最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
パラス!パラス!パラス!パラス! 第61話。いや、パラサイト兵多すぎだろ。アテナの聖闘士や雑兵軍団だってあんだけの密集陣形組んだの見たことねぇし、「アテナ!アテナ!」とか言ってるのも見たことない。果たして今までの時代は一体どこに眠っていた連中なのだろうか。それぞれの雑魚にオリジナル武器を支給してるあたり、パラサイト兵の方が待遇良さそうな気もするな。 今週は頭から尻まで、ナイスポージングとキメ顔に彩られた「玄武様超恰好いいだろ」回である。頼りなさそうな問題児が多い現役黄金聖闘士の中で、唯一問題無く「先輩」として使える便利なキャラだ。長年童虎さんが守り通した伝統ある天秤座聖衣の説得力も充分だし、このおにーちゃんなら跳ねっ返りの光牙だって叱られても黙っていられる。まぁ、言うに事欠いて「虫の居所が悪かったんだろ」って、なかなか光牙は精神的な成長が見えにくいのが難点だけども……。とにかく、玄武先生の披露する「戦いの心得」を学んで、また青銅聖闘士も一段上の実力を身につけられるといいですね。……いやぁ、あの「心得」どうなのよ。「その1! 戦いは数ではない! 小宇宙で決まる!」……うん、まぁ、そうだね。時には聖衣すらいらないからね。その後心得その4まで披露されたわけだが、多分教科書に書いてあったら苦笑いするしかない内容が取りそろえられている。ロビン戦法と大して変わらない説得力。いや、基礎は大事だよね。そんなことすら忘れてたのだとしたら、光牙たちには改めて指導したくなるのも当然だよね。 結局、玄武さんの「俺は強いから強い!」という身体を張ったメッセージに、敵も味方も文句は言えない。考えてみれば、玄武さんって1期シリーズでもそこまで劇的な活躍をしたキャラではなく、今回同様に「俺は強いから強い!」と叫んでなんちゃって黄金聖闘士である時貞に辛勝したのが唯一の戦果。作中キャラクター同様、我々もあんまり彼の人となりを知らないのである。その上で、彼の言動にいちいち説得力が出るように、今週のエピソードだけで「玄武さんってきっと凄い人だったんだろう」感を溢れんばかりに盛り込みまくった。もう、これ以降は玄武さんは旧シリーズで言うムウやアイオロスのようなレジェンドクラスに認定されたものとして扱っていいのだろう(まぁ、旧シリーズのムウさんだってハーデス編までは一切バトってなかったのに大物感半端なかったからな)。聖闘士ってのは上下関係の厳しい世界なのだと思うのだが、なんだか納得いかなかったのは檄先生が「玄武様」って言ってたことである。そりゃ、パライストラの先生なんだから率先して黄金聖闘士に敬意を示さなきゃいけないのは当たり前だと思うのだが、玄武は紫龍の弟弟子である。そして、檄先生は紫龍の同期である。世代的には檄の方が上なんだよ。でも、ブロンズ引退組と黄金の間にはそんな些細なことは無視出来るほどの隔たりがあるのだなぁ。 上下関係といえば、こちらもなかなか厳しいものがあるのだろう、パラサイトサイドのお話。今回は雑魚・3級・2級・1級と、全ての階級のパラサイトがそろい踏みした。再登場枠は「男らしさ」にこだわりを見せるハンマーのテーベさん。独特のデザインのおかげで並み居る3級の中でも特に異彩を放つナイスガイだが、前回は相手がチートキャラのエデンさん、そして今回は黄金相手に陣頭指揮を押しつけられるという、どうにも仕事に恵まれない可哀想な人。一応シルバー聖闘士だったらタイマンでぶったおした実力の持ち主なのに、ちょっと可哀想。今回も、玄武に初撃でぶっ飛ばされた雑魚兵士を見つめる表情が哀愁を帯びており、いきなり炸裂させた超必殺技も片手であしらわれて実に切ない。「3級では荷が重すぎる」って、出てきた時点で分かってたやん。わざわざぶつけないでさっさと引っ込めてあげてよ。 テーベさんの直接の上司となるのが、初登場2級パラサイトのエーギルさん。