最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
そうかぁ、京阪電車は天狗も利用するか……今度から乗るときは注意して見てみよう。ひょっとしたら清川元夢の声が聞こえてくるかもしれないしね。 ちょいと気が早いが五山の送り火の準備をするお話。ちょうど先日再放送が終了した「四畳半神話大系」も最終回で五山が印象的に描かれており、森見作品というとやはりこの五山のイメージが強い(まぁ、ほとんど知らないんだけども)。狸の一家はどのように五山で「阿呆」を楽しむかといえば、なんと空を飛ぶ船を使って人混みの気にならない空高くからこれを見るという。何ともうらやましいお話ですね。「四畳半」の小津は、「一度に全ての送り火を見ることは出来ない」とされている五山の全てを彼女に見せるためにわざわざ飛行船をチャーターしようとしていたが、狸たちはそんな苦労をせずに、持ち前の妖力で特等席を確保してしまえるらしい。大体人気スポットは人混みにまみれているわけで、そんなことを聞いたら狸になりたくなってしまうではないか。いや、あんまり真面目に送り火見たことないんだけども。 下鴨の一家は、そんな船を出す手はずに失敗してしまった長男矢一郎の土下座からお話スタート。最初の土下座のくだり、矢三郎が兄に対してどの程度の感情を抱いているのかがちょっと掴みにくいのだが、いざ土下座に入ろうとした時に止めなかったのは割と本気なのか、それとも持ち前の享楽主義のせいで「面白いもの」を見てみたかっただけなのか。幸か不幸かおかあちゃんの手によって阻止されたわけだが、相変わらずこの兄弟のBROTHERS CONFLICTは謎が多い(知り合いに「有頂天家族」と「BROTHERS CONFLICT」はタイトルを入れ替えても意味が通じる、と言われて、このくだりが頭を離れなくなってしまったのである)。ちなみに次男・矢二郎については特に険悪な関係ではないのだが、この次男はどこまで行ってもマイペースなので、あんまり争ってもしょうがなさそう。今回回想シーンでまだ人型だった頃の矢二郎のビジュアルも出てましたね。兄弟の中では一番イケメン風味だったのが面白い。 そして、天狗のお宝「奥座敷」を巡って、矢三郎はまず師匠の下へ。ここでくだんの「大阪でカメラ屋をやっている天狗」が登場するわけだ。天狗の方がやはり妖力は高いのだろう、人の生活に紛れ込むスキルも高そうだ。狸はちょっと油断すると鍋にされる恐れがあるからね。いや、それでも山一つに化けちまうなんて大技が出来るならなんでも出来そうだけども。そうか、京都は山だと思ったら狸だったりするかもしれないのだな。気をつけないと。ちなみにちょっと面白かったのは、あの天狗さん、ちゃんと帰りも京阪電車で帰ってたこと。まぁ、出町商店街にくるなら京阪がベストですよね。その後弁天様を捜していた兄弟2人は六角くんだりまで移動していたのだが、五山の時期(つまり真夏の一番暑い盛り)に川端を延々、出町→六角間歩くのは相当しんどそうである。せめて末っ子に帽子くらい被せてあげた方がいい気が。余談だが、出町近辺→三条界隈というルートは、「けいおん」で唯たちが歩いたことでも有名。ムギはクソ重いキーボードを抱えて平気でこの距離を歩いたのである。 そして、扇屋に入ってからが今回のクライマックス。それまで徹底的に京都の町並みを描いていた世界が、急にだまし絵のような非常にシュールな異世界へと飛ぶ。矢三郎がボートを漕いで訪れた「時計台」の風景は、どう見ても現実感など無いはずなのに、それまでの京都の風景と、連絡通路となった扇屋、食堂の風景に繋がっており、奇妙な存在感を持っている。弁天様はそこで風神雷神の扇を使って雷雨を起こしたり、鯨の尻尾を捕まえてご満悦だったりとやりたい放題だが、この突拍子も無い幻想こそが、いかにも考え無しの「阿呆」らしくて面白い。こういう型にはまらないファンタジー設定ってのは、本当によく出てくるものだと感心するし、そんな突拍子も無い景色をこの質感で映像化出来るアニメスタッフも見事である。 結局、終始主導権を握り続ける人間の弁天様を中心に、何となく命のやりとりをしながらミッションコンプリート。ポートワインを燃料にして空を飛ぶというふざけた奥座敷で、無事に川端まで舞い戻ることが出来た。どうやら次回が五山の本番ということらしい。ふむ、京都の空は色々と騒がしいようであるな。