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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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1月11日 ドラフト模様(RTR×3)
ピック順 【Alessi】→【Thraxi】→【Sangriter】→【Serra】→【Mei】→【Metallica】→
 
 あけましておめでとう。残すところ、この環境もあと2戦。悔いがないようにしたいけど、ボクムリダトオモウ。風邪引いてしんどいから適当に書いてやる。別に自分が最下位だからふてくされてるわけじゃないよ。ホントだよ。

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○「琴浦さん」 5

 びっくりした。何がびっくりしたかって、1話目、割と面白かったこと。一言で表すなら、「太田雅彦はやっぱりやりよる」。

 この作品については、非常にどうでもいい個人的な経緯がある。実は、随分前にコミックスの1巻を買って読んでいたのだが、「これはつまらん!」と驚いて即売り払ってしまったのである。一時こうした有象無象の漫画を買いあさっていた時期があり、その時の副産物だったわけだが、日常系、ユル系4コマなどもちょいちょい買っていた中で、初読の印象が「つまらん!」で即売り払った漫画というと、コレと「リコーダーとランドセル」くらいのものである。ファンの方だったら「何を言ってやがる!」と怒るかもしれないが、こればっかりは仕方がなかった。一応自分の中で理由はちゃんとあって、まず絵がどうでもいいっていうのが第1だが、この作品もリコランも、基本的には「特殊設定の主人公」という一発ネタである。サトリの少女のラブコメ、というアイディアや、「どう見ても成人にしか見えない小学生男子とおこちゃま姉」という組み合わせ。そうした出オチ感のあるネタで、4コマ漫画をやるというのはとてもとても難しい。案の定、1巻を読んだだけでも、どの話も基本的にオチは同じになってしまい、本当にワンパターンにしかなっていなかった。もちろん、こんなことをいいながら「ひだまり」あたりは好きなのだから質が悪いが、「オチがユルい、もしくは無いに等しい」ことと、「オチがいつも同じであること」は、やっぱり大きな隔たりがあるのだ(ちなみに、後の漫画整理で「らきすた」なども結局処分してしまっている)。

 そんなわけで、この漫画がアニメ化されると聞いた時に、「原作枯渇も極まったな!」とお約束の感想を持った。こんだけワンパターンの漫画で、しかもそこまで巻数も多くないような作品がアニメ化したところで、どうあがいたって面白くなるわけもない。「リコラン」だったら5分アニメなのでどうでも良かったが、こちらはきちんと30分で1クールやるというのだ。どうあがいても無理な勝負だと思っていた。しかし、少なくとも1話目を観た段階では、この予想は良い方向に裏切られた。つまり、「琴浦さんが可愛かった」。もう、それに尽きるだろう。そして、この作品は今後いちゃいちゃ展開になっても「琴浦さん可愛い」しかないのだから、1話目で「琴浦さん可愛い」レベルが高いということは、実に正しい方向性である。キャラデザの良さもあるだろうし、金元寿子ボイスの力も非常に大きいだろう。しかし、やはりこの手の丸っこいギャグ作品を作るときの太田雅彦の手腕というのは特別なものがあると思う。「可愛い」(英語でいうとcuteだろう)が一番出てくるポイントになってるんですよ。まぁ、個人的に好みの合う合わないはあるかもしれないけど。

 1話目の構成も、Aパートがまるまる激鬱展開という、思い切ったものになっている。今後の展開を知っている人間からすれば「やりすぎちゃうか」と思えるレベルのシナリオなのだが、ここで一気に琴浦さんの過去の傷を掘りさげてしまうことで、主人公との出会いのインパクトが増し、今後の2人の関係性にも意味を持たせることが出来る。救われない過去が凄惨であればあるほど、今後のユルいギャグの価値は高まり、楽しく観られるようになるだろう。もちろん、今後も琴浦さんはちょいちょい関係性に悩んでいくことになるが、1話のこの15分があるおかげで、彼女の悩みがうわべだけじゃなくてきちんとした人生の一部として記録されるのも大きい。考えてみりゃ「サトリ」をモチーフとしたキャラでは定番としか言いようが無い生い立ちではあるのだが、思い切り気合いを入れて描いてくれたおかげで、陳腐さよりも痛々しさが伝わって来たのは良かったと思う。1話目でヒロインが白目にレイプ目ですもんね。こりゃぁ薄い本が捗るよなぁ。贅沢言うなら、琴浦さんの慟哭はミュートじゃなくて是非ひーちゃんに叫んで欲しかったけども。

 太田雅彦とあおしまたかしの黄金タッグであり、制作はAIC Classic。今後は残りの話数を延々2人のいちゃいちゃを見せられることになるわけだが、シナリオの薄さでめげるようなスタッフなら「ゆるゆり」は作れてなかった。大丈夫だと信じます。一応、今後の不安を加味した点数にはしてますけどね。1話で面白かったのは、やたらと背景に気合いが入っていたこと。琴浦さんの実家、どんなデザイナーズハウスやねん。お母ちゃんが飲んだくれてるシーンとか、どっかのバーで飲んでるのかと思ったわ。回想エピソードは全体的に暗めの背景にしてあったので雰囲気が出てたってのもあるんだろうけど。おかげで主人公と会ったあとに「割れた」世界がなんだか無闇に浮いてるように見えてしまったわ。

 中の人はもう、ひーちゃんフェスタという一言で片がつきます。金元テイストも完全に確立しましたなぁ。主人公鍋島君役は、「紛らわしい名前」でお馴染みの福島潤。調べて見ると意外と芸歴長いのな、この人。デビュー年だけで観たら福山潤と同じくらいじゃねぇか。いったいいくつなんでしょうね。