これで4人目となる2級だが、直接的なガチバトルに挑むのは初めてのこと。便利そうな能力で玄武に真っ向からぶつかるも、しつこく「強さとは武器の強さではない!」って叫んでる人の前で武器の自慢をするというあまりに分かりやすい死亡フラグをぶら下げていたために特に理由もなく完敗ムードである。流石に黄金相手ではいかに2級と言えども分が悪いということだろう。現時点では、テーベさんがエネアドさんを(ハンデありとはいえ)たたきのめしていたことから、およそ3級≧白銀聖闘士くらいの図式があるわけだが、どうやらその上のレベルにいくと黄金>2級というのが実情のようだ。まぁ、やっぱり黄金は特別な存在だからね。なんとかこの穴を埋めるべく、ハイペリオンさんがあっさりと文字通りに「伝家の宝刀」をパスしましたよ。聖闘士でも数少ない「実体剣を持つ相手」をソードパラサイトの初戦の相手に選ぶあたり、なかなか心得ている。ま、どうせ2級に聖剣なんて扱えるわけがないので、来週は「剣の力で玄武を追い込んだけど最終的に剣の力を扱い切れずにエーギルさん自爆」っていうオチになるだろうし、聖剣の存在感をアピールするには丁度良い展開である。そろそろパラサイト側にもリタイアするキャラが出ていいころだろうよ。 ま、今回の目立ちっぷりを鑑みるに、玄武さんの無双モードは次回で一段落して、しばらくは黄金も退場する流れになるだろう。今回教わった「心得」をブロンズ連中が実戦の中で身につけていく流れも必要だろうし。修行と進化を描くために、今後は1期シリーズにおける十二宮みたいな盛り上がるセッティングって出てくるのかしら。そして、イチさんはあれでちゃんと仕事が出来ているのかしら。 PR 6月7日 ドラフト模様(DGM,GTC,RTR) ピック順 【Sangriter】→【Alessi】→【Serra】→【Mei】→【Metallica】→【Thraxi】→
ドラフト、寒かったです。屋外でドラフトする時に限って夜間冷え込むのは日頃の行いが悪いせいだろうと思いました(記憶が曖昧なので適当な前振り)。そういえば、さっき気がついたんだけど、「誘導稲妻」ってアフターサービスとして開発された「4マナからでも間に合う」ネズミ対策カードっていうコンセプトだったのかもしれないな。 次回予告の嘉彦・ダルタニアンこむちゃコンビがあまりに馴染み過ぎてて違和感が仕事しない第10話。ダルタニアンが作中で一番サムライっぽいのってどうなんでしょうね。 サブタイトル通り、これまで蓄えられてきた謎が一気に判明したお話。大日本の礎となった鎮護石の存在と、その破壊を目論む悪の存在。1期の物語との接続説明に、ダークサムライたちの正体も判明するなど、ようやく「ドタバタメイド喫茶萌えアニメ」でしかなかった本作が「サムライアニメ」としての形を成し始めた。エロギャグとシリアスでどっちがいいかは議論の分かれるところかもしれないが、ここまでたっぷり時間をかけてキャラを積み上げてきたおかげで、割とテンプレ通りの分かりやすい物語も、それなりに見応えのあるものになっているとは思う。 嘉彦から明かされた現在の状況は、決して明るいものではなかった。天草の陰謀による義仙と十兵衛の対決を経て、鎮護石を守護する結界は甚大な被害を受けたという。いかなダルタニアンといえども、全ての迫り来る悪を排除するには至らなかった。未だ見えぬ敵側黒幕の手によって目覚めさせられた4人のダークサムライは、これまでの歴史が積み上げた武力の粋である。4人がかりで挑まれては、いかに将軍の騎士であるダルタニアンも退けることは出来ない。嘉彦の入れ知恵により、彼女はいったんダークサムライたちの視線を十兵衛に逸らし、その間に結界再構成の時間を稼ぐことに。十兵衛が覚醒出来なくなっていたことは誤算だったが、結果的には武蔵のキャラと相まって一ヶ月の時間を稼ぐことには成功した。