是非機会があったら、真っ暗な空を見上げて狸が泳いでいるところを見つけてみたいものである。 PR 矛盾キター! 第65話。今、20年の時を経て、再びドラゴンとペガサスが戦場で「矛盾理論」を熱く語る! いや、語ってないけども! 「光牙、君はボクの矛になってくれ!」→「廬山昇龍覇!(ドグシャー」の流れは爆笑した。まぁ、元々矛ってのは「ドラゴンの拳」のたとえ話でしたからね。 引き続き地味な話であるが、なんか今回はいかにも「Ω」らしいアホな突っ込みどころが多くて無闇に楽しんでしまった。いや、楽しんだらあかんのかもしれんが、そういうネタ要素こそが聖闘士星矢マインドを色濃く受け継ぐ部分であるのは間違いないだろう。まず、パラスベルダに駆け込んだ面々が分かれ道に遭遇。「どっちの道が正しいんだ?!」。いや、そこ普通の市街地なんだから、分かれ道走ったとしてもその後多分どっかで合流するだろ。しなかったとしても、パラスの居城くらい見えてるだろ。よほど堅固な防衛拠点として活躍した城下町でも無い限り、適当に走っててもそのうちつくわ。ご丁寧にパラサイト兵が防衛についてるんだから、守ってる方にいけよ。「パラスの城でまた会おう」と颯爽と飛び立った星矢さん、いや、お前が雑魚片付けてくれよ。指先一つでダウンだろ。なんでほったらかしだよ。お前のおかげで来週大量の鋼鉄聖闘士が犠牲になりそうだぞ。 星矢と別れて突っ走る面々の前には、光牙の因縁の相手、タルヴォスさんが3度目の登場。今回はクロノテクター(「刻衣」と書くことに今回初めて気付いた)をフルアーマーにパワーアップさせ、万感の思いでの雪辱戦である。「まさに鉄壁の門だ!」と龍峰に褒めてもらっていたタルヴォスさんだが、「ペガサス以外はすっこんでろ!」と因縁を優先させたために、他の連中全員素通し。門じゃねぇよ! ザルだよ! 光牙達も、攻撃単調な相手なんだからタイマンに拘らずに全員でまとめてたたけよ! 結局2対1になってるんだからその方が早かったろ! 「タルヴォス、お前が負けた理由はただ1つ、お前は1人で、俺たちは仲間がいる」 多勢に無勢だよ! 恰好いい風だけど単なる数の理論だよ! いや、タルヴォスさんはかなり頑張ったんですよ。過去に2回もボコられた相手に物怖じすることなく、新しいスタイルで真っ直ぐ向かってくる不撓不屈の精神は、むしろ主人公サイドにこそ相応しい正統派の根性論。「最初からフルアーマーで来れば良かったのに」とか思わないでもないが、多分あれはものすごく重いからあんまり遠方まで出張出来ないんだろう。今回パラスのお膝元だったおかげで使うことが出来たのだ(そういう設定にしておこう)。相変わらずギャラクシーな鉄球攻撃オンリーの単細胞だが、新生聖衣の光牙も攻めあぐねるくらいに攻防一体の見事な戦闘スタイル。そのまま押し切れるかと思ったのだが、空気を読まない龍峰の乱入により、その夢も儚くなってしまった。 それにしても矛盾理論である。タルヴォスさんがあれだけ戦いたそうにしてるのに、それを放置して突如説教を始める龍峰。「こんな話がある」からわざわざ小学生レベルの故事を語ってくれるあたりは男塾から連なる説教好きの中国マインド(正確には日本人と中国人のハーフなわけだが)。そして、最終的には「最強の矛と最強の盾が手を組もうぜ!」という勧誘をしただけなので、矛盾のエピソードは特に関係無い。多分親父さんの過去の逸話を聞かされていて、「矛盾理論には気をつけろよ」と教えられていたのが頭に残っていたのだろう。 結局、タルヴォスさんにはドラゴンの盾を打ち破るほどのパワーは無く、盾役に鉄球を砕かれるという屈辱まで植え付けられての完敗。ついに3級パラサイトからもリタイアが出てしまったわけだ。タイタンさんが「命をもって」って言ってたってことは、マジで死んじゃったのかしら。あの最期の様子からみて、流石に死んではいないと思うけど。「たかが青銅ごときに」と言いながら息絶えるたかが3級の戦士である。タルヴォスさんの最期を飾るために光牙が用意してくれたサプライズは、なんとあのローリングクラッシュである。今作では初披露(だよね?)となる突然の直接攻撃は死人にむち打つのに最適なエグさが売り。あれだけ身体のサイズが違うのに力業で負けたんだから、タルヴォスさんも諦めがつくんじゃなかろうか。鉄球投げるしかやることが無い割には、案外良い仕事をしてくれたキャラだと思いますよ。過去にも鉄球投げるしかのうがない先輩(白銀)がいましたけど、あれよりもよっぽど恰好良かったと思います。