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○「生徒会の一存 Lv.2」 4

 正確には、「えびてん」と同じように先行配信でネット放送は終了してしまっているらしいので新番組ではない。ただ、個人的にネット視聴は余り好きじゃなくて外しているので、これが新番組枠になるのである。

 実を言うと、この「生徒会の一存」は1期を観ていなかったりする。何で観てなかったのか理由はよく分からないが、多分放送してたのを知らなかったとか、そういうパターンだ。おかげで、観たこともないアニメでポロポロとその辺から適当な印象だけがこぼれ落ちてくるという状態だったので、どんな作品なのかは全く知らない。漠然とした印象としては、前クールで観ていた「えびてん」はイメージまんまだったりするのだが(てか今調べたら原作イラストが一緒なだけか)、果たしてこの印象であっているのだろうか。何しろ、一番の情報ソースが知人とカラオケに行った時に歌われた謎だらけのキャラソンのイメージなのだから、そりゃぁ困惑もするってもんだ。

 しかし、この2期1話目は、そうした印象とは随分違うお話だった。というか、多分2期目の一発目ってことで思い切り変化球を投げてきているような気がする。そもそも生徒会メンバーがほとんど出てきていない時点で作品のイメージも何もあったもんじゃない。最終盤で4人が登場した後はそれまでの回想展開とは明らかに毛色が変わっていたわけだし、普通に考えたら1話目は別な作品だったと思った方がいいんだろう。よって、評価のしようがないのである。「えびてん」はどうせ大してイメージが残っていないので、そこまでの評価にはならないんじゃないか、と思ってややさげ目にした。良い意味で裏切ってくれれば嬉しいんだけども。スタッフはあんまり見たことない名前なので判断しづらいが、1話目ではアニメとしての作画普通、演出普通。なんとも言い難い。ラノベシナリオなので特に興味は湧かない。

 ただ、1話目に限って言えば色々と厄介なのは、単に主人公と眼鏡女子が延々しゃべっているだけだった、という部分である。なにしろ、この眼鏡女子の水無瀬さん、声が桑島法子なのである。最近あまり声が聞けていなかったところに、延々30分の桑島ボイス、更にピントのずれたSキャラに罵倒され続けるというご褒美プレイだった。これが毎週続く作品ならば一気に評価は上がるのだが……そうじゃないことくらい分かるからな。ちなみに他のキャストについては、どうやら2期で諸々の変更があったらしいのだが、その結果純度の高いエース作品になっている。美名がメインキャストで出てきているし、直前に事務所脱退で話題になった富樫美鈴もいる。エース組は特定の作品でしか声が聞けないというのが何とも悩ましいが、ちゃんとこういうところで追いかけていかないと仕事ぶりも分からないしな。まぁ、どうしても偏った作品にばかり出演することになってしまうので、役者の経験としてはどうなんだろう、と思うのだが……。

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○「幕末義人伝 浪漫」 4

 発起の理由もニーズもゴールもよく分からない作品が現れた。ときたまこういう作品ってのがポロッと放送されることはあるのだが、アニメオリジナルでわざわざ作られたというその熱情は一体どこからきたものなのか、謎が謎を呼ぶ作品だ。まぁ、正確にはオリジナルではなくてパチンコが原作らしいのだが……パチンコってやったこと無いから「パチンコ原作」っていう意味がよくわからへん。1つだけ言えるのは、「うみものがたり」とか「戦国乙女」とか「ツインエンジェル」は色々と残念なことが多かったということだ。「Rio」は残念を通り越して不覚にも笑える部分はあったのだけれども。

 過去の反省からすると、「パチンコものはシナリオに期待したらアカン」ということだが、この作品はその点で非常に親切であるといえる。なぜなら、原作がどうとか調べる以前に、1話目を見たら「あぁ」と納得出来るからだ。少なくとも、この番組のスタッフに「何か新しい世界を作ってやろう」という意気込みは無いと思われる。シナリオ面に期待されるのは、引き込まれるような魅力的な物語などではなく、片手間で見ても問題無い程度のテンプレでがちがちに固めた「お約束」の集大成。古き良き昭和のテレビ番組。時代劇なり、それ以外のヒーローものなり、長きに渡って日本人が培ってきた「お話」がそこにはある。別にそれが悪いってことじゃない。マンネリズムは安心感に繋がる部分もあるのだし、マンネリがあるからこそ、最後の変身シーンあたりに「どないやねん!」と盛大に突っ込むことも出来るのだし。そういう馬鹿馬鹿しさを彩るには、この「全てをどこかで見たことがある世界」は悪いものではないし、斜に構えたおっさん的には昨今のラノベ文化なんかよりもよっぽど座りが良いようにも感じられるのである。

 ただ……だからといってこれを見たいかというと、決してそうではないわけで……ほんと、誰がどういう目算で番組を作ってるんだろう。アレか、パチンコアニメって、儲からなくてもいいっていう決まりでもあるのか。企画段階での目標がさっぱり分からん。1話目を見る限りでは、シナリオがわかりやすすぎるので、見ていて不自由に感じる部分は無かったし、テンプレはテンプレなりに、すらすら観ることが出来るので悪くはない。演出が徹底的に昭和で統一されているのは好みの別れるところだろうが、意図的に「古い原作」に合わせてるっていうなら、今放送されているドラえもんだって似たようなもんである(流石に強引なこじつけな気もするが)。だとしても、この1話を観て「それなりに満足した」人間が、じゃぁ続く2話目を観たいのかと言われると、そうとは思えないのだ。いったいどこにモチベーションを維持したらいいんだろう。最後の変身シーンあたりからヒーローものとしてエッジを際だたせるのか? いや、多分それだと林立する他の作品がより現代の作風に合わせているのに勝てるとは思えない。テンプレを「そこにあるもの」として求められるには、ぽっと出の1話では範囲が狭すぎる。どうにも、「この番組ならでは」が無いのが心許ない。