しかし、惜しくもあと1日というところで時間が足りなくなるかもしれないという状況。果たしてダークサムライとの対決に打ち勝つ打開策はあるのだろうか。 それぞれの使命を持って決戦の日に向かう柳生道場の面々。将である宗朗は胤舜に施された結界と抗うも、結果は出せず。千姫と半蔵は武芸の稽古。半蔵があそこまで露骨にサムライブライド絡みでデレることになってるのはちょっと意外である。お前さん、ここまでの流れで大して宗朗とフラグ立ててないやん。まだべーたさんの方がありそうな気がするで。幸村と半兵衛は嘉彦から引き取った資料を漁り、ひたすらサムライブライドについての資料集め。ようやくその手がかりを掴むことには成功したが、その内容はあまりに衝撃的なものであった。これから先の戦いでキーとなるであろうサムライブライドの存在は、果たして8人が一致団結して導き出せるものになるのかどうか。そもそもマスターサムライって、今7人じゃなくて6人と1匹なんですけど、それはいいんですかね? 兼続、飯食ってる場合じゃない。 そして、今回「7人のマスターサムライが」と数に言及されたことで完全に宙ぶらりんの状態になったのは義仙である。結界崩壊の一因となっていたことも明かされ、またもグレーな状態に転がり込んだ義仙。回想シーンで久しぶりに見せてくれた白墨を見ると、やはり彼女は異端の存在であるという気がしてくる。彼女も対決の日までに「何か」を狙っているようなのだが、それは宗朗を守護するための方策なのか、それともダークサムライとはまた別の、「悪の」企みを持つものなのか。最後の最後までやきもきさせやがる。 そんな柳生道場の面々との対決を控えるダークサムライ4人衆の存在こそが、今回一番のトピックスといえるだろう。巨悪の正体は未だ闇の中だが、ついに明かされたダークサムライ誕生の目的。そして、4人が4人とも異なった意志をいだくことになってしまった悲しい過去など、今期の主役はどちらかというと柳生の面々ではなしにこの4人であると言ってしまってもいいだろう。 現在の状況を作り出した最大要因である武蔵。「対決バカ」と言われた彼女の場合、本当に全く裏が無かった。とにかく「強い奴と戦いてぇ」だけが行動理念であり、それ以外の部分では生前に持ち続けた無骨な「武士道」を貫き通す。「最も強い敵を倒す」という目的意識は黒幕の願っていたものであるはずなのだが、やはり曇りのない志のおかげで、大日本転覆を企む悪の意志とは多少ずれてしまったようである。改めて小次郎や又右衛門から復活の目的を聞かされても、おそらく彼女はさほど動じないであろう。そんな武蔵に振り回され、彼女の背中を追い続ける小次郎。策謀を巡らし、影で動くスタイルを維持していため、真っ先に自分たちの境遇を知ってしまった不幸な立ち位置である。又右衛門の不遇を見て逡巡する彼女も、「敵を打ち倒す」という目的そのものに不平不満は無いだろう。しかし、彼女が第一に理念として掲げるのはあくまでも「武蔵のため」という部分である。邪悪な思惑によって武蔵の信念が崩れてしまうような事態になれば、彼女はきっと自分の意志で動くことになるだろう。 残された2人は「悲劇のヒロイン」と言ってしまっていい。前回まで必死に又右衛門の暴走を抑止していた胤舜は、どうやら「黒幕」の影響を最も強く受ける人物である。「依り代」と呼ばれていたことからも分かる通り、ラスボスの最終的な顕現先はおそらく胤舜だ。彼女は自らの意志でそれに抗い続けているのだろう。十兵衛との友情を守るために、彼女は厳しい自分との戦いを続けなければならない。そして、胤舜よりも一足先に「堕ちて」しまった又右衛門。復活が完全な形ではなく、それ故に悪の意志の影響を一番強く受けてしまう「操り人形」。全ての事実を知っても呵々と笑って戦乱へと進み始めた又右衛門の真意は、果たしてどこにあるのか。そして、そんな又右衛門を残りの3人はどのように見るのか。今回の又右衛門のネジの外れた演技は、エネルギーの塊、戸松遥の真骨頂。