お疲れ様でした。 次週、鋼鉄聖闘士の頑張りがメインのエピソードで、担当は蒼摩! なんで彼はこう地味で得をしない役しか回ってこないのか! 頑張れ庶民派代表。 えー、アミィってそうだったの? 第22話。まぁ、レッドとピンクの間の恋愛感情も定番ではあるけど……キングって未だにつかみ所がないから、惚れられる展開にも釈然としないものが残ってる。うん? 単にアミィを持っていかれて妬いてるだけ? まぁ、そうかもしれん。 前回嫌でも盛り上げてくれたドクター・ウルシェードは結局病院のベッドに固定。元気そうではあるが、やはりじいさんに戦隊ヒーローは荷が重いようであった(まぁ、過去に6億歳のメンバーがいましたけども)。おかげで今回のスポットはじいちゃんの孫娘、弥生ちゃんに当たることに。特別なドックを持つブレズオンの管理も務め、そのブレズオンを使ってデーボスが地球に来る以前の状況を調査していたという。そういえば既に22話ということで、この辺りで1回大ピンチが訪れる時期である。容赦無く1度復活する敵ボスとの対決ってのは、まるっきり去年のゴーバスと同じシナリオ運びですね。まだ獣電竜が1体残っている(しかもブラキオ?)ので、多分このミッションをクリアして、シリーズ後半の山場の1つがブラキオなんでしょうね。去年のライオーのくだりがちょっと唐突だった気がするので、「獣電竜が10体」って分かってる今作はやりやすくていいよね。 さておきアミィのことである。今回弥生ちゃんが大のキングファンであることが判明して、それに対抗する形でもやもやしていたアミィ。相変わらずがさつで適当なところがあるので自分の感情もよく理解できていないみたいなのだが、はっきりと示されたその気持ちは明らかに恋心。歳の近いソウジや明らかなすかしキャラであるイアンの方になびかないあたりがアミィらしいが、勢い任せのキングに気が向いちゃうのもまだまだ若い。そして、その感情を「まぁ、どうでもいいか」と吹き飛ばすあたりも若い。同じピンクとレッドの恋愛感情でいうと、ボウケンピンクがチーフにお熱だったのが非常に印象的だった。さくら姉さんは一途ですごく可愛かったのよねぇ。もちろんアミィも可愛いが、この感情がどういう方向性で育っていくのでしょうか。「基本的に冒険やらブレイブやらガキっぽいことにしか興味が湧かない面倒な野郎に惚れる」というのは面倒ごとフラグでしかないですが、アミィさん、大丈夫だといいね。開き直った後のコンビネーションとか2人のノリを見ると想像以上に相性は良さそうだけどねー。そういやソウジは相手がいるからいいし、イアンはあの調子だからシリーズが終わったらまた世界中に女引っかけにいくんだろうけど、のっさんはあの歳で今後どう生きていくんだろうな……。 サイドストーリーも進行しつつ、カオスさんの英断で目覚めちゃったデーボス様。「ちょっとエネルギー足りないけど強引に目覚めさせるぜ」というのはいかにも中盤らしい穴の開け方で、「不完全だったからギリギリ倒せた」とトリンさんが胸をなで下ろす展開が待ち構えているのは確実だろう。復活のための手順も割と大雑把で、「すくすくジャイロ万能過ぎるだろ」という突っ込みが第一に。でもあれだけ中身をぶちまけちゃったら、ラッキューロが次回以降で使える分が残ってないのではなかろうか。それとも、復元水ってラッキューロの能力で作れるものなのかな。だとしたらメンバーの中で一番大事な存在ってラッキューロだな。 復活したデーボス様、トリンやキングは怯えていたわけだが、なんか……可愛いよね……どこぞの気合いの入ったゆるキャラみたいなデザインで、あんまりラスボス感は無い。デザイン性がドゴルドやカオスよりもラッキューロに近いんだよ。カラーリングのせいかな。つくづく「これがラスボスじゃなくて良かった」とは思うが、最終的にアレがパワーアップした姿で最終戦に挑むのだろうか。カオスさん、次回はもう少し恐怖感を増すようにお願いしますね。 7月19日 ドラフト模様(DGM,GTC,RTR) ピック順 【Alessi】→【Thraxi】→【Metallica】→【Mei】→【Serra】→【Sangriter】→