 強いて言うならキャラの魅力を出していくこと、がメインになるのだろうが……それならルパンでいいよなぁ。せっかくの時代ものなのに、歴史上の人物をフィーチャーしたような部分もあんまりなかったし(ペリーが極悪面だったのはちょっと笑ったけども)。柳沢吉保が1話目でフルボッコされて再登場があるかどうか。あとは何となく楽しむには中の人目当てっていう方法もあるけどね。中井和哉が楽しそうにやっているのは純粋にプラス。カズ中井は関西人のくせにこういう「何となく江戸っ子」風が妙にしっくり来るのは何故なんだろう。あとは渋めのキャスティングが色々と楽しいので、そのあたりも「安定感」で観るのはアリかな。個人的には、側近のおっさん役が鈴木千尋っていうのが一番嬉しかったけども。ちーくん最近仕事聞けてなかったからな。もっと活躍して欲しい役者の1人です。

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Archetype of Finality 決断の元型 (4)(B)(B) U

クリーチャー、エンチャント・ゴルゴン

2/3

あなたのコントロールするクリーチャーは接死を持つ。

あなたの対戦相手のコントロールするクリーチャーは接死を失い、得ることも持つことも出来ない。

 黒の元型サイクルは大方の予想通りに接死である。全軍接死の愉快さは「ナイレアの弓」がたっぷり教えてくれた。このカードはそれを防御時にも可能にするんだから、そりゃ強烈に違いない。相手の蠍をゴミクズにするのにも一役買ってくれるだろう。ただ、当然そんな愉快な効果は特売に出すわけにもいかず、6マナ2/3という敷居の高さはちょっと残念。タフネス3は色んな方向から死ねるので、この能力を笠に着て突っ込みにくいのは惜しいところだ。まー、決め技だと思えば実用に耐えないレベルではないだろう。地味な利点として「形見持ちのゴルゴン」に殺されない、っていうのがある。あいつの接死を奪えるので一石二鳥。

 

 

Ashiok’s Adept アショクの心酔者 (2)(B) U

クリーチャー・人間、ウィザード

1/3

英雄的 - 各対戦相手は手札を1枚捨てる。

 あんな怪しげな奴に心酔してる時点でろくな奴じゃない。能力としては「トリトンの財宝狩り」の真逆をいくクリーチャーだが、何故かステータスはやや守備寄りになっている。まぁ、フルで英雄能力を使うならこの上にガンガンオーラが乗ることになるので、初期タフネスが高い方が使いやすいかもしれない。ディスカード能力は効果のあるタイミングが限られているのが難点だが、逆に言えば序盤に数回対象に取ってしまえば充分ということでもある。積極的にアドバンテージを狙いにいくプレイが推奨されるので、ある意味「財宝狩り」よりも前のめりなカードといえるのかもしれない。

 

 

Asphyxiate 窒息死 (1)(B)(B) C

ソーサリー

対象のアンタップ状態のクリーチャーを破壊する。

 「お前アンタップ状態だから死ね」。未だかつてなかった理不尽極まりないスペルである。これがコモンの3マナ。ついに黒除去にも新しい時代がやってきたことを感じさせるハイスペック。もう、6マナもかけて必死に毒草をすりつぶして飲ませる必要はないのだ。リミテッドならば至宝級の能力。各種神啓サポートのタップさせるカードにはやや注意。また、ほぼ制限が無いのと同じなので、「破滅の刃」「究極の価格」「闇の裏切り」などからの選択が難しい現在の構築世界で使われてもおかしくない。今の世界にタップ能力持ちがいないっていうのも追い風である。それにしても、これの逆バージョンである「暗殺」は「油断して寝ちゃったら殺された」っていうフレーバーだから分かるんだけど、起きてたら殺されるってどういう状況なんだよ。

 

 

Bile Blight 胆汁病 (B)(B) U

インスタント

対象のクリーチャーと、それと同じ名前を持つ全てのクリーチャーはターン終了時まで−3/−3の修正を受ける。

 「胆汁病」ってどんな病気なんだろう。胆汁が原因なのか、胆汁に異状が出るのか。Magic世界の胆汁は毒物して認識されてるよな。「残響する衰微(DKS)」の効果を更にアンコモン方向に高めたような優良除去。単体を狙うだけでも「最後の喘ぎ(RAV)」なので充分構築クラスで、現在黒デッキが手を焼いている「夜帳の死霊」対策にはもってこい。他にもタフネス3は今まで手が届きにくかった部分だったので、この除去1枚でも割とメタを動かすパワーがある。多少無茶ではあるが、2枚使えば「タッサ」でも除去出来るっていう可能性は買えるだろう。更に、残響効果もあるためにトークン関係にはすこぶる強い。「波使い」の場合は本人を潰した方が早いが、たとえば対処前に2体並んでしまった場合なんかはトークンを優先して潰す選択肢もあり得る。また、最近元気らしい黒単の「群れネズミ」を対処出来るタイミングも少なく無いので、とりあえずメインにこれを放り込んでおけば色々と対処しやくすくなるんじゃなかろうか。

 

 

Black Oak of Odunos オドゥノスの黒樫 (2)(B) U

クリーチャー・ゾンビ、ツリーフォーク

0/5 防衛

(B)、あなたのコントロールするアンタップ状態のクリーチャーをタップする:〜はターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。