やっぱりこういうブチギレ方が最高にクール。 今回のことではっきりしたのは、ダークサムライ側も間違いなく「サムライ」であり、大日本という舞台を長いスパンで観れば、間違いなく主人公側に回るべきキャラである。おそらく辛い戦いが待っているのだろうが、何とか邪悪な楔を解き放って、サムライとしての活躍を見せて欲しいものだ。一応、宗朗側のマスターサムライを除いて残りの戦闘要員をカウントすると、ダークサムライ4人、ダルタニアン、義仙、そして少々無理矢理だが前田慶次。一応、もうワンセットサムライブライド分の7人はかき集められるんだ。全員の友情の矛先は十兵衛にしか向かないから、十兵衛を加えて慶次を外してもいいかも。つまり、柳生道場7人でレベル1サムライブライド、残り6人を更に突っ込んでレベル2サムライブライド。……そうなったらアツいんだけどなぁ。流石に無理かなぁ。 人が飯食ってるのにあの距離で腹壊した奴がトイレって、流石にキツくないだろうか、第10話。あの造りだと仕方ないんだろうけども……あと、魔王のたまごごはんの食べ方が納得いかない。あの割り方だと絶対茶碗からこぼれる! そして、ご飯の上に割るとその後潰すとき混ざりにくいだろ! あなたは溶いてから入れる派? それとも魔王と一緒で直接割る派?! (どうでもいい導入) まぁ、このアニメで別にどうでも良くない内容ってあんまりないんだけどね。今回は一応「水着回」かなぁ。多分ちーちゃんの水着で眼福った紳士たちがたくさんいたのだろうなぁ。なんやねんあのハンバーガー水着は。でも勇者派の僕にはあまり関係無い。奇乳はちょっと引く派。そしてぴかしゃのナイムネンタープライズを見てるとホッとする派。ま、こんだけ色んなところで活躍しているとぴかしゃの巨乳キャラも山ほど居るんですけどね。幸い木曜日のぴかしゃは綺麗にひんぬーである。 さておきさておき、そんな水着姿でアトラクションを楽しむご婦人を見て心いやされるエピソード、相変わらず変顔、へちょ顔が見られるのでそっち方面でも心が和む。個人的に好みなのは「あ〜、ですよね〜」の時のちーちゃんとか、ちーちゃんの水着を横目で見てものすごいフラットな表情になっちゃう勇者とかがツボ。最近、勇者ちゃんもだんだんアカン方向に落ち着いて来たよなぁ。もうちーちゃんが魔王にうつつを抜かしているのを見ても「頑張れ若者」くらいのスタンスにしかなってないやないか。流石にこんだけ長いこと今の魔王を観察してたら、「もういいかなぁ」っていう気分になってるのかもしれない。一応鈴乃に対する外面とかもあるから「魔王許すまじ」の姿勢は崩してないけどね。でも、とげとげしてない勇者ちゃんを見ても今ひとつ盛り上がらない……今回は久しぶりに「勇者バージョン」の勇者ちゃんも見られたので、そちらのイメージだけでとりあえず満足しておくことにする。まぐろバーガーな勇者ちゃんでも凛々しくしてれば可愛さ倍増ですよ。 結局、今回は事件も大きく動くことなく、タイトル通りに日常を過ごしただけで終わった。それでも作画的に不満が出ず、ダラダラ見てても飽きずに愉快っていうのは良いことである。ぶっちゃけ、お化け屋敷の中身、わたしも怖かったです。水着着用で防御力が低いところにあんなクオリティのお化け屋敷は絶対に無理。泣く自信がある。「水着だと漏らしても処理しやすいから都合がいいね!」って開き直るまである。ちなみにお化け屋敷絡みで楽しかったのは、すげぇ微妙な距離感で並んでる勇者ちゃんと鈴乃ちゃんの関係性だけどね。「こいつ、勇者なんだけどなー」とかどういう風に処理していいのか困ってる鈴乃ちゃんがなかなかよろしい。 ちなみに今回のコンテ演出は小林智樹氏。好きなクリエイターさんなのでもっともっと仕事を見せて欲しいところなんだけど、最近監督任されないよなぁ。 ウルガルって「得る狩る」なんだろうか、第10話。いや、そんな適当なネーミングじゃないだろうけどさ。適当なこと考えるぶんには楽しくていいじゃない。