2週間ぶりのドラフトです。世間的にはM14の発売だったわけですが……残念ながら今回買ってません。去年のM13ドラフトの不評っぷりがトラウマものだったので。まぁ、実際1回目は「お試し」感覚で別にいいと思うのですが、1箱買うと自動的に2戦やらなきゃいけなくなるので、「もうあれはいいよ……」という冷ややかな目線に耐えながら2回目をやるのがすごく辛いのです。今年はもういいかな、とは思っているわけですが、やっぱり新しいセットは触れたい欲求も同じくらい存在しているのです。……突発的にM14が出現するかもしれないのでよろしく。まぁ、残念ながら現状1箱買う金銭的余裕すらないんだけども。
エンディングなんやねん、第2話。え、これひょっとして毎週変わるの? いや、流石にいず様が歌うヤツがメインだとは思うのだが……でもそれなら今回変える意味もよく分からないよな。いや、面白かったけども。 1話は顔見せ的エピソードだったので満遍なくもこっちの痛々しさが表れる程度で済んだわけだが、今回からは少しずつ具体的なシチュエーションのも切り込んでおり、よりいっそうSAN値が削られるお話に仕上がっている。もういっそのこと淡々とやってくれりゃいいのに、相変わらず演出面がこなれていていちいち迫力があるのがまたキツい。今回のコンテは神保昌登氏だよ。改めて2話目って大事だな、というのがよく分かるお仕事ぶりでした。今回で方向性が決定づけられたな。 しかし、一応アニメのもこっちは「原作よりは恵まれていて可愛い」という評判もあるようだ。まぁ、アニメキャラになって線もソフトになっているし、声が付いて動くだけでも多少印象は違う。正直、私も容赦無く「もこっち可愛いやないか」と思ってる人である(漫画版では決してそんなこたぁ無い)。やっぱり声かなぁ。まぁ、作画リソース共々一番魅力を注がれているのは妄想パートなわけだけども。あれってDVD化したら規制がはずれたりするやつなんでしょうか? ……いやぁ、別にいいや、あれは。現時点でいず様が容赦無く下ネタをぶちかましてくれているので、それを聞いているだけでも割と満足してるんです。ちなみに、一番中の人にリンクした瞬間というのは当然歩道橋で女子生徒のスカートの中身を覗いた時なわけだが、何故だろう、いず様の百合営業ってあんまりそういうことしないイメージがある。スカート除いたりおパンツに価値を見いだすのはダチャーンの方の百合営業。いず様はどちらかというと精神的にプレッシャーをかけて籠絡するタイプの百合。彼女からみてもこっちってどういう風に映るんでしょうね。 いや、中の人の話題はさておくとして、今回はキーとなるキャラが2人登場した。1人は何故か無駄に杉田ボイスのデブ、初芝君。彼はこの後登場するチャンスはあるのでしょうか。無くてもいいけど。そしてもう1人は、花澤ボイスの旧友、優ちゃんである。いやぁ、優ちゃんええ子やね。ここまで良い子だともこっちの友達になれる権利があるわけだ。最後にオチが待っていたとはいえ、デートの日のあいだはもこっちも幸せだったわけで、これはこれで良いお話だったのではなかろうか。本人は卑下しまくるけど、私服もこっちは割と可愛いと思うんだよね。あとはまぁ、結局性根をたたき直さないとどうしようもないけども。無駄に下ネタの語彙だけは豊富になるのがありがちな現象であるが、妄想の方向性がM寄りだったのは彼女の嗜好なのだろうか。単純な厨二だったらテロリスト占拠妄想とかにすればいいわけで、ああいう逆境型を狙うあたり、面倒臭いことこの上ない。いや、気持ちは分かるんだけども。んー、やっぱり近くにいたらいやかな……。 風鳴翼さんじゅうななさい、第3話。そういや彼女も学生だったのか……あまりの落ち着きぶりにすっかり忘れてたわ。同級生には愛されキャラのようで何よりである。響は相変わらず幸せそうだし、クリスちゃんもどうやらクラスでは可愛がられている模様。まぁ、確かにあんなのが転校してきたら回りが放っておきませんわな。 イベント襲撃騒動から一週間。フィーネのメンバーに動きは無く、やきもきする対策機動部。しかし、緒川さんのナイスな活躍により、相手の足取りを掴むところから物語が動き出す。どう見ても優男のくせにヤクザの事務所を1人でフルボッコにしながらきちんと捜査結果も実があるという、あまりに優秀な男である。ハジキ構えたヤクザに回り囲まれて、一体どうやって電話してたのかはよく分からんけども。まぁ、指令が1人でフィーネさんボコボコに出来るくらい強いわけで、あの組織は職員単体のレベルがやたら高いのだろうな。多分、これで世界を狙ってくるのが人間の集団だったら返り討ちに出来るくらいには。残念ながらノイズは人間の攻撃が当たらないからねー。そう考えると、やっぱりソロモンの杖は大事やな。 