 なんと珍しい、テーロスでは初登場となるツリーフォークである。それどころかラヴニカにもツリーフォークはおらず、最後に登場したツリーフォークはアヴァシン環境の「花咲くもつれ樹(AVR)」など。いたなぁ、そんな奴。で、そんな久しぶりのツリーフォークだが、種族の本懐である「ひたすらがっちり、パワーは抑えて」という決まり事を表面上は守っているお利口さん。しかも殴ることすら出来ないのでまさに植物。しかし、そのサイズはどこまでも無尽蔵に大きくなる可能性を秘めており、仲間の血を吸うことで割とガンガン肥大化する。これ1体が立っているだけで、地上クリーチャーの進軍は相当困難なものとなるだろう。そして、血を吸われた仲間はそのターンはバッタリと倒れてしまうわけだが、当然目覚める時には神啓チャンス。ブロッカーっていうか、単なる神啓誘発マシンじゃないかって疑惑もある。とにかく神様から伝言をもらいたいなら、なんでもいいからぐっすり寝ること。レッツ、園芸。

 

 

Champion of Stray Souls 彷徨える魂の勇者 (4)(B)(B) M

クリーチャー・スケルトン、戦士

4/4

(3)(B)(B)(T)、他のクリーチャーをX体生け贄に捧げる:あなたの墓地にある、X体の対象のくリーチャーを戦場に戻す。

(5)(B)(B):〜を、あなたの墓地からライブラリの一番上に置く。

 物々しいなりの、物々しい能力を持った神話スケルトン。「わざわざ調べるまでもないけど、絶対に神話でスケルトンなんて初だよな!」と思って検索したら「荒廃のドラゴン、スキジリクス(SOM)」なんて名前がヒットしました。お前骸骨だったのかよ! さておき、純正スケルトンとしては初の神話クリーチャー。名前からして、多分エレボスさんが統治する死者の国あたりでゾンビたちに崇拝されてる元気な死人なんだろう。その能力は流石の神話クラスで、なんと自分だけ「生ける屍(TMP)」みたいな状態。いや、数は増えないからかなり違うけど、使ってる印象としてはそんな感じになるんじゃなかろうか。「肉狂いの馬」や「アスフォデルの放浪者」なんかを適当に展開しておいて、墓地に溜めた神々とごっそり交換。そうでなくても、とにかく自分のクリーチャーは全部墓地と交換可能。そりゃ夢はひろがりんぐである。ただ、そもそもリアニって「重いクリーチャーをコスト踏み倒して出す」ことに意義があるわけで、こいつ自身がこの重さってのはどうなんだろう。サイズもそんなに無いし。死んでも死んでも蘇るタフさがあるのでいつかは願いも叶うかもしれないが、それまでの行程でどれだけのマナを食うか考えると、ちょっと専用デッキはハードルが高すぎる気もする。ゴルガリが本気出せばどうにかなるんだろうか? そもそもどこぞの軟泥がまだ元気なご時世にリアニってなぁ。

 

 

Claim of Erebos エレボスの催促 (1)(B) C

エンチャント・オーラ

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントされたクリーチャーは「(1)(B)(T):対象のプレイヤーは2点のライフを失う」を得る。

 なんか日本語名が変に所帯じみてる。今までのカードで「Claim」は「要求」と訳されることが多かったのに、何故かエレボスさんは「催促」してくるらしい。「ちょっと困るんだよねー、生きてる人がいるとねー、少しずつ死んでくれない?」みたいなことなんだろうか。案外お茶目な神なのかも。各色に与えられたタップ能力付与オーラの1枚だが、白が3ライフゲイン、青が3枚削り、赤がルーター、緑がマナソースとなっている中で、この「2ライフルーズ」が割とタイトに強い。マナ換算でいうならどれも1マナインスタント程度ではあるが、「何回か使うと相手が死ぬ」と書いてあるのは、これと青だけだ。これまででも「一口の草毒」や「破壊的な享楽」でくらう2点ってのは地味に痛かったわけで、暇そうにしている「アスフォデルの放浪者」あたりにこれを張り、ちくちく起動するだけでも割とゲームエンドは近い。もちろん、神啓持ちとあわせられればグッジョブである。まー、結局このサイクルってオーラの欠点は何一つ解決してない上に、タップ能力だからあんまり殴り役のヒロイックにつけたくないっていう悩みがあるんだけどね。

 

 

Drown in Sorrow 悲哀まみれ (1)(B)(B) U

ソーサリー

全てのクリーチャーは、ターン終了時まで−2/−2の修正を受ける。占術1を行う。

 占術つきの「蔓延(ALA)」。コストは据え置きなので完全上位互換だ。「蔓延」はリミテッドでは1つの決め技になり得た呪文なのだから、当然このカードも同じ強さを持っている。ただ、現時点において、世界は横に並べる構造にはなっておらず、英雄や怪物が一点豪華主義でぶいぶい言わせる世界。優秀な除去とはいえ、修正値がちょっと届きにくいので向かい風は多め。出たばかりの「天馬の乗り手」を殺すだけなら単体除去でもいいしねぇ。構築も、「夜帳の死霊」を筆頭になんか上手いこと逃げる奴らが多い気がする。「ボロスの魔除け」対策とかでどっかに使えないかしらね。

 

 