「ラマタ」っていう呼び方も下から読むと「球ら」やで。大体「地球人」。こじつけ以外の何ものでもないけども。 前回ガッと真相に近づいたと思ってたけど、今回でおよそ答えは出そろった感がありますな。特にウルガルと地球人の関係性はなかなか分かりやすいもので、王子様が「原生種族」と呼ぶのも致し方ないこと。そりゃ、ウルガルに比べたら億じゃきかないくらいの隔たりがある歳月分出遅れてますからな。ただ、その割にウルガル連中もあんまり進化の頂点を極めた感もないんだよね。メカニックなんかも「ギリギリ間に合った」地球文明が敗戦とはいえそこそこ渡り合っちゃってるし。「久しぶりに活きのいいラマタ」らしいので、地球人の発達レベルはウルガルさんたちもびっくり、てなことなのかしら? この数億年間何してやがったんだ。いや、そもそも「種として停滞し、衰退期に入った」から遺伝子ばらまきプロジェクトを実施したわけで、既に「俺たち衰退しそう」って思ってから数億年だ。随分時間の感覚が違う連中だが……まぁ、今のところ元気よく歩いてしゃべってるウルガル人って10人にも満たないんだよな。ひょっとしてあの宮殿の外は既に全滅してるとか……いや、そんな状態であの王制は無いわな。ウルガル人、よく分からないよ。 そんなウルガルと地球の関係は、司令が使っていた「家畜・魚の養殖」にたとえるとそれなりに分かりやすい。もっと近いのは科学者がとりあえず見つけたバクテリアなんかを色んな試薬に突っ込んでるような状態だとは思うが、天然物のぴちぴち遺伝子を育むために数億年規模の特大養殖場を経営していたというのも辛うじてイメージ出来る。ただ、そうなるとジアートさんは養殖場の飛び抜けて優秀なお魚に「好敵手と認めよう」って言っちゃったことになるんだけどね。釣り吉か。いや、たとえるならオオカミ王ロボみたいなもんで、「狩りを通じて他の生き物と命懸けで戦うけど、お互い敬意は表するよ」みたいな状態かもしれない。何にせよ、勝手に目を付けられたチームラビッツにはいい迷惑だけどさ。そもそも異なる環境下での遺伝子育成実験が目的なんだったら、わざわざ物騒な侵攻作戦なんかせずに、「ごめーん、ちょっと遺伝子ちょうだーい」って言えばいいと思うんだ。ほら、また薄い本が捗る設定に……いや、多分戦争を起こして生存本能を刺激することに意味があるんだろう。今のところはテオーリアさんの顔を立ててそういうことにしておく。今回唯一残された謎はテオーリアとイズルの関係性だけだけど、まぁ、そこはおいおいね。そういえば、テオーリアさんのお母さんは上の比喩を使うと「養殖場の鮎を釣るなんてとんでもない!」って言って鮎にも釣り竿を渡す動物愛護協会の人。……そうして考えると、人類は滅んでも仕方ない気もするよな。 ま、お互い目的ははっきりしたわけだし、視界がクリアになったので今後は純粋に「宇宙戦争ロボもの」として楽しく見られるでしょう。今回はわざわざご丁寧にウルガル陣営までへちょ顔になってくれたので、こんだけ緊迫してるはずのサバイバルアニメなのに、ユルい雰囲気は相変わらずである。今回もタマキはかっ飛ばしてたなぁ。その勢いのままにシャワーシーンでおっぱいもかっ飛ばしてくれればよかったのに、やっぱりガードが堅い……なんで男の乳首だけ解禁やねん。ベッドでゴロゴロしてるタマキも愛らしいが、本当にあの乳は寝るのが大変そうである。うつぶせもキツかろうし、仰向けも重かろうし……リアル爆乳の人って、横向きがデフォらしいですけど(ソースは声優ラジオ)。 タマキは分かりやすくていいんですけど、相変わらず分かりにくいのはケイなんですよ。テオーリアさんの出現で確実にイズルに対してやきもきしてるはずなんだけど、あんまり表に出てこないんだよね。どうなのよ、気があってイライラしてるの? それは単なる友情なの? なんなのよ? 「馬鹿の中に混ざってるはずなのにそれなりの思慮深さがあるキャラ」っていう面倒な立ち位置のせいで、ケイの中身ってなかなか見えてこないのよね。