掴んだ情報から足取りを追った3人は町外れの廃病院(アニメでしか見たことのない施設だよな)に潜入。その結果、あっさりと杉田が正体を現した。うん、そりゃ怪しいのは知ってたけど、このタイミングでさっさと正体をあかさんでも。わざわざソロモン奪取の時には小芝居まで使って正体隠蔽したんだから、もう少し内部に潜り込んでるふりをしてても良かったんじゃないかな。了子さんもそうだったけど、この世界の悪役の人たちは無駄に豪快で器の大きい連中が多いよ。しかしまぁ、あんな腹黒そうな奴が正体を明かしたということは、現状によほど自信があるということなのだろう。ギア奏者の調子を悪くさせる謎の赤いガスに加えて、切っても切っても再生するセクシー下着のノイズ軍団、そしてノイズとは異質な新たな問題、ネフィリム。流石にこれだけ物騒なものがたくさんあれば生身の人間でもギア奏者3人の前に姿を現しても大丈夫らしい(まぁ、捕まってたけども)。無事にネフィリムの搬送任務を果たし、「新たなフィーネ」を名乗るマリアさんにパス。杉田の敵組織での立ち位置がいまいち分からんが、本人は満足そうなので良しとしましょうか。 まだ3話ということで、当然問題は深まるばかりである。敵組織が何を狙っているのか、というのが一番気になるところだが、今回の焦点は先の櫻井了子騒動の折に目覚めたというネフィリムになりそうだ。まだ小さくて大して強そうに見えない生き物(?)だが、「餌」という表現を使っていたことから分かる通り、これから少しずつあれが大きくなるのだろう。そして、ノイズと同様に人類を害する存在になるのも間違いなさそう。そんな力を使って、マリアたちが何をしでかすつもりなのか。敵ボスっぽいお婆ちゃんの狙いもまだ分からないが、シャワーシーンの幼女たちの会話を聞く限り、当然彼女たちにもドラマはある。響はまた「何故戦うのか」ということに悩んでもらいながらの戦闘になるのである。 今回特に見るべき点は1つだ。いや、いつでも1つだ。つまり、「クリスちゃん可愛いな」である。学校のお友達に可愛がられている様子、+1点。珍しく間に響を介さずに翼さんと2人でお話する様子、+1点。分かりやすいツンデレ模様からどんどん丸くなっている様子がわかる、+1点。変身バンクでいきなり厚底ブーツから変身が始まる、+1点。オッパイ、+1点。今期も安定のやんちゃそうな可愛い歌、+10点。変身バンク終了時の「バァン!」、プライスレス。 はよう、キャラソンリリースプリーズ。 エクストリームな第3話。さぁ、いよいよ正念場、学級裁判からのオシオキムービー。ここの正否でアニメの成功が決まると言っても過言ではないパートである。原作ファンの皆さんは、私と同じでこの放送をやきもきしながら待ち望んでいたことでしょう。以下、今週もネタバレ注意。 見事に30分でノルマをクリアした脅威のハイスピード推理。実測値は定かじゃないが、基本的にボイスを聞きながら学級裁判の全てのくだりをリアルでプレイすると、大体1時間かかる。これをわずか23分に落とし込むという無謀過ぎるチャレンジ。結果を評する意見は原作ファンの間でも割れることになるだろうが、個人的な評価を先に挙げるなら「良」である。とにかく、形の上だけでも成立させてしまっただけで、充分すげぇと言える。 一番懸念していたポイントは、「学級裁判って画的にすげぇ地味じゃない?」という部分だった。何しろ延々狭い室内で議論するだけのシーン。ゲームならば様々なアクションが要求され、リアルタイムで推理する必要もあるので一切退屈する余裕はないが、アニメは完全に受け身のメディア。一体どうやったら間延びせずに演出出来るだろう、と不安だったのだが……完全に見当違いだった。何せ、話を追いかけるのに忙しくてそれどころじゃないのである。ただでさえ切り詰めて切り詰めて作り上げたギリギリの推理劇。大事なパーツもさらりと1つの会話で片付けられることがほとんど。原作プレイヤーは「あぁ、あそこの手がかりのことを言っているのか」と理解出来るが、果たして初見のプレイヤーはどうだったのか(これ、毎回言ってる気がするな)。 Chapter.1では、現場のドアノブの問題とダイイングメッセージについては問題無い。理解しやすいし、先週の時点である程度丁寧に触れられていたからだ。問題はどこかというと、1つ目が模造刀を巡る犯行手順の問題、そしてもう1つがトラッシュルームでの証拠隠滅の問題。