Eater of Hope 希望喰らい (5)(B)(B) R

クリーチャー・デーモン

6/4 飛行

(B)、他のクリーチャーを1体生け贄に捧げる:〜を再生する。

(2)(B)、他のクリーチャーを2体生け贄に捧げる:対象のクリーチャーを破壊する。

 黒のプレリプロモなわけだが、ん〜〜。7マナ6/4は最近の基準だともう物足りないくらいのサイズである。再生持ちなので一応タフネスの低さはカバー出来るが、「鞭の一振り」圏内っていうのはなんだかもやもやする。下の能力も、狙って運用出来ればそこそこ使えるが、それを狙ってデッキなんて組めるもんじゃないしなぁ。「アクロスの木馬」や「ヘリオッドの福音者」とあわせるか? うーん。

 

 

Eye Gouge 目抉り (B) C

インスタント

対象のクリーチャーは、ターン終了時まで−1/−1の修正を受ける。それがサイクロプスであるなら、そのクリーチャーを破壊する。

 初読で思わず笑ってしまったカード。このテーロスは、世界観を先に構築することを目的としたトップダウンのブロックである。イニストラードのゴシックホラーなどと同様、「神話世界」というフレーバーがまず先にあり、それに肉付けする形でシステムが、カードが作られていく。そんな世界だからこその、思わず納得出来るこの除去カード。目を潰されれば、当然どんな種族だってかなりの痛手だ。まぁ、スピリットとかがどうなのかはよく分からないが、人間も、ミノタウルスも、サテュロスも、巨人もマーフォークもケンタウルスも、海蛇やタコだって、目をやられれば−1じゃすまないくらいのダメージがくる。そして、サイクロプスなら……まぁ、そりゃな。「たかがモノアイをやられただけだ!」って言ってる場合じゃない。単眼に生まれた人生を呪うしかない。ちなみに、この世界にいるサイクロプスは、「不機嫌なサイクロプス」と「都市国家の破壊者」の2体。後者に出会ったら殊勲賞。っつうか、このカードがコモンのせいで、アイツの価値ががた落ちである。更に今回赤のコモンとアンコに1枚ずつそれなりに実用レベルのカードが加わっているので、案外馬鹿にならない効果かもよ。

 

 

Fate Unraveler 運命をほぐす者 (3)(B) R

クリーチャー、エンチャント・ハッグ

3/4

あなたの対戦相手がカードを引くたび、〜はそのプレイヤーに1点のダメージを与える。

 その身に「地獄界の夢(M10)」を宿した奇怪なクリーチャー。なんとそのタイプはハッグである。かつてハッグが登場したのは、他にもノッグルやら怪しい種族が大挙していたシャドウムーア世界以来。一応魔物としては「なんか怪しい魔女的なもの」らしく、Wikiを見ると「鬼婆?」みたいなことが書いてあるので、どんな次元にいてもおかしくはないタイプではあるのかも。で、そんな鬼婆はババアのくせに4マナ3/4とそれなりに体躯が良く、問答無用で相手ライフを削っていく技能を持ち合わせている。かつては「ケデレクトの寄生魔(CON)」が持っていた能力だが、私個人としては唯一フライデーで全勝出来たドローバーンに入れていたカードなので感慨深い。このババアは4マナスタートなので速度は劣るが、クリーチャーとして死ににくいのでコンセプトはまとめやすい。こいつを出した後に「労苦/苦難」を叩きつけると愉快なダメージが入り、相手のハンドが3枚の状態からなら9点だ。割となにかやれそう。

 

 

Fated Return 宿命的復活 (4)(B)(B)(B) R

インスタント

対象の、いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1つをあなたのコントロール下で戦場に出す。それは破壊不能を得る。これがあなたのターンであるなら、占術2を行う。

 黒の宿命的サイクルは「墓場からの復活(M13)」の豪華版。もとが5マナソーサリーなので計算の上では白のラスゴと同じくらいの変化ではあるのだが、影響が単体なのでちょっとコストが厳しく見えてしまう。まぁ、ラスゴと微妙なアンコモンを比べてる時点で色々違うからね。インスタント速度になったおかげでトリックとして機能するようになったし、制限もないのでリアニとしては完璧なのだが、メイン戦術にするにしてもゴールが7マナはかなり遠い。破壊不能になることに何か意味が見出せればいいのだが……ちょっとデッキは作りにくいか。リミテッドならなんとか。

 

 

Felhide Brawler 悪魔の皮の喧嘩屋 (1)(B) C

クリーチャー・ミノタウルス

2/2

〜は、あなたが他のミノタウルスをコントロールしていない限りブロック出来ない。

 黒い熊は「歩く死骸(M13)」で完成をみたと思ったのだが、これといい「肉狂いの馬」といい、なかなか安定供給にはこぎ着けない。まー、その次元の中で他の色とバランスがあるからね。こいつの場合、デメリットとしては赤の「ゴブリンの略奪者(9ED)」相当。黒はそこまで速度に重きを置けないので、守備に回れないデメリットは地味に痛いところだ。ただ、こいつはミノタウルスであるという種族メリットも一応持っているので、「馬」との選択はそれ次第ということになる。1パック目でこれを引くタイミングはかなり難しいってこったな。

 


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○「ビビッドレッド・オペレーション」 6

 今期注目作の2つ目。あの股監督こと高村和宏がお送りする、新たなる尻アニメの幕開けである。シリーズ構成には吉野弘幸、制作はA-1 Pictures。「ストライクウィッチーズ」とはまた違った世界になるのは間違いないが、一体どんなものが飛び出して来るのか。

 当方、既にラジオは聞いているので勝手なイメージは固まった状態で視聴……出来るわけがない。あのラジオでアニメのイメージなんか出来るわけがない。つまり、これまでばんばん挟み込まれていた番宣CMのイメージのみでの視聴開始。全体的な印象を2つにまとめると、「そこまで尻でもなかったな」というのと、「これ、戦隊ものか」。