前回まではアサギの部屋に乱入する流れだったのに、今回は何故かケイの部屋にみんなして押し寄せて来てて、彼女は「人を部屋に招き入れるのが嫌」って言ってた。多分、掛け値無しの本心だろうが、だからって仲間達を嫌ってるわけじゃないんだよね。押しかけられたら追い出すわけでもなくそのままだし。そもそも、彼女も前回までアサギの部屋に押しかけてたわけだし。アサギもアサギで、前回まで自分がされて嫌だったことをケイにしてやるのは可哀想だと思うのだが……多分彼のことだから、自分だけ置いてかれると寂しいんだろうな。もしくは「ケイの部屋? じゃぁ行く」とか言ってるのかもしれない。面倒臭い青春だなぁ。 結局オープナーまで行っちゃうんだよなぁ。第10話。ってことはこれ、オープナー戦決着までの1クールだよねぇ。オーダーメイドが1/3だけで終わっちゃうのって、なんか据わりが悪い。まぁ、個々の存在はあまり関係性が深くないから別に問題無いんだろうけどさ。 毎週それなりに楽しく見ているアニメです。原作ファン目線なのであんまりやいやい言うのも野暮だし、あんまり記事は書かないできたんだけど、今回だけ一応記事あげ。別に「池端監督だからなんかコンテのほわっとしてる部分が楽しかったな」とかいうわけではない。 オープナーはいいよな、ということが書きたかっただけである。ただ、ここまでのお話ではそんなに気にならなかったが、やっぱり純正ロリキャラが出てくると原作絵との違いが出てきてちょっと気にはなる。アニメ版オープナーだってなかなか可愛いはずだが、ロリキャラは原作絵だ。仕方ない、だってそういう漫画だもん! だってそういう作者だもん! いや、違う、文句が言いたいわけじゃないんだ。確かに「アニメ画だとちょっとな」と思ったのは事実だが、それを上回ってちゃんと可愛いんだ。数週前にオープナー登場が確定して真っ先に思ったことはただ1つ。「ただでさえロリロリした祝ちゃんがメインでCV小岩井ことりなのに、更にロリ要素の強いオープナーはどうしたらええねん」ということである。そして、答えを考えるとやっぱり1人しかいないのだよな。日高里菜ちゃんです。そういうことです。良かったな! 以上! 動いてしまいましたなぁ、第9話。元々(脚本家の名前のおかげで)そりゃ何かあるだろ、とは言われていたし、数多邪推されていた展開の1つに落ち着いた、というのが正しい表現になるのだろうが、やっぱりヴェールの剥がし方がいちいち嫌らしくてね。 今回は完全にタイトル詐欺状態で、ガルガンティア船団についてはほとんど描かれておらず、袂を分かったフランジ隊しか出てこない。というか、ピニオンとレドくらいしか出てこない。わざわざあれだけの苦悩と非難の中で離船したのだから、その目的となるクジライカの殲滅作戦にはサクサク移らなければおかしいってなもんだろう。そういや、船団って元々電力供給のためにヒカリムシが生息してる海域に沿って進むはずだったのだが、離船した船団ってそのあたりはどうするんだろうね。単に銀河道が分流してるだけなのかしら。 霧の中で黙々とプランを遂行していくピニオンとレド。ピニオンの方は、案の定、過去に肉親をクジライカに殺されたという恨みがあった。あれだけの窮地からよく助かったものだとは思うが、その過去があるために、最もクジライカを憎む者となったのは間違いないだろう。驚くべきは、そのついでに「最もクジライカを恐れる者」にならなかったことだ。肉親の死に繋がる惨状を見せつけられて、クジライカと戦うことはおろか、海に入ることさえトラウマになってもおかしくないと思うのだが、ピニオンはあまりそうした傷を抱えている様子はなく、あくまで、隙あらば兄の敵を討とうと機会を狙っていた。そして、無敵の戦力であるチェインバーとレドを手に入れたことで、彼の望みはめでたく叶うことになった。「お宝」の徴収も順調で、今のところ彼にとっては万々歳の展開となっている。 