どちらも先週の時点でほとんど触れられてすらいなかった部分なので、今週の推理を聞いてもちんぷんかんぷんな可能性すらある。後者の問題については、初見の人には一番ポカーン度合いが強い問題だろう。まず「トラッシュルームって何?」だし、「何で焼却炉に近づけないの?」「山田なんやねん?」など疑問はいくらでも出てくる。苗木の推理の経路を考えるとき、このトラッシュルームでの行動が犯人を限定するきっかけにもなるため、このくだりが分からないと困るように見える。ただ、実際は今回の脚本を見れば分かる通り、「ダイイングメッセージから犯人を絞り込み、それから犯行方法を考える」という手順なので、そこまで大きな足枷にはなっていない。クライマックス推理を細切れにして使うという演出面の工夫がここではうまく働いており、何が起こったかは理解しがたいが、一応アニメーションとして再現されているので、「なるほど、アイツがね」という雰囲気だけはつかめる。 実は、より問題なのは今回ほとんど触れられなかった模造刀の問題の方である。事件像を十神や霧切さんが勝手に作ってくれたので推理に影響は無かったわけだが、実際にはあの模造刀の問題を推理している時間というのは、「苗木が舞園の思惑を想像し、気づき、葛藤する」という重要なファクターが含まれている。あそこをすっ飛ばしてしまったことにより、苗木・舞園間の関係性が非常に浅くなってしまい、今回の事件を見た視聴者が、何のカタルシスもなく「舞園は単なる毒婦だった」と思ってしまうことが一番心配だ。幸い、Cパートで霧切さんがフォローする部分は残っていたので、そこで何とか補完してもらうしかないだろう。 結局、事件の全体像を追うだけで脚本を使い切ってしまうので、その中で苦しむキャラクターの心情にまで踏み込めないのは辛い。今回一番残念だと思ったのは実は推理の部分ではなく、犯人が確定した後の回りの反応がカットされた部分。原作ではアニメのラストのように、犯人は正当防衛を主張して「仕方なさ」をアピールする。実際、舞園の行いを考えると、彼のいうことにも一理あるわけで、そこについて「同情するか、それとも突き放すか」というスタンスの表明は、今後の物語を演じていく上で、各キャラクターを形作る重要なポイントである。原作では、犯人が訴えたところで、「それでもお前は、途中からは自分が助かるために積極的に舞園を殺しに行ったじゃないか」と突き放す台詞が入る。だからこそ、回りの面々はオシオキを黙って見ていたのである。最初の犯人は、明確に「悪」として裁かれる。しかしアニメのように「可哀想かもしれない」状態で回りの人間が傍観しているだけだと、ちょっとニュアンスが変わってしまうのである。 ……まぁ、こんだけ難点はあげたものの、もちろんそれら全て「仕方ない」ものとして受け入れている。繰り返しになるが、ひとまず成立させた時点で成績としては「可」であり、たとえばクライマックス推理の使い方や、画面にメリハリを与えるノンストップ議論の見せ方、最後にマシンガントークバトルで締める構成など、とにかくアニメーションとして見せる工夫は随所に確認出来るので満足度は低くない。そもそも、あの円形裁判席が固定されている時点で、コンテの切り方が恐ろしく制限されているはずなのだ。よくもまぁ、自然な会話の流れを作れるものだと感心する。あと、ゲームだとバストショットだけなので気にならなかったけど、山田がどうやってあの席に収まっているのかがすげぇ気になるな。裁判席、想像してたよりも随分小さかった気がするわ。 オシオキについては大体想像通り。まぁ、具体的な描写はやっぱりアニメだとカットだね。使える部分は全て使い切ってこんな感じ、というのはちゃんとまとまっていた。出来れば最後のカットの血のり付きボールは残してほしかったのだけど……あれも規制かかるのかなぁ。6章のオシオキとか、どうやったら放送コードクリア出来るんだろう……。 今週もモノクマがすごく可愛かったことに満足しつつ、とりあえずこれで一段落、次週はまた日常パートに戻れるから少し休憩……は無理かな。来週はまだ「ヤツ」も出ないだろうが…… アッシュの自我による危機<<<ケイの殺人スイーツ、第15話。いやいや、今までだって普通に食べてましたやん。まぁ、いつにも増して気合いを入れて作ったから破壊力が上がったのかもしれないけども。スイーツ食う→倒れるからのドリフコントみたいな勢いが素晴らしい。 1クール目も充分面白かったくせに後期に入ってから尻上がりで勢いを増している今作。