 1つ目、尻については、まだろくに戦闘も始まっていない状態なので何ともいえないが、ストライカーユニットの設定から人智を越えた軍服のデザインまで、徹底して阿呆に全力疾走していたストパンとは違って、こちらの作品は一応現実的な部分を多く残している。まぁ、近未来っぽいのに女子中学生がブルマだったり、じいさんが作ったビビッドシステムから何故かマーチングバンド風のエロ衣装が飛び出したり、相変わらずではあるのだが、少なくともストパンほどダイレクトに「そっち方面への追究」をする作品ではなさそうだ。おそらくシナリオ面の重みはストパンよりも大きくなると予想されるので、多分このアニメでは「スースーするの」や「モゾモゾするの」のようなエピソードは出てこないのじゃなかろうか。脚本に入っている吉野氏がどの程度その辺のファンのニーズを分かっているかにもよるが,もう少し「格好良さ」みたいなものを見せる方向に寄るような気がする。

 そして、「尻要素」を抜いた時に残る要素が、「戦隊もの」ということになる。まぁ、女の子だらけだから正確にいうと「プリキュアもの」になるような気もするが、プリキュアはあくまで少しずつ戦隊メソッドに寄った作品がある、というだけで、軸は別物と考えるべきだろう。となると、やはりこの1話目は完全に戦隊もののソレである。日常風景と、どのような世界観であるかという舞台設定を概観し、突如表れる謎の敵キャラ。軍部が出撃するも、正体不明の敵になすすべもなく敗れ、そこに現れるマッドサイエンティスト。彼は以前から敵勢力の侵攻を予期しており、そのための秘密兵器を用意していた。さぁレッド、今こそ変身のときだ!! ほら、完全に戦隊だ。レッドから変身始めるパターンだからジェットマンとかその辺に近いのかな。

 こうなると、後は戦隊メソッドで追いかけるしかなくなる気がするのだが、そう考えると1クール(だよね?)で終わるっていうのはいかにも短い。「レッドが変身したところで終わり」というのは戦隊の1話じゃちょっと考えられないペースだし、13話しかないとしたら、当然プリキュアのように「1話で1人ずつ仲間に」なんてくだりをやっていたらあっという間に最終回になってしまう。ここから一体どのように味方キャラを見せて、敵キャラを見せることになるのか。なかなかの難問である。もちろん、ここから戦隊ものとは全然別な方向に飛んでいく場合もあるかもしれないが、正直、1話の「真っ正直に燃えるアニメ」っぽさを見る限り、あんまり捻ってくる作品だとは思えないんだよね。1話でのあかねの全力疾走や、魔法少女のごとき見事な変身シーンなんかを考えると、アツさでは「なのは」シリーズに対抗する、真っ向からの「変身武闘派少女もの」としての見栄えに期待したいところである。

 やはり画面がとにかく綺麗。「綺麗」というのは色々と意味があるが、高村絵なのでとにかく見やすい、っていうのと、股監督の面目躍如たるキビキビしたモーション冴え渡っているのが実に痛快だ。1話でもっとも評価すべきは当然その部分だろう。考えてみりゃストパンだってシナリオ自体は捻りの無いスポ根ものだったわけで、今作についてもシナリオ云々よりも友情で努力で勝利な王道パターンさえ固めて思い切り高村節を披露してもらえれば、それだけで充分満足出来るとは思う。もちろん、シナリオ面でもちゃんと見せてくれるなら言うこと無しですよ。ただ、1話の時点で色々とツッコミどころは多いので、あんまり真剣に考えちゃうと損しかしない気がする。「突然エネルギー事情ががらっと変わったら、むしろ既得権益があるんだから戦争は悪化するよね」とか、「地球を一変させるような大発明をした博士、いくらなんでも貧乏すぎるだろ」とか。まぁ、後者については何か理由があるみたいだけども。エネルギー事情についてはなぁ、真面目に考えるとヤバいからな。それこそ同じ(?)戦隊もののゴーバスに出てきたエネトロンタンクみたいなもんだと思えばいいや。アローンっていう名前のバグラスを対峙するビビッド戦隊たち。まぁ、面白そうじゃないですか。ロボ戦が無いのは仕方ない。

 そんなよく分からないテンションの番組を支えるのは、ほぼ若手で固められた楽しみな面々。メインを務める佐倉綾音は、少しずつではあるが自分の歩むべき道を見つけ出したみたいで活き活きしている。脳天気に勢いで押せる役の方が今の彼女には合っているでしょうね。今回登場したブルーの子、村川梨衣は若手メンバーの中でも一番の新人(実年齢は分からない)。年の近い役者が多いだろうし、デビュー戦としてはやりやすい現場なのではなかろうか。更にこれにバウム、まれい、名前のよく似た内田彩と並ぶのが戦隊を構成する5人ということになる。アホのレッドとお調子者のグリーンだけ分かる。ブラックが中二病かぁ。どんな戦隊になるのかなぁ。ちなみにマスコット兼博士役に特撮でもお馴染みのてらそままさき氏がキャスティングされてるのもなんだか意味深である。なんか、だんだん「架空の萌え戦隊作ってプリキュア釣ろうぜ」みたいな企画に見えてきたわ。全力で釣られクマー。

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○「gdgd妖精s」 5

 まさかまさかの第2期である。こんなんが2期制作決定って、本当にこの業界はどうなってるんだろうと思わずにはいられない。そりゃ制作費はかからんだろうがな。2期を作る資金の一部が私の買ったBD代だと考えると……わぁい、めでたいな。