しかし、その下で実働していたレドの方はそれどころじゃない。多少なりとも地球環境下で弱体化したヒディアーズを順調に殲滅していった彼は、生涯の願いであった仇敵の駆逐の先に、みてはならない真実を手にしてしまった。結局、彼が生まれながらに植え付けられた「使命」も、単なる人間同士の醜い諍いの先に産みだされたものであったのだ。「ヒディアーズも人類」。たった1つの些細な事実で、レドはあっという間に拠り所を失った。 さて、最も大きな真実が明かされ、今一度ここまでのこの作品のあゆみを振り返ってみると、実に分かりやすい図式が見えてくる。このレビューでも幾度となく「宗教」「信教」という言葉を使っていたが、結局、レドが持っていた「使命」は「信教」以外のなにものでもなかったということである。レドは大きなショックを受けていたようだが、考えてみれば、有史以来「人が人を殺す」のはとても普通のことだ。レドは「兵士」として育ったのだから、なおさら「普通」である。そして、殺す理由というものは戦争においては一切必要無い。敢えて答えがあるとするなら「敵が攻めてくるから戦う」のであって、もっと突き詰めれば「相手が自分と違うから戦う」のである。神が違う、所属が違う、目標が違う、理念が違う、そして姿形が違う。そうしてみれば、レドがヒディアーズを殺し続けてきた理由は至極「人間的な」ものである。「人類の生存のために」という言葉は現時点では相応しくなくなってしまったが、「同盟の生存のため」というなら全く問題無いわけだし、かつての宗教戦争、侵略戦争と比べても、相手の姿形が全く違うのだから、抵抗は少ない方なのではなかろうか。 しかし、やはりレドの信教は「相手が自分とは違う」ことに依って立っていたらしい。これが教育ってものなのだろうが、レドは一度たりとも「ヒディアーズに生きる意味は無いのか」ということを考えたことは無かったようだ。ヒディアーズにも家族があり、生活があり、命があるということを、考えたことは無かったようだ。そのことについてレドを責めるわけにはいかないが、彼にとっての不幸は、ガルガンティア船団に流れ着いたことで、「考える機会」を得てしまったことである。これが、宇宙から直接今回のヒディアーズ基地に転がり込んでの殲滅戦なら、まだ救いはあった。「だって知らなかった」で済んだ。しかし、一度クジライカの存在について考える時期があったために、レドは苦しまねばならないのである。「あれはヒディアーズではなく、クジライカである。殺してはならないし、殺す必要が無い」という、「別な信教」を提示されたにも関わらず、レドは思考せずに動いてしまった。そのことが、「知らなかった」では済まされないだけの「罪」となってのしかかってくる。海中のラボを進む中、少しずつヒディアーズが「人」に近づいていく描写が、レドの焦りを如実に表していた。海中に漂うヒディアーズの「胚」の姿は、レドが最後の最後で思いとどまるチャンスだったのである。結局、レドは止まるタイミングを逸し、最悪のタイミングで事実を明かされることになってしまった。 いや、最悪ではないかもしれない。彼にはまだ、未来が残されている。このまま地球で暮らしていくだけならば、全ての真実を人々に伝え、人類とクジライカの共栄関係を維持するように努めることで禊ぎとなるかもしれない。下手に宇宙に戻ることを求め続ければ、禁忌を犯したことによる自責に必要以上に苛まれることにもなってしまうだろう。出来ることならば、人類が産みだしてしまった情けない負の連鎖を、水の星になった地球の上だけでも止められれば良いのであるが。 とにかくアサ姉が凄い、第9話。いやぁ、まるまる1話、圧倒的にめくるめく時崎アワーになりました。もう、それだけが凄くて凄くて。 真田アサミってのはなかなか使いどころの難しい役者だと思う。声に癖があるし、多分万人が聞いて「いい声」という質ではないだろうからだ。