今回も30分の中に実に様々なギミックが詰め込まれており、本当にあっという間である。バトルありギャグありでばっちり命懸けの状況なのに笑えるペース配分はお見事。今回メインとなったネタは「イズルのイケメンモード」である。指令が出し渋っていた残念な事実、それはアッシュにも自我が存在しており、もしハーモニックレベルが上がりきってしまうと、同じ遺伝子を持つアッシュの自我の影響で、ひょっとしたらパイロットの自我がかき消されてしまうかもしれないということ。まぁ、エヴァだってシンクロ率がぶっ飛んだら自我どころか身体すらなくなっちゃったわけで、持ちなれないオーバーテクノロジーを導入した兵器なら、それくらいのリスクはあるかもしれないという覚悟はあった。前回のジアート戦でばっちり種割れしたイズルは、見事にその危機を乗り越えることは出来たものの、ヘンテコ後遺症で何故かあり得ないほどのイケメンモードに。ケイが頬を赤らめるのは仕方ないとして、タマキも惚れかけて危機感を覚えていたし、なによりも男性メンバーまでも籠絡しかねない勢いだったのはどうしたものやら。アサギさん、その顔は放送したらあかんやつやで。薄い本が捗りそうな設定だが、そっち方面はノーサンキューで。 ずっこいのは、今回のギャグのテンションの中にも巧みに色々なファクターを紛れ込ませてしまっている点。たとえば、最初にイズルが目を覚ました時に手を握って一番喜んでいたのがケイで、「やっぱりケイはイズルにベタ惚れか! こりゃもうケイエンドしかないのか!」とか思わせておいて、実際はイケメンモードのせいでメンバー全員分のフラグを立ててしまい、ケイのフラグまでがすっかりギャグになってしまったこと。一応ケイだけは2回見舞いに行ってるので脈があるのは間違いないのだが、その2回目が一番のコントになってしまったのだから恵まれない。結局そのへんはしばらくうやむやのままで行くんでしょうかね。うやむやといえば、3週間経っても判明していないアンジュの性別も上手いことごまかしている。イケメンイズルのめろめろビームを喰らえば流石のアンジュも正体を現すかと思われたのだが、アンジュの見舞いのときだけイズルが寝ていて何も分からないという。分かった事実は、突如松の盆栽を持ち込むという、アンジュのずれまくった感性だけであった。あれが嫌がらせだったらなかなか才能がある。 その他、今回は苦労人だったアマネさんが謎の昇進劇を繰り広げるなんてネタもあった。そりゃあれだけ必死に頑張ってるのにクソ使えないアホの下でばかり働いてはストレスもたまる。現場にかり出すための強制的な出世かと思われたが、辞令を受けたのが少佐、現場に行ったら中佐、ミッション1つ解決させたら大佐である。島耕作もびっくりの出世ぶり。確かにどれだけ人材不足なのかと不安になる組織であるが、アマネさんは実際に結果出してるわけでね。まぁ、これでようやくリンリン以外にも頼れそうな上層部が自由に動けるようになったので、今回のようなチームドーベルマンとの信頼感溢れるコンビネーションも期待したいところ。ドーベルマンの面々は本当にナイスガイだよな。たった3機で絶望的かと思われた状況なのに、みんなして「まだまだいけるぜ!」と余裕を見せ、アマネさんがうっかり生成しちゃった死亡フラグを丁寧な突っ込みでへし折るというファインプレイも見せた。登場時から「死にそうだよな」と囁かれている良い人集団ドーベルマン。作品終了まで生き残ることが出来るだろうか。 そんなドーベルマンの面々の救出作戦として始まった今回のミッション。相変わらずの戦闘シーンでとにかくアツい展開。前期も戦闘シーンに不満はなかったはずなのだが、後期に入ってから更にスピード感が増し、面白い構図もばんばん飛び出す恐ろしいメカ戦闘が繰り広げられている。ひょっとしたら、チームの面々が全員実力を付けているので戦闘スピードも加速している、という描写なのだろうか。だとしたらすげぇ説得力。今回一番楽しかったのは、乱戦の中でローズスリーに掴まって軌道修正するブルーワンのアクション。どさくさに紛れてああいう見たことのない動きが飛び出すのがこの作品の凄いところ。また、今回もアンジュさんが相変わらずの暴走ぶり(噛ませぶりともいう)で、無茶苦茶言いながら暴れ回っていたのが愉快である。カメムシっていっぱいいたら嫌だよね……。 結局、数で押すウルガル軍を相手に、突っ込んじゃったアンジュが勝手に大ピンチ。