 しかし、再開するからといって油断は出来ない。どうも金が絡み始めた影響で本当にgdgdだった1期のお遊びの頃とは話が変わり、もう少し大人の人たちが関わってくるようになってしまっている部分も少なからずあるようなのだ。具体的には、作品の全てを司っていた菅原そうた氏が今回は一歩引いた形になっているなんて話もあるし、実際1話脚本は違う人。ひょっとしたら体質が大きく変わっているかもしれない。ネタの純度が勝負の作品なだけに、ちょっとした変化で本当に単なるグダグダになってしまう危険性は常に含んでいるのだ。

 で、1話目を見た感じだと、まぁ、無難なスタートかな、という気はする。冒頭の謝罪ネタなんかはまんまで捻りが無いのでそこまで笑えるものではないのだが、謝罪の席でピクピクたちの脇に並んでいるオールキャストの映像だけでも不覚にも面白い。色んなキャラが出てたなぁ、としみじみ思う(そのくせ、森下さんだけはちゃっかり撮影する方に回っているのがずるい)。他にも、「パクリはしません」と宣言した直後にいきなりやらかしたり、導入が1期と全く同じで戦慄したり、旧作ファンにとっては嬉しいサプライズも多いし、エンディングがよりオリジナリティの高いものになり、その後の次回予告映像が静止画からアニメに進化し、よりひどいものになるなど、予算に余裕が有るが故のパワーアップも随所に確認出来た。ま、そんなに肩肘張って見る作品でもないし、1期同様に時折突っ込みながら見られればそれで良いかな、とは思う。

 ただ、アフレ湖が整備中だったのは素直に残念だったけどね。この作品はあそこが本編と言っても過言ではないのだから、早く使えるようになってほしいものだが……。

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○「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」 4

 千和が出ているのに千和が出ていない作品が始まった。なんか、そんな話題だけ見聞きしていたよ。「千和」っていう名詞は、もう「ピサの斜塔」とかと同じ唯一名詞と解釈してもいいと思ってたのに、今後の世界ではそうはいかなくなるってことなんだよなぁ。しかも、何で幼なじみが千和かっていうと作者が千和のファンだかららしいじゃない。そういうのってどうなんだろうなぁ。自分で好きな人の名前のキャラ書くのって……逆にしんどくないか? これで千和キャストが実現していれば悲願も叶ったんだろうけどなぁ。ちなみに、千和キャストが実現したりしたら、今ジャンプで連載してる「クロスマネジ」がアニメ化したらどうなってしまうんだろう、とか恐ろしいことを考えてしまう。いや、無いだろうけど。スポーツショップの店員で出てきた「中原」さんは麻衣なのか茂なのか考え始めると、気になって昼も眠い。

 さておき、この作品であるが、タイトルの痛々しさから分かる通りの純然たるラノベ作品。こういうタイトルって、見た時点であらすじが分かっちゃうわけで、何一つ得しない気がするんだけどね。導入もきっちり予想通りであり、「彼女」と「幼なじみ」が紹介されて終わった。キャラデザやなんだか淡い配色なんかはすごく「さくら荘」に近い気がするけど、別にスタッフとか被ってないんだよな。監督は「うさぎドロップ」でも監督を務めた亀井幹太氏ということで、期待したい部分はあるし、1話目も特に悪い点があるってわけではない。むしろ演出面は非常に見やすい上に台詞を載せる際の映像の流し方とか、印象的な画面作りは上手い部類だと思う。思うのだが、どうしても「ラノベだしなぁ……」というマイナス予測が先立ってしまってテンションがあまり上がらない。「彼女」の方のキャラは今のところそこそこ立っているとは思うのだが、結局彼女が主人公だけを狙って声をかけてきた理由がよく分からないんだよ。クラスメイトの中で人間関係をつくるとしたら、まず女友達が出来るのが先で、そこからあの性格が漏れ聞こえるようになれば、彼女が悩んでいる「恋愛の煩わしさ」からは解放されるわけだしさぁ。女友達が出来ない人間の時点で人間性は察した方がいいだろうに。主人公にキャラを隠さない時点であんまり世間体を気にしてるようにも見えないし、なんでこんな面倒な関係性が構築されるに至ったのか、やっぱり分からないのである。例によって「ラノベ的お約束だからこういう展開でいいだろ」みたいな筋立てが先立って、あんまりお話に入っていけないんだ。

 まぁ、そこまで真剣に見るもんじゃないとは思うけどね。前クールだったら「おにあい」とかだって筋立てなんて何一つ無い話だったのに、結局アニメは見ちゃったわけだし。これもあんまり面倒なことを考えずに見られりゃいいんだけども……絶対俺は幼なじみ側に荷担する気がする。今までの傾向から考えて。あ、そういや主人公の中二設定が絶妙にタイミングが悪い、なんて話題もあるが、まぁ、最近はこういうのも多くなってるし、ネタかぶりっていうほど気にするもんでもないやね。赤崎キャラは必ず厨二と付き合わされて大変だが。一番まともな共演者がソーニャちゃんってのはどういうことだい。

 というわけで中の人の話だが、主人公が「おにあい」の秋人で、その回りに森サマーがいるという非常にややこしい状態。いや、分かりやすいキャラだけども。千和という名の千夏は、やっぱりシンプルな脳天気さが出ていて良いと思いますよ。そして、真っ向からそれに対抗するのが、大御所登場、田村ゆかりである。彼女がいるおかげでオープンエンドの歌唱に芯が通って良かった。キャラとしても、当然びくともしない強度を持っているので無問題。千和がいないのは残念だが、それがデフォルトならば別に気にはならないな。逆にサブキャラで出てこられてもややこしくなるだけだ。