もちろん、声優ってのはそういう個性を活かせる仕事だからこそ面白いのだが、じゃぁ、アサ姉を使うときにどういう配役にするのか、というのはなかなか悩ましいところだ。流石にいつまでもでじこのイメージでもあるまいが、どうしても初期からのファンはそのイメージが強くなりがち。 しかし、そんなことは全く苦にもしないパワーがあるのがアサ姉である。「ローゼンメイデン」では男の子役で存在感を見せ、シャフトから声がかかったまとい役は想定の外の仕事っぷりだった。そしてかの宮前かなこ役、そして山中さわ子役で「ナンボでも行けるな」と思わせたのが数年前。本当に、おいしい役者さんである。 そんな真田アサミの真骨頂が堪能出来るのが今回の1話。もう、どこまでもイッちゃってる感じがたまらない。前回の引きもなかなか強烈だったが、今回は猫を被る必要がなくなった狂三の立ち居振る舞いが全て刺激的。これまでの慇懃な態度とのバランスの取り方が絶妙で、「狂ってるのは間違いないけど、お嬢様モードとはしっかり地続き」というラインから一切ぶれないのである。背中に時計を背負って飛び回る支配感も痛快で、すっかりなあなあになっていた「精霊の恐ろしさ」が久しぶりに伝わってくる緊張感のあるエピソードだった。もう十香も四糸乃もすっかり牙を抜かれているので、こういうてこ入れがあった方が「命懸け感」が思い出されて良いですね。 単なるガチバトル、第8話。フレンダ戦は1話であっさり終わるのね。まぁ、考えてみりゃそこまでボリュームがあるわけでもなかったんだな。漫画で読んでたときはやたら戦ってたイメージがあったんだけども。 ついに登場、アイテムの4人衆である。ま、フレンダの活躍が終わってしまうと、後は残ったむぎのんが無双するだけなので「4人勢揃いしたぜ!」っていう達成感があるのは今回と次回くらいなものだと思うけど、ただでさえ姦しい作品にまたやかましい面々が加わってきました。ここから先、御坂サイドになかなか外野が絡むチャンスもないので、是非賑やかしとしても活躍してもらいたいもんです。 基本的に原作通りなのであまり書くことも無いのだが、やっぱり今回はフレンダのキャラクターを堪能する回だろう。CVは内田真礼、相変わらず真礼キャラのあざとさ、愛らしさは格別。キャラだけ見てるとなんだか凸守みたいな感じになってるが、真礼キャラで一番近いのは部長かな。キンキンと耳障りな(褒め言葉)声でわめく愉快な女の子である。フレンダの口癖である「結局」はそこまで強く押し出されなかったので、「口癖がうつっちゃった」と言うほどの印象が無いのは残念だが、実は原作でもそこまで強力に押し出された特性ではなかった気がする(どうしても絹旗の「超」の方が印象に残るからねぇ)。アニメでの動きは非常にテンポ良く、細腕の女の子どうしのくせにバトルには嫌な重みがのっていた。御坂さんは能力が突出しているだけであって、多分熱心な筋トレとか格闘訓練なんかはしてないと思うのだが、割と白兵戦でも戦えているのが凄いよな。特殊部隊所属のフレンダが能力無しでそれなりに渡り合ってちゃ駄目だと思うんだけどな。まぁ、仕込みナイフ入りの蹴りを迷い無く肘で止めてしまうあたり、御坂さんは筋力や技術でなく、胆力が恐ろしいのかもしれませんが。やっぱこうしてみると、御坂さんチートやなぁ。単なるおれつえーやなぁ。そりゃ調子に乗って単身で計画壊滅に乗り出すのもわからんではない。 しかし、次回はいよいよ大ボスむぎのんの登場。あまりに無茶過ぎる能力で更なる大迫力バトルになる予感。むぎのんが小清水ってのは良いよなぁ。小清水の無駄に醸し出す大物感は一体何なんだろう。はやくブチギレむぎのんが見たいぜ。口汚い言葉を吐く小清水は最高ですよね(いや、うんことかではなくて)。 |
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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