万事窮したかと思われたが、何故か急に俳句口調になったデガワさんたちの計らいでイズルが軽装突撃。一応性格は通常時のイズルに戻っていたはずなのだが、戦闘性能は暴走時のまま維持されており、小回りの利いた機動でラダさんを完全に手玉に取った。まぁ、ジアート様と互角にぶつかれる実力があるのだから、それより弱そうなラダさんが押し負けるのも仕方ないよね。ただ、ウルガル軍も単に暴れにきたわけではなかったようで、本命は忠臣ルメスさんによるステルス侵攻からのハッキング。言語体系も何もかも違うはずの宇宙人にあっさりと侵入を許し、どうやらテオーリアさんのことはばれてしまったようである。地球人の技術力が本当にしょうもないのか、それとも実はルメスさんがめっちゃすげぇ技師だったのか。デフォルトであれだけの精度のステルス付けてる時点で、やっぱり地球人は敵わない気もするけどなー。 とりあえず、今回の一件で特に変わったことは(アマネさんの階級以外)ない。しかし、イズルの症状はやはり懸念材料であるはずだし、アンジュのモチベーションについてもいささか不安は残る。更にウルガル側に明確な目的意識が生まれたのもおっかない。色々と気になる要素が動き出し、後半戦もまだまだ盛り上がりそうである。ちなみに、全くもって個人的なことであるが、私にとってのクライマックスはイケメンイズルでもど派手な戦闘シーンでもなく、アマネさんとおやっさんが2人で酒を飲んでいるシーンである。ますみん・さぁやの飲酒はアカン。私の声優極道の入り口は「ぽぽらじ」だったのです。おしぼりが飛びます。誰か! モモーイ呼んできて!! 最近、おかん役が井上喜久子・久川綾の寡占状態になってる気がする第2話。2人の同年代もたくさんいるんだからもう少し散らしてもいい気がするんだが……積極的に役を取りに来るのがこの2人なのだろうか。キャスティングする側がめんどくさくなっているのだろうか。謎である。いや、文句は無いんだけども。 さておき2話目。1話の衝撃展開に比べると予定調和な部分が多く、正直言うと肩透かしをくらった部分が多い。中でも一番しょぼんだったのは「単なる記憶改竄だったのか……」という部分で、この分だとあの巨乳眼鏡あやねる娘は単なる過去のトラウマでしかなく、今後あの嫌らしい顔を見ることが出来ないということになってしまう。毎回バンクで繰り返し死に顔が拝めるのでそれはそれで面白いのだが、あの子の腹黒っぷりは最後の最後まであかりちゃんを苦しめる最大の害悪として活躍して欲しかったところ。ま、理由を付ければなんでも有りの世界なので、敵側の狙いで復活させたりするのはありだと思うのだが、現状では敵勢力はあまりまとまった組織ではないんだよね。やってることはイマジンと同じで、ぽっと出て各個撃破される程度のものである。あんまり頭の良い戦略とかはなさそう。今後最低もう一捻りはすると思うが、このまんまだと単なる火力バトルになってしまいそうで不安だ。ジュエルシード集めの陰にはテスタロッサさんを置いてくれないとお話にならないと思うのだけどなぁ。 まぁ、まだ2話ですからね。ここからひょっとしたら学園ドタバタコメディになるかもしれないわけで(無い)、あれこれ憶測で文句を言うのも野暮ってものでしょう。今回あかりが入学したタロットな学園は上層部がなかなか素敵な面子なので、学園が一丸となって敵にあたるシナリオを期待したい。各々がタロットカードモチーフの能力持ちっていう設定は、シンプルなおかげで分かりやすくはあるし、見せ方次第ではコンビネーションとかも作りやすそう。次に登場する「愚者」のカードが一体どんな能力なのかとか、想像もつかないし。遠藤綾ボイスのおねーさんは「世界」らしいのだが、時を止めずに何をする能力なんだろうね。ちなみに、タロットモチーフと言われると「太陽とか雑魚じゃん」と思ってしまうのも、名前が「白金ぎんが」だからこいつが星のカードなんだとか誤解しちゃうのも、全部ジョジョが悪い。星のカード、隣に座ってるやないか。まぁ、なんで白金ぎんがでテンパランスなのかはよく分からないけどさ。 |
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趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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