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○「たまこまーけっと」 5

 さぁ、やってまいりました、今期注目作の1つ、たまこまーけっと。けいおんスタッフが送るけいおんじゃない作品、果たして一体どんなものが飛び出すのだろうか。

 …………うわぁ、餅喰いてぇな。昔からクリームとかチョコとか洋菓子一辺倒だったんですが、年を取ってくると少しずつ和菓子の良さも分かりはじめてね、美味い餅は本当に美味い……。うん、そんな感想だな。1話目で何を語ればいいんだよ。予告でやってた通りの内容だったよ。この懐かしさは恐ろしいものがある。何も起こらないんだろうなぁ、何か起こったらあかんのやろうなぁ。考えてみれば、古き良き日本のアニメって、そういうものだったんだよね。赤塚不二夫とか藤子不二雄とかさ、「ご町内で何かが起こる、毎週単発でだらだら続くアニメ」って。まぁ、トリの存在感を考えたらどう見てもグーグーガンモだから細野不二彦だけど。とにかく、他に放送されている諸々のアニメといっしょに考えるのは難しい、何とも不可思議な作品。

 「ご町内もの」というテイストは割と好きだ。公式ページのキャラ紹介を見てもほとんどが商店街のおっさんおばさんばかりというものすごい陣容であり、ここから学園ラブロマンスにもならないだろうし、もちろん能力バトルにも推理サスペンスにもならないだろう。一応トリの存在はこの上なくファンタジーではあるし、ラストの謎映像など一応それっぽい要素は残っているが、そこに注目しても仕方ない。アイツはあくまでドラえもんのような、ウメボシ殿下のような、ポコニャンのような存在でしかないのだから、敢えて分類するとしたら「ギャグアニメ」でしかない。そして、そのユルさは「何かを求めて真剣に見る」という視聴体制を完全に拒絶している。しかし、そのくせ制作は京アニなので、「何かを求めて真剣に見る」ことを強要されてもいる。これは難しいぞ。この作品を面白く見られるにしても、最終的につまらなくなって断念したとしても、「何故私はけいおんがあんなに好きだったのか」という疑問の答えを得る一助にはなりそうだ。「ライブも卒業もないけいおん」だとしたら、私は一体どんな感想を持つのだろうか。

 しかしそれにしても本当にけいおんワールドである。いや、中身はけいおんとは別物なんだけど、描かれるもの全てがけいおん的である。これが山田尚子の世界であり、堀口由紀子のキャラであり、京アニの作るアニメである。それを見ているだけでもある程度満足出来てしまうのは、我ながら安易過ぎる気がしてちょっと怖い。でも仕方ないよなぁ、それが京アニの持つパワーだからなぁ。当然現状ではけいおんが上だし、第一印象でいったら「中二病」の方が圧倒的に上なのだが、考えてみりゃけいおんだって1期1話目ではそんな印象だった気もする。いや、むしろ「また萌え4コマかよ!」ってので印象が悪かった気もする。この作品だって「また日常ものかよ!」てなもんで、印象は悪くなってもおかしくないのだが……これを目くじら立てて批判するのは流石に間違っている。ひょっとしたら「退屈」は訪れるかもしれないが、どうもこのドタバタ感は「日常的ユルさ」を許してはくれない気がする。1クールの間とはいえ、毎回何かしらかき回してくる気がする。色々と余計なことを考えながら、少しずつ「分かって」いくことを祈りたいものだ。

 当然、話題は中の人のことに移っていくわけだが、今作はまた京アニらしく、メインキャストに新人を多く抜擢している。特に主人公たまこ役の州崎綾については、なんとオープンエンドの歌唱まで任されるという大役を仰せつかった。番宣CMのときは「なんかしゅが美に近いぽわぽわした声か」と思ってたけど、通して聞いてみるともう少し固めかな。たまこの演技は割と素に近い声でやっているように聞こえるが、今のところは特に可もなく不可もなし。お歌の方も、まだまだプロには届いてない気もするけど、一生懸命さは伝わってくる。京アニ作品のレギュラーといえば過去に無名の声優がことごとくメジャーへ駆け上がるきっかけになっているまさに登竜門である(相沢舞だけなんか不憫だったが)。ここから新たな未来を切り開くきっかけとなるだろうか。楽しみに待ちたい。同様に、クラスメイト2人を担当する金子有希、長妻樹里という名前も初めて見るもので、このあたりが「今後どうなるか楽しみ」枠である(あともち蔵の中の男の子も若手か)。

 その一方で、回りを固める商店街のお歴々には恐ろしいほどのラインナップで固めてあるのが驚愕。たまこの親父さんと向かいの餅屋が急に藤原・立木で喧嘩を始めた時には吹いてしまった。「たまや」のおじいちゃんは西村知道、「大路屋」の奥さんは雪野五月である。ちなみにたまこの妹は日高里菜ちゃん。最年少のくせにこの安定感。更に商店街には辻谷耕史、成田剣、渡辺久美子などが名を連ね、どさくさに紛れてぴかしゃも大人役で参戦。何故か小野Dはオカマである。個人的に一番笑ったのは銭湯のじいさんが津久井教生だったこと。あの声で「動物としゃべるのが夢だったんだ」って言われても、あんたニャンちゅうやらヤツデンワニやら、動物の方が多いくらいじゃないですか。そして、この作品を全て握っているのが、トリ役の山崎たくみ。……この人も実は割と「動物声」なんだよなぁ。粘っこいなぁ。

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