯蓄が可能になるだろう。そのマナで、そのマナで……よし、「精神削り(GTC)」しかない。

 


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 観てきました。突発的なカラオケ欲求に襲われて街へ繰り出すも、今日はよりによって行きつけのお店の半額デー(だから行きたかったんだけど)。時間が遅かったせいでなかなか入ることもままならず、カラオケ店をはしごするもどれも噛み合わない。日が暮れた街で途方に暮れているところに、一筋の光明、「そうだレイトショーがあるじゃないか」。というよく分からない理由での視聴です。ついでに「ドラゴンの迷路」の箱とプレリリースの予約も済ませてきたのである。

 

<以下、あんまりネタとか無いのでネタバレではないけど、一応視聴後の感想を含みます、未視聴の方はご注意ください>


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○よんでますよ、アザゼルさん。Z 第2話 「牛は見た!」

 べーやんかっ飛ばしすぎやな、第2話。やはり神谷キャラと鳥類の親和性が半端じゃない。なんでかさっぱり分からないけども。1期後半からずっとそうだったけど、ある程度理知的に話を回せるのはアザゼルよりもべーやんなので、気付くとべーやんが主人公みたいになってるっていうね。

 芥辺の本性が垣間見えるエピソードであり、「もっさん受難編」の完結エピソードともいえる。もっさんがただひたすら不幸な一族なのかと思っていたが、冷静に考えりゃ芥辺に反抗しようとした連中が片っ端からやられているだけなので、自業自得以外のなにものでもない。よくもまぁ、あれだけの巨悪を相手にべーやんは必死の抵抗を続けているものである。基本的に「死んでも死なない」っていう不死身性に支えられている部分はあるけれども。今回ももっさんが死んだと思ったらすげぇ悲惨な話に見えるところを、「実はアザゼルだったよ」っていうだけでギャグになってしまうんだから立派なもんだ。「死よりも苦しい苦痛」でも割と平気なアザゼルは、やっぱり凄い悪魔なのかもしれない。しかし、そんな芥辺の下でも立派にはたらいている佐隈さんが実は一番偉いのかもしれない。不機嫌モードの芥辺相手にもやたら手慣れた様子だったしなぁ。

 

○波打ち際のむろみさん 第2話 「伝説の海獣とむろみさん」

 リヴァイアさん可愛いなぁ! 第2話。今期は同時にアニメ2作品でリヴァイアサンが活躍しているという謎過ぎる偶然。そして、その2体ともが萌えキャラとして処理されているジャパニーズアニメの奇跡。これがクールジャパンかぁ。

 原作ファンなんだから知ってることしかやってないはずなんだけど、想像以上にリヴァイアさんが可愛かった。というか中原麻衣の方言トークが可愛かった。「リヴァイアさんの地元が小倉」っていう時点で既におかしい気がするのだが、そんな九州アニメで色んな中の人が方言を聞かせてくれるのだから万事OK。流石に現在も九州在住でわざわざ原稿を郵送している作者の漫画は違う。ま、実を言うと中原麻衣も出生地は福岡ではないし、そこまで長い期間生活してたわけでもないのだがね。九州出身声優ってなんか転勤族が多いイメージがある。いや、中原麻衣とサトリナだけだけども。田村ゆかりはちゃんと生粋の福岡県民ですね。

 リヴァイアさんのゆったり具合が実に可愛いのに加えて、当然中の人のおかげで「ラスボス感」もあるという非常に贅沢なキャスティングである。これに、普段はユルいくせに本当にどうでもいいシーンで気合いが入るタツノコ作画が絡むことで、原作でも見せ場である「どうでもいいことに全力でぶつかる海洋生物ギャグ」が際だっている。ファンとしては嬉しい仕上がり。今後もまだまだ賑やかになるし、なかなか楽しみな作品ですわ。

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○「変態王子と笑わない猫」 5

 半月にわたる新番チェックも、ひとまずここがゴールだ。今期は大小合わせて全部で34本。まぁ、春新番だからこんなもんですかね。最後がこの作品っていうのはなんか微妙ではあるが、こちらは色々と見たことある臭が半端無い超ラノベ。ラノベ原作に対して「見たことあるわ」っていうのはもうお約束だし、今更言わんでもいいはずなのだが、この作品はそういう意味でなくて、画的な部分での類似性がやたら強い気がするのである。ぶっちゃけると「俺修羅」「さくら荘」あたりとの類似です。まぁ、J.C.制作なんだから似ててもいいわけだが、つい最近までやってた奴と色が被ってる気がするのは事実なのです。オープニングアーティアストのせいと言われればそうかもしれない。そしてそれがアカンというわけでもないのが不思議なところだけど。

 ぶっちゃけると、筋立ての思いつきだけだったらラノベの中では割といいんじゃないかと思う。「本音」と「建前」っていう言葉があまりに便利に使われているので設定としては1話目で既にぐだってる気はするものの、「本音しか言えない主人公」と「感情がうまく出せないヒロイン」っていうなかなかリアリティに乏しいキャラクター設定を、奪う、奪われるという1つのファクターで同時に実現させている。女の子の方は2人が絡むのでどういう風に今後処理されるのか分からないが、野郎の方は分かりやすい設定で個性にもなっているし、見ていても言いたいことをずばっと言ってくれるキャラになっているのでこれは気持ちが良い。普通はこういう設定ってラノベだと「持って生まれた性格」として使っちゃったりするからなじめないわけで、設定として強制力を与えてしまえばそこから物語を膨らませることは色々と出来るだろう。ま、相変わらずラノベ的でソフトな「変態」なのはなんだかなぁ、と思っちゃうけども。本気の高校生男子が「建前」を喪失して本音だけになったら、あんなもんじゃすまないだろうさ。

 ラノベアニメのシナリオについては期待しても大してペイはないと思うので深追いしないが、あとはキャラが可愛ければそれでいいや。猫の子が噛みついてぷらぷらされるカットとか、ツンデレぎみの子の全力で拒否ってるのに断れないときのどうしようもない顔とか、なかなか細かいデザインに可愛らしさが出ている。方向性はそれこそ「俺修羅」とかと同じなんだろうけど、より丸さが強調されていて割と好みのタイプ。これで話が面白くなればいいなぁ、とは思うんだけどね。中の人的には、実はそんなに多く無いゆいかおりの共演作である。小倉唯は半年くらい声を聞いてなかった気がするから意外に久しぶり。今回は2人とも合わせやすそうな役でいいんじゃないでしょうか。後は安定すぎるくらいの梶君だし、特に問題無いのではないかと。唯一心配なのは、小倉唯がエンディング担当っていうことなんだよね。OPが田村ゆかりだというのにそこに合わせてくるか……無理やろ……。



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